女A「そうなんです!業界では有名な画家さんの絵もあるんですよ!良かったらぜひご覧になるだけでも!」
響「へー!なんだかすごそうだな!どこでやってるんだ?」
女A「興味を持って頂けましたか!それではぜひ!こちらです!」
響(芸術関係の人に声をかけられるなんて……もしかして自分、オーラとか出ちゃってるのかな!)
女A(この子もう見た目からしてアホ丸出しだし絶対にいける!しかも服は結構いいの着てるし……搾りとってやるわ……)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473678970
響「おぉ……画廊ってこんな小さいビルでやってるのかー、意外だなー、もっとおっきくて広いところでやってるのかと思ってたぞ!」
女A「我々の画廊は創業20年なんです!昔からずっとこのビルでやっていて、もっと立派なところに移転できるにも関わらず、創業者の意向でこのままなんですよ」
響「おー!なんかわかるぞ!自分のところの社長も似たようなこと言ってたさー!」
女A(社長……!これはますますビッグチャンス!)
響「どうしたんだ?」
女A「い、いえいえ!さぁお入りください!中は冷房も効かせてありますので!」
響「ありがたいぞー、暑くて仕方なかったんだ」
ーービル内
女B「あら、女Aさん!そこの素敵な方はアイドルか何かやられている方ですか?」
響「えっ、い、いや自分……」
女A「すいません、お客様。なにぶん彼女は思ったことをすぐ口に出してしまう性格でして……悪気はないんですよ?」
響「へ、平気だぞ(まさか本当にアイドルだなんて言えない……)」
女A「それではまず、こちらにご記入をお願いします」
響「えっ、名前に住所……電話番号まで書くのか!」
女A「申し訳ありません。なにぶん高額な絵なども並んでいるため念の為と言う事で……ご記入頂いた個人情報は責任を持って管理させていただきますのでご安心下さい」
響「なるほどなー、管理してくれるなら大丈夫だな!」カキカキ
女A「ありがとうございます。我那覇響さん……素敵なお名前ですね!」
響「そ、そうか……?あんまり言われたことないから照れるぞー」
女A「こちらにある5枚の絵。我那覇さんはどの絵が良いと思われますか?」
響(うっ……どれもよくわからないぞー)
響「えっと……こ、この真ん中のとか……」
女A「!?すごいですね我那覇さん!」
響「えっ、な、何がだ?」
女A「こちらの作品はフランスの画家、カルハ=ノノワールさんの描かれた作品なんです!日本ではまだあまり知られていない方なんですが、フランスではそれはもう有名な方なんですよ!」
響「そうなのか!?」
女A「ぱっと見ただけで、この5枚からこちらの絵をお選びになるなんて……我那覇さんは素晴らしいセンスをお持ちですね!」
響「えへへ……照れるぞ……」
女A「こんなにセンスのある方は本当に珍しいですので、我那覇さんには特別な価格で提供させていただきます!」
響「えっ」
女A「本当はこちらの絵……この額も合わせて3桁はくだらない作品なのですが……」
響「さ、3桁!?」
女A「我那覇さんには半額の50万円でお売りいたします!」
響「ご、50万円!?」
女A「ええ!こんなこと滅多にないんですよ!我那覇さんがあまりにもセンスに溢れているもので……私も興奮してしまって!」
響(ど、どうしよう……高いけどこんなチャンス滅多に無いって言うし……50万円なら今までの貯金を切り崩せばなんとか……ううん!ダメだぞ!みんなにちゃんとご飯が食べさせてあげなくなるさー!)
響「うーん……すっごく欲しいんだけど、やっぱり自分にはちょっと高いから大丈夫だぞ……」
女A「そうですか……残念です…………そうだ!少しお待ち下さい!」
女A「我那覇さん!すごいですよ!今、社長の方に電話で確認してみたんですけど、我那覇さんのようなセンスをお持ちの方はここ10年でも出会ったことがないらしく!」
響「じ、自分そんなにすごいのか!?」
女A「さっきの作品!額付きで30万円でいいらしいです!」
響「30万!?さらに20万も引いてくれたのか!」
女A「こんなことほんっとうに前代未聞ですよ!このチャンスを逃すなんてありえないですよ我那覇さん!」
響「そ、そうなのか……?でもやっぱり自分、絵はあんまりわからないし……」
女A「カルハ=ノノワールさんの絵は置いておくだけで仕事に恋愛に全てが上手くいくと評判なんです!先行投資みたいなものですよ!」
響(30万円で仕事が増えるなら……それに恋愛……この絵を買えばプロデューサーが自分に!)
