私「あの時に戻りたい」(4)
私「ああ…最初の頃SS書いた時は『気になる。期待。』とかって書き込みされて物凄く嬉しかったのを今でも覚えている…。」
私「そして、だんだん私は狂っていった。」
私「世界は残酷だ。そしてとても美しいのを私は知っている。」
私「私はずっと美しいままでいてほしい。けれど残酷にしてしまったのは私だ。」
私「自業自得だ。」
私「あの時に戻りたい。」
私「私はどんなことでもやる。神様があの時に戻してくれるのなら」
私「何でもやるから、」
私「あの時に戻して」
幼馴染「私は戻りたい」
男「僕は戻りたい」
幼馴染「あなたと作った秘密基地に」
男「君を自転車の後ろに乗せた帰り道に」
幼馴染「私は戻りたい」
幼馴染「朝早く起きてあなたとラジオ体操していた夏休みに」
男「僕は戻りたい」
男「夏君とスイカを食べて寝込んだ、田舎の縁側に」
幼馴染「私は戻りたい」
幼馴染「あなたとアイスを買ったあの古びた駄菓子屋に」
男「僕は戻りたい」
男「君と遊んだあの公園に」
幼馴染「私は戻りたい」
幼馴染「あなたと出会ったあの町に」
男「僕は戻りたい」
男「君と遊んだあの家に」
幼馴染「私は戻りたい」
幼馴染「あなたと並んでゲームをしたあの居間に」
男「僕は戻りたい」
男「始めて招かれた女の子の君の部屋に」
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