P「真の元気がない」 (35)

今日と明日の二回に分けて投稿します


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P「気がするんですが」

小鳥「プロデューサーさんがいちばんわかるんじゃないですか?
でも、言わせてもらえば私もそう思いますね」

P「うーん 仕事はいつも通りにこなしてくれてるんですよね 最近ランクアップして大きめの仕事も増えてきて疲れてるんでしょうか?」

小鳥「だから私に聞かないでくださいよ いつも元気な真ちゃんが元気ないと周りの娘たち、特に雪歩ちゃんや美希ちゃんにも影響がでちゃいそうですけどそこら辺は大丈夫なんですか?」

P「俺もそこのところ心配してたんですけど全く問題ないですね むしろ二人が真に話しかけて元気付けようとしてくれてます」

小鳥「いやーみんなどんどん成長していきますね きっとデビューしたての頃だったら二人ともつられちゃってましたよ」

P「全く同感です」

小鳥「こんな会話してるとまるで親鳥にでもなった気持ちです 私小鳥ですけど」
ブフォオ ウアウアーチハヤオネエチャンガオチャフキダシター ダムノケッカイダヨー

P「千早もよく笑うようになりましたし」

P「それはさておき今問題なのは真ですよ なにがあったんだろうか」

小鳥「花も恥らう女子高生ですからね むずかしいお年頃ですよ」

P「むずかしいお年頃ねぇ… まさか失恋か!?」

小鳥「プロデューサーさん、真ちゃんはちゃんとアイドルとしての自覚を持って日々生活している娘ですからそういったことはないと思いますよ?」

小鳥(アイドルプロデュースの腕はすばらしいのになんか抜けてるピヨ)

P「そうですよね… あとお年頃の女の子が元気なくなることといえば…女の子の日がずっと続いてるとか?」

小鳥「プロデューサーさん・・・もう少し女の子のこと知ってからそういう話題には触れてください」

小鳥「もしかして真ちゃんにも女の子の日云々を聞いたんですか・・・?」

P「いやいやいやいや 俺はそこまでデリカシーの無い男じゃないですよ 大丈夫です あの日か? としか聞いてないです」

小鳥「それはアウトピヨ・・・」

P「え!? そうなんですか それはまずいことをしたなーあとで謝っておかなきゃ」

小鳥「あ、謝らなくていいですよ 私からプロデューサーさんが謝ってたってちゃんと伝えておきますから」
小鳥(謝るときにも地雷踏みそうだから)

小鳥「そのかわりに!」

P「はい?」
小鳥「今度からはもっと言葉を選んで話しかけてあげてくださいね」

P(選んだつもりなんだけどな)

小鳥「ほんの些細な言葉で傷ついちゃうんですから、女の子っていうのは」

P「でも、甘いもの食べると幸せになれるんですよね?」

小鳥「ピ、ピヨォ」

P「こんなことがあって雪歩を呼んだんだ」

雪歩「はいぃ」

雪歩「でも、私と美希ちゃんが二人で真ちゃんに声かけてるのを知ってるのになんで私だけなんでしょうか?」

P「ああそれは」
P(ここで事実である美希も呼ぼうとおもったが事務所にいなかったと答えるとまたあとで音無さんの小言を食らう羽目になるだろう)
P(さあどうしたものか)

雪歩「それは?」

P「ゆ、ゆきひょのほうが美希より真のことよく分かってる気がするからさ」
P(やべえ噛んだそしてすまない美希)

雪歩「えへへ///それはよかったですぅ 最近美希ちゃんに負けてるような気がしてたんですけどプロデューサーがそういってくれて嬉しいです」

P(よし、パーフェクトコミュニケーションだ)
P「それで、だ」

雪歩「はい」

P「実際真はなにで悩んでるんだ?」

雪歩「真ちゃんは最近ランクアップできて大きなお仕事が増えて嬉しい って事務所では言ってました」

P「うんうん」

雪歩「でも、この前、遊んだときこうも言ってたんです」

雪歩「仕事の規模が大きくなるにつれて役がどんどんかっこよくなっていくからつらい って」

P「そ…うか…」
P(実を言うと俺自身薄々気づいてはいたんだよな)

雪歩「そしてそのあと言ったんです」

P「なんて?」

雪歩「ボク、プロデューサーに告白する もちろん愛の告白だよ」

P(へ?)
雪歩「OKしてもらえたらボクには女性としての魅力が十分にあるとみなしてアイドルを続ける」

P(は?は?は?)