女A「ここで決断しなければ一生変わりませんよ!」
響(……そ、そうだ!自分、変わりたいぞ!)
響「この絵買うぞ!」
女A「さすが我那覇さん!素晴らしいご決断です!早速ご準備させていただきますね!」
響(か、買っちゃったぞ……でも!自分はこれで変わるんだ!)
ーー数日後 我那覇家
やよい「おじゃましまーす!」
伊織「邪魔するわよ」
響「いらっしゃいだぞ!」
伊織「相変わらず獣臭い家ね……なんでいつもあんたには臭いが移らないのか不思議で仕方ないわ」
響「ふふーん!自分アイドルだからな!」
やよい「響さんすごいですー!」
伊織「アイドルってなんなのよ……」
響「座っててくれ!今、さんぴん茶とサーターアンダギー出すからな!」
伊織「またそれ?他のはないわけ?」
やよい「えー!伊織ちゃんいっつも響さんのお家来るとき『今日も響のサーターアンダギー食べられるかしら!』って楽しみにしてるよね?」
響「そうなのか~?伊織~」
伊織「ばっ///余計なこと言うんじゃないわよやよい!ふん!お腹が空いてただけよ!」
やよい「でも伊織ちゃん、さっき事務所で小鳥さんにお茶菓子すすめられた時『結構よ。今日はこの後、最高級のお茶を頂くかもしれないの』って……」
響「伊織~自分嬉しいぞ!」
伊織「もう!ばかばかばか///さっさと持って来なさい!」
響「はいは~い」
伊織「……あら?何よこの絵、こんなのあった?」
響「おお!伊織もこの絵の良さがわかるのか?さすがだなー!」
伊織「は?何言ってるの、素人の絵でしょう?これ。まさか響、自分で描いた絵でも飾ってるわけ?自信家なのはあんたのいいところでもあるけど少し考えなさいよ」
響「えっ……この絵、買った絵だぞ……」
伊織「買った!?こんな絵を!?いくら出したのよ!」
響「ほ……ほんとは100万円だけど……安くしてもらって30万円だぞ……」
やよい「30万えん!?3ヶ月は生活できちゃいますー!」
伊織「あんた、それ騙されてない?大体、誰の絵だってのよ?」
響「だ、騙されてなんかないぞ!これはカルハ=ノノワールっていう今、フランスで大人気の画家の……」
伊織「はぁ?私、パリにはよく行くけれど、そんな画家聞いたこともないわよ!」
響「えっ……」
伊織「……響、買った店に連れて行きなさい」
響「でも……」
伊織「デモもストもないわよ!大切な仲間からお金を騙し取るなんて……絶対に許さないんだから」
ーー秋葉原駅前
響「ここら辺でお姉さんに声をかけられたんだぞ……」
伊織「はぁ……秋葉原なんて悪徳絵売りの巣窟みたいなところじゃない……あんた本当に無知っていうかなんていうか……」
響「うー!ひどいぞ伊織ー」
伊織「別にあんたを責めてるわけじゃないわ。騙す方が悪いに決まってるもの」
やよい「響さんはちょっと優しすぎるかなーって」
伊織「あんたがそれを言うのね……」
響「あっ!いたぞ!あのお姉さんが自分に声をかけてきたんだ!」
伊織「あいつね……わかったわ。私とやよいで行ってくるから、あんたはガンダムカフェでハロパスタでも食べてなさい」
響「自分も行くぞ!騙されたままなんて悔しいぞ!」
伊織「あんたが一緒に行ったら意味ないのよ!さっさとガンダムカフェで『うわー!トイレのシャアザクが光ったぞー!』とか言ってなさい!」
響「うぅ……わかったぞ……頼んだぞ、伊織、やよい!」
伊織「任せなさい。ぶっ潰して来てやるわ」
伊織「いい?やよい。まずはあいつの前にあなたが歩いて行くの。近くまで行ったら目を合わせなさい。それで声をかけられたら興味津々なふりをするの。そしたら後から私が合流するわ」
やよい「わかった!やってみるね!」
伊織「頼んだわよ。やよい!」
女A「すいません。すぐそこで画廊ををやっていて、こういった絵などを展示しているのですが。よろしかったらご覧になるだけでも」
やよい「はわ~!すっごく綺麗な絵です~。私もこんな絵が欲しいかなーって」
女A「本当ですか!それではぜひ!」
伊織「あっ!ごめんなさいやよい!待たせちゃったわね」
やよい「あ~伊織ちゃん!見て見てー!こ~んな素敵な絵が飾ってあるところがあるんだって!伊織ちゃんも行こうよ!」
女A(ヤバい……長年のエウリアンとしての勘がこう言ってる『こいつは本物だ』!こいつを招いたら最後……ウチがクソゴミみたいな絵しか置いていないことがバレるっ!)
伊織「あら?何よこの絵」
女A(やっぱり……!)
伊織「すっごく素敵じゃない!ルーブルでもこんなの見れないわよ!」
女A(!……こいつフェイクだわ!一瞬雰囲気で騙されそうになった自分が恥ずかしい……間違いないわ!こいつはお嬢様気取りの田舎の成金小金持ち!一番のターゲットじゃないの!)
やよい「伊織ちゃんがそんなに言うなんて!やっぱりこの絵すごいです!」
女A「よろしければそちらのお嬢さんもご一緒に……」
伊織「あら?いいの?私が帰る頃にはいい絵は全部無くなってるかもしれないわよ?」
女A「ぜひ!お客様のような素晴らしい方に買っていただけるのでしたら本望です!」
女A(いけるっ!いけるわっ!この間の馬鹿な沖縄女といい……流れが完全に来てる!)
やよい「がろーってこんなビルでやってるんですねーなんか意外ですー」
伊織「やよいはまだまだね。本当にいい絵を置いてあるところっていうのはあえて目立たない外見にしておくものよ。いわば隠れ家的なものね」
女A「さすがそちらのお嬢さんはよくわかっていらっしゃいます!(アホだ……こいつアホだ……!)」
ーービル内
女A「それではまず、こちらにお名前、ご住所、電話番号をご記入下さい」
やよい「はわっ!こじんじょーほーはちょっとこわいかも……」
伊織「大丈夫よやよい。こういうところは管理がしっかりしてるから個人情報が漏れたりはしないわ」
女A(こいつ……私が言うまでもなく勝手に全部言ってくれる……笑いが止まらないわね)
伊織(いい?やよい。本当の名字と住所や電話番号を書いちゃダメよ。適当に記入しなさい)ゴニョゴニョ
やよい(うん。わかったよ伊織ちゃん!でも伊織ちゃんは名字はそのまま書いてるけどいいの……?)コショコショ
伊織(これには考えがあるからいいのよ)ゴニョゴニョ
女A「はい、ご記入ありがとうございます(水瀬……?まさかね)」
女A「まずはこちらにある5枚の絵……お二人はどれが良いと思われますか?」
伊織(来た……!ここから攻めるわよ)
伊織「何よこれ?幼稚園児の落書きかしら?もう少しまともな絵を持って来たらどうなの?」
女A「えっ……」
伊織「聞こえなかった?五枚ともゴミよ ゴ ミ ! 選ぶも何もありゃしないわ」
女A「……さすがでございます。もしやと思い試すようなことをしてしまいました。水瀬様の言うとおりこちらにある絵は全て価値のほぼない絵でございます。瞬時にそれを見破るなんて素晴らしいセンスをお持ちですね!(あっぶねー!さすがに成金といえどこの程度じゃ騙されないか……)」
伊織(なるほど……そう来るのね。でもいつまでそれが続くかしら?)
