美希「一年後に一つになったの」 (36)


P「なぁ美希ー」

美希「んーなあに?」

P「セックスしようぜー」

美希「駄目なのー」

P「そっかー駄目かー」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387829482


美希「ていうかね、別にエッチするのはいいの」

P「おう」

美希「でもハニーはコンドームつけようとするの」

P「そりゃあ妊娠しちゃったらまずいだろ」

美希「初めては生中出しされるって決めてるの」


P「この前さ、雪歩がなー」

美希「うん」

P「スコップで芸人をフルスイングしてたんだよ」

美希「ハニー、それもうオチてるの」

P「おう、俺も話しの順序ちょっと間違えたわ」


美希「ハニーの初めては雪歩だっけ?」

P「色々と誤解を招きそうだが、初プロデュースは雪歩だな」

美希「どうやって口説いたの?」


雪歩「もしかして・・・ナンパ屋さん?」フルフル

P「通り魔だ」

雪歩「!?」



P「この前真がさー、枕営業断ったらしいんだよ」

美希「あー、たまにミキにも来るの」

P「誰だよちょっと犯ってくるわ」

美希「色々ちょっと待てなの」

P「えー」


美希「ハニーってホモなの?」

P「俺がホモだったら美希を求めたりしない」

美希「それもそうなの。じゃあバイ?」

P「否定はできない」

美希「ちょっとは言い淀めなの」


美希「それで?真君がどうしたって?」

P「なんでも、左ボディブロー、左アッパー、右フック、首相撲からの膝蹴り15発、ギロチンチョークのフルコンボで撃退したとか」

美希「死んだの?」

P「全治3年らしい」

美希「頑丈なの」


美希「そういえば765プロで一番人気って誰なの?」

P「アイドルとしての人気は毎日変動してるけど、プロデューサー視点から見れば真だな」

美希「ふーん、何か意外なの」

P「女性ファンはほぼ一手に引き受けてるし、かと言って男性からの支持が弱いわけじゃない」

美希「そういえばバレンタインデーのチョコランキング第1位真君だったの」


P「やっぱり業界としてはブームや流行は自分達で作りたい思惑があるみたいでな」

美希「ゴリ押しってやつなの」

P「真とかやよいなんかは、引き抜きやら移籍の話が多いんだ」

美希「やよいも?」

P「実家が貧乏だと、それだけでCMやらバラエティでポジションとれるからな」


美希「この前千早さんが、床にのの字を書いてたの」

P「あーあれか、ファン企画で電波ソングを発売したら、千早のソロの歴代1位になったせいだな」

美希「さすがに電波で貧乳ネタはエグいと思ったの。流石に抉れてはいないのに」

P「美希のは大きいなー」モミモミ

美希「ぁっ・・・ん」


P「真もそうなんだが、響の売り出し方もわりと迷走しててな」

美希「ネットで検索すると色々酷いの」

P「番組スタッフやスポンサーもけっこうそっち方向での依頼をしてくるからな」

美希「少なくても、また嗅ぎたくなる良い臭さなの」

P「微妙にフォローになってないぞ」


美希「765プロで枕営業してる人いるの?」

P「まぁいるぞ。流石に全員潔白とはいかないからな」

美希「ふーん、ミキは断ってるけどあるんだ」

P「とはいえ、やらせてくれないと干すぞみたいなのは無いがな」

美希「さっきの真君のは?」

P「汗とかの香りでクラッと来たんじゃないかな」

美希「ムラッとだと思うの」


P「実質的に、脅されて身体をってパターンはうちのところには無いな」

美希「他にはどんなパターンがあるの?」

P「例えば、さっきみたいに俺が美希にセックスしようぜって言うパターンだな」

美希「どこが営業なの?」

P「アイドルによってはここで断ったら干されるとか事務所に影響出るとか思うわけだ」


美希「やよいとか千早さんとか危なそうなの」

P「千早はギリギリセーフだった。やよいはこっちが知った時には既に手遅れだった」

美希「警察に届けないの?」

P「自由恋愛と反論されると泥沼になりかねないしな」

美希「世知辛いの」


P「機会があったら裁判傍聴とか、裁判記録とか見てみるといいんだが、かなり詳しく、そして多くの人に事実確認するからな」

美希「泣き寝入りするしかないの?」

P「やよいが体調を大きく崩したり、目に見えて仕事に支障を来したりしたら、反撃はするけどな」

美希「元気にうっうー言ってたの」

P「辛いが、やよいが望まない限りは次が無いように努めるしかないんだよな」


美希「辛いとか言いつつお尻に硬いのが当たってるの」

P「男は頭と体は別なんだって」

美希「なんていうんだっけ・・・前立腺刺激システムだっけ?」

P「どんなシステムだ。というかどこでそんな言葉聞いた」

美希「小鳥が徹夜してる時に」


P「アニメとかラノベもそうだけど、世の中が疲れてるせいか最初からって方が良いんだよな」

美希「別にミキは最初からハニーが好きだったわけじゃないよ?」

P「最初はそこのひとだったな。なんか新たにフラグ構築するのがダルくてな」

美希「まだ枯れるには早いの。早く中で出せなの」

P「まだ所帯を持つ気はないからな!」


美希「ハニー的には765プロでは誰が好みなの?」

P「総合的にはやっぱり美希だな」

美希「じゃあ外見と内面と身体でそれぞれ」

P「外見は小鳥さんだな。内面は美希。身体は貴音」

美希「ミキの名前が挙がったのは良しとして、アイドルじゃない人が挙がったの」


P「アイドルをプロデュースするのは好きだけど、アイドルそのものが好きってわけじゃないからな」

美希「なるほどなの・・・んっ」

P「ぷはっ・・・いきなりキスするな」

美希「えへへ」

P「なぁ美希セック」美希「ゴム無し中出し♪」


美希「やっぱり貴音とヤりたい?」

P「貴音とやりたくない男なんていないだろう」

美希「そんな世の中の男は全員変態だみたいに言われても困るの」

P「ダイエットに偏るか、メタボに偏るかのこの現代において、あの食事量とあのスタイルは奇跡」

美希「ハニーってよく食べる娘好き?」

P「・・・言われてみると確かに。小鳥さんが夜食食べてる姿も何か良いなって思うし」


P「明日はファミリー○ック、明後日はTSU○AYA、来週はゲ○っと」

美希「スケジュール埋めにしょっちゅうレンタル屋の仕事なのは何か意味あるの?」

P「小型音楽プレーヤーの普及の関係で、CDを定価で買うのは少数派だからな、入り口は確保しないとな」

美希「でも今ってネットで落とせば」

P「レンタル屋は気軽に寄れるところにあるから、意外と利用してる人多いんだよ」


美希「この前年間売り上げランキングを見たら、上位にソロボーカルの歌手がいなかったの」

P「年収300万以下が普通な世の中で、シングルCD1枚に1000円はでかい買い物だからな」

美希「ミキもソロより、ユニットの時の方が評判良いの」

P「そりゃあ美希のファンの中で美希がナンバーワンだったとしても、オンリーワンじゃないだろうからな」

美希「ファンも浮気者なの」


P「だけど、美希の場合はその心理を逆手に取らせてもらってるよ」

美希「そうなの?」

P「relations、Day of the future、ふるふるフューチャーとかな」

美希「失恋歌ばっかりなの」

P「普段の明るさとアイドルとしてのパフォーマンスの高さからの、失恋歌へのギャップとかな」


P「はい、確認しました。出版社には相手の男性の顔にモザイクかけるなら掲載しても良いと連絡を」

美希「どうしたの?」

P「週刊誌が美希と真のツーショットを、男とのデート現場と勘違いしたらしい」

美希「真相伝えないの?」

P「折角だから利用させてもらおうかなって」



美希「ミキはどうしたらいいの?」

P「美希は、男の人とこの日に出掛けた覚えはありませんって言えばいいよ。他のみんなにも内緒な」

美希「あふぅ・・・他のみんなにも内緒なのは何で?」

P「今度久々に真がゲスト出演する番組があるから、そこの楽屋にその雑誌を置いておく」

美希「ドッキリでもするの?」

P「半突撃型の楽屋トークがある番組だから、真の素のリアクションと一緒に話題提供も」


P「ちょっとわざとらしかったけど、まぁ成功だなぁ」

美希「ファンメールに、一緒にいたの真クンじゃないですか?ってちらほら来てたの」

P「まぁ見てる人は見てるんだけど、こういうのは第一印象がそのまま本人にとっての事実になるからな」

美希「真クン本人はすごく落ち込んでたの」

P「詳しく聞いたら、ランニング帰りだったんだってな」

美希「ミキはコンビニ帰りでたまたま一緒になったの」


美希「ハニー的にはあずささんはどうなの?」

P「女としては、美人さに可愛らしさがあるという感じだな。アイドルとしては、他の女性タレントと仕事する時に立ち位置が難しい」

美希「そうすると、竜宮小町ってあずささんの立ち位置を確保するのにかなり良いってこと?」

P「そういうことだな。律子がどこまで考えて抜擢したかはわからんが」

美希「あふぅ・・・」


P「スカイダイビングするアイドルか」

美希「別の事務所の子なの」

P「うちだと真と響と貴音がだいたいのことはやってるからなぁ」

美希「真クンの理由のない正拳突きがさっちゃんを襲う」

P「やめたげてさしあげろ」


美希「今度の衣装は和風?」

P「おう、刀も使ってちょっとした殺陣も混ぜようかなって」

美希「金髪に着物と刀って合うのかな?」

P「普通なら微妙だが、美希は何故か合うんだよな」

美希「何故かってどういうことなの」



P「星井美希さん」

美希「はい!」

P「なぜ着物姿で帯をこちらに向けてるんでしょうか?」

美希「はやく帯持ってぐいーって」

P「セッ」美希「中に♪」


美希「ハニー的にはどんなおにぎりが好き?」

P「うーん、最近は梅かな」

美希「お疲れ様なの」

P「梅にぎりはマジで疲れた時に良いんだぞ・・・美希は?」

美希「お茶碗を二つ重ねてふりふりして作るやつなの!」



美希「おにぎりと言えば」

P「言えば?」

美希「事務所にあったコンビニのおにぎりに、雪歩に入れてもらったお茶をかけて食べたら美味しかったの」

P「おにぎり茶漬けか、良いな」

美希「難点は手で持てないこと」

P「そりゃあな」



-完-


雪歩誕生日おめでとー!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom