※もう何番目かわからない京太郎の安価スレです。
※スレタイを見てもらえばわかるとおり、清澄にチャンピオン照が転校してきたというIFストーリーです。
※察しの良い方はわかるようにこのスレは『DEAR BOYS』の影響を受けています(ホモスレじゃないよ)
※基本的には京太郎と清澄メンバー(咲はいない)プラス照での組み合わせですが、安価次第で誰にでもいけます。
※麻雀ステータスと女の子からの好感度を上げて麻雀と恋愛を成功させましょう(ハーレムはないです)
※安価スレは初めてですが、先人たちを見習ってなんとかします。
※連続安価は基本下でいきます。
※スレ内での雑談は歓迎です。荒らしはご遠慮ください。
※野依プロと百鬼さんがかわいい!
※前スレ 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」和「3スレ目です」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364909805/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367609050
※このスレでの京太郎の目的。
※清澄高校の麻雀部員として、個人戦で全国大会に出場し良い成績を残す。
※女の子(女子プロや熊倉さんなどの他校の教員も含む)と恋愛関係を築く。
※あまりに麻雀の成績が悪かったり、部活態度が悪いと久や和によって退部に追い込まれます。
※また二股をかけようとするとこれまたBADエンドフラグが立ちます。
※京太郎がどうなるかは安価次第、皆さんの力でGOODなエンディングを目指してください。
対局について
対局は、正式と簡略二種類を予定しています。
正式は雀荘や部活動中、大会で採用。
簡略はネット麻雀やイベント戦で採用(スレの進行によっては増える可能性も)
正式版の対局方法についてですが。
初めに聴牌判定を行います
指定先のコンマとキャラクターの『速』の合計値が100以上の場合、聴牌となります。
例 コンマ75+『速』40=合計値115で聴牌
コンマ60+『速』38=合計値98でノーテン
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100だった場合と、指定先のコンマが77だった場合、和了確定となります。
例 コンマ33+『速』67=合計値100で聴牌→和了
コンマ77+『速』20=合計値97ですが、これも和了
ちなみに
コンマ77+『速』23=合計値100で聴牌→和了の場合、無条件で役満とします(狙ってみてね)
次に和了判定について。
和了判定については聴牌した人数でコンマを分けます。
さらにそこに『補正値』を入れて、コンマで最終的に和了した人間を決定します。
補正値についての計算
『運』+聴牌判定での数値−100で判定を行います。
例 聴牌した人間が3人
聴牌者A 運20+聴牌判定値120−100=補正値40
聴牌者B 運60+聴牌判定値160−100=補正値120
聴牌者C 運80+聴牌判定値180−100=補正値160
例での和了のコンマ判定
Aの和了 00〜12
Bの和了 13〜49
Cの和了 50〜99の場合
コンマが10だとAの和了
コンマが33だとBの和了
コンマが55だとCの和了となります。
ちなみにコンマの下一桁が3、6、9の時はツモ、1、2、4、5、7、8、0の時はロンとなります。
続いて放銃判定について
放銃判定は指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定します
例 A コンマ75+『防』40+『運』20÷2=合計値125
B コンマ40+『防』50+『運』60÷2=合計値120
C コンマ60+『防』50+『運』32÷2=合計値126
となった場合、一番合計値の低いBの放銃となります。
最後に点数判定について
点数については『攻』+『運』÷4の合計値がそのキャラクターの基本攻撃力となり、攻撃力によってコンマによる飜数が変わっていきます。
また符数に関しては指定先のコンマの下一桁によって決定します。
下一桁が0、1、2、3、の場合は20符。
下一桁が4、5、6の場合は30符
下一桁が7、8の場合は40符
下一桁が9の場合は50符
ゾロ目の場合は60符となります。
例1 『攻』20+『運』20÷4=合計値25のキャラクターの場合の表
01〜20 和了失敗
21〜45 1飜
46〜65 2飜
66〜85 3飜
86〜92 4飜
93〜98 満貫
99〜00 ハネ満
実際の点数計算で指定先のコンマが65の場合
2飜30符となるので点数は子なら2000、親ならば2900となります。
例2 『攻』80+『運』80÷4=合計値100のキャラクターの場合の表
01〜10 和了失敗
11〜25 1飜
26〜40 2飜
41〜54 3飜
56〜65 4飜
66〜75 満貫
76〜85 ハネ満
86〜94 倍満
95〜98 三倍満
00、11、33、55、77、99 役満
実際の点数計算で指定先のコンマが63の場合
4飜20符となるので点数は子なら5200、親ならば7700となります。
能力やステータスについて
『攻』 キャラクターの打点と和了に関係します。
『防』 キャラクターの放銃しやすさに関係します。
『速』 聴牌速度に関係します。聴牌速度が速ければ、和了率も上がります。
『運』 和了に関係します。それと若干ですが打点と放銃にも関係します。
『キャパシティ』 京太郎の持てるオカルトの数に関係します。
例 『キャパシティ』が80の場合
照の【連続和了】+【照魔鏡】(キャパシティ50)
和の【デジタル打ち】(キャパシティ40)
優希【東場の神】(キャパシティ30)
キャパシティの合計が80を越えるため、照と和のオカルトを両方持つことはできません。
逆に和と優希の場合はキャパシティ合計70のため、両方持つことができます。
基本的に強い能力ほど、キャパシティが高いです。
能力取得の機会の際にそのキャラクターの能力キャパシティも表示します。
ちなみに不要と思った能力は忘れることができますが、忘れられたキャラクターの好感度は下がりますし、BADエンドに入りやすくなります。
今のところ能力の上限は80としています。
簡略対局(ネトマなど)について
『攻』『防』『速』『運』の合計値+コンマで順位を決定します。
また、京太郎の指定コンマが77だったときは無条件で一位です。
たまに『咲』のキャラクター(本名ではなくハンドルネーム)が現れることがあります。
順位によって、ステータスへのボーナスが変わっていきます。
一位ボーナス 好きなステータス+2
二位ボーナス 好きなステータス+1
三位ボーナス 好きなステータス+1(安価のコンマが40以上で成功)
四位ボーナス なし
コンマ77ボーナス 一位ボーナスに加えてさらに好きなステータス+2
今後の予定
6月
1週
2週 女子合宿 ←今ここ
3週 女子団体戦
4週 男女個人戦
7月
1週
2週
3週 長野合同合宿(ルート確定期限)
4週
8月
1週
2週 東京へ
3週 インターハイ開始
4週 個人戦
エピローグへ
現在の状況
好感度レベル4
照 ルート条件
1 京太郎の全国出場(全キャラクター共通)
2 オカルトを最大レベルまで習得(全キャラクター共通)
3 宮永家の確執について聞く
4 ????
和 ルート条件
1 京太郎の全国出場(全キャラクター共通)
2 オカルトを最大レベルまで習得(全キャラクター共通)
3 和の転校の条件について聞く
4 ????
好感度レベル3
健夜
ってな感じで、大体のテンプレを張っときました。
読まなくても>>1が勝手に処理しますので、スレ進行に支障はありません。
また、新たに付け加えられた要素がありますが、適宜、更新していきます。
あと前々々スレの中盤で>>1が馬鹿をやらかしてます。今後あのようなことはないように気を付けます。
というわけでテンプレ終了です
新スレに突入したところで今日は終わります。
健夜とはやりと3P……あ、やっぱりアラフォーはポイーで
それではおやすみなさい
ハギヨシ「ハァハァ、よく締まりますよ京太郎くんっ!」ズッポズッポ
京太郎「ああっ!ハギヨシさん!」
ハギヨシ「そろそろイきますよ。どこに出して欲しいですか?」
京太郎「くうっ…!腸内(なか)に、腸内(なかに)お願いしますっ!!」
ハギヨシ「行きますよ京太郎さんっ!」ドビュルドビュル
京太郎「ああっ!ハギヨシさぁああああああああああああん!!!!」ドピュドピュ
京太郎「ハァハァ、よく締まりますよハギヨシさんっ!」ズッポズッポ
ハギヨシ「ああっ!京太郎くん!」
京太郎「そろそろイきます。どこに出して欲しいですか?」
ハギヨシ「くうっ…!腸内(なか)に、腸内(なかに)お願いしますっ!!」
京太郎「行きますよハギヨシさんっ!」ドビュルドビュル
ハギヨシ「ああっ!京太郎くぅううううううううううううん!!!!」ドピュドピュ
京太郎「ハァハァ、よく締まりますよハギヨシさんっ!」ズッポズッポ
ハギヨシ「ああっ!京太郎くん!」
京太郎「そろそろイきます。どこに出して欲しいですか?」
ハギヨシ「くうっ…!腸内(なか)に、腸内(なかに)お願いしますっ!!」
京太郎「行きますよハギヨシさんっ!」ドビュルドビュル
ハギヨシ「ああっ!京太郎くぅううううううううううううん!!!!」ドピュドピュ
大沼「そろそろ儂も混ぜてもらおうか」
ハギヨシ「やめろ!私の京太郎くんに手を出すんじゃない!」
大沼「黙れ小僧、フン!」
京太郎「ああー!ハギヨシさんのより太くてしゅごいのお」
ハギヨシ「あぁ……京太郎くん……」
らんま1/2のかすみさんは腹黒く感じないのに、咲の霞さんは腹黒く感じる今日この頃、みなさんどうお過ごしでしょうか?
>>20 レズは許しますけど、ホモはダメですよ
昨日、照イベントの要望があったので、そっちの方から投下していきますね。
二年前
白糸台
菫(——白糸台、か)
これから自分が通うことになる校舎を見上げながら、菫は自嘲の笑みを浮かべた。
斜陽の名門。
それが今の白糸台麻雀部の現状だという。
数年前まではインターハイの常連で、優勝を狙える位置にいたそうだが、最近では四年連続で全国出場を逃している。
菫(まあ、それも仕方ないか。ここ数年、臨海の台頭の影響を受けて、西東京地区にかなりの生徒が流れ込んでいるからな)
東東京には絶対的な王者がいる。
『臨海女子』
十三年連続で東東京代表を務める東の王者。
実際、過去十年、インターハイの優勝は臨海女子と西の王者『千里山女子』で占められているのが、現状であった。
事実、関西の有力選手などは千里山か、あるいは『姫松』に入学する者がほとんどだという。
しかし臨海女子は、ある特殊な事情で日本人の女子をあまり受け入れていない。
そのため、全国を目指す東京近辺の少女たちの大半は、臨海のいない西東京地区の学校へと流れていた。
菫(もちろん、彼女たちのことを悪く言うつもりはない、私もまた、その一人なのだからな)
結果的にそれは西東京地区のレベルを上げると同時に、『名門』という白糸台の優位性を失わせることに繋がっていた。
そして菫自身、名門としての白糸台に、特別思い入れがあったわけではない。
実のところ、西東京の他の学校、あるいは都外の別の高校に通おうかと思っていたくらいだ。
だが、
菫(あの監督は私の牌譜を見て、気になったと言ってきた)
新しく白糸台の監督に就いたという『宮永』という女性が、わざわざ菫の学校にまで訪ねてきた時、菫は白糸台への入学を決めた。
一つ断っておくが、菫は自分が特別優れた打ち手でないことを自覚している。
弱いわけではないが、インターミドルで全国まで行けはしたものの、それ以上の成績を残せるほど強かったわけでもない、というのが菫の実力だ。
少なくともあの程度の成績では千里山や姫松の監督の目には留まらなかっただろう。
だが、宮永はそんな菫に対し、こう言ったのだ。
『だから貴女がちょうどいいのよ』
その言葉の真意を、菫はよく理解できなかったし、おそらく訊ねても彼女は答えてくれなっただろう。
それでも、おそらく、女にとっては特に意味のない台詞であったことだけはわかっていても、
何故かその言葉を、菫がいたく気に入ってしまったのもまた事実だった。
菫(ちょうどいい、か。我ながら、馬鹿げた理由だと思うが、そんな風に言われたのは初めてだったな)
自分がそんなに単純な人間だとは思いたくないが、宮永という掴みどころのない監督に何か惹かれるものがあったのは事実だ。
彼女がこの白糸台麻雀部で何を為そうとしているのか、近くで見てみたいと思った。
結局のところ、それが菫の白糸台を選んだ理由だったのかもしれない。
菫(少し、麻雀部を覗かせてもらうか)
今後、自分が所属することになるであろう麻雀部。
一応、宮永からスカウトされた身とはいえ、あの監督がそれだけで自分を特別扱いしてくれるとも思えないし、菫自身、してほしいとも思っていない。
新入部員として、これから世話になる部室に顔を出しておくのが筋というものだろう。
幸い、一度見学に来たときに部室の場所は教えてもらっている。
良く考えれば、入学式の前に部室を訪ねるというのもおかしな話だし、先輩がいるとも限らなかったが、菫の足は迷いなく部室へと向かって行った。
菫(ここがこれから三年間、私が世話になる部室か)
想像していたより感慨というものは湧いてこなかった。
ドアノブに手をかける。
鍵が閉まっているということはなく、ガチャリ、と音を立てて扉が開く。
菫(人の気配はないが、鍵を開けっぱなしにするとは不用心だな)
訝りながらドアを開けて、部屋の中へと足を踏み入れる。
菫「思ったよりも狭い……いや、狭くはないのか」
それなりに広い部屋だったが、十以上の雀卓が設置されているせいか、ひどく狭く感じる。
菫(棚の上には数えきれないほどの賞状とトロフィー。名門だった頃の名残か)
乱雑とまではいかなくとも、放置されたように置かれた賞状とトロフィーは、軽く埃を被っていることも相まって、今の白糸台の現状を暗に示しているように菫には思えた。
菫「——さすがにこの時間だと人はいないか」
ほんの少しの失望とともに呟き、菫は入学式の行われる体育館へと足を向け——
——パラッ
唐突に本のめくれる音が聞こえ、菫は驚きとともにそちらに目を向ける。
菫(……生徒? 気付かなかった。何者だ?)
驚く菫に目もくれず、その少女は静かに本を読んでいた。
菫「……えっと、麻雀部の先輩ですか?」
今日は入学式があるため、部活のある生徒以外は登校していないらしい。
つまり、ここにいる以上、少女は麻雀部の部員以外にありえないはずなのだが、
少女「……違う」
本に視線を落したまま、やんわりと否定した。
困惑する菫。
菫(麻雀部の生徒じゃない? なら、どうしてここにいるんだ?)
菫の疑念に気付いたのか、少女は本を閉じ立ち上がった。
少女「……行きましょう。そろそろ出ないと入学式に遅れる」
菫「えっと、きみも新入生なのか?」
少女「ええ。貴女は入部希望者?」
菫「そのつもりでこの学校に入学したんだが、まさか先を越されているとは思わなかった」
少女「静かなところで本を読みたかったのだけど、この学校だと知ってる場所がここしかなかったから」
菫「ああ、なるほど、きみもスカウト組なのか。しかし、入学式前に本を読みたいとは変わっているな」
少女「おかしい?」
菫「いや、別に馬鹿にしているわけじゃないんだ」
菫「逆に、この学校には知り合いがいないから、入学早々、同じ部活の仲間に出会えて嬉しいくらいで」
少女「そう、私も長野から来たばかりだから、知り合いがいなくて——」グゥゥゥゥ
少女「あっ」
菫「朝、食べてないのか?」
少女「う、うん」
菫「えっと、確かポケットの中に何かあったはずだ。はい、どうぞ」スッ
少女「いいの?」
菫「もちろん。私は弘世菫という。えっと、きみは?」
少女「私?」モグモグ
少女「私は——」
「——照。宮永照」
菫はこの出会いをいずれ後悔することになるが、それはまだ先の話である。
安価→健夜 はやり
健夜『実は心当たりが一人いるんだけど、ちょっと頼んでみるね』
京太郎『あんまり無理していただかなくても結構ですよ』
健夜『大丈夫大丈夫』
京太郎「いや、大丈夫って。ちょっと無茶振りしすぎたかもしれない。小鍛治さんには何度もお世話になってるから、これ以上は迷惑かけたくないんだけどなー」
健夜『OKだって』
京太郎『マジですか?』
健夜『それじゃあ、明日。いつものところにいつもの時間に待ってるからね』
京太郎『あ、すみません。よろしくお願いします』
京太郎「なんか今の口ぶりだと小鍛治さんも来るような言い方だったけど、まあ、さすがに忙しいだろうし、そんな何度も長野くんだりまで来たりしないだろう」
京太郎「でも、小鍛治さんの知り合いって誰だろう? もしかしてプロだったり……って、そんな話あるわけねえか」
※健夜とはやりが長野に来ることになりました。
先日の続きです。あと唐突に本編再開して分かりにくくなって申し訳ありません。
これだと宥が明日県予選があるのにネトマをしていることになりますが、リラックスのためということでご納得を。
安価→2ネトマ 宥
京太郎「んー、まだ寝るまでには時間があるな。でも、清澄のみんなはもう寝てるかもしれないし、ネトマでもするか」
京太郎「久しぶりのネトマだ。頑張るぞ」
ネトマについて
『攻』『防』『速』『運』の合計値+コンマで順位を決定します。
また、京太郎の指定コンマが77だったときは無条件で一位です。
順位によって、ステータスへのボーナスが変わっていきます。
一位ボーナス ステータスALL+1
二位ボーナス 好きなステータス+2
三位ボーナス 好きなステータス+1
四位ボーナス なし
コンマ77ボーナス 一位ボーナスに加えてさらに好きなステータス+2
それでは対局相手を決めます(宥は確定しています)
対局相手1 下1
対局相手2 下2
01〜30 ステータス合計 210の弱モブ
21〜70 ステータス合計 230の中モブ
71〜98 ステータス合計 250の強モブ
ゾロ目 ステータス合計 260の凶モブ
判定結果
対局相手1→49 中モブ 230
対局相手2→69 中モブ 230
対局相手3 ユウチャー(宥) 245
対局開始
京太郎「ネトマだとオカルトは使えないけど、負ける気はねえぜ」
鳴きの速攻はもう使えないけど勝つ。
コンマで順位判定です。
京太郎 242+下1
中モブ 230+下2
中モブ 230+下3
ユウチャー 245+下4
予選の時もそうだがモブ強すぎないか?
>>39 モブのステータスの上限は260で止めますのでご安心を。
判定結果
京太郎 242+20→262
中モブ 230+87→317
中モブ 230+70→300
ユウチャー 245+26→271
京太郎は四位でした。
四位ボーナス なし
京太郎「……とば、飛ばされた。そんな、俺が飛ばされるなんて」
京太郎(くそっ、決して強くはない人たちだったはずだ。でも、飛ばされた)
京太郎「確かにツモは悪かったし、相手が馬鹿ヅキしてたのもあるかもしれない。でも……」
京太郎「今日はもう休もう」
四位だったのでチャットイベントはありませんでした。
はやりのときは健夜のときよりセクハラがひどいです。
6月第2週 休日朝
京太郎「……あぁ、昨日は久しぶりに飛ばされたな。ちょっと憂鬱な気分」
京太郎「だけど、今日は麻雀部のみんなも合宿に行ってるし、小鍛治さんの知り合いから特訓を受けてることになってるし……って、もうこんな時間!?」
京太郎「やべえ、約束の時間に遅れちまう!」ダッ
ファミレス
京太郎「ふぅ、なんとか約束の時間に間に合ったけど、小鍛治さんの知り合いって誰だ?」
京太郎(小鍛治さん、俺が訊ねても全然教えてくれなかったんだよな)
京太郎「スパルタの鬼コーチだったりしたら、どうしよう……って、あのおもちは——」
京太郎「瑞原プロ!?」
はやり「あれ? 京太郎くん? こんな所で会うなんて奇遇ですね☆」
京太郎「どうして、瑞原プロがこんなところに?」
はやり「いえ、実は急に小鍛治さんに頼まれて、ある学生さんの指導に来ることになりまして」
京太郎「えっ、小鍛治さんに!? ってことは——」
はやり「はいっ、今日はよろしくお願いしますね☆」
京太郎「よ、よろしくお願いします」
はやり「それにしても、小鍛治さんに指導を頼まれた時は驚きました。まさか小鍛治さんに男の子の知り合いがいるなんて、知りませんでしたし」
京太郎「は、はは、はあ」
はやり「しかも、名前を聞いてびっくり。それが京太郎くんだったなんて」
京太郎「俺もびっくりというか、世の中って狭いっていうか」
はやり「これって運命ですねっ☆」
選択安価です 下2
1 ははは、運命なんてとんでもない。ただの偶然ですよ
2 貴女と出会えた奇跡に乾杯
3 そんなことより、おっぱい大きいですね
安価→2 貴女と出会えた奇跡に乾杯
京太郎(うーん、運命だなんて言われても、ちょっとからかわれてる気がする)
京太郎(よし、だったらここはダンディーに返してやるぜ)
俺はドリンクバーから持ってきたグラスを持って、瑞原プロの前に差し出す。
はやり「これは、はやりもグラスを持てばいいのかな?」
京太郎「お願いできますか?」
そうして、俺は瑞原プロの持ったグラスに自分のグラスを当てて言った。
京太郎「貴女と出会えた奇跡に乾杯」カツン
はやり「…………」ドンビキー
京太郎(うわ、思いっきり引かれてる。あの、瑞原プロに引かれるなんて)
健夜「——京太郎くん、何言ってるの?」ドンビキー
京太郎「いや、何って二人の出会いに乾杯を——って、小鍛治さんがどうしてここに!?」
健夜「だって、瑞原さんだけに任せるわけにもいかないじゃない?」
健夜「二人で長野旅行がてら、京太郎くんを特訓してあげようと思って」
京太郎「そ、そうなんですか」
京太郎(小鍛治さんまで来るなんて予想外なんですけど)
健夜「いやー、でもまさか京太郎くんと瑞原さんが知り合いだったなんて。ほんと、京太郎くんってすごいね」
京太郎「えっと、俺の何がすごいんでしょうか?」
健夜「もう、色々だよ。フラグの立て方とか、立てたフラグを一瞬で折るところとか」
京太郎「な、何をおっしゃってるのか、よくわからないんですけど」
健夜「ふふふ、そんなに怯えなくても良いよ。今日はじっくりたっぷりねっとり、私たちが麻雀を教えてあげるから」
京太郎(こ、怖いです)
はやり「というわけで京太郎くん、よろしくお願いしますねっ☆」
雀荘
京太郎「なんかこの雀荘も久しぶりな気がする」
健夜「そういえばそうだね」
はやり「あれ? お二人はよく打ってるんですか?」
健夜「まあ、ときどきね」
はやり「なるほどっ☆ 最近、付き合いが悪いのは長野に来てたから——むぐっ」ジタバタ
健夜「さあ、行きましょうか、瑞原プロ」
京太郎(歳が近い分、仲がいいんだろうな)
さて、それじゃあ、午前中はどちらに指導してもらおうかな?
選択安価です 下2
1 健夜(『攻』と『運』が上がりやすい)
2 はやり(『防』と『速』が上がりやすい)
おっぱい、おっぱい。途中のやり取りが安っぽいAVみたいですけど、気にしないでください。
安価→2 はやり
はやり「それでは、まず、はやりが京太郎くんのお相手をしますねっ☆」
健夜「えっ、そんな抜け駆けはずるいよ」
はやり「はやりに指導を頼んできたのは小鍛治さんですよっ☆」
健夜「そ、それはそうだけど」
はやり「それでは、京太郎くん、牌のお姉さんが優しく指導してあげますねっ」プルンッ
京太郎(お、おもちがプルンプルンしてる。わ、わかる。瑞原プロに指導されたい人間の気持ちがわかる)
はやり「もうっ、どこ見てるんですかっ。メッですよ☆」プルン
京太郎「す、すみません」
京太郎(しゅ、集中しなくちゃ、どんなにおもちが気になっても——)
プルンプルン
京太郎(神さま、ありがとうございます。京太郎は今、乳神さまに出会いました)
さて何について特訓してもらおうか?
瑞原はやり
【Whirl Wind】聴牌判定時、自身のコンマを反転することが可能になる。また、他のキャラクターからのマイナス修正をそのままそのキャラクターにも適用させる。
選択安価です。上げたいステータスを書いてください。安価先のコンマでステータスの上昇値が決まります() 下2
0〜10 小成功 ステータス+1 オカルト習得率小アップ 好感度上昇なし
12〜70 成功 ステータス+1に『防』+1 オカルト習得率中アップ 好感度小上昇
71〜98 大成功 ステータス+2に『防』『速』+1 オカルト習得率大アップ 好感度中上昇
ゾロ目 すごいわ須賀くん! ステータスALL+1に『防』『速』+2 オカルト一発習得 好感度大上昇
安価→『運』 コンマ09 小成功
——プルンプルン
京太郎(おもちがプルンプルンしてる。これはもしかして、和よりも……)
はやり「……京太郎くん?」
京太郎「ふぁ、ふぁいっ」
はやり「今、はやりの話をちゃんと聞いてましたか?」
京太郎「す、すみません」
はやり「もう一度説明しますから、ちゃんと聞いててくださいね」
京太郎(なにやってるんだ俺は。プロからの指導なんてなかなか受けられないんだぞ。集中していかなくちゃ——)
プルンプルン
京太郎(うへへへ、おもち……)
一時間後
はやり「京太郎くん、違います。そこでそれを切ると——」
京太郎「あっ、すみません」
はやり「あんまり、はやりの特訓は為になりませんか?」グスッ
京太郎「ち、違うんです。本当にすみません」
健夜「ちょっと、京太郎くんも疲れてるみたいだし、休憩しようよ」
京太郎「えっ? 小鍛治さん、それは」
健夜「……京太郎くん、さっきから瑞原さんのおもちばっかり見て集中できてないでしょ」ボソッ
京太郎(ひっ、バレてた? ってか、小鍛治さん、ものすごく怒ってるよ)
はやり「そうですね。はやりもお腹が少し好きましたし、休憩にしましょうっ☆」
京太郎「は、はい」
京太郎
『攻』(61/80)+1
『防』(46/80)
『速』(73/80)
『運』(63/80)
『キャパシティ』(130/130)
【照魔鏡Lv1】
【連続和了Lv1】
【デジタル打ちLv1】
【正攻法】
【ホットロード】
6月第2週 休日昼
蕎麦屋
京太郎(瑞原プロたっての希望で蕎麦屋に入ったけど)
健夜「うーん、信州そばって初めて食べたけど、美味しいね」
はやり「はいっ。出雲そばとはまた違った風味があって、とっても」
健夜「そういえば、瑞原さんって島根の出身だったね。インターハイで戦ったのがもう何十年も前のことみたいだよ」
はやり「東京に出てきてもう十年も経ちますもんね」
京太郎「十年ですか。十年前だとまだ俺は小学校にも入ってないなー」
健夜・はやり「「えっ?」」
京太郎「だって、俺まだ十五ですよ。そっか、十年前ってお二人がちょうど高校生の頃なんですね」
健夜「…………」
はやり「…………」
京太郎「あの、二人ともどうしたんですか?」
健夜「十年前だとまだ、京太郎くんは五歳なんだよね」
はやり「さすがに犯罪ですよね」
京太郎「えっ、何の話ですか?」
健夜「おねショタってありかな?」
はやり「えーと、はやりはアリだと思いますっ☆」
京太郎「えっ? えっ?」
健夜「うん、馬鹿なことは言ってないで雀荘に行こう」
はやり「はいっ、行きましょうか」
京太郎(一体、どうしたってんだ?)
午後の特訓相手は? 下2
1 健夜
2 はやり
アラフォーは見てるだけ
安価→2 はやり
はやり「それでは、午後もはやりが京太郎くんのお相手をしますね☆」
健夜「そんな、京太郎くん、私は?」
京太郎「瑞原プロにはご迷惑をおかけしてしまいましたし、次、教わる機会はないかもしれませんので、今日は瑞原プロに集中して教えてもらおうかと」
はやり「そういうわけなので、小鍛治さん、すみません☆」
健夜「う、うぅ、わかったよ」
はやり「それでは、京太郎くん、午前の続きからですよ。牌のお姉さんが優しく指導してあげますから、リラックスしてくださいね☆」プルンッ
京太郎(お、おもちに惑わされるな。今度こそ!)
さて何について特訓してもらおうか?
瑞原はやり
【Whirl Wind】聴牌判定時、自身のコンマを反転することが可能になる。また、他のキャラクターからのマイナス修正をそのままそのキャラクターにも適用させる。
選択安価です。上げたいステータスを書いてください。安価先のコンマでステータスの上昇値が決まります 下2
0〜10 小成功 ステータス+1 オカルト習得率小アップ 好感度上昇なし
12〜70 成功 ステータス+1に『防』+1 オカルト習得率中アップ 好感度小上昇
71〜90 大成功 ステータス+2に『防』『速』+1 オカルト習得率大アップ 好感度中上昇
91〜98 ゾロ目 すごいわ須賀くん! ステータスALL+1に『防』『速』+2 オカルト一発習得 好感度大上昇
安価→『防』 コンマ→78 大成功
惜しいイチオオイ
ちょっと一旦休憩。腹減ったんでモスバーガー行ってきます。レジの子が可愛いんだよ
前スレでオカルト能力のLv上昇には一定のステが必要って出てたし一つだけ40台の防もぼちぼち上げてった方がいいんかな。
ところでLv上昇って、ステが上昇条件を満たした上で対応キャラ(照or和)とイベントを何かしら起こすみたいな感じになるの? 自動で上がるってことはないよね?
ただいま帰宅
>>73 レベルアップには必要ステータスを満たしたうえで、そのキャラクターと特訓してもらえればOKです。その際にコンマが悪くても別にかまいません。
一応、もう一度貼っておきます
レベルアップステータス
照 レベル2→『攻』■『防』■『速』60『運』60
レベル3→『攻』■『防』■『速』70『運』70
和 レベル2→『攻』50『防』50『速』55『運』■
レベル3→『攻』60『防』60『速』65『運』■
■はレベルアップに関係のないステータスです。
ちなみにルート突入と同時にレベル3を習得という形になります。
ところで>>56のステ上昇って攻+1じゃなくて運+1じゃないでしょうか?
安価→『防』 コンマ78 大成功
京太郎(そういえば、『鏡』で瑞原プロのことを見てなかったな)
はやり「……京太郎くん?」
京太郎「ちょっと、失礼します。別に他意はありませんから安心してください」ゴォッ
健夜(今の感じ、まさか……)
京太郎(——見える。これが瑞原さんの『能力』)
照ねえの能力が全てをなぎ払う暴風だとすれば、瑞原プロの能力は——
京太郎(一陣の風)
誰よりも速さを求めた瑞原はやりという人間の辿り着いた唯一無二の境地だった。
京太郎(これがプロの世界ってやつか)
はやり「……京太郎くん、今のは?」
京太郎「すみません。瑞原プロの本質を見させてもらいました」
はやり「なるほど、それでどうでしたか?」
京太郎(怒らないんだな)
はやり「京太郎くんから悪意は感じませんでしたし、いずれ卓を囲むことがあれば、必然的に起こりうることでしたから」
京太郎「すごく、早い風が吹いていました。あれが、瑞原プロの求めた世界なんですね」
はやり「はいっ。でも、まだまだ、はやりは加速を止めませんよ」
京太郎「俺も一緒に追いかけて良いですか?」
はやり「はいっ、どっちが先にその先に辿り着くか競争ですねっ☆」
京太郎
『攻』(61/80)
『防』(49/80)+3
『速』(74/80) +1
『運』(63/80)
『キャパシティ』(130/130)
【照魔鏡Lv1】
【連続和了Lv1】
【デジタル打ちLv1】
【正攻法】
【ホットロード】
健夜(……まさか、ここまで成長してたなんて、甘く見てた。京太郎くん、危険かもしれない)
>>77 普通にミスってました。
訂正
京太郎
『攻』(60/80)
『防』(49/80)
『速』(74/80)
『運』(64/80)+1
『キャパシティ』(130/130)
【照魔鏡Lv1】
【連続和了Lv1】
【デジタル打ちLv1】
【正攻法】
【ホットロード】
ここで唐突に予告なく対局を始めます。オカルト試運転です。
可愛く迫ってますが、どっちとも悪魔です。
京太郎「……ふぅ、ありがとうございました」
はやり「京太郎くんはやっぱりまだまだ防御が甘いですね」
京太郎「う……そこを突かれると返す言葉もありません」
はやり「でも、いい感じになってると思いますよ。ね、小鍛治さんもそう思いますよね?」
健夜「……う、うん。そうだね」
京太郎(小鍛治さん、俺が瑞原プロとばっかり特訓してたから、気分悪くしちゃったのかな?)
健夜「——ねえ、京太郎くん、今日の特訓の成果を見せてくれないかな?」
京太郎「えっ?」
健夜「まだ時間も早いし、半荘一回くらいはできるでしょ?」
はやり「そうですね。はやりも打ってみたいですし」
健夜「もちろん、私たちはオカルト使わないから、ね?」
京太郎「わ、わかりました。でも、さすがにプロ二人と打つのはきついんですけど」
健夜「それじゃあ、私と——」
はやり「はやりの——」
健夜・はやり「どっちと打つ?」
選択安価です(対局結果によってオカルト習得が可能になります) 下2
1 健夜
小鍛治健夜 (キャパシティ0)
『攻』:(88/80)
『防』:(88/80)
『速』:(88/80)
『運』:(88/80)
2 はやり
瑞原はやり (キャパシティ0)
『攻』:(66/80)
『防』:(80/80)
『速』:(88/80)
『運』:(70/80)
ラスボスを越える裏ボスに挑む魔王の下位互換京太郎。ハギヨシきたら、アラフォーと潰し合ってくれるので、京太郎にもチャンスあります。
安価→1 健夜
正式対局の相手をコンマ判定。健夜は固定で後の二人を判定。 下1と下2
01〜30 ステータス平均50の弱モブ
31〜70 ステータス平均55の中モブ
71〜98 ステータス平均60の強モブ
ゾロ目 ハギヨシ
判定結果
コンマ→07弱モブ 36中モブ
京太郎
『攻』(60/80)
『防』(49/80)
『速』(74/80)
『運』(64/80)
『キャパシティ』(130/130)
【照魔鏡Lv1】
【連続和了Lv1】
【デジタル打ちLv1】
【正攻法】
【ホットロード】
小鍛治健夜
『攻』:(88/80)
『防』:(88/80)
『速』:(88/80)
『運』:(88/80)
【能力なし】
モブA
『攻』:(50/80)
『防』:(50/80)
『速』:(50/80)
『運』:(50/80)
モブB
『攻』:(55/80)
『防』:(55/80)
『速』:(55/80)
『運』:(55/80)
健夜に勝ったらはやりんとホテルに行こう(提案)
対局開始の前に親番を決めます
コンマで判定 下1
00〜24 京太郎
25〜49 健夜
50〜74 モブA
75〜99 モブB
コンマ→63 モブAからのスタート
京太郎(できれば、瑞原プロを選びたいところだけど)
健夜「むー」
京太郎「それじゃあ、小鍛治さん、お願いします」
健夜「うん。さっすが京太郎くん。今日は瑞原さんばっかり、京太郎くんと打ってたし、今回くらいは私が行くからね」
はやり「京太郎くん、心を折られないように頑張ってくださいねっ☆」
京太郎「ははは、頑張りますね」
京太郎(俺たちと同卓する人たちが可哀想だ)
オカルトもちはいないので【照魔鏡Lv1】の発動はありません。っていうか、今の京太郎のレベルだとアラフォーを鏡で見た時点で廃人になりますし
東1局 0本場 親→モブA
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv1】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正を受けなくなる。
【連続和了Lv1】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が上昇。ただし和了点数は1000からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
【デジタル打ちLv1】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
健夜
【能力なし】
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
京太郎→『速74+10』+コンマが100以上で聴牌 下1
健夜 →『速88』+コンマが100以上で聴牌 下2
モブA→『速50』+コンマが100以上で聴牌 下3
モブB→『速55』+コンマが100以上で聴牌 下4
聴牌結果
京太郎 84+74=158 聴牌
和了補正値 聴牌合計値158+『運74』−100→132
健夜 88+07=95 ノーテン
モブA 50+74=124 聴牌
和了補正値 聴牌合計値124+『運50』−100→74
モブB 55+99=154 ノーテン
和了補正値 聴牌合計値154+『運55』−100→109
0、1、2、4、5、7、8はロン。
和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下1
00〜42 京太郎の和了
43〜65 モブAの和了
66〜99 モブBの和了
コンマ75→モブBの和了
下一桁が5で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。
京太郎→『防59』+コンマ+『運74』÷2 下1
健夜 →『防88』+コンマ+『運88』÷2 下2
モブA→『防50』+コンマ+『運50』÷2 下3
一番数値の低かったキャラクターの放銃。
続いて点数判定も行います。
モブBの基本攻撃力63(55+55÷4−5)で判定 下4
01〜15 和了失敗
16〜35 1飜
36〜50 2飜
51〜65 3飜
66〜79 4飜
80〜89 満貫
90〜95 ハネ満
96〜98 倍満
99〜00 三倍満
77 役満
一翻なら1000だし大丈夫、大丈夫
判定結果
京太郎→59+01+37=97
健夜 →88+54+44=186
モブA→50+76+25=151
和了 モブA 基本攻撃力63
点数 コンマ17→1300
放銃 京太郎
京太郎(……小鍛治さんがいる以上、迂闊なことはできないぞ)ストン
モブA「女二人連れて雀荘に来るとは、良い身分だな、坊主」 ストン
京太郎(聞こえない聞こえない)
モブB「…………ちっ」ストン
健夜「……」ストン
京太郎(とりあえず、健夜さんに和了られないように注意しながら、最速で和了を目指す)ストン
モブB「……ロン」パタッ
モブB「1300です」
京太郎(……安いとはいえ、小鍛治さんに気を取られて、振り込むなんて)
健夜(私を意識し過ぎだよ。そんなんだと、すぐに潰しちゃうよ?)
東2局0本場へ
京太郎:23700(−1300)
健夜 :25000
モブA:25000
モブB:26300(+1300)
>>114 一応、コンマの下一けたで符も変わります。コンマである以上、たまにありえない符が付きますけどご了承を。
東2局 0本場 親→モブB
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv1】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正を受けなくなる。
【連続和了Lv1】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が上昇。ただし和了点数は1000からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
【デジタル打ちLv1】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
健夜
【能力なし】
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
京太郎→『速74+10』+コンマが100以上で聴牌 下1
健夜 →『速88』+コンマが100以上で聴牌 下2
モブA→『速50』+コンマが100以上で聴牌 下3
モブB→『速55』+コンマが100以上で聴牌 下4
聴牌結果
京太郎 84+68=152 聴牌
和了補正値 聴牌合計値152+『運74』−100→128
健夜 88+18=106 聴牌
和了補正値 聴牌合計値106+『運88』−100→94
モブA 50+88=138 聴牌
和了補正値 聴牌合計値138+『運50』−100→88
モブB 55+19=74 ノーテン
下一桁が3、6、9はツモ。
0、1、2、4、5、7、8はロン。
和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下1
00〜42 京太郎の和了
43〜72 健夜の和了
73〜99 モブAの和了
宥のオカルトが地味に効いてる気がします
コンマ82→モブAの和了
下一桁が2で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。
京太郎→『防59』+コンマ+『運74』÷2 下1
健夜 →『防88』+コンマ+『運88』÷2 下2
モブB→『防55』+コンマ+『運55』÷2 下3
一番数値の低かったキャラクターの放銃。
続いて点数判定も行います。
モブAの基本攻撃力57(50+50÷4−57)で判定 下4
01〜16 和了失敗
17〜36 1飜
37〜52 2飜
53〜67 3飜
68〜81 4飜
82〜91 満貫
92〜95 ハネ満
96〜98 倍満
99〜00 三倍満
判定結果
京太郎→59+84+37=180
健夜 →88+89+44=221
モブB→55+24+27=106
和了 モブA 基本攻撃力57
点数 コンマ66→3900
放銃 モブB
京太郎(……なんだか、小鍛治さんからあんまりプレッシャーを感じない)ストン
モブA(あの小僧、集中できてないな。撃ち落とすか?) ストン
モブB「…………」ストン
健夜「……」ストン
京太郎(テンパったけど、ちょっと和了れる気がしねえな)ストン
モブB「…………」ストン
モブA「ロンだ。3900」パタン
モブB「こ、こっち!?」
京太郎(……まあ、今のは無警戒すぎだし、仕方ないよな)
健夜(京太郎くん、賢くいきすぎだよ。このまま何もせずに終わる気?)
東3局0本場へ
京太郎:23700
健夜 :25000
モブA:28900(+3900)
モブB:22400(−3900)
今日はまこの誕生日ですね……うん、まあ、ただそれだけです。
東3局 0本場 親→京太郎
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv1】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正を受けなくなる。
【連続和了Lv1】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が上昇。ただし和了点数は1000からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
【デジタル打ちLv1】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
健夜
【能力なし】
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
京太郎→『速74+10』+コンマが100以上で聴牌 下1
健夜 →『速88』+コンマが100以上で聴牌 下2
モブA→『速50』+コンマが100以上で聴牌 下3
モブB→『速55』+コンマが100以上で聴牌 下4
聴牌結果
京太郎 84+05=89 ノーテン
健夜 88+38=126 聴牌
和了補正値 聴牌合計値126+『運88』−100→114
モブA 50+55=105 聴牌
和了補正値 聴牌合計値105+『運50』−100→55
モブB 55+37=92 ノーテン
下一桁が3、6、9はツモ。
0、1、2、4、5、7、8はロン。
和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下1
00〜67 健夜の和了
68〜99 モブAの和了
コンマ22→健夜の和了
下一桁が2で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。
京太郎→『防59』+コンマ+『運74』÷2 下1
モブA→『防50』+コンマ+『運50』÷2 下2
モブB→『防55』+コンマ+『運55』÷2 下3
一番数値の低かったキャラクターの放銃。
続いて点数判定も行います。
健夜の基本攻撃力105(88+88÷4−5)で判定 下4
01〜10 和了失敗
11〜25 1飜
26〜40 2飜
41〜54 3飜
56〜65 4飜
66〜75 満貫
76〜85 ハネ満
86〜94 倍満
95〜98 三倍満
00、11、33、55、77、99 役満
個人戦敗退してもーたらBADEND直行・・・・?
>>148 一応クイックロードは用意してますんで、ご安心を。ペナルティに関してはコンマで決める予定です。
判定結果
京太郎→59+26+37=122
モブA→50+26+25=101
モブB→55+07+27=87
和了 健夜 基本攻撃力105
点数 コンマ40→2000
放銃 モブB
すこや「…………」ズモモモモモ
京太郎(静かだ。静かすぎて、逆に怖い)ストン
モブA(何だこれ、気持ち悪い……) ストン
モブB「…………」ストン
健夜「……ロン。2000です」パタン
京太郎(何事もないように和了られた。何だこれ?)
健夜(次は親番か。さて、ちょっと行ってみようかな?)
東4局0本場へ
京太郎:23700
健夜 :27000(+2000)
モブA:28900
モブB:20400(−2000)
東4局 0本場 親→健夜
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv1】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正を受けなくなる。
【連続和了Lv1】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が上昇。ただし和了点数は1000からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
【デジタル打ちLv1】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
健夜
【能力なし】
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
京太郎→『速74+10』+コンマが100以上で聴牌 下1
健夜 →『速88』+コンマが100以上で聴牌 下2
モブA→『速50』+コンマが100以上で聴牌 下3
モブB→『速55』+コンマが100以上で聴牌 下4
聴牌結果
京太郎 84+81=165 聴牌
和了補正値 聴牌合計値165+『運74』−100→139
健夜 88+91=179 聴牌
和了補正値 聴牌合計値179+『運88』−100→167
モブA 50+62=112 聴牌
和了補正値 聴牌合計値112+『運50』−100→62
モブB 55+96=151 聴牌
和了補正値 聴牌合計値151+『運55』−100→106
0、1、2、4、5、7、8はロン。
和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下1
00〜30 京太郎の和了
30〜65 健夜の和了
66〜78 モブAの和了
79〜99 モブBの和了
ここで【連続和了】についての補足というか詳細説明。
連続和了が発動すると独自の打点計算を行います。
01〜50 1000
51〜80 1300
81〜98 1600
ゾロ目 2000
からスタートし、連荘するごとに点数が上がって行きます。
また次の局から自分の聴牌が確定し、他のキャラクターの聴牌条件が100以上から140以上に変更されます。
それと連荘するごとに聴牌条件が易しくなっていきますのでご注意を。
それでは、【連続和了】を発動しますか? 下1
1 発動する
2 発動しない
補足ですが【連続和了】のレベルが上がると、他のキャラクターの聴牌条件の値が増加していきますので。
コンマ→25 京太郎の和了
下一桁が5で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。
京太郎→『防59』+コンマ+『運74』÷2 下1
モブA→『防50』+コンマ+『運50』÷2 下2
モブB→『防55』+コンマ+『運55』÷2 下3
一番数値の低かったキャラクターの放銃。
続いて点数判定も行います。
【連続和了】発動!
京太郎【連続和了】発動時の攻撃力で判定 下4
01〜50 1000
51〜80 1300
81〜98 1600
ゾロ目 2000
判定結果
健夜 →88+22+44=154
モブA→50+13+25=88
モブB→55+77+27=159
和了 京太郎 基本攻撃力???
点数 コンマ03→1000
放銃 モブA
モブA「ほいっ」ストン
京太郎「……ロンっ! 1000点です」パタン
モブA「ずいぶんと安いので和了るんだな。もうちょっと様子見ても良かったんじゃねえか?」
京太郎「そうも言ってられないんで」チラッ
健夜(さて、ここからが本当の勝負だね)
南1局0本場へ
京太郎:23700(+1000)
健夜 :27000
モブA:27900(−1000)
モブB:20400
南1局 0本場 親→モブA
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv1】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正を受けなくなる。
【連続和了Lv1】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が上昇。ただし和了点数は1000からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
【デジタル打ちLv1】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
健夜
【能力なし】
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
【連続和了Lv1】発動!
京太郎の聴牌が確定し、他のキャラクターの聴牌条件が140以上に変更されました。
京太郎→ 聴牌確定+コンマが和了補正値に 下1
健夜 →『速88』+コンマが140以上で聴牌 下2
モブA→『速50』+コンマが140以上で聴牌 下3
モブB→『速55』+コンマが140以上で聴牌 下4
実はこのスレでは照ではなく、京太郎のほうがポンコツなのかもしれない。
聴牌結果
京太郎 100+04=104 聴牌
和了補正値 聴牌合計値104+『運74』−100→78
健夜 88+79=169 聴牌
和了補正値 聴牌合計値169+『運88』−140→117
モブA 50+13=63 ノーテン
モブB 55+39=94 ノーテン
下一桁が3、6、9はツモ。
0、1、2、4、5、7、8はロン。
和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下1
00〜40 京太郎の和了
41〜99 健夜の和了
コンマ→80 健夜の和了
下一桁が0で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。
京太郎→『防59』+コンマ+『運74』÷2 下1
モブA→『防50』+コンマ+『運50』÷2 下2
モブB→『防55』+コンマ+『運55』÷2 下3
一番数値の低かったキャラクターの放銃。
続いて点数判定も行います。
健夜の基本攻撃力105(88+88÷4−5)で判定 下4
01〜10 和了失敗
11〜25 1飜
26〜40 2飜
41〜54 3飜
56〜65 4飜
66〜75 満貫
76〜85 ハネ満
86〜94 倍満
95〜98 三倍満
00、11、33、55、77、99 役満
アラフォーが和了失敗するわけないんで、わざとという展開に。
判定結果
和了 健夜 基本攻撃力105
点数 コンマ06→和了失敗
放銃 なし
京太郎(ここで一気に連荘したいところだけど……)ストン
健夜「…………」ズモモモモモモ
モブA(あれ、全然ツモが進まない……) ストン
モブB「…………何だこれ?」ストン
京太郎(テンパったけど、けど、何だこれ?)
京太郎(気持ち悪い。何か得体の知れないものが体を舐め回してるような、そんな……)チラッ
健夜「…………」クスリ
京太郎「テンパイです」パタン
健夜「テンパイ」パタン
モブA「ノーテン」
モブB「ノーテン」
京太郎(くそっ、結局、和了れなかった)
健夜(ふんふむ、私の支配は破れないか。まだ使いこなせてはいないようだね)
南2局0本場へ
京太郎:26200(+1500)
健夜 :28500(+1500)
モブA:26400(−1500)
モブB:18900(−1500)
東2局 0本場 親→モブB
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv1】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正を受けなくなる。
【連続和了Lv1】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が上昇。ただし和了点数は1000からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
【デジタル打ちLv1】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
健夜
【能力なし】
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
京太郎→『速74+10』+コンマが100以上で聴牌 下1
健夜 →『速88』+コンマが100以上で聴牌 下2
モブA→『速50』+コンマが100以上で聴牌 下3
モブB→『速55』+コンマが100以上で聴牌 下4
マジで勘弁してくだちい
コンマが悪いののフォロー入れるために、どんどんアラフォーが薄汚れた女になって行く。問題ないですけど。
聴牌結果
京太郎 84+01=85 ノーテン
健夜 88+08=96 ノーテン
モブA 50+14=64 ノーテン
モブB 55+04=59 ノーテン
京太郎(さっきから何だこれ? ツモが悪すぎる……)ストン
健夜「…………」ズモモモモモモ
モブA(……うぷっ、吐き気が)プルプル ストン
モブB「…………うっ」プルル ストン
京太郎(オーラスまで来て、誰も鳴けないなんて)ストン
健夜「…………」クスクス
京太郎「ノーテンです」
健夜「私もノーテン」
モブA「ノーテン」
モブB「ノーテン」
京太郎(何なんだよ、一体何なんだよ、これは!?)
健夜(さて、次はきみの親番だよ? ここで連荘できないと……どうなるかわかってるよね?)
南3局0本場へ
京太郎:26200
健夜 :28500
モブA:26400
モブB:18900
南3局 0本場 親→京太郎
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv1】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正を受けなくなる。
【連続和了Lv1】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が上昇。ただし和了点数は1000からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
【デジタル打ちLv1】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
健夜
【能力なし】
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
京太郎→『速74+10』+コンマが100以上で聴牌 下1
健夜 →『速88』+コンマが100以上で聴牌 下2
モブA→『速50』+コンマが100以上で聴牌 下3
モブB→『速55』+コンマが100以上で聴牌 下4
アラフォーは京太郎が可愛くて仕方ないんです。好きな子をいじめたくなっちゃう的なあれです。
モブたちは被害者ですけど。
聴牌結果
京太郎 84+84=169 聴牌
和了補正値 聴牌合計値169+『運74』−100→143
健夜 88+44=132 聴牌
和了補正値 聴牌合計値132+『運88』−100→110
モブA 50+98=148 聴牌
和了補正値 聴牌合計値148+『運50』−100→98
モブB 55+83=138 聴牌
和了補正値 聴牌合計値138+『運55』−100→93
0、1、2、4、5、7、8はロン。
和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下1
00〜32 京太郎の和了
33〜56 健夜の和了
57〜79 モブAの和了
80〜99 モブBの和了
コンマ→40 健夜の和了
下一桁が0で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。
京太郎→『防59』+コンマ+『運74』÷2 下1
モブA→『防50』+コンマ+『運50』÷2 下2
モブB→『防55』+コンマ+『運55』÷2 下3
一番数値の低かったキャラクターの放銃。
続いて点数判定も行います。
健夜の基本攻撃力105(88+88÷4−5)で判定 下4
01〜10 和了失敗
11〜25 1飜
26〜40 2飜
41〜54 3飜
56〜65 4飜
66〜75 満貫
76〜85 ハネ満
86〜94 倍満
95〜98 三倍満
00、11、33、55、77、99 役満
判定結果
京太郎→59+50+37=146
モブA→50+52+25=127
モブB→55+04+27=86
和了 健夜 基本攻撃力105
点数 コンマ35→2000
放銃 モブB
京太郎(……この空気、全員テンパったか)ストン
モブA(さっきは全員ノーテンだったり、今回は簡単にテンパったり、何なんだこの卓は?) ストン
モブB「…………うぅ」ストン
健夜「……ロン。2000です」パタン
京太郎(くそっ、安い手でラッキーともいえるけど、腑に落ちない手で和了られた)
京太郎(小鍛治さん、何を考えてるんだ?)
健夜(クスクス、京太郎くんったら私を見てる見てる。さーて、次はどうしよっかな?)
南4局0本場へ
京太郎:26200
健夜 :30500(+2000)
モブA:26400
モブB:16900(−2000)
ついに迎えたオーラス。果たして京太郎はアラフォーの支配をかわし、はやりとホテルに行けるのか?
南4局 0本場 親→健夜
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv1】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正を受けなくなる。
【連続和了Lv1】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が上昇。ただし和了点数は1000からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
【デジタル打ちLv1】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
健夜
【能力なし】
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
京太郎→『速74+10』+コンマが100以上で聴牌 下1
健夜 →『速88』+コンマが100以上で聴牌 下2
モブA→『速50』+コンマが100以上で聴牌 下3
モブB→『速55』+コンマが100以上で聴牌 下4
判定結果
京太郎 84+26=110 聴牌
和了補正値 聴牌合計値110+『運74』−100→84
健夜 88+19=107 聴牌
和了補正値 聴牌合計値107+『運88』−100→95
モブA 50+45=95 ノーテン
モブB 55+69=124 聴牌
和了補正値 聴牌合計値124+『運50』−100→74
下一桁が3、6、9はツモ。
和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下1
00〜33 京太郎の和了
34〜70 健夜の和了
71〜99 モブAの和了
オーラスなので【連続和了】は発動せず、通常の点数判定です。
コンマ→32 京太郎の和了
下一桁が2で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。
健夜 →『防88』+コンマ+『運88』÷2 下1
モブA→『防50』+コンマ+『運50』÷2 下2
モブB→『防55』+コンマ+『運55』÷2 下3
一番数値の低かったキャラクターの放銃。
続いて点数判定も行います。
京太郎の基本攻撃力78(60+74÷4)で判定 下4
01〜13 和了失敗
14〜31 1飜
32〜46 2飜
47〜61 3飜
62〜73 4飜
74〜85 満貫
86〜91 ハネ満
92〜96 倍満
97〜99 三倍満
00、77 役満
一の【正攻法】で1飜は保証されていますが、このまま和了りますか?
和了らない場合は流局となり、再び健夜の親番で南4局1本場となります。 下1から下3までの多数決で
判定結果
健夜 →88+91+44=223
モブA→50+31+25=106
モブB→55+93+27=175
和了 京太郎 基本攻撃力78
点数 コンマ07→【正攻法】発動! 1000
放銃 モブA
京太郎(オーラス、テンパった。これだと1000点だけど、まだ伸びる手だ)
京太郎(小鍛治さん、ここで貴女をまくらせてもらう)チラッ
健夜「…………」ズモモモモモモモモ
——キシッキシキシッ
客「——地震か!?」
京太郎「うぷっ」ガタッ
京太郎(違う、地震なんかじゃない。これは——)ジッ
健夜「クスクス、どうしたの、京太郎くん? こんな地震すぐに収まるよ?」
京太郎(ヤバい、ヤバい、ヤバい、この人はヤバすぎる)
モブB「ひいっ」
モブA「……もう、嫌だ、家に、家に帰してくれ」ストン
京太郎「……ロンっ! 1000点、1000点です」パタン
モブA「——あ、ああ、ようやく終わってくれた。ありがとな、坊主」
京太郎(……礼を言われるようなことをしたわけじゃない)
健夜(クスッ、ちょっとやりすぎたかな?)
京太郎(俺はただ、この人が怖くなっただけだ)
対局終了
京太郎:27200(+1000)
健夜 :30500
モブA:25400(−1000)
モブB:16900
防
>>267 フライングしすぎですから!
京太郎は二位でした。
二位ボーナス 好きなステータス+2 オカルト習得値+8
どのステータスを上げますか? 下2
ここで逆転させた場合すこやんの反応が見たかったが
>>274 悔しさのあまり漏らすと思います。
安価→『防』
現在の健夜のオカルト習得値(16/30)
オカルト習得値がMAXになるとオカルト習得完了です。
京太郎
『攻』(60/80)
『防』(51/80) +2
『速』(74/80)
『運』(64/80)
『キャパシティ』(130/130)
【照魔鏡Lv1】
【連続和了Lv1】
【デジタル打ちLv1】
【正攻法】
【ホットロード】
といったところで今日は終わります。
正直、前にアラフォーと対局した時は圧倒的な強さでねじふせてくれたので展開も楽でしたが、今日ほどつらいと思った時はなかったです。
あと、はやりんとホテルに行けなくて残念。
それではおやすみなさい。
プロ勢はみんなキャパ0なんかね?
0なら部活ない時はすべてプロに回すのも有りかね
5スレ目立てられてるな
おはようござました。劇場版コードギアスノ上映がいつの間にか夏に伸びてましたね。
>>290 一応、そういう設定にしてますが、キャパシティ0だからといって、あまりに習得しすぎても、落とし穴が待ってますので気を付けてください。
一の能力と違って、強力ですが、強力であるがゆえにキャパシティが0なのであるというのがヒントです。
>>292 ご報告ありがとうございます。一応、スレ立てるときはアナウンスしますので。間違える人はいないと思いますが
それでは始めて行きます。多分、女子団体戦まで行くと思いますが、書き溜めはラストの部分しかないので投下ペースは遅くなると思います。
アラフォーによる京太郎レイプの続きから。
京太郎(つ、つらい戦いだった。確かに小鍛治さんはオカルト抜きでやってくれてたけど、それでも全然勝てる気がしなかった)
はやり「京太郎くん、お疲れ様ですっ☆」
京太郎「あ、瑞原プロ。ははは、ほんと疲れました」
健夜「あははは、ごめんね。麻雀になると手加減できなくて。でも、ちゃんとオカルトは使わなかったんだよ?」
京太郎「それはわかってます。もしも小鍛治さんが本気でやってたら、俺なんてこうして立ってられずに病院送りでしょうから」
健夜「う……ご、ごめんね。本当にごめんね」
京太郎「いえ、ですから大丈夫ですって。こんな経験、なかなかできるもんじゃありませんし」
健夜「……う、うぅ」
京太郎「ちょっと、さすがにきついんで今日はここで失礼します」
はやり「あっ、せめて自宅の近くまで送って行きますよ」プルン
京太郎(あっ、俺を支えようとしたはずみで瑞原プロのおもちが腕に……)
京太郎(普段なら、小躍りして喜ぶところなんだけど、さすがに今はそんな余裕ないんだよな)
健夜「わ、私も支えるから、ちょっと待ってよー」
京太郎「ひっ」
健夜「そんなに怯えなくても」ジワ
京太郎「す、すみません」
こうして俺は二人に家の近くまで送ってもらった。
京太郎(あとで二人にはちゃんと礼を言っておかないとな)
はやり「……珍しいですね」
健夜「え? 何が?」
はやり「小鍛治さんが、素人さん相手にあそこまで力を出すなんて」
健夜「えへへへ、バレてた?」
はやり「最初は京太郎くんのことを気に入ってるから、いじめてるのかと思ったんですけど、途中から本気で潰しにかかってませんでした?」
健夜「まさかー。私、そんなに子供じゃないよ」
はやり「ですが、善人というわけでもありませんよね?」
健夜「やっぱり、瑞原さんっていじわるだ」
はやり「いえいえ、はやりは格好いい男の子の味方ですよっ☆」
健夜「そろそろ、そのキャラクターも維持するのがきつくなってきたんじゃない?」
はやり「何をおっしゃいますか。あと十年は現役ですよっ☆」
健夜「……アラフォー」ボソッ
はやり「そっちもでしょう?」
はやり「というか、はやりは永遠の十七歳ですから☆」
健夜「けっ」
6月第2週 休日夜
京太郎「くっ、今日はひどい目に遭ったな。俺、小鍛治さんを怒らせるようなことしたっけ?」ブルッ
京太郎(まだ震えが止まらない。ほんと、世の中にはとんでもない化け物がいるんだな)
京太郎「そういや、みんなもう合宿から戻ってきてるよな?」
さて、これからどうしようか?
選択安価です 下1。
1 メールする(清澄、鶴賀、美穂子、健夜、理沙、宥、はやり、一の中から選んでください)
2 ネトマ(対戦したいキャラクターの名前を書いてください)
3 このまま寝る(>>1の負担が減ります)
以前に清澄のメンバーとはネトマをしないと書きましたが、和の好感度レベルが4になっているので、照と和だけ解禁します。
安価→ネトマ のどっち
京太郎「……ちょっと気晴らしにネトマでもするか。ログインして、と」
京太郎「あっ、のどっちがいる」
京太郎「水臭いな、もう帰ってるなら、メールくらい寄こしてくれれば良いのに」
京太郎「……ちょっと挑んでみるか」
対局の相手をコンマ判定。のどっちは固定で後の二人を判定。 下1と下2
01〜30 ステータス合計200の弱モブ
31〜70 ステータス合計220の中モブ
71〜98 ステータス合計240の強モブ
ゾロ目 ステータス合計260の凶モブ
あー軒並み高コンマですね。京太郎負けフラグですわ
判定結果
対局相手1→78 強モブ 240
対局相手2→95 中モブ 240
対局相手3 のどっち 285
対局開始
京太郎「さて、のどっちにどこまで近付くことができたか」
京太郎(和、教えてくれよ)
コンマで順位判定です。
京太郎 249+下1
強モブ 240+下2
強モブ 240+下3
のどっち285+下4
ステータスアップボーナスの仕様をちょっと変更しました
判定結果
京太郎 249+91→340
強モブ 240+62→302
強モブ 240+89→329
のどっち285+20→305
京太郎は一位でした。
一位ボーナス ステータスに+4振り分け
どのステータスに振り分けますか? 下2
なんとなく予想はしてました。
安価→『防』4
京太郎
『攻』(60/80)
『防』(55/80) +4
『速』(74/80)
『運』(64/80)
『キャパシティ』(130/130)
【照魔鏡Lv1】
【連続和了Lv1】
【デジタル打ちLv1】
【正攻法】
【ホットロード】
京太郎「……あ、なんかあっさり勝っちまったな」
京太郎「のどっちの調子もあんまり良さそうじゃなかったし」
京太郎「それでもラスを引かないのはさすがだけど」
京太郎「ちょっとチャットでもしてみるか」
裸王:オッス、ようやくのどっちに勝てたぜ
のどっち:強くなりましたね、裸王くん
裸王:でも、そっちも全然本調子じゃなかっただろ?
のどっち:言い訳にしかなりませんが、やはり合宿の疲れが溜まってたのでしょうね
裸王:合宿、上手くいったか?
のどっち:それはまだわかりません。上手くいったと口では言っても、結果を出せなければそれは失敗ですし
のどっち:ですが、私はできるだけ頑張るつもりです
裸王:そっか。それじゃあ、期待大だな
自由安価です。和と何を話しますか? 下2
>>1の個人的な意見とし、和はプロとかあまり目指してなさそう。原作でも初期ではお嫁さんとか言ってましたし。今ではあれですけど……
安価→合宿どうだったと俺は今日小鍛冶プロと対局したんだけどプロってすげえなやっぱり、和もプロめざしてるのか?
京太郎(ちょっと、合宿がどうだったか聞いてみるか)
裸王:合宿どうだった?
のどっち:いえ、ですから、上手くいったかどうかは試合をしてみないことには……
裸王:いや、違う違う。みんなともっと仲良くなれたかってこと
のどっち:そうですね。多分、仲良くというか連帯感は生まれたと思います
裸王:まあ、みんないい人だしな
のどっち:ただ、宮永先輩とはまだ少し壁がある感じです
裸王:そうか? あの人こそ、お菓子さえあれば、壁なんて全然作らないだろ
のどっち:須賀くん、宮永先輩のことを何だと思ってるんですか?
裸王:ごめんごめん、でも照ねえに壁か
のどっち:壁というより、どこか負い目を感じてるような
裸王:わかった。俺もちょっと注意するよ
のどっち:お願いします。ところで須賀くんはこの土日はどう過ごしてたんですか?
裸王:実はプロと打ってたんだ
のどっち:本当ですか? 一体、どなたと打ったんですか?
裸王:聞いて驚け、あの小鍛治プロと瑞原プロだ
のどっち:ところで、今週の予定なんですが
裸王:信じてないな!? 本当なんだぞ
のどっち:それではどうしたらプロになれるか聞いてきてもらえますか?
裸王:え? 和、プロになりたいのか?
和:まあ、可能性としては低いと思いますが、一応選択肢の一つとして考えています
裸王:つまり目指せ、二代目牌のお姉さんってことか
和:よく意味がわからないのですが
裸王:いや、俺の戯れ言だから気にしないでくれ
京太郎(ふーん、和もプロ目指してるのか。ちょっと意外というか、いや、意外でもないのか)
京太郎「和が牌のお姉さんしてるところ、ちょっと見てみたいかも。パイだけに」
おっぱい大きい子は子供好きそうなイメージです。
6月第3週 平日朝
京太郎「……うへへへ、牌のおねーさんだー。あったかーい、やわらかーい」
京太郎「うへ、うへへへ……ゆ、夢か」
京太郎「なんか良い夢見たような気もするけど、どんなだったか思い出せないな」
まあ、いいや、ふかふかした気分のまま学校に行こう。
朝、出会ったキャラクター判定。 下1
01〜40 照
41〜80 和
81〜90 優希
91〜98 久
ゾロ目 ????
