【ちなつの部屋】
ちなつ「さて、ごはんも食べて、お風呂も入ったし、何しよっか」
あかり「せっかくのお泊り会だもんねぇ」
櫻子「向日葵ー、なんか盛り上がるパーティーグッズ持って来るって約束だったよなー?」
向日葵「持って来ましたわ。……あの時ジャンケンで負けなければ」
櫻子「おー、やるじゃん。どんなもん用意したの?」
向日葵「これですわ」スッ
櫻子「ん? 何この箱」
ちなあか「なんか見覚えが……」
向日葵「盛り上がるものと言われても私そういうの苦手ですので、歳納先輩に相談したんですわ」
向日葵「そうしたらこの話題BOXを貸してくださって」
ちなあか「やっぱりー」
櫻子「ほうほう。で、その箱でどんなことやんの?」
ちなつ「単純だよ。箱の中のクジを引いて、書いてあるお題を実行するの」
櫻子「それはわかりやすくていいね! 歳納先輩のオススメだし、楽しくなりそう」
ちなつ「どうかなぁ……。京子先輩だからなぁ」
向日葵「新しいクジもいれてくれたそうですし、吉川さんたちも楽しめると思いますわ」
ちなつ「うーん、逆に不安なんだけど」
あかり「あはは、心配しすぎだよぉ」
ちなつ「まあ変なの出たら引き直せばいっか。それじゃやる?」
櫻子「やろうやろう!」
あかり「じゃあどういう順番でクジ引こうか」
櫻子「はいはいはーい! 私いっちばーん!」
櫻子「んで次が向日葵で、あかりちゃん、ちなつちゃんの順ね?」
向日葵「あなたまた勝手に……」
ちなつ「別にこれでいいんじゃない。ね?」
あかり「うん!」
櫻子「ほら。気にしすぎなんだよ向日葵は。んじゃ引くよー」ガサゴソ
櫻子「えーっと、これは……。>>6?」
あかりわんわんに躾け
櫻子「えーっと、これは……。あかりわんわんに……け?」
向日葵「よくわかりませんわね、見せて?」
向日葵「ああ……。これは「しつけ」と読むんですわ」
櫻子「わ、わかってたよ! 言ったじゃんしつけって! ね?」
あかり「え! えーっと、あかりボケーっとしてたから聞き逃しちゃった」アハハ
櫻子「もう、あかりちゃんてばー。それはおいといて、あかりわんわんって、あかりちゃんのことだよね?」
ちなつ「まあ、犬の気ぐるみパジャマ着てるしね」
あかり「やっぱりそうなのー?」
向日葵「しかし躾けって何をしたらいいんでしょう」
櫻子「お手、とか?」
ちなつ「なににするかは櫻子ちゃんが決めたらいいよ」
櫻子「おー、まかせとけー!」
あかり「へ、変なことはやらないからねっ!?」
向日葵「安心してください赤座さん。私が絶対に阻止しますから」
櫻子「ちぇー。じゃあ>>12をしてもらおっかなー?」
とびっきりの笑顔
櫻子「ちぇー。じゃあとびっきりの笑顔をしてもらおっかなー?」
あかり「櫻子ちゃん……!」パァァ
櫻子(うぉ、今の表情だけでまぶしい!)
向日葵(なんて嬉しそうな顔、まぶしいですわ)
ちなつ(あかりちゃんまぶしいっ! ……でも躾けと関係ないよね?)
あかり「あかり、櫻子ちゃんのためにせいいっぱいとびっきりの笑顔するねっ!」ニコッ
櫻子「う、うん!」ドキーン
あかり「は、恥ずかしいけど、見ててね?」
櫻子(なにこれ、なんかドキドキするんだけど)
あかり「わんっ」ニッコリ
櫻子「……!///」キュン
櫻子「お、おぉ……」ドキドキ
あかり「あ、あれー? ダメだったのかな? ごめんね櫻子ちゃん」シュン
櫻子「う、ううん! すっごいよかった! わんわんだってこと忘れてなかったのもグー!」
あかり「ほんと? えへへ……、あかり嬉しいなぁ」
櫻子「あかりちゃん、ご褒美のなでなでをしてあげよう」ナデナデ
あかり「きゃうーん」スリスリ
ちなつ(あかりちゃんもよくやるなぁ……、かわいいけど)
向日葵「赤座さんて、けっこうノリがいいんですのね……」
櫻子「あかりわんわん、お手っ!」
あかり「わんっ!」サッ
櫻子「いい子だぞぉ~」ナデナデ
あかり「わぅ~ん」ホワン
ちなつ「……そろそろとめたいんだけど」
向日葵「ですわね……」
ちなつ「ほらほら、躾けは終了。っていうか躾けなくてもなつきまくりじゃん」
あかり「えへへ///」
櫻子「もっとあかりわんわん可愛がりたかったなぁ……」
向日葵「それじゃ私の番ですわね。引きますわよ」ガサゴソ
向日葵「えーっと、私のは……>>21」
子供に戻ったつもりで櫻子と接する
向日葵「えーっと、私のは……『子供に戻ったつもりで櫻子と接する』」
櫻子「え、私の名前が書いてあるの?」
向日葵「え、えぇ、ほら」
櫻子「ほんとだ……、なんで?」
ちなつ「向日葵ちゃんに相談受けて遊ぶ面子知ってるだろうからね。
そういうお題、いっぱいあると思うよ?」
向日葵「こ、子供の頃って……、いつ頃にしたらいいんでしょうか」
ちなつ「今みたいにケンカばっかりする前とか」
あかり「ああ、それいいねぇ、それにしようよ向日葵ちゃん」
向日葵「えぇー……」
向日葵「もうすでにどうしてたか憶えてないですわ」
向日葵「今と呼び方が違ってたことと、もう少し仲がよかったことくらいしか……」
ちなつ「じゃあその呼び方と、なかよしな態度で接するって事でいいよ」
向日葵「え! あ、あの……。わかりましたわ」ガクッ
櫻子「はっはっは、ほらほら、恥ずかしがってないで早くしろよー」ニヤニヤ
向日葵「……きょ、今日もかわいいね、さーちゃん///」
櫻子「……は?///」
櫻子「ちょ……、お前仲のいい態度って別におせじ言えって意味じゃないんだぞ!?」
向日葵「そ、そうですわね……、ついぽろっと」
あかり「へぇー、さーちゃんて呼んでたんだぁ、かわいいね」
向日葵「ちなみに私はひまちゃんと呼ばれてました」
櫻子「余計なこと言うなよっ! このおっぱい魔人!」
向日葵「……っ!」
向日葵(ここは抑えないと……。なかよしなかよし。昔のように話さないと)
向日葵「ごめんね? さーちゃん」
櫻子「……っ///」
櫻子「も、もういいよっ! ほら、向日葵のお題はおわりだろっ?」
あかり「次の番までそのままでいいんじゃないかな? かわいいし」
櫻子「何言ってるのあかりちゃん!?」
ちなつ「うんうん、せっかくだしそうしなよ」
向日葵「みなさんがそこまでおっしゃるなら……、わかりましたわ」
櫻子「お、お前がよくても私が恥ずいんだよっ!」
向日葵「さーちゃん……、ひどい……」
櫻子「え! あ、あの、別に、怒ってるわけじゃなくて、えっとその……」
向日葵「……」ジー
櫻子「わ、わかったよ! 次の番までそれでいいよもう!」
向日葵「わぁ、ありがとうさーちゃんっ!」
櫻子「お、おう///」
向日葵(照れをなくせば、けっこう面白いですわね。櫻子のリアクションが楽しいですわ)
ちなつ「櫻子ちゃん照れてる照れてる」ニヤニヤ
櫻子「う、うっさい!///」
櫻子「ほ、ほら次は誰だっけ?」
あかり「あかりだよー」
櫻子「んじゃ引いちゃって引いちゃって」
あかり「うん。あかりあんまりいいの引かないんだよねぇ」ガサゴソ
あかり「はいっ、えーっとぉ、>>30?」
一人寂しく退場
あかり「はいっ、えーっとぉ、『一人寂しく退場』?」
ちなつ「京子先輩……」
櫻子「え、こんなのも入ってるの!?」
向日葵「さ、さすがに酷いですわ……」
櫻子「ほ、ほら、最初にちなつちゃんが変なの出たら引きなおしたらいいって言ってたじゃん?」
向日葵「さすがさーちゃん、いいこと言うね。私も引きなおしでいいと思いますわ!」
ちなつ(向日葵ちゃん律儀だなぁ)
ちなつ「私も賛成。ね、引きなおしちゃお?」
あかり「ううん。それほど無茶なことじゃないから……ありがとみんな」
ちなつ「……あかりちゃん」
ちなつ「じゃ、じゃあ下に降りてみんなのお菓子やジュース用意してきてよ! ね?」
櫻子「それいいね! 退場は退場だもんね!」
向日葵「吉川さん、ナイスアイディアですわ!」
あかり「ちなつちゃん……、うぅ、あかりもほんとは退場とかしたくなかったの」グス
ちなつ「まったくあかりちゃんはいい子過ぎるんだから!
