凛「かわいそうなプロデューサー」(528)

―事務所―

ガチャ

凛・卯月「「おはようございます」」

シーン

凛「……あれ、誰もいないのかな」

卯月「プロデューサーさん、今日は居るって言ってたのにね……あ」

凛「え?どうしたn……あ」

P「……」グッタリ

凛「……机に突っ伏して寝てる」

卯月「うーん……やっぱり疲れてるみたいだね」

凛「そうだね……100人以上プロデュースしてるし……疲れない方がおかしいよ」

P「……」

卯月「大丈夫かなぁ」

卯月「起こしちゃかわいそうだから静かにしてようか」

凛「ん……ちひろさんはまだ来てないみたいだね」

卯月「そうみたい。仕事の時間まで何してようか」

凛「とりあえずソファに荷物を――……」

バターン

未央「おっはよーごっざいまーす!!」

凛・卯月「「!!」」

未央「あららしぶりんにしまむー、おはよう!」

凛「ちょっと未央、しー!静かに!」

未央「え?どうしたの?」

卯月「今プロデューサーさんが寝てるの!」

未央「あ、ホントだ……あっちゃー、ごめん」

卯月「……なんとか起きなかったみたいだね」

凛「とにかく、プロデューサー疲れてるみたいだからあまり騒いだら――……」


P「……」ムクッ


凛・卯月・未央「「「あ」」」

凛「あーあ、起きちゃった」

未央「あうー……ごめんねプロデューサー」

卯月「仕方ないよ、プロデューサーさん!おはようござ」


P「イエーァ!!!日本人!!!!」


凛・卯月・未央「「「えっ」」」

P「ィヤスッ!!!!アイムファインザッツライッ!!!!!」

P「残暑インザシティっ!!!!」

P「ウェスポン!!!!!」

凛「」

卯月「」

未央「……プ、プロデューサー?」

P「お?おぉ?」スタスタ

未央「え、なに、なになにどうしたの」

P「っッダッッッッ!!!!!!」グゴォッ!!!

未央「えっ」

P「ぐぎぎぎぎ」プルプル

凛「……プロデューサーがいきなり三点倒立を」

卯月「あ、あ、あの、プロ、プロデューサーさん?」


P「だいすきだよっ!!」ニコォー


未央「あ……あ、あ……!!!!」ガタガタ

卯月「プロデューサーさんが……!!プロデューサーさんが……!!!!」ガタガタ

凛「プロデューサーが壊れちゃった……!!!!」ガタガタ

卯月「プロデューサーさんっ!!しっかり!!しっかりしてください!!!」ユサユサ

P「フハハ」ガクガク

未央「ねぇ、からかってるんでしょ!?やめてよ!もううるさくしないからさ!」

P「いえーい、ちゃんみおー」ぐりー

未央「あぷっ、ちょっ、手っ、顔、こらやめt、わぷっ、やめろ!!!!」

凛「ま、まさか酔ってるの?」

卯月「で、でもお酒の匂いしないし」

P「ホハッ!!ヤハウェッ!」シュバッ

未央「あっ!給湯室に逃げた!!」

卯月「追いかけよう!」

―給湯室―

ダッ

凛「プロデューサー!?……あっ!」

P「これが音に聞く黒砂糖というやつね」ガリガリ

卯月「買い置きのカップ焼きそばを箱ごと食べてる!!!!」

未央「だ、だめだよ!!お腹壊しちゃうよ!!!」グイー

P「あぁっ!!やめろ!!!俺が何をしたというんだ!!」バタバタ

凛「何かしたっていうよりどうかしてるんだよ!」

P「オスでよかった!!オスでよかった!!」ペロペロ

卯月「咽び泣きながらカップ焼きそばの蓋舐めないで下さい!!」グイィ

未央「と、とりあえずソファまで運ぼうよ!!」

……

P「なんなんだ……全くをもって、さながら」

凛「な、なんとか座らせたら大人しくなったね」

未央「うん……どうしちゃったんだろう、いきなり……」

卯月「プロデューサーさん?落ち着いて……私が誰だかわかりますか?」

P「嫁」

凛・未央「「えっ」」

卯月「え。えっ、えぇぇっ!!?よ、嫁じゃありませんよ!!島村卯月です!!」

P「蝉の」

卯月「蝉の嫁でもありません!!!島村卯月です!!!」

凛「……どうしちゃったんだろう……」

未央「ねぇ、これ救急車呼んだほうがいいのかな……」

http://i.imgur.com/D6HgE6Z.jpg
http://i.imgur.com/HmgKuhO.jpg
渋谷凛(15)

http://i.imgur.com/6ROLEum.jpg
http://i.imgur.com/ypD1bap.jpg
島村卯月(17)

http://i.imgur.com/uWxuA0U.jpg
http://i.imgur.com/mQqoRh5.jpg
本田未央(15)

