○このスレは所謂、基本ギャルゲな京太郎スレです
○九年間もあるのでキンクリ多めでお送りします。
○判定は基本コンマ。重大な選択だけ選択安価を取ります。
○現在の行動スパンは一週間です。
○エンディングは好感度MAXになったヒロイン全員分と幼馴染丼姉妹丼師弟丼含めて書きます
○愛情度はイベント回数を記録している程度のもので、特に意味はありません
○>>1000はない場合とある場合があります。ある時はヒロインとの見たいイベントで取って下さい。過去ネタもオッケーです。
○実験作でもあるのでご意見募集中です。
○>>1は雑談好きなので雑談はスレが埋まらない限り、歓迎です。
○麻雀描写はとってもファジー。あんまり深く気にしないで下さい(小声)
※麻雀描写について
麻雀は四回判定を取り、コンマによる結果はその一局だけではなく数局に渡って発揮されます。
その為、点数のやりとりが前半と後半であわなくなる事もありますが仕様です
基本的に二回トップを取れれば勝ち抜けはほぼ確定だと思って下さい
逆に二回最下位だとかなり危ないです
その場合、【クライマックスパート】などでチャンスを作るつもりではありますが、かなり判定は厳し目になります
予めご了承ください
○予定表※ただしこの通りに進むとは限りません
5月の2週(中間テスト)
6月の4週(インターハイ地方予選)
7月の3週(期末テスト)
8月の2週(インターハイ本戦)
10月2週(中間テスト)
10月4週(文化祭)
11月2週(秋季大会)
11月4週(期末テスト)
12月2周(秋季大会本戦)
12月4週(クリスマス)
2月1週(学年末テスト)
3月2週(卒業式)+???
前スレ
【咲】京太郎「阿知賀で過ごす九年間」玄「25年目!最後までよろしくね」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386778903/)
wiki
http://www54.atwiki.jp/atiga-9nen/pages/1.html
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388064576
お前らもうちょっと落ち着けwwwww
レジェンドとデートした後に幼馴染sとデートする鬼畜の所業よ…
>>京太郎 10 → RDS発動(+180) 190 → 破邪の鏡不発
>>江藤 164 → アルター・エイリアス発動不発
>>室戸 0
>>長良 0
京太郎「…っ!」
江藤「く…!」
京太郎「(…こいつ…進歩してやがる…!)」
京太郎「(俺のパワーアップしたはずの反転世界が…まったく効いてない…!!)」
京太郎「(この前みたいに…封印されてる訳じゃなく…)」
京太郎「(まったく…受け付けていない…!!)」
京太郎「(まるで…最初に不動峰と戦った時みたいに…平然と俺の対策の中を歩いてきてやがる…)」
江藤「(はは…すげぇ…すげぇよ)」
江藤「(まさか俺の鏡でも…捉えきれない技があるなんてな…)」
江藤「(今まで色んなやつをコピーしてきたけど…)」
江藤「(捉えられると思った瞬間…逃げられるなんて初めてだ)」
江藤「(悔しいけど…俺がコピー出来る領域の技じゃない…な)」
江藤「(繰り返しやればいずれはコピー出来るんだろうけれど…)」
江藤「(おそらく…この対局中に捉えきるのは無理だ)」
江藤「(…なんだ。三年間…何をやっているのか知らないけど…)」
京太郎・江藤「(…こいつ強くなってるんじゃねぇか)」
京太郎「(だけど…!)」
江藤「(…まずいコピーに気を取られ過ぎてた…!!)」
京太郎「(ワンテンポだけ…こっちの方が早い…!)」
京太郎「(元々…速度はこっちの領分なんだ…!)」
京太郎「(あいつが負荷を掛ければ掛けるだけ…大きく跳ね上がる…!)」
京太郎「(真っ向勝負じゃ分が悪いが…)」
京太郎「(鳴ける材料も揃ってる…この条件下なら…!!)」
京太郎「…ツモ!2000・4000!!!」
「決まりましたあああ!先制は阿知賀の須賀京太郎!!」
「いやぁ…まさか大谷の江藤選手が先制で…しかも、満貫を和了られるなんて…これは珍しいですね」
「阿知賀の須賀選手はインターミドルでは常に江藤選手のライバルだった因縁浅からぬ相手です!!」
「幾ら江藤選手でも抑えきる事は難しいという事でしょうか!?」
「そうですね。インターミドルからずっと見ていましたが…あの二人の実力は同年代と比べて飛び抜けています」
「それだけに阿知賀の須賀選手がインターハイに出場しなかったのが気がかりでしたが…」
「まさしく夢のカード!そしてそれに足る実力が須賀選手にあるという事ですね!!」
「えぇ。三年間音沙汰がなかったのは…決してサボっていた訳ではないことの証でしょう」
「これはインターミドル時代から二人を知る者にとって、三年間ずっと待ち望んでいた最高の試合になるはずです」
「解説さんの口調にも熱が入ってきました!実は私もこの二人の試合を何度か実況しているのでとても先が楽しみです!!」
「おぉっと…卓の方で何やら動きが…!」
>>+2 京太郎(雀力15+フォア10+土壇場5+能力30-能力(江藤)120) -60
>>+3 江藤(雀力12+能力120-能力(京太郎)30) 103
>>+4 室戸(雀力9+能力20-能力(京太郎)30-能力(江藤)120) -121
>>+5 長良(雀力9+能力20-能力(京太郎)30-能力(江藤)120) -121
あ、ごめん上の全然違うわ
京太郎の諸々補正して60になってそこから+180になるから合計で240補正掛かる訳ですね(白目)
で、こっから江藤が本気出します
多分、ころたんとあわあわが同卓してるのと同じ状況になってるんじゃないだろうか
>>京太郎 (諸々合わせて) 300
>>江藤180 → 特殊能力発動(+120) 300
>>室戸 0
>>長良 0
江藤「(なるほど…確かに須賀の奴は強くなってる)」
江藤「(だけど…特に…限定条件下の爆発力は恐ろしいくらいだ)」
江藤「(正直…このままでぶつかったら…明らかに分が悪い)」
江藤「(…だけどさ)」
江藤「(俺にだって捨てられない意地ってものがあるんだ)」
江藤「(コピーは…変えない…!このままで行く…!)」
江藤「(その代わり…っ!)」スッ
長良「…っ!」ゾクッ
江藤「(…知ってるぜ。お前の打ち方…)」
江藤「(状況に合わせて…爆発力を得る…須賀みたいなタイプだ)」
江藤「(違うのは…技術じゃなくてオカルトって事だけどな)」
江藤「(勿論…元が弱いんで…俺がこの状況じゃろくに意味が無いような能力だ)」
江藤「(だけど…俺がそいつを貰えば……!)」
ぎゃー実在する高校だったのか…ごめん…とりあえず名前の響きで選んでるだけなんや…
京太郎「…っ!」
京太郎「(江藤のやつが…攻めてきた…!)」
京太郎「(初めて見る打ち筋…いや、違う…これは…)」
京太郎「(牌譜で見た事がある…長良のエースの能力…!)」
京太郎「(こいつ…俺じゃなくって長良にコピー先を変えたのか…!?)」
京太郎「(くそ…途中でコピー先変えられるとか…どんな反則だよ…!)」
京太郎「(ただでさえ…手がつけられないってのに…!!)」
京太郎「(…いや、焦るな、落ち着け)」
京太郎「(江藤が今、そっちをコピーしてるって事は…)」
京太郎「(こいつは二つをいっぺんにコピー出来ないままだ…そして…!)」
江藤「(御広谷…いや、今は長良だったっけか)」
江藤「(以前、須賀と打った事もあるんで…こいつの手の内はまずバレてる)」
江藤「(だけど…それに対処出来るか…?)」
江藤「(こいつはちょっと…でかいぜ?)」
※御広谷→長良の特殊能力
相手の特殊能力が発動した際、自身の雀力分の+補正を加える
江藤の補正って+103になってるけど+102じゃね
雀力12+能力120-京太郎30=102
江藤「(このために…こいつをココに連れてきたんだ)」
京太郎「(まずい…追いつかれる…!)」
江藤「(お前を抑えられない時の為の…予備として)」
京太郎「(一巡でも早く…いや、焦るな。ここで鳴いても意味がない)」
江藤「(まさかそれを使うとは思わなかったけれど…)」
京太郎「(気持ちを落ち着かせろ…今は判断ミスなんて出来ないんだ)」
江藤「(だが…今はその判断が間違ってなかったって思えるぜ)」
京太郎「(江藤はもうすぐ側にまで迫ってきてる…だからこそ…!)」
江藤「(俺は勝つために万全の準備をしてきた…だから…!!)」
>>+2
偶数:京太郎が和了った
奇数:江藤が和了った
>>35
うん。102だね(白目)
ごめん多分、打ち間違えだと思います…
でも、勝ったって事で許して下しあ…
>>京太郎が和了った
京太郎「(…すぐ側に来てるからこそ…足を止めて…考えるんだ)」
京太郎「(…土壇場で勝負を決めるのは何時だって…臆病さじゃない)」スー
京太郎「(そうやって焦って自滅する奴らを俺は何度だって見てきてるはずだ)」ハー
京太郎「(…今までのように速度でぶっちぎるやり方は使えない)」
京太郎「(もう既に鳴いてしまっているし…何より江藤はそれを許してくれるようなタイプじゃないんだから)」
京太郎「(下手に動けば…それを皮切りに一気に距離を詰める打ち筋をコピーしてる相手に…)」
京太郎「(不用意な鳴きは利する事だけになりかねない)」
京太郎「(だけど…もう江藤は聴牌近い)」
京太郎「(そうなったら…俺の方にあいつの和了牌が来る確率が高まる)」
京太郎「(結果ムダヅモが増えて…最終的にはあいつに和了られる姿が目に見えているんだ)」
京太郎「(なら…攻めるのは…このタイミング…!)」
京太郎「(江藤がテンパイする直前の…このタイミングに賭けるしかない…!)」
京太郎「(親が勿体無いけど…これでダメなら…この局は降りる…!)」
京太郎「(だから…来てくれ…!)」スッ
京太郎「~~っ!ツモ…!1600オール…!!」
>>+2 京太郎(雀力15+フォア10+土壇場5+能力30-能力(江藤)120) -60
>>+3 江藤(雀力12+能力120-能力(京太郎)30) 102
>>+4 室戸(雀力9+能力20-能力(京太郎)30-能力(江藤)120) -121
>>+5 長良(雀力9+能力20-能力(京太郎)30-能力(江藤)120) -121
範囲内のコンマ優秀過ぎワロタ
結構特殊勝利率高まってるはずなのに中々発動しないな―重力世界
>>京太郎(諸々込みで)335
>>江藤 (諸々込みで)308
>>室戸0
>>長良0
江藤「(…まずいもう折り返しなのに…)」
江藤「(須賀の奴に…まったく追いつけない…)」
江藤「(どうしてだ…?相性の差は…長良のオカルトをコピーして埋めているはずだ)」
江藤「(なのに…何時もあと一歩…僅差で和了られてしまう)」
江藤「(背負っているものに…違いはないはずだ)」
江藤「(エースとして責任…チームの団結…周りの期待に…先生の意思)」
江藤「(それらは俺だって背負ってる)」
江藤「(なのに…どうして勝てない?)」
江藤「(俺と須賀で…一体、何が違うって言うんだ?)」
江藤「(分からない…俺には…まったく)」
江藤「(このほんの一巡の差が…どうして出るのか…どれだけ考えても)」
江藤「(…だけど…そうだな…あぁ…どうしてだろう)」
江藤「(…こうやって負けているのに…悪い気分じゃない)」
江藤「(勿論、チームメイトへの申し訳無さはある)」
江藤「(不甲斐ないところを見せている先生に今すぐ謝りたい)」
江藤「(…だけど、俺をこんなにも追い詰めているのが…オカルトではなく人の技だからだろうか)」
江藤「(純粋に技術で上回られる感覚なんて…俺は知らなくて…だからこそ…)」
京太郎「…ツモ。倍満だ」
江藤「…あぁ」
>>+2 京太郎(雀力15+フォア10+土壇場5+能力30-能力(江藤)120) -60
>>+3 江藤(雀力12+能力120-能力(京太郎)30) 103
>>+4 室戸(雀力9+能力20-能力(京太郎)30-能力(江藤)120) -121
>>+5 長良(雀力9+能力20-能力(京太郎)30-能力(江藤)120) -121
爆笑したwwwwww
おかしいな…補正値ではほぼ互角のはずなのにどうしてこんなワンサイドゲームになってるんだwwww
京太郎 44 → 運命の二つ名発動
京太郎「(…なんとなく分かる)」
京太郎「(今の俺は自分の全力以上を出せてるって)」
京太郎「(でも…それは決して俺が使わないって決めたアレの所為じゃない)」
京太郎「(ここまで来るのに…色んな人の力を借りている所為なんだろう)」
京太郎「(…3年間、本当に長かった)」
京太郎「(その間…俺は色んな人と出会って…)」
京太郎「(仲を深めて…時には傷つけて…何度も麻雀で戦って)」
京太郎「(…そして、そんな人たちに応援してもらって…ここに来られた)」
京太郎「(絹恵さんも…かにゃーさんも…のどっちさんも)」
京太郎「(今日この瞬間の為に…俺にずっと付き合ってくれてたんだ)」
京太郎「(だから…江藤。俺は…やっぱりお前には負けられねぇよ)」
京太郎「(俺は…チームだけじゃない)」
京太郎「(周りの期待だけじゃない)」
京太郎「(先生への…恩義だけじゃない)」
京太郎「(俺がここまで来るのに戦って…だけど応援してくれた人たちの思いを背負ってる)」
京太郎「(…ほんの僅かだ)」
京太郎「(それはきっとほんの一歩あるかないかどうかの…ぎりぎりの差)」
京太郎「(…だけど…あぁ、そうだ)」
京太郎「(俺の三年間は…回り道ばかりだった)」
京太郎「(お前みたいに…麻雀ばっかりやってきた訳じゃない)」
京太郎「(だけど…それでも無駄じゃなかった)」
京太郎「(俺のやってきた事は…意味があった…)」
京太郎「(積み重ねた想いが…今、こうして俺の事を…一歩進ませてくれた)」
京太郎「(…だから…)」
「ツモ。2000・4000」
でも、すこやんは日和とかで見てる限り結構常識的だからなー
流石に高校生に手を出したりはしないんじゃないだろうか
と言うか江藤のなつきっぷりに若干引いてるイメージすら湧いてくるんだけど
江藤「…あぁ」
京太郎「…終わりだな」
江藤「そうだな…まったく…完敗だよ」
京太郎「江藤…」
江藤「悔しいな…あぁ…まったくもって悔しい」
江藤「…こんなに完膚なきまでに叩きのめされるのは…本当に久しぶりだ」
京太郎「…どうしてだ?」
江藤「…ん?」
京太郎「…どうして小鍛治プロじゃなく…他の打ち手をコピーしなかった?」
京太郎「それをしていれば結果はまた変わっていたはずだろ」
江藤「…そうだな。じゃあ…逆に聞くが…」
江藤「お前は赤土晴絵の打ち方が通用しない相手と出会って…それを捨てられるのか?」
江藤「俺にとって最強は先生だ」
江藤「どんな雀士に比べても…最高なのは先生だ」
江藤「だから、俺にとってそれを捨てるのはどんな敗北よりも屈辱的なものなんだよ」
江藤「…古臭い打ち方ずぅぅっと護ってるお前も同じだろ?」
京太郎「…そうだな。悪い。バカな事聞いた」
江藤「構わねぇよ。多少のバカは勝った祝に見逃してやる」ガタッ
京太郎「…江藤」
江藤「…須賀、お前は来年、どうするんだ?」
京太郎「えっ」
江藤「プロに行くのか…それともインターカレッジに行くのか」
京太郎「悪い…まだ考えてない」
江藤「そっか。んじゃ…決まったら教えろよ」
京太郎「…リベンジか?」
江藤「当然だ。こんなにやられて引き下がれるかよ」
江藤「今回は俺の負けだ。だけど…次はそうじゃない」
江藤「次は挑戦者として…お前に挑む」
京太郎「…おう。受けて立ってやるよ」
【控室】
W「しっしょおおおおおおおっ」ダキッ
京太郎「うぉあ…!」
W「凄かったっす…!マジ最高っした…!!」
京太郎「大げさだよ。あと一歩間違っていたら…大敗しててもおかしくなかった」
α「それでもあの不敗のチャンプに土をつけたのは事実だろ」
β「ネットの盛況っぷりたらないぜ?まるでお祭り状態だ」
Y「結果だけを見れば一方的に封殺した訳ですから当然でしょう」
京太郎「実際は綱渡り状態でヒヤヒヤもんだったんだけどなぁ…」
α「でも、それを渡りきったのはお前の実力だ」
β「…おめでとう、須賀」
京太郎「…あぁ、ありがとうな」
W「うぉお…おぉお!も、燃えてきたぁぁ!!」
α「ま…確かにあんなギリギリの駆け引き見せられちゃあな」
β「見てるこっちが息が詰まりそうな戦いだったぜ」
Y「…付き合わされた二校は…」
α「完璧焼き鳥だったからなぁ…若干同情するが…」
β「だけど、須賀と江藤の打ち合いで始終してた分、点差そのものは大きく開いてる訳じゃない」
W「…分かってます。次鋒…つまり俺のところが正念場なんですね…!」
京太郎「悪いな、W。お前には面倒をかけるけど…」
W「いえ…!問題ありません!」
W「寧ろ、俺、今打ちたくてウズウズしてるんですから!」
W「師匠に負けてられない…負けたくないって…!」
ピンポンパンポーン
Y「…時間ですね」
京太郎「…じゃあ…W」
W「はい…!任せて下さい!」
W「俺が…阿知賀の勝利を決定づけてきますから!!」
>>+2
00~30 だが、-収支で終わった
31~60 順当にバトンを手渡した
61~80 長良を追い詰めた
81~99 長良は犠牲になったのじゃ…犠牲の犠牲にな…
※相手の雀力補正と打ち消して補正なし
あ、互角って訳じゃないよ数万リードしてる
でも、江藤の所属チーム全員オカルト持ちだし他の高校も実力者だから安心できるほどの点差じゃないって意味で
>>順当にバトンを渡した
W「(やっぱり師匠ってすげー…!)」
W「(あの恐ろしいくらい強いチャンピオンと打ち合って…そして勝って来るんだから)」
W「(点差は大きい訳じゃないけれど…師匠は間違いなくエースとして最高の仕事をしたんだ…)」
W「(俺も…師匠みたいになりたい)」
W「(師匠みたいに…人の期待を背負って…そして勝てるようなエースに…!)」
W「(勿論…俺には師匠みたいな強さはないし…頭だってよくない)」
W「(でも…最初にあったあの時から…俺にとって師匠は間違いなく…最高の雀士なんだ)」
W「(それを…俺は今日、改めて確信した)」
W「(やっぱり師匠は最高で…俺にとっての目標なんだって)」
W「(本当は…そんな師匠とずっと一緒にいたい)」
W「(これからも…俺の面倒を見て欲しい)」
W「(だけど…そんな事は出来ないんだ)」
W「(師匠は今年で卒業で…こうして阿知賀高校麻雀部として打てるのは今年がラスト…)」
W「(…だからこそ、俺は…絶対に…!)」グッ
W「(情けないところを…見せられない…!)」キッ
W「(師匠のように…なるためにも)」
W「(絶対的なエースとして…その後を継ぐ為にも…!)」
W「(師匠たちの最後の花道を…飾るのが俺の仕事だ…!!)」
W「…ロン!16000!!」
長良「ぐぅ…」
W「…すみません。終わらせられませんでした」シュン
α「いや、終わらせなくて良いんだよ。たまには俺に出番よこせよ」
β「つーか、何さらっと恐ろしい事言ってるんだコイツ…」
W「いやー…もうちょっとエンペラータイムが続けばワンチャンあったんですけど…」
京太郎「まぁ、十分な仕事はしただろ」
Y「そうですね。点差は確実に広がっていますし」
β「長良は大分凹んでいたな…やっぱり先鋒戦が随分効いてたか」
α「ま、完全に踏み台にされた訳だしな。そりゃ凹みもするって」
Y「その上、踏み台にした大谷は須賀先輩に負けてる訳ですし」
京太郎「あはは…まぁ、運が良かったんだな」
β「んじゃ…その運の良さを分けてもらいますか!」バシッ
京太郎「痛っ!!」
β「そろそろ出番だしな」
α「おう。程々に頑張れ…いや、何なら逆転されても良いぞ」
β「止めろよ、そういう縁起でもない事言うの…」
α「準決勝と決勝の両方で出番がないとエウシュリアに合わせる顔がないんだよ!!!」
京太郎「…割りと切実だな」
β「ま、考えといてやるよ、考えるだけだけどな」
>>+2
00~30 だが、-収支で終わった
31~60 順当にバトンを手渡した
61~80 長良を追い詰めた
81~99 長良は犠牲になったのじゃ…犠牲の犠牲にな…
※フォア+10のみ
長良ああああああああああああ
いや、まだ飛んでないけど…β鬼だなぁ…
大谷「…よう」
β「おぉ、久しぶり」
大谷「そうだな…チーム戦で会うのは三年ぶりか」
β「個人戦じゃほぼ毎年会ってるけどなぁ」
大谷「はは。そうだな。で…勝って負けてー…の繰り返しだ」
β「去年が俺の方が順位上だったぞ」
大谷「一年は俺が勝ち越したからな」
β「二年前の話持ちだされても…」
大谷「そっちだって一年前の話だろうが」
大谷「…ま、なにはともあれ…団体戦出場おめでとう」
大谷「一つ夢が叶ったな」
β「…おう。でも…それで終わりじゃないんだろ?」
大谷「…勿論だ」
大谷「…最後のインターミドルで青山が負けたのは俺の所為だからな」
大谷「俺がお前に翻弄されなきゃ…大将戦前に終了なんて結果にはならなかった」
β「ありゃ誰だって無理だったと思うけどな」
大谷「それでも…俺はずっと悔やんできた」
大谷「お前と個人戦で会った時に…何度も思ったよ」
大谷「どうして団体戦じゃないんだってな」
β「そりゃ悪かった。でも、こっちにも事情があってな」
大谷「それは分かってる。だから今までそれを言わなかっただろう」
大谷「だけど…今、俺は大手を振ってそれを言える」
大谷「そして…あの日のリベンジを果たす事が出来る」
β「…随分とやる気十分みたいじゃねぇか」
大谷「当然だ。こっちはお前が団体戦に出てるって時からこの時を待ち望んでたんだ」
大谷「今日こそ…あの日の屈辱を払拭する…!」
大谷「悪いが…ここで逆転させてもらうぞ…!!」
β「…やれるもんならやってみろよ」
大谷「ロン。7700だ」
β「はいよ。…気合入れてる分だけはあるな」
大谷「当たり前だ。こっちは今日という日の為に対策を練りに練っていたんだからな」
β「なるほど…対策…ね」クスッ
大谷「…どうした?」
β「…いや、その手のエキスパートは…実は身内にいるもんでね」
β「何やっても自分のプラスに引きこむような化け物でさ…」
β「正直、アンチ能力多すぎだと思うんだよな、幾らなんでも」
大谷「…何を言ってる?」
β「で、俺はそんな化け物と日頃から打たされてるんだよ」
β「お互い手の内完全モロバレの状態で…こっちだけ武器を取り上げられてさ」
β「…ホントやってられねぇよ
大谷「それで?」
β「…そうだな。ま、結論から言えば…」
β「この程度で対策だなんて笑わせるなって事だよ」
大谷「…減らず口を」
β「減らず口かどうかは…数局後には分かるさ」
大谷「(…どうしてだ…!?)」
大谷「(俺は…完全にβの対策をしていたはずだ…!?)」
大谷「(こいつの打ち筋をコピーした江藤と何十回…何百回と打っているのに…)」
大谷「(何度もミーティングした対策をやってるのに…どうして…!?)」
β「…ロン。3900」
長良「…は…い」
大谷「(…何故、阿知賀が止まらない…!)」
β「…なんでって顔してるな」
大谷「…っ!」
β「悪いけど…俺は対策慣れしてるんだよ」
β「その気になれば…能力なしの平でも打てるし…」
β「ついでに言えば…癖をブラフに使うやり方も教わってきた」
大谷「くっ…」
β「言っただろ?俺はとんでもない化け物と打ってるって」
β「癖や弱点なんてとっくの昔に全部矯正してるよ」
β「それでも俺の対策とやらが使えるつもりなら…もうちょっとやってみれば良いさ」
β「もう残り少ない局を自分の意地の為に無駄にするつもりなら…な」
β「ふぅ…お疲れーっす」
京太郎「ドSが来たぞー!!」
β「ちょ…まてよ!!」
α「流石の俺もあそこまでのトラッシュトークは引くわぁ…」
β「いやいや…だってさ!いきなり対策だって言い出したのあっちだぜ!?」
京太郎「だからってアレはちょっとなぁ…」
β「ぐぅ…決勝戦MVP間違いなしな俺になんて言い草だ…」
W「でも、凄い削ってましたよね」
β「大谷の奴が俺の対策とやらに始終してくれたからな」
β「お陰でブラフを仕込んで混乱させられたし…普段よりやりやすいくらいだったよ」
Y「そういうところがえげつないと言われる所以だと想いますが」
β「ヒントはやったのに、対策の対策を想定してないあっちが悪い」キッパリ
α「ま…でも、長良は大分削れたな」
β「次鋒戦と合わせてガン沈みだな」
京太郎「準決勝と同じ感じなら飛ばせるかもなぁ」
α「飛ばすなよ?いいか、絶対だぞ」
Y「…これはフリという奴でしょうか」
α「フリじゃねぇよ!!」
京太郎「でも…麻雀なんて何が起こるか分からないからな」
京太郎「もしかしたら大将戦でバカみたいにαが沈むかもしれないし…」
β「そうだな。ブランク長いしな」
W「準決勝出てませんでしたしね」
α「お前ら覚えてろよ…」
Y「…ふふ」
W「えっ」
α「えっ」
β「えっ」
京太郎「えっ」
Y「…なんでもありません」
Y「どちらにせよ…自分が全力を尽くします」
Y「どっちみち俺にはそれしか出来ませんから」
β「おう。頼んだぞ」
Y「…はい。では…行ってきます」
>>+2
00~30 だが、-収支で終わった
31~60 順当にバトンを手渡した
61~90 長良は犠牲になったのじゃ…犠牲の犠牲にな…
91~99 長良の死亡確認!!!!!
※相手の雀力補正と打ち消して補正なし
今年は出番があるよ!やったねαちゃん!!ってところで今日は一回終わります…
すみません、ちょっと眼精疲労がマッハで鼻血が出てきまして…
一週間近くおやすみしてたんでまだやりたいんですが、時差ボケも治ってないんで勘弁してくだち;
後、レジェンドの小ネタは今週末に投下出来れば良いな的なサムシングを感じます、最低でも年末には投下出来るかと
そして奴隷スレが完結して嬉しくて堪らないんでまた今度小ネタ募集するかもです
ではおやすみなさいー…
おつよー
団体戦でαの出番何年振りなんだろう……
おつー
しかしイッチはすごいな。安価スレやってみたいけど俺には絶対こんなに書けない
おだいじになー
乙
奴隷スレってどこ?
京太郎 奴隷で検索したらヒットすると思う
ただいまー今からやってくよー
ただ、ちょっと体調が悪いんであんまり長くは出来ないかもです
最低でもインターハイとレジェンドデートくらいは終わらせるつもりではあるけれど
最近牛歩っぷりがやばくてごめんなさい…
>>121
作中時間で言えば四年ぶり?いや、一応、インターハイに来るまでに大将戦には回ってきてたけど
準決勝でまた副将でトビだったからなぁ…
>>122
実際立てて思うけど安価スレはやっぱり勢いが大事だよなーと
で、その勢いを養うのはやっぱり実際に安価スレ立ててやってみるしかないと思う
毎日SS書くのと安価を処理するのとはまた別だしね
という訳でスレ立てはよ(お大事にありがとうございますの意)
>>123
あ、αだって成長してるから(震え声)
>>126
>>127が言ってくれてる通りのスレです
俺が京太郎スレ建てるキッカケになった人のスレだったから凄い感慨深くてなー…
>>順当にバトンを手渡した
Y「(決勝戦…か)」
Y「(これが終わったら…このチームも終わり…)」
Y「(そう思うと…やはり少しだけ…胸の疼きを感じる)」
Y「(俺にとってチームとは…やっぱりこの人達の事を指すんだろう)」
Y「(麻雀の事だけじゃなく…色々と楽しい事…辛いことを教えてもらえた)」
Y「(こうして肩を並べて戦ったのは…中学校の頃と合わせても一年程度でしかない)」
Y「(だけど、その時間は…常に俺にとって得難く…そして素晴らしいものだった)」
Y「(ずっとこの時間が続けば良いと…そんなセンチメンタルなきもちになるくらいに)」
Y「(でも…それは…)」
Y「(それは…俺よりもWの方が強く思っているはずだ)」
Y「(人懐っこいあいつは…誰よりも先輩たちに懐いていた)」
Y「(そんなあいつが…最後の最後まで…我儘を言わずにやりとおした)」
Y「(自分の仕事をしっかりとこなして…β先輩に繋いだんだ)」
Y「(…なら、ここで俺がその気持ちに浸っている訳にはいかない)」
Y「(Wは…それを乗り越えた。乗り越えて…そして自然体で過ごしている)」
Y「(泣きたいくらい寂しい気持ちを堪えて…いつも通りの軽口を叩いていた)」
Y「(いや…それはWだけじゃない)」
Y「(β先輩も須賀先輩も…)」
Y「(ごくごく普通の…自然体で過ごしていた)」
Y「(まるでこれで終わりじゃないんだと…まだまだこのチームが続いていくのだと…そんな風に)」
Y「(感傷に浸る様子もなく…何時も通りの彼らに…俺はつい笑ってしまった)」
Y「(…何年ぶりだろう…そうやって人前で笑うだなんて)」
Y「(その前に笑ったのは…もう思い返せないくらい…ずっとずっと昔だったような気がする)」
Y「(…自分でも…無感動なタイプだと…思っていたんだがな)」
Y「(でも…俺はどうやら自分でも思っていた以上に…情が深い人間だったらしい)」
Y「(…少なくとも…信頼し、信用している人たちの前では…つい笑ってしまう程度には)」
Y「(そんな風に…信頼している人たちと離れたくはない)」
Y「(だけど…ソレ以上に俺は…あの人達との最後を穢したくはない)」
Y「(それだけ信頼しているからこそ…離れがたいと…そう思っているからこそ)」
Y「(来るべき別れに備える為に…笑って良かったと言えるように)」
Y「(…ここは絶対に負けられない)」グッ
Y「(相手は…百戦錬磨の三年生で…実力的にも格上だ)」
Y「(冷静に戦力を分析したら…勝てる公算の方が低い)」
Y「(…だからこそ、俺はここを流す)」
Y「(我は要らない…結果は最低限のものだけで…いや、大幅な逆転さえなければ良い)」
Y「(俺の後ろにいるのは…α先輩なんだから)」
Y「(麻雀部の中では飛び抜けて変人だが…しかし実力は確かなあの人を…俺は信頼している…尊敬している)」
Y「(α先輩なら…大丈夫。そう信じているからこそ…俺は…)」スッ
Y「…ツモ。400・700です」
β「…」
α「どうした?β」
β「…いや…なんだろうな」
β「今…俺すげー感慨深い気持ちで一杯だよ」
京太郎「まるでお前みたいな打ち筋だったな」
β「あぁほんと…俺みたいにいやらしいくらい堅実な奴だよ」
W「完全流すつもりでしたね…Y」
α「ま…だけど、この状況でそれは決して間違いじゃない」
α「相手は男子インターハイ個人一桁だからな」
β「まだYには荷が重い…本人もそう判断したんだろう」
京太郎「結果、収支じゃ微かに負けてるが、それでも+に持って行ってくれた」
α「点差は殆ど縮まってない…格上相手によくやってくれたもんだ」
β「これで決勝戦であいつらは逆転の為に三万点差を埋めなきゃいけなくなった」
α「最初からガンガン攻めて来るだろうな…」
α「…ははっ」
β「どうした?」
W「緊張でおかしくなったんですか?」
α「お前らな…そういうんじゃねぇよ」
α「寧ろ、逆だ。俺は嬉しいんだよ」
京太郎「出番があったからな」
α「いや、勿論、それもあるけど…それだけじゃねぇよ」
α「死に物狂いで攻めて来る奴らを華麗に交わして…俺が優勝を決められるんだ」
α「先鋒でも中堅でも…この快感は味わえねぇよ」グッ
α「大将…本当に良い響きだ。部長ってのと同じくらいワクワクさせてくれる」
α「でも…よ。俺にとって一番、嬉しいのは…」
α「…その瞬間を…お前らと迎えられるってのが一番だ」
京太郎「…α」
α「…一度しか言わねぇぞ」
α「俺にとってこのチームは…最高のチームだった」
α「いや…これからもずっと最高のチームだって信じてる」
α「…そんなチームを一緒に作ってくれたお前らに…優勝って最高のプレゼントをくれてやれるんだ」
α「その喜びくらべれば、一回二回出番なかったくらい屁でもねぇよ」
β「…さっきあんなに拗ねてた奴のセリフとは思えねぇぞ」
α「うっせぇ。…ま、だから…なんだ」
α「安心して…見とけよ」
α「俺は…必ずお前らを優勝させてやる」
α「それが俺の…フォア・ザ・チームだ」
W「…α先輩」
α「…んじゃ行ってくるよ」
京太郎「…おう。後は頼んだぜ大将」グッ
α「任せろエース。お前の頑張りは無駄にはしねぇよ」ガッ
>>+2
00~20 おぉっとここで大将α選手大崩れだー!!
21~50 ギリギリの接戦を制して勝利した
51~80 収支リードを保ち続けた
81~90 飛ばして終わらせた
※フォア・ザ・チームにより+10
やっぱりクロチャーはナンバーワン!!!
