妹「今日は私のおうちで お泊まり会だよ!」 (125)

妹「楽しみだなぁ」

オレ「みんなで集まって なにすんの?」

妹「宿題をみんなでするの!お兄ちゃんはキモいから私の部屋に入ってこないでね」

コンコン

妹「みんなきた!」

委員長「おじゃまします!」

この娘は委員長
頭がいい

日影「妹のおうち…いい匂い…」

こいつは妹の親友の日影

お嬢様「ふんっ!カビ臭い家ですわ」

これが お嬢様
妹以外に友だちがいない

妹「みんなあがってあがって~私の部屋にいこうよ」

ワーワー

オレ「ニヤニヤ」
グヘヘ

ブー子「ごめーん遅れたぁ…うーん入れないよぉ」

こいつはブー子
こいつを入れると家が歪む
何時ものように玄関に引っ掛かり入れないでいる
今のうちに追い返したい

-妹の部屋

委員長「妹さんの部屋はピンクがいっぱい!女の子の部屋って感じですね」

妹「えへへ…そうかなぁ」

お嬢様「私のお部屋のほうが広いし かわいいですわ!」

日影「このベッド…妹の匂いがする」
クンクン

お嬢様「きゃあ!!妹さんはネズミを買っていますの?!」

妹「それはネズミじゃなくってフクロモモンガだよ!かわいいでしょ!」

お嬢様「気持ち悪いですわ…」

日影「さっきから口を開けば文句ばっかり…」

委員長「こんなやつ呼ばないほうがよかったですね」

妹「みんなそんなこと言わないで!勉強しようよ!」

姉「~♪」

オレ「お姉ちゃん 森永のココアさん作ってくれるの?!」

姉「あ…このココアさんは妹ちゃんと妹ちゃんの友だちのよぉ」

オレ「ちっ」

姉「ごめんね…」

オレ「あ じゃあ そのココア!妹の部屋に届けてくるよ」

姉「ありがと!」

オレ(隠し味に唾液を混ぜとこ)
プッ

ブー子「入れないよぉ~」
エルフの騎士「入れん…」

-妹の部屋

ガチャ

オレ「妹ちゃんたち~勉強がんばってるー??」

委員長「キャーッ!!」

お嬢様「不審者ですわ!!」

妹「ち…違うよ…この人は私のお兄ちゃん…」

お嬢様「正体がわかっても十分不気味…」

妹「もう!お兄ちゃん!勝手に入ってこないでよっ!」

オレ「ココア…」

妹「ココア作ってくれたの?!ごめんね…ひどいこと言って…」

妹「みんなぁ…ココアさん飲もうよぉ」

-リビング

妹「ふぅ…お兄ちゃん!みんなあがったから お風呂に入っていいよ」

オレ「うん」

-お風呂

オレ「このお風呂に4人の女の子が入ったのか…」

オレ「うっ…こうしちゃいられない!」

オレ「ロリの出汁おいちいよぉ!!」
ゴクゴク

お風呂のお湯を飲みだした

オレ「ウメーウメー」

オレ「ハッ…お風呂のお湯をほとんど飲んでしまった…あーあ…沸かしなおさなきゃ」

-妹の部屋

委員長「明日は尿検査ですよ 忘れないように」

日影「ちゃんと持ってきたわ」

お嬢様「なんで私が尿検査なんか…屈辱ですわ」

妹「みんなでやるから 明日は早起きしなきゃいけないねぇ…」

-次の日

委員長「起きてください!妹さん!」

妹「ほえぇ」

日影「あたしたちはもう検尿を済ませたわ…」

妹「ふぇぇ…今日は検尿だよぉ…」

妹「あっ あ~♪」
ジョロロロロロ

妹「よいしょ」

検尿のカップにおしっこを入れ
上手に容器へと 移していく

ジャァァァァッ

トイレの水を流す
容器のフタを閉め ビニールに包み
トイレから出る妹

妹「お姉ちゃん!私 ひとりで検尿できたよー」

姉「えらいね~よしよし」

オレ「オナニーした後に検尿しないほうがいいよ」
フヒヒ

妹「きも…」

姉「たかしにキモいなんて言っちゃダメだよー たかしは妹ちゃんのお兄ちゃんでしょ?」

妹「だってお兄ちゃん…キモいもん…」

そこにはランドセルを漁る
兄・たかしの姿が

オレ(ありました~!)

たかしは 妹たちの尿検査の
容器を取り出した

オレ「小学生の聖水が4つも!!ドリンクバーや!!」

オレ「ムフフー ごくごく おいちいよぉ ありがてェ!!ありがてェ!!」
ゴクゴク

オレ「あ…あまりにものど越しがいいもんだから 調子に乗って全部飲んでしまった…どうしよう」

チワワ様「わんわん」
チョロチョロ

オレ「そうだ わんちゃんのおしっことオレのおしっこもブレンドさせたらなんとか4つ分いけるか」
ドボドボ

オレ「そしてランドセルに戻せば…証拠はなにもないね」

妹「もぅ!お兄ちゃん!私のランドセルに触らないで!キモいから!」

妹「いってきまーす」

日影・委員長・お嬢様「おじゃましました」

-聖ホーリー小学校

委員長「女子の方は私に検尿の容器を渡してくださーい」

委員長「先生!検尿を全員分集めました!」

先生「でかした!」

先生「じゃあ先生はこれを保健室に持っていくか」

ガララッ

先生「妹ちゃんとお嬢様のおしっこゲット~」

先生「おいちいよぉ」
ゴクゴク

先生「そうだ!お嬢様と妹ちゃんのおしっこミックスさせよ!ミラクルシンクロフュージョン~♪」
マゼマゼ

ゴクゴク

先生「うまい!もう一杯!」

先生「ハッ…調子に乗って全部飲んでしまった!!」

先生「まあいいやオレのおしっこ入れとこ」

先生「ついでに委員長と日影ちゃんのおしっこも飲んどくか」

お嬢様「妹…あなたに頼みたいことがありますの…みんなの前じゃ言えないこと」
グッ

妹「なぁに??」

お嬢様「あなたのお姉様の力を借りたいの…」

妹「なぜお姉ちゃんの??」

お嬢様「私は殺し屋に…命を狙われています…」

妹「自意識過剰じゃないの??」

お嬢様「そんなわけはありませんわ!この前もブルドーザーに轢かれかけましたわ!」

妹「悪いけどそんなことじゃあ うちのお姉ちゃんは貸せないよぉ…」

お嬢様「お願いしますわ!!一目見ただけでわかりましたわ!あなたのお姉ちゃんはすごく強いって!」

妹「ふぇぇ…自分が助かるために必死だよぉ…」

お嬢様「グスン…私たち友だちかと思っていたのに…ひどいですわ…」
グブグブ

妹「ごめんね…泣かないで…」

妹「私もお姉ちゃんに頼んでみるから お嬢様も私の家に行こっ!」

お嬢様「うれしいですわ」

ピーチンガ「ぐへへ…アナルを舐め回してやるぜ」

お嬢様「ヒッ…妹さん!助けて!」

妹「ふぇぇ…最近話題の小学生のおしりの穴舐める不審者だぁ…怖いよぉ…」
ブルブル

ピーチンガ「フィフィーーーッ!!ピーチパンチ!!」

ガァンッ

妹「ブッ」
プチプチプチッ…

妹のかわいらしい顔にパンチがヒットした

お嬢様「ヒィィィィッ!!妹さんッ!!」

妹「…」

ピーチンガ「よし抵抗するなよ」

スルスルスル

お嬢様「い…妹さんのパンツがおろされてく…!!」

お嬢様「妹さーーーーんッ!!」

妹「どうしたの?」

『!!』

ピーチンガ「オレのピーチパンチを受けてノーダメージだと?!」

ピーチンガ「だっ…ダブルピーチパンチ!!」
ガガガッ

妹「…」
プチプチプチッ…

妹「??」

ピーチンガ「き…きいてねェ…!!まさかおまえ…」

お嬢様「能力者?!」

妹「そうだよ」

