卯月「ちょっとした番組の撮影」(163)

スタジオの中にセットされたテーブル。

 テーブルの上にぽつんと置かれた、1枚のプレーンピザ。


 その脇には、人数分の水のペットボトル。

 貼られたラベルには《谷川岳の水》と書かれている文字。


 テーブルの脇に置かれた箱。

 そこにぎっしりと詰められた、大量のタバスコ。


 そして。

 テーブルを取り囲む形で座る、天海春香、島村卯月、日高愛、村松さくらの4人。

 全員、顔はやや強張っていた。


 天海春香「こほん、ルールは簡単。3つまでの数字をカウントして、言った分だけピザにタバスコを掛けるだけ」

愛「タバスコを掛けるなんてもったいないですよ!!」

卯月「春香ちゃん、ひょっとして、これNot100かな?」

春香「さっすが、卯月ちゃん。物分りがいいね」

さくら「てことはぁ、100を言っちゃった人がタバスコまみれのピザを食べる羽目になるとかですかぁー!?」

春香「そうだよ、さくらちゃん。だから100を数えちゃわないようにがんばってね。さらに、罰ゲームもあるから本気でいってね」

愛「ば、罰ゲーム!?とにかくそうならないようにがんばりますっ!!」

春香「相変わらず愛ちゃんはポジティブだね」

愛「あたし、元気だけが取り柄ですからっ!!」

春香「とにかく順番を決めよう。最初は>>8


※これよりしばらく、安価で進行します。

注:4人はくじ引きを引いています。赤が出ればあたりという形で。
  説明が足りなくてすみません。


春香「最初は愛ちゃんだね」

愛「やったぁ!!がんばりますっ!!」

春香「じゃあ、次は愛ちゃんがこの3本くじを持っててね。赤を引いたら当たりだから」

卯月「いいよ」

さくら「いっきましょ~♪」

春香「じゃあ、せーのっ!!」

バッ

春香「2番目は>>12だね」

春香

春香「2番目は私だね」ニコッ

さくら「ちょっとぉ、これって一番最後になったらまずいんですかぁ?」

卯月「そうじゃないと思うけど……私もその辺はよく分からないから……」

春香「とにかく、3番目を決めちゃいましょう!!赤を引いたら3番目、白だったら最後」

さくら「そしたら、これでいきますよぉ」

卯月「じゃあ、私はこれでいくよ」

春香「せーのっ!!」

バッ


春香「3番目は>>16ちゃんだね」

さくら

春香「3番目はさくらちゃんだね」

さくら「やったぁ♪」

卯月「ということは、私が一番最後ってことだよね!?」

春香「そういうことだよ。愛ちゃん、私、さくらちゃん、卯月ちゃんの順番で行くから。みんなタバスコを手に持ってね」

愛「はいっ!!なんか緊張しますっ!!」

卯月「そこまで固まらなくていいよ」

春香「じゃあ、最初は愛ちゃんから。数を数えて、その分タバスコを振ってね」

愛「えっ!?どういうことかよく分かりませんっ!!」

さくら「最大3つ先の数まで数えて、数えた分だけタバスコを掛けるってことだって。例えば、1・2と2回数えたら、2回タバスコをかけるって感じだよぉ」

愛「そうですかっ!!ありがとうございます!!そしたら、いきますっ!! >>19

>>19
※申し訳ない。
最安価は>>23でいきます。
1・2というように、最大3つ先まで数を数えて下さい。

123

愛「1っ!!2っ!!3っ!!」ブンッブンッブンッ

さくら「ちょっとぉ!!愛ちゃん、いきなり飛ばしすぎだよぉ!!」

春香「さっすが、愛ちゃん!!全力全開だねっ」

卯月「でも、タバスコがこっちにまでかかっちゃいそうだから、もうちょっと抑えてほしいな」

春香「じゃあ、私行くよ。>>27

456

