アルミン「お昼の決闘」(進撃SS)(169)

※ キャラ崩壊あり
※ 元ネタ作品あり

 "お昼の決闘"

――― コンコン!

 ガチャッ!

ミカサ「エレン!?」

エレン「アルミンはいるか?」ビチャビチャ

ミカサ「…それ、どうしたの?」

エレン「どうって、別に?」ドロドロ

ミカサ「びしょ濡れの泥まみれで気味が悪い…」

エレン「まぁ…そうかもな」

ミカサ「アルミンが女子寮にいると思ったのは何故?」

エレン「何となくだ。入っても良いか?」

ミカサ「悪いけれど部屋には入らないで欲しい」

エレン「…シャワー浴びて出直してきたいのに、着替えが無くて困ってるんだよ」

ミカサ「分かった。その前に、とりあえず先に外で事情を説明して欲しい」

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ミカサ「で、どうしてエレンは泥まみれなの?」

エレン「朝食の後でアニに話し掛けたんだ」

 『お前、強い蹴りを出すだけあって、引き締まった良い尻してるよな』

エレン「って」

ミカサ「………えっと、それで?」

エレン「そしたら何故か急に対人格闘の稽古をつけて貰うって話になったんだ」

ミカサ「…うん。何も不思議はない。それでどうしたの?」

エレン「即座に脛に強烈な一撃を浴びて、昨日の雨で濡れた地面をのた打ち回った」

ミカサ「…」ハァ

エレン「服も顔もドロドロのビシャビシャだ。蹴られた足もたぶん折れてる」

ミカサ「エレン…あなたはもう少し…」

  < あぁ~!!!

ミカサ「?」

アルミン「エレぇン!!泥まみれじゃないか!!どうしたんだい!」タッタッタ…

ミカサ「…エレン、着替える服を持って来てあげる。待ってて」

エレン「あぁ、助かるよ ミカサ」

アルミン「…」

エレン「よう、アルミン。何でそんな驚いてるんだ?」

アルミン「…その姿、何かあったのかい?」

エレン(何度も同じ説明するのって面倒だな。アルミン頭良いし適当で良いか)

エレン「アニに挨拶したら、何故か分からないけれど泥に蹴り飛ばされたんだよ」

アルミン「え!?何だよそれ!大丈夫なの?」

エレン「足は多分、折れてるな…くっ!…俺じゃなければ立ってられないだろうな」

アルミン「ちゃんと医務室に行きなよ!僕ちょっと教官に報告して来る!!」

エレン「おいおい、大袈裟だな。俺なら平気だから、ちょっと落ち着けよ」

アルミン「急にやられたんだろ?そんな事されて許すなんて絶対にダメだよ!」

エレン「ん?別に俺は気にしてないぞ」

アルミン「許すなんて信じられない!そんなんじゃ次はもっと酷い目に合されるよ!!」

エレン「もっと酷いって言うと…虫責めとかか?」

アルミン「そうだよ!鼻にミミズを突っ込まれたり、カブトムシの幼虫を食べさせられたりするよ!」

エレン「まさか」ハハッ

アルミン「いくらエレンが空気の読めない駆逐バカだからって許せない!!」

エレン「…俺って空気読めてないのか?」

アルミン「そりゃあ、いつも食事時に騒ぐし…」

エレン「あれはジャン…!…それより駆逐バカって何だ?!」

アルミン「君の事だよ!!いつも駆逐!駆逐!って、バカの一つ覚えみたいに言っててさ!!」

エレン「なんか、ゴメンな…」

アルミン「でも、だからって…そんなの許せないよ!」

エレン「そこまで怒る事なのか?むしろ、今アルミンに酷い目に合わさr

アルミン「君がやらないなら僕がやってやる!!もう一度聞くよ?相手は誰だって?」

エレン「…アニだよ」

アルミン「…」

エレン「ボッコボコにされちゃうぞ。ビビったんなら止めとけって」

アルミン「い、いや…親友が酷い目に合されたんだ!アニに決闘を申し込むっ!!」

エレン「」

アルミン「そうと決めたら急いで準備しないと!」

エレン「まぁ、アルミンもアニに訓練してもらえれば強くなれるし良いか」

アルミン「訓練?何をバカな事を…僕がアニを更生させてやる!」

エレン「…勝てるわけないだろ」

アルミン「まずは敵の事を調べる!」

エレン「調べて弱点を狙うのか…流石アルミン。頭脳戦でいくんだな」

アルミン「足が折れてる君は、大人しくアニが謝りに来るのを待っててくれ!」

エレン「足??…あ、あぁ!足ね足。くっ…まだちょっと痛ぇ…」

アルミン「…」

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ハンネス「アルミンが喧嘩?相手は誰だって?」

エレン「アニって女だよ」

ハンネス「…」ハァ

エレン「でも男みたいに強いんだ」

ハンネス「いいかエレン。お前に女について教えてやろう」

エレン「別に良いよ…」

ハンネス「女はそう、男みたいなモンだ。でも勘違いするな。男は女じゃない」

エレン「?」

ハンネス「?」

エレン「つまり?」

ハンネス「分かりにくかったか…」

エレン「あぁ、ちょっと分からなかった…」

ハンネス「いいか。女ってのはな、凄くタフだ」

エレン「俺もそう思うよ」

ハンネス「いいか、よく聞け。俺は様々な兵団で経験を積んできた」

エレン「そうなのか?!カッコイイ!!」

ハンネス「憲兵団と調査兵団は…除いてな。訓練兵団と駐屯兵団だ」

エレン「お、おぅ…」

ハンネス「つまり女ってのは複雑な生き物だ」

エレン「そうなのか」

ハンネス「例えればだな…」

エレン「何?」

ハンネス「ブドウみたいなモンだ」

エレン「?」

ハンネス「つまりだな、何となく複雑だろ?」

エレン「??」

ハンネス「ブドウみたいなんだよ」

エレン「本当か?」

ハンネス「例えが悪かったか?」

エレン「多分な」

ハンネス「でも最後までちゃんと話を聞け」

エレン「ありがとう。分かったよ」

ハンネス「要するに女は複雑な生き物って事だ」

ハンネス「例えればだな…」

エレン「あぁ」

ハンネス「くそ、またブドウを思い出しちまった」


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ライナー「アニの弱点?」

アルミン「アニより成績が良い2人なら何か知ってるかと思って…」

ベルトルト「…」

ライナー「スマンが、アイツに弱点があるとは思えん…」

ベルトルト「喧嘩で勝つって言うのが無理な気がするよ…」

アルミン「…」

ベルトルト「君は頭が良いんだからさ、喧嘩以外の方法で戦えば良いんじゃないかな?」

アルミン「それじゃあ意味がないよ」

ライナー「そもそも弱点を付こうとするのが気にいらん」

アルミン「でも…このままじゃダメなんだ!!」

ベルトルト「残念だけれど僕等じゃ力にはなれないよ…」

ライナー「ミカサは?アイツに喧嘩のコツでも聞いたらどうだ?」

アルミン「…そうしてみるよ」

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ミカサ「喧嘩の仕方?」

アルミン「うん」

ミカサ「誰と?」

アルミン「誰でも良いでしょ?」

ミカサ「アルミンには正解を導く力がある。私が使う技が役に立つのなら…」

アルミン「…!」

ミカサ「一番、簡単なものを教えてあげる」

アルミン「ありがとうミカサ!!」

ミカサ「まずは高くジャンプする」

アルミン「分かった!どのぐらい?」

ミカサ「6mぐらい」

アルミン「分かった」ピョコン

アルミン「無理だった」

ミカサ「アルミン…この世界は残酷なの。私の力じゃどうにも出来ない…」

アルミン「そんな…」

ミカサ「ハンネスさんなら大人としてアドバイスしてくれるかも」

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ハンネス「良いな?ローブローだ。下半身を狙え。股の辺りを徹底してな。効果的だ」

