ほむら「私の部屋はここなの?」
さやか「うん」
ほむら「でも表札がまどかの寝室に」
さやか「でもほむらの部屋はここだよ」
ほむら「あなたの部屋は?」
さやか「隣のあの部屋」
ほむら「マミや杏子の部屋は?」
さやか「向かいの2つの部屋が予約済み」
ほむら「私の部屋は?」
さやか「そこのまどかの寝室」
なぎさ「まどかと特別なゆかりのある4人の部屋は特別広くて羨ましいのです」
ほむら「元々まどかの部屋で人数的に一杯一杯だから無理やりまどかの寝室を私にってこと?」
さやか「ここは元々まどかの寝室兼ほむらが導かれた時の部屋だよ」
さやか「んじゃ次部屋の中を説明するよ」
ほむら「内装はまどかの部屋がそのままねこれぐらいの部屋のほうが落ち着くわ」
さやか「ん?違う違う」
ほむら「?」
さやか「この部屋の見滝原全域があんたの部屋兼まどかの寝室」
ほむら「はい?」
さやか「まぁまどかの寝室だからね、広くないと」
ほむら「とんでもない広さなのだけど」
さやか「まぁいろんな思い出の場所とか見れるしいいんじゃない?」
ほむら「そういう問題なの?」
さやか「まぁ見滝原風になってるのはあんたの魔女結界のせいなんだけどね」
ほむら「じゃああなたはコンサートホール?」
さやか「あ、後であたしの部屋も入れたげる、ちょっと今杏子の部屋とくっつける工事中だけど」
ほむら「え?」
さやか「ん?」
さやか「どうせまどかの部屋でいちゃこらしてるだろうから部屋の説明はいいか」
ほむら「ちゃんと説明しなさいよ…」
さやか「で、次はまどかのタイムスケジュールだけど」
ほむら「あなた私の話聞いてないわよね」
さやか「24時間週休0日」
ほむら「真っ黒どころか寝る暇もないじゃない」
さやか「魔獣はどこでも出るし魔法少女がいっぱいいるからね」
さやか「でも時間の概念からも外れてるから週休6日ともいえるね」
ほむら「そのタイムスケジュール意味あるの?というか1日休みじゃないのは何?」
さやか「円環内で絶大な人気を誇ってるから週に1日だけアイドル活動をね」
ほむら「あ、そう…」
さやか「そろそろ結婚宣言とともに引退とか言ってたけどね」
ほむら「え?」
さやか「ん?」
さやか「そうそう、円環内では1つ仕事を持たないといけないんだよね」
ほむら「仕事?」
さやか「例えば私やなぎさだったらまどかのサポートみたいにさ」
ほむら「なら私もあなたと同じまどかのサポートがしたいわ」
さやか「まどかのサポートは人気職業だから定員オーバーなんだよね」
ほむら「そう…」
さやか「で、あんたに来てる仕事の紹介が1つあるんだけど」
ほむら「1つって選択肢がないわね」
さやか「えっとまどかのお世話って仕事」
さやか「この仕事は一度契約すると永久就職だね」
ほむら「全部根回しされてるような作為を感じるのだけど」
さやか「そんなことないって、たまたまだよたまたま」
さやか「炊事洗濯掃除を一緒にしてくれるほむらちゃん募集」
さやか「明るくてアットホームな職場にしたいと思っています」
さやか「お世話っていうか共同作業だね」
さやか「ほむら募集ってあたりから運命を感じるよね」
さやか「もうほむらのしごとはこれしかないみたいな」
ほむら「そうね」
さやか「乗り気ならここに契約しよっか」
ほむら「いえ、少し後回しにして考えるのはダメかしら?」
さやか「え?いやーそれは…」
ほむら「できないの?」
さやか「この仕事そんなに嫌?」
ほむら「望んでやりたい内容だけど契約はじっくり考えてからって決めてるの」
さやか「断られるとはおもわなかった…」
ほむら「なにか言った?」
さやか「何も言ってないよ」
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