照「弟子入りした」宥「え、えっとぉ……」(163)
あらすじ
てるてるが咲さんと仲直りする為に宥姉に弟子入りしました
けどおもちが足りませんでした
菫さんは絶好調です
一応前スレ
照「弟子にしてください」宥「え、えっとぉ……」 - SSまとめ速報
(http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1357367789/l50)
照「甘える……例えば?」
玄「そうですねぇ……お姉ちゃんのおもちに顔を埋めてスリスリしたり」
菫「ちょ!?」
玄「お姉ちゃんにギュってしてもらってナデナデされたり」
菫「つぁ!?」
玄「お姉ちゃんに膝枕された状態からおもちでサンドしてもらったり」
菫「んまっ!?」
玄「お姉ちゃんを抱き枕にして眠ったりですね、子守唄つきで」
菫「けひゃい!?」
照「……何でさっきから菫が過剰反応しているの?」
菫「ちょ、ちょっと待ってくれ玄さん……」
玄「はい?」
菫「玄さんはいつもそんなことをしてもらっているのか?」
玄「ん~……稀によくあります!」フンス
宥「ないよぉ!!ギュってしてなでなで位が限界だよぉ!というか稀によくあるってどっちなの玄ちゃん!?」
玄「まぁ妄想と願望がごっちゃになっただけでさして問題は」
宥「大有りだよぉ!というか玄ちゃんの欲望垂れ流しでしかないよ!?」
照「……いや、やろうそれ」
宥「ふぇえ!?」
照「というかしたい」
菫「照、貴様!?」
照「さっきから菫は反対意見ばかり」
菫「当然だ、宥さんに無理なことを要求して困らせてどうする!?こっちはお願いする立場だぞ!」
照「む、それは確かに」
宥「弘世さん……」
玄「でもでも宮永さんのお姉ちゃん力を短期間で増幅させるためには……」
菫「あまりお姉さんを困らせるようなことを言ってはいけないよ、玄さん」
玄「そう、ですね。ゴメンねお姉ちゃん?」
宥「ううん、いいよ玄ちゃんは宮永さんの為を思ってあげてただけだもんね?」
玄「お姉ちゃん!」ヒシッ
宥「玄ちゃん、よしよし」ダキッナデナデ
菫「全くお前も少しは相手の迷惑も考えろ」
照「ゴメン、宥さんの包容力に負けた。彼女は一見弱弱しくも強い素晴らしいお姉ちゃん」
菫「そうだな……」
照「でもさっきのラインナップを菫が実際に体験できるとしたら?」
菫「是が非でもお願いしたいな」キリッ
宥「ひぅっ!玄ちゃん……」ビクッササッ
菫「あ」
玄「む~!やめるのです弘世さん!」キッ
照「菫……」
菫「う……今のは言葉のあやと言うかだな!?」
照「菫がそんなぐう畜だったなんて知りたくなかった」
菫「というかこの展開はあんまりにも理不尽だろう!?私が何をした!?」
照「まぁ実際には何もしていない」
菫「だろう?」
玄「ですね~。私のお姉ちゃんにして欲しいことの垂れ流しでしたし」
菫「だよなだよな!?」
宥「で、でも怖いのであまり近寄らないで下さいね?」フルフル
菫「」
菫「orz」ガクッ
照「はい、菫逝った~」
玄「なんかこうorzの体制からピクリとも動きませんけど……」
照「大丈夫、菫は強い子」
宥「は、はぁ……」
照「という訳でまた振り出しに戻った気がしなくもない」
玄「なぜか弘世さんに大ダメージが叩き込まれただけでしたねぇ」
照「さてどうしようか?」
宥「え、えっと……宮永さんは」
照「うん?」
宥「宮永さんは妹さんとどうしたいんですか?何を……してあげたいんですか?」
玄「おぉ、それは確かに大事なことだね!」
宥「まずはそれを形に出来るようにしたら良いんじゃないかなって……だ、ダメかな?」フルフル
照「……」
宥「それとも……妹さんから拒絶されるのが怖い、ですか?」
照「……」
宥「以前にですけど偶然、貴女がインタビューされている所テレビで拝見しました」
照「……」ビクッ!