ピーチンガ「ヒップアタック!」

妹「…」
プチプチッ…

お嬢様「『プチプチ』…??」

お嬢様「ま…まさかこの能力は…」

お嬢様「気泡緩衝材の能力!?」

妹「私は気泡緩衝材の能力者だよ」

お嬢様「や…やはり…ということは…!!」

妹「緩衝材は全ての衝撃を吸収する…私にはいっさいの打撃攻撃は通用しないよぉ…」

ピーチンガ「そ…そんなわけが…」
ドカドカッ

妹「ムダだよぉ…」
プチプチ

ピーチンガ「ヒィィィィッ!!」

妹「ふぇぇ…今まで吸収したダメージをまとめて返すよぉ」
ボフッ

ピーチンガ「ぐええええ!!」
メキメキッ

ピーチンガ 死亡

お嬢様「すごすぎですわ!妹さん!」

お嬢様「もうお姉様に頼む必要はないようですね!私は妹さんに守ってもらいたいですわ!」
ギュッ

妹「本当?!」

お嬢様「私は妹さんがいてくれたら安心ですもの」

-帰り道

アナル「イデア…」

お嬢様「アナル…えらいですわ…妹さんの家や学校ではいっさい しゃべりませんでしたわね…」

アナルを優しく撫でるお嬢様

アナル「ヌー…」

お嬢様「こんなことは私のお友だちや両親には言えませんが…」

お嬢様のアナルはしゃべるのだ

アナル「ヘーゲル…」

お嬢様「うふふ…食い意地のはったアナル…今日のご飯はアナルの大好きなカレーですわよ」

アナル「ゴリラベスト…」

-聖ホーリー小学校

お嬢様「知っていました?妹さんは気泡緩衝材の能力者なんですわよ」

委員長「知ってますよ」

日影「なんで今ごろそんなこと…??」

妹「ふぇ…恥ずかしいから能力のことは言わないでよぉ…」

委員長「お嬢様は唯一のお友だちの妹さんのことも満足に知らないのですね」

お嬢様「うッ…」

お嬢様「私だって妹さんのこと もっと知りたいのに…私の家は放課後 遊ぶのを禁止されているから…」
グスン

お嬢様「うええええん」
ラララララ

お嬢様「オロロ~ン!!」
ラララララ

日影「泣いてしまった…」

委員長「えっ?!私のせいなの?!」

『委員長がお嬢様を泣かせたわ』

『ひどい…』

委員長「ごごご誤解です!」

妹「ごめんなさいしてっ」

委員長「すみませんでした」

お嬢様「うるせェ 土下座しろ」

『?!』

『やだっ…感じ悪いよねー』

『委員長があんなに謝ってるんだから許してあげればいいのに』

『いくらブランド物で着飾っても脳みそは丸裸だな』

ザワザワ

お嬢様「な…なにこれっ…まるで私が悪いみたいに…!!」

日影「もう許してあげたら?これ以上あなたの評判が落ちていくのは クラスメイトとして悲しいし…妹が悲しむわ…」

妹「ヒック…ごめんなさい…ヒック…私のせいで…お嬢様がぁぁ…ヒック…ムック…」
グブグブ

お嬢様「妹さん…」

『妹ちゃんまで泣かしたよ!』

『お嬢様かわいいしお金持ちだからって性格悪すぎよ』

『あたしも思った!』

お嬢様「あ…あなたたちッ…!!これは!?」

お嬢様「みんな私を慕っていたんじゃ…まさかあれは演技…??」

シーーーーン

お嬢様「くくく…ははははは!!始めから私は裸の王様だったってわけかい!」

お嬢様「滅びろ!貧乏人のカス共!!バーカ!!」
ダッ

妹(涙…!!)

妹「待って!お嬢様!!」

『なにあの女』

『性格ゴミだわさ』

お嬢様「キャーーーッ!!」

妹「どうしたの?!お嬢様!」

サイコマン「ふふふ…捕まえたぞ…王城家の1人娘アスタリスクお嬢様」

お嬢様「あ…あなたは誰!?離してッ…!!痛い!」

サイコマン「オレは『ヘル・ウィーク』のリーダー『金断戦士 サイコマン』!誘拐してやる」

妹「ふぇぇ…お嬢様が誘拐されちゃうよぉ…」

『ツケが回ってきたのよ』

『いいザマだわ そのまま死ねばいいのに』

妹「私の能力なら届く!プチプチの弾丸ッ!!」
メギャン

サイコマン「ワープ」
シュンッ

お嬢様「た…助け…」
シュンッ

サイコマンは お嬢様を連れてワープしてしまった

妹「そ…そんな…」

妹「お嬢様ァァァァァッ!!」
ガンッ

委員長「『金断戦士』…そしてあのワープの能力…!!ま…間違いない…ヤツは…『ヘル・ウィーク』のリーダー!!」

妹「へ…ヘル・ウィーク??」

委員長「口にするのも恐ろしい…賞金稼ぎの能力者集団!」

委員長「能力者をさらって 能力者オークションに出品する最悪のヤツらです!」

妹「そんな…お嬢様がオークションに出品されるなんて絶対にやだよ!!」

妹「お嬢様を助けにいこう!」

日影「わかったわ…でも…」

日影「『ヘル・ウィーク』はそれぞれ7人…」

『月経戦士』
『火炎戦士』
『水参戦士』
『木撃戦士』
『金断戦士 サイコマン』
『土涛戦士』
『日城戦士』

妹「そんなにたくさん…」

日影「あたしたち2人では勝てる見込みが少ない…」

妹「だれか~私たちといっしょに戦ってくださ~い」

『いやよ なんであんなクソ女のために…』

『お嬢様を落札して一生奴隷にしようかな』

ザワザワ

妹「なんでみんなそんなこと言うの…」

日影「…それだけお嬢様がやってきたことは重いことなのよ…」

委員長「妹さん!日影さん!私も共に戦います!!」

妹「本当!?ありがと!」

委員長「はい…元はと言えば私がお嬢様を泣かせてしまったからですから」

日影「これで3人…あと2人ほしいわ…」

-コンビニ『シックスナイン』

ここには妹のお兄ちゃん たかしが働いている
キャッチフレーズは「シックスナイン 不安ないん」

オレ「あ…温めますか…」
ボソボソ

JK「は?え?キモ…」

オレ「おつり72円です…」
ベチョッ

JK「やだ手がふれたマジキモい!ツイッターで拡散しよ」
ダッ

オレ(あームカつくぜ…クソ女…だがな…オレの恐怖の能力を思い知れッ…!!)
ガンッ

JK「ひぎぃ!!」
ビビッ

JK「あーーーっ!!」

オレ(ま…またやってしまった…オレの『タンスの角に小指をぶつけたときに受けるダメージの半分を相手に与える能力』…!!)

オレ(これが決まった日は最高に気分がいいぜ)

店長「あ もうたかしくんクビね」

オレ「え?」

店長「キミ かわいいお客さんには絶対に手を触れてるよね 苦情きてるよ」

オレ「そんな…バレないように幼女だけを狙ったのにィ!!」
ガンッ

店長「ぎゃっ!オレの足の小指が?!」

オレ「ザマー見ろ!」
ダッ

-聖ホーリー公園

オレ「くやしいのう くやしいのう」
ラララララ

妹「お兄ちゃん」

オレ「い…妹!!なぜここに…」

妹「お願い お兄ちゃんの力を貸してほしいの」

オレ「ひぃっ…またオレを危険なめにあわせる気だな!!絶対に嫌だァァァァァッ!!」
バタバタッ

妹「お姉ちゃんのパンツ盗んだこと お母さんに言ってもいい?」

オレ「な…なぜそれを…」

妹「お姉ちゃんのボールペンをお尻の穴に入れて変なことしてたのも言うよ」

オレ「わ…わかりました…協力します…」

委員長(あんな気持ち悪い人が使えるのでしょうか?)

日影(妹の兄 たかし…いったいどんな能力者なの…??)

イケメン「待て」

妹「!!」

委員長「おまえは…同じクラスの」

妹「イケメンくん…?!どうしてここに…」

イケメン「ボクもキミたちと共に戦うよ…さすがに女の子たちだけで……ん?」

オレ「…」

イケメン「敵だな おまえ」

妹「やめてイケメンくん!その人はお兄ちゃんだよ!」

イケメン「お兄…ちゃん…!?」

オレ「こいつは?」

妹「イケメンくんだよ バスケ部のキャプテン 名前の通りイケメンでしょ」

イケメン「よ…よしてくれ」

オレ(妹とはどういう関係なんだ?!妹はわたさんぞ)

イケメン(気持ち悪いヤツだな…妹ちゃんに夜這いなんてしてないだろうな…)

委員長「今日はナマ町の港のほうで能力者オークションがあるみたいですよ」

妹「きっとそこにお嬢様がいるんだと思う!」

日影「そうしか考えられないでしょ」

イケメン「お兄さんは車の免許持ってないんですか?」

オレ「原チャリの免許も持ってねェわ」

妹たちはナマ町の港へ向かった

-ナマ町の港

ワーワー

妹「あそこにオークション会場があるね」

日影「もう始まってる…」

委員長「こうなったらお嬢様を落札するしかないですね!私は2万円持ってきました!」

妹「720円」

日影「6300円」

オレ「250円」

イケメン「700万」

委員長「合計で702万7270円!これならお嬢様を落札できる!」

委員長「…たぶん」

オレ(ゲェ~250円…せっかくジャンプを買おうと思ったのにィ…なんで妹のクラスメイトを救うために使わなきゃいけないんだ 死ねよ)

イケメン(がんばって貯めた700万だけど…クラスメイトを助けるため 妹ちゃんのためなら使っても惜しくないよ お嬢様…生きていてくれ)

ガララッ

シスンケ「ついに始まりました!第21回能力者オークション!!司会は毎度おなじみ シスンケです」

日影「まにあったみたいね…」

シスンケ「まずはコイツからだ!!」

奴隷少女「はわわ…」
ブルブル

シスンケ「コイツは奴隷少女のスレイブニル!!年齢はなんと5歳!能力は『パンツと会話できる』!!」

奴隷少女「す…スレイブニルです…料理も洗濯でもなんでもします…だから優しくしてください…お願いします…」

シスンケ「100万からスタート!」

『900万ッ!!』

『1000万!』

『3000』

『3200万!!』

妹「う…うそ…こんなお金が飛びかうなんて…」

イケメン「ここにいるのは ほとんどが金と時間を持て余してる年寄り共…」

イケメン「ペットや性奴隷…孫への誕生日プレゼントにするために能力者を買うんだ」

イケメン「特にあの女の子はまだ5歳…小さな女の子は どんな能力だろうと高値で取り引きされる…」

ロリコン「4000万!」

シーーーーン

シスンケ「では4000万で落札決定!落札者はロリコンさんです」

ロリコン「ぐへへ」
ペロペロ

奴隷少女「嫌ァ!!お父さん…お母さん…助けてぇ!!」

妹「あの子かわいそう…どうなっちゃうの??」

イケメン「死ぬまで喜びがないような人生を送るだろう…それがあの子の運命なんだ…それよりもお嬢様を待とう」

オレ(オレも金さえあればあの子を…)

その後も胸クソの悪いオークションはつづいた

ベーシスト「ベースが得意です」

『300万!』

ハツカネズミ「しゃべれます」

『2万!』

シスンケ「次は目玉商品!!なんと王城家のお嬢様!!アスタリスクお嬢様だ!!」

お嬢様「くっ…おまえらになんか買われてたまるか!!」

ザワザワ

『王城家のお嬢様よ』

『億はかたいんじゃないか』

シスンケ「超大サービス!1円からスタート!!」

『53万』

『150万!』

委員長「700万7270円ッ!!」
バンッ

お嬢様「委員長!妹さん!!日影!イケメンくん!みんな私を助けにきてくれたのですわね?!」

『1000万』

委員長「え?」

『1700万!!』

妹「そんな…」

『2000万!!』

『処女か?!処女じゃないのか?!』

シスンケ「処女です」

『2億!!』

『2億5000万!!』

『4億ッ!!』

シーーーーン

シスンケ「4億で落札決定!ほら歩け!」
ドカッ

お嬢様「ご…ゴミめ…」

ポテトチップマン「はい4億ね」

シスンケ「毎度あり!落札者はお嬢様コレクターのポテトチップマンさんでした!」

『ポテトチップマンがいるなら落札できるわけねェよ』

日影「仕方ないわ…こうなったら…オークションそのものを破壊するしかない…」

委員長「でもそれは犯罪じゃ…」

日影「超爆発波!!」

ボッギャーンッ

オークション会場は一瞬にして
凍り付いた!!

