提督「ここは遊び部屋じゃないんだぞ」 (101)

雷「わかってるわ! 提督室よね!」

電「ごめんなさいなのです」

曙「うるさいわねこのクソ提督!」

舞風「細かいことは気にしないで、一緒に踊りましょ?」

秋雲「わかったわかった、提督も混ざりたいのよねぇ」

提督「なぜそうなる!?」




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舞風「えーと、これでいいのかしら」

雷「サイコロはここにあるわ!」

提督「なんだお前ら、丁半賭博でも始める気か」

曙「ウザイなぁ、関係ないでしょ」

電「人生ゲームなのです!」

提督「へえ、双六か。人生ゲヱムとはまた大層な名前だな」

秋雲「あっ提督もやる?」

雷「いいわね! 提督、いっしょに遊びましょ!」

曙「ええー…冗談じゃないわ」

舞風「まぁまぁ、せっかくだからいいじゃない」

提督「いやいや待て、俺は今執務中なんだ」

---
--

雷「さあ提督の番よ!」

提督「うっし。おらっ!」コロコロ

曙「しっかり参加してるし…」

電「電は嬉しいのです!」

舞風「4-5! いいスタートだね提督ぅ」

提督「全艦全速前進だ!」

秋雲「なになに? 『入隊試験を風邪で欠席、一回休み』」

舞風「あははは!」

提督「いきなりかよ…」

曙「ざまないわね! 私の番よ」コロコロ

雷「2-6ね!」

曙「え」

舞風「あはは! 『入隊試験を風邪で欠席、一回休み』!」

曙「な、なによ! ありえないわ!」

提督「フハハ、仲良く休もうじゃないか曙」

曙「うっさいわよ!」

電「仲がいいのです」

曙「あんたも何言ってんの!」

秋雲「ふっふ~ん? にやにや。曙ちゃん。にやにや」

舞風「にやにや」

曙「あんた達はなんなのよッ!」

雷「それっ」コロコロ

電「1-3なのです」

曙「『体力づくりのために走って新聞配達、500円を得る』」

舞風「あたしなら踊りながら配るかな!」

提督「俺だったらさっさと配達して訓練する」

雷「500円! なんでも買えるわね!」

秋雲「じゃあ新しいスケブと鉛筆が欲しい! あとサーチライト!」

提督「サーチライトは500円じゃムリだな」

秋雲「わぁーかってるってばぁ! 冗談よ、じょ・う・だ・ん♪」

電「というか雷のお金なのです」

舞風「その通りね!」

曙「くっちゃべってないで次、あんたの番よ」

秋雲「はいはーい。そおれっ!」コロコロ

電「4-4なのです!」

舞風「えーと『入隊試験に合格、200円を得る』ね!」

秋雲「まずまずねー。毎度そのくらいの売れ行きだと嬉しいのにね」

提督「なんの話だ?」

秋雲「気にしないでぇ~」

曙「くっ…もどかしいわね」

雷「次々いくわ! はい電!」

電「六人だと一巡にけっこう時間かかりますね」コロコロ

提督「5-2、『先輩隊員にいじめられる、100円失う』。なんだと? 憲兵はどこだ」

舞風「提督! 遊び、遊びだから!」

提督「電をいじめるやつは俺が許さん」

電「だ、だいじょうぶなのです」

こんな感じで まずはここまで

>>12
提督が最後に振ってたとしたらスタート地点が変わるやろ

あ、ごめん普通にミスだ
>>15が頭のいい解釈してくれたのでそれでいいんじゃないかな
気にしない気にしない

舞風「あたしのダンスを見よっ!」コロコロ

曙「2-3、『訓練に励む、100円を得る』よ」

舞風「地味だねっ!」

提督「なぜ訓練して給金が与えられるんだ?」

雷「がんばったご褒美よ、きっと!」

電「お金以外に価値は無い…恐ろしいゲームなのです」

秋雲「えーっと提督と曙は一回休みだったわね~」

提督「屈辱だ」

雷「だいじょうぶ、私がいるじゃない!」

提督「マジ女神」

曙「どういう理屈よ!」

電「次は雷なのです」

提督「神は死んだ!」

雷「えっとぉ、『手旗信号を習得する、200円を得る』」

曙「手旗信号か、懐かしいわね」

電「電は今でもあんまり得意じゃないのです…」

提督「俺はモールス信号が苦手だな」

舞風「しっかりしてよ提督ってば!」

秋雲「秋雲さんの番! 『砲撃訓練で船から落ちる、200円を失う』って、ウソぉ~!」

提督「なんて情けないやつなんだ」

雷「私が助けてあげるわ!」

電「電も、が、がんばるのです」

曙「200円ってのはなんかリアルな数字ね」

舞風「派手に飛び込もっ! 空中で一回転とかして!」

----

提督「遅れを取り戻す! よし、6-5!」

曙「ちぇっ」

電「『給糧艦に一目ぼれする、500円を得る』なのです」

舞風「えっ」

雷「えっ」

秋雲「あーあ、提督も好きだねぇ」

提督「いや待て待てこれはゲヱムだろ!?」

----

提督「行くぞ!」コロコロ

秋雲「『初恋が破れる、800円を失う』ふひひ」

提督「」

曙「あははは!」

提督「恋心が大破したうえに借金まで負うのか…戦況は厳しい…!」

秋雲「あ~、沈んでる提督を描きたいな~」

電「げ、元気だしてほしいのです!」

雷「もーっと私に頼っていいのよ!」

舞風「提督、元気ないぞぅ?」

曙「ほら、そんなのほっといていいから次行くわよ」コロコロ

雷「『鎮守府に着任する、800円を得る』よ!」

曙「ふふん!」

提督「いまさらだけどコレ、提督ヴァージョンなんだな。なんかすごい平和だけど」

秋雲「鎮守府に着任してからが本番みたいなもんだからね~」

電「怖いのです」

提督「現役の提督である俺が負けるわけにはいかん!」

加賀「………」

提督「……えっ?」

加賀「提督、なにをしてるんですか?」

秋雲「あっヤベ」

舞風「あっちゃあー」

曙「わ、私は関係ないわよ!」

電「はわわわ」

提督「いっ雷、雷なら助けてくれるよな!?」

雷「ご、ごめんねっ!」

提督「うわぁーっ!」

加賀「……提督」

提督「いやぁ加賀、今日も美人さんだね、見惚れちゃうよははは」

加賀「提督? なにを、して、いるんですか?」

提督「あ、ああ、いやなに、ちょっとアレだ、戦略的息抜きをな」

加賀「ふ、ざ、け、な、い、で」ゴゴゴ

電「ご、ごめんなさいなのです! ほんとは電がムリに誘ったのです!」

加賀「………」チラッ

提督「ああ…いいんだ、電。悪いのは俺だ。俺の指揮が間違っていた――」

加賀「何言ってるんですか提督」

提督「すいません思ったより双六が面白くて執務が進んでませんごめんなさい」

加賀「はぁ…。あなたは私たちの指揮官なのだから、もっとしっかりしていて頂戴」

提督「誠に申し訳ない…じゃ、続きやるか! 次は誰の番だ?」

加賀「……提督?」ガシッ

提督「」

今日はここまで

----

提督「あぁ怖かった」

電「加賀さん許してくれたのです」

舞風「許してもらってよかったねっ」

雷「司令官のいつもの行いがいいからよ、きっと!」

曙「ふんっ。辞めればよかったのに」

秋雲「小破してる提督、描いていい?」

提督「勘弁してくれ。情けなさすぎる。さあ、次は雷だぞ」

雷「わかってるわ!」コロコロ

曙「『兵術書を購入する、100円を失う』」

提督「おっ。誰のかな。書いてないのか?」

舞風「うーんと、ないわね」

提督「クラウゼヴィッツかジョミニか。孫子という可能性もあるが…」

舞風「出たー! もー提督ってばミーハーなんだから!」

雷「勉強熱心なのはいいことよ!」

曙「だからただのゲームだっつってるでしょうが!」

秋雲「進めるよー」コロコロ

電「『停止マス。メンバー全員が鎮守府に着任していれば戦争勃発』…これは、」

提督「む。開戦だな」

曙「敵なんて、蹴散らしてやるわ!」


秋雲:1000円
電  :1200円
舞風:700円
雷  :900円
提督:-400円
曙  :300円

電「よいしょっ」コロコロ

舞風「うわー『出撃するも時化で船が遭難、1000円を失う』だって!」

秋雲「そういうこともあるんだねぇ」

電「ごめんなさい…なのです」

曙「ゲームだから! 気にしないでいいってば!」

提督「しかし1000円は痛いな。大変な損害といえる」

舞風「まーまーそんなもんだよー」コロコロ

雷「『艦艇同士が衝突し、一隻が沈没、もう一隻も中破となる、1700円を失う』ね」

舞風「」

秋雲「えげつないゲームねーコレ」

提督「無くはない事故だな。うん、誰とは言わんが」

電「誰もまだ戦ってないのに大損害なのです!」

提督「よし、ここは俺が見事敵艦隊を撃破してお前たちにこれぞ提督という姿を見せてやろう!」コロコロ

秋雲「なんかその長台詞がもはやフラグにしか見えないけどぉ~」

舞風「『接敵。航空戦に突入。サイコロを振って4以上なら制空権確保』だそうだよ」

提督「いけっ!」コロコロ

電「……5なのです!」

提督「よっしゃあ! どうだ! 見たか!」

曙「ウザイ!」

雷「さすがね司令官!」

秋雲「わ~提督、空気読めな~い」

提督「俺の味方は雷だけだよ…」オヨヨ

雷「だいじょうぶよ! 私がいるじゃない!」

電「えーと、『制空権を確保、300円を得る』」

曙「さってと、私もさらっと敵艦隊を沈めるわよ!」コロコロ

舞風「『釣りをしていたらマグロが釣れた、600円を得る』っ!」

曙「なによそれ!」

舞風「平和でいいじゃない」

電「そのとおりなのです」

提督「曙って釣り好きなのか?」

曙「そんなわけないでしょこのクソ提督!」

雷「行っきますよー!」コロコロ

提督「『砲撃戦に入る。サイコロを振って、出た目で戦況が決定する』らしいぞ」

秋雲「まってまって、まだなんか書いてある」

曙「ん? 『兵術書を持っている場合は2以上で勝利』だって」

雷「持ってるわ! 買ってよかったわね!」

雷「ってー!」コロコロ

舞風「3、で勝利かー! 兵術書が無ければ-200円だったねっ」

電「『勝利! 1000円を得る』。おめでとうなのです!」

提督「やっぱ兵術書は大事だよな、うん」

曙「いいなアレ。私も欲しい」

提督「だよな!」

曙「こっち見んな! このクソ提督!」

提督「えぇ…?」

秋雲「秋雲がいくよん」コロコロ

舞風「『暗礁に激突、500円を失う』、あいたー!」

秋雲「うそ~んショックぅ~」

提督「海図の作成は必須だ!」

今日はここまで

秋雲:1000円→1500円
電  :1200円→200円
舞風:700円→-1000円
雷  :900円→1900円 兵術書もち
提督:-400円→-100円
曙  :300円→900円

たぶん。でもそんな厳密にゲームしないので沖になさらず~

提督「ほいっと」コロコロ

舞風「『空母赤城を建造する、1500円を失う』だってさ!」

提督「パねぇ……」

曙「今度こそ会戦よ!」コロコロ

雷「『雷撃戦に入る。サイコロを振って、』以下略ね!」

曙「いっけぇー!」コロコロ

電「2なのです」

秋雲「あっちゃー、『中破。1800円を失う』」

曙「なんなのよもう! 信じらんないんだけど!」

提督「勝たないとどんどん負債が増えるなこのゲヱム」

雷「行くわ!」コロコロ

電「『奇襲を受けた』のです!」

曙「観測員はなにやってんのよ!」

提督「濃霧のためって書いてあるな。撤退を進言する!」

舞風「『サイコロを振って、出た目で戦況が決定する』」

秋雲「『6なら勝利、5なら撤退、3・4なら中破、1・2なら大破』だって~」

電「はわわ、危ないのです!」

雷「負けないわ!」コロコロ

「「「ごくり…」」」

舞風「1!」

雷「きゃあーっ!」

提督「いかずちィーッ!」

雷「司令官…どこ…?もう声が聞こえないわ…」

提督「俺は此処だ! しっかりしろ雷!」

雷「しれ…い……」ガクッ

秋雲「『大破。3000円を失う』だってさ~」

雷「あう! でもがんばるわ!」ガバッ

提督「よーしこれで雷が最下位だな!」

舞風「提督、最低だね!」

曙「このクソ提督!」

秋雲「曙ちゃん生き生きしてるなぁ~」コロコロ

提督「俺泣いてもいいんじゃないか? 『サイコロを振って進路を決める』」

秋雲「はいはい~っと」コロコロ

電「4なのです!」

舞風「『北を通るルートを選択』したみたいだよっ!」

曙「寒そうね」

電「これ、進路によってなにが違うんですか?」コロコロ

秋雲「なんか進攻の難易度が違うっぽいね~」                                                   ??「っぽい?」

提督「重要な決断だな。『夜戦に入る。サイコロを』以下略だ」

電「なのです!」コロコロ

舞風「6っ! 『輝かしい勝利!(大本営発表)4000円を得る』」

曙「勝てばそんなにもらえるの!?」

秋雲「ほほ~う、ハイリスクハイリターンだねぇ~」

舞風「よしっ! あたしも行っくよー!」コロコロ

雷「…? これ、なにかしら」

提督「ん? 『旗艦の交代が命ぜられる。トップと資産を交換する。トップだった場合は最下位と交換する』だな」

舞風「マジ!? やったー!」

電「はりゃあーっ!?」

提督「うわぁ異動こええ…」コロコロ

電「2-3なのです…」

雷「元気を出すのよ電!」

舞風「『サイコロを振って進路を決める』とこだよ!」

提督「願わくば平和な海路を!」コロコロ

秋雲「2だねぇ。『太平洋横断ルートを選択』だってさ~」

曙「それって、すっごく大変なんじゃ…」

提督「で、でも最短でゴールできるし」

舞風「うわーっ戦闘マスばっかりだよこれ! 踊りまくりだね提督ぅ!」

提督「」

曙「私は北か」

雷「雷は喜望峰ルートね!」

秋雲「『ウラジオストクに寄港。貿易で1000円を得る』。おぉ~商売上手だ」

電「『スエズ運河の通行権を得る、地中海ルートを選択。2000円を失う』…よかったんでしょうか…」

舞風「げっ! あたしも『太平洋横断ルートを選択』しちゃったよーっ! 提督ー!」

提督「俺関係ないだろ! それにお前トップじゃないか」

舞風「うーん、戦場を舞い駆けるっきゃないわね!」

提督「じゃ、太平洋が如何に過酷か体感しに行くか」コロコロ

電「『嵐のなか接敵。サイコロ』以下略なのです!」

曙「なによこれ! 6以外大破か遭難じゃない!」

雷「6も小破でまったく希望が無いけどあきらめちゃだめよ司令!」

提督「不屈の精神を以て唯前進するのみだッ!」コロコロ

提督「」

秋雲「……」

舞風「あは、は」

雷「…『大破。3000円を失う』ね」

提督「」

電「え、えぇと…」

曙「なによ、しっかりしなさいよこのクソ提督!」バシンッ

提督「ぐあっ!?」

雷「口惜しいわ…司令官を助けてあげたいのに」

秋雲「いや~恐るべし太平洋だね~!」

提督「曙、いっしょにがんばろうな!」

曙「なんで触るの? ウザイなぁ」

今日はここまで

戦況報告

秋雲:1000円→1500円→2500円
提督:-400円→-100円→-4600円

曙  :300円→900円→-900円
電  :1200円→200円→-3000円