ガチャッ

みく「おっはよーにゃん!!」

凛「あ……みく、おはよう」

未央「お、おはよう」

みく「どうしたのにゃ?みんな暗いny」


P「あっ!夢にまで見たシベリアンハスキーだ!」タッタッタ


みく「えっ」

P「ヤハハ!」ダキッ

みく「えっ?えっ!?Pちゃん!?ど、どど、どうしたのにゃ!!?」ムギュウ

P「夢にまで見た、シベリアンハスキーだ!!あははっ!」

みく「……Pちゃん?」

P「まるでサラミみたいだよ!」

みく「あ、あれ?な、え、あの、みんな?Pちゃんはどうしちゃった……の、にゃ?」

卯月「実は……私たちも今来たんだけど……」

凛「プロデューサー……机に寝てて、起きたら……こんな風に……」

みく「え……」

P「お前、岡山県とバトルドームのどっちが大切なんだよ!!」

みく「え……ひどくない?(症状が)」

未央「そうだね……」

P「ライラーイ!」ヒュバッ!

凛「あ!また逃げた!!!」

ガチャッ!!

きらり「にょわーっ!!おっはよー☆」

ビターン!!!

P「ケフカ!!!!!」ボドォッ!!

きらり「ふぇっ?」

凛「ナイスきらりちゃん!!」タッタッタ

未央「あっぶなー!もうすぐで外出ちゃうところだったよ!!」タッタッタ

きらり「わわっ!Pちゃん!?ドアに当たっちゃった!?ご、ゴメンにぃ~!」

みく「いや、本当にナイスだにゃ」

P「……ぐっ……!」

卯月「……プロデューサーさん、大丈夫ですか?」

きらり「Pちゃん?ホントにごめんなさいぃ……大丈夫?はぴはぴすぅ?」

P「……だよ」ボソッ

きらり「え?」

未央「なんだって?」

P「どうするんだよ……っ!」フルフル

卯月「プロデューサーさん……?まさか、怒って……」

きらり「え……あ、あの、Pちゃん、その、ごめんなさ」

P「お前がはぴはぴするなら……ッ!!!……室町時代の人間達は一体どうすればいいんだよ……ッ!!!!!」ポロポロ

きらり「ん?え、はい?」

未央「室町て」

きらり「ぴ、Pちゃん?」

P「ああ!俺が犯人だよ!俺がガンダムだよ!笑えよ!!!!」

P「でもな!そうさせたのはどこのどいつだよ……!」

P「お前ら侍だってんだよ!!!!」ダンッ!!!!

きらり「あっ、はいっ、ごめんなさい」ビクッ

P「……っ……!」ギリッ

ダッ!!