たまにはわがまま言いなよ?」
あかり「うんっ! えへへ、それじゃあかり用意してくるねぇ」ルンルン
あかり「あ! 寂しく退場するんだったね」
あかり「……みんな、あかりの分まで楽しくしてね? ばいばい……」ガチャ
向日葵「赤座さん、演技派ですわね……」
櫻子「お菓子とジュース楽しみだなぁ」
向日葵「さーちゃんたら食いしん坊さん、うふふ」
櫻子「こ、コメントに困るんだよそれ……」
ちなつ「ふふっ、いいじゃない、新鮮で」
ちなつ「それじゃ私の番ね。さーって今日は結衣先輩もいないし、なんでもいいんだけど」ガサゴソ
ちなつ「これでいいかな。なになに……>>42?」
100回回った後結衣のモノマネ
ちなつ「これでいいかな。なになに……『100回回った後結衣のモノマネ』?」
櫻子「おー、ちなつちゃんなら楽勝じゃん」
向日葵「100回回るのが地味に大変ですわね……」
ちなつ「京子先輩……、私の結衣先輩への愛を試そうというの!?」
ちなつ「いいじゃない! やってやるわ! 見てなさい!」
ちなつ「いーち、にーい、さーん……」グルグル
………
……
…
ちなつ「ひゃ、ひゃーく……」フラフラ
ちなつ「うっ……、き、気持ち悪……っ!」ウプッ
ちなつ「い、今のは結衣先輩のマネじゃないからね! ……う」
向日葵「船見先輩の名誉を汚したくないんですのね。
自分が一番苦しいというのに……。すばらしいですわ」ホロリ
櫻子「ふーん」
ちなつ「ち、ちなつちゃん……きょ、きょうもスィートにかわいいね……」
ちなつ「ああ、もうたまらないよ、していいかい? チュッチュナウ……」
ちなつ「ちゅっちゅ……」バタン
櫻子「……え」
向日葵「……今のが船見先輩?」
さくひま「……」
向日葵「私たちの知らない船見先輩の一面があるということでしょうか……?」
櫻子「船見先輩を良く知ってるちなつちゃんのモノマネだもん。きっとそうだよ!」
向日葵「ひとはみかけによらないんだね、さーちゃん」
櫻子「お、おう……」
櫻子「ちなつちゃん倒れたまま動かないぞ?」
向日葵「さすがに気分が悪いんだね、心配するさーちゃん優しい」
櫻子「いちいち持ち上げなくていいから!」
ちなつ「……」
ガチャ
あかり「みんなおまたせー。あれ?」
櫻子「100回回ったせいで、ちなつちゃんダウン中だよ」
あかね「あら、それは心配ね」
向日葵「赤座さん、この方は?」
あかね「こんばんは、あかりの姉のあかねです」
ともこ「ちなつの姉のともこです、よろしくね」ヒョコ
さくひま「二人ともすごい美人……!」
あかね「いつもあかりと仲良くしてくれて、ありがとう。
ちょっと挨拶したくなって」
櫻子「こ、こちらこそお世話になりっぱなしです!」
向日葵「私たちのほうこそ、仲良くしていただいて」
ちなつ(……こ、この声は、もしや)チラ
あかね「ちなつちゃん、お久しぶり。大丈夫?」
ちなつ「だ、だいじょうぶ……です。今日は、どうしてうちに……?」
あかね「ええ。今日も以前と同じように大学のレポートのためにお泊りさせてもらうの」
ちなつ「そ、そうですか……」
あかり「お姉ちゃん、今ちょっとした遊びしてるんだぁ、やってみない?」
あかね「あら、いいの? せっかくだから一回だけ混ぜてもらおうかしら」
ともこ「私もやりたいなぁ」
ちなつ(あかりちゃん余計なこと言わないで……!)
