杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第44回」 (56)

シンデレラジオの続編です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392305310

杏「ラジオネーム『であるか』さんからだよ」

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1月23日、シンデレラジオを聞く。

杏ちゃん達が雪遊びをしたという話をしていた。

何を隠そう、僕もその日雪遊びをしていたんだ。一人で。

雪をシャリみたいに握って、海苔を巻いて、醤油を垂らして食べたり

みかんを突っ込んで、天然の冷凍みかんを作ったり

お願い!シンデレラのCDを冷やしたり、CHARAをdisったり。

杏ちゃん、今年の雪は香りが強くて上質な出来栄えですよ。
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杏「ボジョレー・ヌーヴォーか何か?」

杏「杏」

輝子「輝子…」

小梅「小梅の…」

小梅「シ、シンデレラジオー…!」

輝子「シンデレラジオォォーー!!ヒャッハァ!」

杏「シンデレラジオ~…ふわぁ」

小梅「始まりました…杏・輝子・小梅のシンデレラジオ、第44回目…です」

小梅「この番組は…CGプロのアイドルの、最新情報を…お届けしたり」

小梅「ゲストを呼んで…お話したりする、番組です」

小梅「パーソナリティは…私、白坂小梅と」

杏「双葉杏と~」

輝子「星輝子…の3人で、お届け…するよ、フヒッ」

杏「44回目だよー」

小梅「ゆ、雪…食べたんだ…」

輝子「フヒッ…お寿司みたいだね…」

杏「お腹壊してもしらないよー」

輝子「ぜ、絶対…美味しくないよね…」

杏「醤油と海苔の味しかしないだろうしねぇ」

杏「何か、ネタを乗せたらちょっとは違うのかもしれないけど」

小梅「で、でも…雪…」

杏「口の中に入れたらびしゃびしゃだよ」

輝子「れ、冷凍みかんは…アリかもしれない…」

杏「固まるまで冷えるのかな?雪に突っ込んだとしても」

杏「天然の冷蔵庫なんて言うけど、冷凍庫にまでなり得るのか」

小梅「ど…どう、なのかな…?」

輝子「も、もっと寒い…北国なら…固まるかも…」

杏「そういう場所でやると、冷やしてる間に除雪車に持っていかれそうだけど」

小梅「ま、巻き込まれちゃう…」

輝子「フヒヒ…あ、ありそうだね…」

杏「で、また謎のCD冷やし勢が」

輝子「フヒヒ…す、好きだね…CD冷やすの…」

小梅「ま、前も…お願い!シンデレラのCDだったよね…?」

杏「なんでみんなCDを冷やしたがるのかな」

輝子「ジンクスとか…あるのかな…」

杏「CDを冷やすと腰痛が治る、とか?」

小梅「よ、腰痛が…?」

輝子「フヒヒ…絶対、無関係だよね…」

杏「しかし翌日、自宅の冷蔵庫で自分のCDを冷やしている菜々さんの姿が…」

小梅「な、菜々さん…」

輝子「こ、この最後のところは…杏さんが言ってたヤツ…だよね」

杏「そうそう。ボジョレー・ヌーヴォー」

杏「10年に一度の出来とか、過去最高の味わいとか」

杏「近年で一番出来のいいと言われた○年に匹敵する出来とか、毎年言ってるんだよね」

小梅「よ、よく分からない…」

輝子「フヒヒ…お、面白い…評価だね…」

杏「今年はどうなることやら」

小梅「せ、先週は…蟹、沢山食べたね…」

杏「ねー」

輝子「一生分…食べた気がする…フヒッ」

杏「蟹食べる機会なんてそんなにないもんねぇ」

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何が一番美味しかったです?
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杏「うーん、全部美味しかったからなぁ」

小梅「え、選べないね…」

輝子「フヒ…悩む…」

杏「んー…やっぱり蟹鍋かなぁ」

輝子「お、美味しかったね…」

小梅「お、お刺身と…お寿司も…」

杏「うんうん」

輝子「さ、最後の…雑炊も、よかった…」

杏「やっぱり決められないね」

小梅「ど、どれも…美味しかったから…」

輝子「仕方ないね…フヒヒッ」

杏「さてさて、そんな感じで早速ゲストを呼んじゃおう~」

輝子「今日のゲストは…誰だろうね…フヒヒ」

小梅「じゃ、じゃあ…今日の…ゲストを、呼ぶね…」

小梅「今日の…ゲストは…この方です…」


GO! BUDDY GO! ANY WHERE YOU WANT!

さぁアクセル踏んで!

GO! BUDDY GO! ANY WHERE YOU WANT!

ギアをトップに入れて!


杏「何の曲だろ…」

小梅「わ、分からない…」

輝子「で…でも、なんとなく…誰が来るか…分かったかも…」

杏「そうだねぇ」

美世「こんにちはー!」

小梅「み、美世さん…こんにちは…」

輝子「ど、どうも…フヒヒ」

杏「やっほー、美世ー」

美世「お呼ばれしたので来ちゃったよー♪」

杏「いらっしゃいー」

小梅「ゆ、ゆっくり…していってね…」

杏「入り口の所にふなっしーの痛車が止まってると思ったら、美世だったんだね」

美世「え!?」

小梅「そ、そんなの…止まってたかな…?」

輝子「わ、私は…見てない…」

杏「ガソリンの代わりに梨汁で動いてそうだよね」

美世「あはは、ガソリン代がかからなくていいね、それ」

小梅「な、梨1個で…どれぐらい、走れるのかな…?」

杏「20kmぐらい?」

美世「結構走れるんだねー…って、あたしの車じゃないからね!?」

杏「ノリツッコミおつです」

美世「もう、杏ちゃんってばー」

双葉杏(17)
http://i.imgur.com/ai44pTZ.jpg
http://i.imgur.com/CGS8uxM.jpg

白坂小梅(13)
http://i.imgur.com/q8tVBv7.jpg
http://i.imgur.com/CqU947O.jpg

星輝子(15)
http://i.imgur.com/aehTxMv.jpg
http://i.imgur.com/Tq4Nbx2.jpg

原田美世(20)
http://i.imgur.com/d8FxwZJ.jpg
http://i.imgur.com/lNXnJ48.jpg

杏「さてさて、ツイッターの方は…」

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ダチャーンきましたわー
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ブロロンブロロン!
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美世ちゃんきたー
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ダチャーンの車になりたい
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美世「わぁ、みんなありがとう!」

杏「ブロロンブロロン!」

美世「そ、それはいいから!」

小梅「み、美世さんの車になるって…どういうこと…?」

杏「多分、美世の代わりにブロロンブロロンしてくれるから、それに美世が乗るんだよ」

美世「えええ、イヤすぎる…」

輝子「フヒヒ…目立つね…」

杏「この場合、車道と歩道、どっちを走るべきなのか」

美世「馬車とか人力車は車道だから…これも、車道になるのかな?」

杏「車道を走るブロロン」

輝子「フヒヒ…シュールだね…」

小梅「は、走れるのかな…?」

美世「まともにスピード出ないと思うけど…」

杏「じゃあ、美世、改めて自己紹介よろしくー」

美世「オッケー!リスナーの皆、こんにちは!原田美世だよ!」

美世「今日はフルスロットルでいくから、よろしくね!」

杏「逮捕しちゃうぞフルスロットル?」

美世「えっと、漫画だっけ?」

杏「原作は漫画だねー」

小梅「し、知らない…」

輝子「フヒ…初めて聞いたね…」

杏「一番新しいヤツでも結構前の作品だからねぇ」

美世「あたしよりは、早苗さん寄りの内容だよね」

杏「逆に考えるんだ、早苗さんとユニットを組んじゃえばいいんだと」

美世「なるほど!それは面白そうだね!」

杏「白黒の車繋がりで峠を攻めるというのもありだけど」

美世「ん、なにそれ?」

杏「頭文字D」

美世「あー、聞いた事はあるかも!」

小梅「ぜ、全然分からない…」

輝子「フヒヒ…杏さんの引き出しの多さ…」

杏「じゃ、そんな感じで小梅提供よろしく~」

小梅「あ…う、うん…じゃ、じゃあ…提供、言うね」

小梅「え…えっと、杏・輝子・小梅のシンデレラジオ」

小梅「この番組は…民明書房の提供で、お送りします…」

杏「あー、ウチのアイドルをネタにして出てても違和感ないなぁ…」

美世「例えばどんな本?」

杏「『カブトムシでも分かる熊本弁完全翻訳辞典』とか」

杏「『ドーナツ四千年の歴史』とか『李衣菜に学ぶロック』とか」

小梅「ど、どれも…なんだか、怪しい…気がする…」

美世「でも、ちょっと読んでみたいかも…?」

杏「ある程度数が揃ったら、文香に管理してもらおう」

輝子「い、いってみよー…フヒ」

杏『………』モグモグ

小梅『………』モグモグ

輝子『………』モグモグ

菜帆『………』モグモグ

杏『杏』

輝子『輝子』

小梅『小梅の』

杏・輝子・小梅『シンデレラジオー!』

小梅「今回は…ゲストに、音葉さんが…来てくれてるよ」

美世「よろしくねっ」

杏「咀嚼音をジングルにするってどうなの」

小梅「は、恥ずかしい…」

輝子「ほ、放送事故の危機だったね…フヒヒ」

美世「何食べてたの?」

杏「蟹」

美世「あー…蟹を食べてると皆黙っちゃうって言うよね」

杏「きらりと茜と恵磨も蟹を与えれば……静かになりそうにないなぁ」

輝子「で、ですよねー…フヒヒ」

小梅「え…えっと…こ、今回も…ゲストへの…質問メールが、沢山来てるよ…」

美世「みんな、ありがと!」

杏「それじゃ、メール紹介していくよ~」

杏「ラジオネーム『夢見がちなお年頃』さんからだよ」

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美世さんに質問です。

ドライブ中のBGMに、般若心経を流したことはありますか?
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美世「般若心経!?」

杏「うわー、盛り上がらなさそう…」

輝子「テ、テンション…下がるね…フヒヒ」

美世「もっと、盛り上がる曲にしようよ!」

杏「うーん、じゃあ、メルヘンデビュー!で」

輝子「あの…なめこの歌がいいな…フヒッ」

小梅「か、怪談CD…どう、かな…?」

美世「えぇぇー…」

杏「この3つか、般若心経か、どれか1つ選ばないといけないとしたら」

美世「選択肢が酷い……じゃ、じゃあ…メルヘンデビュー!で…」

杏「わーい」

小梅「ざ、残念…」

輝子「しょうがないね…フヒッ」

美世「ここは菜々ちゃんの曲を選んでおくべきかなーと思って」

杏「次ー。ラジオネーム『お前が舵を取れ』さんからだよ」

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美世さんに質問です。

夏の日に、愛車のボンネットで焼肉をした事はありますか?
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美世「ないです!」

杏「車の表面、かなり熱くなるもんねぇ」

小梅「さ、触ったら…火傷しちゃいそう…」

輝子「お肉…焼けるのかな…」

杏「これ、実験してる人が結構いるみたいだよ」

小梅「そ、そうなんだ…」

美世「みんな、おかしなことするんだねー」

輝子「結果は…どうだったの…?」

杏「無理みたいだね」

輝子「そ、そっか…ちょっと、残念だな…フヒッ」

杏「でも、目玉焼きならいけるらしいよ」

小梅「目玉焼き…」チラッ

輝子「目玉焼き…」チラッ

美世「やらないよ!?絶対にやらないよ!?」

杏「それに、今は冬だからねぇ。半年待たないと」

美世「半年待ってもやらないよ!?」

杏「これはラジオネーム『ブラックラック』さんからだよ」

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美世さんに質問です。

チェーンだと思ってタイヤに巻いていたものが、ウィンナーだった事はありますか?
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美世「絶対ないからね!?」

杏「まだ繋がってる状態のヤツね」

輝子「フヒ…わ、分かる…アレだよね…」

小梅「た、タイヤに…巻けるかな…?」

美世「絶対無理だと思うけど…」

杏「巻けたとしても、発進した瞬間ウィンナー潰れるよね」

輝子「グチャグチャだな…フヒッ」

小梅「あ…つ、潰れるウィンナーって…な、内臓みたいd」

杏「はい、ストップストップ!」

美世「小梅ちゃーん!?」

輝子「お、お昼時に…グロいのは…いけない…」

小梅「あ…そ、そっか…」

杏「質問メールはこんな感じかな?」

美世「えっ、終わり!?普通の質問はないの!?」

輝子「フヒヒ…な、ないです…」

美世「えええっ!?」

小梅「い、いつも…こんな感じ、なの…」

美世「そうなんだ…随分、変わってるんだね?」

杏「リスナーがこういうのしか送ってこないからねー」

杏「にしても、美世がゲストなだけあって車関係の質問がばっかりだったね」

美世「みんなが、私が車好きなの知っててくれたって事かな?」

美世「…内容は、ちょっと、おかしな方向にいってたけど」

杏「次ドライブする時はね、是非メルヘンデビュー!を流しながら」

輝子「い、一曲じゃ少ないから…なめこの歌を流してもいいんだよ…フヒッ」

小梅「じゃ、じゃあ…怪談CDも…!」

美世「あたし、もうちょっと普通のドライブがしたいな…」

杏「ウサミンパワーで峠を越えよう」

美世「ウサミンパワー万能だねぇ」

杏「さて、次はこのコーナーいくよー。『ぷちボラ』~」

杏「リスナーの皆がアイドルの為にしてあげたちょっとした良い事を報告して貰うコーナーだよ」

美世「あっ、なんか良さそうなコーナーだね!」

杏「みんなの心の中にワゴン車で突っ込むコーナーだよ」

美世「えっ」

杏「台本に書いてあるからね、仕方ないね」

美世「あっ、本当だ…」

輝子「フヒヒ…ど、土足で入り込むより…もっと酷いな…」

小梅「も、もっと、ゆっくり入ってあげて…」

杏「戦車で突入してもいいんだよ」

美世「もっと酷くなっちゃった!?」

杏「乃々あたりにやったら完全に心が折れちゃいそうだよね」

輝子「や、やめてあげて…」

杏「逆に茜とかは素手でガッシリ受け止めたり」

小梅「せ、戦車を…?」

美世「鉄壁のハートだね…」

杏「というわけで、今週もどんどん紹介していこう~」

>>16が音葉になってないか

杏「ラジオネーム『ウルフリック西尾』さんから」

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詩織さんの家に、大量の海ぶどうをばら撒いておきました。
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杏「そうだね」

美世「海ぶどう!?」

小梅「い、家中…磯の香りが…」

杏「家に帰れば沖縄の海の事を思い出せるよね」

輝子「優しい…フヒヒ」

美世「えっ、ちょっと待って!気持ちはわかるけど、だからって海ぶどうをばら撒かなくても…」

杏「生魚とかの方が良かったかな?」

美世「食べ物から離れてー」

輝子「沖縄…冬でも、あんまり寒くないんだよね…」

杏「だろうねぇ。いいなぁ」

小梅「ほ、北海道は…夏でも、暑くない…?」

杏「夏は北海道、冬は沖縄で過ごすスタイル」

美世「ふふ、なかなか快適そうだね。お仕事とか大変そうだけど」

杏「どこにいても仕事ができる職業なら可能かな。物書きの人とか」

美世「原稿はメールとか郵送で送ることができるもんね」

杏「家から出ないで仕事できるってのは魅力的だよねー。あとは、これで仕事せずにすめば…」

美世「それはただの無職だよね…」

>>23
Oh...
脳内補完でオナシャス

杏「ラジオネーム『ぼのの』さんから」

小梅「の、乃々さんからだ…」

美世「えっ、乃々ちゃんがハガキ送ってきてるの?」

輝子「そ、そうだよ…フヒ」

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美玲ちゃんの眼帯を両目につけてあげました。
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美世「ちょっと乃々ちゃん!?」

杏「見えないから!」

輝子「両目に眼帯って…シュールだな…フヒッ」

杏「小梅が眼帯したら、一つだけでも見えなくなっちゃうよね」

小梅「あっ…ほ、ホントだ…」

輝子「左目にしたら…両目が、隠れるからね…フヒッ」

杏「蘭子と飛鳥も眼帯つけて、眼帯中二ユニットとか作ったら面白そう」

杏「皆で仲良く『爆ぜろリアル!弾けろシナプス!』とか言って」

美世「あはは、なにそれ」

杏「蘭子はノリノリ、美玲は恥ずかしそうに、飛鳥は仕方ないからノってあげてる感じだとよし」

小梅「み、みんな…14歳だもんね…」

杏「これはイケる」

杏「ラジオネーム『尾中推丹』さんから」

杏「お腹すいたーん」

美世「人の名前みたいだね」

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クラリスさんのまぶたに、油性ペンで目を書いておきました。
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杏「私、目開いてますよー」

美世「そういえば、目が開いてるところ見た事ないかも…」

杏「開いた瞬間、国が一つ滅んじゃうからね、仕方ないね」

美世「えぇっ!?」

小梅「す、凄すぎる…」

輝子「フヒ…衝撃の事実だ…」

杏「蘭子から『教会』とかそんな感じのコードネームで呼ばれるレベル」

美世「あはは、なんかそれっぽいかも」

杏「…杏もまぶたに目を書いて、起きたふりしてようかなぁ」

美世「喋らないとすぐばれちゃうと思うけど…」

杏「今まで喋った分を切り貼りして、音声さんに上手い事流してもらおう」

輝子「お、音声さん大変だね…」

杏「ラジオネーム『にゃんみおー』さんから」

杏「にゃんぱすー」

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莉嘉ちゃんのカブトムシを、ヒョウタンゴミムシとすりかえておきました。
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杏「それはクワガタじゃない!ヒョウタンゴミムシだ!」

