オーク「おら、さっさと出てこいクソアマ」ギー
女騎士「チッ、言われなくても出てやるっつーの」
少年「………」トテトテ
女騎士「んあ…なんだ?外まで連れて行くのか?」
オーク「お前には積み込みの作業をしてもらう、さっさとそこの荷台に詰め込め」
女騎士「……っかあ、めんどくせえ」
オーク「やんねえと飯はねえぞ」
女騎士「うっせえ、やりゃあいいんだろやりゃあ」
少年「…」クイッ
オーク「坊主は…なんか適当に時間つぶしてろ、逃げんなよ」
少年「……」コクッ
オーク「なんかあったら呼べ、作業部屋にいるからな」
女騎士「あ゛あ゛あ゛ー…くっそ…重すぎんだろこれ…」プルプル
少年「……」ジー
女騎士「女になんてことさせやがる…ええい畜生」ドスッ
少年「………」ジー
女騎士「んあ?どうした、なんかあったか?」
少年「…」ブンブン
女騎士「なんだないのか、じゃあどうしたんだ?私の顔になんかついてんのか?」
少年「……」ブンブン
女騎士「んんー?…じゃあなんだ、私の手伝いでもしてくれるってか?」
少年「!」コクコク
女騎士「あー…でもな、私よりもちびっこくてヒョロいお前なんかが作業すると…」
少年「…」ジー
女騎士「………」
少年「……」ジー
女騎士「………えっとー」
少年「……」ジー
女騎士「……ああもう!分かった分かった、手伝わせるって」
少年「!」パァア
女騎士「ただし、私と同じものを持つこと。一人で持とうなんて考えるなよ?」
少年「!」コクコク
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