アルミン「でも、それってさ、汚い手口じゃない?」

ハンネス「そうだ汚い。…が、別に悪い事じゃない」

アルミン「本当に?」

ハンネス「本当だ。もともと喧嘩は汚い」

アルミン「…そうだね」

ハンネス「分かるか?喧嘩ってだけで十分に汚い。どうせ汚いなら徹底してやれ。既に汚いんだ」

アルミン「分かった」

ハンネス「俺も喧嘩したばかりだ。勝ったぞ」

アルミン「本当に?誰と?」

ハンネス「座学の教官だ」

アルミン「あのメガネの?」

ハンネス「アイツは弱いぞ」

アルミン「あの人、いつも凄く お喋りだよね」

ハンネス「…もう喋る事は無い」

アルミン「oh…」

ハンネス「喧嘩ってのは心理戦でもあるんだ。お前は頭が良い。お前なら勝てるさ」

アルミン「心理戦って?」

ハンネス「例えば喧嘩の最中に"あっちを見ろ"とか言ってだな、あっちを見た隙に殴るんだ」

アルミン「なるほど」

ハンネス「これが心理戦だ」

アルミン「そうか…という事は…!ありがとうハンネスさん!」

ハンネス「何か掴んだか?よし、かまして来い」

アルミン「分かった。ありがとう」

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アルミン「アニ!!」

アニ「アルミン。あと…あぁ、エレンか。泥がついてないから誰か分からなかったよ」

エレン「何か、お前って最近オレにやたらと冷たいよな」

アニ「理由が分からないのが不思議で仕方ないよ」

アルミン「…許せない!」

エレン「お、おい!」

アニ「?」

アルミン「アニ!君に決闘を申し込む!明日の昼休み、いつもの対人格闘の訓練場所だ!」

アニ「えっ?」

アルミン「僕の親友を虐めて楽しんでる君を許すわけにはいかない!」

アニ「…。あぁ、そういう事か」

アルミン「?」

アニ(素直に『僕も鍛えて欲しい』って言えば良いのに…可愛いね)フフ…

アルミン「くっ!笑ってられるのも今のうちだぞ!」

アニ(周りの目もあるし、乗ってやるか)

アニ「その前に聞いておきたいんだけれど…」

アルミン「何だい?」

アニ「掛かりつけの医師と、その住所や連絡先は分かる?」

アルミン「いや、全部ここの医務室で済ませてる」

アニ「これまでに大きな病気とかした事は?あと、裁判とかで金銭を受領したりした事はある?」

アルミン「…ない」

アニ「何かアレルギーは?虫とか食べさせられても平気な方?」

アルミン「い、いや…」

エレン「こ、怖ぇ…マジで虫責めする気かよ…ブドウとかそんなレベルじゃない。脳ミソどうなってんだ??」

エレン「マジで信じられねぇ…」

アニ「…」

エレン「悪魔だ…」

アルミン「…」

エレン「悪魔中の悪魔だな…」

アニ「…」イライラ

エレン「イっちゃってるよ」

アニ「…続けるよ。公衆の面前で裸にひん剥かれる事に抵抗があるタイプ?もしく興奮を覚えるタイプ?」

アルミン「…」

アニ「答えにくいか」ハァ

エレン「当たり前だろ!」

アニ「分かった、決闘を受けるよ」

アルミン「よし!ギャフンと言わせてやる」

アニ「あと、あんたが負けたらエレンもタダじゃ置かないから」ゴゴゴゴゴ

エレン「えっ…」

アニ「あ…最後に1つ。これまでに喧嘩をした事は?」

アルミン「一方的に殴られた事なら…」

アニ「なら事前に筋肉を十分に鍛えておくと良い。それから待ち合わせの5分前にはストレッチを十分にしておいた方が良いよ」

アルミン「…」

アニ(怯えたアルミン可愛い)フフ…

アルミン「…て、手加減しないよ」ガクガクブルブル

エレン「お、おいアルミン!?」

 「おいおい、アルミン凄ぇな」  ざわざわ

    「アニが笑ってる…怖ぇ…」 「また明日から、1人減るのか」

   「シガンシナ出身には死にたがりしかいないんだな」 ざわざわ

アニ「安心したよ。こっちも本気で行くから覚悟しな」フフフ

アルミン「…」ヨロッ

エレン「アルミン?アルミィイイン!!」

アルミン「ハッ!…だ、だいじょうびダヨ…えれん」フラフラ

  「うおおお!気迫だけでアルミンが気絶しかけたぞ!」

 「なぁ、死体の処理って誰がやるんだろ?」 「私いやよ!」

アニ(あ、ヤバいこれやり過ぎた時の方のパターンだ)

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エレン「今日一日お前の話題で持ち切りだな…」

アルミン「ふふ…わざわざ皆の前で決闘を申し込んだのには理由があるんだ」

エレン「マジかよ…どんな?」

アルミン「心理戦さ。観客を味方に付けr

ジャン「おいアルミン!お前なんて負けるね!!」

アルミン「…」

エレン「味方が何だって?」

アルミン「あんなヤツ無視だ」

ジャン「おいアルミン!負ける準備は済んだのか?」

アルミン「何だよ!何でそんな事を言うのさ!?」

エレン「落ち着けよアルm

ジャン「おい!エレン!」

エレン「今度は俺かよ…」

ジャン「死ねバーカ!」

エレン「俺あいつに何かしたか?」

ジャン「死ねバーカ!」

マルコ「おい、やめろよジャン!でも、お前ら本当に大丈夫なのか?」

アルミン「あ、あぁ。…今更ひけないよ!」

マルコ「でも、負けたら尿道に蟻を突っ込まれるって聞いたぞ…」ゾゾゾ

アルミン「…」ナエミン

ジャン「ミカサの事は俺達に任せろ、死にたがりコンビ」フフン




エレン「なぁ、ずっと思ってたんだけどよ…」

アルミン「何だいエレン?」

エレン「何か…俺達の方が精神的に追い込まれてないか?」

アルミン「僕の味方だっているハズさ…探しに行こう」トボトボ


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.