クルクルクルッ

日影「助けにきたわ…さぁ早く!」

お嬢様「怖かったですわ!」

警備員たち「待て待て待て~」

イケメン「ザコはボクに任せてくれ女の子たちとお兄さんは今のうちに逃げて!」

妹「でもあんな数…イケメンくん1人じゃ…」

オレ「ありがと!マジ感謝」
ダッ

妹「あ…お兄ちゃん!」

イケメン「ツユギリ!!」
ザンッ

『おぎゃーーーッ!!』

イケメン「ボクの勝ちだね」

妹(イケメンくんは剣術の達人って聞いていたけど…)

妹(あんなに強かっただなんて…)

委員長「こっちが非常口になってる!出口だ!!」
ダッ

-ナマ町 港

お嬢様「みなさんありがとうございます…」

アナル「シュクラン…」

委員長「でも大変なのはここから…」

日影「…果たして あたしたち…無事に帰れるかしら…??」

ズズズ

委員長「海からなにかでてきた」

ジョーズ「シャシャシャシャーク!!オレはデス・ウィークの『水参戦士』ジョーズ!!」

妹「ヒィィィィッ!!怖いよぉ」

日影「どいて妹…」

日影「ここは私がやるわ!あなたたちは先に行ってて」

妹「ふぁ…ありがとう!日影ちゃん!!」

日影「行ったわね…妹たちは…」

ジョーズ「地獄の鮫肌!!」
スリスリ

日影「…あたしの能力は『氷』ッ!!」

ジョーズ「ゲッ」

日影「あたしの氷で冷凍保存してあげる…」

ピキーンッ

ジョーズ「ナッシュ!!」

ジョーズ 凍死

ドガガガッ

アゲハ「『月経戦士』アゲハ!」

地獄騎士「『火炎戦士』地獄騎士!」

バーバリアン「『木撃戦士』バーバリアン!」

妹「ふぇぇ…いっきに3人も来ちゃったよぉ…」

ザンッ

イケメン「大丈夫かい?妹ちゃん」

オレ「お…おまえは…!!イケメン!」

妹「お嬢様と委員長は逃げて!この3人は私とイケメンくんとお兄ちゃんで食い止める!」

オレ「え…なんでオレも…?!」

イケメン「OK!キミはなんて強い娘だ」

妹「…そうだちょうど3人同士なら3VS3のチーム戦をしようよ」

アゲハ「それは いい案ね」

地獄騎士「よかろう」

バーバリアン「来いや」

イケメン「一番手はボクがいこう…このまま3人倒してしまうか…」

アゲハ「来なさい」

イケメン「風花!!」
ジャギン

オレ「あれは!!伝説の女騎士『クッコ・ロセ』が愛用していたという大人気の名刀『風花』!!」

イケメン「ホラホラホラホラッ!!」

アゲハ「ぐへっ」

イケメン「ツユギリッ!!」
ザンッ

妹「まさに剣術の達人ッ!!」

バーバリアン「いつまで遊んでるつもりだ!早く止めをさせ!」

アゲハ「わかってるわ!毒々鱗粉」
ブサァーッ

イケメン「ブッ!ゲホッ!!こ…これは…!!」

アゲハ「アゲハカッター!!」
ザンッ

イケメン「うわぁ~」
ドサッ

●イケメンVSアゲハ○

妹「イケメンくん!!」

オレ「かっこつけるからそうなるんだよ オレが本気の戦いってヤツを見せてやる」

妹「お兄ちゃん…?」

オレ「戦いには勝つヤツはどんなヤツか?」

オレ「ケンカが強いヤツ?違う!」

オレ「強い武器を持ってるヤツ?違う!」

オレ「最後まで立っているヤツだッ!!」

オレ「次鋒たかしいきます!!」

オレ「グオゴゴゴ」

アゲハ「アゲハカッター」
ザンッ

オレ「ギャアーーーッ」

●たかしVSアゲハ○

妹「お兄ちゃんもイケメンくんもやられちゃった…」

妹「結局頼れるのは己の力のみか…」

妹「プチプチプチプチッ!!」
バシバシバシッ

アゲハ「…!!なんという破壊力!!」

妹「プチプチプチッ!!」

アゲハ「アゲハカッター!!」
ザンッ

妹「きゃっ」

妹(し…しまった…私の気泡緩衝材の能力は…打撃には強いけど 斬撃の能力には弱い!!)