小梅「ヒョ、ヒョウタンゴミムシ…?」

美世「なんか、ゴミムシって名前からしてイヤな感じがするけど…」

杏「クワガタにちょっと似てる虫だね」

輝子「クワガタに似てる虫なら…カブトムシだと、すぐバレそうだな…」

杏「ポッキーの先端とかをくっつけてごまかそう」

美世「ちょっと無理があるような…」

小梅「クワガタの刃と…カブトムシの角…両方、ついてる…」

杏「あ、ホントだ」

輝子「あ、新しいな…」

杏「刃と角が合わさり最強に見える」

美世「ついてる位置的に、邪魔しあって機能しなさそうだけど…」

杏「そんな感じで、みんなも自分のぷちボランティアを送ってきてね~」

杏「それじゃ次のコーナーいくよー」

杏「『目指せご褒美!アイドルバトル』~」

杏「パーソナリティチームとゲストでバトルをして、ご褒美ゲットを目指すコーナーだよ」

杏「杏達が勝てば、勝った人数に応じたポイントが貰えて、それが一定数溜まればご褒美ゲット」

杏「ゲストが杏達に勝てば、その場でご褒美が貰えるよ~」

杏「杏達全員に勝てば、豪華なご褒美が貰えるから、ゲストも頑張ってね~」

杏「今週からポイントがリセットされて、また0からのスタートになるよ」

杏「次のご褒美まであと20ポイントで、1ポイント繰り越しがあるからあと19ポイントだよー」

小梅「に、20ポイント…」

輝子「一気に増えた…」

杏「前回、あっさり15ポイント溜まったから厳しくしたんだろうねぇ」

杏「というわけで美世、杏達と勝負だよー」

美世「オッケー!負けないよ!」

小梅「こ、この、シンデレラボックスに…お題が、入ってるから…一つ…」

美世「この中から引けばいいのね。どれどれー」ガサゴソ

輝子「こ、今回の…バトルの、内容は……」

美世「世界征服~謀略のシンデレラー~」

美世「CGプロのアイドルによって世界が征服されてしまいました」

美世「世界を征服したアイドル集団とは一体?」

美世「世界征服が出来ちゃいそうな組織を考えた人の勝利です、だって!」

杏「ズヴィズダーですね、わかります」

杏「最近追加したお題ってことかな」

輝子「ズ…ズヴィ…?」

杏「ズヴィズダー。何回か前でスポンサーになってくれてたね」

小梅「い、言いにくい…」

美世「世界征服かぁ。やっぱり悪の組織的な?」

杏「んー、どうなんだろ。多分悪に限定しなくていいんじゃないかな」

杏「何か別の方法で世界を征服する組織がいても」

輝子「た、例えば…?」

杏「誰でも思いつきそうな例を挙げると、春菜をリーダーとするメガネストによる世界征服とか」

杏「人類は全員眼鏡着用を義務付けられる!」

小梅「な、なるほど…」

美世「それなら、色々思いつきそうだね!」

杏「というわけで、シンキングタイムスタート~」

杏「さー、アイドルバトル第4期、今回もご褒美ポイント稼いじゃうよー」

小梅「が、頑張ろうー…」

輝子「おー…フヒ」

美世「へー、今日から第4期なんだ。今まではどんなご褒美が貰えたの?」

杏「1期が焼肉、2期が回転寿司、3期が蟹!」

美世「うわ、ホントにご褒美だね。美味しい物ばっかり!」

杏「今回のご褒美は何になるのかなー」

輝子「た、楽しみだな…」

小梅「わくわく…」

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今期はそう簡単に達成させるわけにはいきませんぞ
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美世「あたしも頑張らないとね!」

杏「美世も、今日いい結果を残せば豪華なご褒美がもらえるからねー」

美世「うん、気合を入れていくよ!」

杏(あれ、でも、毎回ゲストにSレア賞持っていかれる方が高くつくような…)

杏(もう事前に用意してあるから関係ないのかな?)

