春香「ダンガンロンパ?」(345)

 初投稿です。
 何番煎じでしょうか。
 呼称などには最新の注意を払っていますが、間違えていたらすみません。
 アイマスでダンガンロンパみたいなことをやってみました。
 それではよろしくお願いします。
 あ、長編になりそうです。すみません。

モノピヨの奴か

ペロッ……これは、立て逃げ

>>4
いや、1は代行だが依頼者は反応しているのでいずれ来ると思う。

こんばんは。代行様ありがとうございました。
そして、あちらの名誉のために言わせて貰いますが、モノピヨを書いていた作者ではありませんw
では、改めてよろしくお願いします。

スレ立てぐらいで騙してどんなメリットがあるというのだ?w

春香「ダンガンロンパ……?」

P「ん?なんだ春香知ってるのか?」

春香「いいえ。何ですかこれ?見たところゲームみたいですけど」

P「ゲームだな。いや、社長の知り合いでゲームの世界を実際に体験する機械を作ってる人がいるらしく、気晴らしに俺達で行ってこいと言われてな。それはその会社が以前に作ったソフトらしい」

春香「え、でも、私ゲーム苦手ですよ?」

P「俺も得意じゃないんだが、何とかなるだろう」

春香「皆で行くんですか?」

P「一応皆で行きたいと思ってる。なんでも先方さんもサンプルデータを取りたいらしい」

春香「そういうことなら、皆で行っちゃいましょうか」

美希「ねぇ、ハニーなんの話をしてるの?」ギュー

P「いや、明日の予定を話してるんだ。美希にも言ったろ?」

美希「あぁ、なんかゲームしに行くって言ってたのー。美希はハニーと遊びたかったのー」

P「また、今度遊んであげるからな」ナデナデ

美希「約束なのー」

翌日

ワイワイガヤガヤ

P「どうもこんにちは。765プロの者です」

会社の人「あ、わざわざすみません。こちらになりますんで」

P「あ、わざわざご丁寧に」

会社の人「招いたこちらが言うのもなんですが平気なんですか?彼女たち」チラ

P「どういう意味でしょうか?」

会社の人「いや、まぁ、平気でしょうね。無理なら無理でログアウトして貰えばいい話ですんで」

P「はぁ」

P(どういう意味だろう……)

会社の人「さて、765プロの皆さんこんにちは。今日はわざわざ来て頂いてありがとうございます。プロデューサーさんにお話を聞いていると思いますが、今日は皆さんにゲームをしてもらいます」

亜美「やりぃ、ゲームなら亜美たちが一番得意だよ!ね!真美」

真美「当たり前だよ!亜美」

P「二人共静かに」

亜美真美「はぁ→い」

会社の人「さて、話を続けますが、今回はそこにあるカプセルの中に入って貰います。入って貰えば分りますがヘルメットを付けていただけばゲーム開始となります。ゲーム内は自由に動けますんで気晴らしにどうぞ」

伊織「へぇ、意外とゲームも進歩してるのね……」

伊織(なら、あいつとイチャイチャし放題……って何考えてるのよバカ!)

会社の人「ま。言うより体験する方が分かりやすいでしょうからね。あ、それと言い忘れましたが、今回何があってもこっちの体には影響ないんでご安心下さい」

P「それはどういう意味です?」

会社の人「いや、ほら、例えば遊び過ぎて転んで足を捻挫してしまったり、擦りむいてもこっちの世界の体は無傷ってことですよ。ほら、皆さん一応アイドルですからね。怪我なんてしたら大変ですから」

P「なるほど。それは確かにそうですね。お気遣いありがとうございます」

P(流石社長の知り合いだけあってそういう所はしっかりしてるんだな)

会社の人「えーと、そちらのインカムを付けた方も参加されるってことでよろしいですね」

小鳥「えぇ、是非是非」ピヨー

P「小鳥さん来てたんですか」

小鳥「え、酷くないですかそれ」

P「いや、お仕事大変だから呼ばない方がいいかなと思って声かけなかったんですけど……」

小鳥「律子さんに聞いて昨日の内に仕事全部終わらせましたよ」

P「流石です……。では、彼女も参加ということでお願いします」

会社の人「了解しました。えーとつまり全員で765プロのアイドルさんが12人とマネージャーさんが1人、そしてプロデューサーさんと事務員さんが1人ずつの計15人ですね」

P「そうですね」

小鳥「事務員って言われて否定出来ないのが辛いですね……」

会社の人「それでは皆さんそこにカプセルがあるんで空いてる所に入って下さい」

P(結構頑丈な作りになってるんだな)コンコン

会社の人「あ、一つ言い忘れてましたが、ただ、やることもなく遊ぶだけでは面白くないでしょうからちょっとした遊びをこっちで用意しておきました。それをクリア出来ましたらこっちに帰ってきた時に賞品を差し上げます」

小鳥「それってお金ですか?」

P(小鳥さん……)

会社の人「そうですね……特に考えてませんね。出来たら考えるとします」

P(やけに自信満々だな。そんなに難しいのか?)

春香「ま。プロデューサーさんそんな難しい顔しないで。ほら、ゲームなんですから」

P「そうだな春香」

会社の人「では、皆さんヘルメットを付けて横になって下さい」

失礼なこと言って悪かった
期待する

ウィーン

P(閉まってく。こういうのを見るとなんか映画みたいだな)

会社の人「では皆さん目を閉じてください」

P(お、なんだ意識が吸い込まれて――……)



会社の人「どうやら成功のようだ。しかし、彼女たちにやらせても平気だろうか……?まぁ所詮ゲームだ。そこまで気にすることなかろうな。うぷ。おっと――行くとするか」

ダンガンロンパは好きだけどアイマスはよくわからん

P「ここは……」パチクリ

P(もうゲーム内なのだろうか……)

美希「あ、ハニーが起きたのー」

P「その声は美希か。ここはどこだ」

美希「見ての通りなのー」

P「見ての通り……あっ」

P(見渡す限りの白い砂浜、そして青い海)

P「南国かここ?」

春香「そんな所じゃないですかね?」

P「春香……お前どうして水着なんだ?」

P(ここに来る時は私服だったはずだが……)

春香「あぁ、これですか、南国ですからね。水着に着替えたんですよー。この砂浜を上がった所にスーパーがありますよ。水着でも食べ物でも何でも売ってます」

P「なるほど、あれか……」

P(英語でスーパーと書いてある店がある。どちらかと言うとアメリカにありそうな巨大なスーパーだ)

響ちゃんは左右田ポジなのだろうか

ちょっとだけ支援

春香「あそこのスーパーなんでも売ってるんですよー。しかも全部持っていっていいみたいですし」

美希「ハニー一緒に行こうよー」

P「あ、あぁちょっと待て。分かったから引っ張るな」

P(仮想空間と言う割には随分とリアルだな。暑いし……)

美希「なにしてるの?早く行こうよハニー」

P「行くから待てって」

P(砂浜とか本当の砂浜みたいだし、皆で来て正解だったな)


>>18 いえいえ、見ていただけるだけで幸いです。
>>21 大丈夫です。問題なく見れると思います。

ダンガンロンパ知らない俺に三行で

スーパー内

伊織「あんた何やってんのよ?」

亜美「あ、に→Cだ。起きたの?」

真美「遅いよー。ほら見て似合うかな?この水着」

P「い、いいんじゃないか?」

伊織「ちょっとプロデューサー。私のも褒めなさいよ」

P「あ、あぁ伊織のも可愛いんじゃないか?」

伊織「あ、当たり前じゃない馬鹿ッ!」カァァ

P「そうだな。ごめんごめん」

伊織「べ、別に謝ることじゃないわよ……」

P「そういえば他の皆はどこ行ったんだ?」

伊織「えーと、響たちは食品のコーナーに行ったわよ」

美希「どう?ハニー」

P「よく似合ってるよ」

美希「ホント?嬉しいの。早く泳ぎに行こうなの」

亜美真美「「そうだよに→C」」

P「お前らちょっと待て。とりあえず他の奴らを見てこなきゃないと……」

美希「分かったのー。付いていくのー」

P(さて……響達は食品売り場の方にいるって言ってたな)

ダンガンロンパ2をまだやってないんだがネタバレある?

響「貴音見てみろよゴーヤーチャンプルまであるんだなー」

貴音「えぇ、それに冷凍ですがらぁめんもあるようです」

やよい「ここの食材持って帰れないんですかねぇ……」

P「お前ら大丈夫だったか?」

響「自分たちは平気だったさー。多分ノビてたのプロデューサーだけだぞー」

P「そうか……なら皆平気なんだな」

P(とりあえず、安心だ)

やよい「ほら見て下さいよ。プロデューサーさん。お野菜が一杯ありますよ」

P「そうだな」

やよい「これって持って帰れないんですかねぇ」

P「流石にこれはゲームだからな。持って帰るのは無理なんじゃないかな」

やよい「それは残念ですぅ」シュン

P(家族思いなんだなぁ……やよい)

響「それより、ここはどこなんだ?綺麗な海だったなー」

貴音「そうですね。これがげーむと言うものなんですね」

P「とりあえず、美希が海に行くって聞かないんだが、皆どうだ?」

響「そうだなー。二人共行こうかー」

美希「やっとなの。早く行こうよハニー」ムギュ

P「あぁ、ごめんな。行こうか」

P(たまには皆で遊ぶのも悪くないな……)

砂浜

小鳥「あ、プロデューサーさん。お疲れですか?」

P「あぁ、小鳥さんですか。俺はもう暑さにやられました」

P(暑さもリアルだなぁ)

小鳥「皆元気ですねぇ……若いっていいなぁ」ピヨー

P「日頃のストレスとか諸々も飛ばせて貰えればいいんですけどね」

小鳥「そうですねぇ」

???「もし……」

P「え?」

会社の人「どうも、私です。楽しんでいただけているでしょうか」

P「あ、ありがとうございます。おかげ様で楽しいです」

P(なんか近未来ロボットアニメに出てきそうな通信画面だな……)

>>27
バーロー
VS
シンジ

会社の人「そうですか。それは良かったです。まぁ、気が済むまで遊んだあとはこの砂浜から少し行った所にホテルがありますんでそこで休んでいただければ」

P「わざわざありがとうございます」

会社の人「いえ、別に。あぁ、そう言えばこっちの時間が経過しても現実の時間はあまり影響ないんで存分に楽しんでいただければ」

P「ありがとうございます」

会社の人「いえいえ。こちらこそ」

春香「さ、プロデューサーさん。行きましょうよ」グイグイ

P「え?」

小鳥「行ってくればいいじゃないですか。きっと春香ちゃん達もそっちの方が楽しいですって」

春香「小鳥さん。プロデューサーさん借りていきますね」

小鳥「はいはい。行ってらっしゃいー」

小鳥(若いっていいですねぇ……年を取ると日焼けとか気にしないといけないですからね)

>>31無いかな。

これは期待

ワー
キャアキャア

P「大分遊んだな」

春香「そうですねー」

美希「疲れたのー。ミキ眠いのー」

P「何でもちょっと行った所にホテルがあるらしいからそこに行ってみようか」

律子「ちょっとプロデューサー、時間とか平気なんですか?」

P「あぁ、さっき連絡があってな、向こうの時間はほとんど変わってないらしい」

律子「はぁ、それならいいですけど」

亜美「りっちゃんは真面目だねぇ→」

真美「ですねぇ→」

律子「二人共茶化さないの。もう……」

P「ははは……。皆いるな?じゃあ行くぞ」

P(久々にこんな動いた気がする)

P「ここがホテルかぁ……」

P(でかいなぁ。どこかの南国をモチーフにしたのか?)

伊織「ふん。まぁ、中々のホテルなんじゃないの?」

雪歩「ふぁー凄いです。こんなとこに泊まっていいんでしょうか?」

???「いいんだよ」

雪歩「へ?どちら様?」

???「あっははははは。よく聞いてくれたね」

亜美真美「「うわっタヌキが喋った!!」

???「誰がタヌキだーッ。モノクマはクマだぞーッ」ガォー

普通にものくまなのね

小鳥「モノ……クマさん?」

モノクマ「そうそう。分かって貰えた?ボクはあんな青いタヌキなんかじゃないんだよ。ほら、ただのこんにゃくー」ペカー

律子「なんか胡散臭いわね……それにただのこんにゃくって」

モノクマ「え?これはね。こんにゃくに切れ込みを入れて……」ドキドキ

律子「言わなくていい!!」

千早「それで、モノクマさんは何をしてるのかしら?」

モノクマ「お。早速真面目な質問が来たね。ボクはねこの世界の監視人と言ったところだよ」

P「このホテルの管理人かなんかですか?」

モノクマ「この世界のものはボクが管轄してるから、そうだね。はい。これそこにある部屋の割当て」ペラッ

P「あ、どうも」

モノクマ「それじゃ」ヒュン

春香「あ、消えた」

真「一体なんなんだったんだろう……あ、プロデューサーさん何貰ったんですか?」

P「ここにあるコテージの割り当てみたいだ。ほら、名前が書いてあるだろ」

真「あ、ホントだ。ちょっと見せて下さい」

美希「えー、ミキは、ハニーの隣が良かったのー」

真「こら、ミキわがまま言っちゃダメだろ」

モノクマ「ワガママ言ってると怒っちゃうぞー」ガォー

春香「あ、また消えた」

春香(どうなってるんだろう……)

P「とりあえず、言うこと聞いとこう。な、美希」

美希「ハニーがそう言うなら」

ウサミ「あちしの出番が無いでちゅ・・・」

P「とりあえず皆自分の場所に荷物置こう。えーと、右から貴音、春香、俺、雪歩、伊織、やよい、亜美。道路を挟んで右から響、あずささん、美希、律子、千早、真、真美の順かな。ほら鍵。合鍵ってのもレストランにあるらしいぞ」

アイドル達「はーい」

小鳥「プロデューサーさんプロデューサーさん」

P「なんですか?」

小鳥「私の名前が無いんですけど……」

モノクマ「あ、ボクおばさんに興味ないんだよねー」ヒョイ

小鳥「お、おば……」

モノクマ「え?もしかしてそっちがボクに……」ドキドキ

モノクマ「でも、来たんだから空いてる部屋を使っていいよ。端っこならどうぞ」ヒョイ

小鳥「なんか釈然としません。釈然としません!」

P「まぁまぁ。落ち着いて」

ガチャ

P(意外と中しっかりしてるな。シャワーも完備されてて、下手すら俺の部屋よりいいかもしれない)

P「ただ、なんでか知らないがモニターが付いてるんだよな」

ザーザー

P「いきなり電源が入った!?」

モノクマ「あー、マイクのテスト中。マイクのテスト中。それではオマエらプール先にあるレストランに集合だー」

プツン

P「き、消えた?」

P(どういうことだろう?夕食の説明かなんかか?)

P「とりあえず行ってみるか」

>>47ウサミは好きなんすけどキャパオーバーでしたwwま。もしかしたら出すかもしれませんけどw

レストラン内

春香「プロデューサーさん見ましたか?プールがありますよ!おしゃれですね」

P「あぁ、凄いな。退屈しなそうだ」

美希「ねぇ、ハニーこれって食べていいのかな?」

律子「こら。止めなさい美希。恥ずかしい」

美希「えーでも。『ご自由に』って書いてあるよ」

P「そうだな。食べようか」

P(もし、あのモノクマさんから説明があれば、その時何とかすればいいだろう)

P「それじゃ、皆で食べようか。それではいただきます」

アイドル達「いただきまーす」

ガヤガヤ ワイワイ

雪歩「美味しいですぅ」

響「ホントだな。ハム蔵も食べるか?」キュー♪

貴音「面妖な……らぁめんがないようです。これは先程のすーぱぁから持ってくるしかありませんね」

P(皆楽しんでくれてるみたいだな)

モノクマ「お前らー楽しんでるかーい」ヒョイ

春香「あ、モノクマさん。はい。楽しんでますよ」

伊織「な、中々良く出来たロボットね……」

モノクマ「でも、キャッキャウフフな南国生活はもう終わりを告げるのです」ガォー

響「流れよ・・・我が涙・・・」

P「どういうことですか?」

モノクマ「えーとね。まず皆にこれをあげるね。はい。スマートフォンー」

伊織「自分で違うって言っときながら思いっきり意識してるじゃない……」

モノクマ「そんなこと言う悪い子はお仕置きしちゃうぞー」ガォー

伊織「な、何よ。やれるもんならやってみなさいよ!」

P「こら伊織!すみませんモノクマさん」

モノクマ「……ふん。いいもんね。今は機嫌がいいから許してあげるよ。だけど……次もしやったらお仕置きだからね」ガォー

P(お仕置きってなんだ……?)