雪歩「OKしてもらえなかったらホモになる って」

P「おい ちょっと待て」

P(うおおおお途中までメッチャどきどきしたーーーOKするかどうか本気で迷ってたーーー)

雪歩「ごめんなさい ふざけました」

P(男嫌いで俺とのミーティングも遠くでしていた雪歩が男との会話で冗談を、しかも親友をホモ扱いするような冗談を言えるようになってくれてうれしいよ)
P「うむ 素直でよろしい で、どこまでが本当なんだ?」

雪歩「かっこいい役が増えてつらいってところです」

P「うーん そうかー どうしたものか」

雪歩「真ちゃんのお仕事減らすんですか?」

P「いや、それはできない ランクアップ直後に仕事減らすといろいろと影響が大きいんでな」

雪歩「じゃあ真ちゃんの女の子らしい仕事を増やすんですか?」

P「うーん」
P(それができればベストなんだが全くといっていいほどないから困ってるんだよな)

P「つーかさ、雪歩」

雪歩「なんですか?」

P「真って普通にかわいいよな?」

雪歩「そうですよね!! きゃぴきゃぴした衣装じゃなくて千早ちゃんや四条さんが着るような落ち着きのある衣装なら十分似合うと思いますぅ」

P「だよな、時々みせる儚げな表情とか女そのものだよな」

雪歩「はいぃ!」

P「しかし、真姫がご所望なのは」

雪歩「フリフリでキャピキャピした衣装ですぅ」

P「困ったな…」

雪歩「困りましたぁ…」

P「仕事で女の子扱いは無理だけどさ」

雪歩「はい?」

P「プライベートならなにしてもいけるよな」

雪歩「はいぃ」

P「じゃあさ、誰かが男役として真を一日思いっきり女の子扱いする」

雪歩「そ、それは…アニマスでプロデューサーが…いやなんでもないですぅ」

P「そう、わかってる 俺がバネPのようなプロデューサーだったらそれも大いにいいんだが、見てのとおり俺は頭がPだ」

雪歩「はいぃ」

P「そりゃあ俺だったら遊園地で不良に殴られても気絶はしないだろう でも、それじゃあ面白くない なぜなら俺はPヘッドだからな」

雪歩「でも営業のときだけかぶるお面みたいなものがあるって聞いたんですけど」

P「あれは偽りの俺だ アイドルたちのまえではホンモノでありたい…それじゃだめか?」

雪歩(プロデューサーのキャラがわけわかんなくなってるよぅ)

雪歩「駄目じゃないですぅ」

P「よし、じゃあ決定だ 誰かに真を思いっきり女の子扱いデートを実行してもらおう」

雪歩「誰かってだれですか?」

P「また壁にぶつかったなー」
P「壁といえば千早はどうだろう」

雪歩「千早ちゃんですかぁ うーん千早ちゃんは確かにリードはしてくれそうですぅ しかも中身はお姉さんですから真ちゃんがちょっと暴走してもなんとかしてくれそうですぅ いきなり決定ですね ふふっ」

P「嬉しそうなところ悪いが多分千早は真の暴走を止められない 千早は仕事での応用力は大人顔負けだ でもな料理をしないところや機械音痴なところをみると日常生活の応用力はあまりないのかもしれない そう何回もデート作戦を仕掛けるわけにもいかないからな 確実に成功できる人材に任せたいんだ」

雪歩「そうですか…なら、リードしてくれるといえば大人、事務所で最年長の音無さんなんてどうでしょう?」

P「そのうたい文句は本人の前で言ってやるなよ? そうか、音無さんかーうーん 無理そうだな」

雪歩「なんでですか?」

P「きっとな最初のうちはうまくいくと思うんだ」

雪歩「はい」

P「問題は最後のほう 俺は雰囲気がよくなったところでおもいっきりミスる音無さんが容易に想像できるんだ 雪歩はどうだ?」

雪歩「う…確かにそうですね じゃあ音無さんもだめとなるとあとは…春香ちゃん!は攻められそうにないし…」

P「伊織はどうだろうか」

雪歩「伊織ちゃんですかぁ? 確かに真ちゃんといつも張り合ってるイメージあるしいいかもですぅ」

P「うん そうだな」

雪歩「でも伊織ちゃん忙しそうですしやってくれますかね?」

P「まあとりあえず明日にでも要件を伝えてみよう 今日のところはこれくらいにしておいてまたなにかあったら聞くよ、雪歩」

雪歩「はい」


P「なあ伊織―」

伊織「なによ」

P「次のオフで真とデートしてくんね?」

伊織「はあ?急に何言ってんのよ」

P「いやちょっとな」




P「というわけなんだが どうだ?やってくれるか?」

伊織「私がリードするのね ええ、いいわよ そのかわりに段取りは私が全部きめる いい?」

P「ああ、いやに乗り気だな」

伊織「私からみても真は最近元気ないもの 真はいいライバルだと思ってるからそれで真の元気がもどるならお安い御用よ」

P(きっと伊織も気にしてたけど声かけ辛かったんだろう)