コンマで和に照が勝てるわけがないのが証明されましたね。ちょっとあざとくなったけど、仕方ないです。
安価→和
京太郎「あ、牌のお姉さん!?」
和「おはようございます——って、誰が牌のお姉さんですか!?」
京太郎「わ、悪い。つい寝ぼけて」
和「須賀くんは私が牌のお姉さんになってる夢でも見たんですか?」
京太郎「いや、詳しくは覚えてないんだけど、でお、とっても良い夢だった気がする」
和「そ、そうですか。ちなみにどんな感じの夢だったんですか?」
京太郎「牌のお姉さんになった和が子供たちに囲まれて、優しく麻雀を教えてたんだ」
和「子供たちに麻雀を教える……楽しそうですね」
京太郎「和って子供好きか?」
和「好きといえば好きですけど——って、そんな、急に子供だなんて、早すぎます!」カアァッ
京太郎「おい、何で子供の話で慌てるんだよ」
和「いえ、これは、別に、な、何でもありませんっ。失礼しますっ」ダッ
京太郎「あっ、行っちまったよ」
京太郎(和のやつ、どうしたんだ?)
6月第3週 平日昼
京太郎「はぁ」
優希「人の胸を見て、ため息をつくとはいい度胸だじぇ」
京太郎「人類平等っていうけど、不平等だよな」
優希「だから、憐れむような目で見るのはやめろ、この馬鹿犬!」
京太郎「いてえ」
さて、今日はどうしようかな?
出会ったキャラクターは? 下2
咲
>>325 咲さん来たらクライマックスですけど
安価→和
廊下
京太郎「うーん、昼休みだけど、特に誰とも約束してないし、適当に探そうかな」キョロキョロ
京太郎「おっ、和じゃん。最近、昼休みによく会うな」
和「はぁ、須賀くん。また女の子を物色してたんですか?」
京太郎「物色って人聞きが悪いな。いっしょにレディースランチを頼んでくれる子を探してただけだろ」
和「どうやら須賀くんは平常運行のようですね」
京太郎「その判断の仕方はどうかと思うぞ。ところでその弁当箱は?」
和「実はゆーきとお弁当を食べようと思って作ってきたんですが、どうやら約束を忘れてタコスを買いに行ったらしくて、須賀くん、良かったら一緒に食べませんか?」
京太郎「お、マジでいいのか?」
和「構いませんよ。ゆーきが来たときは私の分を分けてあげますから」
京太郎「そんじゃ、遠慮なくいただくぜ」
和「いい天気ですし、屋上で食べましょうか」
自由安価です。和と何を話しますか 下2
アラフォーについに
>>1なりに解釈して、繋げました。>>330 違ってたらすみません
安価→アラフォーについに
京太郎「そういえば、アラフォーについに——」
和「アラフォーですか?」
京太郎「ああ、アラフォーだ」
和「アラフォーがどうしたんですか?」
京太郎「いや、もしも和がアラフォーになったらさ、どうするのかなって」
和「二十年以上先のことですから、今はまだ想像もつきませんね」
京太郎「でも、たまに思うんだ。今はこうして一緒にいるけど、いつかは卒業して、別の大学やあるいは他の県で就職するかもしれないだろ」
京太郎「そうして何十年かしてうちに、こうして和と話したことも忘れちまうのかなって」
京太郎「あるいは、もしかしたら転校しちまって、転校先で新しい友達ができたら、麻雀部のみんなのことも、遠い思い出になっちまうかもしれない」
京太郎「ときどき、そんなことを理由もなく考えるんだ」
和「——私は忘れませんよ」
京太郎「和?」
和「たとえ離れ離れになっても、麻雀部のみんなのことも、須賀くんのことも絶対に忘れません」
京太郎「そうか。でも、それじゃ、まるで自分が転校するみたいな言い方だぜ?」
和「もし、転校すると言ったら?」
京太郎「え?」
和「もし、私が転校するかもしれないと言ったらどうしますか?」
京太郎「和、どうしたんだよ?」
和「すみません。ちょっとした冗談です。お昼休みもあと少しですし、早く食べましょう」
京太郎「……あ、ああ」
京太郎(一体どうしたんだ? 和は冗談だって言ってたけど)
京太郎(和が転校? もしそうなら俺は——)
>>335 更新するの忘れてました。申し訳ありません。
フラグ建てて置いて、ふたたび折るのはしのびないので、申し訳ありませんが、このまま進行させてもらいます。
6月第3週 平日放課後
麻雀部部室
京太郎「失礼します」
照「あ、京ちゃん」
京太郎「オッス、照ねえ。合宿どうだった?」
照「京ちゃんがいなくて寂しかった」
京太郎「え?」
京太郎(ちょっと待て、何を焦ってるんだ。相手は照ねえだぞ。多分、特別な意味はないはずだ)
京太郎「お、俺も照ねえと会えなくて寂しかったぜ」
照「……そうなんだ」パァッ
京太郎(な、なんか嬉しそうな表情を浮かべてる気がする。いや、本当に寂しかったんだろうな。うん、たぶん、きっとそうに違いない)
というわけで、今日は部活はどうしよっかな?
選択安価です(全員のオカルトが習得可能になっています)下2
1 卓打ちに混ぜてもらうか(全員、合宿時よりステータスアップしています)
2 五人の誰かから個別指導をうけるか(キャラクターも書いて下さい)
3 今日はネトマでもしてよう
安価→特訓 照
京太郎「……おっ、また照ねえとか」
照「よろしくね、京ちゃん」
京太郎「この前、照ねえのオカルトを習得したけど、もうちょっと精度を上げたいから、特訓に付き合ってくれよ」
照「うん、わかったけど、無理だけは禁物だよ?」
京太郎「大丈夫、もう倒れたりしないって」
さて、何について特訓してもらおうか?
宮永照(キャパシティ50)
【照魔鏡Lv2】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正および、妨害を受けなくなる。また、他のキャラクターより自分のコンマが高い場合、そのキャラクターのオカルトの発動を妨害できるようになる。
【連続和了Lv2】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は一飜からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
選択安価です。上げたいステータスを書いてください。安価先のコンマでステータスの上昇値が決まります。 下1 (健夜と理沙の特訓によってコンマ判定が少し易しくなっています)
0〜10 小成功 ステータス+1 好感度上昇なし
12〜60 成功 ステータス+2 好感度小上昇
61〜98 大成功 ステータス+2+『運』1 好感度中上昇
ゾロ目 すごいわ須賀くん! ステータスALL+1+『運』1 好感度大上昇 さらに照のオカルトキャパシティの値が下がる
安価→『防』 コンマ→12 成功
といったところで、一旦休憩、飯食ってきます。
一応、これで照のオカルトはレベル2になります。と同時に宥のオカルトと組み合わさって進化します。
ただいま帰宅
合宿安価時に一応考えてたオカルトの組み合わせ
照×宥or玄
和×憧or灼
優希×南浦さん
まこ×塞さん
久×エイスリンor白望
二周目の需要があったら、もう少し組み合わせを考えます
安価→『防』 コンマ→12 成功
京太郎「……鏡は出せるようになったけど、まだ使い方がイマイチ上手くいかないんだよな」
照「京ちゃんの鏡は私のと違って、数が多いから、扱いが難しいと思うけど、それは使って慣れていくしかない」
京太郎「慣れるしかないか。そりゃ、そうだよな。それじゃ、いっちょいくぜ」ゴォッ
照「私もいくよ」ゴォッ
京太郎(多分、傍目から見たら俺たちが何してるかわからないんだろうな)
照「京ちゃん、集中して」
京太郎「わ、悪い」
照「だいぶ、鏡を制御できるようになったね」
京太郎「ありがとな。これで多分、暴走することもないはずだ」
京太郎「連続和了の方もだいぶ板についてきたし、今なら照ねえともいい勝負できるかも」
照「今度やってみようか」
京太郎「そうだな。明日は予選だし、また今度だな」
京太郎(うん、確かに連続和了は強力な武器になる。でも、もっと上手く使える方法がある気がするんだけど……)
京太郎「あっ」
照「どうしたの?」
京太郎(連続和了をするために、最初は低い点数でも関係なく和了ってたけど、宥さんのオカルトの力が合わされば、もっと高い点数で和了っていけるんじゃないか?)
照のオカルトのレベルが上がりました。
【照魔鏡Lv2】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正および、妨害を受けなくなる。また、他のキャラクターより自分のコンマが高い場合、そのキャラクターのオカルトの発動を妨害できるようになる。
【連続和了Lv2】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は一飜からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
京太郎
『攻』(60/80)
『防』(56/80) +1
『速』(74/80)
『運』(64/80)
『キャパシティ』(130/130)
【照魔鏡Lv2】
【連続和了Lv2】
【デジタル打ちLv1】
【正攻法】
【ホットロード】
俺もだ!
あと+2だな
>>357 ご指摘ありがとうございます。素で間違えてました。修正します。
京太郎
『攻』(60/80)
『防』(57/80) +2
『速』(74/80)
『運』(64/80)
『キャパシティ』(130/130)
【照魔鏡Lv2】
【連続和了Lv2】
【デジタル打ちLv1】
【正攻法】
【ホットロード】
京太郎「照ねえ、もうちょっと付き合ってもらっても良いかな?」
照「べつにいいけど、どうしたの?」
京太郎「俺はちょっと勘違いしてたかもしれない」
京太郎「——ツモっ。2000・4000」
照「……三回目の和了で満貫」
京太郎「やっぱりだ」
照「やっぱり?」
京太郎「連続和了の精度が上がったことで、宥さんのオカルトとの親和性も上がったってことさ」
京太郎「今までは低い点数で無理に上がってたけど、これならもう少し高い点数から連続和了をスタートできる」
照「…………」
京太郎「これなら、予選の時みたいなことにはならないぞ。今度こそ、安心して見ててくれよな」
照(京ちゃん、私の知らないところでどんどん強くなってる)ズキッ
照(何なんだろう、この気持ちは?)
※【連続和了】と【ホットロード】が組み合わさり、新しい能力になりました。
>>1は能力の名前が思いつかなかったので、何かいい案があればお願いします。 下2で
安価→プロミネンス
【プロミネンス】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は『2飜』からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
ちなみに能力同士が合体したわけではなく、あくまで二つの能力の相乗効果という扱いですので、どちらかの能力が消えたら、この能力も消滅します。
咲の能力の名前っぽくないけど、照と宥ねえっぽいネーミングでなおかつ中二くさいという俺得な名前。
【連続和了あったかーい】とかやられたら、死んでました。
2周目かぁ、白糸台の皆さんや咲さんルートもあるのかなぁ?
咲さんの攻略めっちゃ大変そうだけど。
>>366 二周目は一応、クイックロードからのスタートも考えてます。さすがに最初からやるのはダレますし。
アラフォールートに進んだら、ちょっと考えます。
久「じゃあ、今日はここまで。明日は予選だし、みんな今日はゆっくり休んでね」
京太郎「あの、部長。明日明後日、俺に何かできることはありますか?」
久「うーん、それじゃあ、買い出しとか頼むかもしれないけど、よろしくね」
京太郎「はいっ。須賀京太郎におまかせあれっ」
久「応援もしっかり頼むわね」
久「それじゃあ、今日はここまで」
一同「「お疲れさまでした!」」
帰り道
京太郎(明日はいよいよ女子の予選だ。最大の敵は風越、そして、龍門渕。考えただけで折れまで緊張してきたぜ)ソワソワ
さて、この帰り道、誰に話しかけようか?
選択安価と自由安価です。どのキャラクターと何を話すか書いてください。 下2
あまりにひどいものは再安価とします。
着実に進んでいく和ルートへの道。別にこれで本決まりではないですけど、あんまりウダウダするのも、ね。
>>366 要望があれば考えます。一応、照と他の清澄メンバーのエンディングを二つ見れば、このスレの物語は補完できるように作っていますが、安価スレなので他の高校に行きたいという場合はそちらを優先しますので。
安価→和 お昼の話の続き 本当は冗談なんかじゃないんじゃないか?良かったら話してくれないか
京太郎(和、昼の話が気になる。冗談だって、ごまかしてたけど、あの表情はとてもそんな風には見えなかった)
京太郎「なあ、和。ちょっといいか?」
和「どうしました?」
京太郎「昼の話のことなんだけど……」
和「あれですか? あれは冗談だって言ったじゃないですか」
京太郎「お前はあんな嘘を吐くような女の子じゃないだろ」
京太郎「話してくれないか?」
和「……その心配は友達としてですか?」
選択安価です 下2
1 俺はもう自分が何も知らずに、誰かと離れるのは嫌なんだ
2 わからない。でも、俺には和がいなくなるなんて考えられない
3 違う。それだけじゃない。俺は和のことが——
>>380
ちょっと苦し紛れにボヤいただけやから気にせんといてー
>>383 自分としては安価さえわかれば助かるのでどちらでもいいのですが、心遣いありがとうございます。
安価→1 俺はもう自分が何も知らずに、誰かと離れるのは嫌なんだ
京太郎「前に言ったことあるよな。去年の夏、幼なじみが何も言わずに東京に行っちまったこと」
和「宮永先輩の妹さんのことですね」
京太郎「俺はさ、あいつが東京に行くって言ったとき、別に何も考えずに送り出したんだ」
京太郎「二、三日もすれば戻ってくるだろうって、そんな簡単に考えて」
京太郎「でも、あいつは帰って来なかった。俺は後悔したよ」
京太郎「どうして、俺はもっとあいつの話をちゃんと聞いてやらなかったんだろう。もっとしてやりたいこと、話したいことがあったはずなのにって」
京太郎「だから、俺はもう自分が何も知らずに、誰かと離れるのは嫌なんだ」
京太郎「なぁ、和、話してくれないか?」
和「須賀くんは優しいんですね」
京太郎「別に俺は優しくなんか……」
和「私、親に転校するように言われてるんです」
京太郎「そう、か」
予想、あるいは覚悟していた言葉だったためか、不思議と驚きはなかった。
和「父は麻雀を不毛な遊びだと考えている人で、できれば私を東京の進学校に通わせたいんだそうです」
京太郎「……お前も、東京に行っちまうのか?」
和「父がそうさせたがっているというだけの話です。私はみんなと、須賀くんと離れたくありません」
京太郎「でも、親父さんがそう言ってるんだろ?」
和「ですから、私も条件を出しました」
京太郎「条件?」
和「全国大会で優勝できなければ転校する、と」
京太郎「本気か?」
和「須賀くんらしくない台詞ですね。言ったはずですよ、清澄は県予選を突破して、必ず全国大会で優勝すると」
京太郎「本気なんだな」
和「子供みたいだと笑いますか?」
京太郎「笑わねえよ。もしかして、インターミドルで優勝したのも——」
和「はい。父は頭の固い人ですが、約束だけは守る人なので」
京太郎「ははは、そうか。和は、お前は、本当にすごい奴なんだな」
和「ですから、絶対に私は、いえ、私たちは負けません」
京太郎(和にそんな事情があったなんて。俺は本当に何も知らなかったんだな)
※和ルートの条件3をクリアしました。
そういえば、昨日はまんこいさんがハッスルしていて、たまに和が怖くなります。
6月第3週 平日夜
京太郎「……和にあんな事情があったなんてな」
京太郎「全国大会で優勝できなければ転校」
京太郎「嫌だ。そんなのは嫌だ」
京太郎「もう、あんな思いをするのはたくさんだ」
選択安価です 下2
1 メールする(清澄、鶴賀、美穂子、健夜、理沙、宥、はやり、一の中から選んでください)
2 ネトマ(対戦したいキャラクターの名前を書いてください)
3 このまま寝る(>>1の負担が減ります)
ポンコツの照にネトマができるのかという疑問
安価→ネトマ 照
京太郎「……ダメだ。こんな気分で明日、みんなと顔なんて合わせられないよ。ちょっと気晴らしにネトマでもするか。ログインして、と」
京太郎「…………まあ、今日は飛ばされなければ、それでいいや」
対局の相手をコンマ判定。照は固定で後の二人を判定。 下1と下2
01〜30 ステータス合計200の弱モブ
31〜70 ステータス合計220の中モブ
71〜98 ステータス合計240の強モブ
ゾロ目 ステータス合計260の凶モブ
判定結果
対局相手1→94 強モブ 240
対局相手2→10 弱モブ 200
対局相手3 てるねこ 40
対局開始
京太郎「なんだ、このてるねこって人、初めて見るぞ」
京太郎「ちょっと打ってみるか」
コンマで順位判定です。
京太郎 255+下1
強モブ 240+下2
弱モブ 200+下3
てるねこ40+下4
申し訳ありません。メールとネトマを間違えてました。チャットするんで勘弁してください。
ポンコツだけど、他もポンコツで首の皮一枚で助かる京太郎
判定結果
京太郎 255+18→273
強モブ 240+12→252
弱モブ 200+34→234
てるねこ40+63→103
京太郎は一位でした。
一位ボーナス ステータスに+4振り分け
どのステータスに振り分けますか? 下2
すみません。てるねこは完全に>>1の趣味です。猫耳の生えた照があまりに可愛かったので。すみねこも可愛かったけど。
安価→『防』4
京太郎
『攻』(60/80)
『防』(61/80) +4
『速』(74/80)
『運』(64/80)
『キャパシティ』(130/130)
【照魔鏡Lv2】
【連続和了Lv2】
【デジタル打ちLv1】
【正攻法】
【ホットロード】
※【プロミネンス】(連続和了+ホットロード)
京太郎「……このてるねこって人、弱い。弱すぎる。ここまで弱いとわざと振り込んでるんじゃないかってくらいだったぞ」
京太郎「……てるねこ、てる、照?」
京太郎「もしかして……」
京太郎「ちょっとチャットでもしてみるか」
裸王:こんばんは
てるねこ:こんば
裸王:あの、ネトマは初めてですか?
てるねこ:はい。こうしてひととななすのもはじめてです
京太郎「ちょっと照ねえにメールしてみよう」
京太郎『まだ起きてる? いま何してる?』
照『いま、竹井さんに進められて、お父さんのパソコンで麻雀してる』
京太郎「確かめてみるか」
裸王:今、携帯に幼なじみからメールが届きませんでしたか?
てるねこ:とどきました。どうしてわかった
裸王:ちなみにその幼なじみの名前には京って入ってますね?
てるねこ:はいってます。すごい、すご
裸王:おい、まだ気付かないのか? 俺だよ、京太郎だよ
てるねこ:えっ、きょうちゃん
自由安価です。照と何を話しますか? 下2
ちょっ、>>1がてるねこ可愛かったから思わず使ったって書いてるのに、その理由をまた書かせるとか鬼ですか?
安価だから何とかしますけど
安価→HNについて 何でネトマ始めたの? 嫌いだと思ってたんだけど
京太郎(それにしても、てるねこって)
裸王:なあ、なんでてるねこってHNにしたんだ?
てるねこ:えいちえぬ?
裸王:ああ、ハンドルネーム。照ねえが今使ってる、てるねこって名前のことだよ。何でてるねこなんだ?
てるねこ:ねこがかわいかった
裸王:それだけ?
てるねこ:きょうちゃんはねこきらい?
裸王:いや、好きだよ。猫耳プレイはいいものだ
てるねこ:ねこみみぷれい? ねこのみみでなにをするの?
裸王:いや、悪い。忘れてくれ。ところで、何で今さらネトマなんて始めたんだよ?
てるねこ:たけいさんにいわれたから
裸王:そういえば、そんなこと言ってたな。俺は照ねえ、ネトマとか嫌いだと思ってたんだけどな
てるねこ:べつにきらいじゃない。じつはやってみたかった
裸王:そうなのか? 言ってくれりゃ、部活中に教えてやれたのに
てるねこ:みんなのまえでやるのははずかしい
裸王:はははは、照ねえってそこらへんシャイだよな
てるねこ:はずかしいものははずかしい
裸王:わかったよ。じゃあ、今度、照ねえの家に行ったときにちゃんと教えてやるから
てるねこ:いいの?
裸王:高校生チャンピオンがあんなに弱いなんてバレたら一大事だからな
てるねこ:じゃあ、おねがい
裸王:かしこまりました。ねこ姫様
てるねこ:ねこじゃない
裸王:いや、猫だろ
京太郎(くくっ、まさか照ねえがネトマとはな)
京太郎「しっかし、機械音痴はネトマの強さにまで影響しちまうんだな」
ってなところで、今日は終わります。
明日から仕事あるので、多分、投下は難しいです。できてもやっぱり短いと思います。
というか、県予選についてなので、ほとんど安価はないです。
とりあえず、元気づけるような安価を取ってもらえれば、BADENDはありませんので安心してください。
それと男子予選のラスボス、ハギヨシについて。
一応、ステータスだけ出しときます。
ハギヨシ
『攻』(60/80)
『防』(60/80)
『速』(70/80)
『運』(64/80)
【一向聴地獄(オリジナル)】自身の聴牌判定時、コンマが偶数の倍数で発動。他のキャラクターの聴牌条件が130に変更される。
【海底撈月(オリジナル)】付随発動能力。【一向聴地獄】発動時に他に聴牌したキャラクターがいない場合に自動で発動。和了が確定し、独自の点数式で打点を計算する。
【治水(オリジナル)】自身の聴牌判定時、コンマが奇数で発動。他のキャラクターはコンマが4の倍数だと聴牌できなくなる。
龍門渕の怪物二人の劣化能力ですが、そこそこ強いかと。どうにかポンコツな京太郎のコンマですが、頑張って勝ってください。
あ、あと参考程度に。もし次の周かもう次の周で他の高校を選ぶ場合、どこがいいですか?
あくまで参考ですので、安価は取ったりしませんが、ステータスの用意とかの参考になりますのでご記入を。
それではおやすみなさい。
寝ようとしたんですが、コードギアスのSSを読んで、急に書きたくなったので。
別にエロというわけでもないですし、IFの話ですが、本編に影響があると思う方はNGをお願いします。
時系列的には長野の個人戦の後です
宮永家
京太郎「オッス、照ねえ。パソコン教えに来たぞー」
照「うん、上がって」
京太郎「あれ? 親父さんは?」
照「一週間前から出張に行ってる」
京太郎「マジか。それならそうと早く言ってくれよ。一人で色々大丈夫だったか?」
照「……別に問題なかった」
京太郎「本当か?」
照「ごめん、少し寂しかった」
京太郎「そっか。なんか元気ないと思ってたら、そうだったのか。ごめんな、気付いてやれなくて」
照「別に、京ちゃんは悪くない」
京太郎「ん、でも、困ったことがあったら俺に言ってくれよ」
照「うん。でも、今は寂しくないから大丈夫」ニコッ
京太郎(う、唐突に笑顔になるのは反則だろ)
京太郎「そ、そういや、親父さんのパソコンでやってるんだよな。俺が親父さんの書斎に入っても大丈夫なのか?」
照「ちゃんと許可を取ってるから大丈夫」
京太郎「じゃ、行くか」
書斎
京太郎「おじさんらしいな。すっげー片付いてるよ。俺んちの親父の部屋とは大違いだ」
照「たまに私が掃除してるから」
京太郎「そっか。そんじゃ、さっそく始めようぜ」
照「うん、お願いします」
京太郎「まずは文字変換くらいはできるようにならないとな」
照「それは大丈夫。練習した」
京太郎「おっ、マジか。何だかんだ言って、照ねえもやる気満々だな」
照「この日のために頑張った」
京太郎「でも、それじゃあ、俺の教えることが減っちまうんだけどな」
照「……あ」
照「で、でも、まだ他にも教えてほしいことがいっぱいある」
京太郎「わかってるって。県予選も終わったし、今日はとことん付き合うから」
照「……付き合う? うん、付き合って」
京太郎「それじゃあ、まずはだな、ここをクリックすると——」
照「京ちゃん、そっちじゃない」
京太郎「ん? どうしたんだよ?」
照「何でもないっ」プイッ
京太郎「変な照ねえだな」
一時間後
京太郎「で、ここをこうすると新しいウィンドウが出る——」グゥゥゥ
京太郎「もうこんな時間か。腹も減ったし、どっか食べに行くか?」
照「ううん、サンドイッチ用意しておいた」
京太郎「おっ、サンキュー。そういや、照ねえの作ったの食べるの久しぶりだな」
照「ちょっと取ってくる」スクッ
京太郎(あっ、俺も下に降りるつもりだったんだけど、一人で行っちまった)
京太郎(なんていうか、おじさんの書斎に一人って落ち着かねーんだけど)
京太郎「そういや、照ねえ、結構パソコン使えるようになってたな」
京太郎「どんな勉強したんだろ?」
京太郎(ちょっと履歴でも見てみるか。ほんとはまずいんだけど、まあ、照ねえのことだし、別にヤバそうなことは調べてないだろ)
京太郎「履歴は一週間で消えるように設定してあるな。多分、このあたりの設定はおじさんがやったやつかな」
京太郎「えっと、なになに」
検索履歴
お菓子 ケーキ おもち
京太郎「ははは、照ねえらしいな。お、まだあるな」
らくらくバストアップ 男性 幼なじみ
京太郎「ん? まだある」
年下 男性 塗りたくる
京太郎「は?」
ネコ耳 プレイ リードの方法
京太郎「え? え?」
アブノーマル 獣姦 変態
京太郎「ちょっ、何だこれ?」
京太郎(おじさんは一週間前から出張って言ってたから、これを調べたのは照ねえってことになるけど、この履歴は……)
照「京ちゃん、見ちゃったんだね」
京太郎「ひっ、て、照ねえ!?」
京太郎「ち、違うんだ。俺はそんなつもりじゃなくて——って、な、何でネコ耳を付けてるんだ?」
照「京ちゃんが好きって言った」ニャー
京太郎「い、言ったけど、で、でも、それは——」
照「パソコンを教えてほしいなんて本当は嘘」
京太郎「う、嘘?」
照「京ちゃんをこの家に呼ぶための方便」
京太郎「どうしてそんな嘘を」
照「京ちゃんはおもち好き」
京太郎「そ、それは否定しないけど」
照「でも、私はおもちない」
京太郎「た、確かにそうかもしれないけど、それはそれで、愉しみ方が……」
照「じゃあ、京ちゃんは私と原村さんのおもち、どっちが好き?」
京太郎「うっ、それは……」
照「ほら、京ちゃんは答えられない」
京太郎「でも、こんなの間違ってるよ」
照「間違いでも何でもいい。京ちゃんは原村さんなんかに渡さない」
京太郎「お、落ち着こう。俺たち、まだ学生なんだぜ?」
照「そんなの関係ない」
京太郎「で、でも」
照「これでも、まだそんなことが言える?」
京太郎「え?」
照「……にゃ、にゃー」ウルウル、ウワメヅカイ
京太郎「……あ——」
これは卑怯だ。反則だ。こんなことをされたら俺は——
もう——
了
とりあえず、こんな可能性もありましたが、本編でやるにはあざとい展開だったので、IFという形での投下になりました。
別に>>1は照を支援するつもりでもありませんので、あくまでIFという目で見てもらえれば助かります。
最後、てるねこのAAを作れれば、作りたかったけど、>>1にそんな技術はなかったので、それだけが心残りです。
すみねこバージョンも一緒に書いたんですが、そっちはもう完全に別物になったので、投下は見合わせました。
それでは今度こそおやすみなさい。あんまり可愛く書けなくてすみませんでした。
アラフォー「えっ、私は?」
すみません。何でもないです
思ったより白糸台の声が多いですね
このスレの主旨的にも能力者の多い白糸台がやりやすいんですが
展開的にはどれがいいんでしょうか(本決まりではなくあくまで参考です)
1 原作準拠の照のいる白糸台
2 このスレの照のかわりに咲のいる白糸台
3 宮永姉妹のいるIF白糸台
多分、今日は三時くらいからやれると思います
ただいま帰宅。
やっぱり1が多かったですね。
ぶっちゃけテンプレに書いてある通り、>>1は『DEAR BOYS』を『咲』でやりたかったというのが本音でして、哀川和彦と照の立ち位置が似ていたため、清澄で始めただけで、照は白糸台が似合うというのはその通りだと思います。
あと白糸台のイッチさんが書けなくなってしまって、照ルートが見れなくなったのも理由ではありますが。
皆さんの意見を参考に、ちょっと考えてみます。二周目をどうするかはこの周が終わった時に安価を取りますのでご安心を。
一応、照と和のエンディングを見ておけば、このスレの補完は大体できるようにプロットを組んでますんで。
アラフォールートも一応本筋には入りますが、どちらかというとエクストラ的な扱いです。
というわけで、人いるかわかりませんけど投下していきます。
女子団体戦初日です。
ほとんど安価はありません。
6月第3週 休日朝
予選会場前
久「——みんな、いるわね?」
一同「「はいっ」」
久「合宿から六日、やれるだけのことはやった」
久「さあ、行こうか」
予選会場
京太郎「うわ、男子の個人戦の時も人が多かったですけど、女子も多いですね」
まこ「そりゃそうじゃ。この会場に長野の麻雀部のある高校が全部、集まるんじゃからのう」
久「そして、この中から全国への切符を掴めるのはたった一校だけ」
和「私たちも阿知賀に続きましょう」
京太郎(全国の予選に先駆けて、一番早く予選の行われた奈良では、大方の予想を覆し、大本命の晩成高校を破った阿知賀がそのまま優勝を決めたらしい)
京太郎(宥さんはメールでただ運が良かっただけだって言ってたけど、そんなわけない。あの人たちがどれだけ努力していたか俺たちがよく知っている)
京太郎(俺たちも負けられないよな)
優希「あれ? 照先輩はどこだじょ? 迷子か?」
久「違うわ。彼女にはちょっと先に変装して観戦席に行ってもらったの」
京太郎「確かに、あの宮永照が長野にいるなんてバレたら、大騒ぎになりますもんね——って、変装って何ですか?」
久「それは見ての、お・た・の・し・み」テヘッ
選択安価です。照の変装とは? 下1
1 文学少女っぽい眼鏡っ子
2 平らな胸を生かして男装
3 ネコ耳
安価→男装
京太郎「ちょっと、もったいぶってないで教えてくださいよ」
久「まあ、すぐにバレちゃうから教えるけど、彼女って何だかんだいって有名人でしょ?」
京太郎「そりゃ、女子高生の頂点ですからね」
久「だから、生半可な変装じゃバレると思って、思い切って男の子の格好をしてもらったわけよ」
京太郎「マ、マジですか?」
久「嫌がられるかと思ったけど、案外あっさり着てくれて助かったわ」
京太郎「でも、さすがに他の人から見たら、男装だってバレるんじゃ——」
久「それがね、案外気付かないものなのよ。まあ、彼女だからってのもあるけど」
京太郎「照ねえだから? ……あっ、なるほど」
京太郎(和じゃ、絶対に男装は無理だな)
和「須賀くん、私を見て何を納得してるんですか?」
京太郎「いや、格差社会って怖ろしいと思って」
和「???」