舞風:700円→-1000円→4200円

雷  :900円→1900円→-1100円 兵術書もち

曙「ていうか私は北のルートだし関係ないでしょ!」コロコロ

舞風「そうよ、あたしと一緒に踊りましょ?」

提督「いやだからお前トップじゃん。『雪合戦をして遊ぶ、100円を得る』。えっ何故だ!?」

秋雲「楽しいからじゃない?」

雷「雪合戦したいわね!」コロコロ

電「しもやけが怖いのです」

舞風「『マカオのカジノで遊ぶ。サイコロを振って、出た目で勝敗が決定する』よん!」

提督「賭博は良くないと思うが…」

曙「ゲームっつってんでしょ」

雷「よくわからないけどやってみるわ!」コロコロ

電「4! 『2000円を得る』のです!」

雷「やったわ!」

秋雲「流氷の風景とかスケッチしたいなぁ~」コロコロ

曙「『島を挟んで砲撃戦になる。サイコロ』以下略よ」

秋雲「雁首揃えて! いらっしゃいませ~!」コロコロ

雷「5、『勝利! 2000円を得る』ね!」

提督「順調だな、秋雲。うらやましいぞ」

電「あきらめないのです」コロコロ

舞風「おっまた『マカオのカジノで遊ぶ』ってさ!」

提督「ん? これ続きがあるんじゃないのか。『最下位の場合は特別オッズが適用される』」

電「特別って…?」コロコロ

雷「すっごくラッキーってことよ! 4で『4000円を得る』くらいね!」

曙「うわっ一気に追い抜かれたわ!」

電「嬉しいのです!」

舞風「どんどん踊るよっ!」コロコロ

秋雲「『敵の挟撃に遭う。サイコロ』以下略だって~」

舞風「華麗に舞うわよ~!」コロコロ

提督「海上で挟撃とはな。『中破、1000円を失う』」

舞風「あららー」

電「それでもまだ2位なのです」

提督「俺も太平洋を突き進むぞ!」コロコロ

雷「『大波によって転覆、1500円を失う』…だいじょうぶよ、私がいるじゃない!」

提督「俺もう首が回らないんだが…」

曙「弱すぎよ!」コロコロ

電「『ウォッカを仕入れ、島々で売りさばく。400円を得る』、商船ですか?」

曙「冗談じゃないわ!」

雷「喜望峰を目指すわ!」コロコロ

舞風「『インドで仏教に目覚める、300円を得る』ってどういうことなの!?」

曙「ゲームだから…って擁護できなくなってきたわね」

秋雲「平和に往きたいなぁ~」コロコロ

提督「『オーロラを観測する、300円を得る』。ふむ、極光か。見てみたいものだ」

電「きれえなんでしょうね」

雷「わかったわ! さっそく見に行きましょう!」

舞風「いやいや人生ゲームはどうすんの!」

提督「そうじゃなくて極光が見れるところなんてそうそういけないだろ!」

秋雲「はぁ~綺麗な風景を描くのもいいなぁ~」

電「でもお出かけしたいのです!」

提督「まぁ…それくらいなら、非番のときにでも行けばいいんじゃないか」

電「え…は、はい」

曙「そうじゃないでしょ」

提督「え? どういうことだ」

曙「こっち見んなクソ提督!」

舞風「みんなで出かけようよってことだよっ!」

提督「ああそういうことか、すまん電。うん、今度行こう、な?」

電「問題…ないですか?」

提督「うん、なんとかなるだろ。そうか演習という名目でもいい」

秋雲「さっすが提督、やるねぇ~!」

雷「司令官とお出かけできるの? 嬉しいわ!」

提督「わかった、わかったからほら電、賽を振れ」

電「なのです!」コロコロ

舞風「『インド洋にて会敵! サイコロ』以下略!」

電「電の本気を見るのです!」コロコロ

雷「6よ! 『輝かしい勝利!(大本営発表) 4000円を得る』やったわね!」

電「みんな助かれば…いいのです」

提督「なんてこった、トップに返り咲いたな。すごいぞ電!」

曙「ふんっ」

秋雲「いや~まいったまいった」

舞風「誰が勝つかまだまだわからないね!」

提督「誰が負けるかもまだまだわからない!」

秋雲「いや…それは…」

曙「ありえないわ」

雷「がんばりましょ! 司令官!」

今日はここまで

戦況報告

提督:-400円→-100円→-4600円 →-6100円

曙  :300円→900円→-900円   →-800円
電  :1200円→200円→-3000円  →5000円
秋雲:1000円→1500円→2500円  →4800円
舞風:700円→-1000円→4200円  →3200円
雷  :900円→1900円→-1100円  →1200円 兵術書もち

舞風「負っけないよー!」コロコロ

提督「『島嶼防衛戦に突入。サイコロを振って6以外が出れば100円を失い一回休み。6が出るまで続ける』。うわ、えげつねえな」

曙「太平洋ってほんとにきついわね」

舞風「動けなくなるのはいやだーっ!」コロコロ

電「5なのです! 100円を失うのです!」

秋雲「きーびしいね~」

舞風「野分ーっ!」

雷「陸軍! そんなんじゃだめよ!」

提督「まったくだ。しかしゴールまであと少しなのに厳しすぎる道のりだな…」コロコロ

秋雲「『輸送船団を護送中に急襲を受け、全滅。3000円を失う』だって~」

提督「もうイヤだあああああっ!」

曙「北の海って南とは違うのかしらね」コロコロ

秋雲「やっぱし行ってみる~?」

舞風「『偵察の船を発見。サイコロ』以下略っ!」

曙「出撃よ! 蹴散らしてやるわ!」コロコロ

雷「5! 『勝利! 3000円を得る』わ!」

秋雲「秋雲さんも行きますか~」コロコロ

電「『寄航中に船を荒らされる、1000円を失う』。ドロボーはよくないのです!」

秋雲「何してくれんのよー! もー!」

電「紅海を行くのです」コロコロ

提督「『スエズ運河を通行する、1回休み』。うむ、あそこは狭いからな」

雷「私のルートが一番遠いんじゃない?」

提督「そうなるな。太平洋ルートは短いけど、艱難だ」

舞風「早く6出てーっ!」コロコロ

提督「2だ。現実は常に冷酷だな」

電「また100円を失っちゃうのです」

提督「装備も兵士も減り行くばかり、現場は辛い」コロコロ

秋雲「『救援が到着する、トップと資産を分け合う。自分がトップだった場合はビリと分け合う』~?」

曙「え? それって…」

雷「トップって電よね?」

電「ほえ?」

舞風「電が5000円で提督が-9100円だから、-2050円かな?」

秋雲「ルールブックによると100円以下は切り捨てだってさ。だから-2000だね~」

提督「やった! …のか?」

電「あうぅ…」

提督「マジごめん」

今日?はここまで

戦況報告

提督:-400円→-100円→-4600円 →-6100円→-2000円

電  :1200円→200円→-3000円  →5000円 →-2000円
舞風:700円→-1000円→4200円  →3200円 →3000円
曙  :300円→900円→-900円   →-800円 →2200円
秋雲:1000円→1500円→2500円  →4800円 →3800円
雷  :900円→1900円→-1100円  →1200円 →1200円 兵術書もち

曙「それでも赤字じゃない」コロコロ

秋雲「『アラスカ湾で潮境を観測、100円を得る』」

雷「しおざかい?」コロコロ

提督「簡単に言えば海の境目だな」

舞風「『海賊に襲われる。サイコロ』以下略だよーっ!」

雷「ってー!」コロコロ

電「6! 『比類なき栄光の大勝利!(大本営発表) 6000円を得る』のです!」

提督「海賊など恐るるに足らん!」

電「さすが雷なのです!」

秋雲「うわ~兵術書効果すご~い」コロコロ

舞風「断トツでトップだぁー」

提督「『雹が降る、300円を失う』」

秋雲「ツイてないな~」

提督「電は一回休みだったな。ということは次は舞風か」

舞風「あたしは一回休みよりひどい状況だけどね…」コロコロ

雷「6よ! 『島嶼防衛戦より撤退、次へ進む』」

舞風「やったー! さあ、どんどん舞っていくわよー!」

曙「太平洋ルート組はゴールが見えてきたわね」

提督「早くゴールすればそれだけ点数が増えるんだろ?」コロコロ

秋雲「うん、そう。ゴールボーナスと恩給が支払われるよ~」

曙「『敵主力艦隊と会敵、最終決戦に突入! サイコロ』以下略よ」

提督「軍神よ我に力を!」コロコロ

電「5なのです! 『辛くも勝利を収める、2000円を得る』」

提督「よっしゃああっ!」

曙「うるさいこのクソ提督!」

秋雲「これで提督は次でゴールか~」

曙「早く追いつかないと…!」コロコロ

舞風「『船内で流行り病が発生、一回休み』」

曙「何なのよもうーっ!」

雷「アフリカ迂回ルートは遠いわね…」コロコロ

提督「『ケープタウンを越える、1000円を得る』だとさ」

電「雷がどんどんお金持ちになっていくのです…」

提督「電は今ビリだもんなハハハ!」

電「……」グスッ

秋雲「あ~泣かした~」

提督「あッいや、ごめん、電、がんばろう! な!」

雷「まだゲームは終わってないわ! 最後まであきらめてはダメよ!」

電「うぅ、頑張るの…です…」

短くて悪いが今日はここまで
あと前回雷を飛ばしてた

戦況報告

提督:-400円→-100円→-4600円 →-6100円→-2000円→0円

曙  :300円→900円→-900円   →-800円 →2200円 →2300円
舞風:700円→-1000円→4200円  →3200円 →3000円 →3000円
電  :1200円→200円→-3000円  →5000円 →-2000円→-2000円
秋雲:1000円→1500円→2500円  →4800円 →3800円 →3500円
雷  :900円→1900円→-1100円  →1200円 →1200円 →8200円 兵術書もち

秋雲「西部海岸に来たよ。カウボーイでも描きますか~」コロコロ

曙「『哨戒艦隊に遭遇。サイコロ』以下略よ」

秋雲「ふふ~ん、やっちゃうよ~!」コロコロ

提督「4! 『勝利! 2000円を得る』」

電「地中海ってあったかいのですよね?」コロコロ

舞風「そうらしいね! 『高級ワインをたしなむ、1000円を得る』」

雷「ワインって美味しいのかしら?」

提督「俺は好きだが。それにしてもなぜワインを飲んで金がもらえるのか…」

舞風「美味しいからじゃないかな」コロコロ

電「『敵主力艦隊と会敵、最終決戦に突入! サイコロ』以下略なのです!」

舞風「さあ、華麗に踊りましょう!」コロコロ

秋雲「3! 『中破して撤退、1000円を失う。次のターンで再挑戦』だって~」

舞風「やだ、勝てるまで進めないの!?」

提督「ルールブックには、敵主力艦隊を倒すか、資金が尽きるとゴールできると書いてあるな」

電「わりと訳の分からない設定なのです」

曙「今に始まったことじゃないでしょ」

提督「なんにせよ俺はこれでゴールだ!」

雷「おめでとう司令官! 『終戦。10000円を得る』わ!」

舞風「うわ! ゴールボーナスってそんなにもらえるの!?」

秋雲「最速通過は伊達じゃないな~」                                                                ??「おっそーいー!」

曙「…ほら、次はあんたよ」

雷「大西洋を北上するわ!」コロコロ

提督「『カカオ貿易に失敗、500円を失う』」

秋雲「でも痛くもかゆくもない資金だね~」コロコロ

電「羨ましいのです…」

舞風「『雷雨のなか接敵。サイコロ』以下略!」

秋雲「カミナリなんて怖くない~♪」コロコロ

雷・電「!」

提督「お前らじゃないから。5だ、『勝利! 3000円を得る』」

舞風「秋雲もけっこう順調だよねー」

秋雲「いや~北ルートでよかったよ~」

電「あきらめないのです…!」コロコロ

提督「その意気だ。『エトナ火山の噴火を観測、300円を得る』」

電「噴火は怖いのです!」

舞風「さあさあ再戦ワンツー!」コロコロ

雷「5よ! 『辛くも勝利を収める、2000円を得る』わ!」

舞風「あたしってば強すぎぃ! いぇーい!」バシバシ

提督「わ、わかったから背中を叩くのを止めろ」

秋雲「舞風は条件系にひっかかるのが多かったね~」

雷「ゴールした司令官はどうなるのかしら?」

提督「うむ。ルールブックによるとサイコロを振って恩給を貰うらしい。まあ気にせず進めてくれ」コロコロ

曙「貸しなさい!」コロコロ

電「『サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフで観光、500円を失う』」

曙「なにやってんのよッ!?」

秋雲「いいね~」

雷「それっ」コロコロ

提督「『ダイヤモンドの貿易に加担、3000円を得る』。ほう」

舞風「雷ちゃんはお金持ちだなぁー!」

秋雲「外が暗くなってきたね~。探照灯で照らしちゃうぜぇ~」コロコロ

曙「『敵主力艦隊と会敵、最終決戦に突入! サイコロ』以下略よ!」

秋雲「攻撃ってのはぁ、こうよー!」コロコロ

電「1! 『大破、4000円を失う。次のターンで再挑戦』なのです!」

秋雲「何してくれてんのよー! もー!」

提督「これは手痛いな」

電「大破は、怖いのです」コロコロ

雷「『太平洋で接敵。サイコロ』以下略よ!」

電「魚雷装填です!」コロコロ

提督「6! 『輝かしい勝利!(大本営発表) 4000円を得る』!」

舞風「やったね! そしてあたしもゴール!」

曙「ぅあっ。『終戦。8000円を得る』よ」

舞風「やったよ提督っ! 踊っちゃうぞーっ!」クルクル

雷「これで二人がゴールしたことになるのね」

提督「ゴールボーナスは順位に応じて変わるんだな」コロコロ

秋雲「しかも早ければそれだけ恩給がもらえる回数が増えると」

曙「ウザイなぁ」

今日はここまで

戦況報告

提督:-400円→-100円→-4600円 →-6100円→-2000円→0円   →10500円 ゴール

曙  :300円→900円→-900円   →-800円 →2200円 →2300円 →1800円
舞風:700円→-1000円→4200円  →3200円 →3000円 →3000円 →12000円 ゴール
電  :1200円→200円→-3000円  →5000円 →-2000円→-2000円→3300円
秋雲:1000円→1500円→2500円  →4800円 →3800円 →3500円 →4500円
雷  :900円→1900円→-1100円  →1200円 →1200円 →8200円 →10700円 兵術書もち

