妹「うう…またおっぱいが大きくなってます…」(107)

幼馴染「あ、あの…そろそろ胸から手を離してくれないかな?」

妹「ずるい…なんでこんなにおっぱい大きいんですか?」

幼馴染「そ、そんなこと言われても…」

妹「このおっぱいでお兄ちゃんを誘惑する気ですね…ずるい…」

幼馴染「何言ってるか分からないよ…あと、揉むのやめて…」

妹「お兄ちゃん…」

兄「ん、どうかしたか?」

妹「おっぱいはどうやったら大きくなるんですか?」

兄「ぶはっ!?な、なんだいきなり?」

妹「だって…私、もう中学生なのに全然おっぱい大きくならないから…」

兄「うーん、あのな…そういうのは個人差があるものだから、気にしなくてもいいと思うぞ?」

妹「でも…男の子はおっぱいが大きい方が好きなんですよね?」

兄「いや、そんな事はないぞ。小さいおっぱいが好きな男だってたくさんいるさ」

妹「お兄ちゃんも?」

兄「…ああ。小さいおっぱい、好きだよ」

妹「そうですか…ありがとうございました、お兄ちゃん。おかげで元気が出てきました」

兄「ん、それなら良かったよ」

妹「…えへへ」



兄「ああっ、おっぱい気持ちいいよっ…柔らかくて、大きくて、最高…!」

幼馴染「だ、だめっ!そんなに触られたら…気持ちよくなっちゃう…んっ!」

妹「ちくしょうが」

ギリッ

妹「おっぱいの神様、お願いです。私のおっぱいを大きくしてください」

妹「お願いです。お願いします。どうか、どうか…」

妹「おっぱいが大きくなるなら、どんなことでもしますから…」



「その言葉、嘘偽りは無いな?」

妹「!?」

妹「あ、あなたは!?」

「我はおっぱいの神。お前の願いを叶えにきた」

妹「本当ですか!?」

「うむ。ただし、タダという訳にはいかない」

「お前の一番大切なモノと引き換えに、お前の胸を大きくしよう」

妹「私の一番大切なモノ…?」

「さあ、どうする?」

妹(おっぱいが大きくなるなら…!)

妹「…お、お願いします!」

「そうか、分かった。お前の願いを叶えてやろう…」

妹「うっ…あれ、私寝てた…?」

妹「さっきのは、一体…?はっ!?おっぱいは!?」

ババッ

妹「お、お…」

妹「全然大きくなってねーよ!ぺたんこおっぱいのままだよ!」

妹「何がおっぱいの神だ!ちくしょうが!!ちょっとでも期待した私がバカだったわ!」

バンバンッ

兄「おーい、騒いでるけど、どうかしたのか?」

妹「あっ、お兄ちゃん。なんでもないです」

兄「そうか、ならいいんだ」

兄「これからちょっとコンビニまで行ってくるけど、何か欲しいものとかあるか?」

妹「Lチキチーズが食べたいです」

兄「分かった、じゃあ買ってくるな。行ってきまーす」

妹「行ってらっしゃい、お兄ちゃん」

ガチャ、バタン

妹「…はぁ」

バフッ、ゴロゴロ

妹(結局、さっきのおっぱいの神様とはなんだったんでしょう…)

妹(夢にしては、妙にリアリティがあったような…)

ゴロゴロ

妹(…もし、夢ではなかったとしたら)

妹(…私は、おっぱいと引き換えに、何を奪われたんでしょうか…)

妹「私の一番大切なモノ…?」

バンッ!

母「ちょっと、今すぐ起きなさい!寝てる場合じゃないわよ!」

妹「えっ、お兄ちゃんが大型トラックに轢かれた?」

そこには下半身不随で勃起不全障害の兄が!

医者「申し訳ありません。運ばれた時には、すでに手遅れの状態で…」

妹「う、嘘…嘘だよね、お兄ちゃん?」

妹「だって、さっきお話しして…Lチキチーズ買って来てくれるって…」

妹「う、嘘だ…こんな、こんなの…い…いや…」

妹「いやああああああああああああ!!」

大丈夫
少女は失恋から立ち直り早いぞ

>>63
失恋ってレベルじゃねえぞ

兄の死によって妹の心が悲しみに満ちた時、不可思議な事が起こった

妹「えっ…何…や、やああ!」

ムクムクムクッ

妹「な、何これ…おっぱいが、大きくなった!?」

「約束通り、願いは叶えたぞ。お前の一番大切なモノと引き換えに、おっぱいを大きくしてやった」

妹「おっぱいの神様!?これは、一体どういうことなの!?」

「お前はおっぱいの中に何が詰まっているのか知っているか?」

妹「夢と希望?」

「それは俗説に過ぎぬ。おっぱいに詰まっているもの…」

「それは『悲しみ』だ」

これで不貞行為もせず妹と幼馴染も俺の物になるのか

妹「『悲しみ』…?」

「そうだ。例えばお前の幼馴染のあの女…」

「奴の胸の中には『ドレミの精をいくら倒してもなべもののレシピが入手できなかった悲しみ』が詰まっている」

妹「!?」

「それと『ファミ通の攻略本を信じて源氏シリーズを盗もうと無為な努力を繰り返した悲しみ』もあるな」

妹「そんな…そんな悲しい過去があったなんて…」

「お前は皆から護られ、そして愛されて育ってきたのだ…」

「だからお前のおっぱいは、悲しみに膨らむことなく小さいままだったのだよ」

妹「それなのに、私…私は…」

妹「…お願いします!おっぱいが小さくなってもいいから、だからお兄ちゃんを生き返らせてください!」

「不可能だ。こぼれた水はもうコップに戻る事は無いように…」

「たとえお前の胸を小さくしたとしても、お前の兄が生き返る事はない」

妹「そんな…!やだ…やだよ…お兄ちゃん…!」

妹「おっぱいが大きくなりたかったのはお兄ちゃんのためなのに…お兄ちゃんがいてくれなきゃ意味ないよ!」

「諦めろ…もとよりその二つは、並び立つ事のないモノだったのだ」



妹「あああああああああああああああ!!」

妹「…>>25-91と、いう夢を見ました」

幼馴染「そっかー、だから今日はお兄ちゃんにべったりなんだ。ふふっ」

妹「悲しい夢でした…お兄ちゃん…」

ぎゅっ

兄「はいはい」

ナデナデ

神「だが生まれ変わらせるという事はできる」ボン

ディルド「俺はいったい・・・?!」

妹「そういえば…TVゲームはお好きですか?」

幼馴染「ん?私ゲームはあんまりやらないかな…」

妹「幻想水滸伝ⅡやFFTの経験は?」

幼馴染「?」

妹「いえ、分からないならいいんです」

妹(やはりおっぱいと悲しみには因果関係はないみたいですね…)

妹(結局あれは全部夢だったんですね…ほっ)

妹(まてよ、アレが夢だったなら…まさかアレも…)

妹「…ところで、お二人にはセックスの経験はありますか?」

幼馴染「えっ!?ええっと、その…」

チラチラ、モジモジ

兄「い、いきなり何言ってるんだよ!なあ!?」

テレテレ、チラチラ



妹「ちくしょうが」

オワリ

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