モノクマ「はい。プロデューサーさん。これ配っといて」

P「あ、はい」

モノクマ「これは携帯電話機能も付いた簡単な電子手帳です。点かない人は今の内に言って下さいねー」

ポン

P「あ、点いた」

P(携帯の名前もプロデューサーで入ってるんだな)

モノクマ「まぁ、正直。電話の機能なんてプロ野球チップスのチップスみたいなもんだけどねー」

P(あのチップス美味しいんだけどなぁ……)

P「ん?ルール?」

この島のルール

1.行動出来る範囲は今日現在はこの島だけです。

2.夜十時には消灯します。

3.この島を調べるのは自由です。行動に制限はありません。

4.モニターを壊すことは禁止です。あとモノクマに暴力を振ることを禁止します。

5.この中にいる誰かを殺したクロはこの島から脱出出来ますが、自分がクロだと知られてはいけません。

6.この中で殺人事件が起きた場合全員参加義務の裁判が行われます。

7.正しいクロを指摘した場合はクロだけが処刑されます。

8.正しいクロが指摘出来なかった場合クロ以外全員処刑です。

9.同一クロが殺せるのは二人までとします。

10.このルールは順次増えて行く場合があります。

モノクマ「ここにいる間はそのルールを守って貰うんだよ。うぷぷぷ……」

美希「ルールなんて面倒なのー」

モノクマ「言うこと聞けない悪い子はお仕置きしちゃうぞー。コロシアイの前にお仕置きしちゃうぞー」

P「さっきから言ってるお仕置きってなんですか?」

モノクマ「お仕置きはお仕置きだよ。まぁ、受けたいなら受けさせてあげるけどね。うぷぷぷぷ」

P「この子たちに危害を加えないで下さい」

モノクマ「かっこいいねぇ。王子様みたいだよ。まさかボクの王子様……」ドキドキ

P(なんなんだこのクマ……)ジー

春香「ねぇモノクマさん」

モノクマさん「ん?なんだい?」

春香「コロシアイってなんですか?」

モノクマ「キミ達は言葉の意味も分からないの?うぷぷぷ。コロシアイはコロシアイだよ」

律子「なっ……何をいきなり言ってるんですか」

モノクマ「何って君達がこの島から出る話をしてるんだよ」

P「この島から出れないだって?」

P(そういえば、さっきから会社の人と話が通じない……)

雪歩「ど、どういうことなんですかぁ……」グス

真「雪歩大丈夫だから」

モノクマ「君達にはこれからコロシアイをしてもらいます。拒否は出来ないんだよー」

春香「そんなコロシアイなんて私達がやるわけないじゃないですか!」

響「そ、そうだな。自分達はそんなことしないぞー!」

モノクマ「うぷぷぷ。おめでたい連中だね。お互いのことを知らない癖に……」

支援

やよい「えっと……何言ってるんですか?私達がお互いのことを知らないなんてあり得ないじゃないですか」

モノクマ「ホントにそうなのかなぁ?名前だけとかじゃないのー?」

やよい「え……」

P「なんだって……」

P(そんな馬鹿なことがあるのか。いや、待て……おかしい)

モノクマ「皆の記憶は事件が起こり易いように所々抜かせて貰ったんだよー。こうでもしなきゃ面白くないしね。うぷぷぷ」
伊織「そんなバカなことがあるわけないじゃない」

モノクマ「キミはあんなことがあったのによく平気でいられるねぇ。流石のボクでも耐えられないかもしれないなぁ」

伊織「な……私に何があったのよ?」

モノクマ「記憶を無くしてないなら分かるはずだよねぇ」

伊織(駄目。全く思い出せないわ。ここにいるの皆のことも分かるし、自分の生年月日も分かる)

千早(おかしいわ。ここにいる皆とは随分色々なことを経験しているはずなのに……全く思い出せない)

やよい「私の家族はどうなったんですか!?」

モノクマ「……さぁ?それが今回の動機です」

P「なんだって……!」

P(動機だって……)

モノクマ「今回の事件を起こしたクロには特別に記憶を返してあげます。先着一名様です。じゃあそういうことで」ヒョイ

春香「あ。待って……!!」

モノクマ「あ、思い出した」ヒョイ

春香「うわぁ!」

モノクマ「レストラン奥の厨房に入って自由に料理作ってもいいよ。新鮮さが重要って言う人もいるかもしれないから釣りの道具とかボウガンとか狩りの道具も用意しといたからね。それじゃあね」ヒョイ

PM8:00

P「とりあえず皆一旦解散しようか」

P(今は下手に何か言うべきじゃないかもな)

千早「そうですね」

P「皆765プロだってことは覚えてるんだろ?そんな頭が覚えてなくたって心が覚えてるそうだよな皆」

真「あ、当たり前じゃないですかプロデューサー!」

雪歩「そうですよぉ。皆仲間ですよぉ」

春香「そうだね。皆友達だよ!」

P(なんでだろう。何だか皆焦ってるような、余裕がない感じだ)

オヤスミー

オヤスミナサイ

オヤスミナノー

雪歩「あの、真ちゃん?」

真「なんだい雪歩?」

雪歩「あのね――」ゴニョゴニョ

真「あぁ、分かったよ。いいよ。ボクは別に」

雪歩「ありがとね。真ちゃん」パァァ

響「なぁ、貴音。貴音は、あのタヌキみたいな奴……モノクマだっけかの話は信じるのかー?」

貴音「記憶を奪われたことについての話ですか?それともコロシアイの話ですか?」

響「どっちもだなー」

貴音「そうですね。正直分かりかねますわね。なら響は私との間柄を疑っているのですか?」

響「そ、そんなことないさー!例え何も覚えて無くても貴音とは仲良しさー」

貴音「ふふ。ありがとう響。私もあなたと同じ気持ちです」ナデナデ

響「く、くすぐったいぞ貴音///」

貴音「なら、止めますか?」

響「……もうちょっとこのままで」

貴音「はい……」

貴音(しかし、気になりますわね。あのモノクマという存在)

響「貴音?怖い顔してどうした?」

貴音「なんでもないですわ。また明日」

響「明日も遊ぼうなー」ガチャ

貴音(響、大分無理をしているみたいですね。まぁ、いきなり殺し合いをしろと言われて頭が追いつくわけがありませんからね)

貴音「さて、今は……八時過ぎですわね。でしたらあのスーパーにあったらぁめんでも食してみることにしましょう」

P「全く何が何やら」

律子「今はとりあえず何も起こさないことが重要ですね」

小鳥「全くです」プハー


P「小鳥さん何一人で飲んでるんですか?」

小鳥「いえ、スーパーに売っていたので持ってきたんです。先程厨房の裏口から入って冷蔵庫に入れておいたんですよ。二人共入ります?」

P(ここはとりあえず気分落ち着けるためにも飲んでおいた方がいいかもしれないな)

P「じゃあ、律子と俺のとで二個下さい。俺は酒でいいですけど、律子はまだ未成年ですからね」

小鳥「はーい。持ってきますんで待ってて下さい」ピヨー

律子(なんであの人自分の冷蔵庫みたいに使ってるんだろう……)

P「あのモノクマというぬいぐるみは俺達に殺し合いをさせようとしているんですよね?」

律子「そうですね。記憶を奪うって言うもっともらしい動機まで用意して」

P「ちなみに記憶を抜かれたら俺のことはどう感じるんですか?」

律子「えーとですね。まず、プロデューサーのことはプロデューサーってことは分かります。それだけです。何となく理由はありませんが信頼出来ます。自分の感情が自分で決められてない感じがして非常に気持ち悪いですね」

P「なるほど。誰かに言い聞かされてそう振る舞っているんじゃないかって思うんですね」

小鳥「なるほど。実は私とプロデューサーさんが実は今喧嘩中だったかもしれないってことですね。はい。どうぞ」

P、律子「「ありがとうございます」」

P(なるほど、中々気持ち悪いかもしれないなそれは。それにやよい達も言われていたが、今俺の大切な人達の身に何か起きているかもしれない)

律子「しかし、つまみまで用意しておくなんて小鳥さん準備いいんですね」

小鳥「ほら私女子力高いですから」

P「どちらかって言うとおっさんぽいですけどね」ハハハ

小鳥「そ、そんなこと言う人にはサラミあげませんよ!」

小鳥「それで、お二人は不安じゃないんですか?」

P「何がです?」

小鳥「いや、さっきモノクマさんが言ってたじゃないですか。私達の記憶を奪ったって。さっき自分の部屋に行った時こんなものを見つけましてね」

P「なんですそれ?」

小鳥「中身は見せられませんけど、やよいちゃんたちがモノクマに言われていたようなことです。なんでしょう。動機に相当しそうなものと言った方がいいですかね」

律子「実は私もさっき見つけたのよ……正直不安で不安でたまらないわ。この内容のこともそうだけど、アイドルの皆のことが」

P(俺の部屋にはあったかな……後で探してみるか)

ザーザープツッ

モノクマ「お前ら十時です。消灯だー」

プツッ

P「どうやら消灯時間のようですね」

小鳥「えぇ、そうみたいですね。徐々にこのレストランの電気が暗くなってます」

律子「二人共呑気にそんなこと言ってないで真っ暗になる前に早く出ましょうよ」

P「そうだな」

小鳥「それでは二人共おやすみなさい」

律子「プロデューサー私もおやすみなさい」

P「あぁ、二人共おやすみなさい」

P(ふぅ、こうして見るとただの南国リゾート地なんだけどなぁ……)

P「最後にコテージの見回りして俺も寝るか」

支援

数分後

P「よし異常なしだな。よかったよかった。帰るか」

P(流石にプライバシーがあるから中身まで見てないが、誰も外にいるってことはなさそうだな)

ガチャ

P(そうだよ。俺があいつらを信じてやらないでどうする。俺は記憶が無くてもあいつらを信じてやらなきゃ)

ヴーヴー

P(ん?携帯?あぁ、モノクマさんに貰った奴か)ピ

P「もしもし俺だが」

春香『プ、プロデューサーさんですか?私です』

P「その声は春香か?」

P(そう言えばこれは元々携帯だったな)

春香『はい、少しお話聞いて貰っていいですか?不安で……』

P「分かった。気が済むまで相手してあげるよ」

春香『本当ですか?えーとですね……』

AM7:00

モノクマ「お前ら朝だぞー」

春香「私寝ちゃってた?」

春香(確か昨日プロデューサーさんに電話して……寝ちゃったのか)

???「誰かぁー!!」

春香「?」

春香(何今の声?響ちゃん?)