あかね「この箱からクジを引けばいいのね?」
あかり「うん!」
櫻子「ドーナツうまー」モグシ
向日葵「さーちゃん、お行儀が悪いよ? ほら、口の周りに砂糖ついてる」フキフキ
櫻子「わ、悪いな……///」
あかり「なかよしさんだねぇ」
ちなつ(うぅ……気分が)
ともこ「どんな内容なのかしら」
あかね「ふふ、ともこさんたら興味津々ね。えっと内容は……>>58?」
コンドルがめりこんどる
あかね「えーっと、内容は……『コンドルがめりこんどる』?」
ともこ「ダジャレ?」
あかり「お、お姉ちゃんもダジャレ言うんだねっ、面白かったよ!」
向日葵「ええ、面白かったですわ! ねぇさーちゃん?」
櫻子「え!? あ、えーっと、はい! 最高でした!!」
ちなつ(ぜったい京子先輩の意味不明なクジでしょこれ……)
あかね「……どうして私がダジャレを言ったって流れになっているのかしら?」ゴゴゴ
あかり「え、違うの?」
ともこ「よかったぁ、正直私リアクションに困っていたところだったの」ホッ
向日葵「私もどうもおかしいとは思っていましたわ」
櫻子「ということは、クジの内容があれだったわけか……」
ちなつ「たぶん……意味は無いと思うよ」
あかり「京子ちゃんだからねぇ。餃子無料券とか入ってたことあるし」
ともこ「じゃあ今度は私が引いてみるわね?」ガサゴソ
ともこ「面白い内容だといいんだけど。どれどれ、>>65?」
kskst
ともこ「面白い内容だといいんだけど。どれどれ、『(茶道部復活はどこへ……) 』?」
ちなつ「……!」ギクッ
ともこ「どういうことなのかしらね?」
あかり「ああ! それはきっとちなつちゃんがごらく部に入るきっかけになったことですよ!」
ともこ「そうなの?」
ちなつ「余計なこと言わなくていいから! あかりちゃん!」
あかり「七森中って今は茶道部が無くって。ちなつちゃんは茶道部に入るつもりだったんですけど」
あかり「茶道部室はごらく部が使ってて、その縁でごらく部に入ってもらったんです」
あかり「茶道の練習も出来るし、茶道部復活にもつながるって」
あかり「そういえば、ちなつちゃん、お姉さんにあこがれて茶道やりたいって言ってたなぁ」
ともこ「え、そうなの?」
ちなつ「う……/// だ、だって着物着てお茶を入れてるお姉ちゃん、素敵だったんだもん」
ともこ「ふふっ、そうだったんだ。お姉ちゃん嬉しいな」ギュウ
ちなつ「ちょ、みんなの前で恥ずかしいって!///」
あかね「妹が姉を慕い、姉が妹を愛でる……。なんて素敵なの」ウットリ
ちなつ「……でもその紙に書いてあるとおり、今はもう茶道部復活なんて忘れてて……」
ちなつ「ごめんね……、お姉ちゃん」
ともこ「どうして謝るの? 茶道部復活を忘れたってことは、
ちなつにとって茶道よりも大切な何かが見つかったっていうことじゃない」
ともこ「違う?」
ちなつ「うん、大切なもの、見つけちゃった」
ともこ「ふふ。素敵じゃない。お茶ならお休みの日にお姉ちゃんが教えてあげるから、ね?」
ちなつ「うん!」
向日葵「……なんかいいですわね。私もお姉さんほしいですわ」
櫻子「うちのねーちゃんあげよっか?」
向日葵「さーちゃん……さすがにそれはほめられないよ」
櫻子「だから無理に持ち上げなくていいって言ってるだろ!」
あかり「あ! 京子ちゃんはもしかしてこうなることを見越してあんなクジを!?」
櫻子「そんなばかなー」アハハ
向日葵(なぜか否定しきれないところがあの先輩の底が知れないところですわね……)
ともこ「長居しちゃったわね、それじゃお姉ちゃんたちはお部屋に戻るわね」
あかね「それじゃまたね? みなさん、あかりをよろしくね」バタン
櫻子「優しそうなお姉ちゃんたちでうらやましいなー」
向日葵「さーちゃん、撫子さんもやさしいよ?」
櫻子「そうかなー?」
向日葵「そのうちさーちゃんにもわかるよ、ふふっ」
櫻子(この態度ももう少しの我慢だ……)
ちなつ「はいはい! 恥ずかしいところ見せちゃってごめんね、次行こ!」
櫻子「よっし、ついに私の番だね! いいの引くぞー」ガサゴソ
櫻子「これだっ! えーとなになに、>>75?」
妄想を垂れ流す
櫻子「これだっ! えーとなになに、『妄想を垂れ流す』?」
櫻子「これ池田先輩用のクジじゃないの?」
あかり(ちなつちゃん用かも……)
ちなつ「櫻子ちゃんて妄想とかするの?」
櫻子「しないなぁ、いろいろ美味しいもの食べたいなぁ、とか考えたりはするけど」
向日葵「それじゃ、こうだったらいいなあみたいなことを考えてみたら?」
櫻子「こうだったらいいな、か。うーん……」
~~~~~~~~
櫻子「今回のテストは120点かぁ。お、向日葵は何点だった?」
向日葵「え、ええ……、25点でしたわ……。櫻子は?」
櫻子「今回は調子悪くてさー、こんなもんだったよ」ピラッ
向日葵「120点!? 100点満点なのに、すごいですわ!」
ちなつ「120点!? 私なんて45点だったよ……。さすが天才だね! 尊敬しちゃう!」
あかり「あかりは85点だったよぉ、櫻子ちゃん素敵!」
向日葵「うぅ、また楓に怒られてしまいますわ」シクシク
櫻子「ふふふ、楓には私が言っといてやるよ。 ついでに私が勉強教えてやるから元気出せよ!」
向日葵「ああん、櫻子……、いえ櫻子様、なんてお優しいの?」
向日葵「お菓子たくさん作ってあげたくなっちゃいますわ!」
向日葵「食べて……くださる?」
櫻子「仕方ないなぁ。食べてあげるからどんどん持って来るんだぞ?」
ちなつ「ずるーい! 私もプリン作って持っていってあげるんだから!」
あかり「あ、あかりもなにか作って持っていくよぉ!」
櫻子「あっはっは、食べきれるかなぁ」
撫子「私もお菓子作って待ってるんだから満腹になっちゃ嫌だよ?」
花子「花子もホットケーキ作って待ってるし!」
櫻子「モテモテは困るなぁ。大丈夫、みんなのお菓子は全部食べてあげるから!」
~~~~~~~~
櫻子「どう? 垂れ流してみた」
向日葵「どうって……。なんで私が25点なのよ……」
ちなつ「私も45点て……! あかりちゃんだけ贔屓してない!?」
あかり「あはは」
櫻子「深い意味は無いから気にしないで!」エヘッ
向日葵「なんにせよ、いろいろ酷すぎてつっこむ気にもなれませんわ……」
櫻子「あれ? しゃべり方が戻ってる」
向日葵「もう私の番ですから、子供の頃の口調はおしまいですわ」
向日葵「あとしばらくの間、お菓子持って行きませんから」
櫻子「えー! ただの妄想じゃん! 向日葵ぃ、いや向日葵様ー!」
櫻子「ひとりで食ってたらデブるぞ! だから私も食ってやるってー」
向日葵「……」イラ
ちなつ(すごい説得の仕方だなぁ……)
あかり「ま、まぁまぁ、次行こう、ね?」
向日葵「そうですわね、ほっといてクジ引きましょうか」ガサゴソ
向日葵「……、>>88?」
櫻子を思いっきり愛でる
向日葵「……、『櫻子を思いっきり愛でる』?」
向日葵「……」チラ
櫻子「いつでもこーい」ニヤニヤ
向日葵「……」イラ
向日葵「……」ナデナデ
向日葵「はい」
櫻子「え! もしかしてそれで終わり!?」
向日葵「デブるとか言われて可愛がる気になりませんわ」
櫻子「そ、そっか……」シュン
向日葵「……ぅ」
あかり「げ。元気出して?」
櫻子「うん……」
向日葵「し、仕方ないですわね! ほら、こっち来なさい!」
櫻子「え、なに?」
向日葵(愛でてあげる気にはなりましたけど……、
いったいどうしたらいいんでしょう。>>95とか?)
一緒にマリカをする
向日葵(いっしょにマリカするとか?)
櫻子「ど、どうするんだよ」
向日葵「あの……、いっしょにマリオカートしません?」
ちなあか(マリオカート!?)
櫻子「い、いいけど」
向日葵「吉川さん、たしかマリオカート持ってましたよね?」
ちなつ「う、うん。今セットするね?」
向日葵「それじゃ始めますわよ。ほら、ここに座って」ポンポン
櫻子「え? そこお前の太ももじゃん、何言ってんの///」
向日葵「いいから座りなさいな」
櫻子「わ、わかったよ」ストン
櫻子(お尻があったかい……///)
向日葵「……」スッ
櫻子「ちょ、なんでわざわざ手を私の前に伸ばしてコントローラー持つんだよ。
なんか抱きしめられてるみたいじゃ……あ///」
向日葵「め、愛でるんですから当然ですわ……/// さあスタートしますわよ」
~プレイ中~
向日葵「あっ! やりましたわね!」ギュウ
櫻子(密着して、お、おっぱいが思いっきりおしつけられてるんだけど///)
向日葵「きゃ」
櫻子(肩にあごのっけないでよ、近すぎるって!
きゃ、とか可愛い声耳元で言われると……)
櫻子「うぉ!」
向日葵「ふふん。コースアウトしましたわね」
櫻子「お前が集中させてくれないから……!」クルッ
ちなあか「あ!」
チュ
向日葵「あ、あなたが急に振り向くからぶつかっちゃったじゃない///」
櫻子「い、いや、あの、えっと、……ごめん///」
ちなつ「い、今の向日葵ちゃんの唇、櫻子ちゃんの唇にぶつかった?」
あかり「ぎ、ギリギリほっぺだったような……」
さくひま「……///」
~プレイ終了~
櫻子「な、なんとか勝った……」
向日葵「ふふ、負けましたわ」
櫻子「櫻子様に勝とうなんて百億光年早いっての!」
向日葵「あら、睫毛にゴミがついてますわよ。目を瞑ってくださる?」
櫻子「ん? これでいいか?」
チュ
櫻子「え!///」
ちなあか「うわぁ……///」
向日葵「勝者にはキスがつきものですから……///」
櫻子「え、あ、あの……///」
向日葵「これにて私のお題はおしまいですわっ! 次赤座さんどうぞ!」
あかり「あ、うん。なんかすごいもの見ちゃった///」
あかり「それじゃ引いちゃうよぉ」ガサゴソ
あかり「今度こそいいの出てねっ! えっとね、>>109?」
落書きされる
あかり「今度こそいいの出てねっ! えっとね、『落書きされる』?」
ちなつ「あぁー、……うん」
櫻子「と、どんまい!」
向日葵「そ、そう、どんまいですわ!」
あかり「あはは……、ま、まあ、こんなもんだよね」
ちなつ(さすがにフォローの言葉が思いつかない……)
櫻子「ま、まあ、さっさと落書きされちゃって3回目にチャレンジだよ!」
向日葵「落書きと言ってもどなたが書きますの?」
ちなつ「やっぱりあかりちゃんが決めるのが一番じゃない?」
あかり「そうだねぇ……」
※あかりに落書きするキャラと書く内容 >>115
あかり以外の5人(ちなひまさくあかとも)の中でお願い
ちなつ 真っ黒に
あかり「ちなつちゃんにお願いしようかなぁ」
櫻子「チャレンジャーだな、あかりちゃん……」
向日葵「同感ですわ……。美術の時間で描いた吉川さんの絵を見てるはずなのに……」
あかり(中途半端な落描きされてもきっと盛り上がらないもんね)
あかり(それにあかりの顔は鏡でも使わなきゃ見れないし大丈夫!)
ちなつ「ご指名を受けた以上、全力で描かせてもらうからね!」
あかり「う、うん、お願い」
~落描き中~
ちなつ「……ここはこうかなぁ。違うなぁ、こうかな」カキカキ
ちなつ「あーっ、はみ出しちゃった! ここはこうでしょ、あれ?」カキカキ
ちなつ「あーっ、消しゴム! ってそれじゃ消えないか……、じゃあ重ねちゃお」カキカキ
櫻子「うわぁ……、なんかどんどんすごいことに」
向日葵「悪い方向へ向かってるというのに赤座さんの落ち着きよう。まさに聖者のそれですわ……」ゴクリ
~落描き終了~
あかり「どう? ちなつちゃん、いい感じに出来た?」
ちなつ「ごめんっ、あかりちゃん! 私としたことがこんなことになるなんて……」
あかり「え!?」
あかり(いつものあの絵を失敗したらいったいどうなるの!?)
あかり(うぅ……気になる。覚悟を決めて見るしかないかぁ……)チラ
あかり「真っ黒……え? なんで!?」
ちなつ「失敗を修正しようとして重ねて描いていったら、なぜかこんなことに……」
あかり「そ、そっか……」
ちなつ「ごめん……」
櫻子「一番コメントに困る展開だよね……」
向日葵「ですわね……」
ちなつ「と、とりあえず洗面台で落としてきなよ」
あかり「うん……。じゃあ行ってくるね?」バタン
櫻子「二連続退場するとは……」
向日葵「さすがに不憫ですわ……」
ちなつ「と、とりあえず私クジ引くね!」ガサゴソ
ちなつ「うーんと、>>123?」
あかりとキス
ちなつ「うーんと、『あかりとキス』?」
ちなつ「ほほぅ、これは……」ニヤリ
櫻子「え! あかりちゃんとき、キス!?」
向日葵「そんなものまで入れてるんですのね。歳納先輩も困ったものですわね」
櫻子「ほ、ほんとにするの?」
ちなつ「うん。なんで?」
櫻子「だ、だってあかりちゃんの意思もあるし」
ちなつ「向日葵ちゃんだってしてたし、大丈夫でしょ? ね?」
向日葵「え? あ、あれは、まあ、なんというか……、はい」
櫻子「なんだその煮え切らない返事は」
あかり「ふー、落とすの大変だったよぉ」ガチャ
ちなつ「お帰りなさい! 待ってたよ!」キラキラ
あかり「え、そんなに待っててくれたの? えへへ、あかりうれしいなぁ」
向日葵(なんという無垢な笑顔……。この後どんなリアクションするんでしょう……)
ちなつ「さっそくだけど、お題はこれっ!」ピラッ
あかり「えーっと、『あかりとキス』……」
あかり「えええええええ!?」
ちなつ「お題だしぃ、向日葵ちゃんもやってたしぃ、仕方ないよねぇ」クネクネ
あかり(いつも練習で逃げてるから、きっとここでするつもりだよぉ)
櫻子(うわ、あかりちゃんすっごい汗かいてる。助けてあげたほうがいいのかなぁ)
向日葵(私も櫻子にほっぺとはいえキスした身である以上、とめづらいですわね……)
ちなつ「ほら、あかりちゃん。目を瞑って?」
あかり(ど、どうしよう。絶対嫌ってわけじゃないけど……)
あかり(櫻子ちゃんと向日葵ちゃんの前だし……)
あかり(ってそれじゃ二人きりならいいみたいだよぉ……! あれ、……いいのかな?)
あかり(あー、もうわかんないっ!)