大谷「おっと…もう先に着いてたか」
α「あぁ…なんか居心地悪かったもんでな」
大谷「なんかあったのか?」
α「…いや、ちょっとテンションに任せて恥ずかしい事言ってな」
大谷「…え?」
α「…なんだよ」
大谷「いや、深淵云々より恥ずかしい事なんてあるのかなって思ってよ」
α「何を言ってるんだ。深淵の騎士たる我がその真言を口にせずして誰が口にするのだ」
大谷「…あぁ、うん。やっぱりお前中学から変わってないんだな」
α「いや、成長はしてるぞ」
大谷「そうは見えないけどな…っと」
α「…で、そっちも随分早いけど…どうした?」
大谷「ん?あぁ…ま、そっちと似たようなもんだ」
大谷「俺が逆転してきてやるとか…色々言っちまった所為で…なんか気恥ずかしくてさ」
大谷「ついつい逃げて来ちまった」
α「…格好わるいな」
大谷「お前にだけは言われたくねぇよ…」
大谷「それに…あいつらマジ容赦ねぇんだもんよ…」
大谷「ガキの頃から知ってる所為か…マジで的確に抉ってくるからな」
α「あー…そっちは全員幼馴染なんだっけか」
大谷「おう。先生の教室でつるんでから…ずっと今日まで来てる」
大谷「流石にこっから先はどうなるかはまだ分かんないけどな…でも、来年からはバラバラだろ」
α「…寂しくないのか?」
大谷「ま、色々あったからなぁ…」
大谷「…最初は俺らも仲良しこよしじゃなくてさ…喧嘩もよくしたっけか」
大谷「特に江藤の奴とは何度も殴り合い寸前までいったな…」
大谷「最初の頃のあいつは先生以外はゴミだって思っててもおかしくなかったし…」
大谷「ついでに言えば…滅茶苦茶我儘だったからな」
α「そんなにひどかったのか?」
大谷「そりゃひでぇよ。中学一年で俺たちが敗退したのもあいつの我儘が原因だしな」
大谷「もうコレ以上やっても時間の無駄だから出ない…なんて言い出しやがった時にはマジで殴りかかったくらいだよ」
α「…よくそれでチームやれてたな」
大谷「ま、仲は最悪だったけど…でも、お互い小鍛治先生の顔は立てたかったからな」
大谷「ギリギリ協力する程度の仲には踏みとどまれてたよ」
大谷「…で、そんなあいつが中学二年の頃、急に素直になりやがった」
大谷「今までの事を一つ一つ謝って…時には土下座までしたくらいだ」
大谷「正直、何が起こったのかは分からないくらいだったな」
大谷「俺にとっては中身が別物になったって言われた方がまだ信じられるような光景だった」
α「…苦労してたんだな」
大谷「ま、一番、苦労してたのはあいつの手綱を握らなきゃいけなかった小鍛治先生だろうけどな」
大谷「だけど…それもあの年に終わった。…だからさ、俺は…実はお前らに感謝してるんだぜ」
α「…感謝?」
大谷「あぁ。お前らがいなかったら…江藤は人の事を考えない奴のままだっただろう」
大谷「お前らに負けなければ…俺達はきっと本当の意味で団結する事はなかっただろう」
大谷「お前らが立ち塞がらなかったら…俺達はきっと今日この場にいなかったはずだ」
α「……」
大谷「…だけどな」
大谷「だからこそ…俺はお前らに負けてやる訳にはいかないんだよ」
大谷「あの江藤の奴が…すまないって…頭を下げて」
大谷「それでようやく…今のチームになれたんだ」
大谷「その江藤の気持ちを…俺は決して無駄にしたくはない」
大谷「いや…無駄にしちゃならないんだよ」
大谷「だから…勝つのは…俺達で…江藤だ」
大谷「須賀じゃない…江藤が男子最強なんだ」
α「…随分と入れ込んでるじゃねぇか」
大谷「ま、仲間だしな」
大谷「色々トラブルもあったし…殺してやろうかと思った時もあったが…」
大谷「でも、それを乗り越えられた俺達は…強い絆で結ばれてるってそう信じてる」
大谷「最高のチームはお前たちじゃなく…俺達だって…そう信じてるんだ」
α「…違うな」
大谷「ん?」
α「…勝つのは大谷じゃねぇよ」
α「…俺達だ」
α「俺たち阿知賀が…必ず優勝する」
大谷「…はは。そうだよな」
大谷「そりゃあ…譲れないよな」
α「当然だろ。俺だって…あいつらの気持ちもを無駄にしたくない」
α「回り道しながらも必死になって駆けまわって…俺達に追いついてくれた須賀の気持ちも…」
α「もう一回チーム組みたいってだけで有名校の推薦蹴って阿知賀に来てくれた後輩たちの信頼も…」
α「そして…それらを背負って優勝するって決めた…俺の覚悟も」
α「何もかも重くて…だけど、だからこそ、大事なものなんだ」
ま、まぁαもβもこれが最後の出番みたいなもんだし…許して下しあ…
大谷「…んじゃ、決着は…」
α「…そうだな。麻雀でつけようぜ」
α「どっちが最高のチームなのか…白黒はっきり分かりやすく…さ」
大谷「…っと…丁度良いタイミングで他の奴らも来たか」
α「ま、もう開始数分前だしな。不戦敗にはなりたくねーべ」
大谷「それもそうだな…じゃあ……ここから先は…」
α「おう。会話もなしの敵同士だ」
α「だから…全力で来いよ」
α「どんな結果になっても…誰かを恨んだりしなくて済むように」
大谷「…当たり前だ。そっちこそ手加減するんじゃねぇぞ」
大谷「3万点差なんて…あってないようなもんなんだ」
大谷「隙を見せれば…すぐに食い破ってやる」
α「手加減なんて出来る訳ないだろ…俺は四年前お前に逆転されてるのに」
α「だから…今度はその意趣返しでもあるんだ」
α「手なんて抜けないし…そっちが諦める事だって許さねぇよ」
α「全力で俺は勝ちに行く。どんなに卑怯だと言われても…優勝をもぎ取りに行く」
α「だから…お前も全力で逆転しに来いよ」
大谷「…当然だ」
α「(…分かっていた)」
α「(あいつらが決して悪役じゃなくて…)」
α「(俺たちを同じものを好んで…それに全力で向き合う…ある種の仲間なんだ)」
α「(そんな奴らをねじ伏せられてきたのは…偏に俺が鈍感であったからだ)」
α「(そういう事をまったく意識せずに…仲間だけを見て…麻雀に集中出来ていたからだ)」
α「(だけど…今、大谷の話を聞いて…やはり胸の痛みを感じてしまう)」
α「(…あいつらは俺達の姿でもあるんだ)」
α「(絶対的エースを中核にして…強い信頼で結ばれたチーム)」
α「(もし、俺とβがもっと早くに赤土先生と会っていたら…)」
α「(あいつらの位置に俺たちが居たかもしれない)」
α「(だけど……あぁ、そう…だからこそ…)」
α「(お前らが強い信頼で結ばれて…鏡写しにも思えるからこそ)」
α「(俺は…お前らには負けられない)」
α「(例え平行世界を見渡しても…俺たち以上のチームはない)」
α「(別の世界で俺やβ、須賀や後輩たちと一緒のチームになっても…ここの…この瞬間の俺達が最高だって信じているんだ)」
α「(…それを証明する為にも…俺は…手は抜かない。油断も…しない)」
α「(全力で…いや、全力以上で…)」
α「(…勝って…そして証明する)」
α「(俺たちが間違いなく今年最高のチームで…そして…)」
α「…ロン。18000」
α「(これだけ俺たちを追い詰めた大谷も…それだけ凄いチームなんだって)」
大谷「…っ…!」グッ
α「…その」
大谷「…お前の…勝ちだ。…いや…阿知賀の勝ちだ」
α「…あぁ」
大谷「…見事だった。点差があるから…なんて言い訳にならない」
大谷「完璧に…上を行かれて…負けた」
α「……それは」
大谷「…だけど、勘違いするなよ」
大谷「お前に負けたのは…あくまで俺なんだ」
大谷「大谷高校麻雀部は…負けてない」
α「…諦め悪ぃな」
大谷「当然だ。こうして負けた今でも…俺はうちが最高のチームだって思ってる」
大谷「負けはしたが…心までは折られてはいないし…お前たちを最高だと認める気にもなっていない」
大谷「だから…大谷高校麻雀部は…俺以外の奴は負けてないんだ」
α「…そっか。…なるほど…そういう考え方もありっちゃありだな」
α「じゃあ…俺もお前に帰してやる」
α「この我、深淵の騎士率いる黄昏の騎士団こそ最強!!無敵…!そして、常勝不敗なのだと!!!」ドヤァァ
「で、出たぁぁぁぁぁ!!α選手の厨二攻撃だー!!!」
「いい話っぽかったのに全部台無しだな!!!」
「解説さんの顔も思わずひきつるこの威力!!五年前から色合わせていません!!」
「毎年、これやってますからね……ある種の恒例行事みたいなもんです」
「未だに子どもの頃の心を忘れません!!出来れば精神的には成長して欲しいところですが!!」
「まぁ、私はもう慣れましたよ…視聴者の方もそんな人が多いのではないでしょうか」
「一節によるとこの最後の決め台詞を聞きたくて番組を録画している人もいるとか!!」
「やめてさしあげろ」
「このセリフを聞かないとインターハイが終わった気がしないとまで言われる事もあります!!」
「やめてあげてってばぁっ!」
「会長の閉会宣言よりもそれらしいとまで言われる風物詩になったα選手の将来が色々と気になるところですが!!」
「ここからは少しCMに入ります!」
α「よ。帰ったぞ。黄昏の使者たちよ!」ドヤヤァ
京太郎「黄昏の使者たちよ…じゃねぇよ!」
β「なんで勝手に巻き込んでるんだよ!!」
α「いや、あの舞台に我が立てたのは皆の尽力のお陰だからな」
α「それらをあの場面でアピールするのは大将として当然の事だろう」ドヤヤヤァ
W「な、なんて冷静で的確な心遣いなんだ…!」
Y「…どうでも良いですけど、これ絶対来年も言われますよね」
京太郎「阿知賀麻雀部じゃなくて黄昏の騎士団呼ばわりか…ありうるな…」
β「…なんかごめんな」
Y「…いえ、別に自分は大丈夫なんですが…」
W「おう、Y!来年も黄昏の騎士団として頑張ろうな!!」
Y「…多少、まだ見ぬ後輩たちが気の毒ではあります」
α「うむ!だけど、YやWがいるのだ!」
α「俺達が抜けても今日の功績などあっという間に追いつく事が出来るぞ!」
京太郎「…そういう意味じゃないんだけどなぁ…」
コンコン
京太郎「…っとこのタイミングは…」
α「いつも通りなら取材だな」
β「どうする?…つか、俺は出たくないんだけど」
Y「自分もです」
W「俺はあんまり何もやってないからなぁ…」
α「俺はエウシュリアとのメールに忙しいからな…ふふ…格好良かったってさ…」ニヤニヤ
β「駄目だこいつ…って事で消去法で須賀だな」
京太郎「いや、俺も出たくはないんだけど…」
β「相手も欲しいのはチャンピオン破ったお前のコメントだろうしな」
β「とりあえずこいつの準備が出来たら代わりに矢面に立たせるからそれまで間をモタしててくれ」ゲシゲシ
α「い、痛い…!ちょ!止めろよエウシュリアにメール打てないだろ!!」
京太郎「あー…分かった。分かったよ…」
ガチャ
「あっ須賀選手!優勝おめでとうございます」
京太郎「あ、はい。ありがとうございます」
「如何でしたか、チャンピオンは…!」
京太郎「…いや、勿論、強かったですよ」
京太郎「結果だけ見たら勝っていますけど…でも、一歩間違っていたらこっちが負けていました」
京太郎「何時足を踏み外してもおかしくはないギリギリの戦いだったと思います」
「こうして復帰して一年で優勝を果たした訳ですけど何が決め手でしたか!?」
京太郎「それはやはりチームメイトの強さです」
京太郎「阿太峯の頃から一緒だった彼らが一緒でなければ…」
京太郎「最初から最後まで優勢を保つ事は出来なかったでしょう」
京太郎「そういう意味で私はとても得難いチームメイトに囲まれて幸せだと思います」
「ありがとうございます!では、最後に今の思いを…一番伝えたい人に!」
京太郎「…これ本気で言わなきゃダメですか?」
「もう三回やってますし…結構評判も良いので是非…!」
京太郎「あー…えっと…えっと…それじゃあ…」
>>+2
末尾16 ずっと見捨てないでいてくれた幼馴染たちに
末尾27 ずっと支えてくれた幼馴染に
末尾38 俺を受け入れてくれたある姉妹に
末尾49 今も心配してくれているであろう先輩に
末尾50 誰よりも世話になった先生に
今日はクロチャーが強い(確信)
>>俺を受け入れてくれたある姉妹に
京太郎「…えっと、まぁ…それじゃ…その…」
京太郎「この二年間…色々あった俺を…受け入れてくれた知り合いの姉妹に…」
京太郎「…今日この日を迎えられたのは…二人のお陰だ」
京太郎「玄には一杯元気を貰って…宥さんには沢山支えてもらったよな」
京太郎「今日ここまで来るのに…何度も怖くなったけれど…」
京太郎「それを抑えて…勝つ事が出来たのは支えてくれた二人のお陰だ」
京太郎「二人がいなかったら…俺はきっとここにはいないと思う」
京太郎「多分…まだ麻雀を禁止されてて…燻ったまま結果を見つめていたはずだ」
京太郎「αやβとも一緒に打てず…あいつらの期待を裏切ったままになっていただろう」
京太郎「YやWにも失望されるのが怖くて…麻雀部にすらよりつかなくなっていたかもしれない」
京太郎「だけど…今こうして俺は二人のお陰でここにいられて…」
京太郎「だから…ありがとう。本当に…ありがとう」
京太郎「俺にとって二人とも…最高の仲間だ」
そりゃおもちは大事ですし…(ゲス顔<松実姉妹に感謝
【松実館】
玄「…っ」プルプル
玄「お、おねーちゃ…おねーちゃ…っ」プルプル
宥「はいはい。大丈夫だからね」
宥「さっきの…決して夢じゃないよ」
玄「ほ、ホント!?」
宥「うん…だって、私もとっても暖かいから…」ポワァ
玄「わ…おねーちゃんの顔真っ赤…」
宥「…玄ちゃんだって…もうリンゴみたいに真っ赤っ赤だよ?」ナデナデ
玄「だ、だって…京太郎君が…京太郎君がぁ…」プルプル
宥「…うん。私もまさか…私達の事言ってくれるなんて思ってなかった…」ニコ
宥「すっごい嬉しい…」ギュゥ
玄「お、おねーちゃん…でも…これどうしよう…」
宥「うん?」
玄「こ、こんなに嬉しいの貰っちゃったら…私たちどうやって京太郎君にお礼したら良いんだろ…!?」ワタワタ
宥「大丈夫だよ。何時も通り…きょーくんに優しくしてあげれば良いんだから」
玄「…本当にそれだけで良いの?」
宥「勿論。きょーくんは見返りを求めてこういう事言う事じゃないでしょ?」
玄「…そう…だけど…でも…」
玄「私…一杯してあげたい」
玄「京太郎君の為に…いろんなことしてあげたくて…しかたないの…」ウズウズ
宥「ふふ…そうなんだ」クスッ
玄「…おねーちゃん?」
宥「大丈夫…私も一緒だよ」
宥「私もきょーくんに一杯お礼してあげたい」
宥「でも、あんまりし過ぎちゃったら…きょーくんも萎縮しちゃうし…ね?」ナデナデ
玄「ぅー…」
宥「…だから、二人で一緒に考えようね?」
玄「え?」
宥「きょーくんが遠慮無く受け取ってくれて…それで満足してくれるようなお礼…」
宥「二人で一緒に考えて…きょーくんが帰ったらすぐにしてあげよう?」
玄「…おねーちゃんっ♪」ダキッ
宥「ふふ…二人で最高のプレゼント考えようね?」
玄「うん…っ♪」
エロはないからパンツはしっかり履いとけ
京太郎「(それからはもう糸が切れるまでお祭り騒ぎだった)」
京太郎「(それまでの鬱憤を晴らすように俺達が盛り上がりまくったんだ)」
京太郎「(それだけ盛り上がるだけの理由はそれこそ探すまでもなくあった)」
京太郎「(男子の方だけじゃなく、女子の方でも団体優勝決まって…)」
京太郎「(その上、αの奴がインタビューの最中にプロポーズするという斜め上の事をしでかしたんだから)」
京太郎「(他にも色々騒ぐ理由があって…だからこそ…)」
京太郎「(俺達はそれを目を背けられていたんだろう)」
京太郎「(つまり…これでもう俺達の夏は終わって…チームも解散だと言う事を)」
京太郎「(最高の結果だったとはいえ…終わった事に代わりはないんだ)」
京太郎「(必要以上に騒いで…疲れているのに深夜まで起きていたのも…きっとそれが関係しているんだろう)」
京太郎「(熱狂に酔いしれる事が出来るうちに酔いしれて…)」
京太郎「(それに気づいてしまうのを先延ばしにしたかったんだろう)」
京太郎「(だけど…熱狂の一日から一日が経ち…個人戦への中休みに入れば…少しは頭も冷える)」
京太郎「(そんな時には…どうしても俺の頭に…何もかもが終わってしまったという空虚な感覚がのしかかった)」
E2ボスでながときたああああああああああうわあああああああん
京太郎「(そんなの…考えても仕方ないんだよなぁ…)」
京太郎「(優勝できずに泣きを見たチームとは違って…俺達は最高の終わり方は出来たのに)」
京太郎「(こんな事思うなんて…贅沢が過ぎる話だろう)」
京太郎「(そんなのは…分かってるんだけどなぁ…)」
京太郎「(だけど…やっぱり…燃え尽きたような感覚は否めない)」
京太郎「(俺にとっての目に見えた目標は…もうなくなってしまったんだから)」
京太郎「(これからは将来の事を真剣に考えなければいけないって…そう思っているのに)」
京太郎「(どうにも気持ちが後ろを向いたまま前に進まない)」
京太郎「(コレじゃダメだって…分かってるんだけどなぁ…)」
京太郎「(まだ個人戦もあるのに…気を抜きすぎだって…自覚してるんだけど…)」
晴絵「やっほ。京太郎」
京太郎「お…レジェンド」
晴絵「待った?」
京太郎「あぁ。30分くらいな」
晴絵「ちょっと…そこはいま来たとこって言うのがお約束じゃないの?」
京太郎「残念だけどそういうお約束が通用するような間柄じゃないんでな」
晴絵「…でも、今日は…その…アレでしょ?」
京太郎「…ん?アレって?」
晴絵「その…なんていうか…で…デート…」カァァ
京太郎「…え?そうだったっけ?」
晴絵「も…もぉ!そういう話だったでしょ!!」
京太郎「はは。悪い悪い。ちゃんと覚えてるよ」
京太郎「ま、それに…な」ジィ
晴絵「な、何…?」
京太郎「…大分、気合入れた格好してきてくれてるしな」
晴絵「ぅ…」
京太郎「いやー…レジェンドのスカート姿なんてどれくらぶりだろうな」
晴絵「べ、別に良いでしょ。パンツの方が色々と楽なの」
京太郎「はは。まぁ、アレだ。新鮮だよ」
晴絵「…それ…だけ?」モジモジ
京太郎「んー?」
晴絵「それだけ…なの…かなって…」カァァ
京太郎「…あぁ、ちゃんと可愛いよ」ポンポン
晴絵「はぅ…ん…」
京太郎「普段、キレイ目なコーディネートしてるけど、可愛い系も結構似合うんだな」
晴絵「ま、まぁね!まだ私もピチピチな証拠よ!」カァァ
京太郎「…ピチピチ…なぁ」
晴絵「…何?」
京太郎「まぁ、そのうろたえぶりを見るに初々しいのは確かだけどさ」
晴絵「うぐっ」
晴絵「まったく…全然ロマンチックじゃない…」
晴絵「折角の…で…で…デート…なのにさ…」カァ
京太郎「そもそも俺にそういうの求める方がおかしいだろ」
晴絵「そりゃ…そうかもしれないけど…」
晴絵「でも、やっぱり…初めて…なんだし…色々と…考慮してくれてもさ…」
京太郎「…んー考慮…ねぇ」
京太郎「…じゃ、お姫様…この私めにその美しい手を取る名誉をいただけませんか?」サッ
晴絵「ふぇっ!?」カァア
京太郎「なーんてな」
晴絵「あ…あぅ」プシュゥ
京太郎「流石にちょっとこれはくさすぎ…」
晴絵「…ど…ぞ…」スッ
京太郎「…じゃないのか」
京太郎「ま…じゃあ、この方向性で行こうか?」
晴絵「そ、それは…ダメ」ギュッ
京太郎「え?」
晴絵「こ、こんなのずっとなんて…心臓がバクバクし過ぎて死んじゃいそぉ…」マッカ
京太郎「…耐性ないってレベルじゃないだろ…チョロすぎるぞレジェンド」
ありー
いや、本当にな…長門出すのにどれだけ資材使っただろってレベルだし
クリスマスボイスも聞きたかったから是が非でも欲しかったんだけど…出て良かった
これで安心してE3進めるお
晴絵「だってぇ…」
京太郎「だってじゃないっての」
晴絵「ぅー…」
京太郎「はいはい。唸ってないで…ほら」ギュッ
晴絵「…ん」
京太郎「東京って人多いから…ちゃんと手を繋いでおかないと」
晴絵「…じゃ、じゃあ…ずっとこのまま…?」
京太郎「ま、その方がデートっぽいだろうしな。嫌か?」
晴絵「う、ううん!そんな事ない!」ブンブン
晴絵「む…しろ…その…なんていうか…」
京太郎「…うん?」
晴絵「…や、やっぱりなんでもない…」
京太郎「そこで止めるなよ、気になるだろ」
晴絵「い、良いから!それより…時間もないんだし…キビキビ行こ!」
京太郎「あいよ。じゃあ…どうする?」
晴絵「とりあえず服から見に行きましょ」
晴絵「わぁ…色々あるねー」
京太郎「そりゃ仮にもそれ専用のデパートな訳だしな」
京太郎「つーか、レジェンドはこういうトコ来たことねぇの?」
晴絵「き、基本的に地元のお店に貢献するタイプなんで…」
京太郎「まさか母親が買って来たのをそのまま着てるとかじゃないよな?」
晴絵「さ、流石にそれは高校生で卒業したわよ…」カァ
京太郎「それでも高校まで掛かってるのかよ…ま、良いけど」
晴絵「ひ、人それぞれ進み方が違うのよ…ってあ、これ可愛い」
京太郎「んー…でも、流石にレジェンドには可愛すぎないか?」
晴絵「そ、そんな事ないって。私だってこれくらい着こなせるから!」
京太郎「本当か?」
晴絵「そ、そんなに言うなら試着してくるわよ」
京太郎「無理すんなよー」
晴絵「してないって…!」
まぁ、テレビに映ってるし有名ではあるけれど、町中歩いてて一般人がすぐに分かるほどじゃないよー
高校野球優勝校のエースみたいなもんだし
晴絵「…」
京太郎「…」
晴絵「…」
京太郎「…」
晴絵「…何か言ってよ」
京太郎「いや…流石にこの状態で鞭打つほど俺意地悪くなれねぇし…」
晴絵「う…そんなに酷い?」
京太郎「だってチョイスがなぁ…」
京太郎「白ワンピはどうなんだよ流石に」
晴絵「深窓の令嬢みたいで良いかなって…」
京太郎「そんなキャラでも顔でもないだろうに」
晴絵「…そんなに私って清楚系似合わない…?」
京太郎「似合わないってかアンバランスなんだよなぁ…
京太郎「別に粗暴って訳じゃないけど…どちらかと言えば元気系だし」
京太郎「こっちとかの方が似合ってるんじゃねーの?」サッ
晴絵「・・あ、これ…」
晴絵「…もしかして私が着替えてる間に探しててくれた?」
京太郎「ま、待ち時間、暇だったし」
晴絵「…へー。そうなんだ」ニマァ
京太郎「…なんだよ」
晴絵「いや、京太郎にも可愛いところあると思って」
京太郎「…うっせーよ。良いから着て来い」
晴絵「そんなに自分の選んだ服を来た私が見たいの?ねぇ、見たい?」ニヤニヤ
京太郎「うわうっぜーもう…」
晴絵「こんなに可愛いハルちゃんに向かってウザイとは失礼な…!」
京太郎「可愛いとか今の自分の姿を鏡で見てから言えよ」
晴絵「ぐふっ…」
京太郎「そしてそれにはダメージ受けるのな」
晴絵「ふふ…例え、私が倒れても第二第三の赤土晴絵が必ず京太郎を…」
京太郎「あ、店員さーん。これ試着出来ます?」
晴絵「最後まで聞いてよ!!」
晴絵「…でさ」
京太郎「ん?」
晴絵「なんでお昼はデパートのレストランなの?」
京太郎「まずいか?」
晴絵「いや、別にまずい訳じゃないし…美味しいけどさ」
京太郎「そりゃ何より」
晴絵「でも、もうちょっと高いところ言っても良かったんだよ?」
京太郎「ここだってそこらのファミレスに比べたら高いし上等だぞ」
晴絵「そりゃそうだけど…でも、もうちょっとオシャレなフレンチとか…」
京太郎「昼からそんなもん食べるなんて一周年とかの記念日くらいなもんだよ」
晴絵「そ、そうなの…?」
京太郎「そうそう。ま、夜は何かしら予約いれるかもしれないけど…」
京太郎「デートっても昼は軽めに済ませるもんだよ。少なくとも俺の周りじゃそうだ」
晴絵「へぇ…」
京太郎「それにあんまり高いところ行かれると俺が金出せないしな」
晴絵「…そんなの良いのに」
京太郎「よくねぇよ。これはデートなんだろ?」
京太郎「男が払うのが当然とは思わないけど…割り勘くらいにはさせといてくれ」
晴絵「でも、私、社会人だし…」
京太郎「俺だってバイトしてるっての」
京太郎「つか、一人暮らしのレジェンドと違ってバイト代も殆ど使わねぇし」
京太郎「これくらい余裕で払えるから気にするなって」
晴絵「…だけどさ」
京太郎「ん?」
晴絵「…さっきの服も買ってもらったじゃん?」
京太郎「アレは俺からのプレゼントみたいなもんだよ」
晴絵「プレゼントって…」
京太郎「ま、とりあえず人区切りついてお疲れ様的な?」
晴絵「…それこそ私が渡すべきでしょ」
京太郎「安心しろ、レジェンドにそういう心遣いは期待してない」
晴絵「ちょ…!そ、それってどういう意味!?」
京太郎「いや、そのまんまの意味」サラッ
京太郎「ま、それに思ったより似合ってたしさ」
京太郎「レジェンドが試着してる間に勝手に金払った訳だし…嫌じゃなかったら受け取っとけよ」
晴絵「…うん」
晴絵「大事に…するね」ギュッ
京太郎「おう」
晴絵「うーん…映画どうだった?」
京太郎「ちょっと微妙かな。ちょっと展開早すぎたと思う」
晴絵「個人的にはクライマックスがなぁ…あそこさえ良ければまだ全体も締まったと思うんだけど」
京太郎「設定とか題材は良かったのにすげー惜しいよなぁ…」
晴絵「最初から続編作る気マンマンの終わり方するんならもうちょっと丁寧に描写して欲しかったよね」
京太郎「だなー…。ま、それは最近のハリウッド映画の殆どに言える事なんだろうけど」
晴絵「人気が出た完結作品に無理矢理続編作るのと、最初から人気出る事を見越して続編作るシナリオ書くのってどっちがマシなんだろうね」
京太郎「個人的には前者の方がまだマシかなぁ…」
晴絵「うん…まぁ、大抵の人は期待しないで済むだろうしね」
京太郎「後者の方はクライマックスがぐだるからストレートに見た分の金が無駄になった気がするんだよなぁ…」
晴絵「ただ、失望感は前者のほうが強いかもね。質によるだろうけど」
京太郎「にしてもさ」
晴絵「ん?」
京太郎「なんでデートなのに恋愛映画じゃなくてSF映画なんだ?」
晴絵「い、いや…それは…まぁ…」
京太郎「…見たかったんだな」
晴絵「…うん、ごめん…」シュン
京太郎「あ、いや、責めてる訳じゃねぇよ。そもそもアレは俺も見たい奴だったし」
京太郎「ただ、アレだけデートらしいデートに拘ってたのに…何かあったのかなって思ってさ」
晴絵「あー…まぁ…なんだろうね」
晴絵「今日一日…こうしてデートしててさ」
晴絵「こうして思ったのが…」
晴絵「デートって大した事ないなって」
京太郎「おい」
晴絵「あ、いや、別に京太郎のエスコートが悪いって訳じゃないんだよ」
晴絵「ただ…なんていうか…結局、いつも通りっていうか…」
晴絵「特別な事はさ。何もないんだよなーって」
京太郎「ま、そりゃそうだろ。デートだからってお互いの人格が変わる訳じゃねぇしさ」
晴絵「…うん。でも、私はデートって言葉に踊らされてそんな事も見えてなかったんだなぁって」
京太郎「…嫌か?」
晴絵「ううん。嫌じゃないよ」
晴絵「ってか…寧ろ、今のほうが気楽で…楽しいかな」
晴絵「こうして愚痴みたいに映画の感想言いながらジュース飲んでって…凄いデートっぽいし」
晴絵「それに…こうして今の関係に落ち着いてるのは落ち着いてるなりの理由があるんだなって気づけたのは大きな収穫」
晴絵「やっぱ人間、自然体で楽な関係なのが一番ね、うん」
京太郎「そっか。ま、少しはデート慣れ出来たようで良かったよ」
晴絵「…でも…さ」
京太郎「ん?」
晴絵「…これってさ、何時もと同じ感じだけど…でもデートだよね」モジモジ
京太郎「まぁ、予行練習的なものではあるけど…そうなるな」
晴絵「…じゃあ…なんで…?」カァ
京太郎「ん?」
晴絵「…なんでレジェンドとしか呼んでくれないのかな…って」モジモジ
京太郎「あー…」
晴絵「…デートだったらさ、やっぱりちゃんと名前で呼ばなきゃダメ…でしょ?」ジィ
京太郎「あだ名って事じゃダメか?」
晴絵「ダメ」
京太郎「…じゃあ、苗字は?」
晴絵「デートらしくないから却下」キッパリ
京太郎「あー…ここでそれにこだわるのかよ」
晴絵「そりゃ…色々と発見があったし…自然体がいちばんってわかったけど…」
晴絵「それでも…やっぱり譲れないものってのはあるのよ」
京太郎「呼び名にどんな差があるっていうんだ…」
晴絵「京太郎には分からない細かい差があるのよ。…だから…ね」
京太郎「あー…それじゃ…」
>>+2
00~50 適当に誤魔化す
51~99 呼ぶ
※男気により+10
>>適当に誤魔化す
京太郎「明日な。明日」
晴絵「えー…ちょっとそれはないでしょ…」
京太郎「…仕方ないだろ、いきなり名前呼びとかハードル高すぎるって」
晴絵「…ヘタレ」
京太郎「うぐっ…」
晴絵「格好つけてる時はフルネームで呼ぶのにさぁ…」
京太郎「あ、アレは…まぁ…なんつーか、その…」
晴絵「…それなのに呼んでくれないんだ?」
京太郎「ぅ」
晴絵「私…初めてのデートなのに…悲しいな…泣いちゃいそう…」
京太郎「あー…」
晴絵「シクシクエグエグ…」
京太郎「…とりあえず嘘泣きするならもうちょっと上手くやれよ」ピシッ
晴絵「あいたっ」
京太郎「それよりほら…そろそろ晩飯の時間だし移動するぞ」スッ
晴絵「はーい…」ギュッ
晴絵「…夜でも東京ってキラキラしてるんだねー」
京太郎「ま、流石に深夜になったら変わるだろうけどな」
京太郎「でも、その前には帰らないと」
晴絵「あー…なんか惜しいな」
京太郎「って事は結構楽しんでくれてた?」
晴絵「うん。色々新鮮で楽しかった」ニコッ
晴絵「…まさかこの歳で初デートなんてする事になるとは思ってなかったけど」
京太郎「しかも、相手が俺だしな」
晴絵「…ま、その事について特に不満はないんだけどね」
京太郎「ん?」
晴絵「え、えっと…ほら、団体戦頑張ったご褒美って奴?」
京太郎「殆ど俺がエスコートしてるのにご褒美とは一体…」
晴絵「いいじゃないの。こんなに綺麗なおねーさんとデート出来たんだからさ」
晴絵「同級生にも自慢出来るわよ?」
京太郎「自慢した瞬間に色々と終わるっての…」
晴絵「はは。でも…京太郎も少しは気晴らしになったでしょ?」
晴絵「表情も大分明るくなったしさ」
京太郎「…バレたか」
晴絵「そりゃ一応、これでも先生だからね。それくらい見破るくらいじゃないと」
晴絵「…で、何を悩んでるの?進路の事?」
京太郎「…それもあるっちゃある…んだけど…」
晴絵「だけど?」
京太郎「…いや、今はいいや」
晴絵「私には言えない事?」
京太郎「いや、寧ろ率先してレジェンドに相談するべき案件だと思ってるよ」
京太郎「…でも、これはまだデートだろ?」ギュッ
晴絵「…はぅ」カァァ
京太郎「先生と生徒に戻るにはまだ早い…」
京太郎「少なくとも俺はそう思ってるんだけど…さ」
晴絵「…い、いきなりそういうの…は、反則…ぅ」
京太郎「仕方ないだろ…これでも一応、本心なんだよ…」
ここのレジェンドは間違いなく悪持ちを持ってる(確信)
父親の事業の失敗で多額の借金を背負わされた所為で龍門渕や石戸家に逆円光する京太郎スレが見たいとな(難聴)
晴絵「…じゃあさ。そろそろ…デート終わらせない?」
京太郎「…ん?もう嫌か?」
晴絵「あ、いや…嫌じゃないんだけど…ね」
晴絵「その…なんていうか…やりたい事っていうか…して欲しい事があって…」カァァ
京太郎「して欲しい事?」
晴絵「あ、あの…さ。あの…よければ…で良いんだけど…」モジモジ
晴絵「…キスの振り…してくれ…ない?」チラッ
京太郎「…はい?」
晴絵「い、いや…!あの…あのね!フリだけで良いんだけどさ!!」
晴絵「その…やっぱりデートの最後はキスかなって…」
京太郎「いや、それはおかしい」
晴絵「だ、だけど漫画では…」
京太郎「いや、漫画と現実を一緒にするなよ…」
京太郎「ってか、フリとは言え顔近づけるんだぞ?」
京太郎「それこそ俺で良いのかよ」
晴絵「そ、そんなの…この前一緒に寝てた時点で今更だし…」カァァ
京太郎「あー…まぁ、確かにそうかもしれないけど…」
晴絵「…ね、フリだけで良いから…ダメ・・かな?」ジィ
京太郎「いや、最早、ダメって言うレベルじゃないような…」
晴絵「…でも、さっき名前で呼んでくれなかったし…」
京太郎「う…それは…」
晴絵「そっちは譲歩するから…こっちは譲ってくれない…?」
京太郎「…いや、譲っていいラインじゃないと思うんだけど…」
晴絵「…ダメ?」
京太郎「あー…」
晴絵「…もう我儘言わないから…それでもダメ?」
京太郎「…くそ…なんでこういう時だけしおらしいんだよ…」ハァ
京太郎「…その代わり一回だけだぞ」
晴絵「ぅ…ん。大丈夫…」
晴絵「割りと今もドキドキしてるから…二回しろなんて絶対言えないし…」
京太郎「…絶対だぞ。ったく…」ギュッ
晴絵「…あっ♪」
京太郎「…ほら、顔をあげて…ん、そんな感じ…」
晴絵「はぁ…ん…♥」
京太郎「…目ぇ閉じろよ、やりづらいだろ」
晴絵「あ…ご、ごめ…ん…」スッ
京太郎「(…だから、しおらしすぎるんだって…)」
京太郎「(何時もみたいに軽口の一つでもたたいてくれよ…)」
京太郎「(…でないと俺…レジェンド相手なのに…ドキドキするだろうが)」
京太郎「(…でも…なんだろうな)」
京太郎「(こうして抱きしめてると…レジェンドって意外と小さいんだな)」
京太郎「(もう身長なんてとっくの昔に追い越してるの分かってるのに…)」
京太郎「(抱きしめると…腕の中にすっぽり収まるレジェンドが弱々しく思えて…)」
京太郎「(…なんだよ、コイツ…絶対レジェンドじゃないだろ)」
京太郎「(俺の知ってるレジェンドは…そんな風に頬を染めたりしないぞ)」
京太郎「(唇そっとつきだして…キスしてほしそうな顔をしたりしないのに)」
京太郎「(…なのに、なんで俺…こんな…)」
京太郎「(やばい…これおかしくなる…)」
京太郎「(とっとと済ませて…離れないと…)」スッ
晴絵「~~っ!」ダキッ
京太郎「!?」ムチュウウ
京太郎「(何…レジェンドの顔…近…鼻息…甘…)」
京太郎「(柔らか…唇…背中に腕…抱き寄せられ…不意打ち…)」
晴絵「………ぷぁっ」
晴絵「へ、へへ…えへへへ…えへ…!」フニャァ
晴絵「ハッ…」フルフル
晴絵「き、京太郎が悪いんだよ…!ちゃ、ちゃんと…名前で呼んでくれないから…」
晴絵「こ、これ…仕返し…仕返し…だから!!」カァァ
晴絵「だから…あの…ちゃんと覚えとかなきゃ…許さないんだからね!」ダッ
京太郎「…え?ちょ…うぇぇ!?れ、レジェンド!!」
晴絵「先帰る!また明日ね!!」
京太郎「…え?は…?帰るって…おい」
京太郎(「…なんだよそれ…マジで…なんなんだよ…)」スッ
京太郎「(……いきなり人の唇奪っといて…そんな風に逃げて…)」
京太郎「(俺もドキドキして…あーくそ…わけわっかんねぇ……)」
【System】
赤土晴絵の愛情度がLv1になりました
赤土晴絵はその夜、後悔と興奮で眠れなかったようです
ってところで今日は区切ります…ごめんなさい、やっぱり体調悪いで;
体調次第だけど明日も投下していく予定です
ではおやすみなさい
クリスマスはもう終わったんやで
ただいま戻りました
今から飯食べ終わったらやるぞオラァ
>>251
ってクリスマスボイス終わってたのか…
そういえば某アイドルもクリスマス仕様じゃなかったし・・
アプデもないのにクリスマス仕様じゃなくなるとか失望しました、那珂ちゃんのファンを辞めます
那珂サンタは図鑑にいるよ
統合スレにいい感じの京和案あったね
>>254
なるほど、クリックしたら見れるのね一応
アルペジオ勢もこんな風になったりしないかなー
榛名→ハルナとか高翌雄→タカオとか
アルペジオ勢には演習で何度も泣かされてるけど完璧消えるのも結構悲しいもんだしなぁ
そしてそれを俺に言ってどうしろと言うのか
いや、高校入学前に会ってたってのはすげー面白そうではあるけどさ
やるんだったらこのスレ終わって次のスレの準備する前の息抜きみたいな感じになるかなー
一応エンディングまではぱっと浮かんだから書きたいネタではあるんだよね
ではそろそろ始めます
おまたせしてすみません
【高校3年生 ―― 8月EX】
京太郎「(結局、あの後ホテルに帰って眠ろうとしたけれど…)」
京太郎「(一睡も出来ないままだった)」
京太郎「(ソレは勿論…レジェンドのキスが原因だろう)」
京太郎「(確かに…勢いみたいなもんだったと…解釈出来なくもない)」
京太郎「(だけど…ろくにデートもした事がない…しかも、やけにロマンチストなあのレジェンドが…)」
京太郎「(おそらく初めてであろうキスを…そんな風に仕返しに使うだろうか)」
京太郎「(俺には…どうしてもそんな風には思えない)」
京太郎「(いや、あの去り際の…紅潮した顔がそうは思わせなかった)」
京太郎「(やってしまった事への羞恥心に染まったその顔は…けれど、それだけじゃない気がして…)」
京太郎「(…勿論、まさか…だと思っている)」
京太郎「(俺とレジェンドの離れている年を考えれば…そんな事はない)」
京太郎「(ない…はずだ)」
京太郎「(だけど、その常識的なはずの考えをレジェンドの最後の顔がひっくり返して…)」
京太郎「(…結局、悶々としたまま…俺は朝を迎えた)」
京太郎「(あー…どうするかなぁ…)」
京太郎「(明日からは個人戦も始まるし…そろそろ気合も入れなきゃいけないんだけど…)」
京太郎「(だけど…燃え尽きた感じからのレジェンドのキスは…色々と辛い)」
京太郎「(考える事多すぎて…そっちに集中なんてしきれねぇよ…)」
京太郎「(はぁ…このままじゃ…まずいんだけどな…)」
京太郎「(こんな状態じゃ…江藤は勿論の事、αやβにだってやられかねいぞ…)」
京太郎「(とっととこの状態を何とかしたい…けどレジェンドは朝からどこかに飛び出しているらしいし…)」
京太郎「(…お陰で直接聞くって手段も使えなくて…どうすりゃ良いんだろうなぁ…コレ)」ハァ
憧「なぁに辛気臭い顔をしてるのよ」ポン
穏乃「…きょーちゃん大丈夫?」
京太郎「よう。いやー…ちょっと…ま、色々と人生に悩んでるってトコロ」
穏乃「…人生に悩むって何?」キョトン
憧「こういう場合はほぼ誤魔化しみたいなもんだから気にしなくて良いわよ」
京太郎「うぐ…」
穏乃「…ってことは言えないの?」ジィ
京太郎「…そう…なるかな…一応」
穏乃「そっかぁ…」
穏乃「じゃあ、三人でお出かけしない?」
京太郎「お出かけ?」
穏乃「うん。気晴らしに遊びに行って、明日からのえーきを養うんだよ!」グッ
憧「ま、元々、そのつもりで京太郎を探してたんだけどね」
京太郎「ん…でも、俺で良いのか?」
憧「アンタじゃなきゃダメなの。ま、悩んでるんなら…強要はしないけどね」
憧「でも、ここで悩んでて答えが出ないようなものなら一緒に外出て気晴らしした方が建設的だと思うわよ」
京太郎「…それもそうだな…」
京太郎「丁度、昼から何もする事なかったし…」
京太郎「頑張ってエスコートさせていただきますよっと」
憧「大丈夫よ。アンタにそんなもの期待してないから」
京太郎「ひでぇ…」
憧「別にダラダラするだけでもあたし達は満足だしね」
穏乃「一年ぶりの東京だし…のんびりいこうよ!」
京太郎「ま、そうだな。それじゃ…適当にダラダラいくか」
京太郎「「…で、水着か」
憧「そうよー。今年はなーんにも夏らしい事出来てなかったしね」
憧「帰ったら夏休みの間、一杯遊びたいし…ま、その為の準備って感じ」
穏乃「でも、今からなら海にも行けるんじゃない?」
憧「うーん…まぁ、ちょこっとだけになると思うけど…」チラッ
京太郎「俺は構わないぞ。じゃあ、ここで水着買って、そのまま海に雪崩れ込むか」
穏乃「やった!じゃあ、何にしよう…?」イソイソ
憧「ふむ…って事は…こっちね」スッ
京太郎「(…そこでどうして迷いなく過激な水着ばかり集まってる方へ進むんだろうな)」
過激な水着は二人(三人)だけのときにしときなさい(戒め)
穏乃「うーん…うーん…」
京太郎「どうした?」
穏乃「あ、京ちゃん、実はねー…」スッ
穏乃「こっちとこっちのどっちが良いかなーって…」
京太郎「それを答える前に一つ聞きたいんだけどさ」
穏乃「え?」
京太郎「なんで両方共ビキニなんだ?」
穏乃「…やっぱり私にビキニって似合わない?」シュン
京太郎「いや、別にそこまで言ってないだろ」
穏乃「でも…私ってちみっこいし…おもちもあんまりないし……」
京太郎「いや…まぁ、確かにスタイルが良いって訳じゃないけど」
穏乃「はぅ」
京太郎「でも、俺が気になったのはお前がそういうの身につけてるところがあんまり想像出来なかったからで…だな」ポン
穏乃「…ぇ?」
京太郎「今まではずっとワンピースタイプだっただろ?」
穏乃「…うん。だって、私…そういうの似合わないって思ってたから…」
穏乃「でも…男の人ってこういうの好きなんだよね?」
穏乃「だったら…折角のデートなんだし頑張らなきゃって…そう思って」
京太郎「…まぁ、嫌いじゃないとは言わないけど」
京太郎「でも、そんな風に主義じゃないものを選んで欲しいって程じゃないんだぞ」
穏乃「…ホント?」
京太郎「あぁ。何時もの穏乃らしい水着で良いんだよ」
穏乃「…ありがとう」
穏乃「えへへ…本当はね、ちょっと恥ずかしかったんだ」テレテレ
穏乃「やっぱり私にはこういうの似合わないかなーって…だから聞いたんだけど…」
俺はどっちかって言うとむしろシズはビキニ(タンキニ)のイメージ、動き易さ的な意味で
あと、シズの魅力は脚とヘソだと思うから(断言)
俺はなんか穏乃はスク水のイメージが強いんだよなぁ
そして魅力にはおおまかに同意するけど、お尻も良いだろ!!!
京太郎「いや、似合わない訳じゃないだろ」
穏乃「え?」
京太郎「…いや、だから、別に似合わないなんて思ってねぇよ」
京太郎「寧ろ…その…なんだ。アレだよアレ」
京太郎「…割りと新鮮で一瞬、ドキッとしたっていうか」
穏乃「ホント!?」ガシッ
京太郎「うぉあ…!?」
穏乃「あ、ご、ごめん…ちょっと嬉しくって…」カァ
京太郎「いや、大丈夫。ちょっと驚いただけだしさ」
穏乃「でも…本当…なの?」
京太郎「こんな恥ずかしい嘘吐くほど軽い男じゃねぇぞ俺は」
穏乃「はぅん…」カァァ
京太郎「ま、だから、気にせずに好きなのを選んで…」
穏乃「じゃ…じゃあ…ね」
京太郎「ん?」
穏乃「…私、ビキニの方が…良い?」
京太郎「え?」
穏乃「…京ちゃんが選んで。私、京ちゃんの好きな水着を着るから…」チラッ
京太郎「う…じゃあ…」
>>+2
偶数:ビキニで
奇数:…いや、やっぱそれはまずいだろう
阿知賀で尻はレジェンドが一番だと思うのよ、ジーパンでパツパツの尻を撫でたい
そんでスク水はアラタソ(あとあざといクロチャー)
ビキニはプレゼントしてまたの機会(意味深)に着てもらおう(提案)
>>…いや、やっぱそれはまずいだろう
京太郎「…いや、やっぱそれはまずいだろ」
穏乃「え?」
京太郎「そんなの着られたら…その目のやり場が…さ」
穏乃「…やっぱり似合わないから?」
京太郎「違うってもう」
京太郎「寧ろ、逆だっての。そういうのお前に似合いそうだから困ってるの」
穏乃「…でもぉ」
京太郎「あー…だから…健康的なお前がそういうの着るとさ…こう…色々とダメなんだよ」
穏乃「ぅ?」キョトン
京太郎「くそー…こいつ無垢過ぎるぞ…だからだな…その…」
京太郎「お前がビキニ着るってだけで興奮するから止めてくれって言ってるんだよ」
穏乃「…え?…え?………え?」
京太郎「…なんだよ。何か文句あるのか?」
穏乃「え……えぇぇぇ!?」プシュウ
>>274
やだ…超反論出来ない…
後、スリングショットは憧が着ると思う(断言)
京太郎「バカ。声がデカイっての」
穏乃「ご…ごめん…で、でも…」カァ
穏乃「…嘘じゃ…ない…よね?」ジィ
京太郎「…だからこんな恥ずかしい嘘吐かないっての」
穏乃「でも…どうして?」
穏乃「私スタイルなんて全然良くないのに…」
穏乃「京ちゃんの好きなおもちもないのに興奮…しちゃうの?」
京太郎「…そこを突っ込むのかよ」
穏乃「あ、ダメだった?」
京太郎「さ、流石にちょっと恥ずかしいかなーって…お前も聞きたくはないだろ」
穏乃「……」
京太郎「おい」
穏乃「恥ずかしいけど…ちょっと聞きたいかも…」チラッ
京太郎「だーめ。また今度な」
穏乃「えー…」
京太郎「とりあえずビキニは禁止。エロいの禁止な」
穏乃「…ぅー…分かった」
京太郎「よし。んじゃ…このタンキニとかどうだ?」
穏乃「あ、結構、可愛い…」
穏乃「でも、これってビキニじゃないの?」
京太郎「上下に分かれてるからってビキニって訳じゃないんだぞ」
京太郎「こういうのはツーピース系って言うの」
穏乃「へー…初めて知った」
京太郎「お前…仮にも女の子だろうに」
穏乃「だってそういうのは今まで全部憧に任せてたし…」
京太郎「…そういや憧は何処行ったんだ?」
穏乃「…アレ?さっきまで側にいたはずなんだけど…」キョロキョロ
憧「あ、京太郎。ちょっと聞きたいんだけど…」
京太郎「お…後ろにいたのか。どうし…」
憧「こっちのマイクロビキニとスリングショットだったらどっちが興奮する?」
京太郎「……」
憧「やっぱりどっちもが良いかな?片一方はまた別の機会に着れば良いし…」
京太郎「……」
憧「今日はとりあえずこっちのマイクロビキニが良いかなーって思ってるんだけど…って京太郎?」
京太郎「…憧、とりあえず全部返してこい」
憧「えー…」
京太郎「って言うか、まず似合ってるとか可愛いとかじゃなくてなんで興奮するって聞くんだよ!」
憧「だって、それが一番、大事でしょ」キョトン
京太郎「え、何当然の事言ってるのみたいな顔しないでくれるか!?」
京太郎「さっきまでしずに話してたのが全部台無しじゃねぇか!?」
憧「…台無し?」
穏乃「わぁ…すっごいエッチ…」ドキドキ
穏乃「憧、こういうの着ちゃうの…?」
憧「うん。やっぱり水着は悩殺してなんぼでしょ」
京太郎「いや、違うからな。絶対違うからな」
男が苦手な設定ェ……視線に晒されるのはいいのか(困惑)
憧「じゃ、京太郎、想像してみてよ」
京太郎「な、何がだよ…」
憧「あたしがこの水着着て京太郎に迫ってるトコ」
京太郎「ぅ…」
憧「…興奮…しない?」
京太郎「しない…と言ったら嘘になるけどさ」
憧「よし。じゃあ、あたしの勝ちね」
京太郎「何がだよ!」
憧「だって、あたしは京太郎を興奮させる為に水着を選んでるから」
憧「他の誰かにどう見られようとしった事じゃないし」
京太郎「俺の見る目が変わるとか考えないのか?」
憧「全然。その程度で幻滅されるような仲じゃないでしょ」
京太郎「…他の男に見られても良いのか?」
憧「どれだけ見られても、その分、京太郎が見てくれるなら気にならないし」
憧「それに勿論…私の王子さまは護ってくれるでしょ?」
京太郎「…お前ってホント、卑怯な女だよな」
憧「ふふ…女にとって最高の褒め言葉ね」
憧「じゃ、これで…」
京太郎「待てって」
憧「えー…」
京太郎「えーじゃねぇよ。流石にそれは駄目だ」
憧「どうして?」
京太郎「…どうしてって…それは…」
>>+2
奇数:興奮しすぎるから…
偶数:そんな憧を他のやつに見せたくないから
>>興奮しすぎるから
京太郎「その…こ、興奮しすぎるから…」
憧「つまりこのままで良いって事ね」キッパリ
京太郎「なんでまったく迷いがないんだお前は…」
憧「言ったでしょ。その為に着てるんだって」
憧「…別に我慢出来なくなったらそれでも構わないのよ?」クスッ
京太郎「ぅ…お、お前は…まったく…」
憧「ふふ…どうしたの?」
京太郎「いや…もう良いよ…」
京太郎「…お前がそのつもりなら俺も考えがあるし」
憧「え?」
京太郎「とにかく…しずのがまだ決まってないからもうちょっと待っててくれよ」
憧「了解。ってしずはどうするの?」
穏乃「うん。この二つが良いかなーって…」スッ
当スレは年齢が近くなれば近くなるほどメス化が進む傾向にあるんで(震え声)
憧「普通のセパレーツとワンピースかぁ…」
京太郎「…地味とか言うなよ」
憧「言わないわよ。そもそも水着に地味もなにもないでしょうに」
穏乃「憧はどっちの方が良いと思う?」
憧「その辺は京太郎に聞くのが一番なんじゃない?」
憧「あたしがどっちを選んでも、京太郎が選んだ方を買うんでしょうし」
穏乃「えへへ…ごめんね」
憧「いいのよ。あたしもそうだしさ」
憧「って事は、京太郎、早く選んであげてよ」
京太郎「…本当に俺が全部選んで良いのか?」
穏乃「うん。京ちゃんの選んだ水着が欲しいの」ニコッ
京太郎「…そっか。それじゃ最高のやつを選んでやらないとな」
穏乃「うん!」
【うーみーだー】
京太郎「(夏だ!海だ!海水浴だ!!!)」
京太郎「(そして人の群れだ!!!!)」
京太郎「(ま、今日とか絶好の海水浴日和だからなぁ…)」
京太郎「(そりゃ海水浴場に人が多いのも当然の話か)」
京太郎「(にしても…あいつら遅いなぁ)」キョロキョロ
京太郎「(人が多いと言っても、着替える場所からここまでそんなに混雑してる訳じゃないし)」
京太郎「(目立つように目印もちゃんと置いてあるんだけど…)」
穏乃「お待たせーっ」
京太郎「よう。お帰り…」
憧「た、ただいま…」カァァ
京太郎「…憧?」
憧「な、何…?」
京太郎「…やっぱ恥ずかしいんだろお前」
憧「だ、だだ…だって…!京太郎が側にいてくれないから…!」カァァ
京太郎「いや…流石に女子更衣室の前で待機は無理があるぞ」
憧「でも…ここまで凄い見られた…」フルフル
京太郎「そりゃ見るっての。…お前が着てるのマイクロビキニだぞ」
憧「ぅー…そうだけど…でも…」
京太郎「はいはい…良いから…ほら」スッ
憧「え?」
京太郎「そうなると思ってシャツも持ってきたからさ」
京太郎「とりあえず上から羽織っとけ」
憧「う…うん…」カァァ
憧「あり…がとう…」ギュッ
穏乃「ねーねー。京ちゃん私は?」
京太郎「おう。お前も似合ってるぞ」
穏乃「えへへー♪」ニコー
