P「音無小鳥の休日」(233)
まず服を脱ぎます
誰か書いてくれんかのぅ…
小鳥「ふぁぁ…」(まだねむ…)
小鳥(でも休みの日に片付けないといけないし)
小鳥(まずは部屋の片付けからさっさと終わらせちゃいますか)
小鳥「よっこいしょっと」シャー
小鳥「今日もいい天気!掃除機はっと」
小鳥「空になりたい じ~ゆ~なそ~らへ~♪」ガー
小鳥「始まりはどこになっるっのっ?っと雑誌吸い込んじゃった」
ハルハハナヲイッパイサカセヨ~♪
小鳥「あら誰から電話からしら プロデューサーさんだわ」
P「もしもし、おはようございます」
小鳥「おはようございます プロデューサーさん どうしたんですか事務でわからないことでも?」
P「いや、そうじゃなくてですね。今日お休みですよね?何かご予定ありますか?」
小鳥「いえ、恥ずかしながらこれといって特にないんです…タハハ」
>>24
頼む…頼む……
P「今日1時には上がれそうなので、もしご迷惑でなければ少し遅いですけどお昼ご飯などどうですか?」
小鳥「え?わ、私とですか?」
P「い、嫌だったら別にいいんです。たまたま半休でこのあと予定もなくて一人は少し寂しいというかなんというか他のアイドル達もそれぞれすることがあって、そんなとき音無さん今日休みだなーとたまたま思い出したと言うかなんというか…
一緒に御飯食べられたらいいなーと言うかそれはそれでご迷惑なるかもしれないけどでも音無さんの私服とか少し気になってる自分が居たりするわけで…」
小鳥「プ、プロデューサーさんちょっと落ち着いてください」
P「あ……すいません… なんでもない…です」
小鳥「あ、あの大丈夫ですよ」
P「え?」
小鳥「お昼ご一緒させてください プロデューサーさん」
P「は、はい!」
小鳥「じ、じゃぁどこに行けばいいですか?
P「1時半に駅前ロータリーでどうです?」
小鳥「わかりました 1時半にロータリーですね」
P「はい」
小鳥「それではまた後で」
P「失礼しつれいします」ピッ
小鳥「ふぅ…」
小鳥(お昼ごはんかー 休日に男性の人とご飯食べるなんてどれくらい振りだろ…)
小鳥(しかもプロデューサーさんとかぁ… ふふふ あのプロデューサーさんが慌て方ちょっとかわいかったなぁ…ふふっ)
小鳥(プ、プロデューサーさんもしかして…いやいや駄目よ小鳥勝手に暴走していつも最後に玉砕するじゃない)
小鳥(お昼ごはん一緒に食べるだけじゃない 妄想は辞めておきなさい)
小鳥(1時に家を出れば間に合うからお風呂でも入っちゃいましょうかね。特に意味は無いけど)
意味無いと言いつつも一応風呂に入るピヨちゃん可愛い
小鳥「あー昼前にお風呂ってやっぱり気持ちいいわ」
小鳥(下着は… これよね 特に深い意味は無いけど…)
小鳥(洋服何着て行こうかしら…プロデューサーさん私服が気になるとか言ってたような気がするけど…)
小鳥「う~ん…」(プロデューサーさんが好きそうな服ってどんなのだろう?)
小鳥(あまり派手じゃなくカジュアルっぽいほうがいいのかな?)
