☆学園設定

ここ希望ヶ峰学園は、各分野において'超高校級の欠点'をもった生徒たちを集め、無事社会へと旅立たせるために養成する、そんな学園だ。

「ここを卒業すれば人生の成功を約束される(欠点補完的な意味で)」といわれるこの学園になんで僕が入学できたのかというと…抽選だ。

なんでも各学年に平均値の生徒をおくことで、他の超高校級の欠点をもつ生徒たちに自分の度合いとの比較、目標設定として使ってもらうため、らしい。

まあなにをやらしても平凡なのは自覚してるし、全寮制であらゆる面で金銭的補助があるみたいだからいいんだけど…

☆目標

苗木をプレイヤーに生徒たちと行動安価などでラーブラーブしつつ全員の欠点を補完する

☆ここまでのまとめ

苗木 >>> 平均値
大和田 >>> ヘタレ ★★☆
石丸 >>> 暴君 ★★☆
不二咲 >>> パソコンオンチ ★★☆
桑田 >>> 肩関節不安定症 ★★★
十神 >>> 器用貧乏 ★★☆
山田 >>> 画伯 ★☆☆
葉隠 >>> お人好し ★★☆

大神 >>> 見かけ倒し ★★★
舞園 >>> 無愛想 ★★☆
江ノ島 >>> 存在感皆無(残念) ★★★
戦刃 >>> けが人(残念じゃない) ★★★
霧切 >>> バカ ★★★
朝日奈 >>> カナヅチ ★★☆
セレス >>> カモ ★★★
腐川 >>> 悪文作家 ★☆☆

持ち物>>>
話題の本
高級車の鍵
うごくコケシ
魔法使いウサミ
絆のブレスレット

※パラメーターについて

★☆☆>>ふつう
★★☆>>なかよし
★★★>>だいすき！

★3になるには欠点補完イベントをクリアしないといけません

基本的には、
人物選択安価…好感度、フラグイベント
場所選択安価…個別(欠点補完)イベント

選択肢によっては★1から一気に★3に伸びることも(つまり展開次第)

>>1じゃないけで
【安価】苗木「超高校級の欠点か…」
貼れてるよね？

>>4

ありがとうございます
URLうまく貼れてなくて焦ってました…助かります

十神「…苗木か」

石丸「苗木くん！来るのが遅いではないか！みんな待っていたんだぞ！」

桑田「いやまだ野郎しかいねぇし…てかなんでこんな野郎だけ集まりがいいんだよ」

山田「ただし葉隠康比呂殿をのぞく！」キラーン

大和田「あいつのことだから昼寝でもしてんだろ。あとで起こしに行ってやるか…」ったく

山田「しかし、飾り付けはもうすっかり終わっているようですな！料理のいいにおいが立ち込めてますぞお～！！」むっは～

桑田「おいブーデー！料理にツバ飛ばしてんじゃねぇぞゴラ！」

大和田「しかしすげぇ量の料理だな…」

石丸「それにしても、先ほどから主催者である江ノ島さんと戦刃さんの姿が見えないのだが…」

桑田「あいつらのことだからみんなが集まった頃合いを見計らって派手に出て来るつもりなんだろうぜ」

十神「フン。違いないな…」

ガラガラ！

江ノ島「お！みんな揃ってる揃ってる！…って野郎しかいねぇじゃん！どういうこと！？」ドンビキ

山田「あらら、普通に正面から入ってきましたぞ」たらーっ…

戦刃「え！ほんとだ！むさい！」

江ノ島「ま、いいや。…それはそうと野郎ども！！お前らちゃんとプレゼントは持ってきたんだろうな！？」ファック！！

山田「もちろんですとも！かなりの自信作ですぞ！！」エッヘン

桑田「おいちょっと待てブーデー！まさかてめぇの絵を持ってきたとか言い出すんじゃねぇだろーな！？」

山田「な、なんでばれたんですかー！！？」でぷでぷ

大和田「そういうおめぇは何買ってきたんだよ」

桑田「へっ！本当は開けてのお楽しみといいたいところだったが特別に教えてやるよ！聞いて驚け！実はあのマキシマムにカッケーあの銘柄の…、」

山田「きっと大したことないですぞー。桑田怜恩殿のことですからどうせ香水とかそんなところでしょうな」ハッハッ

桑田「なっ、てめぇこのやろ！！」

山田「まさかの、当たってましたかーー！？」ブヒー

石丸「なっ！香水などいくら桑田くんといえど見逃すわけにはいかないぞ！没収だ没収ッ！！」ビシィ！！

桑田「おいブーデー！てめぇ表でろや！！」

山田「ひぃー暴力反対！！」ブヒー！

苗木「まあ、まあ…」ははは…

十神「そうこうしているうちに女子も集まってきたようだぞ」

ガラガラ…

不二咲「はぁ、はぁ…間に合ったかな？」

舞園「あら、男子のみなさんはもう揃ってるんですね…」

苗木「あれ、女子のみんなは固まって来たの？」

セレス「外でプレゼントの買い物中に偶然合流したメンバーで少しお茶してましたのよ」ふふ

大神「すこし遅くなったのでは、と焦ってきたが…まだ始まってはいないようだな」

江ノ島「ちょうどそろそろ始めよっかなーと思ってたとこ～！他の人たちは？」

ガラガラ…

朝日奈「ごめーん！ちょっと手間取っちゃって！」

腐川「廊下でうたた寝してたから連れてきてやったわよ」

霧切「………ふわぁ」むにゃむにゃ

江ノ島「んーと、今度こそみんなお揃いかな～？」

大和田「葉隠が来てねぇな…ったく。すぐ呼びに行ってくるから先始めといてくれ」タッタッ

江ノ島「オッケー！じゃあみなさんお待ちかねの楽しい楽しいパーティをはっじめるよ～っ！」きゅるるん☆

戦刃「料理もいっぱい作ったからどんどんおかわりしてね～はい、ジュース回して～」てきぱき

山田「え？まさかこのテーブルに所狭しと並んでる料理、全部戦刃むくろ殿が作られたんですか！？」

戦刃「そうだけど？」

腐川「そうだけどなにか？みたいな顔…んぐぐ妬ましい…」

江ノ島「まじ有能です…うぷぷ」

石丸「では諸君！ありがたくいただこうではないか！なんなら乾杯の音頭をとってやってもいいぞ！！」ビシィ！！

桑田「なんでおめーが音頭とんだよ！ひっこめひっこめ！！」ガッハッハッ

江ノ島「だめだめー私様が音頭とるんだからぁー！」

江ノ島「こほん！えー」

江ノ島「みんなー！今回はわざわざ私様のために集まってくれてありがとー！めっちゃうれしぃーでーすぅ！！」きゅるるん☆

山田「いや、江ノ島盾子殿のためのパーティではないですぞ？」

葉隠「クリパだべ！クリパ！あそこにもデカデカと『クリスマスパーテー』って幕が吊り下がってるべ！」カッハッハッ

江ノ島「えーおっかしぃなぁ～？うぷぷ」

不二咲「あれ、あの幕から垂れ下がってる紐はなんだろう？」

霧切「……」ぐいっ

舞園「ちょ、」


ドガーーーーーン！！！


舞園「きゃぁ！」

葉隠「な、なんだべぇ～！！」


パンッ！パンッ！パンッ！


腐川「きゃあ！なに？なんなの！？？」

ブワッサー！！

江ノ島「はーい！みんなちゅうもーーく！！」ビシィ

戦刃「パッパラッパー！」トランペット

大和田「クリスマスパーテーの幕が落ちて…な、なんだありゃあ…」

……………

☆★☆わたくしさまとおねぇちゃんのたんじょうびぱーてー！！☆★☆

……………

不二咲「え？え？」

江ノ島「そうなのです！12月24日は他でもない私様とおねぇちゃんの誕生日なのでーす！！」きゅるるん☆

江ノ島「まさかみんな忘れてたってわけじゃねぇよなぁ！？」ファック！！

桑田「え、あー。そういやあなんかこの前聞いたような…」

戦刃「いえーいサプライズ成功ー！！」

朝日奈「いやサプライズっちゃあサプライズなんだけどなんだか違うような…」

江ノ島「というわけで～みんな当然プレゼントは買ってくれてるよねぇ～？？」

葉隠「いや買ってるけどよーこれってプレゼント交換で…」

江ノ島「察しのいいひとはもうお気づきだとおもうけど～」

江ノ島「実は私様とのプレゼント交換なのでしたぁ！！」えへっ☆

桑田「は、はあぁぁあ！？」

戦刃「はーい、みんなプレゼントだしてー！回収ー！」バッ！バッ！

腐川「ちょ、ちょっと！！」

………
……

戦刃「…これで全部かな」よいっしょ

江ノ島「きゃーこんなにステキなプレゼントがたっくさん！私様感激ぃ～！」

葉隠「なんてことだべ…」

江ノ島「さぁどれから開けてやろうかなぁ～」わきわき

江ノ島「これだっ！この一番デッカいの！！」バッ！

戦刃「それはたしか>>15のやつだね」


安価、人物指名

十神

戦刃「それはたしか十神くんのやつだね」

江ノ島「十神ィ？まさかとは思そうが小説とか図鑑大全集とかじゃないだろうなぁ？」

十神「まあ近からず遠からずといったところだろうか…」フッ

戦刃「盾子ちゃん開けて開けてー！」

江ノ島「どれどれ～？」シュルシュル


江ノ島「なにこれ」


十神「フン。知らないのか。今流行りの折りたたみもでき、

途中送信してもうた

十神「フン。知らないのか。いま流行りの折りたたみもできる携帯本棚だ。滑車つきでコップやティッシュも置けるから作業が捗るぞ」

十神「もちろんお古だがな」メガネくいっ

江ノ島「あ、はい。どうもー」

十神「なんだその微妙な反応は…」

戦刃「盾子ちゃん！交換交換」

江ノ島「あそうだったすっかり忘れてた～！……ガサゴソ……じゃあこれが十神くんへの私からのプレゼントでーすぅ☆」
十神「フン、一人一人にプレゼントを買っているのか、どれどれ」シュルシュル

戦刃「どれを買ったら喜んでくれるかなーって一人一人のこと考えて買ったんだよ～！」


十神「…………ほぅ？」ビキッ


苗木「何だったの？」ひょい

苗木「に、偽札メモ帳…」

江ノ島「どんどんいくよー！デカイのときたら次は小さいのだよね！」ひょいっ

戦刃「それはたしか>>20のだった気がする！」

江ノ島「お、これは期待できるかもしれませんなぁ～」シュルシュル


安価
>>20 人物
>>23 その中身

ちーたん

たまごっち

パカッ

江ノ島「え！！？なにこれ！！？」

戦刃「たまごっちだあぁ！！！！」

不二咲「えへへ！手に入れるの苦労したんだから！」

山田「昔流行りましたなあ～いやぁ、この歳になってお目にかかれるとは」

苗木「放置しちゃってよく死なせなりしたっけ…」あはは

葉隠「俺はわりと献身的に育ててたべ！」

舞園「みんな学校に持ってきたりしてすごかったですよね！」

桑田「夜中にピーピーうるせぇから窓から投げ捨てたら肩はずれたっけな」


十神「俺は買ってもらえなかった…」

江ノ島「やばい！マジで嬉しい！！ありがとー！！」ぎゅう！

不二咲「えへへよかったぁ」

戦刃「たまごっちは私が育てるね」バッ

江ノ島「えーだめぇ！わたしが育てるんだからぁ～！」バッ

戦刃「盾子ちゃんすぐ飽きちゃうじゃん！」バッ

江ノ島「今度は飽きないもん～」バッ

戦刃「それもう聞き飽きた！」

ギャアギャア！！

不二咲「な、仲良く使ってね？本当にレアものなんだからさ」はは…

戦刃「あ！プレゼント交換！」

江ノ島「そうでしたー！えっへん！こんな素敵なプレゼントをくれた不二咲ちゃんには私様とっておきのスペシャルなものあげちゃうねー！」

不二咲「うわぁ！いいの？」わくわく

江ノ島「開けてみるがよいぞ！」

不二咲「なんだろう」シュルシュル


中身は？

安価↓2

パンツだろ

パカッ

不二咲「…ん？」

江ノ島「どうどう？」

不二咲「えっと…これは…」

戦刃「おにぎりだよ！」

不二咲「だ、だよね。どうみてもおにぎりだよね」あはは…

苗木(しかもコンビニの)

不二咲「…うわぁ！ツナマヨとたまごだぁ！すごくおいしそう！ぼくこれ好きなんだぁ！見てたらお腹空いてきちゃった！」えへへぇ…

不二咲「ありがたくいただくね！」ニコニコ

苗木(すごい無理して喜んでるのがわかってこっちまで辛いよ不二咲さん！)

戦刃「…盾子ちゃん」

江ノ島「コンビニのおにぎりは軽いジョークなのです。さすがの私様もみていて辛くなってきました…」

不二咲「だ、だよね…」

江ノ島「実はこっちが本当のプレゼントなのだ！」じゃーん！

不二咲「今度こそ期待していいんだよね？」えへへ…


中身は？

安価↓2

戦刃「こんどこそは期待してくれていいよ！」

不二咲「うわ、デカくて重いよ」よっこらせっ

シュルシュル…パカッ

不二咲「うわ！これってPSvitaとPS4じゃない！？」

桑田「え、ちょマジかよ！」

不二咲「え！いいの？こんなのもらっちゃって！？」

江ノ島「素敵なプレゼントくれたお礼だ！ありがたく受け取るがよいぞ！」えっへん！

戦刃「さすがに中古だけどね。でも動作は保証するよ！」

不二咲「やったぁ！あんまりこういうのやったことがないから憧れてたんだ！！」ぱあぁぁあ！

苗木「よかったね不二咲さん！」

葉隠「ずるいべずるいべ！あとで俺にも貸してくれってぇー」

不二咲「いいよ！あとでみんなで遊ぼう！」

江ノ島「時間がいくらあっても足りねぇーからサクサクいくぜ！次はこの中くらいの箱だ！」ヒャッハー

戦刃「えっと、それはたしか>>35のやつかな」

はがくれ

葉隠「なっそれもしかして俺のだべ！？」

江ノ島「こんどはあまり期待できそうにないね。私服の時点でセンスがあれだし」

戦刃「うんこ入ってるくらいのていで行こ」

葉隠「さすがにうんこはあんまりだへぇ！？」

シュルシュル…


中身は？

安価↓2

パカッ…

江ノ島「うわ…」ドンビキ

戦刃「マジでうんこいれてくるなんてね…」ドンビキ

桑田「きめぇ」

葉隠「ちげぇって！模造品だって！ジョーク品もひとつくらいはあった方がいいだろ！？」

葉隠「てかまさかの開ける前に中身当てられてこっちがびっくりだべ！？」

戦刃「ジョークでもさすがにねぇ…」

朝日奈「サイテー！」

舞園「はあ…女の子にうんこプレゼントするなんてなにを考えてるんですか？」ジトッ

葉隠「ち、違うんだってええ！！」

セレス「近づかないでもらえます？」しっしっ

大和田「さすがにこれは擁護不可能だ。すまねぇ…」

桑田「ないわー葉隠ないわー」

江ノ島「うわ、ぷにぷにしてる！きも～い！ねぇねぇおねぇちゃんも触ってみて！」

桑田「ちょっと楽しんでんじゃねぇぞ！」

戦刃「葉隠くんにはプレゼントの交換なしでいいよね」

葉隠「ひどいべええええええあんまりだってえええええ」ギャアギャア

江ノ島「よーし気を取り直して、こんどはこの可愛らしい包装の箱をあけちゃおう！」

戦刃「目が汚れちゃったからかわいいものみて癒されないとね！」

葉隠「ひどいべひどいべ！」

セレス「黙っててくださいます？」

江ノ島「ちなみに、このプレゼントは誰の？」

戦刃「えっと、たしか…」

安価↓2

あさひな

朝日奈「あ、それ私のー！」

戦刃「これは期待していいね！」

江ノ島「この可愛らしい包装を綺麗にはがしてっと…」

びりィ！！

江ノ島「あ、破けちゃった」

朝日奈「あああああ！」

戦刃「もう盾子ちゃんったら不器用～」

江ノ島「てへっ☆」

江ノ島「あーもう！こんなのぐちゃぐちゃぽーい！」

葉隠「こっちに投げてくんなってええええ」

江ノ島「大事なのは中身なんだぜ！」ファック！

中身は

安価↓2

パカッ

戦刃「…！いいにおいがする！」

江ノ島「ふむぅ、これはドーナッツですね」

桑田「ブレねぇなてめぇは」

朝日奈「ドーナッツはドーナッツでもただのドーナッツじゃないんだから！その名も『レアものドーナッツ』！ドーナッツマニアの間じゃあ有名なんだから！」

山田「ネーミングが安直ですぞぉ…」

苗木「あれでも朝日奈さんって、雑貨屋さんでプレゼント買ってたよね？」

朝日奈「保存料が入ってないのにすごく長持ちするドーナッツだなら置物としても使えるんだよ！たまたま展示品かぎりで置いてあったのを見つけたの！！」えへへ！

江ノ島「なにそれおもしろぉーい！帰ったら飾ろ飾ろ！」

戦刃「ゴキブリほいほいにならなければいいけど」

江ノ島「よーし、じゃあレアものドーナッツをくれた朝日奈ちゃんには、こっちもレアもののあれでお返しさせてもらうよー！」きゅるるん☆

戦刃「はい、どうぞ」

朝日奈「えーなんだろなんだろ！」わくわく


中身は？

安価↓2

パカッ

朝日奈「え！これってもしかして倍返し饅頭！？」

江ノ島「こちらもレアな食べもので倍返しだー！なんつってー！」

戦刃「ほんとこれ手に入れるの苦労したんだから！」

桑田「半沢直樹のやつか！あれめっちゃ面白かったよな！」

苗木「ぼくもリアルタイムでみてたよ！」

山田「いや～なやつらを半沢直樹殿が倍返しで制裁して行く！くぅ～あれは爽快でしたなあ！」

朝日奈「んで、その半沢の上司がまたすげぇ～いやなやつなんだよね！あー名前なんだったっけ…」

江ノ島「……」チラッチラッ


大和田「やらねぇからな！絶対に！！」ゴラァ！！

江ノ島「こほん！じゃあ次いっちゃおっかなぁ～」

戦刃「次はおねぇちゃんが選んでもいい？」

江ノ島「いいよー！」

戦刃「うーん、悩むなあ…じゃあこれにしよ！」

江ノ島「このプレゼントはだーれのだっ！」


安価↓2

霧切「それ私の……」

戦刃「霧切さんのかぁ！何が入って…、」<ガサゴソ！ガサゴソ！

江ノ島「…………」チラッ

戦刃「…………」チラッ

戦刃「……いま動かなかった？」

江ノ島「うん、動いた」

戦刃「あ、開けるよ…？」そろー

江ノ島「がんばれおねぇちゃん」


パカッ


カメ「………」のっそのっそ…

戦刃「……じゅ、盾子ちゃん」チラッ

江ノ島「おねぇちゃんが開けたんだからね。責任とってね」

戦刃「ええ！そんなぁ！」

霧切「うちのカメ四兄弟の末っ子のカメじろうちゃんよ、臆病な子だから大切に育ててね……あと、これは餌とケースよ」

戦刃「う、うん…大切に育てるよ」えへ…

江ノ島「そうそうこっちからもプレゼントあげなきゃね！霧切ちゃんにはこれだよー！」


安価↓2

江ノ島「じゃーん！」

苗木「ん、その瓶って…」

江ノ島「そう！またガチャで当てちゃったから霧切さんにあげるね～」

霧切「でも…それは…その…」

戦刃「大丈夫だよ！今度は効果が半永久的に続くらしいから」

霧切「…………そう」

霧切「なら、せっかくだからいただくわ……」

江ノ島「まあこの薬に関してはいろいろあったし、霧切ちゃんが本当に飲みたい！って思う時がきたら飲みなよ」

霧切「わかった………ありがとう」

戦刃「頑張ろうね！」



江ノ島「よーし、まだまだいくよーん！」

戦刃「まだ半分もあけてないよー！よし、次はこれにしよっかな！」

江ノ島「さあこのプレゼントの主は名乗り出るがよいぞ！」


安価↓2

桑田「お、ついに俺のがきたか！」

江ノ島「なんだ桑田か」

桑田「な、なんだとはなんだよ！」

戦刃「桑田くんのはさっき小耳にはさんじゃったからな～」

桑田「しのごのいわずに開けてみろって！」

戦刃「わかった」シュルシュル

パカッ

戦刃「…うん香水だね」

江ノ島「ちょっと裏切ってくれるかな、と期待しましたが、本当にマジもんの香水でした…」

桑田「へっ！でもよ、香水っつーてもただの香水じゃねぇんだぜ！？いま東京でマキシマムに熱いあの…」

戦刃「わたし香水とか無理なんだよね…」

桑田「………え？」

戦刃「戦場に香水とかご法度だから…」

江ノ島「ミリタリーオタクのおねぇちゃんに香水をプレゼントとかまじありえないです…」どよーん

桑田「………あぽ？」

石丸「ハッハッハッ！ならば没収だ没収ゥ！！」バッ！！

桑田「なっお前！いらねぇなら俺が使う！」

石丸「ハッハッハッ悔しかったら捕まえてみたまえ！」タッタッタッタッ！

桑田「てめぇ！俺だって脚力はあるんだぞ！」タッタッタッタッ！！



江ノ島「うぷぷ、仲よきことは美しきかな」

戦刃「までも一応買ってきてくれたし、あとでプレゼントお返しするか」

葉隠「な、ずるいべ！！」

セレス「だまれビチグソ」

江ノ島「というわけで、桑田くんにはこれをあげるよ～！…あとでね」


安価↓2

江ノ島「野球盤！」どどーん

戦刃「肩の弱くて野球のできない桑田くんにせめて雰囲気でも味わってもらうためにね！」

江ノ島「私様ってばなんて気が利くんでしょう！」えっへん



江ノ島「さて、あとは…」

戦刃「苗木くん、大和田くん、石丸くん、山田くん、大神さん、舞園さん、セレスさん、腐川さん…かな？」

江ノ島「…私様もさすがに疲れてきました。あとは巻きでいきましょう」

戦刃「じゃあ、石丸くんのと山田くん、大神さんのを一気に開けちゃうよー！」

山田「扱いが雑ですぞおおおお！！？」


安価

石丸2↓
山田4↓
大神6↓

戦刃「では石丸のくんから」パカッ

江ノ島「うわーきれー！光が反射してキラキラしてるぅ！」

戦刃「ガラス入りの時計なのかな？高そう…」

江ノ島「よし、売ろう！どちらかというと趣味じゃないし！」

戦刃「みんなには内緒だよ！」シー

苗木(聞こえてるよ)


江ノ島「次は山田だね」パカッ

山田「えっへん！ぼくのも相当のレアものですぞ！」

戦刃「なにこれ…萌えアニメのDVD？？」

山田「ふふふ、それはあの社会現象を起こした某魔法少女アニメの伝説のボツ話が…、」

江ノ島「いらなーい。興味なーい」ぽーい

山田「ちょっとおおおおおお！マニアの間では超高値で取引される超レアものDVDなんですぞ！！」

江ノ島「………」ピタッ

江ノ島「おねぇちゃん、カメラ」

戦刃「はい」カシャ

戦刃「ネットオークションに出品っと」カチカチ

山田「いや捨てられるよりは幾分かマシではありますけどもおおお！？」


戦刃「最後は…うん大神さんは全然ぶれないよね」

大神「プロテイン万歳だ…」フッ…

江ノ島「初心者用のりんご味…」

江ノ島「わたしりんご好き～！」きゅるるん☆

戦刃「プロテインはたんぱく質が取れるしね！このくらいの軽いのなら盾子ちゃんが飲んでも全然問題ないよ」

江ノ島「やったーじゃあありがたくいただくね！」

大神「気に入ってもらえたならよかったぞ…」フッ

江ノ島「次は舞園、セレス、腐川のを一気に開けてやるぜ！！」ヒャッハー

山田「ちょ、ぼくへのプレゼント返しはないのですかぁ！？」でぷでぷ

江ノ島「あとでまとめて一気にやるから待ちやがれこのブーデー！！」

桑田「そうだブーデー！！」

山田「あなたは便乗しなくていいですぞーー！！」


安価、プレゼントの中身

舞園 2↓
セレス 4↓
腐川6↓

戦刃「じゃあ舞園さんのから」パカッ

江ノ島「あ、ちんすこうだ！」

霧切「ちん…///」

舞園「たまたま沖縄フェアやってたので、買ってきたんです」

江ノ島「わたし沖縄いったことあるー！」

戦刃「まだ盾子ちゃんが影薄かった頃、荷物席に忍び込んでいったんだよねー」

江ノ島「実質タダだからそういう面では便利だったんだけどなーあの体質」

舞園「あとで日本茶でもついでみんなで食べますか」

江ノ島「さんせーいっ！」


戦刃「セレスさんのは、これは服？」

セレス「ふふ、私がいま着ている服と同じブランドの衣装ですわ。値は張りますがなかなか質がいいんですのよ？」ふふふ

苗木(このプレゼントが男子に当たったらどうするつもりだったんだろう…)

江ノ島「いわゆるゴスロリってやつか！かーでも私様の趣味じゃねぇな！！」

江ノ島「私様ったらいわゆるきゃぴきゃぴ系のしか着ないからぁ～」きゅるるん

戦刃「……盾子ちゃん」

江ノ島「ん？どうしたのおねぇちゃん」

戦刃「私、その…着たいかも。一回」

山田「な、なんですとおおおー！！」ハァハァ

セレス「ブーデーは引っ込んでやがろ！！！」

セレス「…ふふ。でも戦刃さんは黒髪ですからきっと似合いますわ。なんでしたらお着替えを手伝って差し上げましてよ？」

戦刃「え？いいの？じゃあ、お願いします…」えへっ

セレス「じゃあ、私たちはお着替えをしてまいりますので、みなさんで続けといてくださいな」

戦刃「えへ、いってきます」

江ノ島「おねぇちゃんがそっちの趣味に目覚めちまったぜ！まいいや！」

江ノ島「気を取り直して腐川のを開けてやるぜ！」パカッ


江ノ島「…ん？」コロッ…


江ノ島「なにこれ？」

腐川「インクリボンよ。悪い？」

江ノ島「えっと。さすがの私様もこれにはどう反応すればいいのか分からないので閉口しております」

腐川「インクリボンなんて、あって困らないでしょ別に」

苗木(困らないけど！確かにあれいちいち買いに行くのめんどくさいけど！)

腐川「いらないなら返してよ。私いつもすぐ切らしちゃって困ってるんだから」

江ノ島「…でもまあこれはこれでありがたくいただいちゃいまーす！」


江ノ島「さて、あとは苗木と大和田のか！…仕方ねぇな！苗木はトリにしてやんよ！！」

苗木(なにもいってない)

江ノ島「というわけでまずは大和田くんの開けるよぉ～！」パカッ

江ノ島「きゃーワンちゃんだー！ワンちゃんのノートとペン！かわいいー！！」

大和田「お、江ノ島も犬派か！？」

江ノ島「ううん。猫派」キッパリ

大和田「そ、そうか」しょげ

江ノ島「でもぉ、かわいいは正義だからぁ～うれしー！！」


江ノ島「じゃあ、最後はみなさんお待ちかねの苗木きゅんのプレゼントだ！！ヒャッハー！！」ワキワキ

ちょっと休憩！

ガラガラ…

セレス「…の前に戦刃さんのお着替えが終わりましてよ」

戦刃「えへへ、似合うかな…？」てれてれ

山田「ぶっふおぉあっ！！」

桑田「あやべ、これきてるわ」

葉隠「セレスっちぐっじょぶ」

セレス「やはり戦刃さんは素質がありましたわね。この服も戦刃さんに着てもらえてきっと喜んでますわ」ふふふ

戦刃「いつもボーイッシュな格好しかしたことなかったから…こんなフリフリドレスも結構いいね…」てれてれ

江ノ島「…」パシャッパシャッ

戦刃「ちょちょっと！写真はやーめーてー！！」

江ノ島「おねぇちゃん視線お願いしまーす！」パシャッパシャッ

戦刃「やめて！ほんとうに恥ずかしいからー！」

十神「…これは金の匂いがする」


江ノ島「よし、じゃあ苗木のプレゼント放置したまんまだったからそろそろ開けてやるか」シュルシュル

戦刃「あ！苗木くんのプレゼントみたーい」

江ノ島「どれどれ…お！ブレスレットだ！」シャラン

戦刃「きれーい！」

江ノ島「ふむ、これはいわゆるパワーストーンってやつですね」

戦刃「なにか意味があるの？」

苗木「みんなの絆がもっと深くなるような…ってイメージで作ってもらったんだ！」

江ノ島「なにそれ素敵～！！ではありがたく私様がつけてあげるねぇ～」えっへん

戦刃「えーずるーい！」

江ノ島「さてと、プレゼント一通り開けたかな？」

戦刃「あとはこっちのお返しだね」

江ノ島「あ、わすれてた！」てへっ☆

江ノ島「じゃあ、こっから適当にみんな持ってって～」ジャラジャラ

山田「雑過ぎませんか！？」

安価↓ 6つ分のアイテム

セレス「適当に取れと言われましてもね…」

苗木「ん？なんだこれ…婚姻届？」ペラっ

苗木「え、僕と江ノ島の名前…ってかなんで僕の判子がすでに…」ガクブル

江ノ島「あとは役所に出すだけだよ苗木きゅ…、」はーと

戦刃「そっ、そんなのおねぇちゃんは許さないから！！！」バッ！

ビリビリビリ！！！

戦刃「ふしゅーふしゅー」

江ノ島「お、おねぇちゃんのばかああああああ！！！」うわーん！！！

江ノ島「…とでもいうと思ったかー！！予備の婚姻とど…、」

戦刃「だーめったらだーめー！！！」ビリビリビリ

江ノ島「なんでよー！！！ばかぁ！！！」うわーん！！

戦刃「そういうのは、まだ早いと思うよ！！///」

大神「む、このコケシはなんだ…」ブーブー

腐川「ッ！！」カー

苗木「あ、それ僕も持ってるよ。マッサージ機じゃないかな？」

大神「うむ、マッサージ機か。なるほど、こう肩に当てるのか…ほう。なかなか…」ブブ…ブブ…

苗木「僕のもいらないからあげるよ」

大神「いいのか？ダブルで肩を刺激できて便利だな………うむ、我はこれをいただくとしよう」ブブ…ブブ…

苗木「ん？てか腐川さん顔赤いけど…？」

腐川「ふ、ふふふ不潔よ！バカ！！」

舞園「じゃあ私はこのキャリーバックもらおうかな…いちばんまともそうだし」

戦刃「舞園さんはそれ選ぶと思ってた！てかまあはじめから舞園さん用に買ってきたものなんだけどね～」

舞園「ふふ。キャリーバックほしいなって思ってたんで、じゃあありがたくいただきますね……」ニコ…


山田「…ふむぅ？これはパジェロですかな？」

苗木「分かるんだ、詳しいね」

山田「はん！常識ですぞ、苗木殿」チッチッ

苗木「でも、これキーがないね」

山田「なっ！それじゃあただの展示品と変わらないじゃないですかー！？」

苗木「ん、まてよ………」ゴソゴソ

苗木「高級車の鍵…まさか、な」はは

ガチャ、ブオオオオーーーーン

山田「な、なんで苗木殿がこの車の鍵を持ってるんですかあああああ！！！？？」

苗木「ガチャででた鍵でガチャっとね」はは

江ノ島「私の車体は苗木きゅんの鍵でエンジンがか……いたい！耳引っ張らないで！！」ギャアギャア

戦刃「そういうのはまだ早いの！///」

山田「でも残念ながら僕らは高校生ですから……」

石丸「その通り！！だから没収だ、没収ゥうううう！！！」バッ！

山田「あーー！！高級車のキーがああ！！」

石丸「ハッハッハッ！成人式の日に他のエロ本と一緒に返却してやろう！」タッタッタッ

山田「くぞぉ…けっこう欲しかったのにぃ～」

苗木「エロ本持ってきてるんだ…」

山田「そこは食いつかなくてもいいんですぞおおお！！？」でぷでぷ


戦刃「かわいそうに。じゃあ山田にはこの葉隠のうんこあげるね…いらないし」

江ノ島「あんたのにおいでもつけて楽しめばいんじゃない？うぷぷ」

山田「雑！雑あんど雑！！」

セレス「なんでしょうこのぬいぐるみは…」ひょいっ

モノクマ『なんだい、このぬいぐるみは…うぷぷ』ケラケラ

セレス「しゃ、シャベッタアァァァア！！！！」

モノクマ『しゃべったクマーーー！！！』ギャアギャア

江ノ島「そのクマはねぇ、モノクマっていうんだよ！」きゅるるん☆

戦刃「喋りかけた言葉をクマ語で変換して返してくれるの！しかも手足も可動式で、言語タイプに合わせて表情とかも変えることができるんだよ！システムいじれば人工知能で動かすこともできるし！」

苗木(だれが作ったんだよそれ)

セレス「ほぅ、優れものですわね」

モノクマ『うぷぷ！優れものだクマー！』わきわき

江ノ島「ねぇモノクマ、ぼっちのセレスさんの対戦相手にになってあげてくれる？」

セレス「誰がぼっちだビチグソがあああああ！！！」

モノクマ『だれがぼっちだと！クマー！！』

江ノ島「あ、でもね。それすんごく便利な代わりに超膨大なエネルギー使うからさー」

セレス「そうでしょうね…まさか電池式とかではないのでしょう？」

江ノ島「だから、替えのエネルギーも代わりにわたしとくね」ずしっ…

セレス「なんですかこれは…」

江ノ島「小型縮退路」

セレス「…なんか物騒なものですわね…」

江ノ島「ここの尻尾をぐいっと引っ張って…」

モノクマ『いたいクマ！！やめろクマー！！！』ジタバタ

江ノ島「ここの隙間にねじ込めばいいから」

モノクマ『そんな大っきいの入らないないクマ…ハァハァ…』

セレス「やりにくいですわね…まあ把握いたしましたわ…」

苗木「ん？てか僕のもってるこのぬいぐるみと似てるような…」

モノミ『モノミでちゅ！ぬいぐるみじゃあないでちゃよ！』

江ノ島「あーそれ失敗作」

モノミ『な、なんでちゅってええええ』

戦刃「モノクマの妹版として制作してたんだけど、出来が悪くてねぇ……てか捨てたはずなのに、なんで苗木くんが？」

苗木「いやぁ、ガチャででてきたから」

江ノ島「そういえばなくしてた車のキーもあん中から出てきたみてぇだし…あれってもしかしておとしものボックスかなんかだったりしてな！？」ギャハハ！！

苗木「まあ、これ失敗作なら余計いらないからついでにセレスさんにあげ…、」

セレス「いらないですわ」キッパリ

モノクマ『いらないクマー』ジャキン

戦刃「モノクマ。マスター命令。妹、モノミを殲滅せよ」

モノクマ『覚悟だ！我が妹よ！！』バッ！

モノミ『やめるでちゅ！暴力は反対でちゅよーー！！！』びええーーん

ガシボカ！ガシボカ！どがーーーん

セレス「こんなこともできるんですね…ますます欲しくなってきましたわ」

戦刃「じゃああとでマスターをセレスさんに登録し直しておくね」

セレス「ふふふ…」

苗木(恐怖政治がはじまるぞ…)

腐川「あと、この小説みたいなのしか残ってないじゃないの…」ペラっ

江ノ島「ついにそれを手にとっちゃいましたかー！誰も手に取らずにお蔵入りになったらどうしようかと焦っちゃったぞ☆」

腐川「ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生…？どういう話なの？」

江ノ島「ここにいるみんなを題材にした小説なんだよ～！みんなが超高校級の輝かしい才能を持ってる設定で、ある日突然この学園に閉じ込められて、モノクマと名乗る謎のぬいぐるみからコロシアイを強要されるの！」

江ノ島「全8チャプターあるから読み応えもあるよ！！」きゅるるん☆

腐川「ふーん、…」ペラペラ…

腐川「てか名前とか口調まんまじゃない…私は超高校級の文学少女、ねぇ…」

苗木「え、僕が主人公なの…」

葉隠「プログラマー、ギャンブラー、スイマーに野球選手、そして御曹司！全部現実と真逆じゃねぇか！！」カッハッハッ！！

十神「うんこには言われたくはないな」

桑田「うんこうんこ！！」

セレス「だまれビチグソ」

モノクマ『うんこマンだクマー！』

葉隠「もういい加減許してくれってえええええ」ビエーン


戦刃「あれ、てか私いなくない？」

江ノ島「あ、おねぇちゃんは冒頭で死ぬから」

戦刃「え？」




戦刃「………え？」

大和田「おい、俺へのプレゼントがないぞ」

戦刃「あれ、あちゃー数間違えちゃってたか」

江ノ島「間違えてないよぉ！大和田には別口でちゃんとプレゼントを用意してるんだからー！」ガサゴソ

大和田「え！マジかよ！」わくわく

江ノ島「はい、ずっと部屋に飾ってたけど飽きてきたから返すね」

大和田「…おれのリーゼント…」

江ノ島「はーいプレゼント交換会は以上でーす！」

葉隠「結局なにももらえなかったべ…」

桑田「やーいうんこうんこー」ベロベロバー

葉隠「いい加減怒るべ！？！？」

江ノ島「あとはみんな自由にしゃべったり食ったりしてくださーい☆」きゅるるん

戦刃「料理すっかりさめちゃったね。温めなおしてくるね～」テキパキ

ワイワイ…ガヤガヤ…

苗木(さて、誰かに話しかけてみようかな…)


安価↓2

苗木「葉隠く…、」

葉隠「ひどいべひどいべ…」ぐすぐす

苗木(葉隠くんが隅っこで体育座りしてる…)

葉隠「！…苗木も俺をイジメにきたんだべ！？ひどいべ！！」

葉隠「誰か助けてくれええええええ！！！」ビエーン

苗木(うざい)


安価

1.やーいウンコまーん！
2.僕はいじめたりなんかしないから安心して
3.自業自得だよ
4.来年はいいことあるよきっと(肩ぽん)

安価↓2

苗木「僕はいじめたりなんかしないから安心して」ははは

葉隠「…苗木っち」ぶわっ

葉隠「苗木っちいいいいいい！！」だきっ

葉隠「俺の友達はお前だけだべえええええええ」ぐすぐすビエーン！！

苗木(うざい)

葉隠「桑田っちてばひでえんだべ！俺のことをうんこ呼ばわりしかしねぇし、セレスっちはぬいぐるみ使って俺をいじめてくるんだべ！！朝日奈っちは臭いもの扱いしてくるし、大和田っちは巻き込まれたくなくてちっとも助けてくれねぇんだべ！！！」ぐすぐすビエーン！！

苗木(このままじゃうざいからなんとかフォローしてあげよう…)


1.まあ人の噂も75日っていうし？
2.あとで僕が適当に注意しといてあげるよ
3.まあそういうプレイだと思えば…
4.みんな葉隠くんのことが大好きだからいじめるんだよ！

安価↓2

苗木「みんな葉隠くんのことが大好きだからいじめるんだよ！」

葉隠「へ？どういうことだべ？」

苗木「いじめたくなるほど好きなんだよ！葉隠くんってさイジメたくなるタイプじゃん！」

葉隠「よくわかんねーけど、そういうもんなんだべ？」

苗木「そーいうもんだよ！」

葉隠「そうか、みんな俺のことが大好きだからいじめてくるんだな。確かに大嫌いなやつならこんなに執拗にいじめてこないはずだべ」うんうん

葉隠「なんか元気出てきたべ！」

苗木「ならよかったよ」

葉隠「今度は俺から話しかけにいってみるべ！みんな俺のこと大好きでいじめてくるんなら、痛くも痒くもないべ！！」タッタッタッ！

<あっ！でたなうんこマン！

<桑田っちもイケズなやつだべぇ～

<なんだよ気持ちわりい！ひっつくな！うんこがうつんだろ！！

<キモい絵面を見せんなクマー！！

<セレスっちも照れ屋さんだべー！

<やめろクマー！こっちくんなクマー！！

苗木「…葉隠くんが幸せならいっか。うん。いいことした」


苗木「他の人にも話しかけてみよっと」

安価↓2

山田「はぁ……」

苗木(第二のうんこ被害者山田くん)

山田「ややっ、これはこれは苗木誠殿…はぁ…」

苗木「元気だしなよ」

山田「ならこのうんこを引き取ってくださいよ…」

苗木「それはちょっと…」はは

苗木(元気付けてあげたほうがいいかな…)



1.うんこに罪はないよ！！
2.誰かのカバンにさりげなく忍ばせとこうよ
3.使いみちを一緒に考えよう
4.葉隠くんをいっしょにしめにいこうよ
5.他


安価↓2

苗木「使いみちを一緒にに考えようよ」

山田「使いみちですと…置物にするにはいささか問題ですし、感触と質感はやけにリアルですし、せいぜいイタズラにしか使えない気がしますが…」

苗木「なんとかならないかな…」


1.香水をふりまいてにおいだけでもよくしようよ
2.顔描いてみたら可愛くなるかも
3.キラキラするもの貼って飾り付けしよう
4.三角形のクラッカーつけてチョコのアイスクリームの上の部分だって言い張ろうよ

安価↓2

苗木「顔描いたら可愛くなるかも…」

山田「む！それはナイスアイディアかもしれませんぞ！！」

苗木「いま流行りのゆるキャラ風にさ」

山田「キター！これはキター！」

山田「さっそく筆を走らせてきますぞ！！」タッタッタッ！

苗木「あ、うんがんばって」

苗木(よく考えたら山田くんって画伯だったっけ)

苗木(まあ前衛的アートとしてはいいかもしれないけど)


苗木(あともう一人くらい声かけてみようかな)

安価↓2

苗木「霧切さん！」

霧切「……」ばくばくむしゃむしゃ

苗木「霧切…さん…？」

霧切「あ、……苗木くん」むっしゃ！むっしゃ！

霧切「おいしいわね……」ばくばく

苗木「うん、おいしいけど……」

霧切「………」むしゃむしゃ

霧切「私も料理とかしたほうがいいのかしら……」ばくばくむしゃむしゃ


1.なに食べてるの？
2.料理興味あるの？
3.カメへの熱意について

安価↓2

苗木「そういえばさっき霧切さんカメあげてたよね」

霧切「………ああ、カメじろうちゃんのことかしら？」

苗木「飼ってるんだ？」

霧切「そうよ…カメは手間がかからないから、オススメよ…」

苗木「そ、そうなんだ」

苗木(思考スピードとリンクするのかな…)

霧切「ふふ…苗木くんにも分けてあげましょうか？」

1.何匹くらい飼ってるの？
2.お父さんに買ってもらったの？
3.他

安価↓2

苗木「やっぱりいっぱい飼ってるの？」

霧切「そうね…10匹くらいは飼ってるわ…」

苗木「10匹……え！10匹！？」

霧切「ええ。でも最近なかなか育てられなくなってきたからかわりの親を探していたの…だからちょうど良かったわ…」ふふ

苗木「へ、へぇ…」

霧切「……そういえば、苗木くんはいつ家のほうに戻る予定なのかしら？」

苗木「ん？あー年末？特に考えてなかったなー霧切さんは？」

霧切「私は明日帰るわ。…学校のほうも明日で仕事納めみたいだからね。寄宿舎のほうはもう少し空いてるみたいだけど」

苗木「そっかーみんなが帰るなら帰ろっかなー」

葉隠「おっ、年末の話か？」

霧切「あ、うんこ…」

葉隠「霧切っちってばもー！」グイグイ

霧切「…きもい」

葉隠「まあそれはともかく、苗木っちも明日帰っちゃうんか？」

苗木「んーどうしよっかなーって」

朝日奈「私も明日帰るよー」

大神「我もだ。プロテイン会で忘年会もあるしな…」

桑田「みんな帰えっちまうのかーもうちょっといるつもりだったけど俺も帰るかー」

大和田「じゃあ、俺も帰ろ」

江ノ島「私も苗木が帰るなら帰るー！」

戦刃「たまにはお母さんにも顔出さないとね」

セレス「久しぶりに実家に帰ってギョウザをたらふく食べたいですわ」ふふふ

モノクマ『ギョウザたべるクマー！』

舞園「クリスマスが終わったらもう年末ですか…今年も早かったですね」

不二咲「年末年始はみんなに会えないんだね、さみしくなるなあ…」

山田「まあ、また冬休み終わったら会えますぞ！」

朝日奈「年賀状も書かなきゃねーあ、あとでみんな住所教えてよ」

葉隠「俺もみんなに書くべ！！」

腐川「あんたのなんかいらないわよ…」

葉隠「もう照れんなってー」グイグイ

腐川「ちょっと、マジできもい！」

セレス「マスター命令、葉隠を殲滅せよ」

モノクマ『クマー！』ジャキン！

葉隠「セレスっちも照れてるべーもう困るべー！！」カッハッハッ

山田「なー急にさみしくなってまいりましたぞー！！」

朝日奈「年明けたら絶対新年会しようね！」

江ノ島「はーい！じゃあ私が幹事するねー！」

桑田「じゃあそのとき年賀状渡すわ」たりー

セレス「じゃあ私も」

モノクマ『クマー』

大和田「じゃあ俺も」

腐川「まだ時間があるんだからちゃんと書きなさいよ…」

霧切「年賀状はカメの写真を送るわね…」

十神「俺は出さないからな。年賀状など買うお金がない」

石丸「なぬ！そんなの許されないぞ！！」ビシィ！！

舞園「初詣でまたばったり会えるといいですね」ふふ…

不二咲「それいいね！みんなどこの神社にいくの！？」わくわく

葉隠「なあなあ、今日で最後なんだから盛大に乾杯するべ！」

大神「うむ、名案だ…」

戦刃「じゃあ、苗木くんよろしく！」

苗木「え？僕？」ぽりぼり

苗木「えっと…今年はサッカー大会とかこのクリスマスパーティとかいろいろ盛り上がれてよかったかな」

葉隠「ほんとだべ！いろいろあったけどなんだかんだたのしかったべ！」

桑田「だな！まあ来年もよろしくやってくれよ石丸ゥ！」ガシィ！

石丸「もちろんだとも兄弟ィ！！」ガシィ！！

腐川「あつくるしぃ…」ぐぎぎ

舞園「ふふ、じゃあみんなジュースは持ちましたか？」

大和田「ぱーっと頼むぜぱーっとよぉ！」

不二咲「いえーい！」えへへ

苗木「こほん、じゃあちょっと気は早いけど、今年はみんな仲良くしてくれてありがとう！」


苗木「来年もよろしくやっていこうね！乾杯！」


「「「かんぱーい！！」」」『クマー！！』


………
……
…

年内はここで終わります！お疲れさまでした！

また年明け後(いつになるか分かりませんが…)また続きを投下して行きます


ではみなさんよいお年を！

新年もどうぞよろしく、完結まであと少しどうぞおつき合いください！

では～

おけましておめでとうございます！
みなさん新年はいかがお過ごしでしょうか？

新年一発目、すこし時間ができたので投下しようとおもいます

お暇な方はおつき合いくださいませ～

☆ここまでのまとめ

苗木 >>> 平均値
大和田 >>> ヘタレ ★★☆ 替えのリーゼント
石丸 >>> 暴君 ★★☆ 高級車のキー
不二咲 >>> パソコンオンチ ★★☆ PSvita

☆ここまでのまとめ

苗木 >>> 平均値
大和田 >>> ヘタレ ★★☆ 替えのリーゼント
石丸 >>> 暴君 ★★☆ 高級車のキー
不二咲 >>> パソコンオンチ ★★☆ PSvita

新年早々、投下の調子が悪い…末吉ェ


☆ここまでのまとめ

苗木 >>> 平均値
大和田 >>> ヘタレ ★★☆ 替えのリーゼント
石丸 >>> 暴君 ★★☆ 高級車のキー
不二咲 >>> パソコンオンチ ★★☆ PSvita

なぜか最後まで貼れてない…orz
もういい、本編やる


………
……
…


???そして、時は過ぎ…1月1日 元旦



こまる「お兄ちゃん！起きてー！」ドンドン

苗木「んん……ふわぁ…ってまだ7時じゃんか…正月くらいゆっくり…、」ゴロン

こまる「初日の出みるのー！起きてよー！！」

苗木「…もううるさいなー」ガバッ

こまる「やった！はやくはやく！」グイグイ

＞ベランダ

こまる「うぅ…冷えるなぁ」

こまる「あ、ちょうど今でてきたよ！」

苗木「うお、まぶしっ…」

こまる「すごくキレー！ほら、起きてよかったでしょ？」

苗木「そうだね。…今年もいいことありますように、っと」パンパン

こまる「あ、私もする！今年もお兄ちゃんをどうぞよろしくお願いします」パンパン

こまる「あ！年賀状！今年は何枚届いてるかなーっと！」タッタッタッ

苗木「ふわぁ…正月早々元気だなあ…」

苗木「今日は家族で初詣と親戚まいりかな。お年玉もしっかりもらわないとね」

こまる「お兄ちゃん、見てみて！いっぱい年賀状きてるよ！」タッタッタッ



誰から？

安価↓ キャラクター4人ほど

苗木「ほんとだいっぱいきてる」

こまる「お兄ちゃんってば人気者だねぇ」にこにこ

苗木「中高の友達が数人と…あ、江ノ島さんと戦刃さんからきてる」ペラ

こまる「みせてみせて！」

苗木「いやこまるがみても仕方ないと思うけど…どれどれ」

こまる「あ！写真付きなんだね！ぷっ馬のかぶりものしてる！でも二人ともかわいい～！たしか姉妹なんだっけ。飾り付けもデコデコだぁ！」

苗木「ん？下のほうにメッセージかいてる。えっと…『去年はいろいろサッカーとかで遊んだりできて楽しかったです。今年はもっと仲良くなろうね！ 戦刃むくろより』だって」

こまる「左の黒髪の子かな？もう一人の人はなんて？」

苗木「江ノ島さんは…えっと…」

苗木(『今年こそはテメェの貞操を奪いにいくから覚悟しやがれ！ファック！ 江ノ島盾子』)

苗木(これは心の中にしまっておこう)

苗木「大したことじゃないよ、次の見よっか」ペラっ

こまる「えーきになるじゃーん！」

苗木「あれ、桑田くん。なんだかんだいってちゃんも送ってきたんだ」

こまる「仲いいんだねぇ。えっと…『あけおめ！去年はサッカー大会楽しかったな。また企画してくれよな！んじゃ今年もよろしくぅ！！ LEON』…ん？みんなでサッカー大会したんだ？さっきの子も書いてたよね」

苗木「うん、さっきの戦刃さんと桑田くんと一緒のグループだったんだよ」

こまる「ふーん。…うわ、この人すごい達筆」ペラっ

苗木「ああ、石丸くんだね。やっぱりキッチリ元旦に送ってきたね」

こまる「キッチリしてるひとなんだね。えっと…『謹賀新年！実にめでたいな！ハッハッハッ！！今年もお互い勉学に励もうではないか！！…まあ時には息抜きもな。また企画してくれたまえ！！ハッハッハッ！！敬具！！』…この人もサッカー？」

苗木「うん、同じグループだったんだ」

こまる「なんだか暑苦しそうな人だ…最後は…」ペラっ

こまる「なにこれ」

苗木「ん？あー霧切さんのか」

こまる「『きんが新年 なえきくん 今年…じゃなくてきょ年は 大へん おせわになりました 今年もなかよくしてください p.s.写真はうちのカメです さとおやぼしゅうちゅうです』……え？この人同級生？ってかなんでカメ……」

苗木「えっと、その人はそういう人なんだ…」はは…

苗木(てか字汚っ！)

こまる「ふーん、まぁいいんだけど…」


こまる「じゃあ朝ごはんたべて初詣いこー！」

石丸 はまだ★★☆ だしこれから解明されてくんじゃない？

＞神社

ザワザワ…ザワザワ…

こまる「うわーすごい人がいるねー」

苗木「正月だしねー」

こまる「都内の神社だし、同級生と会えたりするかもよ？」

苗木「こんな人ごみで分かるかなあ…」はは…

こまる「それもそっかー…ってあ！」

苗木「ん、どした？」

こまる「あそこにいるの同級生のゆかりちゃんかも！ちょっと声かけてくるね！お兄ちゃんは列並んでてね」タッタッタッ

苗木「はーい」



>>165「あれ、苗木くん」

安価↓2で

苗木「あ、舞園さん！？」

舞園「ふふ、やっぱり苗木くんでした。人違いだったらどうしようかなと思っちゃいました…」ニコ…

苗木「いやあ、都内だからだれかとばったり遭遇したりもするかと思ってたけど……てか着物似合うね」

舞園「ふふ、そうですか？折角なんで着てみたんですけど…」

苗木(ピンクの生地に白の花の振袖……か、かわいい……)

舞園「せっかくなんでお話しませんか？」ふふ…


1.一人で来たの？
2.今年の抱負は？
3.自分で着付けたの？
4.それにしてもかわいいね

安価↓2

苗木「それにしてもかわいいね。ほんとよく似合ってるよ」

舞園「そんなにジロジロみられるとなんだか恥ずかしいですね…」

舞園「でも、……ありがとうございます」えへ…

苗木(しかし舞園さんもだいぶ自然に笑えるようになったよな…)

舞園「ふふ…毎日練習してますから」

苗木「そうなんだ……え？」

舞園「エスパーですから……なんてね」えへ…

苗木「はは、顔に思ってること書いてあった？」

舞園「ふふ…でも、苗木くんにそう思ってもらえてるなら毎日の特訓のかいがあったってもんです」

苗木「努力家だよね」

舞園「今年は歌の方も特訓して…………ここだけの話なんですけど、オーディション受けようかなって思ってるんです」

苗木「え？オーディション！？」

舞園「ちょっと！大きな声出さないでください！」ジトッ


舞園「……記念にですよ。ずっと夢だったんんで……だからオーディションを受けても恥ずかしくないくらいに愛想のいい女の子になるのが今年の目標なんです」えへ…

苗木「大丈夫だよ！舞園さんなら！」

舞園「そんな、私なんてまだまだです……でも笑えるようになってから人と話すのがちょっぴり楽しくなってきたんで」

舞園「また歌の練習付き合ってくださいね…最初のころよりだいぶうまくなったんですよ？」ふふ…

苗木「絶対いくよ！」

舞園「約束ですよ？」


こまる「あー！お兄ちゃんだれその人！」タッタッタッ

苗木「あ、同級生の舞園さんだよ」

こまる「そうなんだ！兄がいつもお世話になっております！着物とってもお似合いですね！」

舞園「ふふ…ありがとうございます」ニコ…

舞園「じゃあ私、お父さんを置いてきてるんで戻りますね」

苗木「うん、また学校でね！」

舞園「じゃあまた。妹さんも」ふりふり



こまる「…えへ、かわいらしい人だね」

苗木「…だね」

カランコロン…

こまる「二礼二拍手一礼！今年もよろしくお願いします！」パンパン

苗木「今年もよろしくお願いします」パンパン


こまる「よし、せっかくだからおみくじ引いて帰ろっか」

苗木「そうだね……100円玉いれてっと」カサカサ


安価直下、コンマ判定

0～10 大凶
11～20 凶
21～30 末吉
31～40 小吉
41～50 中吉
51～ 大吉

運勢がいいといいことあるよ

苗木「どれどれ……」

こまる「あ！大吉！やったー！お兄ちゃんは？」

苗木「……中吉」

こまる「また正月早々微妙なの来たね」

苗木「待ち人…まあ待て、失せ物…でるかも、恋愛…がんばれ、勉学…為せば成る」

こまる「なんか若干投げやりだね」

苗木「…結んどくか。こんなの気の持ちようだよ。うん」きゅっきゅっ

こまる「私はもらってかーえろ」えへへ


こまる「あ、あそこのテントで甘酒配ってるよ！もらいにいこー！」

苗木「やっぱ初詣といったら甘酒だよね。ふーさむいさむい……あれ？」

こまる「どうしたの？」

苗木「いや、テントで甘酒配ってる人、なんか見覚えがあるような……」


誰だ
安価↓2

十神「甘酒です！よかったらどうぞ！温まりますよ！」テキパキ

苗木「と、十神くん…？」

十神「はいなんでしょ…………苗木か。なんでお前がここにいるんだ」ギリギリ…

苗木「初詣だけど…十神くんは…」

十神「正月返上でバイトだ。見れば分かるだろう…」ギリギリ…

十神「やはり都内の神社のバイトはリスクが高いな…くそ、こういう頑張ってるところを友人にみられるなど屈辱でしかない…」ぐぬぬ…

苗木「なんか、ほんとごめん…」

十神「まあいい。おまえも甘酒か？適当にとっていけ」フン

苗木(バットタイミングだったな。でもせっかく会ったし…)