杏(うーむ…スポンサーの件といい、未だに謎が多い…)

杏「そろそろシンキングタイム終了だよー。みんな書けた?」

小梅「か、書けた…」

輝子「だ、大丈夫…かな…フヒ」

美世「うん、これでいいかな!」

杏「じゃあ順番に発表していこうかね~。最初に発表したい人ー?」

輝子「じゃ…じゃあ、私からいきますよー…」

美世「お、輝子ちゃん自信あり?」

輝子「い、いや…自信がないから…最初の内に…フヒヒ」

美世「あっ、なるほどね…あはは」

杏「それじゃ、輝子の考えた世界征服はこちら~」

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上田鈴帆、市原仁奈の着ぐるみ世界征服
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杏「おー」

小梅「あ、ありそう…」

美世「みんな、いつも着ぐるみ着てないといけないのかな?」

美世「ふふ、ちょっと可愛い世界征服かも」

杏「仁奈みたいな可愛いもふもふ系でいくか、鈴帆みたいなぶっとび系でいくか」

輝子「ど、どっちが…いいかな…」

杏「輝子はキノコでも棺桶でも、鈴帆寄りになりそうな気がする」

小梅「う、うん…そんな気がする…」

輝子「そ、そうか…フヒ」

杏「小梅はゾンビの…って思ったけど、これだと着ぐるみというよりコスプレだからなぁ」

杏「うーん…G最終形態の着ぐるみとか」

小梅「え、えっと…確か、バイオハザード2の…」

輝子「お、恐ろしいコスプレだな…フヒッ」

美世「私は何のコスプレがいいかな?」

杏「ブロロンブロロン!」

美世「それはもうやめて!そもそも着ぐるみなの!?」

杏「違う気がする」

杏「次は誰が発表するかね~」

美世「小梅ちゃん、どうする?」

小梅「え、えっと…私…いい…?」

美世「うん、オッケーだよ!」

杏「それじゃ、小梅の考えた世界征服はこちら~」

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安部菜々の世界征服!人類ウサミン星人化計画!
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杏「あるある」

輝子「これは…ありそう…」

美世「菜々ちゃんらしいね!」

杏「ウサミン星人と化した人類は、ウサミン星から謎の電波を受信できるように…」

美世「それ、改造か洗脳かされちゃってるよね」

杏「その2つなら、洗脳かなぁ」

杏「あと、年齢ネタとかを言うと即刻捕まる」

小梅「そ、それ…杏さんが一番危ないような…」

杏「あっ」

輝子「杏さん…いつも、菜々さんを弄ってるからね…フヒヒ」

杏「菜々さんの反応が面白くてつい」

杏「さて美世、どうする?」

美世「んー、それじゃ、あたし発表しようかな!」

杏「オッケー。それじゃ、美世の考えた世界征服はこちら~」

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三村かな子、大原みちる、椎名法子による世界征服!

小麦粉はお菓子、スイーツ、ドーナツ、パン以外での使用禁止!
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杏「うわぁ、これは大変だよ」

美世「食を制するものは世界を制する、ってね!」

杏「この4つ以外で小麦粉使えないってことは…」

輝子「麺類が全滅だ…」

小梅「お、お好み焼きとか…たこ焼きも…」

美世「揚げ物もアウトだね…」

杏「麺類と揚げ物食べられないのはイヤだなぁ」

小梅「う、うどん…」

輝子「パスタ…」

美世「唐揚げ…」

杏「これは想像以上に恐ろしい事になりそうだね」

美世「恐るべし小麦粉同盟だね…」

杏「じゃ、最後は杏だねー」

杏「というわけで、杏の考えた世界征服はこちら~」

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工藤忍、喜多見柚、岡崎泰葉による世界征服!

人類は前髪ぱっつんを強いられているんだ!
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美世「あはは、前髪ぱっつんかぁ。可愛いね!」

輝子「みんな…前髪ぱっつんにするのか…」

小梅「わ、私達も…?」

杏「勿論。ぱっつんつんだよ」

杏「実は仁奈も3人に征服されてぱっつん前髪に…」

輝子「フヒ…まさかの新事実…」

小梅「わ、私…どうしよう…」

杏「小梅は…うーん、ぱっつんにした後、眼帯を着けるとか」

杏「美玲も眼帯仲間が増えて喜ぶかも」

輝子「なるほどね…フヒッ」

美世「包帯を巻くのも小梅ちゃんらしくていいかも」

小梅「あっ…そ、それ…いい…」

杏「さてさて、全員の回答が出揃ったので投票タイムだよー」

杏「リスナーの皆は、誰のアイデアが一番いいと思ったか呟いてねー」

杏「ハッシュタグを忘れずにー」

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真夏に着ぐるみとかやべぇよ…やべぇよ…
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年齢ネタ禁止にしても本人が自爆するからどうしようもないんですがそれは
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???「いちごパスタはデザートなのでセーフです」
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ハゲは前髪どうすればいいんですか(半ギレ)
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杏「???ってしても、バレバレなんだよなぁ」

