ハルヒ「あれ? 私って可愛くない……?」(228)

ハルヒ「……」鏡ジーッ

ハルヒ(なによこれ……)

ハルヒ(今まで自分の容姿を客観視したことなかったけど……)

ハルヒ(抜群に可愛い女の子じゃない……?)

ハルヒ(だから中学時代、あんなに色んな男から告白されたのね……)

ハルヒ「……」ジーッ

ハルヒ(ここ最近で一番の発見だわ……)

ハルヒ(でもまだわからないわよ)

ハルヒ(私の見る目が狂ってるのかも知れない)

ハルヒ(本当に可愛いかどうかは、他人……特に男から評価して貰わなきゃわからないわね)

ハルヒ(中学時代のあれも、もしかしたら全部からかいだったのかも知れないし)

ハルヒ「……」

ハルヒ(……って言っても直接評価を聞くのもあれよね)

ハルヒ(質問として明らかにおかしいから、まともに応えてくれるかわからないし)

ハルヒ(本人に聞かれて酷評する人なんてそうそういないから、結果にはバイアスが掛かっちゃうだろうし)

ハルヒ(だからもっと間接的な方法で……)

ハルヒ(よし、色々試してみましょ)

ハルヒ(まずはスカートを……)

ハルヒ(少し折って……)オリオリ

ハルヒ(……よし)

ハルヒ(これでどうかしら? 見えちゃってはないわよね?)クルクル

ハルヒ(かなり際どいけど……大丈夫そうね)

ハルヒ(際どければ際どいほど良いわけだし……)

ハルヒ(よし、これで……)スタスタ


キッ バタンッ


ハルヒ(廊下を颯爽と歩く……!)スタスタ

ハルヒ(やばい……かなりスースーするわ)

ハルヒ(太もも丸出しだものね)

ハルヒ「……」トコトコ

ハルヒ(お、あそこに男子の集団がいるわ)

ハルヒ(さて、どういう反応をするかしら)

ハルヒ「……」トコトコ

ハルヒ(よし、もうすぐね)

ハルヒ(これで視線が集まれば、私にある程度は女の子としての魅力があるってことよね)

ハルヒ(もう差し掛かるわ)


ハルヒ「……」トコトコ


ジロジロ ジロジロ


ハルヒ「!」

ハルヒ(も、ものすごい見られてる……!)

ハルヒ(なんなのよあれ? バレないとでも思ってるの?)

ハルヒ(揃いも揃ってあんな露骨に人の脚をジロジロ見るなんて……)

ハルヒ「……」

ハルヒ(……なんて、腹を立てるような場面じゃないわね)

ハルヒ(これは収穫よ。これであるていどは私に女の子としての魅力があるってことはわかったわ)

ハルヒ「……」

ハルヒ(……でもどうかしら)

ハルヒ(もしかしたら、明らかに人よりスカートが短いから物珍しさで見てただけかも知れないわね)

ハルヒ(珍獣的な感じで)

ハルヒ(それか……男子高校生って本当に下半身主体で生き物みたいだから)

ハルヒ(どんな女の子でもスカートが短ければ条件反射的に見るものなのかも知れないわ)

ハルヒ(でももうちょっとこの路線で色々試してみましょ)

ハルヒ(じゃあ次はどうしようかしら……)

ハルヒ「!」

ハルヒ(そうだ!)

ハルヒ(キョンはいつも、自分を平均的な男子高校生だのなんだの言ってるわよね)

ハルヒ(ってことは……見る目も普遍性があるのかしら?)

ハルヒ(それなら、キョンで色々試してみるのが良いかも知れないわね)

ハルヒ(とりあえず部室に行って……)トコトコ

ハルヒ(……よし)

ガチャッ


――部室――


キョン「……」スースー

ハルヒ(キョンのやつ……寝てるわね。全くこんな時に……)トコトコ

キョン「ふわぁっ」ムクッ

ハルヒ(お、起きたわね)トコトコ

キョン「!」

ハルヒ(お? スカートの短さに気が付いたかしら?)

