真姫「実はね……この巻き毛>>3なのよ」 (95)
希「え、えぇぇ!?」
真姫「ごめんね、今まで秘密にしてて……」
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希「き、きのこだったん…?」
真姫「ええ」
希「種類は?」
真姫「えのきよ」
希「どれどれ……」プチッ
希「うわっ、本当にえのきやん。巻き毛の部分だけびっしり……」
真姫「定期的に毟らないと目立っちゃうのよね」
希「それでいつも髪の毛くるくるしてたんやね、枝毛でも探してるんかと思った」
真姫「育ちすぎると事だからね」
希「でもなんで巻き毛の部分だけきのこに…?」
真姫「さぁ、生まれつきだから仕方ないのよ」
希「ふーん…」ムシャリ…
希「……!」
希「>>6」
皆で、雪穂ちゃん亜里沙ちゃんも誘って、お泊りキノコパーティーをやらなあかん!
希「皆で、雪穂ちゃん亜里沙ちゃんも誘って、お泊りキノコパーティーをやらなあかん!」
真姫「は、はぁ? 急に何言い出すのよ希……」
希「この味はウチだけが堪能していいものやない! みんなにも知ってもらわな!」
真姫「そ、そんなに美味しかったかしら……///」テレテレ
希「さっそくμ'sの皆と雪穂ちゃん、亜里沙ちゃんに連絡をとるでー!」
━━西木野家
希「……そういうわけでみんなに真姫ちゃんのえのきを味わって欲しいんよ!」
穂乃果「真姫ちゃんの巻き毛にそんな秘密があったなんて……」
ことり「すごいよね、お腹が減ったらえのきが食べれるからどんな時でも安心♪」
海未「いつものことですがマイペースというか…ことりは少しズレていますよね……」
亜里沙「あ、亜里沙も参加していいんでしょうか…?」
絵里「いいのよ、パーティは大勢でやった方が楽しいでしょ?」
凛「うんうん! いーっぱいいた方が盛り上がるに決まってるにゃー!」
花陽「ご飯もみんなで食べた方が美味しいもんね」
雪穂「皆さんすいません。それからありがとうございます」ペコッ
にこ「たまにどっちが姉か分からなくなるわ」
穂乃果「ひどいよにこちゃん!」
真姫「それには同意ね」
穂乃果「真姫ちゃんまで!」
希「じゃあそろそろ始めようか。真姫ちゃんの巻き毛から取れたえのきをふんだんに使った料理をご堪能あれ~!」
「「「いただきまーす!」」」
━━
穂乃果「ふーっ、食べた食べた」
ことり「美味しかったね~」
希「食事が終わったら次は>>9やね!」
みんなでお風呂
━━大浴場
カポーン…
穂乃果「ふーっ、合宿の時みたいだねー」
ことり「うん、皆で一緒にお風呂っていいよね~」
絵里「そうね、何だか凄く落ち着くわ」
亜里沙「わーっ、海未さんの髪とっても綺麗ですね」
海未「そ、そうですか? 亜里沙の髪も綺麗ですよ」
凛「くらえにこちゃん、水鉄砲!」プシュッ
にこ「ぶへっ! やったわねー!」
花陽「二人とも、お風呂で騒いじゃダメだよ!」
雪穂「そうですよ! 真姫さんの家のお風呂なんですから!」
真姫「そ、そんなに気にしなくても大丈夫よ」ソワソワ
希(真姫ちゃん、混ざりたいんやろうなぁ……。さて、せっかくのお風呂だしウチは生でわしわしさせてもらおうかな…)ウフフ
希(>>12の胸を!)
真姫
希(真姫ちゃんの胸を!)
凛「とうっ! クイックターンにゃ!」ザバァッ
穂乃果「じゃあ穂乃果のクロールもお見せするよ!」バシャアッ
ことり「わっ、さすが穂乃果ちゃんだね~」
海未「感心しないでくださいことり!」
雪穂「お姉ちゃん! 怒るよ!?」
にこ「やるわね! それならにこも華麗な泳ぎを見せてやるわ!」イヌカキ
花陽「もー、三人とも! いい加減にしなよ!」
亜里沙「ハラショー、ハラショー……」バシャバシャ
絵里「こら、亜里沙。あなたまで乗らないの」
真姫「……」ワクワク
希(隙だらけやで…真姫ちゃん)
ワシワシワシワシ
真姫「!? きゃああぁぁぁ!///」
絵里「ど、どうしたの真姫!?」
真姫「い、今誰かが私の胸を……///」クルッ
真姫「あ、あれ? 誰もいない?」
希(蝶のように舞い、蜂のように刺す…やね)
希(それにしても…また大きくなったなぁ、真姫ちゃん)グフフ
希(次は>>16!)
エリチカ
希(絵里ちの豊満なバストを楽しませてもらうで!)
絵里「真姫、大丈夫?」
真姫「な、何とか……でもいったい誰が…?」
絵里「分かりきってるわよ。真姫、ちょっと協力してくれる?」
真姫「え?」
絵里「……」
希(ほほ、あんな離れた場所に一人…揉んでくれと言わんばかりやね絵里ち)
希(それでは…いただきまーす)ザバッ
絵里「……やっぱり希だったのね」
希「!?」
真姫「捕まえたわよ」ガシッ
絵里「私がデコイとなって希を引きつけ、後ろから真姫が刺す…完璧ね」
希(しまった…トラップ!? ぬ、ぬかったあぁぁぁ!)
絵里「さて…覚悟はいいかしら、希?」スッ
真姫「逃げようなんて考えても無駄よ」ガッチリ
希「あ、あはは……許してくれたりとかは…?」
絵里・真姫「無理ね」
希「やっぱりかぁー…」
ワシワシワシワシワシワシ
イヤアァァァァァァァァ!
━━
希「ふ、ふふふ…お風呂も上がったし…次は……///」ボーッ
穂乃果「の、希ちゃん? 顔真っ赤だよ?」
ことり「のぼせちゃった?」
絵里「自業自得よ」
真姫「まったくね」
雪穂(遠目から見てたけど…恐ろしかった……)
凛「ふぃー、いい汗かいたにゃー」ゴキュゴキュ
にこ「お風呂あがりはやっぱり牛乳よねー」ゴキュゴキュ
海未「ですね、これがないと落ち着きません」ゴキュゴキュ
花陽「あ、私ももらおうかな」スッ
にこりんうみ「花陽(かよちん)はダメ(です)!」
花陽「え、えぇ!?」
亜里沙「ハラショー…」ゴキュゴキュ
希「次は……>>19やね!」
真姫ママから、数分前に確認された真姫キノコの中毒について説明があるらしい
希「真姫ちゃんのお母さんから、数分前に確認された真姫キノコの中毒について説明があるらしいね」
真姫「え!?」
真姫ママ「その通りよ」
絵里「ち、中毒…? しかも数分前に確認されたって……」
真姫ママ「真姫キノコ……略してマキノコはまだまだ未研究のキノコなのよ。人体にどんな影響を及ぼすか解明されていないの」
にこ「なんでそんなもん食べさせたのよ真姫ちゃん!」
真姫「わ、私も初めて知ったわよ!」
穂乃果「でも真姫ちゃんは普段から食べてるんだよね?」
ことり「そうだよね…それならもっと早くに何か起きても不思議じゃないんじゃ……」
海未「食べ続けたことで耐性が出来たとかでしょうか?」
凛「じゃあ食べ慣れてない凛達はどうなっちゃうのー!?」
花陽「こ、怖いよぉ……」
亜里沙「は、ハラショー……」ガクガク
雪穂「大丈夫だよ、亜里沙。まだ悪い影響がでるって決まった訳じゃないんだし」ナデナデ
亜里沙「ゆ、雪穂……ありがとう」ギュッ
希「それで…どんな中毒症状が出るんですか?」
真姫ママ「>>22よ」
真姫ちゃんの唇を奪いたい病気になる
穂乃果「真姫ちゃんの唇を奪いたい病気になる…?」
真姫ママ「そうなのよ。いったい体の中でどんなことが起きればそうなるのかさっぱりでね」
ことり「そ、そんなことが本当に起きるのかなぁ…?」
海未「確かにそれなら真姫には何の影響が表れなかったことも頷けますが……」
真姫「そ、そんな馬鹿な話があるわけないじゃない!」
絵里「まぁ実際に見てみないことには何とも言えな……」ドクン…
にこ「うっ…ぐ……」
希「な、何やこれ……」
凛「く、唇が凄く寂しいにゃ……何かに吸いつきたいにゃ…」
花陽「うぅ……何か……それは……」チラッ
真姫「えっ?」
雪穂「あれじゃないと……」
亜里沙「ダメ……」
「「「真姫(ちゃーん)!」」」
真姫「な、何なのよ急にー!」
真姫ママ「発作が出たようね…真姫、逃げなさい。私が時間を稼ぐわ」
真姫「お、お母さん!?」
真姫ママ「あなたと近いDNAを持つ私なら、囮くらいにはなるわ。……さぁ、行きなさい」ドンッ
真姫「お母さーん!」
ブチュウゥゥゥゥゥ
真姫「うぅ……逃げなきゃ! でもどこへ行けばいいの?」
オオォォォ……
真姫「くっ…! 考えてる暇はない…>>26へ向かうわ!」
下1
━━学校の校長室
真姫「はぁ…はぁ……ここなら安全なはずよね、セコムされてるし……」
真姫「さぁ、来るなら来なさい!」
ガシャーンパリーン!
