あかね「これが話題BOXね」(206)
あかね「私のことを『ラスボス』と呼ぶ人が多いのは、何故かしら?」
あかね「それに、あかりのお友達にも少し怖がられている気がするわ」
あかね「こんなに優しいお姉ちゃんなのに……」
あかね「そうだわ。この前京子ちゃんから買収した話題BOXを使ってみようかしら」
あかね「よくあかりも、これで遊んでいるみたいだし」
あかね「参加メンバーは、あかりは当然だとして……」
あかね「>>4、>>6、>>8あたりに声を掛けてみるわ」
結衣
虚淵玄
ちーな
あかね「結衣ちゃん、虚淵玄さん、ちなつちゃんあたりに声を掛けてみるわ」
あかね「結衣ちゃんに、ちなつちゃんは問題はないとしても……問題は虚淵玄さんね」
あかね「確かに知り合いではあるけど、今忙しくないのかしら」
あかね「『魔法少女まどか☆マギカ』の新作劇場版に、TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』もあるわ」
あかね「とりあえず、虚淵さんの携帯に掛けてみましょうか」
prprpr
あかね「やっぱり、お忙しいのかしら?」
ガチャ
??「もしもし」
>>20 の秒コンマが
00-90 の場合 虚淵玄のアシスタントがでる
91-99 の場合 虚淵玄がでる
やぁ
アシスタント「もしもし」
あかね「私、赤座あかねと申しますが、虚淵玄さんはいますでしょうか?」
アシスタント「あれ、赤座さん?」
あかね「>>24さん、どうして、この電話に!?」
>>24 ゆるゆりのキャラでお願いします。
TOMOKO
あかね「ともこさん、どうして、この電話に!?」
ともこ『ここがバイト先だからよ』
あかね「へぇ~」
ともこ『ところで赤座さんは、先生に何か御用があるのかしら』
あかね「ええ、ちょっとお願い事をしたいのだけれど……やはりお忙しいの?」
ともこ『ええ』
あかね「ともこさんは、今忙しいかしら?」
ともこ『丁度、あがりの時間だから……私の方はいつでも準備万端よ///』
あかね「なら、丁度いいわ。これから私の家でゲームをするから、よかったらどう?」
ともこ『ええ、是非!!』
あかね「そうだわ。もしよろしければ、虚淵先生にお題を貰えないかしら?」
ともこ『お題?』
あかね「ええ、実は――」
あかね「という訳で、みんなで話題BOXをやるわよ」
あかり「わ~~い」パチパチ
結衣「こういう場なのに、珍しく京子がいないな」
ちなつ「本当ですね、結衣先輩。でも、何故かお姉ちゃんがいるし」
ともこ「ひどいわ、ちなつ! 実の姉に向かって、そんな口の利き方をするなんて」シクシク
ちなつ「だって、お姉ちゃん。今日はバイトだったはずなのに」
ともこ「ちゃんと、バイトは終わらせているわよ、ちなつ」
結衣「まぁまぁ、ちなつちゃん」
あかり「あかり、ちなつちゃんのお姉ちゃんと遊べてうれしいな~」ニコッ
ともこ「あかりちゃん」ウルウル
あかね「あ~、あかりは天使だわ」
結衣「……あかねさん。ルールはいつもどおりなんですか?」
あかね「ええ、そうよ。いつもあかり達がごらく部でやっているものと同じよ」
あかね「ただし、今回のお題には――」
あかね「虚淵玄さんが書いたお題が入っています!!」
結衣「!?」
ちなつ「!?」
あかり「……虚淵玄さんって、誰?」キョトン
結衣「あかりは、『魔法少女まどか☆マギカ』を知っているよな」
あかり「うん。あかり、マミさんだいすき~♪」
結衣「その作品の原案を担当した凄い物書きさんだ!」
あかり「わぁ~、お姉ちゃん、そんな有名人さんとお友達なんだ~」
あかね「ええ♪」
ちなつ(あかりちゃんは喜んでいるけど、その作風は……)
結衣(そんな人が書いたお題だなんて……)
結ちな(激しく不安だ!)アセアセ
あかね「さて、お題を引く順番は、私、あかり、結衣ちゃん、ちなつちゃん、ともこさんの順ね」
あかね「さて、それでは引くわよ」
一同「」ゴクッ
あかね「>>37ね」
……いないのかな?
七番目に好きなおやつ
あかね「七番目に好きなおやつ、ね」
結ちな「ほっ」
あかり「どうしたの、二人とも? ため息なんかついて」
ともこ「そうよ。そんなことすると幸せが逃げちゃうわよ」
結衣「……そうですね。それで、あかねさんの好きな七番目のおやつってなんですか?」
あかね「七番目は、あかりのパンt」
ともこ「!?」ガターーン
あかり「え!?」
あかね「ッじゃなくて、あかりの手作りのパンよ」
あかね(あ、危なかったわ)アセアセ
あかり「わ~、嬉しいな、お姉ちゃん」ニコッ
ちなつ「へー、あかりちゃんって、パンが焼けたんだ~」
あかり「うん、この前、結衣ちゃんに教えてもらったんだよ~」
ちなつ「な、ななななんて、私を誘ってくれなかったんですか、結衣先輩っ!?」
結衣「わわわ」
あかり「ち、ちなつちゃん、落ち着いてよ~」
ちなつ「これが落ち着いていられるものですか」ガルルル
あかね「あらあら、ちなつちゃんって結構やんちゃなのね」
ともこ「ご、ごめんなさい、赤座さん。家の妹が騒いで」
あかね「ううん、気にしないで。さて、次はあかりの番よ」
あかり「わ~い、あかりの番だよ~」
あかり(なんか目立てるお題がいいよ~)
あかり「えーと、あかりのお題は、>>45だよ~」
おなかすいてない?
あかり「えーと、あかりのお題は、『おなかすいていない?』だよ~」
あかり「うーんと、あかりは、特におなか空いていないよ~」
あかね「そう。もし、お腹が空いたら、遠慮なく言ってちょうだいね」
あかり「わ~い、お姉ちゃん、ありがとう」コッコリ
あかね「うふふ、ともこさんたちもお腹が空いたら、遠慮なく言ってね」
ともこ「はい、是非!」
ともこ(赤座さんの手料理。赤座さんの手料理。赤座さんの手料理)ウットリ
ちなつ「……なんだか、平和ですね、結衣先輩」
結衣「そうだね、ちなつちゃん。でも、油断は禁物だよ」
ちなつ「ええ、そうですね」
あかり「次は結衣ちゃんの番だよ~」
結衣「私の番か……」ドキドキ
結衣(いつもはこんな緊張しないのに、中に虚淵玄さんのお題が入っていると思うと……)
結衣「よし! これだぁ!!」
結衣「私のお題は……『>>52』だっ!!」
健やかなる時も、病める時も、共に愛しあう事を誓いますか?
結衣「私のお題は……『健やかなる時も、病める時も、共に愛しあう事を誓いますか?』だっ!!」
結衣「って、えぇぇぇぇぇ」
ちなつ「結衣先輩……それって、私向けですよ♪」
あかり「え、そうなの?」
ちなつ「そうよ! これは結衣先輩から、私に向けた愛のメ・ッ・セ・ー・ジ」ウットリ
ともこ「でも、ちなつ……相手が書かれていないわよ?」
あかね「そうね。それじゃー、結衣ちゃんは誰に対して言うのかしら?」ニコ
結衣「え、言わなければダメ……ですか///」テレ
あかね「ええ、ダメよ」ニコッリ
結衣「わ、分かりました。私は、>>58に対して……言います」
結衣「わ、分かりました。私は、あかねさんに対して……言います」
あかね「!?」
ちなつ「!?」
ともこ「!?」
あかり「わ~、結衣ちゃんって、お姉ちゃんが好きなんだ~」
あかり「えーと、そうなると、結衣ちゃんもお姉ちゃんになるんだ~」ニッコリ
結衣「いや、それはまだ気が早いよ、あかり」テレテレ
あかり「結衣ちゃん、頑張って!」
結衣「あかり……私、頑張るよ!」
ちなつ「……」
ともこ「さっきから、ちなつが息をしていないわ!?」
結衣「赤座あかねさん」キリッ
あかね「は、はい」ビシ
結衣「私――船見結衣は、赤座あかりさんを、健やかなる時も、病める時も、共に愛しあう事を誓います」キリッ
あかね(わ、私の選択肢は――)
>>62~>>68までの間の投票数で決めます。
1.結衣のプロポーズを受ける
2.断る
2
2
この一体感よ
あかね「ごめんなさい、結衣ちゃん」ペコ
結衣「……そう、ですか。やっぱり、ダメ、でしたか……」グスン
あかね「私には好きな人がいるの。だから、結衣ちゃんの気持ちには応えられないわ」
あかね「それに、きっと貴女の想いは年上の人に対する憧れよ」
結衣「で、でも……」
あかね「それに私は結衣ちゃんの純真な想いを受けられるような人間ではないわ」
ともこ「赤座さん……」
結衣「……分かりました」グス
あかり「結衣ちゃん……」
ちなつ「結衣先輩……」
ちなつ(傷心の結衣先輩を慰めれば、きっとちーなのものになるはず!)
ともこ「ちなつ……ダメよ。そういう考え方は」
ちなつ「お、お姉ちゃん!?」
ともこ「ちなつはちなつの純真な想いで、結衣ちゃんにぶつかって」
ともこ「ちなつ達はまだ若いんだから」
ちなつ「……うん。お姉ちゃん、分かったよ」
結衣「……次はちなつちゃんの番だよ」
ちなつ「ちーなの出番ね」
あかり「ちなつちゃん、がんばって~」
ちなつ「ありがとう、あかりちゃん」
ガザゴソ
ちなつ「えーと、私が引いたのは、>>79ね」
あかりちゃんにキス
ちなつ「えーと、私が引いたのは、『あかりちゃんにキス』ね」
あかり「!?」
あかね「!?」
ちなつ「ちえ~、あかりちゃんじゃなくて、結衣先輩の方がよかったな~」
あかり「ううん、それはどういう意味かな、ちなつちゃん!?」
ちなつ「えー、だって、あかりちゃんにキs」
あかね「それはどういう意味かな、ちなつちゃん」ニッコリ
ちなつ「!?」
結衣(あかりと同じのセリフなのに、全く違う意味に聞こえる)
ともこ(妹の方がファーストキス……早いなんて、ちょっとショックだわ)
ともこ(それにしても、どうして赤座さんはあんなに怒っているのかしら?)
あかね「もう一度聞くわ。吉川さん、それはどう意味なのかしら?」ニコッリ
ちなつ(微笑んでいるけど、目が全く笑っていないわ)
ちなつ(どうしたら、この窮地を脱することが出来るのか考えるのよ、ちーな!!)
あかね「さぁ、返答次第では、今夜は帰さないわよ」ニッコリ
あかり「お、お姉ちゃん……あかりは、ちなつちゃんになら、キスされても……いいよ」ポッ
あかね「!?」
ちなつ「あ、あかりちゃん///」キュン
結衣「そ、それに、これはあの虚淵玄さんが書いたお題」
結衣「それを実行しなかったら、虚淵さんに失礼だと思います」
あかね「……そうね。あくまでも、これはゲームなのよね」
ちなつ「ほっ」
あかり「それじゃー、ちなつちゃん……あかりにキスして///」
ちなつ「う、うん……それじゃ、目を瞑って」
あかり「うん」
チュ
ちなつ「……これでいいのよね、あかりちゃん」
あかり「うん、ありがとう、ちなつちゃん」ニコッ
ちなつ「う、うん」キュン
結衣(この二人が付き合うのは時間の問題かな)テレ
ともこ(早く私も赤座さんとのファーストキスしたいな~)テレ
あかね(うう、私のあかりが……)シクシク
あかね「……次はともこさんの番よ」
ともこ「どんなお題かしら」ワクワク
ともこ「『>>92』ね」
あたりめ
ともこ「『あたりめ』ね」
ともこ「……って、これなによ!」
ちなつ「あたりめって、あのあたりめ?」
結衣「多分、そうだと思うけど……」
あかり「あ、そういえば、昨日お父さんがあたりめ食べていたよ~」
あかね「そうね。それじゃー、取ってくるわ」
ともこ(なんで、私だけラブラブなイベントを回避しちゃったのかしら)ズーン
ちなつ「お、お姉ちゃんが凄く落ち込んでいる」
結衣「ソウルジェムがあったら、一気に黒く染まりそうだね」