やよい「はわー、私にはどれも素敵な絵に見えます~(素)」
女A「お次はこちらになります。こちらの作品、『分速72センチメートル』はイタリアの画家、ヤハーチ=A=バストデッスが昨年描きあげた彼女の最高傑作とも言える作品です」
伊織「ヤハーチ=A=バストデッス?聞いたことがないわね」
女A「無理もありません……日本ではまだ名の知れぬ画家ですが、イタリアではすでに知らぬ人はいないほどの有名な方なのですよ」
伊織「あら、そうなの。じゃあイタリアの友人に聞いてみるとするわ」ピポパ
女A「えっ」
伊織「もしもし、アニェーゼ?ヤハーチ=A=バストデッスって画家、聞いたことあるかしら?」
女A(まずいまずい……)
伊織「え?聞いたこともない?そう、わかったわ。ありがとね!来月またローマに行くから、その時ランチでもしましょ」
女A(こいつ……横浜行くみたいな感覚でローマ行ってやがる……!)
伊織「だ、そうよ。それで、ヤハーチ=A=バストデッスだったかしら?そいつがどこで有名だって?」
女A「あ、あれおかしいですねぇ……上からの伝達ミスかもしれません。さあさあ!こんな絵より次の作品にご案内しますわ!」
伊織(まだ誤魔化し続けるつもりね……いいわ。とことん付き合ってやろうじゃないの)
女A「次の作品はこちらになります。これはすごいですよ!今話題の凄絵描子さんの最新作になります!」
やよい「その人知ってますー!この間テレビで見ましたー!」
伊織「私も知ってるわ。彼女の絵は素晴らしいわよね」
女A「はい!そんな彼女の最新作!お値段は少し張りますが一生モノですよ!」
伊織「そうね。こ れ が 本当 に 凄 絵 描 子 の 作品 な ら ね」
女A「……!?」
伊織「もしもし、凄絵さんですか?この間は素晴らしい絵をありがとうございました。ええ!自室に大切に飾らせて頂いてます」
女A「あ、あの……」
伊織「ところで、今〇〇という画廊に来ているのですが、そこで凄絵さんの作品をすすめられまして……」
女A「ちょっと……ま……」
伊織「え?そんな画廊ご存知ないのですか?おかしいですね……たしかに凄絵さんの作品だと書いてあるのですが……えっ!今から確認しに来る?そんな!お忙しいのに大丈夫なんですか?」
女A「ま……待てって……」
伊織「もし偽物なら許せない?それはごもっともですが……はい。えっとここの住所はですね……」
女A「待てって言ってんだろ!」バシーン!
伊織「きゃあ!」
やよい「伊織ちゃんのケータイが!」
女A「水瀬っていうからまさかと思ったけど……あんた水瀬グループの令嬢ね!」
伊織「そうよ。まったく、笑いを堪えるのが大変だったわ。こんなお粗末な絵を必死にあの手この手で売りつけてくるんですもの」
女A「悪かったわね……それで水瀬グループのお嬢様がこんなところになんの用?用がないならさっさとお引き取り願いたいのだけれど」
伊織「あら、さっきまでは頑張って引き止めてたのにどうしたの?」
女A「調子に乗ってんじゃねえぞクソガキ。何しに来たんだって聞いてんだ」
伊織「単刀直入に言ってあげるわ。この店を潰しに来たのよ。ウチのバカが30万の絵を買わされたって聞いてね」
女A「お前、あの沖縄女のお友達か!知ったこっちゃねえよ!騙される方が悪いんだからな!」
伊織「騙されたってことは、あの絵がなんの価値も無い絵だったってことを認めるのね。ここにある絵も全部!」
女A「たりめーだろ!ここにあるもん全部、底辺みてーな奴らに描かせたゴミ同然の紙切れだ!」
伊織「そう。これで証拠がとれたわ。ありがと」ピッ
女A「てめえ……ボイスレコーダーなんて持ち込んでやがったのか。こりゃあお帰りいただくわけにはいかなくなったなぁ……おい!」
男A、B、C「……」ザッ
女A「出入り口も固めろ!」
男D「わかりました」
やよい「伊織ちゃん……」
伊織「大丈夫よ。もう呼んであるから」
ドゴォ!