真姫「!? い、今の音は…!?」
穂乃果「オオォォォォ…マキチャーン」
ことり「キス…キスシタイ…」
海未「マキノクチビル…」
絵里「ナメマワシタイ…」
希「マキチャーン…」
にこ「ドコー…?」
凛「ペロペロチュッチュッ…」
花陽「マキチャンノヤワラカナソウナクチビルー…」
雪穂「チュパチュパ…」
亜里沙「チュルチュル…」
真姫「い、いやあぁぁぁぁ!」
真姫(嘘でしょう!? 窓ガラスを割って侵入してくるなんて……!)
真姫(ここに来るのも時間の問題……! 私はどうすればいいの!?)
>>31
逃げれない、現実は非常である
真姫(だ、ダメ…! 入口は一つ…! どうあがいても10人を同時に振り切るのは不可能……!)
ガチャ
「「「オオオオオォォォォォ……」」」
真姫(……覚悟を決めなきゃ)
真姫(でも…初めてだけはあなたにもらって欲しいわ、>>34)
希
真姫「……!」バッ
希「クチビル…クチビル…」
チュッ
希「!?」
真姫(よかった……これで覚悟は出来たわ……)
希「ま、真姫ちゃ……み、みんなやめ…!」
「「「マキチャーーーン!」」」
チュウウウウウゥゥゥゥゥゥ!
希「真姫ちゃーーーん!」
━━
穂乃果「……うっ」
ことり「あれ? ここは……」
海未「確か私達は真姫の家にいたはずでは……」
絵里「変ね……ここ、学校の校長室よ?」
にこ「いつの間に移動したのかしら……」
凛「それより…何だか唇がヒリヒリするにゃー」
花陽「うん。何でだろう……」
雪穂「あ、あの……希さんと真姫さんがいなくないですか?」
亜里沙「あ、あれ? 本当だ……」
絵里「と、とりあえず真姫の家に戻りましょう」
━━
真姫「……」チーン
希「真姫ちゃんのお母さん…真姫ちゃんは?」
真姫ママ「うぅ、唇ヒリヒリする……中毒症状を持つ人間にそれだけ接吻されたとなると…何か後遺症が残るかもしれないわ」
希「! そんな……」
真姫ママ「耐性があるといっても限界はあるわ。10人もの人間に唇を奪われたとあっては……>>40なことになりかねない」
クレイジーサイコレズ化
希「クレイジーサイコレズ化…そんな……」
真姫ママ「そして…それは私も例外じゃない……」
希「!? 真姫ちゃんのお母さん!?」
真姫ママ「くっ……症状を止める方法を突き止めないと…大変なことに…」
希「症状を止める方法……そうだ!」
希「こういう時は…カードに聞いてみよう!」シュッシュッ…ピシッ!
希「……症状を止める方法は」
希「>>45やね!」
穂乃果を生贄にする
希「穂乃果ちゃんを生贄にする、やね!」
ガチャ
穂乃果「ただいまー。いやー、何が何やら……」
絵里「ん? そこに寝てるのは……真姫?」
海未「何かあったんですか?」
真姫ママ(うぅ……真姫の唇を奪ったことで、皆は正気に戻ったようね……でも、真姫本人を治す方法が…穂乃果ちゃんを生贄にするですって!?)
ことり「真姫ちゃん、疲れて寝ちゃったのかな?」
にこ「ふっふっふ、顔に落書きでもしてやろうかしら」
凛「おー、面白そうにゃ!」
花陽「だ、ダメだよ二人とも!」
雪穂「ていうか、そろそろ寝ませんか? もう遅いですし…」
亜里沙「ハラショー…ハラショー…」スピー
雪穂「亜里沙寝てるし……そればっかだね亜里沙……」
希「……そうやね。じゃあもう寝ようか、皆」
━━
穂乃果「zzz」
希(穂乃果ちゃん…ごめん。真姫ちゃんを助けるにはこれしか手がないんよ)キラン
希「そいやあぁぁぁぁぁ!」ズン!
穂乃果「>>48」
ん?どうしたの希ちゃん!泣きながらカードをナイフで刺して!
希「……くっ…うぅ……」グスッ
穂乃果「すぴー……ん?どうしたの希ちゃん!泣きながらカードをナイフで刺して!」
希「ごめん穂乃果ちゃん。ウチ、最低なことしようとしてた……仲間を助けるために仲間を犠牲にしたら、何の意味もないよね…」
穂乃果「え…え?」
希「こんなカードに従ったウチが馬鹿だった……真姫ちゃんがクレイジーサイコレズになったとしても、ウチは……!」
希「>>52」
放置プレイして時々エリチに相手させる
希「真姫ちゃんを放置プレイして……時々エリチに相手させる!」
穂乃果「……?」
穂乃果「もう何言ってるかよく分からないや、おやすみ希ちゃん」グー
希(これでいいはずや……絵里ちなら必ず真姫ちゃんを乗りこなすことができるはず…!)
━━
チュンチュン…
希「…ふわっ、ぁ……あんまりよく眠れなかったなぁ…」
希「……」チラッ
真姫「……」
希(真姫ちゃん……ウチは信じとるよ…!)
真姫「……」ムクッ
希「!」
真姫「>>55」
にこちゃんはどこ?
真姫「にこちゃんはどこ?」
希「え……?」
真姫「にこちゃんはどこって聞いてるのよ」
希「に、にこっちなら隣の部屋に……」
真姫「そう」スタスタ
希「ま、待って真姫ちゃん!」ガシッ
真姫「なによ?」ギロッ
希「ひっ! み、皆は忘れちゃってるけど…ウチはちゃんと覚えてるんよ! 真姫ちゃんが自分からウチにキスをしてくれて、それでウチは正気に戻ることが出来たこと!」
真姫「…はぁ? 何で私が希にキスしなきゃいけないのよ、バッカみたい。私が好きなのはにこちゃんよ、あんたのことなんて何とも思ってないわ」
希「そん……な…」
真姫「……」バッ、スタスタ
真姫ママ「どうやら…クレイジーサイコレズ化だけでは済まなかったようね」
希「……」
真姫ママ「自分の思い人のことを忘れてしまう、なんて後遺症も出てしまったようだわ」
希「……真姫ちゃんのお母さんは、大丈夫なんですか?」
真姫ママ「私はそこまで酷くはないみたい。皆の狙いはあくまで真姫で、私にはキスしたのは一回ずつくらいだったから」
希「真姫ちゃん…思い出してくれるんかな……」
真姫ママ「……私には何とも言えないわ。というか……」
真姫ママ「止めなきゃまずいわよ! クレイジーサイコレズ化してるんだから、にこちゃんに何するか分かったもんじゃないわ!」ダッ
希「そ、そうでした!」ダッ
バーン!
真姫ママ「! これは…」
希「に、にこっち…真姫ちゃん…」
部屋の様子>>58
真姫ちゃん返り討ち
にこ「はぁ…はぁ…朝っぱらから何してくれてんのよこの変態!」ゲシゲシ
真姫「う"ぇええええ……」ガクッ
希「こ、この状況はいったい…?」
真姫ママ「ふむ。真姫が夜這いならぬ朝這いをにこちゃんにかけようとしたところ、あえなく返り討ちにあったってとこかしらね」
希(真姫ちゃん弱い……いやにこっちが強いんかな…?)
━━
穂乃果「それじゃあ真姫ちゃん、また学校でねー」
ことり「ばいばーい」
海未「お世話になりました」
にこ「もう二度と来ないわよ!」
凛「ど、どうしたのにこちゃん?」
花陽「と、とにかく楽しかったよ真姫ちゃん」
雪穂「私達まで招待して頂いてありがとうございました」
亜里沙「また来てもいいですか?」
真姫ママ「もちろん、いつでもどうぞ」
真姫「にこちゃんだけ許可するわ」
真姫ママ「……」グリグリ
真姫「あだだだだだ!」
希「それじゃあ絵里ち…任せたよ!」
絵里「事情がイマイチ飲み込めてないんだけど…やるだけやってみるわ」
━━
真姫「で、何でエリーだけ残ってんのよ?」
絵里「あはは、ちょっとね」
絵里(希に真姫の相手しろって言われたけど…何か適当に話せばいいのかしら)
絵里「ねぇ、真姫」
真姫「なによ」
絵里「>>61」
11人でレズセックスしたくない?
絵里「11人でレズセックスしたくない?」
真姫「はぁ?」
絵里(しまった…つい自分の願望が出ちゃったわ。まぁいいわ)
絵里「さっきのメンバー全員でのレズセックスよ。想像するとこう……濡れてこない?」ジュン
真姫「>>64」
エリーあなた変態だったのね
じゃあ貴女以外の10人で貴女の目の前でやってあげるわ
真姫「エリーあなた変態だったのね
じゃあ貴女以外の10人で貴女の目の前でやってあげるわ」
絵里「なっ……私が変態ですって!?」
真姫「反応するのはそっちなのね」
絵里「聞き捨てならないわ! そもそもにこに朝這いかけようとした真姫にそんなことを言う権利はないはずよ!」
真姫「!? な、何故それを…」
絵里「希から聞いたのよ! この変態キノコ巻き毛レズ!」
真姫「……また希ね」チッ
絵里「え?」
真姫「うざったいったらないわね。勝手に記憶捏造するわ、エリーに告げ口するわ……」
絵里「ま、真姫……? あなたは希のこと…好きだったわよね? 私に何度か相談したこともあったわよね?」
真姫「は? エリーまで何言ってるのよ、私が好きなのはにこちゃんだけよ」
絵里(ど、どういうこと…? 真姫は確かに希にゾッコンだったはずよ……にこに乗り換えるなんてあり得ない……)
絵里(希が私に頼んだのは…この真姫を元に戻すことなのかしら……)
絵里(……よし! >>68してみましょう!)
二人のハメ撮り画像を見せる
絵里(二人のハメ撮り画像を見せれば、真姫も希とのことを信じざるを得ないわよね!)
絵里(よし……幸い以前作成したものが手元にあるわ)
絵里「真姫! これを見なさい!」ババーン
真姫「!? な、何よこれ!」
絵里「見ての通りあなたと希の情事を激写したものよ」
真姫「あ、あり得ないわ…私はにこちゃん以外の女と寝たことはないはず……」ブツブツ
絵里(あなたも記憶の捏造してるじゃないの……)
絵里「で、どうかしら? 思い出した?」
真姫「>>71」
どっちも抱けば万事解決ね
真姫「…認めるわ。どうやら私は希とそういう関係にあったようね」
絵里「おお!」
絵里(そういう関係ってわけでもないんだけど……まぁ結果オーライよね)
真姫「でも私はまだにこちゃんのことが好き……」
絵里「……ん?」
真姫「どっちも抱けば万事解決ね」
絵里(え、ええぇぇぇぇ…?」
真姫「にこちゃんと希…二人幸せにするのは大変かもしれないけど仕方ないわよね、こうなった以上は」
絵里(の、希ごめん…。ちょっとミスったかもしれないわ……)
━━後日、三年生の教室
希「それで、どうだった?」
絵里「べ、ベストは尽くしたわ…」
希「結果は?」
絵里「う、うーん……」
ガラッ
真姫「にこちゃん、希、話があるわ。>>74まで来て」
音楽室
━━音楽室
にこ「……で、何よ? いきなり音楽室まで呼び出して」
希「真姫ちゃん?」
真姫「私はね、二人のことを幸せにするって決めたのよ」
にこ「はぁ!? あんたまだ懲りてないの? もう一発蹴り入れてあげましょうか!?」
希「に、にこっち落ち着いて……二人とも幸せにするってどういうことなん? 真姫ちゃん」
真姫「そのままよ。私はにこちゃんのことが好きだけど希とは以前恋人の関係にあった。ならば三人で一緒になるしか手はないじゃない」
希「ん…んん?」
にこ「何言ってんのよあんた…希と真姫ちゃんが恋人? お互いに好き合ってるの分かってるのにどっちも言い出せないでいた関係が正しいでしょ?」
希「に、にこっち!///」
真姫「え、恋人でしょ? エリーがハメ撮り画像見せてくれたわよ?」
希(絵里ちー!?)