キョン「……」チラッ チラッ

ハルヒ(……バレバレよ)

ハルヒ(とりあえず座りましょ)スタスタ

キョン「……」チラッ チラッ

ハルヒ(わっかりやすいわねー……)スタスタ

ハルヒ「……」椅子スッ

ハルヒ(でもこうやって、団長席に座ったらどうかしら?)ストンッ


キョン「……」

キョン「……」フセッ


ハルヒ「!」

ハルヒ(また伏せて寝ちゃったわね)

ハルヒ(さすがに真正面からジロジロ見るような真似は……)


キョン「……」チラッ チラッ

ハルヒ「!」


ハルヒ(腕の下から見てる……!)

ハルヒ(ふふ)

ハルヒ(なんか滑稽で面白いわね)

ハルヒ(腕の下からチラッチラチラッチラと)

ハルヒ(こっちから見たらバレバレもバレバレなのに)

ハルヒ(言うなれば……バレバレ愉快ってところね)

ハルヒ(ふふ)


キョン「……」チラッ チラッ


ハルヒ(あ、よく考えてみれば……)

ハルヒ(これだけスカート短い状態で、キョンはほぼ真正面からあの高さで見てるわけだから……)

ハルヒ(パンツも見えちゃってるのかしら……?)

ハルヒ(どうなんでしょう……? さすがに見えちゃってたら……)

ハルヒ(……気持ちが悪いわね)

ハルヒ(でも部室の中だし、どうせキョンだけだから……問題ない……かしら……?)

ハルヒ「……」

ハルヒ(……と言うより)

ハルヒ(見えちゃってるなら見えちゃってるで良いのよ)

ハルヒ(なんていうか……見えてるのか見えてないのかハッキリしないのが気持ち悪いのね)

ハルヒ(だから、いっそのこと……)

ハルヒ(片足を椅子の上に上げて……)スッ


キョン「!!」


ハルヒ(これで、向こうから見たら完全に見えてるわよね)

ハルヒ(この体勢で、この角度だから……)

ハルヒ(きっとキョンからは、私のパンツのクロッチ部分が思いっ切り見えてるはずよね)


キョン「……」チラチラチラチラ


ハルヒ「!」

ハルヒ(も、ものすごい見てるわね……)


キョン「んっ…… (ち、チンポジが……)」モゾモゾ


ハルヒ(しかもなんかモゾモゾしてるわ)

ハルヒ(どこか痛いのかしら……?)

キョン「……」チラッ チラッ


ハルヒ(全く……こんな布見てなにが面白いのかしら……?)

ハルヒ(でも面白いわね)

ハルヒ(ちょっと足の角度を変えて……見えないようにして……)スッ


キョン「……」シーン


ハルヒ(もう一回見えるようにして……)スッ


キョン「……」チラッ チラッ


ハルヒ(ふふ)

ハルヒ(こっちの一挙一動に反応するわ)

キョン「……」チラッ チラッ


ハルヒ(そろそろマンネリ化してきたわね)

ハルヒ(見えるように状態にしてあげれば、相変わらずチラッチラ見てくるけど……それだけね)

ハルヒ(向こうは飽きないのかも知れないけど、こっちはもう飽きたわよ)

ハルヒ(少し変化が欲しいわね)

ハルヒ(うーん……他に男が興味を示すところ……)

ハルヒ「!」

ハルヒ(そうだ!)

ハルヒ(今度は上で攻めてみましょ)

ハルヒ(とりあえず脚を思いっ切り上げて……まさにパンツ丸見えの状態にして……)スッ

ハルヒ(キョンの目線をパンツに釘づけにして……)


キョン「……」ジーッ


ハルヒ(よしよし。なんて操るのが簡単なのかしら)

ハルヒ(それで、その隙にゆっくりと……)ゴソゴソ

ハルヒ(ブラを外して……)スッ

ハルヒ「……」ススッ

ハルヒ(……よしよし、外せたわ)

ハルヒ(あとは、制服の胸あても少したるませておいて……)ススッ

ハルヒ(これで……)

ハルヒ「キョン!」

キョン「!」ビクッ

ハルヒ「ちょっと起きなさい」

キョン「お、おう。どうした?」ムクッ

ハルヒ「肩が凝ったから、肩を揉んで欲しいの」

キョン「なっ……」

ハルヒ「早くしなさい」

キョン「(やばい……今の状態でハルヒの体なんか直に触ったら……) な、なんで俺がそんなことをしなきゃならんのだ」

ハルヒ「他にいないんだから仕方ないでしょ?」

ハルヒ「早く!」

キョン(くそっ……せめてその前にチンポジを整えさせてくれ……)