久「まあ、そのうち各校の登録選手のオーダー表で彼女の名前に気付く人も出るだろうし、何より観戦席がある以上、そう長くは誤魔化せないでしょうけどね」
和「そうかもしれませんが、いくら人の目があろうと、私たちは私たちの麻雀をするだけです」
久「まあ、それだけですむならいいんだけどさ」
京太郎(なんか煮え切らない言い方だな。部長らしくない)
——ザワッ
モブ「風越女子だ!」
モブ「去年の準優勝校。部員八十名を擁する強豪」
京太郎「やけに騒がしいですね」
久「それはそうよ。長野の二強の一角ですもの。今年も優勝は風越か——」
——オオォォォ
モブ「来たぞ、龍門渕だ!」
モブ「あれが四天王か。去年、一年生ながらインターハイを荒らし回った」
モブ「ん? 子供がいるぞ。誰かの妹か?」
衣「天江衣だ! 衣は子供じゃない」
モブ「あれが、あの天江衣。『牌に愛された子』の一人……」
久「——あの龍門渕だって言われてるわ」
京太郎「龍門渕」
京太郎(照ねえと並ぶ全国区の魔物、天江衣のいる学校)
久「そろそろ行きましょうか。私たちには私たちの戦いが待ってるのよ」
美穂子「……あれは」チラッ
池田「キャプテン、どうしました?」
美穂子「いえ、何でもないわ。行きましょう、華菜」
池田「了解だし!」
美穂子(チラッとだけど、須賀くんの姿が見えたわ。それにその隣りにいた女の人。どこかで会った気がするんだけど……)
マスコミ「原村さん! 何か一言!」
会場の注意が風越と龍門渕に集まっているのを尻目に、観客席に向かっていた俺たちだったが、めざとく気付いたマスコミに和が捕まっていた。
京太郎(さすがはインターミドルチャンピオン。こんな地方大会なのに、大会前でもインタビューされるんだな)
和「何か一言といわれても、私はいつもどおり打つだけです」
マスコミ「あなたが入ったおかげで清澄高校もいいところまで行けそうね」
和「いいところまで……?」ピクッ
京太郎(あ、和のやつ、ピクッてした)
和「目指すのは全国優勝です。それに清澄には私の他にも……むぐっ」
久「わー、ストップストップ」
マスコミ「原村さん?」
久「すみません。これからミーティングを行いますので、インタビューはまたの機会に」
これ以上、ここにいると和が何を言い出すかわからない。
俺たちはそそくさと観戦席へと向かうことにした。
久「あ、優希は先鋒だから、直接対局室に向かってね」
優希「京太郎。私が戻ってくるまでにタコスの準備頼んだじぇ」
京太郎「おうっ。わかってるって」
京太郎(優希は本当にタコスバカだな)
観客席
久「おっ、いたいた。お待たせー」
照「別に待ってないけど」モグモグ
隅っこの方の席でさっそくお菓子を頬張っている照ねえ。
部長の言うとおり、確かに学ランらしき物を上から羽織って、帽子を被っているから、遠目から見れば、パッと見、男にしか見えないだろう。
京太郎「男装って言うから、もっとがっつり変装してるかと思いましたよ」
久「まさか。これから試合があるのに、そんながっつり変装してたら、わざわざトイレまで着替えに行かなくちゃいけないじゃない。そんなの、非効率的でしょ?」
京太郎「そりゃ、そうっすね」
京太郎「そんじゃ、俺は荷物置いたらタコス買いに行ってきます」
久「悪いわね。使い走りみたいなことさせちゃって」
京太郎「いえ、なんか、こういう使われ方のほうが、なぜかしっくりくるんですよね」
京太郎「大会中はバンバンこき使っちゃってください」
久「それじゃ、タコスだけじゃなくて、もうちょっと買い出しを頼もうかしら。ミネラルウォーターとか、すぐになくなりそうだし」
久「とりあえず、必要な物を書き出しておくわ。みんなも欲しいものがあったら言ってちょうだい」
照「……お菓子」
久「それはまた後でね。はい、次」カキカキ
照「……ケーキ」
久「——これは頭痛薬が必要になりそうね」カキカキ
照「……チョコレート」
久「私、いま初めて白糸台の部長さんを尊敬の念を抱いたわ」
照「……プリン」
久「須賀くん、頼んだわね」スッ
買い出し品を書き出して俺に渡す部長。
京太郎(えーっと、どれどれ、思ったよりも多いな。これだと二回に分けて運んだ方が良さそうだ——あっ、お菓子って書いてある)
京太郎「部長」
久「か、勘違いしないでね。麻雀って頭使うでしょ? だから糖分が必要かなーって」
京太郎「ま、そういうことにしておきますけど。さすがにこの量だと、ちょっと時間かかりますよ」
久「それじゃ、誰か付いていってあげて」
選択安価です。誰と行きますか?(対局中の優希以外でお願いします) 下1
安価→まこ
といったところで今日は終わります。
大会終わるまでは、こんな感じでゆるゆると進んでいく予定です。
終わりの方だけ書き終わってるので、微調整しつつそこに繋げる感じになりますので、あんまり無理な安価はやめてくださいね。
しかし、まこは考慮してなかったなー。
それではおやすみなさい。
白糸台でやると白糸荘のペットな彼女的な感じでやろうかと考えてます(元ネタ見たことないですけど)
今日は三時くらいからやれると思います
ただいま帰宅。
残業してました。見通しが甘かったです。
白糸台では毎日、宮永姉妹と淡(嫌がるけど確定)と生贄の四人で打っているという日常を思い付いた。
魔王姉妹に蹂躙されて、涙目の淡とか可愛い。
照って辛いものは食べられそうになさそうな気がします。
安価→まこ
まこ「よし、そんじゃ、ワシが行ってやろうかの」
京太郎「えっ、まこ先輩が? 次の試合まで時間がないんじゃ——」
まこ「なぁに、まだ先鋒戦も始まっておらんし、コンビニに行って帰ってくるだけなら、三十分もかからんじゃろうて」
京太郎「部長、いいんですか?」
久「まぁ、まこなら大丈夫でしょ。気分転換に行ってらっしゃい」
まこ「すまんのう。そんじゃ、チャンピオン、和、京太郎を少し借りていくぞい」
照「……行ってらっしゃい」
和「別に私に断りを入れなくても」
まこ「いや、ワシも下手に恨みを買いたくはないんでの。ほれ、行くぞ、京太郎」
京太郎「あ、待ってくださいよー」
会場の外
京太郎「——率先してコンビニに行くなんて、どうしたんですか? まこ先輩らしくないですよ?」
まこ「らしくない、か。まあ、自覚はあるんじゃがな」
まこ「のう、京太郎」
京太郎「はい。何ですか?」
まこ「お前さん、どうするつもりなんじゃ?」
京太郎「どう、っていうのは?」
まこ「お前さんは本当に、にぶちんじゃのう。そこまで行けば、ノーベル賞もんじゃわい。それとも、わかっとるくせにとぼけとるのだとしたら、それこそアカデミー賞もんじゃな」
京太郎「まこ先輩?」
まこ「チャンピオンと和のことじゃ。ここまで言えば、いくらお前さんでも察しくらいは付くじゃろうて」
まこ「のう、お前さんはどっちを選ぶんじゃ?」
京太郎「どっちを選ぶって、俺はそんなつもりじゃ——」
まこ「お前さんにそのつもりはなくてもじゃ」
まこ「このままの状態がいつまでも続くと思うほど、お前さんも子供じゃなかろう」
まこ「別に今すぐ答えを出せと言っとるわけじゃないんじゃ」
まこ「逆に今、二人のどちらかに告白なんぞされたら、選ばれた方も振られた方も平常心では打てんくなってしまうわ」
まこ「じゃが、できればインターハイが始まる前までには決着をつけてほしいもんじゃがな」
京太郎「まこ先輩……」
まこ「まあ、焦るな若人」
まこ「ほれ、そんな顔をしとると、ワシがいじめとるように見えるじゃろうが。試合まで時間がないんじゃし、さっさと買い物して戻るぞ」
京太郎「……まこ先輩って、良い人ですね」
まこ「そう思うんじゃったら、ワシが二人の代わりに付き合ってやろうか?」
京太郎「お気持ちだけ、ありがたく受け取っておきますよ」
まこ「たまにお前さんを本気で殴りたくなる時があるんじゃが……殴ってもええか?」
観客席
京太郎「ただいま戻りましたー」
久「お疲れ様。ちょうど、先鋒戦ももうすぐ終わるところよ」
まこ「おっ、優希のやつ、ずいぶんと飛ばしておるのう」
京太郎「げっ、半荘一回で五万点も稼いでやがる」
和「相手がこちらのことを甘く見ていたのもありますが、上手く優希の手がハマったんです」
まこ「おっ、終わったのう。そんじゃ、ワシも優希に続くかの」
久「守る必要はないわ。一気に突き放してきて」
まこ「言われんでもそのつもりじゃ」
京太郎「まこ先輩、頑張ってください」
まこ「おう、京太郎もな」
京太郎「まこ先輩、今はその話は——」
まこ「おお、すまんすまん。二人とも気にせんどいてくれ」
照・和「「????」」
京太郎(——圧倒的だな)
先ほどの宣言どおり、まこ先輩は二万点近い得点を稼ぎ、部長につなげた。
でもって、部長はといえば、肩慣らしと言わんばかりに安い手を六回和了って、早々に試合を切りあげたのだった。
そして、和の対局。
京太郎「よく、エトペンの持ち込みが許可されましたね?」
久「別に通信機が仕込まれてるわけでもないし、岡山県には刀持って対局に臨む人もいるそうだから、別に問題ないでしょ」
京太郎「……またま、部長ってば。刀はさすがにないですよ〜。いくら俺が騙されやすいからって、そればっかりは騙されたり——」
照「……その人知ってる」
京太郎「は? 何言ってんだよ、部長の冗談だろ? だって刀だぜ、刀。普通に銃刀法違反で捕まるって」
照「捕まってない。個人戦で対局した。新免那岐さん。有名な剣豪の子孫だって言ってた」
京太郎「ちょっ、マジなの? 部長、そんな勝ち誇った顔でこっちを見ないでくださいよ。っていうか、刀っておかしいですよね!?」
久「須賀くん、いいこと教えてあげる」
京太郎「いいこと?」
久「この世にはグレーゾーンっていうのがあるの」
京太郎「ちょっ、生々しい話はやめてください!」
優希「おっ、もうすぐ終わるじぇ」
久「それじゃ、宮永さん。行ってくれる?」
照「わかった」
久「あ、その上着と帽子だけど。一応、観客席を出るまでは着ておいてね。対局室に入る時に和に渡してもらえばいいから」
モブ「あー、こりゃ。清澄の勝ち抜けは確定だな」
モブ「二回戦から風越と龍門渕の試合もあるし、メシいこーぜ」
——ゾロゾロ
久「チャンスね。和の試合が終わって人も少なくなったし、思う存分暴れてきて」
照「いってくる」
京太郎「頑張れよ」
優希「ファイトだじぇ」
まこ「なんなら飛ばしてしまっても構わんからな」
誰得な上柿視点。あの一言だけで、これだけのキャラを立てられるのはすげえ
対局室
上柿(……やられた。完璧にやられた)
ペンギンのぬいぐるみを抱いた少女が対局室を後にするのを、力なく見送りながら上柿は文字どおり脱力していた。
対局が始まるまでは、自分はいつもどおりに打って、いつもどおりに大将に回せば、いつの間にか逆転できるものだと、根拠もなく考えていた。
実際、これまでの練習試合でもそうであったし、ましてや、この一回戦の相手は三校とも無名校なのだ。
逆転も不可能ではないはず、と対局前までは本気で思っていた。
しかし、
上柿(あれが、原村和……)
自分と同じ一年生とは思えなかった。
インターミドルチャンピオンだからだとしても強すぎる。
この自分が、その背中どころか影すら踏めずに、気付けば一人取り残されていたなんて。
上柿(すんません、大将。自分じゃ力不足だったみたいです)
自分を副将に抜擢してくれた先輩に心の中で頭を下げる。
審判「——きみ、もうすぐ大将戦が始まるから、早く席を空けなさい」
上柿「あ、すんません」ギヒヒヒ
頭をかきながら、ぎこちなく笑う。
どうやら、公式試合だと余韻に浸る時間すら与えてくれないらしい。
本当は人目もはばからずに泣けるのなら、いっそ泣きたい気分なのだが、上柿恵という人間はそんなことを自分に許せるほど、上等な人間ではなかった。
上柿(ほんと、損な性分に生れついちまったもんですよ)
上柿「よっこらせっと」
わざとらしく声を上げながら席を立つ。
すでに自分以外の副将の姿はなく、対局室には大将たちが入ってきていた。
上柿(どれ、ここは最後に一つ、清澄の大将の顔でも拝んでから戻りましょうかね)
そんな負け惜しみじみたことを考えていると、対局室の入り口で原村和と話している生徒の姿が見えた。
上柿(何ですかね、ありゃ。変装でもしてるつもりなんですかね?)
その女子生徒は学ランと帽子を着けていた。
実際、遠目から見たとして、スカートが見えなければ、男子生徒に見えなくもないだろう。
上柿(ですけど、別に有名人でもあるまいし、そいつは自意識過剰ってやつですよ)
仮に変装するとしても、鹿老渡の佐々野くらい有名でなければ、逆に自分が恥ずかしい思いをするだけだろうに。
だが、上柿はその考えを数秒後に翻すことになる。
着けていたものを脱いで原村に渡す女子生徒。
帽子を脱いだことで、生徒の顔が露わになる。
その瞬間を上柿はスローモーションでも見ているかのように眺めていた。
上柿(あたしゃ、夢でも見てるんですかね)
清澄に知り合いはいないはずなのだが。
しかし、その顔に、上柿は見覚えがあった。
いや、忘れるはずがなかった。
彼女こそが、上柿が麻雀を始めるきっかけであり、ずっと憧れの存在でもあったのだ。
絶対に見間違えるはずがなかった。
上柿(でも、どうして、彼女がここに?)
まず、ありきたりな疑問が浮かんで、
上柿(何で清澄の制服を着ているんですかね?)
疑問は次々に溢れ出てきた。
おそらく、大多数の人間が上柿と同じ疑問を持つだろう。
そして、その疑問を解消するにはあまりに時間が足りなかった。
だが、その中でたった一つ、上柿は疑問でない結論、あるいは納得を得るに至っていた。
上柿(——こいつは無理だわ)
上柿(あたしがいつもどおり打ってたとしても——)
上柿「——大将、この試合はどうやら負け戦だったみたいですぜ」ギヒヒ
誰にも聞こえないように、自分だけが納得できるようにつぶやき、上柿は小さく笑った。
どちらにせよ、自分の出番はここで終わりなのだ。
ならば、幕引きは速やかにかつ潔く行うべきだろう。
そうして、かつての憧れの存在を横目に、彼女は対局室を後にした。
いつものようにギヒヒと笑いながら。
というわけで、今日はここで終わります。
気付いたら上柿さん書いてました。とっとと話を進めたいはずなのに、なにやってんだ俺。
それではおやすみなさい。
臨海スレ立てるとしたら、辻垣内組に借金のカタとして連れてこられた京太郎が奉公しながら、初心な留学生たちを手籠めにする展開アリだと思います。すいません嘘です。俺はガイトさん一筋です。
ほんと展開遅くてすみません。おやすみなさい。
ただいま帰宅。ちょっとだけ進めます。
観客席
——ザワザワ
モブ「——何で清澄に宮永がいるんだ!?」
モブ「マジであれ、宮永?」
モブ「だって、名前そうなってるし、それにあの角!」
モブ「確かのあの角は間違いねえ。宮永だって」
モブ「でも、何で清澄なんかに?」
モブ「今年の春季大会で見なかったけど、白糸台はどうしたんだよ?」
京太郎「みんな、こっち見てますね」
久「どうやら、マスコミも嗅ぎつけたみたいよ」
まこ「まだ対局中じゃから、マスコミもおとなしくしとるが、その後を考えると憂鬱じゃのう」
久「別にまこは何にもないから気楽でしょうが。問題は宮永さんよ」
京太郎「どうにかできませんかね?」
久「無理っぽいわね。一応、想定してた事態ではあるけど、私たちが必要以上に注目されることになったのは変わりないんですもの」
京太郎「照ねえ、マスコミ慣れはしてるでしょうけど、今後の試合に影響が出るかも」
久「多分、大丈夫なはず。彼女はそんなに弱くない。問題があるとすれば、私たちが会場の空気に飲まれないように気をつけないと」
京太郎「——今さらながらに、宮永照の影響力ってすごいんですね」
久「高校生の頂点に立つっていうのは、とどのつまり、そういうことなんでしょ?」
久「そして、私たちは彼女とともに全国の高校の頂点を目指している以上、この程度のプレッシャーなんて通過点に過ぎないわ」
京太郎「部長の肝の太さには恐れ入りますよ」
久「あら? こう見えて、私って結構繊細なんだけどね」
京太郎(繊細な人は悪待ちを好んで選ばないと思いますけど)
(・)(・)
俺たちがこうして話している間にも、対局は粛々と進み、気付けばいつの間にか終了していた。
いや、粛々というのは少し控えめな表現かもしれない。
照ねえが東一局で七連荘を決めて、他の高校に和了させることなく、試合を終わらせてしまったからだ。
モブ「うっわ、相変わらずえげつねえ勝ち方」
モブ「さすがにあれは対戦相手に同情するわー」
モブ「ってかさ、大将戦の前に飛ばし切れねえと清澄の勝ち抜け確定じゃね?」
モブ「試合前に原村が全国優勝とか言ってたけど、あれって本気だったんだ」
モブ「そりゃそうだろ。宮永がいたら、どんな弱小でも全国狙えるっつーの」
モブ「でもさー、そういうのマジ萎えるんですけどー。そうまでして勝って何が嬉しいのかねー」
——ザワザワ
久「——予想はしてたけど、言いたい放題言われてるわね」
京太郎「俺、ちょっと文句言ってきます」
まこ「やーめーとーけー。どうせ、言っても聞く馬鹿はおらんし、ワシらの立場が余計に悪くなるだけじゃ」
京太郎「でも……」
久「別にいいじゃない。悪者上等。それならこのままヒールを貫き通してやるだけよ」
優希「さすがは部長だじぇ。結局のところ勝てば良かろうなのだー」
まこ「優希、よく言ったぞい」
優希「ということは、のどちゃんは悪のおっぱい幹部なるわけでー。京太郎、さっそく、悪の幹部ののどちゃんに何か言ってみるじぇ」
京太郎(何かって言われてもなー)
京太郎「和さま、奴らをいかがいたしましょう?」
和「そうですね。まずは抵抗する者は容赦なく根絶やしにし、恐怖と力を以って、この長野に我ら清澄の覇権を確立させるのです——って、何を言わせるんですか!?」
京太郎・優希「「……いや、さぁ」」
まこ「……お前さん、可愛い顔をして結構えげつないことを考えておったんじゃな」
和「ち、違います。今のは乗せられただけで、普段はあんなこと考えてないんです」
久「クスクス、おふざけはそこまでにして、そろそろ昼食を取りに行きましょう。宮永さんももうすぐ戻ってくるでしょうし」
最後に特に意味のない安価を取って今日は終わります。変則的な終わりで申し訳ない。
昼休み
テラス
照「……思ったよりも取材が長引いた」
久「お疲れさま。結構ディープなところまで突っ込まれてたけど、上手くかわしてたわね」
照「ああいう手合いの相手は慣れてる」
京太郎「だったら普段もあれくらいハキハキしてくれよ」
照「それは無理。あのモードはお菓子一週間分のエネルギーを消費するから連発はできない」
優希「つまり、お菓子がないならタコスを食べればいいじゃないとうことか」
和「ゆーき、それを言うならパンがないならお菓子を食べればいいじゃない、ですよ」
京太郎「何だそれ?」
和「ブルボン王朝最後の王妃マリーアントワネットが、政治の混乱で食べるものにも困る民衆に向けて放ったと伝えられる言葉です」
京太郎「ああ、なるほど。しっかし、ひでえ王妃様だな。パンがないのにお菓子があるわけねーだろうに」
和「実際にはマリーアントワネットが言ったわけではなく、反王政派による民衆を煽るための創作であるという説が有力ですが」
京太郎「つまり、でっちあげってことか」
和「平たく言えば、そうなりますね」
京太郎「——って、何でこんな話になったんだっけ?」
照「……お菓子がないなら、お菓子を買ってくればいいというだけの話だと思う」
京太郎「今までの話の流れをぶった切ったあげく、身も蓋もねえな!」
照「じゃあ、京ちゃんはお菓子がなかったら、何を食べたいの?」
選択安価です。何を食べたいですか?
1 和のおもち
2 照の角
3 健夜の贅肉
それではおやすみなさい
咲の回想の時と比べて、今の照のおもちがえぐれて見えるのはりつべの設定ミスだから……
別におもちが干からびて煎餅になったわけじゃないはず
安価先の指定忘れてすみません
とりあえず指定はしませんので多数決で決めます
ただいま帰宅。
別にそんなにレス付かないだろうと思ってたら、思った以上にレスが付いて、やっぱり多数決を取るなら範囲を取るべきだと思いました。色々とご迷惑をおかけして申し訳ない。
一応、ここで区切らせてもらいます。
結果(IDが重複している安価は申し訳ありませんが、一票として数えています)
2 照の角→19
1 和のおもち→15
3 健夜の贅肉→3
ということで、大会からの帰宅安価で何かします。
さすがに大会中にはできませんので
というわけで人いるか分かりませんが、初めて行きますね
安価→照の角
京太郎(別に俺、お菓子好きってわけじゃないし、特に食べたいものなんてないんだけど……)
京太郎「…………」ジー
和「須賀くん、どうしました?」
京太郎「いや、なんでもないよ」
京太郎(和のおもちか、うん。もし許されるなら、砂糖醤油をかけて、頬張ってみたいものだけど、さすがにそれは人として間違ってるよな)
京太郎(じゃあ、だとしたら、狙い目は……)
京太郎「…………」ジー
照「どうしたの、京ちゃん?」
京太郎(照ねえのおもちはおもちというより、煎餅だけど。でも、頭についてるあの角。気になる。照ねえの髪の色と相まって、なんか紫芋っぽいし)
京太郎(照ねえ、いっつもお菓子ばっかり食ってるから、もしかしたら角も甘いのかもしれない。もし本当に甘いんだとしたら……)
京太郎(それは体に悪影響を及ぼしてるってことになる。糖尿病などの生活習慣病の恐れもあるし)
京太郎(仕方ない。照ねえの健康を確かめるためだ。今日の帰りに上手いこと言って、ちょっとかじらせてもらおう)
照「……京ちゃん、さっきからなんだか怖い」
京太郎「そ、そうか。気のせいだよ。うん、気のせい気のせい」
※帰宅時の照とのイベントが確定しました。
靖子「——やあ、二回戦進出おめでとう」
京太郎(ん? 誰だっけ、この人?)
まこ「藤田プロ!」
京太郎(思い出した。前に照ねえと和、それに咲と雀荘で打ってた人だ。この人、プロだったのか)
久「あら、有名人がこんな所で油売ってて良いの?」
靖子「私は解説で呼ばれただけだよ」
京太郎(部長、プロとタメ口で話してるけど、知り合いなのか?)
靖子「そこのお二人さん、この前は世話になったわね」
和「どうも」
照「…………」ペコ
靖子「実にいい経験が出来たよ。きみたちを凹ませてやるつもりが、逆に自分が凹まされてしまったんだからね。いや、それはきみたちも同じか」
和「やられたままでいる気はありません。必ず彼女にはリベンジするつもりです」
照「…………」
靖子「なかなかに勇ましいことだね。だが、白糸台の『宮永咲』と戦うためには、まずこの県予選を突破しなくてはな」
和「その言い方だと、私たちには突破できないと言っているように聞こえますが?」
靖子「クスクス、そう聞こえたのなら謝ろう。だが、龍門渕を甘く見ていると痛い目に遭う、とだけ言っておくよ」
『——まもなく二回戦を開始します。各校の先鋒の選手は——』
靖子「おや、時間のようだ。午後からも頑張ってくれ。解説という立場上、必要以上にきみたちに肩入れはできないが、応援しているよ」
久「それじゃ、みんな。行くわよ」
一応「「はいっ」」
和「それでは藤田プロ、失礼します」
照「…………」ペコリン
靖子「ああ、きみたちの善戦を祈る」
京太郎「失礼します」ペコ
靖子「あっ、きみ」
京太郎「えっ、俺ですか?」
靖子「きみも清澄の麻雀部の生徒かい?」
京太郎「はい。そうですけど、俺に何か?」
靖子「いや、何でもない。引き留めて悪かったね」
京太郎「それでは失礼します」
靖子(あれが瑞原プロの言っていた小鍛治さんのお気に入りか)
靖子(確かに面食いの小鍛治さんが好みそうな少年だが……)
靖子「少し様子を見るか」
>>494 書き始めると一気に書いちゃうので、投下忘れてすみません。
夕方
京太郎「——何だかんだ言って、危なげなく二回戦も突破しちゃいましたね」
久「まあ、想定どおりといえば想定どおりよ。こんなところでつまずいてちゃ、龍門渕と風越を倒すなんて夢のまた夢だからね」
和「やはり決勝に残ったのは龍門渕と風越ですか」
まこ「それにウチと同じ初出場の鶴賀学園というところじゃな」
京太郎「鶴賀ですか?」
まこ「なんじゃ、知り合いでもおるんか?」
京太郎「まあ、知り合いというか何というか」
京太郎(まさか、加治木さんたちってことはないと思いたいけど)
久「あ、ようやく二人とも取材から戻ってきたわね」
優希「のどちゃんと照先輩だけ取材を受けるなんてずるいじぇー」
まこ「まあ、そう言いなさんな。マスコミにしてみれば中高のチャンピオンが同じ高校、それも無名校で出場っちゅうんは格好のネタになるからのう」
和「お待たせして申し訳ありません」
照「……疲れた」
久「二人ともお疲れさま。それじゃあ、明日に備えて今日はここで解散。明日またここで会いましょう」
京太郎「あれ? 部長は帰らないんですか?」
久「うちは顧問がアレだからね。ちょっと決勝前に大会の役員の人たちに色々と確認しておきたいのよ」
京太郎「そうですか。それではお先に失礼します」
久「明日も色々と雑用を頼むと思うけど、よろしくね」
京太郎「おまかせあれっ」
——ザワザワ
モブ「——清澄だ」
モブ「あれが宮永と原村か」
モブ「今年は龍門渕か風越だと思ってたけど清澄もあるな」
まこ「——人から見られるっちゅうんは、なかなか慣れるもんじゃないのう」
優希「みんな、のどちゃんと照先輩のことばっかりでつまんないじぇ」
和「別に私はいつもどおり打っているだけで、別に目立つようなことはしてないんですが」
京太郎「いや、和は色々と目立つんだよ」
京太郎(おもちとか、おもちとか)
和「???」
照「あっ」
京太郎「ん? どうした、照ねえ」
照「……あの人」
京太郎(知り合いでもいたのか?)
照ねえの視線の先に目を向けると、こちらに歩いてくる女生徒が一人。
京太郎「あれは……風越の福路さんだな。でも、なんでこっちに向かってくるんだ?」
京太郎(偶然、街で困ってるところを助けたくらいで、別に知り合いってほどの間柄じゃないんだけど)
美穂子「お久しぶりですね、宮永さん」ニコッ
京太郎(なるほど、照ねえと顔見知りだったのか)
照「去年の夏以来だね」
美穂子「個人戦ではお世話になりました」
照「こちらこそ」
美穂子「インターハイで宮永さんへの雪辱を果たそうと思っていたんですが、こんな所で会うことになるなんて、人生というのはわからないものですね」
照「どうして私のところに?」
美穂子「試合前に改めてご挨拶を、と思いまして」
照「相変わらず律儀なんだね」
美穂子「クスクス、そういう性分ですので。それでは宮永さん、明日はお手柔らかにお願いしますね」
照「こちらこそ。ところで福路さん」
美穂子「どうしました?」
照「頬が腫れてるけど、どうしたの?」
言われてみると、確かに福路さんの頬は誰かに叩かれたかのように赤くなっていた。
だが、彼女はまるで意に介した様子もなく、にこりと笑うと、
美穂子「クスッ、貴女の『鏡』でもわからないことがあるのね」
そう言って、俺たちの前から立ち去って行った。
それでは安価に従って照の角を食べます。上がりすぎたハードルが高くて>>1は途中でこけました。
帰り道
和「——それではまた明日、会場で」
京太郎「ああ、和も気をつけて帰れよ」
照「また明日」
京太郎「——ふぅ、今日は長い一日だったぜ。明日はこれ以上に密度が濃いのかと思うと、ちょっとげんなりするな」
照「そうは言うけど、京ちゃんはただ見てるだけだった」
京太郎「いや、まあ、そのとおりなんだけど。二回戦の時の会場の空気の悪さは照ねえだって知ってるだろ?」
清澄に宮永照がいるとわかった途端、観客たちは龍門渕や風越の試合もそっちのけで、清澄の試合のある会場へと集まったのである。
もちろん、その大半は野次馬で、俺たち清澄麻雀部の面々に好奇の視線を向けるだけだったんだけど。
照「ああいうのは気にしても仕方ない。対局室に入れば関係ないし」
京太郎「照ねえはなんていうか、にぶいという図太いというか、おおらかというか」
京太郎「いや、そうでもないとチャンピオンにはなれないか」
照「????」
京太郎「いや、何でもないよ」
京太郎(さて、雑談はこれくらいにして、そろそろミッションをスタートさせるか)
京太郎(すなわち、照ねえの角の味を確かめる)
京太郎「そういやさ、今日、照ねえが画面に映ってるのを見て思ったんだけど、照ねえの髪ってサラサラだよな」
照「……そ、そうかな?」
京太郎「ちょっと触ってみてもいいか? あっ、もちろん、無理には触らないからさ」
照「……別に、京ちゃんならいいよ」
京太郎「そっか。サンキュ。それじゃ遠慮なく」サワサワ
京太郎(あっ、柔らかくてサラサラしてる。俺の髪とは全然違う感触だ)サワサワ
照「京ちゃん……もう、いい?」
京太郎「あと少し、あと少しだけ、いいかな?」サワサワ
照「い、いいけど」
京太郎「本当にサラサラだな。それになんだかシャンプーの良い匂いがするし」クンクン
照「きょ、京ちゃん! もういいでしょ?」
京太郎「もうちょっとだけ頼むよ。今日はあんまり照ねえと話せなかったし、今くらいは俺が我がまま言ってもいいだろ?」
照「で、でも……」
京太郎「ほんと、あとちょっとだけだからさ」サワサワ、クンクン
照「……うぅぅ」
京太郎(めずらしく恥ずかしがってるな。でも、その割に嫌がったりしないのは何でだ?)
京太郎(まあ、いい。そろそろ本来の目的に取りかかるか)
京太郎「あのさ、本当に嫌なら嫌って言ってほしいんだけど」サワサワ
照「……うぅ、どうしたの?」
京太郎「照ねえの角、撫でてもいいかな?」
照「そ、それは……」
京太郎「ダメかな?」ナデナデ
照「ひぁんっ、きょ、京ちゃん……」ビクッ
京太郎「今、角を触られてビクッてしたよな?」
照「し、してないよ」
京太郎「本当か?」ナデナデ
照「う、うぅ、う」ビクッビビクッ
京太郎「なんだ、照ねえって角が弱いんだな」ナデリナデリ
照「そんなことない……」ビビクッビクッビクッ
京太郎「あれれ? そんなこと言ってる間に、角からシャンプーとは違う甘ったらしい匂いがしてきたなー」サワリサワリ
照「……そんな……匂いなんて……しないもん」ビクッビクッビビクッ
京太郎「おかしいな。確かに甘い匂いがするんだけどなー。俺の鼻がおかしいのかな」サワサワサワサワ
照「う、うぅ、京ちゃん、もうやめよ?」ビッビッビクッビクッ
京太郎「俺もそうしたいところなんだけど、ちょっとだけ確かめていいかな?」
照「……た、確かめるって?」
京太郎「照ねえの角をかじってみるんだよ。こういう風にさ」カプッ
照「や、やめっ、はうっ」ビビビッビクン
京太郎(——うほっ、こ、これが! 照ねえの! 角の! 味! なのか!)
京太郎(紫芋とはまた違った味わい)
京太郎(すっきりとした後味の中に、舌全体へと広がるコクと深みのある甘み)
京太郎(それが脳髄を突きぬけるようなアクセントとして、角の存在感をさらに高めているということか)
京太郎(いや、違う。これはもうそんなレベルじゃねえ。角の可能性はまさに無限大ぃぃぃいいいい!)
京太郎(な、な、な、なんてことだ。世の中に、こんな美味いものがあったなんて)
京太郎「——って、照ねえ?」
照「京ちゃんは今やってはいけないことをやってしまった」ギュルルルルウルルルルルル
京太郎「あの、右手が勢いよく回ってるんですけど?」
照「だから、記憶を消去しなくちゃいけない」
京太郎「ちょっ、そんな物騒な冗談は——」
照「京ちゃん、大丈夫。起きたときには全て忘れてるから」ギュォォォォォォォン
京太郎「いや、やめ——ぎやぁぁっぁぁぁっぁ」
自宅
京太郎「……いやぁっぁぁぁっぁぁぁ——って、ハァハァ、夢か」
カピ「キュキュキュー」
京太郎「サンキュー、カピ。お前が起こしてくれたんだな」
カピ「キュキュ!」
京太郎「そうか。大会が終わって家に帰ってきたけど、俺、制服のまま寝ちまったらしいな」
京太郎(家に帰ってきたときの記憶がないんだけど、よっぽど疲れてたのか)
京太郎「……しっかし、それにしても変な夢だったな」
京太郎(何で俺が照ねえの角を食べたりしなきゃいけねーんだか)
京太郎「大体、人の角なんか食っても美味くなんか——ぺっ、ぺっ、なんだ? 口の中に髪の毛が入ってるぞ」
京太郎「あれ? この髪の毛、照ねえと同じ赤色だ」
京太郎「でも、何で照ねえの髪が俺の口の中に?」
京太郎「……まさか」
照「——何がまさかなの?」
京太郎「ひっ、照ねえ。どうして俺の部屋に!?」
照「おばさんに京ちゃんの夕食を頼まれた。もうすぐできるから、一緒に食べよう?」
京太郎「あ、ああ。食べようか」
照「それじゃあ、先に下に降りとくね」
京太郎「なあ、照ねえ」
照「どうしたの、京ちゃん?」
京太郎「一つ聞きたいことがあるんだけど——」
京太郎「——どうして角が欠けてるんだ?」
といったところで今日は終わります。
エロ展開を期待されていた方には申し訳ないですが、これが>>1の精一杯です。っていうか、照の角でどうやって話を広げればよかったんですか。教えてくださいエロい人。
深夜のテンションじゃなきゃ、絶対に書けませんでした。
あと不穏な終わり方になってますが、次の日から通常運行に戻りますので、話に支障は出ません。
それではおやすみなさい。
親の借金のせいで辻垣内組の屋敷で奉公することになった京太郎。
ガイトさん付きの丁稚となった初日。夜遅くに部屋に呼ばれる。
びくびくしながら、ちょっとの期待とともに部屋に入る京太郎。
それにに向かって、ガイトさんは服を脱ぎ、腕を組んで、足を向けて一言。
「舐めろ」
とかやってほしい。あと半年かすれば、情報が出揃ってきて臨海スレを立ててくれる人がいると思うので期待。
あと友人がテラフォーマーズの美人メガネさんとガイトさんはキャラの方向性いっしょだよね。とか言ってたけど、ああいう姉御系のメガネさんが増えるのは今の閉塞した二次元業界において良い影響だと思う。
というわけで始めて行きます。
女子県予選二日目
清澄高校控室
久「みんな、泣いても笑っても今日で県予選は最後」
久「決勝の相手は強敵ばかりだけど、気負わずに行くわよ!」
一同「「はいっ」」
久「須賀くんは悪いけど、雑用とかお願いね」
京太郎「わかりました」
久「それと、決勝戦はこれまでの予選と違って、一人半荘二回の五人で半荘十回。当然、点数は引き継ぐからね」
優希「えっ? 半荘一回分のタコスしか持ってきてないじぇ。うぅぅ」
久「……ミーティング聞いてなかったの?」
優希「きょ、京太郎! タコス買ってきてくれ!」
京太郎「……優希、お前な……いや、仕方ない。行ってくるけど、この時間から開いてるかな?」
『——まもなく県予選決勝先鋒戦を開始いたします。先鋒の選手は対局室に——』
優希「と、とにかく頼んだじぇ」
京太郎(……思わず了解しちまったけど、この会場の周りの地理に詳しくないし、優希がいつもタコスを買ってるコンビニに行ってたら、それだけで先鋒戦が終わっちまう)
まこ「大丈夫か、京太郎?」
京太郎「携帯でこのあたりの店を調べながら探してみます。みんなは優希の試合を見ててください」
京太郎(——とりあえず、携帯でこの近辺のタコス屋を検索してみたけど——)
——ドン!
京太郎「わっ」
???「うわっ、急に飛び出してきたら危ないぞ。ワハハハ」
京太郎「す、すみません。急いでたもので……って、この特徴的な笑い方は——」
智美「おっ、清澄の須賀くんじゃないか。こんなところで会うとは奇遇だなー。ワハハハ」
京太郎「えっと、鶴賀の蒲原さん、でしたよね?」
智美「あのときは迷惑をかけたなー。怪我をしてなくて何よりだったぞー。ワハハハ」
京太郎「こちらこそ——って、すみません。俺、ちょっと用事がありまして」
智美「なんだ、急ぎの用なのか? タコスタコス言ってるのが聞こえたが、タコス屋でも探してるのか?」
京太郎「そうなんですけど、ここからだと結構遠くて、前半戦が終わるまでに買ってくるのが難しそうで……」
智美「ワハハハー、そういうことならこの前のお詫びというわけでもないが、私が乗せて行こう」
京太郎「えっ? いいんですか? 鶴賀の応援に来てるんでしょう?」
智美「大丈夫だぞ。一応、ゆみちんに許可だけはもらっておくけどなー」
——プルルルル
智美「もしもし、おー、ゆみちんか。悪いけど、ちょっとタコス屋まで行ってくる」
智美「——ワハハハー、そんなに怒鳴るなよ。別にふざけてるわけじゃない」
智美「——人助けだよ。清澄の須賀くん、覚えてるだろ。ちょっと困ってるようだから、この前のお詫びに乗せてく」
智美「——うん、うんうん。それでこそ、我らが鶴賀の誇る名参謀ゆみちんだ。ワハハハー、それじゃあ、行こうか」
京太郎(えらく簡単に話がまとまったな。加治木さんも一緒に応援に来てたのか。麻雀部の人と仲良いのかな?)
京太郎(いや、今はそんなことを詮索してる場合じゃない)
京太郎「蒲原さん、よろしくお願いします」
智美「よし、任されたぞー。ワハハハー」
智美「ところで須賀くんはタコス屋の詳しい場所をわかってるのか?」
京太郎「一応、住所は調べられたんで、車のナビを使ってもらえれば」
智美「残念ながら、私の車にナビは付いてないぞー」
京太郎「と、とりあえず、目的地付近まで行ければ——」
京太郎(でも、詳しい場所がわからないのに、この短い時間でタコスを買って帰れるのか?)
ハギヨシ「——ふむ、どうやらお困りのようですね」
京太郎「あ、あなたは——ハ、ハギヨシさん!?」
智美「ワハハハー、誰だこのイケメン執事さんは?」
ハギヨシ「ああ、突然失礼しました。私、龍門渕家の執事を務めております。ハギヨシ、と申します」
智美「龍門渕、決勝の相手だなー。その執事さんがこんなところでどうしたんだ?」
ハギヨシ「悩める青少年の声が聞こえましたので、放っておくわけにもいかず、まかりこしました。ところで、どうなされたのでしょうか?」
京太郎「いえ、タコス屋を探してるんですが、少し入り組んだ場所にあるみたいで、ここらへんの地理に疎い俺たちだと——」
ハギヨシ「わかりました。それでは私が先導いたしますので、行きましょうか」
京太郎「へ?」
智美「おおっ、いいのかー?」
ハギヨシ「困っている青少年を助けるのは龍門渕家の執事として当然の務めでございます」
智美「ワハハハー、さすがはイケメン執事さんだ。そうこなくてはな」
智美「それじゃあ、行こうか、須賀くん」
ハギヨシ「さあ、須賀くん、行きましょう」
京太郎「は、はい」
京太郎(ただタコスを買いに行くだけのはずだったのに、いつの間にかメンバーが増えて、よくわからない状態になってしまった)
ギュルルルッルブォオオン
智美「ワハハハー、安全運転でいくぞー」ギュォン
京太郎「ひ、ひぃぃぃ、ちょっ、こ、これのどこが安全運転なんですか!?」
智美「いつもより、慎重に運転してるつもりだぞ。ワハハハー」
ハギヨシ「蒲原さん、その交差点を右でございます」
智美「右だなー。そらぁぁぁ」ギュォンギョゴゴゴゴ
京太郎「お、お願いしますから、曲がる時にわざとドリフトするのはやめてください」
智美「ワハハハー、申し訳ないが、私はこれ以外に右左折する方法を教わってないんだなー」ギュォンギュオン
京太郎「はぁっ!?」
京太郎(ちょっ、マジで車酔いで気持ち悪い)
京太郎「……うぅう」
智美「ワハハハー、須賀くんはだらしないなー。そういえば、ハギヨシさん。よく私の名前を知っていたなー。名乗った覚えはないんだが」
ハギヨシ「透華お嬢様の対戦校の方々の名前、経歴はすべて把握しておりますので。鶴賀学園麻雀部部長、蒲原智美さん」
智美「ワハハハー、なるほど、バレバレだったか。執事さんっていうのはすごいんだなー。今度、ウチの部でも雇ってみたいものだぞ」
ハギヨシ「ご希望とあらば、知人を紹介しますよ」
智美「そいつはありがたい申し出だなー。おっ、これはどっちに曲がればいいんだー?」
ハギヨシ「その突き当たりを左に曲がれば、目的地でございます」
智美「よし、須賀くん、振り落とされないようにしっかり掴まってるんだぞ。ワハハハー」ギュオンギュギュギュッギュ
京太郎(もうやだ。この人たち)
智美「さて、思ったよりも早く着いたみたいだなー。さあ、須賀くん、買ってくるといい」
京太郎(蒲原さん、一仕事終えたみたいにいい顔してる。俺は車酔いで気持ち悪いのに)
ハギヨシ「須賀くん、気持ち悪いのなら私が代わりに買ってきましょうか?」
京太郎「い、いえ、お気持ちだけで十分です。俺の仕事ですから」
ハギヨシ「……そうですか」
どうにか気持ち悪いのを我慢して、タコスを買う俺。
智美「ワハハハー、買ってきたなー。それじゃあ、時間もないし、帰りはもっと飛ばして帰るぞー」
京太郎「ちょっ、蒲原さん、それは——」
ギュオォォォンゴゴゴゴオォォォォギュンギュゥン
京太郎「いやぁぁっぁぁぁっぁぁぁっぁ」
清澄高校控室
京太郎「——ゼェゼェ、か、買ってきたぜ」
優希「おおっ、京太郎。でかしたじぇ」
和「須賀くん、顔色が悪いようですが?」
京太郎「ちょ、ちょっとな。少し休めば、良くなるよ」
蒲原さんのあの運転の中、どうにか吐かずに会場まで辿り着いた俺は、二人に礼を言って、どうにか優希にタコスを届けるミッションに成功したのだった。
車での移動中に蒲原さんとハギヨシさんが何やら話しているようだったけど、俺は振り落とされないのに必死で、どんな内容かまでは聞けなかったんだけどさ。
京太郎(あとであの二人にはちゃんと礼を言っておかないと)
京太郎「えっと、今のウチの点数は……」
京太郎「えっ、67900だって!?」
まこ「龍門渕に上手く打たれて、ウチは終始翻弄されとったからな」
久「一応、苦戦は想定してたけど、さすがに決勝ともなるとなかなか上手くいかないわね」
和「どうにか立ち直ってくれればいいんですが」
照「……それだけで済めばいいんだけど」
京太郎「照ねえ?」
清澄控室
優希「……たーだいーまー」トボトボ
久「お帰りなさい」
まこ「よう頑張った」
優希「…………ぐっ」プルプル
京太郎(優希、震えてる。よっぽど悔しかったんだな)
和「……宮永先輩、須賀くん、少し話が」
京太郎「ああ。照ねえも行こうか」
照「…………」コクン
久「あ、須賀くん、帰ってきて早々悪いんだけど、もう一回お遣い頼まれてくれる?」
京太郎「は、はい」
部長から渡された買い出し表を受け取って、俺たちは控室を出た。
京太郎「——優希、相当悔しかったんだな。和もそれがわかってて気を使ったんだろ?」
和「私たちの前では泣きたくないでしょうから」
照「でも、今回は相手が悪かった。福路さんの打ち方と片岡さんは相性が悪い」
京太郎「あれが全国レベルの実力ってやつか……」
照「私も福路さんと同卓したとき、去年はあまり稼げなかった」
照ねえの言うとおり、福路さんはあのほんわかした見た目に反して、かなりえげつない打ち手だった。
前半戦で龍門渕に稼がれたリードを削るべく、優希を上手く利用し、場の視線が優希に集まる中、自身はコツコツと点数を稼ぐ。
そうして、自分のリードが盤石になった終盤、一気に他を突き放しにかかったのである。
その結果、風越は140000点の一人浮き状態で断トツ一位。
清澄はなんとか二位で次鋒につなげられたものの、結果だけを見れば完全な負けだった。
京太郎「まこ先輩なら、きっと巻き返してくれると思うけど」
久しぶりの安価です。京太郎は雑用してる時が一番輝く。
照「ところで京ちゃん、買い出しってどこに行くの?」
京太郎「えっと、みんなの分のお菓子に飲み物。それに昼飯用の弁当だな」
和「お弁当ですか。お昼なら、この会場の食堂で取ればいいと思いますが」
京太郎「決勝に残ったせいで、色々と注目されてるからな。二回戦までと違って、野次馬ももっと多くなるだろうし」
京太郎「他の高校も控室で昼飯を済ますのが通例なんだってさ」
和「そういうことですか」
京太郎「というわけで、まだ控室には戻りにくいだろうし、二人は休憩室ででも休んでてくれよ。俺は買い出しに行ってくる」
京太郎「弁当買ったら、持ってくからさ」
和「で、でも、さすがに買い出しの荷物とお弁当だと大変だと思いますけど」
照「そう。無理はよくない」
京太郎「じゃあ——」
選択安価です 下2
1 照ねえ、手伝ってくれよ
2 和、ついてきてくれるか
3 二人と行くか
安価→2 和
京太郎(うーん、さすがにこの量を一人で運ぶのは苦しいか)
京太郎(できれば二人に手伝ってもらいたいところだけど、照ねえを連れて歩くと野次馬に見つかった時、面倒くさそうだ)
京太郎(というより、余計なお菓子を買い込みそうな気がする。というわけで)
京太郎「和、ついてきてくれるか?」
和「えっ、私ですか。わかりました」チラッ
照「……少し休憩室で休んでくる」
京太郎「何か欲しいお菓子あるか?」
照「……プリン」
京太郎「わかった。昼飯用のデザートと優勝のときのお祝い用に二つ買ってくるから」
照「……三つ欲しい」
京太郎「三つだって? 三つ欲しいのか? このいやしんぼめ」
和「須賀くん、女の子にそれはさすがに失礼ですよ」
京太郎(ちょっと悪乗りしすぎたか)
京太郎「——えっと三つだな」
照「やっぱり二つでいい」
京太郎(めずらしく照ねえがプリンを遠慮するなんて)
京太郎「それじゃ、行ってくる」
和「行ってきます」
照「行ってらっしゃい」
>京太郎「三つだって? 三つ欲しいのか? このいやしんぼめ」
えっと5部のあのローマで戦った・・・2人の名前が出てこない
>>570 実を言うと五部はプロシュート兄貴しか覚えてないです。
京太郎「えっと、まずはスーパーで買い出しした後、弁当屋に行く感じだな」
和「なんだか京太郎くんに迷惑をかけっぱなしですみません」
京太郎「別に迷惑なんかじゃねえよ。みんなが頑張ってるのに、俺だけ何もせずにただ応援してるのって、逆に不公平じゃんか」
和「そう、でしょうか? クスクス、入部した当初と比べて、なんだか変わりましたね」
京太郎「まあ、少しくらいは成長しないとさ」
京太郎「それに手のかかる奴らもいることだし」
和「手のかかる……ああ、なるほど。確かのそうかもしれませんね。そういえば、あのタコスはどこで買ってきたんですか?」
和「この辺りに売っているお店は見当たりませんけど」
京太郎「あー、あれは知り合いに車で乗せてってもらったんだ。正直、俺だけだったら絶対に間に合わなかったよ」
和「そうなんですか。あとでその方にお礼を言っておかないと」
京太郎「うん、俺も急いでたから、そこそこにしか礼を言えなかったし、改めて言うつもり。鶴賀学園の蒲原さんっていうんだけどさ」
和「どこかで聞いたような名前ですね」
京太郎「多分、友達の応援に来てたんだと思う」
和「友達の応援ですか。少し羨ましいですね」
京太郎(うーん、いつもより和の元気がないな。多分、試合で緊張してるんだろうけど、何か和むような話題はないかな?)
自由安価です。和の緊張を和らげるような話題を提供してください 下2
それと一旦休憩。ちょっと飯食ってきます。
ただいま帰宅。ワハハと荒川さん、終始笑顔なのは一緒なのにこの人気の差。
あとどうでもいいけど
天剣の憩
百識のフナQ
夜伽の憧
盲剣の
明王の穏乃
刀狩の
大鎌の
飛翔の
丸鬼の深堀
破軍(甲)の胡桃
破軍(乙)の豊音
ここまではできたけど、あとは思いつきませんでした。
十本刀(咲Ver)VS京太郎とか、このスレが一段落ついたらエクストラでサドンデスやってみたいですね。
安価→これだけ清澄が注目されたら俺も頑張らないとな。
京太郎「和ってさ、あんまり緊張が顔に出ないタイプだよな?」
和「そうですね。普段どおりに麻雀を打つことしか考えていませんから」
京太郎「やっぱり、場馴れしてる奴はそこらへんから違うなー。インターミドルの経験がでかいのか?」
和「いえ、インターミドルの時も別にさほど緊張しませんでしたが」
京太郎「へっ、マジで? すげえな。普通これだけ注目されてたら、舞い上がっちまうぜ」
和「そういうときこそ、普段の練習を思い出して、平常心で打つんです」
京太郎「常日頃の積み重ねが大事ってことか」
和「麻雀は運に左右されるゲームですが、運だけで全てが決まるゲームではありませんから」
京太郎「そうだよな。和の言うとおりだ。うん、これだけ清澄が注目されてるんだ。俺も頑張らないとな」
和「そうですね。京太郎くんにも頑張ってもらわないと」
京太郎「女子が全国に行ってるのに、俺だけ予選落ちなんて格好悪い、だろ」
和「別にそこまで言ってませんが」
京太郎「いや、別に嫌味で言ったわけじゃないんだ。たださ、俺も全国の舞台でみんなと戦いたい」
和「京太郎くんなら、きっと大丈夫ですよ。きっと」
休憩室
京太郎「——思ったより、弁当買ってくるのに時間かかっちまったな」
京太郎(和に手伝ってもらわなかったら、運ぶのきつかったかもしれない)
コンコン
京太郎「照ねえ、起きてるか? 弁当持ってきたんだけど」
京太郎(返事がない。でも靴はあるし、まさか寝てるのか?)
京太郎「入るぞー」
照「…………zzz」
京太郎「マジで寝てるよ。ちゃっかり布団敷いてるし」
京太郎「決勝の試合前に寝れるなんて、どんだけ強心臓なんだよ。他の高校の連中が見たら、卒倒するぜ」
京太郎(しっかし、よく寝てるなー。どうしよう?)
選択安価です 下2
1 起こして一緒に昼食を取る
2 このまま寝かして、バレないように悪戯する(どんな悪戯をするかも明記してください)
3 自由安価です(あまりにひどいものは再安価)
そういえば、和も飛んでましたね。るろ剣の方の飛翔の人がガリガリだったんで、おもちな和のイメージが湧きませんでした。
安価→1 起こして一緒に昼食を取る
京太郎(さすがに相手が照ねえとはいえ、寝てる女の子に悪戯するのは人として間違ってるし、弁当が冷えて不味くなっても本末転倒だよな)
京太郎「おい、照ねえ。起きろ、メシ持ってきたぞ」ユサユサ
照「……zzz」スヤスヤ
京太郎「ったく、起きる気配がまったくねえ。仕方ない、最終手段だ」
気は進まないが起きない照ねえが悪いのである。
俺は寝ている照ねえの角をつまんで、
京太郎「おーい、起きろー」シュッシュッ
勢いよく擦った。
照「——ひ、ひぁっん、きょ、京ちゃん、何するの!?」
京太郎「人が起こしても起きない方が悪いんだろ。ほら、メシ持ってきたぞ」
照「うぅ、角がジンジンする……」
京太郎「それで目が覚めただろ。早く食べないとメシ冷めちまうぜ」
照「……京ちゃんは自分が何をやったのかわかってない」
京太郎「ただ角を擦っただけだろ。何をおおげさな——」
照「角は私の生命線。ここに触られるということは——」
京太郎「ほれっ、隙だらけだぞ」サワサワ
照「ひぁんっ、も、もうっ、や、やだ」
京太郎「ほーれほれほれ、ここがいいんか? ここがいいんだろ?」サスサス
照「もうっ、京ちゃん!」フルフル
京太郎「ごめんごめん、あんまりにも反応が可愛くてな。ほら、弁当とプリンだ」
照「あ、プリン……」
京太郎「ほーら、プリンだぞー。欲しいだろ?」
照「……むっ、京ちゃんは私を甘く見過ぎ。プリンなんかじゃ誤魔化されない」
京太郎「なら、お詫びに俺の分もやるからさ」
照「……うっ、もったいないから、一応もらっとくけど」
京太郎「機嫌直してくれたか?」
照「もし次同じことをやったら、京ちゃんにも同じことをするから」
京太郎「ははは、そいつは怖いな」
京太郎(でも、同じことってなんだ? 俺には角なんて生えてないけど)
て、照は性知識ゼロだから、そんな煽るようなことはやめてくだちい。でも、菫さんが相手ならやる。
清澄控室
京太郎「ただいま戻りましたー」
まこ「おう、遅かったのう。ちゃんとチャンピオンに弁当は届けてくれたんか?」
京太郎「そりゃもちろん。部長はもう対局室に?」
まこ「そうじゃ。ワシらの分の失点を取り返すっちゅうて、張り切って行ってしもうたわい」
照「……失点?」
まこ「申し訳ないことに、お前さんがいない間にワシが失点してもうたんじゃ」
和「いえ、あれはまこ先輩だけのミスじゃありませんよ」
京太郎「まこ先輩が親番の時に三回もツモられたんだ。しかも一回は役満」
照「……そう」
まこ「和とチャンピオンには迷惑をかけてすまんのう」
和「いえ、迷惑だなんて、そんなこと思ったことありません」
照「……竹井さんが失点を取り返すって言ったのなら、それを信じて見守ろう」
京太郎(ここから先、普通の相手なら照ねえと和で十分引っ繰り返せる点数だけど、相手は龍門渕と風越、それに鶴賀)
京太郎(これ以上の失点はデッドライン。部長、頼みますよ)
『中堅戦終了——清澄高校が驚異的な追い上げを見せ逆転。順位は中堅戦開始とは真逆。清澄が一位につけ、龍門渕が二位、それに鶴賀と風越が続いております』
京太郎(すげえ、部長。あれだけの点数差を引っ繰り返したあげく、一位にまでなっちまった)
優希「さっすが部長。やるじぇー」
まこ「ほんと頭が下がるわい」
照「…………」モグモグ
京太郎(しっかし、偶然ってのは怖いな。中堅戦の相手は国広さんと蒲原さんだったなんて。どちらとも知らない仲ではないから、ちょっと申し訳ない気分だけど、でも勝負事である以上、仕方ないことか)
和「……次は私の番ですね」ブルッ
京太郎(和、やっぱり緊張してる。そりゃ、そうか。今までの相手とは違うんだ)
和「それでは行ってきます」
まこ「ぶちかましだじぇ」
優希「あんまり無理せんようにな」
照「……龍門渕さんには気を付けて」
和「わかっています」ガチャッ
京太郎「あっ、のど——」
バタン
京太郎(行っちまった。くそっ、声をかけるタイミングを完全に失っちまった)
まこ「お前さん、和に一言くらいかけてやらんで良かったんか?」
京太郎「いえ、でもタイミングを逃しちゃいましたし」
優希「そんなの関係ないじぇ、追いかけて、何か言ってやれ」
京太郎「え、でも——」
照「京ちゃん、行ってあげて」
京太郎(う、みんなにまで気を使われて、なに一人で格好付けてんだ俺の馬鹿。ここで声をかけてやれなくて、何がチームメイトだよ!)
自由安価です。試合に臨む和に一言 下2
安価→勝利を信じてるぞ、ファイト!
京太郎「ちょっと、追いかけてきます!」
まこ「おうっ、行って来い!」
対局室までの道のりを、和を追いかけて走る。
久「あら、須賀くんじゃない」
京太郎「部長、和は!?」
久「対局室に入ったわよ」
京太郎「くっ」ダッ
久「対局室は選手以外立ち入り禁止……って聞いてないわね」
京太郎(あれは、和の背中。くそっ、このままじゃ対局室に入っちまう)
京太郎「和ぁ!」
和「須賀くん?」
京太郎「ハァハァ、どうしてもお前に言いたいことがあったんだ」
和「言いたいこと?」
京太郎「——勝利を信じてるぞ、ファイト!」
和「……須賀くん、はいっ。絶対に勝ちます」グッ
京太郎「和……」
審判「あー、ごほんっ、きみっ、対局者以外は——」
京太郎「す、すみません。すぐに出て行きますんで」
京太郎(頼んだぜ、和)
清澄控室
久「——須賀くん、また青春してたわね」クスクス
京太郎「えっ、聞こえてたんですか?」
久「そりゃ、あれだけ大声で叫んでたらねぇ」
まこ「なんじゃ、そんなに恥ずかしい台詞を言っとったんか?」
久「いや、別に恥ずかしい台詞ってわけじゃないけど、みんなが見てる前でさすがにあれはねー」
京太郎「部長、中堅戦を見てる時から思ってたんですけど、実はかなり意地悪いですよね?」
久「クスクス、何のことかしら。ほら、和の試合が始まるわよ」
京太郎「——和、とんでもなく早いですね」
まこ「まさか、前半戦オーラスまで和一人が和了り続けることになるとはのう」
照「合宿のときよりもさらに早くなってる」
優希「このまま押し切ってウチの優勝だじぇ」
久「そう願いたいところだけど、上手くはいかないみたいよ。見てみなさい」
京太郎「えっ、見てみなさいって、あ、あれは——」
京太郎「——龍門渕さんの角がビンビンに立ってる」
まこ「た、確かにビンビンじゃ。もしかしたら、チャンピオンのよりビンビンかもしれん」
照「……私の方がビンビン」
久「論点はそこじゃないでしょうが。来るわよ、龍門渕の波が」
京太郎「——あっ、龍門渕さんに親倍を和了られちまった」
優希「これでウチは二位に転落だじぇ」
まこ「まずいのう。やはり龍門渕が最大の難関か」
照「……鶴賀」
久「どうしたの、宮永さん」
照「鶴賀の気配が変わった。京ちゃんならわかるはず」
京太郎(鶴賀の気配が変わった? そんなこと言われても……)
京太郎「あれ? なんだか影が薄くなってる気が——」
照「……どうやら、敵は龍門渕だけじゃなく、鶴賀もだったみたい」
実際にこの後の展開は照ねえの言うとおりとなった。
副将後半戦は和と鶴賀の東横さんの一騎打ちの様相を呈し、終盤に他の二校も応戦。
結局、副将戦はあまり差が付くことなく、わずかなリードとともに清澄は一位で大将戦を迎えることになったのだった。
照「行ってきます」
久「頼んだわよ」
まこ「いっちょぶちかましてきちゃれ」
優希「ファイトだじぇ」
京太郎「照ねえ、プリン用意してるから勝ってこいよ」
照「うん」
うなずくと照ねえは静かにドアを開け、そのまま部屋を出ていった。
久「ウチは今、暫定一位。宮永さんなら、このまま押し切って勝てる点数差だけど」
まこ「問題は龍門渕の天江じゃな」
優希「照先輩なら大丈夫だじぇ」
久「そうだといいんだけど」
京太郎「何か気になるんですか?」
久「いえ、何でもないわ」
久(確かに宮永さんは強い。実際にこれまでの試合でも圧倒的な力を見せてる)
久(でも、物足りなさを感じてしまうのはなぜ? あれが本当に宮永さんの本気なの?)
久(私の知ってる宮永照はもっと——)
和「ただいま戻りました」
京太郎「おう、お疲れさん。龍門渕さんに倍満を和了られたときはヒヤッとしたぜ」
和「なんとかトップのまま宮永先輩につなげることができて良かったです」
京太郎「みんな東横さんを見失ってたのに、和だけ見えてたのがでかかったな」
京太郎「あれってどういうカラクリなんだ?」
和「見失う? 東横さんはずっと私の横にいましたが?」
京太郎「いや、東横さんの能力の話だよ」
和「??? 能力で人が消えるだなんて、そんなオカルトありえません」
久「……和らしいといえば和らしい答えだけど」
優希「のどちゃんはやっぱりこうでなくちゃな」
和「???」
和「あっ、大将戦、始まりましたよ」
前半戦東1局
ゆみ(ふぅ、まさか化け物二人に囲まれるハメになるとはな)
ゆみ(風越の池田も普段ならば十分強敵のはずなんだが、二人と比べると可愛く思えてくるから不思議だ)ストン
池田(ウチは最下位スタート。トップとの差は三万点)
池田(しかも相手は宮永照に天江までいる始末だし。ここは攻めていかないと、下手をしたら一気に突き放される)ストン
ゆみ「ロンだ」パタン
池田「えっ?」
ゆみ(悪いな。今は少しでも点棒が欲しいところなのでな)
ゆみ(それに東一局の宮永はまず和了ることがないから、多少の無理も利く)
ゆみ(まあ、化け物二人に気を取られて、こちらに注意が向いていなかった以上、今の放銃は仕方あるまい)
照「…………」ゴォッ
ゆみ(来たか。これが噂に聞く宮永の『照魔鏡』。己の内面を見透かされるような感覚だな)
池田「うっ、なんか気持ち悪いし」
衣「くくっ、なるほどな。許しを得ることもなく、衣の内面を盗み見るとは、チャンピオンとは名ばかりの盗人か」
ゆみ(どうやら池田は気付いていないようだが、天江は気付いたか。さて、ここからが正念場だ。宮永と天江の潰し合いになってくれれば、こちらにも勝機が生まれてくるのだが)
清澄控室
和「やはり、宮永先輩は東一局で和了りませんでしたね」
久「仕方ないわよ。それが彼女の戦い方である以上ね。さあ、ここからが本番よ」
京太郎「天江さんがどう動いてくるか」
久「東2局は宮永さんの親番。ここで連荘できれば一気に有利になる」
照「ツモ。500オール」
照「ロン。3200」
照「ツモ。2200オール」
京太郎「三連荘で他を突き放した」
優希「やっぱり照先輩は圧倒的だじぇ」
久「……おかしいわね」
まこ「どうしたんじゃ? チャンピオンならいつもどおりじゃろ?」
久「天江さんがおとなしすぎる」
和「部長、考えすぎでは——」
ゆみ「ロン、1900」
京太郎「えっ、照ねえの連荘が三回で途切れた?」
まこ「相手が安い手とはいえ、途切れるのがちょっと早すぎやせんか?」
久「いえ、問題はそれどころじゃないわ。宮永さんの手が一向聴から全然進んでないのよ」
優希「どういうことだじぇ?」
久「まさかとは思っていたけど、来るわ」
衣「——ツモ。海底撈月」
照「ロン。1300」
照「ツモ。700・1300」
衣「——ツモ。海底撈月」
照「ロン。1600」
衣「——ロン。16000」
照ねえが何度か和了るものの、それ以上の点数で天江さんは和了り続けるという形が続いた。
そうして気が付けば、大将前半戦は天江さんの蹂躙によってオーラスが終わっていた。
久「……まずいわね。まさか、天江さんがここまでだったなんて」
京太郎「ちょっと、俺、照ねえのところに行ってきます!」
久「——ええ。お願い、このままだと風越が飛んで、点数で負けてしまうわ」
和「でも、ここからどうやって巻き返せば——」
久「これまでの宮永さんの経験を信じるしかないわ」
久(確かに状況は絶望的かもしれない。でも、私の知っている宮永照はこれよりもひどい状況を何度も覆してきた)
久(麻雀の力が弱くなっているのは明らかだけど、でも、彼女なら必ず強い自分を取り戻してくれるはず)
久(そのためにも、須賀くん、貴方の支えが必要なのよ)
京太郎「照ねえっ」
照「……京ちゃん」
京太郎「——えっと、大丈夫か?」
照「わからない」
京太郎「天江さん、そんなに強いのか?」
照「……強い。でも——」
京太郎「でも?」
照「勝てないわけじゃないと思う。今の私じゃなければ……」
京太郎「今の照ねえじゃなければ? どういうことだよ?」
照「長野に戻る前の私。白糸台にいた頃の京ちゃんの知らない私」
照「麻雀をただ打っていただけの宮永照なら、天江さんにも勝てると思う」
京太郎「ちょっ、な、なんだよ、それ? 意味わかんねーよ。今の照ねえじゃ駄目だっていうのかよ?」
照「……京ちゃん、私、清澄のみんなと麻雀ができて良かった」
京太郎「照ねえ?」
照「私ね、昨日、本当はみんなが何を話してたのか聞いてた」
京太郎「昨日? 観客たちに滅茶苦茶言われてた時のことか?」
照「そう……私のせいで、みんなが周りの人に悪者扱いされてるのを見て、やっぱり私がいると駄目なんだなって思った」
京太郎「そんなこと……」
照「わかってたことだった。白糸台の時も私のせいで部内の空気も悪かったし、私のせいで麻雀部をやめていった人たちもいる」
照「それでも、私を必要としてくれる人がいたから、麻雀を続けてこれただけ」
京太郎「照ねえ、何を……」
照「……京ちゃん、私ね。お母さんに『いらない』って言われたんだ。白糸台にはもう『宮永照は必要ない』って」
京太郎「……照ねえ」
照「どうしてだろうね? 私はただお母さんに必要とされたかっただけなのに。また家族みんなで麻雀を打ちたかっただけなのに」
照「どうして、私がいると駄目になっちゃうんだろうね?」
照「そして、お母さんの方針に付いていけなくなった私は、白糸台から長野に戻された」
京太郎「…………」
照「でも、悪いことばっかりじゃなかったよ。こうして、また京ちゃんと会えたし」
照「でも、やっぱり駄目だったみたい」
照「京ちゃんは麻雀が楽しいって言ってたよね」
照「私もそんな京ちゃんと麻雀するのが好きだった。この感情が楽しいっていうものなのか、まだわからないけど、ずっとこんな時間が続けばいいと思ってた」
京太郎「だったら、続けようぜ。無理に終わらせる必要なんてないだろう」
照「無理だよ。みんなが望んでいるのは、そんな私じゃない」
照「誰にも負けない、絶対に勝ち続ける最強のチャンピオン」
照「弱い宮永照なんて、誰も必要としてない」
照「私はこれまでそうやってしか自分の居場所を作ってこれなかったから、多分、その罰なんだろうね」
照「安心して、京ちゃん。私は絶対に負けないから」
照「それじゃ、言ってくるね」
京太郎「……ちょっと待てよ、ざけんな」
照「京ちゃん?」
京太郎「ふざけんなってんだよ!」
京太郎「何が罰だ! 誰も必要としてない? 勝手なこと言ってんじゃねえよ!」
京太郎「昨日の話を聞いてなかったのかよ!?」
京太郎「部長は悪者扱いされるなら、ヒールを貫き通してやるだけだって言ってただろうが」
照「それは、私のせいで……」
京太郎「どうでもいい奴のために、笑って、そんなこと言える人間がどこにいるんだよ」
京太郎「いいか? 俺たちが必要としてるのはインターハイチャンピオン宮永照じゃない」
京太郎「ただの宮永照だ。お菓子狂いですぐ道に迷うポンコツの宮永照だ」
京太郎「大体、居場所がないだって? そんなこと言うなら、あっちを見てみろよ」
優希「照先輩、ファイトだじぇ」
まこ「ほれ、そんな顔しとらんでビシッとせんかい。みー、み、み、宮永セン……パイ」
和「まこ先輩、そんな無理をしなくとも。宮永先輩、気負わずに行きましょう」
久「え、えっと、ご、ごめんね。盗み聞きするつもりはなかったんだけど、どうしても何か言いたくて」
まこ「あんたらしくないのう。ほれ、はっきりせんかい」
久「ちょっ、まこ。な、何言うか忘れちゃったじゃない。と、とにかく、勝っても負けても悔いの残らないように頑張りましょう、照」
照「…………」
京太郎「……ほら、みんなもこう言ってるぜ」
照「…………」コクン
照「……私、みんなと出会えて良かった」
『——まもなく後半戦が始まります。選手の方は——』
久「泣いても笑ってもこれで最後よ。行ってきなさい、清澄の大将」
照「……うん。行ってきます!」
京太郎(頑張れ、照ねえ)
対局室
衣「——何やら大勢で集まって騒いでいたようだが、別れの挨拶は済んだのか?」
照「天江さん、貴女は一人で麻雀を打って楽しい?」
衣「ああ。楽しいぞ、貴様らのような塵芥の希望を圧し折り、絶望の表情を浮かべさせるのはやめられんな」
照「……そう」
衣「まさかチャンピオンともあろうものが、仲間のために戦うなどと、そんな世迷い言をのたまうのではなかろうな?」
照「そのつもりだけど」
衣「——クッ、ハッ、ハハハ、笑わせてくれる。仲間のために戦うだと?」
衣「くだらん。くだらんな。弱い人間の真似ごとはやめろ」
照「真似ごと?」
衣「そうだとも、そうやって自分を偽り自己満足に浸る。これを真似ごとと言わずに何という?」
衣「いい加減、認めてしまえ。貴様は衣と同じ異端に過ぎぬ存在」
衣「ならば、異端は異端らしく、孤独であり続けろ」
照「……私は一人じゃない。それに、天江さん、貴女も一人ではないはず」
衣「衣が一人ではないだと? ククッ、冗談にしても笑えんな」
衣「なるほど、これでは貴様が弱くなるはずだ」
衣「自ら王座を下りたばかりか、くだらぬ男の体に溺れ、あげく馴れ合いなどという幻想に逃げ込むとは」
衣「宮永照、貴様は実に救えぬ奴だ」
照「違う。私はもう十分に救われている」
衣「それは貴様がそう思い込もうとしているだけだろう」
照「違う」
衣「——違わんさ、教えてやる。貴様に本当の孤独というものをな!」
長野予選決勝大将戦後半。
ここに二人の魔物が譲れぬものを賭け、激突を開始する。
清澄控室
久「——まずいわね。後半に入っても天江さんの攻勢がやまないわ」
まこ「このままじゃとウチが逆転する前に、風越が飛ばされてしまうぞ」
和「大丈夫です。まだ宮永先輩は諦めていません」
京太郎「それに、風越の人の目も死んでませんよ」
対局室
池田(もう残りの点棒は一万を切ったか)
池田(天江との点差は十八万で絶望的)
池田(他の学校も天江の前には無力だ)
照「チー」スチャッ
池田(なのに、何で……)
照「ポン」スチャッ
池田(何で、この状況で戦い続けられるんだ。宮永照)
衣「ツモ。3000・6000」
衣「無駄な足掻きだ。宮永照、もはや貴様は聴牌すらままならん」
照「そんなことは関係ない。私は私の麻雀を続けるだけ」
池田(どうして、天江に立ち向かえる?)
