える「墓石の陳列」 (17)
地学準備室にて・・
える「私、目撃してしまったんです。」
ほうたろう「一体今度はなんだっていうんだい?まったく、君はいつもトラブルを持ち込んでくるねえ。
でも、君のお願いを断るほど僕は冷血にできていないから。話してみなよ・・・」
える「はい。昨日、私、本屋に行ったんです。本を買おうと思って本屋にでかけたんです。
そしたら、まやかさんもそこにいたんです。古典部のまやかさんです。
で、見ていたら本棚の前にどっかりと居座っているのです。
横からその本棚を見たそうにしている人がいるにも関わらず、
どうやら、知らないふりをしているのです。
普通、そういう時は本屋独特の連帯感でもって避けてあげますよね?」
ほうたろう「ああ、もちろん、君のいう事は正しいさ。君の考えは当然すぎるくらい当然さ。
しかし、伊原はただ気づいていなかったんじゃないのかい?」
える「私も初めは、そう思いました。もちろん私も彼女を信頼していましたから。
でも、どうやら違うらしいのがわかってきました。彼女はチラッチラッと横をチラ見していました。
彼女は完全にわざと薄汚い心で以ていじわるしたのですよ。」
ほうたろう「ふむ、それはなら許せんな。犬畜生と変わるところがないよ。いっそ、蹴殺してやろうか。」
える「私もそうしてやりたいです。部室に入ってきたらボコボコにしましょう。」
ほうたろう「ふむ、そうしよう。楽しみだなあ」
ガラッガラッ
まやか「なあんだ。ふくちゃんは居ないのか。折木、ちーちゃん、こんにちは~。」
える「昨日、本屋にいましたよね。駅前にある本屋にいたんじゃないんですか?」
まやか「あ、いたよ。漫画、買ったんだ。」
ほうたろう「フーム、そこで君は犯罪を犯したわけか。最低な犯罪を犯したわけだね。」
まやか「犯罪・・・・ってどいう事かしら。私はただ、漫画を買っただけよ。」
ほうたろう「嘘だね、それは断然、嘘だね。なぜというと、君が本棚の前にどっかりと居座っていたのを目撃した人物がいるのだよ。」
える「それを目撃したのは私です。」
まやか「それが犯罪だというのなら、あなたたちは可笑しいわね。何故って、そんな法律は存在しないからよ」
ほうたろう「なにが、法律、だ。」
ボコボコ×30分
ほうたろう「ざまあみろい!しかし、暴力は省エネ主義に反します。」
える「この、気狂いが!病院を紹介しましょうか?」
まやか「・・・・・・・・」
これは面白いですね。続きを・・・・はやく・・・・
期待・・・・・
カナダから支援
ほうたろう「ふ~。疲れたよ。本当に疲れたよ。」
える「そうですね。 耳をそぎ落としている折木さん、かっこよかったですよ!」
ほうたろう「・・・・馬鹿を言うな。」
ハハハハハ・・・ハハハハハ・・・フフフフフ
20分ぐらい笑いあった後、彼女らは帰宅した。
また30分後、地学準備室に福部サトシが戻ってきた。
さとし「こんにちはー。って、まやかしかいないのかあ。しかも、死んでいるぜ。
しかも、ひでえ臭いだぜ。こりゃあ、ゴミと選ぶ所がないよ。」
まやか「・・・・ううう・・・助けて・・・・。
お家に帰りたいよ~。死にたくないよ~。」
さとし「お!まだ生きているのか。じゃあ、犯しても死姦にはならないなあ。
死姦は倫理的に許されないからねえ。丁度良かったよ。」
パコパコパコ×3分間
さとし「あ~。スッキリしたなあ。でも、本格的にくたばったらしい。
なんだか、怖くなってきたよ。ひーーー」(遁走)
また10分後、地学準備室に入須冬実がやってきた。
ふゆみ「折木君!いるかい?」
ガラッガラッ
ふゆみ「あっ!死体じゃないか。これは、私の映画に使えるんじゃないか・・・。
確か、腕を使うんだから、腕だけ持って帰ろうかな。
汚れないようにビニールを敷いて、ノコギリで切り落とそう。
しかし、酷い顔になっているなあ。おまけに精液臭がするなあ・・・」
ギコギコギコ・・・
まやか「ぅうううううううう!どうしたんですか?何か体中が痛いんです。
助けてください・・・・」
ふゆみ「なにっ!生きていたのか。『助けてくれ』と言われても、君はもう助からないねえ。
断じて生きられないだろうねえ。私も君の腕をもう半分以上切ってしまったしなあ・・
もう全部、切り落とすよ。予備のために、もう片方ももらっておくからなあ。」
ギコギコギコギコ・・・
ふゆみ「・・・疲れた。帰ろう。」
おもしれえ!!
まじ感謝
すげぇ・・・・・・・・・・・・・・
怖いけど面白いです!!
おもしろいんだけどなあ。はやくかきなよ。
こわい・・・・・
は?
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません