P「高槻家に軟禁された」(234)
P「俺、そろそろ帰らないと」
やよい「だめですー!」
かすみ「いかないでぇー!」
クイクイ
P(袖をクイクイ引っ張られてます)
P(引き剥がすのは不可能……)
かすみ「ねぇプロデューサーさん」
P「どうした?」
かすみ「私とおねえちゃん、どっちが好き?」
P「どっちも好きだよ」
かすみ「え~」
やよい「か、かすみ!あんまりプロデューサーを困らせたらダメでしょ」
かすみ「はーい」
かすみ(でもね、おねえちゃん)
かすみ(…あんまり遅いと取っちゃうよ?)
何だ、天国か
P「かすみちゃん、両方のだんごで乳首刺激しないでぇぇ」
http://viploader.net/anime/src/vlanime084115.jpg
P「・・・結局乳首ぜめでイって気絶しちまったか」
P「しかしここはどこだ?」
やよい「やっと起きましたかー」
かすみ「お待ちしてました」
P「どうしたんだ?そんな天使みたいな格好して」
やよい「みたいって、私たち天使ですよ!」
やよかすみ「これからはずーっと一緒ですよ」
P「>>15」
ノヘ,_
,へ_ _, ,-==し/:. 入
ノ"ミメ/".::::::::::::::::. ゙ヮ-‐ミ
// ̄ソ .::::::::::: lヾlヽ::ヽ:::::
|.:./:7(.:::::|:::|ヽ」lLH:_::::i::::: ゙l
ノ:::|:::l{::.|」ム‐ ゛ ,,-、|::|:|:::: ノ / / / | _|_ ― // ̄7l l _|_
ヽ::::::人::l. f´i _l :i |:|リ:ζ _/| _/| / | | ― / \/ | ―――
,ゝ:冫 |:ハ.i. |<´ノ| :l ソ:::丿 | | / | 丿 _/ / 丿
ヽ(_ lt|゙'ゝ┬ イ (τ"
.'::l1>===<l|:::::l
|::::i| l|Y:::|
|::::.|! ! |::::|
|:::::| `h__n´ |:::::|
|:::::| /ーョヘ |:::::|
|:::::| ミ 丿 |:::::|
―さくらテレビ局内―
「お疲れ様でしたー!」
春香「はい!お疲れ様です!」
やよい「お疲れ様でしたー!」
スタスタ
P「春香もやよいもお疲れ。疲れたろう」
春香「私は大丈夫ですよ!まだまだやれます!」
やよい「私もですー!」
P「あはは、まぁ今日は二人ともこれであがりだからそのエネルギーは次の仕事にとっておいてくれ」
春香「えへへ、そうですね」
P「それじゃ二人とも着替え終わったら駐車場に来てくれ。俺はそこで待ってるよ」
やよい「はいー!わかりましたー!」
春香「それじゃ、一旦失礼しますね」
スタスタ……
P「……はぁ」
―自販機前・ベンチ―
P「……うへぇ……」
P(やばいな……疲れが全身蝕んでるって感じだ)
P(この後事務所に二人を連れて帰って、その後は千早のレコーディングスタジオ、真と雪歩のボーカルレッスン)
P(それが終わったら次のライブのPAとステージの音響の話し合い、それから美希の化粧品CMの打ち合わせ)
P(そして皆を迎えに行って事務所に送ってそのまま事務仕事で残業か)
P(……やりがいあるけど……俺今日何時間寝れるんだ……いや、というか寝られるのか?)
P(最後に休んだのがいつだったのかも覚えてないな……はは、これってワーカホリックって言うのかな)
P(……でもあいつらは今が頑張り時だし……俺がしゃんとしなきゃな)
スタスタ
やよい「えーと、トイレは……あれ?」
P「…………」
やよい「あ、プロデュー」
P「……はぁ……」
やよい「……サー……」
いいぞ
P「……」スクッ
チャリンチャリン ピッ ゴトン
やよい「!」
P(……こいつに頼る事も多くなったな)プシュッ
やよい(栄養ドリンクだ……)
P「っ……ぷは」
P「……よし、まだ頑張れる……」
やよい「……」
やよい(プロデューサー……凄く疲れてそう……)
……
…
・
数時間後
―事務所―
ガチャッ
「「「「ただいまぁー」」」」
P「只今戻りました」
小鳥「あ、お帰りなさい」
美希「疲れたのー……」
P「美希は今日よく頑張ったよ。えらいえらい」
美希「ねぇねぇプロデューサーさん、ミキもう疲れたからここで眠ってもいいかな?」
P「駄目だ。家に帰ってゆっくり体を休めなさい」
美希「けちなのー……」
千早「プロデューサー、あの、今日のレコーディングのお話なんですが」
真「あ、僕達も相談したい事があって――……」
雪歩「次の曲のダンスの振り付けは――……」
P「あぁ。みんなちゃんと聴くから一人ずつな」
響「あ!お帰りなさいプロデューサー!」
P「お、響もまだ残ってたのか」
響「うん!実は生っすかの企画でさー」
P「なんだなんだ?あ、ちょっと待ってくれ。電話だ」prrr
P「はいもしもし。あ、あずささん。お疲れ様です」
P「はい……え!?いやいやそこは県越してますって!とりあえずそこを絶対動かないで下さい!絶対!」
ワイワイ
小鳥「プロデューサーさん、人気者ねぇ」
律子「でもあんな人数相手で大丈夫かしら……私も手伝えたらいいんですけれど」
小鳥「元気はありそうだけど……ちょっと心配ねぇ」
やよい「……うぅ、やっぱり……」
律子「あれ?やよいまだ帰ってなかったの?」
小鳥「駄目よー。ご両親が心配するわよ?」
やよい「……私きめました」
小鳥「え?」
律子「何を?」
やよい「……社長室にいってきますー!」
タッタッタ
小鳥「……何を決めたのかしら」
律子「さあ……まぁやよいは良い子ですから悪いことでは無いと思いますけど……」
P「家が遠い奴は送って行くから早く車に――……おい亜美、真美!肩にぶら下がるのやめなさい!」
……
…
・
翌日 早朝
―事務所―
チュンチュン
P「……ん」
P「んぅぇ……やべ……」
P(寝てたのか……もう空白み始めてる)
P(30分寝てたのか……少しは楽になるもんだな……)
P(よし、再開……)
グゥゥゥ……
P(…………飯食うか)
P(冷蔵庫にウィダーあったかな……)
―トイレ―
P「おえぇっ……っ……ぇぉっ…………っぅぅ……!!」
ジャー ゴポゴポ
P「……はぁ……」
P(やばいぞ……胃が食べ物を受け付けなくなってる……)
P(なんだっけ……体を冷やすものを摂取してると吐き気を催すんだっけか)
P(ここ最近時間がろくに無くてコーヒーとウィダーだけだったもんな……あとは栄養ドリンクか)
P(馬鹿か俺は……こんなんで体調崩したらプロデューサー失格だよ)
P(自分は体調管理も仕事の内ってアイドルに口うるさく言ってるくせに……)
P(……)
P(…………仕事、か……)
P(……とにかく……あいつらは今が一番大事な時期なんだ)
P(仕事とか関係なく……あいつらの為にも俺が踏ん張らなきゃ)
P「っよし!踏ん張れ俺!」
P(今日は確か貴音と響以外の皆はオフだから、二人のロケの連れ添いをこなせばあとは事務仕事を――……)
バターン!!
社長「グッモーニン!」
P「うぇっ!?」ビクッ
社長「むぅ、やはり残っていたか」
P「しゃ、社長、おはようございます……お早いご出社……ですね?」
社長「うむ、おはよう。しかしあまり無理するなとあれ程言っておるのにキミィ……」
P「い、いえ、俺の事はいいんですが……社長がこんな時間に出社されるなんて何かあったんですか?もしかして、自分が何かミスを……」
社長「いやいや。今日は少し事情が変わってしまってねぇ」
P「事情?」
社長「うむ。キミにお願いしたい仕事が入り込んできたのだよ」
P「なにか飛び入りの仕事ですか?」
社長「あぁ、キミには……」ゴソゴソ
ペラッ
社長「この場所に行ってもらいたいのだよ」
P「この場所……ですか。了解しました」
社長「それでは、仕度をしたまえ」
P「えっ!?今からですか!?朝10時から貴音と響のロケの連れ添いがあるんですが……」
社長「うぉっほん!心配無用!今日は私がその役を引き受けるからねぇ!」
P「………………えー……」
社長「……なんだねその顔は」
…………
ブロロロロ……
P「……」
――――――――――――
社長『とにかく今日はここは私に任せてその仕事に専念したまえ!』
社長『なぁに!私だって昔はアイドルを一億人ほどプロデュースした男だ!大船に乗ったつもりでいなさい!』
――――――――――――
P「……ああは言ってたけど……大丈夫かなぁ」
P「ま、とりあえずこっちの仕事を頑張るか……」
P「……」
P「でもこの住所どっかで見たことあるんだよな……」
ブロロロ……
P「……あれ?」
ブロロロロ……
P「ここって……」
ブロロロロ……
P「あー……間違いないな」
ブロロロ……キィー
バタン
P「やっぱり……やよいの家だ」
―高槻家―
P「仕事って……ここで?」
P「もしかして社長……渡す紙を間違えたんじゃ」
ピロリン
P「あれ……社長からメールだ」
―――――――――――――――
sub:そろそろ付く頃だろう
本文:もしそこに着いたらやよい君に連絡をする事。いいね
こっちは気にせずそっちを頑張ってくれたまえ。
健闘を祈っているよ。
―――――――――――――――
P「やよいに連絡……?」
P「もしかしてやよいのロケ……とか、そういうのなのか……?」
P「とりあえずやよいに連絡してみるか」
prrrr プツッ
『は、はひっ!』
P「お、やよいか?」
やよい『そ、そうですっ!おはよーございますっ!プロデューサー!』
P「あのさ、社長にやよいの家の前まで来いって言われたんだけど……」
やよい『はい!あの、今どこにいらっしゃいますかー?』
P「やよいの家の前だよ」
やよい『あのっ、じゃあ家にあがって下さい!』
P「え?いいのか?」
やよい『はい!まってますー!』
プツン
P「うーん……わからん。なんなんだ」
P「取りあえず……あがってみるか」
ガラッ
P「おじゃましまー……」
?「とりゃー!」
?「えーい♪」
ガシィッ!!
P「うおぉっ!!!?」
P「ちょっ……え?やよいの弟さんと妹さん?」
浩太郎「へっへー!」ギュウ
かすみ「つかまえたよー」ギュゥ
P「な、なんだ?どうしたんだい?」
やよい「……プロデューサー」
P「あ、やよい!おはよう」
やよい「……」
P「…………やよい?」
やよい「……プロデューサーを」
P「え?」
やよい「っ……プロデューサーを、今から“なんきん”しますーっ!」
P「…………へ」
…………
―事務所―
ガチャッ
春香「おはよーございまーす」
小鳥「あら、おはよう……って春香ちゃん、今日はオフじゃなかったの?」
春香「えへへ、そうなんですけど……土曜日で学校は休みですし、来ちゃいました」
小鳥「ふふ……やっぱり皆同じようなものなのね」
春香「え?」
真「やっほー春香」
雪歩「春香ちゃん、おはよう」
春香「真!?雪歩!来てたんだ!」
美希「二人だけじゃないよー」グデー
伊織「休みの日まで来るとか……アンタたちどれだけ事務所好きなのよ」
千早「……水瀬さんも来てるじゃない」フフ
律子「あんまり騒がないでねー。小鳥さんと私は普通に仕事あるんだから」
亜美「ねーピヨちゃんピヨちゃーん」
小鳥「どうしたの?」
真美「兄ちゃん来てないのー?」
小鳥「ええ。多分今頃は貴音ちゃんと響ちゃんの連れ添いで遠出してるはずよ」
亜美「つまんないのー」
美希「プロデューサーさんをおにぎりまみれにする計画が狂っちゃたの」
あずさ「だめよーそんなことしちゃ」
春香「でもプロデューサーさん大丈夫かなぁ」
真「え?何が?おにぎりが?」
春香「そうじゃなくて、最近プロデューサーさんが休んでるところを見た事ないからさ」
真「あー……確かにそうかもね」
千早「ずっと働き詰めよね……体調崩さないといいけど……」
真美「ねぇりっちゃん。兄ちゃんが最後に休んだのっていつー?」
律子「え?えぇと……どうだったかしら、休日もずっと出勤してるし」
小鳥「そういえば……」
春香「……」
春香(プロデューサーさん……)
ピロリンコ
春香「あれ?あ、響ちゃんからメールだ」
真「あ、お土産頼もうよ春香」
春香「…………」
真「……春香?」
春香「……やよいが」
真「え?」
春香「…………やよいが……プロデューサーさんを……軟禁……?」
一同「「「 へ 」」」
―高槻家―
P「……やよい」
やよい「はいー、どうしましたかー?」
P「……状況がよく掴めないんだけど」
浩太郎「あはは!P兄ちゃん父ちゃんより肩凝ってる!」トントン
かすみ「浩太郎、おわったら次は私ね」
長介「プロデューサーさん、お茶置いておくね」
P「……なんで俺はやよいの弟さん達にすごいもてなされてるの?」
やよい「なんきんしてるからですー!」
P「なんきんか……なら仕方ないな?」
やよい「はい!プロデューサーは今日は私達のなすがままです!」
P「なすがままなら仕方ないな……」
P「いやいやいやいやいや!おかしいおかしい!」
P「だって何か仕事があったんじゃないのか!?俺は社長の命令で――……」
やよい「はい、お待たせしましたー!」
P「ここに来たワケで――……って、え?」
ホカホカ
P「……味噌汁に…………ふっくら卵焼きに……ほっかほかのご飯……」
P「え……これ……俺、に?」
やよい「……」
P「……やよい?」
やよい「……あ、あの……社長に、最近プロデューサーが食事もロクにとってないって……」
やよい「……もし、よければ……たべてくれませんか……?」
P「……」
P「……いただきます、やよい」
やよい「っ!はいっ!」パァァ
やよい「それじゃ私達も食べようか、皆!」
かすみ「うん!」
長介「それじゃ」
「「「「いただきまーす!!」」」」
P「……いただきます」
P(……大丈夫かな……吐いてしまわないといいけど……)
P「……」カチャッ
パクッ
P「……」モグモグ
P「……」モグ……
P「……」パク モグモグ
P「……」モグモグ
P「……」
P「…………うまい……」
やよい「! 本当ですかー!?」
P「あぁ、本当だよやよい。これビックリするくらい美味しいよ」
やよい「えへへ……、嬉しいです」テレテレ
かすみ「お姉ちゃんのご飯、美味しいでしょ」
長介「これには適わないんだよな……俺も練習してるんだけど」
浩太郎「練習しても真っ黒な卵焼きしかできないんだよなー!」
長介「お前生意気いってんじゃねーぞ!」
浩司「まっくろー!」
やよい「みんな静かに食べなさい!」
かすみ「えへへ……美味しいね」
ワイワイ
P「…………」
P「…………」モグモグ
浩太郎「姉ちゃん、おかわりー!」
やよい「はいはいちょっと待ってねー」
P「……」ズズ…モグモグ
長介「かすみ、ちょっと醤油取って」
かすみ「うん、あれ……醤油切れてる」
P「……」モグ……
浩司「んんっ」
やよい「ほら浩司、こぼしちゃってるよ」フキフキ
P「……」モグモグ……
浩司「ねぇちゃん、ありがとー」
やよい「えへへ、はい。きれいきれい」ニコッ
P「…………」
――――――――――
P『……――はい、その企画書で大丈夫です。はい。失礼します』
P『…………はぁ』
P『家に帰っても仕事か……』チラッ
P『うわ……時間無い……新しい企画書仕上げないと……飯どうするかな』
P『……昼に買ってたカロリーメイトで良いか』
P『…………』モグモグ
P『……』モグ……
P『(暖かいご飯……最後に食べたの……いつだっけ)』
P『(……最後に誰かとテーブル囲んで食事したの……いつだったっけ)』
――――――――――
P「……」
浩太郎「あれ、P兄ちゃん、どうしたの?」
長介「え?」
かすみ「?」
やよい「へ?プロデューサー、何か嫌いな物とか――……」
やよい「…………!」
P「……っ……!」ポロポロ
やよい「……プロデューサー……」
P「こ、れは……ちがう……んだよ」ポロポロ
P「味噌、汁の……!湯気が……目に、入っちゃってさ……!」
P「あはは……!ば、馬鹿……だよな!こんな、大人にも、なって」
P「……子供たち……みんなの、前……で……!」
P「……っ……本当に……!!」
P「本当に…………バカ……だよ……俺……!!」ポロポロ
まあ泣いちゃっても仕方ねえな
浩太郎「味噌汁のゆげ?」
長介「……おい、浩太郎。布巾とりにいくぞ」
浩太郎「え?一人でいけよー」
長介「……俺一人じゃ重い布巾なんだよ。ほら、いくぞ」
浩太郎「わかったよー」
スタスタ
P「……すまん……!!……すぐに、止まるから……!!」
P「だから……少し……少しだけ……待ってくれ……!」ポロポロ
やよい「プロデューサー……」
かすみ「……」
やだ…長介さんイケメン…これからは長さんって呼ぶわ…
かすみ「えーいっ」ポフッ
P「うぇっ?」グスッ
やよい「か、かすみ!プロデューサーさんに抱きつかないの!」
かすみ「ふふ、ぎゅー」ギュゥゥ
P「か、ぐすっ……かすみ、ちゃん?」
かすみ「あのね」
P「?」グスッ
かすみ「私が悲しい時はね、お姉ちゃんがいつもこうやってぎゅーしてくれるんだ」
やよい「……」
P「……っ……ぐすっ」
かすみ「……きょうはね、プロデューサーさんは軟禁されてて、わたしたちのなすがままだから」
かすみ「……なんでもしていいなら、ぎゅーってしちゃうね」ギューッ
やよい「……」
おいPそこ変わr…今日は譲ってやるよ…
P「……っ……」ポロポロ
ポフッ
P「へ……?」
やよい「…………~~っ!」ギュゥゥ
P「……やよ、い……?」グスッ
やよい「……今日は」
やよい「今日は……プロデューサーは、軟禁されてるんです……!」
やよい「だから、わたしもぎゅーってしたくなったから!ぎゅーってします!」
P「…………」
かすみ「ふふ♪」ギュゥゥ
やよい「~~っ」ギュゥゥ
浩司「?ぎゅーっ?」ギュゥ
P「……はは……は……」ポロポロ
P「軟禁なら……しょうがないなぁ……!」ポロポロ
P「……っ……暖かい……暖かい手錠だなぁ……」ポロポロ
……
P「…………」
やよい「こらー、そこ片付けるからちょっとどいてー」
かすみ「はーい。ちょっと浩三のおむつかえてくるね」
浩太郎「ぎゃはは!」
長介「こら浩太郎!漫画読んでないで掃除すんの手伝えっての!」
浩司「すぅ……すぅ……」
P「…………」
P「…………」
P(ハドゥカティ)
P(ハドゥカティ。全身全霊恥ずかしい。ハドゥカティ)
P(成人したいい年こいた大の男が子供達の前で食事中に号泣)
P(そして子供達に気を使われて慰められる始末。ハドゥカティ)
P(ついさっきまでの自分をありったけの力を込めて平手打ちしたい)
やよい「プロデューサー?」
P「ファイッ!」
やよい「どうかしたんですか?顔が赤いですけど……うぅ、具合、悪いんですか?」
P「なな、なんでもないよ!本当だよ!本当だったら!」
やよい「だったらいいんですけど……あ、プロデューサーさん!」
P「え?」
やよい「はい!敷き終わりましたー!どうぞ!」
P「え?……布団?」
やよい「はい!」
P「え……なんで?」
やよい「……社長が、プロデューサーは今日あまりねむれてないみたいだって……さっきメールで」
P(ああ……社長……)
やよい「なので、どうぞ!」
P「ど、どうぞって言ったってなぁ……俺仕事あるし」
やよい「プロデューサーは今軟禁されてるんです!」
P「そ、そうは言っても」
やよい「……わたしは」
P「え?」
やよい「わたしは……プロデューサーが体壊しちゃうの……嫌です」
P「……」
P「……わかったよ」
やよい「!」
P「……ありがとうな。やよい」
ナデナデ
やよい「!……えへへ」
P「それじゃ……少しだけ……眠らせてもらうかな」
やよい「どうぞー!」
P「よいしょっと」モゾモゾ
やよい「よいしょ」モゾモゾ
P「はい、待とうかやよい」
やよい「はい?」
P「なんでさりげなく横に寝転がってるの」
やよい「はわわっ!す、すみません!つい弟達にやっちゃう癖で……!」
P「あはは……やよいは良いお姉ちゃんなんだな」
やよい「そ、そんなことないですー!それよりも早くお休みになってくださいー!」
P「ああ。それじゃそうさせて――……」
浩太郎「とりゃー!」モゾモゾ
かすみ「えーい♪」モゾモゾ
浩司「わー♪」モゾモゾ
P「うわっ!?」
やよい「あっ!こら!」
長介「浩太郎!かすみ!浩司!プロデューサーさん眠れないだろ!邪魔すんなって!」
浩太郎「いいじゃんかー!うるさくしないから!」
かすみ「湯たんぽとまくらのかわりだよー」
やよい「駄目でしょー!早くどきなさい!」
P「あはは……いや、いいよ。やよい」
やよい「プロデューサー……うぅ……」
やよい「本当にうるさくしちゃ駄目だからねー!」
長介「騒いだら追い出しちゃうからな。かすみ、浩太郎」
やよい「それじゃ、プロデューサー、おやすみなさい」
P「あぁ、おやすみ。やよい」
パタン
浩太郎「へへー!うるさいのは行っちゃったよ!」
かすみ「でも騒いだら駄目だよ。浩太郎」
浩太郎「えー!かすみまで裏切るのかよ!」
かすみ「プロデューサーさんはつかれてるんだから」
浩太郎「あ、そうだった」
P「はは……まぁ、そんな大した事はないから大丈夫だよ」
浩司「すぅ……」
かすみ「あ、こうじまた寝てる」
浩太郎「早いなこいつ」
P「はは……よく寝る子だね」
P「……ふふ」ナデナデ
浩司「ん……すぅ……」
P「……やよいは偉いなぁ」
かすみ「え?」
浩太郎「やよい姉ちゃんが?なんでー?」
P「ん?いや、家事も、アイドル業も……家族の事も全部きっちりやってるじゃないか」
P「まだ中学生なのに……あんなにしっかりした子はいないよ」
かすみ「……」
浩太郎「……」
P「……色々やよいの事を知ってくうちに……あいつの負担を、減らそうって……思ってたんだけどな」
P「……逆に、こんな風に気遣われて……情けないよ」
P「……って、ごめんね。君たちに言う話でもないよな」
P「あはは、ごめん、ちょっと俺、今変になっちゃってて……」
かすみ「……プロデューサーさん」
P「え?」
部屋を出ていったやよい、残っているかすみ…
この二つの符号が意味するものは、一つ…!
あれ、なんがID被ってる
スッ
ギュゥ
かすみ「いつも、ありがとう」
P「……へ?」
浩太郎「あのな、P兄ちゃんにまた会ったら言おうって兄弟皆で言ってたんだ!」
P「へ?へ?何が?俺は別に何もしてないし……迷惑かけてばっかで」
かすみ「ううん、いっぱいお世話になってるよ」
浩太郎「姉ちゃんの事お世話してくれてありがとーな!」
P「……やよい、の?」
かすみ「……あのね。お姉ちゃん、プロデューサーさんと会う前まで、ずっと大変だったの」
かすみ「アイドルのお仕事もなくて、家事も学校もあって……すごく大変だったみたいで」
かすみ「でも、プロデューサーさんにお仕事を手伝ってもらうようになって……お姉ちゃん、前より笑うようになったよ」
かすみ「お仕事もうまくいって、せーかつもずいぶんらくになったって……お姉ちゃん言ってた」
かすみ「そして、全部ぜーんぶ、プロデューサーさんのおかげだって……言ってたよ」
P「……!」
>>135
おやおや、紳士同士はIDが惹かれあうようですね
ちょっとご飯たべてくる
浩太郎「で、昨日の夜に姉ちゃんが明日疲れたP兄ちゃんが来るって言い出してさー」
かすみ「プロデューサーさんを休ませてあげたいから、手伝ってって……私達に頼んできたよ」
かすみ「お姉ちゃんに何かをお願いされたの……あれが初めてなんだ」
P「…………」
かすみ「……それだけ、お姉ちゃんはプロデューサーさんにお世話になってるんだよ」
浩太郎「だから、ありがとうな!兄ちゃん!」
P「……っ……」
モゾ
かすみ「プロデューサーさん?」
浩太郎「布団に潜っちゃった!あはは!」
P「……っ……」ポロポロ
P(俺は……本当に駄目な大人だなぁ)
P(子供達に……こんな小さな子供達にこんなに救われるものなのか)
P(本当に本当に……駄目な大人だよ)
…………
カタカタ
P「はい!あ、その企画書を今作成してるんで!」カタカタ
P「はい?いえ!そっちのPAには話を通してあるんですが――……」カタカタ
P「はい、はい!また折り返し連絡させていただきます!」カタカタ
ピッ
P「企画書……っ……これ終わったら次は何だっけ……!」
カタカタカタ
カタカタカタ
カタカタカタ
カタ……
P「……」
P「……」
P「……これが終わったら……なんだっけ」
P「……何をすればいいんだっけ……」
prrrrrrrrr
P「……あれ」
P「この電話……誰からだっけ」
prrrrrr
P「……企画書、終わったら何をすればいいんだっけ」
P「……」
P「……」
P「……」
P「思い出せないや」
P「……」
P「俺は」
P「俺は、何のために働いていたんだ?」
P「誰のために働いてたんだっけ」
P「何のために」
P「何の、ために」
「プロデューサーさん!おはようございます!朝ですよ!朝!」
「あ!プロデューサー!次の企画は、もっとこう、可愛い、プリプリィって感じのをですね!」
「寝癖治してください……まあ、なんでもいいですけれど」
「プロデューサー、おはようございますぅ。えへへ」
「兄ちゃーん!」「ゲームしようぜー!」
「あらあら、プロデューサーさん。おはようございます」
「はいさーい!プロデューサー!今日も自分頑張るぞー!」
「プロデューサー?身だしなみも仕事のうちですよ!ちゃんとしてください!ちゃんと!」
「アンタもだらしないわねぇ。私のプロデューサーならもっとピシっとしなさいよ!」
「プロデューサー、今宵、らぁめんを食べに参りませんか」
「プロデューサーさん、おふぁよー……あふぅ」
お前ら悲しくなるからやめて
自分語りはいいから
「うっうー!おはようございます!プロデューサー!」
―――――――――-----・・・
カァ カァ
P「……ん」
P「……夢……」
ムクッ
P「…………あれ……ここは」
P(……あ……そうか。そういえばやよいの家に……)
P(…………かすみちゃんと浩太郎君と浩司君は……もういないか)
P(うわ、外……もう薄暗いじゃないか……どんだけ寝てたんだ俺)
P「…………」ポリポリ
P「……やよいは……いるかな……」
―玄関―
やよい「……よいしょ……」ゴソゴソ
やよい「っと……よしっ」トントン
P「……買い物に行くのか?」
やよい「えっ!!?あっ!プロデューサー!」
P「あぁ、ごめん。ビックリさせて。今起きたんだ」
やよい「そうでしたか……」
P「……やよい」
やよい「はい?」
P「…………久々にぐっすり眠れたよ」
P「……ありがとう」
やよい「……!」
やよい「えへへ……だったら……良かったです」ニコ
P「……買い物なら、俺も付いてっていいかな」
やよい「え?大丈夫ですよー!今プロデューサーは軟禁されてるんですから――……」
P「……付いていきたいんだ」
やよい「……!」
P「……いいか?」
やよい「……」
やよい「…………はい……」
……
…
・
―土手沿い―
ガサガサ
P「はは、やっぱり家族がいると食材の量も凄いんだな」
P「一人暮らしなんて自分の分しかないから……こんな買い物、随分久しいよ」
やよい「えへへー、うちは皆いっぱいたべますからー」
P「あー……眠りすぎて体中が痛いよ……あはは」
やよい「えへへ……」
P「……」
やよい「……」
やよい「……あの、プロデューサー……」
P「……なんだ?」
やよい「その……あの……」
やよい「……怒って……ますよね」
P「え?」
やよい「……勝手に、お仕事お休みにしちゃって、無理やりうちにつれてきちゃって」
やよい「説明してもないのに、軟禁だーって言っちゃって」
やよい「……勝手なことして……本当にすみませんでした!」ペコリッ
P「や、やよい、やめてくれよ!ちょっと頭上げてくれ!」
やよい「で、でもー……」
P「そ、そりゃやよいが“軟禁”って言い始めた時は本当に戸惑ったけどさ」
やよい「あれ、社長が教えてくれたんですー」
P(あのおっさん)
P「…………でも、確かに、ビックリしたし、ちょっとどうしていいかわかんなかったよ」
P「いつもは仕事してる時間帯だからかな……体もしばらくそわそわしてしょうがなかったし」
やよい「……うぅ」
P「……でもさ、凄く……本当に凄く、感謝してる」
やよい「…………え?」
P「……やよい、今日は本当にありがとう」
P「体が休まった……とか、それもあるけど」
P「なんか……上手くいえないけど……何て言っていいのか、わかんないけどさ」
P「なんというか……やよいのおかげで色々と腑に落ちた気がするんだ」
P「だから………………ありがとう。やよい」
やよい「そ、そんな、お礼なんて!私、何も!」
やよい「何も……何もできてないのに……」
P「……やよい?」
やよい「……わたしこそ、お世話に……お世話になってるのに」
やよい「プロデューサーが疲れてるの……あまり……気付けなくって……!」
やよい「いつも、おせわになって、ばっかりなのに、たすけてもらってばっかりなのに……!」
やよい「ぷろでゅーさーに、なにか、かえせないかなって……グスッ……かんがえたけど」
やよい「なんだか……よく、わからなくなっちゃって……!ぐすっ!!ごめんなさい……!ぷろでゅーさー……!ごめんなさい……!」
P「……やよい」
やよい「ひぐっ……!ひぐっ……!」ポロポロ
P「……」
P(なんだか、間抜けな話だ)
P(俺がこの娘を手助けしようと思ってやってきた行動が……この娘の負担になっちゃったんだな)
P(はは……なんて情けなくて、馬鹿で……果報者なんだろうなぁ……俺は)
スッ
P「ほら、ハンカチ。泣かないでくれ。やよい」ゴシゴシ
やよい「ぐすっ……む……うぅ」
P「はは……さっきと立場が逆だな」
やよい「はふ……」
P「……よし、綺麗になった」
やよい「すみません、プロデューサー……」グスッ
P「はは、よし!」
ガサッ
P「それじゃ、戻ろうか。みんなが心配するかもしれないぞ」
やよい「……」
P「……」
やよい「……」
P「……明日から、多分、また始まる……仕事もさ」
やよい「……うぅ……」
P「今日のおかげで……強がりでもなんでもなくて……全部全部、乗り越えられそうなんだ」
P「……やよいや、やよいの兄妹みんなのおかげだよ」
やよい「……!」
P「だから笑って…………帰ろう、やよい」ニコッ
やよい「…………」
やよい「……っ……!」グシッ
やよい「…………はいっ!プロデューサー!」ニコッ
―高槻家―
スタスタ
P「でも、いいのか?晩御飯まで一緒にご馳走になって……」
やよい「はい!元気がでるものを作っちゃいますから、ぜひたべていってくださいー!」
P「はは、楽しみだよ……っと、着いたな」
ガラガラ
やよい「ただいまー!」
P「おじゃましまー……ってうおっ!!?」
ズラァッ
やよい「はわわ!?凄い数の靴が玄関に!!」
P「…………まさか」
「あっ!誰か帰って来た音がしたよ!」
やよい「あれ?この声――……」
P「……居間の方からだな……」
―居間―
春香「おかえりー!やよい!」
真「おじゃましてるよー!」
伊織「ちょっと!アンタやよいをこんな時間まで買い物に行かせてるんじゃないわよ!」
美希「プロデューサーさん!おひさ!昨日ぶりなの!」
ワイワイ
やよい「みんな……」
P「ちょっと待て!!何でお前らここにいるんだよ!!」
春香「いえ、実は響ちゃんから『社長から聞いたけどやよいがプロデューサーを軟禁してるらしいぞ』メールが来て……」
真美「真相を確かめに来たのさ!」
P「いやだからってこんな大勢迷惑だろ!!」
亜美「やよいっちのお父さんが『全員あがって待ってて下さい!後生ですから!』って」
やよい「おとうさん……」
春香「でもなんだか軟禁って言っても大丈夫っぽいね?」
伊織「だから響のデマだって何回言わせるのよ……」
あずさ「それじゃ、私達はそろそろお暇しようかしらー?」
浩太郎「えー!!姉ちゃん達もう帰っちゃうのー!?」
かすみ「やだー、もうちょっと居てよぉ」
やよい父「やだやだぁ!!」
長介「親父ちょっと納屋に閉じ込めてくるわ」