池田(絶対に無理だってわから——)
池田「…………」ギリッ
池田(……ふざけるな!)バチン
衣「……いきなり、自分の顔を叩くとは、気でも触れたか?」
池田「ああ、確かに触れてたみたいだよ」
池田(すみません、キャプテン)
池田(大事なことを忘れるところでした)
池田(私はどこまで図々しい女だった)
池田「審判、ちょっと叫ばせてもらいます」
審判「は?」
池田「うにゃぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁぁ!」
ゆみ(何だ? あまりの点差にネジが飛んだか?)
照「…………」
清澄控室
京太郎「風越の池田さん、叫びましたね」
まこ「一瞬、気が触れたのかと思ったんじゃが、あの目は——」
久「燻っていたものに火が着いたみたいね」
京太郎「でかいのが来ますよ」
池田「——ツモ。リーチ一発ツモ平和純チャン三色一盃口ドラ3、32000!」
衣(くっ、宮永照に気を張っているうちに風越に和了られただと?)
池田「私を忘れてもらっちゃ困るな。そろそろまぜろよ」
ゆみ(風越の和了で、結果的に二位になったわけだが、龍門渕との点差は未だに大きい)
ゆみ(ここは一つでもこの親番で多く和了っておきたいものだが)
衣(風越め、心を完全に折り砕いたはずなのに、何故まだそんな目をしている?)
照「チー」スチャッ
衣(宮永も宮永だ。どれだけ鳴こうと衣の支配があるうちは絶対に和了れないことがわからないのか)
照「チー」スチャッ
衣(なんという無様な鳴きだ。衣の知っている貴様は、そんな無様ではなかったぞ。もっと孤高で、近付く者すべてを排するような、そんな)ストン
ゆみ「ロン。11600」
衣「なん、だと?」
ゆみ「注意力が散漫だぞ、天江。お前は誰と戦っているつもりだ?」
清澄控室
和「鶴賀も和了りましたね」
優希「でも照先輩は鳴いてばかりで全然和了れてないじぇ」
京太郎「いや、そろそろ来るはずだ。照ねえがこのまま終わるはずがない」
対局室
衣(二度続けて和了られた。いくら宮永照に支配を集中させているとはいえ、こんなことはこれまで一度もなかった)
衣(まさか——)
照「……ツモ。600・1100」
衣(貴様の支配が衣の支配を上回ろうとしているとでもいうのか?)
照「ロン。4000」
衣(衣に直撃を喰らわせた上で連荘。しかも点数が高くなってきている)
照「ツモ。1300・2600」
衣(何なのだ? こいつは一体、何なんだ?)
清澄控室
京太郎「よし! 三連荘で親番に突入だ」
優希「このまま一気に連荘を決めてまくるじぇ!」
久「頼むわよ、照」
対局室
衣(ふざけるな。連続和了だと?)
衣(ふざけるな、ふざけるな)
衣(貴様ごときに我が支配を覆せるわけが——)
照「ツモ。6000オール」
池田(四巡目で親のハネ満なんてありえないし)
ゆみ(……くっ、こっちは聴牌すらままならないというのに)
衣「…………宮永照、それで衣に勝つつもりか?」
照「つもりじゃない。天江さん、あなたには負けない。みんなとそう約束したから」
衣「……みんなと約束、だと?」
瞬間、衣の中で暗い記憶がフラッシュバックした。
『お前は呪われた子だ』
そう、龍門渕の入り婿は言った。
『お前のせいで両親は死んだんだ』
霊安室で両親の遺体を前に泣きじゃくる衣に向かって、そう言った。
——衣のせいで父君や母君は死んだ?
『そうだ。お前が二人を殺したんだ』
——違う。衣は……
『だったら、どうしてお前だけ、あの事故の中、無傷で助かったんだ?』
——それは覚えて、ない
『お前さえいなければ、二人は死なずに済んだんだ』
——そんなことない。父君や、母君は衣のことを……
『この化け物め。お前など生まれて来なければ——』
——違う。衣は、衣は……
しかし、どんなに否定しようと、両親が事故に巻き込まれて死亡し、自分だけが無傷で助かったことだけは覆しようのない事実だった。
——衣がいなければ、二人は死なずに済んだのか?
龍門渕の入り婿に奇異な物を見るような目で見られるたびに、今わの際の母の言葉を思い出す。
『——衣、あなたを…………よかった』
あのとき、母は何と言おうとしていたのか?
もしかしたら、
『あなたを生まなければよかった』
こう言ってたのではないか?
それはとても恐ろしい考えで、しかし、そう考えれば合点がいって嫌にすっきりとした気分になれるのも事実で。
——そうか。衣は生まれてきたこと自体が間違いだったんだ
そうして認めてしまえば、楽だった。
いつの間にか自分を見る龍門渕の入り婿の目も気にならなくなったし、従姉があれこれと世話を焼いてくるのも面倒とは思わなくなった。
次第に透華が集めてきた友達とやらとも面白おかしく付き合えるようになったし、麻雀で弱者をいたぶって嗜虐心を満たすのにも抵抗がなくなっていった。
——そうか。衣は異質で異端で生きている価値すらない存在なんだ
透華たちは麻雀を通して、衣とわかり合える存在を捜しているようだったが、すべて無駄なことだと、衣だけはわかっていた。
——異端は異端ゆえに異端。そして、異端と異端同士がわかり合えることはない
宮永照という存在に心惹かれ、あるいは彼女こそ、と思わないこともなかったが、やはり異端である衣の理解者とはなりえなかった。
目の前にいる宮永照は少なくとも人の温かさを知っている。
人の温かさを受け入れられない衣とは別の存在。
——所詮、衣は救いがたき異端なのだ
どうして、自分のような異端が生まれてきてしまったのか?
それが運命だからだとでもいうのか?
——だとすれば、母君たちが死んだことも運命だと?
それは笑えない冗談で、救えない事実だった。
もし、こうして孤独のまま生きていかなければいけないのが、運命だとするのなら、
衣(いいだろう、一切合切、烏有に帰すればいい!)
南3局
衣「——ク、クク、ハハ、ハハハ、宮永照、我が支配の中で四度、和了ってみせるとはな。素晴らしい、その足掻き、称賛に値するぞ」
照「…………?」
衣「だが——」
——ズン
選手控室
京太郎「くそっ、急に真っ暗になりやがった!?」
久「停電!?」
和「……っ」ブルブル
優希「のどちゃん、落ち着くじぇ」
——パッ
京太郎「あっ、点いた。おい、和、電気点いたぞ」
和「……し、試合は!?」
まこ「別に問題なさそうじゃのう」
対局場
『対局再開です』
衣「——ふっ、貴様らに本当の絶望というものを教えてやる」ストン
池田(おかしい。さっきから全然手が進まないし)
ゆみ(やられた。宮永に気を取られて、すっかり意識から外していたが——)
衣「……ツモ。海底撈月」
ゆみ(この卓にはもう一人、化け物がいたんだった)
衣(——この点数差、これで終わりだ。偽りの王者よ)チラッ
絶対の勝利の確信とともに、衣は照に視線を向けた。
果たして、かつての王者は絶望に震えているのか、
それとも諦めとともうなだれているのか、
ひとり孤独の中にあって、他者に希望を見いだせない衣にとって、照の浮かべる苦悶の表情だけが、唯一の癒しであり、甘露であった。
だが——
衣(何故、貴様はこの状況で笑みを浮かべている!?)
宮永照の眼差しに一切の翳りはなく、その瞳はまっすぐに衣を見据えられ、口元はわずかに微笑んでさえいた。
清澄控室
京太郎「……照ねえが笑ってる」
久「確かに笑ってるわね」
まこ「あの状況で笑えるとはのう」
優希「あんな楽しそうな表情、初めて見たじぇ」
和「……宮永先輩はまだ勝利を諦めていません」
京太郎(ああ、そうだ。そんなところで終わるタマじゃねえだろ。いけ、照ねえ)
南4局
衣(——何が、何がおかしい? 何故、笑っていられる? 何故、絶望しない?)ストン
池田(この点数差、逆転は絶望的。でも、華菜ちゃんは諦めないし!)ストン
ゆみ「…………」ストン
ゆみ(……天江の様子がおかしい。奴にとっては圧倒的に有利な状況のはずだ)チラッ
照「…………」ストン
ゆみ(——やはり、宮永か。だが、このオーラスの親番は私。奴の連続和了がない以上、天江にとっては脅威ではないはずだが……)
ゆみ(まさか、その上がまだあるのか?)
池田「——むむむ」
池田(……今来んなよ、四暗刻単騎ツモ)
衣(風越よ、わざとお前のツモだけ衣の支配を弱めてやったのだ)
衣(さあ、和了ってしまえ。一度は折れかけた心で、ここまでよくやった)
衣(決勝で二回も役満を和了できるのだ。それで和了っても、誰も責めはしな——)
池田「……出直してきな」タンッ
衣(和了らない、だと?)
池田(ここで和了ったら、私はもう麻雀が打てない気がする。何より、風越の目標は優勝なんだ。私は絶対にあきらめたりしない)
池田(だから、また後でな!)
衣(風越が和了らないとは、あにはからんや。しかし——)
照「…………」ストン
衣(宮永照、貴様だけは和了らせない)
清澄控室
京太郎「風越が和了を捨ててくれたけど、照ねえは一向聴から全然手が進まない」
久「——天江さんは他の二人への支配を捨てて、すべてを照に絞ってきてる」
優希「ここで私たち、敗退しちゃうのか?」
和「——大丈夫です。宮永先輩を信じましょう」
京太郎(まだだ、まだチャンスは来る)
対局場
衣「——宮永照、首の皮一枚でどうにか命が繋がったな」
照「…………」
衣「どうした? 何か言ったらどうだ?」
照「……ねえ、天江さんは麻雀、楽しい?」
衣「どういうつもりだ?」
照「私はまだ、よくわからない」
衣「ふっ、楽しみもわからないのに、なお打ち続けるとはつくづくおめでたい奴よ」
照「うん、確かにそうかもしれない」
衣「——宮永照、ならば衣ももう一度、貴様に教えてやろう」
衣「貴様は衣と同じ人種だ」
照「…………」
衣「自分しか信じられるものがなく、一生を孤独の中でしか生きられない社会から隔絶した異質にして異端」
衣「それが——貴様という存在だ」
照「…………」
衣「何か言いたそうな顔だな? だが、見てみろ?」
衣「この卓上にはお前とともに戦ってくれる仲間などおらん」
衣「事実、鶴賀や風越には折れた心を繋ぎとめる何者かがいたが、結局のところ、貴様にはいないのだろう」
照「…………」
衣「返す言葉もないか。所詮、衣も貴様も一人だ。誰からも理解されず、誰も理解できない異質な存在」
照「…………」
衣「なぁ、いい加減、認めたらどうだ?」
照「……違う」
衣「弱々しい否定だな。何が違う?」
衣「何故違う?」
衣「自分を誤魔化すのは弱者のすることだ。偽りのぬくもりを知って、貴様はそこまで落ちぶれたか?」
照「誤魔化してなんかない」
照「……確かに貴女の言うとおり、今は一人かもしれない」
照「でも、一人でここまで戦ってきたわけじゃない」
照「みんながいたからここまで来れた」
照「京ちゃんやみんながくれたぬくもりは、決して嘘なんかじゃかった」
照「だから、天江さん、私は負けない」
照「あなただけには——絶対に負けない」
照「…………」ストン
衣(ふっ、まさか貴様の口からそんな言葉を聞けるとはな)
衣(追い込めば本音を曝け出すかと思ったが。そうか、貴様も衣と同じ人種かと思っていたが、やはり違ったのか)
衣(なればこそ、貴様は衣自らの手で、その大事な仲間とやらと共に絶望の淵に叩き落としてやろう!)
衣(宮永照、それが貴様の逃れられぬ運命だ)
衣「リーチ!」ストン
龍門渕控室
純「おいおい、どういうつもりだ? 海底和了るだけなら、リーチなんて必要ねえだろ」
智紀「普通に降り気味に打っても衣の勝ちは変わらない」
一「……衣、まさか意地になってる?」
透華「……私に言えた義理ではありませんが、リーチをかけて、なおかつ和了ろうだなんて、確かに衣らしくありませんわね」
透華「……それにあの捨て牌は——」
対局場
照「……カン」チャッ
衣(なに? 衣の九萬をカンだと?)
衣(衣の支配では嶺上牌までは支配できない。まさか今のカンで張られたのか!?)
清澄控室
優希「何で、あのお子様、リーチをかけたんだじぇ?」
まこ「さぁな。ワシにもわからん。京太郎はわかるか?」
京太郎「……いえ、俺にもよくわかりません。でも、多分、彼女なりに譲れないものがあったんじゃないでしょうか?」
優希「譲れないもの? 余計にわけわかんないじぇ」
京太郎(——思えば、ずっと天江さんは照ねえを意識していた)
京太郎(初めて会ったときから、辛らつな言葉を幾度となくぶつけて)
京太郎(でも、本当は自分と似た存在である照ねえに助けを求めてたんじゃないか?)
京太郎(自分が一人じゃないって、そう信じたかっただけなんじゃないか?)
対局場
ゆみ(宮永のカンで、ツモがずれて、この局での海底はなくなった)
ゆみ(ここさえ凌げれば、私にもまだチャンスはあるはずだが——)
ゆみ(すべては天江のツモにかかっている)
衣(ツモをずらされて、引いた牌は一筒)
衣(そして、奴はあの嶺上牌で張った)
衣(奴の手牌から立ち昇る気勢。おそらくは相当に大きな手のはず)
衣(くっ、ここに来て先ほどのリーチが衣の首を絞めることになるとは——ハッ)
衣(……待て。どうして衣はリーチをかけた?)
衣(本当に奴の心を折るためだけなのか?)
衣(違う。衣はこれまでの自分と同じ打ち方をしただけだ)
衣(何かに縋り自分一人では生きられない有象無象どもを、蹴散らす時と同じ打ち方をしただけのはず——)
衣(でも、これで、この打ち方で、この自分が敗衄するようなことがあるのなら、そのときは——)
——タンッ
衣「……和了るか?」
照「ううん、それでは和了れない」
衣(和了れない? では何のためにカンを——カン!?)
衣(まさか、貴様——)
照「だから——カン」チャッ
衣(またカンだと!?)
ゆみ(正気か? おそらく捨て牌から見るに宮永の手はチャンタ。しかし、それでは到底、天江の点数には追い付け——チャンタ? 違う、まさか……)
久「……つくづく思うわ」
照「ツモ、嶺上開花——」
久「どれだけ強敵が現れようと、彼女は負けない。最強は——」
照「——清老頭、32000です」
久「——やっぱり彼女なんだって」
『り、嶺上開花からの責任払いで役満直撃!』
『県予選団体戦はこれで完全決着』
『そして試合の最終結果は——』
『清澄高校の逆転優勝です!』
衣(負けた。衣が……負けた?)
衣(運命を覆したと、そういうことなのか?)
照「…………天江さん、ありがとう」
衣「どうして礼を言う? 衣は負けたんだぞ」
照「あなたがいてくれたおかげで、私は大切なことを思い出せた」
衣「大切なこと?」
照「私は独りじゃなかった」
衣「貴様は確かにそうかもしれない。だが、衣はやはり独りだ」
照「違う。あなたも一人じゃない」
照「一人で生きているつもりでも、人は誰かに救われている」
照「天江さん、あなたもそうやって誰かに救われているはずだよ」
衣「衣が誰かに救われている?」
照「鏡であなたを見たとき、あなたを後ろから守っている女の人が見えた」
照「とても懐かしくて、とても温かい感じがする人だった」
衣「女の人……? まさか……」
照「多分、あなたのお母さんだと思う」
衣「そんなはずはない。だって、母君は——」
自分のことを恨んでいるはず、そう言おうとして衣は言葉を失った。
照「あなたにも見せてあげる」ゴォッ
そう言って、照が出現させた鏡。
そこに亡くなったはずの母の姿が映っていたから。
衣「……はは、ぎみなのか?」
物言わぬ母の口が、衣に向かって言葉を紡ぎ出す。
果たしてあのとき、母は何と言ったのか?
衣には聞こえるはずのない言葉だった。
しかし唐突に思い出す。
今わの際、母が自分に向かって何と言っていたのかを。
『——衣、あなたを助けられてよかった』
確かにそう言っていたことを。
衣「母君、衣は、衣は——」
『大丈夫、あなたは独りじゃない』
そう言って、ニコリと笑うと鏡とともに母の姿は霧散した。
衣「あ、あ、あぁ」
気付かない間に衣の目からは涙が零れ落ちていた。
照「天江さん、あなたは独りじゃない。みんな、誰かに救われている」
数分前までなら戯れ言と聞き流していた言葉。
しかし、今の衣にはその言葉が深く沁みた。
衣「ああ、そうだ。確かにそうだ」
否定の言葉は出て来なかった。
自分はあまりに人と違っているから、異端でしかないと思っていた。
自分には一生、理解してくれる友など現れないと思っていた。
衣(だが、違ったんだ)
どんなきっかけであれ、透華たちは衣と一緒にいてくれた。
衣を憐れんだりせず、いつも本気でぶつかってきてくれた。
衣(衣は独りなんかじゃなかった)
衣「——みんな、ありがとう。確かに衣は救われていた」
といったところで終わります。なんか気付いたらこんな時間になってました。
照がもし清澄にいたらというIFストーリーなので早足で進めましたが、正直、もうちょっと上手いやり方があったと思います。
とりあえず、予選も終わったので次からは通常運行に戻ります。
照の鏡で死んだ人とほんの少しだけでも話せたら、と思いながら書いてました。
それではおやすみなさい。
昨日は深夜テンションのままずっと書いてたら、いつの間にか朝になってたという不思議。
照にスポットを当てるつもりが、結局ころたんの話になってました。
一飜から打点を上げてって、最後役満直撃も考えてましたが、その前に池田が飛ぶのでやめました。
天剣の憩
百識のフナQ
夜伽の憧
盲剣の銘苅(ニライカナイ)もしくはゆみ
明王の穏乃
刀狩のまほ
大鎌の
飛翔の和
丸鬼の深堀
破軍(甲)の胡桃
破軍(乙)の豊音
最後の大鎌がどうしても思いつきませんでした。銘苅のところはキャプテンでもいいかと思いましたが、ちょっと違うかな、と。
あとどうでもいい話ですが、今まで読んだことなかったので禁書に手を出そうと思ってます。ちらっと見た食蜂さんが可愛かったんで。
個人戦の予定ですが、初日に二回戦。二日目に二回戦。基本は二万五千点もちの半荘一回ですがラストの対局は五万点持ちの半荘二回を考えています。
今の京太郎のステータスなら多分大丈夫でしょでしょ。
多分、今日は八時くらいには始められると思います。
純ニキとセーラの扱いひどすぎ。そしてみさきちが誰がわからないニワカな>>1でした。
それでは再開します。
清澄控室
京太郎「は、はは、ははは、勝った。勝ったのか?」
久「まさか、この土壇場で役満を和了るなんて、ほんと信じられないわね」
まこ「驚き過ぎて、腰が抜けてしもうたわ」
久「なーに言ってんのよ。ほら、立てるでしょ? みんな、何してるの? 宮永さんを迎えに行くわよ!」
まこ「ああ、そうじゃの、ほれ、優希、行くぞい」
優希「あーっ、まこ先輩、待つじぇ。のどちゃんも行くじょ」
和「ちょっと、ゆーき、待ってください……須賀くん? どうしたんですか? 早く行きましょう?」
京太郎「いや、俺は団体戦に参加してないし、なんだか行っちゃいけない気が——」
京太郎(この優勝はみんなが頑張って手にいれた物だ。勝利を分かち合うその場に、俺がいていいんだろうか?)
ギュッ
柔らかい感触が俺の右手を包む。
京太郎「和?」
俺の手を和が握っていた。
和「あなたは清澄高校麻雀部の仲間です。一緒に行ってはいけない理由なんて、どこにもありません」
和「さあ、行きましょう!」
>>623
みさきちは食蜂の愛称 名前が操祈(みさき)でキチガイだからみさきち
対局場
照「……あ、みんな」
久「宮永さん、やったわね!」
まこ「優勝じゃぞ、もっと喜ばんか、チャンピオン」
優希「今日は明日の朝までタコス祭りだじぇ」
和「宮永先輩、お疲れ様です」
照「うん、お疲れ様」
京太郎「えっと、照ねえ、やったな」
照「京ちゃん、うん、私、やったよ」
照「みんな、本当にありがとう。みんなと一緒に麻雀ができて本当に良かった」
久「なーに、言ってるのよ」
久「私たちの戦いはまだこれからよ。八月のインターハイではもっときつい戦いが待ってるんだから」
京太郎「こんなときでも相変わらず、部長はきっついですねー」
久「クスクス、ごめんなさいね。そう言う性分なのよ」
久「でも、ま、今日のところは素直に勝利を喜びましょうか」
久「みんな、お疲れ様!」
>>625 なるほど。キチガイっていうとカテジナさんとどっちがキチガイですか?
6月第3週 休日夜
自室
京太郎「県大会優勝か……俺が出てたわけじゃないけど、まだ実感が湧かねえよ」
優勝が決まった後はもう色々と大忙しだった。
表彰式に優勝インタビュー。その後は応援していた清澄高校の有志たちとの祝勝会。
もちろん、学生だからアルコールはなかったけど、無礼講とばかりにみんなで騒ぎまくった。
その場には学校の教員もいたけど、清澄としては初めての快挙だったから多少の無茶も大目に見てくれて、結局、家に帰りついたころには十一時近くになっていた。
京太郎「明日、学校なのに起きれるかな?」
あのときの興奮が脳裏に焼き付いて、なかなか眠れない。
京太郎(すごかったな、あの役満。いつか、俺も、あんな風に打てるようになりたいな)
京太郎「だーっ、駄目だ、眠れねえよ」
仕方ねえ、何かするか。
選択安価です 下2
1 メールする(清澄、鶴賀、美穂子、健夜、理沙、宥、はやり、一の中から選んでください)
2 ネトマ(対戦したいキャラクターの名前を書いてください)
3 このまま寝る(>>1の負担が減ります)
哩さんも一歩間違えば、そっちにカテゴライズされる危険性が……ないですね。すみません。
安価→ネトマ のどっち
京太郎「……よし、この迸るリビドーをネトマで発散してやる。ログインして、と」
京太郎「あっ、のどっちがいる」
京太郎「ったく、大会が終わったばっかりで疲れてるのに、和もよくやるよ」
京太郎「って、俺が言えることじゃないか。一発やってみよう」
対局の相手をコンマ判定。のどっちは固定で後の二人を判定。 下1と下2
01〜30 ステータス合計200の弱モブ
31〜70 ステータス合計220の中モブ
71〜98 ステータス合計240の強モブ
ゾロ目 ステータス合計260の凶モブ
判定結果
対局相手1→69 中モブ 220
対局相手2→02 弱モブ 200
対局相手3 のどっち 285
対局開始
京太郎「さて、このまえは和に勝てたけど、今の和に勝てる気がしないんだよな」
京太郎(でも、ま、全力で挑むけどさ)
コンマで順位判定です。
京太郎 259+下1
中モブ 220+下2
弱モブ 200+下3
のどっち285+下4
ほい
>>635 コンマが77ですのでボーナスです。何かご希望はありますか?
とりあえず、レスがないのでボーナスは保留で。
判定結果
京太郎 259+77→336
中モブ 220+38→258
弱モブ 200+66→266
のどっち285+34→319
京太郎は一位でした。
一位ボーナス+コンマ77ボーナス ステータスに+6振り分け
どのステータスに振り分けますか? 下2
どんなに強くなっても、このスレの京太郎は危なっかしいですね。オカルトによるステータス補正を入れたら、魔物連中と互角以上に戦えるはずなんですが
安価→『攻』6
京太郎
『攻』(66/80)+6
『防』(61/80)
『速』(74/80)
『運』(64/80)
『キャパシティ』(130/130)
【照魔鏡Lv2】
【連続和了Lv2】
【デジタル打ちLv1】
【正攻法】
【ホットロード】
※【プロミネンス】(連続和了+ホットロード)
京太郎「……あ、なんか普通に勝っちまった。っていうか圧勝すぎて、逆に申し訳ないくらいなんだけど」
京太郎「……あの決勝の熱戦のあとに、こんな風に勝っちゃうと気まずいというか何というか」
京太郎「いや、和はそんなこと気にするような奴じゃないか。ちょっとチャットでもしてみよう」
裸王:まさかこんな日でもネトマをやってるなんてな。和も変な奴だな
のどっち:なんだか、興奮して寝付けなくて。須賀くんもそうじゃないんですか?
裸王:ははっ、和には敵わないな。実はその通りなんだけどさ
のどっち:私もインターミドルで優勝したときよりもドキドキしています
裸王:和、がんばったもんな
のどっち:宮永先輩と部長には敵いませんけどね
裸王:いやいや、そんなことないって
のどっち:おだてたって、何も出しませんよ
裸王:ちょっ、ひでえな。俺ってそこまで信用ねえのか?
のどっち:冗談ですよ
京太郎「なんだか、いつもより柔らかい感じだな。和でも優勝したら、浮かれちまうんだな」
自由安価です。何か話題を提供してください(あまりにひどいものは再安価) 下2
まあ、安価指定なので、無難な方向でまとめます。あと、和がふたなりでエトペン使ってナニしてた同人があるそうですね。詳細求む
安価→エトペンの具合は大丈夫か?
京太郎「そういや、和、ずっとエトペン抱いてたな。対局の時も控室に戻った後も」
裸王:エトペンの具合は大丈夫か?
のどっち:???
のどっち:別に問題ありませんが?
裸王:いや、ずっと抱きかかえてただろ? もしかしてどこかほつれてたりしてないかなーって思ってさ
のどっち:大丈夫ですよ。付き合いは長いですが、大事に扱ってますから
裸王:へえ、どれくらいの付き合いなんだ?
のどっち:阿知賀で中学に入る前に買ってもらったものですから、かれこれ四年近くは
裸王:四年って長いな。物持ちがいいんだな。そういや、寝る時もエトペンを抱いて寝てるって聞いたけど?
のどっち:もしかして優希から聞いたんですか?
裸王:そ。和って普段キリッとしてるわりに暗闇が怖かったり、エトペンがないと寝れなかったり。可愛いよな
のどっち:も、もうっ、からかわないでください
裸王:ははは、ごめんごめん
のどっち:もう夜も遅いですし、私はこのあたりで失礼しますね
裸王:ああ、おやすみ
京太郎「あーあ、俺もエトペンになって和に抱かれてみたいなー」
京太郎「なんてな。さーて、寝るか」
京太郎「カピ、おいで」
カピ「キュ、キュ」
京太郎「カピ、あったかーい」ギュッ
カピ「キュー」
京太郎「可愛いもの好きみたいだし、今度、和にカピを見せてやろっかな」
6月第4週 平日朝
京太郎「……ふあーぁ、昨日は色々と忙しかったし、寝るのも遅かったから、なんだか歩くのがきついぜ」
京太郎「とか言って、学校サボるわけにもいかないのが、学生のつらいところなんだけどさ」
京太郎「今週末には個人戦も始まるし、麻雀部のみんなも寝坊しなけりゃいいんだけど」
朝、出会ったキャラクター判定。 下1
01〜40 照
41〜80 和
81〜90 優希
91〜98 久
ゾロ目 ????
内木副会長にしようかとも思ってましたが、ここはスタンダードにハギヨシで。ホモじゃないよ。ホモのない京ハギは寂しいけど
判定→00 ハギヨシ
京太郎「あ、ハギヨシさん!」
ハギヨシ「おはようございます。須賀くん」
京太郎「昨日は色々とお世話になりました」
ハギヨシ「いえいえ、こちらこそ」
京太郎「ハギヨシさんのおかげで、なんとかタコスの補給に間に合いました」
ハギヨシ「いえいえ。こちらこそ井上さんが粗相を働いてしまい、申し訳ありません」
京太郎「あの、ところで、どうしてこんなところに?」
ハギヨシ「今日は一人で過ごしたいと衣さまがおっしゃいまして。お休みをいただきましたので」
京太郎「は、はあ」
京太郎(でも、だからって、龍門渕と清澄とじゃ、地区が違う気がするんだけど)
京太郎「天江さん、大丈夫ですか?」
ハギヨシ「はい。あの方は見た目よりもずっと強いお方ですから。ご心配だけ受け取っておきますね」
京太郎「そうですか」
ハギヨシ「それと、改めて貴方たちにお礼を言いたく、ここまで訪ねてきた次第です」
京太郎「えっ、そんな礼だなんて」
ハギヨシ「もちろん、朝から訪ねるつもりはありません。放課後、訪ねますので」
京太郎「ほ、放課後ですか?」
ハギヨシ「学校側の許可は得ていますので、放課後また会いましょう」
京太郎「は、はい。また放課後に」
ハギヨシ「…………失礼します」クスッ
※ハギヨシが放課後に部室に訪れることになりました
6月第4週 平日昼
京太郎「はぁ、まさかハギヨシさんが清澄を訪ねてくるなんて」
優希「ん? あの龍門渕の執事さんか?」
京太郎「そうだよ。なんだか礼を言いたいんだって」
優希「お礼参りってやつか、上等だじぇ。返り討ちにしてやる」
京太郎「ちげえっての」パコッ
優希「うぅ、京太郎のくせに私をはたくなんて生意気だじぇ」
京太郎「じゃねえと、本気でハギヨシさんに襲い掛かる勢いだっただろうが」
優希「じょ、冗談の通じない奴め」
京太郎(いや、半分本気だっただろ)
さて、今日はどうしようかな?
出会ったキャラクターは? 下2
まとめると、みさきちはかわいい真正のきちがい。カテジナさんはただのきちがいということでいいですか?
みさきちは遠目から見ると淡に見えるけど、胸の大きさで判別できます。
安価→照
廊下
京太郎「うーん、いつもどおりの昼休み。大会中の緊張感が嘘みたいだぜ」キョロキョロ
京太郎「——おっ、照ねえじゃん。なんだよ、こそこそして」
照「クラスメイトたちに囲まれそうになってた」
京太郎「あ、そりゃそうか。県大会で優勝して一躍ヒーローだもんな。でも、前までクラスの人たちは照ねえがインハイのチャンピオンだって知らなかったのか?」
照「多分、知ってたと思うけど、気を使って、あんまり話しかけて来なかった」
京太郎「ああ。照ねえってボーっとしてるのが無愛想に見えて、初対面だと話しかけづらいもんな」
照「その言い方は失礼だと思う」
京太郎「いや、事実だろ。自覚ねーのかよ?」
照「うぅ……みんなテレビを見てたみたいで、朝から囲まれてびっくりした」
京太郎「びっくりって。白糸台じゃ、そんなのなかったのか?」
照「……白糸台はこことは少し違うから」
京太郎(やべ、失敗した。ちょっと気まずい雰囲気)
京太郎「その様子だとまだ昼飯食ってないんだろ?」
照「う、うん」
京太郎「購買で何か買ってくるから、一緒に食べようぜ」
照「ありがとう、京ちゃん」
自由安価です。照と何を話しますか 下2
じゃあ、夜伽の霞でお願いします。
安価→衣について
屋上
京太郎「ほら、買ってきたぜ。クリームパンとコーヒー牛乳。それと優勝祝いのプリンだ」
照「……あ、プリン、京ちゃん、ありがとう」ガシッ
京太郎「じゃあ、礼を言う前に、まずはプリンにかけようとしているその手をどけてもらおうか」グイッ
照「どれから食べようと、私の自由のはず」ギギギギギ
京太郎「プリンはデザートだ。絶対の真理を曲げることは俺が許さん」グイグイッ
照「……わかった」パッ
京太郎「よろしい、ほら、照ねえの分のクリームパンだ」ヒョイッ
照「わっ、クリームパンもなかなか」モグモグ
京太郎「そういえば、照ねえ」モグモグ
照「どうしたの?」
京太郎「龍門渕の執事のハギヨシさん、覚えてるよな」
照「あの背が高くて格好いい人?」
京太郎「そ、そう。あの人だけど、今日の放課後、部室に来ることになってるから」
照「……なんで?」
京太郎「天江さんのことで俺たちに礼が言いたいんだってさ」
照「別に何もしてないと思うけど?」
京太郎「まあ、俺たちが何をしたかは問題じゃないんだろ。ハギヨシさんにとってはさ」
照「でも、天江さんを救ったのは私じゃない。龍門渕の人たちや、ハギヨシさん、みんながいたから天江さんは立ち直れたんだと思う」
京太郎「照ねえ?」
照「私はあくまできっかけに過ぎなかった。だから、ハギヨシさんに礼を言われるのは違うと思う」
京太郎「照ねえってさ」
照「ん?」
京太郎「損な性格してるよな」
照「そうかな?」
京太郎「もうちょっと割り切ってもいいんじゃないか?」
照「別にこだわってるつもりはないけど」
京太郎「まあ、照ねえがそう思ってるなら、それでいいんだけどさ」
京太郎(もうちょっとお菓子以外のことでも、わがままになってくれればいいんだけど)
6月第4週 平日放課後
麻雀部部室
京太郎「失礼しまーす」
ハギヨシ「おや、須賀くん、お先に失礼しています」
久「遅いわよ、須賀くん」
京太郎「どうもハギヨシさん、それに部長も。もう来てたんですね。二人で何か話してたんですか?」
久「まあ、ちょっとした雑談よ。そうそう、ハギヨシさんも個人戦に出られるそうだから、あなたとはライバル同士ね」
ハギヨシ「いえいえ、私がライバルなどと滅相もない」
京太郎「いや、ハギヨシさんの打ってるところ見ましたけど、めちゃくちゃ強かったじゃないですか」
京太郎「やっぱり、龍門渕の人たちと打ってると強くなっちゃうものなんですか?」
ハギヨシ「いえ、私のような使用人がお嬢様たちと打つなどと、とんでもないことです。お嬢様たちの幼少時に、少しだけ打ち方をお教えしただけですよ」
ハギヨシ「才能のない私と違って、お嬢様たちはすぐにその才能を発揮されるようになりましたが」
京太郎(マジかよ、あの二人に麻雀を教えたのがこの人だって?)
京太郎(やっぱり、この人も十分、化け物じゃないか)
ハギヨシのしゃべり方がおかしいと思いますが、スルーでお願いします。正直、疲れる。
久「それでは部活を始める前に、今日のゲストを紹介します」
ハギヨシ「お忙しいところを私のような者のために、時間を割いていただき、まことにありがとうございます」
ハギヨシ「私、龍門渕家で執事を務めております、ハギヨシと申します。以後、お見知りおきを」
まこ「よ、よろしゅう」
優希「わー、本物の執事さんだじぇ、よろしくー」
和「よろしくお願いします」
照「…………」ペコン
ハギヨシ「このたびは先日の県予選で皆様には大変お世話になりました。その御礼を言いたく、皆様の部室を訪ねた次第でございます」
ハギヨシ「それと、竹井さん、つまらないものですが、どうぞお納めください」スッ
久「あ、これはどうも御親切に。まっ……こ、こ、これは一箱が一万円は下らないと言われる高級菓子折り」
久「ほ、本当にいただいてもよろしいんで?」
照「……お菓子」ジュル
京太郎(珍しいな、部長があそこまで慌てるなんて。照ねえは通常営業だけど)
ハギヨシ「本来ならば、もっと気の利いた物を用意すべきところでしたが、そのような物しか用意できず申し訳ありません」
久「い、いえいえ。このまま帰っていただくのもなんですし、私たちの練習風景でも眺めて行ってくださいな」
ハギヨシ「よろしいのですか?」
久「も、もちろんですよ」
ハギヨシ「それでは失礼させてもらいますね」ニコッ
京太郎(部長がいつになく、慌ててる。さすがハギヨシさんだ)
さて、今日の部活はどうしよっかな?
選択安価です(全員のオカルトが習得可能になっています)下2
1 卓打ちに混ぜてもらうか(全員、合宿時よりステータスアップしています)
2 五人の誰かから個別指導をうけるか(キャラクターも書いて下さい)
3 今日はネトマでもしてよう
おっ、ネトマの77もありなのか
>>635ですが、今回の特訓の好感度ボーナスをおまけしてほしいです
>>683 すでにレベル4に達しているため、好感度を上げる必要はありませんが、他にご希望はありますか?
ルート条件は個人戦終了後に解禁される設定のため、現在、レベル4の二人のルートは待機状態となっております。
とりあえず12時まで保留ということで。
安価→2 特訓 和
久「えっと、今日は須賀くんと和があまりかー。ハギヨシさんが見てるけど、いつもどおり頼むわね」
ハギヨシ「お気になさらず」ニコッ
京太郎「まあ、部長の言うとおり、いつもどおり行こう」
和「そうですね。私たちのペースで行きましょう」
京太郎「とはいっても、今週末には個人戦だしな。ちょっとドキドキしてるんだけど」
和「いつもどおりにやれば、須賀くんの実力なら大丈夫ですよ」
選択安価です。上げたいステータスを書いてください。安価先のコンマでステータスの上昇値が決まります。 下2
0〜10 小成功 ステータス+1
12〜60 成功 ステータス+2
61〜98 大成功 ステータス+2+『防』1
ゾロ目 すごいわ須賀くん! ステータスALL+1+『防』『速』+1 好感度大上昇 さらに和のオカルトキャパシティの値が下がる
>>684
そうだった…
じゃあ菫と宮永さんの小ネタが見たいです
あのポンコツコンビが地味に好きだったりする
>>689 了解しました。とりあえず、過去の話でいいでしょうか。白糸台入学後、麻雀部初日みたいな感じで。
ちょっとポンコツな子だと侮っていた照の実力を目の当たりにし、自分の存在価値に疑問を抱く一年生時の菫さんとか俺得。
コンマ→33 すごいわ須賀くん!
京太郎「最近、ネトマでものどっちに連勝したりして、結構調子いいんだよな、俺」
和「確かに須賀くんは調子がいい時は手が付けられない勢いですもんね」
京太郎「おっ、和もようやく俺を認めてくれたか」
和「ですが、調子の悪い時はとことん調子が悪いのも事実ですけど」
京太郎「和、実は昨日のこと根に持ってる?」
和「まさか、事実を指摘しただけですよ?」
京太郎「そ、そうだよな。和はそんなに心狭くないもんな」
和「それでは早速、いっしょにネット麻雀をしながら検討しましょうか。もし変な打ち方をしたら、その都度、指摘しますから」
京太郎「やっぱり根に持ってるだろ?」
京太郎「——おらぁ、ロン! これで終了だぜ」
和「……須賀くん、本当に上手くなりましたね」
京太郎「いや、でも途中で和に何回か指摘されちまったけどな」
和「ですが、その都度、ちゃんと修正できていましたよ。それに、私が指摘したことも、あくまで私の私見ですから、そこまで気にする必要はないかと」
京太郎「でも、指摘するたびに和が詳しく説明してくれるだろ? でもって、全部、理論立てて教えてくれるから、すっげー参考になってるんだわ」
京太郎「ありがとな、和」
和「いえ、そんな。この調子なら、個人戦も大丈夫ですね」
京太郎「ああ。問題があるとすれば——」チラッ
ハギヨシ「…………」ニコッ
京太郎(あの人と途中で当たらなければ、いいところまで行けると思うんだけど)
和のオカルトのレベルが上がり、オカルトキャパシティの値が下がりました。
【デジタル打ちLv2】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。さらに聴牌判定時に自身が聴牌した上で、さらにコンマの下一桁が0の時、和了が確定する。
オカルトキャパシティ40→30へ
京太郎
『攻』(67/80)+1
『防』(63/80)+2
『速』(76/80)+2
『運』(65/80)+1
『キャパシティ』(120/130
【照魔鏡Lv2】
【連続和了Lv2】
【デジタル打ちLv2】
【正攻法】
【ホットロード】
※【プロミネンス】(連続和了+ホットロード)
といったところで今日は終わります。
まあ、察しの良い方はお気付きと思いますが、県予選個人決勝ではハギヨシがラスボスですので。
がんばってポンコツな京太郎に良いコンマをあげてください。
他のスレと比べても、ここの京太郎は結構強いはずなのに、なんでこんなに弱いんですかね?
あと、咲キャラソートやってきました。なぜか三位に露子さんが入ってて困惑しました。
それではおやすみなさい
霞さんが高校生やってるし、ハギヨシの年齢についてはあまり気にしないでください。
というわけで始めて行きます。明日は仕事休みなので、個人戦の一回戦が終わるくらいまで頑張るつもりです。
ハギヨシ「——それではみなさん、私はそろそろお暇させていただきます。週末の個人戦では皆さんのご健闘を心よりお祈りしております」
久「いえいえ、こちらこそ、大したおもてなしもできなくて。それにこんな高級そうなお菓子までいただいちゃって。龍門渕さんによろしく伝えてもらえますか」
ハギヨシ「いえ、今回のことはすべて私の独断でございますゆえ。お嬢様ならば、もっとみなさんのご期待に沿える品物を用意されたはずでございます」
京太郎(確かに、龍門渕なら、こっちの予想の斜め上をいく代物を用意しかねないな)
ハギヨシ「須賀くん、週末の試合でもしも対局することになった時は——」
京太郎「わかってます。全力でやり合いましょう。どっちが勝っても負けても、恨みっこなしで」
ハギヨシ「クスッ、そうですね。その時を楽しみにしています」
ハギヨシ「それではみなさん、帰り道には十分お気をつけて」
帰り道
京太郎(いよいよ、個人戦だ。男子と女子は会場が別々だから、昼休みくらいにしか、みんなと会えないけど)
京太郎(大丈夫。みんなとあんなに頑張ったんだ。俺一人でもやれるさ)
さて、この帰り道、誰に話しかけようか?
選択安価と自由安価です。どのキャラクターと何を話すか書いてください。 下2
あまりにひどいものは再安価とします。
安価→勝負の際の大切な心構え
京太郎(よし、ここはあまり期待できないけど、照ねえに勝負の際の心構えを聞いてみよう)
京太郎「照ねえ、一つ聞きたいんだけど、対局に臨む際に心掛けてるっていうか、心構えって何かあるか?」
照「体調を万全にするため、御飯とお菓子をほどほどに食べてる」
京太郎「まあ、基本だな。お菓子は余計だけど」
照「次に、勝ったときの自分に対するご褒美を決めてる」
京太郎「なるほど」
照「そして、勝つ」
京太郎「ずいぶんと簡単だな! もっとないのかよ!?」
京太郎「相手がこうしてきたら、こう返そうとか。自分をこうやって追い込んでるとか」
照「自分を追い込んでも仕方ない。ネガティブな思考はときに、柔軟な発想を放棄する結果に繋がるし」
照「別に手を抜けと言ってるわけじゃなくて、前向きな思考が大事ということ」
京太郎「まあ、照ねえっちゃ、照ねえらしいけど」
照「だから、京ちゃん、ご褒美ちょうだい」
京太郎「……結局、それか。別にいいけど、何が欲しいんだよ?」
自由安価です。照のほしいものは? 下2
二人で出かける
>>712 コンマ77ボーナスです。なにか他にもご希望はありますか?
京ちゃんの熱いベーぜ…………はやりすぎだろうからハグして頭なでなで
キャパアップっていけますか?
>>715 個人戦の結果のボーナスに対する上乗せという形なら可能です。さすがに脈絡もなくキャパシティを上げるのはバランスが崩れてしまいますので
>>714 ここは健全なスレですので、孕ませまでならOKです。
アナウンス忘れてました。昨日の77ボーナスですが、少しお待ちください。個人戦終了後に投下する予定ですので。
安価→二人で出掛ける
照「別に欲しいものはないけど、京ちゃんとどこか行きたい」
京太郎「ん? そんなことでいいのか? 案外、謙虚なんだな——って、どこから取り出したんだ、そのチラシは?」
照「今朝の新聞の広告。美味しそうだから、持ってきた」スッ
京太郎「えっと、ケーキバイキング? へー、駅の近くにそんな店できたんだな」
照「行きたい」
京太郎「俺に連れていけと?」
照「…………」コクコク
京太郎(お菓子絡みな上に、こうなったら絶対に折れないもんな)
京太郎「わかったよ。その代わり、俺が納得するような成績じゃないと、おごってやらないからな」
照「別に京ちゃんと一緒に行けるなら、私はそれで構わないけど」
照「でも、今の私は誰にも負けない」ギュルルルルウルルルル
照「立ち塞がる人たちには悪いけど——消えてもらう……」ギュルルルルッルン
京太郎(怖えぇぇ、いつもより、コークスクリューの速度が段違いに速いんですけどー)
京太郎(ケーキバイキングが楽しみだからって、気合い入りすぎだろ)
どうでもいいですが、BADエンドはすべて、固定キャラからの咲さんルート移行になりますのでご注意を。
6月第4週 平日夜
京太郎「さて、個人戦も明日に迫った」
京太郎「あとは寝るだけだけど、緊張して眠れない」
京太郎「こうなったら時間を無駄に使いたくはないし、何かしよう」
選択安価です 下2
1 メールする(清澄、鶴賀、美穂子、健夜、理沙、宥、はやり、一の中から選んでください)
2 ネトマ(対戦したいキャラクターの名前を書いてください)
3 このまま寝る(>>1の負担が減ります)
胡桃だったら、HNは無難にくるみんで良かったかも。
安価→ネトマ 照
京太郎「……こういう時こそ、ネトマだよ。気分転換になるし、強くなるしで一石二鳥」
京太郎「まあ、今日はそこまで本気でやらずに、流していくけどさ」
京太郎(別に負けたときの言い訳じゃねえぞ)
対局の相手をコンマ判定。照は固定で後の二人を判定。 下1と下2
01〜30 ステータス合計200の弱モブ
31〜70 ステータス合計220の中モブ
71〜98 ステータス合計240の強モブ
ゾロ目 ステータス合計260の凶モブ
判定結果
対局相手1→31 中モブ 220
対局相手2→19 弱モブ 200
対局相手3 てるねこ 80
対局開始
京太郎「あっ、てるねこ発見。明日、大会だってのに、ネトマしてるなんて」
京太郎「って、俺もか。どれだけ強くなったかな。ちょっと打ってみるか」
コンマで順位判定です。
京太郎 271+下1
中モブ 220+下2
弱モブ 200+下3
てるねこ80+下4
ネトマでは勝てるけど、実際の試合は……
判定結果
京太郎 271+73→344
中モブ 220+48→268
弱モブ 200+04→204
てるねこ80+53→133
京太郎は一位でした。
一位ボーナス ステータスに+4振り分け
どのステータスに振り分けますか? 下2
安価→『防』4
京太郎
『攻』(67/80)
『防』(67/80)+4
『速』(76/80)
『運』(65/80)
『キャパシティ』(120/130
【照魔鏡Lv2】
【連続和了Lv2】
【デジタル打ちLv2】
【正攻法】
【ホットロード】
※【プロミネンス】(連続和了+ホットロード)
京太郎「この前よりは強くなってたけど、相変わらず弱いなー、てるねこ」
京太郎「普段、ボコられてる仕返しに、ちょっとからかってやろう」
裸王:オッス、照ねこさん。相変わらず弱いですね
てるねこ:よわくない
裸王:今日も飛ばされる寸前だったじゃんか
てるねこ:ようすをみてただけ
裸王:高校生の頂点ともあろうお方が、まさかネトマでカモにされてるなんてなー
てるねこ:まだなれてないだけだもん
裸王:そっかそっか。慣れたら、俺にも勝てるようになるかもなー
てるねこ:つぎはかつから
裸王:ふむふむ、楽しみだ。もしも勝てなかったら、部活中は猫語で話してもらおうかな?
てるねこ:ねこがたり?
裸王:ちがう。ねこごだよ。語尾ににゃーって付けて話してもらう
てるねこ:にゃー、かわいい。わかった。やる
京太郎「いや、そこは少しくらい恥ずかしがれよ!」
京太郎(なんだか俺が馬鹿みたいじゃねえかよ)
自由安価です。何か話題を提供してください 下3
飯食ってきますんで、一旦休憩。それに伴って、今回は下2ではなく実験的に下3でいきます。
夜中のラーメン屋の何とも言えない退廃した空気。残業帰りのサラリーマン、DQNカップル、よれよれのおじさん、人間模様が垣間見れた気がして、実は嫌いじゃないです。
それでは再開します。
安価→冗談だよ冗談。
ところで、ネト麻と卓打ちってやっぱ感覚違うの?
京太郎「このままじゃ、本当に猫語を使いかねないな。でもって俺に強要されたとかばらされた日には、部員のみんなから変態のレッテルを貼られてしまう」
裸王:冗談だよ冗談。猫語なんて使わなくていいからな
てるねこ:ざんねん
裸王:ところで、ネトマと卓打ちってやっぱ感覚違うのか?
てるねこ:きょうちゃんはあんまりかんじないの?
裸王:全然だな。元々、ゲームで麻雀やってたのもあるし、和と特訓してたのもでかいかも
てるねこ:ぱそこんだとまうすのぼたんをおすたいみんぐがむずかしい
裸王:クリックのことか? もしかして、振り込みまくってたのって、クリックミスかよ?
てるねこ:つぎにやるときはもうすこしうまくやれるはず
裸王:まあ、この前と比べたら、レベルアップはしてたしな
京太郎(ど素人に毛が生えた程度だけど)
裸王:っと、もうこんな時間か。明日も早いし、もう寝ようぜ
てるねこ:うん、おやすみ
京太郎「まあ、明日に向けての気分転換くらいにはなったかな」
京太郎「さて、寝よう」
6月第4週 休日朝
予選会場前
久「——みんな、いるわね?」
一同「「はいっ」」
久「これからの個人戦。今この時だけは、私たちは仲間じゃなく、みんながライバル」
久「大会の規定で、同じ学校の生徒同士が対戦することはないそうだけど、気を抜かないように。特に優希」
優希「わかってるじぇ。今日は私の得意な東風戦。一位通過してやる」
照「……負けない」
京太郎(さっそく、火花が飛び散ってる。東風の優希は照ねえ並みに稼ぐからな。どれだけ迫れるか見どころだな)
和「須賀くんは隣りの会場なんですよね?」
京太郎「ああ。昼休みはこっちに戻ってくるから、みんなと一緒に食事を取れると思う」
まこ「まあ、ワシらは自分らの試合もあるし、お前さんを直接応援できんが、健闘を祈っとるからのう」
京太郎「はいっ、みんなも頑張って」
久「それじゃあ、清澄高校麻雀部、行くわよ!」
一同「「おうっ!!」」
予選突破条件について
予選は二日間。午前と午後に分かれており、全部で四回戦うことになります。
対局は一位と二位の勝ち抜け方式、二日目午後の最終戦は一位のみ勝ち抜け、それ以外はゲームオーバーとなり、BADエンド後にコンティニューという形になります。
皆さんのコンマで全国への切符を掴んでください。
一応、あまりにきつくてコンティニューが続く場合は難易度を下げたりもしますのでご安心を。
予選会場
——ザワザワ
京太郎「——やっぱり、人が多いな」
京太郎(でも、なんだか落ち着いてる。負ける気がしないってこういうのを言うのかな?)
係員「——62番、清澄高校の須賀くん、6番の卓へ」
京太郎「は、はいっ」
対局の相手をコンマ判定。 下1と下2と下3
01〜30 ステータス平均50の弱モブ
31〜70 ステータス平均55の中モブ
71〜98 ステータス平均60の強モブ
ゾロ目 ステータス平均60の凶モブ(オカルト持ち)
判定結果
コンマ→60 中モブ 07弱モブ 80強モブ
京太郎
『攻』(67/80)
『防』(67/80)
『速』(76/80)
『運』(65/80)
『キャパシティ』(120/130)
【照魔鏡Lv2】
【連続和了Lv2】
【デジタル打ちLv2】
【正攻法】
【ホットロード】
※【プロミネンス】(連続和了+ホットロード)
モブA
『攻』:(60/80)
『防』:(50/80)
『速』:(60/80)
『運』:(50/80)
【能力なし】
モブB
『攻』:(60/80)
『防』:(20/80)
『速』:(60/80)
『運』:(60/80)
モブC
『攻』:(70/80)
『防』:(70/80)
『速』:(70/80)
『運』:(30/80)
ステータスとオカルト的には京太郎が有利ですが、能力を過信せずにちゃっちゃか行きましょう
対局開始の前に親番を決めます
コンマで判定 下1
00〜24 京太郎
25〜49 モブA
50〜74 モブB
75〜99 モブC
コンマ→87 モブAの親番からスタート
それでは対局開始です。
正式対局(東南戦)の25000点持ちです。油断せずに行きましょう
東1局 0本場 親→モブA
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv2】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正および、妨害を受けなくなる。また、他のキャラクターより自分のコンマが高い場合、そのキャラクターのオカルトの発動を妨害できるようになる。
【連続和了Lv2】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は一飜からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
【デジタル打ちLv2】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。さらに聴牌判定時に自身が聴牌した上で、さらにコンマの下一桁が0の時、和了が確定する。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
※【プロミネンス】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は『2飜』からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
モブC
【能力なし】
京太郎→『速86』+コンマが100以上で聴牌 下1
モブA→『速60』+コンマが100以上で聴牌 下2
モブB→『速60』+コンマが100以上で聴牌 下3
モブC→『速70』+コンマが100以上で聴牌 下4
聴牌結果
京太郎 86+86=172 聴牌
和了補正値 聴牌合計値172+『運75』−100→147
モブA 60+50=110 聴牌
和了補正値 聴牌合計値110+『運50』−100→60
モブB 60+49=109 聴牌
和了補正値 聴牌合計値109+『運60』−100→69
モブC 70+07=103 ノーテン
下一桁が3、6、9はツモ。
0、1、2、4、5、7、8はロン。
和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下1
00〜53 京太郎の和了
54〜76 モブAの和了
77〜99 モブBの和了
ここで【プロミネンス】についての補足というか詳細説明。
プロミネンスが発動すると連続和了と同じく独自の打点計算を行います(連続和了と違って二飜スタートですが)
01〜50 2000
51〜80 2600
81〜98 3200
ゾロ目 3900
からスタートし、連荘するごとに点数が上がって行きます。
また次の局から自分の聴牌が確定し、他のキャラクターの聴牌条件が100以上から155以上に変更されます。
それと連荘するごとに他のキャラクターの聴牌条件が易しくなっていきますのでご注意を。
それでは、【プロミネンス】を発動しますか? 下2
1 発動する
2 発動しない
コンマ→22 京太郎の和了
下一桁が2で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。
モブA→『防50』+コンマ+『運50』÷2 下1
モブB→『防20』+コンマ+『運60』÷2 下2
モブC→『防70』+コンマ+『運30』÷2 下3
一番数値の低かったキャラクターの放銃。
続いて点数判定も行います。
【プロミネンス】発動!
京太郎【プロミネンス】発動時の攻撃力で判定 下4
01〜50 2000
51〜80 2600
81〜98 3200
ゾロ目 3900
判定結果
モブA→50+41+25=116
モブB→20+58+30=108
モブC→70+04+15=89
和了 京太郎 基本攻撃力???
点数 コンマ87→3200
放銃 モブC
京太郎(いい感じのツモだ。赤い牌も集まってきてる)
モブA「ほいっ」ストン
京太郎(これ、いけるな)
モブB「心臓いてえ、っと」ストン
京太郎(この人たち、浮ついてる。多分、初戦だからかもしれないけど)チラッ
モブC「これ通りますか?」ストン
京太郎「ロンです。3200」パタン
モブC「げっ、マジかよ」
京太郎(全然負ける気がしねえ)ゴオッ
東2局0本場へ
京太郎:28200(+3200)
モブA:25000
モブB:25000
モブC:21800(−3200)
補足ですが、東一局での【照魔鏡】の発動はオカルトもちがいた場合のみ、自動発動ですので。オカルトもちがいない場合は発動しません。
東2局 0本場 親→モブB
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv2】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正および、妨害を受けなくなる。また、他のキャラクターより自分のコンマが高い場合、そのキャラクターのオカルトの発動を妨害できるようになる。
【連続和了Lv2】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は一飜からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
デジタル打ちLv2】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。さらに聴牌判定時に自身が聴牌した上で、さらにコンマの下一桁が0の時、和了が確定する。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
※【プロミネンス】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は『2飜』からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
モブC
【能力なし】
京太郎→『速86』+コンマが100以上で聴牌 下1
モブA→『速60』+コンマが100以上で聴牌 下2
モブB→『速60』+コンマが100以上で聴牌 下3
モブC→『速70』+コンマが100以上で聴牌 下4
モブズの聴牌条件はプラス50ってことでいいのかな?
聴牌結果
【プロミネンス】発動!
聴牌条件が京太郎以外、155以上に変更されました。
京太郎 86+89=175 聴牌
和了補正値 聴牌合計値175+『運75』−100→150
モブA 60+39=99 ノーテン
モブB 60+38=98 ノーテン
モブC 70+40=110 ノーテン
下一桁が3、6、9はツモ。
0、1、2、4、5、7、8はロン。
和了が京太郎だけなのでツモかロンかを判定 下1
>>781 コピペミスりました。そういうことでお願いします。次の局からは段々と条件が下がって行きますので。
っていうか、今日、ゾロ目多くないですかね?
コンマ→77 京太郎の和了
下一桁が7で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。
モブA→『防50』+コンマ+『運50』÷2 下1
モブB→『防20』+コンマ+『運60』÷2 下2
モブC→『防70』+コンマ+『運30』÷2 下3
一番数値の低かったキャラクターの放銃。
続いて点数判定も行います。
【プロミネンス】発動!
京太郎【プロミネンス】発動時の攻撃力で判定 下4
01〜50 3900
51〜80 5200
81〜98 6400
ゾロ目 7700
判定結果
モブA→50+02+25=77
モブB→20+68+30=118
モブC→70+56+15=141
和了 京太郎 基本攻撃力???
点数 コンマ47→3900
放銃 モブA
京太郎(完全に主導権は俺にある。流れも感じる。このまま押し切ってやる)グッ
モブA「何かやな感じだなー」ストン
京太郎(この人たちから全然プレッシャーを感じない。小鍛治さんとの対局と比べれば、全然余裕すぎる)
モブB「うーん」ストン
京太郎(あっ、テンパった)ギュルルル
モブC「あれ、なんかあったかい風が」ストン
モブA「風なんてそんなもんが——あ」ストン
京太郎「ロン。3900」パタン
モブA「ちっ、やっちまったぜ」
京太郎(何でだろう。今日は勝てるビジョンしか見えない)
東2局0本場へ
京太郎:32100(+3900)
モブA:21100(−3900)
モブB:25000
モブC:21800
ポンコツじゃない京太郎とか……
東3局 0本場 親→モブC
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv2】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正および、妨害を受けなくなる。また、他のキャラクターより自分のコンマが高い場合、そのキャラクターのオカルトの発動を妨害できるようになる。
【連続和了Lv2】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は一飜からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
デジタル打ちLv2】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。さらに聴牌判定時に自身が聴牌した上で、さらにコンマの下一桁が0の時、和了が確定する。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
※【プロミネンス】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は『2飜』からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
モブC
【能力なし】
京太郎→聴牌確定+コンマが和了補正値に 下1
モブA→『速60』+コンマが145以上で聴牌 下2
モブB→『速60』+コンマが145以上で聴牌 下3
モブC→『速70』+コンマが145以上で聴牌 下4
聴牌結果
【プロミネンス】発動!