1.僕も手伝おうか？
2.他にもバイトかけもちしてるの？
3.大変だね、頑張って

安価↓2

苗木「僕も手伝お…、」

十神「結構だ。俺の取り分が減ってしまうだろう」キッパリ

苗木「いやお金なら別に…、」

十神「なん、だと……」

十神「きさまタダ働きをしようとでもいうのか……」ギリギリ

苗木「だって、手伝うだけだし…」

十神「同じ仕事をする苗木がもらわない金を俺だけが卑しく惨めにいただけというのか！？くそっ、富裕層め…！！」ぐぎぎ

苗木「ごめん、やっぱなんでもないよ。頑張って」あはは…

十神「フン言われなくても頑張っている。まあきさまは精々正月を楽しむがいい……それが金をもってるやつらに課せられた使命だ」

苗木「あ、うん。そっか。十神くんも体を壊さない程度にね」

十神「安心しろ。毎日学校終わりには夜勤に入ってたんだ。体力には自信がある」フッ…

苗木「ほんと、体を壊さないでね。じゃあまた学校でね」

十神「またな…」

十神「あ、はい。甘酒ですね！ちょっとお待ちください～」クルッ



こまる「知り合い？」

苗木「同級生。正月返上で働いてるんだってさ」

こまる「へー働きものなんだね。私には無理だなー」

苗木「十神くんはすごいよほんと」

苗木「……帰ろっか」

こまる「だね」


………
……


＞自宅

こまる「はは！お笑いおもしろーい！！」ぎゃはは

苗木「特番ばっかだね………あ、携帯に着信がきてる。だれだろ」


安価↓2

苗木「セレスさんか…」ピコピコ

苗木「『うぷぷ！ぎょうざ雑煮は最高だクマー！』…あれなんかセレスさんのキャラがおかしい」

ピロリン…

苗木「あれまたセレスさんからだ。なになに…『先ほどのは誤送信ですわ。モノクマに勝手につぶやいたことを送信されてしまいました。困ったものですわね』」

苗木「モノクマってすごいな。てかなんだよぎょうざ雑煮って…」

苗木「なんか返信したほうがいいだろうか」


1.ぎょうざ雑煮ってなに？
2.いいよ気にしないで
3.今なにしてるの？
4.クマー！クマー？クマクマー！！

安価↓2

苗木「………」

苗木「ちょっとからかってみよ」ピコピコ

苗木「『クマー！クマー？クマクマー！！』…と。送信！」

苗木「なんて返ってくるかなー」

ピロリン…

苗木「返信早っ！なになに…『…ふざけてるんですの？』…うわ、普通に怒られちゃった…」

苗木「フォローしとこっと」ピコピコ

1.モノクマとよろしくやってる？
2.モノクマでの一発芸楽しみにしてるね
3.明けましておめでとうって意味だよ
4.セレスさんにはモノクマ語が通じないんだな。残念

安価↓2

苗木「『モノクマでの一発芸楽しみにしてるね』…と、送信！」

苗木「腹話術とか余裕だろうな」

ピロリン…

苗木「早いな。ひまなのか？『苗木くんもなにかしてくれるならイイですわよ』…えーマジかよ。なんか考えとくか」

眠いのでねます

こまる「んー？あけおめメール？」

苗木「まあそんなとこ。てか新年会で一発芸することになるかも」

こまる「へー！なにするの？」

苗木「どうしよっかなぁ…なんかない？」

こまる「そうだなー」

1.腹踊り
2.マジック
3.ものまね
4.他

安価↓2

こまる「んーマジックとか？」

苗木「あーまあ無難だね、明日セールですぐできるやつ買ってこようかな」

苗木「『じゃあ僕もするからよろしくね』…と送信」ピコピコ

こまる「私も手伝ってあげるね～」

ピロリン…

苗木「あ、返事…『えっ？』…するといってくるとは思ってなかったみたいだな」

苗木「セレスさんの一発芸とか面白そうだから、僕も頑張ろっと」


こまる「あ、そろそろおじおばあちゃんの家に行くって～お兄ちゃんも準備して～」

………
……

こまる「えへへ、お年玉たくさんもらっちゃった」

苗木「うぅ…おばあちゃん家おせちでいっぱい食べさせられちゃった…」

こまる「毎年だよね。『あんた小さいんだからいっぱい食べなさい！』って」あはは

苗木「今年は大きくなれますように…プロテインも検討してみようかな…」

ピロリン…

こまる「あ、お兄ちゃんの携帯なってるよー！」

苗木「誰だろう…」ピコピコ


誰だ？

安価↓2

苗木「霧切さんか…」ピコピコ

こまる「あ、カメの子？なんて？」

苗木「『Re:ねんが状届いたかしら。返事がきてなかったから。』…え、返事？てか件名になってるし」

こまる「お兄ちゃん、年末ギリギリに出したから元旦に届かなかったのかな？」

苗木「あーそういうことかな？なんて返そうかな…」


1.カメかわいかったよ
2.明日には届くと思う！
3.ごめんね、ちゃんと見たよ

安価↓2

苗木「『カメかわいかったよ』…と送信」ピコピコ

ピロリン！

苗木「返事早っ！…『いる！---カメかわいかったよ』…？…ああ、いるかって？いや、いらないかな。『いらないよ』…と、送信！」ピコピコ

ピロリン！

苗木「『どうして！---いらないよ』…いや、どうして？と言われても、『親がダメって』と、送信」ピコピコ

ピロリン！

苗木「『私がお母さんにかけあってあげるわ---親がダメって』…え！やめて！」

苗木「マジで押し付けられそうだからブチろう」

こまる「私は別にカメ飼ってもいいよー」

苗木「どうせ面倒みれないだろ？結局僕が全部することになるんだから」

こまる「ばれたー」えへへ

ピロリン！

こまる「あー霧切さんから追撃？」

苗木「えー…あ、違う人だ」

誰だ
安価↓2

苗木「葉隠くんか…『苗木っち！あけおめことよろだべ！年賀状間に合わなかったからメールで勘弁してくれって 追伸…さっきたまたま神社で会ったので送るべ！』…ん、添付ファイルつきだ」

こまる「え！なになに」

苗木「開くよ」

1.舞園とのツーショット
2.十神とのツーショット
3.苗木の妹の隠し撮り
4.他

安価↓2

苗木「お、葉隠くんと十神くんのツーショ…って十神くん顔怖っ！」

こまる「あ、さっきの甘酒の人か」

苗木「あの後葉隠くんにも会っちゃったのか。てかうわぁまた葉隠くんのこの屈託のない笑顔…」

こまる「こんなところで同級生に会えてマジで嬉しいっす！みたいな顔してるね」

苗木「正確には嬉しいべ！かな」

苗木「なんか返信しようかな」


1.僕も十神くんに会ったよ
2.十神くんなにかいってた？
3.いい笑顔だね
4.他

安価↓2

苗木「『僕も十神くんに会ったよ』っと…送信」

ピロリン！

苗木「『そういや十神っち言ってたべ！ここに俺がいることを苗木に聞いたのかって睨まれたべ(笑)』…なんかあらぬ誤解を受けてるんですがそれは」

苗木「『え！それは誤解だよ。フォローしてくれた？』…と、送信」

ピロリン！

苗木「なになに…『しつこかったから適当に流しておいたべ！それにしても、じゃあもうちょっと時間ずらしてたら苗木とも会えてたんだな、おしいべ！だべべべ～ ←じぇじぇじぇとかけてみたべ(笑)』」

苗木「うざっ」

こまる「だべべべ～！」きゃっきゃ

苗木「やめて」

こまる「えへへ、あそろそろお兄ちゃんの見たかった特番はじまるんじゃない？」

苗木「うわ、もうそんな時間？」

こまる「急げ急げ～」

………
……

苗木「ひぃー面白かった」

こまる「面白かったけど長かった。ふわぁ…ねみぃ。疲れたからもう寝よっと」スタスタ

苗木「あ、おやすみ」

<だべべべ～

苗木「やめて」


苗木「……妹寝たし暇になった。まだそんなに眠たくないし」

苗木「だれかにメールしよ」


安価↓2 まだメールしてないキャラで

苗木「石丸くんに送ってみようかな…年賀状きたし」

苗木「………」

苗木「でもなに話そう。うーん」


1.年賀状ありがとう
2.なにしてる？
3.特番とかみた？
4.初詣いった？
5.他

安価↓2

苗木「ここは無難に…『あけおめ！初詣いった？』…でいいかな、送信」

苗木「水飲んでこよ」スタスタ

………
……

苗木「あ、返信きてる」

苗木「なになに…『明けましておめでとうございます！！略さずにちゃんと言いたまえ！！初詣かい？もちろん行ったとも！日本人として当たり前だろう！！二礼二拍手一礼！！しっかり一年の安全を祈願してきたぞ！！苗木くんはなにをお願いしたのかね！？……ム、そういえばバイト中の十神くんに会ったな！一生懸命働いていたようなので激励してきたぞ！本人は恥ずかしがってたようだがな！ハッハッハッ！！君のことだから大方年末年始はテレビばかり見ているのだろうがちゃんと宿題もやりたまえよ！！学生の本分はあくまで学問であるからな！！内申内申！！』」

苗木「ちょ、長文…」

苗木「どうしよう、なにか返信したほうがいいかな」


1.十神くん年末年始バイトなんだって、大変だね
2.僕は背が伸びますようにってお祈りしたよ
3.冬休みの宿題全然やってないや…ははは
4.他

安価↓2

苗木「よし！長文には長文だ！！」カチカチ！！

苗木『ごめんね！改めて明けましておめでとうございます！！そうなんだ！石丸くんも初詣に行ったんだね！！僕は今年こそは背が伸びますようにって祈ってきたよ！！てか石丸くん176センチくらい会ったなるよね！6センチ分けてよ！！ははは！！…あ、そういえば僕も十神くんに会ったよ！年末年始返上でバイトなんだって！大変だよね！さすがだよね！！…よく分かったね！特番番組みながら寝正月だよ！！え！冬休みの宿題！？全くやってないよ！だべべべ！！でもなんとかやるから内申は勘弁してね！！よろしく！！！』カチカチカチカチ

苗木「このくらいでいっか…送信」

………
……

ピロリン

苗木「さすがに返信に時間かかってるな。どれどれ…」

苗木「『わかればいいのだ！こちらこそ改めてよろしくお願い申し上げるぞ！！ハッハッハッ！確かに君は男性にしては背が低いな！背をあげたいのは山々だが、物理的に不可能だから自分で努力したまえ！！ちなみに僕は毎朝6時に起きてラジオ体操、そしてそこからサウナに入り牛乳を一気飲みする生活を続けたらすくすくと伸びたぞ！今度一緒にやってみるかね！？ハッハッハッ！！…十神くんに関しては同感だ！だが、冬休みの宿題のほうもしっかりこなして欲しいものだな！！そこもちゃんと注意しておいたぞ！！露骨に嫌な顔をされてしまったがな！！…なんだと！？年末年始に君はなにをしているのかね！？たしかにたまには息抜きも大事だが、少々ダラけすぎではないのかね！？このまま苗木くんが新学期を迎えてしまうとおもうと僕は不安でならない！！なんなら冬休みの宿題ならみてやってもいいぞ！？提出率が悪いと僕の面子も立たないからな！！』」

苗木「うぅ…長い…」

苗木「てか石丸くんの個人レッスンとかなにそれこわい」

苗木「…どうしよっかな」


1.これからなんとか自力で頑張るから。ははは
2.じゃあ、お願いしようかな？
3.明日から本気だすよ

安価↓2

苗木「『ははは、明日から本気だすよ』…短いかな…でも長文打つの疲れるからこれでいっか…送信」

ピロリン！

苗木「『ム、おねむのようだな！分かった！なら頑張りたまえ！期待しているぞ！ではおやすみ！！』…眠いから短文なんだと勘違いされたみたいだけど、まあいいや」

苗木「でも大口叩いた以上ちゃんとやらないとな。夏休み明けの石丸くんによる宿題検閲の悪夢といったらもう…」

苗木「何回空欄を見つけられて再提出させられたか…」

苗木「石丸くん、最近ちょっと丸くなったけどそういうところは健在だからな…正直ここはだれかに宿題を手伝ってもらいたいところ」

苗木「誰かにメールで声かけてみよっかな」


安価↓2

苗木「困った時の戦刃さん、と」

苗木「『あけおめ！戦刃さんってもう冬休みの宿題終わった？よかったら手伝ってほしいな、って(笑)』…ってかんじでいいかな。送信」

ピロリン

苗木「きたきた…『あけおめ！だいたい、ね。手伝うのは全然構わないんだけど、盾子ちゃんにも教えないとだからなぁ…あと何人か呼んで、勉強会でもする？』」

苗木「そっか二人はセットだもんな…『了解！じゃあこっちから何人か声かけてみるよ。日付は…さっそくなんだけど3日とかでもいいかな？』…と」

ピロリン

苗木「『了解！よろしく』…よし。これで一安心。…まあ、全部手伝ってもらうわけにはいかないから勉強会前にある程度は頑張らないとだけど」

苗木「だれに声かけようかな」


安価↓ 3キャラクターくらい

ぼっちって霧切さんでいいのかな？

あと、舞園、腐川と、男女比悪いから桑田くんまでで

てかあぽ誕生日マジか、おめでとう

男子の中では一番桑田くんが好きだぜ


そして、つづきは明日書くぜ、おやすみだべべ

苗木「まず教えてくれる人がいないと」

苗木「…とりあえず舞園さんは安定だな。よし…『あけおめ、宿題終わった？よかったら手伝って欲しいなって。今度何人かで勉強会しようと思うんだけど』…と」ピコピコ

ピロリン

苗木「『はい、分かりました。いつですか？』…舞園さんの口調ってメールだと淡白だな…」

苗木「『3日ね。場所はまた決まったら詳細送るよ！』…と」ピコピコ

ピロリン

苗木「『わかりました』…よし、とりあえず舞園さんは確保っと」

苗木「あとはてきとうに仲間意識持てそうな人を…」

苗木「……霧切さんとか絶対なにもやってないよな。下手したら自分が教える側になりそう」はは

苗木「『ところで霧切さん、冬休みの宿題終わった？3日に何人かで勉強会開こうと思うんだけど』…と送信」ピコピコ

ピロリン！

苗木「『そこにカメをもつていけばいいの！---ところで霧切さん、冬休みの宿題終わった？3日に何人かで勉強会開こうと思うんだけど』…あ、そういえばカメの話ブチッたまんまだった」

ピロリン！

苗木「追撃？…『ちなみに宿題はおわったわ！カメたろうちゃんでいいかしら！---ところで霧切さん、冬休みの宿題終わった？3日に何人かで勉強会開こうと思うんだけど』」

苗木「なん、だと…」

苗木「そんな、馬鹿な…」ブルッ

苗木「『宿題終わったって本当！？あとカメはいらない』…送信」

ピロリン！

苗木「『なんでよ！---宿題終わったって本当！？あとカメはいらない』…怒られた」

ピロリン！

苗木「また追撃…『なんじにどこいけばいいの！---宿題終わったって本当！？あとカメはいらない』…そして来るのか」

苗木「戦刃さん家にしてもらおう。そしたらカメ置いていけるし…『詳細はまた送る。宿題ちゃんともってきてね』」

ピロリン

苗木「『わかった！---詳細はまた送る。宿題ちゃんともってきてね』…まいっか」

ピロリン

苗木「『Re:詳細←よめない』…ほっとこう」

苗木「こうなると、霧切さんの世話役がもう一人欲しいな…だれかいないかな」

苗木「宿題終わらしてそうな人……腐川さんとか終わらしてるかな。聞くだけ聞いてみるか」ピコピコ

苗木「なにげに初メールかも…『あけおめ！苗木です、突然ごめんね。腐川さんってもう宿題終わらした？今度何人かで勉強会しようと思うんだけど、よかったら手伝ってくれないかな？』…ちょっと丁寧めに、送信」

ぷるるるるる……

苗木「え？電話？…もしもし苗木ですけど」ピッ

腐川『もしもし腐川だけど……』

苗木「腐川さん？え、どうしたの？」

腐川『さっきのメール、…勉強会？別にいいけど、いつどこであるのよ…』

苗木「あ、メールのことか。いきなり電話きたからなんかと思ったよ」あはは…

腐川『メール苦手なの……わるい？』

苗木「いや、悪くはないけど……えっと日付は3日で、場所は多分戦刃さんの家かな～まあ詳細が分かったら連絡するよ」

腐川『3日ね。わかったわ…じゃあ』

苗木「じゃ…、」

ブチ…ツーツー…

苗木「切れちゃった」

苗木「というわけでメンバーは、戦刃さん江ノ島さん舞園さん霧切さん腐川さん……って女子しかいないじゃん！」

苗木「でも男子で教えるのが適任なのはせいぜい十神くんだけだし……でもどうせバイトだろうし……」

苗木「……桑田くんあたりをてきとうに誘っとくか…『あけおめ！宿題終わってないよね？3日に戦刃さん家で勉強会するからきなよ』…と、送信」

苗木「桑田くんのことだから多分来るだろう…ふわぁ、寝よっと」スタスタ…

………
……

＞桑田の家

桑田「3日！？俺の誕生日じゃん！！まさかサプライズパーティだったりして。かー！照れるなあ」ぽりぽり

桑田「でも悟られないようにしないとな…『おう3日な。たりーけど終わってないからいってやっか』…送信と」

桑田「むふふ」

………
…….

ちゅんちゅん…

こまる「お兄ちゃん起きて～！2日はバーゲンにいく約束してたでしょ～！」どんどん

苗木「うるさいなあ…」ゴロン

苗木「あ、桑田くんからメールきてる…『おう3日な。たりーけど終わってないからいってやっか』…なんで上から目線なんだ」

こまる「えー明日どっかいくの～！？」

苗木「お兄ちゃん宿題やばいんだ」

こまる「だからあれだけ年末にやっとけっていったのに！」ぷくー

こまる「まあいいや、早く着替えて！福袋なくなっちゃう！」

………
……

＞デパート

こまる「よーし今日は走るぞ～！じゃあまた電話するから、お兄ちゃんはてきとうにぶらぶらしててよ！！」タッタッ！

苗木「怪我するなよー！……元気な妹だ。やれやれ」

苗木「服安くなってるみたいだし、空いてるところをちょっと見て回ろうかな。お年玉もあるしね」ぶらふら

苗木「…ん？前方に見覚えのある後ろ姿…」


誰だ？
安価↓2

苗木「間違いない。あの自己主張激しいリーゼント(ウィッグ)は大和田くんだ」

大和田「……」きょろきょろ

苗木「あそこは手帳コーナーかな？」そろー

大和田「……へへへ」ニヤニヤ

苗木「うわ。例によって犬の手帳を手にとってニヤニヤしてる。不気味すぎるだろ…」

苗木「どうしよう、声かけていいんだろうか」

1.普通に声かける
2.後ろからおどかす
3.大和田の隣でナチュラルに手帳を選ぶ
4.遠目に観察

安価↓2

苗木「…なんか邪魔するのもかわいそうだし、暖かく見守るか…」


大和田「…こっちもいいな…いやでも、写真のスペースが大きすぎてちょっと使いにくいか……あ、こっちは予備のにすりゃあ…学校に持っていくやつは別に買って…」ぶつぶつ

苗木(なんか微笑ましいなおい)

大和田「…いや、予備なんか買ってもつかわねぇよな…それだったらカレンダーを買って飾った方が…いや、もう壁は他のでいっぱいだし…」ぶつぶつ

大和田「でもまてよ…机に置くやつを…いや、それは元旦に買っちまったしな…あああー！」ガシガシ

大和田「おっと、ウィッグ取れるとこだった…」

苗木(この調子だと当分かかりそうだな…)

苗木「長くなりそうだからまた落ち着いた頃に声かけるか。僕も服とか見たいし」


………
……


こまる「ハァハァ…みてみて！ブランド福袋ゲットー！しかもラスいち！」ぶいっ

苗木「頑張ったね。自分もそこの服屋で買ったけど、ちょっと柄がイマイチだな…」

こまる「本当だ！ダサッ！」

苗木「ちょっと、店先で大声出さないでよ」

こまる「えへへ…あ！あっちに手帳コーナーある！みたーい！」タッタッ

苗木「ちょ、ちょっと！…あーいっちゃった」

苗木「大和田くんはもう行ったのかな」

大和田「んー…あー」

苗木「とおもったらいたわ」

こまる「おにいちゃん、手帳コーナーに怖い人がいる」

苗木「はは、あれ友達。そっとしといてあげて」

こまる「そうなんだ。すごい怖い顔でどうぶつ手帳コーナーみてたから…キャラクターもの先にみよっと」

苗木「じゃあぼくも。大和田くんに気づかれないように…」そろー

大和田「…っし！決めた！！」バッ

苗木「うぉっ！」

大和田「うぉぁ！？」ビクゥ！！

バサー！

苗木「いきなり後ろで叫ばないでよ…」

大和田「な、苗木いたのかよ…」

苗木「いま来たとこ…ってか落としたよカレンダー」ひょい

大和田「おお、すまねぇ」 ひょいひょい

苗木「てか…え、何個買うの！？」

大和田「んあーとな、これが玄関で、これがリビングで、これがトイレ…これが使う用でこっちが予備だ」

苗木(全部犬…ぶれないな…)

大和田「優劣なんてつけれねぇよ…」ググッ

大和田「お！そうだ苗木、いま暇か？」

苗木「んー暇っちゃあ暇だけど」

大和田「じゃあちょいと付き合えよ」二カッ

苗木「え、なに？ちょ」グイー

大和田「いいからいいから」グイグイ

………
……

＞ペットコーナー

ザワザワ…きゃんきゃん！

大和田「おーー」わくわく

苗木「なんとなく予想はできたけど」はは…

大和田「一人じゃあちょっと来づらいからよぉ」へっへ

苗木「あ、ふれあいコーナーあるよ」

犬「きゃんきゃん！」

大和田「ひっ…あー…ちょっと苗木先にいけよ」じり…

苗木「え？いいけど」ひょい

犬「きゃんきゃん！」ペロペロ

苗木「ちょ、ちょっとくすぐったい」ははは

苗木「大和田くんも…(うわすごいうらやましそうな目でこっち見てるゥーー)」

大和田「ゆ、ゆっくりな？ゆっくり渡せよ？」じり…

苗木「うん」そろー

大和田「よし、そのまま…」じり…

苗木(へっぴり腰ィ……)

大和田「お、お…」そろー

苗木(そろそろ手がつかれたな…はやく受け取ってくれないかな…)

犬「うぅ……きゃんきゃん！！」バッ

大和田「うぉぅ！？」ビクぅ！

苗木「うわちょっと、」

犬「きゃんきゃん！！きゃんきゃん！！」ぺしぺし！！

大和田「やめろ！リーゼントひっかくな！！」

苗木「だれか捕まえて！」あせあせ

犬「きゃんきゃん！！きゃーーん！！」ぺしぺし！！！

大和田「やめろ！やめろ！」ぶわっ

………
……

苗木「ごめんね…ぼくもちゃんと見てなかったから…」

大和田「いやすまなかった…」ぐすぐす

苗木(リーゼントずれてるぅ…)

大和田「やっぱ犬はまだキツイか…」ぐぐっ

苗木「ほかにもいろんなのさわれるみたいだけど挑戦してみる？」

大和田「なんかいいのいるか？」

苗木「んーとね」


1.うさぎ
2.カメ
3.ヘビ
4.他

安価↓2

苗木「…カメとか」

大和田「カメ？」

苗木「うん」

苗木(最初に浮かんだのがカメだった。明らかに霧切さんに影響受けてるよ…)

大和田「でも、カメって噛むだろ…あれすげぇ痛いらしいぜ…」

苗木「いや、甲羅あたりなら大丈夫でしょ」ははは

大和田「んーならやってみるか…」

………
……

苗木「カメいたよ」

店員「触ってみますか？」ふふ

苗木「じゃあお願いします」

店員「どうぞ」スッ

苗木「ほら大和田く…、(顔怖っ！！)」

大和田「………ふーーーっ」

大和田「………いくぞ」じり…

店員「ど、どうぞ？」

大和田「………」ごくり…

カメ「？」

大和田「お、お…」そー…

店員「あ、あのぉ…」

苗木「がんばって(てか恥ずかしいからはやくして！)」

大和田「お……おぉ…」そろ…

大和田「……お、お、」つんつん

カメ「？？」

店員「おとなしい子だから大丈夫ですよ」

大和田「お、お！？」ガシッ

カメ「！？」

大和田「と、と、」

カメ「！！」じたばた

大和田「とぅたどぉおおおお！！！！」ぶんぶん！！

カメ「！！？？」じたばた！！！

店員「ふ、振り回さないでくださあいいぃぃい！！」

………
……

大和田「かわいいな、カメ」ほくほく

苗木「よ、よかったね」はは…

大和田「いやぁしかし生まれてこのかたはじめて触った動物がカメってな！縁起がいいってもんよ」ニカッ

苗木(大和田のテンションが上がりすぎて甲羅を振り回しまくったからカメ最後らへん顔を出さなくなっちゃったけどね)

苗木「なんなら霧切さんのカメもらってきなよ」はは…

大和田「いや、飼うならやっぱ犬だな…カメもいいが」

大和田「次はうさぎとか挑戦してみっか…」ポキポキ

苗木「それはまた次回にしよっか(恥ずかしいから)」はは…

大和田「ん？そうか？」

大和田「それはそうと苗木ィ！付き合ってくれたお礼に俺もなんかに付き合ってやるよ」

苗木「え、ほんとに？」

大和田「機嫌がいいからなぁ！なんでもいいぞ！」ニカッ

苗木「そうだなぁ…じゃあ」


1.なにか食べながら話そっか
2.宿題やってよ
3.ゲームセンターいこっか
4.他

安価↓2

苗木「宿題やってよ」

大和田「宿題？学校のか？」

苗木「うん、たまっててヤバイんだよね…」たはは…

大和田「おう、じゃあ代わりにすこしやってやるよ」

苗木「ちなみに大和田くんは終わったの？」

大和田「おう、ったりめえだろ」

苗木「え、マジで？偉いね」

大和田「…石丸チェックが怖ぇからな」ぽりぽり

苗木(慎重派だなおい)

大和田「でもよぉ、なんだお前ん家行けばいいのか？」

苗木「いや、もってきてる(妹のバーゲン待たされるかと思って)」ペラっ

大和田「なんで持ってんだよ…まあいいや、じゃああそこのベンチでみてやるよ」ぽりぽり

………
……

大和田「えっと、6×7が35だからよぉ…んー？」

大和田「なんで割り切れねぇんだこれ…」

大和田「俺の時はできたんだけどなー」ぽりぽり

苗木(あーこれはミスったな…)

大和田「ああああー分からん！」ぐしゃぐしゃ！

苗木「ちょ、僕のプリント！」

大和田「そもそも俺に勉強を頼むというのが間違ってんだよ！！」ゴラァ！

苗木「逆ギレしないでよ」たはは…

大和田「なんか違うことしようぜ。んーそうだな。お前なんか面白いこと話せよ」

苗木「そんな急に言われてもなあ…てかお礼なんだから大和田くんがなにか話してよ」

大和田「おうそれもそうだな。じゃあなんか話題ふってくれ」

苗木「んーじゃあ…」


1.大和田くんの家族について
2.犬について
3.リーゼント(ウイッグ)について
4.他

安価↓2

苗木「まずはみてよこれ」

大和田「ん？あー霧切の年賀状か……こいつほんとカメ好きだな」ぽりぽり

苗木「んで、これがメール」ピコピコ

大和田「なんなんだろうなこいつのカメに対する情熱は…」

苗木「それはわかんないけど、このままだとマジで押し付けられそうなんだよね…」たはは…

大和田「もらってやれよ」

苗木「いや簡単に言わないでよ、親がうるさいんだから」

大和田「しかしまあ…なんだ。俺の犬に対する情熱みたいなもんだろ。もしかしたら思いいれでもあるんじゃねぇのか？」

苗木「ふーん、そういうもんなのか…」



1.なにやらカメ10匹ほど飼ってるらしいよ
2.霧切さんのカメに対する思いいれってなんだろうな
3.大和田くんの犬好きになったきっかけって？


安価↓2

苗木「そういえば、大和田くんってなんでそんな犬が好きになったの？」

大和田「ん、あー…なんだ、俺ん家実は小せぇ頃に犬飼ってたんだよ」ぽりぽり

苗木「え？あ、そうなんだ」

大和田「そりゃあまあでけぇ犬でよぉ。ありゃ雑種だったんかな？…まあ小せぇ頃だからすげぇ怖くて。今にして思えばおとなしい犬だったんだが、逃げ回ってたんだな俺」

大和田「兄貴のやつが俺と犬をふれあいさせようとしていろいろやってくれたみたいなんだが、最初のころは犬が近づくだけでそりゃあもうビービー泣いて大変だったらしい」ぽりぽり

苗木「お兄さん優しいんだね」

大和田「本当にな。ずっとビビってばっかの俺の世話をしてくれてたいい兄貴だったぜ…」

苗木(だった、か…)

苗木「でも、そこからどうやって犬好きに？」

大和田「まあ最後まで聞けよ」

大和田「んでな、流石に数年一緒に暮らすと慣れてきてな、一定距離なら平常心を保てるようになったんだよ」

苗木(数年で…？)