アゲハ「毒々鱗粉ッ!!」
ブサァーッ

妹「ふはぁっ!!」

妹「ゲホッ…ゲホッ…!!」
ビクビク

妹「早期決着しかない…!!」

アゲハ「?!」

アゲハ「なんだあの体勢は?!」

妹「ギャルッ娘砲ーーーーッ!!」
バァーンッ

アゲハ「ゲフェェェッ!!」

妹「ふぅ…」

アゲハ「よ…よくも…やってくれたな…」

地獄騎士「ついにあれをやるのか」

バーバリアン「あれはいつ見ても恐ろしいからな」

アゲハ「アゲハメタモルフォーゼ…」

ボンッ

アゲハが巨大な食中植物に変身した

アゲハ「ケレレ~ッ」
バシッ

妹「きゃっ」

アゲハの触手に捕まった!!

アゲハ「食って消化してやるわ」
バクンッ

妹「ひゃわ~」

地獄騎士「終わったな」

バーバリアン「なんせアゲハがあの姿になって 負けたことは1度もないからな」

ボゴォッ ボゴッ

アゲハ「うげっ!!ブッ!!」

『?!!』

アゲハ「ブゲァッ!!」

バァーンッ

妹「ふふふ…体内に入ってギャルッ娘砲を撃たせてもらったよ」

○妹VSアゲハ●

地獄騎士「おおおお!!炎の剣!!」
バッ

妹「燃える剣?!これは一体どうすれば…!!」

地獄騎士「ファイッ!!」

妹「ハッ」
ヒュンヒュンヒュン

妹「プチプチプチプチッ!!」
ボギャボギャボキャ

地獄騎士「があああああ!!」

妹「プチプチプチプチプチプチッ!!」

妹「プッチモニッ!!」
ボッギャーンッ

地獄騎士「べっ」

○妹VS地獄騎士●

バーバリアン「へっ…へへっ…けっこうやるじゃねェの」

妹「ありがと」

バーバリアン「あ!キミのお兄ちゃん!!」

妹「え?!」

バーバリアン「バカが見ーる!!メスブタのケーツ!!ハエすらも止まらないーッ!!」

バーバリアン「リミテッド・バリアンズ・ナックル!!」
ボキィッ

妹「ふぇ?え?お兄ちゃんは??」

バーバリアン「きいてない?」

妹「うん 私は緩衝材の能力者だから 打撃攻撃は一切きかないんだぁ~」

バーバリアン「へ~!」

妹「今まで受けたダメージをまとめて返すよぉ…」
ブホッ

バーバリアン「ゲッ…わっ…わァァァァッ!!」

バァーンッ

バーバリアンは爆死した

妹「ふぇぇ…汚い花火だよぉ…」

○妹VSバーバリアン●

委員長「妹さんたち…大丈夫でしょうか??」

お嬢様「大丈夫に決まっていますわ…妹さんなら…」

ドンッ

リッキー「オレはヘル・ウィークの日城戦士リッキー!!見てのとおりパワーファイターさ!ハハッ」

委員長「ひぃ…」

リッキー「よくもオークションをめちゃくちゃにしてくれやがったな…これでオレたちの信用もガタ落ちだ!」

お嬢様「ふざけたことを…!!私を拉致しておいて…」

リッキー「リッキーマウスマーチ」
ボコッ

委員長「うっ…!!」

お嬢様「委員長…!!」

お嬢様「よくも…よくも…」
グググ

アナル「スイヘーリーベ…」

お嬢様「アナルの言うとおりですわ…こんなのを見せられて怒らないやつはいない!」
ガッ

お嬢様がリッキーの胸に両手を当てる

リッキー「なにしてるんだい?」

お嬢様「私の能力は貧乳を巨乳にする能力!」

リッキー「おいおい?なに言ってんだ?」

お嬢様「能力名は…『リメイク・パズル』!!」

リッキー「な…!!これは…しまった!!」

リッキーの胸がどんどん巨大化していく

リッキー「ねずっ!!」

バンッ

お嬢様「心臓を破裂させた!」

委員長(な…なんておそろしい能力なの…あんなの…心臓が破裂するまで個人差があるけど 相手の胸に10秒近く手を当てていれば確実に相手を殺せる…!!)

アナル「バーバドコモダケ…」

お嬢様「なんですって?!」

シュンッ

サイコマン「オークションをめちゃめちゃにした上に ヘル・ウィークを全滅させるとは…」

お嬢様「でたな金断戦士サイコマン!!決着をつけてやるです!」

ドブドブ

お嬢様「え?」

委員長「コンクリートが腐っていく!!」

委員長「気をつけて!!」

委員長「敵は『もう1人』いるぞォォォォッ!!」

お嬢様「!!」

ドブドブ

プリンスマン「オレはヘル・ウィーク!土涛戦士 プリンスマン!!父さん!オレと父さん以外のヘル・ウィークのヤツらなんてみんなザコだろ」

委員長「なに…あなたたちは親子だったの?!」

プリンスマン「くらえっ!!」
ベチャ

委員長「うっ」

委員長「くっさ!!オエーーーーッ!!」
ゲロゲロ

お嬢様「これは…ヘドロ!!ヘドロが周りに広がっていきますわ!!」

委員長「ひどいにおい…これは環境破壊の能力…!!」

委員長「しかし私の能力は『ペイン・ペイント』!!写生の能力!!受けた技をコピーできます!」

委員長「おまえがくらえッ!!」

委員長がヘドロを飛ばす

プリンスマン「父さん!」

サイコマン「あいよー」

サイコマンがプリンスマンを掴み
サイコマンの能力でワープした!

お嬢様「サイコマンのワープの能力!!」

委員長「ど…どこから…」

バッ

プリンスマン「ヘドロばくだん!」

ベチャ

お嬢様「うわあああああ!!」
ガクッ

委員長「お嬢様ァァァァッ!!」

プリンスマン「粗大ゴミシュートッ!!」

ガァンッ

委員長「ガハッ!!」

委員長 死亡

サイコマン「あと3人か」

プリンスマン「パパ…」

妹「うう…お腹痛いよぉ…うんこ行きたいなぁ…」
グルグル

妹「うートイレ トイレ」

日影「妹!」

妹「日影ちゃん!!」

日影「気づいた?この悪臭…敵の攻撃がすでに始まっている…」

妹「うん!それよりトイ…」

オレ「妹!」

妹「お兄ちゃん!生きてたんだね!」

オレ「イケメンはダメだったよ…しばらくは起き上がれないだろう…」

妹「う…うん…それよりトイ…」

シュンッ

サイコマン「見つけたぞ」

妹「なんてタイミングででてくるのぅ…」

プリンスマン「ヘドロガス!!」
ブサァーッ

妹「うっ…ゲホゲホ…なんて臭い攻撃なの…」

妹「日影ちゃん!日影ちゃんの能力を…」

妹「ハッ」

日影の股から血が流れていた

妹「まさか…生理…」

日影「ごめんなさい…生理の日は能力が使えないの…」

妹「そんな!」

プリンスマン「粗大ゴミシュート!!」

ドシャーンッ

日影「げるっ」

ヘドロとガスが周りに広がっていき
植物は枯れ 海の魚は死んでいく

妹「ううう…臭いよぉ…」
オゲゲー

オレ「こんな悪臭の中 死ぬのか…」

バリッバリバリッ

オレ「!?」

ズリュズリュズリュ

ザッパァァァァァッ

オレ「空間が裂けていくッ!!」

妹「これは…これは…!!」

妹「空間を引き裂くお姉ちゃんの能力だッ!!」

バァーンッ

姉「たかし…妹ちゃん…大丈夫!?」

妹「ふぇぇ…その前にブログを更新してくるよぉ」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年02月12日 (水) 04:47:33   ID: RlWpK7Z0

あれ…これと殆ど同じ奴見たことあるな…w

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