小鳥(まず少し冷静に整理してましょう)
小鳥(プロデューサーさんは仕事終わりなのでスーツなのは間違いないわね)
小鳥(そしてその隣にいる私…)///
小鳥(ぎこちない距離は少しずつ近くなり、手の指と指が触れ合う…)
小鳥(一瞬触れ合った指に二人はドキッとして手を引っ込めるも、ゆっくりと手を差し出しギュッと…キャーキャー///)
小鳥「ってこんなこと考えてる場合じゃなかったわ」
小鳥(よし、この前雑誌の一式セットを衝動買いで揃えちゃったやつにしよう あれなら派手でもないし!多分…)
小鳥(べ、別にデートとかじゃないし ご飯食べるだけだし プ、プロデューサーさんだって特別そんな)
小鳥(で、でももしもプロデューサーさんが私のことをす、す、好きだったり(きゃー)したら…)
P『小鳥愛してるよ』
小鳥『私も愛しています』
P『なんて君は美しいんだ まるで世界の美しいをかき集めて造られた女神のようだ!』
小鳥『プロデューサーさんこそとても素敵よ まるでこの世のカッコイイを凝縮したような絶対神のようだわ!』
P『俺の女神よ結婚しよう!』
小鳥『はい』
小鳥「えへ…えへへ…」
このピヨちゃんはダメなピヨちゃんなので俺が引き取りますね
ピヨピヨ
小鳥「はっ!!」
小鳥「いけないっ早くしないと」チラッ 12:35
小鳥「もうこんな時間!?なにしてんのことりー!!」バタバタ
小鳥「お化粧もしないといけないのに!」
小鳥(下地は今日は軽めで目元だけファンデを少し厚めにする感じで…)パタパタ
小鳥(シャドウは…ちょっとだけラメ入り使っちゃおう 口紅も今日はグロスと混ぜちゃおう)ンーパッ
小鳥(よし!間に合った 急いで行かないとっ っと今日ぐらいクロエ使ってもいいよね?)シュッ
小鳥(それでは!)
小鳥「いってきます!」フンスッ
~駅前ロータリー 13:25~
小鳥「ま、間に合った…」ハァハァ…
P「音無さん」
小鳥「あ、プロデューサーさんすいませんお待たせしました」ハァ…ハァ…
P「何言ってるんですか、時間前ですしこちらから突然お誘いしたのになんか申し訳ないぐらいです」
小鳥「大丈夫ですよ、ちょっと準備に色々と余計に時間かかってしまって…」
P「…とても似合っていて素敵ですね」
小鳥「え…」
小鳥「ぁ…」カァァァァ///
小鳥「あ、ありがとうございました じゃなくてございます…」/// (い、いきなり褒められちゃった褒められちゃったびっくりしたびっくりした)
P「それでは行きましょうか」
小鳥「は、はい!」
ピヨピヨ
P「音無さんなにか食べたいものありますか?」
小鳥「特にないですね。なんでもいいですよ」
P「じゃぁ最近のお気に入りのお店行きましょうか。ランチが美味しんですよ」
小鳥「はい」
P「なんだろ…今日この道人が多いな」
小鳥「ホントですね なにかあるんでしょうか?」
P「あーあれですね」
小鳥「◯◯プロのアイドルのゲリラライブですかー」
P「ゲリラなのに人が集まってるってことはファンだけには告知されてたのかな」
小鳥「そうかもしれませんね」
P「しかしこう人が多くちゃな…」
小鳥「はぐれちゃいそうですね」
P「よし…」ギュ
小鳥「手が…ぁ…」///
P「はぐれないように…」///
小鳥(ひゃー てがてをてにあったかいプロデューサーさん手大きい…)///
P「///」
小鳥(プロデューサーさん耳が真っ赤…恥ずかしいのかな?)
小鳥(そりゃそうよね今時の若い子じゃあるまいしはぐれないために手をつなぐなんて恥ずかしいわよね)
小鳥(私も今すごく恥ずかしい…けど嫌じゃない寧ろなんかぽわぽわする…)
P「音無さん大丈夫ですか?」
小鳥「は、はい だいじょーぶれす」
P「ふぅ やっと抜けれましたね」パッ
小鳥(ぁ…)「そうですね 予想以上に多かったですね」(手離れちゃった…)
P「お店もうすぐです いきましょう」
小鳥「はい」
P「こんにちは~」
マスター「いらっしゃいませ」
小鳥「へーいい雰囲気ですね」
マスター「おや、珍しいですね今日はお連れ様とご一緒ですか」
P「はい、二人です」
マスター「奥の席へどうぞ」
小鳥「こんなお店どうやって見つけたんですか?」
P「少し前に番組の打ち合わせをするときに静かな場所を探しててですね」
P「偶然見つけたんですが、とても珈琲が美味しくてそれ以来ちょくちょく来るように」
小鳥「へーシックな雰囲気で落ち着きます」ピヨピヨ
P「マスター今日のランチはなんです?」
マスター「炙り照り焼きチキンサンドとサラダセットでございます」
P「じゃぁそれ一つと…音無さんはどうします?」
小鳥「わ、私も同じので」(よし、デートで一度は言ってみたかった台詞!)
P「じゃぁセット2つで。飲み物は珈琲でいいですか?」
小鳥「はい。お任せします」
P「じゃぁ珈琲はブレンドでお願いします」
マスター「かしこまりました」
小鳥(なんかプロデューサーさんいつもよりとても素敵に見える…)ポワポワ
P「今日は突然お誘いして申し訳ありません」
小鳥「い、いえ。どうせ休みの日なんて家でゴロゴロしてるだけですし」
P「そうなんですか?亜美や真美が『ピヨちゃんは休みの日は絵を描いてるんだよむふふなやつ』って言ってましたが」
P「音無さんって絵を描くんですね」
小鳥「い、いい嫌べ別に絵とか描いてませんよ あの双子ちゃんも何いってんだか はは ははは…」
P「そうなんですか 描いてたのなら見てみたいなと思ってたんですが」
小鳥(あの双子めプロデューサーさんになんてことを 明日とっちめちゃる…ってかなんで知ってるのよ)
小鳥「プ、プロデューサーさんは休日はなにしてるんですか?」
P「そうですね、テレビやネットで他のアイドルの同行チェックしたり、買い物ついでに音楽やヴィジュアルの傾向を調べたり」
小鳥「真面目ですねぇ」
P「起動に乗るまでは、出来うる限りのことをやりたいですからね」
P「あの娘達の頑張りをなかったコトにしたくないですから」
小鳥(なんてカッコイイ意見なのからし…それに比べて…)
小鳥「でもその中でもやっぱり少しは自分の時間を大切にしたほうがいいんじゃないでしょうか?」
P「はい、ですから今日お誘いしたんです」
小鳥「なるほど… ぇ?」
マスター「おまたせしました。炙り照り焼きチキンサンドとサラダセットでございます」
P「おお、美味しそうだ」
小鳥「わ、わぁ ほんと美味しそう」(ぇ?自分の時間大切 だから誘った 誰を?私を???)
小鳥「ぁ おいしい」
P「でしょ?一見合わないような感じのからしがアクセントなんですよ」
小鳥「ほんとですね。からしって照り焼きに合わないイメージあるんですけど」
P「マスターの手作りらしいです」
小鳥「へぇちょっとレシピ教えてもらおうかしら」
マスター「企業秘密です」
P「ははは」
小鳥「うふふ」
小鳥(何気ない会話が楽しい 何故だろういままでと同じなのになんでこんなに楽しんだろう)
小鳥「ごちそうさまでした」
P「ごちそうさま」
マスター「お粗末さまでした」
小鳥「あーほんと美味しかった」
P「それはよかったです」
マスター「食後にお食べください」コトッ
小鳥「あ、チーズケーキ いいんですか?」
マスター「これはプロデューサー様のお連れ様へのサービスです」
小鳥「ありがとうございます」
マスター「プロデューサー様が女性の方をお連れするのは初めてのことでございますので」
P「ちょ、ちょっとなに言ってんですか!」
小鳥「そうなんですか プロデューサーさんモテるのに…」
P「辞めてください。そんなことないですよ」
小鳥(事務所のアイドルのこと気がついてないのかしら…これが噂にだけ聞くやれやれ系なのかしら)
P「さて、これからどうします?」
小鳥「えっと…どうしましょ?」
P「思いつきでお誘いしたので後のこと考えてなかったのですが、このあともまだお時間あるのでしたら映画でも行きませんか?」
小鳥「大丈夫です 行きましょう」
マスター「本日はご来店ありがとうございました。またいらしてくださいませ」
小鳥「はい、また是非よらせていただきますね」
マスター「お待ちしております」
ピヨピヨ
ほっす
小鳥(今やってるのはサスペンス・ホラーと恋愛とファンタジー物かぁプロデューサーさんどうするのかしら)
P「どれにします?」
小鳥「私はどれでもいいですよ プロデューサーさんの見たいやつで」
P「音無さんこれは前のやつ見ましたか?」
小鳥「はい、今回で最終回で最後にあの台詞言うのは誰か気になってます」
P「ではこれにしましょう、ちょっと続き気になってたんですよね」
小鳥「ふふっ」
P「どうしたんですか?」
小鳥「なんというかこういうの久しぶりだなーって…」
P「映画ですか?
小鳥「映画もそうですけど、誰かと一緒に待ち合わせして、御飯食べて、お喋りして、映画見て まるで…」
P「まるでデートしてるみたいですね まぁそのつもりで誘ったわけなんですけどね」
小鳥「!?」
小鳥「えっと・・・あの その それは あっとつまり…」
ビーーー
P「始まりますよ」
小鳥(落ち着きなさい小鳥 浮かれすぎて私の妄想が幻想になって幻聴が聴こえたのかもしれない)
小鳥(もしかして今私が現実を思ってることは全て私の妄想かもしれない)
小鳥(実は私は待ち合わせのロータリーに着く前に事故にあって今も意識不明の状態でそれが見ている走馬灯だったり…)
スクリーン
男『誰か警察読んでくれ!』
人形『やぁブラッド やぁライアン ゲームをしよう』
小鳥(そうよゲームかもしれない きっとこれは誰かが仕組んだゲームなのかも…)
小鳥(このブラッドとライアンも実は上に貼り付けにされてる女なんか無視して)
小鳥(二人で生き残っちゃえばいいのよ。そして友情から先の向こうへ…うふふ)
P(小鳥さん楽しそうだなぁ可愛い でもこんな場面で笑ってるのは少しどうかと思うけど…まぁ可愛いからいいか)
プルルルル
刑事1『あぁどうした?』
刑事2『58丁目の廃車置場にいる』
刑事1『なんで?』
小鳥(なんか気が付けばストーリー結構進んでてゲームが2つほど終わってた…)
小鳥(今は映画に集中しましょ)
P「…」
人形『やぁボビー ゲームをしよう』
小鳥「…」
P「」ソッ
小鳥(ピヨッ!? プ、プププロデューサーさんが手手お手々…)
P「」ギュッ
ピヨピヨ
P「迷惑でしたら言ってください」ボソボソ
小鳥「そ、そんな迷惑だなんて…寧ろ ゴニョゴニョ…」/// ギュ
P「…」
小鳥「///」(何が起こってるの?私の身に一体何が起こってるの?)
小鳥(ついに私は妄想を具現化する念に目覚めたの?長年の妄想がクラピカの鎖のように…)
小鳥(こ、小鳥とにかく落ち着くのよ素数を数えましょう 素数がいち 素数がに 素数がさん 素数がよん…)
小鳥(状況を整理しましょう!まず朝起きて掃除してたら電話かかってきて、ボビーは被験者じゃなかったのね)
小鳥(それがプロデューサーさんでお昼ごはんに誘われて、やっぱり居場所バレてたのね警察も役立たずだわ)
小鳥(この人友近に似てる…そのあと一緒に御飯食べて…うわぁ痛そう)
ご飯とお風呂いってくる 落ちたらそれまでってことで
婦警『ホフマンから動画付きのメールが送られてきた IPアドレス確認中』
刑事1『発信元は特定出来るか?』
刑事1『わかった!いくぞ』
小鳥(照り焼きチキン美味しかったなぁ マスターもすごく良い人で あ、これ罠だわ)
小鳥(これ多分私わかっちゃった そのあとプロデューサーと映画見ようってことになって)
小鳥(プロデューサーさんが『デートのつもりで誘った』って言って…)
小鳥(今はプロデューサーの手が私の手をしっかりと握って…御飯食べる前ははぐれないようにってことでそんなに意識はしなかったけど、いや実際は結構ドキドキしてたけど
今は完全に手をつなぐと行為自体に意味があって手が温かくてなんだか顔が熱くなって、でもでも別に嫌じゃなくってむしろとっても安心するというかなんというか)アワアワ
小鳥(…あかん)プシュー
保守ありがとう 送信できてなかった
P「面白かったですね」
小鳥さん「そうですね」(後半殆ど頭に入ってなかったけど、ラストだけ見る限り私の推理はあたってたみたい)
小鳥(何よりまだ手を繋いでいるという事実が私を現実から遠ざけている)
P「でもやはり1が一番好きです」
小鳥「ぴょぇっ!?す、好き!?」
P「一作目はやはり完成度が違いますね 4~6当たりはかなり中だるみしてましたけど」
小鳥「えぇえ そそうですね 私的にはアマンダは嫌いではないですよ」
P「そこは結構意見がわかれるところですね」
小鳥「うわぁ 綺麗ですね」
P「日没後の薄明この時間帯に出来る影が殆ど無い状態をマジックアワーマジカルアワーって言うらしいですよ」
小鳥「ロマンチックですね」
小鳥「でもとっても幻想的…」
P「…小鳥さん」
小鳥「はい?」
小鳥「…ん? はっ」カアァァァァッ///
P「構いませんか?」
小鳥「は…い」
小鳥(きゃー初めて名前で呼ばれた…きゃーなんでプロデューサーさんに呼ばれるとこうも響きがちがうんだろう…)
P「何か飲みにいきましょうか …小鳥さん」
小鳥「…はい」///
小鳥(やばいすっごく恥ずかしい!でも嫌じゃない)
>>147
「、、、となしさん」
「、となしさん!」
P「音無さん起きてください!」
ピヨピヨ
小鳥「ぷふぁ~」
P「いい飲みっぷりですね」
小鳥「やっぱ休日はお酒ですね!」
P(さっきまで借りてきた猫のようだったけど、お酒飲んでいつも通りだ)
小鳥「すいませーん 生一つ~」
ハイヨロコンデー
P「でもこういった場所でよかったんですか?」
小鳥「いいんです。気兼ねなくいつも通り普段のように飲むのが一番なんです」
P「そうですね 少しだけ無理してたのかもしれないな」
小鳥「さ、プロデューサーさんも飲みましょう!」
P「はい、音無さん」
小鳥「な、名前で呼ばないんですね…」
P「やっぱりちょっと恥ずかしくて…慣れるまで少しずつ…」
小鳥「りょーかい」
小鳥「すいませーん 鶏軟2つお願いします」
ピヨピヨ
小鳥「アイドルの皆可愛いですよねー」
P「そうですね」
小鳥「それに若くてやる気に満ちてて、元気いっぱいで」ゴクゴク
P「そうですね」
小鳥「あの子達見てると私も頑張んなきゃ!って気になるんですよ」ゴクゴク
P「俺もそうです。絶対にトップアイドルにして見せます」
小鳥「よくぞ言った!それでこそ未来の765プロを背負って立つアイドルマスターだ!」ゴクゴク
P「背負って立つなんてそんな…それより音無さん、少しペースを落としたほうが」
小鳥「何いってんですか、夢は大きく!野望は強く!心は広く!ですよ!」ゴクゴク
…
……
「、、、となしさん」
「、となしさん!」
P「音無さん起きてください!」
小鳥「んぁ…」
小鳥「はっ!」(しまった!なんや今日は色々頭使って疲れたのか緊張しっぱなしで糸が切れたように最後にはっちゃけて寝てしまった…)
小鳥(あああぁぁぁ 恥ずかしい穴掘って埋まってしまいたい、寧ろ全て私の妄想であって欲しい…)
P「音無さん大丈夫ですか?」
小鳥「はひ、らいじょうぶですよ」
P「ろれつが回ってないじゃないですか」
小鳥「らいろうぶでふよ」
小鳥(思考ははっきりしてるのに口がうまく回らない…)
>>154
なんで音無さんに戻ったのだろうか
P「本当に大丈夫ですか?」
小鳥「はい」
P「少しこのベンチで休みましょう」
小鳥(夜風が気持ちいい…)
P「はい、珈琲」
小鳥「すいません」
P「いえいえ」
小鳥「・・・」
P「・・・」
ピヨピヨ
ピヨンセ
>>165
>>148を拾いたいがために>>150で恥ずかしいとして元に戻しました 反省はしてない
小鳥(どうしよう…もうほんとやり直したい飲み屋前からやり直したい、禁酒しようかしら?ウン無理です)
P「気持ち悪かったり、辛かったら言ってください」
小鳥「もう大丈夫です ご迷惑をおかけしました」
P「迷惑だなんて思ってませんよ いつもよりちょっとだけ素の音無さんを見れてよかったです」
小鳥「忘れてください…///」
P「…風が気持ちいいな」
小鳥(この風すこし泣いています…って言いそうになった 我慢よ小鳥、これ以上雰囲気を壊しちゃ駄目よ!)
P「さて、そろそろ帰りましょうか」
小鳥「そうですね」
P「じゃぁいきましょう」ギュッ
小鳥「…はい」///
P「今日は付き合ってくださってありがとうございました」
小鳥「いえ、こちらこそとても楽しかったです」
P「それはよかったです 俺もとても楽しかたです」
小鳥「…」(星が綺麗だな…明日もいい天気だろうな)
P「…えっと」
小鳥「?」
P「…月が綺麗ですね」
小鳥「…!」
小鳥(こここれは、まままさか いやいやタダの感想よ 勘違いしちゃ駄目よ 妄想はダメよ小鳥)
小鳥(今日はもうとことん妄想したんだから、そろそろ現実を見なさい小鳥!ここでの選択肢は──)
小鳥「そうですね 雲もないし明日もいい天気になりそうですね」
P「…そうですね」
小鳥(あれ?あれれ?もしかして私間違っちゃった?)
P「…はぁ」
小鳥(明らかに選択肢ミスってますよね?ねぇ!?)
ピヨリーヌ
小鳥「あの。プロデューサーさん…?」
P「音無さ いや小鳥さん!」
小鳥「はい!」
P「…その えっと… 実は…ですね」
小鳥「は、はい…」ドキドキ (やっぱりこれは…これは!?)
P「…すぅ…はぁ 実はずっと…ずっと前」
小鳥(ずっと前頭三代目とか言わないよね いや小鳥自重せよ)
P「ずっと前から小鳥さんのことがす──」
小鳥(もしかしなくても告白キターーー!!)
ピヨォーッ
P「ずっと小鳥さんのことがしゅきですた!」
P「…」
小鳥(噛みよった!?)
P「…くっ」
小鳥(プロデューサーさんが千早ちゃんみたいになってる…)
小鳥「プロデューサーさん」
P「はい…」
小鳥「もう一度お願いします」
P「…」
P「音無小鳥さんのことが大好きです。付き合ってください」
小鳥「はい。私もあなたのことが大好きです。どうぞよろしくお願いします」
P「…き、緊張した」ヘナヘナ
小鳥「ちょっとプロデューサーさん!」
P「出来るだけ今日は小鳥さんの前でカッコつけようとしたんですけど…やっぱり駄目でした」
小鳥「そんなことないですよ。とってもかっこよかったです。ううん 今でも十分かっこいいです」
P「…」///
小鳥「こほん。プロデューサーさんこれからずっと私の居場所になってください。それだけで私は燃え尽きることはありません」
P「わかりました。小鳥さんも案外ロマンチストなんですね『よだかの星』なんて」
小鳥「『月が綺麗ですね』なんていう人に言われたくないです」
P「確かに…」
小鳥・P「あはは…」
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
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〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
????????????
P「…」
小鳥「…」
だんだんプロデューサーの顔が近づいてきて…
御酒臭くないかな? お化粧崩れてないかな?
目はつぶったほうがいいよね 吐息がくすぐったい
今私とても幸せかも
次の私の休日は今日よりももっと素敵になりますように
終わり
ピヨちゃんピヨピヨ!
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