聴牌条件が京太郎以外、145以上に変更されました。
京太郎 100+24=124 聴牌
和了補正値 聴牌合計値24+『運75』−100→99
モブA 60+62=122 ノーテン
モブB 60+66=126 ノーテン
モブC 70+73=143 ノーテン
下一桁が3、6、9はツモ。
0、1、2、4、5、7、8はロン。
和了が京太郎だけなのでツモかロンかを判定 下1
コンマ→07 京太郎の和了
下一桁が7で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。
モブA→『防50』+コンマ+『運50』÷2 下1
モブB→『防20』+コンマ+『運60』÷2 下2
モブC→『防70』+コンマ+『運30』÷2 下3
一番数値の低かったキャラクターの放銃。
続いて点数判定も行います。
【プロミネンス】発動!
京太郎【プロミネンス】発動時の攻撃力で判定 下4
01〜50 5200
51〜80 6400
81〜98 7700
ゾロ目 8000
良かった。いつもの低コンマに戻って来た
判定結果
モブA→50+13+25=88
モブB→20+36+30=86
モブC→70+06+15=91
和了 京太郎 基本攻撃力???
点数 コンマ30→5200
放銃 モブB
京太郎(さあ、続けよう)ギュルルルルウルルルルル
モブA(やばい、コイツやばい。一年だからって舐めてた。何だこのプレッシャー?)
モブB「うーん、これはどうかな?」ストン
京太郎「ロン。5200」パタン
モブB「は? まだ二順目……」
京太郎「5200です」ギュルルルルルルウルル
モブC(なんだ、コイツ。本当にただの学生か?)
京太郎(さて、次は親番だ)
東4局0本場へ
京太郎:37300(+5200)
モブA:21100
モブB:19800(−5200)
モブC:21800
東4局 0本場 親→京太郎
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv2】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正および、妨害を受けなくなる。また、他のキャラクターより自分のコンマが高い場合、そのキャラクターのオカルトの発動を妨害できるようになる。
【連続和了Lv2】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は一飜からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
デジタル打ちLv2】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。さらに聴牌判定時に自身が聴牌した上で、さらにコンマの下一桁が0の時、和了が確定する。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
※【プロミネンス】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は『2飜』からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
モブC
【能力なし】
京太郎→聴牌確定+コンマが和了補正値に 下1
モブA→『速60』+コンマが135以上で聴牌 下2
モブB→『速60』+コンマが135以上で聴牌 下3
モブC→『速70』+コンマが135以上で聴牌 下4
聴牌結果
【プロミネンス】発動!
聴牌条件が京太郎以外、135以上に変更されました。
京太郎 100+88=188 聴牌
和了補正値 聴牌合計値88+『運75』−100→163
モブA 60+34=94 ノーテン
モブB 60+58=118 ノーテン
モブC 70+97=143 ノーテン
和了補正値 聴牌合計値167+『運30』−135→62
下一桁が3、6、9はツモ。
0、1、2、4、5、7、8はロン。
和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下1
00〜72 京太郎の和了
73〜99 モブCの和了
コンマ→06 京太郎の和了
下一桁が6で和了した人がツモだったため、続いて点数判定も行います。
【プロミネンス】発動!
京太郎【プロミネンス】発動時の攻撃力で判定 下2
01〜50 5800
51〜80 7700
81〜98 9600
ゾロ目 11600
判定結果
和了 京太郎 基本攻撃力???
点数 コンマ43→2000オール
放銃 ツモ
京太郎(さて、俺の親番か。腕もあったまってきたし、連荘を狙いたいところだが)ギュルルルルウルルルルル
モブA(くそっ、何なんだよ。何なんだよ、こいつは!?)
モブB「ふぇ、ちょっとヤバいですよ」ストン
モブC「くっ」ストン
京太郎(どうやら、テンパった人もいるみたいだけど——)ギュルルルルルルウルル
京太郎「——遅い!」ガッ
モブA(いきなり卓の角を掴んで、コイツ、何を——まさか)
ギュルルルルルルルウル
京太郎「ツモ。2000オール!」ギュオン!
モブC「はっ? ちょっ、マジかよ? そんなの考慮して——」
京太郎「……さあ、続けましょうか?」
東4局1本場へ
京太郎:43300(+6000)
モブA:19100(−2000)
モブB:17800(−2000)
モブC:19800(−2000)
さすがにもう連荘は無理だと思うけど、頑張れ京太郎。
東4局 1本場 親→京太郎
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv2】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正および、妨害を受けなくなる。また、他のキャラクターより自分のコンマが高い場合、そのキャラクターのオカルトの発動を妨害できるようになる。
【連続和了Lv2】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は一飜からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
デジタル打ちLv2】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。さらに聴牌判定時に自身が聴牌した上で、さらにコンマの下一桁が0の時、和了が確定する。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
※【プロミネンス】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は『2飜』からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
モブC
【能力なし】
京太郎→聴牌確定+コンマが和了補正値に 下1
モブA→『速60』+コンマが125以上で聴牌 下2
モブB→『速60』+コンマが125以上で聴牌 下3
モブC→『速70』+コンマが125以上で聴牌 下4
聴牌結果
【プロミネンス】発動!
聴牌条件が京太郎以外、125以上に変更されました。
京太郎 100+68=168 聴牌
和了補正値 聴牌合計値68+『運75』−100→143
モブA 60+51=94 ノーテン
モブB 60+09=118 ノーテン
モブC 70+100=170 聴牌
和了補正値 聴牌合計値170+『運30』−125→75
下一桁が3、6、9はツモ。
0、1、2、4、5、7、8はロン。
和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下1
00〜65 京太郎の和了
66〜99 モブCの和了
コンマ→29 京太郎の和了
下一桁が9で和了した人がツモだったため、続いて点数判定も行います。
【プロミネンス】発動!
京太郎【プロミネンス】発動時の攻撃力で判定 下2
01〜50 7700
51〜80 9600
81〜98 11600
ゾロ目 12000
腹壊してるみたいって言われても、だって、コークスクリューって、この効果音以外に表現しようがないじゃないですか。ぷんすか
判定結果
和了 京太郎 基本攻撃力???
点数 コンマ06→2700オール(一本場)
放銃 ツモ
京太郎(全然止まる気がしねえ、このまま押していく)ギュルルルルウルルルルル
モブA(ちょっ、マジで、やめてくれよ。俺、これが最後のインターハイなんだぜ。なのに、こんな——)ストン
モブB「くっ、こ、これは通るのか?」ストン
京太郎「…………」ギュルルルルルルルウル
モブC「じゃあ、これは」ストン
京太郎(この気配、またこの人テンパったみたいだけど——)ギュルルルルルルウルル
京太郎「…………!」ガッ
モブA(マジかよ、またか、またなのかよ……)
ギュルルルルルルルウル
京太郎「ツモ。一本場は2700オール!」ギュオン!
モブC「なんで……なんでなんだ」
京太郎「さて、続けましょう」
東4局2本場へ
京太郎:51400(+8100)
モブA:16400(−2700)
モブB:15100(−2700)
モブC:17100(−2700)
東4局 2本場 親→京太郎
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv2】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正および、妨害を受けなくなる。また、他のキャラクターより自分のコンマが高い場合、そのキャラクターのオカルトの発動を妨害できるようになる。
【連続和了Lv2】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は一飜からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
デジタル打ちLv2】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。さらに聴牌判定時に自身が聴牌した上で、さらにコンマの下一桁が0の時、和了が確定する。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
※【プロミネンス】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は『2飜』からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
モブC
【能力なし】
京太郎→聴牌確定+コンマが和了補正値に 下1
モブA→『速60』+コンマが120以上で聴牌 下2
モブB→『速60』+コンマが120以上で聴牌 下3
モブC→『速70』+コンマが120以上で聴牌 下4
聴牌結果
【プロミネンス】発動!
聴牌条件が京太郎以外、120以上に変更されました。
京太郎 100+71=171 聴牌
和了補正値 聴牌合計値71+『運75』−100→146
モブA 60+18=78 ノーテン
モブB 60+14=174 ノーテン
モブC 70+15=185 ノーテン
下一桁が3、6、9はツモ。
0、1、2、4、5、7、8はロン。
和了が京太郎だけなのでツモかロンかを判定 下1
コンマ→69 京太郎の和了
下一桁が9で和了した人がツモだったため、続いて点数判定も行います。
【プロミネンス】発動!
京太郎【プロミネンス】発動時の攻撃力で判定 下2
01〜50 9600
51〜80 11600
81〜98 12000
ゾロ目 18000
判定結果
和了 京太郎 基本攻撃力???
点数 コンマ63→4100オール(二本場)
放銃 ツモ
京太郎(……さて、次も和了るか)ギュルルルルウルルルルル
モブA(コイツの目、何だ? 本当に俺たちと同じ人間なのか?)プルプル ストン
モブB「ハァハァ、くそっ、息が」ストン
京太郎「…………」ギュルルルルルルルウル
モブC「……これはどうっすか」ストン
京太郎(まだ誰もテンパイすらしてない。遅いな。遅すぎる)ギュルルルルルルウルル
京太郎「…………!」ガッ
モブA(ちょっと待ってくれよ、まだ三巡目……)
ギュルルルルルルルウル
京太郎「ツモ。二本場は4100オール!」ギュオン!
モブC「——は、はは、ははは、こりゃ、めげるわ」ポロッ
京太郎「さあ、続けましょう」
東4局3本場へ
京太郎:63700(+12300)
モブA:12300(−4100)
モブB:11000(−4100)
モブC:13000(−4100)
いや、もうほんとツモじゃくてロンだったら、とっととケリがつくんでお願いします。
東4局 3本場 親→京太郎
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv2】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正および、妨害を受けなくなる。また、他のキャラクターより自分のコンマが高い場合、そのキャラクターのオカルトの発動を妨害できるようになる。
【連続和了Lv2】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は一飜からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
デジタル打ちLv2】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。さらに聴牌判定時に自身が聴牌した上で、さらにコンマの下一桁が0の時、和了が確定する。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
※【プロミネンス】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は『2飜』からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
モブC
【能力なし】
京太郎→聴牌確定+コンマが和了補正値に 下1
モブA→『速60』+コンマが115以上で聴牌 下2
モブB→『速60』+コンマが115以上で聴牌 下3
モブC→『速70』+コンマが115以上で聴牌 下4
聴牌結果
【プロミネンス】発動!
聴牌条件が京太郎以外、115以上に変更されました。
京太郎 100+93=171 聴牌
和了補正値 聴牌合計値193+『運75』−100→168
モブA 60+31=91 ノーテン
モブB 60+52=112 ノーテン
モブC 70+10=80 ノーテン
下一桁が3、6、9はツモ。
0、1、2、4、5、7、8はロン。
和了が京太郎だけなのでツモかロンかを判定 下1
マジで頼みますんで、この局で誰か飛ばして下さい
コンマ→42 京太郎の和了
下一桁が2で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。
モブA→『防50』+コンマ+『運50』÷2 下1
モブB→『防20』+コンマ+『運60』÷2 下2
モブC→『防70』+コンマ+『運30』÷2 下3
一番数値の低かったキャラクターの放銃。
続いて点数判定も行います。
【プロミネンス】発動!
京太郎【プロミネンス】発動時の攻撃力で判定 下4
01〜50 12000
51〜80 18000
81〜98 24000
ゾロ目 36000
判定結果
モブA→50+09+25=84
モブB→20+30+30=80
モブC→70+57+15=142
和了 京太郎 基本攻撃力???
点数 コンマ00→36000
放銃 モブB
京太郎(さて、これだけの点数差。だけど——)ギュルルルルウルルルルル
モブA(こいつ、これだけやって、まだやり足りないのか?)
モブB「……う、う、うぅ」ストン
京太郎「ロン」パタン
モブB「えっ? ちょっ、それは——」
京太郎「大車輪は、確か大会ルールでは採用されてなかったんでしたっけ?」
モブB「…………」
京太郎「メンチンタンピンリャンペーコーの三本場は36900です」
モブB「……あ、あ、あぁ。終わった。俺のインターハイが……こんなところで」
モブC「ごめん、みんな。ごめん」
モブA「う、うぅぅ、こんなの、こんなのってねえよ」
京太郎「——ありがとうございました」
京太郎(快勝だったけど、この後味の悪さは何なんだろう)
京太郎(照ねえや小鍛治さんもこんな気持ちを味わってたんだろうか?)
対局終了
京太郎:96600(+32900)
モブA:12300
モブB:−21900(−32900)
モブC:13000
鬼畜の京太郎。ステータスアップは個人戦が終わった後にやりますので、お待ちください。
6月第4週 休日昼
予選会場前
京太郎「あっ、みんな。待っててくれたんですね?」
久「その顔だと勝ったみたいね?」
京太郎「ええ、まあ。そっちはどうなんですか?」
優希「くぅぅ、照先輩に稼ぎ負けてるじぇ」
京太郎「ってことは?」
和「今は宮永先輩が暫定トップで、それに優希が続く形です」
京太郎「おっ、やるじゃねえか、優希」
優希「褒められても嬉しくないじぇ」
照「京ちゃん、私は?」
京太郎「いや、照ねえは……な?」
京太郎(俺もさっき似たようなことをしたから、強くは言えないけど、きっと対局した人たちが立ち直れないような勝ち方をしてるんだろうな)
久「それじゃあ、会場のテラスが空いてるみたいだから、そっちで食べましょう」
選択安価です。誰と話しながら食べますか?(二人まで選べます) 下1と下2
安価→和 照
といったところで終わります。正直、疲れました。京太郎の連荘だったので処理は楽でしたが、モブたちが哀れで。
次の対局はもう少し波乱があると嬉しいです。
それではおやすみなさい。
修羅場の前にコンマ77ボーナスでリクエストしていただいた菫と宮永母のあれを投下しておきます。
まずは白糸台入学前の菫の回想から。
『なんだかんだいって一回戦敗退だけどさー。まあ、私たちにしてはよく頑張った方じゃない?』
——すまない。みんな、私がもう少し稼げていれば……
『何言ってんのよ。菫のせいじゃないってば。っていうか、全国出れただけで十分。上出来、上出来だって』
——だが、みんなはそれでいいのか?
『良いも悪いも、ここらへんが私ら凡人の限界ってやつでしょ』
——私たちの限界……
『それに菫と違って、私らは高校でまで麻雀続ける気ないしぃ』
——そう、なのか?
『あれ? 言ってなかったけ?』
——しかし、それだけの腕があるのに勿体なくないか?
『ないない。全然勿体なくないって。菫だって、他との力の差は感じたでしょ?』
——だが、決して追い付けないものではない。高校でも練習を続ければ——
『いやいや、ウチらそこまで麻雀に賭けてないし』
——このまま終わっていいのか?
『はは、菫って本当に面白いねー。むしろ、ここらへんで終わらせとくべきでしょ。団体とはいえ、全国には出られたし、中学生活の思い出作りにもなったし。ほんと、ありがとね、菫部長』
——はは、そうか。そうだよな。ああ……どういたしまして
それが中学時代のチームメイトたちとの最後の会話となった。
元々、部活以外での接点がほとんどなかったこともあって、チームメイトたちは引退と同時に、菫と急速に距離を置くようになった。
実際に、一カ月もすれば、廊下ですれ違っても、あいさつすら交わさなかったほどだ。
だが、そうなっても菫の中に『どうして』という疑問はもはや湧いてこなかった。
自分が規律を重んじるがゆえに、チームメイトたちに疎まれていたことを、菫は自覚していたし、その上で厳しく接していたのだ。
いつかは自分の考えを理解してくれるだろう、と信じて。
しかし彼女たちにとって、結局は自分がただの口うるさい部長でしかなかったことを、あの時の会話で思い知らされた。
もう自分のことを忘れてしまったかのようなかつてのチームメイトたちの態度にも、菫は何も感じなくなっていた。
菫(本当に、私は何を期待していたんだろうな?)
全国大会の試合終了直後は彼女たちも敗退した悔しさで皆一様に泣いていたし、一緒に菫も泣いた。
菫(あのとき、初めてチームメイトたちと一つになれた気がしたんだがな)
その晩、部長としての責務を果たせなかった自分を責め続け、菫は眠ることもできなかった。
菫(だが、次の朝、部活に出てきたあいつらは、敗戦などまるで忘れたかのようにへらへらと笑っていた)
あとから聞いた話だが、彼女たちは試合が終わった夜、全国大会出場記念と称してカラオケ大会をやっていたらしい。
もちろん、菫はそんな催しがあったことを知らされてもいないし、仮に知らされていたとしても、学生らしくないと却下していただろうが。
菫(つまり、結局のところ、あいつらにとって麻雀とは、その程度の価値でしかない物であって)
菫(逆に、真面目にやっている私の方が異質な存在だったんだろう)
菫(はは、あんな奴らをこれまで仲間だなどと思っていたなんて、とんだ御笑い種だな)
思い返せば、彼女たちが菫のことを部長に推したのも、結局のところ、面倒を押し付けるための体のいい生け贄と考えてのことだったのだろう。
菫(そうとも知らず、私は必死になっていたわけだ)
自嘲の笑みすら浮かばない。
そんな風に利用されていたことよりも、みんなに頼りにされていると勘違いして張り切っていた自分の馬鹿さ加減に腹が立った。
菫(……本当に私はバカだな)
部活を引退したことで、元々希薄だった周囲との繋がりは、いよいよなくなっていった。
そうして気付けば、秋の終わりごろには、文字どおり菫は周囲から孤立した。
菫(これが必死になった結果というやつか)
あまりの馬鹿馬鹿しさに、あんなに好きだった麻雀も高校で続ける気力すら失せかけていた。
そんなときだった。
『宮永』と名乗る白糸台の監督が菫の前に姿を現したのは。
不思議な女だった。
普通ならば、目に留まるほどでもない菫の牌譜を気に入ったと言い、挙句の果てには菫の悩みをも言葉巧みに聞き出した。
そうして、その上でこう言ったのである。
『だから貴女がちょうどいいのよ』
弱音を吐く菫を叱咤するでもなく、慰めるでもなく、人間とは思えない笑みを浮かべて、宮永は微笑みながら言った。
まるで、全てが予定調和であったかのように。
瞬間、菫は理解した。
菫(そうか。この人に助けを求めたこと自体が間違いだったんだ……)
宮永が自分を助けてくれるような人間ではないことを悟らされた
と、同時に、
菫(でも、この人ならば、ありのままの私を受けて入れてくれる)
そう思い込もうとする自分がいることにも気付いた。
『どう、うちに来ない?』
そうして気付けば、宮永の誘いに無言でうなずく自分がいた。
これが、弘世菫の白糸台入学についての経緯である。
白糸台
菫「——あっ、宮永さん、ようやく見つけた。今から麻雀部の部室に一緒に行かないか?」
照「別にいいけど。弘世さん、クラスの人たちは良いの?」
菫「入学式後の簡単なホームルームが終わったら、さっそくグループを作ってどこかに食べに行くという話も上がっていたが、私はそういうのが苦手なんでね」
照「そうなんだ」
菫「そういう宮永さんこそ、クラスの人と約束があるのなら、無理に誘ったりはしないが? まだ体験入部の期間でもないし」
照「ううん、私もそういうの苦手だから。行こう、弘世さん」
菫「そうか。お互い、知り合いがいないと楽だな」
照「うん、そうだね」
菫(自虐と皮肉のつもりで言ったんだが、あっさり肯定されてしまったな)
菫(まあ、この娘は私と違って、単に人付き合いとかが苦手なだけなんだろうが)
菫「そうそう、一つ聞きたいことがあるんだが」
照「どうしたの?」
菫「宮永監督と宮永さんは——」
照「うん、親子だよ」
菫「そうか。道理で……」
照「……???」
菫(頭の角の形がそっくりだ、というのはさすがに失礼か)
菫「ということは、麻雀歴は長いんだな」
照「一応、物心つく前から打ってた」
菫(英才教育、というわけか。しかし、インターミドルで宮永照の名前を聞いたことはなかったが)
菫(団体戦で敗退したとしても、あの人の娘なら個人戦で上位に入賞していそうなものだが、どういうことだ?)
照「でも、こうして部活に入って家族以外の人と打つのは初めてだから」
菫「なっ、家族以外と打ったことがないのか?」
照「う、うん。ごめん」
菫「いや、今のは悪かった。謝る必要はないよ」
菫(てっきり、英才教育を受けているものと思っていたが、単に娘を仕事の都合で連れて来ただけということか)
照「弘世さんは麻雀歴どれくらいなの?」
菫「私は中学に入ってからだから、宮永さんほど長くはないよ」
照「でも、色んな人と打ったことあるんだよね?」
菫「まあ、そうだが。あまり自慢できるほど……強くはないんだ」
照「そうかな。弘世さん、強そうだけど」
菫(家族麻雀しかやったことのない人間の尺度で言われてもな)
照「——あっ、お母さん」
菫「えっ、監督? どうしたんですか、そんなところでオロオロして」
宮永母「……あ、あなたたち。いいところに来たわね」オロオロ
菫「何かあったんですか?」
宮永母「ねえ、ココどこ?」ジワ
菫「は?」
菫(何を言ってるんだこの人は?)
照「お母さん、部室はあっち」
宮永母「あ、そうなの? さっきから迷ってて困ってたのよ」
菫「……あの、宮永監督ですよね?」
宮永母「えっと、貴女は弘世さんだったわね。ようこそ、白糸台へ」
菫(おかしい。このポンコツが私を誘いに来た宮永監督と同一人物だというのか?)
宮永母「あっ、いけない。もう練習の始まってる時間じゃない。それじゃ、私はここで」スタスタ
照「お母さん……」
宮永母「どうしたの? 早く部室に行かないと——」
照「そっちに行くと部室と逆方向」
宮永母「…………」ジワ
菫「……私たちと一緒に行きましょう」
宮永母「——お願いします」
菫(私は今ものすごく後悔している。入る学校を間違ったかもしれない)
麻雀部部室
——ザワザワ
宮永母「良かった。今日はあまり遅刻せずに辿り着けたわね」ガラッ
部員一同「「おはようございます。監督!」」
宮永母「あー、みんな。そんなに畏まらなくていいから」
菫(凄い統率力だな。やはり監督としては一流なのか? あのポンコツぶりを見た後だと、にわかに信じられないことだが)
菫(あるいは部長が厳格な人間なのか?)
宮永母「練習に励んでいるところ悪いんだけど、新入部員を紹介するわね」
宮永母「宮永照と——」
照「よろしくお願いします」
宮永母「弘世菫さん」
菫「よ、よろしくお願いします」
部長「監督、その子が言っていた——」チラッ
照「…………」
宮永母「ええ、そうよ」
菫(今、監督と話しているのが部長なのだろうか? それにしても先輩たちはどうして宮永さんを凝視しているんだ?)
部員A「——娘さんに勝てば、レギュラーになれるんですね?」
菫「なっ!? どういうことですか、監督!」
宮永母「どういうことも何も、聞いたとおりよ。照に勝てれば、無条件でレギュラー入り」
宮永母「でも、逆に一矢も報いられずに負けるようなこともあれば——」
部長「退部でしたね。ですが、もしも娘さんが私たちに飛ばされるようなことがあれば、私たちにも考えがありますよ」
宮永母「あら、何かしらね。楽しみだわ」クスクス
菫(おかしい。狂ってる。この人は一体なにを考えてるんだ?)
菫(こんなゲームめいたやり方で、部員たちを煽るだなんて正気の沙汰じゃない)
菫(一歩間違えば、麻雀部が崩壊するじゃないか。いや、実際にこの部は崩壊寸前じゃないのか?)
菫「宮永さん、こんな馬鹿げた勝負を受ける必要はない。先輩たちに謝ろう」
菫(自分でもおかしいことを言っているのはわかっている。今回の件について、宮永さんに落ち度はまったくない)
菫(あるとすれば、この無謀な賭けを仕掛けたこの人だ)ジッ
宮永母「クスクス、まるで親の仇でも見るような目ね」
菫「宮永さん、さあ、早く——」
謝ろう、そう言いかけた菫だったが、
照「私、麻雀で負けたことないから」
それを遮るように照が一歩前に出て言い放ったのだった。
菫「ばっ、それは家族麻雀での話だろう。この人たちはそんなレベルじゃ——」
部員B「か、家族麻雀!? ぷっ、くくく、監督、本当にこの子に勝てば、レギュラーになれるんですか?」
部員A「く、くくく、ちょっ、ほんとに家族麻雀以外やったことないの?」
照「ありませんけど」
部長「話になりませんね。監督、こんな勝負やるだけ無駄ですよ」
宮永母「そうかしら? 照、勝てそうにない?」
照「…………」フルフル
照「——この人たちには負ける気がしない」
——ザワッ
部長「……監督、もし私たちが勝った時の条件を言ってませんでしたよね?」
宮永母「そうね。もし照に勝てたなら、可能な限り希望を叶えてあげるわよ」
部長「では、今後、私たちの練習のやり方に口を挟まず、前任のコーチを呼び戻すと約束してください」
宮永母「ええ、構わないわよ」
部長「それと——娘さんに即刻退部してもらいます」
宮永母「照、それでいい?」
照「…………」コクン
宮永母「クスクス、交渉成立ね」
菫(この人たち、本気だ。もう私ではこの流れを止められない)
宮永母「まだ入部届けも出してないから、別に退部って形にする必要もないんだけどね」
部長「それでは対戦形式はどうしますか? 公平を期すためにもこちらから二名。そちらからは娘さんとそこの弘世さんにでも出てもらいましょうか?」
宮永母「あら、ずいぶんと優しいのね」
部長「後で不公平だったと、ごねられても困りますので」
宮永母「クスクス、そんなことしないわよ」
宮永母「こちらからは照一人、そちらからは三人でどう? それくらいしないとさすがに不公平でしょう?」
部長「……その余裕、すぐに後悔させてあげますよ?」
宮永母「そうなってくれれば、私も今後の楽しみが増えるんだけど」
菫「宮永さん、先輩たちは本気だ。もう一度言う。やめた方が——」
照「……大丈夫。私は負けない。もう負けないって、約束——したから」
菫(——約束?)
しかしそれ以上訊ねることはできなかった。
無言で前に出る照を、菫はただ見送るだけだった。
宮永母「——照、あのメンツ相手に『鏡』を使う必要はないわ」
照「わかってる。あの人たちからは何も危険を感じない」
宮永母「クスクス、それでこそ私の娘ね。多少なら壊れてもいいから——」
宮永母「——全部、蹴散らしてきなさい」
対局の結果については、あえて語る必要もないだろう。
おそらくは誰もが想像している通りに終わったのだから。
ただ、一つだけ記しておくべきことがあるとすれば、
この日——高校麻雀史に名を残す怪物が、白糸台で静かに、そして、鮮烈に咆哮を上げたということだけである。
というわけで、過去編は一応の区切りです。
できれば、少しずつでも続けて千里山の怪物『藤白七実』とか戒能さん18歳とかも登場させたいですね。
本編はスーパー銭湯行った後に再開します。
過去編の方が菫さんを自由にいじめられ、もとい、動かせるので書きやすいです。
ただいま帰宅。近所の薬局で紅蓮の弓矢が流れ出して、思わず吹いてしまい、薬剤師さんと気まずい雰囲気になりました。
正直、やめてほしいです。
それでは再開します。
修羅場から。
安価→和 照
テラス
久「うーん、こっちのテラスは思ったより空いてるわね。テーブルもオシャレだし」
まこ「じゃが、三人掛けはさすがに少ないのう」
久「まあ、ちょうど私たちも六人だし、グーとパーで分かれましょう」
優希「それじゃあ、グーとパーで分かれましょ!」
ポン!
久「……あ、これは——」
まこ「予想されうる中で——」
優希「最悪の事態だじぇ」
こういうラブコメ展開が苦手な人はごめんなさい。正直、自分でも日和ってると思う。
京太郎「えっと、パーが俺と照ねえと和か」
和「——そういえば、こうして須賀くんと一緒に昼食を取るのは久しぶりですね」
京太郎「えっ、そうだっけ?」
照「今週は私と食べてたから」
和「……須賀くん、そうなんですか?」ピクッ
京太郎「ん、あ、ああ、そういえばそうだっけ?」
照「今度二人で出掛ける約束もしたし」チラッ
和「は!? 須賀くん、どういうことですか?」ジロッ
京太郎「いや、照ねえが個人戦でいい成績を残したらって条件だし」
和「なっ!? いつの間にそんな約束を!?」
和「宮永先輩、いつもより、打ち方に容赦がないと思ったら、そういうことだったんですね」
照「私はいつもどおり打ってるだけ。それは原村さんの思い過ごし」
和「よ、よくも抜けぬけと」
京太郎「あの、和さん?」
京太郎(なんかよくわからんが、和がヒートアップしてる)
和「須賀くん、宮永先輩とだけそんな約束するなんて不公平だと思います」
京太郎「そ、そうかな?」
和「私とも何か約束してください」
京太郎「や、約束って言っても」
照「原村さん、京ちゃんが困ってる」
和「そうなんですか?」
京太郎「い、いや、別に約束くらいなら別に構わないけどさ」
和「さすが京太郎くん。それでは今度の休みに『私』とどこかにお出かけしましょう」
照「原村さん、先に約束したのは『私』」
和「そんなの関係ありません。決めるのは京太郎くんです!」
京太郎「いや、あの、とりあえず、まずは落ち着いて飯を食わないか?」
照「ご飯なんてどうでもいい。京ちゃん、どっちの味方なの?」
和「さあ、はっきりしてください」
京太郎「えっ、ちょっ、二人とも、ちょっ、ちょっと待って——ひぃぃぃぃ」
久「なーにやってんだか、須賀くんは」
まこ「まったく麻雀の調子はいいんじゃが、あっち方面はからっきしじゃな」
優希「自業自得だじぇ」
※照、和と個人戦終了後の休日にデートの約束をしました。
モブたちもパワーアップしてます。
6月第4週 休日午後
予選会場前
久「——若干一名やつれてる人もいるみたいだけど、午後も油断せずに行くわよ」
一同「「はいっ」」
京太郎「ふぁ、ふぁい」
照「京ちゃん、約束忘れたらダメだよ」
和「私、負けませんから」
京太郎「あ、ああ。頑張ってくれ」
京太郎(俺、こんな調子で勝ち抜けるんだろうか?)
予選会場
——ザワザワ
京太郎「——だいぶ人が減ったな。まあ、一回戦で一気に人が絞られたしな」
モブ「あいつが、一回戦で連荘して誰にも和了させずに勝ち上がったやつか?」
モブ「マフラーなんて巻いて、何のつもりだ?」
京太郎(一回戦で少しやりすぎたかな。みんなの注目が集まってる気がする)
係員「——62番、清澄高校の須賀くん、3番の卓へ」
京太郎「は、はいっ」
対局の相手をコンマ判定。 下1と下2と下3
01〜30 ステータス平均55の弱モブ
31〜70 ステータス平均60の中モブ
71〜98 ステータス平均65の強モブ
ゾロ目 ステータス平均65の凶モブ(オカルト持ち)
判定結果
コンマ→23 弱モブ 28弱モブ 42中モブ
京太郎
『攻』(67/80)
『防』(67/80)
『速』(76/80)
『運』(65/80)
『キャパシティ』(120/130)
【照魔鏡Lv2】
【連続和了Lv2】
【デジタル打ちLv2】
【正攻法】
【ホットロード】
※【プロミネンス】(連続和了+ホットロード)
モブA
『攻』:(60/80)
『防』:(50/80)
『速』:(60/80)
『運』:(50/80)
【能力なし】
モブB
『攻』:(60/80)
『防』:(35/80)
『速』:(60/80)
『運』:(60/80)
モブC
『攻』:(70/80)
『防』:(70/80)
『速』:(70/80)
『運』:(30/80)
また虐殺が始まる。京太郎を止めるゾロ目プリーズ
対局開始の前に親番を決めます
コンマで判定 下1
00〜24 京太郎
25〜49 モブA
50〜74 モブB
75〜99 モブC
コンマ→25 モブAの親番からスタート
それでは対局開始です。
正式対局(東風戦)の25000点持ちです。油断せずに行きましょう
東1局 0本場 親→モブA
聴牌判定
コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。
ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。
京太郎
【照魔鏡Lv2】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正および、妨害を受けなくなる。また、他のキャラクターより自分のコンマが高い場合、そのキャラクターのオカルトの発動を妨害できるようになる。
【連続和了Lv2】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は一飜からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
デジタル打ちLv2】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。さらに聴牌判定時に自身が聴牌した上で、さらにコンマの下一桁が0の時、和了が確定する。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる。
【ホットロード】『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する。
※【プロミネンス】自分が和了した次の局から自身の聴牌判定が100+指定コンマとなり聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は『2飜』からのスタートとなり、和了するごとに点数が上がっていく。
モブA
【能力なし】
モブB
【能力なし】
モブC
【能力なし】
京太郎→『速86』+コンマが100以上で聴牌 下1
モブA→『速60』+コンマが100以上で聴牌 下2
モブB→『速60』+コンマが100以上で聴牌 下3
モブC→『速70』+コンマが100以上で聴牌 下4
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