ジン「手間取りすぎたか・・・」 (20)

2012年東京タワー展望台 



ジン「あの餓鬼を殺す!目撃者は皆殺しが黒の組織だ・・・・」

コナン「くそ、このままじゃ組織の機密を手に入れなかったのはともかく死んじまう・・・どうすれば・・・」

コナン「ん、あれは・・・」

コナン「なるほどそういうことか!ジン、悪いがお前の負けだ。」



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キャンティ「ん、あのガキ、何か騒いで後ろの方を指してるよ、死ぬ恐怖に狂っちまったのかなキャハハハ!」

コンティ「・・・俺嫌な予感してきた・・・・」

ウォッカ「兄貴、大変ですぜ・・・・」

ジン「ウォッカ、どうした!」

ウォッカ「対空と対地モードの両用にこのヘリのミリ波レーダーを使用してたのと、
ビルが多いからスクランブルしやがって探知が遅れましたが、後方から三機の
ヘリらしき物体が・・・・」

ウォッカ「それと、黒の組織の影響下にある人間を使っての自衛隊の抑え込みですが、
今連絡がはいりましたが、失敗して茨城の霞ヶ浦駐屯地から
航空学校の教官を臨時に載せて自衛隊の教育目的とはいえ戦闘ヘリ部隊が3機編隊でこっちにきているそうです
!」

ジン「それを早くいえ、霞ケ浦というとこのヘリと同じロングボウアパッチか。しかも相手はおそらく対空装備
、撃ち落とされるぞ!」

ドラゴンリーダー「こちらドラゴン編隊リーダーより、JSO(統合幕僚監部)へ。目標と思わしき
不正なヘリを有視界距離で確認。情報通り、我々と同じ米軍ヘリのAH-64Dロングボウアパッチ
です!オーバー!」

統合幕僚監部「JSOより、ドラゴンリーダー!警察からの通報及び空自の防空管制司令部
どおりの位置にいたか。目標は東京タワーにむけて無差別銃撃を仕掛けている。
軍用ヘリの所在を本庁に報告した警察によると現場では殺人事件の被疑者がいるらしい。この事件と関連した何かか
あるいは何らかの組織による東京タワーを壊滅させることで、心理的打撃を与えるテロと断定される。」

統合幕僚監部「今回の事態に際し、総理大臣はおくればせながら現地からの情報をかんがみ官邸に至急危機管理本部を設置。
危機管理本部自体は、あまり役に立たないだろうが、総理大臣命令により自衛隊に今までの未確認の軍用ヘリに対する
対応ではなく、治安出動命令が下された。」

統合幕僚監部「目標機にたいして、警告に従いこちらの指示に従わない場合は武力を持っての制圧を許可する!
目標機にたいしての撃墜許可命令が出ている!JSOよりドラゴンリーダー、繰り返す目標機を指示に従わない場合は
撃墜せよ!JSOよりドラゴンリーダー、オーバー!」

ドラゴンリーダー「ドラゴンリーダーより、編隊各機!敵機にたいして、こちらの制圧下に
入らない場合、撃墜命令が出た!各機、対空戦闘を用意!敵機を場合によっては撃墜
する!オーバー!」

ドラゴン2「ドラゴン2、了解したドラゴンリーダーオーバー!」

ドラゴン3「ドラゴン3、了解したドラゴンリーダーオーバー!しかし、自衛隊法だと
先制攻撃か武器防護、撃ってこない限りは反撃するかなのにいいんですかね!
ま、テロリストが生意気にロングボウアパッチを乗りこなしているんだってなら教育してやりますよ!」

ドラゴンリーダー「口を慎め、ドラゴン3。今の総理は強硬派的な要素があるからな、だからだろう。最も自衛官としては、
日本の公共施設を攻撃してるやつらを倒すのは本分だけどな。」

ジン「さすがに3機相手取るのは無理だ。逃げるぞ!」

キャンティ「こんなお空の棺桶でお陀仏する気はないよ!ヘリのローターでも
狙って撃ち落としてやろうか!防弾ガラスだからね、パイロットは狙えないし!」

コルン「キャンティ、俺とお前でもそんなの無理だ・・・ゴルゴ13ならまだしも、こんな不安定な
足場でしかもドアを開けて後ろを振り返りながらの夜間での動的目標への精密狙撃なんて無理・・・」

ジン「静かにしろ!気が散る!」

ウォッカ「兄貴、自衛隊から停止命令が出てやすが・・・」

ジン「無視しろ、自衛隊ならうってはこない!」

ドラゴンリーダー「目標の敵機は指示に従わない!総理大臣のお墨付きだ、目標機を撃ち落とす!
各機、スティンガーを発射容易!目標がチャフ等によって回避した場合は、機関砲で撃ち落とす!」

ドラゴン2「了解!」

ドラゴン3「了解!」

ドラゴンリーダー「まずは、撃墜するが市街地上空だ!近郊の池まで相手を誘導する!」

ウォッカ「くそ、自衛隊が好き勝手しがやって!お前らの上司の政治家は、
組織に尻尾振ってるってのによ。」

ジン「ふりきれてはいるが、誘導されているような・・・まさか・・・・」

ジン「全員、パラシュートの用意をしておけ!」

ドラゴンリーダー「目標を池に追い込んだ!各機、スティンガー発射!」

ドラゴン2「発射!」

ドラゴン3「発射!」

ジン「スティンガーか、フレアで回避してもいいが、あの数だ!全部は回避は無理だし、
後は機関砲弾!全員、降下だ!」

飛び降りると同時にバア~ン!という轟音と共に爆発が上空で起こった!赤外線誘導の
スティンガーミサイルが命中したのだ!
寸前に降下したといっても、やはり危険なのは変わりない。爆発によって生じた機体の破片に
巻き込まれる恐れもある!
だが、幸運なことにジンたちは湖面へと無事着地していた。
それを上空から鋼鉄の猛禽が見据えていた。

ドラゴンリーダーー「JSO、敵機に乗っているテロリストは爆発寸前に落下した。パラシュートを目視で確認。
目視と対地モードに切り替えたレーダーで見る限りは、全員生存している。オーバー」

統合幕僚監部「ドラゴンリーダー、それについて追撃の必要なし。各機帰投せよ。目標が降下した
ポジションを警察に連絡する。それと、付近に緊急展開した陸上自衛隊の普通科部隊を向かわせる!オーバー!」

ドラゴンリーダー「JSO、了解した。ドラゴン各機基地に帰投する。オーバー。」

キャンティ「くそ、せっかくの私の衣装がこれ結構高かったのに!」

キャンティ「おまけに女だから体温低下を招いても素っ裸になれねえし。」

ウォッカ「キャンティの姉御、別にここにいるのは特殊訓練を積んでますから全裸でも
姉御が心配するようなことは。まあ街に溶け込むときは、目立つからできませんが。」

ジン「早く逃げるぞ、今ので装備の殆どは失った。おまけに水で湿って拳銃も効かん!
おそらく警察か、最悪は自衛隊が来る!脱出する!」

ジン「こっちだ!ついてこい。」

コルン「・・・・黒の組織のメンバーが地面を逃げ回るなんて恥だ・・・」

キャンティ「後で組織の上をぶち殺してやる!何が政治家を動かして自衛隊を出動させないようにするから、
安心してヘリを使えだ!」

???「そこで何をしている!」

陸上自衛官1「陸上自衛隊だ、手を上げろ!そのまま頭の後ろ手に手を回し、地面に足をつけろ!」

陸上自衛官2「逃げられんぞ、観念しろ!テロリストと思わしき不審人物を発見した!」

警官1「警察だ、器物損壊と航空法違反、銃砲刀剣類所持法の違反、殺人未遂罪、殺人罪の
容疑で任意同行を求める!」

ウォッカ「さつと役立たずの軍体なんて!」

ババババ

陸上自衛官1「動いたら射殺する!」

ジン「ジエンドか・・・・」

キャンティ「くそ・・・・」

コルン「・・・」

安○「そうか、ついに奴らの組織の要員を見つけたか。ただちにアメリカ大使館内のCIA
にも連絡しろ。日本国内で無許可で活動するFBIと違って通称
黒の組織相手には内閣調査室や公安部、公安調査庁と協力しているからね。」

安○「黒の組織の人間は、場合によっては自害する可能性もある。男だろうと、女だろうと
全裸にひんむいて身体検査してもらう。歯の中に毒物を仕込んでいる可能性だってある。
厳重検査しろ。それと護送のときは、手錠だけでいいが目的地に着いたら
拘束衣に着替えさせろ。それと常に警官を4マンセル体制で張り付かせるんだ。」

小田切「ご心配なく、刑事部長として黒の組織などという国際テロ組織の要員は確実に
捕まえます。襲撃の危険がないよう核シェルター級の収監施設に入れてしまえば、さすがにやつらも
無理でしょう。警官については、護送の際には防弾車両を使い、通常警官に加えSATを張り付かせます。」

小田切「それらについては組織内に裏切り者ありと相互に警官を事前に呼びかけ、注意させます。SATも
警官も含め、射殺許可命令を出しておきます。」

安○「それと逮捕に関わった陸自の人間を分隊単位でいいから同行させてくれ。裏切り者が
要る可能性もあるから、軽機動車(ジープ)にのせるといった重武装火器を使っての
一人で警護を全滅できないよう注意してくれ。」

安○「それと組織内には変装のプロのベルモットという女もいる。一人に絶対になるなと言え。
金をひっぱておけ、護送にあたるものは護送寸前に。」

小田切「すべて総理のご随意に。」

安○「黒の組織、日本を負い已む病巣め・・・・私以前の何代も前の総理の時から
存在する闇の組織・・・・・なぜ、テロリストの思い通りに政府が動かなければならん。」

安○「わいろやスキャンダル、官僚や閣僚内にもシンパやスパイがいる・・・・対応がおかしかった
防衛大臣は、奴らのスパイだ。更迭させてもらう。」

安○「今まで何度日本政府が苦汁をなめさせられたか・・・国民が黒の組織に殺され無念のしを遂げても犯人を捕まえられず・・・・・」

安○「黒の組織に政治に口出しされ、前途有望な議員がしに・・・・」

安○「日本だけじゃなく世界でもこいつらに苦しめられている・・・」

安○「黒の組織がヘリを飛ばすが政府機関を動かすなと言う圧力はぎょうこうだったよ・・・」

安○「これを使って黒の組織を叩き潰す!!」

安○「やつらから拷問し、情報をききだし壊滅させる!!」

安○「今に見ていろ、ケネディのように暗殺されようとやめる気はない!!」

エンド
2020年
日本政府対黒の組織 テロリスト対国家はどちらに
2020年公開予定 嘘

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