春香「4・5・6っと」ブンッブンッブンッ

卯月「春香ちゃんも力入れすぎだよー!!」

春香「これぐらいしなきゃ♪次はさくらちゃんだね」

さくら「はぁい。じゃあ、いっきま~す!! >>30

加速789

さくら「7・8・9っ」ブンッブンッブンッ

卯月「1周もしてないのに、タバスコが溜まってるよ……」

春香「しょげてる暇はないよ、卯月ちゃん。じゃあ、行ってみましょー!!」

愛「そうですよ、さぁ!!」

卯月「じゃあ、私も遠慮無しでいっちゃんだからぁ!! >>34

10

卯月「10っ!!」ブンッ

春香「卯月ちゃん、1回だけでいいの!?」

卯月「なんか、最後は私に当たる予感がしたから……」

さくら「でも、この駆け引きが面白いんですよねっ♪」

愛「ロ○ブーがやってたころ、いつもドキドキしながら見てましたからっ!!」

春香「じゃあ、次は愛ちゃんだね」

愛「はいっ!! >>38

111213

愛「11っ、12っ、13っツ!!」ブンッブンッブンッ

さくら「うわぁ~、ピザが赤くなっていくよぉ」

春香「そうだね。100まで行ったときが楽しみだね。全部食べてもらうから」

卯月「ええ~っ!?こんなの絶対無理だって!!」

春香「そこは何時間掛かってでもやってもらうってことで。念の為に水も人数分用意してるからね」

卯月「こんなのぜ~ったいに足りないよ」

春香「そしたら、私だね。 >>41

141516

春香「14・15・16」ブンッブンッブンッ

さくら「春香さん、容赦なさすぎですよぉ。もっと手加減してくださいよぉ~」

春香「だーめ。こういうときに手加減したら、面白くなくなっちゃうよ」

卯月「その前に、こっちがもちそうにないよぉ……」

さくら「春香さんがそう言うなら……2本持っていいですか♪」

春香「いいけど、2本同時に振るのはダメだよ。さすがに、やりすぎだから」

さくら「それは分かってますってぇ。ちょっと腕が疲れただけですからぁ♪そしたら、>>44

171819

さくら「17・18・19っと♪」ブンッブンッブンッ

卯月「ひっ!?」ピチャッ

さくら「あっ、ごめんなさぁい」

卯月「別にいいけど、もっと勢い抑えてね」

春香「左右交互に振るのはいいけど、左のコントロールをしっかりしなきゃね……でも面白そうだから、私もやっちゃお♪」ガサゴソ

愛「春香さんもやるのですかっ!?」

春香「うん。よかったら、愛ちゃんと卯月ちゃんもやっていいよ。タバスコはたっぷりあるし」

卯月「そんな問題じゃないと思うんだけど……とっ、とにかく、行くよ。>>47

2021

卯月「20・21」ピチャッピチャッ

さくら「もう切れ目のあたりがまっ赤っかですけどぉ、100いったら本当にどうなっちゃうんですかぁ?」

春香「想像するだけでも、キツい状態になるのは間違いないと思うよ♪」

愛「でもやってみなきゃわからないですよっ!!」

さくら「愛ちゃん、ちょっと話の方向性が違うよぉ……」

愛「あっ、ごめんなさい!!私の番ですね、行きますっ!! >>51

限度いっぱい

愛「22っ、23っ、24っ!!」ブンッブンッブンッ

愛「あっ!?」ガタッ

春香「どうしたの?」

愛「2本持つのを忘れてましたっ!!」

さくら「それは次からでいいって」

卯月「というか、タバスコ何本使うことになるんだろ。数日の間、口がヒリヒリするだけじゃ、すまなさそうだよ」

春香「まあ、それを気にしても始まらないって。じゃあ、私の番だから、>>54

25

春香「25」ブンッ

さくら「タバスコのにおいがツンツンしてますよぉ……」

春香「そうだね。でも、食べてみたらそう大したことはないと思うよ」

