□目的
・咲に登場する女の子(プロ含む)と仲良くなって、
・(あわよくば)同じ屋根の下で暮らしたり、
・あんなこと(入部や部の設立)やこんなこと(大会優勝)をするまでの過程を逝くスレ
・略してSOA安価スレ
・イチャイチャが目的ではありません(棒)
□能力―ステータス―
・精神――
その場の空気に耐えるための重要な能力。低いとプレッシャーに押し負けて気絶や逃走もある
また、好感度が高い状態で相手の精神を傷つけると、病んだり、ひねくれたり、
それは安価を反映する主人公自身にも起こりうる
・麻雀――
麻雀においての強さを表し、これが高ければ高いほど麻雀で勝ちやすくなる
ただし、異能相手にはなかなか勝てない
・異能――
麻雀における異能を判定する
一定以上になると、異能習得イベが発生する
こんな感じ。あとは、
・連投は原則禁止(コンマ判定は連投に含まず)
・5分経ってレスなしであれば連投も可
・コンマ運は無いものとして考えた方が幸せです
・安価連続取得は1度のみ
・ルート入った場合、>>1がルーザーとみなしたものは安価下にします
>>1000について
・本編にて影響を与えるものも可(~が転校してくる。など)
・番外として、本編無関係の小ネタも可
・ただし、本編に影響与えるものをとったとしても、
・ちょっとダメかな(暴力系統など)。と>>1が判断した場合は小ネタになります
新らしいsswiki http://goo.gl/hddKF8
前週sswiki http://goo.gl/AY8HR
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」淡「2ndシーズン!」【1スレ目】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」淡「2ndシーズン!」【1スレ目】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「俺が活躍する?」小蒔「憑いてますから」【2nd2スレ目】
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【安価】京太郎「俺は活躍してみせます!」小蒔「えへへっ」【2nd8スレ目】
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1390740985
京太郎>=(精神11(54/100)、麻雀104(225/250) 、異能79(196/200) )
小蒔>=(精神9(00/100)、麻雀65(00/150) 、異能83(00/150) )
>各キャラ 名前(相手視点関係 好感/信頼)
5月 第3週の1日目
本日 > 前日
Ss>大星淡 (深愛 10.0/10.0) >大星淡 (深愛 10.0/10.0)
Ss>宮永咲 (親友 6.2/7.9) >宮永咲 (親友 6.2/7.9)
Ss>宮永照 (親友 7.3/8.2) >宮永照 (親友 7.3/8.2)
√>神代小蒔 (恋人 15.0/12.7) >神代小蒔 (恋人 14.2/11.9)
石戸霞 (親愛 10.4/8.7) >石戸霞 (親愛 10.4/8.7)
滝見春 (信用 3.2/6.2) >滝見春 (信用 3.2/6.2)
狩宿巴 (部員 2.0/3.8) >狩宿巴 (部員 2.0/3.8)
薄墨初美 (部員 1.7/1.6) >薄墨初美 (部員 1.7/1.6)
N>戒能良子 (宿敵 2.0/2.0) >戒能良子 (宿敵 2.0/2.0)
瑞原はやり (不満 1.7/1.0) >瑞原はやり (不満 1.7/1.0)
野依理沙 (知人 1.3/1.8) >野依理沙 (知人 1.3/1.8)
Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)
SP=恩人等(特殊条件下の関係。判定なしで遭遇したりもする)
×=制限(特殊な状態。特殊イベントをクリアしない限り変動なし)
N=宿敵(自分と宿敵の取得経験値を負けた場合、倍にする 勝った場合、1.5倍)
前スレ>>1000何それ怖い
ということで恒例の1レス小ネタ
霞「……ごめんなさい、京太郎くん」
こんなことは最低なことだって分かっている
ううん、最低なんてものじゃないわよね……
底辺という位置づけ
その枠組みにさえ含まれることを許されない
それほどの裏切り行為
だけど……
京太郎「…………すぅ、すぅ」
だけど……私は
霞「ふしだらな女でごめんなさい……京太郎くん。本当に、ごめんなさい」
涙さえこぼすことは許されない
ただただ彼のそれを刺激して、行為を行えるようにし
自分の中へと入れていく
その痛みは罰、父なき子を背負うことそれは罪
神様……堕落した愚かな女に天罰を下すというのなら
どうか、生かしてください
生き恥を晒し、その身のすべてが朽ち果てるまで
愚かな女であるこの私に、終わらぬ絶望を……
BADEND
本編に絡めて泥沼にしても良かったんだけどね
そこは良心が痛んだから止めておきました
選択肢は1で進行させます
京太郎「インハイで経験を積みたいんですよ」
はやり『インハイで経験……?』
特に驚くような事でもなかったはずなのに
瑞原プロは嬉しそうに笑いながら呟いた
はやり『キミにとって、インターハイなんて土台なんだねっ』
そう言われて見れば確かに、
プロの推薦を断った理由が
インハイで経験を積みたいっていうのは
プロになる前に場数を踏みたい
そんな言葉に思えなくもなかった
はやり『それもそうだねー。プロ2人に勝てちゃうんだもんね』
京太郎「あ、いえそれは……」
はやり『偶然勝てたなんて言っちゃダメだよ』
瑞原プロは
一転した真剣な声でピシッと空気を引き締め
そして続けた
はやり『偶然でも奇跡でも負けは負け、勝ちは勝ちなんだから』
京太郎「………………」
はやり『負かした人が笑われないように、勝者は常に胸を張る。勝負の基本だよっ京太郎くん』
推薦を断ったことについての話のはずが
いつの間にか勝負についての話題に移ってしまっていた
京太郎「あの、瑞原プロ……」
はやり『はやりんで良いよ。もしくは愛情込めてはやりって呼んでもいいよ!』
先に出てくる呼び方がはやりんって辺り
徹底してるんだなぁって
そうじゃないし感心してる場合でもない
京太郎「俺のこと、いろんな人に話しませんでしたか?」
はやり『……てへっ』
てへっじゃないっすよ!
なんて怒鳴るのをなんとか我慢していると
瑞原プロはでもねー? と、続けた
はやり『はやりだけが原因じゃないと思うな』
それはまぁ、出処は戒能プロだろうし
瑞原プロが全部悪いなんてことはない
というか、別に誰かが悪いなんて責めるつもりは……ちょっとあるかもだけど
特にはない……つもりだ
京太郎「じゃぁ、何が悪いんです?」
とはいえ
俺に関することならと、
一応聞いてみると
帰ってきたのは結構衝撃的な言葉だった
はやり『大沼のお爺ちゃんがね? 世界ランクに関係する大会に出るかもしれないんだってー』
京太郎「お、大沼プロが!?」
今の大沼プロはシニアリーグに移って細々と打ってる
そんな感じだったのが
現役時代のように、世界ランキングに関係する大会に出るだなんて
そんなまさか……
直接の対局は一度も見ていないから解らないけど
現役時代なら
小鍛治プロに劣らない……いや
もしかしたらそれ以上かもしれない人だぞ?
そんな人が……俺に負けたことで?
はやり『すこやんにも話してるみたいだよー? 国内無敗。キミは戦わずに誇るつもりかね? って』
京太郎「大沼プロ……着けちゃいけない人の火、つけようとしてませんかね」
はやり『だって、国内に最強と言えるかもしれない高校生がいるんだよ?』
京太郎「最強って……今は宮永照が」
いや……そうか
照姉は既にそれを否定した
自分は所詮女子の最強なんだと
高校生の頂点ではないのだと
はやり『宮永照は去年まで一度も否定しなかったそれを、今年になって否定した。その意味を考えれば解るよ』
京太郎「今年高校生になった誰かのせいで、高校生最強とは言えなくなった……と?」
はやり『……うん。そして京太郎くんがプロ2人を圧倒した。解る? 宮永照の言葉はキミによるものだってことが』
瑞原プロはテレビとは違う
8割ほど真剣な声でそう告げた
あの記者……どうせそれも掴んでいたんだろうな
だからこそ、あそこまで攻め込むことができたのかもしれない
もちろん、俺だということがバレていたという確証はないけど
大沼プロが動いたっていうことは
確実に知っていたはずだ……
それを隠したってことは
こっちに情報すべてをぶちまけるつもりはなかったってことだろうな
まぁ記者としてはそれが当然なのかもしれないけど
はやり『あ、そうだ。京太郎くん』
京太郎「はい?」
安価下コンマ判定
04 すこやん
31 はやりん
78 のよりん
25 よしりん
69 うたたん
はやり『理沙ちゃんに聞いた?』
京太郎「何をです?」
はやり『地区大会、理沙ちゃんが男子の方の解説やるってこと』
なにそれ初耳
驚いて野依プロを見れば
携帯から漏れる声で気づいたのか
野依プロは小さく頷いた
はやり『はやり達も生で見たかったんだけどね。残念ながら別の場所なんだよね……』
瑞原プロは
本当に残念そうな声でそう言い
すぐに笑った
はやり『もしもあれなら、今言ってくれればはやりが理沙ちゃんと解説変わるよ☆』
京太郎「そんな簡単に変わっていいものなんですか? 解説って」
はやり『大丈夫だ。問題ない……なんてねっ』
キラッっとでもやってそうな言い方だが
見えないからまぁ……うん
特には何も。じゃないな
今はそれではなく、話を聞いておこう
はやり『連絡さえ行ってれば、誰が解説しても問題はないから』
京太郎「……なるほど」
それが本当はともかく……
1、野依プロ
2、戒能プロ
3、瑞原プロ
4、藤田プロ
5、大沼プロ
6、小鍛治プロ
7、三尋木プロ
02分
これは範囲じゃなくて単体で決めます
いきます
1、野依プロ
2、戒能プロ
3、瑞原プロ
4、藤田プロ
5、大沼プロ
6、小鍛治プロ
7、三尋木プロ
安価下2
京太郎「じゃぁ……三尋木プロで」
そこはまぁ正直に
あの人の面白い解説……っていうか
わっかんねーっていうのが生で聞きたいだけだが
そう答えた――のだが
はやり『なんでーっ!』
瑞原プロに怒鳴られてしまった
京太郎「ど、どうしたんですか?」
はやり『いま電話してるのは?』
京太郎「瑞原プロですけど……」
はやり『解説頼みたいのは?』
京太郎「三尋木プロ……」
はやり『おかしくない!?』
はやり『そこは気を利かせて瑞原プロじゃないのかな……』
京太郎「すみません」
だって、瑞原プロは問題持ち込みそうだし
っていうのは禁句だろうか
考えてみれば
一番安全そうな人選だったと思う
野依プロも安全そうではあるが
見所聞かれて俺の名前挙げられたりしたらかなわないし
三尋木プロはいつもわかんねーだから
もし、俺の話を知っていたりしてもわかんねーだろうし
波風が立たない人だろうからな
はやり『でも、仕方ないかなー』
瑞原プロはため息混じりにそう呟く
ふむ……確かに
ここで瑞原プロと言わなかったのは
気が利かなかったかもしれないな
などと少しだけ反省していると
瑞原プロの声が響いた
はやり『言い出した責任とって、咏ちゃんには連絡してあげる☆』
京太郎「ほ、本当ですか?」
はやり『ああ見えて24歳だからね? 高校生とか中学生とかそんなふうに考えて交際しようとか考えたらダメだからね?』
三尋木プロの年齢バラしていいのか……いや
プロ雀士カードとかあるしもはや隠れてないけどさ
というか、別にそんなつもりないんだけど……
京太郎「考えませんよ」
付き合ってる人いますしね
それどころか……子供まで出来てるかもしれないし
なんてことは言えない
・地方大会に三尋木プロが解説に来ます(個人)
・団体の方は知りません
・はやりんはちょっぴり悲しいようです
・大沼プロが世界ランクの大会に出るかもしれません
・小鍛治プロが少し……京太郎を気にしているようです
・野依プロと交流しました
・小蒔とのデートはキャンセルになりました
・京太郎を注目する記者がいるようです
・プロのあいだで、京太郎はすごく有名なようです
とりあえず今日はここまで
お疲れ様でした
前のを合わせて22スレ
一度も出てこなかったうたたんがついに……よーし、お姉さんがメインヒロインに昇格させちゃうぞー
乙
現地妻制度を作ろう(提案)
>>64
おめでとう、キミの原頁いはエントロピーを凌駕した!
ルート決まってるからこそできる浮気っていうBADイベントもあるんですよ。ヒッヒッヒッヒッ
小蒔(京太郎さんのお洋服……また、別の女の人の……)
小蒔(ううん、京太郎さんは対局しているんですから……匂いがしたって)
小蒔(そう、そうですよね……どんなに強く染み付いた匂いでも、対局しているからついただけ……)
小蒔(っ……京太郎さん、私……信じてて良いですよね? 私のこと……捨てたり、しませんよね?)
現実
京太郎「ちょっ、小鍛治プロ!」
健夜「えへへ~っ京太郎くんの右腕ぎゅーっ」
咏「おーっ、京太郎くん浮気だねぇい?」
京太郎「んなわけありませんって!」
健夜「えへへ~……すぅ……すぅ……」
京太郎「せめて離れて寝てくださいよ……」
ただの小ネタだよ。本編じゃないよ
京太郎「野依プロ、ありがとうございました」
理沙「解説……代わってほしい?」
野依プロは残念そうに……ではなく
特にこだわりがないのか、普通に聞いてきた
京太郎「その……野依プロが嫌とかじゃないんですよ。ただ、俺はプロの中で……って問題があるじゃないですか」
理沙「……信用ない?」
それは少し残念そうだったが
信用も信頼もできるほど
付き合いは長くないというか、今日の朝あったばかりだからな
京太郎「とぼけるのが一番似合ってるじゃないですか。三尋木プロ」
理沙「……知らんし」
野依プロはそう呟き、少しだけ笑うと
頷いてくれた
理沙「解った……今日は助けられたから、代わる」
安価下コンマ判定
4 7 ゾロ目で 聞く
京太郎「ありがとうございます、野依プロ」
理沙「……うん」
野依プロが変わらないと言ったら
それだけで話は終わってしまっていたけど
許可をしてくれたことで、三尋木プロになる……かもしれない
向こうが嫌だって言ったらそれでも終わりだしな
小蒔「京太郎さんはもう、プロの方々の中では有名になっているんですね……凄いです」
理沙「でも、それがいいことだとは限らない」
京太郎「いいこととは限らないって?」
理沙「………………」
野依プロは何かを言おうとしながらも
首を横に振り、そして答えた
理沙「他のプロが貴方に対局を挑んでくる可能性があるから」
プロが対局を挑んでくるか……それは俺にとっては
凄く良い事なんだけども
まぁ、あまりいいことではないよな
一般人に対して、プロが寄ってたかって対局なんてさ
京太郎「それに、そのせいで俺だってバレる可能性もありますからね」
理沙「今日みたいに油断はダメ」
別に油断したつもりはないんだけど……ふむ
まぁ、手を抜いたりなんだりっていうのは
プロから見れば油断ってことかな
あの時の大沼プロだって、最初は様子見だったんだからな
京太郎「気をつけます」
・野依プロと別れました
・野依プロの連絡先を手に入れた
・遭遇判定にプロ雀士が追加されます
・遭遇判定に記者が追加されます
・夕方の行動に移り、帰宅途中に場面が移ります
そして遭遇判定
00~09 霞達(再判定)
40~49 記者
60~69 プロ雀士(再判定)
デートらしいデートができないまま
時間はいつの間にか夕方だった
小蒔「……そういえば、団体戦の予選がもうすぐなんですね」
京太郎「そうですね、あと13日くらいですよ」
俺は団体戦には出ないし
個人戦まではあと20日あるし
余裕があるってほどでもないけど
そこまで厳しい感じではない
小蒔「私……お役に立てるでしょうか」
京太郎「憑依なしで……ですか?」
小蒔「今日、私はあの子達に負けるかもしれない……そう思わされてしまったんです」
小蒔さんは少し申し訳なさそうに
横に並ぶ俺のことを見上げた
小蒔「憑依を使わない場合、私はあの子供達よりも経験があるだけの高校生でしかなかったんだと思います」
京太郎「経験があっても、実力が伴ってないってことですか?」
小蒔「実際、あの場面での国士無双13面待ちは私では不可能でした。あの男の子に役満直撃だって……恐らく」
あの13面待ちは
ほんの少し無理をした組み方だ
基本的には無理だろうからそこは問題ではないし
あの場で男の子以外から役満は和了できないとはいえ、ツモなら
もうひとりの男の子の点棒は残り9000
子の払いだから、役満ツモなら8000点で1000点残る
つまり、あの差57000と17000においての直撃ではない場合
役満くんが親かぶりの16000でほかは8000払いで41000と49000で逆転は可能だった
ただ、それは役満がツモれるという話が前提であり
経験だけではまず無理な話だろう
とはいえ、あれは東二局だし
合わせて3局もあれば……逆転は出来たかもしれない
だとしても……9000点の男の子飛ばないとは限らなかった以上
時間がかかるものは、怖いか
なにせ、あの女の子がいたんだからな
小蒔「……私、まだまだ弱いですよね」
京太郎「………………」
役満を小学生相手に和了する自信がなかった
それが弱いと言えるのかどうか……ふむ
1、小蒔さんは強いですよ
2、まぁ、まだ普通のレベルですよ
3、安心してください、俺がもっと強くしてあげます
4、そうですね……弱いかもしれません
5、小蒔さんはか弱い女の子ですよ
6、強く、なりたいですか?
37分 ちょい抜けするので
いきます
1、小蒔さんは強いですよ
2、まぁ、まだ普通のレベルですよ
3、安心してください、俺がもっと強くしてあげます
4、そうですね……弱いかもしれません
5、小蒔さんはか弱い女の子ですよ
6、強く、なりたいですか?
安価下から下5
絶対的な自信があるわけじゃない
なにより、頑張るべきは俺ではなく小蒔さんだからな
それでも
指導者である俺が自信がないなんて
そんな姿は見せられないからな
京太郎「安心してください、俺がもっと強くしてあげます」
小蒔「……えへへ、頑張って強くなって見せますっ」
小蒔さんは嬉しそうに笑う
そして手を掴もうとして
見られている可能性があることを警戒してか
その手を戻し
小蒔「むぅ……」
京太郎「小蒔さん?」
小蒔「有名になるのってなんだか嫌です……」
残念そうに呟いた
京太郎「……俺がプロになること、反対ですか?」
小蒔「そんなわけありません……でも、近くとも遠いこの距離がなんだか、寂しくて」
京太郎「………………」
周りを見てみれば
一応人はいないらしい
でも、記者なんてどこに隠れてるかなんてわからないからな……
ちょっと手をつないだりしただけで熱愛云々
全然違うものだったとしても
そう見えるっていうだけで脚色できてしまうのが現実だ
もっとも、俺と小蒔さんのような
学生の恋愛について記事にするようなことは
普通はない。でも……普通じゃないなら
話は変わってしまう
小蒔さんはインターハイに出場し、
その容姿とその強さで
結構有名になってるし
ネットなんかでは……まぁ、あれだろう
そんな相手に彼氏がいるなんていうのは
ものすごく売れる話だと思う
いわば、アイドルとして売れ出した子に熱愛報道するようなものだろうからな
小蒔「デートも、できませんでした……」
京太郎「……それは俺達が野依プロを手伝うことを決めたからこそのもの。諦めるしかないですよ」
小蒔「でも、有名ではなかったのなら……記者の方々に詰め寄られることもなかったはずです」
京太郎「……それは、たしかにそうですね」
でも、有名になることを避けるなんて
部活をし、そして大会に出場し
さらに代表へと選ばれた
その時点で躱しきれるものではないし
神社の姫巫女というだけで地元では既に有名人だ
京太郎「小蒔さんはどうしたいですか?」
小蒔「京太郎さんの手を握りたいです。デートだってしたいです」
京太郎「そういうネタが好きな人に記事にされ、全国に広まっちゃうかもしれませんよ?」
小蒔「解ってます……」
小蒔さんは少し暗い言い方をすると
悲しそうに呟いた
小蒔「いつになれば、私達は外で触れ合うことができるようになるのでしょうか」
前までは何も問題がなかった。でも
大会が近づいたことで小蒔さんを気にする人は増えた
俺がプロに勝ち、照姉があんな発言をしたせいで
俺への注目も……増えることは免れなく
大会で活躍したならなおさらだ
つまり、このまま隠していくなら
変装したり、こそこそとしない限りは何も出来ないかもしれない
でも、バラした時の問題を考えると
あまりばらしたくはない
まだプロにもなっていない学生という身分である以上
未成年での子持ちというものは……世間には受け入れられないかもしれないからな
それらを考えると
いつになればできるのかという質問には
関係が知られるまでは無理。か、
自分たちとは思われないような姿でお忍びするしかない
としか答えられない………だろうな
小蒔「京太郎さんとの頻繁なお出かけは、きっと関係に繋がってしまいますよね」
京太郎「そう、でしょうね……」
小蒔「そうなれば、あの和菓子屋さんにも、2人では行けなくなってしまいますね」
京太郎「………………」
有名になってしまった以上は避けられないこと
有名になろうとするなら、受け入れなければならないこと
有名税……だっけな
照姉なんかは言ってたっけ
好きなお菓子屋さんの好きなお菓子でさえ記者は知っていることもある
有名になるっていうことは、プライベートを売ることだよって
あの時はそうなんだぁなんて
軽く流していたけど
かなりキツイことだったんだなって
今更になって実感させられてるよ……照姉
でもさ、俺たちの関係がバレるっていうのは
好きなお菓子がバレるっていうのとはわけが違う
だからこそ……悩ましい
いっそ付き合ってることのみを公言し、周知の事実としてしまうか
いっそすべてを公言し、背負っていくか
このまま黙ったまま過ごしていくか……っ
記者がどこまでの話なら興味を持ち
どこまでなら記事にするようなものではないと判断するのか
それだけでも判れば考えが決まるかもしれない
小蒔さんがインハイに出て、その容姿から有名になったとしても
学生であって芸能人ではない
だからプライバシーを守ってくれる……かもしれない
俺もそうだ……って
俺はさすがに無理かな
一般人だとしても
そういう快挙を成し遂げたとかいう人達は
ニュースいなったり、記事に取り上げられたりしてしまうんだから
色々と考えてきたけど
まぁ……要するに俺がアウトなわけだ
プロに勝利した高校生! なんとあの神社の巫女さんと交際発覚! 勝利の秘訣は神社の神様!?
なんて……一番ありえそうな構図だ
小蒔「でも……」
小蒔さんは足音にかき消されてしまいそうな
そんな小さな声で呟き、そして笑った
小蒔「我慢しなければいけないのであれば……お家の中だけで我慢しますっ」
京太郎「家の中で満足できるんですか?」
小蒔「京太郎さんに触れられるのであれば……えへへっ」
小蒔さんはさっきみたいに不満を漏らしながらも
結局は譲歩しようといてくれる
自分のことを押さえ込んで……俺に従おうとしてくれる
京太郎「小蒔さん……」
1、家の中ではべったりしましょうか
2、交際だけでもばらしてしまいましょう
3、全部バラしてしまいましょう
4、もう割り切ってバレたらドンマイでいちゃつきましょう
5、その他、自由
35分
いきます
1、家の中ではべったりしましょうか
2、交際だけでもばらしてしまいましょう
3、全部バラしてしまいましょう
4、もう割り切ってバレたらドンマイでいちゃつきましょう
5、その他、自由
安価下~下5
京太郎「交際だけでもバラしてしまいましょう」
小蒔「記者の方々に……ですか?」
京太郎「そうです」
小蒔「そのようなことをして平気なのですか?」
京太郎「俺もまだプロではないですし、交際くらいなら見逃してもらえるかもしれませんから」
何でもかんでも書くのが記者というものなのかもしれないが
さすがに、学生の恋愛を記事に取り上げるなんてことは
芸能人でもない以上ないと思いたい
一般人学生のプライバシーを侵害し世間に晒すなんて
倫理に反していると、周りからバッシングされる可能性もあるからな
京太郎「それに、自ら交際していることを打ち明ければ記者の人たちも解ってくれると思いますからね」
自分たちが何をしているのか
それが本当に、記事に取り上げるべきことなのか……を
神社での接触判定
2 霞達( 二桁 1 霞 3 初美 5 巴 7 春)
4 記者
7 プロ(再判定)
記者につけられているなんてこともなく
俺達は何事もなく家に着いた
京太郎「記者……結局いないみたいですね」
小蒔「そうみたいですね。良かったのか悪かったのか……少々複雑です」
いてくれれば、公表することもできたんだけどな
いないならいないで仕方がない
というか、正直いない方がありがたい
京太郎「とにかく、家で一息つきましょう」
小蒔「えへへっ、お家ではお外で出来ない分をさせていただきますからねっ」
小蒔さんは嬉しそうに笑うと
一足先にと家の中へ入っていき
俺はそのあとを追うように、家の中へと入っていった
小蒔さんが料理中である今
俺は台所の外の廊下に突っ立っているだけなのだが
それではなんというか……暇である
かと言って、することがあるかないかといえば
特には思いつかないのが現状だ
あるにはあるが
ただ単に俺が思い出していない可能性もあるけど……
小蒔「えへへ~っ、ふふっ、美味しいっ」
台所からは小蒔さんの楽しげな声が聞こえた
1、小蒔と話す
2、秘技、つまみ食い
3、電話
4、じいさんのところへ
5、お母さんのところへ
6、その他自由
安価下~下5
京太郎「電話でも……するかな」
携帯に登録された電話番号
スクロールしてみれば
しっかりと野依理沙という名前が入っていた
京太郎「プロ2人目……」
徐々にプロの名前が増えていく
それって結構凄いことだよな
まぁ、プロになればもっと集まるかもしれないけど
それはともかく
誰に電話しようかな
1、霞
2、照
3、咲
4、淡
5、理沙
6、良子
7、母親
8、父親
27分
1、霞
2、照
3、咲
4、淡
5、理沙
6、良子
7、母親
8、父親
安価下~下5
8
電話帳の中のお気に入りとも言える位置に
その名前はあった
――大星淡
俺の従妹であり、白糸台高校1年生だ
最近ではあまり連絡をしなくなってしまったが
前までは結構電話していたし
別に喧嘩別れしたわけでもないから
普通に電話することはできる
京太郎「久しぶりに……電話するかな」
色々と話したいこともあるからな
俺に彼女が出来たなんて言ったら
かなり驚くかな……いや、なんのドッキリ? とか
否定してくるかもしれない
そうしたら、小蒔さんに出てもらったり……なんてな
淡『お兄ちゃん、超久しぶりだねーっ!』
京太郎「相変わらず元気だな……聞く必要もない」
淡『そーいうお兄ちゃんも、相変わらずののんびりしてるんじゃない?』
淡にとって俺はのんびり屋なのか……
たしかにアウトドアではなくインドアな人間だが
そこまでのんびりしているつもりはないんだけどな……ふむ
京太郎「なんにせよ、元気そうでなによりだよ」
淡『わかんないよー? から元気かもしれないよ?』
京太郎「おい待て、なんか怖くなるから止めてくれ」
淡『実は今誰かに監禁されてて……身もココロもぼろぼろかもしれない……』
京太郎「んなわけあるか!」
淡『あははっ、冗談冗談』
淡の元気な声が
携帯電話からは響いてきた
だからだろうか
急に静まり返って
淡の声が聞こえなくなったことが
少し、俺のことを不安にさせた
京太郎「淡?」
淡『………………』
呼びかけにしばらくは返事はなく
ほんの数秒程度か、1分か
沈黙の後に、淡は口を開いた
淡『あの……ね? きょうたろー』
京太郎「ん? どうした。やっぱり何かあったのか?」
前にも、
自分は相談されるに値しない人間だとかなんとかで悩み
淡は暗い感じになっていたことがあったし
今回も何か悩みがあるのかもしれないな
それか
しばらく電話しなかったことで拗ねたのかもしれない
と、集中しつつも
鼓膜が破れそうな大音量に備えていた俺に伝わった音は
意外にも、静かなものだった
淡『私……無理矢理にでもきょうたろーのことこっちに連れて来なかったことを、良かったなって思ってるんだ』
京太郎「……それが?」
淡『でもね? なんで連れて来なかったんだろうって……後悔もしてる』
淡は正反対の言葉を並べ、小さく笑った
淡『……京太郎が目の前にいないからこそ。電話だからこそ言えることがあって』
京太郎「………………」
淡『目の前にいない、電話での会話……それでは言えないことがある』
まるでなぞなぞのような物言いに
俺は淡の言葉を頭の中で巡らせ、考えていく
何が言いたいのか、何を言って欲しいのか
今の所はさっぱりだ
京太郎「どうかしたのか?」
淡『うん……きっとね? きっと……どうかしてるんだと思う』
その時に漏れてきた淡の笑い声は
なんだか乾いているような感じがした
安価下コンマ判定
4 イベント
0 なし
7 イベント
ゾロ目はなし
淡『……だから、ね?』
京太郎「ん?」
淡『全国、絶対に来て欲しい』
京太郎「なんだよ。俺が負けるかもって思ってるのか?」
自慢じゃないが
プロにも勝ったんだぜ?
見えない淡に威張ってみたのだが、一人で何をしているんだよ……と、
すぐに寂しくなって、ため息が漏れてしまった
淡『もちろん信じてる……だけど、どうしても言っておきたかったことがあるから』
京太郎「なにを?」
淡『全国に来てくれたら話があるって……とっても、とぉーっても大事な話!』
携帯の向こうで
淡が無駄に大きく手を広げて表現する姿が目に浮かんだ
コンマ神「だが私は謝らない」
大事な話……か
もしかして彼氏が出来たーとか?
まぁ、淡は可愛いもんな
ちょっとわがままなところもあるけど
それさえ許せれば、付き合いたいって思うのも無理はない
話が本当に交際なのかどうかも知らないけど
淡が大事な話って言うくらいだし
もしかしたら淡もプロ目指すって話かも……そうだったら嬉しいな
照姉もプロ入するかもしれないし
そうすればまた、3人で強い相手を交えて打てるし
京太郎「俺が全国行くのもいいけど、淡だって予選落ちしたりしないでくれよ?」
淡『むーっ、バカにしないでよね。チーム虎姫は最強なんだから!』
京太郎「照姉と淡は強敵だし、適当に凌いでほかのメンバーで稼がせてもらおうかなーっと」
淡『たかみーも誠子もすみれも。みんな強いんだからね!』
またなの「誠子頑張っちゃうから!」
冗談で言ったつもりが
メンバーの名前バラしちゃったよ……
地区大会でやるわけじゃないし
結局は知られることだから別に問題ないんだろうけど
京太郎「冗談だよ。でも、うちのメンバーだって負けてないからな?」
淡『てるーに先鋒が焼き鳥にされないことを願うといいよ。はっはっはー』
なんでお前が威張ってるんだよ……
というか、小蒔さんが焼き鳥になるなんてもうないぞ。淡
俺がしっかりと強化しちゃうからな
それはともかく……
1、実はさ、俺プロ雀士になろうと思ってるんだ
2、実はさ、俺プロ雀士に勝っちゃったんだよなー
3、実はさ、俺……彼女できたんだ
4、実はさ、俺……婚約してるんだ
5、楽しみにしてるよ。淡
6、その他自由
45分
いきまふー
1、実はさ、俺プロ雀士になろうと思ってるんだ
2、実はさ、俺プロ雀士に勝っちゃったんだよなー
3、実はさ、俺……彼女できたんだ
4、実はさ、俺……婚約してるんだ
5、楽しみにしてるよ。淡
6、その他自由
7、実はさ、俺……子供が出来るんだ
安価下~下5
5
14ってことは
1を先に伝えるってことでいいよね?
少し中断します
あわあわあわわ……
インハイ大会で言うよりずっとましだろ 引き延ばして、直前に話すとか鬼畜以外の何物でもないし
>>199
直前?直後に話すに決まってるだろ!
逡懃函螟壹☆縺弱d縺励∪縺帙s縺九?
>>206
おちつけww
>>205
おもち無しキャラなのが致命的でしたか・・・
>>210
「次の淡はきっとうまくやるでしょう」
可哀想なあわあわ……二度も恋に敗れるとは。
次のルートではくっつけてやりたいもんだわ
>>210 それ言うと霞さんの立場は…
>>218
霞さんは戦って敗れた
おもち無しキャラはそもそも……
京太郎「実はさ、俺プロ雀士になろうと思ってるんだ」
淡『えっ、仕事決めるの早くない?』
京太郎「まぁそうかもしれないけどさ。俺は麻雀馬鹿だから」
淡の笑い声に対して
慎重に言葉を選んでいく
どんな反応をされるか判らなくて
選んだ本当の理由はなかなか言えなかった
淡『あははっ、兄ちゃんらしい理由だね』
京太郎「そうか?」
淡『うん』
淡は当然のように頷いたのだろう
そんな声が聞こえて……俺にとっては
それが重要な後押しとなった
京太郎「それだけじゃないって言ったら……どうする?」
淡『えっ? なになに? なんか特別なことでもあったの~?』
淡の明るい声が響く
好奇心でいっぱいの表情が瞼の裏に見える
京太郎「そうだな……特別だ」
淡『んーもったいぶらないで教えてよ』
淡の急かす言葉に
俺は声には出さず笑った
特別すぎるっていうか
ちょっとありえないっていうか
そんなことを聞いた淡が驚く顔を想像しながら――告げた
京太郎「実はさ、俺……婚約してるんだ」
淡のことだから大声出したりするかと思ったのに
予想に反した深い沈黙だった
京太郎「あ、淡……?」
電話からの声も音もない
その代わりに
台所からの包丁の音と
小蒔さんの鼻歌が聞こえ
それを追うように、電話からも声が響いた
淡『ゃ、やだなぁ! きょうたろー何言ってんの? こ、婚約なんて……そんなのドッキリにならないよ~』
電話の外の楽しげな空気に似つかわしいはずなのに
それは、全く違う空気を含んでいるように感じた
ところがどっこい・・・・!!これが現実・・・・!!
淡『だいたい、きょうたろー今何歳? 15だよ? じ・ゅ・う・ご! 結婚できるまであと何年? 3年だよ?』
淡はまくし立てるように言葉を紡ぐ
割り込むことを許さない
そんな意思が感じられる言葉の速さ
淡の苦笑混じりの震える声が
さらに言葉を響かせた
淡『そんななのにさ、婚約しようなんて人いる? いないって……あーそっかぁ!』
気づいたように
淡の方から笑い声が伝わり
パンッと手を叩いた音が聞こえた
淡『テルかサキと小さい時にしたんだよってオチでしょ? 残念、私にはそんなの効かないもんね~っ』
淡の流れるような言葉が消え
ようやく、俺の言葉が割り込めるようになって
京太郎「あわ――」
でも、割り込ませては貰えなかった
淡『でもねお兄ちゃん、女の子にそういう嘘はいけないって思うな……婚約とか、付き合ってるとかさ。ダメだって思う』
淡『今すぐ証拠写真送ってよ。ツーショットじゃダメ。ちゅーして』
京太郎「………え?」
唐突な言葉に困惑し言葉に迷っていると
淡の嬉しそうな笑い声が聞こえた
淡『ほら、出来ないでしょ?』
京太郎「いや、お前な……」
淡『婚約してるならちゅーなんて余裕なはずだよ。それとも、今はそばにいないとか言うの?』
京太郎「いや、冷静に考えろって。いきなりキスの写真送れなんて言われて出来るわけねーって」
そもそも、小蒔さんになんて言えばいいんだよ
従妹に報告したら証拠写真欲しいって言われたから
キスしてる写真とっていいですか? って?
拒否されるだろ……多分
淡『むーっ、粘らなくていいって。冗談だよって言えばそれで終わるんだから』
あわわわわわわわ……
さっき飯作ってたし、そろそろ姫様から、お声がかかりそうやな……
淡(お願いだから、冗談って言ってよ……きょーたろー)
淡の呆れ勝ち誇ったような声に
思わずため息をついてしまった
京太郎「………………」
そもそも、小蒔さんに
従妹がいるなんて話したっけ?
幼馴染がいるって話は覚えあるけどさ
っていうか、どちらにしても
女の子だって伝えてなかったような……
淡『はーい、時間切れ。お兄ちゃんは嘘つきだねー。黒に決まってオシオキだー』
京太郎「いやいやいや、ちょっと待てって」
淡『んー? どしたの?』
どうするよ……これ
ここはもう、適当に流しておくか?
1、小蒔に電話を代わってもらう
2、小蒔に頼んでキス写真を送る(要説得)
3、そう思うならそうでいいよ
4、いや、キス写真は無理だけど相手の写真なら送るから
5、なんでそんな頑なに否定するんだよ
6、その他自由
40分
1か5?
どっちがええんやろか……
ここは優しく3だな
3は優しさとは違うんとちゃう?
あと、sage忘れてたわすまんな。
安価なら、1 5
おう書き間違えた
ここは優しく3だな(ゲス顔)
いきます
1.5
5.1
1と2は淡について話してないからなあ
1、小蒔に電話を代わってもらう
2、小蒔に頼んでキス写真を送る(要説得)
3、そう思うならそうでいいよ
4、いや、キス写真は無理だけど相手の写真なら送るから
5、なんでそんな頑なに否定するんだよ
6、その他自由
安価下~下5
4
5.1
1になったな。上手く行けば良いんだが……
1かぁ 面倒なことになりそうなんだがな
淡「この泥棒猫!」
小蒔「お義母様??」
某CMより
京太郎「解った、写真は待ってくれ」
淡『え?』
京太郎「今すぐそこにいるからさ、電話代わる」
淡『え? え? ちょ、ちょっと……――』
携帯を耳から離す過程で
淡の声が遠くなり、そして消えていく
台所に入れば
味見したのか、指をくわえた小蒔さんが俺に気づいて
照れくさそうに笑った
小蒔「京太郎さんも、味見してみますか?」
京太郎「あーいえ、それよりもお願いがあるんです」
小蒔「お願いですか?」
京太郎「電話の相手と……話してください」
俺が差し出した電話からは何も聞こえてはこない
小蒔さんは首を傾げながらも、携帯を受け取り、耳にあてた
あ、あわわわわわ……
安価下コンマ判定
4 でイベントC
5 でイベントB
7 でイベントA
その他で通常通り
おまかせあれ!
判定の安定スルー
あわあわに正気度チェックのお時間です。
淡(嘘だよね?冗談……なんだよね?そう、言ってよ。きょーたろー)
小蒔「もしもし、お電話代わりました。神代小蒔と申します」
小蒔「え? あ、はい……住まいを共にしております」
小蒔「そうですね。私の方です」
小蒔「お母様とお祖父様が居られまして……ええ、はい。許可は頂いております」
小蒔「そのようなことはありません。京太郎さんはお優しい方ですから」
小蒔「こ、婚約っ? もうお話されてしまわれたのですか?」
小蒔「ぁ、その……真か嘘かと問われれば、真のことです」
小蒔「いえ、嘘では……」
小蒔「申し訳ありません……事実です。私と京太郎さんは契を結んだ関係です」
小蒔「先程も申し上げた通り、そのようなことはございません。神代の名に誓います」
>>契を結んだ
これは婚約のことなのか肉体関係を持ったことなのかどっちなんや。
姫様との電話あわあわの声は描写しないのな。
これは、京太郎からは聞き取れないからかな?
小蒔さんは淡の言葉に対し即答していくが
その言葉選びに、全く迷いは感じられなかった
小蒔「……大星さんが望むのであれば、お送りいたします」
小蒔「いえ、構いません。大星さんがそれで信じてくださるというのであれば」
小蒔「では……失礼します」
小蒔さんはそれを最後に通話を切ると
俺のことを見つめた
小蒔「従妹がいたんですね、大星淡さんという方が」
京太郎「すみません……黙ってて」
小蒔「謝罪されても困ります……言えない事情もあったのだと思いますから」
小蒔さんは困ったようにそう言ってから
自分の唇を舐めた
(あ、これトドメの一撃でキスの写メ送りつけるつもりじゃ)
>>319
そら送るだろ 勝っていると勝ったには決定的な差があるからな
小蒔「大星さんに私達のキスしている写真を送りましょう」
京太郎「……え?」
小蒔「大星さんには申し訳ありませんが、京太郎さんを手放したくないんです」
呆然とする俺とは対照的に
小蒔さんはそう言うと少しだけ下を向き、続けた
小蒔「その思いが卑しいと思うのであれば、拒絶してください」
京太郎「………………」
小蒔「京太郎さん、キスして頂けませんか?」
小蒔さんの許可は出た
つまり、俺たちがキスしている写真を送ることができる
それを送ることで
淡に俺たちの関係が事実であると認識させることができる
1、キスをする
2、キスはしない
3、その他自由言動
4、行為の動画を送りましょう
45分
意外!それは4!!
4は悪趣味すぎるよな……
まあ、無難に1か。
逝きます
1
1、キスをする
2、キスはしない
3、その他自由言動
4、行為の動画を送りましょう
安価下~下5
1
1
今更だけど画像流出はのちのトラブルのもとになったりしない?
あわあわが外に流すようなことはせんと思うけど……
まあ、コンマが酷くない限り、あわあわは大丈夫でしょう
京太郎「キスしましょう。小蒔さん」
小蒔「良いんですか? 手放したくないなんて私欲ですよ?」
小蒔さんはそんなことを言うが
そうではなく、淡に頼まれたことだってくらい解ってる
というか電話で淡が望むならって言ってたし
俺自身も淡には既に頼まれたことだからな……
京太郎「俺も、小蒔さんとの関係認めて貰いたいですから」
そう答えると
小蒔さんは少し困った笑みを浮かべると
ゆっくりと距離を縮め、そして――
小蒔「京太郎さん……」
沸騰したブクブクブクッという音が響く台所に
カシャッと……何かを閉じる音が響いた
・淡に小蒔との関係を話しました
・淡に小蒔とのキス写真を送りました
・記者に小蒔との関係を公言することに決めました
・写真を送ったあと、淡からの連絡は来ませんでした
とりあえず今日はここまで、お疲れ様でした
>>346
きゅぷぷぃっ
>>349
いつからコンマ判定が入ると錯覚していた
どこかの屋上で
淡「あははっ、ほんとだぁ……中に子供がいる……」
小蒔「………………」
淡「きょうたろーとの子供……えへへっ……見える?」
小蒔「………………」
淡「よく見ててね? ぎゅって握るとあら不思議。ただの肉の塊になっちゃたぁ」
小蒔「………………」
淡「ぁははははははっ! ぁははははははは!」
……なんて
淡から画像流出→小蒔のキスコラ大量発生
→小蒔が援交しているという噂が発生
→小蒔の精神が病む→…………………………。
>>364
こんなかんじ?
【大注目の須賀プロの婚約者の神代小蒔は売女だった!?】
小蒔「ぇ、や、いや……違います……こんな、こんなことっ……」
京太郎「解ってます、俺が一番解ってますから!」
小蒔「こんな、こんなことっ、してないのに……ッ」
【須賀プロは八百長!? 裏で動く婚約者の影!】
小蒔(京太郎さんのお名前にまで傷が……)
小蒔「どうして……なんでですか……いったい誰がこんなことっ」
小蒔「否定しても、否定してもッ、どんどん写真が出てくる……ッ」
【須賀プロ激怒! 一般人男性に暴行!?】
小蒔「あっ……あぁっ……」
小蒔「私のために……私のせいで……」
小蒔「あぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
………………
………………………。
京太郎「ただいま、小蒔さ――」
小蒔「………………」
京太郎「うわぁあぁぁぁぁぁああぁぁぁっ!!」
もちろん本編じゃないよ
姫様と電話中のあわあわの様子も小ネタかなんかで良いから描写してほしいな。
こんなものかな? と気になっただけだから悪意はないよ
不快にさせたならごめんよ
>>386
淡『私は大星淡、そっちは?』
小蒔「もしもし、お電話代わりました。神代小蒔と申します」
淡『どうして出れるの? もう夜なのにさ……一緒の家にいるの?』
小蒔「え? あ、はい……住まいを共にしております」
淡『ど、どっちの!? きょうたろー? それともそっち?』
小蒔「そうですね。私の方です」
淡『な、なんでよ! だって、お母さん達いるよね!? 許可は?』
小蒔「お母様とお祖父様が居られまして……ええ、はい。許可は頂いております」
淡『きょうたろーがなにか強引なことしたんでしょ?』
小蒔「そのようなことはありません。京太郎さんはお優しい方ですから」
淡『うーっ、とりあえず婚約の話って本当なの!?』
小蒔「こ、婚約っ? もうお話されてしまわれたのですか?」
淡『嘘か本当かだけでいいから!』
小蒔「ぁ、その……真か嘘かと問われれば、真のことです」
淡『嘘だよ!』
小蒔「いえ、嘘では……」
淡『15歳だよ!? 嘘に決まってる!』
小蒔「申し訳ありません……事実です。私と京太郎さんは契を結んだ関係です」
淡『ち、契って……京太郎に襲われたとかじゃなくて……?』
小蒔「先程も申し上げた通り、そのようなことはございません。神代の名に誓います」
淡『じゃぁ証拠見せてよ。京太郎とちゅーしてる写真でも動画でもなんでもいいから』
小蒔「……大星さんが望むのであれば、お送りいたします」
淡『ほ、本気? 恥ずかしくないの? ちゅーしてるところ誰かに見せるなんて恥ずかしいはずだよ!』
小蒔「いえ、構いません。大星さんがそれで信じてくださるというのであれば」
淡『なにそれ……何それ……っ、バカじゃないの……っ』
小蒔「では……失礼します」
こんな感じになってました
安価下コンマ判定
コンマ1桁(雀力) 二桁(異能)
三分の1(2、1の場合は0)
安価下2コンマ判定(雀力)
コンマx2x0.1x2(才能の芽)
安価下3コンマ判定(異能)
コンマx2x0.1x2(才能の芽)
小蒔雀力+1(3の3分の1)
小蒔異能+2(7の3分の1)
9x2x0.1x2=3(雀力)
69x2x0.1x2=27(異能)
麻雀104(225/250)→麻雀104(228/250)
異能79(196/200)→異能79(223/200)異能79→80(23/200)
とりあえず、この日は終了の予定なので
安価判定安価下
4 淡
0 照
7 咏
これ以外はスルー ゾロ目なら再安価
描写およびイベントは無しただし、相手側の変化は有
京太郎>=(精神11(54/100)、麻雀104(228/250) 、異能80(23/200) )
小蒔>=(精神9(00/100)、麻雀66(00/150) 、異能85(00/150) )
>各キャラ 名前(相手視点関係 好感/信頼)
5月 第3週の1日目
本日 > 前日
>大星淡 LOST >大星淡 (深愛 10.0/10.0)
Ss>宮永咲 (親友 6.2/7.9) >宮永咲 (親友 6.2/7.9)
Ss>宮永照 (親友 7.3/8.2) >宮永照 (親友 7.3/8.2)
√>神代小蒔 (恋人 15.0/12.7) >神代小蒔 (恋人 15.0/12.7)
石戸霞 (親愛 10.4/8.7) >石戸霞 (親愛 10.4/8.7)
滝見春 (信用 3.2/6.2) >滝見春 (信用 3.2/6.2)
狩宿巴 (部員 2.0/3.8) >狩宿巴 (部員 2.0/3.8)
薄墨初美 (部員 1.7/1.6) >薄墨初美 (部員 1.7/1.6)
N>戒能良子 (宿敵 2.0/2.2) >戒能良子 (宿敵 2.0/2.0)
瑞原はやり (不満 2.0/1.0) >瑞原はやり (不満 1.7/1.0)
野依理沙 (知人 1.3/2.0) >野依理沙 (知人 1.3/1.8)
三尋木咏 (興味 1.5/1.0) >三尋木咏 (興味 1.0/1.0)
藤田靖子 (興味 1.0/1.0) >藤田靖子 (興味 1.0/1.0)
小鍛治健夜 (興味 1.0/1.0) >小鍛治健夜 (興味 1.0/1.0)
Ss=従妹/幼馴染(関係は初期から深く、頼れるけれど恋愛関係になりにくい)
SP=恩人等(特殊条件下の関係。判定なしで遭遇したりもする)
×=制限(特殊な状態。特殊イベントをクリアしない限り変動なし)
N=宿敵(自分と宿敵の取得経験値を負けた場合、倍にする 勝った場合、1.5倍)
イベントも何も起こらなかったので団体予選当日に飛ぶよ
全体的に能力補正つけます
安価下コンマ判定
1桁(雀力) 二桁(異能)
それぞれ+
小蒔のみ、1.5倍
安価下2コンマ判定
1桁(雀力) 二桁(異能)
それぞれ+
二週間での補正値にしては半端ないから
半減と半減なしにします
巴(85+31)+(3、3)=巴(88+34)
春(77+42)+(3、3)=春(80+45)
霞(75+43)+(3、3)=霞(78+46)
小蒔(66+85)+(6、7)=小蒔(72+92)
初美(69+54)+(3、3)=初美(72+57)
京太郎(104+80)+(7、5)=京太郎(111+85)
京太郎はそのまま
淡からの連絡はなく
こちらからの連絡には一切応じてくれないまま
報告から2週間が経過していた
京太郎「ようやく……団体予選ですね」
小蒔「嬉しくはありますが、少々怖いです」
小蒔さんはそう言って
緊張しているのか、ぎこちない笑みを浮かべた
京太郎「大丈夫ですよ。ずっと頑張ってたじゃないですか」
小蒔「えへへっ……京太郎さんが教えてくれていましたから」
麻雀漬け
とまではいかないが
ほとんどの時間を麻雀に費やし
頑張って強くなってきたんだからな
そう簡単に負けることなんてない
でも、緊張するなっていうのは
無理な話だろうか
頑張ったからこそ緊張する
人はそういうものなんだって俺は思う
頑張りが無駄になったらどうしよう
頑張ったことが意味なかったらどうしよう……
頑張れば頑張るほど、人は恐れていく
なんて……格好つけた考え方してもしょうがないか
京太郎「小蒔さん、いつも通り気楽に行きましょう」
小蒔「そうですね……ふふっ、いつも通り楽しみましょう」
小蒔さんはそう言って微笑み
俺の手を握ろうとして、躊躇って言い放つ
小蒔「京太郎さんは、男子と女子、どちらの応援に行かれるのですか?」
男子と女子どっちの応援に行くのか……か
本来なら俺は男子のほうに行くべきだ
残念なことにというべきか、当然というべきか
男子は小蒔さんたちよりも弱い
だからこそ、副部長である俺は
男子のサポートについてあげるべきなんだけど
正直俺は小蒔さん達の応援がしたい
というか、小蒔さんと一緒に居たい
1、男子の会場へ
2、女子の会場へ
02分
それぞれ、接触判定などが変わります
いきます
1、男子の会場へ
2、女子の会場へ
安価下~下5
京太郎「すみません、俺は男子の方に行きます」
小蒔「うぅ……京太郎さんならそういうと思ってました……」
小蒔さんは納得したように言いながらも
残念そうに俯いてしまった
俺は副部長として、特別コーチとして
男子の方に行かなければいけない
それは小蒔さんも解っているし、俺も解りきっていることだ
京太郎「すいません」
小蒔「仕方がないです……それに、出場するのなら京太郎さんは元から応援には来ることはできませんでしたし」
たしかに、俺が出場しないからこそどちらに行くかを悩めるわけで
出場するなら悩むことさえなく男子の方に行ってたんだよな
そんなことを考えていると
不意に小蒔さんが抱きついてきた
京太郎「小蒔さん?」
小蒔「…………………」
小蒔さんは黙ったままで
締める力が強くなっていくこともなく
何も変わらないまま、1、2分経った頃
小蒔さんがようやく口を開いた
小蒔「会えなくても寂しくないように、今のうちに甘えられるだけ甘えさせてください」
京太郎「ほんの数時間ですよ?」
小蒔「休憩時間に京太郎さんのお膝でお休みする予定が無くなったんです。許してくれても良いじゃないですか」
小蒔さんはほんの少しむくれながらそう言うと
さらに体を寄せてきた
休憩時間に膝枕なんて予定
俺は聞いてないんだけどなぁ……なんていうのはともかくとして
ここはまだ家の玄関
つまり、何をしたって問題はないわけで
このまましばらく小蒔さんの柔らかい胸の感触を味わっていても良いのだ
京太郎「……………………」
小蒔「………………」
でも、それだけでなく
俺から抱きしめたり、あわよくばキスしてもいい。良いのだが
そんなことをしたら
俺が小蒔さんから離れるのが辛くなりそうだ
1、抱きしめる
2、キスをする
3、は、はい、ここまで! 遅刻しますよ
4、頑張って下さい、小蒔さん
5、その他自由言動
安価下~下5
京太郎「小蒔さん」
小蒔「京――んっ……」
小蒔さんの唇に唇を重ね合わせ
抱きしめるということよりも
深く、心に残していく
唇が繋がって、ぬくもりが伝わって
互の呼吸が自分達をそれぞれ取り込んでいき
体の中が小蒔さんで埋め尽くされ、
頭に中にも、小蒔さんのことが浮かび上がってくる
京太郎「……っは」
小蒔「っ………ぁ、ぅ……ぇ、えへへ」
小蒔さんは恥ずかしそうに笑うと
自分の指でそっと唇を撫でて呟いた
小蒔「京太郎さんを体の中に感じます……これなら、頑張れますっ!」
・小蒔と強く繋がりました
・小蒔の中の+αの神が動きます
・京太郎は男子の応援に来ます
ごめん、短いけどここまで
今日はなんか書けない……
乙
体の中に新たな生命を感じるだって…!?(すっとぼけ)
>>454
今4週目だか3周目だかだね
大丈夫、きっとできているさ
地方予選――開幕
というわけで安価下コンマイベント判定
4 健夜「あっ」
0 咏「あれっ」
7 照『京ちゃん、ちょっと良いかな』
それ以外はスルー
ゾロ目で再判定
久々にゾロ目が当たるとこれだよ!
自由選択
1、戒能プロと接触
2、野依プロと接触
3、三尋木プロと接触
4、小鍛治プロと接触
5、照からの電話
6、咲からの電話
7、淡からの電話
8、イベントは無しで進める
50分
いくよー
1、戒能プロと接触
2、野依プロと接触
3、三尋木プロと接触
4、小鍛治プロと接触
5、照からの電話
6、咲からの電話
7、淡からの電話
8、イベントは無しで進める
安価下~下5
男子の団体戦の第1試合が迫る中
俺の携帯から久しぶりに聞く歌声が流れてきた
京太郎「これ……」
録音もできるっていうことで
試しに使った際に録った歌
チーズケーキ好きなの照姉だろとか
マフラー編めなくて泣いちゃうだろとか
色々あったなぁ……と
懐かしみながら通話ボタンを押すと
照『通じた? 京ちゃんだよね?』
と、不安そうな声が聞こえてきた
京太郎「心配しなくても俺だよ。照姉」
照『そっか……良かった』
京太郎「確かそっちも団体予選だよね? 電話してて平気なのか?」
照『少しなら』
その少しの時間
お菓子を食べずに電話をしてくるとは
夕方からお菓子が降るな……
照『京ちゃん』
そんな思考を遮る照姉の声は
いつにもまして真剣な声色だった
照『……お姫様とは、上手くいった?』
そういえば照姉には相談しっぱなしで
なんの報告もしてなかったんだっけ……
しかもここで聞いてくる辺り
淡からも何も聞いてないってことなのか?
照『……恥ずかしくて言えないとかなら答えなくてもいいからね?』
京太郎「聞いたのに答えなくていいのか?」
照『うん。京ちゃんが言えないならそれでも良いって思ってる』
照姉は無理に聞くつもりはないらしい
この前の淡のことを踏まえたうえで警戒するのであれば
言わないのも選択だ。付き合ってるだけだというのも選択だ
でも……相談したからこそ、すべてを言うのも選択だ
……どうするかなぁ
1、淡からは何も聞いてないのか?
2、ごめん、言えない
3、実は付き合ってるんだ
4、実は婚約したんだ
5、その他自由
30分
いくよ
1、淡からは何も聞いてないのか?
2、ごめん、言えない
3、実は付き合ってるんだ
4、実は婚約したんだ
5、その他自由
安価下~下5
京太郎「その事なんだけどさ、実は婚約したんだ」
意を決したその言葉への返しは
意外にも。というには
あまりにもあっさりと、冷静に
そして軽い返事だった
照『そっか、婚約までしたんだ……良かったね』
京太郎「……え?」
照『なに?』
いや、何じゃないよ。
そっちがなにだよ
もっと驚くようなことじゃないのか?
それは思うにとどまらず
言葉として照姉に伝わった……が
照『ごめん……あまりにもフィクショナルな事だから、本で慣れちゃった』
と、照姉らしい答えが返ってきた
照『京ちゃん、それって嘘とかではなく事実なんだよね?』
京太郎「紛れもない事実だよ」
照姉の探るような言い方に
ほんの少しの違和感を感じながらも
正直に言葉を返した
淡のようにキス写真を送れと言われたらどうしようかとも思っていたが
想定していた。という意味では
その返しが来てくれたほうが
不安にならずに済んで良かったのかもしれない
照『とりあえず……おめでとう。で、良いんだよね?』
京太郎「それじゃダメな理由でもあるのか?」
照『こういうのってよく、政略結婚っていう裏があったりするから』
政略結婚ではないけど
それに似た要素があるかないかと言われると
ちょっと困ってしまう
なにせ、お爺さんは俺の血が目当てであり
それは地位を守るためだし、政略結婚みたいなものだからな
ただ、俺達はそんなことは関係なく
好きだから婚約までも受け入れたのだ
それを政略結婚なんていうものにするのは
気のいいものじゃない
京太郎「政略結婚なんかじゃないよ、照姉」
照『でも、京ちゃんの中の何かを狙ってっていうのは否定できないよね?』
京太郎「え……ぁ、まさか……」
相手の本質を見抜く照魔鏡
照姉はずっと前から
俺の中のこの力には気づいてたってことか……?
照『京ちゃんの中の特別は、私はずっと前から知ってた』
京太郎「なんで……言ってくれなかったんだ?」
照『言ったところで、永水の人達とは違う私達ではどうしようもなかったから』
京太郎「そうじゃなくて……俺、照姉に相談しただろ? その時だよ」
照姉はそれに対しては
即答してくることはなく、少し間を空けて答えた
照『京ちゃんの力を取り合う血みどろの争いを避けるため』
京太郎「そんなことあるわけないだろ、みんな仲いいんだぞ」
照『そうなの?』
京太郎「そうだよ。だからそんなことはありえないって」
照『そっか……京ちゃんって誰にでも分け隔てなく優しい面があるから、あちこちに好意振りまいてるって思ってた』
誰にでも分け隔てなく優しい
その評価はもうすでに小蒔さんの口からも言われたことだ
その結果誰かが俺を好きになってしまうかもしれない
そんな言葉も続いてたよな……
京太郎「あのさ、照姉――」
照『うん。私は京ちゃんを好きだよ? 大事な弟みたいな存在だから』
照姉は俺が言ってもいないのに
そう答えてクスッと笑った
照『期待してた? それとも、安心した?』
京太郎「べ、別に期待なんて……俺だって照姉は恋愛とかそういう対象にはならないし」
照『それって……咲や淡にも言えること?』
京太郎「え?」
照『私は先輩だからそうなることも解らなくもないけど、同年代だった2人は? べったりだった淡は?』
照姉は少しだけ言葉を強めてきた
照姉以外の2人
幼馴染である咲と、従妹である淡
その2人を、俺はどう見ていたんだろうか
照姉と同様に
恋愛対象になりえない友達……いや、親友か
それとも
恋愛対象になりうる女友達か
京太郎「………………」
1、咲、淡両方共親友(恋愛対象にはならない)
2、咲、淡両方共親友(恋愛対象にはなりえる)
3、咲は対象にはならないが、淡は対象になる
4、咲は対象になるが、淡は対象にはならない
5、ごめん、俺……胸が大きい人が好きなんだ
6、その他自由
10分
淡の変化に気付いてる?
認識の違いが軋轢を生むなんてことになったら怖いから3
1-「お兄ちゃんとの距離が近かったんだね」淡投身
2-「「これも全て神代小蒔ってヤツの仕業なんだ」」姫様殺害
3-「じゃあどうして私じゃないの!」京太郎殺害
4-「なんで私はサキじゃないんだろうね」咲さんとばっちり
5-「「「よろしいならば戦争だ」」」
いきます
ちょっとごめん、これじゃ変だった
咲と淡別々にします
咲
1、恋愛対象になり得た
2、恋愛対象になりえない
淡
A、恋愛対象になり得た
B、恋愛対象にはなりえない
同時にやっちゃうので
安価を取る際は、1A等、同時に選択お願いします
方法変更のため33分までのばします
オーケーですか? レッツゴーです
咲
1、恋愛対象になり得た
2、恋愛対象になりえない
淡
A、恋愛対象になり得た
B、恋愛対象にはなりえない
安価下~下5
選択する場合は 1A など、同時にお願いします
11、22でも A=1 B=2として扱いますので
変換が面倒な場合はそれでも可とします
京太郎「照姉と同じだよ。そういう対象にはならないさ」
照『そっか……』
もちろん、嫌いだっていうわけじゃない
どちらかといえばなんて言わずとも
俺は好きか嫌いかを聞かれれば好きだと迷わず言えるだろう
でも、それが恋愛感情での好きかと聞かれれば
それは違う。と、答える
咲や淡は近い存在だった
けれど……近すぎたんだと思う
京太郎「照姉が俺を弟というように、俺が、照姉を姉としてみるように。俺はその2人も家族みたいな目でしか見れないんだ」
照『そうだね。家族みたいなものだったね』
その照姉の声は
さっきまでよりもずっと軽く、安心したようなため息が混じっていた
照『京ちゃん』
京太郎「ん?」
照『京ちゃんが家族って言うならきっと、淡達にももう私と同じようなことを言ってると思う』
咲にはまだ伝えてないし
照姉は淡から聞いたのか
そんなことを打って変わって真剣な声で言い放ち
訪れた沈黙を破るように
『おい照、呼ばれてるぞ。いつまで電話してるんだ』
誰かの怒ったような声が響く
でも、それを無視して照姉は続けた
照『一線を超えれば家族。さらに一線を超えたらまた愛へと戻るんだよ。京ちゃん』
京太郎「え?」
照『淡の事はお姉ちゃんに任せて、京ちゃんはちゃんと2人揃って全国に来れるように頑張ってね』
それを最後に、
照姉は電話を切ってしまった
京太郎「照姉……」
報告以来、淡とは音信不通で
安否さえも照姉への連絡の返事
大丈夫。という言葉でしか確認できなかった
あの報告のせいで何かがあった
その何かのせいで、淡は連絡さえ出来ない
でも、照姉が大丈夫というのならきっと……大丈夫なはずだ
「いつまで神代さんと電話してんだよ爆発してくれ」
京太郎「いや、幼馴染だよ。久しぶりに電話来てさ」
「ふーん。まぁいいけど、俺たちも試合なんだよ。ちゃんと応援してくれよな」
京太郎「解ってるって……」
はてさて
男子団体、予選を勝ち抜けるのかどうか……
男子団体どうしよう。試合結果をコンマ判定で即決めでいい?
それとも、前の簡易システムで4x5=計20回の判定で決める?
判定なしの負け確でもいいけどね、京太郎出てないし
1、即決め(コンマ1発)
2、真面目に対局(コンマ判定計20回)
このどちらかです
ちなみに、1の即決めの勝率は60%
55分に安価で
1、即決め(コンマ1発)
2、真面目に対局(コンマ判定計20回)
安価下~下5
12 勝ち
34 負け
56 勝ち
78 負け
90 勝ち
安価下コンマ一桁判定
に、2位かもしれないじゃないか
予選だけど
016 2位
238 3位
459 4位
7 2位
安価下コンマ1桁
ついでに2桁目で判定
01 戒能
23 三尋木
45 小鍛治
67 瑞原
89 野依
大沼は女子団体解説 藤田は長野の方のためなし
男子団体は、予選1回戦目で敗退
しかも、3位で終わりというのだから
女子に対してかなり不甲斐ない結果だった
「くっそー負けたぁ」
「あそこでいけると思ったんだけどなぁ」
京太郎「………………」
あの麻雀教室の子達が高校生としていたなら
確実に経験も実力も上だったなこりゃ……
「特別コーチ、牌譜だけじゃ勝ち目無いじゃないっすか」
京太郎「いや知らんし。教えられることは教えたつもりだからな」
特訓をもっとするべきだったのかもしれないが
それも後の祭りだからな……仕方がない
京太郎「まぁ、みんなは楽しめたんだろ?」
「いつも見える大きな果実がなくてつまらなかったなぁ」
京太郎「なんで大会でたんだよ……お前」
京太郎「とりあえず、帰る準備……するほどでもないか」
「確かにな……いてもしょうがないし帰ろうぜ」
「女子の方は試合どうなってるんだろうな」
「お前が見たいのは試合じゃなくて巫女服だろ」
大して落ち込んでいる素振りもなく
男子たちはワイワイと談笑する中
俺はこっそりと部屋をあとにした
別にどこか行くとかもないが
霧島からそう離れていないし
全員で固まって帰る必要もないからな……どうするか
1、ほかの試合を見ていく(接触判定)
2、女子の会場の方へ
3、電話
4、お昼でも食べていく(接触判定)
5、その他自由
安価下~下5
4で行きます
接触判定 安価下コンマ
4 健夜「須賀京太郎くんだよね?」
2 「ん、アンタ永水のやつか」
5 7 咏「ん?」
ゾロ目再判定
それ以外はスルー
「京太郎くん」
どうせならお昼でも食べようかと
食事の食べられる場所に向かった俺を、その人は呼び止めた
健夜「やっぱり、貴方が須賀京太郎くんだよね?」
京太郎「小鍛治プロ……?」
今日の解説は三尋木プロ
それは絶対に嘘じゃない
なら、なんで小鍛治プロがここにと考えた時
浮かんできたのは瑞原プロの言葉
【はやり『すこやんにも話してるみたいだよー? 国内無敗。キミは戦わずに誇るつもりかね? って』 】
そして、小鍛治プロは俺を呼び止めた
そこから考えられるのは俺に用事があるということだ
健夜「ちょっと……お話に付き合ってくれるかな?」
京太郎「話……ですか?」
健夜「うん。時間がなければ別に良いんだけど……」
小鍛治プロは少し控えめに答えた
別にいいってことは
そこまで重要な話ではないってことか?
いや、重要かどうかはともかく
私用だから俺のことを優先してくれてるだけだろうな……
京太郎「………………」
どうしよう
正直、どんな話かわからないから
聞きたくはあるんだけど
団体の不甲斐なさ……出場してないこと含めて
怒られそうな気もするし……
1、ごめんなさい、婚期を逃した女性には気を付けてと両親に言われてるんです
2、すみません、このあと女子の方に行く予定なので
3、少しなら大丈夫です
4、こんな綺麗な人となんて……喜んでお付き合いしますよ
5、その他自由
40分
いきます
1、ごめんなさい、婚期を逃した女性には気を付けてと両親に言われてるんです
2、すみません、このあと女子の方に行く予定なので
3、少しなら大丈夫です
4、こんな綺麗な人となんて……喜んでお付き合いしますよ
5、その他自由
安価下~下5
京太郎「少しなら大丈夫です」
健夜「ありがとう」
話をする代わりに
お昼はおごってくれるということなので
ありがたくご馳走になることにした
京太郎「それで、小鍛治プロ。話ってなんですか?」
健夜「京太郎くん、団体戦には出てなかったよね?」
京太郎「ええ、まぁ」
健夜「どうして?」
やっぱり
団体戦には出てこなかったことを聞いてくるよな
小鍛治プロにまで伝わった実力なら
先鋒になればほぼ圧勝できるだろうしな
実力が伝わっている以上は隠す意味もなく
俺は霞さんに言ったのとほとんど同じように答えた
みんなに楽しんで貰いたかったからだと
団体戦はみんなで頑張るものであって
俺一人の実力ですべてが決まる。そんなことがあってはいけないと思うから。と
すると、小鍛治プロは霞さんのように悲しそうに表情を暗くした
健夜「その輪に入れないことが悲しくないの?」
京太郎「ん~……別に輪に加われてないわけじゃないですよ」
俺より強い人はいないかもしれない
でも、俺より強くなろうとする人たちがいる
だから……
京太郎「俺は悲しくなんてないですよ」
高校生の間にその辺のプロより強いレジェンドにトラウマ植え付けるすこやんって照とか咲よりヤバイんじゃ……
健夜「そっか、いい学校のいい部活に入れたってことだね」
京太郎「そうですね」
この学校に来なければ
小蒔さんとこんな関係になることも
絶対になかったからな
健夜「でも、残念だったよ。京太郎くんの実力を見に来たのに」
京太郎「……やっぱり、それが目的ですか」
小鍛治プロの笑みに対して俺は苦笑いで答えた
大沼プロの唆された結果
俺に興味を持っちゃったみたいだ
健夜「あの大沼プロが強いと認めた子だからね。私も……少し気になっちゃって」
小鍛治プロに気にしてもらえるのは
雀士としてありがたいというべき……だろうか?
いや、結構すごいことだと思う
世界ランク2位だったわけだ――し……?
思考が変に間延びして
全身が総毛立つような……いや
そんな生易しい感覚ではない何かが全身を包み込んでくる
健夜「だから」
小鍛治プロの声が轟く
体の感覚が鈍ったのか
小鍛冶プロの方を見るのさえ
数分以上かかったようにも感じる
健夜「本当は京太郎くんと、1局やってみたかったんだよね」
経った時間は数秒程度
声は響かずに喧騒にかき消されていく
京太郎「………………」
なんだよ……これ
不可思議な経験としか言い様のないそれの正体は
既に、その姿を隠していた
健夜「でも、少ししかダメなら仕方がないよね」
京太郎「っ……」
少しなら大丈夫といったから
小鍛治プロとの対局は避けられた……避けられた?
避けたい……のか?
強い相手との対局がなによりも好きなのに
なのに、俺は小鍛治プロを避けたいっていうのか……?
京太郎「やるとしても……人数足りませんよ」
健夜「鹿児島には少なくとも3人のプロがいるから大丈夫」
京太郎「……え?」
健夜「みんな京太郎くんには興味があるから、対局を頼めば打ってくれると思う」
3人のプロ
小鍛治プロ、三尋木プロ、大沼プロ……いやいやいや
プロ3人相手とか……そんなお話ありえません
1、良いですよ……プロ3人と。打ちます(夕方固定)
2、いつか、対局しましょう
3、ははっ……勘弁してくださいよ。見ただけで吐きそうになったっていうのに
4、この少しの時間でも、嫌悪感を抑えきれないっていうのに
5、すみません、女子の方に行きたいので
6、その他自由
35分
いきます
1、良いですよ……プロ3人と。打ちます(夕方固定)
2、いつか、対局しましょう
3、ははっ……勘弁してくださいよ。見ただけで吐きそうになったっていうのに
4、この少しの時間でも、嫌悪感を抑えきれないっていうのに
5、すみません、女子の方に行きたいので
6、その他自由
安価下~下5
安価下コンマ判定
4 言う
7 言わない
ゾロ目は再安価
因みにすこやん口説いたらどうなるのっと
京太郎「いつか、対局しましょう」
俺のその言葉に対して
小鍛治プロは少し嬉しそうに笑った
健夜「その時にがっかりさせないように私も頑張ろうかな……」
京太郎「頑張るって……」
健夜「でも……あんまり、期待はしないでね?」
小鍛治プロはそう言い
アドレスだけ交換して去っていく
小鍛治プロが頑張る……か
大沼プロと同じように……いや、まさかな
小鍛治プロまで世界ランクの大会に出るとか
まさか、そんな……ねぇ?
そんな不安を振り払い
すっかり冷たくなってしまった定食のおかずに箸を伸ばした
安価下コンマ判定
4、7 ゾロ目でイベント
それ以外ではイベントなし
俺が女子の会場に着く頃に実況の声が響き渡った
『永水高校の神代選手! 他校に一度も上がらせることなく完封』
『今大会、一度も次鋒にすら移らせない、圧倒的な実力差を見せつけたーッ!』
京太郎「小蒔さんが?」
この時間だと今日の最後の対局
つまり、予選とは言え
ある程度勝ち上がってきた強い高校ということだ
もちろん、小蒔さん達の実力はそれよりも上だろうから
勝つことはできるだろう
でも一番の問題はこの大会で一度も次鋒に移らせていないという言葉
もしそれが事実なら
小蒔さんはとんでもない神様を降ろしたことになるのだ
京太郎「小蒔さん!」
永水の控え室まで走っていき
ノックすらせずに開け放つと
驚く女子メンバーの顔が俺を捉えた
霞「京太郎くん……」
京太郎「霞さん、何があったんですか?」
霞「小蒔ちゃんが連荘しただけよ」
霞さんは静かに言い
ほかのみんなは頷くことを答えとしただけだった
京太郎「連荘ってどれくらい……ですか?」
初美「10万点が飛ぶくらい。そういえば十分ですかねー」
京太郎「10万点が飛ぶって……」
役満ロン2回でも96000
つまりそれ以上の……
春「実際は3試合だから30万点」
京太郎「え……?」
今大会1度も次鋒まで回さなかった
……そっか、それはそうだ
誰かを飛ばさずに次鋒まで回さない手段なんてない
3試合、10万x3=30万点
小蒔さんはそれを飛ばしたんだ
京太郎「小蒔さんは?」
霞「巴ちゃんが迎えに行っているけど……」
霞さんの言葉を遮るように扉が開き
俺の後ろに
狩宿先輩と小蒔さんが現れた
巴「ぇ、須賀くん?」
驚きを顕にする狩宿先輩をよそに
小蒔さんは嬉しそうに微笑んだ
小蒔「ですから申し上げたではありませんか。京太郎様を感じると」
京太郎「小蒔さん……?」
小蒔「はい、京太郎様」
いつもの小蒔さんの笑顔だ
それは間違いない
間違いないはずなのに
違和感しか感じない
呼び方が変わってることも含めて
なにかがおかしい……
小蒔「京太郎様、お加減でも悪いのですか?」
京太郎「い、いえ……そんなことは」
小蒔「なら良いのですが……あ、そうでした!」
パンッと小さく手を叩き
小蒔さんは無邪気に笑う
小蒔「京太郎様の教えを元に、決勝へとみなを連れゆくことができたんです!」
京太郎「俺……10万点飛ばせるほどの教えをしたつもりは……」
小蒔「それは他校の方々が大地に芽吹く生命の力を侮っていたせいです。私の力ではありません」
大地に芽吹く生命の力……?
なんだそれ……大地の神様でも降ろしたっていうのか?
京太郎「それって……どういうものなんです?」
小蒔「塵も積もれば山となる。どんなに小さき草木でも、寄り集まれば草原となり、森となる。ということです」
京太郎「つまり、小さい手で上がりを積み重ねたってことですか?」
小蒔「そういうことになります」
小蒔さんは小さく頷き
俺の手をぎゅっと握った
小蒔「では京太郎様、私にご褒美の接吻を」
京太郎「えっ?」
小蒔「離れていた間の切なさを埋めて頂きたいのです……京太郎様」
1、い、家に帰ってからで
2、すみません、みんな外してください
3、わ、判りました
4、狩宿先輩、お祓いは!?
5、どうしたんですか本当、おかしいですよ
6、その他自由
15分
いきます
1、い、家に帰ってからで
2、すみません、みんな外してください
3、わ、判りました
4、狩宿先輩、お祓いは!?
5、どうしたんですか本当、おかしいですよ
6、その他自由
安価下~下5
京太郎「狩宿先輩、お祓いは!?」
巴「それが……」
狩宿先輩は消え入りそうな声で呟き
最後まで言わないうちに俯いてしまった
京太郎「そんな……」
それだけで解ってしまう
お祓いなんてとっくに試したのだと
試してもなお、何も変わらなかったのだと
狩宿先輩たちには……どうすることも出来なかったのだと
それもそうだ
こんな状態なんだ、1試合目が終わった時点で普通試してるよな……
小蒔「京太郎様、私は深く強く結びついているんです」
京太郎「っ……」
小蒔「お祓い程度で離れたり致しません。安心してください」
小蒔さんはそう言うと
にこっと、笑った
憑かれてると言うか乗っ取られてる?
小蒔「みなの前で接吻は少々過ぎた願いでした。申し訳ありません」
小蒔さんはそう言うと頭を下げ
顔を上げた時にはやはり、笑顔だった
小蒔「では京太郎様。お家に帰りましょう」
手を引かれ
俺と小蒔さんだけが控え室を出ていく
京太郎「こ、小蒔さん。みんなは置いて行っちゃうんですか?」
小蒔「京太郎様は皆で帰るのと私と2人で帰ること。前者がお望みなのですか?」
京太郎「前者って言ったら、ちゃんとみんなで帰るんですか?」
小蒔「京太郎様のお望みでしたら……」
言葉ではそう言うものの
少し影の差す暗い表情だった
みんなの前でキスをせがんで来たり
2人だけで一足先に帰ろうとしたり……と
かなり積極的だが
俺がダメと言ったら止めるっぽいし
この小蒔さんは
麻雀の力はともかくとして
思考とか、性格とかは本物の小蒔さんと大差はない
だから、これがただの演技って言うなら助かるが
残念なことに計30万点を飛ばした時点で演技ではないことは明白だ
小蒔「京太郎様、大切なお時間が無くなってしまいます」
京太郎「えっと……」
小蒔「決め兼ねているのでしたら私と帰りましょう」
う、う~ん……
1、2人で帰る
2、みんなで帰る
3、その他自由言動
05分
1、2人で帰る
2、みんなで帰る
3、その他自由言動
安価下~下5
姫様の憑き物、クシナダと見たぜ
今の姫様ならすこやん倒せるかな
京太郎「解りましたよ……2人で帰りましょう」
小蒔「嬉しいですっ」
小蒔さんはほんの少しだけ飛び跳ねながら
俺の腕を抱きしめ、身を寄せてきた
京太郎「こま……」
小蒔「愛してます、京太郎様っ」
付き合ってることは記者に報告済みだし
そこまで騒ぎ立てられるようなことじゃ……いや
こんなベッタリしてたら騒がれるか?
とはいえ……
小蒔「えへへ……」
嬉しそうに頬ずりする小蒔さんを
強引に引き剥がすなんてちょっとできないし……
良しっ、俺の神様に運は任せるとしよう
予選だから
全国に放送されるなんてことはないし
記者には言ってあるから問題はない……はず
あと問題があるとしたら
プロの人たちに出会うことだろうな
大沼プロはきっと優しく見逃してくれるだろうけど
小鍛治プロとか瑞原プロは見逃しはないだろうな……ただ
瑞原プロは鹿児島にいないことは
小鍛治プロの言い方からして多分間違いない
よって、問題は小鍛治プロだけだ
……三尋木プロに会ったりしないよな?
なんて警戒しつつ
俺と小蒔さんは会場をあとにした
安価下コンマ判定
4 健夜「あ、京太郎く」
2 咏「若さっていいねぃ」
7、ゾロ目 「迎えに来たわよ」
う゛た゛た゛ん゛だァ゛ァ゛ァ゛ー!
よし、行けた!
なんて、気を抜いたからかもしれない
和服を着た女の子……に、見えるだけの大人の女性が
ニヤニヤと俺たちを見ていた
京太郎「み、三尋木……プロ……」
咏「若さっていいねぃ」
京太郎「い、いやその……なんていうか」
咏「高校生だし良いんじゃないのー? 知らんけど」
とか言いつつ
にやにやしないでくださいよ
そういうのがちょっとアレなんですから
小蒔「京太郎さん、三尋木プロはご用があるわけではないみたいですし、早く帰りたいです」
咏「ほらほら、彼女をエスコートしてあげないとダメなんじゃないかなー」
このプロ、楽しんでやがるッ
別に修羅場とかそういうのじゃないから別にいいけどさ
三尋木プロは
俺の腕に抱きつきながら引こうとする小蒔さんを見つめ、笑う
咏「イチャイチャもいいけどさ、転ばないようにねぇい?」
まぁ確かに
腕を抱きしめられた挙句
密着して歩くなんて転びそうだ
そんな注意をしてくれた三尋木プロは
相も変わらずにやにやと……ふむ
1、じゃぁ迷子にならないように気をつけてくださいね?
2、生で見ると小さくて可愛いですね
3、……小学何年生でしたっけ
4、気をつけます
5、小鍛治プロたちには内緒でお願いしますよ
6、その他自由
50分
いきます
1、じゃぁ迷子にならないように気をつけてくださいね?
2、生で見ると小さくて可愛いですね
3、……小学何年生でしたっけ
4、気をつけます
5、小鍛治プロたちには内緒でお願いしますよ
6、その他自由
7、うたたんいぇい~
安価下~下5
安価下コンマ判定
4 咏「……迷子になっちゃったから小鍛治プロ呼んじゃったかもしんねー。知らんけど」
0 咏「おーう、大人をからかうとはいい度胸してるねぇ」
7 咏「………………」
ゾロ目7 44=4
ふむ、スルーで
とりあえず今日はここまで、お疲れ様でした
1ならセーフだ、1なら
本当に悪い選択肢はコンマすら出ない(>>680)
貴方の彼女はこの積極的な神代小蒔? それとも、控えめな神代小蒔?
解った(性的な意味で)昇天させてあげれば良いんだよ
気付いたら行為してたとか姫様には辛いかもしれんが
京太郎「小蒔さんのためです(キリッ)」
で中に出して妊娠もできて円満解決だ
>>658
小蒔(淡)「なんか知らないけど、小蒔の体になってた」
小蒔(淡)(よし、この体できょうたろーに迫って軽い女って思わせよう)
小蒔(淡)(ついでに、妊娠でもさせて絶望させてやるんだから!)
結果
小蒔「えへへ、妊娠してました」
京太郎「っしゃ!」
淡「はぁぁぁぁっ!?」
照「婚約してたし、子供くらいで壊れないのが普通。むしろ喜ばれる」
淡「うにゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
なんて……ないけどね
出しといてあれだけど
三尋木プロの自分を呼ぶときの呼び方が解らない
私なのか……あたしなのか
咏「私はそうは思わないけどねぇい」
咏「あたしはそうは思わないけどねぇい」
どっちだろう。ほかのSSだと『私』だし、私でいいかな?
雑談スレで聞いてたのイッチやったんか
あたしでいいんじゃない?(適当)
>>754
解らないから聞いてみたんだけどダメだったかな
必要になるか、分かるまで使わずに行くしかないかな
必要になったら安価でもとって決めるかもしれない
京太郎「じゃぁ迷子にならないように気をつけてくださいね?」
冗談のつもりでそう返すと
三尋木プロはいつもの扇子で俺を指し
クスクスっと笑った
咏「おーう、大人をからかうとはいい度胸してるねぇ」
京太郎「三尋木プロだって俺達の事からかってたじゃないですか」
咏「たはーっ、それもそっか」
三尋木プロはおかしそうに笑いながら
扇子で頭……には届かず、俺の腕を叩いた
咏「って、それおかしくね? そっちが下でこっちが上だぜぃ?」
京太郎「あはは……バレました?」
咏「確かに須賀くんよりちっさいけどさー、それって酷くねー?」
三尋木プロはプロフィール上では145cm
小蒔さんよりもさらに9cmも低いんだよな
京太郎「すみません、ほんの冗談だったので」
咏「まぁ、良いけどさー」
三尋木プロはそう言って笑うあたり
ちゃんと冗談として受け取ってくれた……と思う
咏「しっかし、彼女ちゃん強いねぇい。去年とは段違いだよ」
小蒔「京太郎様の教えのおかげです」
咏「様……? いや、別に良いかもしれんけど……」
小蒔さんの一言で
三尋木プロは一歩下がってしまった
確実に、引かれた……ッ
京太郎「えっと、あの……三尋木プロ?」
咏「うん。知らんし。何も聞いてないからねー」
三尋木プロは苦笑いを浮かべ
咏「ただ、外で様って呼ばせるのはどうかと思うかなー知らんけど」
と、言い残し
俺たちに背を向けた
小蒔「京太郎様、お話は終わりましたか?」
京太郎「いや、終わったっていうか……なんていうか……」
三尋木プロは
俺が様付けで呼ばせてるって思ってるんだ
ここは……
1、小蒔さん、あと少しだけ待ってて貰えますか?(咏を追う)
2、違いますから! 神社だから仕方がないんです!
3、今日はちょっとアレで、いつもは普通ですから!
4、諦めて帰る
5、その他自由
6、小蒔さんのせいで三尋木プロに勘違いされちゃいましたよ……
7、様づけ禁止です。いつものように呼んでください
8、ほんと……一体何がったんですか。小蒔さん
15分
いくよー
1、小蒔さん、あと少しだけ待ってて貰えますか?(咏を追う)
2、違いますから! 神社だから仕方がないんです!
3、今日はちょっとアレで、いつもは普通ですから!
4、諦めて帰る
5、その他自由
6、小蒔さんのせいで三尋木プロに勘違いされちゃいましたよ……
7、様づけ禁止です。いつものように呼んでください
8、ほんと……一体何がったんですか。小蒔さん
9、せめてご主人様にしません?
安価下~下5
京太郎「様付け禁止です。いつものように呼んでください」
三尋木プロは行っちゃったし
弁解の言葉も思いつかず
諦めて、小蒔さんへとそう言い放った
小蒔「だめ……なんですか?」
京太郎「今のでアウトなのは解って欲しいんですけど……」
小蒔「尊敬の意を込めた言葉が何故受け入れられないのか不思議です」
小蒔さんは残念そうに言うと
俺の腕を抱きしめる力を少しだけ強くした
小蒔「ですが、京太郎様が禁止と言われるのであればそう致します。以後は京太郎さん。と、お呼びすればよろしいのですか?」
京太郎「ええ、その方が問題にもならないと思いますから」
小蒔「私としては京太郎さ……ん、とのことで世間で問題になろうと関係ありません」
小蒔さんは俺のことを見上げながら微笑み
そして続けた
小蒔「もう、その程度のことで揺らぐような愛ではありませんから」
ワハハ
>>780は無かったことにして下さい
京太郎「ほんと……一体何があったんですか。小蒔さん」
積極的な小蒔さんに
様をつけて読んでくるようん小蒔さんに
……何かがあったとしか思えない
その考えに気づいたのか
小蒔さんは首を横に振り、腕を抱きしめたまま手を握った
小蒔「何もありません。ただ、京太郎様が恋しかっただけなんです」
京太郎「恋しかった……?」
小蒔「見ていて欲しかった。お部屋で迎えて欲しかった。頑張ったねと褒めて欲しかった」
小蒔さんは間髪いれず
でも。と言葉をつなげた
小蒔「京太郎様はお勤めのために別の場所へと行かれてしまった」
小蒔さんは悲しそうに、寂しそうに言いながら
俺の存在を確かめるように
空いている左手で俺の左腕に触れた
小蒔「寂しかった。切なかった……ですから、早く終わらせようと」
京太郎「…………………」
小蒔「私のこの思いは、京太郎様にとってはおかしいものなのですか?」
小蒔「いえ、おかしいんですよね? お祓いしようとしたりしたのですから」
小蒔さんは俺が答えるよりも前に言葉を続けて
腕の圧迫感が消えていく
温かさが急激に冷めていく
小蒔さんとの距離が開いていく
小蒔「申し訳ありません京太郎様。ここからは一人で大丈夫です」
寂しそうに、悲しそうに
小蒔さんは歩いていく
あれは小蒔さんであって、小蒔さんではない
それはまず間違いないと思っていた
でも、本当にそうなのだろうか
確かに異質だ。違和感もある
だけど、あれは確かに小蒔さんなんじゃないのだろうか
何かが憑依しているのは事実で
その何かが小蒔さんを操っているのもまた
事実ではあるかもしれない
だけど、その言動の主な部分は
いつもの小蒔さんと何も変わってなんかいない
つまり、今の小蒔さんを拒絶することは
小蒔さんの気持ちを拒絶しているのと同じ
今の小蒔さんを否定することは
小蒔さんを否定するのと同じ
そうなってしまうんじゃないだろうか……
京太郎「……………」
どうすればいいんだろうか
正直な話
いつもの小蒔さんと比べればおかしいと思わざるを得ない
あそこまで積極的じゃないし、京太郎様なんて呼ばないんだからな
でもだからって
祓おうとしたり、何かあったんじゃないかなんて
軒並み否定するなんて、やっちゃいけなかったのかもしれない
家を出る前に寂しくないようにって言ってたもんな
控え室では切なさを埋めるためにって言ってたもんな
京太郎「全部……小蒔さん自身の思い、なんだよな」
1、小蒔を抱きしめる
2、手を掴む
3、小蒔さん、家に帰ってからにしましょう
4、すみません、おかしくなんてないんです……ただ、小蒔さんがあまりにも積極的だから
5、不意打ちキッス
6、俺の小蒔さんを返してくれよ。アンタが思いを語るから、俺は拒絶しただけなんだから
7、その他自由
8、待てよ。誰なんだよ……小蒔さんの中にいるお前は
35分
ここで結論出さなくても、家に帰って爺やママンに話聞いてからの方が良い気がするが
>>798
ふむ、なら入れておくよ
1、小蒔を抱きしめる
2、手を掴む
3、小蒔さん、家に帰ってからにしましょう
4、すみません、おかしくなんてないんです……ただ、小蒔さんがあまりにも積極的だから
5、不意打ちキッス
6、俺の小蒔さんを返してくれよ。アンタが思いを語るから、俺は拒絶しただけなんだから
7、その他自由
8、待てよ。誰なんだよ……小蒔さんの中にいるお前は
9、とりあえず家に帰る
10、電話
いきます
1、小蒔を抱きしめる
2、手を掴む
3、小蒔さん、家に帰ってからにしましょう
4、すみません、おかしくなんてないんです……ただ、小蒔さんがあまりにも積極的だから
5、不意打ちキッス
6、俺の小蒔さんを返してくれよ。アンタが思いを語るから、俺は拒絶しただけなんだから
7、その他自由
8、待てよ。誰なんだよ……小蒔さんの中にいるお前は
9、とりあえず家に帰る
10、電話
11、世界のすべてが敵になっても、俺は……神代小蒔を愛し続けるッ!
安価下~下5
2
4
1
2
5
1
2
4
2でいきます
とりあえず今日はここまで、お疲れ様でした
今回の4イベ安価はちょっと難しい……ごめんよ
乙ー
新しく2週目始まってから現在まででの選択肢での正答率って実際どんなもんなんだろうか?
危ない場面もあったけど此処までなんとかこれたのもあって少し気になってしまった
>>827
いつから選択肢に正解があると……
冗談はさておいて
地区予選は京太郎が見たりしない限りはキンクリかな
ただインハイと個人の方はやるかもしれない
去って行く小蒔さんを追いかけて
繋いでいないと寂しく感じてしまう
それほど繋ぐ事が多かったその手を握った
京太郎「待ってください」
小蒔「………………」
京太郎「小蒔さん、待ってください」
一度だけではさらに歩こうとする小蒔さんに
もう一度言い放ち少しだけ握る手に力を込めた
京太郎「一人じゃ危ないですよ」
小蒔「大丈夫です、京太郎様にご迷惑はおかけしません」
小蒔さんは振り向くことなく答え
また歩こうとしても動けないことを察したのか
そのまま続けた
小蒔「みなの前で接吻を求めたのは突然のことでしたから、仕方がないと思います」
京太郎「突然っていうか……」
みんなの前って言うのが問題であって
2人きりだったなら断ってなかったよな
小蒔「ですが、今もまた私に何かあったのか。と、問われました」
小蒔さんの寂しそうな声色が
俺の不安な心を揺さぶった
小蒔「……ごめんなさい。何かあったのはのは事実なんです」
京太郎「え……?」
憑依されている
操られている
その認識さえ、違っていたと?
小蒔「私は京太郎様への気持ちが抑えられないんです」
京太郎「待ってください、小蒔さんは何かに操られているんじゃ……」
小蒔「……? 誰かがそう言っていたのですか?」
思えば、誰一人としてそんなことは言ってなかった
憑依しているとも言ってなかった気がするけど
憑依していないことはありえないし
呼び方が変わっていたせいで
操られているなんて思い込んでたのか……
京太郎「じゃぁ、あの時深く結びついてるって言ってたのは……」
小蒔「私と奇稲田姫です。京太郎様と須佐之男様、私と奇稲田姫……互いに愛を誓った者」
小蒔さんは少し困ったように言うと
俺の手を握り返し悲しそうに呟いた
小蒔「だからかもしれません。京太郎様への気持ちが抑えられなくて、どうにかなってしまいそうなのは……」
中断
家に帰って素盞鳴尊を宿した状態での交合い神様プレイと申すか
小蒔さんは切なそうな目で俺を見つめ
俺と目があった途端、下を向いてしまった
今の小蒔さんは小蒔さんだけど小蒔さんではなくて
でも、小蒔さんで……って感じなのか?
降りてきた神様の影響を受けて
普段よりも積極的になってしまっているだけ……なのだろうか?
正直、小蒔さんのことをあまり疑いたくないが
今の小蒔さんがただ神様の影響を受けているだけなのか
もしくは、今の小蒔さんは神様によって操られているのか
それが解らないのが問題だ
この小蒔さんは前者だというが……っ
1、何が原因で結びついたんですか?
2、とりあえず帰りましょう
3、実は俺も今……増幅されてしまってるんです(強引にキス)
4、嘘ですよね。小蒔さんは寝ていなきゃ憑依は出来ないんですから。起きてるのはおかしいんですよ
5、その他自由
後で
前に姫様に言われた事もあったし不安で仕方なかったとかでもええんじゃないのかなと
あんだけ心配されたことを言った本人がなってるかもしれないって状況なんだし
>853 ふむ、選択肢を増やすことにするよ
1、何が原因で結びついたんですか?
2、とりあえず帰りましょう
3、実は俺も今……増幅されてしまってるんです(強引にキス)
4、嘘ですよね。小蒔さんは寝ていなきゃ憑依は出来ないんですから。起きてるのはおかしいんですよ
5、小蒔さんは寝てないと憑依できないって聞いたんですけど……
6、嘘、ついてませんよね?
7、気持ちが増してるのは分かりました。でも、それで京太郎様っておかしくないですか?
8、……対局、しましょうか
9、その他自由
これで
そういえば霞さんの最終手段だったんだよな
もしかして京太郎に移せるとか?
結構どれ取っても巫山戯てるとは言いがたい気もするけどなぁ
ただ突き放しと何もせずに帰るってのは違うと思うかな?2347は何か違う気もするが…
行きます
1、何が原因で結びついたんですか?
2、とりあえず帰りましょう
3、実は俺も今……増幅されてしまってるんです(強引にキス)
4、嘘ですよね。小蒔さんは寝ていなきゃ憑依は出来ないんですから。起きてるのはおかしいんですよ
5、小蒔さんは寝てないと憑依できないって聞いたんですけど……
6、嘘、ついてませんよね?
7、気持ちが増してるのは分かりました。でも、それで京太郎様っておかしくないですか?
8、……対局、しましょうか
9、その他自由
安価下から下5
3
正直直感的に選んだ、マトモに考えても正解が見つからなかったし…
全体見なおして姫様が凄く寂しそうだったって理由かねぇ…
3
5
1
5
3
だから5だね
疑いたくはない
でも、俺の言動が小蒔さんの存在を左右する可能性がある以上
下手に受け入れたりはできない
もしも小蒔さんがただ影響を受けているだけで
操られていたりしなくて
信じなかったことを責めて来るとしても
いなくなってしまうよりはずっとましだ
意を決して小蒔さんを見つめ
京太郎「小蒔さんは寝ていないと憑依出来ないって聞いたんですけど……」
そう訊ねた
小蒔「え?」
小蒔さんは驚きを口にし
俺のことを見つめた
小蒔「どういう意味ですか?」
京太郎「どう言う意味って……」
小蒔さんは俺の手を握る手に力を込めると
俯き、そして答えた
小蒔「京太郎様は私が偽物だと……言うんですか?」
京太郎「偽物だなんて……ただ、眠っていないのに憑依できていることが不思議に感じただけなんです」
小蒔「本当ですか? 本当に疑っていませんか? 私が神代小蒔の姿をした神代小蒔ではない何か……と」
小蒔さんはぐいぐいと迫り
ゼロ距離のほとんど真下で俺のことを見上げた
小蒔「京太郎様は……私を信じて下さらないのですか?」
身長差のこともあって
小蒔さんから見上げられることには慣れている
でも、この目は
この、睨んでいるようにも思える目つきは初めてだった
小蒔「酷いです……京太郎様」
悲しそうに呟くと
小蒔さんは自由な方の手で
俺の体を抱きしめた
小蒔「憑依しているとも言ってないんですよ? ただ、内に眠る神様の思いが強いってだけで……」
京太郎「……え?」
小蒔「ですから、今こうして話していることにおかしい点はないと思うんです」
小蒔さんはそんな怖い目つきを笑顔へと変え
俺の体に頭をコシコシと、撫でるように押し付けてきた
小蒔「信じていただけないなんて悲しいです。辛いです……京太郎様」
京太郎「小蒔さん……」
信じてあげたい
でも……なんだか怖い
何か違うような気もするし
違わないような気もする
小蒔さんは本当に憑依をしていない小蒔さんなのか?
それとも、憑依した……操られている小蒔さんなのか?
京太郎「っ…………」
このまま帰って平気……なのか?
時間切れとか、そういうわけのわからないこととかないよな?
くそっ……疑うとキリがないッ!
1、違和感を突きつける(もう一度安価)
2、とりあえず帰る
3、疑って済みません……信じます
4、その他自由
15分
ちょっと難しすぎる……かな
どっちにでもできる意地悪な安価ではなく
失敗したら こまっしー「脳髄ぶっしゃー!」 にな……らない(とも限らない)けども
物凄く解りにくいかもしれないけどヒントは出した……ような気がする
いきます
1、違和感を突きつける(もう一度安価)
2、とりあえず帰る
3、疑って済みません……信じます
4、その他自由
安価下~下5
京太郎「ちょっと待ってください」
小蒔「な、なんでですか? なんでそんなに……っ」
小蒔さんの頬を涙が伝っていく
さっき会ってからずっと
俺は小蒔さんのことを否定し続けた
それが悲しいから小蒔さんは泣いてしまう
当たり前だ
偽物だろうと本物だろうと
信じてもらえてないのは同じなんだから
小蒔「う……うぅ……っ、ぐすっ……」
京太郎「…………」
服がだんだんと湿っていく
握り締められた背中の部分に皺が広がっていく
俺と小蒔さんの間には……亀裂が広がっていってるのだろうか……
小蒔「京太郎様がそこまで疑うのでしたら……理由をっ、理由を教えてくださいっ!」
小蒔さんは俺から離れると
怒ったように言い放った
小蒔「京太郎様が気に入らないところを教えてください……」
京太郎「教えたら、どうするんですか?」
小蒔「京太郎様が望むように致します」
涙が伝って落ちる小蒔さんの頬
その涙が溜まっては溢れていく瞳
小蒔さんだ
見た目はどう見ても……小蒔さんだ
でも、
だけど……っ
ここで弾丸論破ッスか
自由安価で指摘しろ! なんて言ったら怒るよね
1、小蒔さんは京太郎様って言わない
2、小蒔さんは恥じらいがある女の子だ
3、小蒔さんよりもバストがわずかに小さい……ように見える!
4、アンタは憑依してるだろ?
5、小蒔さんはアンタみたいに自分を優先できる人じゃないんだ
6、小蒔さんは憑依なしで10万点飛ばせるほど強くはないんですよ
7、その他自由
15分
訂正
1、小蒔さんは京太郎様って言わない
2、小蒔さんは恥じらいがある女の子だ
3、小蒔さんよりもバストがわずかに小さい……ように見える!
4、アンタは憑依してるだろ?
5、小蒔さんはアンタみたいに自分を優先できる人じゃないんだ
6、小蒔さんは憑依なしで10万点飛ばせるほど強くはないんですよ
7、小蒔さんはアンタみたいに積極的じゃない
8、その他自由
15分
どれも微妙すぎてヤバイ
1は直せば良いで終わる?27って京太郎からの勝手な押し付けとも思える?
5なんて霞さんの件で変わるように努力したとも取れるし
4は理由不足?麻雀を介してって意味じゃ6が説得力的には一番か?
5か6っぽい気もするけど5が霞さんの件以降どうだったかによるというか…
正直もうわけわからん…!
一番論理的なのが6なんだよね…
他は恋によくある理想の押し付け臭いのが何とも…
自由安価を弾丸に込めてくれても良いですよ
僕を撃たなければ……
あと、選択肢に入れ忘れがあったのでもう一度訂正します
何度も申し訳ない
1、小蒔さんは京太郎様って言わない
2、小蒔さんは恥じらいがある女の子だ
3、小蒔さんよりもバストがわずかに小さい……ように見える!
4、アンタは憑依してるだろ?
5、小蒔さんはアンタみたいに自分を優先できる人じゃないんだ
6、小蒔さんは憑依なしで10万点飛ばせるほど強くはないんですよ
7、小蒔さんはアンタみたいに積極的じゃない
8、……ごめんなさい、その涙は嘘じゃないですね
9、その他自由
これで固定します
優先云々って確かに>>834の
気持ちが抑えられなくて、どうにかなってしまいそう が理由になり得るよな…
自分よりも他人を優先する人だって言われても人間だもの…気持ちが抑えられないって言われたらどうしようも無い気がする…
あぁ、もう深読みばっか!わっかんねー!!
12357って結局は京太郎の視点のみな気がするんだよなぁ
まぁ、姫様の秘めてる部分含めて全て知ってるわけじゃないし…
4だと理由が無いから平行線になりそう…?論理で攻めないとダメじゃね…?
京太郎だって以前はランダム発動だったろ?
6はそれで言い逃れされるんじゃないか?
んー、考え過ぎか…。じゃぁ、別視点でちょっといい?
>>680で「お祓い程度で離れたり致しません」って断言してるが
>>882「憑依しているとも言ってない」
影響受けているだけなら何故最初にお祓い程度で~なんて言ったんだ…?
僕を信じても良いんじゃないかな。きゅっぷい
いきます
なんか4も有りな気がしてきた…
影響されてるだけなら祓う必要無い…のに祓う程度で離れない…?
1、小蒔さんは京太郎様って言わない
2、小蒔さんは恥じらいがある女の子だ
3、小蒔さんよりもバストがわずかに小さい……ように見える!
4、アンタは憑依してるだろ?
5、小蒔さんはアンタみたいに自分を優先できる人じゃないんだ
6、小蒔さんは憑依なしで10万点飛ばせるほど強くはないんですよ
7、小蒔さんはアンタみたいに積極的じゃない
8、……ごめんなさい、その涙は嘘じゃないですね
9、その他自由
10、今の小蒔さんじゃ興奮できないんですよ! つまり、本能が偽物と叫んでるんだ!
安価下~下5
4でも色々言動から矛盾突けそうだったが…
確証がねぇわ6
京太郎「小蒔さんは憑依なしで10万点飛ばせるほど強くはないんですよ」
それは数字として結果が出ていることだし
教えてきたのが俺だからこそ、俺はそう言い放った
返って来たのは沈黙……ではなく
小蒔さんの静かな嗚咽
小蒔「頑張ったのに……頑張っただけなのに……っ」
続いたのは、怒りと悲しさの入り乱れた涙声
ゆっくりと見上げた表情には悲しさしか感じられず
俺は何も言えず、小蒔さんはそのまま続けた
小蒔「京太郎様のために頑張ることで、京太郎様が私を疑うのであれば……私はもう、何も頑張りたくないです……っ」
京太郎「っ…………」
小蒔「麻雀なんて止めます……お勉強も、お料理も、全部っ、全部っ! 京太郎様に疑われるくらいなら、何もしませんっ!」
そう怒鳴った小蒔さんは
俺を睨むことさえせずに
悲しそうに首を横に振った
小蒔「酷いです……本当に……本当にっ……どうかしてしまったのは、京太郎様ではないのですか……?」
京太郎「私だ」
小蒔「お前か」
京太郎「騙されたな」
小蒔「また騙された」
暇 を 持 て 余 し た 神 々 の 遊 び
こんなオチだったら俺は…
京太郎「小蒔さ……」
小蒔「止めてください……今は、今は一人にしてください」
小蒔さんはそう言い残すと
思わず力の緩んでいた俺の手を振り払い
一人で歩き去っていく
歩くのが遅いせいか
なかなか見えなくなることがない小蒔さんの背中
でも、俺は追うことはできずに
ただ呆然と……それを見送ることしかできなかった
・三尋木プロは京太郎を危ない人と認識しているようです
・小鍛治プロと出会いました
・小鍛治プロと対局の約束をしました
・小鍛治プロ@頑張っちゃう
・男子団体は予選敗退のようです
・女子団体は見事勝ち上がったようです
・神代小蒔との交流に大失敗しました
・神代小蒔との間が広がってしまったようです
・神代小蒔は…………………………………………………………………………
こりゃぁ、ただ受け入れるだけが正解っぽいか?
明らかな異変を受け入れるって発想がまず無いと思ったんだがなぁ
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 小蒔「……クスッ」【2nd10スレ目】
【安価】京太郎「俺が活躍する!?」 小蒔「……クスッ」【2nd10スレ目】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1391179630/)
次スレ
こっちは埋めで
>>1000なら、霞さんに慰めて貰いたい
このSSまとめへのコメント
意見かなりだしてるやつムカつくわ