やよい「でも……みなさん、私のわがままのせいでここまで来ちゃったんですよね」
やよい「あ!そうだ!みなさんも晩御飯たべていってくださいー!」
雪歩「え?いいのかな?」
真「やーりぃ!やよいの手作りだ!」
P「いいのか?やよい」
やよい「はいー!ご飯は大勢で食べたほうがおいしいんですよー!」
P「……はは、うん。そうかもな」
やよい「じゃあお母さんに話してきますー!」
パタパタ
P「……ふふ」
春香「……プロデューサーさん?」
P「うぉっ!?な、なんだ!?」ビクッ
春香「……むー」ジー
P「……?」
春香「……ふふ。なんだか、ちょっとスッキリした顔になってるなぁって思って」
P「…………そうか?」
春香「はい。何かありました?」
P「うーん…………まぁちょっとな」
春香「……えへへ、そうですか」
……
―玄関―
「「「「お邪魔しましたー!」」」」
やよい「皆さん、今日はありがとうございましたー!」
春香「こちらこそごちそうさま!ありがとうね!」
小鳥「なんだか私達も呼んで頂いて、すみません」
やよい母「いえいえ、来てくださってありがとうございました」
社長「いやぁ、面目ないですなぁ」
かすみ「お姉ちゃん達、また来てね」
浩太郎「また遊ぼうなー!」
響「あぁ!いい子にして待ってろよー!」
伊織「あれ?やよいのお父様は?」
長介「さぁ……」
―納屋―
やよい父「んほぉぉぉぉ!!んほぉぉぉぉぉ!!」ガタンガタン
やよ父どうしたwwww
P「それじゃ、皆俺と律子で送っていくからそれぞれ車に乗り込んでおいてくれ」
「「「「はーい!」」」」
スタスタ
P「ふぅ……それじゃ、自分もこれで。今日は大変お世話になりました」
やよい母「いえ、こちらこそやよいが毎回お世話になって……」
P「いえ、自分の方がお世話になっているくらいですよ」
浩太郎「P兄ちゃん!また来てね!」
かすみ「今度はもっといっぱいあそぼうね」
浩司「あそぶー!」
P「はは!そうだな!それまでいい子でね」
長介「プロデューサーさん。また来てね」
P「長介くんにもお世話になったね。ありがとう」
長介「いや、そんな事ないよ……でも、楽しかったよ。またね」
P「本当にしっかりした子だね……うん、またね」
P「……それじゃ、やよいも」
やよい「……」
P「……」
やよい「あの、プロデューサー、今日は……その、なんていうか」
やよい「……その……」
P「……やよい」
やよい「え?」
P「また明日から……仕事頑張ろうな」
やよい「……!」
やよい「……はい」
P「……」
やよい「……」
P「……でもさ」
やよい「……?」
P「時々、時々でいいから……」
P「疲れて、どうしようもなくなった時」
P「また……こんな日を一緒に過ごしてくれないかな」
P「……やよいが、よければ……だけど」
やよい「……」
やよい「…………」
やよい「……………………っ!」
ニコッ
やよい「はいっ!」
…………
ブロロロロ
春香「すぅ……すぅ……」
真「むにゃ……ふふ……」
雪歩「うぅん……いぬ……いぬがぁ……」
P「みんなぐっすり寝てますね……」
社長「うむ……まぁ私も久々の現場でだいぶ疲れてしまったよ」
P「今日は申し訳ありませんでした」
社長「いや、そういうつもりで言ったのではないよ。私も久々で楽しんだからね」
P「いえ、それでも。ありがとうございました」
社長「……」
P「?……社長?」
社長「はは……いや、君の今の顔を見て今日は正解だったなぁと再確認したよ」
社長「やよい君にも礼を言わなければね……」
P「……はい」
……
…
・
――――――――――――
翌日
―事務所―
「はぁっ……はぁっ……」
ガチャッ
やよい「おはよーございますー!」
小鳥「あら、おはよう。やよいちゃん」
やよい「おはようございます!小鳥さん――……」
「おはよう、やよい」
やよい「! プロデューサー!」
P「うん、今日も元気だな」
やよい「えへへ……」
P「……」
やよい「……」
P「まぁ、あれだ」
やよい「……?」
P「今日も元気に!頑張るとするか!やよい!」
やよい「っ!はい!」
小鳥「ふふ……」
やよい・P「「せーのっ」」
P「はい!」
やよい「たーっち!!」
やよい・P「「いぇいっ!!」」
おわり
……
…
・
―納屋―
やよい父「コフォォ、コフォォ」
終わり
たまにはこんな山も谷も無いほのぼのな話でもええやないですか
書いてて死にたくなったけどね。会社滅びないかな
/. ノ、i.|i 、、 ヽ
i | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ |
| i 、ヽ_ヽ、_i , / `__,;―'彡-i |
i ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' / .|
iイ | |' ;'(( ,;/ '~ ゛  ̄`;)" c ミ i.
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