P「おお、そうか」

P「じゃああとは頼むぞ」

伊織「ねえ真」

真「やあ伊織 なに?」

伊織「今度のオフ暇?」

真「うん 暇だけど」

伊織「なら良かったわ」

真「うん」

伊織(いざ面と向かってデートに誘うって中々恥ずかしいわね)

真「…」

伊織(やっぱり元気ないわね 恥ずかしいなんて言ってられないわ)
伊織「だったらさ 私とその…デート…しない?」

真「珍しいね伊織がそんなこと言い出すなんて」

伊織「ええ ちょっとね それで今度の演じる役がボーイッシュな女の子なのよ」

真「それでボクを参考にしたい…と?」

伊織(目に見えてテンション駄々下がりじゃない)
伊織「違うの 私が男役の練習としてアンタとデートしたいんだけど」

真「へ?」

伊織「だからアンタに女の子として私とデートしてほしいって言ってるのよ」

真「う、うんわかった じゃあ当日は女の子女の子した格好でいいんだね?」

伊織(変装もしなくちゃいけないし…って真が女々しい格好してきたらへんそういらないわね)
伊織「ええ そうね明後日に事務所に集合でいいかしら?」

真「うん ボクは大丈夫だよ」

伊織「そう じゃあ決まりね」

真「うん じゃあボクはこれで じゃあね」

伊織「待って」

真「え?まだなにか?予定は当日まで内緒にしておいてほしいんだけど」

伊織「あ、えっと予定の話じゃなくて…」

真「ん?」

伊織「その…送ってくわ!!」

真「そ、そう じゃあお言葉に甘えて 頼みますよボクの王子様」

伊織「ちょっとまってて プロデューサーに帰るって伝えてくるわ」

真「うん」


伊織「プロデューサー」

P「おう、どうだった伊織?」
P(ピヨカメラでしっかり中継されてたけどな)

伊織「誘うのには成功したわ 今日はこれで帰るわね」

P「了解 明日は伊織も真も現場から直帰だな」

伊織「そうよ 朝は事務所寄るけどね」

P「わかった気をつけて帰れよ 二人でな」ニヤニヤ

伊織「ちょ//なんでアンタがそれを知ってんのよ」
伊織「大方予想はつくけどね」ギロッ

小鳥「」のワの

伊織「まあいいわ じゃあまた明日 お疲れ~」

P「じゃあな~」



伊織「お待たせ さあ帰りましょ真姫」

真「はい/// 王子様」

ドア「ガチャ」

P「いや~なんとかなりそうでよかったです」

小鳥「そうですね~伊織ちゃんも頑張って男役演じてくれそうですし」

P「はい 伊織はぐんぐん引っ張っていってくれますから」

小鳥「デート当日もピヨカメラには活躍してもうピヨ」

P「ええ、是非お願いします」

小鳥「はい♪」

P「では、あと少し仕事も頑張りましょう」

小鳥「ピ、ピヨォ」

翌日 事務所
伊織(今日は真も直帰だってプロデューサーが言ってたわね)

伊織(朝に会えたらいいけど)

ドア「ガチャ」

伊織「おはよ」

真「あ、伊織 おはよう昨日はありがとね 明日はよろしく!!」

伊織「そんな試合前の運動部員みたいなよろしくじゃなくてもっとお淑やかに言いなさいよ…」

真「む… いわれてみればそうだね ってもう時間だからいかなくちゃ じゃあね伊織また明日」

伊織「はいはい じゃあね」

真「いってきまーす」

ドア「グチャ」

伊織(ちょっとは元気でたかしら)
伊織(予定立てただけでこれなら実際にデートすれば普段の真にもどってくれそうね)