京太郎「ってか、さんざん、水着選ぶ時に言っただろうに」
穏乃「そうだけどー…でも、何度でも聞きたいからっ」ダキッ
京太郎「ったく…この甘えん坊め」ナデナデ
京太郎「ま、お前ら待ってる間にパラソルやら借りてきたし…とりあえずここが拠点な」
穏乃「了解ですたいちょー!」
京太郎「よし。じゃあ、まずは軽く」
憧「そうね。軽く日焼け止めを塗りましょ」
京太郎「…えっ」
穏乃「えー…」
憧「…何?日焼けはお肌の天敵なのよ?」
京太郎「別に良いんじゃないか?今からじゃそんなに焼けないだろ」
穏乃「そうだよー。それに早く泳がないと勿体無いよ!」
憧「だーめ。若い内のその油断がお肌の曲がり角を早めるのよ」
穏乃「ぅー…」
憧「良い?あたしたちが綺麗でいる事で京太郎も幸せになれるの」
憧「だから、ちゃんとケアは忘れずにしましょ」
穏乃「…はーい」
京太郎「…いや、なんでそこで俺が出てくるんだよ」
憧「…薄々気づいてるくせに」ポソッ
京太郎「ぅ…な、何の話かな?」
憧「…ま、今は言わないでおいてあげる。それより…はい、これ」スッ
京太郎「ん?これって…」
憧「日焼け止めクリームよ」
京太郎「いや、それは知ってるけど…」
憧「塗ってね」
京太郎「え?」
憧「仕方ないでしょ。背中とかは一人じゃ濡れないんだし」
京太郎「それこそしずとやれば良いじゃねぇか」
憧「しずはしずで忙しいのよ。ね、しず」
穏乃「え、えぇっと…その…」
憧「…しず?」ニコッ
穏乃「う、うん。準備体操しなきゃいけないし…」
京太郎「…しず、お前…」
穏乃「…ごめん。私も京ちゃんに塗って欲しいから…」メソラシ
京太郎「…ったく…それで俺が断ったらどうするんだ?」
憧「そんな事しないって信じてるもの」
京太郎「…お前の信頼が時たま重いですよっと…」スッ
憧「…ふふ。そう言いながら準備してくれてる癖に」
京太郎「裏切ったら怖いって分かってるから仕方なくだっての…」
京太郎「だからほら、シャツ脱いで背中向けろよ」
憧「…うん。お願いね」スッ
憧「はぁ…♪」ヌチャ
京太郎「……」
憧「…んぅ…♥」クチュ
京太郎「……」
憧「ふ…くぅ…♪」グチュ
京太郎「…なんかこれ脂分多すぎじゃね?」
憧「そういう奴なのよ。水に入ってもおちないタイプの」
京太郎「へー…最近のは中々に凄いんだな」
憧「まぁ、最近、海に来たりしないからね」
穏乃「前に海に来たのってどれくらい前だったっけ…」エッサッホッ
憧「うーん…どれくらい前だろ」
憧「確か中学の頃はもう私達インターミドルで忙しかったし…」
憧「こうして三人で海に来るとか小学生まで遡らないとないんじゃないかな」
穏乃「だよねー…」フッハックラエッ
京太郎「プールとかには結構行ってるけどな」
穏乃「時期が合わなくて屋内プールとかが殆どだしねー…」
憧「その辺、麻雀に青春を捧げた代償みたいなもんよね」
京太郎「ま、それはそれで楽しんでるから問題ないんだけどさ」
憧「…それよりさ」
京太郎「…なんだよ」
憧「…私の肌はどう?」
京太郎「それを聞くのかよ」
憧「当然よ。京太郎の為に毎日磨きをかけてる玉の肌なんだから」
憧「…本人に感想聞きたいって思うのが当然の反応じゃない?」
京太郎「…まぁ、そうかもしれないけど…」
憧「で、どうなの?興奮する?…気持ち良い…かな?」クスッ
京太郎「あー…まぁ…その…なんだ」
京太郎「…スベスベでさ、気持ち良いよ」
憧「…んっ♪」モジッ
京太郎「ちょ…動くなって」
憧「し、仕方ないでしょ。触られながらそんな事言われたら…」
京太郎「んじゃ聞くなよ…」
憧「…ごめん。それは無理。もうちょっと聞きたいし」
京太郎「えー…」
憧「…ほら、スベスベだけじゃないでしょ?もうちょっと…ね?」
京太郎「…吸い付いてくる」
憧「きゅ…♪そ、それから…?」
京太郎「…意外と肉付きが良い」
憧「…ダイエットを検討する」
京太郎「いや、悪い意味じゃねぇよ。寧ろ…それが余計に気持ち良いって言うか」
憧「ふふ…♪じゃあ…次は?」
京太郎「触ってると…ドキドキする」
憧「だって…京太郎の為の肌だし…ね」クスッ
京太郎「…つーか、もう良いだろ。流石に恥ずかしいって」
憧「えー…」
京太郎「それにアレだよ…なんかこう…塗ってるとさ」
憧「…いやらしい気分になっちゃう?」ジィ
京太郎「う…だ、だってお前…マイクロビキニだぞ…」
京太郎「殆ど裸と変わらないのに…ずっと触ってたらさー…」
京太郎「そ、そういうつもりなくっても…な?分かるだろ?」
憧「分かるけど…でも、ちゃんと隅々まで塗ってくれないと…」
京太郎「う…でもさー…」
憧「ほら、脇の下とか…太ももの間とかも…ね♪」
京太郎「…流石にそこは自分で手が届くだろ」
京太郎「背中はやるけど自分で出来るところは自分でやってくれ」
憧「ぅー…ちゃんと全身やって欲しいのに…」
京太郎「諦めろ。…それにしずがさっきから羨ましそうに見てるしさ」
穏乃「えっあ…ち、違うよ」メソラシ
京太郎「嘘つけ。ほら、こっち来いよ」スッ
穏乃「あぅ…」
京太郎「待たせてごめんな」
穏乃「…ううん。大丈夫だよ」
穏乃「私、仲良くしてる憧と京ちゃん見るの好きだから」
京太郎「でも、寂しかったんだろ?」
穏乃「……ちょっとだけ」
京太郎「素直でよろしい。じゃ、こっちに背中向けろよ」
穏乃「はーい」イソイソ
京太郎「…と言ってもしずを塗らなきゃいけないところなんて殆どないんだけど」
穏乃「あはは…ちっこいからねー私」
京太郎「それにまぁ憧みたいに全身露出してる訳じゃないしな」
憧「何よ…人のこと露出狂みたいに」
京太郎「人前でマイクロビキニは露出狂呼ばわりされても否定出来ないと思うぞ」
憧「…あたしが見て欲しいのは京太郎だけだもん」スネー
京太郎「分かってるよ。だけど、人様はそうは見ないって事だ」
憧「…それで京太郎」
京太郎「ん?」
憧「あたしの肌としずの肌…どっちが好み?」
京太郎「お前なー…」
憧「だって気になるでしょ。しずもそうよね?」
穏乃「…ふぇ…!?わ、私は…その…」
穏乃「私、あんまりお肌の手入れとかしてないし…絶対負けてるから…えっと…」モジモジ
憧「…って言ってるけど?」
京太郎「あー…いや、別にしずの肌は荒れてたりしないし大丈夫だぞ」
穏乃「でも…」
京太郎「気にしすぎなんだよ。それにまぁ…決して憧のに劣ってる訳じゃねぇし」
穏乃「…え?」
京太郎「スベスベしてるのは穏乃の方が上だしな」
穏乃「ふぇっ!?」カァァ
京太郎「その分、あんまり吸い付いてくるって感じはないけど…決して嫌なものじゃねぇよ」
憧「えっろーい…」
京太郎「誰が言わせたんだよ誰が」
穏乃「あ、あの…その…えっと…」
穏乃「あ、あり…がとう…」カァァ
京太郎「ま、本音を言っただけだし…お礼を言われるのは違う気もするけど…」
穏乃「でも…嬉しかった…から」ポワァ
京太郎「…ったく、本当にお前は純情だな」
京太郎「どっかのエロ娘とは大違いだ」
憧「…言っとくけど、あたしがそうなるのは京太郎の前でだけなんだからね」
憧「そもそもしずだってあの時は私以上に激しいし…エロいし」ポソッ
京太郎「何か言ったか?」
憧「別になんでもないわよ。それより…」ヌチャァ
京太郎「ひあっ!?」ビクッ
憧「京太郎もちゃぁんと日焼け対策しとかないとね?」
京太郎「い、いや、俺は別に…」
憧「大丈夫。私が全部やってあげるから…」
京太郎「いや、しずの分は終わったし…!」
憧「って言っても…塗ったのなんて表面に露出してる肌だけじゃない」
憧「もしかしたら水着がずれるかもしれないし、内側にも塗りこんであげないと」
京太郎「い、いやいや…!それは流石に聞いた事がねぇぞ!!」
穏乃「きょ、京ちゃん…あの…」
京太郎「し、しずもそれは流石におかしいと思うよな?ダメだよな!?」
穏乃「…ううん。その…やって欲しい…かな」モジモジ
京太郎「え?」
穏乃「京ちゃんにヌルヌルしたの塗られるとドキドキするから…あの…もっと塗って…♪」フリフリ
憧「ほら、しずもオネダリしてる…♪ちゃんと応えてあげるのが…幼なじみとしての務めでしょ…?」
京太郎「…oh」
京太郎「うぅ…穢されてしまった…」
憧「大げさねー…日焼け止めクリーム塗っただけなのに」
京太郎「だからって胸まで塗る事はないだろ!?」
憧「トロトロしてるのが悪いのよ」
京太郎「だ、だってさ…流石に水着ズラして塗るとかさー…」
憧「意識しすぎ。別に背中だけなんだし…やばいところには触ってないんでしょ」
京太郎「そりゃ勿論」
穏乃「ふにゃぁ…♪」ポワァ
憧「…その割にはこうなってるけど」
京太郎「お、俺の所為じゃねぇよ…俺の所為じゃ」
憧「ま、しずは敏感だから仕方ないんでしょうけど…まさかクリーム塗るだけでこうなっちゃうなんてねー…」
穏乃「ん…」
憧「…復活した?」
穏乃「したー…」モゾッ
京太郎「よし…それじゃ今度こそ泳ぐか」
穏乃「うん。とりあえず軽くブイのところまでいこっか!」
憧「軽くの領域を超えてるわよ…まったく」
穏乃「えー…でも、遠泳しないじゃないんだよ?」
京太郎「そうそう。別にキロ単位でおよげって言ってる訳じゃないんだし」
憧「キロ単位なんてあたしが先にギブアップするっての…」
憧「ま、ブイくらいなら付き合ってあげるけどさ」スッ
京太郎「良いのか?」
憧「明日は筋肉痛だろうけどね。責任取って京太郎に看病してもらうし」
穏乃「あ、じゃあ、私も筋肉痛になる!」
京太郎「寧ろ、しずが筋肉痛になってるところ見たことないんだけど…」
穏乃「ぅ…?…確かにないかも」
憧「それはそれで恐ろしいわよね…普段から山を走り回ってるのに」
穏乃「ふふーん」ドヤァ
憧「はぁ…ふぅ…」
京太郎「大丈夫か?」
憧「うん…いやー…意外と何とかいけるもんね」
憧「最近運動不足だったから不安だったけど…ブイまで余裕だったわ」
穏乃「~~♪」スイー
憧「で、待ちきれなくてその辺泳いでる元気娘もいる訳だけど」
京太郎「はは。まぁ、最近、思いっきり運動なんて出来なかったからな」
憧「明日は個人戦があるのにねー…ホント元気」クスッ
憧「…で、京太郎も泳ぎたいんでしょ」
京太郎「あー…まぁな。」
憧「良いわよ。しずと一緒にその辺泳いでても」
京太郎「良いのか?」
憧「うん。適当に私はプカプカしてるし」
京太郎「悪いな。じゃあ、ちょっと軽く流してくるから…」
憧「はいはい。その代わりちゃんと迎えに来てね」クスッ
穏乃「あ、京ちゃんも来たんだ」プカー
京太郎「おう。憧はもうちょっとあの辺で休憩してるってさ」
穏乃「そうなんだ…じゃあ、ちょっと流す?」
京太郎「…本当に流すだけなんだろうな」
穏乃「えへへ…それは京ちゃん次第かなー」
京太郎「ん?」
穏乃「ほら、京ちゃんも結構…ってかかなり負けず嫌いじゃない?」
京太郎「う…まぁ、そうだけどさ」
穏乃「私に負けたら絶対、もう一勝負って言うと思うんだよね」
京太郎「否定出来ない…ってか、もう勝ったつもりなのかよお前」
穏乃「だって、最近の追いかけっこは私が勝ち越してるし」
京太郎「…言っとくけど水泳ってのはデカイ方が有利なんだぜ」
穏乃「そんなの追いかけっこも同じでしょ」
京太郎「よーし。お前がその気なら俺も本気出すからな」
穏乃「ふふーん。私は最初っから本気だもん」
穏乃「絶対に負けないからね!」
京太郎「そりゃこっちのセリフだよ」
【砂浜】
京太郎「ぜーはー…」
穏乃「はひぃ…はふぅ…」
憧「何やってるのよアンタら…」ハァ
京太郎「いやー…ちょっとな…」
穏乃「思ったよりいい勝負だったから…つい」
憧「だからって全力で泳ぎ続けるってのはどうなのよ」
穏乃「流石にちょっと疲れたかも…」
京太郎「まぁ…普通に走るのよりも泳ぐのって疲れる訳だし…」
憧「とりあえず…少し休憩?」
京太郎「そうだなぁ…ちょっとのんびりしたい」
穏乃「同じくー」グテー
憧「ふふ…じゃあ、シートの上で寝転んでましょうか」スッ
京太郎「ん…憧も良いのか?」
憧「一人で居ても暇なだけだし、それなら二人と一緒に寝転んでいたほうが良いかなって」
穏乃「でも…こうしてるとさ」
京太郎「ん?」
穏乃「凄い…青春って感じだよね」
京太郎「…おいおい、俺達の青春はまだ二三日続くんだぞ」
穏乃「えへへ…そうなんだけど…そうなんだけどね」
穏乃「でも…こう…なんだろうなぁ」
穏乃「…凄い幸せだなって…そう思うの」
京太郎「しず…」
穏乃「…京ちゃんはどう?疲れただけ?」
京太郎「…そんな訳ないだろ」
京太郎「こうしてお前らといるだけで…すげー和やかな気分になるよ」
京太郎「つーか…さっきまで悩んでた事なんて殆ど忘れてたくらいだ」
穏乃「えへへ…良かった」ギュッ
京太郎「ちょ…あんまりこっちよってくるなよ」
穏乃「なんで?別に良いじゃん」スリスリ
京太郎「ぅ…いや、だけどさー…」
憧「なに困ってるのよ。何時もされてることでしょ」
京太郎「いや、水着と服を着てるかってのは結構デカイと思うんだけどさ…」
憧「そうね。私よりスベスベの肌が密着する訳だし」クスッ
京太郎「あーこー…」
憧「はいはい。情けない声出さないの」
憧「ほら、しずもそろそろ離れてあげなさい」
穏乃「えー…でもー」
憧「京太郎が欲情しちゃうからダメなんだって」
穏乃「え?…京ちゃん…人前なのにはつじょーしちゃうの?」ジィ
京太郎「ぅ…いや、その…」
憧「京太郎…?」ニコッ
京太郎「う…いや…その…」
京太郎「お、俺、トイレ行ってくる!!」ガバッ
穏乃「あっ」
憧「ふふ…行ってらっしゃい」クスッ
京太郎「(あー…ったく…憧の奴…)」
京太郎「(アレ分かっててしずの奴誘導してるよな…)」
京太郎「(…あぁ、そうだよ。発情しますよ)」
京太郎「(さっきクリーム塗った時から内心バックバクですよ)」
京太郎「(…でも、仕方ないじゃないか…)」
京太郎「(憧のマイクロビキニはエロいし…)」
京太郎「(しずの奴も俺が似合うと思うものを選んでるんだから)」
京太郎「(そんな幼なじみに両側から挟まれて…密着されたら…)」
京太郎「(そりゃ健全な男だったら興奮するっての…)」
京太郎「(流石に…スタンダップまではいかないけどさ…)」
京太郎「(あのまましずに密着されてたらどうなってた事か…)」
京太郎「(そういうの全部見通して聞いてくるんだから…憧の奴はホント、たちが悪いよな)」
京太郎「(まぁ…嫌じゃないし…寧ろそうやって三人いる時間は凄い心地良いんだけど…)」
憧「…やめてください」
京太郎「えっ」
ごめん意識飛んでました…
このイベント終わったら今日は寝るお…
終わるまでは頑張ります
「良いじゃないか、ちょっとくらい」
憧「興味ないですから」
「少しは遊んでくれても良いじゃないか」
憧「…だから連れがいるんです」
「でも、その連れは一人どっか行って帰ってこないんだろ?」
「だったら俺達といいコトしようぜ」
「大丈夫。楽しませてやるって。なぁ」
憧「…下衆」
「なんだよ?なにか言いたい事があるのか?」
「つーか聞こえたぞ。今、下衆っつったよな」
「心が傷つきましたーハラスメントって奴?」
「こりゃ慰謝料もらわないとダメだよなぁ」
穏乃「あ、憧…」
憧「良いから。しずは下がってて」
「おいおい、こっちがまるで悪役みたいじゃないか」
「そうだぜ。俺らはただ楽しませてやろうってだけなのに」
「そもそもそんな格好してるって事は欲求不満なんだろ?」ジィ
憧「~~っ!」バッ
憧「例え…そうでもアンタ達なんか願い下げよ…!」
「…かっちーん。こいつはイラッと来たぜ」
「ほら、こっち来いよ」スッ
穏乃「や、止めてよ!憧は男の人怖いんだから!」
「へー。だったらなおの事男の良さを教えてやらないとな」
「女の子同士なんて非生産的ですよー」ゲラゲラ
「安心しろって。俺ら全員テクニシャンだから二人とも天国に連れて行って…」スッ
憧「~~っ!いや…!」
京太郎「あー…ちょっと良いっすかね」
「あ?」
「ん?」
「お?」
「なんだ、てめぇ」
憧「き、京太郎…」
穏乃「京ちゃん…」
京太郎「二人の連れですよ」
京太郎「いやーすみませんね、俺が居ない間に二人の面倒見てもらってたみたいで」イソイソ
「…はは。なんだコイツ」
「あぁ、そうだよ。見てやってたんだし…お礼が必要だよな」
京太郎「お礼?」
「そうそう。俺ら二人とすげー仲良しだからさ」
「ちょっと二人と良い事しても良いよな?」
「大丈夫大丈夫。夕方までにはちゃんと返すから」
「なんにも悪い事しないぜ?寧ろ気持ち良いくらいだし」
京太郎「あー…そうですかー。いやー…まいったなー」
「あん?」
京太郎「いや、俺の目にはまったくそんな風には見えないんで」
「そりゃ節穴って奴じゃねぇの?」
京太郎「あ、価値観が違うんっすね。俺には二人が怯えてるようにしか見えないですし」
京太郎「つか、酒臭いですよ、少しは酒気抜いたらどうですか?」
「…なんだコラ。やんのか」
京太郎「いや、俺はあくまでも事態を穏便に済ませようとしてるだけですよ」
京太郎「だから、お三方にも出来るだけ腰を低くしてる訳で…」
「はは。じゃあ…そうだな」
「どっちか片方だけで勘弁してやるよ」
「どっちかがお前の彼女なんだろ?だったらもう一人は別に良いよな?」
「うわっ俺ら超やさしいー」
京太郎「……」
京太郎「そうですか。なるほど。良く分かりました
「よし。じゃあ交渉成立だな」
「どっちにするんだ?俺としてはあっちの小さい子の方が良いんだけどな」
穏乃「~~っ」ギュゥt
「俺は生意気な方が良いかな。最後まで良い声で鳴いてくれそうだし」
憧「アンタ達…!」
京太郎「はは…じゃあ…」
>>+2
00~50 寝言は寝てから言えクソヤロウ共
51~99 どっちも俺の彼女だ!文句あるか!!
ちなみに今日、俺はそのDVDをレンタルしてきたばっかりだよ…
途中送信ー…
休日出勤でイライラする→咲12巻買って気分転換しよう→レンタル無料券があたる→見たかったもの探した結果、変態仮面とバトルシップでした
まだ見てないけど、評判良さそうなのでちょっと楽しみ
そして補正忘れてたけど最近のクロチャーすげぇ
>>どっちも俺の彼女だ!文句あるか!!
京太郎「どっちも俺の彼女だ!文句あるか!!」
憧「京太郎…っ」カァァ
穏乃「き、京ちゃん…」ポワァ
「…は?」
「いやいや…おかしいだろ」
「頭沸いてるんじゃねぇのコイツ」
京太郎「今どき、三流漫画の悪役でもしないような誘い文句使ってる奴らに言われたくねぇよ」
「あ?」
京太郎「大方、酒のんで気がでっかくなってるんだろうけど、今のアンタらすげー格好悪いぞ」
京太郎「周り見てみろよ。あんだけバカな事言った俺よりもアンタらの方がバカにされてるぞ」
「…チッ」
「…もう良い。白けた」
「行こうぜ…こんなバカに付き合ってられねぇよ」
「そうだな。女もあんな事言われて惚けてるし…」
「そんなブサイクなんてこっちから払い下げだよ」
「からかっただけだってのに本気にしやがって…これだからブサイクは」
京太郎「……」ブチッ
京太郎「うっせー!俺の彼女はな!!二人とも世界一だよ!!」
京太郎「お前らみたいな奴じゃ一生掛かっても捕まえられないような最高の彼女なんだよ!」
京太郎「悔しかったら俺がナンパしたくなるような女でも連れてきてみろよ!」
京太郎「そんなの絶対あり得ないだろうけどな!!」
京太郎「…はー…はー…」
憧「…京太郎」
京太郎「…あー…悪い」
京太郎「なんか頭に血が登ってさ…変な事言ったけど…」
穏乃「…京ちゃん♥」ダキッ
京太郎「うわっ…!」
穏乃「京ちゃんも最高の恋人だよ!…最高の彼氏だよ…!」ギュゥゥゥ
京太郎「あー…うん。まぁ…その…なんていうか…」
憧「…少しそのままにさせてあげて。しずも怖がってたし…」
京太郎「…憧は?」
憧「あたしは…あの…」
京太郎「…良いからこっち来いよ。お前も怖かったんだろ…?」
憧「…う…う…うぇ…うぇぇ…」ポロポロ
流石に京ちゃんも大人になったから(震え声)
まぁ今でもヒロインが暴漢に襲われそうになったら中学の時以上にやらかすと思うけど
頭良くなった分、容赦しなくなったら全力で追い込むだろうし
憧「怖かった…怖かったよぉ…」フルフル
京太郎「ごめんな。助けるのが遅くなって…」スッ
憧「うう…ん。良い…よ」
憧「周りの人…皆見てるだけだったのに…助けに来てくれただけで…」
京太郎「…それでも二人に怖い思いをさせてしまったのには変わらないから…な」ギュゥ
憧「ぅ…うぅ…」ダキッ
穏乃「…京ちゃぁん…」
京太郎「…本当に悪かった。今日は出来るだけ側を離れないようにするから…さ」
憧「うん…うん…」ギュッ
穏乃「…ごめんね」
京太郎「気にするなって。そもそも原因はトイレに言ってた俺にある訳だし…」
穏乃「ううん…一番悪いのはあいつらだよ」
穏乃「私も憧も…嫌だって言ってるのにしつこくて…」
穏乃「どんどん言葉も下品になっていって…気持ち悪かった…」ギュゥ
鹿児島スレってまた新しく立ってたの?
そしてなんかキツイ思いをさせてしまった所為ですまんかった(´・ω・`)
あ、なんかだめだな日本語がおかしくなってる…
キツイ思いをさせてしまったようですまんかったの間違いです…
京太郎「そうだな…あんな奴らもいるし…」
京太郎「今日はもう帰るか」
穏乃「…うん。もう楽しむって言う気分じゃないし…」
穏乃「憧もそれで良い?」
憧「…うん。もう…帰る」
憧「帰って…京太郎とずっと部屋にいる…」ギュゥ
穏乃「私もそうしたいなぁ…京ちゃんは?」
京太郎「そうだな…明日から個人戦だし…」
京太郎「今日はもう帰ってゆっくりするか」
穏乃「うん。…そうしようね」ギュッ
京太郎「…おう。ま…とりあえず…落ち着くまでこうしてようか」
穏乃「…ごめんね」
京太郎「大丈夫だって。寧ろ…こうして二人に抱きつかれるなんて役得以外の何物でもないしな」
穏乃「…えへへ。恋人…だしね」コテン
京太郎「…ま、そうだな。恋人な訳だし」
京太郎「すぅ…くぅ…」Zzzz
穏乃「京ちゃん寝ちゃってる…」
憧「…多分、緊張の糸が切れたんでしょ」
憧「もうちょっとでバスがホテルに着くから…それまで寝かせておいてあげましょ」
穏乃「昼ごろからずっと眠そうにしてたもんね」
憧「…昨日の夜寝てないのかも」
穏乃「悩み事の所為なのかな…」
憧「多分ね」
穏乃「そっか…何を悩んでたんだろ」
憧「どうかした…麻雀の事でないのは確かだけど」
穏乃「…やっぱり私達の事?」
憧「…かもね」
穏乃「…そっかぁ…」
憧「…うん」
穏乃「でも…恋人って言ってくれたよね」
憧「…うん」
穏乃「…嬉しかったなぁ…すっごく…」
憧「…うん。あたしも」
憧「まさか…あんな風に言ってもらえるなんて思ってなかったから…」
穏乃「…不安だった?」
憧「まさか。京太郎は私の王子さまだしね」
憧「ちゃんと追い払ってくれるって信じてたわよ」
憧「でも…まさかあのシャイな京太郎が人前で二人が恋人なんて言ってくれるなんて…ね」
穏乃「…アレ、大丈夫かな」
憧「大丈夫でしょ、別にアイドル路線で売ってるプロじゃないんだし」
憧「例え週刊誌に面白おかしく掻き立てられても問題にはならないわよ」
憧「寧ろ、ソレで京太郎の周りから人が減ってくれた方がそれはそれで…」
穏乃「…憧、にやけてるよ」
憧「…そんなの穏乃も同じよ」
穏乃「えへへ…やっぱり?」
今回はセフレ姉妹よりもレジェンドキスの方がデカイんじゃないかなーと
穏乃「…でも、仕方ないよね。恋人だって…人前で言ってくれたんだもん」
憧「…嬉しかったなぁ」
穏乃「憧が悪い顔出来ないくらいだしね」
憧「やめてよ…あたしが何時も悪い顔してるような言い方するの」
穏乃「でも、悪い事もあんまり考えられてないのは確かでしょ?」
憧「…だって…凄い嬉しいんだもん…」
憧「胸の中一杯で…怖かったのに嬉しくて…」
穏乃「うん…」
憧「…バカみたいよね、あんな宣言一つでこんなに嬉しいなんて」
穏乃「仕方ないよ、だって、京ちゃんだもん」
憧「…ふふ。そうね、京太郎だから…」
憧「京太郎だから…仕方ないわよね」クスッ
穏乃「うん。そうだよ」
穏乃「私達をこんなに好きにしちゃった京ちゃんだから…仕方ないの」ニコー
憧「…ね、しず」
穏乃「ん?」
憧「…今日は楽しかった?」
穏乃「うん!すっごく!」
穏乃「あの時は怖かったけど…でも…行く時も水着選んでる時も泳いでる時も…」
穏乃「みんなみんな…すっごい楽しくて…最高のデートだったよ!」
憧「今も?」
穏乃「うん。だって、京ちゃんの寝顔なんて珍しいもの見れるし」クスッ
穏乃「それに…こうして寄りかかってくる京ちゃんなんて初めてだから…」
憧「…そう」クスッ
穏乃「憧は?」
憧「うん。あたしもしずと同じ気持ち」
憧「…怖かったけど、やっぱり男の人なんて苦手で仕方ないけど…」
憧「でも…ソレ以上に…京太郎に助けてもらった事が嬉しくて…好きになって」
憧「…今もこうして触れているだけで…ドンドン好きになってく」
穏乃「…憧」
憧「…卑怯よね。こんなにあたし達の事好きにしておいて…」
憧「まだもっと心をよこせ…好きになれって言ってるんだから」
穏乃「…でも、嫌じゃない?」
憧「嫌なんて領域…とっくの昔に通り越してるわよ」クスッ
憧「寧ろ…私はもう誇らしいくらい」
憧「もっともっと京太郎の事を好きになれる自分を…他の皆に自慢したい…なんてね」
穏乃「む…幾ら憧でも京ちゃんの事好きな気持ちは負けないよ」
穏乃「世界で一番、京ちゃんの事が好きなのは私なんだから」ギュゥ
憧「…ふふ…じゃあ喧嘩しちゃう?」
穏乃「…それはやだ」
憧「どうして?」
穏乃「だって、私達は京ちゃんの恋人なんだもん」
穏乃「喧嘩したら京ちゃんが一番困っちゃうよ」
穏乃「…だから、憧」
憧「…うん。言いたい事は分かる」
穏乃「…ダメ?」
憧「…ダメじゃないわよ」
憧「…でもね、やっぱり…時間が必要なの」
憧「他の皆も…なんてそうそう認められる訳ないし」
穏乃「…そう…だよね」
憧「…でもね」
穏乃「え?」
憧「…今日、恋人だって言ってくれて…」
憧「最高だって…そう言ってくれて…」
憧「それで…少しは…自信もついたっていうか…さ」
憧「…話し合わなきゃいけないって…そう思ったの」
穏乃「…憧。それじゃあ…」
憧「べ、別に認めた訳じゃないわよ」
憧「でもね…でも…やっぱりしずの言うとおりなのよね」
憧「例え消極的でも…あたしたちが蟠りを抱えて」
憧「お互いに隠し事を抱えてる状態だと…京太郎が困るのよね」
穏乃「…うん」
憧「…今日悩んでたのもその件かもしれないし…」
憧「…それなら…やっぱり宥姉とかと…一回、話し合わないと…さ」
憧「これからどうするのかとか色々…話して」
憧「それでもし…もし…納得出来そうなら…」
穏乃「出来そうなら?」
憧「…しずの言う馬鹿げた理想を信じてみる気に…なれる…かも」
穏乃「憧…っ」ダキッ
憧「わわ…もう…」
憧「…かもだからね?確約なんて出来ないから」
穏乃「分かってる。分かってるけど…それでも…」
穏乃「私…私…凄い嬉しいから…」ギュゥ
憧「はいはい。…ごめんね、色々と心配とか…迷惑とか掛けて」
穏乃「そんなのお互い様だもん」
穏乃「私も京ちゃんや憧に一杯迷惑掛けてるし」
穏乃「京ちゃんにもやもやさせられる時もあるし…」
穏乃「でも、私達はずっと一緒にやってこれた…よね」
憧「…うん」
穏乃「だから、これからもきっとそれは変わらないよ」
穏乃「…宥さんたちがどんな答えを出していても…私は憧の味方だから」
憧「しず…ありがとうね」ナデナデ
穏乃「えへへ…♪」
憧「…じゃあ、もし、話し合いがダメになったら…私と一緒に京ちゃん連れて逃げてくれる?」
穏乃「うん。何処だってついていくよ!」
穏乃「私達三人は…どんな時だって一緒…だよね」
憧「勿論よ、ずっとずっと…一緒なんだから」
【System】
高鴨穏乃の愛情度がLv14になりました
高鴨穏乃は選んでもらった水着を宝物にしているようです
新子憧の愛情度がLv18になりました
新子憧は他の恋敵たちと向き合う決意を固めました
まぁ、すぐ修羅場になったりはしないけどとりあえずフラグって事で
あと、松実姉妹のあったか~いお礼は来月です(主に時間の都合で)
そして、なんでイベント一つに四時間掛かってるんだろうね俺…(白目)
では今日はお休みです…
明日も出勤です…頑張ります…
そりゃあ現在でも恋人二人(京太郎公認)にセフレが二人いる上にそれをお互い知らなくて、その上で更に気になるのが三人いるってんだから修羅場にならないほうがおかしい
>>1は多少むりくりでもその辺はキチンと書いてなあなあにしないタイプなのは前作とか憧シズの修羅場見れば分かるし
愛宕姉妹はどっちも可愛いやろ!いい加減にしろ!
おはようございました
明日はお休みだからがっつり投下しようと思って帰ってすぐ仮眠したらこの時間だよ!!
最近はサボりまくりだからちょっとずつでも進めていきます
>>399
まぁ修羅場になるまではなあなあで済ませることも多いんだけどねー
ただ基本ヒロイン側に感情移入しながら書くタイプなんでここはどんな温厚な子でもぶちきれるだろってトコロはキれます
そういう意味で前作のボーダーラインは色々と姫様基準だったなぁと
>>401
絹恵ちゃんは正統派可愛い、ネキは面白かわいいで良いんじゃないだろうか
でも、どっちか彼女に出来るんなら俺はネキ派です(真顔)
なんJ民いっぱいですね(ゲス顔)
【高校三年 ―― 8月第三週】
京太郎「(昨日はあいつらのお陰で大分、気晴らしが出来た)」
京太郎「(勿論、何も相談できていないし解決も出来ていないけど)」
京太郎「(それでもこうして俺は今、麻雀に向き合っている事が出来る)」トン
京太郎「(あいつらがいなかったら…きっと俺はここまで来れなかっただろうな)」
京太郎「(ずっと悶々として…ヘタしたら寝不足のまま終わっていたかもしれない)」
京太郎「(…これが終わったらやっぱり改めてお礼するべきだろうな)」
京太郎「(…ま、これが終わったらってのがまず厳しいんだけど)」
京太郎「(今は個人戦決勝卓…相手は江藤もいるから…決して楽勝って訳にはいかない)」
京太郎「(お互いにチームってものを背負ってる訳じゃないけれど…)」
京太郎「(個人戦…高校で戦える最後の一戦に気合は入ってるんだ)」
京太郎「(俺だってコイツにはもう負けたくはない)」
京太郎「(ここまで俺を応援して…支えてくれた人たちに)」
京太郎「(俺はもう大丈夫だよって…胸を張っていってやれるように)」
京太郎「(ここで…お前に…江藤に必ず…勝つ…!)」グッ
>>+1
00~50 だが敗北した
51~99 ぎりぎりの接戦を制した
※雀力+15、土壇場+5で+20
>>ぎりぎりの接戦を制した
京太郎「(奴に意地があるように…俺にだって意地がある)」
京太郎「(あいつが小鍛治プロが最強だと思うように俺もまたレジェンドが最強だってそう思ってる)」
京太郎「(お互いに…打ち筋は曲げられない)」
京太郎「(そして…お互いにメタを張っている以上、相性差なんて殆どないも同然だ)」
京太郎「(だからこそ…勝負を分けるのは…お互いの意地と度胸なんだろう)」
京太郎「(そして…悪いが前者はともかく後者で負けるつもりはない)」
京太郎「(ネト麻なんてブラフを使いこなさなきゃ生きていけない世界なんだ)」
京太郎「(そんな世界で生き残ってきた俺は…度胸だけは一人前以上にある)」
京太郎「(行くと決めた時には…引かない)」
京太郎「(お前の前でも…行けると判断したならリーチだってしてやる)」
京太郎「(そして…その差が…)」
京太郎「(…この結果だ)」
京太郎「…ツモ。500・1000」
「決まったあああああ!」
「インハイチャンプ江藤選手にギリギリの逆転!!」
「阿知賀の須賀選手!!復帰一年目にしてインハイ王者に返り咲きました!!」
「いやー…ホント、手に汗握る戦いでしたね」
「点差は常に殆どないも同然。捲り捲られの恐ろしい麻雀でした」
「おそらくここ数年の男子インハイでも例に見ない名勝負になったんじゃないでしょうか」
「実力的にはほぼ差がないと言われる二人ですが…この差は一体、何が原因でしょう」
「間違いなくリーチでしょうね」
「須賀選手が何度かリーチを掛けて仕掛けているのに対して…」
「江藤選手は警戒してリーチをほぼ仕掛けませんでした」
「その何度か重なった1翻の差が…こうしてほんの1000点ちょっとの点差になったんだと思います」
「つまり男は度胸!なんでもやってみるもんさって事ですね!!」
「ちょっと違う気が…まぁ、基本を大事にした須賀選手とそれを警戒した結果、稼ぎ負けた江藤選手と言う構図ですね」
「どちらが優れていると一概に言える訳ではないですし、この差はひっくり返っていてもおかしくなかったかと」
「決め手はリーチ…なんて言いましたが、ソレ以上に運の要素も強かったんじゃないでしょうか」
「なるほどー。二人のこれからに期待ですね」
「では、一旦、CMが入って…それから表彰式に入ります!!」
京太郎「はぁ」
江藤「どうしたよ」
京太郎「いやぁ…緊張したなって思ってな」
京太郎「ぶっちゃけ何度も負けるかもって思った」
江藤「そうは見えなかったけどな」
京太郎「おいおい、こっちはリハビリ明けすぐなんだぞ」
京太郎「ましてや相手がお前だし…勝てて良かった」
江藤「それも信じられない打ち筋だったって事だよ」
京太郎「ま…麻雀やってる最中は全神経をそっちに集中させてるしな」
京太郎「気が抜けたらその反動がどっと来るんだよ」
江藤「まぁその気持ちは分からないでもないけれど…っと」
江藤「そろそろ表彰式が始まるな」
京太郎「みたいだなー…面倒なんだけど」
江藤「ばーか。面倒臭がってないでとっとと行って来い」
江藤「お前はチャンプなんだ。胸を張れよ」
京太郎「…おう」
「おめでとう」
「ありがとうございます」
「さて…以上をもって表彰式を終わる…と言いたいところですが…ここで私から重大発表があります」
京太郎「…え?」
江藤「ん?」
「皆様もここ数年の学生麻雀のレベルの高さに驚かれたのではないでしょうか」
「我が国は最早、麻雀後進国ではありません」
「学生レベルでも世界と張り合えるだけの水準に到達しました」
「しかし、様々な理由でそれを活かせぬまま別の分野に旅だった子たちがいます」
「金銭的理由或いは…実家の都合など…私達がフォロー出来ない理由で」
「そんな彼女、或いは彼らに…もう一度、輝く事が出来る舞台を与えてあげたい」
「そう思った私達はある一つの大会を用意しました」
京太郎「…まさか」
「その大会こそ…全日本U-22麻雀大会です!!」
「参加資格はただ一つ。22歳以下である事だけ」
「ソレ以外はいかなるモノも問いません」
「男女どちらも同じ土俵で戦い、U-22最強を決める大会」
「それが全日本U-22麻雀大会です」
「そして…この表彰台にいる三人には副賞としてその大会のシード権をプレゼントします」
京太郎「し、シード…!?」
「詳しい大会の説明はまた後日行いますが…この数年の集大成に出来るような最高の大会にしたいと考えております」
「開催時期はプロの忙しさも少しは落ち着くおおよそ半年後の3月」
「応募者から振り分ける予選と、予選突破者や招待者と戦う本戦に別れる予定です」
「中継が行われるのは本戦のみになりますが、それでもさっきのような見応えのある試合をお送り出来るかと」
U22だから池田ァは入るけどハルちゃんはちょっと…な感じかな
具体的にはテルーとか原作三年生世代が敵として出てきます
江藤「…はは」
江藤「…どうやらまだまだ…決着って訳にはいかないみたいだな」
京太郎「…みたいだな。俺にとっちゃ厳しい話なんだけど」
江藤「俺にとっては天啓も良いところだっての」
江藤「U22最強…良いじゃないか」
江藤「男女ってだけで分けられて、宮永姉妹や天江衣みたいな化け物と戦えないのが不満だったんだ」
江藤「だけど、その大会じゃ…大手を振ってその化け物どもと戦える」
京太郎「…楽しみだな」
江藤「あぁ、高校最後の楽しみにしちゃ…上出来だ」
江藤「俺は…今よりもっと強くなる」
江藤「だから…お前もさらに技を磨いておけよ、チャンプ」
京太郎「…そっちもな」
原作プロ勢入れるとすこやんが何人も壊しちゃうから(震え声)
【System】
須賀京太郎の雀力が2あがりました
須賀京太郎の雀力上限が170になりました
3月にU22大会出場が決定しました
高校最後の大舞台です、頑張りましょう
あ、ごめん。ageてなかったか…次からあげますー
ってかお前らこんな時間にこんなスレにちょこちょこ顔を出してくれるんだな
ありがてぇありがてぇ…これからも頑張ります
10スレくらい前に今の京太郎は原作で誰レベルって話あったけど今は誰レベルになってんだろ?
【高校三年 ―― 8月第四週】
京太郎「(インハイで終わり…って思ってたんだけどな)」
京太郎「(まさか…まだまだ麻雀漬けの日々が続くなんて思ってなかった)」
京太郎「(進路進学の事もそろそろ本格的に考えないといけないってのに…)」
京太郎「(困ったもんだよ…なぁ…?)」
京太郎「(…なーんて言っても…やっぱり嬉しいのは隠せない訳だけどさ)」
京太郎「(江藤が言ってた事は…俺にとっても本心なんだ)」
京太郎「(もっともっと強い奴と戦いたい…そんな欲求は俺にもあるんだから)」
京太郎「(それを満たしてくれる最高の舞台を用意してくれるっていうんなら…是非もない)」
京太郎「(そっちに向けて色々と頑張っていかないとな)」
>>+2
末尾16 憧しずにお礼を
末尾27 玄とアルバイト
末尾38 灼と気晴らし
末尾49 やえさんとデート
末尾50 レジェンドと特訓
>>429
オカルト面での成長は殆どないかなー
その分、デジ面での成長著しくてネト麻のどっちレベルになってる
またオカルト抜きのスキルも対応する能力はレジェンドに並ぶくらいになってる
覚醒レジェンドやすこやんにはまだもうちょっと劣るけど、現状のレジェンド相手だとほぼ互角か若干有利くらいな感じ
>>憧しずとお礼
京太郎「って訳で…ほら」
穏乃「わぁ…お菓子だぁ♪」
憧「何これ?」
京太郎「いや…なんつーか…まぁ、気まぐれ的なさ」
憧「…まったくそう言いながらどうせ何かのお礼なんでしょ」
京太郎「うぐ…」
穏乃「海水浴の時の事ならまったく気にしてないよ?」キョトン
京太郎「…なんでそんなモロバレなんだよ」
憧「だってもう長い付き合いだもの」
穏乃「もう九年だしねー以心伝心って奴?」エヘー
京太郎「はは。まったく…幼なじみ様には敵わないですよ」
憧「ま、貰えるものは貰っておくけどね」
穏乃「あ、じゃあ、お茶淹れるねー」
京太郎「おう。適当に棚明けてくれ」
憧「あたしの家だっての。…まぁ、良いけど」
京太郎「はは。まぁ、そうなんだけどさ」
穏乃「あんまりそんな感じしないよね」
憧「まぁ、ずっと付き合いがある訳だしね」
憧「あたしも京太郎やしずの家は他人の家って気がしないわ」
京太郎「普通に俺のベッドで寝るしな」
憧「そ、それは別に良いでしょ…」カァ
穏乃「でも、京ちゃんも凄いよね」
京太郎「ん?そうか?」
憧「そりゃそうでしょ。復帰後すぐ男子インハイチャンプなんだから」
京太郎「運が良かったんだよ、運が」
京太郎「後で試合見返したけど…マジで薄氷を踏むような勝利だったし」
京太郎「何時逃げ切られてもおかしくはなかったって」
穏乃「それでも勝ったのは京ちゃんだよ」
憧「そうそう。また地元は沸いてるわよ、阿知賀のニューレジェンドがまたやってくれた…なんてね」クスッ
穏乃「雑誌でも京ちゃんの特集組まれたりしてるし…3月の大会でもシード権貰ってたし」
京太郎「まぁ、シード権って言っても一回戦う回数が減るだけだし…大したもんじゃねぇよ」
京太郎「てか、お前らは大会どうするんだ?やっぱり出るのか?」
憧「んー…それなんだけどさ」
憧「あたしはちょっと考え中かな」
京太郎「えっ…そうなのか」
憧「うん。まぁ、出るとしたらそこそこ良いところまでは行けるだろうけど」
京太郎「確定かよ」
憧「そりゃ負けるつもりで出たりはしないでしょ。ま、それはさておき…」
憧「そこまで出たいって欲求が自分の中でなくてさ」
京太郎「…お前、もしかして…」
憧「あ、違うのよ、別に麻雀が嫌いになったとかないの」
憧「ただ…それよりもやりたい事が見つかったっていうか…さ」チラッ
京太郎「…ん?」
憧「…ま、あたしにとっては今は結構大事な時期だから…」
憧「あんまり大会に本腰入れられないし…それならいっそ不出場の方が良いかなってのが本音」
京太郎「なるほどなぁ…」
穏乃「私は…多分大会には出ないかなぁ」
京太郎「しずもか?」
穏乃「うん。だって、私じゃあんまり活躍出来ないだろうし」
京太郎「んな事ないだろうに」
穏乃「それに京ちゃんや憧と当たった時に本気でやれるかと言うと…うーんって感じもするんだ」
京太郎「普段通りで良いと思うんだけどな」
穏乃「普段は何も賭かってないもん」
穏乃「でも、京ちゃんはアレだけ大々的にシード発表された訳で…進まないとダメでしょ?」
京太郎「まぁ…そうなるかな」
穏乃「そういうの考えると…やっぱりどうしても本気でやれそうになくて…」
京太郎「…気を遣い過ぎなんだよお前は」ワシワシ
穏乃「はぅん…」
京太郎「…ま、じゃあどうするにしても…だ」
憧「ん?」
京太郎「暇がある時で良いから俺の特訓に付き合ってくれないか?」
憧「勿論、あたしは構わないけど…」
穏乃「うん。私も大丈夫だよ」
京太郎「ありがとな。流石に麻雀部の連中巻き込む訳にはいかないからさー」
憧「あっちも秋季大会前の新編成で忙しいしね」
穏乃「部長も引き継いで…大変みたいだし」
京太郎「だな。ま、俺も当分はのんびりしたいんだけど」
憧「ふふ…じゃあ、今日は三人でゴロゴロする?」
穏乃「さんせーい。川の字で寝ようよ」
京太郎「ってまだ昼だぞ」
穏乃「実はお菓子食べて眠くなっちゃって」エヘヘ
京太郎「ったく…ま、俺もだけどさ」
憧「東京から帰ってきてまだ日も経ってないしね」クスッ
憧「でも、しずー?宿題は済んだの?」
穏乃「ぅ…ま、まだ…」シュン
京太郎「はは。じゃあ、ゴロゴロする前にしずの宿題終わらせるか」
穏乃「あぅぅ…」
【System】
二人とのんびりした事により次週の効果が二倍になります
【高校3年生 ―― 9月第一週】
京太郎「(さーて…新学期も始まって…そろそろ世間は受験に一直線だ)」
京太郎「(とりあえず面談の結果…このまま成績さえ落とさなかったら大体、どの大学でも行けると太鼓判を押された)」
京太郎「(まぁ、別に学歴とか拘ってる訳じゃないんだけど…)」
京太郎「(大学に行くにしてもインカレ強い学校になるだろうし)」
京太郎「(今のところの第一候補はやえさんや宥さんが通ってる大学だけど…そこは京大東大レベルって訳じゃないし)」
京太郎「(今の成績を維持しておけば問題なく入学は出来るだろう)」
京太郎「(…だけどなぁ…正直…まだ進路って奴を決めかねてる)」
京太郎「(このままプロになるのか…或いは大学に入ってソレ以外の道を模索してからプロになるのか)」
京太郎「(どちらもそれなりにメリットがあるだけに…やっぱり悩ましいな)」
京太郎「(そろそろ本格的に進路の事も考えないといけない時期だし…)」
京太郎「「(誰かに相談…してみるかな)」
>>+2
末尾16 憧しずと麻雀
末尾27 玄とアルバイト
末尾38 灼と気晴らし
末尾49 やえさんとデート
末尾50 レジェンドと特訓
まぁ、分かってた(震え声)
資源上限に達する→wktkしながら大型建造に突っ込む→18分→まああああるうううゆううううううううううううううううう(涙目)
まるゆ悪い子じゃないんだけど…悪い子じゃないんだけどね…
>>憧しずと麻雀
京太郎「それでさー…」トン
憧「んー?」
京太郎「二人は進路とかどうするんだ?」
憧「あたしは進学のつもりよ」
憧「何するにしても学歴はあった方が良いしね」
穏乃「私も多分、憧と同じ大学に行くかなぁ…」
穏乃「麻雀もやりたいけど…でも、プロになれるってほどじゃないし」
穏乃「それに…折角高校で一緒になれた憧とまだ離れたくないし…」チラッ
憧「もう可愛い奴」ナデナデ
穏乃「えへー♪」
うちもまるゆがもう8体いるよハハッ
ちなみにあきつ丸も大鳳も大和さんもいません…
大型建造運酷すぐる…
憧「…でそれを聞くって事は進路の事考えてる訳?」
京太郎「おう。どうしようかなーって…さ」
憧「とりあえず…最終的にはどうしたいの?」
穏乃「最終的?」
憧「高校卒業後の進路じゃなくて最終的な展望って事」
憧「医者になりたいとかパイロットになりたいとかそういうのよ」
京太郎「んー…やっぱり麻雀プロ…かなぁ」
京太郎「…約束って言うほどでもないけどさ…一緒にやりたいって言ってくれた人がいるから…」
京太郎「折角こうして打てるようになったのにその人を待たせるのもどうかと思うし」
憧「…そ…っか…」
穏乃「…憧?」
憧「…ううん。なんでもない」
憧「…じゃあ、インカレに行くか、そのまま麻雀プロに行くかって事を悩んでるのね」
京太郎「あぁ。一応、スカウトは結構来てるんだけど…さ」
京太郎「インカレ行って色々勉強してからプロに行くか…」
京太郎「そのままプロに行って早い内から勝負の世界に揉まれるのが一番かってのが判断つかなくて」
あ、回復上限に達してから回してるだけだし大丈夫だよー
流石にイベントでしおいちゃんも手に入れてないのにガンガン大型回せない(震え声)
憧「…そうね。とりあえずあたしから言える事は先にプロに行った方が良いって事」
京太郎「一応聞くけど…理由は?」
憧「京太郎がプロの世界で通用しない理由がないからよ」
憧「今の京太郎が大学に行っても精々最終学歴が大学卒になる程度」
憧「プロの世界でそんなものあっても、活躍できなくて引退した時くらいしか役に立たないわよ」
京太郎「まぁ…そうだな」
憧「で、私は京太郎がそんな事にはならないって信じてるし…それに大学なんて別に引退した後でも入れるわよ」
憧「今すぐ急いで入らなくても良いってのが2つ目の理由」
京太郎「確かにそうかもな…でも、引退後にそんな余裕あるかどうかってのが…」
憧「ないならないであたしが援助してあげるわよ」
京太郎「えっ」
憧「何なら就職先も斡旋してあげる」
京太郎「…それってさ」
憧「勿論、うちの神主だけど」クスッ
穏乃「あー!憧ずっこい…」
憧「ふふ…こういうのは言ったもの勝ちなのよ」
穏乃「じゃ…じゃあじゃあ…!うちに就職するのも良いと思う…よ…?」
穏乃「朝は早いけどその分早く終る事が出来るし…経営の事は私もちょっとはお手伝いできるし…」
穏乃「それに…ほら、失敗したお菓子は食べ放題だから…!」
京太郎「流石にお菓子が食べ放題ってのはまずいだろ」
穏乃「う…そ、そうだけど…」
京太郎「…ま、ありがとうな」
京太郎「お陰で気持ちは大分、楽になったよ」
憧「そう。ま、焦らずにゆっくり決めても良いんじゃない」
京太郎「そうだな…どっちに進むにせよ…重要な決断になるだろうし」
京太郎「もうちょっと考えてみるよ…とそれポン」
穏乃「あぁっ…!」
京太郎「よし。俺の勝ちだな」
穏乃「うぅぅ…」
憧「しずはまだまだ防御が甘いわね」
穏乃「二人が強すぎるんだよぉ…」
京太郎「ま、これでも一応、インハイチャンプなんで」
憧「私も個人一桁だしねー」
穏乃「ぬぐぐ…じゃあもっかい!もっかいやろ!!」
憧「良いわよ。あたしもそろそろ京太郎を最下位にしたいしね」
穏乃「じゃあ、協力しよ協力!」グッ
京太郎「お前ら流石にそれズルくね?」
憧「ズルくなんかないわよ、ねー?」
穏乃「ねー?」
京太郎「くそ…この仲良しどもめ…」
京太郎「いいぜ…!お前らが二人掛かりでなら俺に勝てるって言うのなら…!」
京太郎「まずはそのふざけた幻想をぶち壊す!!」キリリッ
憧「はいはい。そういうの良いからとっとと山積んで」
穏乃「やまーやまー♪」
京太郎「…はい」シュン
あ、忘れてた
成否安価ー
>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
※雀力アダ名王子様で+21
【System】
須賀京太郎の雀力が2あがりました
高鴨穏乃の雀力が4あがりました
某ハンカチさんの事を悪くいうのはNG(震え声)
まぁ、身体使う訳じゃないし、やきうほど差はつかないんじゃないだろうか
プロでの経験ってのはそれだけ得難いものだと思うけど、同格との勝負ってのはインハイとかでもやってる訳だし
【高校3年生 ―― 9月第二週】
京太郎「(でも…憧の言うとおりだな)」
京太郎「(今すぐ大学に入らなくても…リカバリーする方法は幾らでもあるんだ)」
京太郎「(それなら一年でも早くプロに入っていたほうが活躍しやすいってのはあると思う)」
京太郎「(一応、インハイでは通用した訳だけど…プロでも俺の実力が通用するとは限らない訳だしな)」
京太郎「(明らかな格上との対局経験ってのは…俺の中には少ない)」
京太郎「(正直、のどっちみたいな相手が立ち塞がられると…どうにもならない感がある)」
京太郎「(それを補う為にも…出来るだけ早くプロ入りするって決断は決して間違ってないんだろう)」
京太郎「(まぁ…とは言え、まだそっちに決めた訳じゃないんだけどな)」
京太郎「(そっちに心が傾いたのは確かだけど…でも、それだけでどうにかなるもんじゃないし)」
京太郎「(今月一杯はまだ悩む時間はあるし…もうちょっと色んな人に話しを聞いてみようか)」
>>+2
末尾16 ネト麻
末尾27 玄とアルバイト
末尾38 灼と気晴らし
末尾49 やえさんとデート
末尾50 レジェンドと特訓
アラタソの時間だあああああああああ!!!!!
>>灼と気晴らし
京太郎「…と言うわけで進路に関して悩んでる訳なんだが…」
灼「…うーん…」
京太郎「ダメ…か?」
灼「ううん。ダメじゃないよ…」
灼「…ただ、寧ろ、京太郎の立場で悩んだりするものなのかと思って」
京太郎「そんなに変か?」
灼「変と言うか…真面目だと思って…」クスッ
灼「麻雀出来るようになって…インハイチャンプになった訳だから…」
灼「すぐさまプロ入りするものだとそう思い込んでた…」
京太郎「あー…まぁ、それを考えなかったと言えば嘘になるんだけどさ」
京太郎「でも、インカレに興味が無いわけじゃないんだよなぁ…」
京太郎「お世話になった人たちは殆どそっち行ってるし…インターミドルとインハイとじゃやっぱり色々違うのは肌で感じたし」
京太郎「インカレの方はどうなのかなって…やっぱりそう思って」
灼「…うん」
灼「…だけど、私も憧に同意…かな」
京太郎「プロ入りの方が良いかー…」
灼「うん…確かにインカレの経験は得難いものだろうけど…」
灼「でも、それはプロに入って得られる経験よりも京太郎の為にはならない」
京太郎「…きっぱり言うなぁ」
灼「…最終的にプロになりたいのは分かってるから」クスッ
灼「そっちで活躍できる実力があるなら…早く行った方が良い」
京太郎「うーん…やっぱりそうかぁ…」
灼「…それに」
京太郎「ん?」
灼「…現状、京太郎はインカレに行く理由を探しているように思える」
京太郎「…あー」
灼「…それが誰への義理かは何となく分かるけど…本人にとってもそれは屈辱だと思…」ズズ
京太郎「…別に義理だけじゃないんだぞ」
京太郎「本気で…インカレに行くだけの価値はあるって思ってる」
灼「…でも、インカレの事を考えたのは…その価値が元々の理由なの?」
京太郎「…いや…違う」
京太郎「そうだな…俺は…やえさんをまた泣かせたくなかっただけなのかもなぁ…」
灼「…ちょっと羨まし…」
京太郎「ん?」
灼「私は京太郎にそんな風に追いかけてもらえなかったから…」
京太郎「…意地の悪い事言うなよ。こうして会いに来てはいるだろ」
灼「でも…婿入りしたいって話はしてくれないし」
京太郎「誰がするかそんなもん」
灼「…家は何時でも歓迎するよ?おばあちゃんも京太郎の事は気に入ってるし…」
京太郎「まぁ、こうして男が家に入り浸ってお茶を飲んでも何も言われないしな」
京太郎「気に入ってもらっているのはしっかりと感じるけれど」
灼「うん。だから…婿入り…」ジリッ
京太郎「こらこら、にじり寄ってくるな」
京太郎「つか、お前は俺で良いのかよ」
灼「…そんなの愚問」クスッ
灼「京太郎は時々ヘタレだけど…男気もあるし、優しい」
京太郎「…え?」
灼「付き合いも長いからお互いの距離も分かってるし…お互いに頼りにしている」
京太郎「あ、あの…灼…?」カァ
灼「こうして一緒にいるのが心地良くって…話しているだけで胸がポカポカして…」
京太郎「いや…ちょ…ま、待て」
灼「…そんな私にとって唯一の男友達と…結婚したいって…思わないはずないでしょ?」ジリッ
京太郎「…待て。俺が悪かったから…!」マッカ
灼「…京太郎の顔真っ赤…興奮してくれてるの?」
京太郎「恥ずかしがってるんだよ!」
灼「ふふ…可愛い…♪」ナデナデ
京太郎「ぐ…く…くそぉ…」プルプル
灼「悔しがる京太郎も…良い…♪」ウットリ
京太郎「このドSめ…!」
灼「…そうだよ。私…悪い子だから」
灼「京太郎に…意地悪して喜んじゃう…ダメな子なの」ソッ
京太郎「…ん?」
灼「…だから、さっきのあんまり…気にしないでね」
灼「もしかしたら京太郎の実家のお金目当てかもしれないし…」
灼「ただの冗談かもしれないから…その…」モジ
京太郎「…今更、そんな事思うかよ」ギュッ
灼「あ…♥」
京太郎「何年の付き合いだと思ってるんだよ…お前がそういうタイプじゃない事くらい知ってるっての」
灼「…京太郎?」
京太郎「…そもそもそんな風に恥ずかしがるくらいなら言うなよ、バカ」ナデナデ
灼「…だって、たまにはアピールしとかないと…忘れられそうだし…」
京太郎「忘れる訳ないだろ、お前みたいな濃いキャラ」
京太郎「とりあえず…灼は寂しかったって事で良いのか?」
灼「…そう言う事聞いちゃう…?」カァ
京太郎「お前の口から聞きたいんだよ。…それじゃダメか?」
灼「…京太郎だって凄い意地悪…」
京太郎「お前のが移ったんだよ。…それで、どうなんだ?」
灼「………・…うん」
灼「…インターハイで出かけてる時…寂しかった」ギュッ
灼「テレビの向こうで活躍してる京太郎を見てるだけしか出来なくて…」
灼「…置いて行かれた気がした…から」
京太郎「…うん。ごめんな…」
京太郎「でも…別に灼の事おいて行ったりしねぇよ」
京太郎「例えプロになって世界中を飛び回る事になっても…」
京太郎「俺の帰ってくる場所はこの阿知賀で…お前の側でもあるんだからさ」
灼「…また都合の良い事言って」
灼「そういうの…憧や穏乃にも言っているんでしょ…」
京太郎「…そう言いながら顔はにやけてるぞ」
灼「~~っ!」バッ
京太郎「はは。今更顔を隠しても遅いっての」
灼「…ぅう」カァ
京太郎「…でもな、まぁ…俺は約束…したからな」
灼「え?」
京太郎「お前を置いて行ったりしない…側にいるって…さ」
京太郎「その約束を違えるつもりはねぇよ」
灼「…京太郎」
京太郎「少しは安心したか?」
灼「…うん。少しだけ」
京太郎「少しかよ、いや…まぁ、当然かもな」
灼「そもそも私の事を不安にさせる京太郎が悪い…」
京太郎「まさしくその通りすぎて反論も出来ねぇよ…」
灼「…だから、もうちょっとこのままでいさせて」ギュッ
灼「京太郎がプロになちゃったら…こうして一緒にいられる時間も減るから…」
灼「こうして…相談するのに…会いに来てくれる事も減っちゃう…から」
京太郎「…灼」
灼「…ごめん。我儘言って…」
灼「でも…ほんのすこし…少しだけで…良いから」
京太郎「…遠慮するなって。もっと甘えても良いんだぞ」
京太郎「それに…灼のお陰で俺の腹は決まったから…な」
京太郎「…俺はプロに行くよ」
灼「…京太郎」
京太郎「あぁ…憧や灼の言う通りだ」
京太郎「俺が目指すもののためには…やっぱり最短ルートで突っ切ったほうが早い」
京太郎「インカレも良いけど…でも、それは所詮、寄り道なんだ」
京太郎「だから…俺はこのままプロに行く」
京太郎「どうなるかは分からないけど…でも、自分の実力を試す為にも…さ」
灼「…うん」
京太郎「…それで…その…お願いがあるんだけど…」
灼「…お願い?」
>>+2
00~50 応援しててくれないか?
51~99 落ち着いたら…俺のところに来てくれないか?
※男気10ペアルック3で+13
>>落ち着いたら…俺のところに来てくれないか?
京太郎「落ち着いたら…俺のところに来てくれないか?」
灼「ふぇ?」キョトン
京太郎「その…最初は色々と無理だと思うんだ」
京太郎「俺も新人だし…給料も低いから」
灼「え…え…あの…え…?」
京太郎「仕事も少ないし…面倒も一杯掛けるだろう」
灼「あ、あの…そ、そんなの気にしな…」カァァ
京太郎「でも…もし、俺がプロとして成功して…仕事が増えてきたら…」
灼「は…はい…」ドキドキ
京太郎「頼む。俺の…俺の秘書として一緒に居てくれないか…?」
灼「ふちゅつかものですがよろしくお願いしま………え?」
京太郎「えっ」
灼「…秘書?」
京太郎「あぁ、秘書っていうか…付き人?」
京太郎「一部のトッププロはスケジュール管理が大変だからその辺フォローする人もいるらしいし」
京太郎「灼さえ良ければ俺のその辺の雑事を任せたいなって」
灼「…へぇ」
京太郎「…あ、アレ…?なんで怒ってらっしゃるんでしょう…」フルフル
京太郎「ひ、秘書が気に入らなかったのか?そ、それなら相談役とか…その…色々名前を変えたり」
灼「…名前が原因だと思うんだ。へー…へー…」ゴゴ
京太郎「あ、あの…灼?」
灼「京太郎…私ね、今、凄いドキドキしたの」ニコッ
灼「心臓が壊れそうなくらいドキドキして…でも、期待に胸が一杯で…」
灼「…夢見てた瞬間が来たんだってそう思ってた」
京太郎「あ、えっと…その…ご、ごめんな」
灼「ううん。良いよ。まったく気にしないで」ニコッ
灼「悪いのは…勝手に期待した私だから」
灼「…だからお詫びに今日はご馳走を作ってあげるね」ゴゴゴ
京太郎「あ、あの…ご馳走って…」
灼「勿論、食べていってくれるよね?」ニコッ
京太郎「は、はい…」フルフル
【System】
大天使アラタソの特性手料理により次週の判定が自動的に大成功になります
【高校三年 ―― 9月第三週】
京太郎「(灼の料理は本当にご馳走だった)」
京太郎「(正直、何かのパーティか何かじゃないかって思うくらいだったからな)」
京太郎「(だけど、その殆どが俺の舌にとってはあつすぎるものだった)」
京太郎「(ってか石焼ビビンバとかさ…どうやって作ったんだよマジで)」
京太郎「(しかも、それをニッコリ笑った灼がどんどん口に運んできて…)」
京太郎「(あついので口の中かき回されて…うっ…)
京太郎「(…今も正直、口の中がヒリヒリする…)」
京太郎「(まぁ…出来るだけ食べたお陰であいつの機嫌も治ったし…)」
京太郎「卒業までに秘書の資格とっておくって言ってくれてたけど…」
京太郎「(…どうしてあんな風に怒ったんだろうか…うーん…)」
京太郎「(俺も一緒に居たかったから秘書で…ってそう言ったんだけど…)」
京太郎「(やっぱお祖母さんから離す事になるのが気に入らなかったのかなぁ…)」ウーン
>>+2
末尾16 ネト麻
末尾27 玄とアルバイト
末尾38 宥さんとお散歩
末尾49 やえさんとデート
末尾50 レジェンドと特訓
>>やえさんとデート
京太郎「あ、やえさん。こっちですこっち」
やえ「おっと…遅れてすまなかった」
京太郎「いや、問題無いですよ。俺も今来たところですし」
やえ「ふふ…そうか。そう言いながら結構汗をかいてるみたいだが」
京太郎「俺、汗っかきな方なんで」
やえ「そうか。それじゃすまなかったな…」
やえ「まぁ、待たせたお詫びに…とりあえず近くの喫茶店にでも入ろうか」
京太郎「あー…確かに喉が乾きましたし…遠慮無く頂きます」
やえ「うむ。そうしてくれ」クスッ
やえ「それで…電話でも言ったが、まずはインターハイ優勝おめでとう」
京太郎「えぇ。やえさんのお陰ですよ」
やえ「まぁ、私の力など微々たるものだよ」
やえ「大半が京太郎の実力だ。胸を張り給え」
京太郎「うっす。ありがとうござます」
やえ「後、ついでに敬語も止めるように」
京太郎「あ、ごめん。やえさんがいきなり先輩モードで来るからつい…」
やえ「…ぅ…そ、それはだな…今日は気合を入れなきゃいけないと思って…」
京太郎「気合?」
やえ「う…む。その…まぁ、なんだ。色々と…聞きたい事があって…な」
京太郎「ん…俺で答えられる事なら良いんだけど…」
やえ「うん…まぁ…難しい事じゃない」
やえ「その…なんて言うか……まぁ…」
やえ「……た、大会の事はどうするんだ?」
京太郎「まぁ、全国放送でシード権渡されてしまった訳ですし…」
京太郎「とりあえず出るつもりですよ」
やえ「そ、そうか…。やっぱり出るんだな…」
アラタソ → 第一秘書
憧 → 第二秘書
玄 → サポーター
宥姉 → あったかぁい係
やえさん → パートナー
レジェンド → コーチ
穏乃 → ペット
い、いけるやん(震え声)
京太郎「やえさんは?」
やえ「私も出るつもりだ。…もっとも招待状は届いていないけどな」
京太郎「えっ…やえさんにですか?」
やえ「あぁ、どうやら招待状とやらはかなりの上位陣でなければ送って来られないらしい」
やえ「私では力不足という事だろうな」
京太郎「そんな…数年前の奈良個人一位でインカレでも大活躍じゃないですか」
やえ「とは言っても…所詮、宮永照たちがいない大会での話だ」
やえ「あまり評価には値しないという事なんだろう。…悔しい事にな」
京太郎「…やえさん」
やえ「まぁ、招待状がなくっても予選から勝ち上がれば良いだけの話だ」フンス
京太郎「…やえさんならきっとやれますよ」
やえ「…うん。ありがとう」
やえ「そう言って貰えると…少し気も楽になる」フッ
やえ「まぁ、こんな風に思っている私が君と戦う資格はないのかもしれないが」
京太郎「えっ」
やえ「何を驚いてる?私が出場するという事は京太郎とも当たるって事なんだぞ」
京太郎「いや…それはそうなんですけど…でも、今のは…まるで最初からそのつもりだったような…」
やえ「当然だ。私が出場するのは京太郎の今の実力を見ておきたいからだしな」
京太郎「一応、特訓はしてるじゃないですか」
やえ「それはあくまで調整用のギアだろう?」
やえ「本気の…相手を倒す為の須賀京太郎と私は久しく打っていない」
京太郎「そう言われたら…まぁ、そうかもしれませんけど…」
やえ「だから…私はまた京太郎と打ってみたい。最初の頃のように」
やえ「…でなければ、私は京太郎の側にいる資格がない」
京太郎「資格って…」
やえ「インターハイ決勝…見させてもらった」
やえ「個人戦団体戦…どちらも私にとっては格上同士のぶつかり合いにしか見えなかったよ」
やえ「…私も強くなっていたはずなのに…多少、自信を無くしそうになったくらいだ」
京太郎「やえさん…その、俺は…」
やえ「すまない…別に京太郎を責めている訳じゃないんだ」
やえ「…だが、仮にも京太郎をプロに誘った人間が…この数年の間に引き離されているとなれば笑い話にもならない」
やえ「だから…私はまず自分の実力を試してみたいんだ」
やえ「今の私で…京太郎に並び立てる資格があるのかどうか…」
やえ「それを確かめなければ…私はプロにすらなれないと…そう思って」
京太郎「…そんなに自分を追い詰めなくても」
やえ「…すまない。だけど、私にとっては重要な話なんだ」
やえ「私がプロになって叶えたい夢は…やはり京太郎と一緒に世界で活躍する事なんだから」
やえ「それが果たせない状態でプロに入っても…私は醜態を全世界に晒すだけだろう」
やえ「それならばいっそ…プロではなく別の道を模索した方が良いのではないかと思って…な」
京太郎「…困りますよ。俺もやえさんと一緒にやりたくてプロになろうとしているのに」
やえ「…え」
京太郎「何を驚いてるんですか…」
やえ「だ、だって…え?本当…?」
京太郎「当然です。俺もそうしたいって何度も言ったでしょうに」
やえ「…そんなのお世辞か何かだって思ってた…」
京太郎「お世辞で進路決めるほど酔狂じゃねぇよ」
京太郎「って言うか…俺が悩んでた理由だってやえさんだし」
やえ「…悩んでた?」
京太郎「そう。やえさん追いかけてインカレ行くかどうするかって…さ」
京太郎「結局は先にプロに行く事にしたんだけど…」
やえ「…プロに…って事は…」
京太郎「そうだな。やえさんが無事卒業しても俺の方が数年プロの先輩になる」
京太郎「これからはやえさんじゃなくってやえって呼んだ方が良いかもな」クスッ
やえ「…や…やえ…」ドキドキ
京太郎「ま、それくらい俺にとってやえさんは重要な人なんだよ」
京太郎「…だからそう簡単にプロの道を諦めるなんて言わないでくれ」
やえ「でも…このままじゃ私…京太郎君の足を引っ張るばっかりで…」
京太郎「…だったら俺がやえさんの事を強くしてやる」
やえ「…え?」
京太郎「実力が離れてるんだったら埋めれば良い」
京太郎「俺の足を引っ張るんだったら…そうならないようにすれば良い」
京太郎「それだけの話だろ?」
やえ「そんな事簡単に出来るなら…」
京太郎「苦労はしない。…いや、やえさんだってこれまで努力はしてきたんだろ」
京太郎「…でも、それは一人だけだった。俺が側にはいなかった。…違うか?」
やえ「…うん」
京太郎「でも、俺達ならきっと出来るよ」
京太郎「俺達は…二人であの小鍛治プロから和了ったんだから」
京太郎「二人でがんばっていけば…きっとなんとかなるって…そう信じてる」
やえ「…京太郎」
京太郎「…それに俺が道を迷った時に引っ張ってくれるのはやえさんなんだろ?」
京太郎「俺が麻雀に詰まった時に…俺を倒して面白さを思い出させてやるって言ってくれたのも…やえさんなんだ」
京太郎「…それなのに今更見捨てるなんて…そんなのひでぇよ」
京太郎「ちゃんと最後まで責任とってくれなきゃ困る」
やえ「…ふふっ」
やえ「…もうホント…最低の口説き文句…」クスッ
京太郎「…言うなよ。俺も自覚してるんだからさ…」
やえ「…でも、ありがとうね」
京太郎「…やえさん。その…」
やえ「ごめん…私、ちょっと答えを焦ってたみたい」
やえ「今すぐ上手くなるなんて…そんなの出来っこないのにね」
やえ「京太郎君の言葉で…それも目が覚めたから」
京太郎「…うん」
やえ「…だから…さ。申し訳ないけれど…多分…色々と迷惑掛けるだろうけど…」
やえ「私が強くなるまで…付き合ってもらって良いかな?」
やえ「…もしかしたら…ううん、間違いなく…凄い時間がかかると思う」
やえ「数年…いや十数年以上…掛かっちゃうかも知れない」
やえ「…けど、何時か絶対に…京太郎君の足を引っ張らないようになってみせるから」
やえ「私の夢を叶えられるような…立派なプロになれるようにするから」
京太郎「…違うよ」
やえ「え?」
京太郎「やえさんの夢じゃない。…俺達の夢だ」
やえ「……あ」
やえ「…うん。そうだね…私達の…夢…だね…」グスッ
京太郎「まったく…なんで泣くんだよ…」スッ
やえ「だって…私…ずっと独り善がりで…夢とか色々…押し付けてばっかりで…」
京太郎「気にしてねぇよ。ってか…お陰で…俺はそれを目標に頑張ってきた訳だし」フキフキ
やえ「…ん」
京太郎「…だから、そんな風に不安に思わないでくれよ」
京太郎「俺にとってやえさんはそれくらいに重要な人なんだから」
京太郎「やえさんから渡されたものなら…俺はどんなものだって喜んで背負うよ」
やえ「…うん」
京太郎「だから、もうちょっと俺に色んな物を手渡してくれよ」
京太郎「俺はもっともっとやえさんと色んなものを共有したいんだ」
京太郎「目標とか夢とか…色んなものを」
京太郎「これからプロになって…ペアとしてやっていくんだから…」
京太郎「そういうのも…必要…だろ?」カァ
やえ「ふふ…顔赤くなってる」
京太郎「…仕方ないだろ。流石に自分でもきざな事言いすぎたって思ってるんだよ…」
やえ「…じゃあ、まずは…さ」スクッ
京太郎「ん?」
やえ「思い出の共有…増やそうか?」スッ
京太郎「…そうだな。これからのためにはそれも必要だし」クスッ
やえ「そうそう。一杯思い出作らなきゃ」
京太郎「…でも、次からは特訓がメインだからな」
やえ「分かってる。私も大会で情けない結果残したくはないし」
やえ「京太郎くんの時間を無駄にしたくはないから…さ」
やえ「…でも、たまには普通のデートもしても良いよね?」ギュッ
京太郎「…ま、俺は全部、普通のデートでも良いくらいなんだけど」
やえ「…そんな風になったら絶対、大会で悲惨な事になっちゃう」
京太郎「いや、やえさんの素の実力なら予選突破は余裕だろ」
やえ「ううん。頭の中絶対色呆けしちゃうから…ダメになりそうなの」
京太郎「…え?」
やえ「だから…デートはほどほどに抑えて…半年間頑張っていこうね」クスッ
京太郎「お、おう…。よろしく頼むな」
やえ「こちらこそ…よろしくね、京太郎君♪」
【System】
次から小走やえとの特訓が出来るようになりました
ダメだ…残り一周終わらせたかったですけど、ちょっと眠くて文章出てこないし、誤字脱字も酷いんで一回寝ます…
今日は休みですが起きたら掃除とかレジェンドの小ネタを進めたいので昼投下は出来ないと思います
夜はちゃんと投下する予定です…ではおやすみなさい
本当は俺も大晦日前には正月には行っておきたかったんだけどね…
なんもかんもイベント混じりのスケジュール安価と緊急案件起こしてくれた奴が悪い(暴論)
後、今日の投下どうしようねー
何時も通り本編でも良いんだけど大晦日だしおそらく年もまたぐ事になるだろうから何か特別な事もやりたい気がしなくもない
何かリクエストとかあれば書いてってくだしあー
乙
和服しずの青○が見たいです(切実)
EX京太郎の初夢(えっちぃの)
ひ め は じ め
ビデオ鑑賞会
何のビデオか?
ご想像通りですよ
笑ってはいけないで、お尻をいじめたり
>>1が借りたという変態仮面のビデオでも一緒に見てその格好をするとか シモ方面はやめておこう
姫子と姫はじめ
>>527>>529>>531>>532>>533>>536
お前らなんでエロネタばっかりなんだよ…!
お前らの所為でここが他スレでエロ扱いされるんだろ
何時も見てくれてありがとう、これからも頑張ります
ただ、青○は以前小ネタで書いてるし、姫始めはまた憧しずになりそう(全員分書けってのはちょっときつい)
ビデオはちょっとネタがねー殆どAV見ない所為かどういうのが良いのか分かんない
ただ、>>533の所為で和了られる度にアナル調教される絶対に振り込んではいけない麻雀24時とか
色々とアレしちゃうとお仕置き部屋に送られて、そこで顔にパンツ被って待機してる京太郎に延々と犯され続けるお仕置き調教されちゃうリンシャンロンパとか
そんなバカみたいなネタが思い浮かんだんですが
とりあえず和が幼なじみだったIF書いてくねー
次はそれが終わったら考えよう
【もしも和が幼馴染だったら】
和「」テクテク
京太郎「(買い物中か…なんか大きいな袋持ってるし…)」
京太郎「(…しかし、なんだあの服…凄いフリフリしてるんだけど)」
京太郎「(普通ああいうのってよそ行き用なんじゃないのか…?)」
京太郎「(そんなので普通に歩いてて大丈夫なのかな…)」
和「……」ピタッ
京太郎「(ん…あれ?)」
和「…」テクテク
和「…何か用ですか?」
京太郎「あ、いや…その…」
和「…」
京太郎「ごめん、別に用って訳じゃないんだ。その…珍しい格好で気になって」
和「そうですか…」
和「確かに物珍しいのは分かりますが」
和「とは言え…そんな風にジロジロ見られるのは不愉快です」
京太郎「…あ、うん…ごめんな」
和「…次からは気をつけてくださいね」フイッ
京太郎「あっ…」
父「ひゅー…なんか気の強い子だったなぁ…」
京太郎「…だなぁ。まさか見てただけで不愉快って言われるなんて…」
父「ま、あの胸だしな」
母「…お父さん?」ニコッ
父「い、いや…お、俺は母さんみたいなサイズも良いと思ううん!!」
母「ちょっとこっちでお話し合いしましょうね…」
父「…息子よ、時に女性とはかくも理不尽なものだ」
父「だが、男は耐えねばならぬ…耐えねばならんのだ」
京太郎「…良いからとっとと話し合いとやらをしてこいよ」
父「うぅ…息子が冷たい…」
【すがけっ】
京太郎「ふぅ…」
京太郎「(とりあえず荷物の解体始めたけど…)」
京太郎「(やっぱ中々終わらないなぁ…)」
京太郎「(まぁ、一日二日でどうにかするようなものじゃないってのは分かってるんだけど…)」
京太郎「(正直まったく作業が終わる気配がなくって…つまらない)」ハァ
父「どうした、京太郎」
父「まるで荷解きが面倒でしかたがないような顔じゃないか」
京太郎「そこまで分かってるならそろそろ休憩しようぜ」
父「とは言ってもまだ二時間もやっていないからな」
父「今日をこの家で過ごす為にももう少し我慢しておけ」
京太郎「…はぁ、分かったよ…」
父「まぁ、だが、幼いお前をこの終わりの見えぬ作業に付き合わせるのも酷な話だ」
父「というわけで…母さん」
母「はいはい。じゃ…とりあえず京太郎は私と一緒に引っ越しのご挨拶にいきましょうか」
京太郎「引越しの挨拶?」
母「えぇ。近所の人への顔合わせって事ね」
母「周りの人の事を知るのも知られるのもまずは挨拶よ」
母「さっき京太郎があの子に叱られたのもそういうのもなしに不躾だったからでしょうね」
京太郎「…むぅ」
母「だから、二度とそういうふうに誤解されない為にも挨拶に行きましょ」
京太郎「…分かったよ。でも、オヤジは?」
父「俺はお前らに見つかったらいけないお宝を隠すのに忙しいからな」キッパリ
母「あぁ、アレは出発前に全部処分しましたよ」ニコッ
父「なん…だと…」
母「私がいるんだからああいう不潔なのはいりません」プイッ
京太郎「…不潔?」
父「そんな…これを期に京太郎にもお宝を一つ分けてやろうと思ったのに…」ワナワナ
母「あーなーたー…!」
父「ひぃ」
京太郎「…で、オヤジはほっといてよかったのか?」
母「良いのよ。あの人はああいうのが好きってだけなんだから」
京太郎「ああいうのが?」
母「ああやって私に叱られるのがって事」
京太郎「俺は叱られたくないんだけどなぁ…」
母「そういうコミュニケーションの取り方もあるって事」
母「まったく…中学時代からまったく変わってないんだから」クスッ
京太郎「…でも、なんだかオフクロも楽しそうだな」
母「そう?…まぁ、そうなのかもね」
母「…なんだかんだ言って私の方がお父さんにゾッコンなのよ」
京太郎「…ゾッコン?」
母「お父さんの事大好きって事。…ほら、それより、インターフォン押して」
京太郎「あいよ」ピンポーン
「はい」
母「突然すみません。私、隣に引っ越してきた須賀でございます」
母「引っ越しのご挨拶に参りました」
「まぁ、それはご丁寧に。今、開けますね」ガチャン
トテトテトテトテ
和母「はい。お待たせしました」
母「いえいえ、とんでもございません」
母「改めまして、隣に引っ越してきた須賀でございます」
母「こちらが息子の須賀京太郎」
京太郎「は、はじめまして。須賀京太郎です」カチカチ
和母「あらあら…ご丁寧にどうもありがとう」クスッ
和母「私が原村母です。こちらこそよろしくお願いします」
母「ありがとうございます。あ、こちらお近づきの一品です」
和母「ありがとうございます。いただきますね」スッ
和母「ところで君…何年生?」
京太郎「ら、来年四年生だ…あ、いや、です…」
和母「ふふ、いいのよ、敬語とか気にしなくて」
和母「じゃあ、うちの娘と同い年なのね」
和母「ちょっとまってね、今挨拶に来させるから…」
和母「のどかー。ちょっとこっちいらっしゃい」
和「…はい」
京太郎「…え?」
和「あっ」
母「あっ…」
和母「…アレ?どうかしたの…?」
和「…さっきの」ジトー
京太郎「あ…その…」
和母「…知り合い?」
和「…さっきの買い物中にちょっと会って…」
和母「そうなの。じゃあ、話は早いわよね」
和母「こちらお隣に越してこられた須賀さんよ」
和「…隣に?」
母「えぇ…まぁ…」
和「…そうですか。私が原村和です。よろしくお願いします」ペコッ
京太郎「…あ、俺は…」
和「…もう下がって良いですか?」
京太郎「…っ!」
和「…またジロジロ見られるのは嫌なので」
和母「…ジロジロ?見られる?」
京太郎「まてよ。せめて挨拶くらい…」
和「…必要ありません。興味ないですから」
和母「…和?」
和「…下がります。では」トテトテ
和母「…ごめんなさいね。ちょっと気難しい子で…」
母「いえいえ…不躾だったのはこちらの方ですから…」
和母「…何かあったんですか?」
母「はい。実は…」
カクカクシカジカマルマルウマウマ
和母「…なるほど。それで…」
和母「ごめんなさいね、普段はあの子もあんな風に反応する子じゃないの」
和母「ただ…あの子はあの格好で色々と言われるみたいで…」
京太郎「…なんでだよ。可愛いじゃん。…あ、ごめんなさい」
和母「ふふ…良いのよ。でも、普通の子のセンスと少し違うから…」
和母「いじめられたりはしていないみたいだけど…色々とやっかみも受けているみたいで」
和母「出来れば…仲良くしてあげてね」
京太郎「…うん」
【一週間後】
京太郎「あー…くそぉ…」
京太郎「(…ようやく引っ越しが終わるかと思ったら買い物かよ…)」
京太郎「(まぁ、もう商店街の位置とかは覚えてるけどさ)」
京太郎「(でも、最近、ちょっとこき使いすぎじゃねぇの?)」
京太郎「(アレやれコレやれって…まったく…)」
京太郎「(殆ど遊ぶ暇さえないし…まぁ、遊ぶ友達さえもいないんだけどさ…)」
京太郎「(…もう少しで学校かぁ…どんな顔して登校すりゃ良いんだろうな…って)」
和「…」
京太郎「(…なんだ、あのフリフリ女じゃん)」
京太郎「(あいつも買い物帰りか、また手に荷物持ってるし…)」
京太郎「(…はぁ、なんかイヤなものも見ちまったな…)」
京太郎「(あの時は頷いたけど…正直、俺嫌われまくってるし)」
京太郎「(仲良くするにしても原村の方が拒否するだろうしなぁ…)」
京太郎「(…ま、あっちは俺に気づいていないみたいだし)」
京太郎「(この位置なら後ろに着く事も出来るだろうし…)」
京太郎「(このまま適当に後つけて…って…!)」
大型犬「ばうばうっ!!」
和「きゃあ!?」
京太郎「ちょ…!」
京太郎「(なんかでっかい犬が原村の方に…!)」
京太郎「(なんでリードとかつけてないんだよ…クソ…!)」
京太郎「(どうする…いや…迷ってる暇なんてない…!)」ダッ
京太郎「…原村…!」
和「…え?きゃあ…!」ドサ
大型犬「ばうわう!(遊んで遊んでー!)」
京太郎「バカ!離れろよ…!この馬鹿犬…!」ペシペシ
大型犬「ぅ?(なになに?そっちが遊んでくれるの?)」
大型犬「(じゃあ、遊ぶー♪)」
京太郎「うぉあ…!?」
大型犬「ベロベロ」
京太郎「うへぇあ…!ちょ…止め…!」
大型犬「わんわん」prpr
京太郎「はは…!ちょ…くすぐったいっての…ははっ!」
大型犬「わんわんわんわん」フリフリ
京太郎「(あー…なるほど。こいつ遊びたかったんだな…)」
京太郎「分かった分かった…遊んでやるからちょっと待ってろ」ナデナデ
大型犬「わう?わうん…」フリフリ
京太郎「落ち着けって…!あぁクソ…そっちがその気ならこっちだってやってやるよ…!」ナデナデナデナデナデ
大型犬「わふわふー♪」
京太郎「ほーらここが良いんだろ?」
大型犬「わんわん!!(嬉しいー♪)」prpr
京太郎「うわ…余計激しくなりやがった…!!」
京太郎「あー…」
飼い主「すみませんすみません…急にこの子走りだしちゃって…」
京太郎「いや、良い…ですよ。こっちも怪我はなかったし…いや、ですし…」
飼い主「そちらの女の子は…?」
和「わ、私も特に…そういう怪我とかは…」
飼い主「そうですか。良かったです…」
飼い主「あの…これ、家の住所です」
飼い主「迷惑をお掛けしてしまったので…何かあれば言って下さい」
京太郎「あ、はい」
飼い主「では…」ソソクサ
大型犬「わんわん(バイバーイ)」
京太郎「…はぁ…ようやく帰ったか…」
和「…あの」
京太郎「…ん?」
和「…どうして助けてくれたんですか?」
京太郎「そりゃ目の前で犬に襲われそうな人がいたら普通助けるだろ」
和「…でも、私は…」
京太郎「あー…まぁ、なんだ」
京太郎「…そっちにも怒るだけの理由があったんだろ?」
京太郎「なら、俺は気にしてねぇよ」
京太郎「そもそも…怒られるような事やったのは俺の方だしな」
和「…須賀…君」
京太郎「…まぁ、今回のことで帳消しにしてくれ…なんて言わないけどさ」
京太郎「でも、もし助けられたとか思ってるんなら…この前のこと許してくれると嬉しい」
和「…許す許さないもないですよ」
和「…あの後、お母さんにも怒られました…過剰反応し過ぎだって」
和「…私も今はそう思ってます。だから…」
和「…本当はずっと謝りたくって…」
京太郎「…原村?」
和「ごめんなさい…私、酷い態度ばかりとって…」シュン
京太郎「…良いんだよ。気にするな」
和「でも…」
京太郎「良いって。それだけ怒る理由が原村にはあったんだろ?」
京太郎「俺も原村に対して悪いと思ってる、原村も俺に対して悪いと思ってる」
京太郎「それで良いだろ」
和「…許してくれるんですか?」
京太郎「許す許さないもないっての。最初から怒ってる訳じゃないんだし」
和「…ありがとうございます」
京太郎「良いよ。ただ…その…さ」
和「…はい?」
京太郎「なんていうか…そのままの格好だとさ、色々とこう…アレというか」
和「…アレ?」
京太郎「あー…こう…なんだろうな。とにかく…アレだよアレ」
和「…だから、何なんですか?」
京太郎「…怒らないか?」
和「怒りませんよ」
京太郎「じゃあ…落ち着いて聞いて欲しいんだが…」
和「はい」
京太郎「…その格好だとさ、パンツ見えてる」
和「…え?」
京太郎「だ、だから…転んだ状態のままだし…パンツが…」
和「~~~っ!」バッ…カァァ
京太郎「い、いや…その悪いと俺は思ったんだぞ。一応、何度も先にそれを言おうと思ったんだけど…」
和「…腰が抜けたんです。起こしてくれませんか?」
京太郎「お、おう…それくらいなら…」スッ
和「…ありがとうございます。後…それと…」スゥッ
京太郎「…え?」スパーン
和「…さいってーです…!!」カァァァ
京太郎「あ…ぅ…いや、その…」
和「……っ!」バッ
京太郎「ちょ…ま、待ってくれよ原村…!」
和「知りません!」
京太郎「荷物…!買い物袋も忘れてるって!」
和「知りませんったら!ついてこないでください…!」マッカ
京太郎「いや、でも…帰り道一緒だし…」
和「知ってます…!知ってますけどついてこないでください…!」
京太郎「無茶苦茶過ぎるだろ」
和「そんなの私も知ってますよ!でも、仕方ないじゃないですか…!!」
【しんきゅぅ】
京太郎「あー…」
穏乃「どうしたの?須賀君」
京太郎「あー…高鴨か。いやなぁ…なんつーか」
憧「どうせまた和に叱られたんでしょ」
京太郎「…なんで分かった?」
憧「そりゃ何時もの事だしね」
京太郎「ぬぐぐ…反論したいが反論出来ない…」
穏乃「なんていうか…須賀君って凄い間が悪いんだよねー…」
憧「本人に悪気はないってのが余計に悪いんだと思うけれど」
京太郎「なんでだよ…」
憧「悪気があるならアンタを嫌えば済む話でしょ」
憧「でも、悪気があるから本心から嫌う事が出来ないし…そうやって近づいた時に何かトラブル起こして怒ってしまう」
憧「その繰り返しに嫌気が指してるのはアンタだけじゃないって事」
京太郎「…むぅ」
和「あ、ふたりとも…って須賀君…」サッ
京太郎「…あのさ、俺を見る度にスカートと胸押さえるのやめてくれるか?」
和「だ、だって…また見るじゃないですか…!」
京太郎「こっちだって好きで見てるんじゃねぇっての!」
京太郎「そんな変態じゃあるまいし…お前なんて頼まれても見るかよ」
和「な…なんですかそれ…!」ワナワナ
和「最初はあんなにジロジロ見てた癖に…!」キッ
京太郎「そりゃお前の服が可愛かったからだよ!」
和「ありがとうございます!でも、結局見るんじゃないですか!」
京太郎「うっせぇ!何時もフリフリした服着てるからもう慣れたんだよ!」
和「なんですか…慣れって…そんなのおかしいじゃないですか…!」
京太郎「何時も似合ってるんだよばーかーばーか!」
和「ば、バカって…!バカって言ったほうがバカなんですよ…!」
京太郎「三回言った!三回言ったぞ原村!!」
和「こ、言葉の綾です!一々揚げ足撮らないでください…!須賀君がそんなんだから私は…!」
穏乃「あ、そろそろバス来るよー」
憧「イチャイチャはそこまでにしときなさいよ」
和・京太郎「「イチャイチャじゃない!!(です!!)」」
【クラスメイト】
京太郎「…あー…くそ」
和「…なんですか、いきなり」
京太郎「…今日も原村と一緒に下校かよ…」
和「それはこっちのセリフです…まったく…なんでついてくるんですか」
京太郎「帰り道が一緒だからな」
和「…はぁ」
京太郎「…なんでため息吐くんだよ」
和「…そっちが先に独り言言い出したんじゃないですか」
京太郎「その独り言に突っ込んだのは誰なんだよ」
和「…いきなりとなりでクソとか言われたら誰だって気になります」
京太郎「あぁ…そうかよ」
和「…えぇ。そうです」
イチャイチャしすい?
あ、それと安価ってとった方がいい?
京太郎「…なんで俺たち一緒に帰ってるんだろうな」
和「そんなのクラスもバスも何もかも一緒だからに決まってるじゃないですか」
京太郎「いや…分かってるんだけどさ…分かってるんだけど…」
和「…そんなに嫌ですか?」
京太郎「え?」
和「…そんなに私と一緒に帰るの…嫌ですか?」シュン
京太郎「……」
和「…確かに私…口うるさいですけど…その…」
京太郎「嫌じゃねぇよ」
和「…え?」
京太郎「…なんか誤解されてるけど…俺は別に原村の事嫌いじゃねぇし」
和「…でも…」
京太郎「…つか、本気で嫌なら別に一緒に帰ったりしねぇっての」
和「…じゃあ、どうしてクソとか言うんですか」
京太郎「それは…だってさ…」
和「…だって?」
京太郎「…何か話してないとその…」
「あ、また須賀が原村と一緒に帰ってるー!?」
和「…っ!」
あ、ごめん。モモのはちみつ漬けとか続いたからそういうネタがあるのかと思ったんじゃよ…
後、挿入れたいって人もいるのでちょくちょく安価とってくかー
「なんだよ。お前ら付き合ってるのかよ」
「ラブラブって奴?うわーキモい!」
「リア充爆発しろ!!」
和「…」
京太郎「…ほっとけ。何時かなくなるよ」
和「でも…」
京太郎「良いから」
「二人っきりの世界って奴かよ…はっず」
「よく道端でそういう事出来るよなー」
「やっぱフリフリ着てる奴は違うな」
和「…っ」
京太郎「…我慢しろ」
「え?お前ああいうのが好きなの?」
「え?ば、ばっか!好きじゃねーし!フリフリ着てる原村なんて全然好きじゃねぇし!!」
「そ、そうだよな。あのフリフリが可愛いだけで原村なんて全然だよな!!」
「当たり前だっての!別に須賀の奴に嫉妬なんかしてねぇし!まったくしてねぇし!!」
「そもそもあんなフリフリした服いっつも着てる女とか気持ち悪いだけだろ!」
京太郎「…」
>>+2
末尾偶数:無視する
末尾奇数:反論する
>>反論する
京太郎「おい」
「ん?なんだよ、須賀」
「女とばっか遊んでる奴が何の用だよ」
「オカマ野郎に何が言えるんだよ、なぁ」
京太郎「とりあえず色々言いたい事あるけどさ」
京太郎「そんなお前らに一つ言うんだとしたら…だ」
和「…須賀君、私は良いですから…」
京太郎「いーや…我慢出来ない…!俺はもう…こいつらに一言言ってやらなきゃ気がすまないんだ…!」
和「いいか…お前らは一つでかい思い違いをしてる…!」
京太郎「原村のフリフリ可愛いだろ!!!いい加減にしろ!!!!」
和「え…えぇっ!?
