一夏「IS学園...フンッ!」 (52)
一夏「本来俺は進学校に入って東大に主席入学し将来有望な科学者になる予定だった!」
一夏「だが知的好奇心が働き過ぎて入試会場にあったISをほんの少し解析してしまおうと思ったのが運の尽き」
一夏「女性にしか動かせないはずのISが何故か動いた!流石俺!」
一夏「だが俺はそのせいで国に目をつけられ当たり前だがIS学園に強制入学させられてしまった!」
一夏「ならばここで取るしかない!一番を!」
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~入学式~
山田「じゃあ次の自己紹介は織斑君、お願いできるかな?」
一夏「織斑です、よろしく」(自己紹介とかいいからさっさと授業始めろよ)
一同「.....」
千冬「クラス代表を決めるぞ、立候補はいるか?」
一夏「はい」
千冬「他にはいないか?」
女子A「私は織斑君でいいとおもいまーす!」
女子B「私もー!」
一夏(よし!クラス代表になれば行事や対抗戦とISに関わり放題だ!色々勉強するぞ!)
千冬「よし、ならば織斑に...」
セシリア「納得いきませんわ!」
セシリア「男性がクラス代表だなんて納得いきませんわ!」
一夏(めんどくせー女だなぁ...)
セシリア「大体文化としても後進的な国で暮らすこと自体が私にとっては...」
一夏「話の論点ずらすなよイギリス代表候補生セシリア・オルコット殿?」
セシリア「なんですの!?今は私が話してるんですわ!邪魔しないで...」
一夏「話ってその代表決定にまったく関係のない話をまだ続けるつもりなのか?大体文化としても後進的だと言うが日本はお前のお国よりずっと技術進歩が進んでいて大体お前の国が...」
セシリア「...決闘ですわ!」
一夏「おーいいぜ?望むところだ」
千冬「なら話は早いな、勝ったほうが代表だ。決闘は金曜日に行う」
一夏(さて、どうするかねぇ)
箒(...)
一夏(ふむふむ...海外掲示板やら雑誌やらを見てみるとどうやら奴のISは遠距離射撃タイプのBT試作機...それにオールレンジ兵器に武装も豊富と...)
一夏「こりゃ打鉄じゃきつそうだわ」トントン
一夏「ん?誰だ?」
箒「私だ、入るぞ」
一夏「鍵なら空いてるぞ」
一夏「んで要件は?手短にな」
箒「相変わらずだなお前は...お前本当にセシリアに勝つつもりなのか?」
一夏「当たり前だ、あの程度の奴に負けるようじゃ代表候補生の枠は勝ち取れない」
箒「しかしお前は確かに知識はすごいが実戦経験はほぼ皆無だ。それであいつに勝つのは...」
一夏「そのことだが後で頼もうと思ってたがちょうどいい、俺に稽古つけてくんないか?お前の方が俺よりISに慣れてるはずだ」
箒「べ、別にかまわないぞ///」
一夏「サンキュー!んじゃ早速明日からよろしく頼む」
~決闘当日~
一夏「よし!いよいよだな箒」
箒「あ、ああそうだな」(結局初日の稽古以外勝てなかった...)
一夏「この日のために打鉄の性能を最高に引き出せるカスタマイズにバススロットを極限まで使った装備、量子変換ギリギリの容量で積み込んだカスタムパーツ!」
一夏「いける!」
千冬「ああ、その件だがお前には専用機が届いてる」
一夏「ああ専用機か!うんうん...ん?」
一夏「はぁ?ちょっと待ってくださいよ!俺がこの日のためにどんだけがんばってきたか...」
千冬「文句は聞かん、こいつがお前の専用機『白式』だ」
一夏「まじかよ...んでスペックリストは?」
千冬「これだ」ピラッ
一夏「どれどれ...!?」
一夏「メインウェポンの刀だけでスロット全部使ってる!?なんだこの欠陥機!射撃型のあいつのISに勝てるわけねえだろ!」
千冬「私はそれだけでモンドグロッソを制覇した」
一夏「あんたと一緒にすんな!...試合まであと一時間ちょっとか...よし!」
一夏「山田先生!ちょっと整備室借りますよ!時間には戻りますんで!」
山田「え?あ、はい」
箒「一夏...」
千冬「.....」
ガルマのあれをおもいだすな
>>28
一夏「最近ISに乗る破目になった高校生に武装が刀だけのIS渡すとかふざけてんのか!」ギリギリギリ
一夏「接近する前にハチの巣にされるのがオチだろうが!銃を装備しようとしてもセカンドシフトの時点で単一仕様を
使えるようにしてる仕様のせいなのか拡張性が皆無!今すぐ千冬姉の真似しろとかできねえよ!」ギリギリギリ
一夏「もう一度言うぞ、ふざけてんのか!何処の馬鹿だこんな産廃作ったの!
だいたい単一仕様の燃費が最悪すぎる!千冬姉が乗ってたISの欠点をそのまま移植してどうするんだよ!?
技術革新って言葉知らないアホが作ったのか!」ドガッシャァァァ
箒「い、一夏、なんだか分からないが姉さんから『生まれてきてごめんなさい』とメールが来たぞ!?」
とかになるのか
すみません、似たssがあるとは全く知りませんでした(汗
二番煎じっぽくなってしまうかも知れませんが一応完結させるつもりです。
~試合直前~
セシリア「まったく...まだ来ませんの?」
山田「すみません、もう少しだけ待っててあげてください」
箒「まだか一夏...」
千冬「.....」
一夏「またせたな!」
箒「一夏!」
一夏「悪いなオルコット!少し調整に手間どっちまってたんだ!直ぐそっちに行くぜ!」
セシリア「まったく...レディを待たせるなんて本当にグズですのね」
箒「一体何を調整しきたんだ?」
一夏「ああ、このメインウェポンの剣がすげえ容量食ってるっていっただろ?でもなんでかわからんがこいつはこの『白式』からは外せないんだ。だからあくまでこいつを使って勝ちに行くしかない、遠距離型のあいつ相手には辛いけどな。あとは打鉄の元々用意してた装備の中の使えそうなもんを入れるために多少強引だがメインウェポンの出力を落としてスロットの空き容量を...」
箒「もういいわかったから早く戦ってこい!」
一夏「...?わ、わかった」
山田「...すごいですね」
千冬「すごいな」
~アリーナ~
セシリア「やっと来ましたの?私の強さに恐れをなして逃げ出したのかと思いましたわ」
一夏「いやーわるいわるい!代表候補生と戦えると思うとつい熱中しちゃってさ」
セシリア「まあいいですわ、さっさと始めましょう!」ジャキッ
一夏「ああ、こっちもうずうずしてるぜ」
山田「試合開始して下さい!」
セシリア「さあ踊りなさい!私の奏でるワルツの上で!」ハジュ!バシュン!
一夏(イギリス人てのは無駄にプライド高いうえにセリフまで臭いのか...しかもこっちを近接武器しか無いと見て射撃武器を警戒せずに弾き撃ち...こいつは知識だけの実戦経験無いタイプだな)
セシリア「どうしましたの?逃げてばかりじゃ勝てませんわよ!」ハジュ!バシュン!
一夏(...奴の射撃の癖、パターン、白式の機動性とエンジンの良さは大体わかった。後は燃費か...さてそろそろ試させてもらうかな!)シュイン!
箒「剣を消した!?」
セシリア「舐めていますの!?」
一夏「なにいってんだおまえ?俺はお前に勝ちにきてんだぜ!」ズバババ!
山田「量子変換でライフルを!?」
千冬「本来白式には武器のスロットは『雪片弐型』の容量が重すぎて他の武器は積めない、だがあいつは雪片の容量を極限まで削減することで簡易装備を積めるようにしたみたいだな」
山田「それをあの短時間で...」
箒(なにこのきょうだいこわい)
一夏実戦経験あるのか
セシリア「くっ...考えましたわね!ですがそんな簡易装備で私の装備に勝てるとでも!?」バシュン!スバシュ!
一夏(簡易装備程度の容量のライフルは余裕で動作する...っと、じゃあ牽制はこれくらいにして)シュルルッ
セシリア「ワイヤー!?くっ!こんなもので私を捕まえようとしたって!」
一夏「あ、それほどくとまずいぜ」
セシリア「えっ?もうほどけましたわ?」ピピッ
一夏「あーいわんこっちゃない」
セシリア「!?」ドカーン!
一夏「無理な力を入れると起爆するようにした俺の特製ワイヤーの味はどうだ?」ニヤッ
セシリア「...もう許しませんわ!」ズババッ!
一夏(おっ?あれが噂のオールレンジ平気か!成る程、確かにこいつは避けんのめんどいわ...ならば!)
一夏「よっ!」シュッ
セシリア「!?私のオールレンジ兵器が破壊された...?けどあの人は武器を持ってないはず...!?」
一夏「武器ならあるぜ?」
山田「あれは...これまた簡易装備のIS用ナイフですね」
千冬「あれでを投げて撃ち落としたみたいだな」
箒(遊んでるな)
>>41 箒との稽古のみですが、ネットの情報や実戦の動画、そして天才なのでそれでもセシリアより戦えます。
一夏「ほらほら!」シュッシュッ ドカーンドーン!
セシリア「ぐっ...もうほんとの本当に許しませんわあっ!」ドドドドババババスドーン!
一夏(怒りに任せて一斉射撃かよ...けどそろそろだなっ...!)ドドーン!
セシリア「はあっ...はあっ...やりましたの?」
箒「一夏っ!?」
千冬「...」
一夏「.....時間ぴったし流石俺」
山田「ファーストシフト!」
千冬「ファーストシフトまでの時間を計算しての戦い方か...」
セシリア「ま、まさか貴方...いままで初期状態のISで戦ってたというの!?」
一夏「なんのためにあんなまどろっこしい戦い方してたと思ってんだ?お前に嫌がらせするためじゃないぜ?」ニヤニヤ
セシリア「ぐっ...まだ勝負は終わってませんわ!」グッ...
セシリア「!?う、動けない!?」
一夏「お前が悠長に弾ばら撒いてる間にワイヤーで縛らせてもらったぜ、じゃこれで終わりだ」ガチャン
山田「あれはIS用パイルバンカーですね」
一夏「ファーストシフト前の白式は簡易装備以外の重い射撃武器は使えない、だから射撃と近接の両方の性質をもってるこいつは使えなかった」
一夏「だから簡易射撃武器を使って強引に射撃プロセスを白式にぶち込んだのさ!」
一夏「そら!こいつで終わりだ!」ガチャコン!
セシリア「ぐぼっ!?」
山田「セシリア・オルコットシールドエネルギー0!織斑一夏!残シールドエネルギーMAX!勝者織斑一夏!」
セシリア「ぐっ...悔しいけど完敗ですわ...」
一夏「セシリア、喧嘩みたいな形で戦うことになっちまったけどよ、今度はきちんとした勝負しようぜ?」
セシリア「あら...以外と男らしいところもあるんですのね...」
一夏「まあな、ほら手貸してやるから起きろ」
セシリア「...ありがとう」
一夏(こいつと仲良くなりゃイギリスのIS内部事情や代表候補生のことやら聞けるからな、そして何より!ブルー・ティアーズをまじまじと研究できる!これは楽しみだ!!!」
箒「一夏...」
一夏「ん?見たか箒!圧勝だぜ圧勝!」
箒「ああ...なんていうかお前は、少し見ないうちにすごいやつになってしまったな...」
一夏「そんなことないさ箒、お前との稽古が無ければここまでの結果は出せなかった。また稽古に付き合ってくれるか?」
箒「一夏///も、もちろんだ!」
一夏(練習台GET!!)
このSSまとめへのコメント
一夏が爽やかになっとるwwwww打算だらけだけどwwwww
乙!
続きが気になる