ロール「ハーイ、ロック！」

ガッツマン「きたでガッツガッツ！」

ロックマン「ロールちゃん！ガッツマンにグライドも！」

グライド「年越しはデンサンスクエアでしようかと」

ロックマン「そうなんだ！」

俺「おい・・・誰だよそいつら」

ロックマン「ネットで知り合った友達だよ・・・」

ロール「ど　どうも・・・」

俺「帰れよ」

ガッツマン「え？」

ロックマン「か　和斗くん！」

俺「帰れや！！！」

グライド「で、では私たちは先に・・・」

ロックマン「どうしたのさ和斗くん・・・」

俺「うっせえよ」

ロックマン「・・・」

俺「・・・」

ロックマン「和斗くん、怒ってる？」

俺「なんでだよ」

ロックマン「・・・ううん」

俺「・・・で、行くの？」

ロックマン「せっかくだし行きたい・・・よ」

俺「ハッ勝手にしろや」

ロックマン「・・・」

ｺﾞｰﾝｺﾞｰﾝ

俺「・・・あーあ」

俺「何やってんだ俺・・・」

ロックマン「かっ和斗くん！！」

俺「ロックマン・・・なんでお前・・・」

ロックマン「ゴメン、皆とはメールだけにしたよ・・・」

俺「はあ？バカかよ」

ロックマン「だって僕、和斗くんのナビだから・・・」

俺「ロックマン・・・」

ロックマン「和斗くん、新年のメールだよ！」

俺「どうせメルマガだろ」

ロックマン「えーとね、エロゲショップ・・・」

俺「はっ？ちょ見んなよお前！！！！！」

ロックマン「ゴメン・・・」

俺「・・・次からマジ気をつけろよ」

ロックマン「和斗くんもああいうのするんだね・・・」

俺「き、気持ち悪いなやめろよ」

ロックマン「他にもきてるよ・・・あれ、NO　NAMEだ」

俺「とりあえず読めよ」

ロックマン「えーと・・・本文もない空メールだった」

俺「ふーん」

ロックマン「でも添付ファイルがあるよ」

俺「なんだこれ・・・黒いチップ？」

ロックマン「見たことないね」

俺「いやこのソード・・・ドリームソード並じゃねーか」

ロックマン「うーん何かヘンだよ、それ・・・」

俺「は？何で？貰っとこうぜ」

ロックマン「うん・・・」

俺「せっかくだしウラでも行くか」

ロックマン「あ、危ないよ！」

ロックマン「和斗くん・・・帰ろうよ・・・」

俺「なんで？このチップがホンモノなら俺は最強のネットバトラーになれんだぞ」

ロックマン「でも・・・」

ロックマン「か、和斗くん！ウィルスに囲まれた！！」

俺「きたか！バトルチップ、ダークソードスロットイン！」

ロックマン「ぐっ・・・っ！！」

ｽﾊﾟｰﾝ

俺「すげ・・・このチップホンモノだ・・・」

ロックマン「そう・・・っ」

俺「ん？どうしたんだよロックマン」

ロックマン「よくわからないけどなんか、ヘンなんだ・・・」

ロックマン「和斗くん、朝だよ！」

俺「はー眠・・・」

ロックマン「・・・チッ」

俺「え・・・？」

ロックマン「ほら起きないと！」

俺「わ、わかったって・・・なんだ・・・今のロックマンの反応・・・初めて見た・・・」

ロックマン「和斗くん、和斗くん・・・」

俺「何だよ」ｶﾁｶﾁ

ロックマン「・・・僕と和斗くんって小さい頃から一緒だよね」

俺「そうだな」

ロックマン「僕ね・・・もう」

ダークロックマン「ウンザリしてきたんだよ」

俺「！！！？？？」

ダークロックマン「引きこもって働きもせず、何もせず、そのくせいつも上から人を見下して・・・」

俺「な、何いってんだよいきなり・・・ロックマン・・・もしかしてココロバグなのか？」

ダークロックマン「バグ？そんなもので片付けるなよ、これが本当のオレだ」

俺「な・・・」

ダークロックマン「しかしテメエみたいなオペレーターに何年も一緒に居れたよなあオレ・・・とても寛大だよなぁ・・・」

俺「嘘だ・・・嘘だ・・・嘘だそんな」

ダークロックマン「目の前の現実を見ろよ和斗・・・」

俺「あ、あああ・・・」

ダークロックマン「いつもみたいに言い返してみろよ、なあ？」

俺「・・・」

ダークロックマン「都合が悪くなるとダンマリか？そうやっていつも逃げてるもんなぁ」

俺(ロックマンにこんなにボロクソに言われてるのに・・・なんでだ、イヤじゃない・・・)

俺「ロ、ロックマン・・・」

ダークロックマン「何だ？」

俺「もっと言ってくれ！！」

ダークロックマン「は？」

ダークロックマン「・・・アタマがオカシくなったのか？」

俺「いやクズとか死ねとか・・・そういうのもっと言ってくれ」

ダークロックマン「え・・・ああ・・・おいクズ」

俺「は"い”」

ダークロックマン「この歩くクソ製造機、何でまだ生きてるんだ？オマエのせいでナビを持てない人間がいるのを理解してるか？オマエなんかバグのかけらの1ピースにもなりゃしない残骸データなのに・・・」

俺「はぁああ」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ダークロックマン「か、和斗・・・オマエ・・・」

俺「ロ、ロックマン、その」

ダークロックマン「な、何脱いでんだよ・・・」

俺「・・・」

ダークロックマン「や、やめろ！」

俺「はぁ、はぁ・・・」ｼｺｼｺ

ダークロックマン「うわああああ！！」

俺「ロックマン・・・ロックマ・・・ッ！」ｼｺｼｺ

ダークロックマン「こ、これが男の・・・なのか・・・初めて見た・・・」

俺「俺そろそろ・・・！」

ダークロックマン「な、待てよ何してんだよ！PETにかかるだろ！」

俺「いくうううう！」

ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙ!!

ダークロックマン「ひ、ひゃあああああ！」

ダークロックマン「うわ、うわ・・・うわぁ」

俺「・・・ふう」

ロックマン「・・・か、和斗くん・・・？」

俺「ん？なんだよ」

ロックマン「画面にかかってるこの白いの・・・なに・・・？」

俺「あれ・・・覚えてないのか？」

ロックマン「うん・・・」

俺「あ、そう」

その後オフィシャルでダークチップの回収命令を発表した

ロックマン「和斗くん？どうしたの？」

俺「なんでもねーよ」

ロックマン「ははっ・・・そろそろ夕ご飯だよ」

俺「わかったよ・・・」

俺(よかった、いつものロックマンだ・・・そういえばロックマンってこんな黒かったっけ？)

ロックマン「和斗くん・・・！」

ロックマンエグゼ俺4　おわり