小鞠「夏海、はいチョコ。失敗しちゃって市販のなんだけど……」

夏海「おお。ありがと、ねーちゃん！ 市販のでもウチ嬉しいよ！」

このみ「なっちゃん、手作りチョコ持ってきたんだけど一緒に食べよー♡」

卓「……」ｽｯ

夏海（やっぱ今年も３個か。まぁ、女にしちゃ貰えてる方かな？）

蛍「夏海先輩…。これ、普段お世話になっているので。手作りなので、不格好かもしれませんけど」

れんげ「なっつん、今年はウチなっつんにチョコあげるん！」

一穂「れんちょんが聞かなくてさ。ウチも無理矢理作らされたんだけど、夏海食べる～？」

ひかげ「せっかくバレンタインに実家居るんだし？ 私も作ったんだけど、お前チョコ食べんだろ？」

駄菓子屋「夏海、チョコ仕入れ過ぎちまったんだ。半額で売ってやるから全部買え」

ﾄﾞｯｻﾘ

夏海「……」

夏海（あれ、ウチ女だよな…？ なんでこんなみんなからチョコ渡されんの？）

夏海（うぅ…胸焼けするわ。明日から少し女らしくしよう。そう思う夏海ちゃんであった）ﾓｸﾞﾓｸﾞ


終わり