さくら「ええっ!?ぜぇったいに、いやな予感しかしませんよぉ……」

卯月「そうだよ。どう見ても口がやけどして、数日間寝込むことになりそうだって」

さくら「そんなので学校休んだら、ママに思いっきり怒られちゃうよぉ」

春香「だぁーいじょうぶ!!実は事前にプロデューサーさんに試してもらったから」

愛・さくら・卯月「「「えっ!?」」」

春香「数時間ぐらいはヒリヒリしてたけど、次の日に持ち越すなんてことはなかったよ」

さくら「本当ですかぁ~?」

春香「うん。ちなみに使ったタバスコは10本」

愛・さくら・卯月(((恐ろしい人っ!!)))ゾワゾワゾワ

春香「おっと、さくらちゃんの番だよ」

さくら「えっ、は、はい!! >>57

2627

さくら「26・27」ピチャッピチャッピチャッ

春香「ちなみにこのテのやつは、今回で6回目」

卯月「結構やってるんだね」

春香「うん。最初はゲロゲロキッチンの番外企画で千早ちゃんと美希の3人で、うどんに唐辛子をぶっ掛けたんだよ」

さくら「へぇ~そうなんですかぁ」

春香「うん。その時は千早ちゃんが食べる羽目になったんだけどね」

卯月「えっ!?」

春香「それより卯月ちゃんの番だよ」

卯月「う、うん。 >>60

282930

卯月「28・29・30」ピチャッピチャッピチャッ

愛「でも、千早さん大丈夫だったのですか?」

春香「かなり怒られちゃったけどね」

さくら「当たり前ですよぉ、そんなの」

春香「でも、最後まで食べてくれたよ。さすがにその日は口がヒリヒリしてたけみたいだけど、次の日には何ともないように歌を歌ってたよ」

卯月「手加減したとこじゃないんかな?」

春香「それはないよ。みんな全力でぶっ掛けてたからね。最後は一面辛子まみれだったよ」

さくら「それでよく持ちましたよねぇ」

愛「さすが千早さんですね。おっと、行きます。>>63

313233

愛「31っ、32っ、33っ!!」ブンッブンッブンッ

卯月「愛ちゃん、さっきよりも力入ってない?」

愛「さっきの話を聞いて、やる気が沸いてきましたっ!!」

さくら「愛ちゃんって、いろんな意味でたくましいなぁ」

春香「じゃあ、私はっと。>>66

343536

春香「34・35・36」ピチャッピチャッピチャッ

さくら「で、2回目から、今回みたいに生っすかの特別企画でやりだしたんですよねぇ」

春香「うん。千早ちゃんがどうしてもリベンジしたいって言ってきてね」

卯月「それ、見たよ。たしかフランスパンにマスタードを塗りたくるやつだよね」

春香「そうそう。その時は美希が100をやっちゃったよ」

愛「あっ、思い出しましたっ!!それで、あの時美希センパイがやたらと水を飲んでいたんですか。おかしいなって思ったんですけど」

さくら「聞いていたら、だんだんこわくなってきましたよぉ……」

春香「でも、もう引き返せないよ。さてさくらちゃんの番だよ」

さくら「じゃあ、>>69

373839

さくら「37・38・39」ピチャッピチャッピチャッ

春香「3回目は美希と、響ちゃんと、貴音さんでやったかな」

さくら「それわたし見てましたぁ。たしか、響さんが食べる羽目になったのですよね~」

卯月「確かにそうだったよ。坦々麺に豆板醤をぶっ掛けたんだよね?泣きそうな顔だったよ」

さくら「でも、あの時は響さんは食べきれなかったみたいですけど?」

春香「だから、それじゃあ面白くないから、急遽罰ゲームをやろうってことになったんだよ」

卯月「それって……おっと、カウントが先だったよね。>>72

倍プッシュ

>>72
限度でOKですか?