P(このあと伊織も普通に仕事に行き、直帰したと連絡があった)
P(そしてなぜか直帰の予定だった真がいま事務所にもどってきて話し掛けてほしそうなオーラでソファーでくつろいでる)
P(いままでのように元気がなくて思わず同情で声を掛けたくなるような雰囲気ではなくニコニコしていて元気が戻ってきている感じだ)

P「どうした真?」

真「あ、プロデューサー よくぞ聞いてくれました 実はボク明日デートなんですよ」ω

P「ナ、ナンダッテー」

真「まあ相手は伊織なんですけどね」

P「そうかじゃあいつもどおり真がしっかり伊織をリードしてやれよ?伊織はああみえてもまだまだ内面は中学生だからな」

真「甘いですよプロデューサー なんと今回は伊織がボクをリードしてくれるって言ってるんです」ω

P「それは楽しそうだな お互い久しぶりのオフだろ?めいっぱい楽しんでこい」

真「はい! じゃあ明日に備えてもう帰りますね お疲れ様でした!」

P「お~う」

P(真は俺にデートの自慢をすると満足げに帰路についた)

小鳥「真ちゃん嬉しそうですね」

P「ええ 計画してよかったです ところで音無さん」

小鳥「なんですか?」

P「ピヨカメラのほうは・・・?」

小鳥「ばっちり伊織ちゃんのシャルルにしかけさせてもらいました」

P「グッジョブです」

P(明日は一日二人のデートを見るために俺と音無さんは必死で仕事を終わらせた)

P「どうした真?」

真「あ、プロデューサー よくぞ聞いてくれました 実はボク明日デートなんですよ」ω

P「ナ、ナンダッテー」

真「まあ相手は伊織なんですけどね」

P「そうかじゃあいつもどおり真がしっかり伊織をリードしてやれよ?伊織はああみえてもまだまだ内面は中学生だからな」

真「甘いですよプロデューサー なんと今回は伊織がボクをリードしてくれるって言ってるんです」ω

P「それは楽しそうだな お互い久しぶりのオフだろ?めいっぱい楽しんでこい」

真「はい! じゃあ明日に備えてもう帰りますね お疲れ様でした!」

P「お~う」

P(真は俺にデートの自慢をすると満足げに帰路についた)

小鳥「真ちゃん嬉しそうですね」

P「ええ 計画してよかったです ところで音無さん」

小鳥「なんですか?」

P「ピヨカメラのほうは・・・?」

小鳥「ばっちり伊織ちゃんのシャルルにしかけさせてもらいました」

P「グッジョブです」

P(明日は一日二人のデートを見るために俺と音無さんは必死で仕事を終わらせた)

今日の分は以上です
明日同じくらいの時間帯に最後まで投下します

続きいきます

デート当日

伊織(一応待ち合わせ30分まえに着いたけど)
伊織(まだ真は流石に来てないわよね)ソワソワ

小鳥「伊織ちゃん凄くソワソワしてますね」

P「ええ かわいいですね」

小鳥「待ち受けてる男役…これがホントの『待ち受けプリンス』なんちゃって…」
ブフォオ ウアウアーマタチハヤオネエチャンガオチャフイター

P「音無さん…」

小鳥「ほ、ほら真ちゃんもきましたよ」

真「おはよ、伊織はやいね」

伊織「おはよう ええ お姫様をまたせちゃいけないと思って」
真「そ、そうだよね 今日のボクはお姫様だからね」

伊織「はいはい そうよ」

真「早速出発しようよ」

伊織「うん でもちょっと待って」

真「ん?」

伊織「その…真のその服装似合っててかわいいわよ///」

真「え!? あ、ありがとう////」

ウワーピヨチャンハナヂハナヂ

P(俺はその時気づいた)
P(伊織が男役に徹するためにシャルルを持ってないことに)
P(一昨日のピヨカメラにも気づいてたみたいだし今回も気づいて持って来なかったのかもしれない)
P(どちらにせよこれ以上の捜索はやめておくか…)

