響「くんくん。あれ、なんか変な臭いがするゾ」

伊織「アンタの体臭じゃないの？」

貴音「いいえ、これは水戸産の納豆。とても美味しいのよ」

雪歩「四条さんも茨城県民なんですか？」

貴音「ええ」

P「お～いみんな次のテレビ番組の出演が決まったぞ」

美希「なんて番組なの？」

P「『いばらき』という番組だ」

伊織「なんだか適当な番組名ね」

P「出演者は伊織と美音と貴音の三人だ」

やよい「私も『いばらき』のロケ行きたかったですー」

P「後は、響は『志村動物園』春香と雪歩と真は『秘密のケンミンショー』やよいは『幸せボンビーガール』の出演者が決まってるぞ」

雪歩「『秘密のケンミンショー』ですかぁ・・・」

P「雪歩、分かっていると思うが司会者はセクハラをすることで有名だから気をつけるんだぞ」

真「安心しろ雪歩、セクハラしてきたら僕が殴ってやる！」

水戸市

美音「県庁所在地にしては随分しけた場所なのん」

貴音「茨城は都市分散型の県なのですよ」

伊織「そうよ。県庁所在地と言っても、実際はつくば市や日立市の方が栄えてるのよ！」

ディレクター「では、皆さんに納豆を食べてもらうので美味しそうなリアクションとってください」

美希「納豆って苦手なの・・・」

貴音「大丈夫よ。水戸の納豆は納豆が苦手な人でも食べられるくらい美味しいのよ」

美希「なんだか信用できないの」

伊織「もう、アイドルなんだから苦手でも笑顔で食べるのよ！」

ディレクター「は～いでは収録開始します」

伊織「まあ、私もそこまで納豆好きじゃないんだけどね」

貴音「いいえ、水戸の納豆はきっとあなたたちの口に召すでしょう」

そして収録が進み

貴音「これが水戸の納豆・・・とても美味そうですわ」

美希(あんま乗り気になれないの)

グルグルグルグル　パク

美希「美味しいのおおおおおおおおオオオオオオオオオオオおおおおおおおおお！！」

伊織「日立の電化製品は世界一イイイイイイイイィィィィ！！」

伊織「なんで日立市民なのに今まで水戸の納豆を食べなかったのかしら・・・」

貴音「お気に召したようで嬉しいですわ」

ディレクター「はい、カーット。じゃあ次は行方市に向かうよ」

伊織「行方市？どこよそれ」

貴音「私も分かりませんわ・・・」

美希「行方市。知ってるの。黒子のバスケの黒子テツヤくんの出身地なの！」

伊織「いや、誰よそれ」

行方市

伊織「とんだド田舎に来たわね」

カメラマン「じゃあ今からこのもやしを食べてもらうよ」

美希「もやしって、グルメ番組でわざわざ食べるような食材じゃないと思うの」

伊織「まあ癖がないだけマシね」

貴音「新鮮な野菜というものは一段と美味しいものよ」

貴音の口調が気になる

80歳くらいの農家がプルプル震えながらもやしを取り出す

美希「もやし美味しそうなの！」

伊織(新鮮って言っても、やっぱ所詮モヤシよね)

モグモグ

伊織「こ、この水々しさ・・・例えるならこれは日立の海！！」

貴音「いえ、海をも凌駕する水の勢いを感じる・・・これはまさに袋田の滝よ」

美希「デリシャス」

常総市

貴音「常総市は私の出身地・・・ふふ、懐かしいわ」

伊織「常総市なんて生まれて始めて来たわ」

美音「デコちゃん本当に茨城県民なの？」

伊織「仕方ないじゃない！日立は北にあるから県南のことはあんまり知らないのよ」

貴音「常総市ではうまい棒がつくられているのよ」

ディレクター「今から食べるのはうまい棒だよ」

伊織「うまい棒どこでも買えるじゃない」

美希「美希。ちょっとあそこのコンビニでジュース買って来るの」

美希はコンビニに入って行った

ブラジル人A「イラッシャイマセー」

ブラジル人B「オニギリクダサイ」

美希(全員ブラジル人なの)

常総市はブラジル人区街なのである

見てる人いるか分からんけど飯ロム

>>17
再放送しか見たことないにわかですまん

その頃、取手市では

ディレクター「『幸せボンビーガール』の収録で家に上がらせてもらうことになるよ」

やよい「うっうー！がんばります！」

ディレクター「出演者のジュピターさん達も家に上がることになるよ」

やよい「やっぱり茨城は最高ですぁ！」

天ヶ瀬「君の方が最高だよ」

天ヶ瀬はやよいを抱き締めた

完

>>5
美音って誰よ

>>31
美希だた

口調めちゃくちゃでワロタ