ほむら「もう最初から話す」 (515)
ほむら(よくよく考えたら、今まで失敗した原因って私の態度じゃない?)
ほむら(転校初日からまどかに冷たいような電波見せたらそりゃ引かれるわ…うん)
ほむら(後は、美樹さやかと巴マミに対する態度よね…)
ほむら(まぁ、確かに初対面の人が目の前の初見動物擬きをボロボロにしてたら逃げるわね)
ほむら(それに巴マミに至っては最初から最悪の印象だったわね…)
ほむら(以上を踏まえて今回はワルプルギスを倒す+まどかを助けるじゃなく、すてループってことでキャラ変えてみましょうかね)
ほむら(まぁ、いい感じに皆生き残ったけどワルプルギスに勝てそうになかったら全員でループしてみましょう)
早乙女先生「それでは、皆さんに転校生を紹介します」
ほむら(あ、どんなキャラにするか考えてなかったわ…)
ほむら(とりあえず、こう…なんかフワッとしたなんか…う~ん)
早乙女先生「あ、あの~暁美さん?」
ほむら「は、はい!」
早乙女先生「教室に…まず入ってもらっても…」
ほむら「分かりました」(ゆるーい感じのキャラがいいかしら?)スタスタ
さやか「うわ~、凄い美人!」
まどか「綺麗な髪の毛~」
ほむら「初めてまして。暁美ほむらです」
クラス生徒達「……」
ほむら「………」
クラス生徒達「……」
ほむら「あ、えっと…」(しまった…なんもキャラ変わってない…)
ほむら「えっと…その…あの…」(まずいわまずいわまずいわまずいわ)
ほむら「暁美ほむらです!!!」(さっきも言ったよ畜生!!!)
クラス生徒達「……」
ほむら「えっと…」(なによこの空気…私が悪いの?)
さやか「なんで二回も言ったんだよあの転校生…」
まどか「さ、さあ?」
ほむら(聞こえてるわよ美樹さやか!こっちが聞きたいくらいよ!!!)
ほむら(いや、待てよ…あくまでこれはすてループ…)
ほむら(私がいくらやらかそうと問題はないわ…)
ほむら(あれ、余裕だわこれ)
ほむら「前の学校では……ほむほむって呼ばれてたわ」ファサァ
ほむら(何これ…恥ずかしいんだけどねえ)
さやか「ほ、ほむほむって…」
まどか「ちょっと可愛いね」ティヒヒ
ほむら(好印象きた!!!)
ほむら(後はまどかと美樹さやかの好きそうなものを適当に…)
ほむら「因みに習い事でバイオリンをしてました」(嘘だけど)
さやか「へ~」
まどか「上条くんと同じだねー」
ほむら「後、私は保健委員でした」(嘘だけどね)
まどか「へ~」
さやか「まどかと同じですな~」
ほむら(このぐらいにしときましょう…あまり設定を作り込むと疲れるし)
ほむら(後は適当に元気っ子で行きましょうかね)
ほむら「では皆よろしくーーーー!!!」
パチパチパチパチパチ
さやか「最初とキャラ違くない…」
まどか「仲良くなりたいなぁ」
ほむら(これは…最初にしては上出来ね!)
ーーーーーーーー
放課後
さやか「ごめんね、まどか!いつも付き合わせちゃって…」
まどか「いいよ~、私音楽好きだし」
さやか「それにほむらも初日から…」
ほむら「平気だよ!もっと仲良くなりたいし!!」(自分が自分じゃないみたいだわ)
ほむら(あえて、何時もの時間軸なら発生する保健室イベントをスルーし、まどかと美樹さやか、それから仁美さんと仲良くすることに徹底したわ…)
ほむら(その結果…向こうから放課後の付き合いを誘ってきた)
ほむら(実に上手くいってるわ。ただ…)
まどか「ほむらちゃん、この歌どうかな~?」
ほむら「中々いい歌じゃん…買うの」(キッツー!!!)
ほむら(元気っ子キャラめちゃくちゃキツイ!!)
ほむら(ああ…いつも通り普通にしたい…)
ほむら(そもそもこれじゃあ佐倉杏子とキャラ被ってるし…)
ほむら(しくったわ…上手くいってるけどしくったわ…)
『…まどか…』
まどか「?」
『まどか…まどか』
まどか「だ、誰?」
ほむら「どうした?まどか」(インキュベーターね…)
ほむら(何時もなら私のフルボッコタイムだけど…あえて手を出さない!!!)
ほむら(これにより…巴マミと仲間になる確率が上がる筈)
ほむら(さて…まどかはそろそろ行く頃かしら)
ほむら「ねぇ、まどか…」
シーン
ほむら「?」
ほむら(行き遅れてしまったわ…)
ほむら(でも大丈夫。場所は分かるわ…)
ーーーーーーーー
某所
まどか「だ…誰なの?私を呼んだのわ」
さやか「まどか~待ってよー」
まどか「あれ…ほむらちゃんは?」
ほむら「ここにいるぞ!」(時間止めてかっ飛ばして来たわ…疲れた)
さやか「いつの間に…」
ほむら「で、どうしたんだ?」 (理由は知ってるけど)
まどか「う…うん。あのね、さっきから誰かに呼ばれた気がして…」
さやか「呼ばれた?」
QB「そうだよ。美樹さやか!」
さやか、まどか「!?」
ほむら(インキュベーター……!!!)
さやか「な、なにあれ…犬?」
まどか「猫…じゃないよね?」
マミ「この子の名前は…キュゥべえよ」コツン
ほむら(巴マミ…懐かしい)ジワ
さやか「キュゥべえ…?」
まどか「えーと…」
マミ「まあ、色々聞きたいことがあるでしょうけど…とりあえずは」
マミ変身BGM
マミ「先に一仕事させとね!」シャキーン
ほむら(カッコつけてるわね…巴マミ)
マミ「さ、始めましょうか…一緒にね!」
ほむら「…ええ」(気づかれてたみたいね)
…
……
………
ーーーーーーーー
マミ宅
さやか「いや~魔法少女ねぇ…」
マミ「ふふ…驚いたかしら?」
さやか「そりゃあ、驚きますよ!!!」
まどか「カッコよかったな~」
マミ「あら、ありがとう」ニコッ
さやか「てゆーか…ほむら!」
ほむら「なんだ?」
さやか「なんだじゃないでしょ!まさかアンタも魔法少女だったなんて」
ほむら「ありゃ~言ってなかったか?」(もはや誰よこれ…)
さやか「言ってません~!!」
まどか「でもビックリしたなぁ~」
マミ「私も驚いたわ…キュゥべえが魔法少女の素質がある子がいるから着いてきてくれって言われたから行ってみれば…」
マミ「魔法少女がいたんだからねぇ…」
さやか「それより…マミさん!」
マミ「何かしら?」
さやか「まどかと私に魔法少女の素質があるって本当ですか!?」
マミ「ええ、本当よ」
QB「君達二人はちゃんと魔法少女としての素質があるよ」
マミ「さっきも説明したけど魔法少女になればキュゥべえが願い事をなんでも一つだけ叶えてくれるわ」
マミ「ただし一生あの魔女と戦う羽目になるけどね」
さやか「ん~難しいなぁ…」
まどか「願い事…魔女と一生戦う…かぁ」
マミ「まあ、迷うのも無理ないわよ」
ほむら(そろそろキャラ戻して説明しよー)
ほむら「まぁ、その魔女は元魔法少女なんだけどね」
ほむら以外全員「!?」
ほむら(はい、変身)
マミ「あ、暁美さんっ」
ほむら(はい、時間停止)カチッ
ほむら(さて…とまず巴マミのソウルジェムを鞄にしまって…)
ほむら(凶器になりそうなのは全部冷蔵庫の1番下に隠して…よし)カチッ
マミ「あ、暁美さんっ!貴方何故変身してるの!!」
さやか「それにさっき魔女がどうのこうのって…」
ほむら「そうね、最初から話しましょうか」
…
……
…………
ほむら「ということよ。分かったかしら三人共?」
さやか「あ…あんたは何回も時間をループしてる…って」
まどか「本当なの?ほむらちゃん」
ほむら「ええ。さっき説明したことは全部本当よ」
ほむら「私がこの時間をすてループにしてるのも、ほむほむなんて呼ばれてない、バイオリンを習ってなんてない、保健委員になったことなんてない、元気っ子でないことも…ね」
さやか「いや、そっちじゃなくて」
ほむら「冗談よ。さっき言ったことは全て本当よ」
ほむら「美樹さやか、貴方が魔女になるって事実上魔法少女を殺すのも」
ほむら「巴マミが魔女に食われて死ぬのも、魔法少女の秘密を知って仲間を殺すのも」
ほむら「まどかが最悪の魔女になるのも」
ほむら「すべて…ね」
マミ「そ、そんな…それじゃあ皆…」
ほむら「まぁ、落ち着きなさい巴マミ」
マミ「落ちつけって…そんなの無理に決まってるじゃない!!!」
ほむら(うるさっ!!声でかっ!!!)
ほむら(ここは変身して…)
マミ「あ、あなたまたっ」
ほむら(はいはい、時間停止)カチッ
ほむら(まず巴マミの服を全部脱がせて)
マミ「」ボイン
ほむら「けっ」
ほむら(次にインキュベーターを焼いて…)
ほむら(あ、時間停止してるから焼けないじゃん)
ほむら(まぁ、いいや。落とそう)ポイッ
ほむら(そろそろかな)
マミ「変身してどうするき!!!」スッポンポン
さやか「あわわわわわわわ!!!」
まどか「!!!」
ほむら「とりあえず…服を着たらどうかしら?」
マミ「な、なに言って…」
マミ「ーーーー!!!」
マミ「いやぁぁぁぁぁ!!!」
…
……
………
ほむら「落ち着いたかしら巴マミ」
マミ「落ち着いたわよ!!嫌という程!!」
ほむら「それはよかったわ。落ち着いてもらわないと話しも出来ないしね」
マミ「もっと別のやり方が…」
さやか「いや~~眼福眼福」
まどか「さやかちゃん…」
ほむら「さて、話を戻すわよ」
マミ「はぁ…」
ほむら「さっきも言った通り、この時間軸はすてループです」
ほむら「なので、結構実験気分で色々試した結果……」
ほむら「中々いい方向に進んでる気がします」
さやか「あんた…またキャラ変わってるわよ」
ほむら「いいのよ別に。すてループだし」
マミ「酷いわねそれ」
ほむら「あ、一応目標はあるわよ」
さやか「目標?」
ほむら「ええ、この四人に佐倉さんも加えて時間をループするのよ」
まどか、さやか、マミ「え」
ほむら「私はあることに気づいたの」
まどか「ある…こと?」
ほむら「そもそもなんでまどかだけそんなに強力な魔法少女になるか…不思議に思わない?」
さやか「た、確かに…」
ーーーーーーーー
まどかがほむらのせいで強力な魔法少女になっちゃう説明
ーーーーーーーー
ほむら「ってことなの」
マミ「成る程…」
さやか「で、それと私達が時間をループするのは何の関係があるのよ?」
ほむら「ふ…貴方は馬鹿なの?」
さやか「な、ないをーーー!」
ほむら「私達も時間をループしまくれば強くなるはず!!!」
マミ「お、おぉ…おぅふ…」
さやか「う、うーーーーん…」
まどか「それはなんか…ちょっと」
ほむら「どうかしら?」
マミ「どうかしらって……」
さやか「なんて言うか…」
誰もいないならのっとるほむ
>>117
期待ほむ()
>>117
ごめん()はミス
見てるからお願い
諦めるか
んじゃーのっとるほむ
ほむら「何度やっても結果が変わらない……」
ほむら「積極的に動いても駄目、マミと共闘しても駄目、さやかを懐柔しても駄目」
ほむら「まどかに目もくれず物理に振りまくっても駄目、QBと交渉しても駄目」
ほむら「何をしてを駄目……もう、これ以上何をしろっていうの……?」
ほむら「……そうだわ、まだ一つだけやっていないことが有る」
ほむら「マミの精神が耐えきれるかどうかは怪しいけど」
ほむら「もう最初から全部話す」
ほむら「……こうなりゃヤケね。もしマミが暴走したらすぐに時間を遡ればいいわ」
ほむら「行きましょう。次の世界へ。次こそきっと、まどかを助けられると信じて」
カシャ
早乙女「はいそれじゃ、自己紹介いってみよう?」
ほむら「暁美ほむらです。どうぞよろしく……」
まどか「うわぁ、きれいな子だね」
さやか「はは、そうだね~なんかミステリアスって感じ」
ほむら(やっぱり初日にまどかのバルコニーでささやくのはやめたほうがいいのかしら)
さやか「おっ転校生はまどかにお熱っぽくない?」
まどか「あわわ……そんなこと無いよ!さやかちゃんたらやめてよもう……」
ほむら(……まぁ、いつもどおりって感じかしら)
生徒「ねえねえ、前は何処の学校行ってたの?」
ほむら「東京のミッション系の学校よ」
やすな「部活はなにかやってるの?」
ほむら「……ごめんなさい、休み時間は保健室で薬を飲まないといけないから……」
生徒「あっごめんね」
やすな「またあとでお話きかせてね!」
ほむら(さて、まどかを保健室に誘導しないと)
ほむら「鹿目まどかさん」
まどか「え?」
ほむら「このクラスの保健委員は貴女だと聞いたのだけど」
まどか「え?」
ほむら「え?」
まどか「え?何?どういう事?」
ほむら「どういう事って……何がどういう事?」
まどか「いやいや……聞いてるのは私の方だよほむらちゃん」
ほむら「えっ」
まどか「だからどういう事?」
ほむら「質問の意味がわからないのだけど」
まどか「えっ」
ほむら「えっ」
まどか「だからどういう事って聞いてるんだけど」
ほむら(な、何か間違ったことをしたのかしら……?)
まどか「あのねほむらちゃん……私はエスパー少女じゃないんだからちゃんと主語とか目的を言ってくれないと分からないよ」
ほむら「……えっ?」
まどか「だーかーらー!聞いたのだけど……何なの?」
ほむら「あっ、あー……」
ほむら「えっと、早乙女先生から、このクラスの保健委員は、貴女だと聞いたのだけど」
ほむら「私を保健室に連れて行ってくれないかしら、と聞こうと思ったの?」
まどか「は?」
ほむら「え?」
まどか「なんで?」
ほむら「えっ」
ほむら「何でって……貴方が保健委員だから……」
まどか「えっ何?それが理由なの?」
ほむら「な、何かおかしいかしら……」
まどか「えぇ~……ほむらちゃんってそういう子だったの……?」
ほむら「えっ」
まどか「はぁ……分かったよ、じゃあほむらちゃんに分かりやすいように言ってあげるね」
ほむら(何なのこれ……)
まどか「ほむらちゃんはさぁ、病院行くために毎回救急車呼ぶの?」
ほむら「えっ」
まどか「えぇ~……こういっても分からないの?」
ほむら「よ、呼ばないけど……」
まどか「でしょう?じゃあ私が保健委員だからっていう理由は成立しないよね?」
ほむら「……は?」
まどか「えっ」
さやか「たんまたんま、ちょっとたんま、転校生」
ほむら「み、美樹さやか」
さやか「おっ転校生私の名前もう覚えてくれたの?嬉しいなぁ~授業中寝てたかいがあったよ!怒られちゃったけど」
ほむら「……ごめんなさい、ちょっと鹿目まどか、さんが何を言っているのか分からなくて」
さやか「うん……まぁまどかは国語の成績が底辺を限界突破しちゃってるんだよね」
ほむら「そ、そうなの」
さやか「だからちゃんと5W1Hをちゃんと伝えてあげないと話が通じないんだ」
ほむら「……は?」
さやか「あはは……だから今だったら」
さやか「私は、保健室で薬を飲まないといけないから、まどかに保健室に連れて行って欲しいです、って言わないと通じないわけ」
ほむら「な、なるほど」
まどか「あ、なーんだそういうことだったんだね!じゃあほむらちゃん、一緒に保健室いこ!」
ほむら「え、あ、はい……行きます」
さやか「最初のうちはなれないと思うけど仲良くしてやってね」
ほむら「……」
まどか「……」
ほむら(話を切り出しにくい)
ほむら「あ、あの」
まどか「ん?何?暁美さん」
ほむら「え、えっと、鹿目まどか、さん」
ほむら「あ、貴方は自分の人生を尊いと思う?家族や友達を大切にしてる?」
まどか「……」
ほむら(やっぱり通じないのね)
まどか「うん」
ほむら「!(通じた!)」
ほむら「じゃあ……自分を変えようなどと思わないことね」
まどか「……は?」
ほむら(あ、駄目だった)
まどか「何で?」
ほむら「えっ」
まどか「だから何でって聞いてるの」
ほむら「何でって……それは、貴方が自分の周りを大事だと思ってるから……」
まどか「」ハァ……
ほむら「」ビクッ
まどか「あのさぁ、ほむらちゃんはさぁ」
まどか「お金がほしいって思ってる人が何も考えずにいたらお金あげちゃうわけ?」
ほむら「は?」
まどか「は、じゃないよほむらちゃん!」
ほむら「」ビクビクッ
まどか「そんなんじゃ社会に出た時困るよ!」
さやか「はいはいはいストップストップ、さやかちゃんストップ!」
さやか「いい忘れたけどさ転校生、まどかと話すときは理由もちゃんと具体的に説明しないと駄目だよ」
ほむら「今のではいけなかったのかしら……」
さやか「うん、ちょっと漠然とし過ぎかなー?もっと具体的な感じじゃないと……」
さやか「例えばほら、自分の置かれてる環境が好きなら、自分を変えると周りへの考え方も変わっちゃうかもしれないから」
さやか「その現状を変えないように無難に過ごして、自分を変えようって安易に思っちゃだめだよ、とか」
ほむら「そ、そうなの……」
さやか「漠然としたものいいだと理解してもらえないんだよね、これが」
ほむら「ほむむ……」
さやか「理由付けももっと具体的にすればちゃんとまどかもわかってくれるよ」
ほむら「よくわかったわ……」
さやか「うんうん、まぁまどかもこんなんであんまり友達居ないから仲良くしようとしてくれて親友として嬉しいよホント」
さやか「あ、そうだ!あたしもさぁ、転校生のことほむらって呼んでもいい?」
ほむら「ええ、構わないわ」
さやか「じゃあよろしくね、ほむら!」
ほむら(なんだかんだ言ってるうちに保健室に行く間もなく放課後になってしまったわ)
まどか「さやかちゃん、帰ろ!」
さやか「うん、帰ろうかー!あ、ほむらも一緒に帰ろうよ」
ほむら「えぇ、じゃあご一緒しようかしら」
ほむら(キュウべえとの接触を避けられるならもう何でもいいわ……)
まどか「ティヒヒ!帰り道が賑やかになるね!」
さやか「あ、そうだ。まどか~」
まどか「何?さやかちゃん」
さやか「入院中の恭介が音楽好きだから、CDを今度お見舞いの時に持って行ってあげたいんだ」
さやか「だから今日は通学路の途中にあるCDショップでCDを買いたいんだけど、一人だと寂しいから一緒に来てくれない?」
まどか「お安いご用だよさやかちゃん!」
ほむら(こんなに詳しくしゃべらないといけないのね……)
CDショップ
さやか「じゃあちょっと恭介にあげるクラッシックCDの視聴してくるね」
まどか「はーい」
ほむら(まどかとふたりきり)
ほむら(……なにかしら、このときめきとは違う胸のドキドキは)
まどか「ほむらちゃんはどんな音楽が好きなの」
ほむら「えっ、私?」
まどか「うん、私、ほむらちゃんがいっつも聞いてるCD知りたいな!」
ほむら「そ、そうね……」
ほむら(シンプルに答えたほうがいいのかしら)
ほむら「えっと例えばそうね……ちょっとエレクトロ・ポップとかを」
まどか「は?」
ほむら「えっ」
>>1帰ってくるならやめるほむ
ほむら「なによ、美樹さやか?言いたいことがあるならはっきり言ってちょうだい」
さやか「え~と…色々突っ込みどころがあるんだけどさぁ…」
ほむら「突っ込みどころ?」
さやか「まずさ、あんたの言ってることが本当かどうか分からないし、魔法少女についても今日初めて見て、聞いたから…なんていうか…」
ほむら(この時間軸の美樹さやか…少し賢いわね)
さやか「ああ、もう!とにかく分からないことだらけだからいきなりそんな事言われても困るの!」
マミ「…確かに美樹さんの言うことも一理あるわね」
マミ「それに、もしかしたら貴方はただ単に縄張りが欲しくて嘘ついてる可能性も…」
ほむら(…この時間軸でも警戒されるなんて)
まどか「で、でも…ほむらちゃんが嘘ついてるようにはあまり見えなかったけど…」
ほむら(まどかはどの時間軸でも優しいわね)
マミ「ん~…ならこういうのはどうかしら?」
ほむら「?」
マミ「私が次に戦う魔女は確かこの前逃した魔女なのよね?」
ほむら「ええ、そうよ」
マミ「だったらそれが本当なら信じてあげるわ」
ほむら「…分かったわ」(めんどくさいわね)
さやか「ちょ、ちょっと待ってマミさん」
マミ「どうかしたの?美樹さん」
さやか「次に戦う魔女を当ててもあまり説得力ないような…」
マミ「あら、どうして?」
さやか「確か、ソウルジェムは魔女が近くに現れると反応するんですよね?」
マミ「ええ…そうだけど」
さやか「マミさんが今日逃がした魔女はまだ遠くに行ってない筈だから…明日マミさんが魔女探しに行ったら逃した魔女と当たる確率は高いんじゃないねかなって…」
ほむら(…え?何この美樹さやか、誰これ)
ほむら(なんでこんなに賢いのよ…意味わかんないわ)
マミ「それもそうね…」
ほむら(いや、それもそうねじゃないわよ、貴方仮にも魔法少女でしょ!)
ほむら(なんで魔法少女よりも魔女に詳しくない人に説得されてんのよ…)
マミ「なら、私が…その…病院でお菓子の魔女と戦うのが本当なら信じてあげるわ」
ほむら「…分かったわよ」(馬鹿じゃないの)
まどか「それって…私達も付いて行くのかな…」
ほむら「いや、それは」
さやか「当たり前だよ!」
ほむら(いや、なんでよ!!!)
ほむら(なんで当たり前なのよ…馬鹿じゃないの)
さやか「私達はそのキュゥべえに選ばれたんだよ」
さやか「魔法少女になるかならないかは、ちゃんと自分の目でしっかり見て決めなきゃ!」
ほむら(しっかり者ね。誰よこいつ)
まどか「で、でも…二回も見に行かなくても」
さやか「まどかはたった一回見ただけで決められるの?私は決められない。だから見に行く」
まどか「さやかちゃん…」
さやか「無理にとは言わないわ…それはちゃんと自分で決めてね」
ほむら(こいつ本当は魔法少女なんじゃない?覚悟ありすぎだろ)
まどか「そうだね…さやかちゃんの言うとおりだよ!私もちゃんと見に行く」
ほむら(最悪だわ…)
マミ「決まったみたいね…2人共」
ほむら(いや、止めなさいよ)
すまん、もう落としてくれ
今度またスレたてるから
>>267
なりすますなよwww
書いてたの俺だわ
>>268
なら書いてみろよ
>>269
いやスクリプトうざいし
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
マミ「うんこしま~す(プリプリプリ」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
ほむら「・・・ありがと」パクッ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと色黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
うんこのやわらかさは二十分に伝わったかな?」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で食った私のうんこは本物だよ!」
このSSまとめへのコメント
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