宥「『妹なんていない』って貴女は言っていましたね……あれは本当にお姉さんであるなら言ってはいけないことだと思うんです」
照「うん……そうだね、そう……思う」
宥「後悔、してるんですか?」
照「……後悔、なんてものじゃ表現できないくらいには」
宥「だったらまずは謝りに行くだけでもいんじゃないかなぁ?」
照「……えっ」
宥「一度に何でもやろうとするんじゃなくてまずは許してもらってそれからだと思います」
照「許して、くれるかな?」
宥「それは、宮永咲ちゃんが決めることだから……でも許してもらえるまで頑張ろう?」
照「うん……」
宥「……一人で頑張れる?」
照「……わかんない」
宥「そっかぁ……それじゃあお姉ちゃんが一緒に着いて行ってあげるね?」
照「え……?」
宥「ここまで来たら乗りかかった船ですから」ニッコリ
照「っ!?」ガバッ
宥「?宮永さん……?」
照「ありっ……グズッ、がと、……っく!」
宥「わわっ、泣かないでぇ~!」ワタワタ
玄「お姉ちゃん今までかっこよかったのに!?はいティッシュです!」
照「ん……ずび~~~~っ!!」
玄「むぅ、うちのおねーちゃんはどこに出しても恥ずかしくないお姉ちゃんだとは思っていましたが……」
菫「あぁ、まさかここまでのものとはな……」
玄「わわっ、復活していたんですか!?」
菫「ふっ、あの位では凹んでいられんよ」
玄「そうですか……でもおねーちゃんには近づかないで下さいね?」
菫「……」
宥「……落ち着きました?」ナデナデ
照「うん……わりと」
宥「それじゃあ早速清澄の妹さんのところに行ってみますか?」
照「うん……でもその前に」
宥「?」
照「もうちょっとなでなでして欲しい」
宥「ふふっ、はいはい」ナデナデ
宥「ところで玄ちゃん?清澄の宿泊先ってわかるかな?」
玄「知りません!」
宥「だよねぇ……宮永さんは?」
照「……」フルフル
宥「うぅ……どうしよっか?」
菫「ふっ、こんな事もあろうかと私が 玄「あ!」」
宥「何か思いついた玄ちゃん?」
玄「そうだよ!鶴賀の人たちに教えてもらえばいいんだよ!連絡先教えてもらってるし」
宥「あ、なるほど!玄ちゃんあったまい~」ナデナデ
玄「えへんです!」フンス
照「む……」
菫「……」
玄「それじゃあ早速蒲原さんに連絡してみるね」
宥「お願い~」
照「鶴賀の人たちって?」
宥「こっちに来てから知り合った長野の学校の人たちです、練習試合してもらったんですよ~」
照「へぇ……」
宥「いろんなご縁があってどうなっていくかなんて結構わからないものなんだね~」
照「うん、こうやって宥さんや玄さんと仲良くなれたのも偶然といえば偶然」
宥「言われてみれば……こうして合ってみるまで宮永さんって怖い人なのかなぁって……」
照「……ぷ」
宥「な、何で笑うの!?」
照「玄さんにも同じこと言われた、やっぱり姉妹」
宥「うぅ……」
照「照でいい」
宥「ふぇ?」
照「呼び方」
宥「え、あ、わわっ!?」
照「咲にもあうのに両方宮永さんだとおかしいから……ダメ?」
宥「だ、ダメじゃないですよっ?」
照「じゃあ、ほら」
宥「えぅぅ……て、照……ちゃん」
照「ちゃん!?」
宥「えぇっ!?だ、ダメだった?」
照「いや、ダメではないけど新鮮というか斬新というか」
宥「だ、だったら照ちゃんでいい、かなぁ?」
照「ん、じゃあ宥さんだけ……特別」
宥「はい、照ちゃん」ニッコリ
照「う……」
玄「連絡ついたよー!蒲原さんが『そういうことなら任せろー、ワハハ』って迎えに着てくれるってー」
照「ぅあっ!?」
宥「あ、うんありがとー玄ちゃん」
玄「?……何かありましたですか?」
照「い、いや何も!」
玄「?」
宥「ちょっとお話して仲良くなっただけだよー。ね、照ちゃん?」
照「う、うん」
宥「それじゃあ炬燵でゆっくりして待とうか?」モゾモゾ
玄「うっ……私はもう炬燵はいいのです」
照「そう?意外と夏の炬燵というのも乙なもの」モゾモゾ
玄「こっち方面でお姉ちゃんに着いて行ける人が現れるとは……」
菫「」
・
・
・
智美「ワハハ、まさか本当にチャンピオンが宮永さんの姉妹とはなー」
玄「その仲をお姉ちゃんが取り持つようなことになっているって言うのも」
照「ご迷惑をおかけします」ペコリ
宥「ここまで来たらもう乗りかかった舟ですし」
智美「そうそう遠慮は要らないぞーゆみちんにもそういうことなら是非協力すべきだって言ってたしなー」
照「うん、ありがとう」
智美「ところでどうするー?飛ばしたほうがいいかー?」
宥・玄「「安全運転でお願いします」」
智美「……そうかー」
照「?」
~白糸台麻雀部部室~
菫「」
菫「ちょ、ちょっと待ってくれ玄さん……」
玄「はい?」
菫「玄さんはいつもそんなことをしてもらっているのか?」
玄「ん~……稀によくあります!」フンス
宥「ないよぉ!!ギュってしてなでなで位が限界だよぉ!というか稀によくあるってどっちなの玄ちゃん!?」
玄「まぁ妄想と願望がごっちゃになっただけでさして問題は」
宥「大有りだよぉ!というか玄ちゃんの欲望垂れ流しでしかないよ!?」
照「……いや、やろうそれ」
宥「ふぇえ!?」
照「というかしたい」
菫「照、貴様!?」
菫「orz」ガクッ
照「はい、菫逝った~」
玄「なんかこうorzの体制からピクリとも動きませんけど……」
照「大丈夫、菫は強い子」
宥「は、はぁ……」
照「という訳でまた振り出しに戻った気がしなくもない」
玄「なぜか弘世さんに大ダメージが叩き込まれただけでしたねぇ」
照「さてどうしようか?」
宥「え、えっと……宮永さんは」
照「うん?」
宥「宮永さんは妹さんとどうしたいんですか?何を……してあげたいんですか?」
玄「おぉ、それは確かに大事なことだね!」
宥「まずはそれを形に出来るようにしたら良いんじゃないかなって……だ、ダメかな?」フルフル
照「……」
宥「それとも……妹さんから拒絶されるのが怖い、ですか?」
照「……」
宥「以前にですけど偶然、貴女がインタビューされている所テレビで拝見しました」
照「……」ビクッ!