美世「あはは…ありすちゃん…」

輝子「苺を使ったものは…全部お菓子理論…フヒヒ」

杏「そんな滅茶苦茶な」

小梅「か、髪の毛が…短い人はどうしよう…?」

杏「えぇ…うーん…前髪ぱっつんなカツラをかぶるとか?」

輝子「フヒ…そこまでするのか…」

美世「凄い徹底っぷりだね」

杏「結果が出たよー」

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1位:杏(スタッフポイント4+ツイッター票約3割)

2位:美世(スタッフポイント4+ツイッター票約2.5割)

3位:輝子(スタッフポイント3+ツイッター票約2.5割)

4位:小梅(スタッフポイント3+ツイッター票約2割)
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杏「おおっと大接戦」

美世「うわー、これは熱いね!」

杏「まさかぱっつんが1位になるとは」

輝子「み、美世さんが…1位になるかと思った…」

小梅「わ、私も…」

杏「杏が美世に勝ったから、ご褒美ポイントは1だね。これで合計2ポイントだよ」

小梅「あと18ポイント…」

輝子「先は長いな…フヒ」

杏「そして、美世にはレア賞のご褒美をプレゼントー」

小梅「レア賞のご褒美…こ、これ…どうぞ…」

美世「ありがとう!早速開けてみるね!」

輝子「何が入ってるかな…」

小梅「や、やっぱり…車に…関係あるもの…?」

杏「Sレア賞だったら、車の鍵が入ってて、車をプレゼントとかなってたかも」

美世「あはは、車1台もらえたらビックリだなぁ」

小梅「ご、豪華…」

輝子「い、今までで…一番、お金がかかってるね…フヒッ」

杏「レア賞はバイク、ノーマル賞は自転車」

美世「それでも十分良い物だね」

小梅「ざ、残念賞は…?」

杏「ミニカーとか?」

美世「あはは、ミニカーでも嬉しいかも」

美世「わっ、車のプラモデルだ!」

杏「おー、なるほどね」

美世「あたしの好きな赤色にしてくれてる。嬉しいな!」

輝子「ランボル…ギーニ?」

美世「イタリアの自動車メーカーだよ。これはアヴェンタドールっていう車なんだよ」

杏「車のプラモって結構高い気がするけど…」

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この人(AD)が車好きで家に大量のプラモがあるので強奪してきました
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杏「えっ」

輝子・小梅「!?」

美世「そ、そんなのもらえないですよ!?」

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こいつこの前打ち合わせに遅刻したんで
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杏「それなら仕方ないね」

美世「えぇ…ほ、本当にいいんですか…?」

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『美世ちゃんに受け取って貰えるなら全然オッケーです(震え声)』だそうです
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美世「え…じゃ、じゃあ、ありがたく貰いますね…?」