曙「敵を沈めてやるわ!」コロコロ

電「『カウボーイのコスプレで撮影する、200円を得る』のです」

曙「なんなのよさっきから!?」

提督「なんか曙は戦時下とは思えぬ平和な道程だな」

舞風「っていうか観光気分だよねー!」

曙「したくてしてるわけじゃないってば!」

雷「平和が一番だと思うわ!」コロコロ

提督「まったくだな。『サルガッソ海で会敵。サイコロ』以下略だ」

秋雲「『サルガッソ海では兵術書効果が失われる』って。ありゃりゃ~」

雷「負けないわ!」コロコロ

電「2なのです、『中破、2000を失う』」

雷「なによもう! 雷は大丈夫なんだから!」

秋雲「描き直してあげるよ~!」コロコロ

曙「6ね。『敵主力艦隊を撃滅! 5000円を得る』わ」

秋雲「ほらぁ~、戦艦にも重巡にも出来ないことできちゃうのよ~」

電「早くゴールしたいのです…」コロコロ

舞風「『パナマ運河を通行する、300円を失う』って!」コロコロ

提督「あそこは水位調節の閘門が見物だよな」コロコロ

曙「なんでもいいから敵来なさいよー!」コロコロ

雷「『敵艦に包囲される。サイコロ』以下略よ!」

提督「これは厳しい戦いだ」

曙「蹴散らしてやるわ!」コロコロ

舞風「6! おおっ『輝かしい勝利!(大本営発表) 4000円を得る』!」

曙「こんだけぇ? 大したこと無いわね」

雷「どんどん行くわ!」コロコロ

提督「『メキシコ湾で会敵。サイコロ』以下略だそうだ」

雷「鼠輸送任務より、やっぱ戦闘よねー」コロコロ

舞風「4! 『大勝利! 2000円を得る』っ」

提督「どうでもいいけどバハマとハバナって間違えやすいよな」

秋雲「さーて秋雲さんもゴールいたしますか~」

電「『終戦。5000円を得る』のです」

曙「もう半分がゴール…?」

舞風「がんばれー! 応援のダンスを踊るよっ!」クルクル

電「やっと太平洋に来たのです。もうすぐゴールです!」コロコロ

秋雲「『現地住民から歓待を受ける、2000円を得る』~」

電「嬉しいのです!」

小休止

舞風「曙ちゃんはもうすぐゴール!」コロコロ

提督「雷もあきらめるな! あきらめたらそこで戦闘終了だぞ!」コロコロ

雷「ええ司令官! 雷はあきらめないわ!」

曙「いいからさっさとサイコロ渡しなさいよ」コロコロ

秋雲「『敵主力艦隊と会敵、最終決戦に突入! サイコロ』以下略~」

曙「曙が敵になんか負けるわけないでしょうがッ!」コロコロ

電「4、はわわわ『戦術的敗北! 500円を失う。次のターンで再挑戦』なのです」

曙「ちょっと! ふざけないでよ!」

雷「落ち着いたほうがいいわ曙」コロコロ

提督「うむ、雷のいうとおりだ。『パナマ運河を通行する、300円を失う』ぞ」

秋雲「電ちゃんもかなり追いつかれてるんじゃない~?」コロコロ

電「ま、まだへいきなのです…っ」コロコロ

すまん今日はここまで…

戦況報告

提督:-400円→-100円→-4600円 →-6100円→-2000円→0円   →10500円→11100円 ゴール

舞風:700円→-1000円→4200円  →3200円 →3000円 →3000円 →12000円→12200円 ゴール
秋雲:1000円→1500円→2500円  →4800円 →3800円 →3500円 →4500円 →14700円 ゴール
曙  :300円→900円→-900円   →-800円 →2200円 →2300円 →1800円 →5500円
電  :1200円→200円→-3000円  →5000円 →-2000円→-2000円→3300円 →5000円
雷  :900円→1900円→-1100円  →1200円 →1200円 →8200円 →10700円→10400円 兵術書もち

秋雲「『敵偵察艦隊に遭遇! サイコロ』以下略~」

電「逃がさないのです!」コロコロ

提督「5! 『大勝利! 3000円を得る』。やったな電!」

舞風「いい踊りっぷりだね!」コロコロ

提督「曙、がんばれよ」コロコロ

曙「アンタに言われなくても!」コロコロ

雷「6よ! 『敵主力艦隊を撃滅! 5000円を得る』わ!」

曙「大勝利よ! 私ってすごいでしょ?」

提督「ああすごいすごい」ナデナデ

曙「って撫でんなこのクソ提督!」

秋雲「安定しとるね~曙チャンは」

雷「さーって太平洋よ!」コロコロ

提督「『ガラパゴス諸島で観光、500円を失う』ようだな」

秋雲「あのでっかいカメをスケッチしてみたいなぁ~」コロコロ

電「イグアナは怖いのです」コロコロ

曙「『敵前護衛艦隊と会敵! サイコロ』以下略よ」

電「命中させちゃいます!」コロコロ

舞風「4っ! 『勝利! 2000円を得る』よ!」コロコロ

提督「俺1位通過なんだけどどんどんみんなに追い抜かれてるような…」コロコロ

曙「ふんっ!」

秋雲「お~姉妹対決だね~」

舞風「ゴールおめでとーっ! 『終戦! 3000円を得る』よん!」

電「最後まで、あきらめないのです…!」

雷「そうね! 戦い抜きましょ!」コロコロ

提督「『敵はぐれ艦隊と遭遇。サイコロ』以下略だぞ」

雷「逃げるなら今のうちだよ?」コロコロ

秋雲「4、『輝かしい勝利!(大本営発表) 4000円を得る』よ~」コロコロ

曙「兵術書が効いてきたわね」

電「はわわわわ」コロコロ

舞風「『敵主力艦隊と会敵、最終決戦に突入! サイコロ』以下略ー!」

電「なるべくなら、戦いたくはないのです…」コロコロ

提督「4、『戦術的敗北! 500円を失う』ぞ」

秋雲「いや~きーびしーいね~」

舞風「がんばれっ! あたしも大変だったなー」コロコロ

提督「早くしないと雷も追いついてくるしな」コロコロ

曙「この恩給ってけっこう大きいわね」コロコロ

雷「早くゴールしないと恩給で引き離されるのね」コロコロ

提督「老兵は死なず、ただ恩給を受け取るのみ」

曙「ウザっ!?」

秋雲「『敵主力艦隊と会敵、最終決戦に突入! サイコロ』以下略。さぁ追いついたぞぉ~」

雷「雷の本気を見なさい!」コロコロ

舞風「3! 『中破して撤退、1000円を失う。次のターンで再挑戦』してちょーだいっ!」

秋雲「兵術書があっても主力艦隊戦は厳しいんだねぇ」コロコロ

電「先にゴールさせてもらうのです!」コロコロ

提督「5だ! 『辛くも勝利を収める、2000円を得る』!」

電「か、勝ったのですか?」

舞風「そーだよーっ!」クルクル コロコロ

提督「さて後がないぞ雷。このまま引き離されるのか?」コロコロ

曙「いやみったらしいわねこのクソ提督! ・・・でも、そのとおりだわ」コロコロ

雷「…ただ強いだけじゃだめだと思うの。だから、まだ負けないわ!」コロコロ

秋雲「ここで勝たないと逆転はツライよ~」

舞風「兵術書があっても4以上じゃないと勝てない、1/2の確率だね!」

曙「勝負は時の運、ってやつね」

電「……」ギュッ

提督「――5! 『敵主力艦隊を撃滅! 5000円を得る』だ!」

雷「やったわ! まったく、この雷様に敵うとでも思ってんのかしら! ねえ司令官!」

提督「おお、さすが雷だな!」

秋雲「いや~長い戦いだったねぇ」コロコロ

電「『終戦! 1000円を得る』のです」

舞風「いっぇーい!」コロコロ

提督「おめでとう電」コロコロ

曙「なかなかやるじゃない」コロコロ

雷「『終戦!』さて、点数計算しましょ!」

提督「うっし。結果はー…こうだ!

戦果

提督:-400円→-100円→-4600円 →-6100円→-2000円→0円   →10500円→11100円→12400円

舞風:700円→-1000円→4200円  →3200円 →3000円 →3000円 →12000円→12200円→13500円
秋雲:1000円→1500円→2500円  →4800円 →3800円 →3500円 →4500円 →14700円→15100円
曙  :300円→900円→-900円   →-800円 →2200円 →2300円 →1800円 →5500円 →14200円
電  :1200円→200円→-3000円  →5000円 →-2000円→-2000円→3300円 →5000円 →12500円
雷  :900円→1900円→-1100円  →1200円 →1200円 →8200円 →10700円→10400円→14900円


秋雲「これは~…」

舞風「ややっ!?」

曙「順番に並べるとこうね。

1位:秋雲15100円、2位:雷14900円、3位:14200円私、4位:舞風13500円、5位:電12500円、6位:12400円クソ提督」

電「っ!! ビリじゃないのですか!? やったのです!」

提督「」

雷「し、司令官、私がいるじゃない!」

秋雲「あはは~燃え尽きちゃったね~」

曙「もうこんな時間じゃない。ご飯食べに行くわよ」

舞風「踊った後はご飯がおいしいの~」クルクル

電「あ、か、片付けは…」

曙「いいのいいの。ほら行くわよこのビリ提督!」

提督「いや、俺は艦娘の食堂では食べないから――」

雷「行きましょ司令官! たまには一緒に食べたいわ!」

秋雲「トップの命令だよ~?」

曙「一品よこしなさいよ」

舞風「いいねーっ」

提督「はぁ。仕方ないな、じゃあお邪魔するか」

電「嬉しいのです!」

舞風「ご飯食べ終わったら再戦しましょっか!」

秋雲「ふっふ~ん、リベンジかい?」

曙「夜戦ね。今度こそ1位になるわよ!」

雷「それじゃあまた提督室で!」

提督「だから、ここは遊び部屋じゃないんだぞ!」

「「「あははは!」」」

バタン



おしまい

ありがとござしたー

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年12月06日 (日) 02:02:42   ID: BKmbm8S4

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2 :  SS好きの774さん   2017年03月24日 (金) 22:46:51   ID: 6F78rF27

いいね

3 :  SS好きの774さん   2017年04月18日 (火) 14:20:32   ID: Q3aO9cMu

夜空でパーリィナイッ

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