巴マミ「鹿目さん、パチスロ打ちに行きましょう!」まどか「えっ」 (28)

マミ「今日は旧イベントの日よ」

まどか「マミさんが賭け事だなんて、意外だな・・・・・・」

マミ「ふふ。こう見えても結構詳しいんだから」

まどか「あたし、お金あまり持ってないんだけど」

マミ「じゃあ5スロを打つといいわ。というか、鹿目さんには5スロが
お似合いよ」クスクス

某有名チェーンのホール。

まどか「わーっ。うるさい!」

マミ「私はこういう空間好きよ」

まどか「まるで異空間だよ。魔女や魔獣が出てきそう・・・・・・」

マミ「鹿目さん、どれを打つ? 私はこの魔法少女まどか☆マギカを打つけど」

まどか「私たちのタイアップ・・・・・・」

マミ「これは20スロだけどね」

まどか「私も20で勝負するよ。でも、まど☆マギは空いてないから、
マミさんの隣でマジカルハロウィン4を打つよ」

マミ「お互い頑張りましょ!」

―20分後―

まどか「128Gでゲーム数解除! これは設定1を否定だね☆」

マミ「さすが鹿目さん。私も頑張るわよ!」

まどか「あっ。ART確定! やった! マジカルゾーン当選!」

+200 +50 +50 +20 +40 +10

ドドドドドーーーーーーーーーーーーーーンン!!!!!!!!

マミ「へぇ・・・。良いヒキね」

―昼前―

558 

マミ「重――――――――――――――――――――――――い!!!!!」

まどか「るんるん♪」ペシッペシッ!

マミ「ちょ、ちょっと待って。どうして私だけこんな深い所まで・・・・・・」

マミの左隣の客「アルティメットバトルなり~」ドヤァ~タバコ

マミ「くぅううううううううううううう。私だって! あ、当たったわ!」

―昼過ぎ-

マミ「ARTが伸びない! 単発ばかりだし・・・・・・どーなってんのよ!」

まどか「あ、ミラハロ♪ 次回天国確定だね」

マミ「追加投資するしかないじゃない!」ウィ~ン

―夕方―

674

マミ「深―――――――――――――――――――――――い!!!!!!」

まどか「やった! 5000枚突破だよ、マミさん!」

マミ「・・・・・・・・・・・・・・どうして、まどかばかり」イライラ

まどか「マミさん、私は別に乗り打ちにしてもいいよ?」

マミ「鹿目さん、気を遣わないで。これは私自身の問題だから」フラフラ

―マミさん、台移動―

マミ「ゴッドを打つしかないじゃない! これで挽回するわよ」

―1時間後―

809 GG:0

マミ「も、もう何でもいいわ・・・・・・」

マミさん、乱れ打ち。

マミ「ケータイ少女打ってみようかしら。ウフフ・・・」

―閉店前―

まどか「やったぁ! 万枚達成だよ。マミさん。あれ? マミさん?」

マミ「・・・・・・・・・・・・・・・」

チャリチャリチャリ・・・
コッ
デッデレレ♪
ペシペシペシ

まどか「ま、マミさん?」

マミ「ジャクで反省会中だから、話しかけないで」

まどか「ご、ごめん・・・・・・」

マミ「さっさと帰れ。糞まどか!」

ゴンッ! マミさんの台パン!

マミ「何よ! 何よ! 1日で200k負けるギャンブルって何よ!」

ガン! ドカッ! バキン!

凹む下パネル、外れて宙を舞うレバー。

まどか「落ち着いて! マミさん!」

マミ「てぃろふぃなーれええええええええええええええ!!!!!」

ガシャーン!

その後、マミさんは事務所へ連行された。

―翌日―

マミ「おはよう! 鹿目さん!」

まどか「おはよう。マミさん。昨日は大丈夫だった?」

マミ「ええ。そんなことより、放課後スロット打ちに行かない?」

まどか「えっ、今日はやめとくよ・・・・・・」

マミ「そんなぁ、じゃあ美樹さんを誘ってみるわね」

まどか「検討を祈るよ」

マミ「そうだ、鹿目さん」

まどか「?」

マミ「あなたが昨日勝ったお金、少し分けてくれないかしら」

まどか(何これ。私もしかしてカツ上げされてる?!)

マミ「ん?」

まどか(マミさん、いつからそんな魔女的な発想をするようになったのかな)

マミ「返事を聞かせてくれるかしら?」

まどか「い、嫌だよ・・・」

マミ「チッ、ああそう。分ったわ。じゃあね、鹿目さん」スタスタ

まどか「どうしてこうなっちゃんだろう」

まどかはマミの後姿を見つめ続ける。

―完―

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