京太郎「こいつ以外にふりふり似合うやつを俺は知らねぇよ!!」
「な、なに言ってるんだコイツ…」
「ば、ばっかじゃねぇの須賀」
「頭おかしくなったじゃね?」
京太郎「じゃあお前ら一つ聞くけどさ…!」
京太郎「新子や高鴨がこれ着てるのを想像してみろよ!!!」
「「「……」」」
「…ねぇわ」
「いや、これはちょっと可哀想だな」
「高鴨も新子も悪くないんだけど…だからこそダメさが引き立つって言うか…」
「つーか、胸がなー…」
「絶対すかすかだなー」
京太郎「だろ?わかったか…!」
和「いや…あの…何がですか?」
「…あぁ、悪かったよ。俺が間違ってた…」
「原村のあの格好は…所謂一つの才能だったんだな…」
「似合ってないなんて言って…消していい灯火じゃなかったんだ…」
京太郎「分かってくれたか…!」
和「…いや、だから、何がですか…!?」
「ま、だからってお前が原村とイチャイチャしてるのに代わりがない訳だけど」
「やーいやーい!オカマ野郎!」
「女好きー!七股野郎ー!セフレ持ちー!」
京太郎「…とりあえず最後は良く分かんないけどさ」
京太郎「それで俺がお前らに何かした訳?」
「…え?」
「そ、それは…」
京太郎「俺が原村といる事でなんでお前らにそんな風に言われなきゃいけねぇの?」
「そ、そんなのお前は女と帰って気持ち悪いからで…」
京太郎「家が隣で帰り道が一緒ってだけだっての。お前らにどうこう言われる筋合いはねぇよ」
京太郎「つかさー。お前らそんな風に原村の事からかうけど…もしかして原村の事好きなんじゃねぇの?」
「は、はぁ!?」
「わ、わっけわかんねぇ…何いってんのコイツ…」
「SOASOA!!!!」
京太郎「いや、だから最後はなんなんだよ」
新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
京太郎「じゃあ、面倒くさい事言うなよ。正直、帰り道が一緒ってだけで迷惑なんだ」
「で、でもさ…」
京太郎「でも…なんだよ?原村と一緒に帰ってる俺に何か言いたい事でもあるのか?ん?」
京太郎「羨ましいとでも言うつもりか?それなら変わってやっても良いんだぞ」
京太郎「俺の家の近くに引っ越せるならな」
「あ、いや…その…」
京太郎「ないなら、とっとと帰れよ。お前らの家はこっちじゃないだろ?」
京太郎「それとも先生に寄り道してると言いつけてやろうか?」
「ぐ…こ、この…」
「お、覚えてろよ須賀…!」
京太郎「はいはい。お前らが原村の事が大好きって事は覚えててやるよ」
「べ、別に原村の事なんて大好きじゃないんだからね!」
「お前の事なんて本気でどうでも良いんだからな!」
「須賀の事羨ましいとかそんな風に勘違いするなよ…!」
和「…あ、あの…須賀君」
京太郎「…はぁ、怖かった」
和「……え?」
京太郎「…なんだよ」
和「だ、だって普通に返してたから…」
京太郎「…あぁ、アレか。アレはな」
京太郎「オヤジが昔、似たようにからかわれた時に使ったやり方らしい」
和「え?」
京太郎「オヤジとオフクロって幼馴染だったらしいからさー」
京太郎「こうやってからかわれる事多かったんだってよ」
京太郎「んで、悔しくて悔しくて…どう言い返してやろうかって考えて」
京太郎「こうやって相手を言い負かすやり方を思いついたんだってさ」
和「…良く覚えてましたね」
京太郎「オヤジが酒のんだ時には毎回聞かされるんだよ」
京太郎「オフクロもニヤニヤして聞いててさ…ホント、気味悪いったらありゃしねぇ」
和「…でも、お陰で助かりました」
京太郎「そうだな。後で二人にお礼を言っとかないと…」
和「…違いますよ」
京太郎「え?」
和「私が感謝しているのは須賀君です」
京太郎「…原村?」
和「…私も言い返したかったのに…何も思いつかなかったのに…」
和「須賀君は毅然として反論して…それで追い払ってくれた訳ですから…」
京太郎「…まぁ…俺がオヤジの話をそのまま口にしただけだし…」
和「それでも…それをしてくれたのは須賀君です」
和「だから…ありがとうございます」ペコッ
京太郎「…なんだよ。今日はやけに殊勝じゃねぇか」
和「私だって…別に年がら年中怒ってる訳じゃないですよ」スネー
京太郎「今怒ってるんじゃねぇか」
和「誰のせいだと思ってるんですか…もう」
【うんどーかい】
京太郎「…でさ」
和「…なんです?」
京太郎「なんで俺とお前が二人三脚なの?」
和「くじの結果です。諦めて下さい」
京太郎「いや…分かってるけど…諦めてるけどさ…」
和「…じゃあ、別に良いじゃないですか」
京太郎「とは言っても…なぁ」
和「…私じゃ不満ですか?」
京太郎「そりゃ原村ってドジだし」
和「ぅ…」
京太郎「たまーに高鴨たちの後ろで転んでるよな」
和「そ、そんなところ一々見ないでくださいよ…!」
京太郎「俺だって好きで見てるんじゃねぇって!!」
京太郎「はぁ…でも、原村と二人三脚かぁ…」
和「…何回言うんですかそれ…」
京太郎「だってさー…」
和「……そんなに不安だったら練習しましょう」
京太郎「練習?」
和「えぇ。今からかばんを置いて…どこかの空き地にでも集合して」
和「二人三脚の練習をするんです」
京太郎「…なるほど…ま、学校でだけ練習するよりはマシか」
和「えぇ。私も出る限りいい結果を残したいですし」
京太郎「了解。それじゃ30分後くらいに家の前で集合な」
和「…なんで30分も掛かるんですか?」
京太郎「お菓子食べたい」
和「ダメです。時間が惜しいんですから今日は先に練習ですよ」
京太郎「えー…」
京太郎「で、とりあえず公園に来たのは良いけれど…」
和「結構、人がいますね…」
京太郎「ま、もう学校終わった時間だしなぁ…」
和「…ここで本当に練習するんですか?」
京太郎「と言っても道端で練習なんてしたら迷惑だろうし…」
京太郎「てか、言い出したのそっちだろうに」
和「それはそうですけど…でも…」
京太郎「はいはい。良いから足元括るぞ」
和「きゃっ…!」バッ
京太郎「…だから警戒しすぎだっての」
和「し、仕方ないじゃないですか…もう五回は下着見られてるんですよ…!」
京太郎「五回は言い過ぎだろ」
和「…最初の一回、階段から落ちそうになった私を助けてくれた時…」
和「朝カーテンを開けて着替え中の私を覗いた時…」
京太郎「ぅ…」
和「転んだ私を支えようとして失敗して…顔を当てた事もありましたよね…!」
京太郎「そ、それは忘れるって言っただろ!!」
和「わ、忘れられる訳ないでしょう…!」
和「と、ともかくですね…須賀君は前科がいっぱいです」
京太郎「まるで人を犯罪者みたいに…」
和「…言っときますけど、一部は訴えたら勝てるものもありますからね?」
和「特に覗きの件は…父なら立証出来るでしょうし」
京太郎「それもそもそもカーテン洗濯して元に戻してなかったお前が悪いんだろ!」
和「前日急にニワカ雨が振って乾いてなかったんです!私は悪くありません!!」ゥー
京太郎「ぐぬぬ…」
和「むむむ…」
京太郎「…はぁ、バカやってないで先に練習しようぜ」
和「…そうですね。それが目的な訳ですし」
京太郎「じゃあそんなに警戒するなら和が結べよ」
和「そうします。…よいしょっと…」
京太郎「…出来たか?」
和「もうちょっと待ってください。今結び目を作って…よし。出来た」
京太郎「よし。んじゃ、まずは右足から出すぞ」
和「はい」
京太郎「じゃあ、いーち」
和「いーきゃあっ」ズルッ
京太郎「うぉあ!?」
京太郎「右足からだって言っただろ!」
和「だから右足出したんじゃないですか!」
京太郎「俺の右足だよ!お前は左足!」
和「それならそれで最初から言っておいてください…!」
京太郎「分かるだろそれくらい!」
和「分かりませんよそんなの夫婦じゃないんですから…!」
京太郎「ぐ…」
和「ぬぬ…」
京太郎「…よし。じゃあ、今度は俺が右足を出すから…」
和「…私が左足ですね。分かってます」
京太郎「じゃあ、行くぞ。せーの」
和「いーちにーい…」
京太郎「さーんしーい」
和「…ちょっと待って下さい」
京太郎「え?」
和「ここはいちにじゃないんですか!?」
京太郎「え?そうなのか?」
和「そうですよ。大体、数が増えたら言い切れなくなるじゃないですか」
京太郎「あー…にじゅうとかそうなるな」
和「えぇ。だから、いちにの繰り返しで」
京太郎「分かったよ。んじゃ、最初から…」
和「はい。じゃあ…やりますよ」
京太郎「おう…じゃあ、いーち」タッ
和「にーい」タッ
京太郎「いーち…」
和「に…きゃあっ!」
京太郎「うぉあ…!」
和「い、一回が広すぎです!何を考えてるんですか!?」
京太郎「お前が足を出さなさすぎなんだよ!これくらいいけるだろ!」
和「バカ言わないで下さい!そんなに無理したら転んじゃいますって!!」
京太郎「そん時は俺が支えてやるっての!」
和「~~!す、須賀君のエッチ!!」
京太郎「なんでだよ!!」
【うんどーかい当日】
京太郎「…よし、原村、準備は良いな」
和「…勿論です」
和「今まで練習に練習を重ねきた私達の力…見せてあげましょう…!」
京太郎「…ま、正直前途多難だったけどな」
和「…大体、須賀君の所為です」
京太郎「お前のドジも割合多かったぞ」
和「いーえ!須賀君の無茶の方が多かったです…!」
京太郎「……」
和「……」
京太郎「…ま、それも今日で終わりだ」
和「…そう…ですね」
京太郎「とっとと終わらせようぜ」
和「…須賀君は」
京太郎「ん?」
和「…いえ、なんでもありません」
和「…がんばり…ましょうね」
>>+2
末尾奇数:見事に走りきって一位になった
末尾偶数:途中でアクシデントがあって転んだ
>>途中でアクシデントがあって転んだ
和「(私…何を考えていたんでしょう…)」
和「(須賀君との練習がこれで終わるのが嫌だなんて…)」
和「(最初は…色々と無茶に付き合わされて…転んだ事だって何回もあるのに…)」
和「(でも、今は頑張ったお陰でちゃんと走れるようになって…クラスでも一番になれて…)」
和「(それで嬉しい…はずなのに…終わりだってそう思えるのが嬉しいはずなのに)」
和「(なんで私はこんな風に寂しくて…仕方ないんでしょう…)」チラッ
和「(須賀君は…何とも思っていないんでしょうか?)」
和「(毎日、私を練習したのが終わっても良いって…そう思っているんでしょうか…?)」
和「(…だとしたら…私はあまりにも滑稽じゃないですか…)」
和「(一人だけ…こんな風に寂しく思って…須賀君は早く終わらせたいと思ってるなんて…)」
和「(そんなの…そんなの…私…)」
京太郎「…くっ…原村…!」
和「え…きゃあっ!」
和「(しまった…ペースが乱れて…)」
和「(転ぶ…こんな…ところで…っ!!)」
京太郎「うぉ…」クルッ
和「ひゃ…っ」ドサッ
京太郎「…てて…大丈夫か?」
和「す、すみませ…付きあわせて…しま」
京太郎「いや、良いよ。俺もお前の事見てやれてなか…」
和「……」ムニュムニュ
京太郎「……」モミモミ
和「ど…ど…ど…」
京太郎「い、いや、あのコレはその…ふ、不可抗力っていうか…あの…!」
和「何処触ってるんですか!!この…!へ、へ…変態…!!!」スパーン
京太郎「ひでぶっ!!」
【クリスマス!】
京太郎「…でなんで原村がここにいるんだ?」
和「…仕方ないでしょう。父も母もクリスマスとか関係ない職種なんですから」
母「原村さんから面倒見てあげてって言われてるしね」
母「ほら、ぼさっとしてないでお皿の一つでも並べなさい」
京太郎「えー…面倒」
和「あ、じゃあ、私、手伝います」
母「あら、ありがとう、和ちゃん」
母「どこかのぐうたらな息子とは大違いね」
和「いえ…」テレテレ
京太郎「む…別にぐうたらなんてしてねぇよ」
京太郎「俺はテレビ見るのに忙しいんだよ」
母「それをぐうたらしてるって言うのよバカ息子」
そら偶数奇数でとってるんだからどっちに転んでも良いようにイベント作るよ!!
しかし、キンクリ多めとは言えなんで俺割りと真面目に和ルート書いてるんだろうな
母「ごめんねーあんなバカで」
和「…いえ、大丈夫です」
和「寧ろ私の方こそクリスマスにまでお邪魔してごめんなさい」
母「良いのよ、私たちは和ちゃんの事もう家族だと思ってるから…」
和「…おばさん」
母「んー出来ればお姉さんの方が嬉しいかな」
和「あっ…す、すみません」
母「いいのよ、和ちゃんくらいの年頃から見ればわたしなんておばさんだものね」クスッ
和「いえ、おばさ…お姉さんは何時も若若しいです」
母「ありがとう。お世辞でも嬉しいわ」
和「い、いえ…お世辞なんかじゃ…」
母「ふふ。ありがとう」
母「ホント、和ちゃんみたいな良い子が子どもなら面倒はないのにねー」
和「え?」
母「ほら、あの子素直じゃないし、鬱陶しいでしょ?」
母「バカだけど変に自信だけはあるし、追い込まれないとちゃんと本音も口にしないし…」
和「い、いえ…」
母「和ちゃんもあの子と一緒で困ってるんじゃないかと思うのよね」
和「そ、そんな事ないです!」
母「…え?」
和「確かに須賀君は間違った事を良く口にしますし…生意気な事を言いますけれど…」
和「でも、私の事を傷つけた事は一度もないですし…それどころか何時も護ってくれて…」
和「こんな…素直じゃない私の側にいてくれて…だから…私…」
和「あの…これ…秘密…ですけど…私、感謝してるんです」
和「…須賀君がいなかったら…私、穏乃や憧たちとも友達になれたか分からないし…」
和「今はもうからかわれる事もなくって…だから…」
どっちでも関係は進むし京ちゃんがいい目を見るけど同じ展開じゃないし、同じ関係になるとは限りらないんじゃぞ(ポソッ
っていうか完全見切り発車の時点で先なんて決めてねぇよ!!
母「…だってさ、バカ息子」
和「…え?」
京太郎「……よぅ」
和「な、ななななななんで…!?」カァァ
京太郎「…いきなり大声出したら何事かって思うだろ普通」
和「だ、だからって…だからって…その…そんな…!盗み聞きみたいな真似…!」
京太郎「仕方ないだろ。うちはリビングとキッチン一緒なんだから…」
京太郎「何事かって近寄れば…そりゃ聞きたくなくても耳に入るっての」
和「あ、あ…あうぅ…」プシュゥ
母「…で、バカ息子からはなにかない訳?」ニコッ
京太郎「ん?」
母「女の子にばかり恥をかかせるなんて格好悪いでしょ?」
京太郎「あー…そうだけど…さ」
母「ほら、何か返事をしなさいよ」
京太郎「ぅ…ぅ…じゃあ…」
>>+2
末尾奇数:嬉しかったよ
末尾偶数:…俺も同じ気持ちだよ
>>嬉しかったよ
京太郎「嬉しかったよ」
和「え?」
京太郎「だ、だから…俺が空回りしてるんじゃないかって…そう思ってたから…」
京太郎「…本心では嫌われてるんじゃないかって…さ」
和「…幾ら親の言いつけでも嫌いな人のいる家に来たりはしません」
京太郎「…そ、そうか」
和「と言うか…須賀君だって知ってるでしょう?」
京太郎「え?」
和「…私、結構、容赦の無いタイプなんで…」
和「本当に嫌なら…とっくの昔に突き放してますよ」
京太郎「…そ、そう…か」カァ
和「な、何かおを赤くしてるんですか」カァ
京太郎「う、うるさい。そっちが恥ずかしい事言うからだろ…」
京太郎「それに…原村会って顔真っ赤じゃねぇか」
和「そ、それは…仕方ないじゃないですか…こんなの言うつもりはなかったですし…」モジモジ
母「ふふ、初々しいわね」
和「あ、あの…お姉さん…」
京太郎「う、うるせぇよ。とにかく…ほら、飯の準備しろよ」
母「あら、京太郎は手伝ってくれないの?」
京太郎「…原村がいれば俺は要らないだろ」
和「ぅ…あの…」
京太郎「…ん?」
和「私は…あの…須賀君と一緒に…したいなって」
京太郎「え?」
和「…ダメ…ですか…?」ジィッ
京太郎「う…いや…その…」
母「…きょうたろー?」ニヤニヤ
京太郎「あぁ…くそ!分かったよ!手伝えば良いんだろ…!」
和「あ…」
京太郎「で、でも誤解するなよ。別に原村の為じゃねぇからな」
京太郎「テレビがつまんなかっただけだし…あくまで暇つぶしなんだから!!」カァァ
和「…えぇ。ありがとうございます」クスッ
京太郎「う…だから違うって…まぁ、いいか…」
【はつもうで!】
和「須賀君…須賀君」ユサユサ
京太郎「んあ…」
和「起きて下さい…須賀君…」
京太郎「…後五分…」
和「ダメですよ。ほら…起きて…起きてください…」ユサユサ
京太郎「あー…くそ…わかったよ…起きる…起きるって…」ファァ
京太郎「ん…おはよ、原村」
和「…いいえ、違いますよ」
京太郎「ん?」
和「新年明けましておめでとうございます…です」クスッ
京太郎「あぁ…今日は元旦だっけか…」
和「えぇ。ですからちゃんと挨拶しないと」
京太郎「はいはい。あけおめことよろー」
和「もう…!挨拶はちゃんとしないといけませんよ」
京太郎「ったく口うるさいんだから…」
和「須賀君がしっかりやってくれたら私もこんな事言いません」
京太郎「それよりさ」
和「なんです?」
京太郎「なんでお前…着物なの?」
和「着物じゃなくて振り袖ですよ」
京太郎「あー、いやその辺はどっちでも良いけど」
和「良くないですよ、ちゃんと違いがあるんですから」
京太郎「ぬぐ…本当に融通の効かない奴め…」
和「須賀くんがアバウト過ぎるんです。…で、理由ですけど…」
和「特にないです」
京太郎「ないのかよ」
和「強いて言うなら母が着せてくれたくらいで…」
和「…その…どうですか?」
京太郎「…似合うよ」
和「そ、そう…ですか」テレテレ
京太郎「あれだアレ…えっと…孫…孫…」
和「…馬子にも衣装ですか?」
京太郎「あぁ、それそれ」
和「…はぁ」
和「…なんで素直に褒めてくれないんでしょう」
京太郎「…なんだよ。褒めて欲しかったのか?」
和「べ、別に…そういう訳じゃありませんけど…」カァ
和「で、でも、やっぱり一般的な意見として…聞いておきたいじゃないですか…」
京太郎「…一般的な意見…なぁ」
和「えぇ。あくまで須賀君だからではなく…一般的な意見を広く募集する一環としてですね…」
和「だ、だから…もっとこう…ない…ですか?」モジモジ
和「出来ればその…誤魔化しなしで…聞きたいんですけれど…」
京太郎「べ、別にごまかしてる訳じゃ…」
和「…じゃあ、どうして似合ってるだけで終わらせてくれないんですか」ムゥ
京太郎「それは…まぁ…えぇっと…」
>>+2
末尾奇数:…お前がおもったより可愛かったからだよ
末尾偶数:可愛いなんてシラフで言えるか
>>お前がおもったより可愛かったからだよ
京太郎「…お前が思ったより可愛かったからだよ」
和「…ぇ」ドキッ
和「そ、それって…どういう…意味ですか」
京太郎「聞いたままの意味だっての」カァ
和「も、もう一回…い、いえ、もっと詳しく…」
京太郎「あ、あのなぁ…」
和「お、お願いします…何でもしますから…」ギュッ
京太郎「あー…くそ…じゃあ……一度しか言わないから…よく聞いとけよ」
京太郎「…髪上げてるんだな、何時もと雰囲気違ってドキっとした」
京太郎「着物も落ち着いた感じで…お前に良く似合ってるよ」
京太郎「初めて見たけど…着物…いや、振袖姿の原村も良いな」
和「あ、あう…ぅ」カァァ
京太郎「…これで満足か?」カァァ
和「う…あ…は、はい…」モジモジ
京太郎「ったく…新年早々から恥ずかしくて堪らねぇよ…」
京太郎「…だからさ、俺は一つお前にも恥ずかしい思いをしてもらおうと思うんだが」
和「えっ…」
京太郎「さっき…なんでもするって言ったよな?」
和「い、言いましたけど…でも、それは言葉の綾で…」
京太郎「ほほーう、原村さんは俺にあんな恥ずかしい事言わせて言葉の綾で済ませるのか」
和「う…そ、それは…」
京太郎「俺に言わせた分、そっちの義務も発生してるんだ。嫌とは言わせねぇぞ」
和「うぅ…分かりました…分かりましたよ…」
和「それで…何をすれば良いんです?」
京太郎「簡単だ。…俺と初詣行くぞ」
和「…え?」
京太郎「んで、振り袖姿のお前とそこら中の奴らに見せつけてやる」
京太郎「どうだ?恥ずかしいだろ?」カァ
和「…ふふ」クスッ
京太郎「ぅ…」
和「…えぇ。そうですね。とっても恥ずかしいです」
和「…思わず顔が赤くなっちゃいました」
京太郎「そ、そっか…じゃあ、準備するし…もうちょっと待ってろよ」
和「はい。楽しみに待ってますね」
【バレンタイン】
京太郎「そういえば今日はバレンタインだよな」
和「そうですね、バレンタインです」
京太郎「男にチョコと渡す日だよなぁ」
和「一般的にはそうですね。最近はそれだけじゃなくなって来ていますけど」
京太郎「……」
和「……」
京太郎「原村もさ…」
和「なんです?」
京太郎「誰かにチョコ作ってるのか」
和「勿論ですよ」
京太郎「…誰に?」
和「勿論、憧と穏乃にですよ」
和「他の子に渡す用にチョコクッキーもありますけど…これは厳密に言えばチョコではないですし」
京太郎「そ、そうだな…チョコじゃないな」
和「…えぇ」
こ、この世界線だと憧しずも攻略していないから(震え声)
そんな時間あったら和ときゃっきゃうふふしてるんじゃね(適当)
京太郎「…そっか。そっかぁ…」
京太郎「…憧と穏乃の分…か。そりゃそうだよ…な」
和「…須賀君も欲しいんですか?」
京太郎「ばっ…バカ言うなよ!誰が原村のなんか…」
和「…そうですか。要らないんですね」
京太郎「ぅ…い、いや要らないってほどじゃないけどさ」
和「じゃあ欲しいんですか?」
京太郎「ぅ…」
京太郎「つ、つか欲しいって言っても…ないだろ、チョコ」
和「いえ…実はあるんです」
京太郎「え?」
和「憧と穏乃に作る用に失敗したらいけないと思って…最初から予備の分入れて作ったんですけど」
和「思ったより出来が良くて…一人で処分するのは何とも勿体無くて」
和「ついついラッピングして持ってきてしまったチョコが一個、カバンの中に入ってるんですよね」
京太郎「…は、原村?」
和「これ誰に贈りましょう…」
和「どこかにチョコが好きで…私のを欲しいって言ってくれる人がいないでしょうか?」
和「居てくれたらすぐさま渡すんですけれど…」チラッ
京太郎「…ぅ」
和「…でも、須賀君は欲しい訳じゃなさそうですし…」
京太郎「ま、待った…!」
和「…ふふ。何をです?」
京太郎「わ、分かってるんだろ?」
和「何の事でしょう?」
京太郎「ぅ…う…その…」
和「…ほら、もう少しがんばってください」クスッ
京太郎「ちょ、チョコを…原村のチョコを俺に…」
穏乃「あ、須賀君だー!おーい!」
和「」ビクッ
京太郎「」ビクッ
穏乃「あれ?ふたりとも何で固まってるの?」
京太郎「い、いや、なんでもねぇよ」
穏乃「ぅ?本当に?喧嘩とかしてない?」
京太郎「してないって。最近は仲良いだろ」
穏乃「うんうん。それならよし!やっぱり仲良しが一番だよ!」
穏乃「あ、仲良しで思い出した。はい、これ」スッ
和「…あっ」
京太郎「お…チョコレートか」
穏乃「うん。何時も須賀君にはお世話になっているしね」
穏乃「後、和も友チョコどうぞー」スッ
和「え…えぇ。ありがとう…ございます」
和「こっちもお返し…です」
穏乃「やったー!和のチョコ美味しいから好きなんだよねー!」
和「…それは良かったです」
京太郎「…はぁ」
京太郎「(結局、和に欲しいって言えないまま放課後になった)」
京太郎「(いや、まぁ、別にそこまでして欲しいって訳じゃないんだけどさー…)」
京太郎「(でも、なんか貰えないのは寂しいっていうか…ちょっとつらいっていうか…)」
京太郎「(別に…和の事なんて好きじゃないけど…でも…)」
和「…はぁ」
和「(…結局、須賀君に渡せないまま放課後になってしまいました…)」
和「(いえ…別にそこまでして渡したい訳じゃなかったんですけど…)」
和「(でも、これを作ってる時に一番頭に浮かんだのは須賀くんで…私はそのつもりでしたし…)」
和「(別に須賀君の事なんて好きじゃないですけど…でも…)」
京太郎「(…こんな事なら意地はらずにとっとと言えば良かった)」
和「(こんな事なら意地はらずにすぐに手渡せば良かったです…)」
和「(そもそも…須賀君も須賀君ですよ…!)」
和「(チョコもらう度に…あんな風にデレデレして…)」
和「(私のチョコを貰う時は…中々言ってくれなかったのに…!)」
和「(そんなに…憧や穏乃の方が良いんですか…?)」
和「(確かに…最近は素直になったとは言え…二人ほどではないですし)」
和「(あまり活発じゃない私は須賀君の遊びについていけない事が多いですけど…それでも…)」
和「(…いえ…私が…悪いんです…よね)」
和「(あんな言葉で誤魔化そうとしたから…須賀くんに最初にチョコを渡すっていう大事な目的も果たせなかったんです)」
和「(…あんな風に言ったりしなければ…私は今頃、きっと…凄い嬉しかったはずで…だから…)」ギュッ
和「…あの…須賀…君」
京太郎「…え?どうした?」
和「あの…その…今日は時間…ありますか?」
京太郎「あぁ…別に帰ってから何もする事はないけど…」
和「じゃあ…一回その…家に来てもらっても良いですか…?」
京太郎「お、おう。構わないぞ」
京太郎「お邪魔します」
和「は、はい。どうぞ…」
京太郎「…で、どうしたんだ?」
和「え?」
京太郎「なんかさっきから様子が変だぞ?」
和「そ、それは…えっと…」
京太郎「何か相談でもあるのか?俺なら何でも力になるぞ」
和「…なんでその男らしさをもっと前に発揮してくれないんですか」ポソッ
京太郎「えっ」
和「…なんでもありません」
和「それより…そこに座ってくれますか?」
京太郎「ん…ここにか?」
和「はい」
京太郎「それで…これからどうすれば…」
和「え、えっと…その…少し目を閉じていただければ…」
京太郎「…目を?」
和「…は、はい…ダメ…ですか?」
京太郎「いや…良いけど…イタズラするなよ
和「す、須賀君じゃないんだからそんなのしません…!」
京太郎「はいはい…じゃ、これで良いか?」スッ
和「あ、ありがとうございます」
和「…じゃあ…その…」スッ
和「…も、もう良いですよ」
京太郎「ん…?あれ?」
和「わ、わぁ。なんて事でしょう!」
和「妖精さんが須賀君にチョコを持ってきてくれましたよ」
京太郎「…いや、妖精さんって」
和「な、なんですか?」
京太郎「…これ、どう見ても和のチョコ…」
和「ば、バカなこと言わないで下さい。そんなはずないじゃないですか」
京太郎「でも、この包装…原村が憧や穏乃に渡してた奴と同じ…」
和「よ、妖精さんが勝手に包み紙を使ったんですね。いけない子たちです」
京太郎「…てか、目を閉じろと言ったタイミング的に原村しかあり得ない気が」
和「そ、そんな訳ありません。そもそも私が須賀君にチョコを渡す理由がないじゃないですか」
京太郎「…じゃあ、予備に作ったっていうチョコを出してみろよ」
和「う…」
京太郎「持ってるんだろ、そのチョコを…まださ」
和「じ、実は…我慢できずに途中で食べてしまいまして…」
京太郎「へー…?随分とタイミングが良いな」
和「ぅ…な、なんですか…?何が言いたいんですか?」
京太郎「べっつにー…?ただ、妖精さんとやらは随分と回りくどい真似が好きだと思ってな」
和「…誰のせいだと思ってるんですか誰の」
和「それより…感想を聞かせてくださいよ」
京太郎「いやー…誰も知らない相手からチョコを食べるとかちょっと…」
和「え…?」
京太郎「何か毒でも入ってたら怖いじゃん」
和「だ、大丈夫ですよ。妖精さんはそんな悪い事はしません」
京太郎「でも、俺はその妖精さんを知らないしなー」
京太郎「あー誰か自分のだって言ってくれたら俺も遠慮なく食えるんだけど」チラッ
和「そ、それは…その…」
京太郎「どうした原村、何か言いたい事でもあるのか?」
和「…う…う…あの…その…」
和「…それ…私の…です」
京太郎「んー?聞こえないな」
和「で、ですから…それ私のチョコなんです…!!!」カァァァ
和「もう…もぉ!分かってる癖に…分かってる癖に…ぃ」ポカポカ
京太郎「悪い悪い。でも、一番最初にそうやって焦らし始めたのはそっちだろ」
和「それは…そうですけど…」
京太郎「だから、仕返し。俺だって恥ずかしかったんだぞ」
和「…でも、最後まで言ってくれなかったじゃないですか」
京太郎「ま、高鴨に遮られたしな。結果的にそれが良かった訳だけど」
和「…私にとっては最悪です…」
京太郎「ま、日頃の行いの差ってやつだ」
和「…理不尽です」ムスー
京太郎「はいはい。拗ねるなって…」
京太郎「それより…開けて良いか?」
和「…流石にここまでやらせて食べないとか怒りますよ」
京太郎「そりゃ怖い。じゃあ…とっとともらうか」
京太郎「…」モグ
和「…どう…ですか?」
京太郎「うん…うん」モグモグ
和「な、何か言ってくださいよ…」
京太郎「…いや、まぁ…なんて言うかな」
和「は、はい…」ドキドキ
京太郎「…美味い」
和「…え?」
京太郎「やっぱり原村は料理上手だな」
京太郎「こんなに美味しいの食べた事ねぇよ」
和「も、持ち上げ過ぎですよ…!」カァ
京太郎「いや、マジで」
京太郎「あんまりチョコは食べられない方だったけど…」
京太郎「これだったら毎日でも食えそうだな」
和「…え?」
和「ま、ままま毎日って…」
京太郎「ま、流石に糖尿病でやばいか」モグモグ
京太郎「っと…ご馳走様」
和「あ…お、お粗末様でした…」カァ
京太郎「ま、これだけのもの喰わせてもらった訳だし…ホワイトデー期待しとけよ」
和「…き、期待って…」
京太郎「原村が驚くような最高のお菓子を作ってやる」ドヤァ
和「…須賀君ってお菓子作った事ありましたっけ」
京太郎「いや、ないけど…とりあえず砂糖入れれば甘くなるんだろ?」
京太郎「大丈夫。余裕だってよゆー」
和「…とりあえず私と一緒にお菓子作りの勉強しましょうか」
京太郎「えー…面倒くさい…」
和「面倒…じゃないですよ、まったく」
和「そんな知識でお菓子作りに手を出しても失敗確実です」
和「だから、ホワイトデーまで毎日、お菓子作りの特訓ですからね!」
京太郎「うへぇ…マジかよ…」
【しゅくだい!】
京太郎「なぁ」
和「なんです?」
京太郎「俺は勉強教えてくれって言ったつもりはないんだけど…」
和「…私だってそのつもりはなかったですよ」
和「でも、お母さんから最近、須賀君の成績下がっているって聞かされて…仕方ないじゃないですか」
京太郎「良いんだよ。勉強なんて出来なくても生きていけるし」
和「確かに生きていけますが、勉強が出来た方が人生の幅が広がりますよ」
京太郎「人生の幅…ねぇ」
和「学歴至上主義ではなくなったとはいえこの国は学歴を重視する傾向にありますから」
和「就きたい職業が出来てから勉強しては間に合わない事もありますし、今からしっかりやっていくのがベストです」
京太郎「原村は真面目だなぁ…」
和「須賀くんが不真面目過ぎるんですよ…まったく…」
和「私が勉強言い出すまで宿題すら手を付けてなかったじゃないですか」
京太郎「だって、分かんねぇしな!!」
和「威張って言うことじゃありません」ハァ
京太郎「でも、将来なぁ…」
和「…どうしました?」
京太郎「いや、将来の事って言っても、何も思い浮かばないし」
和「夢とか目標はないんですか?」
京太郎「うーん…特にないかなぁ…」
京太郎「一生遊んで暮らしたいってくらい?」
和「はぁ…もうなんて不真面目な…」
京太郎「なんだよ…じゃあ、そういう原村は立派な夢があるんだろうな」
和「私…ですか?」
京太郎「おう、原村の夢を聞かせてくれよ」
和「私は…あの…その…」チラッ
京太郎「…ん?」
和「…お、お嫁さん…です」カァ
京太郎「嫁?誰の?」
和「そ、おんなのまだ分かりませんよ…!」カァァ
京太郎「ま、そりゃそうか」
和「そ、そうですよ…」
京太郎「…で、どんな嫁になるんだよ」
和「そ、そこを聞くんですか…?」
京太郎「当然だろ。お嫁さんってだけじゃ誤魔化されてるも同然じゃねぇか」
和「ぅー…ほ、ほら、そんな事より宿題しましょうよ」
京太郎「嫌だ。和の夢をちゃんと聞くまでやらない」
和「…何処の子どもですか」
京太郎「ここの子どもだよ」
和「屁理屈ばっかり…もう…私はなんでこんな人に…」
京太郎「ん?」
和「…なんでもないですよ…じゃあ…言いますけど・・・笑わないで下さいね」
和「…私の夢は、幸せなお嫁さんです」
京太郎「…幸せ?」
和「えぇ。別に…庭付き一戸建てとかそういう事を望んでる訳じゃありません」
和「大好きな人と寄り添って…笑いあって…支えあって…」
和「たまに困難はあるけど二人でそれを乗り越えられるような…そんなお嫁さんに…なりたい…です」カァ
京太郎「…そっか」
和「だから…一応、その為に努力もしているんですよ」
京太郎「え?」
和「そんな風に幸せになるには…色んな事が出来なきゃいけません」
和「家事全般もそうですし…資格とかもあった方が後々必ず役立つはずです」
京太郎「資格?」
和「旦那様が事故で入院したりして働けなくなった時、在宅で仕事出来た方が良いでしょう?」
和「それに、旦那様の収入だけで暮らしていけるかどうかも分かりませんし…」
京太郎「…それは不幸せじゃないのか?」
和「違いますよ」
和「そうやって働く事は決して不幸せではありません」
和「寧ろ、大好きな人の為に働ける分、幸せと言っても良いくらいです」
和「私が言う幸せは…何もかもを他人任せにするものではありませんよ」
和「自分もその一端を担って…旦那様と共に作り上げていくものが良いんです」
京太郎「…お前って変わってるよな」
和「そうですか…?お嫁さんが夢って言うのはごくごく普通のものだと思いますけど…」
京太郎「だからって今の段階でそこまでビジョンを持ってる小学生がどれだけいるんだよって話じゃね」
和「…た、多分、全国を探せばいますよ」
京太郎「それが全国規模な辺り一応自覚はあるんだな」
和「だ、だって…仕方ないじゃないですか…」
和「…両親がいない家って…やっぱり寂しいんですから…」
和「私ならこうするのに…あぁするのにって…一人だとどうしても考えてしまって…」
京太郎「…あー…そっか。…悪かった」
京太郎「…そこまで考えてなかった」
和「…いえ、大丈夫です」
京太郎「(…原村の夢は幸せなお嫁さん…か)」
京太郎「(正直、普通のものよりもハードル高いよなぁ…)」
京太郎「(つか、幸せとか…不定形なものを持ちだされても…どう叶えてやれば良いのか)」
京太郎「(原村の語った理想の夫婦は確かに素敵なものではあるけれど…)」
京太郎「(でも、それだけにとても難しくて…それを実現している人がどれだけいるんだって話だ)」
京太郎「(それなら…まだ花屋とか保育士とか言われたほうが遥かにマシだったぜ…)」
京太郎「(でも…ここまでしっかりとしたものを語られて…何もしない訳にはいかないよな…)」
京太郎「(原村は凄い奴だけど…でも、だからこそ…危ういところもあるんだから)」
京太郎「(俺がコイツを支えてやれるとは思わないけど…でも、少しは手助けになってやりたい)」
京太郎「(だからこそ…ここは…)」
>>+2
末尾奇数:よっし。じゃあ…本気で勉強するか
末尾偶数:…それなら何時でも家に来いよ
>>よっし。じゃあ…本気で勉強するか
京太郎「よっし。じゃあ…本気で勉強するか」
和「え?」
京太郎「あ、いや…勘違いするなよ」
京太郎「別に…原村の旦那に…とか考えてる訳じゃないからな!!」」カァ
和「え…?あ…はい…」
京太郎「ただ…ちょっと影響を受けたっていうか…」
京太郎「そこまで立派に将来の事考えてる奴の前で…情けない真似出来ねぇし」
和「…情けない…ですか?」
京太郎「あぁ。流石に…ちょっと恥ずかしくなった」
京太郎「ちゃんと将来見据えてる原村と違って…俺遊ぶことしか考えてなかったし」
京太郎「…でもさ、でも…流石にそれは情けないと思うし…」
京太郎「…俺もお前に追い付きたいから…さ」
京太郎「だから…その…アレだ俺の当面の目標は…」
和「…目標は?」
京太郎「…幸せな旦那さん…て事に…する」カァァ
和「……え?」
京太郎「な、なんだよ…文句あるのか?」
和「い、いえ…そんな事は…」
京太郎「…よし。じゃあ、ちゃんと勉強教えろよ」
和「…なんでそんなに態度が大きいんですか」クスッ
京太郎「う、うっせぇよ…恥ずかしいんだよ…」
和「…恥ずかしいなら言わなかったら良いのに」
京太郎「…い、言わせっぱなしは流石に可愛そうだと思ったんだよ…!」
和「ふふ…」
京太郎「…なんだよ」メソラシ
和「…だったら私も頑張らないといけないなって思いまして」
京太郎「…あんまり頑張るなよ。じゃないと俺が追いつけないだろ」
和「…いつまでも私の後ろにいてくれて良いんですよ?」
京太郎「言ったな?くそ…何時か絶対勝ってやる…」
京太郎「麻雀でも勉強でも…絶対、原村の上に行くからな。覚悟しとけよ…!」
【川!】
京太郎「んー…」
和「どうしたんですか?」
京太郎「いやー…なんつーかなぁ」
晴絵「キャッキャ」
穏乃「ウフフ」
玄「オモチー」
憧「シズー」
京太郎「俺場違いじゃね?」
和「そんなの今更じゃないですか」
和「そもそもこのグループで須賀君一人だけが男性な訳ですし」
京太郎「だよなぁ…なんで俺ここにいるんだろ…」
和「ちゃんと確認しなかった所為でしょう」
京太郎「だって、高鴨が川に行くとしか言わなかったからさー…」
和「…まぁ、穏乃はその辺アバウトですからね」
京太郎「つーか、原村ははしゃがなくて良いのか」
和「…疲れました」
京太郎「体力なさすぎだろ」
和「別に良いじゃないですか…人それぞれペースってものがあるんです」スッ
和「と言うか須賀君の方こそ遊んでこないんですか?」
京太郎「…あの中にはちょっと入れないかなー…」
和「普段は仲良くしてますし今更じゃないですか」
京太郎「いやー…流石に水着はなぁ…」
和「…スケベ」ジトー
京太郎「ちょ…そ、そういう意味じゃねぇって…!」
和「じゃあどういう意味なんです?」
京太郎「そ、それは…まぁ…なんつーか…アレだよアレ」
和「アレってなんですか?はっきり言って下さい」
京太郎「いや…えっと…あの」
和「…あの?」
京太郎「…なんでもないです」
和「…スケベ」
京太郎「ぐふっ」
和「はぁ…まったく…なんで穏乃も須賀君を連れてきたんでしょう…」
京太郎「俺も割りとそれを聞きたい」
和「…と言うか…須賀君が来るのならもっと事前に言って欲しかったです…」
和「それならもっと可愛い水着だって用意出来たのに…」ポソッ
京太郎「ん?何か言ったか?」
和「…なんでもないです」スネー
京太郎「…ま、高鴨の事だし適当に仲の良い相手を誘いまくっただけなんだろ」
和「…深く考えてないって事ですか」
京太郎「まぁ、高鴨だし」
和「…そういう言い方はちょっと…」
京太郎「じゃあ、和は高鴨が何か考えてこの面子を集めたと思うのか?」
和「…黙秘権を行使します」
京太郎「それはそれで酷いと思うけどな」
玄「なーに二人でいちゃついてるの?」ダキッ
和「ひゃ…!?って玄さん…!」
玄「和ちゃんも須賀君もこっちで遊ぼうよー」
和「私は休憩中ですから…」
玄「そんな事言って…須賀君の側に居たいだけなんじゃないの?」
和「ち、違います!ここまで来るのに本当に疲れたんですから…!」カァァ
玄「ふんふむ…じゃあ、私がマッサージしてあげるね!」キュピーン
和「え?まっさーひああぁっ」ビクッ
玄「うーん…水着の上からでも分かるこの圧倒的存在感…流石おもち…」ウットリ
和「く、くくく…玄さん!?」
玄「ふふふ…しかし、まだキングオブおもちである私のおねーちゃんには程遠いですのだ」
玄「だから、私の手で育ててあげるね…!」モミモミ
和「ひぅぅっ♪」ビクンッ
玄「うーん…感度は良いね。これは開発しがいがあるかも…」ゴクッ
和「ひ…ぃ…♪」プルプル
京太郎「ちょ…ま、松実さん何をやって…」
玄「何ってマッサージだよ!疲れてる和ちゃんを労ってあげてるの」ニコー
京太郎「どう見てもセクハラだろ!!」
玄「ふふ…甘いね、須賀君。女の子同士だとセクハラにはならないんだよ!!」ドヤァ
京太郎「いや、なるからな」
玄「えっ」
京太郎「異性相手より立証は難しいけどセクハラにはなるぞ」
玄「…ま、それはそれとして」モミモミ
京太郎「おい、バカ止めろって…!」
玄「これはセクハラではなくストイックな求道的行為ですのだ!」
京太郎「何処がだ…!」
玄「ダイジョウブダイジョウブ。コワクナーイコワクナーイ」
和「す、須賀…く…ぅん…♥」
京太郎「…っ!」
>>+2
末尾偶数:強引に玄を引き離す
末尾奇数:和を連れて逃げる
>>和を連れて逃げる
京太郎「く…こっちだ…!」グイッ
和「ひぁ…♪」バッ
玄「あ…むぅ…逃げられちゃった…」
和「…はぁ…はぁ…」
京太郎「…大丈夫か?」
和「…すみません。助かりました」
京太郎「いや…寧ろ助けるの遅くなって悪いな」
京太郎「後で松実さんにはしっかりと言っとくからさ…」
和「はい…お願いします…」
京太郎「…ただ、もうちょっと抵抗した方が良いと思うぞ」
京太郎「黙ってても調子に乗るだけだし…一発ガツンと言ってやらないと止まらないぞ」
和「う…それは分かってるんですけれど…」
京太郎「…原村って俺には結構厳しいのにな」
和「そ、それは…だって…あの…」モジモジ
和「須賀君は…大事な人ですから…」
京太郎「え?」
和「た、多少…強く言っても嫌ったりしないって思って…」
和「ご迷惑…でしたか…?」ウワメヅカイ
京太郎「…迷惑じゃねぇよ」
京太郎「つか、俺も和に結構色んな事言ってるしな」
和「…後、最近、結構ジロジロ見てきますよね」ジィ
京太郎「ぅ…いや、それは…その服が…」
和「その割には…最近、胸の辺りに視線を感じるんですけれど…」
京太郎「き、気のせいじゃないか?」
和「…そうですか。気のせいですか…」
和「…さっきだって私の胸あんなに見ていたのに」ポソッ
京太郎「ぅ…」
和「…須賀君ってホントスケベですよね」ジトー
京太郎「…悪かったって」
和「…まぁ、嫌な気はしないんですけど」ポソッ
京太郎「え?」
和「…なんでもありません。でも、女性はそういう視線に敏感ですから控えた方が良いですよ」
和「勿論、控えられるなら…ですけど」ヒヤヤカ
京太郎「う…いや…まぁ…努力はする…けど」
京太郎「…どうしてもさ、和の方をついつい見てしまうっていうか…」
和「……え?」
京太郎「あ、いや…その…な、なんつーか…」
京太郎「ち、違うんだ、胸に興味はあるけど…でも、松実さんのには惹かれないっていうか」
京太郎「俺が気になるのは原村のおっぱいだけって言うか……あの…!」
和「~~~っ!この…変態…!」スパーン
京太郎「久々っ!!」
ちょっと眠気がマックスなんで寝ますー…出来れば転校までやりたかったけどムリデシタノー
明日からの投下予定は未定ですが、多分普通に投下していきます
ダメそうだったらまたここでアナウンスする予定です
またレジェンドの小ネタですが、一応、完成しました
これも三が日の間に見なおしして終わり次第投下する予定です
ではおやすみなさーい…
最初の予定だと転校前に告白→恋人に→転校→インターミドルで会う約束→その約束通り再会みたいな話でした
まぁ、こっちではオロチ覚醒せずに素直にスサノオ方向に能力が進むんじゃね(適当)
後、すみません。今日はちょっと投下出来なさそうです…
その代わり明日は頑張ります
ロリまこ可愛い(挨拶)
今日は本編やってくよー
【高校三年 ―― 9月第四週】
京太郎「(まさかやえさんがそんな風に思っていたなんて…)」
京太郎「(このままじゃ俺の足を引っ張る…か)」
京太郎「(正直、引っ張られるくらい立派な雀士じゃないんだけどなぁ)」
京太郎「(未だに記憶の中の小鍛治プロには一人で勝てる気がしないし…)」
京太郎「(やえさんだって奈良個人一位だし…本人が言うほど実力に差はないはずだ)」
京太郎「(それに…何より)」
京太郎「(俺はそんなやえさんにずっと迷惑をかけ続けたんだ)」
京太郎「(例え実力に開きがあるにしても、それを気にするとは思えない)」
京太郎「(そもそも俺がペアで戦いたいと思ったのは実力が同じ相手じゃなくってやえさんなんだから)」
京太郎「(そんな事気にしないで一緒にやっていきたい)」
京太郎「(ま、それはあくまで俺の意見だから押し付ける訳にはいかないけど…)」
京太郎「(でも、やえさんも話し合ったお陰で…多少、前向きになってくれたみたいだし…)」
京太郎「(これからの特訓頑張らないとな)」
>>+2
末尾16 ネト麻
末尾27 玄とアルバイト
末尾38 宥さんとお散歩
末尾49 やえさんと特訓
末尾50 レジェンドと特訓
>>やえさんと特訓
京太郎「という訳で今日は特訓ですよ、特訓!」
やえ「あぁ…まぁ、よろしく頼む」
京太郎「はい。こちらこそよろしくお願いします」
やえ「…で、私は何をすれば良い?」
京太郎「出来れば先輩モードじゃなくって何時ものやえさんがみたいなって」
やえ「う…だが…しかし」
京太郎「一応、今日は俺のほうが先生って話だしさ。…ダメ?」
やえ「…京太郎君はたまに凄い卑怯になるよね」
京太郎「可愛いやえさんが見れる為なら幾らでも卑怯になるよ」
やえ「か、かわ…っ」カァ
京太郎「はは。やっぱり可愛い」
やえ「もお…き、京太郎君ったら…あんまり先輩をイジメないの」プイッ
京太郎「あはは。ごめんなさい」
やえ「…反省してる?」
京太郎「あぁ。反省してる」
やえ「…じゃあ、許してあげる」クスッ
あれ?
>特訓頑張らないとな
って特訓以外の安価を踏むフラグじゃなかったっけ?
