暇だから>>5が自分の過去エピソードを語ってくれ(29)

頼んだ!

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私が上野でブラブラしてた時の事です「当時無職」

おじさんがニコニコ笑いながら 君仕事してるのか
(僕)してません
「おじさん」良い仕事があるんだけど どうかな 軽作業だよ
給料は3月契約で100万だすよ 但し 住み込みが条件だけど
(僕)お願いします
「おじさん」明日の14時に北千住の駅に迎えに行くから

この後に地獄が待って居るとは、誰が想像できただろう

つづく・・・・・・

北千住で落合った後は おじさんが家で美味い者を御馳走するとの事でした
飲んで食べた後に猛烈な眠気に・・・・・・・
気がついたら車の中でした (僕)何処まで行くのですか?
「おじさん」心配いらないよ 住み込む仕事場に直行してるんだ
まあ コーヒーでも飲めよ
・・・今思えばコーヒーになんらかの薬が 気が付くのが遅過ぎた・・・
もうここまできたら仕方ないので流れのままに

再び眠りから覚めると 見た事も無いような 山の中に
案内されたところは 重機が置いてある工事現場だった
まず監督と現場責任者を紹介される「どこから見てもヤ〇ザだ」
「監督」お前等明日から仕事だが 能率が悪いやつは鉄拳制裁だからな
その前に お前等が今日から寝泊りする所を案内する

寮という所を見て愕然とした 半分腐りかけた家で 斜めに傾いてるし
床の隙間から不気味な虫が這いずり回る
気がつくとトイレが無いので聞いてみたが・・・・・・
「監督」トイレは外に穴を掘ってるだろ それと布団だ
・・・布団は半分腐りかけみたいに真っ黒で 異臭がした・・・
「監督」お前等明日は4:30分起床だからゆっくり寝ろ
10畳程のほったて小屋に6人のおじさん達が居た
僕はこれからどうなるんだろう?やがて不安は現実に

なんかあまり眠れないままに朝の4:30分になりました
突然ドアを蹴る音が

*

「ヤ」 お前等何時まで寝てるんだ 早く仕度しろ


*怒号と共に頑強な男が3人玄関に 手には金属バットを持ってます
お前等ついて来い もたもたするな

暫らく歩くと 結構小奇麗な小屋の前に到着


*「ヤ」中に入れ もたもたするな


*そこには朝食らしき物が用意されていた
タイ米と麦をミックスしたみたいな不味いご飯
大根の葉っぱが入ってる薄い味噌汁と 得体の知れない魚の身


*「ヤ」食事の時間は15分とする お前等は日没まで働くから食え
そして 現場に到着した

*
主な仕事は 穴を掘ったり 木を伐採 石を運ぶ重労働だ(体が心配だ)
仕事は休み無く午後14:00迄続けられた・・・・

そしてヤ〇ザの怒号が響きわたる


*「ヤ」おいお前等食事の時間だ


*食事をみて愕然とする なにも入ってないパンとお碗にスープみたいな物が透明なスープに その辺で生えてるような草が入ってる
一口飲んでみた ペッ塩辛くて飲めた代物ではない
どうやら海水を素のまま温めたみたいだ(海の近くみたいだ)
変な物を飲んだら無性に喉が渇いて仕方がない

(僕)すいません お水貰えますか


*「ヤ」あんちゃん水か? 水は一杯500円だ 饅頭もあるぞ2000円だ
タバコ、酒、、ティッシュなどオール1000円だ

*
(僕)それって高いですね


*「ヤ」これは買物手数料込みだ 文句あるか


*仕方ないので水を1杯頼んで飲んだ*
そして作業は日没まで続いて行く 辺りが見えなくなると終了です

夕食はカレーらしい?カレー粉を溶かしたヤツに
 山菜と魚の切り身が入ってる
一口食べてみたが 不味くて食えた代物じゃない
でも 生延びる為に食べるしかないのか・・・

そうだ 回りのおじさんに話しを聞いてみるか


*僕「すいませんが聞きたい事があります」
おじさん「なんだね」
僕「ここはどんな所なんですか?」
おじさん「・・・・・・・」
僕「教えてくださいよ」
おじさん「ここはタコ部屋じゃよ」
僕「タコ部屋ってなんですか?」
おじさん「知らない事が幸福な時もある」

聞きたい事は山程あるけど 聞いても無駄みたいだ
そして僕は辺りを見回した
みんな死んだみたいに動かない「疲れ果てて動けないのか?」
その中で一人の男が唸ってた。 見てみると顔面が血だらけだ。
作業の途中に逃亡未遂で半殺しにされたみたいだ


*突然ドアを蹴る音と共に 例のDQNが現れた

*
DQN「お前等 仕事さぼったり逃亡すると そこのヤツみたいになるぞ」
DQN「おい田島(殴られたヤツの名前)忘れ物だ

*
投げ捨てた物を見てみると なんと歯が3本だった
大変な場所に連れてこられたみたいだ とりあえず横になるが
不安と絶望でなかなか寝れない・・・・・・・

続きはwebで!

高校時代、同じクラスにテストで俺といつも
1,2位を争う銀縁メガネの男がいた。
そいつはテストで1位を脅かす存在であり、
そいつとは対照的な

ルックス(金髪、ピアス)の俺を
激しくライバル視していた。

俺よりもテストでいい点を取ると俺の方を
向いてガッツポーズしたりしていた。

高校3年になり、受験シーズン。
校内で東大を受けると噂されていたのは
俺とその銀縁メガネだった。

しかし、俺は両親の突然の事故死のために
大学進学を諦め、就職の道を選んでいた。

それから、4年が立った時に同窓会が開かれた。
クラスの連中は大学4年になっていた。
俺はというと就職したカジノで主任になっていた。

東大に進学したボクヲタは
一流と呼ばれる商社に就職が決まっていた。

他の連中にも銀行やマスコミに
就職内定を貰っていたのが多くいた。

同窓会は酒を酌み交わし、大いに盛り上がっていた。
俺はトイレに立った。そして、
トイレから戻ってくる途中に

他の連中が俺の悪口を言っているのが聞こえてきた。

「あの金髪野郎(俺のこと)、カジノだってよ。
 カジノなんて実体ねえもんな、所詮、虚業だよ。

 頭良くて偉そうだったからいい気味だよ。
 その点、俺らは商社や銀行やマスコミだもんな。

 いやあ、いい所に就職が決まったもんだよ。」

俺は足を止めて聞いていた。
(バカめ、実体のないのはそっちなんだよ、
 そもそも実体とは何だ?
 それは金だよ。

 巨額の現金が動くカジノには実体がある。
 日本の景気はどんどん悪くなる、
 10年20年後を見てろよ。)

それから、10年が経ち、
俺はカジノの店長をまかされていた。

商社や銀行に勤めていた銀縁メガネ達、
同級生はリストラされて
職安通いの日々だそうだ。

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