P「色丞狂太郎です、よろしくお願いします!」 (45)

???「あー君君、そこを歩いている君、そう君だよ!まあこっちへ来なさい。」

狂太郎「オ、オレですか?」

???「ほう、何といい面構えだ。ティンと来た! 君のような人材を求めていたんだ!」

狂太郎「は、はあ……」

???「わが社は今、アイドル候補生たちをトップアイドルに導く、プロデューサーを募集中だ。」

狂太郎「えええ!?」

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――――――

狂太郎「父さん、母さん。おはよう」

狂介「おはよう。今日は初出社か……いやあ、お前もてっきり警察官になると思っていたんだが……」

春夏「狂太郎がアイドルのプロデューサーとはね……」

秋冬「狂太郎君、朝ご飯しっかり食べるね」

狂太郎「秋冬おじさん……朝から満漢全席はちょっと……」


―――

狂太郎「じゃあ行ってきます」

春夏「気を付けるね」

隣人「あら、狂太郎君……立派な新社会人になって……」

隣人「ウチのバカ息子もせめて働いてくれれば……春夏さんの育て方が良かったのね~」

秋冬「いや、狂太郎君の育児はボ…」

春夏「秋冬、余計なこと言わないね」

秋冬「…はい」ボロッ


――――――

狂太郎「ここが765プロか……よし」

ガチャ

狂太郎「おはようございます!」

高木「おお!待っていたよ。……ウォッホン!みんな、ちょっと集まってくれるか?」

高木「今日から我が765プロに待望のプロデューサーが入社してくれた」

律子「やれやれ……これで少しは楽になるかしら?」

狂太郎P「色丞狂太郎です、よろしくお願いします!」

春香「天海春香です、よろしくお願いしますね?プロデューサーさん。」

狂太郎P(か、可愛いなあ……)

伊織「水瀬伊織よ。ま、せいぜい頑張りなさい。」

狂太郎P(顔は似てないけど、どことなく魔喜お祖母ちゃんに雰囲気が……)

律子「秋月律子です、プロデューサーとしては先輩……になりますね。よろしくお願いします」

狂太郎P「は、はい!」

小鳥「事務員をしております、音無小鳥です。そんなに緊張なさらなくても大丈夫ですよ?」

ワイノワイノ

真「あの!プロデューサーはなにかスポーツやってたんですか?」

狂太郎P「あ、ああ……両親の影響で拳法をね」

真「そうなんですか!体鍛えてそうだったし……ボクも空手やってるんです、今度手合わせ願えませんか?」

狂太郎P「ああ!それは構わないよ」

真「へへっ、やーりぃ!」

あずさ「……あら?雪歩ちゃん?」

雪歩「あ、あの……その……」コソコソ

雪歩「わ、私……男の人が苦手で……その……す、すいませんー!」ピュー!

真「あれ!?雪歩!」ダッ!

