千早「だって個人的なプレゼントと言って指輪をくれたもの」
千早「……ふふ」
千早「確定的よね」
千早「プロデューサーは何も言わないけれど、結婚も秒読みね」
千早「早くプロポーズしてくれないかしら」
千早「あっ、式場を先に探しておこうかしら」
春香「千早ちゃんの独り言……」
春香「結婚って聞こえたけどなんのことかな」
春香「もしかして、良い人でも見つけたのかな?」
春香「酷いよ千早ちゃん……親友に話さないなんて」
春香「ってことで話を聞こう!」
春香「ちーはやちゃん!」
千早「春香、どうしたの?」
春香「千早ちゃん、もしかして最近良いことあった?」
千早「えっ、どうして?」
春香「んー、幸せオーラが出ちゃってるかなぁ」
千早「そう?まぁ、ないこともないわ」
春香「何があったの?」
春香「教えて欲しいなぁ」
千早「いくら春香でも教えられないわ」
千早「プロデューサーもあまりみんなに言わないでほしいと言っていたから」
春香「へぇ~」
春香「え!?」
春香「プロデューサーさん?」
千早「あっ……」
春香「プロデューサーさんってどういうこと?」
千早「それは」
春香「あっ、千早ちゃん、プロデューサーさんには教えたんだね?」
春香「で、スキャンダルを怖れたプロデューサーさんに口止めされたんでしょ?」
春香「でーもー」
春香「私になら言っても大丈夫だよ?」
春香「口固いし、親友だし!」
千早「……」
千早「ホントに大丈夫?」
春香「私を信じて」
千早「んー……」
千早「ホントにいいの?」
春香「うん!」
千早「後悔しない?」
春香「後悔なんてするわけないよ!」
千早「わかったわ」
春香「早く早く!」ドキドキ
千早「……」
千早「プロデューサーに指輪を買ってもらったの」
千早「本人は何も言っていなかったけど、多分婚約指輪……」
千早「照れていたのかしら」
千早「あ、今のはみんなに絶対内緒よ?」
春香「……」
春香「え?」
春香「え?何もう一回」
千早「プロデューサーに婚約指輪貰ったの」
春香「はぁーん」
春香「へぇー」
春香「ふぅーん」
春香「冗談?」
千早「いえ、本当よ」
千早「ほら、これがその指輪よ」
春香「プラ…チナ…」
春香「あれ?婚約指輪って普通ダイアモンドじゃ」
千早「……そこは気にすることじゃないわ」
千早「それにダイアモンドは断ったのよ」
春香「断った?」
千早「えぇ、婚約指輪って高価じゃない?」
千早「いくらプロデューサーでもダイアモンドなんて高いもの買えないだろうし」
千早「それにほら、プラチナなら婚約してることを隠せるじゃない」
春香「なるほど……」
春香「って、全然なるほどじゃないよ!」
春香「本当に本当に婚約指輪?」
千早「えぇ」
千早(多分)
春香「嘘だよね?私、告白したのにフられたよ?」
春香「帰ってきて私の気持ちが変わらなかったらって……」
千早「でも帰ってきたプロデューサーが選んだのは私」
千早「時間とは残酷なものね」
春香「私の気持ちが変わってなかったら結婚って……」
春香「はっ、これって!」
春香「浮気だよ!プロデューサーさん、浮気だよ!」
千早「何を言ってるの?」
春香「だってプロデューサーさんは私と付き合ってるも同然だもん」
春香「ってか婚約破棄?」
春香「これはプロデューサーさんに聞かなきゃだよ」
千早「聞いたところで私とプロデューサーの結婚は変わらないわ」
春香「そんなの本人に聞かなきゃわからないよ千早ちゃん」
千早「そうかしら?」
千早「物を貰った私と口約束だけの春香、差は見えてるわ」
春香「ぐぬぬ」
千早「……ふふっ」
P「うーっす、ただいま戻りました」
春香「噂をすればなんとやら」
千早「……」
P「おっ、二人ともいたのか」
このSSまとめへのコメント
おい!続きがないのかよ。責任もって書けよ。最近のSS書いている奴はいつも投げ出している奴が多いよな。スレをたてるならな責任もって書けよ。