その夜

真「うわあ…凄い大きいね まさにボクの理想の夜だよ」

伊織「当たり前でしょ?アンタのためにわざわざこのスーパーアイドル伊織ちゃんが用意させたんだから」


伊織「今日は楽しめたかしら?」

真「うん!午前中にみた映画もボク好みの少女物語だったし、午後のぬいぐるみ散策も宅配便で家に送らなきゃならないくらいたくさん買えたし…」

伊織「真?」

真「ボク最近ランクが上がって仕事が増え…たじゃ…ない?」

伊織(今にも泣きそうな声で話してるわ)
伊織「そうね」

真「でっ、それでっアイドルとしての ヒッグ ランクはっ上がってるのは分かってるんだけどっ ヒッグ」

伊織(泣くの堪えながら語ってるんでしょうね)
伊織「ええ」

真「だけどっ…ヒッグ 仕事がっ増えてもっ…来るのはっ フーフー かっこいい仕事ばっかりっで…」

伊織「そうね」

真「でもっ ッグ ボクがしたいのはっ ヒグッ かわいい衣装でっ ッフ かわいい仕事でっ ウック 」

伊織「知ってるわ」

真「頭ではっ ッウ ボクにっかわいい系のっ… ヒック 仕事はっ ヒッグ 合わないってわかってるんだけどっ ヒッグ」

伊織「やっぱり自分のアイドルになった目的であるかわいい仕事がしたいと」

真「」コクコク

伊織「厳しく言わせてもらえばそれは慣れるしかないわね」

伊織「正しいことが頭で分かってるならそれがどんなに不条理なことでも受け入れるしかないのよ」

伊織「他人からかっこいいとしか思われなくてもいいじゃない」

伊織「少なくとも私は真のかわいい部分たくさん知ってるわ」

伊織「私以外でも雪歩も美希もみんなアンタのかわいい部分分かってるわよ」

伊織「だから堪えずに泣きなさい」

真「グスッ うわああああああああああああん 伊織いいいいいいいいいいいいいいいいいい」

伊織「よしよし」
伊織(ここからどうしようかしら)

すこしして

真「すーはーすーはー」

伊織「落ち着いた?」

真「うん ありがとう 思ってたことを打ち明けるだけで大分楽になったよ」

伊織「ならよかったわ」

真「最後にさ」

伊織「なに?」

真「お願いがあるんだけど いいかな?」

伊織「今更なに言ってんのよ なんでも来なさい 私にできる範囲ならね」

真「それを聞いて安心した 伊織にできることだよ」

伊織「じれったいわね 早く言いなさいよ」

真「いや、別れ際に言うよ」

伊織「なによそれ まあいいわ そろそろ出ましょ あとはアンタを家に送って今日のデートはおしまいよ」

真「わかった」


別れ際

真「なにからなにまでありがとうございました、新堂さん」

新堂「いえ これも仕事です故お気になさらず」

伊織「結局お願いってなんなのよ」

真「うん その…ね」チラッ

伊織「新堂、ちょっとここら辺一周してきてくれる?」

新堂「わかりました」

車「ブーーン」

伊織「はい、で、なんなのよ」

真「今日は伊織が男役の練習ってことでデートしたんだよね?」

伊織「そう…ね」

真「じゃあさ きっとそういうシーンもあると思うんだよね」ボソボソ

伊織「はっきり言いなさいよ」

真「だから、最後にキス…してほしい」

伊織「……わかったわ いい?今日だけよ?///」

真「わ、わかってるよ////」

伊織「じゃあ目を閉じて」

真「うん…」

伊織「ん//」チュッ

真「んんっ////」

伊織「ふぅ これで…いいかしら//」

真「う、うん 今日はありがとう 明日からはまたアイドルの菊地真で頑張るよ」

伊織「つらくなったらまた泣きにきていいわよ真姫 にひひっ」

真「その呼び方は嬉しいんだけどさ 恥ずかしいからみんなの前じゃやめてね///」

伊織「わ、私だって恥ずかしいくてみんなの前でなんて呼べるわけないじゃない//」

真「それもそうだね じゃあまた明日」

伊織「ええ じゃあね」

翌日

真「おっはようございまーす!!」

小鳥「あら真ちゃん おはよう 元気回復ね」

真「はい!! フェロモンバリバリでいきますよ」

雪歩「おはよう 真ちゃん 元気よくなったね」

真「おはよう雪歩 いままで心配かけてごめんね もう大丈夫だよ」

美希「あ!真クン久しぶりなの!」

真「やあ美希!久しぶりって昨日会わなかっただけじゃないか」

美希「そんなことないの 最近の元気なかった真クンは真クンじゃなかったの!」

真「そこまでボク元気なかったかな~ でももう大丈夫だよ」

美希「見れば分かるの!」

ドア「ガチャ」

伊織「おはよう」

真「あ、伊織おはよう」

伊織「おはよう 真姫」ボソッ

真「なっ//」

以上です
Pのキャラが安定しなかった
正直言うと途中で力尽きた
もっと勉強してきます
見てくださってありがとうございました

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