>>710
俺もまったく同じこと思ってて安価取られて驚いた
後、やえさんはまた終わり際まで出番がないって思ってた(真顔)
京太郎「ありがとうございます」クスッ
やえ「…で、改めて聞くけど…私はどうしたら良いの?」
京太郎「そうだな。まずはやえさんの事が知りたいかな」
やえ「ふぇっ」カァァ
京太郎「あ、ごめん。知りたいって変な意味じゃなくってな」
京太郎「ただ、特訓する前にお互いの事ちゃんと知っておきたいし」
やえ「そ、そうだよね…そ、そういう意味だよね…」カァ
京太郎「あっと…ホントごめんな」
やえ「う、ううん!勝手に誤解した私が悪いんだし…」フルフル
やえ「それより…知るって言っても実力を図る装置なんてないし…麻雀は運要素も強いから…」
京太郎「あぁ、だから、数回ちょっとサシで打ってみよう」
京太郎「ま、サシって言ってもお互いに二家分担して擬似的な四人麻雀にするけど」
やえ「…なるほど。ツモの回数と河の作り方を見る訳か」
京太郎「そういう事。じゃあ、時間も勿体無いし…やっていこうぜ」
京太郎「(…やっぱりやえさんは強い)」
京太郎「(能力なしの平で打ったら…相手の方が格上だって言っても良いくらいだ)」
京太郎「(…警戒されているのか、レジェンドから教えてもらったスキルも通用しないし…)」
京太郎「(宮永姉妹がいないとは言え…インターカレッジで活躍してるのは伊達じゃないって事だな)」
小走やえ
雀力120
【王道の体現者】
自身のコンマに+60の補正を掛ける。
また-補正を受け付けず、特殊効果も無効にする。
京太郎「(…一体、これでどうして俺の足を引っ張ると不安がっていたのかは分からないけれど…)」
京太郎「(プロでも十分やっていけるレベルで完成されているのは間違いない)」
やえ「…ふぅ。どう…かな?」
京太郎「…いや、やっぱやえさんはつえーよ」
京太郎「高校時代から…またさらに強くなってるんだな」
やえ「…うん。色々と目標もあったしね」テレテレ
やえ「それで…どうかな?私強くなれそう…?」
京太郎「あぁ。色々と課題も見つかったしな」
やえ「…課題?」
京太郎「まぁ、俺みたいな卑怯な雀士が付け入る隙があるって事」
京太郎「そういうのをなくしていけばより盤石になっていく」
京太郎「或いはブラフの掛け方とかそういう今までのやえさんにはないものを覚えていくのも良いかもな」
やえ「う…そういうのは苦手なんだけど…」
京太郎「じゃあ、これはなしにするか」
やえ「…ううん。教えて」
京太郎「でも」
やえ「良いの。私の所為で京太郎君の夢が遅れたりしたら申し訳ないから」
やえ「今はほんのすこしだけでも強くなりたいし…お願い」
京太郎「わかった。まぁ、先に色々とやる事があるし…そっちから優先していくか」
やえ「うん」
>>大天使アラタソにより自動大成功
京太郎「とりあえずこんなところかな」
やえ「うーん…こうやって書き出されると色々あるね…」
京太郎「ま、殆ど言いがかりに近いものだけどな」
京太郎「俺は今のやえさんでも十分プロで通用すると思うよ」
やえ「…でも、トッププロにはなれない…でしょ?」
京太郎「…それは」
やえ「ううん。大丈夫…私、分かってるから」
やえ「小鍛治プロや京太郎君みたいには絶対に…なれないんだって」
京太郎「…そんな事は…」
やえ「大丈夫だよ。別に諦めた訳じゃないから」クスッ
京太郎「え?」
やえ「京太郎君みたいにはなれないからこそ…私に出来る事がある」
やえ「…例えば、京太郎君が迷った時に張り倒して目を覚ましたり…ね」
やえ「だから…私は小走やえで良い。ソレ以外じゃなくても良い」
やえ「だけど…私は小走りやえの…最善を尽くしたい。だから…」
やえ「これからも…お願いできる…かな?」
京太郎「…あぁ。勿論だよ」
【System】
須賀京太郎の雀力が1あがりました
小走やえの雀力が1あがりました
【高校3年 ―― 9月】
京太郎「(んん…ぅ…ぬぉ…)」ノビー
京太郎「(今日は久しぶりにのんびり出来るなぁ…)」
京太郎「(まぁ、のんびりって言っても…ほっといたらしず辺りが来るんだろうけど)」
京太郎「(それまでは特にやる事もないし…どうしようか)」
京太郎「(んー…やばい。今まで麻雀ばっかりだった所為か一人だと特に思いつかない…)」
京太郎「(休日ってなると大抵、誰かが側にいたから意識してなかったけど…)」
京太郎「(…俺こんなに一人だとやる事ないタイプの人間になったんだな…)」
京太郎「(と、とりあえずこの前のやえさんの牌譜でも作っておくか)」
京太郎「(流石に全部は覚えていないけど…いくつか記憶に鮮明に残ってる対局があるし)」
京太郎「(それを書き出すのはまぁ、不可能じゃないはず…)」ブルル
京太郎「(…ん?メール…?)」ピッ
京太郎「(誰から…って玄からか)
」
京太郎「(ふんふむ…なるほどなるほど)」
京太郎「(なんか色々書いてあるけど…松実館への招待状って訳か)」
京太郎(インターハイ優勝記念に色々とお世話してくれるらしい)」
京太郎「(…お世話…お世話か…)」
京太郎「(…この前宥さんたちとやったのは何時だったっけ…)」
京太郎「(確か…インターハイ前まで遡らないとなかったよなぁ…)」
京太郎「(その後は俺も玄たちも忙しいって話で、バイトでは会ってたけど予定は合わなかったし…)」
京太郎「(…やばい。なんかそう思うと無性に興奮してきた…)」
京太郎「(いや…べ、別にそうと決まった訳じゃないし期待してる訳じゃないけど…)」
京太郎「(でも…やっぱり俺も年頃の男な訳で…色々と盛りな訳で…)」
京太郎「(ま、まぁ!今日は特に予定もないしな!!)」
京太郎「(うん。折角労おうとしてくれてる訳だし…)」
京太郎「(ここはやっぱりお誘いに乗るべきだろう)」ピッピッ
【松実館】
京太郎「こんにちはーっと」
玄「あ、京太郎君、いらっしゃい」ニコーッ
京太郎「おう、玄。今日は招待ありがとうな」
玄「えへへ…♪」
玄「あ、でも急にごめんね」
玄「もうちょっと先になるかなって思ってたんだけど…今日はキャンセル入って暇になったから…」
京太郎「良いんだよ。そんなの気にしなくて」
京太郎「俺の事労おうとしてくれてるだけで十分だし」
京太郎「それに今日は何もする事なかったからな」
玄「そっか。良かった」ニコー
玄「あ、そうだ。お荷物お預かりするねー」サッ
京太郎「あいよ。ま、一泊分だけど」スッ
玄「…どうせなら一週間分くらい持ってきても良いんだよ?」
京太郎「それはそれでそっちが迷惑だろ」
二人分だから一泊でも太陽が黄色く見えるんじゃないだろうか
玄「迷惑なんて事はないよ。私もおねーちゃんも何時だって大歓迎なんだし!」グッ
京太郎「そう言ってくれるのは嬉しいけど…オヤジさんがな」
玄「おとーさんも京太郎君の事認めてくれてるから大丈夫だよ」
京太郎「…本当か?」
玄「うん。だって、もう六年務めてくれるんだもん」
玄「本当にこっちに人手が足りない時はヘルプに来てくれるし」
玄「おとーさんも京太郎君の事、今時珍しいタイプの若者だって褒めてたよ」ニコー
京太郎「そ、そっか…なんかこそばゆいな」テレテレ
玄「ふふ…京太郎君、照れてる?」
京太郎「…照れてるよ。まさかそんな風に思ってくれてるなんて想像してなかったし」
玄「おとーさんもアレで口下手だからね」
玄「でも、そんなおとーさんがはっきり褒めるくらい信用してる訳だし」
京太郎「…だな。これからも頑張らないと」
玄「うん。期待してるね」ニコッ
まぁ、ここの京太郎はオロチ補正で精力バツ牛ンなんで腹上死はしないんじゃね(適当)
それにハーレムルートに入った以上、その程度で腹上死してられないだろうし
玄「あ、はい。ここだよー」
京太郎「…ここって」
玄「うん。おねーちゃんのお部屋」
京太郎「…アレ?俺、泊まるんじゃ…」
玄「え?だから、おねーちゃんのお部屋に泊まるんだよ」
京太郎「…いや、待て」
玄「え?」
京太郎「今の話聞いた上で宥さんの部屋にお泊りって…」
玄「大丈夫だよ、ちゃんと片付けてあるし」
京太郎「いや、そういう問題じゃなくてだな…」
京太郎「こうそんなに持ち上げてもらってる親父さんの娘さんと…その一緒の部屋だと…」
玄「…京太郎君のスケベ」カァ
京太郎「し、仕方ないだろ。そういう関係なんだから…」
玄「…私だってそういう関係なんだよ?」ジィ
京太郎「ぅ」
玄「…私だってセフレだもん。おねーちゃんだけじゃ…ないもん」スネー
京太郎「…なんで拗ねてるんだよ」
玄「だって、京太郎君…おねーちゃんばっかり意識してるみたいで…」
京太郎「…別にんな訳じゃないんだけどなぁ」
玄「…でも、私にはそんな風に言ってくれないし…」
京太郎「それは…まぁ…その…なんていうか…」
京太郎「玄相手にそういうのを隠すのには割りと慣れてるっていうか…」
玄「…え?」
京太郎「…だから、昔からそういう風に見てきたから隠すのには慣れてるだけで…」
京太郎「今だってドキドキしてない訳じゃないっての」
玄「は、はぅぅ」カァァ
幼馴染は一時期に比べると頻度は減ってるけど一応夜のプロレスしたりしてるよー
勿論、ブッキングする事も多々あるんでお互いにお互いのやってる事はバレてます
玄「ほ、ホント…?」
京太郎「本当だっての。…つか、こんな恥ずかしい事、嘘で言うはずないだろ」
玄「でも、京太郎君、全然、顔変わってないんだもん…」
京太郎「あー…じゃあ…ほら」スッ
玄「あ…っ♪」
京太郎「…こうやって手を置いたら分かるだろ?」
玄「…うん。凄い…ドクンドクンしてる…」
京太郎「…少しは信じてくれたか?」
玄「うん…信じた…けど」
京太郎「けど?」
玄「…こうやって手を当ててると…なんていうか…あの…」モジモジ
京太郎「…玄?」
玄「き、京太郎君…と…ね。えと…あの…分かる…よね?」チラッ
京太郎「…発情したのか」
玄「そ、そんなエッチな言い方しないでよぉ」ハゥゥ
いや、5Pじゃなくて
松実姉妹とセクロスする→帰って来てから匂いで理解した幼馴染sに襲われるってパターンもあったって事
誤解させてごめんねー;
京太郎「じゃあ、エロエロになった?」
玄「ち、違うもん。エロエロなんかじゃなくって…」
京太郎「ヌレヌレ?」
玄「ま、まだ濡れてないよ…まだ」
京太郎「じゃあ、どう言えば良いんだ?」
玄「ぅ…そ、それは…あの・・・」モジモジ
宥「…何してるの?」ガチャ
玄「はぅぅんっ!?」ビックゥ
京太郎「あ、宥さん。こんにちは」
宥「うん。こんにちは」
宥「…でも、扉の前でずっと話し込んでるのはあんまり暖かくないよ…?」
京太郎「あ、ごめんな。ちょっと玄で遊んでた」
玄「あ、遊っ!?」カァァ
宥「ダメだよ。あんまり玄ちゃんいじめたら…」
玄「お、おねーちゃん…」ジィン
宥「エッチな気分になっちゃうでしょ?」メッ
玄「お、おねーちゃぁぁん!?」ズガーン
全ヒロイン集めても7人なんだけど残り一人は一体誰なんだ…
宥「それより…待ってる人もいるから…ね」
京太郎「待ってる人?」
やえ「…え、えっと…こんにちは…」ヒョコッ
京太郎「…え?やえさん?」
やえ「あ、あぁ…その…今日は私も呼ばれていてな」
京太郎「…聞こえてた?」タラ
やえ「た、多少は…」カァ
京太郎「そ、その…や、やえさん…」
やえ「だ、大丈夫だ。その…別に予想はしていた事ではあったし…」メソラシ
やえ「それに…ま、まぁ…本人同士が納得してるなら外野が口を挟む事ではないだろう」
やえ「…出来れば大事な時期である京太郎を悩ませないでやって欲しいトコロではあるけれど」ジトー
宥「…それについてはちょっと悪いなって思ってます」シュン
【宥のお部屋】
やえ「…で、わざわざ秘密で私達を揃えた理由はなんなんだ?」
京太郎「って事はやえさんも聞いてない?」
やえ「あぁ。遊びに来いという話しか聞いていない」
宥「えっと…実は…」
京太郎「実は?」
宥「ブッキングしちゃった」
京太郎「…え?」
やえ「…ん?」
宥「だ、だって、京太郎君呼んだの玄ちゃんで…私はそれ知らなくて…」
宥「それでやえちゃんとは前々から遊びに来る話をしてて…それで…」
やえ「あー…それなら早く言えば良いのに」
宥「私もさっき玄ちゃんから聞いたばっかりで…あの、ごめんね…?」
やえ「別に私は構わないぞ。お互いそれぞれ別の相手を呼んだのだから仕方ない」
やえ「…ただ、まぁ、おじゃま虫である私はそろそろ帰ったほうが良いだろうが…」
京太郎「…やえさん」
京太郎「その…どうせだし一緒にいないか?」
やえ「き、京太郎?」
京太郎「お互い知らない仲ならそれが正解なんだろうけど…」
京太郎「でも、俺たちは別に知らない関係じゃない訳だし…さ」
やえ「で、でも…京太郎は宥たちとその…す、するんだろう?」
京太郎「い、いや…別にそうと決まった訳じゃ…」
京太郎「そもそもそれが目的で来た訳じゃなくって俺も招待されただけだし…」
やえ「…むぅ」
宥「じゃあ、とりあえず三麻する?」イソイソ
やえ「…お前はマイペース過ぎるぞ」
宥「だって、やえちゃんも本当はきょーくんと会えて嬉しいでしょ?」
やえ「う…それは…」
宥「意地を張らずに居たいなら居たいって言えば良いんだよ」ニコー
やえ「…誰のせいだと思ってるんだ誰の…」ハァ
宥「うん。だから責任撮ってやえちゃんがいやすい環境を作ろうかなって」
やえ「努力の方向が間違っているぞ…」
まだヒロイン三人揃っただけだから(震え声)
宥「…じゃあ、嫌?」
やえ「…嫌…じゃない」
京太郎「よし。じゃあ、麻雀の準備するか」
やえ「京太郎まで…」
京太郎「悪いな。俺もやえさんと一緒にいたからさ」
やえ「む…」
宥「…嬉しい?」クスッ
やえ「う、うるさい…!いちいち、分かりきった事を聞くな…!!」カァァ
京太郎「ま、三麻でも特訓にはなるし、良いんじゃないか?」
宥「…特訓?」
やえ「…あぁ、最近、京太郎と一緒に始めたんだ」
京太郎「二人でプロのペア大会に出る為に頑張ろうってな」
やえ「まぁ…目標と言えば目標であり…夢と言えば…夢ではあるんだけど」テレテレ
宥「ふふ」
やえ「…ぅ」
やえ「べ、別に…黙ってた訳じゃないぞ?ただ、結果的に言う流れにならなかっただけで…」
宥「ううん。それは気にしてないよ」
宥「それに私もやえちゃんに黙ってた事はあった訳だし」
宥「だから、私はそれよりやえちゃんがそんなにきょーくんの事を大事に思ってくれているのが嬉しくて」クスッ
やえ「…たまに私はお前がわからなくなるよ」
やえ「普通ここは嫉妬する場面じゃないのか?」
宥「どうして?」
やえ「どうしてって…それは…」
宥「私の大事な人たちが仲良しなのに…どうして嫉妬する必要があるの?」キョトン
宥「それは暖かくて、とっても素晴らしい事じゃない」ポワァ
やえ「…宥」
宥「ん?」
やえ「仮にも友人として忠告しておくが…自分のその価値観が一般的だと思わない方が良いぞ」
宥「うん。解ってるよ」
やえ「…宥…っ」
宥「…解ってるけど…私はこうしてるの」
宥「別に自分がおかしい事くらい…私だって自覚してるよ」
宥「自覚して…していても…私はもっとおかしくなりたいの」クスッ
宥「そうすれば…私の大事な人たちももっと暖かくなれるでしょ?」
やえ「…まったく…お前は…」
それも考えたんだけど代行は姫松の監督やってるしねー
阿知賀に斡旋するくらいなら自分ところと打たせるだろうなーと思って
京太郎「…喧嘩か?」
やえ「…いや、喧嘩ですらないな」
京太郎「え?」
やえ「暖簾に腕押しも良いトコロだ…本人に聞くつもりがまったくない」
宥「…ごめんね」
やえ「別に怒ってる訳じゃない。…呆れてはいるけれど」
やえ「…まぁだからと言って…宥の友人を止めるつもりはないよ」
宥「やえちゃん…」
やえ「宥がおかしいのは分かっているけれど…でも、尊敬してる部分は確かにあるんだ」
やえ「だから、私は別にこの程度で幻滅したりはしないよ」
宥「…ありがとう」ギュッ
やえ「礼を言うくらいなら少しは是正する努力をしろ…まったく」
京太郎「…そう言いながらやえさんの顔もにやけてるけど」
やえ「ぅ…そ、それよりほら…京太郎が準備してくれた訳だし…特訓するぞ」
宥「…うん。そうだね」
宥「お礼にやえちゃんがいっぱい強くなれるように頑張るから…」ググッ
>>+2
00~50 成功
51~99 大成功
>>大成功
やえ「…ふぅ…ご馳走様」
玄「はーい。お粗末さまでした」
やえ「…すまないな。夕飯までご馳走になってしまった」
宥「良いんだよ、元々そのつもりだったし」クスッ
京太郎「俺も悪いな」
玄「京太郎君も気にしないでね。これはお礼でもあるんだから」
京太郎「…お礼?」
玄「うん。インターハイ終わった時の話…アレ私達の事だよね?」
京太郎「あー分かっちゃったか」
玄「そりゃ名前出てたしすぐ分かっちゃうよ」エヘー
宥「だから、玄ちゃんと一緒に相談したんだよ」
玄「うん。京太郎君にどうやってお礼したら良いかって」
宥「…喜んでもらえた?」
京太郎「おう。バッチリだぞ」
宥「ふふ…良かった」
やえ「…そうだったのか」
やえ「すまないな…そんな時にお邪魔して…麻雀の特訓まで付き合ってもらって」
京太郎「いや、元々、やえさんがいなくても麻雀したりゴロゴロするだけだっただろうし」
やえ「ご、ゴロゴロ…」カァ
京太郎「あ、い、いや…変な意味じゃなくてな」
やえ「も、勿論、分かってるぞ。あ、あぁ、分かっているとも…!」カァァ
宥「ふふ」
やえ「ぅ…なんだ?」
宥「…ううん。やえちゃんって思ったよりエッチなんだなって」クスッ
やえ「ば、バカな事言うな!誰がそんな…!!」フルフル
宥「はいはい。それより…どうせだし温泉も入っていかない?」
やえ「…良いのか?」
宥「元々、お泊り会って話だったし…どう?」
やえ「…そうだな。折角だし頂いていこうか」
宥「うん。じゃあ、案内するね」
やえ「案内…?いや、大浴場なら何度か通ってるし知ってるぞ」
玄「今日は特別なお風呂を使うんだよー。ほら、京太郎くんも来て」
京太郎「……俺も?」
おかしい…ただ、セフレ姉妹と先輩が一緒にお泊りするかもしれないってだけなのに…どうしてゾロ目って話になるんだー(ボウヨミ
【家族風呂】
京太郎「…なぁ」
玄「え?」
宥「どうかした?」
京太郎「…ここってどう見ても家族風呂だよな?」
やえ「か、家族風呂って…」
玄「そう。所謂、貸し切りのお風呂なのです!」ドヤァ
宥「最近は結構こういうのがニーズあったりするんだよ」
宥「うちは三個あるけど結構予約で埋まるから実は増設も考えたりしててね」
やえ「き、聞いてるのはそっちじゃない!」カアァ
玄「え?」
やえ「どうしてそこの脱衣所に京太郎までいるんだ…!」
宥「だって一緒にお風呂に入るし」
やえ「…え?」
京太郎「えっ」
ユウチャーは性にだらしがないんじゃなくて暖かい>>>(超えられない壁)>>>モラルなだけだから!!
やえ「そ、そそそそそそそれって…!?」カアァ
京太郎「…混浴?」
玄「うん。いっぱい、気持ち良くしてあげるね」ググッ
やえ「き、気持ち良くぅぅ!?」マッカ
宥「…背中流すだけだよ?」クスッ
やえ「ふぇ…?あ、い、いや…分かってた!分かってたぞ…!」
宥「ふふ…それなら良いんだけど」
京太郎「…ってか混浴ってこのメンバーで?」
宥「うん。元々、家族連れも想定してる作り出し…」
玄「この人数でも十分入れるよ」
京太郎「いや、聞きたいのはそっちじゃなくてな」
京太郎「俺の異物感が半端ないと言うか…なんというか」
やえ「…あんまり仲間はずれにするような事を言うのはどうかと思うが…」
やえ「しかし、ごく普通に考えれば男女で分けるべきだと思うぞ…」
京太郎「だな。俺もやえさんに同意する」
玄「でも、これはお礼だし…」
宥「うん。お背中くらい流してあげないと…」
やえ「それならそれで京太郎が入っている時に背中だけ流せば良いだろうに」
やえ「混浴までする必要性は見当たらないんだが…」
玄「でも、京太郎くんは混浴の方が嬉しいよね?」ギュッ
京太郎「ぅ…」
宥「ふふ…玄ちゃんダメだよ。そんな聞き方したら」ギュッ
宥「きょーくんは例え混浴でも我慢出来るよね?」ボソッ
宥「きょーくんはもうオトナなんだから…簡単にケダモノさんになったりしないよね?」クスッ
京太郎「そ、それは…」
やえ「と、と言うか…!お前たち何を抱きついてるんだ!?」
宥「だから…ちょっとしたサービス…だよ♪」
玄「京太郎君はおっきなおもちが大好きだからね」エヘー
やえ「…京太郎…!」
京太郎「…ごめん。流石にこれはちょっと否定出来ない…」
X京太郎「…ごめん。流石にこれはちょっと否定出来ない…」
↓
○京太郎「…ごめん。流石にこれはちょっと振りほどけない…」
やえ「そ、それなら…勝手にしろ!」
やえ「私は大浴場の方で入る!!」
宥「良いの?」
やえ「……何がだ?」
宥「やえちゃんがいなかったら私達歯止めが効かないよ?」
やえ「…え?」
宥「最近、エッチしてなかったから…きっと最後までしちゃう」
宥「時間一杯まできょーくんの愛してもらって…幸せになっちゃうよ…?」
やえ「ぅ…か、勝手にしろ…!」
宥「…本当に…勝手にして良いの?」
宥「…それで本当に後悔しない?」
宥「合法的にきょーくんとお風呂に入れるのに…それでも後悔しないの」
やえ「……」
やえ「………」
やえ「…………」
やえ「…………っ…!!!」
あー合法的と言うか自分に言い訳がつく形で、だね
なんか最近、日本語変でごめんねー;
やえ「…」ムスー
玄「ほらほら、小走さんもそんなに拗ねないでください」
やえ「…これが拗ねないでいられるか…」スネー
やえ「完全にのせられている…そんな事は分かってるのに…」
玄「おねーちゃんはそういうの得意ですだから」ドヤァ
やえ「なんでそこでドヤ顔するんだ…」
玄「だって、私にとっては自慢のおねーちゃんですもん」ニコー
やえ「…アレが?」
宥「寒い…」プルプル
玄「おねーちゃん、ほら、早くお風呂入って」
宥「…うん、ごめんね」プルプル
やえ「…はぁ」
玄「どうかしました?」
やえ「…いや、あんな奴にのせられてしまったと思うと凄い情けなくなった…」
やえ「…にしても」
玄「…?」タプーン
宥「あったかぁい♥」ドタプーン
やえ「…」ストーン
玄「…どうかしました?」
やえ「…世の中は不条理だ…」
玄「えっ…」
やえ「…いや、なんでもない…」
玄「そうですか…ってあ…っ♥」
ガラララ
京太郎「お邪魔しまーす…」イソイソ
玄「京太郎君、いらっしゃぁい♪」
京太郎「お、おう…正直、入るかどうか迷ったけどな」
玄「どうして?」
京太郎「…そりゃお前、ある程度諦めたとは言え、このシチュエーションで躊躇なく入れるほど吹っ切れた訳じゃねぇぞ…」
やえ「……」
やえ「(き、京太郎君のナマ裸だあぁああああっ♥)」
やえ「(す、凄い…やっぱり引き締まってる…)」
やえ「(前々から思ってたけど…京太郎君って絶対文化系じゃないよね)」
やえ「(身長だってまだ180cm以上あって…まだ伸びているらしいし)」
やえ「(服の上からじゃ分からないけど…凄い逞しい身体つき…)」ゴクッ
やえ「(こ、これが女の子に人気な細マッチョって奴…?)」
やえ「(あぁ…でも…分かる…かも)」
やえ「(こうして見てるだけで…逞しさが伝わってきて…)」
やえ「(私なんかとは身体つきまったく別物で…)」
やえ「(抱きしめて欲しい…胸板に飛び込みたいって…そんな風に思って…)」
やえ「(…すっごく胸が…ドキドキ…しちゃう…♪)」
やえ「(そ、それに…タオルで隠されてるけど…)」
やえ「(あ、あそ…こ…凄い…おっきい…)」
やえ「(タオルの上からでももっこりして…あ、アレが…京太郎君の…)」ジィィ
京太郎「あ、あの…やえさん…?」
やえ「……え?」
京太郎「そ、そんなに見られると流石に恥ずかしいぞ…」
やえ「あ…ああぁっ!ご、ごごごごごごごめんなさいっ!」マッカ
京太郎「いや…別に良いけど…あの…」
宥「ふふ…やえちゃんもきょーくんの裸に見惚れちゃったんだね…♪」
やえ「ば、ばばばばばバカな事を!そんな事あるはずが…!」
玄「え、でも、京太郎君の身体ってスッゴい逞しいよ?」ペタペタ
やえ「ぅ」
京太郎「こ、こら、くすぐったいって玄」
玄「えへへ…ごめんね」ペタペタ
やえ「な、なななななななっ」
京太郎「…そう言いつつ止めるつもりはないんだな」
玄「だって、触ってるとドキドキして…暖かくて」
宥「あ…玄ちゃん良いなぁ…」
玄「…おねーちゃんも触る?」
宥「…おねーちゃんまだお風呂からあがれそうにない…」
玄「あはは、じゃあ、私が京太郎君の髪洗ってあげるね」
京太郎「って髪まで洗うのかよ」
玄「そうだよ。今日は全身、私達が洗うんだから」
玄「あっ…小走さんもします?」
やえ「ふぇぇ!?」ビクッ
玄「京太郎君の身体すっごい逞しいですよー」
京太郎「…別に鍛えてる訳じゃないから持ち上げられるほどじゃないと思うけどな」
玄「でも、じょうわんにとーきんとかすっごく硬いよ」ペタペタ
やえ「じょ、上腕二頭筋…」ゴクッ
玄「腹筋もカッチカチー…」
やえ「ふ、腹筋…」ゴクリッ
京太郎「だからいちいち触るなって」
玄「えへへ…あ、でも、京太郎君からは触っちゃダメだよ?」
玄「…私、本当は今だって凄いドキドキしてるんだから」
玄「触られると…絶対、我慢出来なくなっちゃうし…」モジモジ
やえ「が、我慢…!?」
玄「お客様かゆいところはありませんかー?」ワシャワシャ
京太郎「んー大丈夫」
玄「そっか。良かった…」ニコー
京太郎「つか、お前、洗うの結構上手なんだな」
玄「私、髪長いからちゃんとお手入れしなきゃすぐダメになっちゃうし」
京太郎「なるほどなぁ…確かに玄の髪は綺麗だもんな」
玄「えへへ…おかーさん譲りの自慢の髪だよ」ニコー
京太郎「でも、お前、髪切ったりしないのか?」
京太郎「それだけ長いと大変だろ」
玄「うーん…大変だけど…でも…」
玄「こうして髪を伸ばすとね…おかーさんが一緒にいてくれる気がするの」
京太郎「…玄」
玄「えへへ…気のせいなんだってのは分かってるんだけどね」
玄「でも、私にとってはこの長さがやっぱり一番、落ち着くんだ」
京太郎「…そっか。変な事言って悪いな」
玄「ううん。大丈夫だよ」ニコー
玄「はい。じゃばーするねー」
京太郎「じゃばーってお前な」
玄「ダメだった?」
京太郎「…あんまり子ども扱いするなよな」
玄「別に子ども扱いなんてしてないよ?うちじゃこれが普通なんだから」
玄「私もおねーちゃんに髪洗ってもらう時はじゃばーしてもらうし」
宥「…え?じゃばーって言っちゃダメなの…?」
京太郎「あ、いや、ダメって訳じゃないけど…」
玄「じゃあ、もっかいしゃばーするね」ジャバー
京太郎「おう」
玄「はい。じゃあ、今度はお顔だね」
やえ「」
宥「そっちはおねーちゃんに任せて」
玄「あ、おねーちゃん暖まった?」
宥「うん。もう元気百倍だよ」ググッ
玄「じゃあ、交代するねー…あ、小走さんは…」
やえ「い、いや…私はその…」
やえ「…良い…」シュン
宥「…そっか。じゃあ、私がお顔洗うね」イソイソ
京太郎「でもさ」
宥「ん?」
京太郎「…どうやって顔を洗うんだ?」
宥「えっと…きょーくんにこっち向いてもらうとか?」
宥「あ、でも、それじゃ髭剃りしにくいし…後ろに倒れてもらったほうが良いかな」
京太郎「…後ろに?」
宥「うん。後ろにゆっくり頭を倒して…で、私が受け止めてあげるの」
宥「美容院みたいな感じかな」
京太郎「…いや、でも、そうなると…」
宥「じゃあ、ゆっくり倒すねー」
京太郎「あ…ちょ…うわっ」フニョン
宥「ちゃんと後ろに私の膝があるから遠慮無く倒れてね」
宥「じゃあ、そろそろおねーちゃんが洗ってあげるから」クチュクチュ
京太郎「…お手柔らかにお願いします」
宥「ふふ…大丈夫だよ。そんなに緊張しなくても」
京太郎「いや…緊張するなって言われてもな…」
宥「…そんなにおっぱい気になっちゃう?」クスッ
京太郎「ぅ…っ」
宥「さっきから私のおっぱい…じっと見上げてるよね…?」
京太郎「…ごめん」
宥「良いんだよ。きょーくんがおっぱい大好きさんなのはもう分かってるもん」クスッ
宥「それより…気になるなら触ってみる?」
京太郎「そ、それは…」
宥「大丈夫だよ。私、玄ちゃんみたいに我慢弱くないし」
宥「おっぱいモミモミされてもちゃんと我慢出来るから…♪」
宥「それに…きょーくんも私のおっぱい触るの…大好きだよね…?」
宥「だから…一杯…モミモミしても良いんだよ…♥」
京太郎「…いや、やめとく」
宥「どうして?」
京太郎「…ここで触ると俺の方が我慢出来なくなるし…」
京太郎「それに…絶対勃つだろうから…」
京太郎「そうなるとお互い抑えが効かなくなるだろ」
宥「…ふふ、そうだね」
宥「きょーくんの逞しいの見ちゃったら…絶対我慢出来なくなっちゃうし…」
宥「…仕方ない。こうして普通に…お顔を洗うね」
京太郎「んー」
宥「お客様、どこかかゆいトコロはないですかー?」
京太郎「にゃい」
宥「ふふ…でも、こうしてると」
京太郎「んー?」
宥「…今のきょーくんって凄い無防備で…」
宥「…なんだかとても暖かいな…♪」
京太郎「ん…」
宥「…もうちょっとこのままじゃダメ?」
京太郎「りゃめ」
宥「ちょっと勿体無いなぁ…」
宥「でも…仕方ないよね。じゃあそろそろ一回じゃばーしておひげ剃りするね」ジャバー
京太郎「…ふぅ」
宥「どうだった?」
京太郎「…大きかった」
玄「だって、私が育てた自慢のおもちなのです」ドヤァ
宥「もう…きょーくんも玄ちゃんも…」カァ
やえ「(…あ、そこは照れるのか)」
宥「じゃあ、今度はお髭剃っちゃうね」
京太郎「…つっても殆どないぞ」
宥「…本当だ…ツルッツル…」
宥「…お髭剃るの楽しみだったのになぁ…」シュン
実質三人分のイベントとは言えこの無駄な厚みはなんなんだろうな!!!
なんか今日はこのイベントだけで終わっちゃいそう…ごめんなさい…
宥「……」
宥「下の毛」
京太郎「いや、それは勘弁してくれ」
宥「…ダメ?」
京太郎「絶対ダメ」
宥「ちょっとだけ…」
京太郎「ダメ」
宥「…夫婦みたいだなって思ったのに…」
京太郎「だからって下の毛剃ろうとするのはやめてくれ…流石に恥ずかしい」
宥「はーい…」
玄「じゃあ…おねーちゃん」
宥「うん。そろそろ…メインディッシュだね」
やえ「おい」
宥「あ、違った…えっと、きょーくんの身体を洗う番だね」グッ
玄「じゃあ、私も…」イソイソポシュポシュ
京太郎「…ん?何してるんだ?」
宥「何って…ボディソープ泡立ててるんだよ?」
京太郎「…いや、でも、なんか…鏡に映る二人がさ」
京太郎「手ぬぐいとか持ってないんだけど…」
玄「うん。だって、手ぬぐいとか要らないよね」
京太郎「えっ」
宥「下手にそういうの使うと肌が荒れちゃうから…今日は手でしようねって」
京太郎「ちょ…!ま、待て…!手って事は…!」
玄「えい」デロー
京太郎「ひあ…!」
宥「ふふ…こういうのも新鮮…♪」ヌルヌル
京太郎「うぉあ…!」
やえ「……っ」ドキドキ
宥「どう…?私達のお手々で洗われるのは…」
京太郎「く、くすぐった…い」
玄「でも、タオルのところ…ピクピクしてるよ?」
宥「本当は…気持ち良いんだよね」クスッ
京太郎「き、気持ち良いけど…でも…」
宥「大丈夫…♪ちゃんとお股の間も洗ってあげるからね…♥」
玄「全身ピッカピカにしてあげるから…!」ヌチュヌチュ
宥「まぁ…手で洗っているからちょっと時間は掛かっちゃうかもしれないけれど…」
玄「でも、辛い事なんか全然ないから…私達に身を任せてね」
玄「京太郎君はずっと気持ち良くなってくれればそれで良いから」
京太郎「き、気持ち良くって…これ絶対違…っ」
宥「違うかもしれないけど…きょーくんも嫌じゃないでしょ?」
宥「本当に嫌ならもっと抵抗してるもんね」
玄「京太郎君は素直じゃないのなんて分かってるから…大丈夫だよ」
宥「うん…♪ちゃぁんと…気持ち良い所も念入りに洗ってあげるからね…♥」
やえ「ま、待て!!」
玄「ん?」
京太郎「や、やえさん…!」
まぁ、初期のサクサク感は何処に言ったのかってレベルで長くなってるよなーと
その辺は思いつきでエロ安価飛ばして急遽ハーレムルート進む事になった弊害ですごめんなさい
ただ、エロばっかりというのは否定したいぞ流石に
前にエロやったのなんて松実姉妹とのデートだし、ソレ以前は宥姉のだし…そこまでエロばっかりやってる訳じゃない
12月に入って本編進められてないからそう見えるだけだ(多分)
やえ「流石にそこまでいくとやりすぎだ。見過ごせない」
宥「…じゃあ、どうする?」
やえ「……もう分かってるんだろう」
宥「分かってるよ。でも、それを私はやえちゃんの口から聞きたいの」
やえ「……私が洗う」
京太郎「え?」
やえ「わ、私が…!京太郎の身体を…洗う」カァァ
玄「…小走さんが?」
やえ「あ、当たり前だ。もう任せてはおけない」
やえ「それは…それは私の仕事だ」グッ
宥「…ちゃんと前まで洗える?」
やえ「そ、それは…京太郎本人がやれば良いだけだろう」
宥「ダメだよ。私達は全身洗うって約束したんだから」
宥「やえちゃんが洗わないんなら私達が洗っちゃうよ?」
やえ「ぅ…うぅ…」
ハーレムを作るのにエロが必須と思ってるだけで、イベント自体は修羅場とか色々あるんじゃよ
つーか、書ききれないからスケジュール安価が長くなってる訳でな…
やえ「…すまない。京太郎」ワシャワシャ
京太郎「いや、良いんだよ。あのままだと俺もおかしくなってたし…」
京太郎「寧ろ、助けてくれてありがとう」
やえ「…あんまり助けた事にはならないかもしれないが」
京太郎「それでも手ぬぐいで洗ってくれてるだけ有難いよ」
やえ「…ん。そう言ってもらえると私も助かる」
京太郎「いえいえ」
やえ「よし。背中は終わったぞ」
京太郎「ありがとう。気持ちよかったよ」
やえ「そ、そうか。うん…それなら良かった」ニコー
宥「やえちゃんにやけてるね」ニコー
やえ「う、うるさいそこ!!」
やえ「で…前なんだが…」
京太郎「…まぁ、監視もいるし」
玄「じぃぃぃ」
宥「じぃぃぃぃ」
やえ「…すまない。じゃあ…前に回るぞ…」
京太郎「あぁ。悪いけど…頼む」
やえ「(こうやってゴシゴシしてると…やっぱり硬い…ね)」
やえ「(いや、今まで抱きしめられたりした事はあったから…分かってたんだけど…)」
やえ「(こうして肌がはっきりと見えていると…やっぱり余計にそれを感じる)」
やえ「(…もう今まで何度思ったか分からないけど…京太郎君はやっぱり男なんだ)」
やえ「(……触れてみたい…な)」
やえ「(手ぬぐい越しじゃなくって…直接触れて…確かめてみたい…)」
やえ「(京太郎君の身体の熱…硬さ…逞しさ…)」
やえ「(京太郎君の身体の事…もっと知りたい…)」
やえ「(宥にも…負けないくらいに)」
やえ「(世界で一番…京太郎君の事を知っているのは私なんだって言えるように…)」
やえ「(もっともっと…京太郎君の事を…知り尽くして…私…)」ゴシゴシ
京太郎「…あのやえさん…?」
やえ「え?…あ…ぅ」カァァ
京太郎「そんなに同じところやらなくてもって…どうかした?」
やえ「(わ、わわわわ私…何を考えて…!)」
やえ「(あんな…はしたない事…まるで宥みたいな…!)」
やえ「(ち、違う…私は…宥とは違うんだ…)」
やえ「(欲望のままに…彼を求めて困らせたりするような女じゃ…決して…)」
京太郎「…顔赤いけど…もしかして湯あたりか?」スッ
やえ「~~~っ!!」
やえ「(京太郎君の手…ひ、額に…!)」
やえ「(触れて…る。欲しかった手が…私に今、触れて…)」
やえ「(すごいドキドキして…だ、ダメ…ドキドキしちゃ…ダメなのに…)」
やえ「(わ、私…私…)」
やえ「は、はわあわわわわわわわっ…っ」フルフル
京太郎「あれ?やえさん?」
やえ「ふぇぇっ…!?ち、違っ…!私…違…っ!!」
京太郎「いや、何が…」
やえ「~~~っ!ご、ごめ…」ダッツルッ
京太郎「~~!やえさん!!」ダキッ
やえ「(…あれ?痛く…ない)」
やえ「(…ううん。寧ろ…暖かくて…優しくて…)」
やえ「(硬いのに…優しいなんて…これ…なんだろう)」
やえ「(とても安心する…ずっとこの中にいたい…)」ギュッ
京太郎「…やえさん?」
やえ「(京太郎君の声がする…)」
やえ「(優しい声…私の大好きな声…)」
やえ「(…あぁ、そうか…これ…京太郎君なんだ)」
やえ「(京太郎君が転びそうになった私を捕まえて…そのまま抱いて………え?)」
京太郎「…なんとか間一髪間に合ったけど…大丈夫だったか?」
やえ「き、京太郎く…」カァァ
やえ「(か、身体…京太郎君の裸…)」
やえ「(ギュって抱きしめ…安心…暖かさ…)」
やえ「(信頼…熱…お腹の奥ジュンって…)」
やえ「(濡れて…私、求めて…)」グルグル
やえ「……きゅぅ」
京太郎「や、やえさん!?やえさん!?」
やえ「…ん…」
京太郎「あ、やえさん…大丈夫?」
やえ「…京太郎…君…」ボヤァ
やえ「私…どう…して…」
宥「お風呂場で気絶しちゃったんだよ」
やえ「…お風呂場で……気絶…」
やえ「……」ボンッ
やえ「あわ…あわわわわっ!!」
京太郎「あ、ご、ごめんな、本当に」
やえ「あ、あぅ…」フルフル
京太郎「…え?」
宥「多分、きょーくんは悪く無いって言おうとしてるんじゃないかな」
やえ「」コクコク
京太郎「…やえさん、でも…」
宥「でも、きょーくんは止めようとしただけだし…お陰で怪我もなかった訳だから」
やえ「」コクコク
宥「だから、気にしなくても良いと思うよ」
京太郎「…うーん…でもなぁ…」
やえ「…と言うか今は…」
宥「もう一時だね」
やえ「…そんなに気絶していたのか…」
宥「多分、疲れもあったんじゃないかな?やえちゃん最近、あんまり寝てないでしょ」
やえ「ぅ…」
宥「ちゃんと寝なきゃダメだよ。寝不足は肌の天敵なんだから」
やえ「だが…」
京太郎「俺からも頼むよ」
やえ「京太郎…」
京太郎「またこんな風に倒れたりすると…やっぱり心配だからさ」
京太郎「だから…焦らずにゆっくり休んでくれよ」
京太郎「そうしてくれないと俺も安心して特訓に付き合えないし…さ」
やえ「…わかった」
やえ「次からはちゃんと身体を休めるようにするよ」
宥「うん」ニコー
宥「で、今日の寝床だけど」
やえ「ちょっと待った」
宥「え?」
やえ「私は泊まるつもりはないぞ」
宥「でも…もう夜も遅いし」
やえ「う…だ、だけど…」
京太郎「不安なら俺も送って行こうか?」
やえ「いや…それは流石に…」
宥「そうだよ。そもそも今日はきょーくんにゆっくりしてもらうために招待したんだから」
宥「それに私のお部屋は三人分寝れるスペースがある訳だし…三人で川の字になって寝よう?」
京太郎「いや…流石に男女同室は厳しいだろ…」
京太郎「俺は今のコタツで良いからさ」
宥「流石に今の時期でも夜は冷えるからコタツはダメだよ」
京太郎「でもさー…」
やえ「…そもそも私が一人で帰れば、二人は一緒のベッドで寝れる訳だから」
京太郎「い、いや、だから別にそういう事しに来た訳じゃ…。と言うかこの時間に一人で帰す訳にも」
宥「やっぱり三人眠れるスペースはあるんだからそっちを有効活用するべきだよ」
やえ「……」
京太郎「……」
宥「……」
やえ「…平行線だな」
京太郎「どうするか…」
宥「川の字…」
やえ「却下だ」
宥「どうして?」
やえ「どうしてって…幾ら何でも男女が同室で寝るというのは…」
宥「じゃあ、きょーくんが何かすると思ってる?」
やえ「い、いや…思ってる訳ではないが…」
宥「じゃあ、別に構わないんじゃないの…?」
宥「きょーくんだってやえちゃんさえ良ければ別に一緒でも良いんでしょ?」
京太郎「ま、まぁ…いまさら嫌だって言える立場でもないけどさ…」
やえ「い、いや…だけど…」
宥「それとも何かまだ問題でもある?」
やえ「常識という大きな問題があるだろうに…」
宥「でも、その常識の所為で誰かが風邪を引いたり危険な目にあうのは嫌だよ…」ギュッ
やえ「…むぅ」
宥「…だから…ね。お願い…」ジィ
やえ「…はぁ」
やえ「まぁ、そもそも…今のいままで私が寝ていたのが主因な訳だしな…」
やえ「…分かった。私も…今日はここで寝るよ」
宥「やえちゃん…」
やえ「ただし!」ビシッ
宥「え?」
やえ「…そ、そういう…ふしだらな行為は一切禁止だ…!禁止!」
やえ「もし見つたら…見つけたら…」
宥「…どうするの?」
やえ「…どうしよう…」
京太郎「あー…俺を放り出すっていうのは」
宥・やえ「「それは駄目」」
やえ「よし…では厳正なる協議の結果、もし、禁止行為を行った場合、なんでも一つ言う事を聞くと言う事で」
宥「はーい」
京太郎「異議なし」
やえ「…よし。じゃあ諸兄の了解を得られたところで…もう寝るか」
宥「うん…もう時間も遅いしね」
京太郎「流石に俺も眠くなってきたよ」ファァ
やえ「そうだな…じゃあ…」
宥「真ん中はやえちゃんで良いんじゃない?」
宥「防波堤にもなるだろうし」
やえ「…良いのか?」
宥「うん。だって、本当にそういう事するつもりはないし…」
やえ「そう…か」
やえ「じゃあ、遠慮なく…真ん中を取らせてもらおう」
京太郎「んじゃ俺は右側にするか」
宥「それじゃ左側だねー」
宥「……」
京太郎「……」
やえ「(…眠れない)」
やえ「(さっき気絶していた所為…かな。まったく眠気がやってこない…)」
やえ「(けれど…左右の二人からはもう寝息が聞こえてきているし…)」
やえ「(何か話して気を紛らわせる事も出来そうにないな…)」ゴロン
やえ「(となると…必然的に暇になって…そう…)」
やえ「(仕方なく…仕方なく横を向く訳だけど…)」
やえ「(…京太郎君の寝顔…♪)」
やえ「(可愛い…な)」
やえ「(中学の頃とくらべて大分顔つきも男っぽくなったけど…)」
やえ「(こうして眠っていると…まだ可愛いって感じ…)」
やえ「(思わず…撫でてあげたくなるくらい…)」
やえ「(い、いや…そういうのはしないけれど…しないけれども)」
やえ「(眠っているのを起こすと可哀想だし…)」
やえ「(でも…ちょっとだけ…起こさないくらいに…優しく撫でるのは…)」ソッ
あぁ、ごめん。もう一時だから玄は自分の部屋に戻ってる
その辺、入れる余地なかったから説明出来てなかったな…申し訳ない
ガチャ
やえ「…」ビクッ
やえ「(…だ、誰だ…この時間に…)」
やえ「(…背中の宥…いや、違うか。寝息は確かに聞こえる…)」
やえ「(それに…この気配…誰かが部屋に入ってきてるんだ…)」
やえ「(こんな時間に一体…誰だ…?)」
やえ「(もしかして…強盗…!?)」ゾッ
やえ「(こ、怖い…ど、どうしたら…)」
やえ「(こういう時…下手に起きない方が安全だと聞くけれど…)」
やえ「(でも、宥や京太郎君の命まで危険に晒されているのに…って…あれ?)」
玄「ふふ…♪」ソローリソローリ
やえ「(…なんだ。玄ちゃんか…)」
やえ「(もぉ…本当にびっくりした…)」ハァ
やえ「(…強盗だったらどうしようって本気で怖かったのに…)」
やえ「(…ってでも…なんでこの時間に玄ちゃんが宥の部屋に?)」
やえ「(……まさか…)」
その辺、間取りの問題というか何というか
まったく意味のない設定なんだけど松実父の部屋には玄の部屋の方が近い
だから、そういう事をするのは大抵、宥姉の部屋なのです、エロい道具も多いしn
って、違うか
この状態で京太郎が玄の部屋に泊まらない理由の方だよな?