あかね「あたりめを持ってきたわよ。……あら?」
あかり「あ、お姉ちゃん。ちなつちゃんのお姉ちゃんが凄い落ち込んじゃったんだよ~」アタフタ
あかね「あらあら」
あかね(直前までの流れを完全にぶった切るようなお題だったとはいえ、少し不憫ね)
あかね(それに私の無理を聞いてくれたし、少しはお返ししないとね)
あかね「ともこさん」
ともこ「うう、放って置いてください」イジイジ
あかね「ともこさん……あ~ん」
ともこ「え!?」
あかね「ともこさん、お口をあ~んして」ニコ
ともこ「あ、あ~~ん」
ともこ(あかねさんに『あ~ん』されるなんて、幸せ)ポワワン
ちなつ「お姉ちゃんが幸せそう」
結衣「凄いな、あかねさんは」
あかり「うん、あかりの自慢のお姉ちゃんだよ~」
結衣(少しだけ、ちなつちゃんのお姉さんが羨ましいな)
ちなつ(お姉ちゃんって、ひょっとして……)
あかね「さて、次は私の番ね」
ガサゴソ
あかね「あら……『>>101』をするのね」
あかりを今すぐ自分の部屋に招待する
あかね「あら……『あかりを今すぐ自分の部屋に招待する』のね」
あかね「…………………え」
あかり「わ~い、あかり。お姉ちゃんの部屋に招待されるんだ~」ワクワク
ちなつ「へぇ~、あかりちゃんのお姉ちゃんの部屋か……ちょっと興味あるなー」
ともこ「私も行きたいな~」
結衣「でも、あかねさんは凄く複雑な表情をしているけど……」
あかね(あ、あの部屋をあかりに見せることなんて……できないわ)アセアセ
あかり「それじゃー、お姉ちゃんの部屋にレッツゴーだよ~」
あかね「ちょ、ちょっとだけ部屋を片付けるから、あかりはここで待っていて」
あかり「え、で、でも……」
ちなつ「確かお題は、『今すぐ』でしたよね」ニヤ
あかね「……」ギクッ
あかり「お姉ちゃん……ダメ?」
結衣(あ、あれはあかりの得意技の一つ!?)
ちなつ(しかも、本人は全く意識していないからこその最強の技なのよね)
あかね「……」ダラダラ
あかり「お姉ちゃん?」
あかね「分かったわ、あかり。その代わり、二つ条件があるわ」
あかり「条件?」
あかね「まず、私の部屋に行くのはあかりだけよ」
あかり「うん、それは当然だよ~」
ともこ「はぁ~、折角赤座さんのお部屋に行けるチャンスだったのに……」
ちなつ「お姉ちゃん、諦めが悪いよ」
結衣(そういえば、京子はあかねさんの部屋に入ったよな。今度、聞いてみるか)
あかり「それでもう一つの条件は、な~に?」
あかね「それはね。あかりが目隠しをして入るのよ」ニコ
あかり「うぅ、真っ暗だよ~」
あかね「あかり、お姉ちゃんが手を繋いでいるから大丈夫よ」
あかね(はぁ~、あかりの手はぽかぽかで温かいわ♪)
あかね「さぁ、扉を開けるわよ」ガチャ
あかり「う、うん……お姉ちゃん、手を離さないでよ~」
あかね「ええ、勿論よ……あ、そこ、物が落ちているから気をつけてね」
あかり「うん……」
あかり(ひょっとして、お姉ちゃんのお部屋って散らかっているのかな~?)
あかり(えへへ、お姉ちゃんにも苦手な所があるんだ~)
あかり(虚淵さんに感謝だよ~)
あかね(ふぅ……なんとか虎口を脱したわ)
あかね(もし、あかりにこれを見られたら、お姉ちゃんの権威は失墜よ)
あかり「あっ」ドテーン
あかね「あ、あかり!?」
あかり「うう……何か躓いちゃっt……」
あかね「あかり、大丈b……」
あかね(あかりの目隠しが……外れているっ!?)
あかり「…………ねぇ、お姉ちゃん」
あかね「な、なにかしら……」ダラダラ
あかり「これって……私のくらげのパンツだよ、ね」
あかね「ナ、ナンノコトカシラ」
あかり「あかり、お姉ちゃんのこと……見損なったよ」
あかね「……」ダラダラ
あかり「もう、お姉ちゃんと口なんか聞いてあげないよ~」ワーーーン
あかね「あ、あかり、ま、待ってぇぇぇぇぇぇ」
あかり「次、結衣ちゃんの番だよ」プンプン
結衣「ど、どうしたんだ、あかり?」
あかり「なんでもないもん!!」
ちなつ(あかりちゃんがここまで怒るなんて……)
結衣(あかねさんの部屋で何かあったようだけど)
あかね「……」ズーーン
ともこ「あのー、赤座さん」
あかね「……」ズーーン
結衣(しかし、この雰囲気でこれを続けるのか?)
ちなつ(二人がこの部屋にいるから、続行っぽいですね)
結衣「えーと、それじゃー、引くよ」ガサゴソ
結衣「…………『>>125』をするのか!」
結衣「…………『あかりとあかねを仲直り』させるのか!」
結衣「」チラッ
あかり「……」プンプン
あかね「……」ズーーン
結衣「無理無理」
ちなつ「あかりちゃんとお姉さんを、よく知っている結衣先輩しか出来ないですよ」
ともこ「私からもお願いするわ、結衣ちゃん」
結衣「で、でも……」
結衣(はっきり言って……難易度はナモクエのナイトメアモード以上だぞ。この状況は……)
ちなつ「でも、いつまでもこの状況を維持するのは正直キツイです」
ともこ「私は、あかねさんとあかりちゃんが二人が仲良く微笑んでいる所を見るのが好き」
ともこ「だから……お願いします」ペコ
結衣「うう……分かった。私が出来る範囲でやってみるよ」
結衣「まずは、この状況を生み出した原因を知らないとな」
ちなつ「やはり、あかりちゃんがお姉さんの部屋に行ったことが原因よね」
結衣「でも、あの二人に聞く訳にはいかない……よな」
あかり「……」プンプン
あかね「……」ズーン
ともこ「赤座さんの部屋のことを知っている人っているの?」
ちなつ「私は知らないよ、お姉ちゃん」
結衣「私も知ら――あっ」
ちなつ「結衣先輩?」
結衣「京子が知っているはずだ、多分」
ともこ「それじゃー、その京子ちゃんに聞いてみましょう」
結衣「京子……出てくれよ」
prrrrr
>>141 のコンマ秒が
00-09 の場合 京子が携帯に出ない
10-99 の場合 京子が携帯に出る
結衣「早く、早く、出てくれ……京子」
カチャ
京子『結衣、どうしたの?』
結衣「京子……出てくれてよかったよ」
京子『どしたの、結衣?』
結衣「ああ、実は――」
京子『ああ、そりゃー、あかりも怒るだろうな……』
結衣「そうなのか?」
京子『流石の京子ちゃんも、あの部屋を見た時はひいたもんなー』
結衣「そ、そんなに凄いのか、あかねさんの部屋は……」
京子『あかりの抱き枕とか、妹萌えの同人誌とか、あかりのゴニョゴニョもあったしな』
結衣「最後よく聞き取れなかったんだけど」
京子『ま、まぁ、それはそれとして、あかねさんは重度のシスコンなんだよ』
結衣「なんとなく、そんな気はしていたけど」
結衣「で、結局どうすればいいんだろうな?」
京子『それが分かったら、苦労しないよ』
結衣「そうだな」
京子『私も出来る限りのサポートはするけど、多分結衣じゃなきゃダメだと思うぞ』
結衣「……どうして、そう思うんだ?」
京子『だって、結衣……あかねさんのこと好きだろ』
結衣「!?」
京子『それに、あかりは私達ごらく部の大切なメンバーなんだしな』
結衣「……ああ、そうだな」
カチャ
~~~~~~~~~~~
京子「頑張れ、結衣」
~~~~~~~~~~~
結衣「取り合えず、原因はなんとなく分かった」
ちなつ「本当ですか、結衣先輩!」
結衣「とは言っても、まだ色々条件は厳しい」
ともこ「そうね……」
結衣「まずは、どっちを先に攻略するかだな」
ともこ「こ、攻略って……」
結衣「いや、そういう意味じゃなくて、あかりかあかねさん、どちらかの機嫌を戻さないと」
ちなつ「そうですね。いきなり、二人同時は無理ですよね」
ともこ「それじゃ、結衣ちゃんはどっちから攻略するの」
結衣「>>151からだ」
>>151 あかり or あかね でお願いします。
あかね
結衣「あかねさんからだ」
ちなつ「あかりちゃんからじゃないの?」
結衣「あかりの方が重症だからな」
ともこ「でも、どうやって赤座さんを元気にしたらいいのかしら?」
結衣「まずは、私とともこさんで、あかねさんと話します」
ともこ「う、うん、頑張ろうね、結衣ちゃん」
ちなつ「あの、私はどうすればいいんですか?」
結衣「ちなつちゃんはあかりの側に居てくれないか?」
ちなつ「は、はい」
結衣「なんとか、あかねさんをあかりから引き離すことは成功したけど……」
あかね「アカリニキラワレタ。アカリニキラワレタ」ブツブツ
結衣「意外とあかねさんも重症だった」アセアセ
ともこ「赤座さんは、あかりちゃんのことが好きなの?」
結衣「って、ともこさん!?」
結衣(ちょ、直球すぎる!?)
あかね「…………そうよ、私は……あかりのことが……好き」
ともこ「」ギリッ
結衣(ともこさん、震えている)
あかね「最初は……単なる妹の、親愛の……情だと、思っていた」
あかね「でも、あかりが成長するにつれて……私は、あかりを……一人の女の子として、認識していたの」
あかね「本当は、こんな想い……抱いちゃ、いけないってこと……分かっていた」
あかね「だから、……同人誌や、抱き枕で、我慢していたの……」
あかね「でもね、その内に……あかりの、匂いが……染み付いてきた物を、欲してしまった」
あかね「その結果が、これよ……」
あかね「ふふふ……自業自得よね。あかりに、嫌われても……仕方、ないよ、ね」グス
ともこ「赤座さん」
結衣「……」
あかね「こんな、惨めで、愚かで、どうしようもない変態なのよ、私は!」
あかね「そんな私が、誰かから、好意を得ようとは思わないわよっ!」
あかね「だから、だから、もう……放って、置いてよっ!!」
結衣「……放って置ける訳ないじゃないですか」
あかね「え?」
結衣「確かに、あかねさんが妹に――あかりを好きだって知った時は驚きました」
結衣「でも、それで、私の、あかねさんへの想いが消える訳じゃない」
結衣「それとも、今まで見せてきてくれた姿は嘘だったんですか?」
あかね「ええ、そうよ! 嘘よ! あかりの友達だから良く見せていたのよ!」
結衣「そうかもしれない。だけど、それもあかねさんの一面だと思います」
あかね「!?」
結衣「だって、あかりさんは、あかりにとって、自慢のお姉ちゃんだったんですよ」
結衣「そして、私にとっても、憧れの女性だった」
結衣「自分とは違う女性らしい女性だと思った。だからこそ、貴女を好きになったんです!」
ともこ「私だって、結衣ちゃんに負けないくらい、赤座さんが――ううん、あかねさんが好きです!」
ともこ「あかねさんは、いつもにこにこしていて、優しくて、まわりまでふわっと明るくしてくれる」
ともこ「たとえ、それが嘘であっても……私は、貴女のことを愛しています」
あかね「……結衣ちゃんに、ともこさん」
あかね「貴女達って、本当にバカよ……」
結衣「否定はしません」クス
ともこ「恋は盲目ですから」クス
あかね「……ありがとう。貴女達のお陰で少し元気が出たわ」ニッコリ
ともこ「赤座さん……」
あかね「あら、ともこさん……もう、『あかね』って呼んでくれないの」クスクス
ともこ「そ、それは……勢いというかなんというか」アタフタ
あかね「それに年下の子に励まされるなんて、ちょっとだけショックだわ」
結衣「あ、ごめんなさい。なんか失礼なことを言ったみたいで」アセアセ
あかね「ううん、そんなことないわ。結衣ちゃんの気持ち、ちゃんと届いたわ」ニッコリ
結衣「そ、そうですか……」
あかね「こんなこと言えた義理ではないんだろうけど、あかりのこともよろしくお願いします。結衣さん」
結衣「はい!」
結衣「ちなつちゃん、あかりの様子はどう?」
ちなつ「」フルフル
結衣「そっか」
ちなつ「あかりちゃんのお姉さんの方はどうでしたか?」
結衣「うん。そっちの方はなんとかなったよ」
ちなつ「そうですか」ホッ
ちなつ「じゃー、あとはあかりちゃんだけですね」
結衣「しかし、虚淵さんって凄いよね」
ちなつ「どうしてですか?」
結衣「だってさ、さっきのお題って、まるでこの状況を見越していたようなお題だったよね」
ちなつ「ああ、そういえば……」
結衣「もしかすると、それを打開するためのお題が入っているかもしれないよ」
ちなつ「でも……それでいいんですか、結衣先輩は?」
結衣「どういう意味なのかな、ちなつちゃん」
ちなつ「もしかすると、もっと悪いお題が出るのかもしれないですよ……」
結衣「うっ、確かに……」
ちなつ「それでも、結衣先輩は引きますか?」
結衣「私は、>>171」
>>171
1.引く
2.引かない
1
結衣「私は、引く」
ちなつ「……分かりました」
結衣「あ、でも、次って、ちなつちゃんの番だよね」
ちなつ「へ?」
結衣「という訳で、ちなつちゃん、話題BOXからお題を引いてね」
ちなつ「分かりました。それじゃー、これにします!」
結衣「お、『>>176』をするのか!」
あかりちゃんを落ち着かせる
結衣「お、『あかりちゃんを落ち着かせる』か」
ちなつ「えーと、本当に虚淵さんって何者なんでしょうか?」
結衣「さ、さぁ……」
ちなつ「でも、確かに有効な対策ですよね」
結衣「うん。今のあかりは極度の興奮状態に近いからねー」
ちなつ「まぁ、その手段が分からないですけど……取り合えずは話しかけてみます」
ちなつ「ねぇ、あかりちゃん」
あかり「なあに、ちなつちゃん……」
結衣(うわー、怒りのオーラがまだ迸っているよ)
ちなつ「あかりちゃんのお姉ちゃんを許すことって、出来ないのかな?」
あかり「出来ないもん!」
ちなつ「そ、そうなんだ……」
ちなつ(こういう風に、あかりちゃんが誰からに対して怒りをぶつける姿を見るのは初めて)
ちなつ(あかりちゃんのお姉ちゃんには失礼だけど、少しだけ得した気分かな///)
ちなつ(って、何を考えているのよ、ちーなは!)
結衣(何をやっているんだろうな、ちなつちゃんは……)
あかり「…………クス」
ちなつ「あれ? 今、あかりちゃん笑わなかった?」
あかり「わ、笑っていないもん!!」
ちなつ(私の勘違い? いいえ、違うわ)
ちなつ(今、間違いなく、あかりちゃんは笑ってくれた)
ちなつ(七森中に入学して以来、ずっと見てきた私の目に狂いは無いわ)
ちなつ「結衣先輩、ちょっといいですか」
結衣「何か妙案が思いついたの、ちなつちゃん」
ちなつ「上手くいくか、どうかは分かりませんけど」
ちなつ「何か面白いことをすれば、きっとあかりちゃんも笑ってくれます」
結衣「面白いことか……成る程ね、天岩戸作戦か」
ちなつ「私と結衣先輩で、それぞれ面白いことをしましょう!」
結衣「え……私もするの!?」
ちなつ「はい、是非お願いします」
結衣「分かったよ。それじゃー、私は、>>183をするよ」
ちなつ「結衣先輩がそれなら……私は、>>185ですね」
メイドのかっこう
ともこさんにあかねさんばりに可愛がられて大したことじゃないアピール
結衣「分かったよ。それじゃー、私は、メイドの格好をするよ」
ちなつ「結衣先輩がそれなら……私は、ともこさんにあかねさんばりに可愛がられて大したことじゃないアピールをしますね」
ちなつ「はぁ~、結衣先輩のメイド服姿を拝めるなんて」ウットリ
結衣「うぅ、なんで、あんな発言をしてしまったんだ、私は……」ガックリ
結衣「ところで、ちなつちゃんのは、どういう意味なの?」
ちなつ「いやー、世の中には上には上がいるっていうことをあかりちゃんに教えてあげようかなと思って」テヘ
結衣(……ともこさんって、あかねさんよりランクが上の人なの!?)
結衣「うう、恥ずかしい……」テレ
ちなつ「よく似合っていますよ、結衣先輩っ」
結衣「これもあかりのためだ。が、頑張るぞ」
結衣「あ、あかり……///」
あかり「なーに、結衣ちゃ……んんんん!?」オダンゴ、ポーン
結衣「……お、お嬢様、何かしてほしいことは、あ、ありませんか」カァァァ
あかり「ゆ、結衣ちゃん……ど、どうして、メイドさんの格好をしているの?」
結衣「そ、それは、私が、あかりを励まそうかと思って……」
あかり「結衣ちゃん」ジーン
結衣「なぁ、機嫌治してくれないのか?」
あかり「そ、それは……」
結衣「私の出来る範囲で頑張るから、さ……」
あかり「あかりは、結衣ちゃんのスマイルが見たいかな」
結衣「えっ!?」
ちなつ「あ、それは私も見たいです」
あかり「ちなつちゃんも、そう思うよね」
ちなつ「はい、私も結衣先輩の国宝級の笑顔をもう一度見たいです♪」ワクワク
あかり「……だめ?」
結衣(その小首を傾げるポーズは反則だぞ!)
結衣「くっ、わ、分かったよ。こ、今回だけだからな」
結衣「」ニッコリ
あかり「結衣ちゃん、また押入れに隠れちゃったね」
ちなつ「うん、あの時といっしょだね、あかりちゃん」
あかり「でも、あの笑顔はあかり達だけの宝物にしたいよね~」
ちなつ「わかるわかる」
ちなつ(あれ? いつの間にか、あかりちゃんと普通に話しているな~)
ちなつ「やっぱり、結衣先輩は頼れる先輩です」
あかり「ちなつちゃん?」
ちなつ(ここからは、ちーなの出番です!)
ちなつ「あかりちゃん……私の話、聞いてくれるかな?」
あかり「うん、いいけど……」
ちなつ「私のお姉ちゃんも、あかりちゃんのお姉ちゃんと同じことしていたんだよー」
あかり「そうなの、ちなつちゃん?」
ちなつ「うん。事件があったのは、私が七森中に入学するちょっと前のことだけどね」
あかり「そうなんだ」
ちなつ「まぁ、身内の恥だから、あまり言いたいくはなかったんだけどね」
ちなつ「今日のあかりちゃん達を見ていたら、話さない訳にはいかなくなったの」
ちなつ「細かな話は省くとして――あのね、あかりちゃん」
あかり「なぁに、ちなつちゃん」
ちなつ「早く、仲直りした方がいいよ」
あかり「そ、それは……無理だよ」
すみません。
さるさんになっていたもので……
どうやって解除していいか分からなかったので、別スレを立ててしまいました。
ごめんなさい。
このスレで続行した方がいいのかな?
それとも、新規スレの方がいいのかな?
取り合えず、新スレの方で続きを書きます。
なるほど、さるったら新スレ立てりゃいいのか
斬新な解決方法だな
>>205
さるったのが初めてだったもので、こんな方法を取りました。
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