杏「ゲストのご褒美が、まさかのADさんの私物っていう」

輝子「い、今までにない展開だな…フヒヒッ」

杏「というわけで、『目指せご褒美!アイドルバトル』でした~」

小梅「つ、次は…お知らせのコーナー、です」

小梅「『アイドルプロデュースカカオ99%フォーユー!』が開催中です…」

杏「苦いー」

小梅「ほ、本当は…『アイドルプロデュースチョコレートフォーユー!』です…」

小梅「今回も…イベントの様子が後日、テレビ放映されるので…お楽しみに…」

杏「後半戦開始だよー。新しく乃々が追加だねー」

輝子「お、お隣さん…」

杏「机の下的な意味でね」

美世「乃々ちゃん、カメラ目線相変わらず苦手なんだね。ふふっ」

杏「カメラ目線で映れるようになるのはいつになることやら」

杏「とりあえず、アイプロのレポートを乃々に送ってもらおう」

輝子「さ、最初の…アレ用に…?」

杏「そうそう」

小梅「リスナーの皆みたいに…う、嘘の内容とか…入れてくるのかな…?」

杏「やってくれたら面白いねぇ。と、ハードルを上げてみる」

小梅「限定ガチャ、新・セクシーバニーパーティーリミテッドガチャが開催中です…」

小梅「聖來さんのコスト19、肩書き付きの新SRが登場です…」

小梅「肩書きを設定すると、アイドルが新お仕事演出のローディングキャラとして登場します…」

杏「ウサギガチャも引き続きよろしくー。というわけで、ここ1曲ー。小梅で『小さな恋の密室事件』~」

小梅「き、聞いて下さい…」

小梅「え、エンディング、です……」

杏「美世、今日はどうだったー?」

美世「凄く楽しかったよ!あたしが想像してた内容と全然違ってビックリしちゃった!」

輝子「フヒヒ…」

杏「というわけで、最後にメールを紹介するよー」

杏「ラジオネーム『人生ルナティックモード』さんから」

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美世さんがフルスロットルで走った結果

番組が用意したコースが急カーブだらけでコースアウトした模様
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美世「うわー、凄く分かる…」

杏「上手く例えたねぇ」

小梅「ど、どんな形の…コースなのかな…?」

杏「なんかこう、イソギンチャクをかたどったような」

美世「うわぁ、それは酷いコースだね…」

輝子「コースアウト続出だな…」

美世「でも、あたしは最後までリタイアせずに走りきったからね!」

杏「完走おめでとうございます」

杏「こんなメールも来てるよー」

杏「ラジオネーム『レムリア』さんから」

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何かミスをやらかしたアイドルの家にお邪魔して

家の中の様子を実況しながらアイドルバトルのご褒美を探すっていうのはどうですか。

ついでに他にもいくつか私物を持ち帰って、リスナープレゼントにすれば

みんな幸せになれると思います。
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杏「そうだね、凄くいいと思う」

美世「やめてあげてー!?」

小梅「た、楽しそう…ふふ…」

輝子「最高の…フェスだな…フヒヒッ」

美世「輝子ちゃんと小梅ちゃんまで!?」

杏「杏達は、いつだってリスナーの幸せの事を考えてるから」

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パーソナリティの鑑
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アイドルの鑑
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そうだよ
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美世「家捜しされる子の幸せは?」

杏「時には犠牲も必要なんだよ」

美世「酷い!?」

小梅「じゃ、じゃあ…杏・輝子・小梅のシンデレラジオ、今日は…ここまで…です」

小梅「お相手は、白坂小梅と」

輝子「星輝子…と」

杏「双葉杏と~」

美世「原田美世でした!」

小梅「また来週…」

輝子「ヒャッハァーー!!終了だァーーー!!」

杏「ばいばい~」

美世「またね~!」

杏「じゃあ、最後にみんなでブロロンブロロン!」

小梅「ブ、ブロロン…ブロロン…」

輝子「ブロロン…ブロロン…」

美世「えー!?もう、しょうがないなぁ!ブロロンブロロン!」

―番組終了後―

小梅「お疲れ様でした…」

輝子「お疲れ様…フヒヒ」

杏「おつかれー」

美世「お疲れ様ー!」

杏「にしても、凄いもん貰っちゃったね」

美世「どうしよう、これ…」

杏「まぁ、貰っておけばいいんじゃないかなぁ」

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気にせず貰っちゃって下さい
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美世「そ、そこまで言うなら…」

小梅「み、美世さん…プラモデル、作ったこと…ある…?」

美世「うーん、ないかな。あたしでも作れるかな?車やバイクいじるのとどっちが難しいかな?」

輝子「プ、プラモデルの方が簡単そう…」

美世「それなら大丈夫…かな?」

杏「でも、プラモによってはとんでもないパーツ数のヤツとかあるからね」

杏「ガンプラのPGとか1000前後あったはず」

美世「うわぁ、大変そう…」

輝子「途中で…心が折れそうだな…」

小梅「パーツ…無くしちゃいそう…」

―その頃事務所では―

ちひろ「プロデューサーさん、これどうぞ♪」

P「ん、なんですかこれ?」

ちひろ「バレンタインのチョコですよ。義理ですけどね」

P「…いくらですか?」

ちひろ「いや、お金取りませんから」

P「えぇっ!?強欲の化身であるちひろさんがタダでチョコを!?」

ちひろ「湯せんしたてのチョコを耳から流し込んでやろうか」


おしり

前髪ぱっつんネタは某SSの3人が可愛かったので勝手に使わせてもらいました
すいません許してくださいなんでもしまむら

見てくれた人ありがとう

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