オッケーです

>>74
了解しました。


卯月「40・41・42」ピチャッピチャッピチャッ

愛「えっ?その罰ゲームって何ですか?」

卯月「多分……早朝の放送が始まるときに鳩の映像を映すんだけど、その鳩に響さんが扮していろいろやるってやつだったよ」

さくら「思い出しましたぁ。起きて、テレビつけたらそれでしたからぁ。びっくりして思いっきり笑っちゃいましたよぉ。「はむぞぉ~」なんて、何回も叫んでいましたよねぇ」

愛「そんなことまでやってたんですか。って、とにかく続きですね!!>>77

43 44 45

愛「43・44・45」ブンッブンッブンッ

春香「あれは貴音さんの発案だけど、いい絵になったと思うよ」

卯月「ひっど~い。で、以降はその罰ゲームがツボに入ったってわけですかー!?」

春香「そういうこと♪」

卯月「で、4回目に行ったということだよね」

春香「響ちゃんが納得しなくってね~」

卯月「当たり前だって」

愛「それって、ざるそばのつゆにわさびを入れまくったってやつですよね」

春香「そうそう、それ……って、私の番だから。>>80

kskst

春香「46・47・48」ピチャッピチャッピチャッ

卯月「それも見たことあるよ。出てたのは、春香ちゃん、貴音さん、響ちゃんに……新幹少女ののぞみちゃんと、だっけ」

さくら「で、100に当たったのはのぞみさんと。あのときの苦虫を噛み潰したような顔、今でも思い出しますよぉ」

愛「でも、なんだかんだ言って食べきって、さらにはわさびまみれのつゆまで飲みきってましたね」

卯月「そんなのして、実際に体こわさなかったの!?」

春香「大丈夫だったよ。ただ、その日のうちは頭がジンジンしてたみたい」

さくら「当たり前じゃないですかぁ~。って、わたしの番ですねぇ。>>83

またもやフルで

さくら「49・50・51」ピチャッピチャッピチャッ

卯月「で、食べきったのに罰ゲームをやったんだよね!?」

春香「うん。貴音さんが、せっかくだからやらせろって」

愛「確か、ハリウッドに行って真さんとタイタニックの1シーンを演じるってやつですよね」

春香「みんな結構見てるんだね」

さくら「生っすかが始まった一発目がそれでしたからぁ。嫌でも見ちゃいますよぉ」

卯月「私の番だね。>>86

54まで

卯月「52・53・54」ピチャッピチャッピチャッ

愛「でも、罰ゲームというよりかはごほうびに近いですよね。絵里ちゃんも言ってましたよ」

さくら「愛ちゃんってさ、それ最後まで見たの?」

愛「ううん。途中までですけど」

卯月「それには続きがあってね。途中から美希ちゃんと雪歩ちゃんが乱入して、無茶苦茶になったんだよ」

愛「ええっ!?」

春香「あの時は雪歩と美希が散々暴れたから、後処理が大変だったよ」

卯月「当たり前だって。それでよくハリウッドを出禁にならなかったのが不思議だよ」

愛「そこまで無茶苦茶だったのですか!?」

さくら「だってぇ、3人とも真さんを取り合って、ゴム棒で殴り合いしてたんだよぉ。何回もセットを壊しそうになってたしー」

愛「うわぁ……って、あたしだから、>>89

良かった…しまうーちゃんはAV撮影にいったんじゃないんだね安心した
kskst

愛「55・56・57」ピチャッピチャッピチャッ

春香「あれ?愛ちゃん、さっきより勢いがかなり落ちてるよ」

愛「当たり前じゃないですか。今やってるこれの罰ゲームがそんなものだと聞いたら、誰でもどん引きしますよ!!」

さくら「そうですよぉ。イズミンもアコちゃんもこれは無いだなんて言ってたし~」プクー

春香「でも、これでもまだ甘い方だけどね。って、私だね。>>93

フル

春香「 」ピチャッピチャッピチャッ

愛「甘いって、それより酷いのを考えてたのですかっ!?」

さくら「生っすかの他のゲームで、これよりひどい罰ゲームをやらされるなんて、ザラにあるって~」

卯月「そうそう。私が覚えてるのは、響チャレンジのマラソンの罰ゲームだったかな。響ちゃんに、有香ちゃんと渚さんが挑戦した時のやつ」