ガチャ

春香「響ちゃ…ど」

春香(え……?どういうこと?)

響「あ、は、春香ぁ……」ボロボロ

貴音「お、落ち着きなさい、響」

響「こ…これで落ち着いて……いられるわけないさー」ヒッググス

春香「二人共どうし……たの?え?」
春香(なにこれ血……?)

響「なぁ、貴音ぇ。なんでプロデューサーは動かないんだよ」ユサユサ

春香「そ、そんな。プロデューサーさんどうして……」

春香(昨日の晩あんなに話したのに……)

ブツッ

モノクマ「お前ら起き……間違えた。死体が発見されました。一定時間後に裁判を行います。うぷぷぷ」

ブツッ


Oh…

千早「春香達、朝から騒がし…プロデューサーさん!?」タッタッタッ

美希「響ぃー朝から煩いのぉ。ん?」

貴音「ッ!」ガバッ

美希「な、貴音何するの?」ジタバタ

貴音「気にしないで。さぁ、私と一緒に部屋に行きましょう」グイグイ

美希「な、なんだか今日の貴音は強引なのー。わ、分かったから手で目を塞ぐのは止めて欲しいの」

貴音「では、春香。響を頼みますよ」

春香「え、あ、はい!」

亜美「全く二回も起きろなんて言わなくても起きるって言うの」

真美「ホントだよね→」

千早「春香ッ」ドンッ

春香「え、あ、キャッ」ズザァ

グサッ

千早「くっ……」ポタポタ…ガクッ

亜美「千早おねぇちゃん!」

春香「え?何どうしたの?」

千早「だ、大丈夫……春香?」ニコ

春香「え?」

おお、なんと!

死体発見アナウンスはどのタイミングで?

真美「そんなことより自分のこと心配しなきゃダメだよ!!矢が刺さってるんだから」

亜美「こんな時こそ、にぃちゃん呼んでこなきゃ!はるるん。にぃちゃ……え?」

亜美(う、嘘だよね。なんで……に)バタッ

真美「あ、亜美!し、しっかりして!ちょっと私、亜美を運んでくる」ズズズ

ピロリロローン

春香(何か鳴ってる)ゴソゴソ

春香「携帯にメール?誰からだろう……」

どゆこと?

差出人:モノクマ

件名:モノクマファイル1

うぷぷぷ。きっとアイドルの皆に検死の知識なんてないだろうからボクが代わりに調べてあげたよ感謝してね。

じゃ、頑張ってね。きっと君たちのプロデューサーもそれを望んでいるはずだから。うぷぷぷ。

添付ファイルが一件あります。


春香「モノクマファイル……」ピッ

モノクマファイル1

被害者 プロデューサー

死亡推定時刻 午前六時頃

死因 刺殺

>>84 文章に書いてあるタイミングですね。

春香「え?これだけ……?」

春香(スクロールしてもこれ以上反応がない。あとは自分で調べろってことね……)

響「なぁ、これどういうことなんだよ春香ぁ」

小鳥「あわわわ、プロデューサーさん何してるんですか!それに千早ちゃんも!」アタフタアタフタ

あずさ「あら……」

小鳥「なんであずささんそんな冷静なんですか!とりあえず、千早ちゃん私の部屋に来て下さい」

千早「はい……ありがとうございます」

春香「そう言えば、真や雪歩がいないね。それにやよいも」

響「ま、まだ寝てるんじゃないかな」

春香(少し心配だな……電話でも…)

春香「あれ?またメール?」

春香(違う。さっき来たメールじゃない。モノクマから送られてきたメールよりも前に来てる)ピッ

差出人:プロデューサー

件名:無題

寝ちゃったか?まぁ、しょうがないな。疲れてるだろうし。

明日からも頑張ろうな。

俺が殺し合いなんて起こさせないから春香もその元気で皆を明るくしてくれ

春香「やだ……これって…。違う。こんなの……やだよ…」ボロボロ

春香(私に送ったのが最後のメール……)

P『皆を元気にしてくれ』

春香「!」ハッ

春香(そうですよね。私が頑張らないと)

春香「ねぇ、響ちゃん」

響「な、なんだー?」

春香「辛いけど私達が前を向かなきゃ!手伝ってくれない?」

響「え……うん。自分も辛いけど前を向くぞ!」

春香「とりあえず。ここに来てない人達の無事を確認しようよ。携帯で電話したら皆通じるかな?」

響「この携帯、電話出来るのかぁ?」

春香「一応連絡先は登録あるみたいで、ほら、皆の名前があるじゃない?」

響「ホントだ。とりあえず、自分は貴音とやよいと律子を呼ぶさ」

春香「あ、貴音ちゃんに美希も連れてくるように言って」

響「分かったさー」

プルルルル

伊織『……もしもし』

春香「あ、伊織?寝てたの?」

伊織『違うわよ。一応目は醒めてたわ。でも、あのモノクマが次に死体が発見されましたなんて訳の分からないこと言い出すから部屋から出なかったのよ』

春香「それは本当のことだよ……伊織ちゃん、メールが来てるだろうから確認してみて」

伊織『え?それってどういう……分かったわ』ガチャツーツー

春香「あとは……」

バンッ

伊織「春香!」

春香「あ、伊織。……見た?」

伊織「見たも何も……こんなばかなことって……ひっ!」

響「伊織。これが事実なんだ」

伊織「ねぇ、冗談でしょ。ねぇ。悪ふざけもいい加減にしてよ!怒るわよ……」

春香「伊織……」

伊織「ねぇ。何とか言いなさいよ……いやよ。こんなの……イヤ…」ボロボロ

春香「伊織。私たちはま――」

伊織「コロシアイ」

春香「え?」

伊織「いるのね?私達の中にプロデューサーをこんな風にした奴が……絶対に許さない」ダダダダッ……

春香「行っちゃった……」

貴音「美希も連れてきましたよ響」

響「ありがとなー貴音」

貴音「それよりも……」チラッ

貴音(二人はこの状況と向き合う覚悟が出来たようですわね)

春香「美希……」

美希「何も言わないで春香。貴音に話は聞いたの。ハニーが……殺されたんでしょ。でも、私は見れないの」

春香「分かったよ……」

春香(あとはあの二人ね……)

雪歩「あぅ、ぷ、プロデューサー?」

真「まさかこんなことになるなんて……」

春香「二人共辛いと思うけど私達は前を向かなきゃ!」

真「春香は…強いね」

春香「強くないよ……」

春香(でも、私はプロデューサーさんと約束したから)

春香「とりあえず、皆で手がかりになるものを探しましょう」

春香(プロデューサーさん見ていて下さい。私頑張ります!)

春香「そう言えば、二人はどうしてすぐ来なかったの?」

む、支援が遅れた

真「実はね……」

雪歩「私が一緒に寝てって頼んだんですぅ」

真「そしたら思いの外話過ぎちゃって……その寝坊しちゃって」

春香「雪歩ってプロデューサーさんの隣のコテージだよね?」

雪歩「はい。そうですぅ」

春香「いつから真の部屋にいたの?」

雪歩「えーと。皆と別れてからなので九時過ぎにはもういたと思いますぅ」

春香「そうなんだ。ありがと」

春香「あ、そう言えば響ちゃん律子さん達はー?」

響「何でも小鳥さんの部屋にいるらしいぞ。千早の手当をしてるらしい」

春香「ありがと」

春香(あとで行ってみよう)

春香「あれ?これって携帯電話?」

春香(多分プロデューサーさんのだと思うけど。倒れた拍子にここまで来たのかな?そうだ。これで履歴を見たら最後に話した人が分かるはず……)

春香「え……?」

真「どうかしたの?」

春香「いや、私昨日の晩プロデューサーさんの携帯に電話をしたの。だけど履歴に残ってない。メールも何もかも」

春香(これってもしかして犯人が証拠を消すために消したの……?)

貴音「どうやら、私達が発見した時のことを教えた方が良さそうですね響」

響「そうだなー。自分と貴音は朝のアナウンスを聞いてレストランに向かおうとしてる所だったぞ」

貴音「プロデューサーは全てのコテージの中心を走る道に倒れてましたのでコテージを一番最初に出た人が第一発見者となるわけです」

響「昨日は早く寝たせいで目覚めがよかったからなぁ」

春香「二人共ありがとね」

貴音「いえいえ。お気になさらず。春香、御武運を」

春香「うん。ありがと」

春香(次は千早ちゃんの様子でも見にいってみようかな……)

コトダマGET!

小鳥の部屋

春香「千早ちゃん大丈夫?」

千早「え、えぇ、平気よ。気にしないで」

春香「でも、私を庇ってくれたんでしょ」

千早「気にしないでいいわ。平気よこれくらい」

律子「こら、そんなこと言わない」

小鳥「どこが平気なのよ。今やっと血が止まったばっかりなんだから!」

春香(凄い痛そう……)

春香「それが千早ちゃんに刺さってた矢ですか?」

小鳥「えぇ、そうよ。私が見たところによると厨房にあった奴ね」

春香「なんで小鳥さんそんなこと知ってるんですか?」

小鳥「え?いや、まぁそれはね……」ピヨピヨ

律子「小鳥さんお酒をスーパーから持ってきて厨房の冷蔵庫で冷やしてたんですって」

小鳥「じ、自分も飲んだ癖に私だけ悪いみたいな感じ止めて下さい!」

春香(小鳥さん何やってるんだろう……)アハハ

春香「ちなみにそれは何時頃のことですか?」

小鳥「そうねぇ。皆と解散した時以外時計を見た記憶がないのよねぇ……」

律子「でも、十時には皆解散しましたよね?」

小鳥「そうですね。あのアナウンスを聞いてプロデューサーさんが解散しようとか何とか言って……」

春香「なるほど。ありがとうございます」

律子「随分と積極的なのね春香。まさか私達の中に犯人がいるとでも?」

春香「それは分かりません。だけど、事実プロデューサーさんは亡くなってしまいました。それにここに私達以外いないじゃないですか」

春香(あんまりいい印象はないけれどモノクマが私達を殺し合わせたいのなら間違いなく犯人がいるはず……)

千早「そういえば春香、怪我は無かった?」

春香「え?大丈夫だよ。千早ちゃんのおかげでなんともなかったよ」

千早「そう。それは良かったわ。私と春香は友達だもんね。心で繋がってるから」

春香「そ、そうだね!」

春香(千早ちゃん。私を慰めようとしてくれてそんなことを……)

小鳥「他に怪我してる人いない?一応この部屋に簡単な救急箱があったから今の内に言ってくれると……」

春香「救急箱?なんでそんなものあるんでしょう……」

モノクマ「うぷぷぷ。だって、つまらないでしょ?傷から細菌が入って感染症で病死とか。ボクそういうの嫌いなんだよねー」ヒョイ

小鳥「どうやら、モノクマはこの島全体のことを把握しているようですね……」

律子「でなきゃ、あんな悪趣味な死体発見アナウンスなんて出来ませんよ」

小鳥「あ、そういえば。他の皆はあんなことが起きたあと平気だった?」

春香「はい、とりあえず……あれ?」

小鳥「どうかしたの?」

春香「いや、そう言えば、やよいちゃんに会ってないんですよ」

春香(響ちゃんが電話したみたいだったけどどうだったのかな……)

小鳥「こういうことがあったばかりだから不安ね。春香ちゃん見てきてくれないかしら。私はここから動けないんで」

春香「電話で聞いてみましょうか?」

小鳥「そこは春香ちゃんに任せるわ」

春香「分かりました」

春香(とりあえず、響ちゃんに聞いてみよう)

プルルルル

響『春香かー?なんだ?』

春香「あ、響ちゃん?さっきやよいちゃんに電話したよね?何か言ってた?」

響『それがなー、繋がらないんだ』

春香「繋がらない?」

春香(まさかやよいちゃんになにか……)

響『とりあえず、もう一回電話した方がいいかな?』

春香「あ、私がしとくよ。ありがと響ちゃん」

響『あ、春香』

春香「何?響ちゃん?」

響『本当に自分達の中に犯人がいるのか?』

春香「多分……こればかりは嘘じゃないと思うんだ」

支援


響『そうなのか……自分達ここに来る前に何か仲違いしたのかな?』

春香「分からない。けど、プロデューサーさんが言ってたじゃない。心で繋がってるって」

響『そうだな。自分も皆を信じるさ』プッ、ツーツー

春香「響ちゃん……」

春香(そう……これは遊びじゃないんだ。ドラマでもない。事実なんだ)

春香「やよいちゃんどうしたのかな」

トゥルルルル

やよい『はい。あれ?春香ちゃんですか?』

春香「あ、やよいちゃん大丈夫?」

やよい『はい?何がですか?』

春香(あれ?知らないのかな)

春香「ねぇ?やよいちゃんアナウンス聞こえなかった?」

やよい『誰かが亡くなったんですよね……』

春香「れより、今どこにいるの?」

やよい『今ですか伊織ちゃんと一緒にいます』

春香「伊織と?」

伊織『ちょっと誰と電話してるの?』

やよい『え?春香ちゃんと』

伊織『ちょっと貸して。もしもし春香?』

支援

春香「なに?伊織ちゃん」

伊織『こっちはこっちでやるから、そっちはそっちで調べてくれない?』

春香「何言って―」
春香「なに?伊織ちゃん」
伊織『こっちはこっちでやるから、そっちはそっちで調べてくれない?』
春香「え……?」

春香(伊織ちゃんどうしたの……?)

伊織『実際に会って話すのは時間が勿体ないって言ってるの。じゃあね』

春香「え?あ、ちょっと……切れちゃった」

春香(なんでだろう。何か焦ってる?)

>>112春香「れより―」→「それより―」

>>113 文章が重複してますね。すみません。
少し休憩させて下さい。

あずさ「あら、春香ちゃん。大丈夫?」

春香「あ、あずささん。えぇ。とりあえずは……」

あずさ「あのね。あそこに何かあるのだけれど」

春香「え?なんですか?」

あずさ「なんかボウガン?みたいのがあるの。なにかしらねあれ」

春香「ほ、本当ですか!?」

春香(これで千早ちゃんが撃たれた……)

あずさ「ねぇ、春香ちゃん」

春香「何ですか?」

あずさ「プロデューサーさんが、その…殺されたのってそこじゃない。千早ちゃんが撃たれたのもそこよね」

春香「はい」

春香「やよいちゃん、伊織ちゃん」×
「やよい、伊織」○

やよい「春香ちゃん」×
「春香さん」○

とりあえず連呼してるのは修正してちょ

あずさ「ならこの木の股に立て掛けて、発射するには丁度いい高さにならないかしら?」

春香「ちょっと確認させて下さい」

春香(ホントだ……丁度いい感じの高さだ)

あずさ「あら?このボウガン」

カシュッ

春香「あずささん何の音ですか?」

あずさ「このボウガンつまみがあるわね。何に使うのかしら……」

モノクマ「えーとね。それはね、タイマーだよ」ヒョイ

春香「タイマー?」

モノクマ「もう、ボクの登場には驚かないんだね。うん。どこかに仕掛けておいて、動物をそこに追い込んで殺すことが出来るんだよ」

あずさ「あらあら、そんな丁度よくタイマーが設定出来るのかしら?」

>>122はい。了解しました。今度書き込む際に確認しつつ書き込みます。ありがとうございました。

モノクマ「ボクは出来ないと思うよ。だけどね。そこはボクも考えたんだ」ガサゴソ

あずさ「あらあら、本当にネコ型ロボットみたいね」

春香「声も似てますしね」

モノクマ「ボクはそんなロボット知らないね。はい。これがボクが新しく取り付けたリモコン」

春香「どう使うんですか?」

モノクマ「えー。教えないよ。でも、もうボクが持っててもしょうがないからあげるよ」ポイ

春香「いっちゃいましたね……」

あずさ「えい」ポチッ

カシュ

春香「どうやらボタンを押したら発射出来るようになってるみたいですね」

あずさ「こんな機能を取りつけられるなんてモノクマさんは未来から来たんですかね。ふふふ」

響「あ、春香」

春香「響ちゃん何か分かった?」

響「分からないなぁ」

美希「誰がやったの……」

春香「美希……」

響「それをこれから確かめるのさー」

春香「確認なんだけど、プロデューサーさんを殺した凶器はこの近くに落ちてるナイフなんだよね?」

貴音「えぇ。このモノクマふぁいるに書いてある言葉を信頼するならばその通りですね」

春香「やっぱりそうなんだよね……」

貴音「これはなんでしょうか……」

春香「え?なになに?」

春香→貴音は敬語で「貴音さん」呼びかな

いちいちすまんね

貴音「この何かで書いたような細い跡があるのですが……」

響「汚れじゃないのかー?」

貴音「そうかもしれませんね。私も気が張っていて何もかも怪しく見えてしまうのです」

春香「それ――」

ピンポンパンポーン

モノクマ「時間になりました。これから裁判を開始します。オマエら、レストランに集合だ」プツッ

響「とりあえず行かなきゃいけないみたいだな」

貴音「そのようですね」

春香(プロデューサーさん見てて下さい)

>>126 いえ、自分そこらへんが曖昧なんで指摘してもらえると助かります

レストラン

律子「皆いる?」

伊織「いるんじゃないの?」

美希「ミキは眠いの。これは夢なの」

春香「いますよ」

小鳥「それにしてもここに集めても……」

モノクマ「あ、皆揃ったみたいだね。それでは。ポチっとな」

ガシャーンガシャーン

春香(レストランの地下に部屋があるなんて……)

美希「なんか凄いの……」

律子「もう私の知ってる現実とは大分離れてるわ……」

なんか書き過ぎとか出てきた……?

5分くらい間隔あけた方がいいってばっちゃが言ってた

モノクマ「はいはい。オマエら早く中に入ってー。席に名前があるだろうからそこに行ってね」

千早「これから何をさせようって言うの?」

モノクマ「えーとね」

マジで書けない。長すぎると出て書けない。

筆者です。
とりあえず、今書けなくなってしまいました。
申し訳ございません。

伊織「私達を話し合わせて犯人を炙りだせって言ってるんでしょ?」

モノクマ「え?うーん。まぁ、そうだね」

伊織「それで、犯人を指名して合ってたらその犯人がお仕置き。間違ってたらそれ以外がお仕置きよね?」

モノクマ「そうだよ。ボクの言うことがないね」ショボーン

律子「伊織随分詳しいわね」

伊織「別に?ただ、ルールを読めばそれくらいのことは想像つくわ。それより早く始めましょう」

春香(伊織、気が立ってる……?)

伊織「さぁ、まず最初は簡単な所から始めていこうかしら」

伊織「この、ファイルによると、被害者は……プロデューサー。死因は刺殺。そう書いてあるけどこれは信じていいのかしらモノクマ?」

モノクマ「はい。ボクは優しいウソしかつかないからね」

春香(それはどうなのか分からないけど……)

伊織「そう。それで、この刺殺の凶器って何かしらね?皆何か意見ある?」

響「多分それは近くに落ちてたナイフだぞー」

春香「私もそう思います。その……血が付いてたし」

伊織「そう。なら、他に何か違うって意見がある人は?」

シーン

伊織「じゃ、次に行きましょうか。だ――」

春香「待って」

伊織「何よ?」

春香「先に、伊織とやよいはどこで何をしてたのか聞きたいなぁって。ほら、やよいだけ朝いななかったし」

やよい「うっうー。そこは自分で説明します」

やよい「私はモノクマさんのアナウンスより先に起きてました。でも、まだ皆寝てるだろうし、起しちゃいけないと思って部屋で静かにしてましたよー」

やよい「それで、朝七時のアナウンスが鳴ったんでそろそろ朝ごはんを作りに行こうかなぁって。あ、でも、先に布団とか部屋とか綺麗にしようと思ってなんて思ってたら誰かが扉を叩いてきたんです」

外野は静かに支援する

伊織「ちなみにそれは私よ。少し胸騒ぎがしたからね」

やよい「伊織ちゃんは泣いてたんで少しの間慰めたんですよー」

伊織「そんなことまで言わないでいいのよ」

春香「それで?」

伊織「それから私とやよいは二人で何か手掛かりはないか探してたわ。そう言えばモノクマ」

モノクマ「はい?」

>>151 見てくれる人がいてすごい嬉しいです。

伊織「あの忌々しい死体発見アナウンスは犯人を含めて三人見つけたらアナウンスするのかしら?」

モノクマ「どういう意味?」

伊織「だから、犯人は目撃者に入るか聞いてるの」

モノクマ「えーとね。入らないよ。だって、そしたらすぐに犯人が分かっちゃうじゃないか」

伊織「だそうよ。春香」

春香「え、うん?」

春香(何か言いたかったのかな?)

投下早いのは嬉しいが5分おきくらいにペース押さえようか

千早「つまり、最初に見つけた私たち以外にはアリバイがないってことね」

雪歩「そんな……私は真ちゃんと一緒にいたのに……」

伊織「あ、また一つ聞いていいかしらモノクマ」

モノクマ「はい?」

伊織「もし、仮に犯人が複数人いたとして、その場合はどうすればいいわけ?まさか投票を同数に分けろなんて言わないわよね?」

モノクマ「勿論ですとも。クロは実際に手を下した人の方を指します」

真「その言い方まるで僕たちが二人が犯人みたいな言い方じゃないか」

伊織「別に?そうは言ってないわよ。まぁ、そう思うんなら何か思い当たる節でもあるのかしら?」

律子「ちょっと伊織!!そういう言い方はないんじゃないの?」

>>155 正直少し浮かれてました。反省します。ありがとうございます。

伊織「私は早く犯人を見つけたいの。プロデューサーを、私の――を殺した犯人を」

春香(伊織ちゃん、泣いてる?)

貴音「伊織、ならばまず一度落ち着いて周りを見ることです」

伊織「周り?」

貴音「はい。熱くなっている時ほど周りを見なければなりません。何事も一人では解決しないのです」

春香「そ、そうだよ。皆だって、伊織ちゃんと同じ気持ちなんだよ!力を合わせよ。ね?」

伊織「……悪かったわよ。それで、じゃあ何を決めたいわけ?」

春香「じゃ、さっき伊織ちゃんが凶器の説明をしてくれたから、最初に発見した響ちゃんにその時のことを教えてもらおうよ」

響「じ、自分か!?えーとそうだなぁ、あの時丁度モノクマの朝のアナウンスで起きて朝ごはんでも食べようかなって外に出た時に誰か倒れてるのを見つけたんだ。それで見てみるとプロデューサーが」

響(てっきり寝てるかと思ったんだけど……)

貴音「私もそれと同じですね。あなうんすで起きてドアを開けると響の声が聞こえまして……と言った感じです」

春香「次は、私?いや、千早ちゃんだったかな。私も一緒ね」

千早「私も同じだわ」

春香「響ちゃん。誰か怪しい人影は見たかしら?」

響「誰もいなかったさー」

伊織「誰もいなかった……。確かに犯行時刻から一時間後のことだし誰もいなくても不思議はないわね」

春香「そうなんだよね……誰も部屋の中の行動が分かるわけじゃないし」

小鳥「あそこにいるモノクマなら分かりそうですけどね」

モノクマ「勿論。分かるに決まってるじゃないか。だけど教えないよ。うぷぷぷぷぷ」

あずさ「あらあら、困ったモノクマさんですね」

モノクマ「流石にそれはアンフェアだもんね」

春香「立ち止まってもしょうがないよ。次の話に行こう。千早ちゃんが襲われた件について――」

伊織「モノクマ。再度質問よ」

モノクマ「ん?なんだい?今度から纏めてくれると嬉しいんだけど」

伊織「しょうがないじゃない。ルールに書いてないあなたが悪いのよ」

モノクマ「どういうことだい?」

伊織「例えば。プロデューサーを殺した犯人をAとするわ。そして、仮に今回は平気だったけど、犯人Bのせいで千早が運悪く死んでしまった場合私達はどちらを指名すればいいのかしら?」

モノクマ「それ今聞かなくてもいいんじゃない?現に生きてるんだし」

伊織「そう言うわけにはいかないわ。これからどうなるか分からないわけだし。一つの事件だと思われていたことが実は別々の事件だった場合はどうするの?また捜査する時間をくれるのかしら?」

モノクマ「そこらへんはこの裁判が終わった辺りにでも追加しておくよ。今はこの裁判に集中してよ」ガオー

伊織(よし。狙い通り。にひひっ)

伊織「皆聞いて。今のモノクマの発言を聞くと、今回、プロデューサーと千早を襲った犯人は同一犯ってことよ。今は、明文化する必要がないって言ってたし」

モノクマ「ドキィ!ボ、ボクを試したなぁ」

伊織「だったら何よ?別に危害を加えたわけでもないわ。あなたはただ見てるだけでしょ?」

モノクマ「むむむむ……そうだね」

春香(伊織……凄い)

貴音「流石です。伊織」

あずさ「あらあら、顔が赤いわね?」

伊織「う、うるさい!それで、千早、その時の状況を説明しなさいよ」

千早「えーと、私は、あの時春香を庇うのに必死でよく覚えてないのよね。覚えてるのは痛いって感覚だけなの」

雪歩「それはしょうがないですよぅ」

春香「改めてありがとね。千早ちゃん」

千早「べ、別に……」

モノクマ「美しき友情愛ってやつ?吐き気がしそうだよ。うぷぷぷぷ」

作者です。明日も早いので少し寝させて頂きたいと思います。
すいとんにかかってしばらく書けなかった時があったのにもかかわらず支援していただいた方に感謝します。
そして、これを見ていてくれている方々がいるおかげで自分は書いていられます。
それでは、明日の朝余裕があれば続きを投稿するので皆様お休みなさいませ。

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

小鳥「あ、じゃあ、私が続きを話しますね。千早ちゃんを怪我させたのはなんか矢みたいなものでしたよ」

春香「それって、ボウガンですかね?」

小鳥「分からないけど……。春香ちゃんボウガンなんてよく知ってるわね」

春香「あったんです。コテージ端の木にセットされてました」

真「そのボウガンって元々どこにあったものなの?」

やよい「厨房ですよー。私が覗いた時何か弓みたいなのが置いてありましたー」

雪歩「それにモノクマさんがそんなことを言ってたような気がしますぅ」

響「ちょっと待って欲しいんだ」

保守感謝です。

雪歩「えっ、なにか間違ってましたか?」ビクビク

響「いや、確か昨日プロデューサー達は夜までレストランにいたらしいんさー、厨房に行くにはレストランを通らなきゃいけないはずだろ?そしたら誰かその犯人を見てるはずなんじゃないかー?」

小鳥「いや、私見てないですよ?」ピヨ

律子「多分私も……」

響「まぁ。どちらかが犯人だったら、話は別なんだけどなぁ」

小鳥、律子「なっ……」

春香「響ちゃん多分それは違うよ」

響「へ?どこが違うんだ?」

春香「小鳥さんが言ってたんだけど厨房には裏口があってそこから入れるらしいの」

小鳥「あぁ、そう言えばそんなものあったわね」

響「そ、そういうことは早く言うべきなんだぞー。恥ずかしいなぁ」カァァ

真「つまり、誰でも取れたって言いたいの?」

春香「まぁ、皆部屋に引きこもってたわけだし……運悪く小鳥さんと鉢合わせない限りは問題ないよね。それに暗かったり、小鳥さんがいても立ち去るのを待ってればいいんだし」

小鳥「確かに私鳥目ですし……」ピヨー

伊織「結局誰が犯人だか分からないってことじゃない!」ガンッ

貴音「待ちなさい伊織。まだ話していないことがあるはずです。悲観に暮れるのはそれからでも遅くはないでしょう?」

千早「待って。ボウガンって誰かが発射したわけよね?ってことは誰かそこにいたはずでしょ?もし、伊織の言葉を信じるならあの場にいた四人以外に犯人がいるってことよね」

あずさ「いいえー。実はそれがそうでもないのよ。ねー春香ちゃん」

春香「え?あ、そうですね。実はそうでもないんですよ。ねぇ、モノクマさん?」

モノクマ「え?この場面でボクに話が回ってくるのかな?」

千早「水瀬さん」○

春香「モノクマさんの改造したボウガンは実はリモコン動作一つで動くようになってたんです」

響「り、リモコン?」

春香「うん。リモコン。これなんだけど。ここのボタンを押すと発射される仕組みになってるんだ」

モノクマ「そこら辺のロボットには負けないよ!」

小鳥「つまり、誰でも出来たって言いたいのね」

雪歩「何だか議論がくるくる回ってるのです……」

春香「まだ、不思議なことがあるんだよ」

伊織「なによ」

春香(何か引っ掛かるんだよねぇ……)

美希「ハニーはどうしてそんな時間にフラフラ外に出たのかな……」

春香(それだ!)

春香「あのね。これなんだけど……」

雪歩「携帯ですかぁ?」

ゆきほ、みかんポジか

春香「うん、これ、プロデューサーの携帯なんだけどさ、私は昨晩プロデューサーに電話をしたの。これが証拠なんだけど」

響「それがどうしたんだー?春香の携帯に履歴があるのは当然じゃないかー」

春香「うん。そうなんだけどね。プロデューサーの携帯には履歴が全部ないんだよ。メールも電話も全部」

伊織「なるほど。そこ辺りに誰かの意図がありそうね」

響「つまり、犯人はプロデューサーを電話かメールで呼び出したってことか?」

一同「!!」

伊織「皆今すぐ携帯の履歴を見せなさい。これで犯人が絞れるわ!」

>>195 そうでした。すみません。

あずさ「えーと。携帯にプロデューサーへの履歴が入ってるのは――」

律子「ちょっと待ってください?もしかしたら消したかもしれないじゃないですか?証拠になりそうなものを残すとは思えないですし……」

あずさ「そう言われてみれば。そうね。つまり履歴がない人が怪しいのね。えーと、雪歩ちゃん、伊織ちゃん、響ちゃん、春香ちゃんは履歴があるから、とりあえず晴れるわね」

亜美「なんだー、結局いおりんもに→Cに電話してたんじゃん」

伊織「い、今はそんなことどうでもいいでしょ!」

春香(伊織ちゃん顔真っ赤……)

>>198 あんま意識はしてなかったんですけどねw

春香「そう言えば、雪歩って昨日の晩部屋に帰らずに真ちゃんの部屋に行ったの?」

雪歩「へ?う、うん。そうだよ。何だか心細かったから……」オドオド

春香「なんか変わったことなかった?」

雪歩「え?いや、別になにも……」

春香「じゃあ、雪歩と真が一緒に泊まってるってことを知ってたのは他にいるの?」

真「えーとね。両隣の千早と、真美なら知ってるよ。目もあったし」

真美「あー、二人共いいなぁーって思ってた」

千早「私も見たわね。遊びに来てるのかしら?としか思わなかったけれど」

春香「当然と言えば当然の答えだよね」

春香(あんま意味ない質問だったかな……)

あずさ「ねぇ、春香ちゃん。私に一つ気になったのだけれど」

春香「え?はい。なんですか」

あずさ「私はよく分からないのだけれど、ボウガンって見ないで打てるものなのかしら?」

すみません。これから用事があるのでしばらく投稿出来ないです。
気長に待っていて頂けると幸いです。

保守

保守

筆者です。もう少しで書き込める暇が取れそうです。
保守してくれてる皆さまありがとうございます。

焦らないでええよ

響「ど、どういう意味なんだあずさ?」

あずさ「いや、そんな見ないで千早ちゃんたちを狙えるのかなって」

春香「確かに……木に固定されてたとは言え、何も見ないでってそんな博打みたいなことをするのかなぁ……」

貴音「春香の言葉に従うならば、あの場にいた四人の中に犯人がいるのかもしれませんね」

響「た、貴音ぇ!?」

貴音「ただ、誰かが遠目から、それこそドアや窓から覗き見て打った可能性も否定出来ませんが……」

伊織「それだと。結局何も変わらないじゃない」

ドンガラガッシャーン

響「そうだなぁー。あ、そう言えばさ、春香」

春香「ん?何、響ちゃん」

響「さっき、ここに来る前に自分が見つけた汚れみたいな奴見て何か言おうとしてなかったかー?」

春香(さっき……)

春香「あぁ、あれのことね。いや、私もなんでか知らないけど気になったんだ」

貴音「春香。自信が無くとも言ってみなさい。よもや、何かの手がかりになるのかもしれません」

正直な所もう犯人バレバレなんじゃ

春香「あ、うん。えっとね。目印かなぁって思ったの」

千早「目印?」

春香「うん。多分千早ちゃんが庇ってくれた時丁度私、あの線の上くらいにいたはずなんだ」

律子「つまり、その汚れ? が、バミリの役割を示していたと言いたいの?」

やよい「バミリってなんですか?」

律子「ほら、やよい達がステージに立つ時にも立ち位置に目印が付いてるでしょ?」

貴音「一理ありますわね」

春香(あれ、でも……え、そんなことは)

貴音「ん?どうかしましたか春香?」

春香「私、犯人が分かりました。分かっちゃいました……」

伊織「ほ、ホントなの!?」

ザワザワザワ

春香(こんなこと言いたくない……。でも、私は前を向かなきゃ!)

春香「犯人はあなたよ……千早ちゃん!!」

>>273 分かってますwもう終わるんでとりあえず勘弁して下さい。簡単すぎたと反省してますんで……

   / ̄ ̄ ̄ `\   英雄になる必要なんてないんでちゅよ。
  /:\___从__ヽ  無理に誰かに認られなくてもいいんだからね。
  i::/ ''''''  ''''''' i  そんな事で自分を責めたり他人を責めたり…

  |:/ (●) ,  、(●)|  そんで誰かに嫉妬したり…
  (6    ,ノ(、_,)、   |  でもね…そうじゃないんでちゅ
  ヽ    ト==イ  ノ  他人に認められなくても、
    \_ `ニ´_,/   自分に胸を張れる自分になればいいんでちゅ!
               だって…自分自身こそが、
               自分の最大の応援者なんでちゅから!
               そうやって自分を好きになれば…
               その”愛”は一生自分を応援し続けてくれまちゅよ。
               らーぶ…らーぶ…

千早「え、ちょっと、春香何言って――」

春香「もし、あの汚れがバミリだったとしたら」

千早「だったとしたら?」

春香「あそこにいた四人にしか意味がないの、あんなの見えっこないじゃない」

千早「私はそれを見ていないから分からないけれど、そんなのただの汚れでドアからでも見ていた誰かがそのボウガンをリモコンで発射させたかもしれないじゃない。私達の後に出てきた亜美、真美も可能なはずよ。

発射した瞬間に出れば、ドアから出た所で、誰かに矢が刺さるわ。何の不思議もないじゃない」

支援

春香「じゃあ、質問を変えるけど…犯人はどうしてあそこでボウガンを撃ったのかな?」
千早「そんなの一度に二人殺せるからに決まってるからでしょ」
春香「違うよ。それは」
千早「え……?」

伊織「一度に二人を殺すことが目的じゃない……ってことは、犯人にとってボウガンを撃つメリットなんて」

小鳥「自分を容疑者から外すため。そう言いたいの?春香ちゃん」

春香「えぇ。その通りです。ただ、撃たれるだけじゃなくて、そこで誰かを庇ったら尚更です。誰も犯人が自分を傷つけるなんて考えませんからね。そう考えると、あの目張りはボウガンの矢の軌道の位置を知らせるためのものだと考えられます」

真「なるほど。どこに来るか分からないで、自分が死んじゃってもダメだし、春香の方に飛んできてないのに突き飛ばしても意味がないからね」

春香「死体発見アナウンスの説明をして貰ってもいいかな」

モノクマ「えー、面倒だなぁ。ま。いいけど。えーと死体発見アナウンスは死体を三人以上が発見した時に放送するよ」

春香「そこに犯人は?」

モノクマ「含まれません」

春香「そういうことなの」

千早「どういうことよ」

春香「思い出したの。最初にプロデューサーさんを見つけたのが響ちゃん。そして次に見つけたのが貴音さん。そして次、三人目は私なの。千早ちゃんは私よりも後に来たことを」

千早「――っ!」

千早「でも。それも話が付くわよ?例えば我那覇さんが犯人だとしたら、第一発見者を装っていたけど、モノクマの中では第一発見者は四条さんになる。そうでしょ、モノクマさん」

モノクマ「そういうことになるね」

千早「どう春香?これなら私が三人目になるわよ?」

春香(千早ちゃんもしぶとい……。もしかしたら千早ちゃんじゃないのかな)

伊織「ちょっと聞かせて欲しいことがあるんだけど……響?」

響「な、なにさー」

伊織「簡単なことよ。あなたたちが発見した時の皆の立ち位置を教えて欲しいのよ」

響「えーと……自分の隣に貴音がいて、プロデューサーの死体を挟んで反対に千早と春香がいたわね」

伊織「そうなると、犯人は春香たち二人に絞られるのね」

春香「え?どういうこと伊織ちゃん」

伊織「考えてもご覧なさい。ボウガンを撃った犯人とプロデューサーを殺した犯人が同一なのよね。それに、さっき千早は響達だって自分の前に来たら撃てばいいって言ったけど、そんな博打誰が打てるかしら?」

律子「つまり、響や、貴音が犯人だとすると、撃った瞬間が見えなくて、もし春香が動いたりしたらまた結果が変わるだろうし不確定要素が強すぎるわね」

貴音「ちなみに私は千早が撃たれた時、美希を部屋に連れていっていたのでその場にいませんでした」

春香「今になって疑問に思うことが二つあるんだけど、千早ちゃん答えてくれる?」

千早「何かしら?」

響のいたわねでわろてしまった

りっちゃんの日本語がヤバイ

春香「どうして私の隣にいたのかな?」

千早「それは偶然よ」

春香「でも、部屋から出てきて遺体を発見したら普通響ちゃん側にいない?」

千早「だからそれはたまたまなのよ。春香が茫然としすぎて心配だったから無意識的に傍に寄ったの」

春香「そう、じゃあ次の質問。なんで、後ろから飛んでくるボウガンが分かったの?」

千早「――ッ!」

春香「私と千早ちゃんの位置からは絶対ボウガンなんて見えないはずなのに……」

千早「音よ。音が聞こえて――」

>>301 302 本当にすんません。未だに全員の喋り方が掴めないんです……

春香「もし音が聞こえたなら先に後ろを振り向くはずだよ千早ちゃん……。でも、あの時千早ちゃんは脇目も振らず私を押した」

千早「だから、それは――」

春香「これでもまだ反論出来る?」

千早「…………」

春香(お願い……!)

千早「ふぅ。もう無理みたいね」

雪歩「えっ」

真「まさか、千早が本当に犯人なの?」

千早「それは皆が決めることでしょう?モノクマさん。そろそろ投票タイムに行きましょうか」

モノクマ「了解しましたー」

春香「ちょっと、ま――」

投票中……ピロリロリーン

モノクマ「投票結果出ました。満場一致で如月千早に決まりましたー!皆さんおめでとうございます。今回のクロは如月千早でしたー!!」

春香「満場一致って……」

春香(千早ちゃんは自分にいれたの……?)

モノクマ「クロになった如月千早に何か言いたいことはない?なければもう――」

春香「どうして……どうしてプロデューサーさんを」

千早「理由を聞いているのかしらね……。与えられた動機の通りよ。記憶が欲しかった。今の自分の姿を知りたかった。皆との思い出を帰して欲しかった」

響「だ、誰でもよかったのか?」

千早「……いえ、きっと何回やってもプロデューサーを殺すでしょうね。さて、何か他に聞きたいことはある?皆」

一同「……」

千早「無いようね。ちなみに聞くけど、記憶は今すぐ返して貰えるのかしら?」

モノクマ「今すぐは難しいねぇ……うぷぷぷ」

伊織「な、なによそれ!酷過ぎるじゃないの!」

千早「ありがとう伊織。でも、そんな気がしてたわ。じゃあお仕置きが終わった後にでも貰えると嬉しいわ」

モノクマ「お仕置きの後ね……うぷぷぷ。分かったよ」

春香(お仕置きって一体なんなんだろう……)

モノクマ「それじゃ、そろそろ……」

千早「最後に一言言っていいかしら?」

モノクマ「えー。しょうがないなぁ。ボクもあんま気が長くないから手短にね」

千早「もし、もしまた生まれ変われることがあったら皆と一緒にアイドルをやりたいわ」

響「な、何でもう会えないみたいな言いか――」

モノクマ「はい。一言終わりー。お仕置きを開始します―!!」


お仕置きいります?

オシオキを文章で表現するって難しそうだなwwww

>315 正直辛いです……

ガチャン ピーン

キサラギチハヤガクロニキマリマシタ

オシオキヲハジメマス

如月千早お仕置き 『人魚姫』

千早(こ、ここは……海?)

ジャラ

千早(あ、足が動かない……鎖で固定されてる)

ドンッ

ザプンッ

千早(不味いわ。このままだと溺れ死…。あ、あそこに岩が……)

ガシッ

千早「ハァハァ……」

千早(もうお仕置きはこれで終わりなのかしら……?)

キョロキョロ

千早(この石だけ浮いてるわね。まぁいいわ。とりあえず助かったみたい。ここはどこなのかしら?)

千早「――っ」

千早「?」

千早「――――ふゅ」

千早(こ、声が出ないわ……)

ザパンザパン

千早(後ろから何か来る……!?)

モノクマ「いぇーい」

千早(あれは……波?逃げなきゃ……)

ジャラ

千早(あ、足が動かない……。もう駄目ね。皆さよな……)

ドパーンッ

モノクマ「ふぅ、良い汗掻いたなぁ」

キョロキョロ

千早(この石だけ浮いてるわね。まぁいいわ。とりあえず助かったみたい。ここはどこなのかしら?)

千早「――っ」

千早「?」

千早「――――ふゅ」

千早(こ、声が出ないわ……)

ザパンザパン

千早(後ろから何か来る……!?)

モノクマ「いぇーい。波乗りモノクマなんてね。うぷぷぷ」

千早(あれは……波?逃げなきゃ……)

ジャラ

千早(あ、足が動かない……。もう駄目ね。皆さよな……)

ドパーンッ

モノクマ「ふぅ、良い汗掻いたなぁ」

ダンガンロンパとか閃きアナグラムとかは無い感じ?

―如月千早は2度死ぬ―

それらのシステムを文章で再現するのは難しいと思うし
シュールすぎると思う

春香「え?」

響「う、嘘だろ……」

伊織「ち、千早?」

モノクマ「ただいまー。いやぁ、元にいた世界に戻るために人魚姫は王子様を殺したけど、世の中そんなに甘くないってことだよね」

美希「ねぇねぇ、クマさん」

モノクマ「ボクはモノクマなんだけどな。何?」

美希「お仕置きって言うのは今のやつなの?」

モノクマ「うん。人を殺したんだから当然だよね」ギラーン

春香(こうして、私達が行った初めての裁判が終わりを迎えました)

to be continued……

とりあえず、chapter1は終わりで次を書き溜めてきます。
さすがに他の方のように即興で書くのは得意じゃありませんので。
今回指摘頂いた呼び方、喋り方を意識して、これから書いていきたいと思いますのでまた次もお願いします。
あ、それに、途中でも言いましたが犯人が簡単過ぎましたねすみません。分かってはいましたが、SSで初めてのスレ立てなのでご容赦下さい。
最後に聞きたいのですが、このスレッドというものはどのくらい残るのでしょうか?
もし次を書き上げた際はこのスレッドにchapter2として書けばいいですかね?

定期的(↓の時間内)に書き込まみがないとすぐ落ちる。長くなるようならSS速報に書く方がいいかもしれんね。

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

何はともあれお疲れ様でした

>>321 最初読者参加型のダンガンロンパ(文中にコトダマを提示して誰かが指摘する感じ)も
想像していましたが予想外に手間が掛かり、またこちらの力量不足ということもありこのような形にさせていただきました。
>>323 仰る通り流石に閃きアナグラムなどは地の文も使わないこの形式のSSでは難しいと判断しました。

改めてありがとうございました!

なるほど、皆さんありがとうございます。流石に明日まで書き上げるのは無理なので
今回このスレッドはこれで落とすということにします。
代行でそれに拙いSSでしたがありがとうございました。

ドッパアアアアン!!!

これかよwwwww
閃き穴グラムで「せくろす」とかロジカルダイブで挿入とかばっかりじゃねえかwwwwwww

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