ケース① -サシャの場合

サシャ「なるほど、アルミンが負ける方にパンを賭けます」

アルミン「…」

サシャ「負けたら、今後アルミンのパンを貰い続けますね」

アルミン「…」

ケース② -ユミルの場合

ユミル「お前ってエレン以上の死に急ぎ野郎だったんだな」

アルミン「いや、僕はアニに勝つさ。見ててくれ」

ユミル「お前ってコニー以上のバカだったんだな」

アルミン「…」

ケース③ -コニーの場合

コニー「聞いたぞアルミン。サシャとパンを賭けたんだってな」

アルミン「うん…」

コニー「あいつバカだよな、アルミンが負ける方に賭けるなんて」

アルミン「コニー!」パァアア

コニー「金玉引き千切られて死ぬに決まってるのにな」ハハハ

アルミン「…」

ケース④ -ミリウス&サムエルの場合

ミリウス「どっちが勝つか?え?!アニによる一方的な殺戮ショーじゃなかったのか?」

サムエル「サシャ以外は皆、アルミンが死ぬ方に賭けたと思うぞ」

アルミン「…」

ケース⑤ -ミーナの場合

ミーナ「トレーニングするから大丈夫?あぁ、負けて全裸に剥かれた時の話ね?」

アルミン「いや違うよ、トレーニングは勝つ為n

ミーナ「でも無意味かな?だって負けたら醜く引き裂いた後で野晒しにされるらしいから」

アルミン「えっ…」ゾッ

ミーナ「皆、目を背けると思うの」

アルミン「…」ガタガタ

ケース⑥ -クリスタの場合

クリスタ「アルミン…」

アルミン「クリスタ、目が赤いよ…まさか僕の為に涙を?」

クリスタ「大丈夫、もう乗り越えたから。今から墓前に供える花を探してくるね!」ニコッ

アルミン「…」

ケース⑦ -ダズの場合

ダズ「オ、オロロロエエエエッ…!」ゲァ、ビチャボトボト

アルミン「ど、どうしたんだい!」

ダズ「今、こうして…ハァハァ、元気に…ハァハァ、喋ってるアルミンが…」ゲホゲホ

アルミン「僕が?」

ダズ「明日…ウッ!…明日には…ハァハァ、内臓ぶち撒けて死ぬ事を考えr」エボボボ……ゲボァッ

アルミン「…」ビチャビチャ

ケース⑧ -ナックの場合

ナック「アルミン?ゲロ臭っ!」

ケース⑨ -進撃のバカ夫婦

フランツ「喧嘩だって?くだらな過ぎて\バキュン/が縮むよ」WAHAHA

ハンナ「縮んだ\バキュン/もしゃぶるよ」WAHAHA

アルミン「oh…」

ケース⑩ -ミカサとエレン

ミカサ「アルミン…まさかアニを相手にするつもりだったなんて」オロオロ

アルミン「もうヤケクソだ!今からトレーニングして腕力で捻じ伏せてやる!」

エレン「…」

アルミン「まずはイメージトレーニングだ!!」ダッ


アルミン「うぉおおおお!アニのケツに一発!」シュッシュ


ミカサ「…」

エレン「…俺、巨人と闘う前に死ぬのかな」

ミカサ「エレン。確かにアニは強い。でもアルミンを信じていないの?」

エレン「!」

ミカサ「アルミンは死んでも負けない。違わない?」

エレン「…そうだな…行ってくる!」ダッ


アルミン「うぉおおおお!アニのケツに一発!」シャシャシャ

エレン「アルミン!」

アルミン「!」

エレン「ケツに一発だ。さて、お次はどうする?」ニヤ

アルミン「うぉおおおお!アニのケツに、もう一発!」シュッシュ

エレン「ケツに2発だな。さて次は?」

アルミン「蹴りをビシッっと決めてやる!」ヒュン

エレン「蹴りだって!?さぁ、どこを蹴る?」

アルミン「ケツに蹴りを一発!!」ヒュン

エレン「分かった。…でもケツ以外の場所にしないか?」

アルミン「OK」

エレン「じゃあ、次はどうする?」

アルミン「股間を蹴り上げてやるっ!」シャッ

エレン「マンk

   バキィ!

ミカサ「エレン!下品。ちゃんと"おマ○コ"って言いなさい」

エレン「」

ミカサ「oh…やり過ぎた。反省」

アルミン「…」


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エレン「いよいよ今日の昼だな…」

アルミン「何だか憂鬱だよ…」


ライナー「おーい。アルミン!」

アルミン「ライナーにベルトルト…何か用かな?」


ベルトルト「何で怒らせるような形で仕掛けたんだ!もう終わりだよ…」

アルミン「いや、僕はただ…」

ベルトルト「とにかく、壁外まで逃げるんだ!アニも巨人のいる壁外までは追ってこないハズだよ」

ライナー「いい加減にしろベルトルト!」

アルミン「ライナー!」パァアア

ライナー「なぁ、アニだって鬼じゃない。今なら全裸で土下座したら許して貰えるかも知れないぞ」

アルミン「…」

サシャ「アルミーン!負けたら毎日パン貰いますからね!」

アルミン「やぁサシャ。僕が死ぬ方に賭けなかったの、君だけらしいね」

サシャ「死んだ人間からパンは貰えませんからね。皆さん、その辺あまり考えてなかったみたいでしたよ」

アルミン「…」

サシャ「それより、約束ですよ!」

アルミン「良いけど、口約束だからね…」

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ミカサ「ギャラリーが集まってる」

アルミン「まさか、これほど大問題になるとは…」

エレン「もともと俺の為を思っての決断だったんだよな。なんか、ゴメンな」

アルミン「アニが そこまで怖い人間だと知らんかったんだ。実は優しいものだとばかり…」

エレン「優しい人間が尿道に虫を突っ込むかよ!ましてやアルミンは…」

アルミン「!…エレン、それは言わない約束だろ」

ミカサ「?」

エレン「…あぁ、悪ぃ」

ミカサ「エレン、アニに蹴られた傷は大丈夫?」

エレン「アニに蹴られた脚は大丈夫だ」

ミカサ「それは良かった」

エレン「ただ…」

ミカサ「?」

エレン「お前に殴られた顔面と、そのまま ぶっ飛んだ時に折れた右手が痛い。全身擦り剥いてるし」

ミカサ「そう、アニにやられた顔と手が痛いのね?」

エレン「いや、だから…」

ミカサ「ア ニ に やられた顔と手が痛いのね?」

エレン「…ハイ」

ミカサ「大丈夫。アルミンが立派に復讐してくれる」

エレン「ゴメンナサイ」

アルミン「…」

ミカサ「…」

アルミン「行こうか」トボトボ


~~~~~~~~~~~

アニ(あれだけ脅されても立ち向かってくるんだ。周囲のアルミンの評価は上がる。私はアルミンに感謝して貰えるだろうね)フフ…

アニ(それに、凄く手加減する予定。今後は、アニは本気を出してもアルミンすら殺せなかった。実はか弱い乙女って認識が広まる)フフフ…

ジャン「怖ぇ…これから同期を一人殺すってのに笑ってやがる…」

クリスタ「見てるだけで金玉がキュッてなるね…」

マルコ「そうだね…」

ユミル「今おかしな発言無かったか??!!」

ミリウス「あ!」

キース「アルレルトが来たぞ!」

トーマス「死に急ぎショタだ!」

 ざわざわ

アルミン「アニ!叩きのめされる覚悟は良い?」

アニ「そっちこそ、ストレッチはちゃんとしてきたかい?」

アルミン「心配いらない」

アニ「2対1でも良いよと言うつもりが、エレンは戦う前にボロボロだね」

エレン「…」ニコッ

アルミン「…」

ミカサ「私がやり過ぎた…でも、加減が本当に難しい」

アニ「だからって、普通ここまでなるもんなの?」

ミカサ「アニにも、すぐ分かる…たぶん四肢を失ったアルミンの姿を見て初めて気付く」

アルミン「…」

アニ「あんたは、それを指 咥えて見てるつもり?」

ミカサ「ええ。咥えて見てる」

アルミン「…」

フランツ「聞いたかいハンナ?咥えてみてるだってwww」

ハンナ「聞いたわフランツww私も咥えて見てるよwww」

フランツ「ただし咥えるのは僕のナニってワケだねwww」

ハンナ「もちろんだよフランツwwww」

ライナー「…」

ベルトルト「…」

アニ「じゃあ…死ぬ前に言い残す事は?」

アルミン「あぁ…うん…えっと、」

アニ「何?ハッキリしなよ」

アルミン「ちょっと…」チョイチョイ

アニ「?」

アルミン「耳を貸して…」ボソッ

アニ「何なのさ?」

アルミン「真性包茎だから尿道に蟻を突っ込むのだけは勘弁して欲しい」ゴソゴソ

アニ「…」

アルミン「無理に剥いたら痛いから///」

アニ「…」

ゲシッ

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ミカサ「蹴りの一発で気を失ったのは幸いだった」

アルミン「まだオシリが痛いよ…」

ミカサ「気絶したアルミンを運んだのがライナーだったのだから仕方ない」

アルミン「そっか。でも何でライナーだとオシリの穴が痛いの?」

ミカサ「さぁ?」

アルミン「え?でも今、ミカサが?」

ミカサ「忘れた方が良い。いつか貴方が大人になった時…まぁ、ある意味もう大人になったのだけれど…」

アルミン「そうなの?」

ミカサ「とにかく貴方は喧嘩に向いてない」

アルミン「そうだね。あんなにスピーディーだなんて…もっと頭を使う時間があるかと思ってたよ」

ミカサ「貴方は頭が良いんだから今のままで十分。喧嘩好きなバカな男にはならないで」

アルミン「そうだね。これからは愛に生きるよ」ウインク

ミカサ「アルミン…」

アルミン「ミカサ…」

ミカサ「気持ち悪いから二度と言わないで欲しい」

アルミン「…」

ミカサ「でもそう、いつか将来アルミンが素敵な女性と出会った時…」

アルミン「男性かもしれないよ?僕まだ若いんだし、将来の事は分からないよ」

ミカサ「えっと、うん…そう…そうね。そうなったらライナーに感謝できるかもしれない」

アルミン「よく分からないや」

ミカサ「知らない方が幸せな事もある…」

アルミン「…」

ミカサ「…」

アルミン「ねぇミカサ…僕は負けたけれど、今日の日記はアニに勝ったと記録しようと思うんだ」

ミカサ「何の為に?」

アルミン「いつか子供が出来た時にパパは勇敢に闘ったって自慢したいんだ」

ミカサ「…」

ミカサ「アルミン…」

ミカサ「残念だけれど喧嘩の後遺症で子供は無理」

アルミン「わお…そうなんだ」

ミカサ「えぇ。恐らく」

アルミン「下半身は死守したんだけれどな…」

ミカサ「オシリ以外?」フフ…

アルミン「そう。オシリ以外」アハハ…

エレン「よう、お前ら。俺のギプスにサインしたいか?」

アルミン「やあエレン。わお…皆のサインでいっぱいだ」

『イタイのイタイの飛んでけ~ by.コニー』
『治ったらまた喧嘩しよう J・キルシュタイン』
『早く治ると良いね ミーナ』

アルミン「…と思ったけど」

『愛しのハンナへ。君を愛おしく思うよ。君を永遠に愛している。
君のことを考えずにはいられない。君が僕の隣にいないと、僕は僕ではないんだ』

ミカサ「書かれてる文字の殆どがフランツみたい」

アルミン「何でフランツはエレンのギプスにハンナへのラブレターを書いてるの?」

エレン「…裏側にハンナからの返事もあるぞ。見るか?」

ミカサ「必要ない」

エレン「あいつら2人、一緒に書いてったんだ」

アルミン「えっ?一緒にいるのにコレを書いたの?」

エレン「俺を挟んで普通にイチャイチャしてた。フランツがチンコ出そうとしたから逃げて来た」

アルミン「彼らは訓練所の公認カップルだからね」

ハンネス「よう、負け犬ども」

エレン「ハンネスさん!」

アルミン「もしかして酔ってるの?」

ハンネス「これが酔わずにいられるか!てっきり弱いヤツと喧嘩すると思ってアルミンに全財産を賭けてたんだ」

アルミン「ゴメンねハンネスさん」

ハンネス「俺の教えた技は使ったか?ズームパンチやクラッカーヴォレイは?」

アルミン「使ってない」

ハンネス「ロードローラーもか?」

アルミン「たぶん使ってない」

ハンネス「そら見ろ。負け犬が。俺の全財産と腎臓を返せ!」

エレン「自業自得だろ?わざわざ文句言いに来たのか?」

ハンネス「お前らがここにいるのは訓練兵だからだろ?」

アルミン「?」

エレン「当たり前だろ?」

ハンネス「俺がここにいるのは?」

ミカサ「?」

アルミン「何で?」

ハンネス「酔ってるからだ。じゃあな」フラフラ…

ミカサ「…」

エレン「一応、駐屯兵団の人に通報しとくか」

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アルミン「あ、アニ…エレンを泥だらけにした件だけど…僕が誤解してたみたいだね」

アニ「どういう意味?」

アルミン「いや、良いんだ。ミカサに真実を聞いて、エレンのバカさ加減に驚いたって話」

アニ「聞かなくてもエレンは馬鹿でしょ?この間からワケが分からないよ…」

アルミン「つまり、確かに喧嘩を仕掛けたのは僕だけど、でも本当はそういう性格じゃないんだ」

アニ「うん」

アルミン「平和主義者だし」フフ…

アニ「平和に闘いたいって事?」

アルミン「はは…」

アニ「私もアンタみたいに弱かったらそうしてるよ。ガンジーみたいにね」フッ…

アルミン「…そうだね」

アニ「あんたって虐められやすいタイプだよね。でも、あんまり気にしない方がいいよ」

アルミン「…うん」

アニ「で、結局なんの用だったの?」

アルミン「というか…ね、謝らせて欲しいんだ」

アニ「?」

アルミン「…今回の件は僕の勘違いが原因なんだし」

<お~い!

アニ「あ、エレンか…面倒くさいなぁ…」

エレン「よう、お前ら何してるんだ?」

アルミン「アニに謝ろうかと思って…」

アニ「謝らなくても、別に何もしないよ?」

アルミン「そうなの?でも、別にそういうつもりじゃ…

エレン「騙されるなよアルミン!」

アルミン「えっ?」

エレン「この女が簡単に許すワケないだろ?油断したら最後だぞ!」

アニ「…」

エレン「全裸に剥かれて…

アニ「…」イライラ

エレン「乳首に洗濯ばさみを挟んだり、ケツの穴に野菜を突っ込まれたりされるに決まってる!」

アニ「エレン、今なら全裸に土下座で許してあげる」ゴゴゴゴゴ

エレン「ほらぁ!やっぱ普通に謝っても許す気なんて無かったんだ!!」

アニ「…」

エレン「悪魔だよ!こいつは脳ミソg…あがぁあああ」ビクンビクン

アニ「最初に忠告はしたからね」フゥ…

エレン「」ピクピク

アルミン「…」ガクガクブルブル