愛「それって、どんなのですか!?」ズイッ

さくら「今度はわたしだから>>96

フル

>>94
すみません、一番上の数字が抜けていました。

正:春香「58・59・60」ピチャッピチャッピチャッ


さくら「61・62・63」ピチャッピチャッピチャッ

春香「《ノーリアクションタライ地獄inゲロゲロキッチン》だね」

さくら「あれは見ていて痛そうでしたよぉ。渚さんも次の日、頭が痛いって何度も呟いてましたし」

卯月「ゲロゲロキッチンにゲストで出演している中で、渚さんの頭めがけてタライが何十個も落とされるのを無反応でいろっていうから。よくキレなかったって思うよ」

春香「それより、卯月の番だよ」

卯月「あっ。じゃあ>>99

まっくす

卯月「64・65・66」ピチャッピチャッピチャッ

さくら「それで~、今回100やっちゃった人の罰ゲームはどんなのですかぁ?」

春香「んー、それは分かんないよ。私も聞かされて無いし」

卯月「そうなんだ。でも、そこまで痛いのじゃないと思うよ」

さくら「そうなんですかぁ?」ジトー

卯月「さくらちゃんが思うように、ギモンといえばギモンだけどね。確か、前回は痛いやつじゃなかったけど」

愛「それって、そんなのでした!?あたし、前回のやつ見てません!!」

卯月「それはね。あっ、それより、愛ちゃん。掛けなくていいの?」

愛「忘れてましたっ!!それでは>>102

full

愛「67・68・69」ピチャッピチャッピチャッ

春香「前回は私と千早ちゃん、笑美さんに凛ちゃんでやったよ」

さくら「うな重に山椒をぶっかけるやつできたよねぇ」

愛「あたし、聞いているだけで喉がかわいてきました。この水飲んでいいですか」

春香「どうぞ~」

愛「いたたきます!!」ゴクゴク

さくら「あっ、わたしも飲みたぁい。いっただきま~す」ゴクゴク

卯月「そうそう。で、笑美さんが100を踏んじゃって罰ゲームをやったんだよ。確か……」

春香「私の番だから、>>105

ちーたんまで

春香「70・71……」ピチャッピチャッ……

キョロキョロ

愛「急にどうかしましたか?」

さくら「何かあったんでしょうかぁ?」キョロキョロ

春香「……」ホッ

愛「……?」

春香「……72(ボソッ」ピチャッ

卯月「あー、そういうことだねっ」

さくら「ええっ!?よく分からないですよぉ!!」

卯月「それは知らなくてもいいことだから」

さくら「そんなの言われたら、余計に気になりますよぉ」プンスカ

卯月「……世の中には知ったらまずいことも存在するんだよっ。それより、さくらちゃんの番だよっ♪」ニコッ

さくら「……はぁい……。>>108」プクー

full

さくら「……73・74・75」ピチャッピチャッピチャッ

愛「そういえば、卯月さんっ!!前回の笑美さんがやった罰ゲームってどんなのでした!?」

卯月「上空からスカイダイビングで降りるってやつ。痛くないけど、結構怖かったらしいよ」

愛「そうなのですか!!そんなのまで……」ガクブル

卯月「幸子ちゃんが野外コンサートしている会場に無理やり着地して、いろいろしたみたいだね」

さくら「でもぉ、それって幸子ちゃんが笑美さんにハリセンで思いっきりしばかれてましたよぉ」

卯月「原因は幸子ちゃんが、いつもの態度で辛く言ったからだね。痛い目に遭ったとはいえ、幸子ちゃんにはいい薬になったのじゃないのかなぁ」

愛「結構厳しいのですね、芸能界って。それより、卯月さんの番ですよ」

卯月「そうだね♪>>111

フル

卯月「76・77・78」ピチャッピチャッピチャッ

愛「ちょっと……タバスコがピザからあふれかかってますよ」ゴクゴク

さくら「ホントだぁ……絶対に食べられないよぉ、こんなの」ゴクゴク

春香「いいのかなぁ。もし当たっちゃった時のための水を使っちゃって」ニコッ

愛・さくら「――!!」

卯月(今の時点で使ったタバスコは3本だけど……これでも結構ヤバそうだよっ!!)