宥「『妹なんていない』って貴女は言っていましたね……あれは本当にお姉さんであるなら言ってはいけないことだと思うんです」
照「うん……そうだね、そう……思う」
宥「後悔、してるんですか?」
照「……後悔、なんてものじゃ表現できないくらいには」
宥「だったらまずは謝りに行くだけでもいんじゃないかなぁ?」
照「……えっ」
宥「一度に何でもやろうとするんじゃなくてまずは許してもらってそれからだと思います」
照「許して、くれるかな?」
宥「それは、宮永咲ちゃんが決めることだから……でも許してもらえるまで頑張ろう?」
照「うん……」
宥「……一人で頑張れる?」
照「……わかんない」
宥「そっかぁ……それじゃあお姉ちゃんが一緒に着いて行ってあげるね?」
照「え……?」
宥「ここまで来たら乗りかかった船ですから」ニッコリ
照「っ!?」ガバッ
宥「?宮永さん……?」
照「ありっ……グズッ、がと、……っく!」
宥「わわっ、泣かないでぇ~!」ワタワタ
玄「お姉ちゃん今までかっこよかったのに!?はいティッシュです!」
照「ん……ずび~~~~っ!!」
玄「むぅ、うちのおねーちゃんはどこに出しても恥ずかしくないお姉ちゃんだとは思っていましたが……」
菫「あぁ、まさかここまでのものとはな……」
玄「わわっ、復活していたんですか!?」
菫「ふっ、あの位では凹んでいられんよ」
玄「そうですか……でもおねーちゃんには近づかないで下さいね?」
菫「……」
宥「……落ち着きました?」ナデナデ
照「うん……わりと」
宥「それじゃあ早速清澄の妹さんのところに行ってみますか?」
照「うん……でもその前に」
宥「?」
照「もうちょっとなでなでして欲しい」
宥「ふふっ、はいはい」ナデナデ
菫「orz」ガクッ
照「はい、菫逝った~」
玄「なんかこうorzの体制からピクリとも動きませんけど……」
照「大丈夫、菫は強い子」
宥「は、はぁ……」
照「という訳でまた振り出しに戻った気がしなくもない」
玄「なぜか弘世さんに大ダメージが叩き込まれただけでしたねぇ」
照「さてどうしようか?」
宥「え、えっと……宮永さんは」
照「うん?」
宥「宮永さんは妹さんとどうしたいんですか?何を……してあげたいんですか?」
玄「おぉ、それは確かに大事なことだね!」
宥「まずはそれを形に出来るようにしたら良いんじゃないかなって……だ、ダメかな?」フルフル
照「……」
照「うん……」
宥「……一人で頑張れる?」
照「……わかんない」
宥「そっかぁ……それじゃあお姉ちゃんが一緒に着いて行ってあげるね?」
照「え……?」
宥「ここまで来たら乗りかかった船ですから」ニッコリ
照「っ!?」ガバッ
宥「?宮永さん……?」
照「ありっ……グズッ、がと、……っく!」
宥「わわっ、泣かないでぇ~!」ワタワタ
玄「お姉ちゃん今までかっこよかったのに!?はいティッシュです!」
照「ん……ずび~~~~っ!!」
玄「むぅ、うちのおねーちゃんはどこに出しても恥ずかしくないお姉ちゃんだとは思っていましたが……」
菫「あぁ、まさかここまでのものとはな……」
玄「わわっ、復活していたんですか!?」
菫「ふっ、あの位では凹んでいられんよ」
玄「そうですか……でもおねーちゃんには近づかないで下さいね?」
菫「……」
宥「……落ち着きました?」ナデナデ
照「うん……わりと」
宥「それじゃあ早速清澄の妹さんのところに行ってみますか?」
照「うん……でもその前に」
宥「?」
照「もうちょっとなでなでして欲しい」
宥「ふふっ、はいはい」ナデナデ
照「ん……ずび~~~~っ!!」
玄「むぅ、うちのおねーちゃんはどこに出しても恥ずかしくないお姉ちゃんだとは思っていましたが……」
菫「あぁ、まさかここまでのものとはな……」
玄「わわっ、復活していたんですか!?」
菫「ふっ、あの位では凹んでいられんよ」
玄「そうですか……でもおねーちゃんには近づかないで下さいね?」
菫「……」
宥「……落ち着きました?」ナデナデ
照「うん……わりと」
宥「それじゃあ早速清澄の妹さんのところに行ってみますか?」
照「うん……でもその前に」
宥「?」
照「もうちょっとなでなでして欲しい」
宥「ふふっ、はいはい」ナデナデ
照「呼び方」
宥「え、あ、わわっ!?」
照「咲にもあうのに両方宮永さんだとおかしいから……ダメ?」
宥「だ、ダメじゃないですよっ?」
照「じゃあ、ほら」
宥「えぅぅ……て、照……ちゃん」
照「ちゃん!?」
宥「えぇっ!?だ、ダメだった?」
照「いや、ダメではないけど新鮮というか斬新というか」
宥「だ、だったら照ちゃんでいい、かなぁ?」
照「ん、じゃあ宥さんだけ……特別」
宥「はい、照ちゃん」ニッコリ
照「う……」
~清澄高校宿泊先~
智美「さ、着いたぞー」
玄「はぁ~、ここか~」
宥「……照ちゃん?」
照「ん……うん、頑張る」
智美「よしそれじゃあまずは清澄の部長に話を通すからちょっと待っててくれー」
玄「……ところで私ついてきちゃって良かったのかなぁ?」
宥「良いんじゃないかな?ついでに和ちゃんに会って行ったら?」
玄「うーん、それもありといえば有りかなぁ?決勝のカード自体は決まっちゃったし」
宥「うんうん」
菫「ちょ、ちょっと待ってくれ玄さん……」
玄「はい?」
菫「玄さんはいつもそんなことをしてもらっているのか?」
玄「ん~……稀によくあります!」フンス
宥「ないよぉ!!ギュってしてなでなで位が限界だよぉ!というか稀によくあるってどっちなの玄ちゃん!?」
玄「まぁ妄想と願望がごっちゃになっただけでさして問題は」
宥「大有りだよぉ!というか玄ちゃんの欲望垂れ流しでしかないよ!?」
照「……いや、やろうそれ」
宥「ふぇえ!?」
照「というかしたい」
菫「照、貴様!?」
宥「それとも……妹さんから拒絶されるのが怖い、ですか?」
照「……」
宥「以前にですけど偶然、貴女がインタビューされている所テレビで拝見しました」
照「……」ビクッ!
宥「『妹なんていない』って貴女は言っていましたね……あれは本当にお姉さんであるなら言ってはいけないことだと思うんです」
照「うん……そうだね、そう……思う」
宥「後悔、してるんですか?」
照「……後悔、なんてものじゃ表現できないくらいには」
宥「だったらまずは謝りに行くだけでもいんじゃないかなぁ?」
照「……えっ」
宥「一度に何でもやろうとするんじゃなくてまずは許してもらってそれからだと思います」
照「許して、くれるかな?」
宥「それは、宮永咲ちゃんが決めることだから……でも許してもらえるまで頑張ろう?」
宥「それとも……妹さんから拒絶されるのが怖い、ですか?」
照「……」
宥「以前にですけど偶然、貴女がインタビューされている所テレビで拝見しました」
照「……」ビクッ!
宥「『妹なんていない』って貴女は言っていましたね……あれは本当にお姉さんであるなら言ってはいけないことだと思うんです」
照「うん……そうだね、そう……思う」
宥「後悔、してるんですか?」
照「……後悔、なんてものじゃ表現できないくらいには」
宥「だったらまずは謝りに行くだけでもいんじゃないかなぁ?」
照「……えっ」
宥「一度に何でもやろうとするんじゃなくてまずは許してもらってそれからだと思います」
照「許して、くれるかな?」
宥「それは、宮永咲ちゃんが決めることだから……でも許してもらえるまで頑張ろう?」
照「ん……ずび~~~~っ!!」
玄「むぅ、うちのおねーちゃんはどこに出しても恥ずかしくないお姉ちゃんだとは思っていましたが……」
菫「あぁ、まさかここまでのものとはな……」
玄「わわっ、復活していたんですか!?」
菫「ふっ、あの位では凹んでいられんよ」
玄「そうですか……でもおねーちゃんには近づかないで下さいね?」
菫「……」
宥「……落ち着きました?」ナデナデ
照「うん……わりと」
宥「それじゃあ早速清澄の妹さんのところに行ってみますか?」
照「うん……でもその前に」
宥「?」
照「もうちょっとなでなでして欲しい」
宥「ふふっ、はいはい」ナデナデ
照「ん……ずび~~~~っ!!」
玄「むぅ、うちのおねーちゃんはどこに出しても恥ずかしくないお姉ちゃんだとは思っていましたが……」
菫「あぁ、まさかここまでのものとはな……」
玄「わわっ、復活していたんですか!?」
菫「ふっ、あの位では凹んでいられんよ」
玄「そうですか……でもおねーちゃんには近づかないで下さいね?」
菫「……」
宥「……落ち着きました?」ナデナデ
照「うん……わりと」
宥「それじゃあ早速清澄の妹さんのところに行ってみますか?」
照「うん……でもその前に」
宥「?」
照「もうちょっとなでなでして欲しい」
宥「ふふっ、はいはい」ナデナデ
智美「まずは清澄の部長が降りて事情を聴きに着てくれるそうだー」
宥「わぁ、ありがとうございます蒲原さん」
照「ありがとう」
智美「ワハハ、この位なんともないぞ」
玄「そういえば清澄の部長さんってどんな方ですか?」
智美「う~んどんな奴、か……む~……危険人物?」
宥「こ、怖い方なんですか?」フルフル
智美「そうだなぁ考え方によっては怖いかもなー。モモは常に警戒しているぞー」
玄「存在を消せるあのとーよこさんがそんなに……」ゴクリ
宥「照ちゃん……」ギュッ
照「大丈夫、宥さんは守るから」
智美(間違ったことは何も言ってないけど全く正しく伝わっていないみたいだぞ)
照「うん……」
宥「……一人で頑張れる?」
照「……わかんない」
宥「そっかぁ……それじゃあお姉ちゃんが一緒に着いて行ってあげるね?」
照「え……?」
宥「ここまで来たら乗りかかった船ですから」ニッコリ
照「っ!?」ガバッ
宥「?宮永さん……?」
照「ありっ……グズッ、がと、……っく!」
宥「わわっ、泣かないでぇ~!」ワタワタ
玄「お姉ちゃん今までかっこよかったのに!?はいティッシュです!」
宥「それとも……妹さんから拒絶されるのが怖い、ですか?」
照「……」
宥「以前にですけど偶然、貴女がインタビューされている所テレビで拝見しました」
照「……」ビクッ!