アニ「あ、アルミンには別に何も…

アルミン「うわぁあああ!ごめんなさいっ!!!」ゼンラッ!

アニ「」

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アニ(やってしまった…)

ミーナ「ねぇ、アニ…次は誰を全裸にするの?」ドキドキ

クリスタ「ライナーなんてどうかな?想像しただけでゾクゾクしちゃう///」

アニ(何故か女子からの好感度がアップしている…)

ミーナ「あ!今ジャンがイヤらしい目でアニを見てた気がするよ、謝らせなくて良いの?」

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ミカサ「アルミン、公衆の面前で全裸になったって本当なの?」

アルミン「僕はただ、アニに謝罪の気持ちを分かりやすい形で見せただけさ…」フッ…

ミカサ「えっと…つまり、アルミンにとって、アルミンのオチ○チン=謝罪の気持ちって事?」

アルミン「えっと…うん??結果的に、そうなる…のかな?」

ミカサ「えっと…その…そこまで卑屈にならなくても良いと思う」

アルミン「つまり?」

ミカサ「気にしなくても、謝らなければいけない程、小さくはない……と思う」

アルミン「…」

アルミン「ところで、相談があるって言ってたよね?」

ミカサ「…エレンがアニにボコボコにされて泣きわめいてる姿を見て気付いた事があるの」

アルミン「何?血生臭い話なら止めてよね…」

ミカサ「エレンが好きかも」

アルミン「…」

ミカサ「…」

アルミン「血生臭い話は止めて欲しいって言ったのに…」ボソッ

ミカサ「…えっ?」

アルミン「…」

ミカサ「アルミン、冗談でしょ?」

アルミン「…」ハァ

ミカサ「えっ…」オロオロ

アルミン「…」

ミカサ「ごめん…なさい」



第一部 "お昼の決闘" 完

徹頭徹尾面白かった
第二部にも期待

トーマス・ワグナーです!以外にも何か書いていたら教えて欲しい

書き出してみたら自分でも懐かしいスレ沢山!
確認してみたら、ちゃんと過去ログに残ってた!
>>93のおかげだわ

・アルミン「エレンじゃない!」ペリー提督「エレンデスヨ?」
・マルコ「そろそろ上位陣を引き摺り下ろす」
・アニは思春期(進撃SS)
・アルミンは思春期(進撃SS)
・エレンは思春期(進撃SS)
・アルミン『僕らとサムエル氏の49日間』

・エレン「トロスト区出身、エレン・イェーガーです!」【安価】
・ミカサ「そろそろエレンに彼女を作らせたい」【安価】
・コニー「あぁ…もういいや…どうでもいい…」【安価】

・男「ID:gd96ZaE2を腹筋スレから守るスレ?」
・女「ID腹筋スレへようこそ!……っと」カタカタ ←乗っ取り

まともな作品が少なくて申し訳ないけど…

※ 第二部は、ミカサがエレンを好きという要素があるので、苦手な方は注意です
※ 基本的にギャグです。恋愛テーマでも第一部のノリです

 "スモールな恋のメロディ"

 - 食事 -

ミカサ「良い?アニがエレンの半径3m以内に入る瞬間の、エレンの表情を見て」

アルミン「良いけどミカサみたいにキッチリ3mは無理だよ」

ミカサ「誤差±1 footまでなら認めよう」

アルミン「分かった。でも単位は統一して欲しい」

ミカサ「3m以内。誤差は1 foot、つまり0.3048mまで」

アルミン「分かった」

ミカサ「そろそアニが来る…一瞬だから集中して見てて」

アルミン「うん…」


アニ「…」スタスタ

エレン「…っ!」ビクン


アルミン「…」

ミカサ「見たでしょう?」ウットリ//

アルミン「えっと…うん」

ミカサ「アニが近付くと、姿が目で見えていなくとも、身体がビクンと跳ねる」フフフ…

アルミン「…笑えないよ」

ミカサ「エレンは私に女らしさを教えてくれている」

アルミン「…」

ミカサ「あの女々しい姿を見て」

エレン「…うぅ」キョロキョロ

アルミン「トラウマになったんだよ…そういう事を言わないであげて」

ミカサ「ちょっとアニにエレンに話し掛けるようお願いして来る!」ハァハァ

アルミン「やめてあげてよう!」

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--------------

教官?「貴様ら、自分の成績はどうだ?」

アルミン「…」

教官?「満足な結果が残せたか?ベストを尽くせたか?どうだワグナー?」

トーマス「はっ!全ての科目において全力を尽くしました!」

教官?「そうか。だが私の方はハッキリ言って覚えていない。全くだ」

コニー「??」

教官?「正直に言ってだな、この1年間成績というものを記録していなかった」

ジャン「マジかよ…」

教官?「そこで、だ…まずはB+から始めよう。開始価格は5ドルだ」

ミーナ「6ドル」

ミリウス「7ドル!」

マルコ「12ドル!」

ダズ「36ドル!!!」

 おぉ~!!


アルミン「あれって、どう見ても ハンネスさんの変装だよね?」

エレン「一応、駐屯兵団に通報しとくか」

ミカサ(ここまで悪い事をしても、憲兵団じゃなく駐屯兵団で済ませるだなんて…エレンは優しい)

ミカサ(でも何故か、そんなにトキメかない。これは恋する乙女的に おかしい…)

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--------------

ハンネス「エレンを見てるとゾクゾクする?」

ミカサ「えぇ。エレンの近くにいる事で自分が女らしくなると感じるの」

ハンネス「なるほど。それで?」

ミカサ「これが恋なの?」

ハンネス「良い質問だが、お前はどう思う?」

ミカサ「分からない。本当に…」

ハンネス「つまり、お前はそれが本当に恋なのか分からないと?」

ミカサ「そう。良く分からない…」

ハンネス「恋心なのか、女である自分を再確認出来る事への単純な快感なのかで揺れている訳だな」

ミカサ「…そうらしい」

ハンネス「恋に恋するってやつか?お前の仲間が知ったらガッカリするぞ」

ミカサ「…そうだろうか?」

ハンネス「まぁ、お前は普段から決して、誰からも……全く…絶対に、女という扱いをされていないからな」

ミカサ「別にそんな事は…

ハンネス「賭けても良いぞ」

ミカサ「ある…悔しいけれど思い当たる節がある」ギリリ

ハンネス「そんなお前が乙女チックに恋するってんだ。皆ガッカリに決まってる」

ミカサ「…そう。確かにそうかも」

ハンネス「ガッカリさせてやれば良い。誰が何と言おうが、お前は女なんだ」

ミカサ「! ハンネスさん…」

ハンネス「一度、意識的に周りの奴らに女として認められる振る舞いをしてみたらどうだ?」

ミカサ「例えば?」

ハンネス「料理なんてどうだ?皆お前を見直すぞ」

ミカサ「分かった。試してみる。出来たらハンネスさんにも持ってくる」

ハンネス「俺はいらんよ。まだ死にたくない」

ミカサ「分かった」

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--------------

アルミン「ミカサが料理だなんて、意外だね!」

エレン「あぁ!でも母さんの手伝いをしてる雰囲気はあったから期待できるぞ!」ワクワク

アルミン「でも、ミカサだよ…大丈夫かな?」

エレン「ミカサは完璧超人なんだ、出来ない方が不自然だぞ」

アルミン「…そうだね」

エレン「今から楽しみだ」

エレン「今日の夕方に出してくれるらし…ビクッ!…いな」

アルミン「?」

エレン「…?」キョロキョロ

アニ「…」スタスタ

アルミン「あぁ、アニじゃないか…どうしたの?」

エレン「…」コソコソ

アニ「別に?通り掛かっただけ」

アルミン「今日は一人なの?珍しいね」

アニ「何とか女子たちから逃げてきたところ…毎日あれだけ付き纏われたら疲れがたまるよ…」

アルミン「僕のせいでゴメンね…僕も最近、股間に妙な視線を感じまくって変な気分だよ」

アニ「それは悪い意味で?それとも良い意味で?」フフ

アルミン「ちょっと!僕はそれ系の人間じゃないよ!」

アニ「皆に見られてゾクゾクしちゃうって?この変態」フフ

アルミン「だから違うったら。一緒にしないで。それはほら…アイツとかでしょ?」チラッ


ダズ「…ん?」


アルミン「ほら見て」

アニ「…プッ!…多分そうだね」ハハ…

ダズ「…」

アルミン「きっとそうだよ。そういう顔してる」

エレン「…」ドキドキ

アニ「アルミン…アンタ意外と酷い事を言うね……ん?」チラッ

エレン「…チィーッス」ブルブル

アニ「…チッ。いたのか。それじゃあ、アルミンまた」

アルミン「うん…あんまりエレンを怖がらせないであげてね…」

エレン「…」オドオド

アニ「……フン」スタスタ

エレン「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ…」ブルブル

アルミン「エレン、もう大丈夫だよ」ヨシヨシ…

エレン「あぁ!!?腕はそんな風に曲がりません!訓練に関わるので、これ以上、骨を折るのは勘弁して下さい!!」

アルミン「エレン?ちょっと!エレン!!」パシパシ

エレン「ハッ!…アルミン…ちょっとハンネスさんの所に行ってくる」ハァ…

アルミン「ミカサとの約束があるから、ちゃんと夕方には戻って来てね」

エレン「分かってる…」トボトボ

---------------------
--------------

ハンネス「気になる女が出来た?」

エレン「そうじゃないんだ…いつの間にか近くにいたりしないか、ドキドキするんだ」

ハンネス「なるほど。それで?」

エレン「今日もアイツが居る間は気が気じゃなかった…意識が遠くへ飛んでっちまうんだ…」

ハンネス「それを気になるって言うんじゃないのか?」

エレン「そうなのか?分かんねぇ…でも、俺はどうすれば良いんだ??」

ハンネス「また出番か…」ハァ

エレン「悪いな。他に頼れる大人がいないんだ…」

エレン「そうだな。今回の件で学んだよ。躊躇なく鼻をへし折りに来やがった…」

ハンネス「良いか。そんなヤツ等が集まる訓練所は、まるで動物園だ。エサは男だ。分かるか?」

エレン「ん~?分かんねぇ…」

ハンネス「誰かがお前を狙ってても、おかしくないって事だ。その誰かは意外と近くにいるのかもな」

エレン「マジかよ…もしかして他にもいるのか?」

ハンネス「他??」

エレン「俺って虐められやすいのかな?もしかして本当に空気読めなてなくて嫌われてるのか?」

皆様いつもコメントありがとうございます!

>>115 はミスです
一文だけ抜けてました

ハンネス「女について教えてやろう。女ってのは皆イかれてる」

エレン「そうだな。今回の件で学んだよ。躊躇なく鼻をへし折りに来やがった…」

ハンネス「良いか。そんなヤツ等が集まる訓練所は、まるで動物園だ。エサは男だ。分かるか?」

エレン「ん~?分かんねぇ…」

ハンネス「誰かがお前を狙ってても、おかしくないって事だ。その誰かは意外と近くにいるのかもな」

エレン「マジかよ…もしかして他にもいるのか?」

ハンネス「他??」

エレン「俺って虐められやすいのかな?もしかして本当に空気読めなてなくて嫌われてるのか?」

ハンネス「そうじゃなくてだな…意外と、お互いに思い合ってるのかも知れないって事だ」

エレン「ハンネスさんの例え話は難しいな」

ハンネス「…まぁ良い。今回お前に出来るアドバイスはない。座学の眼鏡に死ねって伝えといてくれ」

エレン「分かった。でも何で?」

ハンネス「理由がなくちゃダメなのか?」

エレン「普通は理由があっても言ったらダメな言葉だと思う」

ハンネス「なら大丈夫だ。俺は普通じゃない。規格外だ。酔ってるからな」

エレン「分かった」

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--------------

エレン「これがミカサの料理か…」モグモグ

アルミン「想像を越えたね…」ムシャムシャ

ミカサ「私だって女の子。これぐらい出来て当然」

アルミン「う、うん…そうだね…」ハァ…

エレン「いろいろ足りてねぇな…」ボソッ

ミカサ「!」ピクッ

ミカサ「何が足りない?」

エレン「…美味しさ?」

ミカサ「…」

アルミン「…」

ミカサ「もう一回、聞くけれど…この食事には何が足りない?」

エレン「足りない物が沢山あると思うぞ」

ミカサ「そう?自分では完璧だと思ってた」

エレン「簡単に言うと、これは美味しくない」

アルミン「いや、そんな事ないさ。美味しいよミカサ」

エレン「アルミン、全然おいしそうに見えないぞ」

アルミン「そんな事ないって!良いから君も食べなよ…」

エレン「それにそんな事を言いつつ、アルミンもあんまり食べてない。きっと不味いからだ」

アルミン「いや、だから美味しいってば」パクパク

エレン「じゃあ、俺のも食べるか?」

アルミン「それは君の分のノルマだろ?僕は自分のノルマで手一杯だよ」

ミカサ「…」

アルミン「…ところで、こいつは何て料理かな?」

ミカサ「ご飯」

アルミン「でも、味付けとかは?」ムシャムシャ

ミカサ「ご飯味」

アルミン「なるほど。そんな気が……してきたよ」モグモグ

エレン「…」ハァ

ミカサ「…明日からも料理する。きっと愛情が足りなかったに違いない」

エレン「いやもう良いって…お前、たぶん死ぬほど才能ないんだよ」

ミカサ(頑張れミカサ、恋する乙女……耐えるんだ…)グギギギ

ミカサ「皆にアドバイスして貰ってくる」

アルミン「あんまり人に迷惑を掛けたらダメだよ?」

ミカサ「大丈夫」


アルミン「…」

エレン「…」チラッ


アルミン「ミカサ…行かないの?」

ミカサ「? ちゃんと完食を見届けるまではテコでも動かない」ジーッ

エレン「…」ハァ

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--------------

ミカサ「恋愛と言えば、あなた達だ…意見を聞きたい」


フランツ「料理で気を引くだってwwwありがちだねwww」

ハンナ「うんwwwありがちwww」

フランツ「でもハンナの料理は最高だったwww」

ハンナ「本当に?wwwオシッコを入れてたのに?www」

フランツ「そうなんだ?wwwでもハンナの物なら排泄物さえ愛せるよwww」

ハンナ「あぁ、フランツwwwフランツゥwww」

フランツ「何だいハンナwwwあぁん//ハンナァアアwww」

ハンナ「フラン…//…あぁwwフランツゥwww」

フランツ「フラン…間違えたwハンナ//おぉハンwwハンナァアア//」

 ― 中略


フランツ「料理にオシッコは入れない方が良いよ」フゥ…

ハンナ「うん、流石にオシッコは…あれ?いなくなってる」

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--------------

ハンネス「ぐぁあああ」ブハァ…

ミカサ「ハンネスさん!!!」

ハンネス「不味い!!地獄だ!!俺に謝れ!食材にも謝れ!!」

ミカサ「そんなハズは…」

ハンネス「クソっ!最低だな。オシッコみたいな味がする!どんな味か知ってるか?最低だぞ」

ミカサ「どうして味なんて知ってるの?」

ハンネス「今、食べたからだ!」

ミカサ「普通は分からないんじゃない?どうしてオシッコ味って分かるの?」

ハンネス「そりゃあ、前にも飲んだ事があるかr…オイ!もう良い!作り直しだ!」

ミカサ「くっ…隠し味が裏目に出るとは…」

ハンネス「だから俺はイヤだと言ったんだ…こんな仕事、受けるんじゃなかった…」

ミカサ「ごめんなさい。調子が悪そうだけれど大丈夫だろうか?どんな気分?」

ハンネス「気分はどうかって?最悪だ。オシッコを飲んだ気分だよ!……入れてないよな?」

ミカサ「多分」

ハンネス「分量を見直せ」

ミカサ「分かった」

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--------------

ミカサ「お料理教室に行ってくる」

ミカサ「…」

アルミン「…という青アニからの置手紙でした」

ミカサ「…?」

アルミン「赤エレンは黙ってそれを2度も3度も読み上げ、涙を流して泣きました」

エレン「…」

アルミン「その後、赤エレンが青アニと再会することはありませんでした。おしまい」

ミカサ「何をやってるの?」

アルミン「絵本の読み聞かせだよ?アニの優しいエピソードを話して、エレンの中の恐怖心を消し去るんだ」

ミカサ「なるほど。でも、それフィクションじゃ…

エレン「いやぁ!良い話だった!」

アルミン「でしょ?アニは実は優し…

エレン「これで二度と2人が会う事はなかったんだな」キラキラ

アルミン「う~ん…意図した効果と違うけれど、君が元気になったなら良かったよ」

ミカサ「行ってくる」

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--------------

ハンネス「今の俺の仕事は何だ?」

ミカサ「私の料理の先生?」

ハンネス「この仕事からは絶対に逃げないと言ったな?」

ミカサ「言ってた…それで?」

ハンネス「俺は諦めない!分かるか?ファイターだ」

ミカサ「えぇ」

ハンネス「お前の料理の腕を上達させて、エレンとの恋の手助けをする」

ミカサ「感謝しきれない」

ハンネス「負け犬じゃない。やると言ったら絶対にやるんだ。どうだ?」

ミカサ「凄いと思う」

ハンネス「そうだ!ハンネスのネスはタフネスのネスだ!決して…絶対に諦めない!」

ミカサ「カッコイイ!」

ハンネス「お前をプロも顔負けの料理の達人にしてやる!」

ミカサ「ハンネスさん…」

ハンネス「お前の料理の腕を上達させて、エレンとの恋の手助けをする」

ミカサ「感謝しきれない」

ハンネス「負け犬じゃない。やると言ったら絶対にやるんだ。どうだ?」

ミカサ「凄いと思う」

ハンネス「そうだ!ハンネスのネスはタフネスのネスだ!決して…絶対に諦めない!」

ミカサ「カッコイイ!」

ハンネス「お前をプロも顔負けの料理の達人にしてやる!」

ミカサ「ハンネスさん…」

ハンネス「でもやめだ。俺は負け犬だ」

ミカサ「お金は?ちゃんと払ったでしょう?」

ハンネス「返す当てはない。詐欺にでも遭ったと思え」

ミカサ「え?でも…それで良いの?」

ハンネス「あぁ」

ミカサ「詐欺だったのか…」

ハンネス「審議所で会おう」

ミカサ「分かった」

毎度、コメント凄く嬉しいです。ありがとうございます

誤字・脱字・誤爆が多くて申し訳ない
一応、考えてた展開はここまでです。
続きの流れ考えるまで、ちょっと間が空くかもです

---------------------
--------------

アルミン「あれ?今日はハンネスさんの…」

ミカサ「……」ギロッ

アルミン「…お料理教室には行かないの?」

ミカサ「……裁判の時に困るかもしれないから詳しく話せないけれど…行かない」

アルミン「…今ので何となく分かったよ」

ミカサ「流石アルミン」

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--------------

 ― 対人格闘訓練

キース「おい貴様!何をしている?」

アニ「…ペアが出来なくて困っています」

キース「単にサボっているように見えたが?」

アニ「いえ、パートナーを探してます」

キース「ちょっと待ってろ」


キース「エレン・イェーガー。訓練に参加しろ」

エレン「え?でも腕が折れてるんですよ」

キース「何のためのギブスだと思っているんだ?前よりずっと安全だろう」

エレン「…分かりました」

アニ「…宜しく」

エレン「えっ?」

キース「どうしたイェーガー?」

エレン「相手って…アニでしゅか?」ガクガク

キース「そうだ。何か問題でも?」ギロッ

エレン「ふぇい…」

アニ「??」

キース「分からんな?その返事はどっちだ??」

エレン「アニ ハ ヤサシイ アニ ハ ヤサシイ アニ ハ ヤサシイ…」

キース「何をぶつぶつ…」

エレン「アニ ハ コロサナイ アニ ハ コロサナイ…アニ は 殺…す?アニが?俺を?俺ををを…」アババババ

アニ「…」

キース「お、おい、どうしたエレン・イェーガー?」

 ドガッ!!

キース「!?」

ミカサ「教官!ライナーが負傷したので私がアニの相手します!」

エレン「ミカサ!!」パァアア

ミカサ「エレンは死なない。私が守るから」ボソッ

とりあえず保守代わりに更新。
更新してない間に
アルミン「エレンが居なくなって、もう二週間か…」
ってのを書きました。

こっちは…展開に行き詰まってます
何とか完結を目指したい

せっかく保守して貰えてたので、続き書きました!
投下していきます

キース「…」チラッ

ライナー「」

キース「ブラ…ウン?」


~~~~  回想  ~~~~

『ブラウン!ブラウン!!』

一人の女性…誰かの母親だろうか

  『息子のブラウンはどこでしょうか?』

やはり、そうだ…心が…痛い…

今回の調査で、我々は…   いや   今回も……!


  『息子は…役に立ったのですよね……』



なんの成果も、得られませんでしたッ


なんの成果も、得られませんでしたッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~

キース「だ、誰か…」


キース「誰でも良い…ブラウンを…ブラウンを医務室に連れて行ってやってくれぇえええ!!」


キース「うおおおおお!!ブラウンッ!!ブラウン!!二度と…くっ!二度と…」


コニー「うぉぉ…教官、怖ぇ…」

サシャ「…今日は普段より真面目にやりましょう…」

コニー「そうだな」

アニ「…たぶん今ならサボれるよ?」

ミカサ「そんなつもりはない」

アニ「ハァ…あんたが相手だと疲れそうだよ。適当に手加減よろしく」

ミカサ「アニ…エレンが悪いのを分かった上で、私情を挟んで申し訳ないのだけれど…」

アニ「何?」

ミカサ「飛んで」バキィ!

アニ「!?…っ!!」ギューン

エレン「うぉおおお!!ミカサの丸太のような足が、アニの見た目の割にクソ重てぇボディをぶっ飛ばした!!」キラキラ

エレン「次は何だ?人を殴り殺す為に生まれたかのようなゴツゴツの拳による怒涛のラッシュか?」ドキドキ

ミカサ「……」ハァ

アニ「……」イライラ

ミカサ「えっと、アニ…その…」

アニ「…何か言いたい事でもある?」

ミカサ「…ごめんなさい。私には愛の為に人間性や人としての常識を捨てる事が出来ない」

アニ「あんたが話の分かる人間で良かったよ」

ミカサ「大切なエレンに、あまり手荒な真似はしたくない。ここは私に任せて欲しい」

アニ「分かった。信用するよ」

ミカサ「エレン…ちょっと」

エレン「何だ?もう終わりか?アニはまだ生きて

ミカサ「秘孔!龍頷(痛覚神経を剥き出しにされる)」

エレン「ん?お前、今…何をおおおお!!!!あんぎゃあはぁあああ!!痛ぇええええ!!!死ぬわぁあああ!!ぐあぁあああ!!!」

ミカサ「エレン…大好きよ」ニコッ

エレン「お、俺もぉぐらぁああああああ!!!」ブヘラッ!

