ほむら「杏子、あなた随分と美樹さやかと仲が良いのね」 (9)

杏子「は?な、なんだよ急に」

ほむら「そう見えたから言っただけよ。他人に構うあなたが珍しいと思って」

杏子「別にそんなんじゃねーよ」

ほむら「あらそう」

杏子「……」

ほむら「……」

杏子「ははーん、わかった。あんた、あたしと仲良くして欲しーんだろ?」

ほむら「そんなこと言ってないわ」

杏子「照れるなって。じゃぁ週末、遊びにいこうぜ。どこか面白いとこ連れていってやるからさ」

ほむら「私は忙しいのだけど」

杏子「どうせ魔女退治だろ?それなら結界が見つからなければ、ってことで決まりだな」

ほむら「…わかったわ。あなたがそこまで言うなら少しだけ付き合ってあげる」



はい、あと誰かよろしくお願いします

杏子「休みの日は何してんだい」

ほむら「1日家でゴロゴロしてるわ」

杏子「勿体ねーなあ外出ろよ外」

ほむら「外に出てもやることがないわ」

杏子「じゃあ今度面白いとこ連れてってやるよ」



杏子「ハイ、という訳でゲームセンターにやって来ました」

ほむら「外に出てもインドアじゃねーか」

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