シリカ「うー……なんだか頭がふらふらします……」

キリト「なんだかいい気分だろ？」

シリカ「はい、なんだかいい気分ですー……」

キリト「よし、シリカ、行こうか」

ぎゅっ

シリカ「ふぇっ？　えへへぇ、どこにですかぁ？」

キリト「向かいの宿屋だよ、今日はもう遅いからな」

シリカ「そうですねー……いきましょー」

キリト「宿屋も奢るよ、一緒の部屋でいいよな？」

シリカ「キリトさんと一緒……えへへぇ」

シリカ「お布団ですー……」

ぽふっ

キリト「エールがだいぶ精神的に回って来てるみたいだな、それじゃあシリカ、手、借りるぞ？」

きゅっ

シリカ「んぅ？　なんですかキリトさーん……？」

キリト「ウィンドウを可視化して、倫理コードを解除、と」

シリカ「りんりこーど？　なんですかそれー？」

キリト「気にしなくて良いよシリカ」

ぎゅっ

シリカ「ひゃっ……えへへぇ、キリトさん暖かいです……」

キリト「それじゃあシリカ、いただきます」

シリカ「えっ？　やっ、き、キリトさん、くすぐった……きゃんっ！」

シリカ「あぅ……はぁ、はぁ……」

キリト「ふぅ、最後にハラスメントコードのNoにして、倫理コードは……このままにするか、ウィンドウ不可視化っと」

キリト「きっと起きる頃には酔って忘れてるだろ」

キリト「13歳の子としても誰にもばれないし、誰にも訴えられない」

キリト「本来なら強姦だろうな」

キリト「でもこの事実は残らない、つまり俺は無罪だ」

キリト「仮想世界の犯罪は犯罪にならない……ソロには最高だな」

キリト「……もう一回くらいヤっとくか」

キリト「スターバーストストリーム！！！」

「なんでやあああああああああああああああ！！！！！」

キリト「……ふぅ、またレッドになっちゃったな」

キリト「まあ良いか、解除するクエストももう慣れたし」

キリト「ムカつく奴を殺しても、これはあくまでデータの衝突、ただのコリジョンだ」

キリト「たまたま片方が強すぎて片方が消えただけ、これは単なる事故なんだよ」

キリト「いやあ、解除クエストは楽しいな、人に会わないようにするのが面倒だけど」

キリト「そこの君、今はここでレベリングするのか？」

キリト「ここは俺達の武器を地面に落とすモブが沸くんだ、ここで死ぬ奴は多いんだよ」

キリト「俺が手伝ってあげるよ」

キリト「まずはこのモブモンスターにこうやって武器を落とされたら……コマンドで装備をクイックチェンジ」

キリト「これで簡単に倒せるけど、落ちた武器を拾おうとして負けるんだよな」

キリト「ほら、やってみな」

キリト「ああ、ちなみにさ」

キリト「クイックチェンジなんて、君のレベルで取る奴は普通いないし、君も取ってないよな」

キリト「はい、君の剣は俺が貰ったよ」

キリト「返してほしいか？　剣がないと死ぬもんな」

キリト「ヤらせてくれるなら、返してやるよ」

キリト「ああ、嫌なら良いんだ、この剣売ってコルにするかぁー……あ、死なないようにな？」

キリト「……本当になんでもする？　よし、じゃあ助けてやるよ」

キリト「はぁ、めぼしいプレイヤーは大体ヤったよな……誰かいないかなー」

キリト「生きてるプレイヤーの中で、女の子は……」

キリト「うーん……」

キリト「あ、こいつもこいつもPKした奴だな、こいつはMPKだな」

キリト「サチか……ヤっとけばよかったよなぁ」

キリト「ロザリアか……殺さないで性奴隷にすりゃよかったよなぁ」

キリト「はぁ、強くてニューゲーム出来たらいいのにな」

キリト「とりあえず今日はリズとでもヤるか」