男D「ぐはぁ!」ドシャァ
バキィ!
男E「うごっ!」バタッ
女A「なんだ!水瀬の奴らか!」
伊織「いいえ、ただの仲間よ」
P「伊織ぃ!」
真「助けに来たよ!」
やよい「プロデューサー!真さん!」
P「こんなとこに二人だけで乗りこむなんて……無茶しやがって」
真「まったく、響も響だけど伊織も伊織だよ!最初から僕に教えてくれればよかったのに」
伊織「あんたに言ったら証拠とる前にボッコボコにするでしょうが」
真「うっ……」
女A「ちょっと何してんのよ!ガキと冴えない男一人でしょ!さっさとやっちゃいなさい!」
P「ほぉ……那霧虎流免許皆伝のこの俺を冴えない男呼ばわりとは……覚悟はできてるんだろうな」
真「何言ってるんですか、さっきも『ドゴォ!』とか『バキィ!』とか横で言ってただけのくせに」
伊織「あれ、あんたが口で言ってたの!?」
P「う、うるさいぞ真!あれは俺が直接手を下すほどの相手じゃないと思ったからだな……」
男A「ごちゃごちゃ喋ってんじゃねーぞ!おらっ!」
P「プロデューサーキック!」
男A「おぼぉ!」ガシャーン!
伊織「なによ!あんたやれるじゃない!」
P「だからやれなくはないって言ってるだろ!よし!残り二人もかかってこ……」
男B、C「」ボロォ……
真「えっ?なにか言いましたプロデューサー?」
P「ううん。なんでもない」
女A「あんた達よくもっ……!覚悟しておきなさい!ウチのバックにはでかい組がついてるんだから……どうなっても知らないわよ」
P「だ、そうだぞ、雪歩」
雪歩「へぇ……萩原組よりでっけえ組があるたぁ驚きですぅ。今時ウチと戦争する覚悟がある組なんて無くなっちまいましたからねぇ楽しみにしてますぅ」
女A「は、萩原組!?萩原組ってあの萩原組!?」
雪歩「信じられないようでしたら今からでも若い衆よんでもいいですけど……2時間後には東京湾に沈んでますよ?」
女A「ひ、ひぃ!ゆ、許してくださいぃ!」
雪歩「わかったらぁ、二度とこんなことするんじゃねぇですぅ。次はタマもらいますからねぇ……」
女A「ごめんなさいごめんなさい!今まで騙し取ったお金も全部お返しします!」
雪歩「わかればいいんですぅ」
伊織「ふぅ……とりあえずこれで一件落着ね」
やよい「伊織ちゃんも真さんも雪歩さんもプロデューサーもすごいですー!」
真「えへへ……仲間のピンチだからね!」
雪歩「そんな……私なんて何も……」
P「いや、明らかに雪歩のが一番決め手だったぞ」
伊織「何言ってるの!やよいも頑張ってくれたじゃない!やよいがあの女をおびき寄せてくれなかったらうまくいかなかったわ!」
やよい「うっうー!ありがとー伊織ちゃん!」
伊織「さてと、響を迎えに行くわよ。どうせ今頃ガンダムカフェのショップで『うぎゃー!いっぱいあって選べないぞー』とかやってるわよ」
ーーガンダムカフェ
伊織「いない……」
やよい「響さんどこいっちゃったんだろー……」
P「すいません。身長150cmくらいでポニーテールの健康的な肌色をしためちゃくちゃ可愛い女の子いませんでしたか?」
店員「身長150cmくらいでポニーテールで健康的な肌色をしててスタイルが良くて八重歯がキュートで持ち帰りたくなっちゃうくらい可愛い女の子でしたら、さっきスーツを着た男性と出て行きましたよ」
真「ま……まさか」
伊織「あのバカまた!」
響「へー!聖書ってそんなにすごいのかー!」
おしりちん
最近書いたの↓
P「アイドルのセキュリティをチェックする」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52177453.html
小鳥「千早ちゃんがネトゲにはまった?」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52177714.html
P「アイドル達がガンダムのキャラだったら」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52177807.html
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません