P「新人アイドル?」(118)

事務所内



美希「焼きそばパン買ってこいなの~」

美希「ん、なにか違うなー」

春香「……」

美希「焼きそばパンこいなの!」

美希「こうかな?」

春香「…ねぇ美希」

美希「ん?何?春香」

春香「何してるの?」

美希「ほら、前に新しいアイドルをスカウトするって言ってたでしょ」

春香「あぁ、もう皆Bランク以上だから今のうちに新人育成しようって話?」

美希「そうなの!しかもそのスカウトするのがハニー!」

美希「つまり…」

春香「つまり?」

美希「少なくともハニーが魅力的と感じる子が来るということなの!」

春香「……まぁそうだろうけど」

美希「ハニーをめぐる恋敵がまた増えるってことだよ!分かる!?」

春香「な~る」

美希「そこで美希気づいたの!後からはいってくるぺーぺーにハニーをとられないためにも!」

美希「先輩としての威厳が必要なだということに!」

春香「それで焼きそばパン?」

美希「Ъ」

春香(美希は馬鹿だなぁ)

美希「ただでさえ十何人もいるライバルをこれ以上増やすわけにはいかないの!」

美希「それを真君に相談したらそういった漫画を貸してくれて」

美希「参考にしてパシリをさせる練習をしてたってわけ☆」

春香「ねぇ美希?」

美希「ん?」

春香「べつにおにぎりでもいいんだよ?」

美希「……じゃあおにぎりにする」

春香「でも気が早いんじゃないかな?アイドル候補生なんてそんなポンポン見つかるわけじゃ…」

コンコン

??「すいませーん、スカウトされてきたものですけど~」

美希「アハッ☆来たの!」

春香「」

小鳥「はーい、いまプロデューサー呼んできますんで中で待っててくださいね」

??「あ、わかりました」

春香(あれ?この声…)

美希「よし、先輩の威厳…いふーどーどー…」

美希「完璧なの☆」( ゜∀゜)ムハ-

ガチャ

    |┃三
    |┃     . '' ´ "`"/
    |┃ ≡  | /'"`"'i'
____.|ミ\___ヽ¶_゚∀゚ノ  チャオ☆
    |┃=___    \
    |┃ ≡   )   人 \ ガラッ


美希「」(  Д )゜ ゜

春香「」( のワの)

春香「」(のワの )

春香「……恋敵?」(のワの )σ

北斗「失礼します」

翔太「おじゃましま~す」

冬馬「……入るぞ」

雪歩「あわわわわわわ…」

P「…まぁ皆知っているだろうが、一応紹介しようか」

P「新しく入った765の新人アイドル、元ジュピターの」

北斗「ハローエンジェルちゃん達☆」

北斗「こんな素敵なエンジェルに囲まれて仕事ができるなんて、なんて幸運だろう」

北斗「伊集院北斗だよ☆心の片隅にでも覚えてくれるとうれしいな☆」


翔太「御手洗翔太だよ、961プロにいた時は冬馬と北斗くらいしか話す相手いなかったから」

翔太「友達になってくれると嬉しいな♪」


冬馬「…あ…天ケ瀬冬馬」

P「というわけだ」

真「プ…プロデューサーがホモになったああああああ!」

P「えっ…」

雪歩「よかったね真ちゃん!」

真「あ゛?」

雪歩「ごめんなさい」

伊織「ちょっ…ちょっと待ちなさいよ!」

P「ん?」

伊織「いろいろ言いたいことがあるけど、まずどうしてこいつらを…」

伊織「もちろんいろいろあった誤解は解けたけれど…」

P「それは…」

冬馬「俺達がアイドルをやめようとしたからだな」

P「…あぁ、正直やめるには惜しい人材だ」

P「皆の成長のためにも、彼らのためにもなる選択だと思ってスカウトした」

北斗「僕達も、765プロのプロデューサーさんなら信じてもいいかなっと思ってね」

P「まぁ、いろいろ問題は出るだろうが…仲良くな!」

アイドル達「……」

・今後のジュピター

P「まず三人のユニット名から決めていこうか」

千早「またジュピターじゃだめなんですか?」

P「難しいな、961プロと仲がいいならできたかもしれないが、基本『ジュピター』というブランドは961プロのものだから」

美希「元961なんて『目くそ耳くそ鼻くそ』でいいの」ヘッ

響「そうだそうだ!」

北斗「素敵な名前だねエンジェル☆ ありがたく頂戴するよ」

冬馬「おい! いいわけねぇだろ!」

P「こらこら喧嘩するな」

P「まぁ…今すぐきめなきゃいけないわけでもなし、皆が考えてくれることを信じるか」

小鳥(皆って誰?)

・春香と元ジュピター


春香「クッキー焼いてきましたよ~」

北斗「クッキー☆?」

響「春香はよくお菓子を作って分けてくれるんだぞ」

北斗「優しい子なんだね☆」

冬馬「…」

春香「はい亜美ちゃん真美ちゃん、翔太君」

冬馬(女の子のクッキー?ど、どうしよう…女の子の手料理とか初めてなんだけどもらっちゃっていいのかな?)

冬馬(しかも春香ちゃんかわいいし、うわうわうわうわうわ///)

冬馬(クールに…せがんだらガキっぽいやつだと思われちゃうしな…うん)

冬馬「……ふん///」

春香「はい北斗さん」

北斗「センキューエンジェル☆」

冬馬(あわわわ…現役アイドルの手作りお菓子だって…だって!///)

冬馬(あぁ…翔太の奴一口で食いやがって!もったいねぇ!)

冬馬(うああああああ、緊張してきたああああああ)

春香「はい響」

響「ありがとさー」

冬馬(つ…次俺だ)ドキドキ

春香「ありゃりゃ…なくなっちった」テヘッ

冬馬「」

冬馬「…別に?」

春香「…へ?」

冬馬「別に期待とかしてねぇし!?」

冬馬「女の子からお菓子もらいたかったとか思ってねぇし!?」

冬馬「俺だってアイドルだし!?もらおうと思ったら1個や2個もらえるし!?」

冬馬「べ…別にもらいたかったわけじゃ………グス」

アイドル達(泣いた!!?)

冬馬「エグッ……あ…天海なんかきらいだああああああ!うわあああああああ!!」

北斗「あちゃあ」

春香「どうしよう、ちょっとからかおうとしただけなのに」つ(クッキー)

亜美「なーかしたーなーかしたー♪」

真美「にーちゃんにーいってやろー♪」

※その後春香にクッキーもらって頭よしよししてもらったら泣きやみました

亜美「あまとうって…」

真美「泣き虫さんだったんだねぇ…」


千早(泣き虫どうこうよりも…)

雪歩(童貞臭がすごかった…)

そういや雪歩は男大丈夫なのか?

・亜美真美と元ジュピター


真美「へっへー、結婚マスに止まったよー」

真美「一人20ドルよこせ→」

冬馬(け…結婚///)つ20ドル

亜美「フリーターからせびるとは鬼畜だよ→」

やよい「うっうー!政治家だからまだまだだいじょうぶです!」

翔太「はい20ドル」

真美「へっへっへ、まいど→」

ペラペラ

真美「あ、亜美~青のピンとって→」

亜美「むっふっふ~この青ピんは一体誰なのかな~」

真美「えっ……///」

真美「な!なにさいきなり///」

翔太「あっはっは、お兄さんもモテモテだねぇ」

真美「あうあうあ///」

冬馬「ん? なんでプロデューサーが出てくるんだ?」

やよい「(うわー…)」

カラカラカラカラ

翔太「おっと…僕も結婚マスだね」

翔太「車に挿してっと…次、やよいちゃんだね」

やよい「うっうー!ルーレットGOです!」

真美(……翔太君のピンの隣……青ピン?)

やよい「80ドルもらいます!」

翔太「うわぁ、もらったお金がぁ…」


>>19 大丈夫じゃないですけど、雪歩の男性恐怖症克服も兼ねてるとPは考えてます

・あずささんと元ジュピター


あずさ「…えっと……すいません、やっぱりお受けできません」

北斗「…そうですか、いえ……わかっていたことですし、困らせる事をいってしまいましたね」

P「…ん? あれは、あずささんと…北斗?」

あずさ「では、失礼します」

北斗「はい、ライブ……頑張ってくださいね」

あずさ「はい」

P(出て行ったか)

北斗「……」

P「北斗」

北斗「あ、プロデューサーさん」

P「あずささんと話してたみたいだが…どうした?」

北斗「見られてましたか…」

北斗「何、ただのデートのお誘いですよ……ふられちゃいましたけどね」

P「うむむ……」

北斗「感心しませんか?」

P「正直言うとね」

P「二人ともアイドルだ、大人気の竜宮小町の一人に…元ジュピター…」

P「スキャンダルにもなりかねないし、あずささんにも余計なことを考えさせたくない」

P「できればそういった誘いは控えてほしいかな?」

北斗「……」

北斗「…それはプロデューサーとしてですか?」

P「え?」

北斗「……」

北斗「……いえ、自分も一度ふられたときには諦めようと思ったんですけどね」

P「……」

北斗「あなたの態度をみていると気が変わってしまってね……」

P「ま、まってくれ、なんでそこで俺が出てくる」

北斗「……」

北斗「やっぱりあなたのことは好きになれそうにはありません」

P「?」

北斗「プロデューサーとしては感謝してますけどね…」

北斗「一人の男としては心で泣いている女性を放っておくあなたは嫌いですね」

P「い、意味がわからない」

北斗「分かりました、ナンパは当分やめにします」

P「…そうか」

北斗「でも」

北斗「……いづれけじめはつけることになりますから」

P「……」

北斗「一人の男として」

北斗「……」

北斗「レッスン行ってきますね☆」

ガチャ

バタン

P「……」

・雪歩と元ジュピター

雪歩「いやあああああああ!!!犯されるうううう!!!」

北斗「しねぇよ!」ガタッ

雪歩「うわあああああああ!!!男の人が席立ったああああ!!」

北斗「うるっせぇ!」

雪歩「ひぃいいいいい!!ごめんなさいですぅうう!!」

小鳥「」ブクブク



P「なにこれ」

千早「雪歩おかたずけ」
     ↓
千早「雪歩小鳥さんの薄い本(凌辱もの)見つける」
     ↓
千早「雪歩病状悪化」
     ↓
千早「北斗の小鳥へ制裁」
     ↓
千早「 な う 」

P「おk 理解」

雪歩「ひいいいいいいいいん!!!」 

>>34 訂正
北斗→冬馬

すいません

P「雪歩ー」

冬馬「ちょっ…今はまず…」

P「お茶」

雪歩「はい♡」

冬馬「えー」

ぽんぽん

雪歩「プロデューサー?」

P「トウマハオンナノーコトウマハオンナノーコ…1・2・3」

雪歩「フヒッ」

P「応急処置完了」

翔太「Pさんってすごい、あらためてそう感じた」

冬馬「…よくこれでAランクまでいったな…」

P「その『これ』を直すためのおまえらでもあるんだ、気張れよ?」

冬馬「どうしろと…」

冬馬「…でもあんたには怯えないんだな?」

P「つきあい長いしな!」

冬馬「そうか!なら仕方ないな」

P・冬馬「HAHAHA!」

千早・翔太「この鈍感共が!」

・伊織と元ジュピター

美希「これが?」

伊織「そうこれが水瀬財閥屈指の技術力と財力で生み出した超小型探査機」

伊織「THY-72よ!」

伊織「こいつであの三人の本性を暴いてやるのよ!」

伊織「三人のうち一人でもボロが出たらそれを証拠に突きだして765プロから追い出してやるんだから!」

美希「いいのいいのー!さっすがデコちゃん、やることがロケット団並なの☆」

伊織「うっさい!いいからさっさと調べるわよ!」

伊織「まず御手洗のハゲからね……」

美希「自分を棚に上げた発言ってこういうことをいうんだね、美希よく勉強になったの」

伊織「あいつの家は…この中ね」

ガガガッ…クッ…


翔太「それでねそれでね、今日は兄ちゃんと千早姉ちゃんに歌のレッスン手伝ってもらったんだ!」

翔太母「よかったわねぇ、前の事務所より楽しいの?」

翔太「うん!皆優しくていい人達だよ!遊ぶ時も亜美ちゃんや真美ちゃんもいるし」

翔太「……もう、寂しくないよ?」

翔太母「…よかったわねぇ」

翔太「母さん、洗い物手伝うよ」

伊織「……」

美希「……」

伊織「…まだ中学生だもの!穢れが少ないだけよ!」

美希「美希とデコちゃんも中学生だけど、今まさに汚れっぽいことしてるよね」

伊織「う、うるさいうるさい!次!次行くわよ!」

伊織「伊集院だったかしら?女たらしでいかにも危険な感じがするじゃない」

美希「あの人は恋のライバルだから特に注意しないと!」

伊織「そうね、ここの家だったかし……え?ちょっと美希?今何て」

美希「料理中みたいなの」

ガガガッ…クッ…


北斗「るんるん♪」

北斗「ARE YOU READY! I'M LADY!!」♪

北斗「始めよう やれば出来るきっと 絶対私NO.1」♪
 

美希「歌ってる…」

伊織「…」


北斗「発見!おいしそうな男の子 じゅるるん♪」


美希「待て」


北斗「いいものあげる 暗闇で 思わせぶりに ウインク♪」

北斗「はにかみながら 目をふせて パッと舞って ガッとやって チュッと吸って…
ブツン…

伊織「次行きましょ」

美希「うん」

美希「別の意味で危険な感じだったの」

伊織「もういいわよ…」

伊織「次が本命!天ケ瀬冬馬!」

伊織「前々からにっくい言動でこの伊織様をコケにして~」

伊織「絶対許さないんだから!」


ガガガッ…クッ…


ムワァ…

美希「……え?ここ何?」

伊織「いわゆるオタク部屋ってやつだけど」

美希「」

冬馬「ええーっえととと、とも…友…友達になりりいり」

冬馬「うわああああん!言えるかばかやろおおお!」

おかん「ちょっとあんたうるさいわよ!下まで響いてる!」

冬馬「ご、ごめんって!」

美希「向き合ってるのって春香の人形じゃない?」

伊織「無駄にうまいわね」

冬馬「う~、友達!友達なるだけでいいのに~うあ~!」

ゴロゴロ

伊織「誰だこいつ」

美希「抱きかかえてる抱き枕、あれ雪歩の絵だったよ」

冬馬「翔太も北斗も765プロの奴らに馴染んできてなんか楽しそうなのに…」

冬馬「お、俺だって女の子の友達くらいつくれるし!」

冬馬「でも…年下とはなんか波長合わせずらいし、四条とかあずささんはなんか大人びてるし

冬馬「千早ちゃんは何考えてるか分からないし、雪歩ちゃんには怖がられるし」

冬馬「仲良くなれそうなのって春香ちゃんだけだもんなぁ」

ゴロゴロ

美希「ちゃんづけしてるの」

伊織「ないわー」

冬馬「」ピッ


美希「携帯取りだしたの」

伊織「除いてもみましょ」


着信履歴

母さん
母さん
母さん
母さん
プロデューサー
母さん
母さん
翔太
母さん
北斗
プロデューサー
母さん
母さん

冬馬「うぅ…」


伊織「なんか見てて申し訳ない気がしてくるわ」

美希「美希わかったかも、これが罪悪感ってやつだね」

伊織「……」


後日


冬馬「お、おはようさん」

伊織「……ちょっとあんた」

冬馬「な、なんだよ」

伊織「プロデューサーもいないし、あんたオレンジジュース買ってきなさいよ」

冬馬「なんで俺が」

伊織「お釣りであんたの分買っていいから」

冬馬「ふん、しゃあねぇな」

伊織「……あとこれ」ピラッ

冬馬「ん?」

伊織「私オレンジジュースにはうるさいの」

伊織「そこに書いてあるメルアドと電話番号で買うジュースを教えなさい」

冬馬「わ、わかった」

冬馬(あわわわわわ、おおおおおんなのこのあどどdddd)


その後、冬馬は童貞特有の「もしかして好感あるんじゃないかな」状態に陥るが
翔太情報で伊織(というより全員だが)がPが好きであると知り
それから2、3週間枕を濡らす日々が続くが、家でギャルゲーすることで
「もう、2次元があればいいや」とふっ切ることで笑顔(?)を取り戻すこととなる

あまとうって父子家庭なんだが……幸せそうだからいいよね

・貴音と元ジュピター

屋上


貴音「……」

冬馬(一人で月を見上げてる)

貴音「…同胞達は今どうしているのでしょうか?」

冬馬(なんかミステリアスで綺麗だな、同胞ってなんだろ?)

貴音「…わたくしの環境は、少し変化はありましたが」

貴音「これは大切な仲間が増えて、喜ばしい変化です」

貴音「うれしい、そう思ってよろしいのでしょうか?」

冬馬(中二病な人なのかな……でも……)

貴音「ふふっ…」

冬馬(それはそれでいいかも///)

ガタッ

冬馬「あっ…」

貴音「!?」

冬馬「あ…え…っと」

冬馬(いけ!冬馬!伊達にアイドルやってるわけじゃないだろ!)

冬馬(数々のギャルゲー経験から答えを導き出せ!)

冬馬「そうだな、このエターナルの輝きは……いつでも僕らを見守っているんだ」

冬馬(中二病には中二病で、俺……完璧じゃね?)

冬馬「漆黒の暗闇の中のあのルナライトはうんぬんかんぬん」



貴音(なにいってるんでしょうかこの人)

まずい、頭が回らない。
ちょっともやし食ってくる

>>69
調べたらそうだった、すまぬ;

・新星ジュピター


765プロに移籍してもう2カ月が経とうとしいる。
ここは楽しい、レッスンも仲間と一緒
遊ぶのも一緒、悲しむのも一緒、961も…悪くはなかったが
こんなに心地いい場所はない、皆にからかわれはするもののはっきりそう感じていた。

でも


119:名無し
なんでジュピターまだ生きてるん?

120:名無し
765プロ移籍とふざけんなよ

121:名無し
うわあああ雪歩がエマージェンシー!!

121:名無し
氏ね!マジ氏ね!

122:名無し
つか765の子らもあいつらに食われてんじゃね?

123:名無し
また中古かぁ

冬馬「……」

冬馬「」カチッカチッ

冬馬「」ギリッ

事務所


P「」ペラッ

P「……」

美希「ハーニー!それファンレター?」

くしゃ…

P「え?あ、うん、いま仕分けしてるんだよ」

P「終わったら渡すから待っててくれ」

美希「わかったの~」


小鳥「またあれですか?」

P「あぁ」

小鳥「……一通や二通そういった批判は覚悟してたけど」

P「思ったより」

小鳥「はい、すごく多いです……」



亜美「ねぇねぇ、この前商店街で見つけたボロイ駄菓子屋があるんだけどさ→」

真美「皆一緒にいかない?これが結構面白いものが売ってるんだよね→」

やよい「うっうー!ほんとですかー?あんまり高くなければ長助達にもお土産してあげたいかもー」

翔太「甘いもの苦手なんだけどなー」

亜美「辛いのとかも売ってたよ→」

翔太「え?なら行ってみよっかなー」

P「…やっぱり、軽率だったんでしょうか、彼らを引き入れたのは」

小鳥「……」

P「すいません、軽率なのは今の発言のほうですね」

P「少し、休みます」

小鳥「三時間でいいですか?」

P「一時間でいいです」

小鳥「分かりました」


カチッ  カチッ  カチッ



prrrrrprrrrr


小鳥「はい765プロで、あら真美ちゃんどうし……え?」

小鳥「商店街で四人歩いてたときにちょうど亜美ちゃんのファンに出くわしたそうで」

小鳥「一緒に歩いてた翔太君に……どういう風に思ったかわなんとなくわかるとは思いますが」

小鳥「幸か不幸か周りの人が押さえつけてくれたおかげで、男は警察に」

小鳥「翔太君は頬に軽い痣ですんだみたいです」

小鳥「それよりも、心の傷が…」

P「……そう、ですか」

P「本人は?」

小鳥「軽い手当をして家に帰らせました、今社長がおくってます」

P「……」

『YOUのこと ほっくほっくにし~てy』♪

ガチャ

北斗「翔太か!?」

翔太「あ、北斗? びっくりしたよ、皆着信履歴びっしりかけてるんだもん」

北斗「だが…」

翔太「念のために見たお医者さんも二、三日寝れば綺麗に消える傷だって言ってたし」

北斗「だが……」

翔太「きにしないきにしない、まだ電話くれたとこにかけなきゃいけないからきるね?」

北斗「わかった……翔太?今回のことで……」

翔太「ははっ!、何言ってんの?そんなわけないじゃん!」

北斗「だよな!…じゃまた明日☆」

ツー ツー

翔太「……大丈夫、怖くない」

252:名無し
聞いた?御手洗翔太の件?

274:名無し
つか結局でデートとか所詮ビッチだったかぁ

280:名無し
萎えるわ~


冬馬「……」



翔太「おっはよーございまーっす」

響「あっ!翔太~大丈夫だったか?傷、痛くないか?」

響「自分完璧だからな!困ったことがあったら言うんだぞ!」

翔太「ははっ、そういうのは指の傷直してからいいなよ」

響「あ、この前の料理場組の奴…ばれてたか~」

あはははは

冬馬「……」

P「765プロの単独ライブも目の前だ!そして元ジュピターのお披露目のライブでもある」

P「皆はりきっていくぞ!」

おー!

冬馬「…おー」

P「うん、練習は順調そうだな」

春香「はい!もういまからでもライブ、やりたいくらいです!」

律子「こーら、調子に乗らないの」

律子「まだまだダンスに粗があったわよ、ほら」

春香「あ、あれ~」


P「やよい~」

やよい「あ、はいプロデューサー」

P「あはは、そっちも順調か?」

やよい「はい!このままだとぬかされそうなくらいです!」

P「そうか~負けてられないな!」

やよい「はい!」





冬馬「」カチッ カチッ

P「え? 冬馬がやめた」

小鳥「はい……今朝電話一本で」

小鳥「『やめる』って」

P「はぁ…まったく、何考えてるのか…」

北斗「わかっちゃいますよねぇ…」

翔太「冬馬分かりやすいもん」

P「だな!」



冬馬「あの…チケット一枚…」

冬馬「はい、ありがとうございます」

一週間後


CHANGIN' MY WORLD!!
変わる世界輝け
CHANGIN' MY WORLD!!
私の世界私のモノCHANGE!!
きらめくSTAGE
イベント・グラビア・CM
TVでSHOW TIME♪
始まり続くSTORY
何度NGでも
どんなライバルだって
負けないでTRY AGAIN
立ち上がるSTREET
~♪

冬馬「かわいいな」

冬馬「……やっぱいらねぇや、俺」

これでいい、あいつらの邪魔にならないところで、応援する。
これぐらい謙虚なほうが、いい
近すぎると汚してしますから

冬馬「まぶしいな」

Can you heat it up at
frozen night Like a little match girl, yeah
Kiss me and burn it up
When I look into your heart
~♪

冬馬「グスッ…」

冬馬「俺が感涙なんて、らしくねぇな…」

「本当にそれ、感涙か?」

冬馬「そうだろ、だってめっちゃいい歌だ」

「聞いてるだけでわかるの?」

冬馬「…あたりまえじゃないか」

「嘘」

冬馬「…俺のなにがわかる!」

「わからないよ、僕は冬馬じゃないもん」

冬馬「なら!…」

「でもいっぱい分かる、全部はわからくても、いっぱい知ってる」

冬馬「……」

「冬馬はアイドルだもん、こんなとこで聞いてるだけで、納得できる?」

キミが触れたから七彩ボタン
全てを花咲かせたよ
どんなカナシミも洗い流す強さ
キミがボクにくれた
「外は冷えるからね」
気のないフリしても
いつも優しい声
握り返す 大きな手を

冬馬(あぁそうか)

結局のところ

もっと単純な

答えだったのだろう

冬馬「………うらやましい」

冬馬「……俺も歌いたい」

冬馬「…踊りたい」ガタッ

冬馬「あのステージで輝きたい!」

北斗「よく言った!!」

翔太「おっそいよ冬馬~待ちくたびれたよ?」

北斗「」ノシ


P「ん?」

P「おぉ!」サインサイン


冬馬「でも……皆に迷惑じゃないか?」

冬馬「きっと邪険に思う奴はいっぱいいるし、きっとまた叩かれる」

北斗「……」

翔太「……」

あっははははは!

冬馬「な、なんだよ」

北斗「やっぱそんな心配してたのか」

翔太「そんなの余計な心配だよ」


だってさほら

春香「皆~!!新しい仲間紹介するね~!!!」


僕らは皆

「「「「「仲間だもんね!!!」」」」」


翔太「今も怖い?」

冬馬「……あれ?……怖くない」

北斗「……ほら、ステージが待ってる、行くぞ!」

冬馬「え?ちょっ!」


タタッ

やよい「みんな~! 私こと高槻やよいプロデュース、新ユニット『サンシャイン』のお披露目ですよー」

客1「え?サンシャイン?」

客2「名前変えたのか?」

客3「ってかやよいちゃんがプロデュース!?」



小鳥「はー、考えましたね」

P「賭けはすきなんですよ」

北斗「はーいエンジェルちゃん達☆北斗だよ!」

翔太「いえーい!今日はいっぱいがんばるからねー!」

冬馬「……あ」

うわあああああ
おおおおおおお

 これだ、これが欲しかったんだった

冬馬「おまえらあああ!盛り上がっていくぞおおお!!」

・新星サンシャイン デビュー曲 キラメキラリ


北斗・翔太「フレーフレー頑張れ!!さあ行こう♪」

冬馬「フレーフレー頑張れ!!最高♪」

パァン!



おわり

長々とお付き合いいただき、ありがとうございます。
初SSとありまだまだ不慣れな部分もありますが、これからもがんばっていこうと
思います。
では、また次の機会があれば

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