ミカサ「エレンがモグラ??何を言っているの?」

エレン「ちが…俺もぉおおお!もおおおおお」

ミカサ「牛?」

エレン「お前が好きだぁああああぎゃぁあああ!!」

ミカサ「エレン!!」パァアア

エレン「たしゅけ…

ミカサ「付き合ったら毎日マフラー巻いてね」

エレン「巻いてやりゅううううるるるぅぅぅぅおおおををを」ゲボォ…ドクドクドク

ミカサ「私は今、最高に幸せだ!」

アニ(手荒な真似したくない?手荒ってどういう意味だったかな?ちょっと私の故郷と意味が違うっぽいな。うん…)

---------------------
--------------

アニ「あ、ミカサ…さん。オハヨウゴザイマス」

ミカサ「アニ、これまで申し訳なった。許して欲しい」

アニ「あ、はい…こっちも今まで生意気な態度で申し訳ありませんでした。ウスッ」

ミカサ「…あの後、ちゃんとエレンの記憶を消す秘孔を突いておいた」

アニ「えっ?!せっかく思いが伝わったのに?」

ミカサ「これで良い…エレンは特別な人。でも、あらゆる面で まだ子供」

アニ「そう…だね」

ミカサ「ついでだから私以外の女性に愛を告白したら全身から血を吹きだして死ぬ秘孔と、全身の怪我が治る秘孔も突いておいた」

アニ「う、うん…良いんじゃない」

ミカサ「あと、女性に無神経な発言をしたら奥歯が異常なほど痛む秘孔と、それから…」

アニ「ま、まだあるの?」

ミカサ「…お…オチ○チンがズル剥けになる秘孔も突いておいた//」

アニ「あ、うん。良いと思うよ、どうでも」

フランツ「僕も前にオチンチンの手術をしたよ」

ミカサ「…」

ハンナ「ほら見て!これがフランツの!2年前からズル剥けなの」ズルッ

フランツ「きゃっ///」ポロン

アニ「」

フランツ「あぁ、ハンナ!他の人に見せるなんて酷いよ…」

ハンナ「ゴメンね!でもフランツのが一番立派だと思うよ」フフ

フランツ「ハンナ///」

アニ「とにかく、これでエレンは私を怖がらないわけだね?」

ハンナ「あぁ、フランツ///もうこんなにしちゃって///」

ミカサ「えぇ。彼は様々な意味で一つ上の男になった」

フランツ「だって…ハンナがそうやって…ぅん///」ビクン

アニ「…」

フランツ「あぁ!ハンナ///ハンナァアア///ハンn

ミカサ「うるさい」パンッ!

ハンナ「フ…フランツのフランツゥウウゥウウ!!」

フランツ「」ビクンビクン

ハンナ「」

アニ「えっと、うん…」

ミカサ「エレンと比べてちょっとだけ…」ギリッ

アニ「?」

ミカサ「本当に…ちょっ…とだけ…くっ…羨ましいサイズだった…ので、つい…」

アニ(フランツも子供の時に偶然で見たライナーのの半分ぐらいだったって言ったら修羅場になるかな?うん。やめとこ)

---------------------
--------------

ミカサ「というワケで私はエレンとの今を捨てて未来を夢見る事にした」

ハンネス「なるほど。結局のところエレミカか…」

ミカサ「エレミカ?何それ?どういう意味の言葉?」

ハンネス「どうでも良い。それよりアイツを見ろ」チラッ


ジャン「…」ボーッ


ミカサ「ジャン?」

ハンネス「そうだ。俺を恋愛のコーチに雇った優秀な男だ。見事に撃沈したけどな」

ミカサ「あぁ…また詐欺か」

ハンネス「詐欺だと?どこでそんな言葉を覚えた?」

ミカサ「ハンネスさんから。身を持って教わった。おかげで私は、皆がアイスを頬張る中、一人で氷を齧った」

ハンネス「エレンやアルミンは?分けてくれなかったのか?」

ミカサ「エレンは氷を齧る私を見て、スゲェ似合ってるwと褒めるだけ。それを見てアルミンは空気を読んだ」

ハンネス「それ、褒めてないだろう…アルミンの行動もイマイチ分からん」

ミカサ「やっぱりそうか。でも今更、本当はアイスを分けて欲しかったと言っても遅い」

ハンネス「金の偉大さをしっかり学べて良かったな。もう騙されるなよ」

ミカサ「分かった。ところで、ジャンからはいくら騙し取ったの?」

ハンネス「今回は詐欺とは違うぞ?でもこの時計はヤツからの前金で買ったんだ」

ミカサ「なるほど」

ハンネス「金に糸目はつけない。まさに理想の生徒だった」

ミカサ「その時計、凄く高そう」

ハンネス「高いからな。イカスだろ?」

ミカサ「えぇ。それにしても…」


ジャン「…ハァ」グスッ


ミカサ「何だか酷く落ち込んでて可哀相だ…」

ハンネス「アイツは恋愛ってゲームに参加したのさ。敗者だけが傷付く理不尽なゲームにな」

ミカサ「そう…。私も、もしかしたら あんな風になるのだろうか?」

ハンネス「さぁな?今となってはエレンがお前に惚れたのがいつからか確認が出来ないからな」

ミカサ「もしかしたらアニから守った瞬間だったかもしれない…だとしたら少し残念だ」

ハンネス「まぁ、そんなに落ちこm

キース「やぁ、ハンネス」

ハンネス「あぁ、これはこれはキース教官殿。今度の俺の裁判、あんたが裁判長だってな」

ミカサ「!? 待って!私は別にハンネスさんを訴えるつもりはない」

ハンネス「…別件だ。ダズに売った成績についてのな」

ミカサ「あぁ、あれか」

キース「…私は今、ブラウンの事で頭が一杯だ。どうでも良い」

ハンネス「そうか、なら手っ取り早いのは無罪だな。良かったよ」ハハ

キース「むしゃくしゃしているんだ。自分でも怖いくらいだ」

ハンネス「あんたも大変だな。酒でも飲むか?どうだ?ん?」

キース「そう…大変なんだ。だから適当に裁判をして死刑判決が増えるのも仕方ない」

ハンネス「えっ?」

ミカサ「キース教官!裁判の事なんですが…」

ハンネス「ミカサ!」

ミカサ「私が検事役をやりたいです!」

ハンネス「」

---------------------
--------------

エレン「なぁアルミン…俺、ここ数ヶ月の記憶が…ビクッ!…ないんだけど?」キョロキョロ

アルミン「あぁ、それは対人格闘訓練中の事故で…って、ん?」

エレン「…やっぱりそうだ」ジーッ

アルミン「エレン、どうかしたの?」

エレン「あぁ。何か最近アニが近付く気配が分かるんだよ。変だろ?アニだけなんだよ…」

アルミン(身体に恐怖が染みついてるのか…)

エレン「なぁ、もしかして俺…アニの事…」

アルミン「うん」

エレン「好きなのかな?」


アルミン「えっ…?」


【オマケ】

ブランドン「カット!良かったよ」

エレン「お疲れ!」

メリッサ「エレンの絶叫シーンは見事ね」

ジェイソン「そうかな?僕ならもっと上手く演じるよ。例えば…耳から血が出せる。ほら」

メリッサ「ちょっとジェイソン!止めてよ、エレンの演技はアナタの演技より魅力的よ」

ハンナ「あぁ~恥ずかしかった」

フランツ「濡れ場ばかりで困ったよ…君、本当に8歳?」

ブランドン「まぁね。でも2人がいて助かったよ」

ハンナ「そう言ってもらえると嬉しいわ」

ブランドン「だって、ほら…最初の計画だと…」チラッ

ライナー「…」

ベルトルト「…」


~~~~~~~~~~~~~~~~~

ライナー「喧嘩だって?くだらな過ぎて\バキュン/が縮むよ」WAHAHA

ベルトルト「縮んだ\バキュン/もしゃぶるよ」WAHAHA

アルミン「oh…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ブランドン「全部こんな感じになる予定だったんだ」

ミーナ「つまり?」

ブランドン「え??でもだって、男同士だよ?」

ミーナ「それって素敵な事じゃない」

ブランドン「まぁ良いや。ドゥエイン音楽よろしく」

ED:http://www.youtube.com/watch?v=-8uCJYoDJjs

元ネタ(?):ホーム・ムービーズ
セリフ回しとか記憶を辿ったり、意識したりしてみた
再放送しないかな~ 完

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