あかりはどうする? 受け入れる? それとも……
>>129
一度断ってから受け入れる
ちなつ「あかりちゃん……、優しくするから、ね?」
あかり「ご、ごめんっ、やっぱりダメだよぉ!」バッ
ちなつ「きゃっ」ヨロッ
あかり「あ……。ごめんちなつちゃん、でも……」
ちなつ「……」
ちなつ「あはは……、そんなに嫌なんだ」
ちなつ「私のほうこそごめんね……、今まであかりちゃん、照れてるだけなのかと思ってて」
あかり「い、嫌っていうわけじゃなくて……その」
あかり(あれ……、ちなつちゃんの眼、涙? そこまであかりと……)
あかり「あ、あの……、本当に、その、キスしたいなら……、いいよ?」
あかり(うわ、言っちゃったよぉ……! でもちなつちゃんの本気が感じられたから……)
ちなつ「ほんと!? やったぁ! あかりちゃん大好き!」ガバッ
あかり「え? あれっ? 急に雰囲気が変わったね?」
ちなつ「ああ、さっきは悲劇のヒロインな気分に浸ってたから」
あかり「えぇー……」
ちなつ「それじゃあかりちゃん、しよっ!」
あかり(……ふふ。でもこれがちなつちゃんなんだよね)
あかり「うん。……しよ」
向日葵(なんか二人のやりとりに、どきどきしてきましたわ)
櫻子「おぉ……、マジでするんだ」ゴクリ
あかり(ちなつちゃんの息遣いが近くなってくる……)
あかり(このキスって、どんなキスなんだろ……)
あかり(練習って銘打ってるわけじゃないんだよね……)
あかり(純粋に、あかりとのキス、って思っててくれたら……いいな)
チュ
あかり(……柔らかい)
ちなつ「……しちゃったね///」
あかり「……うん///」
ちなつ「……」ギュウ
あかり「あ……。ちなつ、ちゃん?」
ちなつ「……ちょっと、こうしていさせて?」
あかり「……うん」
ちなつ「なんだろうね、雰囲気に飲まれちゃったのかな」
ちなつ「なんか私、あかりちゃんのこと……」
あかり「え?」
ちなつ「なんでもなーい!」
ちなつ「はいっ、私のお題は完了!」
あかり「ず、ずるいよぉ、気になっちゃうってー!」
ちなつ「ふふっ」
ちなつ(あかりちゃんのこと、すっごく愛しくなっちゃったなんて言えないもんっ)
ちなつ(これ、浮気になるのかなぁ……)チラ
あかり「もうっ、ちなつちゃんのイジワル!」プクー
ちなつ「ふふっ、いいこいいこ」ナデナデ
あかり「そんなんじゃごまかされないよぉ!」プンスカ
さくひま(のろけてるようにしか見えない……)
ちなつ「はいっ、櫻子ちゃん、箱!」
櫻子「う、うん。はいはい、引きますよー」
あかり「うぅ、誤魔化されちゃった……」
向日葵「げ、元気出してくださいね?」ポン
櫻子「えーっとこれは……>>137」
媚薬
櫻子「えーっとこれは……『…くすり』」
向日葵「また読めませんの?」
櫻子「き、決め付けんなよ!」
向日葵「なら読めましたの?」
櫻子「読めないけど……。おんなまゆくすりじゃないよね?」
向日葵「……眉は読めますのね? これはびやくと読むんですわ」
ちなつ「またあの先輩は……」
あかり「びやくってなに?」
ちなつ「簡単に言うと、飲んだらすっごくエッチな気分になる薬?」
あかり「え……/// きょ、京子ちゃんなんてもの混ぜてるの!?」
向日葵「でも媚薬と書いてあるだけですからこれでどうしろと」
ちなつ「まあ、媚薬がセットになってても引きなおしだけどね」
櫻子「ちなつちゃんも向日葵もそんな薬知ってるなんて、けっこうやらしいんだね」
向日葵「!? ぐ、偶然耳にはいっただけですわ! ですわよね、吉川さん」
ちなつ「え、あ、うん、そうだね」
櫻子「んじゃ引きなおすよー」
向日葵(櫻子の中では私、えっちな子ってことになってしまったのかしら……)
向日葵「……」ハァ
櫻子「?」
櫻子「次こそはー! それっ」ガサゴソ
櫻子「どれどれ……、>>144?」
100までの素数を数える
櫻子「どれどれ……、『100までの素数を数える』」
向日葵「……」
櫻子「……」ダラダラダラ
ちなつ(すごい汗……)
あかり「がんばって櫻子ちゃん!」
櫻子「えー、地味キャラの向日葵に活躍のチャンスをやろう」
櫻子「素数とは何かな? わからないかもしれないけど、答えるだけ答えてみなさい」
向日葵「一の桁が3と5と7になる数字を素数というんですわ」
櫻子「おお! さすがだ向日葵! それじゃお題やるよー」
櫻子「3、5、7、えっと……13、15、17、……23?25、27……」
~数分経過~
櫻子「言えたぞ! どうだ!」ハァハァ
ちなつ「……さっきの向日葵ちゃんの答え、でたらめだよ?」
櫻子「え……! さ、先に言ってよ!?」
あかり「ごめんね櫻子ちゃん、向日葵ちゃんに目配せされてて」
向日葵「わからないなら、素直に言いなさいな……まったく」
櫻子「……う」
櫻子「教えてください向日葵様……」ゲザー
向日葵「ちょ、ちょっと! そこまでしろとは言ってませんわ!」
櫻子「……じゃ、教えてくれるの?」
向日葵「と、当然ですわ。今までも、あなたが本気で困ってるとき、助けなかったことがあった?」
櫻子「ありがとっ、向日葵!」ギュウ
向日葵「いきなり抱きつかないでよっ!///」
櫻子「悪い悪い、あはは」
向日葵「まったくもう……、素数というのは……」
櫻子「ほうほう」
~20分後~
櫻子「79, 83, 89, 97……! どうだ!」ハァハァ
向日葵「あってますわね」
櫻子「よっしゃー!」
ちなつ「結局、暗記勝負になっちゃったね」
向日葵「櫻子には、いい復習になったでしょう」
櫻子「向日葵ー、つかれたー」
向日葵「はいはい、お疲れ様でした。でも次は私ですから、あっち行ってくださいね」
櫻子「ちぇー、ケチ! あかりちゃーん、肩揉んでー」
あかり「いいよぉ、そこに座って?」
櫻子「ありがとあかりちゃん。あぁ……きくぅ!」
向日葵「さてと、引きますか。ああいうクジもありますのね……」ガサゴソ
ちなつ「京子先輩の考えてることはよくわからないからね……」
向日葵「そうですわね、これもどんな内容なのか……、>>152?」
好きな人に愛の告白
向日葵「そうですわね、これもどんな内容なのか……、『好きな人に愛の告白』?」
ちなつ「きゃー! いいねそういうの!」
向日葵(……これ、ご丁寧に愛の告白って書いてありますわ)
向日葵(好きな人を言うとかなら家族の名前でお茶を濁せましたのに)
櫻子(……そもそも、向日葵に好きな人とかいるのか?)
櫻子「好きな人なんかいるのかー?」
あかり「でも告白ってできるかな? もう夜だよ?」
ちなつ「どうにでもなるんじゃない? ね、向日葵ちゃん」
向日葵「え、ええ……」
向日葵(どうしましょう……。私の好きな人……、愛の告白をしたいくらい好きな……)
向日葵「私の好きな人は……」
向日葵に好きな人はいるのか? いたとしたら誰なのか?
そして正直に告白するのか?
どうする? >>156
さーちゃんに昔からの思いを告白
向日葵(私の愛を告白する相手……、櫻子、いえ、さーちゃんしかいませんわ)
向日葵(最初のお題で、子供の頃の態度で接しながら少しずつ思い出しましたわ)
向日葵(昔は、本当に素直な気持ちで櫻子に接することが出来てたことを……)
向日葵(そして、なんのためらいも無くさーちゃんに『好き』と伝えられていたことを……)
向日葵(お題で子供の頃の態度でいたときは、からかい半分な気持ちでいましたけれど)
向日葵(今度は本気で接しますわ)
向日葵「私の好きな人は……」
櫻子(……い、いるんだ、好きな人。 そっか、いるんだ……)
ちなつ(覚悟を決めたみたいね)ゴクリ
あかり(がんばれ!)グッ
櫻子(聞きたくない……!)
ちなつ「櫻子ちゃん、耳をふさいじゃダメ!」
櫻子「ちなつ、ちゃん……?」
ちなつ「櫻子ちゃんのたった一人の幼馴染が勇気を出そうとしてるんだよ?」
櫻子「……。うん、そうだね。そうだよね!」
向日葵「私の好きな人……、それは」
櫻子「……」ゴクリ
向日葵「さーちゃん。あなたですわ」ニコ
櫻子「え……」
ちなつ「なにぽかーんとしてるの? もしかして自分だと思って無かったとか?
そんなの櫻子ちゃん以外いないじゃん!」
あかり「そうだよ! おめでとう、櫻子ちゃん!」
櫻子「え? え? だって、私たちケンカばっかりして、え?」
向日葵「私も、つい最近まで、あなたとはライバルで、腐れ縁で、
なんとなくいっしょにいるだけ、そんな風に思ってましたけど」
向日葵「それだけじゃないって、気づいてしまったんですの」
向日葵「いつからお互い意地を張って、ケンカするようになってまったのかしらね」
向日葵「あなたは忘れてるでしょうけど……、ふふ、私も忘れてましたけど」
向日葵「昔はあなたのこと、ことあるごとに好き好きとうるさいくらい言ってましたわね」クス
向日葵「昔を思い出せた今、意地っ張りな私も、少しは素直になれそうですわ」
向日葵「さーちゃん、大好きですわ。心の底から。ずっと昔から。……大好き、ですわ」
~~~~~~~~~
向日葵「さーちゃんだいすきだよ」
向日葵「さーちゃんもだいすきだとうれしいな」
向日葵「さーちゃん!」
向日葵「だいすき!」
……
…
櫻子「わたしもひまちゃんがだいすきだよ!」
~~~~~~~~~
櫻子「あ……」
櫻子「そうだね……。ひまわ……、ひまちゃん、いっぱい大好きだって言ってくれてたね」
櫻子「ちょっとだけ……、ちょっとだけだけど、思い出した」
櫻子「そして私も、ひまちゃんのこと大好きだって言ってたこと、思い出したよ」
櫻子「今の私は……、どうなんだろ?」
ちなつ「え? どう考えても……」
向日葵「吉川さん、何も言わずに見守っていてくれませんか?」
向日葵「どのような結果でも、櫻子の思ったままの言葉を……聞きたいんですの」
櫻子「私は……、私は」
櫻子(どうなんだろう……、向日葵のこと、好き?)
櫻子(さっき、向日葵が好きな人を言おうとしたとき、聞きたくなかった)
櫻子(なんで?)
櫻子(好きな人が私だって言ってくれたとき、頭が真っ白になった後)
櫻子(胸の奥から熱いものがこみ上げてきた)
櫻子(どうして?)
櫻子(……)
櫻子(……いや、わかってるんだ)
櫻子(自分の気持ちくらい……)
櫻子(でも……)
櫻子(踏み出せない……)
~~~~~~~~~
撫子「あんたたち、そんなに好き好き言い合って恥ずかしくないの?」
向日葵「ないよー。ねー、さーちゃん」
櫻子「うん、ひまちゃん!」
櫻子「なんでおねえちゃんははずかしいの?」
撫子「なんでって……、大人はそういうものなんだよ」
櫻子「おとなー? しょうがくせいのくせにー」アハハ
撫子「む……、櫻子もきっと大きくなったら恥ずかしくなるよ」
櫻子「なんないよ! もしなったら」
櫻子「みらいのわたしを、メッってしてやるんだから!」
~~~~~~~~~
櫻子(あはは、ごめんなぁ。なっちゃってたよ、私)
さくらこ『なんですきっていえないの?』
櫻子(だって……いまさら)
さくらこ『メッ! ちゃんといいなさい!』
櫻子(迫力ないなぁ……。ぜんぜん怖くないよ)
櫻子(でも、ちょっと勇気が出たかな)
櫻子(さすがにかっこ悪いところは見せられないか)
櫻子(こんな脳内でやりとりしちゃうとか、恥ずいな、あはは)
櫻子(うん)
櫻子「ひまちゃん」
向日葵「は、はい……」
櫻子「私も……、大好きだよっ」
向日葵「さーちゃん……!」ウル
櫻子「ひまちゃん! 素直になれなくてごめんね!」ギュウ
向日葵「私のほうも……ごめんなさい」ギュウ
あかり「……よかったねぇ。ほんとによかったねぇ」
ちなつ「よかったけど……、ツン抜けすぎじゃない?
いくら昔を思い出したっていってもさぁ」
ちなつ「あの二人、ケンカしなくなったら炭酸抜けたコーラみたいな……」
あかり「もうっ、ちなつちゃんたら、そんなことないよぉ!」プンスカ
向日葵「お、お騒がせしました……、もう大丈夫です」
櫻子「えへへ、なんかすっきりした」
ちなつ「ずっと溜め込んでたんだろうね」
ちなつ「はぁ……うらやましいなぁ」
あかり「うん、いいよねぇ。あかりも……」チラ
ちなつ「……? どしたの?」
あかり「な、なんでもないよぉ」アセッ
ちなつ「はー、なんか山場みたいな感じだったし、いい区切りだからこの辺にしとく?」
櫻子「うーん、どうせ飽きたら終わりにするつもりだったしね」
向日葵「私はどちらでもかまいませんわ。ね、さーちゃん」
櫻子「うんっ、ひまちゃん」
ちなつ「はいはいそうですか。あかりちゃんはどう?」
あかり「そうだねぇ、>>172」
それじゃ
おしまいに
kskst
あかり「そうだねぇ、次で最後にしよっか」
櫻子「なになにあかりちゃん、自分だけやってみたいんだ」ニヤニヤ
あかり「そ、そういうわけじゃ!」
ちなつ「あはは、隠さなくていいじゃない。お二人さんが素直が一番て教えてくれたでしょ?」
ひまさく「……///」
あかり「そ、そうだね。……実は次こそちゃんとしたお題引きたいなぁって」
向日葵「あぁ、たしかに赤座さんはろくなお題引きませんでしたものね」
櫻子「今度こそリベンジしてやるってわけか。いいじゃんいいじゃん」
ちなつ「よっし、それじゃ気合入れて引いちゃいなよ。はい」
あかり「ありがとうみんな! よーっし、すごいのじゃなくていいから」
あかり「普通の引いちゃうよぉ!」ガサゴソ
向日葵(ささやかすぎる願いが涙を誘いますわね……)
櫻子「がんばれ、あかりちゃん!」
ちなつ「私がついてるよ!」
あかり「これ! これに決めたよっ! さて、肝心の内容は……>>177」
どれどれ…ってうわああああああああああああああ
あかり「どれどれ……、ってうわああああああああああああああ」
櫻子「なになに? なんて書いてあるの!?」
向日葵「この驚き方は普通ではありませんわね……」
ちなつ「また京子先輩が変なこと書いたんでしょ……」ピラッ
ちなつ「これは……、>>180」
し
ちなつ「これは……、私の書いた落書き」
櫻子(ああ……)
向日葵(それなら無理もありませんわ……)
ひまさく(最後まで不憫な……)
ちなつ「なんでこれであんな叫び声をあげたんだろ?」
向日葵「え、えーっと、きっと芸術性が高かったために、赤座さんの感性が
強い刺激として受け取られたため、ついつい奇声を発してしまったんですわ」
櫻子「そ、そうだよ! ひまちゃんの言うとおりだよ!」
ちなつ「なるほど……、なんて罪深いの……、私の絵って」
櫻子「罪深いよね……、ほんと」
向日葵「気を失っているようですし、ベッドに寝かせましょう?」
櫻子「そだね。よいしょっと」ドサッ
向日葵「乱暴ですわよ、もうちょっと優しくしないと……」
櫻子「ごめんごめん」
ちなつ「毛布かけて、と」ファサ
向日葵「それじゃ私たちも寝ましょうか」
ちなつ「私もベッドで寝ようかな。ちょっとせまいけど、自分のベッドだし、いいよね?」
櫻子「いいんじゃない? ただ、こっちに落ちてこないでねー?」アハハ
向日葵「言ってくだされば、いつでもひとり分のスペース空けますから」
ちなつ「うん、ありがと」
ちなつ「それじゃ電気消すね? おやすみ」ピッ
櫻子「おやすみー」
向日葵「おやすみなさい」
あかり「……」スゥスゥ
ちなつ「……」
ちなつ(気絶しちゃうなんて……、もう、心配したんだからね?)ツン
あかり「むにゃ……」
ちなつ(今日は半目開かないんだ。よかった)
あかり「ちなつ……ちゃぁん」
ちなつ(……!?)
あかり「……ぇへへ」スゥスゥ
ちなつ(寝言か……、おどかさないでよ)
ちなつ(なんか今日はあかりちゃんのこと、気になっちゃうんだよね……)
ちなつ(せまくなるのに、いっしょのベッドに入りたくなったり……)
ちなつ(気絶したから心配だってのもあるんだけどさ)
ちなつ(……)
ちなつ(ああ、そっか。あかりちゃんとキス、しちゃったからか)
ちなつ(でも前に練習のキスしたことあるしなぁ)
ちなつ(もしかして、今日のキスが気になっちゃうのは練習だって前置きしなかったから?)
ちなつ(……え? ってことはそれって練習のキスじゃない、本当のキスってことで……)
ちなつ(うわ、それだとノーカンにならないじゃん!)
ちなつ(……)チラ
あかり「……」スヤスヤ
ちなつ(ま、いっか)
ちなつ「……ふふ」ナデナデ
あかり「むにゃ……だいすき……」
ちなつ(無邪気な顔して……誰を夢見てるんだか)
ちなつ(……)
ちなつ(誰なんだろ……?)
ちなつ(ま、あかりちゃんに好きな人がいたところで、別にいいんだけどね)
ちなつ(……)
ちなつ(……)
ちなつ(いいんだけど……、ちょっと気になる)
ちなつ(……ちょっとだけだからね?)
ちなつ(ふん。たとえそれが誰だろうと、今この無防備なあかりちゃんの一番近くにいるのは私なんだし)
ちなつ(その気になれば、キスだって出来ちゃうくらい近いんだから)
ちなつ(……)
ちなつ(って、なんで誰だかわからない相手にムキになってるの私……)
ちなつ(バカみたい)
ちなつ(……)
ちなつ(……キス出来ちゃう距離、か)
ちなつ(キスしたら……、怒るかな?)
ちなつ(きっとプンスカふくれるだけで、本気では怒らないんだろな)
ちなつ(それだけに、今ここでしちゃうのは……なんかずるい気がする)
ちなつ(バレても怒らないから、なんて最低だよね)
ちなつ(……)
あかり「……」スゥスゥ
ちなつ(……でも今日のあかりちゃんに、なぜかこんなに惹かれてる……)
ちなつ(ほんとに、あのキスひとつでここまで惹かれたとしたら)
ちなつ(私、かなりちょろいよね……)
ちなつ(……)
ちなつ(黙ってキスするのがダメだっていうんなら)
ちなつ(今あかりちゃんを起こしてキスしちゃえばいいじゃない)
ちなつ(……って、何考えてるんだろ)
ちなつ(もう……、そんなかわいい寝顔してるのがいけないのよ)ツンツン
あかり「んにゃ……、ん……」スゥ
ちなつ(今、あかりちゃんを起こしてキスしたら……)
ちなつ(きっともう、後戻りできなくなる)
ちなつ(……)
ちなつ(ずっと好きだった結衣先輩への想いを捨て去るなんてできるの?)
ちなつ(……)
ちなつ(……)
ちなつ(……)
ちなつ(……無理無理)
ちなつ(きっと向日葵ちゃんや櫻子ちゃんにあてられちゃっただけだよね)
ちなつ(ちょっと人恋しくなっただけ……)
ちなつ(……うん。きっとそう)
ちなつ(……寝よう)
ちなつ「おやすみ、あかりちゃん」ボソ
あかり「むにゃ……、あれ……、ちなつ、ちゃん?」パチ
ちなつ「え?」
ちなつ「ちょ……!」
ちなつ(なんでこんなタイミングで目を覚ますのよっ)
あかり「あれ……、あかり、いつの間にか寝ちゃってたんだ……」
あかり「ちなつちゃんといっしょのベッドで……」
あかり「えへへ……、嬉しいなぁ」
ちなつ(なにかわいいこと言ってんのよ!)
ちなつ(もう……! さっきなんとか落ち着かせた気持ちが戻ってきちゃったじゃない)
あかり「……ふぁぁ」
ちなつ「ねえ、あかりちゃん」
ちなつ(だめ……!)
あかり「なぁにぃ……?」ホワン
ちなつ「今……、私と、さ」
ちなつ(待ってって!)
あかり「うん……」
ちなつ「キス……、しない?」
あかり「え……?」
ちなつ(ああ……。言っちゃった)
あかり「あ、あの……。あかり、寝ぼけてるのかな?」
あかり「それとも、えっと……、そうだ、いつもの練習のこと、かな?」
あかり「うぅ、びっくりして目がさめちゃったよぉ……」
ちなつ(キスしたい気持ちと、押しとどめたい気持ち……)
ちなつ(前者が圧倒的に勝ってるんだもん……、もうとめても無意味だよね)
ちなつ「あかりちゃんの聞き間違えでもないし、練習のキスでもないよ?」
ちなつ「ただ、あかりちゃんと……キスしたいの」
あかり「ちなつ……ちゃん」
ちなつ「……」
あかり「……」
あかり「あの……、そんなこと言われたら、あかり……」
あかり「勘違い、しちゃうよ?」
あかり「だから……、そんなこと言っちゃ、ダメ」
あかり「……」
ちなつ「……」
あかり「この話はおしまい。……寝よ?」
ちなつ(あかりちゃんの言ったことはもっともだよね)
ちなつ(あかりちゃんは、私が結衣先輩を好きだってこと知ってる)
ちなつ(そんな私がキスしたい、なんて言っても)
ちなつ(気の迷いか、お遊びか……、そんな風にしか受け取れないよね)
ちなつ(実際、私自身もこの気持ちがどんなものなのか、ハッキリわかってないし……)
ちなつ(……)
ちなつ「ねえ……」
あかり「……ん?」
ちなつ「私が本気だって言ったら……、どうする?」
あかり「……っ」
あかり「や、やだなぁ……。さっき、その話はおしまいだって言ったはずだよぉ」
ちなつ「……あかりちゃん」
あかり「……」
ちなつ「……」
あかり「……そんなこと言われたら」
あかり「あかり……」
あかり「もう……、抑えきれなくなっちゃう……!」
あかり「だからお願い……、もう寝よう?」
あかり「ね?」
ちなつ「嫌」
ちなつ「聞きたい……、あかりちゃんの話」
あかり「ちなつちゃん……」
あかり「……」
あかり「ふふ。ほんとイジワルだよね」
ちなつ「……よく言われた」
あかり「そっか」
あかり「うん」
あかり「寝る前のちょっとしたお話」
ちなつ「うん」
あかり「あるところに二人の女の子がいました」
あかり「ひとりの女の子は恋に落ちていて」
あかり「恋にむかって一生懸命なその姿は、とても素敵なものでした」
あかり「もうひとりの女の子は、そんな素敵な女の子の、少しでも力になれればと」
あかり「その恋を応援することにしました」
あかり「女の子の恋を応援すればするほど、目に映るその姿はまぶしくなっていき」
あかり「そしていつしか、その思いは恋に変わってしまったのです」
あかり「……」
あかり「その女の子の名前は、ちなつとあかりといいました」
あかり「おしまい」
あかり「……ただ、それだけの話」
ちなつ「あかりちゃん……」
あかり「だから寝よ? あかり、もう眠たいの……」
ちなつ「……」
あかり「おやすみなさい」
ちなつ「あかりちゃん」
あかり「もう……、な……ん!?」
チュッ…
ちなつ「……」
あかり「……んんっ」
ちなつ「……」
あかり「……ん」
ちなつ「……」
あかり「……」
ちなつ「……」ハァハァ
あかり「……」ハァハァ
あかり「……どうして」
ちなつ「したかったから」
あかり「ひどいよ……」
ちなつ「……」
あかり「こんなことされたら……」
あかり「こんなキスなんてされちゃったら……」
あかり「もう、あきらめることなんて出来ないよぉ……!」
あかり「なんでしたの! ……なんで」
ちなつ「したくてたまらなくなったから」ギュウ
あかり「あ……」
あかり「結衣ちゃんのこと、大好きなくせに……!」
ちなつ「でも今は、あかりちゃんのことしか考えられないの……」
ちなつ「あかりちゃんで、頭も胸もいっぱいなの……」
あかり「……!」ウルッ
あかり「そんなのって……」
あかり「ずるいよ……」グス
ちなつ「それもよく言われた」
あかり「……」
あかり「ぷっ、あははは!」
あかり「はぁ……」
あかり「ちなつちゃんにはかなわないなぁ……」
あかり「……」
あかり「知らないよ?」
あかり「ここまで話して、ここまでされちゃったら……」
あかり「もう、我慢なんてしないんだからねっ?」
あかり「結衣ちゃんよりも、あかりだけを見ていたくなるように……」
あかり「がんばっちゃうんだからねっ」
あかり「後悔なんてしても、もうおそいんだよっ」
ちなつ「ふふっ」
あかり「え……?」
ちなつ「うん。……期待してる」
ちなつ「私をあかりちゃんの虜にして見せて?」ニコ
あかり「ちなつちゃん……」
あかり「いいの?」
ちなつ「いいもなにも、あかりちゃんがそう宣言したんじゃない」
あかり「うん……、ありがと」グス
ちなつ「かわいい」ギュウ
あかり「あ……///」
ちなつ「ね、あかりちゃん」
あかり「なに?」
ちなつ「もう一回、キスしていい?」
あかり「えぇっ!?」
あかり「あ、あの……っ」
あかり「……」
あかり「……ぃぃょ///」
ちなつ「ふふっ、ありがとっ」
チュ
あかり「……ん」チュ
あかり「……大好き」
~~~~~~~~
向日葵「ようやくひと段落ついたようですわね……」
向日葵「どう決着がつくか気になって眠れませんでしたわ……」
櫻子「ね、ねぇ、ひまちゃん」
向日葵「なんですの、さーちゃん?」
櫻子「わ、私も、その……、き、キス……してみたくなっちゃった///」
向日葵「……まぁ」
向日葵「ふふっ、さーちゃんったら……///」
櫻子「……ダメ?」
向日葵「ダメなわけありませんわ……。しましょ?」
櫻子「それじゃ、ひまちゃんからして……?」ンー
向日葵「さーちゃんてば、意外と甘えんぼうさん。ふふ、いいですわ……」
チュ
櫻子「……///」チュ
櫻子「す、すっごいドキドキするね……」
向日葵「えぇ……、さーちゃんのくちびる、柔らかかったですわ///」
櫻子「そういうこと言わないでよ、ひまちゃん。恥ずかしいでしょ!」プクー
向日葵「そんなふうにむくれると、もっとイジワルしたくなっちゃいますわよ?」
櫻子「えっ」
向日葵「嘘ですわよ、ふふ。さーちゃんかわいい」
櫻子「も、もうっ、ひまちゃんのイジワル!」
櫻子「……でも大好きっ」ギュウ
向日葵「私もですわ……、さーちゃん、大好き!」ギュウ
………
……
…
櫻子「……」スヤスヤ
向日葵(櫻子と恋人同士になるなんて、思ってもみませんでしたわ……)
向日葵(しかも、昔のように呼び合えるなんて……)
向日葵(赤座さんも不憫なクジばかりでしたが)
向日葵(どうやら、どうやらいい方向へ進み始めたようですし)
向日葵(なんだかんだ言って、みんな、この話題ボックスのおかげで)
向日葵(素敵なものをいただけましたわ……)
向日葵(歳納先輩に、あらためてお礼を言いに行かないといけませんわね)
向日葵(今日のことを見越したようなクジもたくさんありましたし)
向日葵(偶然かもしれませんが、本当にすごい方ですわ……)
櫻子「……ひま……ちゃん」ムニャ
向日葵「ふふ」プニプニ
櫻子「んにゃ……んんー」
向日葵「……」ナデ
向日葵「大好きですわよ、ひまちゃん」
チュ
おわり
自分に告白してどうすんだよwwww
みんな寝たタイミングで一区切りつけておけばよかった
こんなにグダグダ長くなるとは思わなかったよ
付き合ってくれた人、ありがとう
寝ます
>>225
マジだ
うわやっちゃったよ
いやもう眠くて
向日葵(赤座さんも不憫なクジばかりでしたが)
向日葵(どうやら、どうやらいい方向へ進み始めたようですし)
向日葵(なんだかんだ言って、みんな、この話題ボックスのおかげで)
向日葵(素敵なものをいただけましたわ……)
向日葵(歳納先輩に、あらためてお礼を言いに行かないといけませんわね)
向日葵(今日のことを見越したようなクジもたくさんありましたし)
向日葵(偶然かもしれませんが、本当にすごい方ですわ……)
櫻子「……ひま……ちゃん」ムニャ
向日葵「ふふ」プニプニ
櫻子「んにゃ……んんー」
向日葵「……」ナデ
向日葵「大好きですわよ、さーちゃん」
チュ
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