愛「……あたしの番ですね。>>115

フル

愛「79・80・81」ピチャッピチャッピチャッ

卯月「もう、見ちゃいられないよっ、こんなの」ダラダラ

春香「いい感じにまぶされてきましたね♪あともう少し、がんばっていきましょう♪」

さくら・卯月「「はぁい……」」

愛「って、春香さん。次ですよ」

春香「>>118

82

春香「82っと」ピチャッ

愛「すっごく、鼻がツンツンしますよっ!!」

さくら「愛ちゃん。言わなくても分かるよぉ。わたしの番だから、じゃあ、>>121

フル

さくら「83・84・85」ピチャッピチャッピチャッ

卯月「……」ゴクゴク

卯月「……」プハー

卯月「じゃあ、>>124

2回

卯月「86・87」ピチャッピチャッ

愛「……」ブルブル

愛「>>127

90まで

愛「88・89・90……ですね」ピチャッピチャッピチャッ

春香「いよいよラストにきちゃったね……」ゴクリ

春香「>>131

9192

春香「91・92」ピチャッピチャッ

さくら「……」キョロキョロ

さくら「……」スーハー、スーハー

さくら「>>134

939495

さくら「93っ……94っ……95っ!!」ピチャッピチャッピチャッ

さくら(ううっ……絶対に当たりたくないけど……みんなどう出るか分かんないから怖いよぉ……)キョロキョロ

愛(こ、これを全部食べるなんて……絶対に無理っ!!)ダラダラ

卯月(愛ちゃんや、さくらちゃんはともかく……春香ちゃんの目付きがキツくなってるよっ……)

春香(……最後まで油断はできないかな……)ジロッ

卯月「>>137

98まで

(カメラクルーのいるあたりにて)

D「そろそろ決着が付きそうだな。で、この後は何か聞いているか?」

AD「いいえ、特に何も」

??「もし、その件ですけど……」

D「はい……って、四条さん、それに難波さんも」

貴音「どうやら、当たりは決まりそうですね。終わり次第、島村卯月にこれを渡してください」

笑美「今回の当たりの罰ゲームのネタや。結構大掛かりやで」

D「は、はぁ……」


(スタジオ)

卯月「96・97・98」ピチャッピチャッピチャッ

春香「――!!」

春香(あっちゃー……やってくれたわね、卯月ちゃん……)ジトー

愛「>>141

99

愛(考えてみれば、春香さんは生っすかで罰ゲームをやったことがないですよね!!)

愛(そーいえば、ママが言ってたっけ。いつかは体を張らなければいけないときもあると)

愛(でも……それはあたしがもっと育ってからやることだとも言ってた!!むしろ、先輩のやることを見て学べと!!)

愛(だからっ……見せてもらいますっ!!春香さんが体を張るところをっ!!)


愛「99っ!!」ブンッ


春香(やっぱり……ですよねー)


春香「あははは……」



春香「……100」ピチャッ

春香「……」ドヨーン


D「では、ここで5分休憩入れまーす!!で、島村さん、ちょっとこっちへ」

卯月「あっ、はーい」

D「実はこの後ですね……」

卯月「えっ……うーん……」

D「いけますか?」

卯月「……」



卯月「もっちろんですっ♪」





※これにて、安価は終了です。
 安価に付き合ってくださった皆様、誠にありがとうございました。

D「では、本番いきまーす!!3・2・1……」


春香「…………」

愛「当たらなくてよかったですよ。こんなの絶対に食べろって言うほうが無理です」

さくら「ですよねぇ。タバスコがあふれかえって、裏側まですっかりしみこんでるしー☆」

卯月「じゃあ、春香ちゃん。いってみよーかな♪」

春香「…………」ムンズ



春香「……触っただけでもヒリヒリするんだけど……いっきましょう!!」

     パクッ



春香「ひっ、いいいい!!」ガタン

春香「み、水!!」バタバタ

卯月「はい、どうぞ」

春香「さ、サンキュ……」ゴクゴク

卯月「でも、2本はすでに飲んじゃったし、1本も半分私が飲んだから、大切にしてね♪」

春香「――!!」

春香(このピザ、1人用のSサイズとはだけど、食べきるにはまだまだあるって)

春香(それに対して、水はトータルで500mlが1本分くらい……)


春香「はぁ……」

卯月「なにため息ついてるんですかっ。ファイトですよっ♪」

愛「春香さんの生き様を見せてくださいねっ!!」

さくら「さぁ~、どんどんいきましょぉ☆」


春香「…………」パクッ


春香「うう゛っ゛……」ゴクゴク

卯月「あれ?ディレクターさん。どうしたのですかっ?」

D「……」コニュコニュコニョ

卯月「あっ、ありがとうございます」

愛「どうかしたんですか?」

卯月「スタッフの人が、私たちにもピザを頼んでくれたみたいだって」

さくら「えっ?うれしいな☆お腹もペコペコだしぃ♪」

愛「じゃあ、さっそく行きましょうかっ!!」

卯月「控え室に用意してくれてるみたいだから、行こうねっ」

春香「……」クィックィッ

卯月「春香ちゃんはダメだよっ!!しっかりがんばって、それを片付けてねっ☆」

春香「そんなぁ……」ショボーン

卯月「あっ、私が飲んでた水も全部のんじゃったの。でも私も鬼じゃないから、春香ちゃんのお水はおいといてあげるねっ」

春香「あ、ありがと……」

卯月「じゃあ、しっかりがんばってねっ!!」スタスタ




春香「……」ジーッ

春香「天海春香、いっきまーす……」パクッ


春香「あ゛あ゛あ゛っづ!!」バタバタ

春香「からいからぁ゛ーい゛」ゴクゴク

春香「ハァハァ……」


   バタバタバタ……



D「た、大変です!!」

春香「な、なんですかぁ!!」

D「ちょっと来てください!!」クイッ

春香「ち、ちょっと私はまだ、このピザを……」

D「今はいいですから!!緊急事態です!!」グィッ

春香「あわわわ……」バタバタ

(控え室)

卯月「う゛!!うう゛っ!!」ドンドンドン

愛「卯月さんっ、しっかりして下さい!!」

さくら「あっ、春香さん!!大変なんですぅ!!卯月さんがピザを喉に詰まらせてしまってぇ!!」

春香「ええっ!?ちょっと!?」アタフタ


春香「ていうか、水はないの!?」キョロキョロ

愛「そういえば、そうでしたっ!!」

さくら「う、卯月さん!?無理しないでぇ!!」

卯月「み、みずぅ……」ムンズ

愛「そ、それはもう空っぽですよ!!」

さくら「春香さんっ!!さっきのところにあった残りの水はどうしたんですかぁ!!」

春香「そ、そんなの全部飲んじゃったよ」

卯月「ううっ……は、春香ちゃん……」ゼェゼェ

春香「卯月ちゃんっ!?」






卯月「……み、水……汲んできて……」ゼェゼェ

春香「はい?」

卯月「……水……汲んできて……」

春香「スタッフさん、すぐに水道の水を持ってきてください!!」

卯月「ち、ちがうよっ……」ポィッ

春香「このペットボトル……って、さっきの空のやつだよ。これに汲んできたらいいんだよねっ!?」





卯月「現地まで行って、水汲んできてっ!!」

春香「はい!?」


(ペットボトルには《谷川岳の水》と書かれたラベルが貼ってある)

 こうして――アイドル天海春香は、一刻を争う状態の島村卯月を救うため。

 最大の秘境ともいえるグンマーの奥地にある、谷川岳に水を汲みに行くことになった。



    春香さん罰ゲーム!!

      卯月ちゃん大ピンチ!!
      春香さん、秘境グンマーへ谷川岳の水を汲みに行く!!




 ここで疲れたので、いったん停止します。
 本日いけましたら続きを書こうと思いますが、こなかった場合は落としてもらっても結構です。
(落ちた場合は、後日新スレを立てます)
 申し訳ないです。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom