真姫「にこちゃんを独り占めしたい」 (159)

 

真姫「大好きだから、私以外の誰とも喋って欲しくない」

真姫「私だけの物にしたい、大事にしてあげたい」

真姫「どうしようかしら」

真姫「よし、>>15するわ」

できるもんならしてみるだがや

真姫「よし、出来る事からしていきましょう」

真姫「一歩一歩確実に目標に近づいて行く事は大事よね」

真姫「今、にこちゃんを独り占めする為に私が出来る事と言ったら…」

真姫「>>22かしら?」

性格をにこに似せる

真姫「性格をにこちゃんに似せましょう」

真姫「今よりもっと取っつきやすい性格になればにこちゃんともっと仲良くなれるかも」

真姫「同じノリになればきっと…」

真姫「よし……」

真姫「………」

真姫「まっきまっきまー♪」

真姫「にこちゃんのハートにまきまきまー☆愛を届ける西木野真姫まきー♪」

真姫「にこちゃんの嫁って覚えてラブまき☆」

真姫「…………」

真姫(うわぁ…恥ずかしい…なにこれ)

ガタンッ

真姫「っ!?」バッ

>>30「あっ…!」

真姫(み、見られた…!>>30ちゃんに…!!)

のぞみ

希「あっ…」

真姫(希ちゃんに見られた…!!)

希「ま…真姫ちゃんどうしたん?にこっちみたいな事言って…」

真姫「い、いや…あの、その…これは」オロオロ

希「ふぅーん…いつもクールな真姫ちゃんにこんな趣味があったなんて驚きやん…」

真姫「え?」

希「真姫ちゃんも本当はにこっちみたいなアイドルに憧れてたんやね」

真姫「違っ…!そうじゃなくて…!これには理由が…!」アタフタ

希「だいじょぶだいじょぶ!うちは誰にも言わんよ?二人だけの秘密って事で♪」

真姫(完璧に誤解されてる…!)

真姫(違うのよ…!これは、にこちゃんともっと仲良くなる為に…!)

真姫(なんて言って説明したら…!)

真姫「希ちゃん!」

希「ん?」

真姫「>>39

にこちゃんが私の真似をしているのよ

真姫「に、にこちゃんが私の真似をしてるのよ」

希「…え?」

真姫「だから!私がにこちゃんに憧れてるんじゃなくって…!にこちゃんが私の真似をしてるの!」

真姫「このキャラは私が元祖で、にこちゃんは二番煎じって事よ」

希「いやいや…そんなわけないやん」

真姫「何よ」

希「真姫ちゃんとにこっちが出会ったのって最近やん」

真姫「う…」

希「にこっちはずっと前からあのキャラやったし…それやと辻褄が合わんよね?」

真姫「………」

希「嘘はあかんよ真姫ちゃん、ふふふ」ニヤニヤ

真姫「くうぅ…!!」カアァ

希「そんなバレバレな嘘つかなくてもうちは内緒にしとくって♪」

真姫「……っ!!」

真姫(誤解は解けなかった…っていうか誤解が更に深まった)

真姫「まぁいいわ…私のにこちゃんへの想いはバレてないし…」

真姫「秘密にしてくれるって言うんなら別に放っておいても大丈夫でしょ」

真姫「でもキャラを変えてにこちゃんと仲良くなる作戦は使えなくなった…新しい策を練るしかないわね」

真姫「にこちゃんを独り占めするにはやっぱり…」

真姫「>>47作戦がいいかしら」

にこちゃんだけにツンデレ

真姫「にこちゃんにだけツンデレキャラ作戦がいいかしら」

真姫「これなら、きっと私の事を気にしてくれるはずよね」

真姫「まずは意識させる所から…ゆっくりじわじわにこちゃんを私の物にしてやるわ」

真姫「さっそくにこちゃんの所に行こうかしら」スタスタ

食事の時間だ

音ノ木坂学院
 アイドル研究部部室

真姫「……」ガラッ

穂乃果「あ、真姫ちゃん!おはよー!」

海未「おはようございます、真姫」

真姫「おはよう、みんな」

にこ「真姫ちゃん、おっはよー!にっこにこにー!」

真姫「………ふんっ」プイッ

にこ「あ、あれ?真姫ちゃん?」

真姫「………」

にこ「ちょっと!にこがあいさつしてるじゃない!なんで無視するの!?」

真姫「おはようみんなって言ったじゃない、それじゃ不満なわけ?」

真姫(ふふ…みんなの前ではツンツンして後で二人きりになった時にデレる、これでにこちゃんは落ちるわね)

にこ「>>85

にこ、真姫ちゃんに嫌われるようなことした?