キョン(男には行動を起こすのに準備ってものが必要な時が……)

ハルヒ「ほら。こっちにきて!」

キョン(……なんて言えるわけもないか)

キョン(歩き方は変になるが、仕方ない、ハルヒの後ろ側に回ったら直そう……)

キョン「全く……仕方ないな」ガタッ

キョン「……」ノソノソ

ハルヒ「なによその歩き方?」

キョン「あ、いや、ちょ、ちょっと、足を怪我していてな」アセアセ

ハルヒ(ふふ。面白いわね~)

キョン「……」ノソノソ

キョン(……よしよし。ハルヒの死角に入ったな)

キョン(とりあえずチンポジを……)ゴソゴソ

ハルヒ「なにやってるのよ? 早くしなさい」

キョン「!」ビクッ

キョン「お、おう (ギンギンもギンギンだが……とりあえずベスポジに収まったな)」

ハルヒ「しっかり力入れて揉みなさいよね。本当に凝っちゃってるんだから」

キョン「はい、はい」カシッ

ハルヒ「……」

キョン「こんな感じで良いか?」モミモミ

ハルヒ「えぇ (あれ? 完全に見えてるはずよね?)」

キョン(まぁ肩を揉むくらいなら……)チラッ


キョン「!!!!」

はいすいませんでした

えるたそ~

ハルヒ「映画館で携帯開くやつなんて死刑よ!」

キョン「そのとおりだな」

みくる「許して!!!」

どんっ  (長門のすごい攻撃)

みくる「えっ!私の足がないじゃん!」

キョン「ククク 倒したか。殺人は省エネ主義に反するが仕方ない....」

ハルヒ「みくるちゃんは映画館で携帯を開いたため死刑になった」

長門「私が始末した」

古泉「当然の報いですね」

キョン「よくやったな長門!」

>>1はいないが、スレを見ながらニヤニヤしているに違いない。
それより>>148さんのSS面白いですね!続き書いてくださいよ~

じゃあ これから氷菓のSS書いていきますね。
昨日も書いたのですがあまり注目されなかったので、また初めから書いていきます!

ほうたろう(俺には《やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に>>というモットーがある)

ほうたろう(しかし、映画館で携帯を開くやつは許せないんだ! 殺らなくてはならない!時間がかかったとしても!)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

える「おれきさん!おはようございます」

ほうたろう「ああ おはよう」

える「知っていますか!ふくべさんが警察に捕まったようです。
   なんで捕まったのか私気になります!」

ほうたろう「俺の推理によるとさとしは映画館で携帯を開いたんだ。
      さらに推理するとさとしは懲役10年になるだろうな」

える「なるほどですね~」

ほうたろう(ククク それは嘘の推理だ!本当は映画館で携帯を使っているさとしを見て消したのさ!
      省エネ主義に反するが仕方ない事だ)

える「昨日、おれきさんが映画館でさとしさんと何をしたのか私気になります!」

ほうたろう「えっ!!!!!!」

ほうたろう(感づいているのか?この女~~!)

ズン!

える「えっ!私の足がないじゃん!」

ほうたろう「余計なことに首を突っ込むんじゃあないよ」

える「うぅ~やはり最近の連続映画館殺人事件はおれきさんの仕業だったのか....
でも私にはそれを警察に伝える命は残っていない....」(死亡)

ほうたろう(朝からエネルギーを消費してしまった。気をつけねば)

放課後

まやか「あれれ~おれきだけか!」

ほうたろう「先生が言っていたがちたんだは足が取れて死んだらしいぞ」

まやか「そうなんだ.....私の親友(える)が死んでしまった。私の好きな人(さとし)も...」

ほうたろう「元気出せよ!」

まやか「元気出たよ!ありがとう」

>>186
早く続きを書いてくださいよぉお~~

また少し経って....さとしはロボに改造され復活した。
そして映画館で携帯を開くやつを倒す組織をほうたろうと共に創るのである。
第一部 映画館でマナーを守ろう 完!

