八幡「俺にとっての優しさ」 (26)










あなたは、本当の優しさを知っていますか?










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あなたにとっての『優しさ』とは、何でしょうか?


大抵の人は、親切で上品に接すること、をイメージだろう。


だが、俺は違う。俺にとっての優しさとは、全く異なるのである。


たとえば──────1人の少年が居たとしよう。その少年には友達は皆無、クラス内ではゆーれい以下だ。


少年が1人に慣れた時、クラスメイトにサッカーしようと誘われた。



でも、少年は断る。




周りの人からだと、1人ぼっちの少年をサッカーに誘う、優しい子に見えるだろう。



だが、俺からしたら、ありがた迷惑なのだ。



では、俺にとっての『優しさ』とは?


それは、触れないことだ


関わらないのも、優しさの1つだと、俺は思っている。


まあ、なにが言いたいのかというと、







ぼ っ ち 上 等 ! !




静「相変わらず、お前はブレないな」

八幡「それが俺のポリシーなんで」




『お前って優しいよな』、と言われた事があるだろうか。この言葉を使う奴は大抵ロクな奴じゃない。もし、このような事を言われたらそいつからすぐに手を引け、関係を断つんだ。by経験談

親切にしても見返りは返ってこない。相手にとって自分は利用されてるに過ぎない。金を渡され、購買まで買いに行かされるパシリと同じだ。




三浦「戸部、パン買ってきて」

戸部「それは酷いっしょ!?」



八幡「……」

八幡「(俺の感が外れただと。三浦は優しさを知ってるかと思ったが……)」

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