P「動物愛護だバカヤロ――――ッ!!!!!!」タッタッタ

卯月「また給湯室に逃げた!!」

未央「あっ!待てぇ!!!」

みく「なんか縄ないの縄!!!」

きらり「え……?え?え?」

スタスタ

小梅「……~♪」

薫「あっ!小梅ちゃんだ!」

小梅「あ、か、薫……ちゃん」

薫「おっはよー!お仕事?」

小梅「ううん、き、今日は、打ち合わせだけ」

薫「そーなんだ!わたしもー!」

スタスタ

小梅「あ、あれ?事務所、なんか……さ、さわがしい、ね」

薫「あれ、ほんとだー。せんせぇもういるかな?」

小梅「うん……昨日、プロデューサー、朝からいるって、その、言ってた、よ」

薫「やたー!せんせぇー♪」タタタ

小梅「えへへ……」

薫「おはよーございまーすっ!」ガチャッ

薫「……え……」ピタ

小梅「……?ど、どうした、の…………え?」


P「……」←捕縛状態


小梅「プロ、デューサーさん……!?」

薫「せ、せんせぇーっ!!」ダッ

凛「あっ!薫ちゃん!だめっ」ガシッ

薫「はなしてー!せんせぇー!」

卯月「ごめんね薫ちゃん。ちょっと今先生は……」

薫「みんなひどいよ!せんせぇがなにをしたのっ!せんせぇをはなして!」

未央「ううん……なんて説明すりゃいいんだろうねこれ」

みく「説明のしようがないよ…………にゃ」

凛「えっと……あのね、今は先生は先生じゃなくなってて……」

薫「せんせぇはせんせぇだよっ!せんせぇっ!そうだよねっ!?」


P「カハハハハハハッ!!!!!かっぱえびせんめが!!」


小梅「え……」

薫「せ、せん、せぇ……?」

P「お前さん、まさかずっと気付いていなかったのか?」

P「俺が、ゴールデンレトリバーにすり替わっていたと、気付いていなかったのか?」

小梅「!!!?」

薫「せんせぇ、犬なの!!!?」

未央「いやいや」

P「くへへへッ!!!!子供は純粋で辛いな!!!なぁ!?漬物!!」

きらり「……」

P「漬物ッッ!!!!!!返事ッッッ!!!!」

きらり「えっッ!!!?きらりの事ですかっ!!!?」

薫「うあああん……!小梅ちゃぁん……せんせぇが犬に乗っ取られちゃったぁ」ビェェ

小梅「よ、よしよし……」ナデナデ

小梅「……」チラッ

P「お?あぁ、なんだ、酸素か……」

小梅「……あ、あの、プロ、プロデューサーさん……」

P「こんにちわオバQ」

小梅「オバQじゃありません……あ、あの、どうしちゃったんですか?」

P「そんな!オバQが死んでしまったら誰がオバQのあとを継ぐんだ……!!!」

小梅「しりません……」

卯月「え、えっとね小梅ちゃん。実は……」

小梅「そ、そんな事が……」

みく「ねぇねぇ、なにかPちゃんに悪霊がとり憑いてたりしないかにゃ?」

小梅「えっと……」


P「脱皮するから小遣いくれよ!!」ガタガタ

凛「大人しくしなさい」

P「おお?何事にも動じないのは匠なるザリガニの仕業ですね。ね?漬物」

きらり「そうですね」


小梅「……ううん……なにも……いつもの、プロデューサーです……」

卯月「そんな……!」

うんこしてご飯食べる

http://i.imgur.com/4ubXL0K.jpg
http://i.imgur.com/k9NJREB.jpg
前川みく(15)

http://i.imgur.com/njj9Sk6.jpg
http://i.imgur.com/eFFYBoT.jpg
諸星きらり(17)

http://i.imgur.com/EL0aVSe.jpg
http://i.imgur.com/Vej6xQ8.jpg
白坂小梅(13)

http://i.imgur.com/CXdFjaz.jpg
http://i.imgur.com/gw8ASLr.jpg
龍崎薫(9)

ゴハン

スタスタ

杏「はぁ……歩くのだるい……休みたい……」

かな子「杏ちゃん、今日は自分ひとりで事務所に来たの?」

杏「プロデューサーが手はなせないから一人で来いってね……呪ってやる」

幸子「とか言って、ちゃんと事務所にきてるじゃないですか。珍しい……雨が降りますね」

杏「うるさいよ。今日来ないと来週の連休無しにするって言われたの」

かな子「厳しいね……でももう少しで事務所だから頑張ろう?着いたら作ってきたお菓子あげるから」

杏「わーい…………だる」

幸子「んもー、しゃきっと凛々しくして下さいよボクみたいに。ホラ。着きますよ」

杏「……なんか中さわがしくない?」

かな子「他に誰か来てるのかな」

幸子「おはようございまーす」ガチャッ

凛「あっ!!!幸子ちゃん!!」

未央「そいつ捕まえて!!!!」

幸子「え?」

P「フハハ」タッタッタ

幸子「え?え?プロデューサーさん?」

ズザァッ

P「こんにちわ。渡来人の方?」

幸子「…………プロデューサーさん何言ってるんですか?」

P「それとも初めまして?」

幸子「…………はい?プロデューサーさん、ボクを忘れちゃったんですか?」

幸子「あ、なるほど。ふふ、そうですよね。ボクは日々可愛くなっていくので、あんまり今のボクが可憐すぎて昨日のボクを忘れたって事――……」

P「さながらチャバネの脱皮のようにな?」

幸子「ぐすっ……別に、あんな事、言われだっで……ボクはべづにっ……」

薫「だ、大丈夫だよ?さっちゃんはゴキブリなんかじゃないよ?可愛いよ?」ナデナデ

小梅「う、うん、すごく、す、すごくかわいい……です」ナデナデ


卯月「幸子ちゃん、泣いちゃった……」

かな子「ひどいですPさん!あんな事言うなんて!」

杏「どうしたのさ、なんか様子おかしくない?」

P「……」

かな子「……Pさん?」

杏「プロデューサー……?」

P「……あーあ!!!!」

かな子・杏「「!!!?」」ビク

P「ここがどうぶつの森だったら完全犯罪なのだぜ!!?あーあ!!!!!」

かな子「え、え?か、完全犯罪……?え?」

杏「ちょ、ちょっとちょっと、なになに、なんなのさ」

P「おかげで俺は鬼退治だよ!!!!眉間に口付けをして、旅立つのさ!!!!」

かな子「……」

P「おら、ミルフィーユくれよ」

かな子「ひっ!!!?」ビクゥッ

杏「ちょっと、やめなよプロデューサー!!!!」

P「お前だって空が戦火で紅く染まるのを見ただろう!!!?」

杏「見てないよ!!!!だまれよ!!!!」

かな子「あ、杏ちゃん、私、こわい……」

杏「う、うん。ちょっときらりー、どうしたのこのプロデューサーのめんどくささは」

きらり「そうですね」

杏「きらり!!?喋り方が変だよ!!?」

凛「……――って事があって……」

かな子「そ、そうだったんだ……」

杏「なんだそれ……ねぇ、救急車呼んだほうがいいんじゃない?あれ悪ふざけじゃないんだよね?」

みく「まぁ、確かにあれは悪ふざけにしては度をこしてるにゃ」

凛「うん……そうだね」チラ

P「それでもカブは抜けません。違法だからです」

卯月「……せめて、誰か大人がいれば……」

ガチャッ

楓「おはようございます」

菜々「おっはよーごっざいまーす!」

一同「「「大人来た!!!!!」」」

楓「……皆、どうしたの?」

菜々「みんななんだか顔がしょーんぼりしてますよー?」

凛「あのね、実はプロデューサーの様子が変で……」

未央「私達だけじゃどうにもできなくて……」

楓「……プロデューサーの、様子が……?とにかく、私が話してみるわ」

スタスタ

薫「だ、大丈夫かなぁ」

かな子「きっと……大人ならきっと大丈夫だよ」

楓「あの、プロデューサー……」

P「えっ?」

楓「え?」

P「いやいや、キリンよりメカキリンの方が強いに決まってるでしょ!!!!」

楓「……え?」

P「メカだぜ!?」

楓「そう、なんでしょうか」

P「生態系もろくに知らないならサバンナに骨を埋める事は諦めるといい!」

P「諦められれば……ね……」

P「……そうすれば、ノーベル賞は過去の遺物だ……くそっ」

菜々(なんだアレ)

楓「……プロデューサー……?」

P「俺は……いつだって……無力だ……」

楓「…………」

楓(まさか、何か悩みがあってこんな事に……?)

楓「……」

凛(楓さん、何か思いついたような顔を……)

楓「プロデューサー、これを」スッ

P「え?キャッチアンドリリース?」

楓「リリースはしないで下さい……これをあげます」

ソッ

未央「……アレは」

小梅「……10円玉」

楓「……何があったか、わからないけれど……これで元気出して下さい」

楓「…………げんきん、だけに」


一同(((ウワァ)))


楓「現金だけに、元気……なんちゃって……ぷふっ、くふふ」

P「……」

パチパチパチパチ

楓「!!!?」

P「アンコール!!!!アンコール!!!!アンコール!!!!アンコール!!!!」

P「アンコール!!!!アンコール!!!!」

楓「え、いや……あのっ」

P「これはすさまじいぜ!とんでもねぇ賢帝の爆誕だ!!!!」

P「ドストエフスキーもびっくりだと自負しているようなアレの振る舞いだよ!!!!」

P「アンコール!!!!アンコール!!!!」

楓「あ、あのっ、そんな」

杏(何あの公開処刑)

楓「あの、あのっ、ごめんなさい、その」

P「アンコール!!!!アンコール!!!!」

楓「あのっ」

P「うるせぇ!!!!!!!!アメリカ人でも食ってろコアラ野郎!!!!!!!!!」バシィィ!!!

卯月(10円床に叩きつけた!!!!)

楓「…………ふぇ」

http://i.imgur.com/cWfcQgB.jpg
http://i.imgur.com/ns9RMEB.jpg
双葉杏(17)

http://i.imgur.com/vdPwg7O.jpg
http://i.imgur.com/RYs2jjx.jpg
三村かな子(17)

http://i.imgur.com/Es1b4uB.jpg
http://i.imgur.com/ziV7UrB.jpg
安部菜々(17?)

http://i.imgur.com/GjyOKTJ.jpg
http://i.imgur.com/PQhnxeq.jpg
高垣楓(25)

楓「ぐす……私は、べつに、あんなつもりじゃ……」

薫「わかってるよ?かえでさん。だいじょーぶだよ」ナデナデ

小梅「だ、大丈夫、です。きっと、その、プロデューサーさんも、きっとわかってます」ナデナデ

幸子「楓さん、ボク達みんなわかってますから。元気出してください、ね?」ナデナデ

菜々「……」

凛「……菜々さん」

菜々「え」

未央「……次」

杏「頑張ってね」

菜々「え、えぇぇ……!!!?や、やだよぉ……」

かな子「お願いします菜々さん!」

みく「頼りになる(大)人はもう菜々さんだけにゃ!」

菜々「えぇぇぇぇぇ…………!!?」チラッ

P「この沸いてくる不思議なパワーはなんだ……!?これが……乳首か……!!」

菜々(め、めんどくさそぉぉぉ…………!!!!)