にこ「にこ、真姫ちゃんに嫌われるようなことした?」

真姫「………別に、そんな事ないけど」

にこ「……………」シュン

真姫「ふんっ」スタスタ

真姫(よし…バッチリよ!我ながら良いツンツン具合だわ)

真姫(後は二人きりになった時にデレデレするだけね)

真姫(しかし…今はまだ二人きりにはなれそうにないわね)

真姫(部室にみんないるし、ここは時を待ちましょう)

にこ「…………」

にこ(にこ、真姫ちゃんに何かしちゃったかな…?)

にこ(真姫ちゃんはそんな事無いって言ったけど、そうだったら真姫ちゃんがあんな反応するはず…)

にこ(ここは…>>95をして真姫ちゃんの反応を見るにこ!)

スクフェスで真姫を触り続ける

にこ(ここはスクフェスで真姫ちゃんにセクハラしまくって反応を見るにこ)

にこ「よし…」ポチポチ

スマフォ「ブシモ!」

真姫「……?」

穂乃果「あっ、にこちゃんスクフェスやるの?」

花陽「イベント中だもんね、スコアマッチを…って、にこちゃん?」

にこ「………」ポチポチポチ

スマフォ「呼んだ?」

にこ「………」ポチポチポチポチ

スマフォ「何よ、なんか用…?」

にこ「…………」ポチポチポチポチ

スマフォ「や、やめなさいよっ!」

にこ「……………」ポチポチポチポチポチポチポチポチ

スマフォ「あなた…ケンカ売ってるの?」

にこ「……………」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ

よくやるよな分かるぞ

ことり(こ、これはっ…この音は…!?)

凛(にこちゃんが真姫ちゃんにセクハラしまくってる…!?)

海未「な、何してるんですかにこ!!」ガタン

にこ「…………」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ

真姫(何してるのよにこちゃあああああああん!?)

真姫(あの声ってスクフェスで私をタップした時の…って、え!?にこちゃん…私をリーダーにしてくれてるの!?)

真姫(嬉し…ってそうじゃない!!何公衆の面前で私にセクハラしまくってんのよ!?)

にこ「…………」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ

絵里「ちょ、ちょっと真姫…!にこに何か言ってやってよ…!」

真姫「えぇ!?私が!?」

にこ「…………」ポチポチポチポチシュッシュスリスリベシンベシンナデナデカカカカカ

真姫「あ、あの…にこちゃん…」

真姫「>>111

怒ってる?

真姫「あ、あの…にこちゃん…」

にこ「………」ピタッ

真姫(と、止まった…無表情で)

真姫(何なのよ一体…私が素っ気なくしたから画面の中の私に仕返ししたってわけ?)

真姫「怒ってる?」

にこ「…………」

にこ「>>117

大好き!

にこ「大好き!」

真姫「!?」

みんな「!?」

にこ「真姫ちゃん好き!大好き!だいだいだーい好き!!」

真姫「い、いきなり何言ってんのよ!?意味分かんない!!」

にこ「にこは真姫ちゃんの事が大好きなの!スクフェスでついついタップして反応を楽しんじゃうくらい大好きなの!」

にこ「なのに、にこのそんな気持ちも知らないで真姫ちゃんがあいさつを無視するからついさみしくなって…」

真姫(だからあんな奇行に…)

にこ「怒ってないけど…さみしかったよ?」

真姫「ご、ごめんなさい」

真姫(……はっ!?これって両思い!?)ドキドキ

真姫(にこちゃんも私の事を好きだったなんて…!これでにこちゃんを独り占めできるじゃない!!)

真姫(よし!早速にこちゃんに『私の物になって』ってお願いよ!)

真姫「にこちゃん!!」

真姫「>>128

ファミチキ買ってきて

あ、はい

真姫「にこちゃん!ファミチキ買ってきて!」

にこ「分かった!何個?」

真姫「にこ!!」

にこ「行ってきまーす!!」ガチャッ ダッ

真姫「ふぅ……」

みんな「…………」ポカーン

真姫(危なかった…ついにこちゃんに『私の物になって』って言いそうになったけど…)

真姫(よく考えたらまだみんながいたんだった、デレるには二人きりになってからじゃないと)

真姫(にこちゃんがファミチキを買ってくるまでの間になんとかしてみんなを帰らせて、にこちゃんを…手に入れる!!)

真姫(そのためにみんなには即刻家に帰ってもらう必要があるわね)

海未「え、えっと…真姫?凄い事になりましたね…」

穂乃果「すごいすごい!あれって、にこちゃんに告白されたってことだよね!?」

凛「ドラマみたいでかっこよかったにゃー!」

真姫(案の定騒ぎ出したわ…さて、どうやってみんなをおうちに帰らせれば…?)

真姫(うーん……>>137とか?)

スクフェス式練習法で全員吸収する

真姫(うーん……スクフェス式練習法…とか?)


説明しよう!!
スクフェス式練習法とは、その名の通り練習である!!
部員同士で練習をする事で経験値が上がってレベルアップ!
ただし練習をすると、練習に付き合ってくれた部員はいなくなってしまうのだ!!


ことり「真姫ちゃん真姫ちゃん!なんて返事するの!?」

希「ドラマティックな展開やね」

真姫「そんなのどうでもいいじゃない、それより練習しましょうよ」

絵里「練習?でもまだにこが戻って……」

真姫「その方が都合がいいのよ」ニヤァ

絵里「え?」





success

Level up

にこ「お待たせー!」ガラッ

真姫「おかえり、にこちゃん」

にこ「真姫ちゃん!ファミチキ買って……あれ?」

真姫「どうしたの?」

にこ「みんなは?どこ行ったの…?」キョロキョロ

真姫「みんなは練習よ」

にこ「じゃあにこ達も急いで着替え…」

真姫「いいの」ギュッ

にこ「ひゃっ…!?」ビクッ

真姫「さっきはごめんね、冷たくして……」

にこ「え……な、何…?」ドキドキ

真姫「私も真姫ちゃんの事が好き…ずっとにこちゃんの事、独り占めしたいって思ってた」

真姫「だけど二人きりになった今なら言えるわ、私の本当の気持ち…」

真姫「にこちゃん、大好き」

真姫「私の物になって」

にこ「ほ、本当に…!?」

真姫「本気よ」

真姫「さっきまでの私だったら、勇気が出なくて絶対言えなかった」

真姫「でも今の私はさっきとは違うわ、レベルアップしたから」

にこ「レベルアップ?」

真姫「…………」

にこ「よく分かんないけど…嬉しい!」

にこ「にこも真姫ちゃんの事大好き!にこ、真姫ちゃんの物になりたい!」

真姫「にこちゃん…」


こうしてにこちゃんは私の物になった
急に広くなったように感じる部室の中に私と、にこちゃんの二人きり
誰の邪魔も入らない、私がにこちゃんを独り占めだ
これから、ずっと


真姫「…………」ニヤリ



おしまい

真姫ちゃん専用のメトロノームになって一緒に愛を育みたい

にこ「カチッ、カチッ、カチッ、カチッ」
真姫「♪」
にこ「カチッ、カチッ、マキッ、マキッ」
真姫「?」
にこ「マキッ、マキッ、スキッ、スキッ」
真姫「!」
にこ「好きだっ!」
真姫「ナ、ナニソレ、イミワカンナイ」(顔を真っ赤にしながら)
にこ「せーのっ!」
真姫/にこ「愛してるばんざーい!」   完

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