宥「『妹なんていない』って貴女は言っていましたね……あれは本当にお姉さんであるなら言ってはいけないことだと思うんです」
照「うん……そうだね、そう……思う」
宥「後悔、してるんですか?」
照「……後悔、なんてものじゃ表現できないくらいには」
宥「だったらまずは謝りに行くだけでもいんじゃないかなぁ?」
照「……えっ」
宥「一度に何でもやろうとするんじゃなくてまずは許してもらってそれからだと思います」
照「許して、くれるかな?」
宥「それは、宮永咲ちゃんが決めることだから……でも許してもらえるまで頑張ろう?」
菫「orz」ガクッ
照「はい、菫逝った~」
玄「なんかこうorzの体制からピクリとも動きませんけど……」
照「大丈夫、菫は強い子」
宥「は、はぁ……」
照「という訳でまた振り出しに戻った気がしなくもない」
玄「なぜか弘世さんに大ダメージが叩き込まれただけでしたねぇ」
照「さてどうしようか?」
宥「え、えっと……宮永さんは」
照「うん?」
宥「宮永さんは妹さんとどうしたいんですか?何を……してあげたいんですか?」
玄「おぉ、それは確かに大事なことだね!」
宥「まずはそれを形に出来るようにしたら良いんじゃないかなって……だ、ダメかな?」フルフル
照「……」
照「ん……ずび~~~~っ!!」
玄「むぅ、うちのおねーちゃんはどこに出しても恥ずかしくないお姉ちゃんだとは思っていましたが……」
菫「あぁ、まさかここまでのものとはな……」
玄「わわっ、復活していたんですか!?」
菫「ふっ、あの位では凹んでいられんよ」
玄「そうですか……でもおねーちゃんには近づかないで下さいね?」
菫「……」
宥「……落ち着きました?」ナデナデ
照「うん……わりと」
宥「それじゃあ早速清澄の妹さんのところに行ってみますか?」
照「うん……でもその前に」
宥「?」
照「もうちょっとなでなでして欲しい」
宥「ふふっ、はいはい」ナデナデ
菫「orz」ガクッ
照「はい、菫逝った~」
玄「なんかこうorzの体制からピクリとも動きませんけど……」
照「大丈夫、菫は強い子」
宥「は、はぁ……」
照「という訳でまた振り出しに戻った気がしなくもない」
玄「なぜか弘世さんに大ダメージが叩き込まれただけでしたねぇ」
照「さてどうしようか?」
宥「え、えっと……宮永さんは」
照「うん?」
宥「宮永さんは妹さんとどうしたいんですか?何を……してあげたいんですか?」
玄「おぉ、それは確かに大事なことだね!」
宥「まずはそれを形に出来るようにしたら良いんじゃないかなって……だ、ダメかな?」フルフル
照「……」
照「うん……」
宥「……一人で頑張れる?」
照「……わかんない」
宥「そっかぁ……それじゃあお姉ちゃんが一緒に着いて行ってあげるね?」
照「え……?」
宥「ここまで来たら乗りかかった船ですから」ニッコリ
照「っ!?」ガバッ
宥「?宮永さん……?」
照「ありっ……グズッ、がと、……っく!」
宥「わわっ、泣かないでぇ~!」ワタワタ
玄「お姉ちゃん今までかっこよかったのに!?はいティッシュです!」
菫「orz」ガクッ
照「はい、菫逝った~」
玄「なんかこうorzの体制からピクリとも動きませんけど……」
照「大丈夫、菫は強い子」
宥「は、はぁ……」
照「という訳でまた振り出しに戻った気がしなくもない」
玄「なぜか弘世さんに大ダメージが叩き込まれただけでしたねぇ」
照「さてどうしようか?」
宥「え、えっと……宮永さんは」
照「うん?」
宥「宮永さんは妹さんとどうしたいんですか?何を……してあげたいんですか?」
玄「おぉ、それは確かに大事なことだね!」
宥「まずはそれを形に出来るようにしたら良いんじゃないかなって……だ、ダメかな?」フルフル
照「……」
~清澄高校宿泊先~
智美「さ、着いたぞー」
玄「はぁ~、ここか~」
宥「……照ちゃん?」
照「ん……うん、頑張る」
智美「よしそれじゃあまずは清澄の部長に話を通すからちょっと待っててくれー」
玄「……ところで私ついてきちゃって良かったのかなぁ?」
宥「良いんじゃないかな?ついでに和ちゃんに会って行ったら?」
玄「うーん、それもありといえば有りかなぁ?決勝のカード自体は決まっちゃったし」
宥「うんうん」
久「お待たせしましたー」
玄・宥「「!」」ビクッ!?