スタスタ

P「おや?」

菜々「……ごほんっ……えっと」

菜々「……」

バッ!

菜々「きゅう~~~~ん!ウサミンぱわぁー注入!きゅるりんぱ!!☆ウサミン星からぁっ――……」

ビシッ バッ!!

菜々「ぷりてぃ☆ウサミン!惨状だよっ♪」

一同((((っ!!菜々さん、全力だ!!!!))))

菜々「おやおやぁ?こんなところに迷える子羊星人さんがいますね~?」

凛(先手を取って相手にボケさせない気だ!菜々さん!頑張って!)

菜々「ウサミンと羊星人さんは、すご~く仲良し♪だ~か~ら~」

菜々「なんでもっchu☆相談してねっ!」キラッ☆

P「わぁぁ!!!タートルズの人だぁ!!!!」

菜々「うあああああああああああああああああ」

○参上
×惨状

ガチャッ

雫「おはようございま~す」

まゆ「おはようございまーす……あら?」


菜々「なんでタートルズだよう!!!!なんでタートルズなんだよう!!!!!」ギリギリ

かな子「菜々さん落ち着いてください!」

P「それならばお歳暮に干し柿を贈るまでだよ!下水道に住んでみやがれ!!!!!」

凛「プロデューサーは黙ってて!!!!」


雫「あれぇ……なんだかすごい事になってますね~」

まゆ「……あら、まあ」

……

卯月「って事なんだけど……」

雫「はぁ~……そうだったんですねー」

まゆ「Pさんが……心配ですね」

幸子「ふん!あんな人もうどうでもいいです!」

薫「だめだよさっちゃん!そんな事言っちゃー!」

未央「……」

杏「……大丈夫かな」

未央「なにが」

杏「いや……まゆがさ」

未央「……どう、なるんだろうね」

杏「すごいこわいんだけど」

きらり「そうだね」


薫「あ!そうだ!雫おねーちゃん、せんせぇに抱きついてよ!」ピコーン

未央・杏「「!!!!?」」

http://i.imgur.com/vlInx9L.jpg
http://i.imgur.com/64ltpAY.jpg
及川雫(16)

雫「え?あたしがですかー?」

凛「え?え?なんで?薫ちゃん」

薫「あのね、かおる、お母さんにだっこされるとすっごーくおちつくんだ!」

卯月「なるほど……それで胸の大きい及川さんに抱かせて、落ち着きを取り戻させる、と」

楓「いいアイデアかも……」

薫「えへへー」

小梅「か、かおるちゃん……えらい、ね……えへへ」ナデナデ

みく「違う意味で落ち着かなくなりそうだけどにゃあ」


まゆ「…………」


未央・杏((無邪気&無知怖えぇぇぇえぇぇぇぇ))

雫「おやすい御用ですー……えーと、Pさーん」

P「エリンギは魚の仲間だとどれだけ言えばわかるのか武田鉄也ァ!!!」

雫「えーっと、ちょっとごめんなさいー……えいっ」

ムギュッ

一同(((いったぁぁぁぁぁ!!!!!!!)))

まゆ「……」

未央・杏((こわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!))

P「お?」

雫「えーっと……よーしよし……」ナデナデ

みく「おぉ……なんだかすごいにゃ」

幸子「うまく……いきそうですかね?」


P「俺は堕天使なんかじゃねぇんだよッッッ!!!!!!!」バシー

一同(((駄目でした)))

P「覚えておけ!!!!俺はいつか旅行に行く男だ!!!!」

雫「みなさーん、すみませんだめでしたー」

凛「ううん、ありがとうね」

みく「しっかしこのおっぱいでも動じないなんて……本当にPちゃん、精神が……」

卯月「いやいや……って、あれ?まゆちゃん、どこにいくの?」

薫「そうだよー!せんせぇをもとどおりにしようよー!」

まゆ「ふふ、ごめんなさい。まゆはこれで失礼しますね」

未央「でもプロデューサーが」


まゆ「あんなの……Pさんじゃないですから」ニコォォ


一同((( )))

まゆ「……ふふ♪それでは失礼します」バタン

一同(((怖ぁ)))

P「おいおい!こんな所に床があるぜぇ!!?アザラシになった気分だ!!!!氷点下は近いぜ!!!!!いくぜ!ペンギン狩りだ!!!!」

凛(まぁ、気持ちは本当にわかるけど)

ニナチャーン狩りですとな?

菜々「……ねぇ、凛ちゃん。急にこんなふうになってたんですよね?」

未央「あ、復活した」

凛「うん……」

菜々「ねぇ、皆……心あたりなんてないですか?昨日様子がへんだったとか」

杏「うーん……いつものプロデューサーだったけど……」

卯月「……あの」

凛「え?どうしたの卯月?」

卯月「前から気になってたんですけど……プロデューサーさん」



卯月「……いつも、変なドリンク……飲んでません?」


一同「「「……」」」

―――――――――――

P『あー……生き返るなぁ』ゴクゴク

―――――――――――

一同「「「…………!!!!」」」

捨てられたアイドルを課金所で加工して作るというあのドリンクか……

小梅「た、たしかに……毎日、のんでます、けど」

みく「でもそれがPちゃんの今の惨状と関係あるとは考えにくい気も……」

卯月「でも、でもですよ?よく考えてみてください」

卯月「普通の人間がアイドルを100人以上プロデュースできると思います?」

かな子「そ、それは……」

楓「たしかに……」

卯月「……あくまで、仮定の話、なんですが」

卯月「…………この事務所の利益のために、何者かが……Pさんの体を、ドーピングで改造させて」

卯月「無理やり、働かせてるとしたら……!!」

一同「「「…………!!!!」」」

卯月「……そして、それを直接できるのは、ただ一人……」

ガチャ

ちひろ「おはようございまーす」

一同「「「ちひろさんっ!!!!!」」」

ちひろ「えっ!!?な、なにっ!!?なんなんですか!!?」

未央「正直に、正直に答えてね」

みく「あのPちゃんが飲んでるドリンク……ちひろさんが渡してるにゃ?」

ちひろ「そ、そうだけど」

卯月「……ちひろさん」

幸子「あれは……普通のドリンク剤じゃないですよね?」

ちひろ「えっ!!?いや、そんなことっ」

薫「だったら!!!」ばんっ

ちひろ「ひっ!?」ビクッ

薫「だったら、なんでせんせぇはあんなふうになってるのっ!」グスッ


P「ファイティングポーズから始まる恋もあるから、俺は筋肉が大好きなんだ!!!!」サッ サッ

ちひろ「えっ、なんでプロデューサーさんとち狂ったように腕立てを」

辛いです……

かな子「……かわいそう」グスッ

ちひろ「えっ」

小梅「ち、ちひろ、さん……もう、やめて、あげて」

雫「よくわからないけどお願いしますー」

ちひろ「ちょっと、ちょっと落ち着いて!?なんであれが私の責任なんですか!?」

きらり「とぼけないで下さい!」

凛「だって……プロデューサーがあんな風になっちゃったのは……あのドリンクのせいなんでしょ!!」

ちひろ「え、えぇぇぇぇ!!!?ち、ち、違います!本当に違いますよ!!」

杏「ちひろさん……自首、しなよ」

ちひろ「ちょっと!!!なんなんですか皆して!!!!」

ちひろ「これはちゃんとしたドリンク剤で……!やましい事なんて何もないんですからね!」

幸子「しんじられませんね……」

ちひろ「ぐっ……!」

菜々「きっとこわーい薬がいっぱいはいってるんでしょう!」

ちひろ「そ、そ、そんなに言うなら!」

スタスタ ガチャッ

ちひろ「私がのんでみせますよ!」

凛「え!?」

ちひろ「いきますよ……んっ!」

ちひろ「ごくっ……ごくっ……ぷは!」

ちひろ「どーですか!なんともないでしょう!」

杏「……こういう時のために一本だけ中身摩り替えてたとかじゃないの」

ちひろ「なっ!!?正真正銘いつものやつです!ね!プロデューサーさん!」

P「パピコ!!!!!」

ちひろ「こいつっ……!」

ちひろ「じゃあプロデューサーさんも飲んで確かめてみてください!いつものやつだってこと!」スタスタ

P「お?おお?おおおお?」

ちひろ「はい、じゃあ口開けて」


P「やめろおおおおおおおおおおおお!!!!!!」


一同「「「!!!!?」」」

ちひろ「えっ!?プロデューサーさん!?エナドリですよ!?いつものやつですよ!?」ググググ

P「断罪の時なのか!!!!その圧倒的質量の恐怖に俺が追いやられるサムシングか!!!」ググググ

ちひろ「ちょっ……!!プロ、デューサー、さんっ……!!!!」ググググ

凛「ちひろさん!もうやめて!」

楓「プロデューサー、嫌がってます!」

ちひろ「なにかの間違いです!!!飲んでくださいぃぃ…………!!!!!」グググググ

P「も、もはやこれは魔女狩りですわ!!!!!ピーターパンではないのですわ!!!!!」

未央「もうやめて!!!!」

みく「ちひろさん!!!お願いだからっ」

ちひろ「そんな、はずはっ!!!」ググググ

P「いやだああああああああああ!!!!!死にたくない!!!!!まだろくに!!!!生きていないのに!!!!!!!」ググググ

ちひろ「はぁぁぁ!!!!??」ググググ

薫「いま、しにたくないって……!!」

凛「ちひろさんっ!!もうっ――……」

ちひろ「どりゃああああああああ!!!!!!!」


がぽっ!!


P「んごぉっ!!!!!」

ちひろ「暴れんなオラ!エナドリに勝てると思ってんのか?」

P「やめろぉ!(建前)ナイッスゥ!(本音)」

ごくっ ごくっ ごくっ ごくっ

ごくっ ごくっ ごくっ ごくっ

ごくっ ごくっ ごくっ ごくっ

キュポンッ……

P「……」

ちひろ「……どうですか?プロデューサーさん」

凛「……!!」

一同「「「……!」」」


P「…………も」

P「もう、少し…………」


P「生きて、いたかった……」


ドサッ


凛「…………え?」

ちひろ「え、プロデューサー、さん?」

P「……」

薫「……せんせぇ?」

未央「……嘘、だよ、ね?」

卯月「ちょ、ちょっと、冗談、は」

菜々「っ」ダッ

ザッ

菜々「……」スッ

P「……」

菜々「………………うそ」

菜々「……うそ、うそっ」

菜々「Pさん、しんじゃった」

凛「…………」

菜々「心臓……とまってる」

菜々「うそ、うそだよ、こんなのうそだよぉぉ!!!!」

ダッ

凛「プロデューサー!!」

みく「Pちゃん!!!!」

未央「うそっ!!救急車!!救急車!!!!」

ちひろ「え……うそっ……うそよっ……!!!!」

幸子「Pさん!!!!Pさぁん!!!!いやですっ!!しっかり、しっかりしてください!!」

薫「せんせぇ!!!せんせぇぇぇぇ!!!!!」

雫「お、おねがいです!目を、目を覚ましてください!!!!」

きらり「Pちゃん!!Pちゃん!!誰か!誰か!Pちゃんがぁ!!」

卯月「うそです……!こ、こんなの、こんなのって……!」

杏「目、覚ましてよ……!真面目に、真面目になるからさぁ……!!!!」

凛「…………プロ、デューサー…………!!!!」ポロポロ

この人でなし!

ガチャッ


P「で?見せたいものってなんだ?」

晶葉「ふふーん、それはね!まだ試作段階なんだが……!」

晶葉「じゃじゃーん!Pのクローン、メカP……を……」


一同「「「…………」」」

Pロボ「」


P「あ、皆おはよう……晶葉、あそこにあるやつか?うわすっげー……よくできてるな。何作ってんだお前」

晶葉「あ―――――!!!!!!何やってるんだ皆!!!!」スタスタ

Pロボ「」プスン

晶葉「誰だ水飲ませたの!防水加工してないからショートしてしまったよ!!!!」

あっ……

見直しました!まゆさんのファンになります!

一同「「「「「「    」」」」」」

スタスタ

まゆ「……みなさん?」

一同「「「「「「    」」」」」」


まゆ「お人形遊び……楽しかったですかぁ?」ニコ

……



P「……あの」

まゆ「どうしたんですか?」

P「いや」

一同「「「「…………ぐすっ」」」」

P「なんでみんなして俺に抱き付いてるのかな」

まゆ「さぁ……まぁ、このくらいであれば……許してあげましょうか……」

P「……?……みんな、暑いですし雫のあれがとんでもないので早くはなれてぇっ」

あー、ドリンクを拒否しまくってたのは
防水加工がしてないので安全装置的なプログラムが働いてたからか


とりあえずみんなちひろさんに謝ろう、そして抱きしめてあげよう

>>P「いやだああああああああああ!!!!!死にたくない!!!!!まだろくに!!!!生きていないのに!!!!!!!」ググググ
>>P「生きて、いたかった……」

これ最後に断末魔の際だけまともになったんだと考えると
なんかちょっとロボPかわいそうだな

>>459
生まれて間もないロボPが誤解とは言え本気で心配されたり怒られたりする事で急激に学習していって、人格が固まった所でエナドリによって死んでしまう。
示唆的なんだよなあ……。