大和田「んでよぉ！その犬がある日赤ちゃん産んだんだよ！それがまた可愛くてよぉ！！プルプルふるえて頑張って立とうとしてるのがまたたまんねんだよぉ！！！」ガタッ！！

苗木「お、落ち着いて、みんな見てるよ…」あせあせ

大和田「おっとすまねぇ……でもよぉ、おめぇもあれみたらあまりの愛くるしさに卒倒するぜ！？まあ、そんなわけそこからはもう子犬LOVEなわけよ！！」二カッ！

苗木「あ、じゃあ触ったりもしたんだ？」

大和田「いや…常にあの親犬が近くにいたからな…しかも成犬になったら近所に引き取られちまったから結局さわれずじまいだ」

苗木「あはは、そうなんだね」

苗木「つまり犬は犬でも子犬とか小型犬専門ってわけか」

大和田「そういうこったな」

苗木「ちなみにどの犬種が一番好きなの？」

大和田「しいて言うならマルチーズっていうやつでよぉ…たしか今日買ったカレンダーにあったな…お、これだこれ」

苗木「ああ、モップみたいな…、」

大和田「アァ！？」ガタッ

苗木「じょ冗談だよ…」

大和田「この絹みてぇな毛色がいいんじゃねぇかよ全く…」

大和田「しかも利口で忠誠心が強くて、温厚であると同時に活発で…あー飼いてぇ」はぁ…

苗木(本当に犬好きなんだなぁ…)


1.いつか飼えるといいね
2.とりあえず特訓あるのみだね
3.飼ったらまた触りにいくよ

安価↓2

苗木「とりあえずいまは特訓あるのみだね」

大和田「そうだな、まずはさわれるようになんねぇとな…はあ、でもこれがうまくいかねぇんだよなあ…」

苗木「そういえばこの前、さわれないのは近所の番犬に殺されかけたトラウマがあるからっていってたね」

大和田「あーそれも話してたっけか。あれは本当に…いまでもたまに悪夢にみるぜ…」

苗木「家で犬飼ってた時と同時期？」

大和田「そうだな…あれはたしか俺ん家の犬が子犬を産んでそいつが近所に引き取られたあとくらいか」

大和田「子犬に触りたかったけど結局触れず仕舞いだった俺はその時相当ヤキモキしててな…そんなとき、近所で子犬が産まれたって話を小耳にはさんだんだよ」

苗木「で、その子犬を触りにいったんだ」

大和田「おうよ。朝早く起きて親犬がイビキをたててるところを忍び足で近づいて…」

大和田「…まあそのあとはお察しの通りだ。全身噛みつかれて、顔はキズだらけ…兄貴が俺の悲鳴に気づいて駆けつけてくれたからよかったもののよぉ」

大和田「そいつが近所で有名な番犬だってことはあとから聞いた…まあ、子犬が連れさられるって思ったんだろうな。親犬ってやっぱ強ぇえわ」

苗木「そんだけされたら、そりゃあ犬に近づくだけで怖くなるよね…」たはは…

大和田「元からビビリだったが、加速させたのは間違いなくあの事件のせいだな…」はぁ…

大和田「このビビリ癖も早く治してしまいてぇんだが…」

苗木「そもそものビビリ癖もなにかトラウマがきっかけだったり？」

大和田「いや、こっちは完全に生まれつきだな…」

苗木「生まれつきかあ…」

大和田「昔はそれでも兄貴がずっと守ってくれてたから苦労はしなかったんだけどな…でもいつまでもこんなんじゃだめなんだよなぁ…」はぁ…

苗木(やっぱりお兄さんがキーポイントなのかな…)


1.いいお兄さんだったんだね
2.お兄さんっとはどんな関係だったの？
3.お兄さんってどんな人だったの？

安価↓2

苗木「お兄さんってどんな人だったの？」

大和田「兄貴はいわゆる近所のガキ大将ってやつでよ、でもすげぇ俺の面倒をよくみてくれてたんだよな。いつも俺の遊び相手になってくれて、怖いものからは守ってくれたし、いつも味方になってくれてよぉ…」

大和田「俺、小さい頃から引っ込み思案で臆病な弱っちい性格だからよ、昔は兄貴になんでもやってもらってたんだよ」

大和田「だからなんでもやってくれる兄貴がいつもそばにいてくれるって環境にすっかりあぐらかいちまってたんだよ………それがそもそもいけなかったのかもしれねぇな」

大和田「結局そのまま兄貴に甘えて育って、精神的に成長することなく大きくなっちまって、兄貴が暴走族になったあとも金魚のフンみてぇに後をついてまわってさ…」

大和田「この格好もリーゼントもその時のなごりみてぇなもんだぜ」

苗木「聞いていいのか分からないけど…その、亡くなっちゃったんだよね」

大和田「まあな、事故っちまったんだよ…バイクでな」

大和田「あれも俺が原因みたいなもんでさ…」ググ…

苗木「聞かせてもらっても、いいかな？」

大和田「ああ、あの頃はちょうど中坊で粋がってた時期だったからよ、ちょっと気持ちが大きくなってたんだわ」

大和田「しかも総長の弟ってことで、完全に勘違いしてたんだよな。兄貴のバイクのうしろに乗せてもらうとさあ、なんだか俺ってすげぇ強えやつなんじゃねって気分になってきてよ、すげぇ気持ち良かったんだ」

大和田「完全に調子に乗ってた俺はさ、ある日兄貴に頼んだんだよ。『今度は俺がバイクを運転してもいいか』ってさ」

大和田「そりゃあ兄貴には止められたしすげぇ心配されたけどな。でも俺はすげぇ強えやつなんだってその時は信じて疑わなかったんだよ。兄貴はしぶしぶバイクを貸してくれたんだ」

大和田「さすがに兄貴も並走してたけどよ、兄貴のバイクにまたがって走るとなんだかすげぇ気持ちが高ぶっちゃったんだよな。兄貴の制止も聞かずにかなり無茶な運転もしたんだよ」

大和田「そしたら気がついたら対向車線に飛び出しててよぉ…」

苗木「お兄さんはそれをかばって…」

大和田「あの日のことは悔やんでも悔やみきれねぇんだよ…本当にバカだった」

大和田「それ以来すっかり参っちまってよ…次になにかやらかしても兄貴は助けてくれないんだって思ったとたん足がふるえちまってなにもできなくなってよ…」

大和田「同時に兄貴がいねぇとなんにもできねぇ俺にすげぇコンプレックスを抱きはじめちまって…ますます臆病になっちまって…」

大和田「…でもそんなんじゃダメなんだよ…いつまでも兄貴のこといつまでも引きずってたらよぉ…」ぐぐ…

苗木(なにか勇気付ける言葉はないかな…)


1.大和田くんは弱っちくないよ！だって変わろうとしてるもん！
2.僕らはいつまでも大和田くんの味方だよ！お兄さんみたいに頼ってくれていいんだよ！
3.忘れる必要なんかないんだよ、これをきっかけに成長していこうよ！

安価↓2

苗木「大和田くんは弱っちくなんかないよ！だって変わろうとしてるもん！」ガタッ

大和田「な、…」ビクゥ！

苗木「散々ビビリながらも決して諦めずに苦手を克服しようとしている大和田くんは全然弱っちくなんかないよ！」

苗木「大和田くんは自分はお兄さんがいないとなにもできないって思い込んでしまってるんだろうけど…」

苗木「でもちょっとずつだけど、確実に変わってきているはずだよ！」

大和田「俺にはよくわかんねぇが…俺って強いのか…？」

苗木「強いよ大和田くんは！自信をもってよ！」

苗木「お兄さんの殻を破って、一人の大和田くんとしてさ！」

大和田「…だな。くよくよしすぎてたわ」ぽりぽり

大和田「"自信"が足りなかったんだなきっと、俺にはよ…」

大和田「そうだ、俺は強い！強い！強い！」

大和田「へへっ、なんかいままで悩んでたのがバカらしくなってきたぜ」

大和田「よしこの調子でもういっちょ頑張ってみっか！ありがとな、苗木！」ニカ

苗木「へへ…どういたしまして」はは


大和田くんの目、なんだか変わったな…なにかが吹っ切れたようなそんなかんじ

憧れのお兄さんのようなカッコいい男になれるよう頑張ってね！応援してるよ！

★★★<ダイアモンド！

………
……

＞苗木の部屋

苗木「うぅ…手帳コーナーで置いてきぼりにしてきた妹にこってりしぼられてしまった…」

苗木「まあ僕が悪かったんだけどさ…ありゃ、当分口聞いてくれないや」はぁ…

苗木「でもまあ大和田くんのことたくさん知れたしよしとしよう。うん友達は財産だ」もぞもぞ

苗木「……でも疲れた」

苗木「明日は勉強会だから、早く寝よっと…」

苗木「おやすみなさい」

苗木「スー」zzz

………
……
…

ぐんない、しーゆーあげいん、はばないすどりーむ…zzz

………
……

ちゅんちゅん…

ジリジリジリジリ…

苗木「うぅん………」バシッ

苗木「………なんで目覚まし、」ゴロン

苗木「3日、あー勉強会か。たしか昼に駅前に集合だったな……起きるか」ガバッ


………
……


＞駅前

苗木「あー桑田くん」チリンチリン

桑田「おせーぞ苗木ィ！」オラァ

苗木「え！？むしろ五分前なんだけど…」

桑田「…そりゃあまあ準備に時間かかったんだろーがよ、主賓を待たせちゃあだめだろ…」そわそわ

苗木(…なんのはなしだろう？)

桑田「…さ、早くいこうぜ」

苗木「あ、うん。いやちょっと待って、霧切さんもくるからさ」

桑田「そ、そうか？ったくしゃーねーなー」そわそわ

苗木(なんか桑田くん私服、今日は一段と気合入ってるな…バーゲンで買ったのかな)


霧切「あら……苗木くんと桑田くん」チリンチリン

桑田「だからおせーぞオラァ！」

霧切「………遅れてはないはずよ」

苗木「はは…じゃあ行こっか。霧切さんちゃんと宿題もってきた？」

霧切「宿題…？何のはなしかしら…」

苗木「………その大きいカバンはなにかな？」

霧切「なにをいってるの？カメたろうちゃんよ」

桑田「ん、んなもんいらねぇぞ！」ガタッ！

霧切「……？誰もあなたにあげるなんて言ってないけど……」

苗木「…とりあえず霧切さんの家に宿題取りに帰ろっか。たしかここから近いよね？」たはは…

………
……

＞霧切さんの家

仁「いやぁ、すまないね…あれだけ持っていけといっておいたんだが…」

仁「ほら、カメを渡しなさい。今日は要らないだろう？」グイーッ

霧切「……苗木くんにあげるの」ぐぐぐぐ

苗木(いや要らないです)

仁「わがままいわないのっ！」バッ！

霧切「いやぁー！！」

仁「お父さんがちゃんと預かっとくから、な？」

霧切「お父さんきらい………行きましょ苗木くん」ふん

仁「え」

桑田「……これも余興の一つなのか…？」

………
……

チリンチリン…

桑田「時間ロスっちまったな、戦刃ちゃんに遅れるって電話しなくていいのか？」

桑田「…その、遅れるとタイミングとか困るんじゃねーの？」そわそわ

苗木「(……？)いや、こうなるのは想定済みだったし余裕めに言ってるからむしろちょうどいいかな…」たはは…

桑田「………やっぱり余興だったのか」ぶつぶつ

霧切「カメじろうちゃん元気かしら」ふふふ

苗木「あ、あの向こうの青い家かな。たしか」

キーッ

苗木「自転車は中に停めさせてもらおうか…よいしょっと」

霧切「……カメじろうちゃんの声がする……」きょろきょろ

桑田「……こ、ここはやっぱ俺がインターホン押した方がいいのか、な？」そわそわ

苗木「(……？)押したければどうぞ？」

桑田「スーーハーーッ………おしっ！」

ピンポーン！

桑田「く、桑田だぜ、あ、あと苗木と霧切！」

＜あ、はーい。勝手に開けて入ってきてー

桑田「お、おう！」そわそわ

苗木「じゃあ入ろっか」

桑田「ちょいちょいちょいちょい！！……ま、落ち着こうぜ、な？………やべぇドキドキする」そわそわ

苗木(なんか今日の桑田くん変だな………もしかして女子の部屋に入るの初めてとか？)

霧切「はやくしてよ……」イライラ

桑田「は、入るぞぉ～！」

苗木(はやく入ってくれないかな。寒い)

桑田「スーーーハーーーーッ…………うしっ！」ガチャ


＞戦刃の家

桑田「………」キョロキョロ

苗木「ちょっと、玄関で立ち止まらないでよ」

桑田「へ？」

苗木(ほんと何なんだろう)

ガチャ…

戦刃「あれ、玄関でなにしてんの？二階上がってきて～」

苗木「桑田くんが…、」

桑田「あーはいはい、そういうことね。なるほどなるほど」

戦刃「…？とりあえず入って入って」

霧切「鍵しめとくわね」

＞戦刃の部屋

苗木「はは、もうみんなお揃いだったんだね」

江ノ島「苗木ィあけおめ～！！」ぎゅう！

苗木「ぐるじい」バンバン

腐川「インターホン鳴らしてからえらい時間かかってたわね。なにしてんのよまったく…」

霧切「……カメじろう」きょろきょろ

戦刃「リビングにいるからあとで見せてあげるね？」はは…

霧切「……わかった」

舞園「……？桑田くん、いつまでもドアの前でつったってないで座ってくれていいですよ？」

桑田「へ？……あー、おう……？」


腐川「で、どのくらい終わってるのよ、苗木は」

苗木「あ、ごめんまっさらなんだよね…」はは

腐川「…はぁ、なにしてたのよ」

江ノ島「私様は半分終わったもんねー」えっへん

戦刃「3日缶詰でやっとね…」はぁ…

霧切「私は全部終わらせたわ」ドヤァ…

舞園「桑田くんは？」

桑田「お、おう？俺はまあ4割くらいだな」

舞園「そうですか。じゃあとりあえず私たちは引き続き江ノ島さんに教えるので、桑田くんは苗木くんと分かるところを埋めといてください」

桑田「え？」

苗木「よし、頑張ろうか」

桑田「………え？」

………
……

苗木「んで、この方程式を展開するでしょ？」

桑田「ん、xが消えたぞ…」

苗木「え、なんで消えるの？…あー違うよここ符号がマイナスだからさ」たはは…

桑田「もうわけわかんねぇー！」がしがし

苗木(桑田くんに教えながら解いてたらもうだいたいできちゃったな…)


戦刃「おやつ持ってきたよー」

江ノ島「おねぇちゃんマジ気が利く！有能！」

舞園「江ノ島さんはとりあえずこの問題解いてから休憩しましょうか…」

江ノ島「マジスパルタなんですけど…」ハァハァ…


桑田「……」きょろきょろ

苗木「どうしたの桑田くん。休憩する？」

桑田「え、あ、いやー…」ぽりぽり

桑田「……みんなの宿題が終わってからやるんかな」ぶつぶつ

腐川「じゃあみんないったん休憩しましょうよ。私も頭が疲れたわ…」

霧切「…カメたろう」ガタッ

戦刃「あ、連れてくるから待ってて」タッタッ

霧切「わかった…」



苗木「くあ～…」のびぃー

腐川「あんたのお茶と茶菓子置いておくわね」スッ

苗木「あっ、ありがとう」

桑田「うめぇ！この茶菓子うめぇ！」ばくばく

舞園「本当ですね。頭使ってる時は甘いものに限りますね」

霧切「………」もぐもぐ


苗木(せっかくだから誰かに話しかけてみようかな)

安価↓2

苗木「舞園さん」

舞園「あ、苗木くん…宿題のほうは順調ですか？」

苗木「はは、ボチボチね。江ノ島さんの宿題は順調…ではなさそうだね」

舞園「本当に…問題自体は大したことないんですけど。彼女、中学数学もまともに入ってないみたいで…」

舞園「そこからなんですよね…」はぁ…

苗木「大変だね…ま、ちょっと休憩しなよ。僕もこっちが終わったらそっちに加わるからさ」

舞園「ふふ…苗木くんはやさしいですね…」

苗木「そ、そうかな」たはは…


苗木(なにか話そうかな…)

1.正月なにしてた？
2.新学期たのしみだね
3.だれかについて(指定

安価↓2

苗木「新学期たのしみだね」

舞園「そうですね…寮でずっとみんなと暮らしてるから少しこうして離れるとなんだかさみしくなっちゃいますよね…」

苗木「それだけみんなが心を開いてるってことだよね」

舞園「ほんとにいい人たちばかりで…学校が楽しいって思えたの高校がはじめてかも…」

舞園「卒業したくないなぁ…」はぁ…

苗木「はは気が早いって、まだ一年の冬だよ」

舞園「違いますよ、もう一年の冬なんです。この時期が一番楽しいんですから」

舞園「だってみんなが進路でピリピリしだしたらこうして気軽には遊べなくなるじゃないですか…」

苗木「それもそうか…」

舞園「…ってなに熱くなってるんだろ。なんだか照れちゃいますね…」えへ…

苗木「じゃあとにかく、いまを思いっきり楽しまないとね」

舞園「はい！新学期もたくさん遊びましょうね」ニコ…



苗木(他の人にも話しかけてみようかな)

安価↓2

苗木「霧切さ…、」

戦刃「カメじろうちゃん連れてきたよ～」ガチャ

霧切「……！！！」ガタァッ！！

霧切「カメじろうちゃん……！！！」だきぃ

カメ「？」じたばた

戦刃「なんか数年ぶりの再開みたいだね…」あはは…

霧切「カメじろうちゃんが迷惑かけてないかしら……」

戦刃「いや本当に手間がかからなくていい子だよ」

江ノ島「エサは私があげてるんだよ～！」

霧切「よかったわね…ほんとうによかった……」うるうる…

苗木(…なんて声かけよっか)


1.霧切さんにとっては家族みたいなもんなんだね
2.戦刃さんにもらわれてよかったね
3.そっとしておく
4.他

安価↓2

苗木「戦刃さんにもらわれてよかったね」

霧切「ええ…ほんとうに…」ぐす…

戦刃「ちょ、ちょっとやめてよ、私大したことはしてないし」たはは…

霧切「いえ、この子もすごく喜んでいるわ……これからもよろじぐね」ずぴー！

戦刃「う、うん。もらった以上は責任持って育てるよ…」たはは…

霧切「………これ、お礼よ」スッ…

苗木「え、それって…」



霧切さんの渡したものとは…

安価↓

苗木「カメの…立体模型…？」

霧切「そうよ。3×3スケールなの…」ドヤァ

霧切「私が三歳のころお父さんにプレゼントしてもらった宝物なんだけど、あなたになら託せられるわ…」

霧切「より隅々までカメを知ることができるわよ……」

戦刃「えっと、その……」チラッ

江ノ島「さーって、勉強再開さいかーい」ぷいっ

戦刃「じゅんこちゃぁん…」

霧切「じゃあ、ここに置いておくわね」よっとらせ

戦刃「そこ私の机…」

桑田「…さーってそろそろはじめっかな」そそくさ

腐川「そうね、再開しましょ…」そそくさ

戦刃「みんなぁ…」うるうる

苗木(どんまい…戦刃さん)

………
……

江ノ島「どうしたのキョロキョロして」

戦刃「カメがこっちみてる…」ガクブル

舞園「……威圧感ありますよね」


腐川「落ち着かないわね……そういえばあんたたち、ちっとは進んでんでしょうねぇ？」

桑田「んー、まあボチボチ？」

苗木「僕はもう半分くらい終わったけどね」

桑田「おい、なんでだよ！俺なんかさっきから数ページしか進んでないってのに！」

腐川「全く、…どこがわからないのよ」

桑田「ここだよここ。ここが全然わかんねぇんだよ」たりー

苗木「さっき教えたじゃん……」

桑田「てめぇの教え方が分かりにきぃんだよ！」

腐川「ここね。こんなの簡単じゃない…、この方程式に数値を入れて…」

桑田「いやそこは分かるんだけどさあ、そのあとこの残ったaをどうすればいいのかっていう…」

腐川「煩わしいわね…じゃあ書いて説明するわよ」サラサラ

腐川「まず数値いれたらこうなるでしょ？これをまた因数分解して、そしたらのyの数値が出て…」サラサラ

桑田「お、おう」

腐川「今度はxの数値をもう一度式に当てはめて…」サラサラ

桑田「す、ストップ」

腐川「…なによ。分かり難かった？」

桑田「ていうか、なに書いてるのか読めねぇ…」たらーっ

腐川「………」

………………………

(??“?)??(??????)??????

腐川「悪かったわね、読みにくくて…」ギリ…

桑田「いやぁ、その…」ぽりぽり

腐川「自覚してるわよ…そのくらい…！」グシャグシャ！

桑田「それ俺のプリント…」

腐川「とりあえず、この公式使って解いたらできんのよ！さっさと終わらせなさいよ」バンバン！

桑田「お、おう…」かきかき

苗木(腐川さんの字はもはや呪文だからな…本人は普通に書いてるつもりなんだろうけど…)


1.なんとかして解読とかできないかな
2.今は腐川さんに字を書かせちゃダメだ
3.とりあえず二人を見守ってみるか…
4.他

安価↓

苗木「さっき腐川さんが捨てたプリント…なんとか解読とかできないかな」ペラ

苗木「………」じーっ

苗木「う…ずっと見てると目がチカチカする」

苗木「………」じーっ

苗木「気分が悪くなってきた…うぇ」


腐川「…ちょっと、なにみてんのよ！」バッ！！

苗木「え、いやぁ…プリントのシワを伸ばしてただけだよ」はは…

腐川「あんたも宿題終わってないんでしょ？油売ってないでさっさと終わらせなさいよ！全く…」

苗木「ご、ごめん…」たはは…

………
……

苗木「よーし、数学終わった！あと国語だけー」

桑田「おれもこれ終わったら数学おわり～っと」かきかき

腐川「はあ、骨が折れたわ…」

桑田「でも腐川は口で教えるのはうめぇよな。だいぶ助かったぜ」かきかき

腐川「え？あ、……そう」

桑田「うっし！終わり！あとは国語だけだけど、まーこれはすぐできっかな」ポキポキ


舞園「あ、そっちグループも終わりました？」

江ノ島「私様もちょうどいま数学おわったである」えっへん

戦刃「あと英語と国語…」はぁ…


舞園「しかし疲れましたね。んー！」のびー

江ノ島「なんか息抜きにゲームする？ゲーム！」きゅるるん☆

戦刃「気ぃぬくとすぐ遊ぶんだからもう…」

桑田「まーでも俺もいい加減疲れたわ。なんか息抜きに遊ぶのもいいかもな」ふわぁ…

江ノ島「みんなでできるゲームはたくさんあるんだよぉ～」ガサゴソ

戦刃「じゃあこれとかいいんじゃない？」


安価↓ みんなでできるゲーム

桑田「おー人生ゲームか！久しくやってねぇな」

舞園「定番ですね」

戦刃「人生ゲームならみんな知らないことはないし、大人数でできるしっておもって…、」

霧切「……知らない」

戦刃「あー……ま、やってみよ！うん！」

舞園「だれがプレイヤーします？私は見てるだけでもいいんですけど…」

江ノ島「私やるぅ～！あと苗木も～」

苗木「えちょっと」

桑田「じゃあ俺も」

霧切「………やる」

戦刃「じゃあ、盾子ちゃん、苗木くん、桑田くん、霧切さんでいいかな？私は盾子ちゃん応援しとくよ」

腐川「じゃあ、私は銀行係りでもやるわ…」ペラペラ

戦刃「じゃあみんな机の上片付けて～」テキパキ


苗木「誰が先行でいく？」

桑田「じゃんけんで決めりゃあよくね？」

江ノ島「シンプルいずベストってやつだね！特に私様も異議なし！だよぉ☆」

霧切「…わかった。いくわよ…」


じゃんけんぽん！


コンマ末尾が

012→苗木先攻
34→桑田
56→江ノ島
789→霧切

ぞろ目だと数字に対応するキャラにハプニング

安価↓

江ノ島「いえーい！じゃあ私様が一番手ってことで～！」パー

戦刃「さすが盾子ちゃん！」パチパチ

苗木「じゃあ、あとは時計回りでいいかな」

霧切「時計回り…」

苗木「えっと、次が霧切さん、その次が僕、最後が桑田くんってことね」

腐川「所持金は一人三千円。最初は職なし家なしね」

桑田「なんかリアルだなあ…」

江ノ島「じゃあ早速だけどはじめるね～」コロコロ

江ノ島「4！よーし、いちにーさんよーん！…ん、なになに…」

戦刃「なんのマスだって？」

江ノ島「えっとね…」


なんてマス？
安価↓

［一回やすみ］

江ノ島「出鼻くじかれました。もう立ち直れません…」ズーン

戦刃「こ、これからだよ！ね？」


霧切「これを振ればいいのね？」ブンブン

苗木「あ、最終的にはここらへんに落として？」

霧切「わかった…」コロコロ

桑田「4か。霧切も一回休みだな」

霧切「いやよ」

桑田「いや、いやって言われてもよ…」


苗木「じゃあ次は僕だね。えい」コロコロ

苗木「6だね。幸先いいや」

江ノ島「私様さまが代わりにコマを動かしてやろう！」

苗木「あ、ありがとう」

江ノ島「いーちにーさーんしーごーろーくぅ！」

戦刃「なんのコマ？」

江ノ島「んーとねぇ」


安価↓

江ノ島「これはズバリ就職マスってやつだねぇ。じゃあ苗木きゅん、ここから好きなカードを引いて～」

苗木「なるほど引いたカードに書かれてた職業につけるってことか」スッ

［職業 アイドル］ペラ

苗木「お、おう」

江ノ島「さすが私のアイドルの苗木きゅん！素敵！抱いて！」ぎゅう

戦刃「ひっつかないのー！」バッ


桑田「お！俺も6だわ」コロコロ

舞園「んじゃあ、桑田くんも職業カード引いてください」

桑田「何が出るかな～」わくわく


安価↓ 桑田の職業は…

［野球選手］ペラ

桑田「うおーー！！きたーー！！！」ガタッ

戦刃「ひゅー！いいねー！かっちょいー！」

桑田「いやーこれヤバイわーきたわー」てれてれ

霧切「……私もひきたい」うずうず

腐川「あんたはあとでね…」


苗木「ところで、この職業って持ってるとどういう効果があるの？」

舞園「確か裏に効果が書いてますよ」

桑田「ん、あ本当だ」ペラ

苗木「なになに…」ペラ


苗木(アイドル)の効果 安価↓2
桑田(野球選手)の効果 安価↓5

連投？もういちど再安価しとく

桑田の職業効果
安価↓

［アイドル:自分のいるマスを通った人から随時お金を徴収できる］

苗木「……だってさ」

腐川「いやなアイドルね…」


［野球選手:一回休みなどのマイナス効果を無効］

桑田「ん？これめっちゃ強くね」

戦刃「なんたって本当に強い野球選手はどんな逆境をも乗り超える力があるからさ」

桑田「なるほどな！マジかっけーす！！」


苗木「じゃあ早速だけど桑田くんお金ちょうだい」

桑田「お、おう」


江ノ島「野球選手がアイドルにお金払ってる。うぷぷ…」

やらかしちゃったので今日はもう寝るでちゅ…

世間的には今日から仕事始めなんかな。いい夢みろよ！

追伸、卒論が迫っているので今後不定期になるかもですがなにとぞ

おやすみzzz

卒論できた！やったね

よーしぼちぼちダラダラ続き書くぞ～

苗木「えっと、江ノ島さんと霧切さんは一回休みだからもう一回振るね」コロコロ

霧切「え、なんで」

桑田「いやぁ、そういうルールだからさあ」ぽりぽり

苗木「っと4かな」

江ノ島「オッケー！いちにーさんよーん」ぽんぽんぽん

苗木「あ、ありがとう」はは

戦刃「今度は何のマス？」

江ノ島「んーとねぇ」

安価↓

江ノ島「なんとラッキーマスでーす！」キュルルン☆

苗木「ラッキーマス？なにそれ」

桑田「なんかいいことがあるんじゃねーの」

腐川「そのくらい分かるわよ。なんの効果があるのかって聞いてんのよ…」

戦刃「えっと、なになに…なんかもう一度サイコロをふってそれに対応して、効果が変わるんだって」

苗木「じゃあとりあえずもっかい振って…3か」コロコロ

戦刃「3はねー…」


苗木に起こるラッキーな効果

安価↓2 (誰からなになにをしてもらうとかでもok)

戦刃「結婚……みんなから3万円もらう……」

苗木「え、やった」

江ノ島「ああ！？なに私様差し置いてちゃっかり結婚してんだよ苗木ィ！！」ファック！！

苗木「げ、ゲームだからさ」たはは…

腐川「ほら、さっさと払いなさいよ」

桑田「うへぇ…てかそもそもこんな早い段階でそんな持ってる訳ねぇじゃん…」

腐川「じゃあ借金ね。ほら借金カード」

桑田「駆け出しの野球選手は辛いぜ…」とほほ…

舞園「ほら、霧切さんも」

霧切「いらない」ぷいっ

舞園「いらないじゃないでしょ。ほら」ぽん

霧切「いやぁあ！」

桑田「じゃあ、次は俺が振るぜ～」コロコロ

戦刃「2だね。いちにー、っと」

戦刃「こ、このマスは…」

桑田「な、なんだなんだ！？」


なんだ？

安価↓

戦刃「3マス進む！」

桑田「やったぜ！」

戦刃「いちーにーさーん。あ、なにもないマスだね」

桑田「いぇーい、一位～！」

苗木「あ、桑田くん。僕とすれ違ったからお金ちょうだい」アイドルカードちらっちらっ

桑田「お、おう…」

腐川「…はい借金ね」ペラっ

桑田「はぁ…」


江ノ島「一回休んでる間にすげえ差をつけられちまったぜ！ここから怒涛の追い上げしてやるから覚悟しろよな！！」コロコロ！

戦刃「4だね。いーちにーさんよーん…あ、さっきの桑田くんと同じ3マス進むマスだね。もういっちょいーちにーさーん、と…」

江ノ島「ほらみなさい。私様にかかればこの程度のこと…、」

苗木「あ、いますれ違ったね。お金ちょうだい」

腐川「…はい借金カードね」

江ノ島「…苗木きゅんのどエスぅ…」ハァハァ

舞園「つぎは霧切さんですよ」

霧切「やっとね。待ちくたびれたわ…」ブンブンブン！！

苗木「ちゃんと床に投げてね？」

霧切「ハッ…！」コロコロコロコロ！！

桑田「おっと、こっちに飛ばしてくんなって」さっ

カン！コロン！

戦刃「タンスまで飛ばしちゃってもう…えっと、1か」

舞園「空マスですね」

苗木「よし次いくよ」コロコロ

霧切「…え、なんかないの？」

苗木「ないよ」

霧切「……そんな、…」

苗木「3か」

江ノ島「いーちーにーさーん」

江ノ島「おっ！このマスもなんか書いてあるぞ！！」ファック！

戦刃「えーどれどれ…」

安価↓2

戦刃「セミナーに参加する！10万払う！！」

江ノ島「やりぃ！」

桑田「まじざまぁ！！」べろべろばー

苗木「お、お祝いでもらった9万と桑田くんから徴収したお金があるし…」ペラペラ

腐川「ぴったり10万ね。確かに」

霧切「いいきみね…プッ」

舞園「セミナーに参加して壺でも買わされたのですかね…」ふふっ

苗木(お金がなくなった途端、みんなバカにしやがって…！)


桑田「つぎは俺～！」コロコロ…

桑田「2だな……いーちにっ、…あっ」

戦刃「桑田くんもセミナーね」

腐川「…ほら、借金カード」

桑田「お、おう……」しょぼん

苗木「…桑田くん」ぽんぽん、アイドルカードちらちら

腐川「苗木、あんたちゃっかりしてるわね…ほら桑田、借金カード」

桑田「くっそおおおお！！」バーン！


江ノ島「つぎわたしー！」コロコロ

戦刃「4！いーちにーさーんよーん」

江ノ島「無事セミナーを越えてやりました。私様は桑田と同じ轍を踏まないのです。うぷぷぷ」

戦刃「ん～でもここもなんか書いてるよ～」

江ノ島「おいおい効果マスばっかだな！この人生ゲームはよぉ！！」ファック！

戦刃「その方が盛り上がるからねぇーえっと、なになに…」

安価↓2

戦刃「2マスもどる」

江ノ島「…は？」

腐川「はいはいセミナーね。ほら借金」

桑田「ざまぁ！！」ぷぎゃー！！

霧切「…ぷっ」

江ノ島「こ、こんなことって…ぜ、絶望的ィ…」プルプル


苗木「江ノ島さん」


苗木「二回すれ違ったから二倍のお金ちょうだいね。随時徴収だから」

江ノ島「え、エクストリーム…」ハァハァ…

舞園「ちょっとみなさん借金しすぎじゃないですか？」

桑田「苗木の職業がチートすぎんだよ！」

戦刃「一応最終的な所持金で勝敗決まるからねぇ…これは苗木くんの一強だね」

桑田「とりあえずビリはまぬがれねぇと…」

苗木(てか桑田くんの職業でセミナーのマイナス効果消せたんじゃないかな。ま、忘れてるみたいだし黙っておこう)


霧切「…いくわよ」うずうず

腐川「あんたまだ、最初の方じゃない…」

霧切「ハッ！」コロコロ

霧切「…2」

舞園「いちにっと…空マスですね」

苗木「よーし、次いくぞ」

霧切「ちょっと…」

苗木「とりゃ！」コロコロ…

舞園「6ですね。いーちにーさーんし…」

桑田「いっそそのまま独走してくれ頼むから…」

舞園「ごーろく、と…例によってなんか書いてますね…えっと、」


安価↓2

舞園「金持ちの猫を助ける…15万円もらう……」

桑田「もうお前しねよマジで」

苗木「やだよ」

腐川「金の亡者ね…はい15万」ペラ


桑田「…ったくよー。たりー」コロコロ

桑田「5か。セーフセーフ」

苗木「手前で止まったか…くっそー」

桑田「そんなうまくいってたまるか！アホ！アホ！」


舞園「キリがいいですし、皆さん一回所持金一回確認しませんか？」

桑田「だな借金カードたまりすぎててわけわかんねぇし…」ペラペラ

江ノ島「うぷぷぷ。借金地獄…」ペラペラ

舞園「じゃあ、現在の所持金を書き出しますね…」

………

江ノ島 -13万円
霧切 -3万円
苗木 14万9千円
桑田 -13万円

………

桑田「おい苗木てめこら」

苗木「よし、次いくぞ」

江ノ島「つぎは私様です。うぷぷ」コロコロ

戦刃「3だね。空マス、セーフセーフ」

江ノ島「もう一回3マス戻るマス止まった日にゃあ心折れるところだったぜ！！」ファック！


霧切「やっとね…」うずうず

苗木「霧切さんのコマは……まだスタートから7マス目…」

霧切「いくわよ…」コロコロ

コロコロ…カン！

戦刃「い、1…」

霧切「えっ」

戦刃「あ！でも3マス進むマスだよ！」

霧切「えっ！」

戦刃「いーちにーさーん、ほらよかったね！」

霧切「…なにかないの？」うずうず

戦刃「んと、空マスかな…」

霧切「………」

戦刃「なんか、…ごめんね？」ぽりぽり…

霧切「いいのよ………」

苗木「よーし！とりゃ！」コロコロ…

桑田「また6かよ」たりー

江ノ島「苗木きゅん独走中～うぷぷ」ぽんぽんぽん

舞園「…また大きなマスに止まりましたね」

腐川「今度は何万円よ」ペラペラ

戦刃「お金の用意は早いよ！えっと、どれどれ…」


安価↓2

戦刃「交通事故を起こす！！二回休み！！！」

苗木「な、なんだと…」

江ノ島「いやっふううううう！！トラックどーーーん！！」ガタッ！

桑田「ざまあああああああ！！車に引かれてぺっちゃんこーー！！」ガタッ！

腐川「あんたたち不謹慎よ…」

霧切「………あ、えっと」ガタッ

舞園「いや霧切さんも合わせて立ち上がらなくていいですから」

苗木「……まあでも僕にはこのアイドルカードがらあるから。動けなくてもどうにかなるし」ペラ

桑田「かえれ！かえれ！」

江ノ島「ブーブー！！」


舞園「つぎ桑田くんですよ」

桑田「おっとそうだった。とりゃ」コロコロ…

舞園「3ですね。いーちにーさん、と」

江ノ島「うぷぷ？例によって何か書いてありますね～」

桑田「マジかよ。頼むいいのこい！」

舞園「えっとですねぇ…」


安価↓2

舞園「無職になる」

桑田「……………あぽ？」

戦刃「なんという無慈悲」

江ノ島「野球選手という肩書きは何だったのか。うぷぷ」

腐川「結局大して活躍せずに引退ってわけね」

霧切「…………どんまいよ」


江ノ島「つぎは私様！！」コロコロ

江ノ島「はい！6いただきました～」きゅるるん☆

戦刃「ちゃくちゃくと進んでいくね。つぎは霧切さんだよ」

霧切「………次こそ」ブンブンブン

霧切「ハッ…！！」コロコロコロコロ！！

カン！コロコロ…

戦刃「だからタンスにぶつけないでよ、なくなっちゃうからぁ…あ、4だって！」

霧切「私が動かすわ」わくわく

ぽんぽんぽん

霧切「………」

戦刃「空マスだね…」

江ノ島「さっきまで私様がいたところだからな！！」

戦刃「いじめてるわけじゃないからね？ごめんね？」

霧切「……いいのよ………」うるっ

舞園「苗木くんは休み一回目ですね」

桑田「よっしゃ！気を取り直していくぜ！」

江ノ島「野球選手くずれの無職借金まみれ野郎がんばってぇ～」きゅるるん☆

桑田「てめぇも大して人のこといえねぇだろうが！」

苗木「あ～あ、すれ違わないかなぁ」チラッチラッ

桑田「やめろ」

霧切「…はやく振ってよ」

桑田「わかったよったく、せかすなって。とりゃ！」コロコロ…

桑田「4！まあまあだな」

舞園「4ですね。いちにーさんよ、あ……」

戦刃「トラック……」

桑田「……………は？」

江ノ島「アイドルからさんざんお金を搾取され、野球選手は落ちこぼれ、借金まみれの無職になってその翌日トラックにひかれちゃうって…うぷぷぷ」

今回はここまで！おやすみんさい

すごいよな桑田どんぴしゃで苗木の所だもん．．．

現在は
江ノ島：２２　-13万円
霧切：１５　-3万円
苗木：２５　14万9千円　アイドル 　結婚　一回休み
桑田：２５　-13万円　2回休み
かな？

>>418

まさか計算してくれるひとがいるとは
ありがとうございます！

ただ、自分のメモてきには霧切さんは16マス目かな？(多分…)

苗木「まあ一緒に頑張って退院しようね」かたぽん

桑田「」

苗木「あ、そうそう忘れるところだった」

苗木「千円もらうね」アイドルカードチラッチラッ

桑田「」



江ノ島「じゃあでは気を取り直して私様が転がしちゃいまーす！」コロコロ

戦刃「いまさらだけど、この人生ゲームは50マスだよ！！」

江ノ島「2ですね。危うくトラックにひかれるところでした」

霧切「いくわよ…」コロコロ！！

戦刃「あ、5だよ！」

霧切「動かすわね…いちにさんしご…」わくわく

霧切「…なんか書いてある」

苗木「あ、無職マスだね。でも霧切さんは元から無職だから特になにもなしかな」

霧切「え…」

舞園「苗木くんは二回目の休みで、桑田くんは一回目の休みですね」


江ノ島「はーい！また私様の番～」コロコロ

戦刃「どれどれ～……あ、」

江ノ島「ん～どうしたのおねぇちゃん」

戦刃「1……」

江ノ島「………は？」

舞園「トラック事故多発地域ですね…」はぁ…


苗木「入院生活頑張ろうね」にっこり

桑田「へ…へへ…」

江ノ島「ぜ、絶望的ィ…」

苗木「あ、あとすれ違ったから千円」

江ノ島「鬼畜ゥ…」ハァハァ

舞園「つぎは霧切さんですよ」

霧切「…よし」

霧切「はっ！」コロコロ！！

舞園「3ですね」

霧切「いちにさん…と、」

舞園「危ない…トラック手前ですね」

霧切「やっと追いついた…」うるっ



苗木「よーし！退院！」

霧切「え、もう離れちゃうの…」

苗木「ごめんね、でも行かなきゃ！とりゃ！」コロコロ…

霧切「やだぁあ…」

苗木「3だね」

戦刃「いーちにーさーん」

腐川「やっと新しいコマにでたわね…」

戦刃「ふむふむ、久々になにか書いてますなあ～」

苗木「なになに？」

戦刃「えっと…」


安価↓

戦刃「ハプニングマス！職業によって効果が変わるんだって～苗木くんはアイドルだから…」

江ノ島「なんと枕営業がばれて罰金20万だってよ！マジざまぁねぇな！！」ヒャッハー！！

苗木「…は？」

桑田「ざ、ざまああああああああ！！！」ガタッ！！！

舞園「あ、復活したんですね」

苗木「え、え？ちょっと待ってよ。枕営業で罰金って」

腐川「まあ苗木は15万千円もってるから、ダメージはまだ少ないわね。ほら借金カード4万9千円」

苗木「そんな…」

江ノ島「それでもまだ所持金は二位かよ！マジファッキューだぜ苗木ィ！！」

桑田「うおおおおおざまああああああああ！！！！」

舞園「桑田くんはもう一回休みですけどね。入院患者はおとなしくしててください」

江ノ島「まあ私様も入院中なんですけどね…」どよーん

戦刃「一回目だね。じゃあ次は所持金、暫定一位の霧切さんだよ」

霧切「当然よ…」ドヤァ…


霧切「はっ！」コロコロ！！

戦刃「2だね。…さすがにトラックは超えたか…いちにーっと」

霧切「…なんかないの？」

戦刃「あ、よく見たらなにか書いてあるね。なになに…」

霧切「え！」わくわく


安価↓2

戦刃「…………」

霧切「はやく」わくわく

戦刃「あの…非常に言いにくいんだけどさ…」

霧切「？」


［１マスもどる］


霧切「…どういうこと？」

江ノ島「つまり、１マス戻って……トラックどーーーーん！！！」ヒャッハー！！

桑田「うおおおおおざまああああああああ！！！！うおおおおお！！うおおおおお！！！！」ガタガタァ！！

舞園「どんだけトラック事故多発してるんですか…」はぁ…

霧切「そ、そんな……そんな…」ガク…


苗木「みんなが足止め食らってる内に独走しよ」コロコロ

苗木「よし、5だな」

江ノ島「いーちにーさーんしーごー」

戦刃「進むね～でも例によってまたなにか書いてますなあ」

苗木「トラックにひかれた上に枕でアイドルまで引退したんだからそろそろいいことがあってもいいと思うんだ…結婚してるし」

江ノ島「そーいやぁ結婚してんだったな！すっかり忘れてたぜ！！」

戦刃「あ、でもこのマスは結婚してる人対象みたいだよ！えっと、なになに…」


安価↓2

戦刃「子供が生まれる！お祝い20万！！」

苗木「え、ほんと！」

桑田「はあああああああああああああ！！？！？！？？」ガタアア！！！

江ノ島「なんでてめぇと見知らぬ女との間にもうけた赤ん坊のために20万もお祝いしてやらにゃなんねーんだよ！！ぶちかますぞゴラァ！！！」ファッキュー！！！

腐川「はーい、借金カード配るわよー」

霧切「いや、いやぁ…」ぐすん

苗木「20×3で60万…結婚しててよかった…」

舞園「そういえば、桑田くん退院ですよ」

桑田「やっとかよ。つかテンションあがんねぇ～」たりぃ…

苗木「桑田くんもそのうちいいことあるって」ほくほく

桑田「…んな安い挑発にのる気力もねーっての」コロコロ

舞園「5ですね。いちにーさんしのごっと」

腐川「またデカイマスに止まったわね…なになに」

桑田「頼むぜマジで…神様仏様」なむなむ

安価↓2

腐川「高級車に傷をつけてしまったため10万罰金…あんたも報われないわね…」はぁ…

江ノ島「とんだ転落人生だぜ！！」ヒャッハー！！

桑田「俺が、俺がなにしたってんだよ……」どよーん

腐川「ほら借金カード。これでマイナス43万千円ね」


戦刃「てかマイナスマス多すぎでしょこの人生ゲーム。怖いなぁ…」たはは…

江ノ島「いかに借金をしないかに目的がすり替わってる気がするぜ！」

戦刃「じゅんこちゃんは二回目の休みで、霧切さんは一回目の休み、と」

苗木「てことは僕か。えいっ」コロコロ

戦刃「4だね。順調順調～」

苗木「いーちにのさんしっ！…お、また何かかいてるね。どれどれ」


安価↓2

苗木「お！ここにきて就職マス！」

江ノ島「元枕アイドルの華麗なる転身はいかに？さあカードを引いてください」うぷぷ

苗木「これに決めた！」ペラ！

戦刃「なになに？」

苗木「弁護士だ！！」ガタッ

舞園「またよさげなのきましたね。まあ大切なのはその効果ですけど…」

苗木「裏面に書いてあるんだっけ…えっと」


安価↓2 弁護士の効果は…

苗木「全てのプレイヤーがマイナス効果を受ける時任意で、お金を貰いその効果を無効化できる。金額は交渉の上に決まる 」

霧切「うわ…」

桑田「きたねぇ。まじきたねぇ…」

腐川「なんかこの人生ゲームで苗木への印象が変わりつつあるわ…」

舞園「いつからそんなに金に汚なくなったんですか…」はぁ…

苗木「え、ちょっと待ってよ」

桑田「だれが金払ってまでてめぇに頼むか！あっかんべろべろばー！！」


戦刃「次は桑田くんだよー」

桑田「よっし！とりあえずこれ以上の負債は作れねぇ！追い上げんぞ！！」

苗木「困った時はいつでも相談してね！安くするから！」にっこり

桑田「黙れこのアホアホアホアホ！とりゃあ！」コロコロ

舞園「5ですね…いちにーさんしのごっと。こんどはなんのマスでしょうね、どれどれ…」

安価↓2

舞園「誰か一人を無職にできる」

桑田「神は俺に微笑んだみたいだな苗木ィ…」

苗木「ま、まあ落ち着こうよ桑田くん。冷静になろう」

桑田「冷静になるもなにも就職してるやつはテメェしかいねぇんだよなぁ～」

苗木「あ、ちょっと待ってよこれって僕にとってマイナスの効果だから…」

桑田「残念だったな。このマスは誰か一人を"必ず"無職にできるマスだからな！弁護士バッチ剥奪だ！！」バッ

苗木「そ、それは違うよ！！うわああああ」ガクッ

江ノ島「悪徳弁護士苗木きゅんをみられなかったのは残念ですが、これ以上苗木きゅんをのさばらせとくわけにはいきませんし」うぷぷ

舞園「次は江ノ島さんですよ」

江ノ島「やっと退院かよ！ずいぶんと遅れをとっちまったみてぇだなあ！！」

江ノ島「こんどこそ私様の怒涛の追い上げいっくよーん☆」コロコロ

戦刃「3だね！ハプニングマスだけど、じゅんこちゃんは無職だから…」


安価↓2 なんかそろそろいいハプニングがあるといいね！(チラッチラッ

戦刃「不発弾の被害に遭う」

江ノ島「……一体どういうことなんですかねぇ」

戦刃「…がブラックでジャックな闇医者に治してもらたので、代わりに多額の治療費を背負う」

腐川「多額っていくらくらいよ」

戦刃「サイコロ×10万だって」

江ノ島「…4なので、40万です」どよーん

苗木「僕が弁護士だったら助けてあげられたのになぁ」

江ノ島「桑田くんまじでしんでください…」どよーん

桑田「お、俺のせいにすんなよ！！」

舞園「霧切さんが二回目の休みで苗木くんですね」

苗木「よし、ゴールまであともう少し！とりゃ！」コロコロ

舞園「1…まあたまにはいいんじゃないんですか？」


桑田「苗木が足踏みしてる間に進めるぜ、とりゃ！」コロコロ

桑田「4！いちにーのさんし！」

舞園「空マスですね」

苗木「うわ抜かされた」


舞園「ここでちょっと状況整理してみましょうか…」

江ノ島 28 >> マイナス73万千円
霧切 26 >> マイナス23万
苗木 38 >> 55万千円
桑田 39 >> マイナス43万千円


江ノ島「つか提案なんだけどよぉ、つぎからサイコロの目の二倍進めることにしよーぜー！！」

戦刃「飽きてきたんだね」

江ノ島「さすがにこんだけ負債もってたら負け確定だからよぉ！もうサイコーにダリィんだよマジで！」ファッキュー！！

苗木「ま、いいんじゃない。始めてから結構時間経ってるしね」

江ノ島「つーわけで4だから、8進ませてもらうぜ！」ヒャッハー！！

霧切「…さて」ガタッ

舞園「休み二回目ですね」

霧切「カメじろうちゃんのところに行ってくるから終わったら呼んでちょうだい…」


苗木「ほいっ！」

苗木「僕も4だから、8進むね」

戦刃「いちにさんしのごのろくしちはち、と」

苗木「ん、また大きなマスに止まったみたいだね」


安価↓2

苗木「なになに…宝くじで100万当てる…」

桑田「もう苗木が優勝でいいんじゃねこれ」たりー…

江ノ島「なんというかここまでくるともはや失望です…」どよーん

苗木「諦めたらだめだよ！希望を捨てちゃあ！！」

腐川「大金を握りしめながらいわないでよ…


桑田「まあもう一位とビリ確定したようなもんだけど一応最後までやりきっか」コロコロ

江ノ島「そのビリとは73万の負債を抱える私様のことでしょうか」うぷぷ

桑田「4だから8だな…」

舞園「いちにさんしごろくしちはち、と…またなにかあるみたいですね」

桑田「なんかこの状況を打開するものきてくれマジで！頼む！」


安価↓

舞園「最下位の人と所持金をトレード…だそうです」

桑田「…………はい？」

江ノ島「ここにきてまさかの展開」

戦刃「あまりにも無慈悲」

江ノ島>>43万千円
↓トレード↑
桑田>>73万千円

桑田「」

江ノ島「最下位脱出！！いぇーい！！」

戦刃「おめでとうじゅんこちゃん！！」

桑田「」

腐川「さすがにかける言葉がないわ…江ノ島さんの借金カード置いとくわね…」


江ノ島「よーしテンション上がってきたぞぉ！とりゃ！」コロコロ☆

戦刃「5だから10だね」

戦刃「いちにーさんし………ってじゅんこちゃん！！！」

江ノ島「なんと、ここにきて宝くじ当てちゃいましたぁ！ひゃっくまんえーん！！」きゅるるん☆

江ノ島「天は私様に味方をしていますねぇ…」

江ノ島>>26万9千円

桑田「」

霧切「やっと私の番ね…」ガラガラ…

舞園「待ち構えてたんですね」

霧切「いくわよ！」コロコロコロコロ！！

カン！コロコロ…

戦刃「気合いいれすぎ…4だから8だね」

舞園「子供が生まれるマスですけど、霧切さん独身ですから関係ないですね」

霧切「そんな…」


苗木「次に僕がふったらゴールつくかな？」

戦刃「あと5マスだしね。それで終わりにしよー」

苗木「よーしいくよー」コロコロ

苗木「よし、3だから6だね」

江ノ島「いーちにさんしごー、と。はい苗木きゅんがゴール！！」

戦刃「いえーい！」

舞園「ふぅ、見てただけですけど疲れました」

腐川「さて所持金の最下位は…って言うまでもないわね…」

桑田「」放心


江ノ島「はーい！ではではぁ、張り切って罰ゲームいってみよーっ！！」きゅるるん☆

苗木「はは、やっぱあるんだね。危ない危ない…」

江ノ島「危うく私様が罰ゲームさせられるところだったけど……まあそれでもよかったんだけどねうぷぷ……ビリの桑田くんにはとっておきの罰ゲームを用意しましたー！！」

戦刃「なになに教えてじゅんこちゃん！」

江ノ島「それは～」


江ノ島「ビリの人が１位の人に～」


なにをするぅ？

安価↓

江ノ島「手料理を振る舞う～！」

戦刃「いえ～！！」パチパチパチ

腐川「思った以上に健全で安心したわ…」

江ノ島「まあほんとは霧切あたりにやらせたら面白れぇかなと思って考えてたんだが、桑田が苗木に手料理ふるまうってのもなかなか愉快だから結果オーライってこったな！！」ファッキュー！！

戦刃「じゃあ、今日は時間も遅いし解散にして、また学校が始まった時に作ってもらおっか」

苗木「はは…桑田くんが料理してるところとか想像できないけど、楽しみにしてるよ」

江ノ島「じゃあみんなまた学校でね～宿題やり忘れてきちゃあダメだぞぉ？」きゅるるん☆

戦刃「今日も徹夜で頑張ろうね、じゅんこちゃん」はぁ…

舞園「ふふ、でも楽しかったです。またみんなで遊びましょうね」

桑田「」

腐川「なんでもいいけどだれかこいつ連れて帰りなさいよ…」

………
……

チリンチリン…

霧切「じゃあ私こっちだから…」

苗木「あうん、じゃあまた学校で～」

霧切「また…」チリンチリン


苗木「桑田くんはもう少し向こうの方だっけ」

桑田「おう………」

苗木「はは…、なんかごめんね？」

桑田「謝られるようなことじゃねーよ」はぁ…

桑田「ビリはビリだし、恥かかねぇ程度には料理勉強してくるわ…」たりぃ…

苗木「まあでも桑田くんでよかったよ。江ノ島さんとか霧切さんとかだったらもはやこっちが罰ゲームだったし…」はは…

桑田「そりゃよかったな」ぷいっ

桑田「しかし誕生日だってのにとんだ災難だぜ。まったくよー」ぽりぽり

苗木「誕生日？誰の？」

桑田「え？」

苗木「え？」


桑田「………え？」

桑田「…………知らねぇの？」

苗木「ごめん。えっと、もしかして…」

桑田「1月3日は俺の誕生日じゃねぇかよ！だから声かけてくれたんじゃねぇのかよ！！」オラァ！

苗木「そういえば、言ってたね…」たはは…

苗木(だから最初の方、やたらと挙動不審だったのか…)

桑田「なんだよマジで！なんかおかしいと思ったんだよ！誰も一言も声かけてくれねぇし！！」

桑田「一人でうかれてマジで馬鹿みたいじゃねぇかよ、ちくしょーーーーー！！！」チリンチリン！！！

苗木「ごめんって悪かったからさ！待ってよ！」

桑田「アホアホアホアホアホアホアホ！！！」チリンチリン！！！

ビューーン…

苗木「行っちゃった…あちゃあ、悪いことしちゃったな…」たはは…

………
……

＞苗木の部屋

苗木「よし、国語おわりっ！これで安心して新学期迎えられるぞ」んー

苗木「桑田くんにはまたプレゼント考えとかなきゃ」たはは…

苗木「なにがいいかな……」

苗木「………」

苗木「明日考えよう…寝るか」もぞもぞ…

苗木「………おやすみぃ～」カチッ

苗木「すー…」zzz

………
……
…

すごろく編が長くなってしまった…話もあまり欠点関係ないっていう。まあ楽しんでいただけたなら幸いです

次回からは学校編に戻るよ！おやすみ

☆ここまでのまとめ

苗木 >>> 平均値
大和田 >>> ヘタレ ★★★
石丸 >>> 暴君 ★★☆
不二咲 >>> パソコンオンチ ★★☆
桑田 >>> 肩関節不安定症 ★★★
十神 >>> 器用貧乏 ★★☆
山田 >>> 画伯 ★☆☆
葉隠 >>> お人好し ★★☆

大神 >>> 見かけ倒し ★★★
舞園 >>> 無愛想 ★★☆
江ノ島 >>> 存在感皆無(残念) ★★★
戦刃 >>> けが人(残念じゃない) ★★★
霧切 >>> バカ ★★★
朝日奈 >>> カナヅチ ★★☆
セレス >>> カモ ★★★
腐川 >>> 悪文作家 ★☆☆

持ち物>>>
話題の本

………
……
…


そして時は過ぎ、3年後…

…ではなく3日後の1月6日、僕は一足早く学校の寄宿舎へと戻った

始業式は7日からなんだけど、早めに荷物を置きにきたというのと、
年末年始と留守にしてたからホコリのたまったであろう部屋を軽く掃除するためだ


＞苗木の部屋(寄宿舎)

ガチャ…

苗木「ただいま～…なのかな？」はは…

苗木「実家もいいけど、寄宿舎でのんびり一人の空間ってのも落ち着くよなあ～」ぼすん

苗木「……ベッドのシーツも洗わなきゃな～」ゴロン…

苗木「荷物片付けたらランドリーに行こうかな」よっこらせっと


ピンポーン…


苗木「ん？他にも誰かこっちに帰って来てたのかな。はーい」

だれだ？

安価↓

ガチャ

不二咲「久しぶり～」えへへ

苗木「不二咲さんももう戻ってきてたんだ」

不二咲「うん！ちょうどさっきね。苗木くんが部屋に入って行くのがみえたから」ニコニコ

苗木「不二咲さんも部屋の掃除？」

不二咲「うん、そんなとこかな…あ、そうそう！すっかり遅くなっちゃったけど、はい！」ペラッ

苗木「あ、年賀状」

不二咲「結局元旦に間に合わなかったんだよね、もう直接渡した方が早いかなって思って…」

苗木「でも、完成したんだね！すごいよ、写真付きだし！」

不二咲「実家に戻って親戚のおじさんにつきっきりで教えてもらってなんとかね」えへへ

苗木「親戚のおじさん？」

不二咲「お父さんもひどいパソコン音痴だからさ…」

苗木「…遺伝なんだね」

苗木「この写真は？」

不二咲「あ、それね。他の作業で手いっぱいですっかり撮り忘れてたから元旦の初詣にいったときの写真を使ったんだ～」

苗木「なるほど。オレンジ色の着物、すごい似合ってるよ」

不二咲「えへへ、そうかな。ありがとう！」ニコニコ


苗木(不二咲さんまじ天使…………ん、なんか写真をよく見たら後ろのほうに見覚えのある後ろ姿が)


だれだ！

安価↓

苗木「ねぇ、ここに写ってるのって…」

不二咲「あ！それね十神くんだよ！神社で甘酒配るアルバイトしてたみたい」

苗木「やっぱり」たはは…

不二咲「でも僕が話しかけたらすごく機嫌が悪くなって…僕、なにか余計なことしたのかなぁ…」しゅん…

苗木「いや、不二咲さんが悪いわけじゃないよ。運が悪かったね」

苗木(お互いに…はは)

苗木「ねぇ、ここに写ってるのって…」

不二咲「あ！それね十神くんだよ！神社で甘酒配るアルバイトしてたみたい」

苗木「やっぱり」たはは…

不二咲「でも僕が話しかけたらすごく機嫌が悪くなって…僕、なにか余計なことしたのかなぁ…」しゅん…

苗木「いや、不二咲さんが悪いわけじゃないよ。運が悪かったね」

苗木(お互いに…はは)

そのあとは年末年始の話題で一通り盛り上がったあと、『じゃあ僕も片付けがあるから、また明日ねぇ～』ってことでひとまず解散した

………
……

よっこらせっと…

苗木「ふぅ…思ったより早く片付いちゃった」ぼすん

苗木「部屋にいてもつまらないし、どこかに遊びにいこっかな」


1.外に出よう
2.学校を探検しよう

安価↓

苗木「そうだ、学校を探検しよう！」

苗木「誰もいない学校ってワクワクするよね！」

………
……

＞廊下

ガチャガチャ…

苗木「…っていっても教室とかはまだ閉まってるか」

苗木「つまんないなぁ～…あっ」

苗木(あそこにいるのはもしかして…)


安価↓

苗木「桑田くん！」

桑田「おっ？……ああ、苗木か。びっくりさせんなよな」ぽりぽり

苗木「桑田くんももうこっち帰ってきてたんだね」

桑田「家にいてもすることねぇしな～明日朝早くこっち来るのもたりーし…」

桑田「まあこっちきても予想以上にすることねぇんだけどな…」ふわぁ…

苗木「あ、そうだ！」

桑田「ん。なんだよ」

苗木「いやぁ、この前はゴメンね？はは…さすがに申し訳なかったから、いまさらだけど誕生日プレゼント買ってきたんだ」ガサゴソ

桑田「え！？…べ、別に全然気にしてなかったんだけどよ…仕方ねぇな」チラッチラッ

苗木(めっちゃ嬉しそう)

苗木「気に入ってもらえたらいいけど…」


そのプレゼントとは

安価↓2

ガサゴソ…

桑田「お…、おおおおおおおおお！？！？！？」ガタァッ！！

桑田「え？え！？これってもしかしてブルガリの香水じゃね！！？？」

苗木「桑田くん香水好きだからさ、喜んでもらえるかと思って」えへへ

苗木「…っていっても香水はよくわかんないから店員さんがオススメしてくれたの買ってきたんだけど…」はは…

桑田「これマジで欲しかったんだよ！！え、マジで？マジでこれもらっちゃっていいの！！？？」

苗木「もちろんだよプレゼントだもん！」

桑田「うおおおお！！マジでマキシマムにサイコーだぜ苗木！！誕生日忘れてたこと帳消しにしてもお釣り出るぜマジで！！！」ガシィ！！

苗木「いやぁ、そんなに喜んでもらえるとは…」たはは…

桑田「こりゃさっそく使わせてもらうしかないな」ガサガサ

苗木「あ、そうそう。これって女子にモテる香水なんだって。そこも気に入ってもらえるかなって思って」

桑田「ああもちろん知ってらあ。なんたって女性雑誌で人気ナンバーワンの香水だからな！！マジでこりゃ新学期から女子の俺を見る目が変わっちまうかもしれねぇぜ？」シュッシュッシュッシュッ！！

苗木(かけすぎじゃない…？)

むんむん…

桑田「すはーっ…やっぱいいわ、このにおいサイコーだぜマジで」

苗木「そ、それはよかったよ…」たはは…

苗木(うぅ、においが濃過ぎて気持ち悪い…)

桑田「よーし、このまま街へでも繰り出していっちょナンパでもしてくらぁ！センキューな苗木！！」バンバン

苗木「う、うん(うっ…)」

桑田「手料理楽しみにしとけよ、お礼に腕によりをかけてやっからよ！じゃあな！」むんむん…

タッタッ…

苗木「残り香がひどい…げほげほ。男にはあまり受けないにおいなのかな」

苗木「ま、気に入ってもらえたみたいだからいっか」たはは…


苗木「しかし、この感じだと、他にも誰か帰ってきてるかもな…」

苗木「例えば…あの人とか…」


安価↓

＞朝日奈の部屋の前

ピンポーン…

苗木「…いないか」

<はーい

ガチャ

朝日奈「あれ苗木じゃん！帰ってきてたんだ」

苗木「やっぱり朝日奈さんも帰ってきてたんだね。いや、いるかな～？って思ってさ」はは

朝日奈「えへへぇ、まあね。私のことよくわかってんじゃん」

朝日奈「そうそう苗木さ、私ちょうど暇してたんだよね～なんか話付き合ってよ」

苗木「いいよ。そうだなあ…」


1.年末年始どうしてた？
2.宿題終わった？
3.新年の抱負
4.他

安価↓2

苗木「宿題終わった？」

朝日奈「あったりまえじゃん！明日提出日だし」

苗木「あ、そうなんだ」

朝日奈「もしかしてどうせできてないだろとか思ってたんでしょ？心外～」ぷぅ

苗木「いやあ、そんなことは…(その通りだけど)」はは…

朝日奈「まあさくらちゃんに手伝ってもらったんだけどね～」へへん

朝日奈「みよ、この完ぺきな宿題を！」バッ

苗木「……ここ計算間違ってない？」

朝日奈「え！？さくらちゃんは合ってるって言ってたよ！？」

苗木「だってここ小数点にはならないし…」

朝日奈「え？え？なんでなんで？」

苗木「…教えよっか？」はは…

朝日奈「うん、入って！入って！」

苗木「失礼します」たはは….

………
……

朝日奈「うわぁ間違いだらけじゃん…どうしよ明日なのに、…苗木の写しちゃダメかな？」えへへ…

苗木「はは、今回だけだよ」

朝日奈「やったー！苗木やっさしぃー！！」ぎゅう！

苗木「ちょ、」

朝日奈「あれ、なんか苗木いいにおいする…」くんくん

朝日奈「苗木って香水とかするんだね」くんくん

苗木「え？…うわ、桑田くんの香水が服についちゃったんだ」

朝日奈「いいにおい～」くんくん

苗木(む、胸が…///)

朝日奈「なんかずっとこうしてたいかも…」くんくん

苗木(だ、だめだこのままじゃいろいろと！///)

苗木「ちょ、ちょっと離れよっか？ね？」

朝日奈「やだぁ～」ぎゅうう

苗木(どうしようマジでこれ)


1.引き剥がす！
2.いやこのまま耐えるんだ…
3.ここで突然の来訪者が！！(キャラも指定)

安価↓2

ガチャ！！

江ノ島「ただいまー！！」

苗木「あっ…」

江ノ島「…ん？」

朝日奈「え、江ノ島さん！？」くんくん

江ノ島「……んんんんんー？？」


江ノ島「あ、部屋間違えた」


苗木「いや間違えるような部屋の位置関係じゃないよね…」

江ノ島「てへ☆……てか苗木てめぇなに女を部屋に連れ込んでイチャイチャしてんだよ！！」オラァ！！

苗木「いや連れ込んでないよ！てかここ朝日奈さんの部屋だし、それに…、」

朝日奈「ちがちがちがちがうし！！！そんなんじゃないし！！！！！」バッ！！！！

朝日奈「ほ、ほんと全然そんなんじゃないから！！てかちょっと寄りかかってただけだし！！？？」カァー

江ノ島「寄りかかってた？それどころかその豊満なおバストを苗木の顔に押し付けているように見えましたが…二人はそういう仲だったんですね。ショックです…」どよーん

朝日奈「違うんだって！やめてよ！！もう、苗木もなんかいってよ！！」

苗木「え、ええー…」

1.正直に状況を話す
2.てきとうにはぐらかす

安価↓2

苗木「えっと…、なんか僕の服からいいにおいがするからって朝日奈さんがかいでたんだよ」

朝日奈「そうそう！それだけ！はい、この話おしまい！」

江ノ島「ふーん……そんないいにおいがするっつーんなら私様もかがねぇわけにはいかねぇよな！！？」ファック！

苗木「えっ…」

江ノ島「苗木きゅん！新年初はぐぅ～！！」ぎゅううううう

苗木「ぐ、ぐるじぃ…」バンバン

江ノ島「うわほんとにいいにおい！これはメロメロになっちゃうぞぉ～」くんくん！

苗木「いや江ノ島さん、ほんとにくるしいって」バンバン！

江ノ島「あーばーれーなーいーのー」きゅるるん☆

苗木「あ、朝日奈さん、たすけ…、」

朝日奈「わ、私もかいでもいいかな…？」そわそわ…

苗木「えっ」

朝日奈「苗木、ごめんね！」ぎゅうう

苗木「こ、この状況はおいし……くない！！早くだれか助けて！！！」バンバン！！！

そのあとは二人にサンドイッチにされながら僕は天国と地獄(窒息的な意味で)の狭間でさまよっていた…

途中はっと冷静になった朝日奈さんが『こ、こんなのダメだよ！///』とか言って僕ら二人を部屋から追い出してくれたおかげでなんとか逃げることができたけど…

＞苗木の部屋

苗木「しかし女子にモテる香水おそろしい…これ以上トラブルになったら困るしあとで服洗っとくか」はぁ…

苗木「そういや桑田くん大丈夫かな…いや今頃モテモテうはうは状態で喜んでるかな？」たはは…

苗木「夕方か…食堂は明日まであかないし、明るいうちに学校の近くで食べに行こうかな…」

なに食べに行こうかな…

安価↓2 自由指定

苗木「…マックでいっか。1人でも入りやすいし」


………
……

＞マック

店員「…はいお待たせしました、ビックマックセットでドリンクコーラのお客様～」

苗木「はーい」よいしょっと

店員「ごゆっくりどうぞー」

苗木「さて、すみっこのお一人様席に座って食べよ……あれ、あそこにいる巨体は……」


山田「んむぅ………いやぁこうじゃないですなぁ………」ブツブツ


苗木「山田くん！」ぽん

山田「うおぅ！？…びっくりしたー誰かと思ったら苗木誠殿ですか。お久しぶりですぞ」

苗木「はは、あけおめ。山田くんも夕食？となりいいかな」

山田「もちろんいいですが、んむむ？夕食というにはまだ少し時間が早過ぎるとおもいますぞ？」

苗木「まあね。僕は夕食がわりだけど」もぐもぐ

山田「なぬ！？マックで夕食など不健康極まりないですぞ！？」でぷでぷ

苗木「だって食堂空いてないし。てか山田くんに不健康とか言われたくないよ」

山田「なんぬぅ！？[ピザ]には発言の権利すらないとそう仰りたいのですか苗木誠殿！？」ビシィ！

苗木「そ、そこまではいってないけどさ」たはは…


なに話そうかな

1.年末年始のこと
2.そういえばさっきなにかやってたみたいだけど
3.山田くんはなに食べてるの？
4.他

安価↓2

こんなところで、ですが眠いので切ります…おやすみなさい、また夕方あたり～

苗木「そういえばさっきなにかやってたみたいだけど」

山田「む！目ざといですな苗木誠殿！ふっふっふっ、特別に教えてあげますぞ！スバリ新作の同人誌を作っていたのです！！」キラーン

苗木「どうじんし？」

山田「まあ平たくいえばファンによる二次創作みたいなやつですな」

苗木「ふーん」

山田「そのいかにも興味ないみたいな反応されると少し傷つきますなあ…」

苗木「だってアニメとかそういう類なんでしょ？僕そういうのあまり詳しくないもん」

山田「む！そういう先入観は良くありませんぞ苗木誠殿！！原作を全く知らなくても同人を読んでみたら気になるキャラができてそのまま原作にハマるってのもよくある話ですぞ！！」

山田「二次において各々のキャラの扱われ方はどれも似たり寄ったりなので、舞台設定を抑えたら誰でも読むことはできますぞ！ほら苗木誠殿も先入観は捨ててまずは読んでみるといいですぞ～！！」

山田「例えばこれなんかは過去の僕の作品なんですがなかなかの自信作なんですぞ！！」エッヘン

苗木「そ、そこまでいうなら…」ペラ


苗木(なんだこれ。画面にたくさんの微生物がひしめき合ってる…)ペラペラ


山田「どうですかな？」

苗木「えっと…解説お願いできるかな？」はは…

山田「ぬ！キャラ説明がまだでしたな。えっとですね、こちらが主人公で魔法少女のマロカでして…」

苗木「え、これ人間なの！？」

山田「む？それはどういう意味ですかな？」

山田「んで、こっちが先輩のマムと親友のサユカですぞ～なかなかかわいく描けてるとおもいますが」キラーン

苗木(山田くんがゾウリムシとミジンコ指しながらなにかいってる…)

山田「原作が割と殺伐としてるので、ほのぼのギャグを描いてみたんですがこれが思いの外筆が進みましてなぁ…」

苗木(ほのぼの…ギャグ？おどろおどろしい背景に禍々しい物体がひしめき合ってるんだけど…)ペラペラ

山田「こういう妄想を形にできるのもまた二次創作の魅力というものですな！」

苗木(ここに落ちてる大量の目玉と腕のようなものはなんだろうな…シュールギャグなのかな…)

山田「苗木誠殿～そんなに真剣に読まれると照れますぞぉ～アラがばれてしまうではないですか～」

苗木「う、うんなんかすごいねこれは(いろいろと…)」ペラペラ

………
……

苗木(結局最後まで理解に至れなかった…)ペラ…

山田「む！読み終わりましたかな？」

苗木「ま、まあね」はは…

山田「それでは苗木殿、ズバリ感想をお願いしますぞ！！」ビシィ

苗木「え、感想？」

山田「やはりこういうのは生の声が欲しいですからなぁ～今後の参考にここは正直な感想をいただきたいですぞ！！」

苗木(ど、どうしよう…)


1.とりあえずほめてみる
2.正直に感想をいう
3.他

安価↓

苗木「この同人読んでみたら原作に興味でてきたよ」はは…

苗木(この禍々しい同人の元となった原作が一体どんなものなのか見てみたくなったという点では嘘じゃないぞ…)

山田「それは本当ですかな苗木誠殿！？いやぁ～こうやって自分の同人によって原作ファンが増えてくれるのはなんとも同人冥利に尽きますなぁ～」てれてれ

山田「いいですぞ！ではこのようつべででさっそく一話を鑑賞してみましょう！」ピコピコ

………
……

<きゅっぷい

山田「いやぁ～このシーンは何度見ても震えますなぁ～」

苗木「…みるアニメ間違ってない？」

山田「なにをおっしゃいますか！正真正銘のあなたが興味をもった原作ですぞ！！」

苗木(なんか全然違う…絵柄かわいいし…)

苗木「…あれ、このキャラ山田くんの同人にいたっけ？」

山田「なにをおっしゃいますか苗木誠殿！これがサユカですぞ！」

苗木「え、……えっとごめん、どこに出てきてた、かな？」はは…

山田「ここにちゃんと出てきてるではないですか！しっかりしてくださいよ～！」パンパン

苗木「あ、これが………なるほど」

山田「……ホントにちゃんと読んでたんですかな？」むーん？

苗木「いやぁ、…まだ顔とキャラが一致してなくて…」はは…

山田「そうですかな？…まあいいですけども」

………
……

山田「…いやぁ面白かったですなぁ～といってもまだまだ導入の導入なんですが。三話目からが本番なんですぞ～」

苗木「うん、面白かった。なんだか先が気になる感じだよね」

苗木(確かに面白かったけど…でも、やっぱり山田くんの同人とちっとも繋がらないや…はは)

山田「苗木誠殿も一通り見終わったら同人に挑戦してみるといいですぞ！作るのは大変ですが一度始めたら病みつきですぞ～」ふふふ

苗木「考えとくよ…」はは…

山田「まあまずは全話見終わったら報告しにきてくれるといいですぞ！そのときは一緒に語り合いましょう！」キター！

苗木「わかったよ、そのときはよろしくね」

山田「約束ですぞ～」ほくほく


………
……
…

＞苗木の部屋

<ちゃんちゃん

苗木「いやぁ、なんだかんだで気になって全話ぶっ通しで見ちゃったけど、結構面白かったこれ…」のびぃ…

苗木「…しかしホントに衝撃展開の連続だったな…これは日常ほのぼの妄想が捗るっていうのも分かるな」

苗木「………いや、やっぱり山田くんの同人は理解に至れなかったけど…」ペラペラ… ←もらった

苗木「…………」

苗木「僕もなにか同人作ってみよっかな。もしかしたら山田くんの気持ちがわかるかも…？」

苗木「あまり絵は下手ではないはず」シュッシュッ

………
……

ちゅんちゅん…

苗木「四コマだけど、なんかできた」

苗木「……ってもう太陽昇ってちゃった」カーテンシャーッ

苗木「今日は10時からの始業式だけだし、もう起きとくか…」ふわぁ…

苗木「誰かに見てもらいたいな～これ」ふわぁ…

苗木「7時過ぎか………今日くる組がぼちぼちやってきてるかも」

苗木「ちょっと散歩してこよっと」よっこらせっと



誰がいるかな

安価↓2

ガチャ…

＞廊下

苗木「う、廊下寒い…」

葉隠「お～苗木っちぃ～！あけおめだべぇ～！！」ブンブン

苗木「あ、葉隠くん。その荷物は…いま来たとこ？」

葉隠「そうだべ～ちょうどいまやってきたところだべ」

葉隠「始業式に遅れたらいやだから早め早めに来たんだべ！偉いだろ～」えっへん

苗木「あ、うん。そうだね」

葉隠「だべべべ～！！その『はいだべだべ』みたいな反応は結構傷つくってぇ～！！」

苗木「それはそうとさ、暇だから四コマ作ったんだけど読んでみてよ」

葉隠「ん？苗木っちが四コマ？…あーこれ知ってるべ！ちょっと前すごい話題になったアニメだべ！！」

苗木「あ、原作知ってるんだ。じゃあ話が早いや。それを元にした二次創作なんだけど…」

葉隠「ふむふむ、じゃあ読んでやるべ」


苗木の漫画の出来は…

安価↓のコンマ数を100点満点にして点数判定

………
……

葉隠「ふむ……」ペラペラ

苗木「どうかな？(なんか緊張するな)」

葉隠「んーなんつーか……」ペラペラ

葉隠「悪いとはいわねぇが、特別くすりともこないっていうか…50点ってとこだべ」ペラペラ

苗木「そ、そっかぁ…」

葉隠「いや、まあ…初めての作品なんだろ？まあやってるうちにコツがつかめるとおもうべ？最初はみんなこんなもんだべ～」カッハッハッ

苗木「フォローありがとう…」はは…

葉隠「しかし、…なんでまた急に四コマなんか描いたんだべ？苗木っちってアニメとかみるタイプだったか？」

苗木「いやぁ、実は…」

………
……

葉隠「山田っちのやつが同人をね～！それで苗木っちも影響されたんだべ？単純なやつだべ！」カッハッハッ

苗木「いやぁでも漫画っていざ描いてみると難しいね…僕もあんまり他の人をバカにできないや」はは…

葉隠「苗木っちはその山田っちの同人いま持ってんのか？」

苗木「うん、まあ、もらったからね」

葉隠「ちょっと俺も山田っちのやつ見てみてーんだけど、ダメかな？ちょっと興味あるべ…怖いもの見たさにな」

苗木(どうしようかな…)


1.いいよ
2.んー許可なしに見せちゃまずいかな


安価↓2

苗木「いいよ、まあもらったものだしね」

葉隠「ほーぅこれが画伯様の同人か。なんかワクワクすんな…どれどれ」ペラペラ

葉隠「………」ペラペラ

葉隠「これ、……なんだべ？」ペラペラ

苗木「それがたしかマムさんだったかな…？」

葉隠「なるほど言われてみれば…………とはならないべな」ペラペラ

苗木「ちょっと難解だよね」

葉隠「これホントに苗木と同じアニメを題材にしてんだよな……ちょっと人類には早すぎる気がするべ……」ペラペラ


葉隠「ん、ちょっと待てよ…苗木っち、ちょっと広げて持っててくれねぇか？」

苗木「うん？いいけど」バッ…

葉隠「むむむむ……」じーっ

苗木「どうしたの水晶玉なんかもって」

葉隠「……ダメだべ。もしかしたら水晶玉ごしに見たらなんか見えてくるかと思ったがそんなことはなかったべ……」がっくし

苗木「貸して貸して……あーなんか横に伸びて余計に気持ち悪い…うわ、目があっちゃった…」

葉隠「さすが画伯様だべ……いや、ここまでくるとある種芸術だと思うんだけどなぁ」

葉隠「俺はその道をずっと勧めてるんだが、山田っちのやつなかなか聞き入れようとしないんだべ」だべだべ

苗木「ポリシーがあるんだろうね…」

葉隠「…んじゃあ俺は荷物置いたりしてくっからまた後でな～」

苗木「うんわかったよ。また後でね～」

葉隠「だべべべ～」タッタッ…



苗木「まだ時間あるし、もうちょっとぶらぶらしよっと」

だれかいるかな

安価↓2

腐川「あら…苗木じゃない」

苗木「このまえぶり、だね」

腐川「そうね……」

苗木「うん……」

「………」

苗木(なにか話すことないかな…)


1.そうそう四コマ描いたんだけどさ感想くれない？(苗木のを見せる)
2.これちょっと見てくれる？(山田のを見せてみる)
3.他

安価↓2

苗木「そうそう四コマ描いたんだけどさ、よかったら感想もらってもいいかな？」

腐川「四コマ？あんたが描いたの？」

苗木「うんちょっと暇しててさ…」はは…

腐川「まあいいけど別に……」ペラペラ

腐川「……」ペラペラ

苗木「……どうかな」

腐川「……」ペラペラ

腐川「………つまらないわね」ペラペラ

苗木「そ、そんなにかなぁ…描いてる時は面白いと思ってたんだけど、なんだか自信なくなってきちゃった…」

腐川「…まあいいんじゃない。同人なんてこんなもんよ。ちゃんと読めるだけ幾分かマシだわ」

苗木「そ、そうかな…」はは…



1.腐川さんも同人描いたりするの？
2.よかったらアドバイスもらえないかな
3.他

安価↓2

苗木「腐川さんも同人描いたりするの？」

腐川「二次創作って意味ならノーよ。……正直あまり好きじゃないのよねそういうの」チラッ

腐川「好きな作品をてきとうな感じにいじられるとすごく腹が立つから……そんなものはとても読めたもんじゃないわ」わなわな

苗木「えっと、なんかごめん…」

腐川「………私はあまり好きじゃないってだけよ。あんたは好きにやればいいんじゃない」プイッ

腐川「……まあそれはそれなりに読めたわ。もう少し原作を読み込むべきだと思うけど……キャラのブレが少し気になったから」ちらっ

苗木「そ、そっか。ありがとう」はは…

腐川「………じゃあ、私やることがあるから」

苗木「あ、うん。また始業式でね」

腐川「………あとでね」タッタッ

………
……

＞苗木の部屋

苗木「……」かくん

苗木「……はっ！やば、寝かけてた…」

苗木「……もうそろそろ行った方がいいかな」ふわぁ

苗木「たしか最初は教室に集まって、みんなで体育館いくんだよな…」よたよた…

ガチャ…

………
……

＞教室

ガヤガヤ…

苗木「ちょっと早めにきたけどけっこう集まってるな」


誰がいる？

安価↓ キャラクター4、5人

苗木「みんなあけおめー」

舞園「あ、苗木くん…あけましておめでとうございます」ニコ…

苗木「っていっても舞園さんは正月に会ったけどね。十神くんも…、」

十神「…忘れろ」

苗木「え…、 十神「…そのことは忘れろ。いいな？」

苗木「う、うん…」はは…

大和田「んー？なんかよくわかんねぇけど、あけおめだな苗木ィ！まあ今年もよろしくしてくれよ、な！」ガシッ

苗木「あ、うん。よろしくね…で、桑田くんはさっきからなにしてるの？」


桑田「あー…なんかさっきからずっとこの調子でよ…ちっとも離してくんねぇんだよ。はぁ…」むんむん

霧切「いいにおい…」ぎゅううううう


苗木「そ、そっか…」

苗木(舞園さんは平気なのかな…)チラッ

舞園「……自制がきくので」

苗木「読まれた？」はは

舞園「苗木くんは分かりやすいです」ふふ…


大和田「にしてもよー、おめぇ香水かけすぎだろ…ぜってー石丸になんか言われっぞ」くっせぇ

桑田「そうか？…俺は全然気になんねぇーんだけど」くんくん

霧切「いいにおいだからいいの………」くんかくんか

ぎゅううううううう

桑田「いたいたいたいたい！！肩外れんだろ！！アホ！！！」バッ

十神「昨日も外で幼稚園児の集団にもみくちゃにされて大変だったんだろ。少しは自重したらどうなんだ…」ケホッ

桑田「ありゃあマジ災難だったぜ…肩外れてるっつーのにあいつらマジで容赦ねぇ…」あぽぽ…

桑田「でもまあこれのおかげでナンパもうまく行ったからさ～まあハイリスクハイリターンってわけで結果オーライだろ」ケケケッ

苗木(老若問わずなんだな。すげえなあの香水…)

セレス「みなさまご機嫌よう…な、なんですかこのにおいは…」バッ

モノクマ『異様なにおいが教室に立ち込めてるクマー！換気換気！！』

大神「ヌゥ…なんだかくらくらするようなにおいだ…」ふらっ…

山田「いやぁ、純粋に臭いんですが…」

葉隠「桑田っちか？こりゃねぇべ…ケホッケホッ」


朝日奈「あ、苗木のにおいだ！…てなんで桑田からにおってくるのよ！」ガラガラッ

江ノ島「いやぁ～なんか心臓の裏側をくすぐられるようなにおい…たまらないですねぇ」ゾクゾク…

戦刃「その例えはよくわかんないけど、…でもいいにおいだね」くんくん…

不二咲「そ、そうかな…ケホッ」


桑田「なぜか野郎にはすこぶる受けが悪ぃみてぇだが…ま、女にはマジで受けがいいみてぇだからオーライってとこか」

霧切「動かないで…」くんかくんか

ガラガラ！！

石丸「諸君！揃ってお…げほがほげほっ！！！」

苗木「い、石丸くん大丈夫！？」

石丸「な、なんだねこの…なんとも形容しがたい不快なにおいは！！」ビシィ

石丸「げぼがほがはっ！！！」

モノクマ『換気換気～』ガラガラ…

ハァ…ハァ…

石丸「また桑田くんかね！君は、全く！香水は、校則違反だと、前も注意したではないかね！！」ゼェハァゼェハァ

石丸「没収だ没収ゥ！！」ゼェハァゼェハァ！！！

桑田「やーだね！」べろべろばー！

石丸「ぐぬぬ、なんと反抗的な態度！内申がどうなっ……いやっ！これ以上下げてたら本当にどうしようもなくなるぞ！！」ビシィ！！

桑田「内申とか興味ねーし！学生生活どう送ろうが俺の勝手だぜ」へへん

石丸「内申は大事だろう！！このまま中退でもして路頭に迷いたいのかね！？そうはさせぬぞおおううう！！」ガシィ

桑田「な、なんだよ！肩引っ張るな！！」

石丸「まだ始業式まで時間がある！さあ、風呂に入ってとりあえずそのにおいを落としてきたまえ！そんな状態で始業式に出られたら混乱必至だ！！」ぐぐぐぐ

桑田「はあああああ！？んなもん嫌に決まってんだろ！もう髪もセットし終わってんだぞ！？」

霧切「そうよ迷惑よ…」ぎゅうううう

舞園「…霧切さんは離れてなさい」ぐいっ

霧切「いやぁあああ」

ギャアギャア…

モノクマ『ふぅ、やっと空気が薄くなったクマー』

セレス「…まったく。直で嗅いだら霧切さんみたいなことになってたと思うと恐ろしいですわ…」はぁ…

不二咲「…はぁやっと空気が吸えるよ…」

葉隠「マジでたべべべ～だべぇ…」うぇ

霧切「…はっ、私は一体…」

舞園「桑田くんに抱きついてたんですよ」はぁ…

霧切「え、なにそれきもい…」ぞくっ

………
……

石丸「お待たせしたな！！さてみんな整列整列ゥ！！体育館に向かうぞ！！遅れ気味だからキビキビと！！さぁ！！！」ほかほか

苗木(なんで石丸くんまでお風呂に入ってるんだろう)

桑田「あぽぉ…こんなぺたんこ髪じゃ入学式出れねぇよ…」ズーーン

大和田「俺のウィッグつかうか？」二カッ！

桑田「そういう問題じゃねぇんだよ！」バンッ！

大和田「び、びびんねぇぞおおおお！！！」オラァ！！


腐川「なんでもいいからキビキビ動きなさいよ…」

………
……

＞教室

江ノ島「ふわぁ～まじ始業式ほど退屈で時間の無駄なものはないわ～」ふわぁ…

戦刃「今回も学園長の話長かったね～」

葉隠「俺はずっと寝てたべー」ふわぁ

霧切「私もよ…」ドヤァ…

朝日奈「なんでそんなに得意げなの…」

石丸「なっ！学園長はあんなにいい事を仰られていたのに誰一人聞いていないとは！！」

セレス「話をするのは一向に構いませんが、椅子に座らせるという心遣いくらいはあるべきでしたわ」はぁ…

モノクマ『全くもって分かってないやつだクマー！！』


桑田「…なあ、おめえワックス持ってねぇの」

大和田「あーウィッグにしてからいらなくなったから捨てたんだよ」二カッ！

桑田「なんでだよ！！」バンッ！！

大和田「な、なんでとはなんだオラァ！！」バンッ！！


パンパンッ！！

石丸「諸君、静聴せよ！！これから宿題を回収する！！皆、机の上に宿題を出したまえ！！！」

えー！ザワザワ…

葉隠「で、出た～石丸チェック！」

苗木「ちゃんと持ってきた。よし、…朝何度も確認したもんね」

石丸「ムッ…！机の上に宿題が出てないやつがいるな…」

宿題を忘れたやつはだれだ！

安価↓

石丸「それは…」


石丸「なんと僕ではないか！こりゃ参った！ハッハッハッ！！」

((えっ………))


石丸「なっ！今のは笑いの渦に包まれるところではないのかね！！」カーッ

葉隠「え、まさかあの石丸っちが忘れたんか…？」

石丸「そ、そんな訳ないだろう！！今のはみんなに偉そうに机の上に宿題を出させて置いて、当の自分が出し忘れているというボケではないかッ！！！！」

石丸「ほら、ここに！僕の宿題はあるだろう！ボケだボケ！！」バンッバンッ

石丸「ほら葉隠くん突っ込みたまえ！さあ！！」ビシィ！！

葉隠「え、え！？えーっと、このぉ～石丸ゥのドジっ子～」

石丸「いやぁ～こりゃあ失敬失敬！」ハッハッハッ！


江ノ島「なにこれ…」どんびき

戦刃「さ、さぁ…」

石丸「ぐぬぬ…あまりうけなかった…」

セレス「黒歴史確定ですわね」

モノクマ『自動録音しておいたクマー』

石丸「わ、忘れろ忘れろ忘れろビーム！！！！」バンバン！！！


苗木「ほっ…今回は全員提出できたんだね」

葉隠「優秀だべ～」

戦刃「結局、盾子ちゃんの宿題は今日まで徹夜…しかも後半ほとんど私が解いたようなもん…」

江ノ島「お疲れ様！あとでブラックサンダーおごってあげるね！」きゅるるん☆


こほんっ！

石丸「えー！じゃあ宿題はこの僕が責任をもって先生に提出するので、皆はここで解散だ！明日は教室の掃除！明後日から授業だ！準備を怠らないように！！遅刻も厳禁だぞ！！」ビシィ

桑田「へいへい」

石丸「はいは一回でいいぞ桑田くん！！」

石丸「では解散だ！！」

ザワザワ…

苗木「今日はこれでおわりか…」ふわぁ…

苗木「せっかくだから誰かに話しかけてみようかな…」


だれにしよう

安価↓

苗木「桑田くん」

桑田「お、苗木！お前ワックス持ってねぇか？」

苗木「え？持ってないけど」

桑田「マジかよ…」

苗木「僕ワックスとか使わないし…」

桑田「え、そのアンテナ天然かよ」

苗木「ああこれ。くせ毛」

桑田「ちっなんだよ、しゃーねーな。たりーけど部屋戻って取ってくっか…」

苗木「まいんじゃない、たまには。髪下ろしもなかなか似合ってると思うよ」

桑田「ホントかよ。でも落ちつかねぇーんだよな…いつもデコだしてっからさ」


桑田「それはそうとよーお前の香水なかなか重宝させてもらってるぜ。ありがとよ」へへっ

苗木「それはよかったよ…はは、でも自重してね」

桑田「わかってーって。ありゃあここ一番って時だけにしといた方がいいみてぇだな」ぽりぽり

桑田「そーいやぁよお、手料理の件なん…、」

江ノ島「はーーーっい！いつする？ねぇねぇいつする！？」グイグイ

桑田「急に割り込んでくんなよびっくりするじゃねぇか！」

戦刃「手料理するなら私たちが立会いしないとね！ちゃんと罰ゲームが遂行されたか見張るために！」

桑田「なにそれ最高にたりー…」

戦刃「もう今日やっちゃえば？あんまり引き延ばしでもだるくなるだけだしさ！」

江ノ島「そうと決まったら早速食堂に移動するよ～ぉ！！」グイグイ

桑田「え、マジかよ！？てかちょっとまて肩ひっぱんなって！！」

江ノ島「ちなみに作るメニューは私様がすでに選んでおきました。それはズバリ…」

なんだ？

安価↓2

江ノ島「オムライスゥ～！！」

戦刃「いぇーい！」パチパチ

苗木「基本的な料理だしちょうどいいんじゃないかな？」

桑田「変なのがこなくて安心したぜ…」ほっ

江ノ島「ま、単純に私が好きってのもあるけどねー」


戦刃「オムライスっていったらやっぱりケチャップアートだよね～」

江ノ島「あ、苗木のにはもちろんハートマークね」きゆるるん☆

桑田「はぁ！？なんでだよ！！」

江ノ島「だってただのオムライスだったら罰ゲーム感がうすいしぃ～」ぶぅぶぅ

戦刃「あ、そうだ！苗木くんの目をみながらハートマーク描かせようよ！」

苗木「えっ」

江ノ島「それなんてBL…異議なしです…うぷぷ」

桑田「いや誰得だよ」

江ノ島「うだうだいってねぇでさっさと作ってこーーーい！！」ドーン

桑田「いてぇ！蹴るなよアホ！！」

………
……

＞食堂


苗木「集中するから厨房はのぞくなって～」

戦刃「桑田くんって料理上手いのかな？」

江ノ島「ぶっちゃけあまり想像できねぇよな！！」ヒャッハー！

苗木「練習したっていってたし、それなりのものがくるんじゃないかなぁって思ってるけど…」

<バーーン！
<うわっちっちっ！！

苗木「…ちょっと心配、かな」たはは…

戦刃「うんこがくるくらいのハードルでいこうか」

苗木「いや、うんこは食べたくないなさすがに…」

江ノ島「うぷぷ…なんだかいいにおいがしてきましたね～」くんくん

………
……

桑田「できたぞー」よいしょ


苗木「あ、できたみたいだよ」

戦刃「お、これは思ったよりいい感じかも」

江ノ島「見た目はね。大事なのはそのお味です…うぷぷ」

桑田「はんっ！けっこう頑張ったんだからな！ありがたく食いやがれってんだ」えっへん

苗木「よかったー安心したよ。こっちが罰ゲームになったら元も子もないからね」


戦刃「はい、桑田くん。ケチャップ」

桑田「それマジでやんのかよ…」あぽー…

江ノ島「ほら男見せろよ～」ギャハハ！

桑田「なにが楽しくて野郎と……しゃーねーな。おら、さっさと終わらせんぞ苗木」じっ

苗木「う、うん(顔近いな…)」

ぶりゅりゅーーー

桑田「目ぇ見ながらだとうまく描けねぇな…」

苗木(なんだか照れるからはやく終わらせてくれないかな…)たはは…

戦刃「てか擬音がきもちわるい」

江ノ島「この映像をお届けできないのがまことに残念です…うぷぷ」


桑田「うしっ！これでいいか？」

江ノ島「ずいぶん歪なハートですが、まあなかなか面白い映像が見れたのでよしとします…うぷぷ」

苗木「なんかこっちが緊張したよ…」

戦刃「さ、冷めないうちに食べよ食べよ～」

江ノ島「はい苗木きゅん！あーん！」

苗木「え、あ。あーん」

江ノ島「えへへ、どう？おいしい？」

桑田「おい、俺のオムライスだからな」


もぐもぐ

ん！？これは…


桑田のオムライスのお味は…？

安価↓ コンマ以下の数で点数判定(100点満点)

…………
………
……

ガチャ

苗木『おかぁさんただいまぁ！』

ママ『あらおかえりなさい』

苗木『…！いいにおい！なにオムライス！？』キラキラ

ママ『そうよ、前に食べたいっていってたでしょ？』

パパ『よかったな誠！』

苗木『あ、パパ！今日は仕事早いんだね！』

パパ『ああ、たまにはな。今日はいつものお詫びにいっぱい遊んでやるぞー』ぽんぽん

苗木『え！ほんとに！？やったー』

パパ『ほーらこまる、ママのオムライスおいしそうだな』たかいたかーい

こまる『はやく食べたーい！！』きゃっきゃっ

ママ『こらこら手を洗って席についてー』

苗木『もう洗ったよ！はやくはやく！』

パパ『ママは料理上手だから待ちきれないよなー』

こまる『はやくはやくぅ！！』きゃっきゃっ

ママ『もうみんなして』うふふ

パパ『…みんな揃ったかな？じゃあいただきますしようか』

こまる『お兄ちゃんはやくいただきますしてー！！』

苗木『じゃあ、みんな手を合わせて…』


『いただきます！』

……
………
…………


苗木「……お母さん」ほろり…

江ノ島「な、泣いてやがる…こいつ」たじっ…

桑田「わりぃ…なんか変なの入ってたか…？」ぽりぽり

江ノ島「んなことあったら承知しねぇぞ！！」ファッキュー！！

苗木「え！あ、いや、美味しすぎて…なんだろう、この心の中からじんわりくる感じ…」

苗木「あれ、おかしいな、涙が止まらないや…」ゴシゴシ

戦刃「ちょいちょい苗木くんさすがに涙は大げさでしょ！そんないくらなんでも涙を流すほどとか、そんなわけ…」もぐもぐ

戦刃「…………ホンマや」カランッ… ←スプーン


戦刃「って、いやほんとになにこれ！え？私だいぶ味にはうるさいほうだけど、これは革命レベルだよ！？ほら盾子ちゃんも食べてみ？間接キッスしてみ？？」グイグイ

江ノ島「はーあ？そんないくらなんでもありえなくない？みんな優しいんだから～うぷぷ」もぐもぐ…

江ノ島「な、なにこれ絶望……いい意味で」カランッ


桑田「そ、そんなにか。いやー参ったな。ふつーに作ったんだが…」

苗木「ごめん。正直、桑田くんなら冷凍をチンとかしてくるんだろうなーとか…」

戦刃「うんこ出してくるくらいのハードルでいこうとか思ってたけど…」

江ノ島「どうかいままでのご無礼をお許しくださいでござり奉る！せ、切腹ゥ！！」ずしゃー

戦刃「盾子ちゃんが新キャラだすほど動揺してる…」

………
……

苗木「うまい！うまいよお母さん！！」もぐもぐ

戦刃「桑田くんに負けるなんて悔しい！でも、スプーンが止まらない！！」もぐもぐ

江ノ島「うめぇ！うめぇぞこりゃあ！オラァさっさとおかわり持って来いや！！」ファッキュー！！！

桑田「ちょっと、おまえら流石にもう卵の在庫がねぇーって！鶏肉もけっこう使っちまったし！」

戦刃「私、植物園で鶏捕まえてくるね！！」ガタッ

桑田「あぽ？」

江ノ島「おら！ぼさっとしてる暇があったら次のご飯炊いとけや！！」げしげし

桑田「わかった！わかったから蹴るな！アホ！！」

苗木「桑田くんにこんな才能があったなんて…こりゃ進路決まったね」もぐもぐガツガツ

苗木「僕もおかわり！」

桑田「フライパンもつ腕がそろそろピークなんだが…勘弁してくれよ…」とほほ…

………
……

戦刃「も、もうお腹いっぱい…もっと食べたいけど…」げぷぅ…

苗木「いやぁ食べ過ぎた…でもこの満足感が心地いいや。僕もうこのままブタになってもいいかも」ははは…

江ノ島「桑田の料理なしには生きられない体になっちゃったらどうしよ…うぷぷなにそれ超絶望的」げぷぅ…


桑田「いやぁ…なんか照れるな。ここまで喜んでもらえるとよ…」ぽりぽり

戦刃「こりゃあまた定期的に作ってもらいたいよね」

苗木「他の人に教えるのがもったいないくらいだよ」

江ノ島「おい桑田ァ！お前、私様の専属料理人になれよ！それなりの待遇にしてやっからよぉ！！」ファッキュー！！

戦刃「あーずるい！」ガタッ！

苗木「桑田くんはみんなのものだよ！！」ガタッ！

江ノ島「へっ！こういうのは先につばつけたもん勝ちだぜ！」ぺっぺっ！！

ギャアギャア！！！


桑田「お、お前らなぁ…」あぽぽ…

超高校級の能力もってんなら退学じゃね？

その後、桑田くんの神の腕をめぐる江ノ島さんと僕らとの抗争がしばし繰り広げられたが、
結局『食に国境はない』ってことで抜け駆けはせずみんなで仲良く桑田くんの料理をいただくってことで和解した。

桑田シェフ同好会の発足だ！

『俺の腕がぶっ壊れたらどうすんだよアホ！アホ！』

…とかいってたけど、美食は人の快楽の多くを占めるからね。仕方ないね


………
……


＞苗木の部屋


苗木「ふわぁ…お腹いっぱいになったらいい具合に眠くなってきた…」

苗木「てか今日寝てないんだった。ちょっと早いけど、もう寝よっかな…」ごろん

苗木「…お母さんの味が恋しくなってきちゃった…」きゅるる…

苗木「桑田くんには明日もなにか作ってもらおっと…」もぞもぞ

苗木「………ふわぁ」

苗木「おやすみなさい………」むにゃむにゃ

苗木「すーっ………」zzz


………
……
…

超高校級の料理人 桑田 爆誕…！
いや、この展開はなんだ

>>611
肩関節は超高校級に不安定やし、セーフセーフ


まあひとまずおやすみなさい

………
……

ちゅんちゅん…

ジリジリジリジリ…パシッ！

苗木「んー…」もぞもぞ

苗木「今日は何の日だっけ…」

苗木「んんんー…」もぞもぞ

苗木「あー教室の掃除する日か…」

苗木「9時に教室集合だから、まだ時間があるな。食堂でさっと朝ごはん食べてこよっと」

今日は明日からの授業開始に備え、年末年始にたまった教室のほこりを掃除する日だ。年末前に大掃除はしたから、それに比べたら軽めの掃除だけどね

………
……

＞教室

ガラガラ

苗木「ふぅ食った食った。 あ、みんなもう集合してるね」

石丸「五分前だ！むしろ遅いぞ苗木くん！！」ビシィ

苗木「間に合ってるんだからいいじゃん…」はは…

桑田「じゃあみんな揃ったしさっさと始めようぜ石丸ゥー」たりー

葉隠「終わったところから解散だろ？はやく終わらして外で遊ぶべ！」

朝日奈「あ！そういえば朝に運動場みたらうっすら雪が積もってたよ！」

江ノ島「わーい！雪合戦しよー！」

石丸「なにをいう！明日から授業開始だぞ！予習をしたまえ予習ゥ！！」

不二咲「まあ雪合戦できるほどは積もってなかったけどねぇ…寄せ集めたら雪だるまくらい作れるかな」えへへ

セレス「…その話はあとでゆっくりしてくださいな。確か男子は掃き掃除、女子は拭き掃除でしたわね。私はあそこで座ってみておりますので、さっさと終わらしてくださいね」うふふ

腐川「あんたも動きなさいよ…」

セレス「いやです」キッパリ

山田「あのー、とりあえずここにみなさんのホウキと雑巾を置いておきますぞー」

………
……

桑田「おいブーデー！さっさと机運べや！」

山田「これが最速ですぞー！！」でぷでぷ

葉隠「あんまり汚れてないから楽だべ～」はきはき

大和田「おい、ちりとりはどこだ」

苗木「はーい、こっちこっち」



舞園「うぅ、雑巾が冷たいですね…」はーはー

腐川「なんで女子が雑巾かけなのよ…」

不二咲「あれぇ、霧切さんは？」

江ノ島「さっき十神が相手してたよ～」

戦刃「なんとしてもバケツには近づけないようにしないと…」



十神「ほら霧切、この雑巾でこの窓をこのようにだな…、」

霧切「…分かってるわよ」バッ！

びちゃびちゃあ…

十神「おい！ちゃんと絞れと言っただろうが！」

ガラガラ！

石丸「ム！捗っておるかね！」

苗木「あれ石丸くんどっかいってたの？」

石丸「ウム、少し職員室に呼び出しがあってな。気にすることはないぞ」ビシィ


桑田「うっし、掃き掃除おわり！」

セレス「さて、あとは雑巾かけ組を待つだけですわね」ズズ…

不二咲「セレスさんも少しは手伝ってよぉ…」


戦刃「よーし、あとは床をさっと吹いて机戻して終わり！がんばろ！」

江ノ島「水つめたーい！もう無理ー！」

腐川「あと少しなんだから頑張りなさいよ…ったく」ふきふき

葉隠「よし、じゃあ俺が江ノ島っちと代わってやるべ」ふきふき

江ノ島「えマジで！ラッキー！あとよろしくぅ～」

大神「ヌゥ…助かるぞ」ふきふき

朝日奈「葉隠やさしー！ほらあんたたちもみてないで手伝いなさいよね！」ふきふき

山田「えーだってだって、もう男子の分は終わったですぞー！」でぷでぷ

セレス「…はぁ、これだからブーデーは」

桑田「ブーデー！ブーデー！」

山田「なにもしてないあなたには言われたくないですぞー！！桑田怜恩殿も乗っからなくてよろしい！！」


大和田「しゃーねーな、俺も手伝ってやっか。おい朝日奈代われ」

朝日奈「さすが！大和田もいいとこあるじゃん！あとでドーナッツあげるね！」

苗木「僕も代わるよ舞園さん」

舞園「ありがとうございます。手がそろそろ限界だったので助かります…」ニコ…


山田「ズルい！その展開はズルいですぞーー！！」

腐川「ほらさっさと代わりなさいよ…それとも私みたいなブスには雑巾かけがお似合いだっていうの？」ぎりり…

山田「なんだか乗り遅れた感が否めないいいいい！！」でぷでぷ

………
……

不二咲「よいしょ、よいしょ…ふぅ。この机が最後かな？」ガタン

苗木「だね！はー疲れたー」ふぃー

葉隠「みんなで協力したらさっさと終わったべ！」カッハッハッ

石丸「ウムご苦労であった！教室も新学期に相応しくキレイピカピカだな！みなさぞやこの生まれ変わった教室での授業が待ち遠しいことだろう！！」ハッハッハッ！

桑田「いや、別に…」

石丸「な、なんだとぉお！？」ガタァ！

朝日奈「そんなことよりみんな外みて！雪だいぶ積もってるよ！！」

不二咲「ほんとだぁ！すごぉい！」ぱあぁぁあ！

セレス「あら、こんなに積もるとは珍しいですわね…」

葉隠「みんなで雪合戦するべー！」タッタッ

江ノ島「さんせーい！つか最初に雪を踏むのはこの私様なんですけどー！！」タッタッ

石丸「なっ！明日から授業開始だぞ！予習したまえ予習ゥ！！」ビシィ！

朝日奈「さくらちゃんもやろうよ雪合戦！」

大神「ヌゥ…ずいぶんと久しぶりであるな。行くか、朝日奈よ」タッタッ

不二咲「み、みんな待って～！」タッタッ

石丸「な、話を聞きたまえ！」

桑田「んじゃ先いってっからな石丸」タッタッ

苗木「石丸くんもあとできなよ、じゃ」タッタッ

大和田「お、おい！おいてくなよ！」タッタッ

ガヤガヤ………


石丸「高校生にもなって雪に浮かれよって…ぐぬぬ嘆かわしい！！」

石丸「コラ待ちたまえ！廊下は走るな！！」ササササ！！(早歩き


霧切「……あと鍵よろしくね。じゃあ」スタスタ

十神「ぐぬぬ…」ギリ

………
……

＞運動場

苗木「うわーキレイに積もってるねー」

桑田「雪なんて久しぶ…、」

バシャッ

葉隠「隙ありだべー！！」

桑田「なっ！てめぇやりやがったな！お返しだ！」バッ…ガクッ！

桑田「うぐお、肩があぁ…」

十神「なにをやっているんだお前は……貸せ」ガシガキッ

桑田「いつもすまねぇな…」あぽぽ…


不二咲「十神くんの肩入れも手慣れたもんだよねぇ…」

朝日奈「ねぇねぇ、不二咲ちゃんもこっちで雪だるま作ろー」

不二咲「うん、いいよぉ！」

ワイワイ…ガヤガヤ…

苗木(みんな思いも思いに遊んでるみたいだな)



誰かに話しかけてみようかな

安価↓

苗木「江ノ島さ…、」

江ノ島「なになに苗木きゅん呼んだぁ？」ひょこっ

苗木「うわ、急に下から出てこないでよびっくりするなぁ」たはは…

江ノ島「隙ありー！」ベシャッ

苗木「いや正面から至近距離で雪だま投げてこないでよ…前がみえな、」

戦刃「いまだ！！」ガシッ

苗木「え！？なになにちょっと戦刃さん！？なんで僕抱えられてるの！？」

江ノ島「こっちこっち！」

戦刃「ハッ！」

ザクッ！ズドーーン！

戦刃「よし、これで完成？」ぱんぱん

江ノ島「苗木だるまかんせーい！！」きゅるるん☆

苗木「いやぁ…人の体を雪だるまの胴体に刺して遊ぶのはできたらやめて欲しいかな…」たはは…

江ノ島「あ、バケツ忘れてた☆」かぽっ

苗木「このバケツデカすぎて前が見えないんだけど…」

戦刃「じゅんこちゃーん、雪運んできたよー」ゴロゴロ…

江ノ島「でかした！んじゃ苗木だるまを的にいっちょ雪合戦始めるっか！！」

戦刃「いえーーい！」


苗木(逃げよう)

命の危険を感じた僕は重い雪を振り払い、江ノ島さんらの雪玉の応酬を避けながら命からがら逃げてきた…


苗木「次は安全な人のところに行きたいな…」

安価↓

苗木「十神くんのところに行こうかな…って、十神くんどこにいるんだろ」きょろきょろ

苗木「あ、ベンチで本読んでる」


十神「……」ペラ…

苗木「十神くんは遊ばないの？」

十神「フン、この俺が雪ではしゃぐ柄に見えるか？」ペラ…

苗木「それもそうだね」はは…

ひゅんっ！

十神「分かったらあっちで遊んで来い。俺は本を読むのに集中…、」

べしゃぁ…

葉隠「隙ありだべ！！」ギャハハ！！

十神「………」ぽたぽた…

苗木「あ、十神くんの本が雪で…」

びちゃぁ…

十神「………葉隠か」ギロッ

葉隠「そのぉ…本に当てるつもりはなかったんだべ？ほんとだって…」はは…

十神「この本は……」


十神「俺が正月返上でバイトしてせっせと貯めたお金で買った本だぞ！分かってんのか葉隠ェ！！」ガタァッ！！！

葉隠「ひいいいいいすまないべええええけなんでもしますから許してくれってええええええ」ビエーーーーン！！！


苗木「良い子のみんなは読書中の人に雪だまを投げるのはやめようね！」

その後は葉隠くんがひたすらに拝み倒しの結果、十神くんのダメになった本を葉隠くんがきっちり弁償するってことで仲直りしたけど、これがなかなか値のはる本だったようで葉隠くんのお財布は涙目だったみたい…ま、自業自得だよね


苗木「落ち込んでいる葉隠くんはほっといて違う人のところにいってみよう」

安価↓

苗木「朝日奈さーん」

朝日奈「あ、苗木だ！いま雪だるま作ってんだけど苗木も手伝ってよ」

苗木「いいよ。でも雪足りてなくない？」

不二咲「そうなんだよねぇ…だからいま大神さんに猫車で向こうの雪を運んできてもらってるんだぁ」

苗木「大神さんが？」


大神「ぐぬぬぬぬぬぬ」のっそ…のっそ…


朝日奈「あ、きたきた！」

苗木(なんかすごい重そうに運んでるけど大丈夫かな…)

不二咲「大神さんこっちこっちー！」


大神「ム、ぐぬぬぬぬぬゥ…！」のっそ…のっそ…


苗木「…手伝おうか？」たはは…

大神「すまぬな…助かるぞ…」ぐぬぬぬ

苗木「いくよ、せーの」

ガタン、コロコロコロ…

苗木「え、猫車軽っ」

大神「ヌゥ…苗木よ、力持ちであるな///」

苗木「あ、うん」

………
……

苗木「よし胴体はこれでよしっと」

不二咲「あとはこの頭部をのせて完成だね」

朝日奈「さくらちゃん、のせるの手伝って！」

大神「任せよ、朝日奈よ…フンッ！」ぐぬぬぬ…

朝日奈「……よいしょっと」ひょいっ

苗木(朝日奈さんが一人でやったほうが早いような)

不二咲「うん！いいかんじだねぇ」えへへ

苗木「んー、でも雪だまだけってのはちょっとさみしいような気がするかなぁ」

朝日奈「なんだろうやっぱり飾りつけでもする？マフラーとかほうきの手とか」

大神「ウム、木の枝ならさきほどたくさん落ちていたから我が取ってこよう」

苗木「それはあとでみんなでいこっか」はは…


苗木(でもどうせならインパクトあるものが欲しいかな…あの人のあれを少し借りよっかな…)

そして寝る

安価は↓2だよ！

苗木「そうだ。大和田くんのリーゼントを借りてきてつけるとかどうかな？」

朝日奈「あ！それいいねー！」

大神「しかし、大和田のリーゼントなぞどうやって持ってくるのだ」

苗木「今の大和田くんのリーゼントはウィッグで、確か江ノ島さんに刈られたリーゼントの剥製が大和田くんの部屋に保管されてたはずだよ」

朝日奈「つまりそれを借りてくればいいんだね！」

不二咲「…でもそんな大事なもの貸してくれるかなぁ…？」

苗木「ちょっくらかけあってみるよ」

………
……

苗木「ダメだった…」

不二咲「大和田くん、なんて？」

苗木「『んなもんできるわけねぇだろゴラァ！！』って凄い剣幕で怒鳴られちゃったよ…」たはは…

朝日奈「年明けてからなぜか大和田のやつ強気なんだよねーあとでしめなきゃ」うんうん

大神「しかし困ったな…」ぐぬぬ

苗木「よしこうなったら他の人に協力を頼もう」

不二咲「なんとしてでも奪う気なんだねぇ…」えへへ…


誰に頼もう！

安価↓

苗木「セレスさんに協力を頼もう！」

不二咲「また協力してくれなさそうな人を選んだね…」

朝日奈「ま、頼むだけ頼んでみようよ」

………
……

セレス「……なぜ私がそんな面倒くさいことに付き合わなくてはいけないのですか」ズズッ

モノクマ『優雅なティータイムを邪魔するなクマー』ズズッ…びちゃあ

朝日奈「お願い！大和田のリーゼントがないと雪だるまが完成しないの！」

セレス「嫌です。他の人に頼んでくださいまし」しっしっ


苗木(なんとかしてセレスさんの重い腰をあげられないかな…)


セレスさんがやる気になるような交換条件を提示しよう！

安価↓2

苗木「お願いだよ！セレスさんじゃないとダメなんだ！」

セレス「くどいですわよ」ズズッ

苗木「あとでおいしいギョウザをいくらでもご馳走するから！！(桑田くんが)」

セレス「…」ぴくっ


セレス「そ、そんなもので私が釣れると思って？」ズズッ

セレス「……まあ話だけ聞いて差し上げますわ」

苗木(マジちょろ)

セレス「して、私はなにをすればいいのです？」

不二咲「もう作戦は考えてあるんだ！セレスさんはこの紙に書かれてるように行動してくれるかな」

………
……

ガヤガヤ…

セレス「…大和田くん、少しよろしいかしら？」

大和田「お、なんだ？めずらしいな」

セレス「少し相談事がありまして…みんなのいる前では少し話しづらいことですので、あちらに移動しませんこと？」

大和田「俺におめぇが相談事だぁ？まあ構わねぇが…」

セレス「うふふふ…あなたにしか相談できないことなのです…ではこちらへ」

大和田「お、おう。…おーい桑田！俺ちょっと抜けるわー」

<はーあ！？なんでだよ！？

…………

セレス『…大和田くんを確保しましたわ』←無線

苗木「オッケーじゃあそのまま引き止めといて」

セレス『…了解ですわ』

…………

大和田「…んで相談事ってなんだよ」

セレス「実はさきほど、寄宿舎の方で不審者を見かけまして…」

大和田「ふ、不審者だぁ！？」

セレス「ええ。それはもう紛れもなく不審者でしたわ…」

大和田「んで、俺にどうしろっつーんだよ」

セレス「簡単な話ですわ。退治して欲しいのです。あんなものにいつまでもうろつかれていては夜もうかうか眠れませんわ」

大和田「た、退治しろって…言われてもよぉ……」←小声

セレス「……ビビってるんですの？そんななりのくせして情けないですわね」うふふふ

大和田「び、ビビってねぇぞ！？」ガタァッ！

セレス「ではよろしくお願いしますわね」うふふふふ

大和田「お、おう…」ぽりぽり

………
……

＞寄宿舎、廊下

大和田「退治しろって言われてもよぉ…どこにいるんだよその不審者は」

セレス「たしかこちらの方に……別れて探しましょう。見かけたら合図しますわ」タッタッ

大和田「じゃあこっちの方探すか……」そろーりそろーり……

<どっひゃーーーーー！！！！！

大和田「ッ！？…ど、どうした！？」タッタッ

………

セレス「ふ、不審者があちらに！」

大和田「ひっ本当にいたのかよ！？ど、どこに逃げやがった！？」きょろきょろ

セレス「私が叫んだあと、あそこの部屋に逃げ込みましたわ…」

大和田「あそこって…俺の部屋じゃねぇか！つか、鍵かかってるし」ガチャガチャ

セレス「内鍵をかけたのでしょう…大和田くん、鍵は持ってまして？」

大和田「そりゃ持ってるが……ここで開けちまったら不審者が逆上してくんじゃねぇのか？ここは見張りをおいて応援をだな……」

セレス「ぐたぐたいってねーで開けろっつーてんだろこのビチグソがああああ！！ビビってんじゃねぇーぞこの偽トウモロコシ野郎！！」ドンッ！！

大和田「う、うっせええええ！開けりゃあいいんだろ開けりゃあよおおおお！！」カチャ！

セレス「………開けましたわ」

苗木『ラジャー』

大和田「…ん、誰もいねぇぞ…？シャワールームに逃げ込んだんか？」そろーり…

セレス「…失礼しますわ」


ボカッ！

バッターーーン！

セレス「大和田くんを倒しましたわ」

タッタッタッ

苗木「いやー名演技だよセレスさん！」

セレス「当然ですわ」

不二咲「ハンマーで殴って気絶させなくてもよかったんだけどねぇ…」

朝日奈「よーし大和田が気を失ってる間にリーゼントの剥製をくすねないと！」

不二咲「ご、ごめんねぇ大和田くん。終わったらすぐ返すからねぇ」あせあせ

大神「しかし、気絶した大和田をここに放置しておくわけにもいくまい。ベットに移動させてやろう…ふんぬ！！」ぐむむむむむ……

苗木「あー、それは僕がやっとくよ。大神さんはこのハンマー片付けてきてくれるかな？」たはは…

大神「すまない」しょぼん

朝日奈「あった！リーゼントの剥製！」

セレス「では私は帰らせてもらいますわ…苗木くん、夕食を楽しみにしておきますわね」うふふふふ

不二咲「じゃあ大和田くんが起きる前に雪だる完成させて帰ろう！」

………
……

スチャ…

朝日奈「よし、完成だね！」

苗木「いやあやっぱり大和田くんのリーゼントが映えるね」

不二咲「頑張ったかいがあったねぇ」えへへ

大神「ウム。では帰るとするか…あまり長時間いると体を冷やすぞ」

朝日奈「そうだね！あ、あとでみんなにロイヤルミルクティーいれてあげるね！ドーナツといっしょに！」

不二咲「そういえばまだ何も食べてなかったねぇ…じゃあ食堂に移動しよっか」


ザッザッザッ…

その後は食堂で朝日奈さんにロイヤルミルクティーとドーナツをご馳走になりながら、三大天使たちとのガールズトークに花を咲かせた

………
……

＞苗木の部屋

苗木「ふーお腹いっぱい。もう当分甘いものはいいや」げぷ

苗木「…今日はもう何もないしな。暇だしどこか遊びにいこっか」


1.廊下
2.音楽室
3.ランドリー
4.教室

安価↓2

………
……

＞音楽室

ガラガラ…

舞園「……あら苗木くん」

苗木「ははは、やっぱりここで練習してたんだね」

舞園「…もしかして練習を見にきてくれたんですか？」

苗木「うん。正月に約束してたしね」

舞園「…うふふ、嬉しいです」ニコ…

苗木「どう？順調？」

舞園「まだまだ、といったところですけど…これでも最初のころよりはだいぶ改善したんですよ？」

苗木「そっか」


1.練習の成果、かな？
2.楽しめてるようで嬉しいよ！
3.あと少しだね。一緒に頑張ろう！
4.他

安価↓2

苗木「楽しめてるようで嬉しいよ！」

舞園「うふふ、わかります？」

舞園「そうなんです。最近歌の練習が楽しくて楽しくて仕方がないんです…」

苗木「それは…目標ができたから？」

舞園「えへへ、覚えててくれたんですね。なんだか照れちゃいます…」

苗木「オーディション受けるんだよね」

舞園「もちろんそれもあるんですけど、……それよりもっと大きなきっかけは」


舞園「やっぱり笑う練習をしたことかなぁ…」

舞園「笑う練習をするようになってから、歌うときも心なしか体が軽い気がするんです」

舞園「なんて、表現したらいいのか……前までの、『歌は好き。でもこんな歌いかたをする私は嫌い。』っていうのが『歌が好き。歌を歌う私も好き。』になれたみたいな」

舞園「心の底から楽しんで歌ってるなって実感できるような…」

舞園「そんな不思議な感じなんです…」ふふっ

苗木(舞園さんの本当に嬉しそうな笑顔をみてるとこっちまで嬉しくなるな)

舞園「でもこれもすべて苗木くんのおかげだから…本当にありがとうございます。」ニコッ

苗木「え、僕なんかなにも…」

舞園「謙虚なんですね。きっかけをくれたのは他でもない苗木くんじゃないですか」

舞園「あの日、苗木くんが外に出てきて天体観測に付き合ってくれていなかったら……もしかしたらいまだに鉄仮面をかぶてたかも……」ふふ…

苗木「もしそうだとしたら…どうなってたかな」

舞園「きっといまだにみんなに馴染めずに…つまんない学生生活だったかもしれないですね」

舞園「でも私、いま最高に楽しいんですよ？」

舞園「心の底から楽しめてるなって…そう思えるんです…」

苗木「自分を好きになれたことが大きいのかな？」

舞園「…かもしれませんね」ニコ…

舞園「あ、そうだ。せっかくですから聞いていってください。私の歌……すごい特訓したんですから！」ふふ

苗木「もちろん喜んで！」

舞園「じゃあいきますよ」

舞園「～♪～～♪、～♪…」

苗木(音がついてる。最初のころとは全然ちがう……)

舞園「………どうでしたか？」ジトー

苗木「最高だよ！やっぱりすごいや舞園さんは」パチパチパチパチ

苗木「これはオーディション総なめかもしれないね」はは

舞園「茶化さないでくださいよ…でも、嬉しいです」

舞園「その、……ありがとうございます」えへ…

もし舞園さんが本当にアイドルになって、その過程でどんなに辛いことがあったとしても、今日のことは絶対忘れないでほしいな…

だって今日の舞園さんはすごく輝いてるから

舞園「忘れたりなんてしませんよ」

苗木「…またエスパー？」はは

舞園「はい！…だから苗木くんも忘れないでくださいね。約束ですよ？」うふふ


舞園「苗木くんは私の大切な大切なマネージャーさんなんですからね」ニコッ


★★★<パチパチパチパチ

その後は舞園さんの特訓にとことん付き合った。
楽しんでやる特訓はこんなにも楽しいんだ。
舞園さんにはずっとこの気持ちを忘れないでほしいな…

………
……


＞教室

苗木「でもいつの間にか特訓される側になってたけど…」はは…

苗木「あっという間に追い抜かれちゃった…やっぱり素質があるんだろうな」

苗木「喉が…」ケホン


苗木「まだ3時か…つぎはどこに行こうかな」


1.廊下
2.プール
3.ランドリー
4.教室

安価↓2

＞ランドリー

ガチャ…

葉隠「おっ、苗木っちか」

苗木「あ、葉隠くん。雪遊びはもう終わったの？」

葉隠「まあな。おかげで服がびっちょびちょになっちまったからランドリーで乾かしてるんだべ」ペラッ

苗木「そっか(暇つぶしに雑誌読んでるのかな？)」

葉隠「苗木っちも服乾かしにきたんか？」

苗木「いや、僕は暇つぶしかな～となりいい？」

葉隠「もちろんいいべ！ちょうど暇してたんだって。せっかくだからなにか話すべ」

苗木「そうだなぁ…じゃあ」


なに話そうかな？

1.年末年始のこと
2.なに読んでるの？
3.なにかについて(指定)
4.他

安価↓

苗木「なに読んでるの？」

葉隠「ん、あー。これはな月刊ムーっていう雑誌だべ。俺の好きなオーパーツ特集してっから読んで見たんだべ」

苗木「オカルト雑誌？」

葉隠「ちげーって！オカルトじゃねぇーって」

苗木(いや、オカルトでしょ)

葉隠「いやーでもやっぱりオーパーツはいいべ。ロマンがあるよな！な！」

苗木「うん、よくわかんないけど…」はは…


1.こういうの好きなの？
2.やっぱり集めたりしてるの？
3.僕にはよく分からないかな～

安価↓2

苗木「こういうのが好きなの？」

葉隠「だべ。昔から好んで見てるべ」

苗木「そういえば葉隠くんっていつも水晶玉持ち歩いてるよね。あれもその一環？」

葉隠「んーまあ外れてはねーな。昔はこれでよく占いとかしてたんだべ」

苗木「え！水晶玉に未来を映し出したりとか！？」

葉隠「いんや…占いはインシュピレーションだべ」

苗木(水晶玉いらないじゃん)

苗木「あれ？でも葉隠くんっていまは占いからっきしとか言ってなかったっけ」

葉隠「ん、まあちょっとな…」

苗木(なんだか歯切れが悪いな…)

苗木「インシュピレーションが枯れちゃった、とか？」

葉隠「昔いろいろあってな…それ以来なーんにも浮かばなくなっちまったんだべ！」カッハッハッ

苗木(葉隠くんには前々から引っかかるところがあった。例えばお金に対する過剰な怯え具合。それにこの占いがからっきしになった原因)

苗木(全部全部、過去の出来事に起因しているのかな…)

苗木(友達なんだから、抱えているものがあるなら肩を貸してあげたい。なんとかして聞き出す方法はないかな…)


1.ストレートに聞いてみる
2.小さいころの話題をふってみる
3.家庭環境の話題から入ってみる

安価↓2

苗木「そういえば葉隠くんって、どんな家庭に育ったの？」

葉隠「というと？」

苗木「例えば…お父さんお母さんってなにしてるひとなのかなーって」

葉隠「ごく普通の家庭だったとおもうべ。親父は自営業でお袋と俺でよく手伝いしてたっけな。懐かしいべ」

苗木(だった、か)

苗木「…今はもう店をたたんじゃったのかな？」

葉隠「だべ…とても経営なんてできる状態じゃなくなってたしな…」

葉隠「親父もいまはどっかのパチンコでプー太郎してんじゃねぇのか？長いこと会ってねーからよく知らねえべ！」カッハッハッ

苗木「…いろいろあったんだね」

葉隠「まあな。…でも全部俺のせいみたいなもんなんだって。俺の占いが家庭をぶち壊しちまったんだべ」

苗木「聞いちゃだめかな…葉隠くんが抱えてるもの、なにか手伝えることがあるなら僕、力になりたいんだ」

葉隠「…………」


葉隠「だべ。この学園にいるのだって、これを乗り越えるためなんだもんな。」


葉隠「いいべ。苗木だったら委ねられそうな気がするって……ちょっと長くなっけど構わねぇか？」

苗木「うん大丈夫だよ。最後までちゃんと聞き遂げるから」


葉隠「さて、どこから話すべ…あれは中学校一年生ときだったか」

………
……

俺は今こそからっきしだが、昔は近所じゃそこそこ評判のいい占い師だったんだべ

なんでも『葉隠に占ってもらえば必ず三割の確率で当たる』ってな…まあすげえんか微妙なんかいまいちわかんねぇが…


あれは…そう年末で町中が慌ただしくしてたころ、俺は学校帰りの道すがら宝くじの看板を目にしたんだべ。年末恒例、巨額当選の宝くじってやつだな。

それをポケーっと眺めていた俺は何を思ったか、なんとなく軽い気持ちで一枚買ってみたんだべ。所詮三割、まあお小遣い程度に当たったらラッキーだな～とか思ってたんだべ。…あれはたしか任意の数字を塗りつぶして、それがピッタリ一致したら…ってやつだったべ。だから俺はぱっと頭に浮かんだ数列を順番に塗りつぶしていったんだって


…まあもう分かると思うが、所詮三割がされど三割だったわけだ。
そう、見事一等の三億が当たっちまったんだべ。


当選を聞いた帰りはまるで夢の中にいるようにふわふわと地面に足がついてないような感覚だったべ。親に報告したら最初はなかなか信じてくれなかったけど、銀行から連絡がきた途端そりゃあもう狂喜乱舞。

俺も友だちに自慢しまくったさ。友だちも目の色を変えて食いついてきてさ、なんだかヒーローになったみてぇですげえ嬉しかったんだべ。

俺も親と三人で仲良く分けても一億という有り余るお金をなにに使おうか。欲しかったプラモデル？水晶玉？…もうその日の晩は楽しくて楽しくてなかなか寝付けられなかったべ


でも、事件は起こったんだべ。
それは親父が銀行から三億を受けとってきて帰ってきた晩のことだったべ…

突然の名前も聞いたことのないような遠い親戚と名乗るやつらからの鳴り止まない電話、どこから湧いてきたのか玄関先にしつこく押しかけてくる謎の人、人…

そしてみんな口を揃えてこういうんだべ

『どうか少しでいいので私達にお金を恵んでください』

しかしいくら有り余るほどあるっていってもさすがに見知らぬやつらに貸せるほどこっちも不防備じゃねーってな

でもあいつら、こっちに金を出す意思がないとみた途端に手のひらを返しやがんだ

『守銭奴！！！』
『血も涙のないやつめ！！！』
『意地汚い！！金の亡者め！！！』

数日もしない間に近所に噂が広まって、まわりはそのネタで持ちきりさ


…それからは坂を転がる石のように早かったべ


お袋はノイローゼになって寝たきりに、自営業を営んでいた親父はとてもやっていけなくなってやむなく閉店

そのあとは逃げるように引越しを転々と繰り返したべ

その度に転校…転校…

俺もさすがに精神的に参っちまって、しまいにゃ不登校。

なんせ俺がすべての原因なんだもんな。寝たきりの母の看病をしながら放心状態。世界に取り残されたような、そんな感覚。いま思い出してもぞっとするべ…

葉隠「…まあそこからなんとか持ち直していまの俺があるわけなんだけどな。ここまでに戻るにはなかなかに苦労したべ…」

葉隠「でもまあそれ以来、占いの方はからっきし。どう頑張っても全くインシュピレーションが降りてこねぇってんだべ。」

葉隠「そして今でも巨額の金を目の前にすると、あの頃のトラウマが蘇って、頭がグワングワン…ってなって…」

葉隠「なんかもう冷静じゃあいられなくなるんだべ…なんかまたおかしくなってしまいそうで…すげぇ怖えんだべ」

苗木(やっぱり、この前の金塊の件の異常な怖がりようは葉隠くんの過去が原因だったんだ…)

葉隠「……ここまでが俺の昔話だべ。で、苗木。もう少し話続けてもいいか？」

苗木「うん。ここまできたら最後まで付き合うよ」

葉隠「苗木っち、俺さ………」


葉隠「やっぱり占いやりたいんだべ」

苗木「え、占いを？」

葉隠「だべ。…多分もう脳が占うことを拒否してやがんだろうけど、でも乗り越えてんだべ。」

葉隠「占いができねぇってことは、まだきっと心の奥底で怯えてんだ…」

葉隠「もし、またもう一度占いができるようになったら、…それが乗り越えたっていう証になるって思うんだべ」

葉隠「協力してくれるよな？苗木っち」

苗木「もちろんだよ！だって、僕ら…」

苗木「'友だち'、でしょ？」

葉隠「な、苗木っち…お、俺はお前と友だちになれてホントーに良かったべ！！！」ガシガシ

苗木「僕もだよ、葉隠くん！」

ガッハッハッハッハ！


その後、僕は葉隠くんの占いの特訓にとことん付き合った。そんな一日二日でどうにかなることじゃないのは分かってるけど、でも今の葉隠くんならきっと…


★★★<俺の好感度は3割うまる！

寝るべ！！

………
……

＞食堂

ばくばく！ガツガツ！ガヤガヤ！

江ノ島「うめぇ！マジでこの餃子うめぇぞ！！」ガツガツ！！

戦刃「だめ、これ以上は口臭がやばいことになる！でも、でも、箸が止まらないよぉ～！」ばくばく！

苗木「ああ～お腹がぷにぷにになっちゃう！でもいいや！食欲は前に進むんだ！！」ガツガツ！！

セレス「…完敗ですわ。桑田くんは私の専属料理人にして差し上げます」ばくばく！！！

江ノ島「ああ？桑田は私様が先にツバつけてんだよ！ゴスロリたえちゃんは宇都宮に引っ込んどけ！！」ガツガツ！！！！

セレス「お分かりですか？私はもう普通の餃子では満足できない体になってしまいましたの。桑田くんにはキッチリ責任をとっていただきます」ガツガツ！！！！

桑田「いやー俺、その専属料理人とかそういうのなる気ねぇし…」たりー


セレス・江ノ島「「なにボサッとしてんだよ！！ちゃっちゃとおかわり持って来いや！！！」」ゴラァ！！！

戦刃「あ、私は水餃子で！」

苗木「僕はご飯おかわり！」


桑田「へいへい…わかりましたよーっと…」あぽぽ…

桑田「どうしてこうなった…」

朝日奈「桑田ー！ミンチと餃子の皮の補充ここに置いとくねー」

桑田「お、おう…」

不二咲「もうお腹いっぱいだよー」げぷっ


ガラガラ！


大和田「…！おいおめぇ大丈夫か！？」

苗木「あー大和田くん。どうしたの？」げぷっ

大和田「いや不審者に襲われてさっきまで気を失ってたんだが…」

セレス「あら、それでしたらもう問題ありませんわ。ご迷惑おかけしましたわね」ガツガツ

大和田「へ？」

桑田「おかわり持ってきたぞー」ドンッ

江ノ島「やりぃー！！おら四回戦目はじめんぞ！！」ゴラァ！！

セレス「負けませんわよ……うふふふふふ！」


大和田「お、………おう？」

………
……

げぷっ…

セレス「……残念ですが、これ以上は胃が受け付けませんわね……今日はこのくらいにしておきましょう」カチャ

江ノ島「おいおいその程度かよぉ！？……ていいてーとこだが、私様もこれ以上はくびれのシルエットに支障が出るのでやめておきます」うぷぷ…

江ノ島「命拾いしたな桑田ァ！！…げぷぅ！！」

桑田「もうすでに俺の腕は半殺し状態だっての…」


大和田「おいちょっと待て！俺はまだ全然食ってねぇぞ！！」バクバク！！

桑田「そこに材料あんからテメェで作れやこのアホボケウンコタレ！！」オラァ

苗木「あー[ピザ]木になっちゃうー」げぷぅ…


大神「美味しい餃子を作ってくれたお礼だ、洗い物は我が引き受けよう…」カチャカチャ

朝日奈「べ、別に桑田のためじゃないんだからね！次はドーナツ作ってもらうんだから！」えっへん！

桑田「休ませてくれ、頼むから…」アポォ…

ガラガラ！

石丸「やあ諸君！盛り上がってお……、」

げぷうううううう～～ん…

石丸「ニラくさっっっっ！！！」ゲホゴホガホォ！！！

葉隠「もう石丸っちのはねぇーぞ！」カッハッハッ

石丸「換気したまえ換気！！」ガラガラガラガラ！！

びゅううううーーん！！

江ノ島「さっむううううううい！！」

セレス「風邪ひくだろがこのビチグソがああああ！！！！」

石丸「君たちッ！！口臭がひどいぞ！！」ビシィ！！

セレス「なっ……」モゴモゴ

江ノ島「ん、んなことないし…」モゴモゴ

セレス「し、失礼しますわ…！」そそくさ…

ガラガラガラ！

<ななっセレス殿ではないですか！！

<いま貴方に構っている暇はありませ…、

<ニラくっさああああああ！！！

<ぐ………ッ！………ッ！！



苗木「げぷぅ…うわ、自分の息くさっ！！あとで歯磨き念入りにしなきゃ…」

………
……

シャカシャカシャカ……ペッ！

苗木「もう臭いなくなったかなぁ…口臭は自分じゃ気づきにくいから怖い」ハァーッ

苗木「ランドリーも大行列だったし…時間ずらして顔出そうか…」


苗木「それまでどこかに遊びにいこっかな」


1.美術室
2.プール
3.視聴覚室
4.教室

安価↓2

………
……

＞プール

ガラガラ…

朝日奈「あ！苗木だー！」

大神「ム、苗木か」

苗木「あれ二人ともなにしてるの？」

朝日奈「んーとねー。練習？」

大神「朝日奈がプールに浮かぶことができるよう特訓しているのだ…」

苗木「そうなんだ。進歩した？」

朝日奈「えへへ～これでも浮き輪使ったら浮かべるくらいにはなったんだよ！」

朝日奈「顔をつけるのはまだ特訓が入りそうだけどね…」

大神「ここまでくるのにずいぶん時間がかかったがな…だが大きな進歩だ」

朝日奈「さくらちゃんが毎晩のように付き合ってくれたおかげだよ～」

大神「いや朝日奈の頑張りがゆえだ…」フッ…

朝日奈「もう～さくらちゃんってばぁ～」

苗木(イチャイチャが始まった)


1.あと少しだね安心したよ
2.でもまだ気を抜いちゃダメだよ！気合いだ気合い！
3.僕も朝日奈さんの成果みてみたいな

安価↓

苗木「僕も朝日奈さんの成果みてみたいな」

朝日奈「そう？じゃあ特別に見せてあげる！」

大神「無理はするなよ朝日奈よ」

朝日奈「大丈夫だよ～もうコツはだいぶつかめたんだから！」


朝日奈「まずプールサイドに座って足だけつける！」ちゃぷん

朝日奈「そして、体に水をかける！！」バシャバシャー

朝日奈「浮き輪を装備して…」

朝日奈「ゆっくーり、ゆっくーーり…」ちゃぷちゃぷ

朝日奈「体を水中にスライドさせて……」ちゃぷーーん

朝日奈「そして、浮き輪が着水したら、身を委ねるように……」

大神「浮翌力を感じるのだ！朝日奈よ！！」ドンッ！

朝日奈「………さくらちゃん、私負けないよッ！！」ぷるぷる

ぷかぁ～

朝日奈「ねぇさくらちゃんいま浮かべてる！？ねぇねぇ浮かべてる！？」

大神「朝日奈よ、もう目を開けて良いぞ…」フッ…

朝日奈「やったー！成功だよ！！ねぇ見てた苗木！？」

苗木「最初から目は開けたほうがいいんじゃないかな…」たはは…

朝日奈「さくらちゃーん！！」ぷかぷか

大神「ウム、我も付き合おう」ヒュッ

ざっぷーーーーん！！

苗木「うわっキレイな飛び込み」

ザッパァ！

朝日奈「波に揺れてたのし～！苗木も入りなよ～」ぷっかぷっか

苗木「ぼ、僕は遠慮しようかな(風邪ひくし)」

朝日奈「えーこんなに楽しいのにー！ねぇねぇさくらちゃんもっと波起こして！！」ぷっかぷっか

大神「いいだろう」

ざっぷーーーーーん！！

ザッパァ…

朝日奈「きゃ～～～！！」ぷっかぷっか


苗木「ひっくり返らないようにだけ気をつけてね…」はは…

………
……

朝日奈「あー楽しかった～プールで泳ぐってこんなに楽しいんだね～」えへへぇ

苗木「朝日奈さんはいままでそういう機会がなかったんだっけ」

朝日奈「うん…やっぱりいままで水に入るのはすごく抵抗があったからさ…」

朝日奈「でも、いざ入れるようになるとこれがまたすんごく楽しいんだよね。学校のプールの自由時間でみんながはしゃいでた気持ちが分かったかも」

苗木「特訓が楽しめるようになったらもうゴールは近いね」

大神「苗木の言う通りだ…朝日奈よ、その気持ちを忘れてはならぬぞ…」

朝日奈「うん頑張るよ！ありがとね、さくらちゃん！」


朝日奈「…特に背中を押してくれた苗木には特に感謝しなきゃね」えへへぇ

苗木「え！僕はそんな…」

朝日奈「苗木は覚えててくれてるかわかんないけど、私がプールサイドでもうダメかな～って諦めかけてた時」

朝日奈「励ましてくれてつきっきりで特訓に付き合ってくれたの、…あれすごく嬉しかったんだよ？」

朝日奈「『諦めたらそこで試合終了だよ！』っていってさ、みんなでプールに行くために頑張ろうねって、」

朝日奈「あそこで苗木が背中を押してくれてなかったら、きっとここまで頑張れてなかったかなって思うんだ」えへへぇ


朝日奈「だから………ありがとね」


苗木「はは…改めて言われるとなんだから気恥ずかしいけど…」

苗木「僕も嬉しい、かな？」


朝日奈「……よーしっ！今年の夏には絶対ぜーったいみんなでプールにいくんだから！」

大神「コツコツと努力あるのみだ朝日奈よ。我もとことん付き合うぞ」

苗木「ははは、楽しみにしてるからね！約束だよ！」

朝日奈「うん！」


朝日奈「だって諦めたらそこで試合終了だもんね！！」えへへぇ

★★★<ザッパァ…！

その後は朝日奈さんと大神さんの心温まる特訓を見守り、僕は部屋へと帰った

………
……

＞苗木の部屋

苗木「やっぱランドリーに行くのめんどいからリセッシュでいいや」シュッシュ

苗木「よし、におい消えた。便利だな～」

苗木「…ふぅ、しかしお腹が満腹すぎてさっきから眠気がすごい」ふわぁ…

苗木「今日は寝るか。明日から授業だし……」もぞもぞ

苗木「……………」ゴロン

苗木「………お腹がもたれて横になると気持ち悪い」うぇ

苗木「………でも眠い」

苗木「おやす…みな…………」

苗木「スーッ…」zzz

………
……
…

☆ここまでのまとめ

苗木 >>> 平均値
大和田 >>> ヘタレ ★★★
石丸 >>> 暴君 ★★☆
不二咲 >>> パソコンオンチ ★★☆
桑田 >>> 肩関節不安定症 ★★★
十神 >>> 器用貧乏 ★★☆
山田 >>> 画伯 ★☆☆
葉隠 >>> お人好し ★★★

大神 >>> 見かけ倒し ★★★
舞園 >>> 無愛想 ★★★
江ノ島 >>> 存在感皆無(残念) ★★★
戦刃 >>> けが人(残念じゃない) ★★★
霧切 >>> バカ ★★★
朝日奈 >>> カナヅチ ★★★
セレス >>> カモ ★★★
腐川 >>> 悪文作家 ★☆☆

持ち物>>>
話題の本