照「っ!」バッ
智美「おー悪いねー」
久「んー、良いわよこの位。それでそちらが……なんか異様に警戒されてないかしら私?」コソッ
智美「き、気のせいだと思うぞー?」ワハハ
久「まぁいいわ……んんっ!始めまして、清澄高校麻雀部部長の竹井久です」
玄「わわっ!?あ、阿智賀女子麻雀部2年の松実玄です!」
宥「お、同じく3年の松実宥、です」フルフル
久「あら、姉妹なのね~……てか貴女暑くないのそのカッコ?」
宥「わ、私寒がりなので……」
久「へぇ~……そ」
照「白糸台高校麻雀部3年、宮永照。咲に会いに来た」
久「む」
・
・
・
智美「ワハハ、まさか本当にチャンピオンが宮永さんの姉妹とはなー」
玄「その仲をお姉ちゃんが取り持つようなことになっているって言うのも」
照「ご迷惑をおかけします」ペコリ
宥「ここまで来たらもう乗りかかった舟ですし」
智美「そうそう遠慮は要らないぞーゆみちんにもそういうことなら是非協力すべきだって言ってたしなー」
照「うん、ありがとう」
智美「ところでどうするー?飛ばしたほうがいいかー?」
宥・玄「「安全運転でお願いします」」
智美「……そうかー」
照「?」
~白糸台麻雀部部室~
菫「」
照「呼び方」
宥「え、あ、わわっ!?」
照「咲にもあうのに両方宮永さんだとおかしいから……ダメ?」
宥「だ、ダメじゃないですよっ?」
照「じゃあ、ほら」
宥「えぅぅ……て、照……ちゃん」
照「ちゃん!?」
宥「えぇっ!?だ、ダメだった?」
照「いや、ダメではないけど新鮮というか斬新というか」
宥「だ、だったら照ちゃんでいい、かなぁ?」
照「ん、じゃあ宥さんだけ……特別」
宥「はい、照ちゃん」ニッコリ
照「う……」
・
・
・
智美「ワハハ、まさか本当にチャンピオンが宮永さんの姉妹とはなー」
玄「その仲をお姉ちゃんが取り持つようなことになっているって言うのも」
照「ご迷惑をおかけします」ペコリ
宥「ここまで来たらもう乗りかかった舟ですし」
智美「そうそう遠慮は要らないぞーゆみちんにもそういうことなら是非協力すべきだって言ってたしなー」
照「うん、ありがとう」
智美「ところでどうするー?飛ばしたほうがいいかー?」
宥・玄「「安全運転でお願いします」」
智美「……そうかー」
照「?」
~白糸台麻雀部部室~
菫「」
・
・
・
智美「ワハハ、まさか本当にチャンピオンが宮永さんの姉妹とはなー」
玄「その仲をお姉ちゃんが取り持つようなことになっているって言うのも」
照「ご迷惑をおかけします」ペコリ
宥「ここまで来たらもう乗りかかった舟ですし」
智美「そうそう遠慮は要らないぞーゆみちんにもそういうことなら是非協力すべきだって言ってたしなー」
照「うん、ありがとう」
智美「ところでどうするー?飛ばしたほうがいいかー?」
宥・玄「「安全運転でお願いします」」
智美「……そうかー」
照「?」
~白糸台麻雀部部室~
菫「」
久「貴女が……」
照「咲に、妹に謝りに……仲直りしに来たっ!」
宥「照ちゃん……」
照「だから咲に合わせて欲しい、お願いします」
久「うーん、決勝戦を前にしたこのタイミングでなんでって気がしないでもないけど……まぁ良いわ」
照「それじゃあ……」
久「ええ、呼び出してあげるから姉妹水入らずで話をしっかりしてきて」
宥「うぅ……それじゃあ私達は?」
久「お邪魔しないように私とおしゃべりしてましょっか?」
玄「むーどうしようお姉ちゃん?」
宥「そうだね、2人っきりで話せるならそのほうが良いだろうし……」
久「それじゃ決まりね♪」
智美(まーた始まったかも……こりゃみっぽに一言入れておいたほうがいいなぁ)
久「それで、貴方達は何で宮永さんに同行を?」
宥「え、えっとぉ……」
玄「最初はおねーちゃんのようなお姉ちゃんになる為にって言ってたんですけど」
久「ふんふん」
玄「色々お話ししたりしているうちにまぁそんなことよりまずは謝りに行こうって事になったのです」
久「へー、なかなか動き出せないあのチャンプの背中を押したのが貴女って訳ね?」
宥「ふぇっ!?わ、私は別に……照ちゃんが妹さんに酷いことを言っちゃったから謝りたいって」
久「謙遜することないわよ?貴女ってなんとなく芯がつそうなところがあるから人の気持ちを後押ししたり慰めたり上手そうだもの」
玄「おぉ、流石和ちゃんのところの部長さんです!見る目がありますね!」
宥「わ、私なんてそんなぁ……」
久「まぁこれでも部長と学生議長兼任してるからこれくらいはねー」
宥「へぇ、凄いんですね~」
久「そんなことないわ、お祭り好きなだけで周りから担いで貰っているだけよ」
智美(あ、これはダメだ……みっぽー早く来ーい)ワハハ
~一方のその頃~
照「……咲」
咲「お姉……ちゃん」
照「久しぶり」
咲「うん……」
照「……」
咲「……」
和「……」
照「えっと……誰?」
咲「あ、紹介するね?友達の」
和「咲さんの『親友』の原村和です、以後お見知りおきをお義姉さん」
照「……お、おう」
咲「うぅ……(なんで和ちゃんこんなに気合入れているのかなぁ?)」
和(咲さんのご家族とはいえ咲さんを悲しませた女・宮永照!事と次第によっては……!)
照(なんだろうこれ……睨まれてる、何で?)
咲「そ、それでどうしたのかなお姉ちゃん、こんな時に?」
照「それなんだけど……(今こそ修行の成果を試す時!)」クワッ!
咲「?」
照「咲、おいで!」バッ
照(ここでギュッってしてナデナデして『ゴメンね』って謝れば勝つる!宥さんの抱擁にはそのくらいの威力があった!)
咲「え……えと……?」
和「……何かの儀式ですか?」
照「なん……だと……?」
照(くっ、やはりお姉ちゃん力が足りない!どうする……こんなときどうすれば……)
咲(なんだろう?手を広げて……天地魔闘の構え?ダイ大ごっこをやるのかな?)
和(まさかこの女……あろうことか私と咲さんの仲を引き裂きに!?)※木のせいな上にそもそも結ばれていません
照「くっ、こうなったら……!」キッ
咲「っ!?」ビクッ
和「っ!?」ビクッ
照「……宥さぁーん!早く来てくれーーー!!!」
咲「」
和「」
~部長のとこ~
来てくれー… くれー…… くれー……
久「な、何!?」ビクッ
玄「あらら」
宥「や、やっぱり一人じゃ無理だったみたいだねー」
宥「それじゃあすいませんけどちょっと照ちゃんのところ行ってきますね?」
久「え」
玄「あ、私も行くー」
宥「失礼します」ペコッ
玄「しますー」ペコリン
久「あー、うん……」
久「……振られたか~」
智美「やっぱり狙ってたのか」
久「う……何よ良いじゃない」
美穂子「良くありませんよー」ニコニコ
久「うげ、美穂子どうしてここに!?」
美穂子「智美がからまた上埜さんがおいたをしていると聞いたので飛んできました」ニコニコ
智美「ワハハ」
久「あー……」
おっと飯
宥「大丈夫照ちゃん?」
照「ダメだった……」
咲(急に誰っ!?)ビクッ
和「あら?貴女は確か……」
玄「和ちゃん先ほどぶりなのです!」
和「玄さん、ということは阿智賀の」
玄「というか私のおねーちゃんなのです!」エヘン!
和「あぁ……余り似ていませんね?」
玄「そうですか?」
和「それはそうとどうして玄さんたちがここに?」
玄「宮永さんの付き添いです」
和「宮永さん……お義姉さんのですか?」
玄「はいっ!」
和「何をしに来られたのかは知りませんが咲さんは……」
玄「それはそうと和ちゃん?」
和「はい?」
玄「先ほどお見掛けしたときも思ったのですが……お持ちのおもちがより一層素敵なおもちになりましたね?」ハァハァ
和「へ……?」
玄「これはもう実際に触って成長度合いを確かめないとお百姓さんに申し訳ないと思うのですよ!」ワキワキ
和「お、お百姓さん!?何の話を……って止める人!ツッコミ不在ですか!?」
玄「大丈夫、痛くしないから!優しくするから!先っちょだけだから!」ワキワキ
和「さ、先っ!?何言ってますか!?」
玄「という訳で和ちゃん」
和「は、はひ?」
宥「く、玄ちゃん!お友達嫌がってるからその位にしてあげないと……!」
玄「覚悟するのです!」
和「ひ、ひゃああああああああああ!?」
照「聞こえてないね、もう」
宥「うぅ……ごめんなさいね?ウチの玄ちゃんがお友達に失礼なことを」ペコリ
咲「えっ?あ、いいえいいえ。昔のお友達同士みたいですし」
宥「それでもお友達が嫌がることはしちゃだめだって言ってるのに……玄ちゃんおもちとなると歯止めが利かなくて」フルフル
咲「あ、いえ。私に矛先が向くことはないんだって安心しました、アハハ……はぁ」ズーン
宥「はわっ!?な、なんか凹んじゃったよぅ照ちゃ」
照「」ズーン
宥「ふぇ!?こっちまで!?」
宥「あ、あの……照ちゃん?」
照「宥さんは良いよね、おもち大盛りだから」
咲「さっきの玄さんって言う人も結構なおもちで……おもち姉妹ですね」
照「それに引き換え私達はお煎餅姉妹だね咲……フフフ」
咲「そうだねお姉ちゃん……フフフ」
宥「はうぅ!?姉妹がいつの間にか結託しているのは良いけど矛先がこちらに!?」プルプル
照「とまぁ冗談はさておき……咲」
咲「ん……何、お姉ちゃん?」
照「今日は今までのこと、謝りたくてここに来た」
咲「うん……」
照「ずっと咲と仲直りしたかったけど勇気がなくて出来なかった」
照「テレビのインタビューでも照れの恥ずかしさで妹なんていないなんて言っちゃって咲を傷つけた」
咲「うん……あれは悲しかったよ、お姉ちゃん……」
照「ゴメン……こんなお姉ちゃんだけど許してくれるかな、咲?」
咲「お姉ちゃん……」
照「こんなダメなお姉ちゃんだけどまた姉妹として仲良く、してください」ペコリ
咲「……」
宥「宮永さん?」
咲「はい、えっと松実さん?」
宥「宥でいいよー」
咲「えっと宥さん?」
宥「うん。あのね、照ちゃんはずっと宮永さんと仲良くしたいって反省して後悔し続けていたみたいなの」
咲「はい」
宥「それでもどうしたらいいかわかわなかったみたいでね……それでどうしたと思う?」
咲「う~ん……わからないですけど宥さんがここにいるのが関係あるんですか?」
宥「うん、あるよー」
照「ちょ、宥さん!?」
宥「うふふっ、それがね~照ちゃんったら突然私に弟子にしてくださいって言ってきたの」
咲「弟子、ですか?」
宥「そうなんだぁ、光栄なことなんだけど私なんかにお姉ちゃんとしてのどうしたらいいのかって聞きにきたの」
照「宥さん、だからっそれは!」ワタワタ
宥「こんな頼りない私なんかに聞きに来るくらいに何とかしたいって思っていて、それで今日こうやって謝れたのが照ちゃんなんだぁ」
咲「はい」
宥「だから、許してあげてくれないかな?」
咲「お姉ちゃん……?」チラッ
照「うぁあああ……!」ジタバタ
宥「……ね?」
咲「……お姉ちゃん!」
照「ぁぁぁぁああ!……咲?」
咲「うん……仲直り、しよ?」
照「…………咲!」
照「咲ぃぃぃいいいいい!」ガバッ!
咲「それと宥さん」サッ
照「」スカッ
宥「はい?」
咲「宥さんってとっても素敵な人ですね!」パァァァァ!
宥「ふぇっ!?」
照「んな!?咲!?」
宥「あ、ありがとぅ……宮永さん」
咲「さ、咲って……呼んで下さい!」
宥「う、うん……咲ちゃん?」
咲「はいっ!」
照「だ、ダメだ!」
咲「何が?」
照「咲でも宥さんは……ダメだ!」
咲「ダメって言われてもわかんないもん!」
照「ぐ……」
久「ふー……なんとか撒けたか~」
宥「あ、竹井さん~」
久「あら!あの様子を見ると……あれ?上手くいかなかった?」
宥「上手くいったみたいなんですけど……何ででしょう?」
久「ふーん……ま、いいわ貴女夕食は?」
宥「あ、いえまだですけど?」
久「わお!丁度いいわね、一緒にどうかしら?」
宥「え……えっとぉ?」
智美「みっぽーこっちにいたぞー」ワハハ
美穂子「上埜さん!また性懲りも無く!」
久「ちょ!?何してくれんのよちょっとー!?」
美穂子「上埜さん!今日という今日こそは!」
久「ちっ、また今度の機会にするわ!よかったらこれメアドとケータイのだからいつでも連絡して!それじゃ!」ダッ
宥「は、はぁ……なんだったんだろ?」
和「ひぃいいいいいい!助けてください!」ガシッ
宥「ふぇ!?わわっ!」
玄「おもちぃいいいい!」
宥「く、玄ちゃん?」
玄「あれーおねーちゃん?」
宥「ダメだよー玄ちゃん?お友達嫌がってるでしょ?めっ」
玄「うぐっ!はぁい……」
和「た、助かりました……ありがとうございます」
宥「こっちこそゴメンねー玄ちゃんが」
和「い、いえ……」
咲「もう!ダメだよ和ちゃん!」
和「へ……咲さん?」
咲「宥さんに抱きついたりなんかしてズルイよ!」
照「こんなところにまで敵が……」
和「え、ちょ、咲さん!?それってどういう……」
咲「宥さん!晩御飯まだなら一緒に食べませんか?」
照「こ、こら咲!お前は学校の友達がいるだろ!」
咲「折角だから宥さんと一緒がいい!」
照「お前にはまだ早い!」
和「ぐ……ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!」
宥「く、玄ちゃぁ~ん!」フルフル
玄「おぉ……大人気だねおねーちゃん……やはりウチのおねーちゃんは世界一なのです!」フンス!
宥「そんなの良いから助けてぇ~!」フルフル
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~白糸台麻雀部部室~
菫「……こちらへのフォローは無し、か……ははっ」orz
カン!
咲SSって難しいですね、俺にゃ無理だわ
中断理由はインフルでした皆様お気をつけ下さい
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