……

凛「プロデューサー、あれから体は大丈夫?変わりはない?」

P「ん?まぁ、別に体はいつも丈夫だよ」

凛「……そっか。よかった」

P「でも、なぁ」

凛「?どうしたの?」

P「いや、あれから皆俺の体を異様に気遣うようになっちゃってさ……」

凛「はは……心配なんだよ。あんなの見ちゃったから」

P「そんなにひどかったのか?」

凛「それはもう」

P「まぁ、晶葉も色んな言葉の単語をインプットさせただけって言ってたからなぁ……相当支離滅裂だったみたいだ」

凛「あはは」

P「笑い事じゃないよ……俺で遊ばないでって話だよホント」

P「それはそうと、ちひろさんにちゃんと謝ったか?」

凛「それはもう。皆ずっと土下座だったよ……すぐ許してくれたけど」

P「ははは、あのドリンクで俺がおかしくなったと思ってたんだって?ないない」

凛「まぁ、そうだね。おかしいのはあんなに同じドリンクをいつもグビグビ飲んでるプリデューサーだしね」

P「なにをー。いいだろー。好きなんだからさ」

凛「あははは」

P「まったく……はは、お前らは本当に……」

凛「……プロデューサー?」

P「ん?」

凛「…………私達の事、気に掛けて……プロデュースを頑張ってくれるのは嬉しいけど」

凛「無理しちゃ……駄目だからね」

×プリデューサー
○プロデューサー

ねみぃよ!!!

適当な単語の中から懸命に文章を作っていたのだとしたら
自分の存在の危機に瀕して、最後にようやくまともな文章を作れる域にまで達したのだとしたら

それは……

>凛「まぁ、そうだね。おかしいのはあんなに同じドリンクをいつもグビグビ飲んでるプリデューサーだしね」

今度は凛がおかしくなったかと思った

意志を持ったロボット……危険な存在だな

>>482
量産されたPロボがアイドル達に使われていく過程でスタンドアローンな情報蓄積が独自の意識を生み、自我を持ったロボがオリジナルのPを殺してPになろうとする


っていう古典SFみたいな話思いついたわ。

P「おいおい、凛まで皆みたいに心配性になっちゃって」

凛「そりゃ、心配するよ。だって」

P「はは、まぁお前らのプロデューサーだしな。俺は平気だから安心してアイドル頑張れ」

凛「……」

<渋谷さん!準備オッケーでーす!

P「お、ホラ。頑張ってこい!」

凛「……」

P「ん?どうした?」

凛「……なんでもないよ。いってくるね」

P「おう!」

スタスタ

凛「……」

凛(…………やっぱり、なんで皆があんなに心配するか気付いてないんだ)

凛「…………かわいそうなプロデューサー」クスッ


おわり

おまけ


P「きらり」

きらり「Pちゃん、どうしたの?」

P「……大丈夫か」

きらり「へ?何が?私はなんともないよ」

P「……」

きらり「もう、Pちゃん。もうそろそろお仕事でしょ?」

P「漬物」

きらり「にょわ―――――!!!!!!!」ヒュバァァァッ!!!!

P「物理ッ!!!!!」メシャァァッ!!!!!

なんとかきらりは元通りになりました


おしり

闇に飲まれよ!

くぅ~疲れたにゃwこれにて完結だにゃん!
実は、ちゃんみおの猫耳の話したらみくにゃんの話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、みく達のみんなへのメッセジをどぞ

みく「みんな、見てくれてありがとにゃん
ちょっとみくの恥ずかしいところも見えちゃったけど・・・気にしないでにゃん!」

未央「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

まゆ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいです・・・うふふ」

卯月「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

凛「・・・ありがと」ファサ

では、

みく、未央、まゆ、卯月、凛、川島「皆さんありがとうございました!」



みく、未央、まゆ、卯月、凛「って、なんで川島さんが!?
改めまして、ありがとうございました!」


本当の本当に終わりなのでみくにゃんのファンやめます

誤爆

おまけ


まゆ「もう二度と?」

晶葉「作りません!!」

まゆ「もう二度と?」

晶葉「サイズを測ったりするために寝てる間にPの体をいじりません!!!!」

まゆ「もう二度と?」

晶葉「Pを困らせません!!!!」

まゆ「なにかまゆに言う事は?」

晶葉「命ばかりは勘弁してください!!!!!!!」

まゆ「よろしい♪」


おわりん

よっしゃあああああ!!!!!お前ら!!!!!そろそろヤンバルクイナ集めに行こうぜ!!!!おやすみな!!!!!!

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