真姫「ともかく、三人で付き合っていくことについて二人の意見を聞かせて」
にこ「>>77」
希「>>79」
お断りよ
真姫ちゃんと2人きりがいい
にこ「お断りよ、真姫ちゃんと一緒にいたらおちおち昼寝も出来なさそうだし」
真姫「ど、どういう意味よ!?」
にこ「目が泳いでんのよアホ。……それに」チラッ
希「……」
にこ「これ以上いるのも無粋だし、にこは先に教室戻らせてもらうわよ」スタスタ
真姫「カムバック、にこちゃーん!」
にこ(頑張んなさい、希。事情は知らないけど…おかしくなった真姫ちゃんを戻せるのは多分あんただけよ)
バタン
真姫「うぅ……にこちゃーん」メソメソ
希「……真姫ちゃん」
希「ウチは……真姫ちゃんと2人きりがいいな」
希「真姫ちゃんは…私にとって他の誰にも渡したくない大切な人だから。私の一番好きな人だから」
希「だから……二人一緒がいいな」
真姫「……」
真姫「>>83」
真姫「本当に……私の記憶がおかしくなってるの?」
希「え?」
真姫「希の言葉を聞いて…胸のどこかが暖かくなったわ。これは紛れもない事実。きっと私も、希のことが好きだったんだわ」
希「真姫ちゃん……」
真姫「でも……なんで?」
真姫「なんで……何も思い出せないの…?」
真姫「嫌よ……希のことを好きになった思い出がないなんて嫌…。付き合ってる人との馴れ初めがないなんて…そんなの悲しすぎるじゃない……」ポロポロ
真姫「私はどうすればいいの? 『好きだった』って事実にすがって希の言葉に答えるなんて……嫌よ。ちゃんと『好きだ』って気持ちで希に返事をしたい……」グスッ
真姫「希……教えてよ……私は…あなたになんて答えればいいの……?」
希「真姫ちゃん……>>87」
希「これから作っていけばええやん、思い出なんて」
真姫「そんな…でも……」
希「大事なのは昔のことじゃなくて、これから先のこと。馴れ初めなんてなくなって、いずれお互いに好きだって言える時がくればそれでええやん」
真姫「そんなの……希はそれでいいの? 私はあなたのことが『好きだった』って記憶しか持ってないのに……」
希「好きだったなら、これから好きになってくれる可能性めっちゃ高いやん?」フフ
真姫「……私が希のことを好きになれなかったらどうするのよ。あなたはただ時間を無駄にするだけじゃない」
希「自分が好きな人と一緒にいて、時間を無駄にしただなんて思わないと思うよ?」
真姫「……だったら…」
真姫「それから……えと……」ポロッ
真姫「あれ?」ポロポロ
希「真姫ちゃん」ギュッ
希「ウチはいつまでも待ってる。真姫ちゃんがウチのことを好きだって思ってくれた気持ち、思い出してくれるまで」
真姫「希……」
希「だからお願い。ウチと……私と付き合って下さい」
真姫「こちらこそ、よろしくお願いね」ニコッ
希・真姫「……ふふっ」
終わり
おまけ
希「真姫ちゃーん」ゴロゴロ
真姫「希、どうかした?……というかそんなに寝転がると汚れるわよ」ギュッ
希「おおぅ…いやぁ、なんか今昔のこと思い出して」ギュー
真姫「昔のこと?」
希「うん。真姫ちゃんがプチ記憶喪失した時のこと」
真姫「あー…そんなこともあったわね。…いやプチ記憶喪失ってあなたね……」
真姫「で、何で急にそんなこと思い出したの?」
希「んー、何でかなぁ。真姫ちゃんのこと考え始めたら、ぽんと頭に湧いてきて」
真姫「あっそ」プイッ
希「……こればっかりは何年たっても変わらないよね、真姫ちゃん」
真姫「な、何のことかしら?」
希「照れるとすーぐそっぽ向くこと」
真姫「べ、別に照れてなんかいないわよ!///」
希「ほら、顔真っ赤やん」
真姫「そ、そんなこと……」
チュッ
真姫「!!///」
希「ふふ、これでも?」
真姫「希ー!///」
希「うわわ、冗談やって!」
真姫「もう!……あんたもそういうとこいつまで経っても変わらないわよね」
希「もちろん。何年経っても変わらないよ。……ところで、真姫ちゃん」
真姫「なによ?」
希「今日も、その……言って欲しいんだけど…///」
真姫「…くすっ、この時ばかりは私の方が優位に立てるわよね」
希「い、いいやん別に!///……言ってくれないと不安なんよ……」
真姫「はいはい」ギュッ
希「あっ……ふふ」
真姫「大好きよ、希」
終わり
ちゃんと着地できた……はず。
のぞまきはもっと流行ってもいい……はず。
このSSまとめへのコメント
色々謎めいたところはあったけど面白かったです