玄が明日早いから実はもう部屋に帰ってもう寝てるとかそんなんじゃないかな
その辺、wikiでは修正しておこう
玄「…京太郎くぅん…♥」
玄「えへ…♪我慢出来ずに来ちゃった…」チュッ
やえ「(ってやっぱり…!)」
やえ「(明日早いからもう寝たって聞いてたけど…違ったんだ…)」
やえ「(いや…寝ていたのかもしれないけど…こうやって深夜…私達が眠るのを待っていたんだ…)」
やえ「(割りとそういうのと無縁なタイプだと思っていたけれど…)」
やえ「(やはりこの子も宥の妹なんだね…)」
玄「折角お泊りなのにお預けなんて酷いよ…♪」チュッチュ
玄「今日は朝から…京太郎君と会えるの楽しみにしてたのに…♥」チュチュ
玄「一緒にも寝られないなんて…そんなの…酷い…ぃ♪」チュゥゥ
やえ「(ってあんなに一杯キスして…)」
やえ「(凄い…熱烈…)」ゴクッ
やえ「(やっぱり…この子も京太郎君の事…好きなんだ…)」
やえ「(夜中に姉の部屋に忍び込んで…キスしちゃうくらいに…)」
玄「ん…♪」チュッチュ
玄「えへ…♪やっぱりキスじゃ止まらない…♥」
玄「ずっとお預け続きだから…私もう…ダメな子になっちゃってる…♪」スル
やえ「(え…なんで京太郎君のタオルケット剥がして…ま、まさか…)」
玄「だから…舐めちゃうね…♪」ズルズル
やえ「(ちょ…ちょっとまって…!な、舐めるの…!?)」
やえ「(き、京太郎君の…あ、あれを…?)」
やえ「(だ、ダメ…!そんなふしだらな事…止めなきゃ…!)」
やえ「(寝てる間に勝手になんて酷すぎる…)」
やえ「(それに…私達が隣にいるのにそんな事されたら…宥だって起きちゃうかも…)」
やえ「(…だけど…ここで止めなかったら…京太郎君の…アレが見えちゃう…)」
やえ「(さっきタオル越しでしか見れなかったアレが…はっきりとこの目で…)」ゴクッ
やえ「(ち、違う…私は…そんなの見たい訳じゃ…でも…あぁ…でも…)」
玄「わぁ…♥」ボロン
やえ「!?!?!?!?!?!」ビクッ
やえ「(う、嘘…なにアレ…)」
やえ「(お、男の人ってあんなに大きいものなの…?)」
やえ「(子供の頃オフロに入った時に見たお父さんのものよりも遥かに大きい…)」ゴクッ
やえ「(これで…これで勃起したら一体どれくらいのサイズに…)」
やえ「(って違う…それより今は止める事を考えないと…!)」
やえ「(でも、どうしたら…)」
玄「…えへへ…♪京太郎君のオチンチンさぁん…♥」スリスリ
やえ「(ほ、頬ずりしてる…あんなに嬉しそうに…)」
やえ「(あそこおしっこでちゃうところなんだよ…?絶対に汚い場所のはずなのに…)」
やえ「(そんな事構わないって言うみたいに…ニコニコって頬押し当てて…)」
やえ「(私に…あんな事出来る…?)」
やえ「(まるでそれが宝物みたいに…あんな頬ずりの仕方…出来るのかな…)」
玄「じゃ…先っぽから舐めていっちゃうね…♥」
やえ「…」ゴクッ
やえ「(あぁ…すっごいエッチな舐め方してる…)」
やえ「(ペロペロってアイスキャンディーみたいに舐めてるのに…)」
やえ「(舌を一杯動かして…隅々まで味わおうとしていて…)」
やえ「(京太郎君のアレって…そんなに美味しいんだ…)」
やえ「(あんな風に夢中になっちゃうくらいに…美味しくて堪らないものなんだ…)」
やえ「(私も…舐めて…みたい)」
やえ「(っ!な、何を…何をそんな事考えて…!)」
やえ「(そんな事はしないんだって…そう決めたでしょう…!)」
やえ「(京太郎君が…宥たちの関係に悩んでる時に…)」
やえ「(絶対にそんな風にはならないって…!)」
やえ「(せめて京太郎君が治るまでは…そんな関係にはならないって心に決めたんだから…)」
やえ「(そんな事を考えるなんて…あっちゃいけない…)」
やえ「(京太郎君の為にも絶対に…考えちゃいけないのに…)」
玄「はぁ…♪ん…ふぅ…♥」
やえ「(玄ちゃん…顔がうっとりしてる…)」
やえ「(まるでまたたびに酔った猫みたいな…エッチな蕩け方…)」
やえ「(私も…あんな風に…なってみたい)」
やえ「(でも、私は…そんな風にはなっちゃダメで…でも…でも…でも…っ)」
>>+10までにゾロ目出すとキンクリ退治
今度はキンクリ出来ると思ったらコレか…!!!
ってところでそろそろ今日は休みます
明日はちょっと投下厳しそうなので明後日からエロシーン再開予定です
後、レジェンドの小ネタですが…すみません、いろいろあって手直し出来ておりませぬ…
E3もまだ攻略出来てないし、もう少しお時間をください…
ではおやすみなさい
まぁ、初期の路線からはあまりにもかけ離れてるしね
gdgdしちゃって完結伸びてるし文句は言われても仕方がないと思う(聞くとは言ってない)
んじゃ今日中にイベント終わらせる為にもそろそろやえさんのエロやってきます
玄「んちゅ…♪ふふぅ…♥」ペロ
玄「えへへ…もうこんなに大きくなってる…♪」
玄「京太郎君もやっぱり我慢してくれてたんだね…♥」ウットリ
玄「お風呂の時から…ちょっと大きかったし…ふふ…♪」チュル
玄「京太郎君の匂い…♪オチンチンに残ってるぅ…♥」
玄「小走さんが途中で倒れた所為でちゃんと洗えてなかったもんね…♪」
玄「だからぁ…♪私の舌で…一杯洗ってあげる…ぅ♥」レロォ
京太郎「ぅ…」ピクンッ
玄「あは…♪京太郎君…ビクってなっちゃったぁ…♥」
玄「この裏筋の部分…そんなに気持ち良いんだ…♪」ペロペロ
玄「じゃあ…まずはここを一杯舐めてあげるね…♥」ペロ
玄「ほぉら…舌プルプルさせて…ぇ…♪」
玄「根本から先っぽまで…ぜぇんぶ舐めちゃうよぉ…♥」
やえ「(あの清純そうな子が…あんなに嬉しそうに舐めてる…)」
やえ「(ううん…舐めてるだけじゃなくって…一杯エッチな事言って…)」
やえ「(多分…アレは興奮してる…からなんだ…)」
やえ「(玄ちゃん凄い興奮して…エッチになってるけど…)」
やえ「(もっと興奮したくて…あんなにエッチな事言ってるんだと…思う…)」ゴクッ
やえ「(だって…まだ私が起きてるの気づいてないはずだし…)」
やえ「(それに…私や宥が起きちゃったら困るのは…夜這いしてる玄ちゃんなんだから)」
やえ「(夜這い…あぁ、そうだ…夜這い…なんだ)」
やえ「(女の子なのに…玄ちゃん…京太郎君の事襲ってる…)」
やえ「(京太郎君の事欲しくて欲しくてたまらなくて…エッチな事する為に…忍び込んじゃってる…)」
やえ「(その上…聞いてるだけでこっちも興奮しちゃいそうな…恥ずかしい事ばっかり言って…)」
やえ「(…そんなに…興奮するの?)」
やえ「(京太郎君のソレって…そんなに素敵なものなの…?)」
玄「んふゅぅ…♪ちゅ…るぅ…♪」
玄「…ちゅ…♪えへへ…ぇ♥」ニコー
玄「京太郎君のオチンチン…もう私の唾でベットベトぉ…♥」
玄「あっちもこっちも…全部舐めて…えへぇ…♪」フニャァ
玄「今は…京太郎君のオチンチン…私のモノになってる…♥」スリスリ
やえ「~~っ」
玄「おねーちゃんでも…他の誰かでもなく…私だけのオチンチン…♪」チュッ
玄「おねーちゃんと舐めるのも良いけど…たまには独り占めも良いよね…♥」ウットリ
玄「私の知らないところでおねーちゃんとエッチしてた訳だし…私だって京太郎君とエッチ…したいもん…」カァ
玄「…あは…♪なんだか…すっごい恥ずかし…♥」
玄「私とだけ…なんて…初めてだもんね…♥」
玄「でも…嫌な気分じゃない…よ♪」クスッ
玄「寧ろ…すっごいドキドキして…♪」
玄「京太郎君のオチンチンと…もっとエッチな事したくなってる…ぅ♥」
玄「ほら…こうするのも…良いんだよね…♪」シコシコ
玄「お手手でオチンチン扱いて…根本から先っぽまで…ふふ…♪」
玄「凄い…私の手の中でドンドン大きくなってる…♥」
玄「私の手…そんなに気持ち良いんだぁ…♥」
玄「おっぱいじゃないのに…手だけなのに…ぃ♪」
玄「もうこんなにガッチガチに勃起させちゃうくらい…気持ち良いんだね…♥」シコシコ
玄「らったらぁ…♪」ネトー
玄「んふ…♪一杯…唾を入れてあげるぅ…♥」クチュクチュ
玄「一杯激しくなるように…唾を…一杯ぃ…」ネバー
玄「…あはぁ…♪手の中…もうベットベトになってるぅ…♥」クチュクチュ
玄「それに…手の中で一杯エッチな音鳴って…♪」
玄「クチュクチュってすっごいやらしい…っ♪」
玄「こんな音聞かされたら…私も我慢出来なくなっちゃうよぉ…♥」
やえ「(あぁ…分かる…分かっちゃう…)」
やえ「(だって…私もその音だけで…ドキドキしちゃってるんだから…)」
やえ「(粘ついて…耳の奥に残るみたいな…ドロドロの…エッチな音…)」ハァ
やえ「(玄ちゃんの小さな手が動く度に…クチュクチュなって…)」
やえ「(京太郎君の…大きなアレから…まるで楽器みたいに…鳴ってる…)」ゴクッ
やえ「(その上…京太郎君の…まだ大きくなって…)」
やえ「(今でも…玄ちゃんの手じゃ握りきれないほど大きいのに…)」
やえ「(こうして見てる間にまだ太くなっていって…長くなっていって…)」
やえ「(長さも太さももう…最初の二倍くらいある…)」ゴクッ
やえ「(本当に…本当にこんなものが…女の子の中に入るの…?)」
やえ「(いや…それどころか…口の中に入るかどうかすらあやふやで…)」
やえ「(…私だったら…あんなの頬張ったら絶対に…顎外れちゃう…)」
やえ「(…アソコなんて…怖くて絶対に挿入れられないよぉ…)」
玄「ふふ…♪京太郎君も我慢出来ないんだぁ…♥」
玄「私の手の中で…まだグングン大きくなってるもんね…♪」
玄「私にもっと気持ちよくして欲しいって…オネダリしてくれてるみたい…♥」
玄「…良い…よ…♥一杯…気持ち良くしてあげる…♪」
玄「京太郎君だからぁ…♪私の…一番、大事な人だからぁ…♥」
玄「最高に気持ち良いところまで…お世話する…ね」ハムッ
やえ「(た…食べた…!?)」
やえ「(オチンチン…あ、あんなに大きいのに…)」
やえ「(躊躇なく口に含んで…あ、あぁ…すっごい…)」
やえ「(顎が外れるどころか…さっきから頬がモゴモゴって動いてる…)」
やえ「(きっと…すっごいエッチな動き…してるんだ…)」
やえ「(舐めて…吸って…押し付けて…エッチな事ばっかり…)」ハァハァ
やえ「(だって…玄ちゃんの顔…すっごい蕩けてる…)」
やえ「(さっきよりももっと幸せそうで…美味しそうな顔…してるし…)」ゴクッ
やえ「(悔…しい)」
やえ「(私と玄ちゃんの身長なんて…そう変わらないはずなのに…)」
やえ「(私が無理だと思ったそれを…玄ちゃんは躊躇なく口に含んでる…)」
やえ「(ううん…含んでるどころか…あんなに幸せそうにして…)」
やえ「(まるで…魅せつけるような…はしたない表情…)」ハァハァ
やえ「(そんなに…美味しいんだ…)」
やえ「(口いっぱいに広げて…はちきれそうになってるのに…)」
やえ「(それでもうっとりしてエッチな事しちゃうくらいに…)」
やえ「(美味しくて美味しくて…堪らない…ご馳走…なんだ…)」グッ
玄「…んふゅぅ♪♪」ソッ
やえ「(~~っ!?)」
やえ「(あぁ…違う…美味しいだけじゃないんだ…)」
やえ「(…気持ち…良いんだ…京太郎君のオチンチン…)」
やえ「(だって…何もされてないはずの…玄ちゃんが)」
やえ「(舐めてるだけの玄ちゃんが…自分のアソコ…弄り始めてる…)」
玄「くふぅ…ひ…ぅぅん…♪」クチュクチュ
やえ「(しかも…もう…濡れてる…のかな…)」
やえ「(パジャマの中から…息遣いに合わせて…エッチな音…鳴ってる…)」ゴクッ
やえ「(元から濡れていたのか…或いは咥えてから濡れたのかは分からないけど…)」
やえ「(でも…どっちでも…たぶん、変わらない…)」
やえ「(大事なのは…玄ちゃんがそうやって自分を慰めるくらいに気持ち良くなってるって事…)」
やえ「(お…お、オナニーしながら…京太郎君のオチンチン…手放していないって事なんだ…)」ゴクッ
やえ「(オナニーも…フェラもどっちも止められないくらいに…玄ちゃんはもう…興奮してる…)」
やえ「(うう…ん。アレはもう興奮じゃなくて…エロエロ…なんだ)」
やえ「(もう…玄ちゃんの目は…何も見えてない)」
やえ「(目の前の京太郎君だけ…ソレ以外は…きっとまったく…分かってない…)」
やえ「(だって…私もう…さっきから息抑えられないのに…)」ハァハァ
やえ「(全然…こっち見る気配…ない…)」
やえ「(ずっと京太郎君の事だけ見て…それで…口を動かし続けてる…)」
玄「ふぅぅ…ん…♥」シコシコ
やえ「(あ…でも…別の手も動き出した…)」
やえ「(左手で太い先っぽ以外の部分扱いて…)」
やえ「(右手はパジャマの中で動かして…あっ…)」
玄「ふ…っひゅぅ…♪」
やえ「(パジャマとショーツ脱いじゃった…)」
やえ「(お尻丸見え…ううん…お尻だけじゃ…ない)」
やえ「(もう内股ヌレヌレで…あぁ…嘘…)」
やえ「(膝まで愛液広がっちゃってる…)」
やえ「(女の子って…こんなに濡れるものなの…?)」
やえ「(私がオナニーした時には…そんな事なかったのに…)」
やえ「(寧ろ…全然濡れなくて…あんまり気持ち良くなかったくらいなのに…)」
やえ「(でも…玄ちゃんはもう…おかしいくらい濡れていて…)」
やえ「(羨まし…い…)」
やえ「(私も…私も…あんな風に…なって…なってみたい…)」ソッ
やえ「…はぁ…♪」
やえ「(あぁ…やっぱり…胸…小さい…な)」
やえ「(玄ちゃんみたいに…ちょっと動いただけでブルブル震えたりなんかしない…し)」
やえ「(でも…それで…も…)」ソッ
やえ「(乳首…もう勃っちゃってる…)」ゴクッ
やえ「(ピンって…乳首…太く大きくせりあがって…)」
やえ「(指に負けないくらい…硬くなっちゃってる…)」スリスリ
やえ「くぅ…♪」
やえ「(や…だ…気持ち…良い…♥)」
やえ「(前オナニーした時と…全然違…ぅ…)」
やえ「(ビリビリって気持ち良いの来て…やだ…こ…れ…♪)」
やえ「(私も…興奮…してるから…?京太郎君の…オチンチン見て…恥ずかしく…なってるから…?)」
やえ「(わ、私…そんな淫乱じゃ…あぁ…でも…っ♪)」
やえ「(…何時もと…全然…違う…♪)」
やえ「(ビリビリ…一杯来ちゃう…っ♥)」
玄「んぅ…♪ふ…くぅぅ…♥」
やえ「っ」ビクッ
やえ「(あぁ…嘘…)」
やえ「(飲み込んでる…玄ちゃん…あんな大きいの…)」
やえ「(先っぽだけじゃなくって…どんどん奥に咥えていってるよ…)」ゴクッ
やえ「(ダメだよ…あんなの…絶対窒息しちゃう…)」
やえ「(喉まで膨らんで…そ、そこはオチンチン挿入れるところじゃないのに…)」
やえ「(なのに…なのに…なん…で?)」
やえ「(なんで…あんな幸せそうな顔が出来るの…?)」
やえ「(絶対苦しいはずなのに…あんなトコロまで入れたら死んでもおかしくないはずなのに…)」
やえ「(なんでさっきよりも幸せそうな顔出来るの…?)」
やえ「(うう…ん。ただ…幸せなだけじゃなくって…気持ち良いんだ…)」
やえ「(さっきよりも…手…激しい…)」
やえ「(クチュクチュって…こっちにまで音聞こえて来るくらい…)」
やえ「(オチンチン扱くても…アソコいじる手も…)」
やえ「(どっちも激しくて…すごい…)」
やえ「(エッチな液…その辺に飛び散っちゃうくらい…激しくなってる…)」ハァハァ
やえ「(あんなの…もう女の子じゃ…ない)」
やえ「(エッチばっかりしか…考えられてない…ケダモノになってる…)」
やえ「(死ぬのも構わないってくらい…オチンチン深く飲み込んで…)」
やえ「(そのままグチュグチュって音が聞こえてくるくらい…オナニーして…)」
やえ「(理性なんて…もう絶対に…残ってない…はしたない顔してる・・)」
やえ「(なのに…なのに…なんで…私…)」
やえ「(玄ちゃんの事…羨ましくって仕方がないの…?)」
やえ「(あんな風に…エッチな顔なんて…したくないのに)」
やえ「(あんなの絶対に恥ずかしいだけなのに…)」
やえ「(私も…私も…あんな風に…なりたくて…)」スッ
やえ「(でも…なれなくて…だから…)」クチュッ
やえ「(…えっ…?)」
やえ「(う、嘘…私…濡れて…る…?)」
やえ「(今まで…濡れた事なんて殆どなかったのに…)」
やえ「(今…確かに…私の指…うっすらとだけど…何かネバネバしたのが…)」ゴクッ
やえ「(おかしい…私…こんなエッチな子じゃないのに…)」
やえ「(オナニーなんて…殆どした事ないのに…)」
やえ「(今…私、下着の上から…アソコ擦って…ぇ♪)」コスコス
やえ「(乳首まで…コリコリ…して…♪)」ギュッ
やえ「(あぁ…ダメ…♪私…ドンドンエッチになってる…♥)」ハァ
やえ「(ダメ…なのに…♪こんなエッチになっちゃ……ダメなのに…っ♪)」
やえ「(指…止まら…ない…っ♪)」
やえ「(気持ち良いの…止まらなくって…だから…ぁっ♥)」
やえ「(オナニー…しちゃ…ってる…ぅ♪)」
やえ「(大好きな人が…襲われてるのを見て…っ♪)」
やえ「(友達の妹が…夜這いしてるのを…見てぇ…♥)」
やえ「(オナニー…止まらない…っ♪気持ち良いの…止まらない…ぃ♪)」ゾクゾクッ
玄「ふぅぅむ…っ♪♪」ヂュルル
やえ「(…それでも…ダメ…なんだ…♪)」
やえ「(玄ちゃん…顔…動かしてる…♪)」
やえ「(クチュクチュって音を鳴らしながら…顔…上下させて…♥)」
やえ「(これ…完全…フェラだよ…ぉ♥)」
やえ「(オチンチン食べてるんじゃなくって…男の人を気持ち良くする為の…動き…♪)」
やえ「(京太郎君を…気持よくする為の…お口を使ったご奉仕…♥)」ゴクッ
やえ「(ケダモノになった女の子だけが出来る…エッチで深い…スロート…なんだ…)」ハァ
やえ「(きっと…それも…凄い気持ち良いんだよね…♪)」
やえ「(もう不思議じゃない…だって…玄ちゃんは…ケダモノ…なんだから…♪)」コリコリ
やえ「(京太郎君のオチンチン大好きで…おかしくなってる…ケダモノ…だから)」
やえ「(フェラだって喜んでするし…その上…下の珠の部分だって…♥)」
やえ「(手の中で転がして…オナニーも…激しくして…♪)」
やえ「(お互い気持ち良くなる事しか…考えられてない…エッチなイキモノ…♥)」クチュクチュ
宥「う…ぅぅん…」
玄「」ビクッ
やえ「」ビックゥゥ
玄「あわわわ…っ」バットタタタ
やえ「…ぁ」
宥「あれぇ…?…玄ちゃん…?」ネボケ
宥「いない…よね…?」フラァ
宥「うにゃ…おやすみ…なさい…」ポテッ
やえ「(…玄ちゃんが素早くパジャマ元に戻して出て行った所為で…)」
やえ「(宥が異変に気づく事はなかった)」
やえ「(実は…扉が開いてるままなんだけど…その辺りねぼけていて分からなかったんだろう…)」
やえ「(…でも…これで終わり…?)」
やえ「(あんなに…エッチ…だったのに…)」
やえ「(私も全然…満足出来てないのに…)」
やえ「(こんな…中途半端なところで中断なんて…)」ウズウズ
やえ「(生殺しにも…ほどがある…ぅ…)」グッ
やえ「(折角…何時もとは違って…気持ち良かったのに…)」
やえ「(…って…な、何を考えてるんだ…)」フルフル
やえ「(そ、そうやって雰囲気に当てられるのはもう終わりだ)」
やえ「(幸い…玄ちゃんもいなくなったし…寝る事に集中するべきだろう)」
やえ「(そうだ…それが一番なんだ…)」
やえ「(明日も特訓に付き合ってもらうって約束だし…)」
やえ「(今の内に寝て…英気を養っておかないと…)」スゥ
やえ「(……でも…)」
やえ「(あぁ…でも…と、とりあえず…扉は締めないと…いけないよな)」スクッ
やえ「(扉が開いてると…寒くて宥が風邪をひくかもしれないし…)」スゥゥ
やえ「(そうだ…それだけ…ただ…それだけの事で…うん…)」
やえ「(だから…そ、その帰りに…京太郎君のタオルケットやズボンがそのままだって事に気づいても…)」
やえ「(おかしくはない…おかしくはない…はずだ)」ゴクッ
やえ「(そして…そのままほうっておく訳にはいかないし…)」
やえ「(今ここで起きているのが私だけな以上…ちゃんと直してやらないと…な)」スッ
やえ「(べ、別に…身近で見たい訳じゃなく…仕方なく…なんだ)」
やえ「(例え顔が必要以上に近づいても…それは暗がりで良く見えないからで…)」ゴクッ
やえ「ふぁぁ…ぁ…♪」ブルッ
やえ「(あぁ…すご…い…♪)」
やえ「(ちょっとすえた…京太郎君の…匂い…が♪)」
やえ「(汗臭くて…ちょっとだけ…ツンってくる…のが…キた…ぁ♥)」
やえ「(これが京太郎君の匂い…なんだ…♪)」
やえ「(一番…濃縮された…男の人の…エッチな…匂い…ぃ♥)」
やえ「(さっきまで玄ちゃんは…こんな良いものを独占…してたんだ…ね…♪)」スー
やえ「(ずる…いよ…こんなに…素敵なの…独り占めして…♪)」ハー
やえ「(だから…あんな風に…エッチになっちゃうんだぁ…♥)」スー
やえ「(…でも、この中の幾つかは…玄ちゃんの匂いなんだよね…)」ピタッ
やえ「(………)」
やえ「(…それはちょっと…面白くない…かも)」スネー
やえ「(そもそも私は宥も玄ちゃんも…京太郎君とそういう事するのを認めた訳じゃないし…)」
やえ「(本人同士が納得してるなら外野が口を出すべきじゃないって思ってるだけで…)」
やえ「(それなのに…こうして私の前で玄ちゃんは京太郎君にフェラして…今も残り香を置いて…)」
やえ「(…面白いはず…ない)」ムスー
やえ「(…やっぱり…綺麗にしないと)」
やえ「(玄ちゃんの匂い…消さないと…安心して私も眠れない…)」スッ
やえ「(うん…だから…これはあくまで消臭というだけで…)」
やえ「(別に…他意はなくて…ごくごく普通の…一般的行為で…)」レロォ
やえ「んっふぅぅ♪」ビクゥ
やえ「(あ…今…ゾクって来たぁ…♪)」
やえ「(お腹に…ブルって来たぁぁ…♥)」
やえ「(一回舐めただけなのに…もう分かっちゃった…♪)」ゴクッ
やえ「(京太郎君のコレは…女の子をおかしくしちゃうものなんだって…♪)」
やえ「(だって…私…全然…玄ちゃんの唾とか…気にならない…♪)」
やえ「(一回触れただけで…もっともっと舐めたくなって…♥)」
やえ「(全体を…味わいたくって仕方がない…ぃ♪)」
やえ「(二回目…舐めたら…絶対に…ダメ…)」スッ
やえ「(こんなの…二回も味わったら絶対に止まらなくなる…)」プルプル
やえ「(きっとさっきの玄ちゃんみたいに…ケダモノになるまで…ペロペロ止まらなくて…)」ペロッ
やえ「~~っ♪」
やえ「(あ…あぁ…♪舐めちゃった…ぁ♥)」
やえ「(二回目…一回目よりもずっと…短かったはずなのに…♪)」
やえ「(舌に…舌にじっとり…絡みついてる…ぅ♥)」
やえ「(京太郎君の硬さ…熱…そして…味…ぃ♥)」ブルルッ
やえ「(美味しい…♪オチンチン…美味しい…♥)」
やえ「(何が美味しいのかまったく分からない…けど…♪)」ペロッ
やえ「(オチンチン…おいしくって堪らない…♥)」ゾクゥ
やえ「(強いて言うなら…オチンチン全部が…美味しい…っ♪)」
やえ「(硬さも熱も形も……ぉっ♥)」
やえ「(全部全部…私に美味しいって思わせる為に存在してるみたい…♪)」
やえ「(こんな美味しいの…舐めるの止められないよ…っ♥)」ペロッ
やえ「(全部…舐めちゃう…♪)」
やえ「(隅から隅まで…例え…玄ちゃんの唾液なんかなくっても…ぉ♥)」
やえ「(全部…ぜぇんぶ…味わいたくって…仕方がない…っ♪)」レロォ
やえ「(こんな美味しいのが…世の中に…あったなんて…ぇ♥)」ウットリ
やえ「(こんな味教えられて…もう戻れるはずなんか…ない…♪)」
やえ「(どれだけ舐めても全然…満足出来ないんだから…♥)」
やえ「(一日中だって…これしゃぶって…ナメナメしてたい…くらい…♥)」ブルッ
やえ「ふぁぁ…♪」ゾックゥ
やえ「(あぁ…一番、匂いきつい…トコ…♥)」
やえ「(オチンチンの根本の…珠の部分が…すっごい…♪)」
やえ「(ここには玄ちゃんの唾液なんて殆どない所為か…っ♪)」
やえ「(匂いが…ダイレクトに…クる…ぅ♥)」クラァ
やえ「(あぁ…♪興奮し過ぎて…一瞬…頭クラって…♪)」
やえ「(その上…表面に生えてる…京太郎君の陰毛…が…♥)」
やえ「(舐める度に…私の口の中にモゾモゾって入り込んできて…♪)」
やえ「(唾液でべったりになると…すぐシュンって…しなっちゃって…♥)」
やえ「(可愛い…♥ちょっと…新鮮な京太郎君…♪)」
やえ「(だから…ここに…キスしてあげるね…♥)」チュゥ
やえ「(コリコリした…京太郎君の一番大事な部分…♪)」
やえ「(私の唇で…チュッチュって吸い付いて…ぇ♥)」
やえ「(お口の中で…ペロペロしてあげるぅ…♪)」
やえ「(あは…♪京太郎君の下のトコ…凄かったぁ…♥)」
やえ「(一杯シワがあるから…舐めても舐めても終わらなくって…♪)」
やえ「(舐める度に匂いが弱くなるどころかきつくなっていくから…♥)」
やえ「(もう夢中になって…舐め回しちゃった…ぁ♪)」
やえ「(…でも…うん…でも…まだ舐めるところは残ってるし…♪)」
やえ「(名残惜しいけど…今はお別れ…ね♥)」チュッ
やえ「(それに…次は一番…京太郎君が敏感なところをしてあげるから…♪)」スッ
京太郎「ぅ…っ」
やえ「あはぁ…♪」ウットリ
やえ「(あぁ…やっぱり先っぽ…気持ち良いんだ…♥)」
やえ「(玄ちゃんにもここ一杯ご奉仕されてたもんね…♪)」
やえ「(皮もズル剥けになって…真っ赤になった粘膜が…直接張り出してる…♥)」
やえ「(そんなに私のことが気に入ってくれたんだ…♪)」
やえ「(嬉しい…♪それなら…一杯気持ち良くしてあげる…ね…♥)」
やえ「ん…ちゅぅ…♪」チュッ
やえ「(やっぱり…粘膜むき出しな所為か…ここ一番…熱い…ね♥)」
やえ「(でも…嫌な熱さじゃない…よ…♪寧ろ…うっとりするような…やらしい熱…ぅ♥)」
やえ「(こんなの挿入れられたら…どうなるんだろうって…不安になるのに…♪)」
やえ「(お腹の奥がキュンキュンしちゃう…ドロドロな熱…だよぉ…♥)」チュッ
やえ「(お陰で…さっきからキス…止まらない…♪)」
やえ「(先っぽのおしっこでる穴と…私ずっとキス…しちゃってるぅ…♥)」
やえ「(でも…ここだけじゃ…きっと寂しいよね…♪)」
やえ「(さっきからオチンチンピクピクしてるし…♪)」
やえ「(ふふ…まるでオネダリしてるみたい…♥)」
やえ「(大丈夫だよ…♪ちゃんと他のところも気持ち良くしてあげるから…♥)」
やえ「(玄ちゃんみたいに私は途中で止めたりしないから…ね♪)」
やえ「(だから…一杯…一杯…感じて…♥)」
やえ「(京太郎君のオチンチンを気持ち良くしてるのは私なんだって覚えるくらいに…♪)」チュッ
やえ「んりゅぅ…♪」レロォ
京太郎「はぁ…っ」
やえ「(あは…♪この突き出た部分も気持ち良いんだ…♥)」
やえ「(確か…かり…かり…仮頭…?)」
やえ「(なんか…そんな感じの名前…だよね…ココ♪)」チュッ
京太郎「ふぅ…ふあ…」
やえ「(ま…名前なんてどうでも良いよね…♥)」
やえ「(私にとっては…ここにキスすると…京太郎君が気持ち良くなってくれる…♪)」
やえ「(それだけで…十分過ぎるくらいな訳…だから…♥)」レロォ
やえ「(あはぁ…♥またビクンってして…本当に敏感さんなんだから…♪)」
やえ「(そんなに私にキスして欲しいの…?)」クスッ
やえ「(良い…よ♪一杯…してあげる…♥)」ペロペロ
やえ「(京太郎君が満足するまで…この溝の部分ペロペロして…♪)」
やえ「(エッチなキスもたぁくさん…してあげるんだからね…♥)」チュゥゥ
やえ「ぷぁ…♪…あれ?」
やえ「(…仮頭のところで夢中になってた間に…なんか京太郎君の先っぽから何か出てる…?)」
やえ「(これ…おしっこ?…じゃないよね…なんか透明だし…)」ピトッ
やえ「(…うわ…なんかネバネバしてる…これ…何…?)」ネバー
やえ「(匂い…)」スンスン
やえ「(…うん。無臭…アンモニア臭も何もない…よね)」
やえ「(じゃあ…これもしかして…カウパーって奴…?)」キュン
やえ「(…あ、やばい…今、胸に来ちゃった…♥)」
やえ「(だって…これ私で気持ち良くなってくれた証だよね…?)」
やえ「(射精の準備しちゃうくらいに…私で興奮…してくれたんだ…♥)」
やえ「(嬉しい…嬉しい…っ♪)」
やえ「(玄ちゃんじゃなくて私で…感じてくれてる…♥)」
やえ「(心の底から…それが嬉しくて…堪らない…♪)」ブルルッ
やえ「(ダメ…♪もう…私…止まれない…♥)」
やえ「(京太郎君に…もっともっと気持ち良くなって欲しい…♪)」
やえ「(このカウパーだけじゃなくって…今度は…射精…して欲しい…っ♥)」ソッ
やえ「(京太郎君も…そうだよね…♪)」
やえ「(私で気持ち良くなりたいから…こんなに大きくしてくれてるんだよね…♥)」
やえ「(ピクピクって震えながら先走り漏らして…準備してくれてるんだよ…ね…♥)」
やえ「(だったら私…我慢…なんてしなくても良いよね…♪)」シコシコ
やえ「(京太郎君が射精したくて…私が射精させてあげたいんだから…♥)」
やえ「(我慢する必要なんてない…♪寧ろ…そうするべきなんだ…♥)」
やえ「(だって男の人は…一回勃起しちゃったら収まるまで辛いって聞くし…♪)」
やえ「(だから…こうしてオチンチンを気持ち良くするのは…人として当然の…事…♥)」
やえ「(いわば人助けなんだから…遠慮なんてしなくて良いんだよね…♥)」チュッ
あ、ごめん。今日は絶対に安価までいけないしsageても良いかなって
つか、本番までいけるかどうかさえ怪しい有り様だよ!!
やえ「ふあ…あぁ…っ♥」
やえ「(や…だ…♪なに…これ…♪)」
やえ「(ドロっとしたのが…今、一瞬…私の中に…ぃ♥)」
やえ「(甘い…美味しいんじゃなくて…今…すっごい…甘いのがキたぁ…♪)」
やえ「(嘘…これ…さっきと全然…違う…ぅ♥)」
やえ「(さっきは美味しいってだけしか分からなかったのに…今ははっきりと甘いって…♪)」
やえ「(ドロドロってまるで煮詰めた蜂蜜みたいな…ねばついた甘さ…っ♪)」
やえ「(こんなの…さっきまで先っぽ舐めてもなかったのに…♥)」
やえ「(…さきっぽ…?じゃあ…もしかして…)」ペロッ
やえ「(あぁ…♪やっぱり…♥)」
やえ「(これ…カウパーの味なんだ…♪)」
やえ「(指についた先走りからも…同じ味がして…♥)」
やえ「(でも…これ…凄い…美味しい…♪)」
やえ「(癖に…なっちゃいそうだよ…ぉ♥)」
実は幼馴染sに毎朝おはようフェラされてる所為で耐性がついてるのかもしれない
やえ「(あぁ…そう…か♪)」
やえ「(さっき玄ちゃんが夢中になって舐めまわしてた理由が…分かった…♪)」
やえ「(玄ちゃんはきっと…この味を知ってたんだ…ぁ♥)」
やえ「(エッチでやらしい…ドロドロとした甘さの事を…♪)」
やえ「(それで…もう癖になっちゃったんだね…♥)」
やえ「(だから…あんな風に…京太郎君のオチンポを咥えて…♪)」
やえ「(頭を動かして…フェラまで…♥)」
やえ「(私も…私もあんな風に…出来る…かな?)」
やえ「(口一杯広げても…入りそうにないけど…♪)」
やえ「(でも…京太郎君のカウパーを舐めた今なら…もしかしたら……)」ングッ
やえ「(…ダメ…だ。やっぱり…入らない…)」シュン
やえ「(やっぱり私の口には…京太郎君のオチンチンは大きすぎるんだ…)」
やえ「(玄ちゃんはあんなに美味しそうに銜えていたのに…ちょっと悔しい…)」
やえ「(でも…ううん…だからこそ…まけないように頑張らないと…)」シコシコ
俺が書くエロってカウパーどころか精液すら甘く思える世界観だから(震え声)
まあ、オロチパワーがなんやかんやしてくれてるんじゃね?(適当)
やえ「(とりあえず…フェラは出来ないけど…舐める事は出来るんだ…)」
やえ「(それなら…)」レロォ
京太郎「くぅ…」
やえ「(先っぽは唇と舌で気持ち良くしてあげて…♪)」
やえ「(ソレ以外のところは…手でカバーする…♥)」
やえ「(これでも…十分気持ち良いよね…?)」
やえ「(私は男の人じゃないから分からないけど…♪)」
やえ「(でも…さっきからオチンチンピクピクしてる…♥)」チュッ
やえ「(それに…カウパーも扱き上げる度に先っぽから漏れだして…♥)」
やえ「(嬉しいし…それに…美味しい…♪」
やえ「(もっともっと…舐めてあげたくなっちゃうくらい…♪)」
やえ「(それが…目的…なんだよね…♥)」
やえ「(私の事…虜にして…気持ち良くしてって…♪)」
やえ「(オチンチンも…そうオネダリしてくれてるんだぁ…♥)」
マジかよ…何度か飲んだ事あるけどエグくて飲めたもんじゃなかったぞ
アレは愛がないと無理だと思ったくらい甘さなんてまったくなかったんだが…
やえ「(して…あげるね…♪)」チュゥ
やえ「(そんなにオネダリしてくれてるのに…♥)」
やえ「(途中で止めるなんて酷い真似…絶対にしないから…♪)」
やえ「(安心して…気持ち良くなってね…♥)」シコシコ
京太郎「はぁ…あぁ…っ」クイッ
やえ「(あぁ…♪腰…動いてる…ぅ…♥)」
やえ「(もう…我慢…出来ないんだ…♪)」
やえ「(寝てるのに…思わず腰動かしちゃうくらいに…♥)」
やえ「(はぁ…♪すごい…興奮…しちゃう…♥)」
やえ「(例え無意識でも…女として求められるってこんなに凄いんだ…♪)」
やえ「(すっごく幸せで…胸の中…充実感で満たされてる…♥)」
やえ「(…玄ちゃんもきっとこれを感じてたんだね…♪)」
やえ「(うん…今なら…分かる…よ♥)」
やえ「(こんなのを知ったら…そりゃ夢中になっちゃうよね…♪)」
やえ「(喉の奥までオチンチン飲み込んだ玄ちゃんの気持ちが…今は分かる…♥)」
やえ「(京太郎君に求められるためなら…そんなものまったく…関係ない…♪)」
やえ「(例え苦しくても…自分の何もかもを差し出しちゃうんだ…♥)」
やえ「(でも…もう私に出来る事なんて…ない…)」シュン
やえ「(もっと色んな事をしてあげたいけれど…私には経験も何もないんだから…)」
やえ「(玄ちゃんみたいにフェラ出来るような口も…パイズリ出来るようなおっぱいもなくって…)」
やえ「(どうしてあげたら…良いんだろう…?)」
やえ「(京太郎君の事…もっと気持ち良くしてあげたい…♪)」
やえ「(求めてくれるのに応えてあげたい…のに…ぃ…♥)」
やえ「(私に出来る事は本当…少なくて…もどかしくて…♪)」
やえ「(でも、美味しくて…幸せで…っ♥一杯…興奮もしてて…っ♥)」
やえ「(もう…訳分かんない…♪)」
やえ「(分かんない…けど…でも…♪)」
やえ「(このまま…なんて絶対…嫌だから…っ♥)」スッ
やえ「(パジャマ…脱いで…ブラも…要らない…)」シュルシュル
やえ「(そして…胸…押し付けて…)」
やえ「…んん…っ♪」ゾクッ
俺は別にホモじゃねぇよ!ただ豚野郎だったら掘られても良いと思ってるだけだよ!!!!!
まぁ、エロ書いてる奴って一度はやると思うんだ<精液飲む
やえ「(あぁ…♪これ…思った以上に気持ち良いかも…♥)」
やえ「(胸に熱くて硬いのが押し当てられて…っ♪)」
やえ「(肌がジリジリって焼けそうになってるのに…♥)」
やえ「(でも…それがとっても興奮して…胸の奥が…ドキドキしちゃってる…ぅ♥)」
やえ「(うう…ん…♪ドキドキ…だけじゃない…♥)」
やえ「(こうやって…おっぱい押し当ててると…気持ち…良い…♪)」
やえ「(あんまり大きくないおっぱいから…ドロドロってした熱が来て…ぇ♪)」
やえ「(お腹の中…キュゥって鳴いちゃう…っ♥)」
やえ「(これ…自分でイジってた時よりも…気持ち良くって…興奮するぅ…♪)」
やえ「(まだ…まだ押し当てただけでこれなのに…♪)」
やえ「(もし…動いちゃったらどれだけ気持ち良いんだろう…♥)」ドキドキ
やえ「(…ちょっと怖い…けど…♪)」
やえ「(ちゃんと気持ち良く出来るのか…不安…だけど…でも…♥)」スリスリ
やえ「ふぁぁ…あぁ…っ♪♪」ブルッ
あれ...やえさん何か忘れてませんか...?
カウパー飲むよりも毎日ノルマ決めて書いてく方が良いと思う(真顔)
てか、俺くらいだったら羞恥心ぶっちぎればすぐになれると思うよ
大事なのはやっぱり書く事だと思うんじゃよ
>>923
えっ…ごめん何か忘れてる?(汗)
やえ「(これ…凄い…っ♪)」
やえ「(ビリビリ…ゾクゾクって…背筋に…刺さって…っ♥)」ブルッ
やえ「(エッチなのが…ドロドロって頭の中に…やってくる…ぅ♪)」
やえ「(ただ…胸を押し当ててる…だけなのに…っ♥)」
やえ「(乳首弄ってる訳でも…ないのに…♪)」
やえ「(胸全体が…気持ち良く…なっちゃってる…♪)」
やえ「(ジィンって肌の奥が焼ける…みたいに…♥)」
やえ「(こんな…気持ち良さ知らない…っ♪)」
やえ「(さっきのオナニーとは…全然…違ぅ…♥)」
やえ「(やらしい快感が…中で響いて…っ♪)」
やえ「(さっきよりも…さらに興奮しちゃって…♥)」
やえ「(これ…京太郎君だからだよね…♪)」
やえ「(京太郎君だから…こんなに気持ち…良いんだよ…ね…♥)」
>>924
混乱させてすまん...
このままだと自分の仕掛けた罰に当たるって言いたかった
やえ「(だって…自分で触ってるより刺激少ないはずなのに…こんなに気持ち良い…なんて…♥)」スリスリ
やえ「(京太郎君が原因としか…思え…ないもん…♥)」ウットリ
やえ「(私の身体が…どんどん気持ち良くなって癖になりそうになってるのも…♥)」
やえ「(京太郎君のオチンチンを…スリスリしてるからぁ…♪)」
やえ「(京太郎君の事が…大好きだから…ぁ♥)」
やえ「(こんなに…私の身体…エッチになって…♪)」
やえ「(乳首も…ピクピクって…揺れちゃって…♥)」ギュッ
やえ「ひぃ…ぃぃっ♪」
やえ「(あぁ…ダメ…一瞬…声出ちゃいそうに…なったぁ…♥)」
やえ「(乳首…オチンチンと擦れちゃ…ダメ…♪)」
やえ「(さっきは声抑えられたけど…♥)」
やえ「(次はそうなるか…分からない…訳だし…♪)」スリスリ
やえ「(なのに…あぁ…♪なの…にぃ♥)」スッ…ギュッ
やえ「ひぅぅんっ♥」
>>926
あぁ、なるほど、こっちこそ誤解してすまん
まぁ、アレを決めたのはやえさんだけじゃなくって宥姉や京太郎の意見も汲んでるからね
その辺、キンクリした所為でわかりづらくてすまん…
やえ「(手が…止まら…ない…♪)」
やえ「(さっきは偶然だったけど・・・でも今はぁ…♥)」
やえ「(気持ち良いの欲しくて…手が…おっぱい動かしてる…ぅ♥)」
やえ「(乳首…クリクリってしたくて…っ♥)」
やえ「(オチンチンでコリコリ潰されたくて…っ♪)」
やえ「(押し倒したオチンチンに…ぎゅって寄せちゃう…よぉ…♥)」ビクッ
やえ「(そして…その度にぃ…っ♪)」
やえ「あひぅっ…♪」
やえ「(声…出ちゃいそうなほど気持ち良く…なって…っ♥)」
やえ「(おっぱいから…ビリビリ…強くなって…♪)」
やえ「(どんどん…私…エッチな子になってくぅ…♥)」
やえ「(京太郎君のオチンチンの所為で…身体…もうエロエロになって…♪)」
やえ「(頭の中もエッチな事ばっかりに…なってってる…ぅ♥)」
やえ「(こんなの…こんなの嫌だったはずなのに…っ♪)」スリスリ
やえ「(玄ちゃんみたいにならないって…そう思ってたはずなのに…♪)」クリクリ
やえ「(身体…止まらない…っ♥エロエロ収まらないよ…っ♥)」
やえ「(ううん…♪収まるどころか…もっとエロエロに…なりたくなってる…♪)」
やえ「(私…もう…ケダモノになりたくって…仕方ないんだぁ…♪)」
京太郎「ぐぅ…ぅ」ギュッ
やえ「(でも…それは私だけじゃない…よね…♥)」
やえ「(京太郎君の腰も…ガシガシ動いて…♪)」
やえ「(私のおっぱいに…オチンチン擦りつけてくれる…ぅ♥)」
やえ「(ドロドロのカウパーを塗りこむように…エッチな…やり方で…♪)」
やえ「(私の事…求めてくれてるんだ…ぁ♥)」
やえ「(私のおっぱい…大きくないのに…♪)」
やえ「(寧ろ…ちっちゃいくらいなのにぃ…♥)」
やえ「(そんな私のおっぱいで京太郎君も気持ち良くなってくれてるぅ…♥)」
京太郎「はぁ…は…あぁ…」
やえ「(京太郎君の息…どんどん荒くなってる…っ♥)」
やえ「(私のパイズリってそんなに気持ち良いんだ…♪)」
やえ「(ギュってシーツ掴んで…先っぽからカウパー駄々漏れなくらい…♥)」
やえ「(私の身体に夢中になって…ひぅっ♪)」ビクッ
やえ「(な、何…今…お、オチンチンが私の胸の中で震えた…ぁ♥)」
やえ「(しかも、さらに大きくなって…♪熱も…グンってあがって…っ♪)」
やえ「(こ、これ…何…?ど、どうすれば良いのかな…?)」
やえ「(気持ち良いの…?このままで…大丈夫?)」
やえ「(京太郎君…辛くない…かな)」チラッ
京太郎「あ…あぁ…」ブルッ
やえ「あ…」
やえ「(…違うんだ…これ…辛く…ないんだ…♥)」
やえ「(寧ろ…今、京太郎君は気持ち良くって…♪)」
やえ「(多分…これ私に…射精しようと…してくれてる…ぅ♥)」ブルルッ
やえ「(だって…京太郎君まるで…玄ちゃんみたいな…顔してる♪)」
やえ「(寝てるのに…蕩けて…もうエッチな事しか考えられないって顔…♥)」
やえ「(ケダモノ…なんだ…♥京太郎君ももう…ケダモノになっちゃってるんだぁ…♪)」
やえ「(でも…私…それが嬉しい…♥嬉しくて…たまんないよぉ…♥)」
やえ「はぁ…はぁ…っ♥」
やえ「(だって私…ずっと見たかったんだから…っ♪)」
やえ「(京太郎君の…射精…♥最高に気持ちよくなってくれたところを…♪)」
やえ「(だから…京太郎君…っ♥だからぁ…♥)」
やえ「(我慢…なんてしたくて良いから…♪)」
やえ「(私の身体に…もっとゴリゴリして良いからぁ♥)」
やえ「(気持ち良く…なって…ぇ♥射精…してぇ…♪)」
やえ「(玄ちゃんや…宥じゃなくって…私に…っ♪)」
やえ「(京太郎君が射精するまで頑張った私に…一杯…エッチな…粘液…♪)」
やえ「(ご褒美に…ぶっかけて…っ♥)」
やえ「(顔も髪も…何処でも…良いからっ♪)」
やえ「(その玄ちゃんに負けないくらい…蕩けた顔のまま私に…全部…全部ぅ♥)」
やえ「(独り占め…させてぇ…っ♥)」
俺が試した時は味しなかったのはカウパーだなぁ…
精液は生臭いっていうかひたすらエグいし飲みづらい
最初は普通に吐きそうになったよ
京太郎「うあ…あぁ…」ビュルル
やえ「ひぅぅぅっ♪♪」
やえ「(キたぁ…っ♪精液、一杯キたぁぁぁっ♥)」
やえ「(勢い…凄…っ♪胸の中で暴れて…っ♪)」
やえ「(オチンチンと密着させた乳首がビリビリ…しちゃうぅ…♥)」
やえ「(その上…熱いのがふりかかって…っ♪)」
やえ「ふぁぁ…あぁ…♥♥」ブルブルッ
やえ「(肌や髪にべったり張り付いて…♪)」
やえ「(熱が…じっとり入ってくるぅ…♥)」
やえ「(オチンチンみたいな…エッチな熱…♥気持ち良い…熱がぁ…♪)」
やえ「(身体いっぱいに広がって…っ♪染みこんでくる…ぅ♥)」
やえ「(まるで精液に肌が冒されてるみたい…♥)」
やえ「(でも…このドロドロ…気持ち良くって…っ♪)」
やえ「(穢されてるはずなのに…うっとり…しちゃう…♥)」ポワァ
やえ「(それに…匂い…も…)」スンスン
やえ「(ツンと鼻にクる…独特の…匂い…♥)」ウットリ
やえ「(臭い訳じゃないけれど…すぐに精液って分かっちゃう…♪)」
やえ「(だから…すっごい…すっごいエッチ…でぇ…♥)」
やえ「(私…今…マーキング…されてるみたい…♪)」
やえ「(京太郎君の精子いっぱいの…白い粘液で…♥)」
やえ「(肌が全部を…真っ白に染められて…っ♪)」
やえ「(エッチな匂い…染みこんで…来てぇ♪)」
やえ「(私が京太郎君のものだって…他の皆にすぐ分かっちゃう…♥)」ブルッ
やえ「(あぁ…♪私…きっともうおかしくなちゃってるんだ…♥)」
やえ「(それが良い…って…♪そうやって…マーキングされるのが良い…なんてぇ♥)」
やえ「(絶対に普通じゃない…♪普通の女の子の考えじゃ…ないよぉ…♪)」
やえ「(でも…もっともっと精液欲しいのは隠せなくて…♥)」
やえ「(身体も疼いて…♪だから…あぁ…だから…ぁっ♪)」スリスリ
やえ「(もっと…もっとイッて…っ♥)」
やえ「(その為ならなんだってするからぁ…♪)」
やえ「(私のおっぱいで良ければいっぱいスリスリするからぁ…っ♪)」
やえ「(だから…この精液をもっともっと私にぶっかけて…ぇ♪)」
やえ「(私を…京太郎君のモノにしてっ…♥)」クリクリ
やえ「はぁ…♪はぁ…あぁん…♥」
やえ「(すご…い…♪)」ネバー
やえ「(私の顔…まるでパックしたみたいにドロドロぉ…♥)」
やえ「(しかも…肌に張り付いて中々離れなくって…ぇ♥)」ウットリ
やえ「(熱くてネットリしたプルプルがずっと私の肌に…♪)」
やえ「(あぁ…堪らない…ぃ♥)」
やえ「(こんなにドロドロにされたら気持ち悪い…はずなのに…♪)」
やえ「(今すぐお風呂に入りたくなるのが普通なはずなのに…♥)」
やえ「(私…今、嬉しくて堪らない…♥)」
やえ「(匂いも触覚も…何もかもがエッチなもので満たされて…♪)」ハァ
やえ「(身体中…全部、京太郎君のモノになったみたいで…♥)」ビクンッ
やえ「(あはぁ…♥もう…それだけで…気持ち良く…なってるぅ…♪)」
やえ「(何処も京太郎君に触られたりしてない…はずなのに…っ♥)」
やえ「(私…匂いとドロドロだけで…気持ち良くなって…興奮…しちゃってるよぉ…♥)」ウットリ
やえ「(でも…これ…味はどう…なのかな…?)」ゴクッ
やえ「(女友達は…えぐ味ばかりでろくに飲めたものじゃないって言ってたけど…)」
やえ「(でも…カウパーは美味しかったし…さっきと同じ場所から出たんだから…)」スッ
やえ「(美味しくても…おかしくはない…よね…?)」ネバァ
やえ「(それに…京太郎君から出たものなんだもん♥)」
やえ「(やっぱり…好きな人の精液は全部食べてあげたい…よ…♪)」
やえ「(ティッシュ丸めて捨てたり…シャワーで流したりしたら勿体無い…♥)」
やえ「(一つ残らず…ぜーんぶ…私の中で食べちゃうんだ…♪)」ゴクッ
やえ「(流石に受精はしてあげられないけれど…♥)」
やえ「(でも…ただ捨てられ、流されるだけなら…あんまりにも可哀想過ぎる…よね…♪)」
やえ「(私が京太郎君から射精して貰った訳だし…♪)」
やえ「(責任取って…出来るだけ私が食べてあげないと…♥)」アーン
やえ「…」パクッ
やえ「……~~っ♪♪♪」ゾクゾクゾクゥ
やえ「ふあぁぁ…♪♪♪」
やえ「(うそぉ…♥なにこれ…ぇ…♪)」
やえ「(甘い…ぃ…♪精液…とっても美味しい…っ♥)」
やえ「(聞いてたえぐ味とか…生臭さとかまったくないよぉ…♪)」
やえ「(寧ろ…極上のスイーツみたい…♥)」
やえ「(うう…ん…♪これ…スイーツでも…こんなになったりしないよぉ…♥)」ブルッ
やえ「(だって…砂糖とかよりも遥かに甘くて…濃厚なんだからぁ…♪♪)」
やえ「(まるで…この世界全部の甘味を集めて…凝縮したような…ドロリとした甘さ…っ♥)」
やえ「(でも…それが全然…嫌じゃない…っ♪)」
やえ「(そんな甘いのなんて…一口で飽きるか嫌になるはずなのに…♥)」
やえ「(まるで舌が壊れたみたいに…それがもっともっと欲しくなっちゃう…♪♪)」
やえ「(飽きるどころか…中毒引き起こしたみたいに夢中になって…ぇ♪)」レロォ
やえ「(あはぁ♪精液…やっぱり…美味しい…っ♥)」
やえ「(カウパーよりも…遥かに…甘くて美味しい…なんて…♪)」
やえ「(こんなのなめてたら…絶対バカになるぅ…♪精液中毒に…なっっちゃうよぉ…♥)」
やえ「(あぁ…っ♪そうだって…分かってるのに…っ♥分かってるのにぃ…♪♪)」ペロペロ
やえ「(舌も指も…止まらない…っ♪身体中の精液…舐めちゃう…♥)」
やえ「(なんで…ぇ♪なんで…こんなに美味しいのぉ…♥)」
やえ「(聞いてた話と全然違う…ぅ♪」
やえ「(こんなの…絶対…おかしぃ…♥)」
やえ「(こんな精液中毒になるくらい美味しいなんて…絶対変だよぉ…♪)」ヂュゥゥ
やえ「(あぁ…♪でも…私…もうとまらない…♥)」
やえ「(だって…もうそれでも良いって…思い始めてる…っ♪)」
やえ「(『おかしくても良いからこの美味しいのいっぱい食べたい』って…♥)」
やえ「(エッチなご馳走で満たされたいって…身体が叫んでるぅ…♥♥)」
やえ「(ダメ…♪これに慣れたら…ダメなのにぃ…♥)」
やえ「(こんなの知ったらどんなご馳走でも満足出来なくなっちゃうぅ…♪)」
やえ「(精液欲しくて…すぐにオネダリしちゃう…はしたない女の子になっちゃう…のにっ♥)」
やえ「(ふあぁ…♪美味しい…っ♥美味しすぎる…ぅ♥♥)」
やえ「(こんなの反則ぅ…♪いつまでも食べたいくらい美味しいなんて反則過ぎる…っ♥)」ペロペロ
やえ「(しかも…まだ全然なくならなくて…っ♪舐めても舐めても…まだ張り付いたままで…♥)」ゾクゾクッ
やえ「(幸せ…ぇ♪こんな美味しいのに包まれて…私…幸せだよぉ…♥)」クチュゴックン
宥「あ、そっちにも残ってるよ」
やえ「あ、ありがとう」
宥「ううん。どういたしまして」
やえ「……」ハムッ
宥「どう?美味しい?」
やえ「うん…美味しい…美味しすぎる…ぅ♪」ウットリ
宥「ふふ…それは良かった…♥」
やえ「(……あれ?)」
やえ「(私は今、誰と会話していた?)」
やえ「(…今、この部屋で起きてるのは…私だけじゃないの?)」
やえ「(…いや、うん。幻聴だ)」
やえ「(だって…宥はさっきまで寝ていたし…そもそも寝坊助だし…)」
やえ「(だから…これは私の頭が勝手に創りだした幻聴で…)」
やえ「(ありえるはずない…現実で…)」
宥「…どうしたの?何か止まって」
やえ「う、うひゃあ!?」ビックゥゥ
やえ「ゆ、ゆゆゆゆゆゆゆゆ宥!?」
宥「うん。私だけど…どうかした?」
やえ「い、いい…何時から起きてた…?」
宥「えーっと…それは内緒?」
やえ「な、内緒って…そういう誤魔化しは…!」
宥「少なくともやえちゃんが京太郎君に夜這いしてた時からは起きてたよ?」ニコッ
やえ「ぅ…い、いや…アレは夜這いじゃなくって…」
宥「夜這いじゃなくって?」
やえ「そ、そう。人助けだ」
やえ「京太郎が苦しそうだったからちょっと手を貸して…」
宥「ふぅん…それで…人助けしたら京太郎君を射精させちゃうの?」
やえ「ぅ…いや…その…」
宥「あまつさえ精液を美味しそうに舐めしゃぶって私が近づいた事にも気づかないの?」
やえ「ぅ…うぅぅ…」
宥「…約束したよね?今日ははしたない事はしないって」
やえ「そ、それは…宥を止める為に作ったもので…」
宥「でも、別に誰が誰となんて指定していなかったでしょう?」
やえ「それは…そうだけど…」
宥「そもそも…これはやえちゃんが言い出した条件なんだよね?」
宥「それなのにやえちゃんが率先して破ってどうするの?」
やえ「……ごめんなさい」シュン
宥「…じゃあ…約束通り…罰が必要だよね?」
やえ「ば、罰…!?」
宥「そう。皆で決めたでしょ?」
宥「エッチな事をしたら何でも一つ言う事を聞くって」
やえ「そ、そうだけど…」
宥「じゃあ…やえちゃんも私のお願い…聞いてくれるよね?」ニコッ
やえ「う…は…はい…」
やえ「だ、だけど…一応…情状酌量の余地と言うか仕方ない部分はあるんだ」
やえ「一応、それを汲んで沙汰を出して欲しいと言うか…」
宥「…仕方ない部分って玄ちゃんが京太郎君に夜這いしてた事?」
やえ「…え?」
宥「…ふふ…っやっぱりそうなんだ…♪」
やえ「…宥、お前、まさか…最初から全部そのつもりで…!」
宥「何の事?」クスッ
宥「そもそも…私が何をしたらやえちゃんが美味しそうに精液を食べちゃうようになるの?」
やえ「う…そ、それは…」
宥「私は何もしていないよ?ただ…舞台を整えただけ」
宥「やえちゃんが京太郎君にエッチな事をしたのは…やえちゃんの意思」
宥「でしょう?」
やえ「…そのとおりだ。だけど…」
宥「じゃあ…約束通り…罰が必要だね」ニッコリ
宥「言い訳なんて…意味ないよ」
宥「だって…私は見ちゃったし…それに記録だって残ってるんだから」
やえ「きろ…く…?」ゾッ
宥「気付かなかった?私のベッドの上にカメラが置いてあるの」
やえ「…えっ…あ…っ」
宥「これでね。やえちゃんのエッチな部分はぜぇんぶ録画しちゃってるんだよ」クスッ
やえ「ゆ、宥…お前は…」
宥「ふふ…♪私も見ててすっごい興奮しちゃった…♥」
宥「まさかいっつもクールなやえちゃんがあんなに乱れるなんて…♪」
宥「…一生懸命パイズリしてた時は応援しちゃってたくらいだよ…♥」
やえ「…宥…っ」
宥「…なぁに?」
やえ「…それで…私を脅す…つもりなのか?」ブルブル
やえ「その記録で…私に…彼に…近づくなと…」ジワッ
やえ「そう…命令…するつもり…なのか…」グッ
宥「…違うよ?」
やえ「えっ…」
宥「…泣かないで。私は本当にそんな事をお願いするつもりはないから…ね」スッフキッ
宥「寧ろ…ね。やえちゃんにはきょーくんともっともっと仲良くなってほしいの…♥」
やえ「ゆ…宥…?」
宥「やえちゃんも…きょーくんともっともっと仲良くなりたいよね…?」
宥「親密で…二度と離れられないくらいの関係に…なりたいよね…?」
やえ「…それは…」
宥「どう…なりたくない…?」
やえ「…なりたくないと言えば嘘になる。だが、それは…」
宥「…うん。私達と同じくきょーくんのセフレになって欲しいなって」ニコッ
やえ「~~っ!」
やえ「なる訳ないだろう…!そんな…そんなはしたない関係…!」
宥「…はしたない?」
やえ「あぁ、そうだ…!彼の弱味に漬け込んで肉体関係ばかりを結ぶようなやり方…」
宥「…じゃあ、寝ているきょーくんのオチンチンさんを美味しそうにしゃぶって射精させるのは良いの?」
やえ「…そ…れは…」
宥「それに…やえちゃんはもう我慢出来る?」
やえ「何…をだ?」
宥「きょーくんのザーメン…とっても美味しかったでしょう…?」
宥「一口で夢中になって…二口目で虜になって…一生食べたいって思わなかった…?」
やえ「それは…」
宥「…思ったよね?じゃなかったら…あんなに美味しそうに精液食べたりしないだろうし」クスッ
やえ「ぅ…」
宥「でも…ここで私の誘いを断ったら…当分それを食べられなくなるんだよ…?」
宥「ううん…もしかしたら一生、あの味を味わえないかもしれない…」
宥「それでも…我慢出来る?」
やえ「が…我慢…する…してみせるさ」
宥「…何も知らないやえちゃんでも寝ているきょーくんにパイズリしちゃってたのに?」
やえ「き、今日は…宥が私を嵌めたから…つ、次は…もっと上手くやる…やれる…はずだ」
宥「…そうなんだ。じゃあ…やえちゃんが可哀想だね」
やえ「か、可哀想…?」
宥「だって…ほら…」スッ
やえ「うあ…っ♪」
宥「…精液飲んじゃったから…ここ疼いてるでしょ…?」サワサワ
やえ「や、や…め…♪」ブルッ
宥「ふふ…お腹の上から撫でられるだけでビクビクしちゃって…♥」
宥「こんなに敏感さんなのに…お預けなんて…出来る訳ないよね…?」
宥「本当は…もう分かってるんでしょ?」
宥「やえちゃんの身体は…もうきょーくんなしじゃダメなんだよ…♥」クスッ
宥「そんな風にね…されちゃったの…♥私じゃなく…きょーくんに…♪」ナデナデ
やえ「あ…あぁ…あぁ…っ♪」
宥「心も身体も…きょーくんの事欲しがるようにね…♪調教されちゃったんだよ…♥」
宥「私はその背中をほんのすこし押してあげただけ…♪」
宥「本当はもう…とっくの昔に…やえちゃんは堕ちちゃってたんだよ…♥」
やえ「そ、そんな事は…っ!」
宥「ない?本当に…?」
宥「でも…きょーくんの身体洗ってる時に…興奮しなかった?」
宥「抱きしめられた時に…お腹の奥疼かなかった?」
宥「一緒に寝れるって分かって・・・嬉しくなかった?」
宥「玄ちゃんに嫉妬しなかった?」
宥「オチンチンさんをしゃぶる時に興奮しなかった?」
宥「いっぱいご奉仕してあげたくならなかった?」
宥「射精して貰った時…幸せじゃなかった?」
宥「そして…何より…」
宥「―― 私がセフレになってって言った時…安堵しなかった?」
やえ「…っ…!?」
宥「…ふふ…やっぱり…♪」クスッ
宥「…やえちゃんは…もう堕ちてるんだよ…♪」
宥「どれだけ頭の中で取り繕っても…もうきょーくんからは離れられないイキモノになってるの…♥」
やえ「そ、それでも…私は…」
やえ「私は…京太郎の事を裏切りたくは…ない…」グッ
宥「…ふぅん…そうなんだ…」
宥「…じゃあ、今回の私のお願いは…こうしようか?」
宥「『私がきょーくんとエッチしてる間に…何もせずにずっと見てて』って…♥」
やえ「そ、それは…協定違反だ…!」
宥「協定違反?違うよ」
宥「だってこれは人助けなんでしょ?」
やえ「う…そ、それは…」
宥「見て…ほら…きょーくんのオチンチン…♥」スッ
宥「やえちゃんに一回射精させてもらったのに…あんなに勃起したまま…♪」
やえ「あ、あぁ…♪」
宥「暗がりでもはっきり分かるくらいテラテラって…とってもエッチだよね…♥」
宥「あんなのを挿入れられちゃっただけで…私だったらすぐにイッちゃうよ…♪」
宥「特に…私は奥が弱いから…♪」
宥「奥まで入ったらクリクリって…腰回して…子宮口とオチンチンを密着させるの…♥」
宥「そうするとね…どうなると思う…?」
やえ「し、知らない…っ」カァ
宥「ふふ…それだけでね…イッちゃうんだよ…♥」
やえ「う…そ…」
宥「本当だよ…♪イッてイッて…オマンコがね…きょーくんのオチンチンと密着するの…♥」
宥「粘膜同士が張り付いて…もう離れないってくらいまでガチガチに…♪」
宥「そうやってオマンコがオチンチンと馴染んでから…♥」
宥「ゆぅぅっくり腰を動かすとね…♪もう…最高なんだよぉ…♪」クスッ
やえ「さ、最高…?」
宥「うん…♪だって…きょーくん専用になったオマンコってすっご敏感なんだから…♥」
宥「一回抜き差しするだけで…またすぐにイッちゃうんだよ…♪」
宥「それでね…どんどんイくペースは早くなっていくの…♥」
宥「イく度に身体が敏感になっていって…オマンコ以外何もわからなくなって…♥」
宥「まるできょーくんと一つに溶け合うような…幸せな気持ちになっちゃうの…♪」
やえ「幸…せ…」ブルッ
宥「そうだよ…♪フェラなんかよりもずっとずっと…幸せなの…♥」
宥「そして…ソレ以上に気持ち良いんだよ…♪」スッ
やえ「うあ…♪」ビクッ
宥「この奥にね…オチンチンがガンガンぶつかってきて…♥」ナデナデ
宥「オマンコの中で数えきれないほどイかされてぇ…♪」
宥「頭の中気持ち良すぎて…バカになっちゃう…♪」クスッ
宥「でもね…♪幸せだから…全然、嫌じゃなくって…♥」
宥「イく度におかしくなるのも幸せで…♪」
宥「身体なんてもうバラバラになりそうなのに…腰だけが動いちゃって…♥」
宥「気持ち良すぎて身体も心も全部全部…狂っちゃう…♪」
宥「そんな…最高のセックスを…私は今からするんだよ…♥」
やえ「あ、あぁ…っ♪」ブルル
宥「それとも…やえちゃんがしたい?」
宥「きょーくんに心も身体も…全部狂わせて貰える最高のセックス…♥」
宥「やえちゃんのココで…したいのかな…?」サスサス
やえ「~~っ♪♪」
やえ「ゆ、宥…!」
宥「…どうかした?」クスッ
やえ「なんで…こんな…こんな事を…」
宥「…言ったでしょ?私は大事な人と暖かくなりたいだけ…♪」
やえ「でも…それじゃ私は…」
宥「勿論…やえちゃんも私にとっては大事な人だよ…?」
宥「大事な…大事なお友達…♥だからこそ…こうして誘ってるの…♪」
宥「私と一緒に…きょーくんのメスになろうって…♥」
宥「一生をきょーくんに捧げて…心も身体も…ううん…魂までもおかしくなろうって…♥」
やえ「私…は…」
宥「大丈夫だよ…♪きょーくんは絶対に差別なんてしない…♥」
宥「皆平等に愛してくれるから…安心して…堕ちよう…?」
宥「皆で一緒に…きょーくんのモノになろ…♥」ナデナデ
やえ「くぅ…んっ♪」
やえ「ま、待て…宥…!」
宥「ふふ…撫でられるのは嫌い?」
やえ「き、嫌いじゃないけど…ちょっと頭が動かなくなるから…ダメだ」
やえ「それより…宥はそれで本当に良いのか?」
宥「うん?」
やえ「だって…おかしい…だろう」
やえ「幾ら平等に扱ってもらえるとは言え…自分の時間は減るんだ…」
やえ「人数は出来るだけ絞った方が良い・・・そうだろう?」
宥「それはそうだけど…でも、そうなった時にやえちゃんは変わらず私と一緒に居てくれる?」
やえ「それは…」
宥「無理…だよね。私がきょーくんのセフレになった時はぎこちなくなったもん」
やえ「…すまない」
宥「ううん。それは仕方のない事だから気にしていないよ」
宥「でも…ね。でも…やっぱり寂しかった」
やえ「…宥」
宥「ダメだって分かってても…仕方ないって分かってても…私はやっぱり寂しい」
宥「きょーくんの事は大事だけど…でも、きょーくんを巡ってやえちゃんと疎遠になったりしたくない…」
宥「私は…玄ちゃんみたいにお別れしてもずっと待っていられるような強さなんて無いから…」
やえ「…宥…お前は…」
宥「…弱虫なんだよ、私は」
宥「誰も彼も出来る取捨選択が…どうしても出来ないの…」
宥「皆大事だから…暖かいものをくれた素敵な人たちだから…」
宥「どれも…捨てられない…捨てられる…はずがない」
やえ「…何時かそうやって対立していた事も思い出になるぞ」
宥「…それでも…無理だよ」
宥「私は皆の事を思い出になんか…したくない」
宥「だから…お別れしなくて良いように…堕ちてもらうの…♪」
やえ「…っ」ゾッ
宥「きょーくんの事を巡って対立しなくて済むように…♪」
宥「皆で…共有でも良いって思って貰えるように…♪」
宥「心も身体も…おかしくなってもらう…♥それが…私の目的だよ…♪」
宥「さぁ…選んで…やえちゃん」
宥「私と一緒に堕ちる道か…或いはきょーくんに二度と近づかない道か…」
宥「やえちゃんは…どっちの命令の方が好み…?」
やえ「…実質、選べないじゃないか」
宥「選ばせるつもりなんてないもん♪」クスッ
宥「私もやえちゃんも…メリットがない道なんだから…♥」
宥「だったら…その道をいけないように塞いじゃったほうが…お得でしょう?」
やえ「…お前には参ったよ」ハァ
宥「じゃあ…!」
やえ「…言っとくけど…私は初めてだからな…」ギュッ
やえ「ちゃんと…フォローしてくれよ?」
やえ「今だって正直…胸がドキドキで…怖いくらいなんだから…」
宥「ふふ…♪大丈夫だよ…♥」
宥「きょーくんのオチンチンは大きいけれど…でも、私達の事を傷つけたりはしないんだから♪」
宥「挿入れてすぐは痛いかもしれないけど…少ししたらすぐに気持ち良くなって…♥」
宥「いっぱい…おかしくなって…きょーくんなしじゃ生きていけなくなるから…ね…♪」ナデナデ
やえさんの敗因:相手が堕天使マツミエルだった事
ってところで今日は終わります…
予想してたけど、やっぱり本番シーンまでいけなかったよ!!
ってか割りと難産だったんでちゃんとエロいと思ってもらえているか不安です…
明日は本番シーン頑張ります
では、おやすみなさーい
乙~
クロチャーは逃げたまま悶々とした夜をすごすのか
あと自分の中でイッチが女の子である可能性が出てきた今日この頃
様子を見に戻ってきたクロチャーも加わって4Pか・・・
乙
めっちゃエロいで(ニッコリ)
最初見た時マツミエルがマルエツに見えたのは俺だけ?
とりあえず書き直せーって人がいないみたいなんで一安心…
で、すみません、今日は投下する予定だったのですが、ちょっと二時過ぎくらいまで待っていただけるとそれはとっても嬉しいなって
後、もし全国編見た方がいれば京ちゃんの出番があったかどうかだけ教えてくださいお願いしまs
把握
全国編今日か!
楽しみだわ
そーいや今日だったな!
楽しみすぎるわ
京太郎でたー
>>967
松実姉妹は仲良しなんでちゃんと後で>>969の通り4Pになるよ!
まぁ、そこまでは描写しないけどね、今回の主役はあくまでやえさんだし
>>970
デパートか!
俺はエヴァの使徒(マトリエルだかなんだか)に見えました
>>973>>974
うんうん、楽しみだな
だが、俺の住んでる地域は1/7まで放映されないんでネタバレはそれまで厳禁な(暴論)
>>975
出てくれたか!!なんだろう…子どもが運動会で活躍した親みたいに嬉しい…
京ちゃんの出番もあったみたいなんでそろそろ始めますー
その前に次スレな
【咲】京太郎「阿知賀で過ごす九年間」晴絵「27年…同い年かな」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388942340/)
今回は>>1000ないんでギリギリまでやってきます
やえ「…で、結局私はどうすれば良いんだ?」
宥「とりあえずパジャマ脱いで欲しいな…♪」
やえ「ぅ…は、恥ずかしいな」カァ
宥「大丈夫だよ…もっと恥ずかしいところを見せる事になるから…ね♥」クスッ
やえ「ま、まぁ…それもそうかもしれないが…」
宥「そんなに嫌なら脱がせようか?」
やえ「ば、バカ…!それくらい…自分でやる…!」シュル
宥「ふふ…♪」
やえ「…宥。目がなんかやらしいぞ…」
宥「だって…何時もクールなやえちゃんが目の前で脱いでるんだし…♪」
宥「きょーくんでもきっと見ちゃうと思うなぁ…♥」
やえ「ぅー…」スルッ
宥「うわぁ…♪」
宥「もうヌレヌレだね…♪」
やえ「う、うる…さい」カァ
宥「ショーツがべっとり…♪太ももまでしみだしてる…♥」ナデ
やえ「ひぁあっ♪」ビクッ
宥「あはぁ…♪感度も良いんだね…♥」
やえ「い、いきなり太もも撫でられたら誰だって変な声の一つだって出る…!」カァァ
宥「ふふ…♪じゃあ…こんな事されたら…?」クチュッ
やえ「ひ…ぃぃ♥」ブルッ
宥「今度はちゃんと声我慢出来たね…♪偉い偉い…♪」
やえ「え、偉いって…宥…そこ…は…っ♪」
宥「うん…♪やえちゃんの一番大事なトコロ…♥」
宥「まずはちゃぁんと解してあげなきゃ…きょーくんのオチンチン挿入れるのにも苦労するから…ね♪」
やえ「だ、だからってそんなところ同性でも触れるような場所じゃ…あひぃっ♪」
それはまこ先輩のセリフが少なかった所為なのか、或いは京ちゃんのセリフが単純に多かったのか
とにかく妄想するチャンスが増えたようで何よりですうへへへへって京ハギ…?ご褒美じゃないですかーやったー!!
宥「違うよ…♥私達は同性じゃないの…♪」
宥「同じメス…♪きょーくんに何もかもを捧げる…ケダモノになるんだよ…♥」クチュクチュ
やえ「や、や…め…♪」ブルブル
宥「大丈夫…♪気持ち良い事は怖くなんかないからね…♥」
宥「今はきょーくんじゃなく私だけど…身を委ねて…♪」
宥「いっぱい…気持ち良くなって…ね…♥」
やえ「こ、んな…おかしな状況で気持ち良く…なんかぁ…♪」
宥「なれない…?でも…これからはそのおかしな状況も増えていくんだよ…♥」クリッ
やえ「ひぃっ♪」
宥「あは…♪やっぱりやえちゃんもここ敏感なんだ…♥」
宥「クリちゃん気持ち良いよね…♪私も大好きなんだよ…♪」
やえ「そ…んな事聞いて…ない…ぃ♪」
宥「残念…♥じゃあ…これはどう…?」クリクリッ
やえ「ひぅ…っ♪」ビクンッ
宥「こうしてクリちゃんをずぅっとイジられるとぉ…♪」
宥「腰の中…ビリビリで凄い事になるでしょ…♥」
やえ「な…な…るぅ…♪なるからぁっ♥なるからそれ…やめ…っ♪」
宥「ダメだよ…♪気持ち良い事は…ちゃんと受け入れてあげないと…♥」
宥「それに…これはやえちゃんの身体を解す為のものなんだから…♪」
宥「我儘言わずに…いっぱい気持ち良くならないと…ね♥」
やえ「そ…そん…なぁっ♪」ブルッ
宥「ふふ…♪それに気持ち良い事は素敵な事なんだって…ちゃんと覚えないと…♥」
宥「後できょーくんに愛してもらう時に…辛くなるから…ね♪」
やえ「そ…んな…はしたない…事…っ♪」
宥「覚えたくない…?でも…大丈夫だよ…♥」
宥「やえちゃんもね…♪すぐ分かっちゃうから…♥」
宥「女の子は気持ち良い事に…オチンチンさんには絶対に逆らえないんだって…♥」
宥「あの逞しいモノで種付けしてもらう為に女の子は生まれてきたんだって…すぐに分かっちゃうから…♪」
やえ「~っ♪」ピクンッ
宥「ふふ…♪今…太ももちょっと動いたね…♥」
宥「私の言葉に…エッチな想像しちゃったかな…♪」クスッ
やえ「そ、それは…宥が変なところイジる…から…♪」
宥「変なところ…?違うよ…♪ここは…女の子の気持ち良い部分なんだから…♥」
宥「変なところ呼ばわりしてあげちゃ可哀想でしょ…?」クリッ
やえ「ひぃっ♪」ビククンッ
宥「それに…これでも手加減してるんだよ…?」
宥「そういう最初の諸々は…きょーくんにしてもらうつもりだから…♥」
宥「皮だって剥いてないし…上からクリクリしてるだけだもん…♪」
やえ「そ、れでも…十分、おかし…ひぅっ♪」
宥「女の子の準備をする為にはこれも必要なんだよ…♥」
宥「だから…もうちょっと我慢してね…♪」
やえ「が…我慢…ってぇ…♥」
宥「出来ない…?」
やえ「そも…そも…こんな事する必要絶対…ないだろ…♪」カァ
やえ「宥がやりた…ぃ…だけぇ…♪」
宥「…まぁ、それは否定しないけど…♥」
やえ「…ちょ…お、お前…ぇ♪」
宥「だって、やえちゃん可愛くて苛めたくなっちゃうし…♥」
やえ「だってじゃない…♪それならもうやめ…♪」
宥「そんなに嫌?」
やえ「当然…だろう…!嫌に…決まって…♪」
宥「じゃあ、どうして本気で抵抗しないの?」
宥「今ならまだ…本気で私を突き飛ばす事も出来るでしょ?」
やえ「そ…それはぁ…♪ブルッ」
宥「…やえちゃんの身体はもう分かってるんだよ…♪」
宥「気持ち良い事には逆らえないって…♪」
宥「私達が…仲間だから…♥こんな恥ずかしい事もして良いんだって…♥」
宥「だから…心もそれに合わせて…私と同じエッチなイキモノになってね…♥」クチュッ
やえ「あぁあぁっ♪♪」
宥「すっご…♪膣内ドロドロ…ぉ♥」
宥「でも、やっぱり…まだちょっと硬いかな…?」
やえ「ゆ、ゆぅ…♪そこ…そこはぁ…♪」
宥「大丈夫だよ…まだ入り口だけだから…♥」
宥「ここからいぃっぱい解してあげるね…♪」クチュ
やえ「やぁぁっ♪」ビックゥ
宥「あはぁ…♪やえちゃんってば…すっごい敏感さん♥」
宥「ちょっと指動かしただけで…そんなに身体跳ねさせちゃって…♪」
やえ「やめぇ…♥」
宥「やめないよ…♪少なくとも…やえちゃんが本気で抵抗するまでは…ね♪」
やえ「して…る…♪して…るぅ…♪」フルフル
宥「その割には足は全然閉じてなくて…震えてるだけだよ?」クスッ
やえ「はぅ…ぅ♪」カァァ
宥「それどころかちょっとずつ開いてるよね…♥」
宥「足を開いて…私の事受け入れようとしてくれてる…♪」
やえ「ち、違ぁ…っ♪」
宥「違わないよ…♥だって…ここもそうだもん…♪」クチュッ
やえ「ひああっ♪」
宥「ドロドロのラブジュースでべったりの膣肉で…♪」
宥「私の指をグニュグニュ…ギチギチって…♥」
宥「美味しそうに食べてくれてるんだから…♪」クチュクチュ
やえ「やめ…ぇ♪指…ぃ♥動かす…なぁ♪」
宥「だーめ…♪ここを慣らさせるのが目的なんだから…♥」
宥「やえちゃんのこのエッチなお口を開発しないで何処を開発するの…?」
やえ「そ、そんなの宥がする必要…ぉ♪な…いぃっ♪」
宥「フォローしろって言ったのはやえちゃんでしょ…?」
宥「だから、私なりにフォローしてるんだよ…♪」クスッ
宥「それに…ほら…こうして動かすと…♥」クリンッ
やえ「きゅぅんっ♪」
宥「分かる…?さっきよりも気持ち良いでしょ…?」
やえ「あ…ぅ…♪」
宥「あは…♪やっぱりそうなんだ…♥」
やえ「~~っ♪」ボンッ
宥「良いんだよ♪恥ずかしがらなくても…♪」
宥「女の子ってそういうイキモノなんだから…ね♥」
宥「それにやえちゃんは最初からとっても敏感さんなんだもん…♪」
宥「もしかしたら最初の私よりも敏感さんかも…♥」
宥「…これできょーくんのオチンチン挿入れられると凄い事になっちゃうよ…きっと…♥」
やえ「…」ゴクッ
宥「…期待した?」クスッ
やえ「して…る♪」フルフル
宥「…やえちゃんのエッチ…♪」
やえ「だ、誰の所為でこうなったと…んひぃっ♪」ビクッ
宥「そうだね…♪私の所為…♥」
宥「だから、責任取っていっぱい開発してあげるね…♪」
やえ「そ、そんな事誰も望んで…ない…っ♪」
宥「ふふ…♪こんなにお汁垂れ流しで言っても…説得力ないよ…♥」
やえ「そ、それは…京太郎のを舐めてたから…で…っ♪」
宥「じゃあ、今も熱いのは奥から奥から溢れてくるのはどうしてなの…?」
やえ「そ、それ…はぁ…♪ひんっ♪」ブルッ
宥「掻きだしても掻きだしてもまだ出てくる…♪本当にエッチなアソコ…♪」
宥「こんなところでエッチしたら…絶対にすぐきょーくんのメスになっちゃうね…♥」
宥「ちょっとだけ…妬けちゃうかも…♥」チュッ
やえ「うひゅぅっ♪」
宥「あは…♪やえちゃんってば…アソコだけじゃなくっておへそとかも敏感さんなんだ…♥」
宥「もしかして全身敏感さん…?ちょっと楽しそう…♪」
やえ「わ、私は楽しくなんか…な…ぃ…っ♪」ギュッ
宥「でも、反応の良さって大事な事だよ…?」
やえ「お前を楽しませる…つもりはぁ…♪」
宥「違うよ…♪私じゃなくて…きょーくんが興奮するの…♥」
宥「だって、きょーくんって私達がイく度に嬉しそうな顔をするんだよ…♥」
宥「多分…男の人って女の子をイかせると…まるで征服したみたいな気分になっちゃうんだろうね…♥」
宥「すっごい幸せそうに…楽しそうに顔を歪ませて…♪それで…もっと気持ち良くしてくれるの…♥」
宥「セックスしてる時とか凄いんだよ…♪もう何回もイッてるのに…構わず私達の事イかせ続けてくれるんだから…♪」
宥「色んな体位でガッツンガッツンって腰ぶつけて…♥」
宥「涙が出るほどイッても…♪もう鳴き声しか出ないくらいイッても…♪」
宥「それでも尚…興奮して…♥オチンチンさんをピクピクって震わせながら犯してくれるんだよ…♪」ウットリ
やえ「は…あぁ…♪」ブルッ
宥「だから…こういう感度の良さってとっても大事だし…♪」
宥「今の間に少しだけでも開発しておこうね…♥」チュッ
やえ「きゅん…っ♪」
宥「良いな…ぁ…♪やえちゃんの肌スベスベ…♥」チュッチュッ
やえ「ゆ…ゆぅ…っ♪」
宥「まるで生まれたての赤ちゃんみたいに柔らかくて…びんかぁん…♪」チュルゥ
宥「こんな肌でスリスリされちゃったらきょーくんだってすぐイッちゃうよね…♥」
やえ「はぅ…っ♪」カァァ
宥「あは…♪今更恥ずかしくなっちゃった…?」
やえ「う、うる…しゃい…っ♪」
宥「別に恥ずかしがる事じゃないと思うんだけどな…♪」
宥「アレはやえちゃんなりにきょーくんを気持ち良くしようって思った答えでしょ?」
やえ「…ぅん」
宥「それでちゃんときょーくんを射精させられたんだから寧ろ誇るべきだよ…♥」
やえ「…宥…」
宥「ん?」
やえ「そこイジリながら…言っても…♪説得力…ない…♥」
宥「ふふ…♪ごめんね♪」クチュクチュ
やえ「あ、謝りながら手を動かす…なぁ…っ♪」ブルルッ
やえ「はぁ…♪はぅ…ぁ…♪」ビクッ
宥「でも、やえちゃんもどんどん素直になってくれてるね…♥」
やえ「な、なって…な…ぃ…♪」
宥「でも、最初の頃とくらべて止めろって言わないし…♪」
やえ「言ったって止めない…だろぉ…♪」
宥「それに…ほら…ここも…っ♪」クリッ
やえ「ひあっ♪」ビックゥ
宥「ふふ…♪すぐにキュンって締まって…反応も良くなって来てる…♥」
宥「まだ狭いけど…でも、グチュグチュって私の指もエッチに締め付けて来るし…♪」
宥「やえちゃんのココはもう立派なメスマンコだね…♥」
やえ「め…メス…」カァァ
宥「もう…何を恥ずかしがってるの…♥」クスッ
宥「きょーくんと交尾したくてここ疼かせてる時点で…♪」
宥「やえちゃんはもう女の子なんて言えるような立派なイキモノじゃないんだよ…♥」
実はやってる事前回のクロチャーとそれほど大差ないんだけどな!!!
まぁ、今回は一応、京太郎が寝てるって事になってるんで百合要素多め+宥姉大活躍だけど
やえ「う…うぅ…♪」ブルッ
宥「…はぅん…♥」ビクッ
やえ「…ん…?」
宥「…はぁ…♪…はぁ…♥ダメ…もう…我慢出来ない…っ♪」チュル
やえ「ひあぁっ♪」
宥「あぁ…♪ざぁめん…ぅ♥きょぉくんの精液…ぃ♥」ウットリ
宥「精子さんたちで…こってり濃厚…♪美味しぃ…♥美味ししゅぎる…ぅ♪」チュッチュ
やえ「ちょ…ゆ、宥…ぅ♪」ブルッ
宥「ごめ…んね…♪本当は…まだ我慢するつもりだったん…だけど…ぉ♥」
宥「無理…ぃ♪目の前に…きょーくんのザーメンぶら下げられたら…無理…だよぉ♪」
宥「匂いだけで…発情しちゃうんらもん…っ♥匂いらけで…イッちゃいそうになるのに…ぃ♪」
宥「ずっとおあずけなんて無理ぃ…♪」チュルチュル
宥「やえちゃんが独り占めなんて…じゅるいよぉ…♥」レロォ
やえ「やあ…あぁっ♪お腹そんなに…舐めちゃぁ…っ♥」クテー
やえ「(ダ…メ…♪もう…力入らない…っ♪)」
やえ「(相手は宥…のに…♪同性…なのにぃ…♪)」
やえ「(アソコクチュクチュされて…身体がドンドン敏感になってぇ…♥)」
やえ「(足も開いたまま閉じられない…なんて…♪)」
やえ「(自分の指じゃ…こんな風に気持ち良くなった事…ないのに…っ♪)」
やえ「(そもそも…はっきりと濡れたのなんて…さっきが初めて…なのにぃ…♪)」
やえ「(宥…上手…過ぎる…ぅ♪)」ビクンッ
やえ「(まるで女の子の感じさせ方…熟知してる…みたいにっ♪)」
やえ「(気持ち良いところイジられて…本当に…開発…されちゃってるう…♥)」
やえ「(お陰で私のアソコ…凄い敏感に…なってぇ…♪)」
やえ「(さっきから…愛液…全然…止まらない…っ♪)」
やえ「(宥の言うとおり…出しても出しても…ずっと洪水状態…だよぉ…♪)」ゾクッ
宥「はぁ…♪きょぉくん…♥きょぉくぅん…♥」ヂュゥ
やえ「ひぅぅんっ♪」
やえ「(それに…他のトコロも…いっぱい宥にキスされて…♪)」
やえ「(熱い唇…チュッチュ…されてぇ…♪)」
やえ「(まだ…京太郎君にもキスされた事のない…場所なのに…っ♪)」
やえ「(先に宥の…女の子の唇が…触れて…♪)」
やえ「(それなのに…私…気持ち良く…なっちゃってるぅ…♪)」
やえ「(京太郎君じゃないのに…宥…なのにぃ…♪)」
やえ「(私の身体…ビクンって跳ねて…気持ち良いのに…負けちゃってる…ぅ♪)」ビククンッ
宥「あぁ…♪美味しい…♥きょぉくんのザーメン…♥子種汁…ぅ♥」クチュクチュ
やえ「(…でも…宥は…そんな私よりも…ずっとエッチで…ぇ♪)」
やえ「(私の身体についた…精液を舐めながら…オナニーしてる…っ♪)」
やえ「(片手で私のアソコ弄って…もう片方で…自分を慰めて…♪)」
やえ「(凄い…はしたない…エロエロの…♪)」
やえ「(メスの…顔ぉ…♪)」ゾクゾクッ
やえ「(私も…こんな風になっちゃう…んだ…♥)」
やえ「(さっき玄ちゃんみたいに…なったように…♪)」
やえ「(私は…今度、宥みたいになって…ううん…♪)」
やえ「(ならされて…しまう…んだ…♥)」ウットリ
やえ「(それなのに…あぁ…♪私…もぉ…♪)」
やえ「(嫌…じゃない…っ♪全然…嫌なんかじゃ…なくって…♥)」
やえ「(寧ろ…楽しみに…なってる…♪期待しちゃって…るぅ…♪)」
やえ「(宥みたいな…エッチなメスになりたいって…♥)」
やえ「(心も身体も…こんなに淫らな顔が出来るようになりたいって…♪)」
やえ「(染められたいって…そんな…風に思って…っ♪)」ゾクッ
やえ「(エッチな事だけ考える…メスに…ぃ♪)」
やえ「(その為に理性のなにもかもを…投げ捨てられるような…淫乱に…っ♥)」
やえ「(なりたい…♪私…なりたい…よ…っ♪)」キュンッ
やえ「ひんん…っ♪」
やえ「(や…う、嘘…♪何…コレ…♪)」
やえ「(お腹の中…キュンっていきなり熱くなって…ぇ♥)」
やえ「(奥でグルグルして…何か…クる…ぅ♪)」
やえ「(奥から…何か凄いの…っ♪)」
やえ「(ゴゴゴって生まれる…準備…してぇ…♥)」
やえ「や、やめ…♪宥…っ♥もう…止めて…ぇ♪」
やえ「(怖…ぃ…っ♪)」
やえ「(分からない…けど…これ…怖い…よぉっ♪)」ブルッ
やえ「(私の中で…何か得体のしれないモノが生まれそうになって…っ♥)」
やえ「(私を…滅茶苦茶にしようとしてるのが…分か…る…っ♪)」
やえ「(こんなの私…知ら…ない…♪)」
やえ「(こんな凄いの…知らな…ぃ…っ♪)」
宥「はちゅぅ…♪ん…ひゅぅ♥」
やえ「(だ…め…♪聞いてない…っ♪)」
やえ「(夢中になって…精液吸って…アソコクチュクチュしてる…ぅ♥)」
やえ「(この…淫乱…っ♪精液中毒…ぅ♪発情…期ぃ…♪)」
やえ「(あぁ…っ♥でも…力…入らなくって…♪)」
やえ「(逃げられない…っ♥クチュクチュから…逃げられない…よぉ…♪)」ブルッ
やえ「(あぁ…ダメ…♪もうクる…ぅ♪)」
やえ「(おっきいの生まれる…♪お腹から…飛び出て来ちゃう…っ♪)」
やえ「(ダメ…あぁ…ダメ…っ♪気持ち良い…これ絶対…気持ち良すぎる…っ♥)」
やえ「(ダメ…ダメ…ダメダメダメダメダメ…ダメぇ…っ♪)」
やえ「(クる…クるクるクるクるクるクるクるクる…キちゃう……ぅ♥)」
やえ「(私…ク……………あれ?)」
宥「…はふぅ♪」マンゾクゲ
やえ「…え?」
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