次からは
第 二 部 「ほうたろうとさとしの映画マナー向上委員会」
がはじまります。

第 二 部 「ほうたろうとさとしの映画マナー向上委員会」

さとし「我々は映画マナー向上のために映画マナー向上委員会(通称:委員会)
    を設立することにする!」

ほうたろう「俺とえるは違反者の取り締まりを行う。さとし、まやかはいりす先輩と委員会の運営を頼むぞ!」

さとし・ふゆみ・まやか「了解!」

ふゆみ「言い忘れてが えるもロボ化して復活したぞ!
    我々の仲間に加わるんだ!」

まやか「わ~い!嬉しいな~」

次の日 部室にて

える「わたし目撃したんです」

ほうたろう(また面倒くさそうだな)

える「まやかさんが映画館で携帯を開いていたんです!」

ほうたろう「なんだって!それはほとんど犯罪じゃあないか!」

える「私の正義感はまやかさんを許せないのですが....
まやかさんは親友なのでどうしたらよいかわからないのです」

ほうたろう「じゃあ我が部のデータベースに聞いてみよう」

さとし「それは大変だ!その犯罪は懲役10年だ!
    犯罪者とは付き合えないのでこれからは、まやかを無視しよう!」

える・ほうたろう「賛成!」

ガラッガラッ

まやか「みんな!こんにちは!」

し~ん

まやか「あれっ 聞こえていないのか?」

さとし「無視しているんだよ」

まやか (なぜだ!あっ もしかしたら私が映画館で携帯を開いたのを見られちゃったのかも。)

まやか (わたし...最低だ)

える「自首してください」

ほうたろう「そうだぞ!」

まやか「刑務所なんて嫌だよ!!」(逃げる)

どんっ

まやか「あっ!」

ふゆみ「逃げるんじゃあないよ!私の映画見る時も携帯ひらいたよね?」

まやか「ごめんなさい!」

ふゆみ「だめだ!刑務所に行くんだ」

。。。。。。。。

まやか「逃げたせいで死刑判決が出てしまった」

>>207
このSSって すごい面白いですね!

える「まやかさんの死刑は今日執行されたそうですよ」

ほうたろう「そうか...かわいそうだが彼女は自業自得といったところだな」

える「そうですよね」

ほうたろう「じゃあ 今度映画にでも行かないか?」

える「もちろん行きます!」

日曜日:映画館の中で

える「あっ!あれは ふくべさん」

ほうたろう「本当だ!さとしだ!」

える「あはは!ふくべさん 携帯開いています!」

ほうたろう「上映間だからいいんだよ。俺の推理によると、おそらく電源を切っているんだ。」

える「さすが!おれきさんです!」

ほうたろう「える....ポップコーンを食べているのかっ!」

える「おいしいですよ!」

ほうたろう「それは犯罪だぞ!殺してやるぅ~」

ボコボコボコ

ほうたろう「フフゥ~ 殺人は省エネ主義に反するな...ククク」

さとし「あっ!ほうたろう!ちたんださんを殺したのかい?」

ほうたろう「まあな」

さとし「ほうたろうらしいや!あはは」

完!

SS完結できました~
応援!ありがとう~

いや~ID:TtcUBAZj0 のSSは凄く面白かった!!
またみたいですね!

>>217
私もまったく同感ですよ。
ID:TtcUBAZj0 のSSは素晴らしい!!!!

>>217 >>219
仕方ない...そこまで言うなら もう一つ書いてあげよう!!!

シンジ(アスカが映画館で携帯を開くところを見てしまったんだ)

シンジ(畜生!あんな最低な奴だとは思わなかったぜぇ~。)

1時間後 ミサトの家で...

アスカ「シンジ 水族館行こうよ!」

シンジ「嫌だね!パンダとか見たくもないよ!
    それにアスカは最低人間だからなぁ」

アスカ「生意気に~何を言うんだ!!!!!!」

シンジ「自分でなぜか考えるんだな!!!!!!」

1時間後

アスカ「私が映画館で携帯を開いたのが悪いです....」

シンジ「その通り!わかってるなら反省しろよ?」

アスカ「はい!これからも仲良くしてくれる?」

シンジ「もちろんさ!」

別の場所での話

カジ(俺の仕事は映画館で携帯を開くやつを殺すことだ!)

カジ「あっ!あれは葛城だ!しかも映画館で携帯を開いている」

カジ「任務だからやむを得ん。くそっ」

バンッ

ミサト「うっ!!」バタリ

ミサト「こんな事なら映画泥棒するんだった.....」

カジ「ふんっ 最後の言葉がそれか...とんだ屑野郎だったな」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom