咲「全校合同ドラフト!?」(736)

~とある超凄いパーティ会場~

こーこ「さぁいよいよ始まります!世界ジュニアの監督の選定の為に行われるこの祭り…」

こーこ「その名も『全校合同ドラフト』っ!!!」

こーこ「日本中の全ての高校生が対象となるドラフトによって、四人の監督候補により全く新しい四つのチームが作られ」

こーこ「その作られた四チームによる団体戦で優勝したチームを率いる監督が、栄えある世界ジュニアの監督に内定する訳です!」

こーこ「この一大イベントに大勢の取材陣が詰めかけ、我が○○テレビでも独占生中継!」

こーこ「ドラフトの開始を今か今かと待ちわびているという次第でありますっ!!」

こーこ「それではまずは監督候補の四名の紹介に入らせて頂きます!エントリーナンバー一番!」

こーこ「この私とのふくすこコンビでもお馴染み、つくばブリージングチキンズの小鍛治健夜プロ!水着にネコミミで登場です!」

健夜「着てないよっ!!!」げーん

健夜「…はぁ。なんでまたこんな大ごとに…そもそも私、監督なんて向いて無いと思うんだけど…」

こーこ「いえいえ何をおっしゃいますか。小鍛治プロといえば元世界ランキング2位の経歴の持ち主!」

こーこ「一時は世界でもその名を轟かせていたんですから、その人が監督として世界の舞台に帰って来るとなったら」

こーこ「年齢から来る風格の増量もマシマシで、大抵の国はビビりまくりですよ!」

健夜「風格って私まだ27…うぅっ自分で「まだ」とか言っちゃうのもヤだけど…」ずーん

こーこ「続いてエントリーナンバー二番!」

こーこ「その圧倒的な火力で全日本の先鋒としても大活躍中!横浜ロードスターズの三尋木詠プロですっ!」

三尋木「どもども~本日はこんな楽しそうなイベントに呼んで下さり真にありがとーございます」アハハ

こーこ「三尋木プロといえば現在も一線級のチームで活躍中ですし、なかなかご多忙だと思うんですが」

こーこ「監督なんてやっている暇はあるんですか?」

健夜「そ、そういう言い方されるとまるで私が暇人みたいに…」

三尋木「んーわっかんね~」アハハ

三尋木「まぁでも世界ジュニアの時期はシーズンオフだしさ、多分なんとかなると思うよん」

三尋木「それに今年はインハイの解説なんかもやってたから、監督業ってゆーのも興味湧いてたんだよね~」

こーこ「なるほどなるほど」フムフム

こーこ「あ、そうえば小鍛治プロも以前は全日本で先鋒を務めていましたよね?三尋木プロとはやっぱり仲悪いんですか?」

健夜「人聞きの悪い事言わないでっ!!普通に仲良いよね?詠ちゃんっ!」

三尋木「いや~わかんねーっす」アハハ

健夜「ちょっとぉ!」

~会場前の広場~

咲「うわー…本当にこんな大きな所でやるんですね」

咲「なんかテレビの人や記者の人も沢山集まってますし……」

久「世界ジュニアに対する世間の注目度は年々高まっているからね」

久「まぁ半分位はバラエティのノリで、この決定方式が珍しいからっていうのもあると思うけど」

まこ「特に三年は実際にプロに進む連中も多いじゃろうからのう。多くのスカウトが目を光らせてるハズじゃ」

優希「ほほう。それでは私も色んなプロチームに青田買いされてしまうかもしれないな」ククク

久「フフフ、どうなるでしょうね?じゃ、会場に入るわよ」

     ガチャッ

透華「!貴方達も来たんですのね」

衣「咲!ノノカ!久しぶりだなっ」

咲「うん、インハイ前以来だね。衣ちゃんはやっぱり指定選手?」
衣「うむ。よく分からないが、この日この時間にここへ来いとの通知があった」

優希「指定選手って何だじぇ?」

久「もー。ちゃんとルールに目を通しておきなさいって言ったでしょ?」

和「全校と言っても本当に全部の高校生を集める事なんて出来ませんから、一部の指名有力選手だけに強制的に来る様に通知を送っているんですよ」

久「ちなみにウチは全員がその対象になってるわ」フフン

優希「なんと!既に私は選ばれし者になっていたという訳だな!」

一「まぁウチも一応全員に通知来てた位だから、結構な数に送ってはいるんだろうけどね」

純「枠はたった20名だからなぁ。指定選手でも何の保証にもならねえぜ」

かじゅ「指名は完全に各監督の独断で行うそうだから、無論指定選手以外でも指名を受ける可能性はあるがな」

モモ「隠し玉って感じっすね」

優希「おっモモちゃんにゆみお姉ちゃん!長野ドラフトでは世話になったな」

かじゅ「フフフ、いやお礼を言うのはこちらの方だよ」

かじゅ「あの試合で津山と妹尾が新たな領域に入る事が出来たからな。優勝の栄光もたしかに嬉しかったが、それ以上にそちらが収穫だ」

咲「あはは、私としてはあまり思い出したくない記憶ですけどね…」

福路「あら、皆さんお集まりになってたんですね。お久しぶりです」ペコリ

ワハハ「みっぽもやっぱり呼ばれてたのか~」

久「長野の個人戦一位だものね。当然よ」

和「なんで部長が自慢気なんですか…」

池田「私も居るし!お前達には悪いが20の中の一枠はこの華菜ちゃんのものだからな!」ハハハ

咲「…何で来たんでしょう?」ボソッ

一「付き添いか何かじゃないかな…」ボソッ

洋榎「ん?おー久。こんな所に居ったんかいな」テクテク

福路「!う、上埜さん。どなたですか?あの近づいてくる人は」

久「?知らないって事は無いでしょ。姫松の主将の愛宕洋榎よ」

福路「そ、それは知ってますけど名前で呼ぶなんてどういう…」ゴニョゴニョ

和「あ、後ろに宮守と永水の人も居ますね」

優希「あちらはあちらで固まっていたのか。友情が深まるのは良い事だじぇ」ウンウン

咲「末原さん、おはようございます」ニコッ

末原「な、何で真っ先にウチのトコ来んねん…おはようさん」

姉帯「昨日はちょー楽しかったねー。私遊園地なんて行ったの初めてだったから感動の連続だったよー」

久「ウフフ、私も豊音の可愛い笑顔が沢山見れてとても楽しかったわ」

豊音「そ、そんな事言われたら照れちゃうよー///」

久「小蒔はどうだった?良い思い出になったかしら」

小蒔「えぇとってもとっても楽しかったです!あの、改めて昨日はありがとうございました」

小蒔「私がジェットコースターに酔ってしまった時に久さんに介抱して頂いて…」

久「その位お安い御用よ。近くで小蒔をずっと眺めてられたのだから、むしろ役得という感じね」フフフ

小蒔「も、もうっ何を言ってるんですか…///」カアアッ

福路「……………………」

初美「そちらに居るのは長野ベスト4の方々ですかー?」

巴「天江衣さんが居るからそうなんじゃないかな」

衣「む、鹿児島の巫女か。去年は直接当たった事は無かったと思うが、衣の事を知っているのか?」

初美「勿論ですよー。去年の全国では姫様に負けずとも劣らない衝撃を轟かせた人ですからねー」

姉帯「えっ!天江衣さんっ!?サ、サイン貰っても良いですかっ!」トテトテ

衣「!お前はいつか擦れ違った…。いいぞ、これも何かの縁だ。渡すが良い」フフン

姉帯「ありがとーございます!ハイッ」

衣「うむ。…届かない、もっと下げろ」ピョンピョン

純「恐らく女子高生最大と最小の人間が今並んでるんだろうな…シュールな絵だ」

一「…………」じっ

初美「…………」じっ

一・初美(何でこの人こんな露出度高い服着てるんだろう(でしょー)?)きょとん

一「そうえば、宮永さん達は全国二回戦のメンバーでもドラフト後に試合したんだったよね」

一「どういう展開だったの?」

咲「………あー」ポリポリ

咲「これまた私としてはあまり思い出したく無いんですけど…」アハハ

一「…宮永さんも実は微妙に苦労人キャラだよね」

末原「…………」ずーん

咲「まぁ、超簡単に説明するとこんな感じでした」


※全国二回戦組の四校合同ドラフト団体戦オーダー

   清 澄  宮 守  永 水  姫 松  

先鋒 臼 沢  神 代  石 戸  末 原
次鋒 小瀬川  滝 見  片 岡  絹 恵
中堅 薄 墨  姉 帯  鹿 倉   染 谷
副将 狩 宿  竹 井  真 瀬  エイス
大将 原 村  洋 榎  上 重  宮 永

~超ダイジェスト 先鋒戦セリフ集(回想シーンでいっぱいコマが表示されるイメージ)~

末原(スズちゃんやないけど、トップと3万点差に抑えれれば上出来やろな…)カタカタ

塞(大丈夫…シロの話では、神代小蒔の能力は常時発動するものじゃない。問題は…)

霞「安心して、私だって今の小蒔ちゃんとまともに戦う気は無いわ。三人で力を合わせましょう」ニコッ

塞(さぁ…鬼退治と参ろうか!)

小蒔「…何の真似だ?小娘」

塞「ぐわああああっ!!!」ピシィッ!

小蒔「――――九連宝燈」

末原(くそっこうなったら奥の手や!)

末原「とりゃっ」ぽかっ

小蒔「ん………?」パチッ

塞(物理的に起こしたー!?)げーん

小蒔「私…何か失礼な事を……」グスグス

霞「クスクス…じゃあここからは私の独壇場かしら?」ゴゴゴ

末原(石戸霞……!そう簡単に漁夫の利は得させへんで!)

小蒔「わ、私だって負けません!姉帯さんの為にもっ」ぐっ

塞「あれ…?何、停電?急にまっくらに……あっ」ガシャッ

末原「ま、まさかアンタ……」ガクガク

霞「さぁ―――『三本場』と参りましょうか」

先鋒戦終了
清澄改72800 姫松改64800 宮守改119600 永水改142800

~次鋒戦台詞集~

優希「どーーーんっ!!!親倍!8000オールだじょっ!!」パラッ ゴオオオオオッ!

シロ(次鋒戦だからなのか、あの時程の雰囲気は感じなかったんだけどなぁ…)

シロ(全国の魔物と触れ合う事で更に上の境地へ…ダルい戦いになりそうだ)ハァ

春「………させない」ピシィ!

絹(良し!我ながらナイス差し込みやったで)

シロ(……ここで手が止まるかぁ)ムゥ

次鋒戦終了
清澄改80800 姫松改52100 宮守改108800 永水改158300

~中堅戦台詞集~

初美「あははっ何を言ってるんですかー。あの程度の事で別の戦い方を模索する程…」

初美「―――私の四喜和は安く無いですよー」ボッ!

胡桃(ト、トヨネどういうつもり!?)

姉帯(たしかに北と東をずっと切らなければ封じる事は出来るのかもしれないけど)

姉帯(それじゃあつまらないよねー)ニヤリッ

初美「…面白いですねー。かかって来るが良いですよー遠野の山女っ!」

姉帯「勝負だー悪石の巫女っ!」

姉帯「ぼっちじゃないよー。ツモ!2700オール!」

姉帯「先制リーチ!」

まこ「通らばリーチじゃ」

姉帯「通らないよーロン!8300だよー」

胡桃(『先勝』までっ!全開だねトヨネ…!)ゴクリ

胡桃「私も忘れてもらっちゃ困るよっ!ツモッ1600・3200!」ポン

霞(カクラサマも介入しての三つ巴…。フフフ、楽しそうね)

まこ(普通の麻雀させて欲しいんじゃが…)

初美「――――ツモ」ゴォッ!!!!!

中堅戦終了
清澄改101000 姫松改33400 宮守改121000 永水改144600

~副将戦台詞集~

巴(私の役目は初美さんが稼いだ点数をしっかり守って原村さんに繋ぐ事)

由子(キーウィ対策はお任せなのよー…でも)

由子(主将とまともに戦える相手…この人は要警戒よねー)チラリ

久「貴方の名前ってとても素敵よね」ニコッ

エイス「ア、アリガトウゴザイマス…///」

久(Aislinnはゲール語で夢という意味。そしてwish(望む)art(絵))

久(つまりAislinn Wishartという名前は、望む夢を絵とするという意味)

久(そして麻雀に於いてはそれを卓上に描くのが彼女の力)

久(洋榎の話では13巡目迄にテンパイする確率が異常に高いって事だったけど…)

久(彼女はアイルランド系ニュージーランド人。アイルランドに伝わるケルト神話には、樹の暦というものがあったはず)

久(それの13が示すのはニワトコの月。意味するのは完成の月、全ての始まりと終わりを司る月…だったかしら)

久(彼女が持っている黒の油性ペン。黒なのにキャップが赤いのが気になっていたけど)

久(ニワトコの樹は真っ白な花が咲き、対象的な真っ赤な実を付ける)

久(白い肌に赤いキャップ…ニワトコの樹の妖精は冬の象徴だと言うけれど、彼女はそれそのものなのかもしれないわね)

久(まぁ、だからどうって事も無いのだけど)

末原「六面張vs地獄単騎…酷い格差やな」

まこ「じゃがそれでも勝つのは先に引いた方じゃk「エイスリンさんですよ」

咲「勝つのは、エイスリンさんです」

シロ(邪魔をされてもそれすら絵の一部に利用して、より良い絵の完成に繋げる…)

姉帯「エイスリンさんの持ってる豊潤な才気が覚醒してるよー…」タラリ

咲「…妖精っていうより、天使ですね」

エイス「ツモ!」パアアアッ

副将戦終了
清澄改86800 姫松改50000 宮守改132400 永水改130800

~大将戦台詞集~

咲(借金8万と考えてプラマイゼロを目指すってトコかな…大変そうだ)んーっ

咲(とりあえずは獲り易い所から…)チラッ

漫(主将に勝てるとは思えへんけど…やるしかない!100点でもええから上に行くんや!)

洋榎「ロン」

咲「え……?」

洋榎「みょーちきりんな能力持って、無敵にでもなったつもりか?」

洋榎「来いやドサンピン。お前とウチとの格の違いってモンを見せたるわ!」ドン!

咲「……………」イラッ

咲(最安目…!)

咲「…それです。2000」パラッ イライラ

洋榎「狙いが甘々やで~一年坊主」ハハハ

漫(ウチは名門姫松で一年からレギュラー張っとる女やで…?それがここまでコケにされて…)プルプル

末原「き、来た……!」ブルッ

漫「覚悟しといて下さい主将。今日ウチは、貴方を倒します」

洋榎「御託はええ。―――来いや」クイッ

和「咲さん。約束、忘れていませんよね」ポワアアアアアアーッ!

咲(……………)プチッ

大将戦結果
unknown

~回想終了~

咲「――――みたいな感じでした」ハァ

一「…お疲れ様。ホントに」ポンッ

和「あの、小瀬川さん。臼沢さんの容態はあれからどうなりました?」

シロ「ん…。塞ならそろそろ…」クルッ

塞「ここに居るよ」キュラキュラ(車椅子)

和「!臼沢さん!」

巴「もう動いて大丈夫なんですか?」

塞「うん、狩宿さん達のお陰でね。本当はこんな眼帯も必要無いんだけど…」アハハ

初美「一度死にかけたんだから無理しちゃ駄目ですよー」

咲(…流れ弾の事はホントにごめんなさい)ぺっこりん

トシ「ま、せめて今日明日は付けておきな。完全に魔が抜けるにはそれなりの時間が掛かるからね」

久「熊倉さん、お早うございます。でも、こんな所に居て宜しいんですか?」

トシ「どうしてだい?」

久「?てっきり熊倉さんも監督候補としてドラフトに参加すると思っていたんですけど…」

トシ「私は今更そんな野心は持っちゃいないさ。それに一人推薦で送りこんでもいるしね」フフフ

咲「ひょっとして、今紹介されてる人ですか?」

トシ「えぇ、赤土晴絵。実力は私のお墨付きだよ」

咲(なんとなく潰したら良い声で鳴きそうな人な気がするなぁ)ゴッ!

赤土「えぇ力不足だとは思いひぃっ!?」ガタッ

こーこ「?どうされたんですか?赤土さん」

和(赤土さんが居るという事は、穏乃達も会場に来てるのでしょうか?)キョロキョロ

赤土「い、いえなんでもありません…」アハハ…

こーこ「あれ…?あっ!!!」ガタッ!

健夜「ど、どーしたのこーこちゃん急に…。こーこちゃんが急じゃなかった事の方が珍しいけど…」

こーこ「私今思い出したんですけど!赤土さんって高校時代に小鍛治プロとインハイで対戦されませんでしたかっ!?」

赤土「え?は、はい。一応……」

健夜(う…。そ、それ聞いちゃうの…?)

こーこ「私今でもよーく覚えてますよ!20年前のインハイ準決勝っ!」

健夜「10年前だってば!!!」

こーこ「どうですか、10年越しに再会してみての思い出話なんかあったりしますか?」

赤土「ぇ………えぇと、ど、どうなんでしょうね」ヒクヒク

赤土「私は全く歯が立たなくて、力の差を思い知らされたというか……」

赤土「…小鍛治プロも私の事なんて覚えていないと思うんですけどね」ヒクツナエミ

健夜「そ、そんな事無いですよ。よく覚えています。初出場校の一年生エースなんて凄いなーと思っていて……」

健夜「ほ、ほら!高校時代に私から跳満の直撃を取った唯一の人ですし…とても手強かったと記憶しています」ニコッ グキィッ

赤土「まぁその後にボッコボコに狙い打ちされちゃったんですけどね!アハハハハハッ………ハハ」ずーん

健夜「…………い、いえ…」オロオロ

               シーン…

和(何でしょうこの空気…)

こーこ「なるほどなるほどー。あ、スミマセン!」

こーこ「積もる話も沢山ありそうですが、時間が押してるのでそれは打ち上げの時にお願いしますねっ!」

健夜(特に無いよっ!あるとしても終始謝罪だよっ!)

こーこ「では続いて赤土さんの経歴紹介を…

ガチャッ

照「……………」

こーこ「っとお!そんな事を言ってる間にチャンピオンの会場入りだぁー!!!」

赤土「……………」ずずーん

健夜「こ、こーこちゃんそんな事って…」アセアセ

照(咲はもう来ているハズ。ど、どこに居るんだろう)キョロキョロ

照「!居たっ!さ―――

ドドドドドドドドドドッ

記者「宮永さん!希望する監督は誰か居ますかっ?」「ずばりチームメイトに欲しい人材はっ?」
  「今日の抱負を聞かせて下さいっ!」「対戦してみたい選手はっ!」「今日の朝ごはんは何でしたかっ!?」

ワーワーーー!! パシャパシャパシャパシャッ!!! コメントオネガイシマスー! メセンコッチニー!

照「ちょっ、と、通して頂けますかっ?さ、咲―――っ!」アタフタ

淡「おー。一瞬で記者の人が集まって来た。流石テルだね」

菫「ちゃんと営業スマイル保っとけよー」

一「あれ、宮永さん。あそこで囲まれてるのお姉さんでしょ?挨拶しに行かなくて良いの?」

咲「忙しそうだから後で良いかなって。別に最近話したばかりですしね」

末原「ドライやなぁ…。ずっと会って話したかったんちゃうんかい?」

咲「えぇまぁ、そう思ってたんですけど、いざ話せる様になってみると何か急激に冷めたというか…」

咲「多分私、変化系なんでしょうね」アハハ

咲「あ、違いますよエイスリンさん。放出系と操作系の位置が逆です」

末原(……特質系の方が似合てる気もするけどな)

誤爆と聞いて④

和「…………」キョロキョロ

??「だーれだっ♪」モミンッ

和「きゃっ!」

和「く、玄さん…?」

玄「お~大正解っ!おもち…おもち」ニコッ モミモミ

和「普通こういう時に抑えるのは目では…?と、というか揉まないで下さいっ!」

玄「…………」ギラギラ ハァハァ

憧「止めなさいって」ズビシッ

玄「あぅっ」パッ

玄ちゃんが楽しそうで何よりです

穏乃「和っ遊びに来たよ!」

和「穏乃っ憧っ!やっぱり貴方達も呼ばれていたんですね」ニコッ

憧「フフフ私達も伊達に全員初出場で全国決勝まで登りつめた訳じゃないからねぇ」

穏乃「また和と一緒に打てるかもしれないって思うとわくわくするよっ」

和「私もです。同じチームになるのか敵になるのかは分かりませんが、どちらにしても全力を尽くしましょう」

咲「和ちゃん、お友達?」ひょこっ

穏乃「っ!み、宮永さん。おはようございますっ!」ペコッ

咲「?…………あぁ、阿知賀の」

咲「そんなに畏まらなくて良いですよ、同じ一年生ですし」

穏乃「そ、そうですか?」アハハ…

憧(メンタルの強いシズがあの畏れ方…大将戦の傷がまだ癒えて無いのかな)

憧(…ちょっとちょっかいだしてみるか)ニヤリ

憧「面と向かって話すのは初めてだね、いつもウチの和がお世話になってます~」アハハ

咲(う、ギャルの子だ…)

咲「…どうも」ペコリ ススス…

憧(距離を取られた…この辺りはやっぱり姉妹なんだねぇ)フムフム

俺たちの高1最強はまだか!

和「憧達はいつから会場に?」

憧「今さっきだよ。記者の人達が照の所に集中してる隙を突いてね」フフフ

咲「!……照?他校の先輩を随分親しげに呼ぶんですね」

憧「んー?だって私と照はもうマブダチだしね。って古いか!ハルエじゃあるまいし」アハハッ

咲「…………」ゴゴゴゴ

末原「な、なぁ。さっき話せる様になったら冷めたとか言うて無かったか?」

一「それでも所有物に触られるのは癪に障るんでしょうね。まぁ気持ちは分かりますよ」

エイス「リャクダツアイ…」ドキドキ

和「どうして憧がお義姉さんと知り合ってるんですか?」

憧(おねえさん…?あ、咲ちゃんの姉だからか)

穏乃「あれ?和は知らなかったんだ。私達も昨日、準決勝の時の四校で集まってドラフトやってたんだよ」

憧「ホントは清澄が誘われてたんだけど、ネズミの国に行くって事だったから、私達が代理でね」

和「なるほど、そんな事が…」

憧「ちなみにチームはこんな感じ。ほら、私と照同じチームでしょ?」スッ

咲「…そうだね」イライラ

優希「ほうほう。ネオ阿知賀にネオ白糸台にネオ千里山にネオ新道寺か、なかなか面白い組み分けになってるじょ」

和「そうですね。試合はどういう展開になったんですか?」

憧「……………」

和「えっどうしてここで絶句を!?」

憧「あー……私達が優勝したよ。ネオ白糸台が」

和「へぇ、凄いじゃないですか。憧は活y (手で制せられる)

憧「…それ以上の事は聞かないであげて欲しいな」ポリポリ

和「?」

玄「…………」シクシクシクシク

宥「く、クロちゃん思い出し落ち込みしないで。あれは仕方がないよ…」


※ちなみに全国準決勝(Aブロック)組の四校合同ドラフト団体戦オーダー

   阿知賀  白糸台  新道寺  千里山  

先鋒 鷺 森  宮 永  大 星  松実玄
次鋒 鶴 田  船久保  安河内  花 田
中堅 高 鴨  二 条  江 崎   松実宥
副将 亦 野  新 子  白 水  園城寺
大将 江 口  弘 世  渋 谷  清水谷

先鋒戦で終わったのか・・・

淡「おっ清澄の人達発見~。やっほーサキ。あ、シズノも居るね」

咲「おはよう、淡ちゃん」

穏乃「お、大星さん。こんにちはっ!」ペコリッ

憧「あ、元凶その2だ」

淡「元凶?何の話?」

憧「昨日の試合の話。もうこの際言っちゃうけどさ…

ワイワイガヤガヤ エーッ! マァヤリカネナイトハオモウケド… ゴシューショーサマダジェ


泉(原村に宮永咲に大星淡に片岡優希…今年のニュースターとか言われて調子づいとる連中が揃い踏みやな)フン

泉(まぁせいぜい上から見下しとれや。このドラフトが終わる頃には真の一年最強が誰か分かるやろ)

泉(昨日の団体戦の後の模擬戦では不覚を取ったが…高鴨!アンタにも今日は負けへんからな)メラメラ

泉ァァ!(哀)

いずみん出番あったかw

洋榎「ん?おぉいつの間にか千里山と新道寺の連中も来とったんかい」

船Q「今来たトコやけどね。お久しぶりです、洋榎姉。絹も久し振りやなー」

絹「お互い麻雀部が忙しゅーてなかなか親戚の集まりにも行かれへんもんなぁ」アハハ

末原「おはようさん、清水谷。あれ?憩ちゃんも一緒なんや」

憩「ハイ、同じ北大阪のよしみで竜華さんに連絡してもろうたんです」

憩「ウチの知り合いの子達は何故か軒並み急用で来れなくなってしもて…」

竜華「不思議な事もあるもんやな」

最強さんがまた死亡フラグを立ててる

セーラ「フフフ、まぁ憩ちゃんが来てくれたんやから何でもええわ」

セーラ「これで遂に大阪No1雀士が誰かっていう永遠の命題に、決着を付ける事が出来るからな」ニヤリ

洋榎「それには同意するけど、決着付けるんはウチと憩ちゃんであってお前やないで、セーラ」

セーラ「ほう…?なかなか吹いてくれるやんけマナ悪女が…」バチバチ

洋榎「性別偽って女子の部に出とるアホに言われたないわ」バチバチ

憩「け、喧嘩は止めましょうよ。今日は折角のお祭り?の様なもんなんですから」

洋榎「む…。まぁ憩ちゃんがそう言うなら…」

怜「せやせや。大阪No1なんてそんなモンウチに決まっとるんやから」ゴロンッ

2人「何やとぉっ!!」

セーラvs洋榎vs憩vs怜は1度見てみたい卓

すばら「原村さん、片岡さん。また貴方達と麻雀が出来るかもしれない日が来るとはとてもすばらな事ですね」すばらっ

和「花田先輩っ!」

優希「先輩も呼ばれてたんだな。フフフ、そうなったら成長した私の実力を見せてやるじぇ」

すばら「フフフ、それはとても楽しみですね。後輩の成長程先輩にとってすばらな事はありませんから」すばらっ

淡「!シンドージが来てるって事は……居たっ!マイルッ一日振りがふぅっ! げしっ!