千早「すいません、彼女に悪気は無いのですが……」

狂太郎P「は、ははは……まあ、初対面だし……」

高木「この他にもアイドルは何人かいるが……ま、おいおい上手くやってくれたまえ」

狂太郎P「は、はい!」


――――――

律子「プロデューサー、こちらお願いします」

狂太郎P「はい!」

小鳥「プロデューサーさん、この書類お願いします」

狂太郎P「はい!」

春香「プロデューサーさん、ダンス見てもらえますか?」

狂太郎P「わかった!」

千早「あの、ボーカルのチェックを……」

狂太郎P「よし!」

真「プロデューサー、もう一本手合せ願います!」

狂太郎P「押忍!」

響「うぎゃー!ハム蔵どこに行ったんだー?」

狂太郎P「任せろ!」

貴音「月を見るたび……」

狂太郎P「思い出せ!」

伊織「ふうん……アイツ、なかなかやるじゃない」

高木「うむ、期待以上だ」

律子「あ、伊織。明日は春香と雪歩、真と一緒の四人で取材入っているからね」

伊織「わかっているわよ」

律子「プロデューサーが同行するから……その後はフリーだから」

伊織「はいはい、ちゃんとやってくるわよ」


――――――

狂太郎P「みんな、お疲れ様だったな」

真「今日、取材受けた雑誌……来月発売だってね」

春香「楽しみだね!」

狂太郎P「今日はこの後は全員フリーだが……送っていくか?」

春香「あ、じゃあみんなでちょっと買い物していかない?」

真「いいね!雪歩も伊織もいいよね?」

雪歩「う、うん……大丈夫だよ」

伊織「仕方ないわね、付き合ってあげるわ」

春香「じゃあ……プロデューサーさん、駅まで送っていただけますか?」

狂太郎P「ああ、構わないよ」

雪歩「あ、その前にあそこの銀行に寄ってきていい?」

春香「私もお金下しておこうかな?」

真「じゃ、ボクはその間コンビニ行ってくるよ」

伊織「はあ……早くしなさいよね」

狂太郎P「ははは……待っているから大丈夫だ」


――――――

春香「あちゃ、ちょっと混んでるね……」

雪歩「そうだね……あれ?あの人たち……?」

パーン!

強盗A「大人しくしろ!」

強盗B「おい、これに金を詰めろ!」

強盗C「っと、通報されたら困るんだよ……死にたくなきゃ大人しくしてな」

強盗A「お前らも動くんじゃねえぞ!おい!そこの!ブラインド閉めろ!」

キャーキャー!

春香「ここここ、これって……」

雪歩「銀行……強盗?」


――――――

…パーン

狂太郎P「ん?なんだ今の音?」

伊織「ちょっと!あれ見て!」

狂太郎P「な!?ぎ、銀行強盗!?」

ワーワー!ケイサツヨベー!

伊織「は、春香と雪歩が!」

狂太郎P「まて、伊織!中に入ってどうする!」

伊織「で、でも……」

狂太郎P「い、今に警察が来る……」

狂太郎P(父さん……)

伊織「だって……!」

狂太郎P「……くっ」

狂太郎P(警察が来るまで……無事でいられるのか?)

狂太郎P(春香……雪歩……)

狂太郎P(俺が……プロデューサーの俺が守らないと……!)

狂太郎P「伊織……ちょっとこっちに来てくれ!」ダッ!

伊織「えっ?……なに!?」

――――――

伊織「はあはあ……なによ、こんな時にこんな物陰に連れてきて……」

狂太郎P「伊織……お前のパンツを俺に貸してくれ!」

伊織「はああああ!?バッカじゃないの!?」

狂太郎P「ちがっ……!あいつらを助ける……」

伊織「この変態!de変態!変態大人!!」

新堂「伊織お嬢様!早くパンツを脱いでその方に渡すのです!」

伊織「新堂!?なんでここに!?ってかあんたまでなんなのよ!?」

新堂「早く!」

狂太郎P「頼む!……お前じゃなきゃダメなんだ!」

伊織「……わ、わかったわよ。は、恥ずかしいからこっち見ないでよ……」ヌギヌギ

伊織「ほ、ほら……これでいい?///」

狂太郎P「……すまない!では……」カブリッ

伊織「な!なにやってんのよ!このder変態!EL変態!THE HENTAI!」

新堂「その昔、私の執事としての師匠にあたる『世話』と言う方が姫野グループに仕えていました」

狂太郎P「こ、これは……なんという絶妙なフィット感……!」

新堂「その時仕えていたお嬢様は半年間だけ日本にいて、その後アメリカに帰られましたが……」

伊織「な、なんの話……?っていうか姫野グループってお母様の……」

狂太郎P「いおりんのおパンツ!フォォォォォォォオオオオオオオオ!」

新堂「半年間、そのお嬢様と……その他で巻き起こる数々の事件を解決した者が居ました」

狂太郎P「気分は……エクスタシー!!!!!!!」

新堂「その者の名は……変態仮面」

伊織「へ、変態仮面!?」



本来人類は潜在能力のおよそ30%しか発揮できないとされている。

しかし色丞狂介の血を色濃く継ぐ彼は頭部顔面にパンティを装着すると……

その抜群のフィット感から内なる変態の血が呼び起こされ、異常興奮状態となり……

彼は100%の力を発揮し、彼もまた変態仮面となるのだ。

狂太郎P「脱衣(クロスアゥ!)」バッ!

カッ!

狂太郎P「ふー……服なんか着ていられるか……」

伊織「はわわわわわ……」ガクガク

新堂「そして、その時のお嬢様こそあなたの母君、旧姓姫野愛子様なのです!」

狂太郎P「ふん!」ビヨーン!…パシッ!

フグリッ!

伊織「うーん……」バタッ!

狂太郎P「とおっ!」ダッ!

新堂「姫野グループと水瀬財閥力を持ってその正体を追っていましたが……」

新堂「あの方はきっと彼のご子息……ならばきっと……!」

新堂「……真様がおひとりです、伊織お嬢様……とりあえず戻りましょう」

伊織「……」チーン!


――――――

強盗A「おう、早くしろ!もたもたすんじゃねえ!」

強盗C「お、おい……こいつらアイドルの天海春香と萩原雪歩じゃねえか?」

強盗B「お?本当じゃねえか……へへへ、おい!」

強盗A「お前ら余計なことしてんじゃねえ!さっさとずらかるぞ!」

強盗C「少しくらいいいじゃねえか……全員縛ってあるし金詰めている間くらいよぉ……」

強盗B「へへへ……アイドルのおっぱい揉んじゃおっかなあ……」

雪歩「ひ……!」

春香「や、やめて……」

強盗A「おい!……お」

強盗B「だからちょっとだって……ほら、あったかくてやわらかいぜゲヘヘ……」フニフニ

強盗C「あ、あ……」

強盗B「ん?なんだってんだよ?ゲヘヘ……可愛いお顔を拝見しながら……へ?」フニフニ

狂太郎P「残念、それは私のおいなりさんだ」バーン!

強盗B「んなあああああああああ!?」

強盗A「だ、誰だ!お前!?」

狂太郎P「私か?……私の名前は……変態仮面Jr.!」

強盗C「へ、変態仮面Jr.だと……!?」

行員(た、確かに変態だわ……)

客(見まごう事なき変態だ……)

雪歩「あわばばばばば」

春香「え?ええええ!?」

強盗A「っていうか……なんだその恰好!ぶわはははは!」

変態仮面Jr.「む!隙あり!」シュバッ!

強盗A「……え?あれ?」

変態仮面Jr.「変態秘技・空中亀甲縛り!」

強盗A「ギャアアアア!」ギュゥゥゥゥゥ!

春香「あれ?私を縛ってたロープが……あれ?」

強盗B「貴様!」

強盗C「う、動くんじゃねえ!」パーン!

シュン!

変態仮面Jr.「おっと、いけないな……人に当たったら大変じゃないか」バシッ!

ボトッ!

強盗C「ヒッ……!あ、銃が……」

変態仮面Jr.「ふん!」ガシッ!

強盗C「モガッ!」ガクガク

客(後頭部をつかんで顔面をふぐりに……)

行員(こ、これは……耐えられない)

強盗C「……」チーン!

変態仮面Jr.「さて……」

強盗B「く、来るな!こいつらがどうなってもいいのか!?」

春香「キャー!」

雪歩「い、いや……助けて……」

変態仮面Jr.「貴様……」ニジリッ

強盗B「お、脅しじゃねえぞ!」

変態仮面Jr.「ふんっ!」ニジリッニジリッ!

強盗B「んああああ!?く、来るな!」

ニジリッ!ニジリッ!

強盗B「ひっ!」

バッ!

変態仮面Jr.「必殺・ぬくもりアタック!」ユラ~ユラ~

強盗B「うわっやめっ……ってか近っ!近い!」

変態仮面Jr.「ふー……」ユラ~ユラ~

強盗B「かすった!今かすった!……うわっ!微妙なぬくもりがっ!うわっ!」

変態仮面Jr.「ふん!」ピトッ

強盗B「う、うーん……」チーン!

変態仮面Jr.「さて……」グイッ!

強盗A「え?引っ張られる……うぉおおお!?」ズルズルズル

変態仮面Jr.「WELCOM!(ようこそ)」

強盗A「うわあああああ!やめろ!動けな……!」ピトッ…チーン!

変態仮面Jr.「成敗!」バーン!

雪歩(た、助かった……?)

行員(それにしても変態だ……)

客(変態だけど……)

春香「あ、あのー……」

変態仮面Jr.「大丈夫ですか、お嬢さん?」クルリッ

春香「ぶほぉ!」

変態仮面Jr.「お怪我はないですか?」ニジリッ!ニジリッ!

雪歩「う、う~ん……」バタッ!…チーン!

春香「雪歩!?しっかりして雪歩!?」

変態仮面Jr.「はっ!どうしました?お嬢さん!」バッ!

春香「……」

変態仮面Jr.「……」フグリッ!

春香「きゅー……」バタッ!…チーン!

「「警察だ!観念しろ!」」

変態仮面Jr.「はっ!……さらばだっ!」ダッ!

警察「おい!……なんだ?これは!?」

狂介(……一瞬見えた今の後ろ姿、まさか……狂太郎……?)


――――――

ファンファンファン!ウー…!

真「なんだよ……どうなってるんだよこれ!」

真「雪歩ぉ!春香ぁ!」

伊織「ま、真……」

真「伊織!伊織は無事だったんだね!?プロデューサーは!?」

狂太郎P「俺はここだ」

真「プロデューサー!」

伊織「あんた……!」

春香「あ!プロデューサーさん!」

真「春香!雪歩も……よかった……無事だったんだね!」

伊織「……ホントにどうなる事かと思ったわ」

雪歩「う、うーん……」

真「雪歩!?大丈夫?しっかりして!?」

春香「ちょ、ちょっと雪歩には刺激が強すぎたかな……私もだけど……」

真「?」

伊織「ホントに無事に助け出せたのね……」ヒソヒソ

狂太郎P「すまん、この事は……」ヒソヒソ

伊織「誰にも言えるわけないじゃない!……い、色々と///」ヒソヒソ

真「伊織?プロデューサー?」

伊織「うえあ!?」

狂太郎P「それにしても本当に無事で良かった……」

真「うん……ね、今日はやっぱり一度事務所で休んでから帰ろう?」

春香「そ、そうだね……」

狂太郎P「じゃ、じゃあ事務所まで戻ろう!車回してくるから」


――――――

狂太郎P「ただいまー……」

狂介「お、おかえり」

春夏「狂太郎!ちょっと聞くね、パンツ男再来ね!」

狂太郎P「え!?パ、パンツ男!?」

春夏「お前が生まれる前の事ね!パンツ男は……」

狂介「狂太郎……お前……」ヒソヒソ

狂太郎P「所属アイドルを守るため仕方なかったんだ……」ヒソヒソ

春夏「ん?二人してなにコソコソしてるか?」

狂介「な、なんでもないよ!?」

狂太郎P「そ、そうだよ!母さん!」


――――――

愛子「そう、変態仮面……帰ってきてくださったのね……」

新堂「……そのようで」

愛子「私の娘も守って下さるなんて……やはり、私のナイト様なのだわ……」

新堂「……そのようで」

伊織(新堂はお母様には正体を詳しくは話すつもりない様ね)

伊織(私も今日の事は忘れてしまいたいわ……忘れられれば……)

伊織「……あ、私のパンツ……返してもらってない」

とりあえず終わりです

いおりんのおパンツまじフォォォオオオオ!

あ、あとちょっと過ぎたけど春香さん誕生日おめでとう!

ひどい目にあわせてしまったけど

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