哩「一日経ったらもう言われた事忘れとーぞ?大星ぃ」ぐりぐり

淡「マ、マイル…さん。あぁっこれ何かクセになりそう…!」

菫の照いじりもいいが、この淡哩いいな

照「…………」ゴゴゴゴ

菫「お、居た。先日は世話になったよ、ありがとう」ペコリ

久「いえいえ、私達が行けなくて申し訳無いわ。事前に知っていれば是非参加したかったのだけどね」

久「どう?また後日に時間があれば他に二校集めてやってみない?」

菫「フム。それも面白いかもしれないな」

久「フフフ。さて、そんな事を言ってる間に合同ドラフトに参加してた人は大体集まったみたいね」

福路「では、そろそろドラフトが開始されるという事でしょうか?」

久「そうね、丁度赤土さんの紹介も終わった様だし。四人目の監督候補は…

こーこ「さぁて!皆さんが気になりまくってると思われる四人目の監督候補ですが…実は未だ決まっておりません!!」

先鋒 松実玄
次鋒 二条泉
中堅 佐々野いちご
副将 安福莉子
大将 末原恭子

赤阪代行も愛宕雅枝さんもカツ丼さんも久保コーチもいないのか

健夜「?どういう事、こーこちゃん。これって四人でやるんじゃ…」

こーこ「その通りなのですが。この合同ドラフトは世界ジュニアの監督選考を兼ねていると同時に」

こーこ「選手にとっても絶好のアピールの場!そんな機会をどこの馬の骨とも分からない大人達の指名のみで決めてしまうのはあまりに不憫っ!」

健夜「いや、一応出自ははっきりしていると思うんだけど…」

三尋木「馬の骨かわっかんね~」アハハッ

こーこ「という訳で、四チームの中の一枠はランダム枠というものを設けてみました!」

こーこ「このパソコンの中には全ての女子高生の名前が登録されており、全くのランダムで選ばれるラッキーガール5名が」

こーこ「団体戦に選出されるという仕組みになっております!」ドヤッ

緊張してきた

高1最強さんは指名で選ばれるから(震え声)

久「なるほど、なかなか思い切った事をするわね」フム

かじゅ「展開にイレギュラー性を産む為といった所だろうか」

モモ「まぁこのドラフトって、半分位はバラエティ番組っすからね」

透華「一見チャンスが広がった様にも見えますけど、普通に指名される枠が15名に減ってしまう事を考えれば」

透華「何とも言い難いですわね」ムゥ

池田「普通なら絶対選ばれっこ無い奴からすれば朗報でしか無いけどな」

池田「ま、華菜ちゃんには全く関係の無い話だしっ!」ニャハハハ

赤土「なるほど。確かにそういう枠を設けると公平性は増すかもしれませんね」

赤土「私達が選ばなかった事で恨まれてしまっても困りますし」アハハ

三尋木「意外と私達って責任重大だったんだねい。知らんけど」

健夜「ランダム枠があるとなると、指名する時の戦略も難しくなってくるね」

健夜「でもこーこちゃん。それなら別にそのチームは監督さんは必要無いんじゃないの?」

こーこ「そうなんですけどねー。でもまぁ便宜上置いておかないと絵的に締まらないし、クジ引き等の仕事もあるので」

こーこ「早速このランダムマシーンを使って四人目の監督を選出したいと思います」

こーこ「えーと設定を『この世界の全ての人』にして…」

健夜「この世界の全ての人っ!?」

大沼プロ「若い子・・・ピチピチ」

こーこ「あ、しまった。すこやんと三尋木プロと赤土さんは除けておかないと駄目ですよね。失敬失敬」カタカタ

健夜「い、いやそれもそうなんだけど、そういうレベルの事を言ってるんじゃなくて…」

赤土「え、それ選手の子達も対象になってるんですか?」

こーこ「そうですね。もしかしたら女子高生監督誕生!みたいな事になるかもしれません」

こーこ「あ、席は小鍛治プロから反対の位置にするので、気になさらないで下さいね」

健夜「そんな配慮は要らないからっ!」

こーこ「それじゃースイッチオーン!」ポチっとな

マシーン「ドゥルルルルルルルルッ!!!バン!!!」(18時25分になって最初に名前の書かれた人)

ちょっち休憩。
この後の展開とかマジわっかんねーし手が止まる可能性大アリだけど
最後まで付いてきてくれるとうれしいのよー

順当か?意外性か?
結構楽しみ

かおりん

京太郎お前の出番だ!

【速報】ランダム枠優勝決定、世界ジュニア監督は宮永照

宮永照現役監督きたかw

マシーン「ドゥルルルルルルルルッ!!!バン!!!」

こーこ「マシーンの表示結果が出ましたっ!!!そしてこの巨大スクリーンに表示されます!!!」

こーこ「世界人口70億から選ばれた、第四の監督候補はーーーーっ!?」


             『宮永照(白糸台高校・三年)』


皆「」

コークスクリューボタン押し係

勘違いしてる人いるけど、ランダム枠の監督だから照自身は指名しないよ

せっかくだしチーム名も考えないと

照「ふ、ふぅ。やっと取材を終えてくれた…」

照「咲はどこへ…?あ、居た!さ―――

ドワアアアアアアアアアアアアアッ!!!! オオオオオオオオオオオオッ!!!!!

照「!?な、何?」ビクッ

         ドドドドドドドドドドドッ

記者「宮永さんっ!!第四の監督候補に選ばれた今のお気持ちは!?」「どの様なチームを作るおつもりですかっ!」
   「70億倍の倍率を勝ち取るなんて流石持っていますね!」「ドラフト戦略等はおありですかっ?」「今日の朝ごはん何でしたかっ!?」

照「え、えぇっ!?い、一体何が……ご飯と御味噌汁ですけど」

こーこ「記者の皆さんスミマセーン!宮永さんは速やかにステージの方に上がって来て下さーい!」

スタッフ「さ、こちらにお願いします」スッ

照「えっえっえっ?い、一体何が…?わ、私は咲の所へ……咲ーーーーっ!!!」ジタバタ

淡「わーテルが運ばれて行ってる」アハハッ

菫「アイツもツいてるのかツいていないのかよく分からない奴だな…」

憧「ある意味一番相応しい人って気もしますけどね」

久「まぁ雀力的には、他の監督に全く見劣りはしないわよね」フフッ

哩「戦力の均衡という意味では最善の選択と言えるばい」

咲「お姉ちゃんが監督…かぁ」フム

ご飯の時間ですよー

今回のロリコン枠は誰だ!?

ランダム枠が競合とかあるんかな
その場合ランダム枠が有効とか

1スレに収まらなくなるな

ランダムで選ばれた凡骨どもがあまりに頼りにならないので監督自ら出撃するテルー

コンマ反転が妥当か

詠「代打私ね」
健夜「代打、私」
晴絵「代打…何でもありません」

レジェンドが死んでまう

衣「月は出ているか?」

こーこ「さぁこれで四人の監督候補が出揃いました!」

こーこ「エントリーナンバー一番!グランドマスター小鍛冶健夜プロ!」

健夜「ぐ、グランドマスターは止めて…。はい…」

こーこ「エントリーナンバー二番!襲い来る怒涛の火力!三尋木詠プロ!」

三尋木「ほーい」

こーこ「エントリーナンバー三番!阿知賀のレジェンド!赤土晴絵さん!」

赤土「はいっ」

こーこ「そしてエントリーナンバー四番!チャンピオン宮永照選手っ!」

照「あ、あの。まず説明を…」アタフタ

こーこ「この四名でこれから熾烈な監督争いが始まろうとしているのです…!!」ぐいっ

健夜(…温度差が凄い)

こーこ「いやぁでもそれにしても驚きましたね!まさか一位指名圧倒的最有力候補だったゴールデンダイヤモンドプラチナルーキー宮永照選手が」

こーこ「誰に指名される前に監督の座に座る事になるとはっ!」

照「あ、ありがとうございます…///」テレルテル

こーこ「これは他の各監督も指名プランにいきなり大きな揺らぎが出来たんじゃないですか?」

健夜「そうですね。まだ荒い面もありますが今の高校生の中では頂点といって良い力を持っている選手なので…」

こーこ「相変わらず微妙に棘のあるコメントありがとうございます小鍛治プロ!」

健夜「棘っ!?何がっ!?」

こーこ「前から思ってたんですけど、小鍛冶プロって宮永照選手の事ちょっと嫌いですよね?」

健夜「だから人聞きの悪い事言わないでって!ちょっとこーこちゃん今日ヒドいよっ!?あぁっ宮永さん涙目にならないでっ」アタフタ

かじゅ「…これってテレビで放映されるんだったよな?何というか…良いのか?」

ワハハ「まぁ生じゃないから上手い具合に編集されるんじゃないかー」ワハハ

モモ「この行きあたりぶっ壊し感がこーこちゃんの良い所っすよ」


こーこ「いやー本当は一位指名の時に、競合避けだったりチャレンジの気持ちだったりで」

こーこ「全監督が指名を避けて宮永照選手が涙目に、その後に私が小鍛冶プロにこのツッコミを入れるというプランを考えていたんですけど」

こーこ「のっけからそれが崩壊したので、無理矢理捻じ込んでみました。いやーホントドラフトは何が起こるか分からないですねーっ!」

健夜「何を言ってるの…?」ゼェゼェ

こーこ「さて、それでは早速一位指名に移って貰いたい所ですが、その前に決めて頂かないといけない事があります」

こーこ「それはズバリ、チーム名!監督の皆さんは3分後に自分が指揮するチームのイケてる名前を発表して下さいっ!」

赤土「えぇっ!?そんな急に言われても…」

こーこ「その点はご安心を!実は監督の皆さんには優秀なヘッドコーチが用意されておられるのですっ」

こーこ「その人と相談してチーム名、引いてはチーム作りも決めていって下さいね!ではどーぞ!」

             バーン!

えり「ど、どうも…」ペコッ

灼「……宜しくお願いします」ペコリ

玄「おもチーム・・・おもチーム」

迷チーム誕生の予感!

姫子「わ、灼ばい。どこに行っとるんかと思っとったら…」

憧「選手としては厳しいからってそんな手があるとは…流石目ざといねぇ」アハハ


三尋木「おーえりちゃん。よろしくお世話頼むぜい~」

えり「はぁ…この役職に何の意味があるのかは分かりませんけどね」

えり「というかアナウンサーの方を交代してやりたいんですが…」ワナワナ

三尋木「あっはっは。まぁお祭りなのだから無礼講といこうじゃないか」

赤土「灼がヘッドコーチか。フフッこれは頼もしいね」ナデナデ

灼「う、うん…ハルちゃんの為に頑張るよ///」カアアッ

健夜「あれ、二人?」

こーこ「すこやんの相棒は勿論私しか居ないよねっ」

健夜「あぁ……うん」アハハ…

こーこ「あれっ!?」

舞台上でぼっちの照は泣いていい

健夜「チーム名とか急に言われても…私そういうの考えるの苦手だよー」

こーこ「私が考えてるのはねー。シンプルにチームすこやんとー…

健夜(それは流石に恥ずかしいから、後者の案にしよう…)

こーこ「around「すこやんの方で良いよ」

小鍛冶健夜監督のチーム名『チームすこやん』


えり「どうします?名前をもじるか、横浜ロードスターズと組み合わせるとか…」

三尋木「んー和を愛する私としては、カタカナよりも漢字で短くビシッ!と決めた方が好みかなー知らんけど」

えり「漢字で三尋木プロらしさをですか…それなら」

三尋木「おぉっ良いね良いね~!筆で荒々しく書きたくなるぜぃ」

三尋木咏監督のチーム名『不解』

赤土「どーする灼?何か素敵なアイディアはあるかい?」

灼「うん。昨日寝ずにずっと考えてて、凄く良い案が浮かんだよ」

赤土「ほー。じゃあお聞かせ願おうかな?」

灼「うん、コレだよ」カキカキ スッ

赤土(…………そうえば灼って服のセンスも大分素敵な娘だったっけ)

灼「ハルちゃん?」

赤土「う、うん!凄くかっこいいと思うよ!私の魅力が良く出てるね」

灼「そ、そうかな…。じ、実はこのネクはネクタイのネクとも掛かっt

赤土晴絵監督のチーム名『ネクストサニーアートレジェンズ』

菫「…照の奴、大丈夫か?行って良いのなら私がヘッドコーチになってやりたい所だが…」

船Q「それ普通の白糸台やないですか?」

憧「まぁ照にネーミングセンスがあるとは思えないですよね」アハハ


照(………どうしよう。咲-saki-じゃ駄目だよね?やっぱり…)アタフタ

照(妹命…宮永シスターズ……照咲…咲照………)ムムム

照「?なんだろ、このスイッチ」ポチっとな

マシーン「ドゥルルルルルルルル!!!バンッ!!!」(>>255->>260の中で一番イかしてるやつ(丸投げ))

イカしてるがイカれてるにならない事を祈る↓

てるてるぼっちーズ

咲ちゃんの処女守り隊

こーこ「チーム名出揃いましたっ!こちらの四つです!」

小鍛冶健夜監督チーム
『チームすこやん』

三尋木咏監督チーム
『不解』

赤土晴絵監督チーム
『ネクストサニーアートレジェンズ』

宮永照監督チーム
『シスタープリンセス』

ざわざわざわざわ…… チャンピオンノナンダアレ……? ゴランシンカ…?

咲さんとか玄ちゃんを狙っていくのかwww

妹キャラ
咲ちゃん・玄ちゃん・絹ちゃん・憧ちゃん従姉妹だけど透華の5人ちょうどやな

>>276
咲がいるだけですごい安心感

菫「あのバカ……もとい妹バカ」

淡「バカ妹?」

咲「それだと私が馬鹿になっちゃうから止めて、淡ちゃん」

久「いや、あの機械で決めたみたいだから引くのは止めてあげなさいよ、咲」

咲「でもそれを見て『これだ!』的な顔をして書いたのはお姉ちゃんですよ…?」

菫「本当に申し訳無い」ペコッ

咲「いえ…責任の一端は私にもありますから」アハハ…

咲(…そうえば昔部屋に入った時に、そんな名前のDVDやグッズがいっぱい置いてあった様な……)

淡「tigerprincessなら虎姫でカッコ良いのにね」

哩「ほう。流石に発音良いな大星」

淡「フフン。でしょー?もっと褒めてくれて構わないよっ頭撫でて~」

哩「調子に乗るな」げしっ

コークスクリューブローでボタンを押して妹キャラを引き当てに来るはず

むしろまいるは責める喜びに

お前ら咲を何だと思ってるんだ
親戚の子を海に蹴り落とすわけないだろ

健夜(チームすこやん、比較的マシな名前かも)ほっ

こーこ「ではチーム名も決まった所で!いよいよ皆さんお待ちかねのドラフトを開始致します!!」

       ワアアアアアアアアアアアアーッ!!!!パチパチパチパチーーーッ!

こーこ「さぁさぁこれからどんな駆け引きやら人間ドラマやらが展開されていくのでしょうか!会場が湧きまくっちゃうんでしょうか!!」
 
こーこ「………まぁ逆に特に何事も無く行われる可能性も十分あるのかもしれませんけどねっ!」

健夜「何なの?その不安気な予防線は…」

こーこ「では各監督様っ!お手元のモニターで自分のチームの一位指名選手を入力お願いしますっ!」

>>294
あれは落とした何かを一緒に観察している風に見えるんだが

何を落としたのか言わないけどっ

>>296
そもそも試合はどこまですすんでんのよ
末原さんが追っかけリーチされて絶望してるところまでは単行本で見た

>>298
その次 おっぱいお化けとカタカタ
その次 赤阪コーチの悪魔の誘惑
その次 ノーウェイ
その次 サイン会とあわやタコスジ(単行本はスジ入り)

までかな

照(ようやく状況を理解してきたけど、つまり私は今前回菫に邪魔されてやれなかった)

照(監督役の立場にあるという事。つまり誰でも好きな人を指名し放題の選び放題)フフフ

照(元々今日ここに来た目的は咲に会って、咲と同じチームで麻雀を楽しむ事だったから)

照(監督役に選ばれたのは、ある意味凄くラッキーな事だったのかも)ニヤリ

照「えーと、このモニターで……」ピッピッ

こーこ「?あ、宮永さんは違いますよ」

照「え?」

こーこ「宮永さんは便宜上監督となっていますけど、そこはランダムチーム枠なので」

こーこ「宮永さんはそこのマシーンのスイッチを押して頂くだけで結構です」

こーこ「それでランダムで選ばれた人が宮永さんのチームの指名選手となりますのでっ!」

照「」

コークスクリューでランダムボタンをうっかり壊す(提案)

こーこ「オーケーオーケー。各監督とも入力終了しましたね?」

健夜「うん、大丈夫だよ」

三尋木「しっかり押したよんー」

赤土「大丈夫です」

こーこ「それでは最後にチャンピオンにランダムスイッチを押して頂いて」

こーこ「第一巡目の指名が終了とあいなりますっ!そしてそのままスクリーンに表示されます!」

こーこ「ではでは宮永監督ポチっとどうぞー!」

照「………はい」ギュルルルルルルルッ!!!

>>320
なんでや高一最強は確定やで

>>322
自称つけ忘れてますよー

ランダムスイッチに全てを託す高1最強

この照さんからはポンコツ臭がするからムリかもwww

優希「じぇ?なんでチャンピオンは風を纏ってるんだ?」

久「気合いの現れか何かじゃない?」

怜「うわーあの時以上の風圧を感じるわ…指とか切れるんちゃうかアレ」ハァ

淡「はわーテルすっごく力入ってるね。オーラが迸ってるよ」

亦野「あのマシーンって全部の女子高生雀士が入力されてるんですよね?」

尭深「そこから目当ての人を引くなんて天文学的……」

菫「だが……やりかねないよな」

咲「…………」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!! ギュルルルルルルルルルッ!!!!

赤土「い、痛い痛い痛い痛いっ!!鎌鼬があっ!!」


照「――――――――咲」ポチっとな


※マシーンは21時38分になって三つめのレスの名前を表示します。色々案出てたのでそれも後で利用するやも

流れが泉に来ている!

高1最強を送り込んで照を楽にしてあげたい

深堀さんは戦犯じゃないだろ田中舞や上柿恵じゃあるまいし

南浦数絵

二条泉さん

咲さん

テルー涙目wwwwwwwwwwwww

よかったなあ泉ァァ!

まだだ、競合があれば…

>>409
競合してる間に咲さん他所へ嫁入り

こーこ「結果はこちらぁっ!!!!」

『チームすこやん』 第一巡選択希望選手
天江衣(龍門渕)二年

『不解』 第一巡選択希望選手
天江衣(龍門渕)二年

『ネクストサニーアートレジェンズ』第一巡選択希望選手
宮永咲(清澄)一年

『シスタープリンセス』第一巡選択希望選手
二条泉(千里山)一年

実質、泉と咲の2択だったなwww

咲さん1本釣りキター

衣競合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

流石は照ネキ!ええの獲ったわ!

レジェンゴさんはこのスレの咲さんの黒さを知らんのや・・・

エンカウント時にあれだけ威圧されたら初手は咲さんになるわな

照「いらないのしか来ないよ・・・(泣)」

照「―――――っ!!!!!」


シューーーーン…プスンッ ユラ…ユラ……… バタッ


こーこ「ちょっ!?ど、どうしましたチャンピオンッ!?」タタタッ ピチャッ

こーこ「えっ何コレ水………?」

こーこ「!!!!もしかしてこれ全部涙っ!?きゅ、救護班の人ー!至急水をお願いしますーーっ!!チャンピオンが脱水で干乾びちゃいますよー!!」

ワーワーワー!!! ガヤガヤざわざわざわっ!! ドウシタッ!? ナニガオコッタンダ!?

船Q「…高一最強違いでしたね」

菫「む…そういう意味では惜しい所まで言ったと褒めてやるべきなんだろうか」

咲「いえ…どっちにしても別に褒めるべきでは無いと思いますけど…」アハハ…

船Qと菫が仲良さげなのは前回のドラフトで同チームだったからか、芸が細かいな

和「何にせよ、咲さん一位指名おめでとうございます。これでドラフト三連続一位指名ですね」

咲「アハハ、何でだろうね?皆私を過大評価し過ぎだと思うけど…」ポリポリ

一「実質は二人競合の一位指名だもんね。いやホント凄いと思うよ」

ワハハ「残り二つを獲ったのもころたんだし、長野のレベルの高さを証明する結果って感じだなー」

衣「ふむ、相変わらずよく分からないが。また咲と同じチームになる事は出来なかったか、残念だな」

かじゅ「君達が同じチームになる方が、よっぽど他のチームにとって残念だろうさ」

久「残念っていうか、絶望よね」クスクス

泉「………フフ…フフフフフッ」プルプル

セーラ「…泉ぃー全然ニヤけが抑えられてへんぞ。いや、抑える気もなさそうやけど」

泉「やっと……やっとですね、先輩方」

怜「やっと?」

泉「やっとウチに時代が追いつきましたわっ!!!!!」ぱああああああああっ!!!!!

4人(……………うわぁ)マブシッ

竜華「い、泉。ちゃんと分かっとる?アンタは…」

泉「勿論勿論しっかりくっきりはっきり充分十二分に分かっとりますよ!」

泉「この二条泉が全国何十万人と居る女子高生雀士の中で、たった四枠しか無い一位指名に選ばれた事はっ!」ドヤアアアアアアッ!!!!

怜「…いや、ランd ポンッ

船Q「…………」フルフル(首を振る)

泉「いやいや、ちゃんと分かっとりますよ?いくらウチでもそこまで浮かれてませんて」

セーラ「分かっとるならまず浮かれんなや」

泉「でもですね先輩方!ランダムといえどそのマシーンのスイッチを押したのは高三最強のチャンピオン宮永照っ!」

泉「その人が全国何十万という女子高生雀士からたった一人!この二条泉を選んだんです」

泉「………これがただの偶然やと思いまっか?」

泉「そう!これは神の意志ですわ!高三最強と磁石の様に引き合って、高一最強の潜在能力を持つウチが選ばれた!!そういう事でっしゃろ!!」ハハハハハッ!!

セーラ(いや、何も言うてへんし)

怜(まぁたしかにこの結果には何者かの意志は感じるけどなー………主に悪意を)

泉「この高1最強の私を引き当てるとは流石はチャンピオン、持ってますわ!」
照「はっ?いまお前なんつった?(威圧)」

>>491
やる時にやれない

>>495
やだっ池田以下っ

こりゃ試合が始まる前にスレが埋まるな

泉「じゃあステージに行って来ますねっ!あ、セーラ先輩、後輩が先に選ばれたからって僻まんで下さいよ~」るんるんっ

4人「………………」

竜華「きょ、今日ここに連れて来るかどうか迷ってたけど、連れて来て正解やったな!」アハハッ

竜華「何にせよ自信回復になったみたいやし…」アハハ…

怜「…せやな。あれでもこれからの千里山を背負っていく人材なんやし…」

船Q「先に謝っときます。先輩方、ホンマスンマセンでした」ペコッ

セーラ「止めえや。来年凄い一年が入って来るかも分からんやろ」くしゃっ

>>500
試合は次回作に回すんじゃないの?

怜さんは前回胸で泉さん放置したことを思い出して欲しい
そらおかしくなるで・・・

ふと、立は学校単位で仲良い描写をするのが上手いんじゃないかと思った
あの越谷でさえギスギス感0やで

こーこ「さて、とりあえず落ち着いた所で一位指名を再確認していきますね」

こーこ「競合は…ありましたぁっ!チームすこやんと不解が揃って天江衣選手を指名ですね!」

こーこ「…すこやん。公の場で自傷行為は止めようよ…」ウルッ

健夜「してないよっ!何そのウルっとした目!」

こーこ「いやだって並んだら完全に親子にしか…はっ!まさか解剖して若さの秘密を取り出す気じゃ…」ゾォッ

健夜「無いよっ!私をどんなキャラだと思ってるの!?」

健夜(…秘訣があるなら聞いてみたいけど)

>>512
赤松ワールドはその名がつく前から結構使い古された手法

こーこ「三尋木プロはどうして天江選手を?」

三尋木「天江ちゃんなら私の背が高く見えるかなーって思ってね。ちびっこチーム作ってやろーかと」アハハ

えり「真面目に答えて下さい」ズビシッ

三尋木「あははっ。まーやっぱり去年のインハイでの大暴れを見ちゃうとねー」

三尋木「今年の子達もなかなかに粒揃いだったけど、インパクトという意味では彼女を越える子はほぼ居なかったからねい」

三尋木「後はやっぱり火力が魅力的かな。料理も麻雀も一番大事なのは火力ってね。知らんけど」

こーこ「なるほどー色々考えてるんですねー」

こーこ「それでは競合されたお二人にはクジ引きを行って頂きます。こちらへどーぞ!」

咏たん160なさそうだもんね

クロチャーがアップをはじめました

咏ちゃんは145㎝

>>529
-39900点の怒涛の火力!

こーこ「お二人に決着を付けて頂く超高性能マシーンはこちらですっ!」ビシッ!

健夜「…回すの?」

こーこ「ぶふぉっ!ま…回すのって……ひひっ…ちょっと期待はしてたけど」プルプル

健夜「もーテレビでそういうの止めてよっ///!」カアアッ

三尋木「ビンゴとかで使うタイプの福引きだねぃ」

こーこ「そう!回すのではなく福引き!この超高性能マシーンには00~99の100個のボールが入っています」

こーこ「お二人にはそれぞれこれを回して頂いて、出て来たボールの数字で優劣を競うという訳です」

健夜「どこが超高性能…」

三尋木「なるほど。大きい数字を引いた方が衣ちゃんをゲット出来るという訳だね。知らんけど」

えり「多分それで合ってますよ」

>>530-533
タコス、しずのと変わらないじゃないですかー!

こーこ「それではお二人共、取っ手に手を掛けて二人一斉に回しちゃって下さいなっ!」

記者「おー!これは注目の対決だなっ!」「新旧全日本の先鋒対決っ!」
  「どっちの引きが強いんだっ!?」「そりゃ小鍛治さんじゃろ。ワシは彼女が十代の頃から追っとるが…」「ジジイ今何歳だよっ!」

ざわざわざわざわどよどよどよどよ パシャパシャパシャパシャーーーッ!!!!!

健夜「あはは…何か変に注目を浴びちゃってるね」アセ

三尋木「いやーまさかこんな形で小鍛治さんと初対決になるなんて思わなかったっすよー」

健夜「私もだよ」アハハ

三尋木「…実際の所、どうなんすか?小鍛冶さんはもう表舞台に出る気は全く無い?」

健夜「!」

三尋木「貴方に憧れてプロの世界に身を投じた身としちゃー今の境遇には見て居られないものがありましてね」

三尋木「上の舞台でぶつかってみたい、世界と一緒に戦いたいと常々思ったりなんかしてるんすよ」

健夜「…………」

三尋木「賭けませんか?もしこの福引きで私が勝ったら―――監督としてでなく、ご自分で世界に足を踏み入れる」ギラッ

4歳差でインハイで直対できなかったもんね

照とマホみたいなもんか

健夜「咏ちゃん………」

三尋木「…………」ニヤリ

健夜「止めて。貴方までノリでボケだしたら本当にこのイベント収拾つかなくなるから」ジトッ

三尋木「あ、やっぱりバレました?いやーやっぱり流石っすねー」アハハッ

健夜「もうっ時間押してるんだからさっさと回すよ」

三尋木「了解っす。えりちゃん、合図お願いして良いかい?」

えり「私ですか?えーと、じゃあ、3…2…1」

健夜「ま…これでも負ける気はないけどね」ボソッ

三尋木「!」ニヤリ

えり「ゼロッ!!」


三尋木「せいやー」ガラララララッ(>>551のコンマ)

健夜「…………」ガラララララッ(>>552のコンマ)


※コンマが大きい方が獲得です

ころたんゲットだぜ!!

うたたん!

ポロ

すこやんつええ

流石は国内無敗のご隠居

こーこ「一瞬の交錯ーーーっ!!!勝ったのはどっちだーーー!?」

健夜「これだよ」(87)

三尋木「いやー完敗っすわー」アハハッ(14)

こーこ「決まったあああああっ!!!亀の甲より年の功!!現役プロ対決を制したのは小鍛治健夜プロっ!!!」

こーこ「天江衣選手を獲得したのはチームすこやんとなりましたっ!!」

オオオオオオオーッ!!! パチパチパチパチーーーーッ!!!

健夜「ど、どうも……クジを回しただけなんですけど」ペコペコ

すこやんとうたたん1ヶ月101半荘勝負したら今の結果になりそ

三尋木「ごめんねえりちゃん。負けちったよー」トテトテ

えり「いえ別に私に謝らなくても良いですけど。ドンマイです」

えり「でも意外でしたね。こういう勝負で三尋木プロがこんな大差で負けるなんて」

三尋木「…いやー完全に私の火力を縛られちゃったからねぃ。見てよコレ」ちらっ

えり「!?何ですかこの痣っ!」

三尋木「ちょっと挑発して力を見てみようとしたらこのザマだよ」

三尋木「衰えたか?なんて心配、全く失礼な話だったね。ほいっ『癒』!」シュウウウッ

えり「あ、痣が消えて……」

三尋木「さ、ハズレ一位指名を考えよっか」ケロッ

えり「…無理しないで下さいね。ホントに」

※すこやんは癒せる程度に手加減してます

泉「宮永照監督っ!一位指名ありがとうございます。光栄の至りですっ」ニコッ ペコリ

照「……………」

泉(うぉっ!?な、なんやこの死んだ魚の様な目…昨日とは全く違う…)

泉(…なるほど。これが監督として、勝負師としての宮永照の真の姿っちゅー訳か)

照「…貴方、指名拒否とかする気は無い?」

泉「?あははっ何を言うてるんですかー。一位指名してもろうて拒否るなんてそんな失礼な真似ウチはしませんよー」

泉「らしくない謙遜ですねぇ。チャンピオンなんやからもっと自分に自信持って下さいよ」ポンッ

照「…違………。あ、でもどうせ…もう…選…れてるから駄目……」ずずーん

泉「?どうしました、チャンピオンー?」ゆさゆさっ

咲「…………」テクテクテクテク

照(…………!咲の足音っ!)フイッ(視線上げ)

照「咲っ!!!」

咲「あ、スミマセン。ちょっとお姉ちゃんにお話があるので、そこの方どいて頂けますか?」

泉「む。なんやねん、今ウチがチャンピオンと話をs

咲「どいて頂けますか?」ゴッ!

泉「!しゃ、しゃーないな……」スッ

だってトイレ探し回ってる時でさえあちがオーラでビビらせてんのに気づかない訳ないだろ

咲「や、お姉ちゃん」ヒラヒラ

照「さ、咲…。ゴメン、お姉ちゃん咲を指名出来なくて…」

照「本当は皆の前でしっかりと、私の一位指名は宮永咲ちゃんです。って言うつもりだったんだけど…」シュン

咲「いやそんなまさかの伏線回収は別にやらなくて良いけど…」

咲「そんなに落ち込まないで。別に私怒って無いし、あの倍率で引かれた方が逆に困ってたよ」アハハ

照「でも…折角の姉妹で一緒のチームで麻雀をするチャンスだったのに…」メソメソ

咲「たしかにちょっと残念だけどね。でも大丈夫だよ、仲直りしたんだからこれからはそんな機会いくらでもあるって」

咲「私はお姉ちゃんから逃げたりしないから(多分)」ニコッ

照「さ…咲ぃーーーーっ!!!」ダキィッ!グスグス

咲「よしよし。だからお姉ちゃんも私以外の人に見向きしたら駄目だからね。ギャルの人なんかと口利いちゃ駄目だよ?」ナデナデ

>>603
何か感じてビビったのは松実姉妹とレジェンドだけだがな
穏乃は「清澄の宮永咲だ」って感じで意識してただけ

照「うん…うんっお姉ちゃんは咲一筋だよっ」グスグス ギュッ

咲(ふぅ、これで良しと。全く、二回戦ドラフトの時もそうだったけど私こういう役回りも多いなぁ…)ハァ

咲(先輩に頼まれちゃ断れないし、別件で用事もあったからやるけどさ。私、癒すより壊す方が得意分野なんだけどなぁ…)

咲(あ、そうだ千里山の人に頼まれた事もあったんだった)

咲「お姉ちゃん。ちょっとお願いがあるんだけど、オーダーを組む時にね」ゴニョゴニョ

泉「?」

こーこ「えーと、後はハズレ一位の指名ですね」

こーこ「三尋木プロっ!ハズレ一位で指名する選手は決まりましたかっ?」

三尋木「オッケーだよ。またここで入力すれば良いんだよね」ピポパ

小蒔「…………」ドキドキ

洋榎「まぁ来てもおかしゅーないわな」ドキドキ

セーラ(火力といえばオレやろ…)ドキドキ

玄(たしか三尋木プロは私達の試合の解説をしてたはずっ!)ドキドキ

こーこ「ハイ。では指名選手がスクリーンに表示されます。どんっ!!」

不解 第一巡(ハズレ)選択希望選手
大星淡(白糸台・一年)

休憩がてらお風呂入って来るですよー
に、二巡目からはもっとサクサク話進むので…多分

千里山の先輩達による愛のムチ・・・

クロチャーは引火する恐れがあるから

玄ちゃんは火力があっても基本的には不発弾だから・・・

原村さんがレジェンゴに挨拶にいったようです。

こーこ「四人目の一位指名選手っ!不解の一人目の選手は~」

こーこ「白糸台高校一年っ!大星淡選手です!」

オオオオオオオー! ざわざわざわざわがやがやがやがや

こーこ「三尋木プロ、この指名の意図はどういったものなのでしょう?」

三尋木「そうだねー。ちょっと周りの指名を見て、空気読んだみたいなトコもあるんだけどさ」アハハ

こーこ「?あぁなるほど。天江選手を除く二名は一年生の選手ですね」

三尋木「そそ。それで残ってる一年生で一番強い子を…って言ったら失礼だね」

三尋木「訂正。全部の一年生の中でも一番火力があると思う子を獲ってみたよん」ニヤリンッ

こーこ「おぉ!それはある意味他の二チームへの挑戦状ですね!」

咲「…………」ピクリ

泉「ほう……」ニヤリ

泉「この先鋒戦を圧勝してうちが高1最強であることを証明したる!」
咲さん「泉さんには、とても勝てそうにないよ(嘘泣き)」
淡「はいはい」
衣「(三流に相応しいおめでたい脳みそだな・・・)」

三尋木「あはは。まぁ実際の所は私の所属チームの横浜ロードスターズの縁起をかついだだけだったりするんだけどねー」

三尋木「スターだけにって事で。いやーホントに卒業したら来て欲しくもあるんだけどさ」ケラケラ


哩「誘われとーぞ、大星」

淡「アハハッ横浜かぁ。オシャレな街だって聞いてるし、ちょっと興味はあるかも…です」

淡「まだまだ先の事だからピンと来ないけど…ますけどねっ!」

哩「さよか。でも三尋木プロ誘われとーのは今やけん、さっさとステージに行ってきんさい。目上の人を待たせたらいけんぞ」

淡「えー。もうちょっとここに居たかったのに」ムー

哩「?なして?」

淡「だってマイル…さん達はずっと東京に居る訳じゃないでしょ?だから会える内にもっと…」

哩「!……………」

哩「…アホ」ポンッ

淡「わぷっ!」

哩「私もこれから指名を受けてそっちの方へ行くかもしれんやろ?大星は私が選ばれっこない思っとるんか?」ぐにぐに

淡「いひゃひゃひゃっ!ひょ、ひょんな事は…」

哩「それにな。たかが東京と福岡、狭い日本の中なんやから大した距離なかとね」

哩「私が東京にまた来ることもきっとあるし、大星が福岡に来る時があれば茶くらいは出してやるばい」スッ

淡(!マイルのアドレス…)

淡「うんっ絶対だ…ですよっ!」ニコッ タタタッ

哩「…………」フッ

菫「…白水さん。あの生意気娘をあそこまで躾ける方法をどうか教えてくれないか?」

哩「?方法も何も普通にしとるだけっちゃけど…」

怜(ポイントはやはりあの足にあると見たで!頼んだら触らせてくれるやろか…)ワキワキ

洋榎「ていうか何でやねんっ!何でドラフトやって言うてんのに最上級生が誰も一位指名されてないんやっ!」ぷんすか

セーラ「そうやそうや!一枠はまぁ置いとくとしても、残りも一年とロリに占められるんは絶対におかしいで!」

かじゅ「一年というか…あの二人はまた特別な気もするがな」ニガワライ

久「チャンピオンが監督枠に行っちゃった事もあるしね。まぁ二巡目からはそうはいかないハズよ」フフッ

久「それより小蒔、残念だったわね」クスッ

小蒔「!?こ、今度は心の中で思ってただけなのにどうして…?///」カアアアッ

姉帯「神代さんは気持ちが顔に出過ぎだよ~」アハハッ

憩ちゃんがいる

怜はブレへんなwww

咲「清澄高校一年の宮永咲です。御指名ありがとうございます。宜しくお願いします」ぺっこりん

灼(何というテンプレな挨拶…感情が全く見えない…)

赤土「あぁ、宜しくね。いやぁ正直競合覚悟だったんだけど、君を一本釣り出来たのは本当にラッキーだったよ」

咲「アハハ、そんな事無いですよ」

咲(まぁお姉ちゃんとの競合になっていれば命があったかは微妙だから、そういう意味ではこの人ホントにツいてたよね)

赤土「宮永さんはこのドラフトでの団体戦を二回経験してるんだよね。経験してみてのアドバイスとかあったりする?」

咲「アドバイスですか…そうですね」ムゥ

咲「―――あんまり、私に苦労掛けないで下さい」ゴッ!!!!!

赤土「ひぅぅっ!?」ゾクゾクゾクッ!!

灼「ハルちゃんっ!?」

咲「私から望むのはそれだけです。後は自分の仕事をこなす様努力するので」

赤土「あ、あぁ……」

そんなオカルトありえません

衣「天江衣だ。短い間だが世話になる」ペコリッ

こーこ「おぉう…完全に子供な外見から、古風な喋り方。近くで見ると予想以上にかっわいいね!」キラキラ

健夜「う、うん。靖子ちゃんから話は聞いてたけどこれは確かに…」

衣「子供扱いするなっ!衣はれっきとした高校二年生だぞ!もうすぐ誕生日が来たら17歳だっ!」

こーこ「17…!?17ってすこやんで言うと何年前っ?」

健夜「いや普通に10年前だけど…え、あれ?合ってるのかな?何か不安になって来た…この子と同じ位の歳っていう意味だと…」ブツブツ

衣「子供扱いするなと言っているだろう!」

淡「白糸台高校一年の大星淡です。指名して下さってまことにありがとーございますっ」ペコリッ

三尋木「お~礼儀正しい子だねぇ」ケラケラ

えり(微妙に付け焼刃っぽいのが気になりますが…)

三尋木「でも私は規律とかそーいうのあんま得意じゃないからさ」

三尋木「ユル~く自然体でいてくれて構わないぜぃ」

淡「えっ良いの?じゃあヨロシクねっウタ!」ニコッ

えり(メッキ剥がれるの速っ!何か相性は良さそうだけど…)

咏「わっかんねー。全てがわかんねー。」イヤサッパリ

淡「まったくもって。」

えり「」イラッ

ドラフト一巡目終了時点のチーム構成

チームすこやん 監督:小鍛治健夜
天江衣

不解 監督:三尋木咏
大星淡

ネクストサニーアートレジェンズ 監督:赤土晴絵
宮永咲

シスタープリンセス 監督:宮永照
二条泉

こーこ「さぁ!小休止も終わって、ドラフト再開していっちゃいますよー!」

こーこ「一巡目が終わってお次は二位指名!チームの方向性を決めるという面でも大事なこの巡目ですが」

こーこ「各監督の思惑はいったいどの様な感じになってるのでしょーか!」


久「とりあえず一巡目が終わって残りは16枠。ランダムを除けば12枠ね」

かじゅ「これだけの人数が集まっている事を思えばたったの、というべき数字だろうな」ハァ

まこ「分かっとるつもりじゃったが、つくづく今迄のドラフトとは別物じゃのう」

巴「気が楽という意味ではこちらの方が断然気が楽ですけどね…」フフフ…

絹「そうですよね…」フフフ…

竜華「各校から一名選ばれるかどうかっちゅー所か、狭き門やなぁ」

優希「だけどそれ故に指名された時の嬉しさも強まるってものだじぇ!」

池田「フフッ分かっているじゃないか片岡」

優希「な、のどちゃ…あれ?和ちゃんどこへ行ったんだ?」キョロキョロ

~各チーム指名会議中~

こーこ「二位指名、すこやん決めてる?」

健夜「うん、一応。火力に長ける天江さんが獲れたから…

衣「なぁ、小鍛治と言ったか」

健夜「え?う、うん。どうしたの?衣ちゃん」

衣「小鍛治の表情を見ていて、気付いた事があるんだ。いや、既視感というべきか…」

健夜「………?」

衣「小鍛治は、麻雀は楽しいか?」

健夜「っ!」

健夜「そりゃあ…勿論だよ。それをお仕事にする位だし…」

衣「本当に心の底からそう思っているか?」

健夜「…何が言いたいのかな?衣ちゃん」

衣「フッ別に説法を説こうとしている訳じゃない」

衣「ただ小鍛治の纏っている気が、清澄の嶺上使い、咲と出会う前の衣に似ていたから」

衣「老婆心が少し沸いてきただけだ」フッ

こーこ(衣ちゃんがすこやんに老婆心……)プルプル

衣「言いたい事は一つ。世界というものは案外広いものだ。自分だけが特別だ等と思い患う必要は無い」

健夜「…………フフッありがとう、衣ちゃん。心配してくれて」ナデナデ

衣「な、撫でるな!どうして大人は衣を見るとすぐに撫でたがるのだっ」ぷんすか

健夜(特別じゃない、か。一度だけそう思えた事もあったんだけどね…)

えり「他のチームは次はどこを指名して来るでしょうね」

えり「勿論自分のチームの完成度を上げる事が最優先ですが、可能ならば他チームの思惑も潰しておきたいところですし」

三尋木「いやー知らん知らん。流石にそんなの全然分っかんねーすわ」アハハッ

三尋木「淡ちゃんはどーだい?」

淡「まったくもって!ウチもテルの所と同じで当てずっぽーで決めちゃっても良いんじゃないかな?」

三尋木「おーそれも面白いかもしれないねぇ」フフフッ

えり「コイツ達…」イライライライラ


灼「ハルちゃん?何か顔色悪くない?」

咲「休憩の時に何かあったんですか?」ゴクゴク

赤土「な、何でもないよ。次の指名の事だけど…」

ゴメンなさい体力の限界が訪れてしまったのよー…。
再開は18時過ぎ位になってしまいますが、残してくれると嬉しいですよー

スムーズに流れが思い付けば明日には終わるハズなので、どうかヨロシクっす

咲「全校合同ドラフト!?!?」

で、のっけから二位指名の発表が行われると思われるっす
なのでランダム枠の準備(?)をしていて貰えると…

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