P「あれは……仮面ナンジョー!」 (9)

赤いマフラー 正義の印
特撮愛するナンジョーが
悪いチッヒャー ぶっ飛ばすぞ!
レッツ ゴーゴー 敵は強い
ナンジョージャンプ(ジャンプ!)
ナンジョーキック(キック!)
怒ると強いぞ 仮面ナンジョー

ナンジョーカーニバル(カーニバル!)
ナンジョーフェスティバル(フェスティバル!)
今日の相手は何女?(何女だ!)
仮面ナンジョー♪

仮面ナンジョー・南条光は改造アイドルである。
彼女を改造したチッヒャーは改造アイドルを使い、世界愚民化を狙う鬼・悪魔の秘密結社である。
世界の平和を守るため、仮面ナンジョーは戦うのだ!!



【恐怖! バズーカ女】



~チッヒャー・秘密基地~

首領「くくくく、今日も笑いが止まらないわ。この札束の輝き、素晴らしい」

アキエモン「首領、またお金を数えておいでですか。もう本番はじまってるんだが…」

首領「いいじゃないですか! 現実にはこんな札束、うちの事務所には無いんです!
   ドラマの時ぐらい夢を見させて下さいよ晶葉ちゃん!」

アキエモン「晶葉言うな! ……コホン。首領、新たな改造アイドルの候補はいないんですか?」

首領「ええ、いますよ。仮面ナンジョー……南条光をライバル視しているアイドルが」

アキエモン「それは素晴らしい。裏切り者、ナンジョーを必ずや倒してくれることでしょう」

首領「楽しみだわ。ふふふふふ……あ、カメラさん待って! もう少しお金を触らせて下さい!」

アキエモン「いい加減にしろ、ちひろ!!」

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~モバプロ~

光「ただいま! プロデューサー、今日も頑張ってレッスンしてきたぞ!」

モバP「ああ、お疲れ様。レッスン終わった後だってのに元気だなぁ光は」

光「ふふん、何てったってアタシはヒーローだからな。ヒーローはちょっとやそっとじゃ疲れない!」

モバP「流石は俺の自慢のアイドル兼相棒だな」

光「当然。そういうプロデューサーも相変わらず、人間離れした仕事量を毎日こなすよな」

モバP「明らかな人員不足だよなぁ。良い事務員でも入社してくれればいいんだけど……」

光「社長が誰か連れて来てくれればなぁ」

モバP「次からはアイドルだけじゃなくて事務員もスカウトしてみるか…」

光「あまり無理しないでくれよプロデューサー。プロデューサーが倒れたら、アタシ……」

モバP「はは、分かってるって。心配性だな光は」ナデナデ

光「ん……あ、あまり子供扱いしないでくれよ。アタシは相棒で、ヒーローなんだからな」

モバP「それとアイドルでもあるしな」


~チッヒャー・秘密基地~


アキエモン「お待たせ致しました首領」

首領「完成したんですね。では名前を呼んじゃいますよ?」

アキエモン「どうぞ、声高々にお呼び下さい」

首領「ではでは……出てきなさい! バズーカ女!」


\スモークプシュー/

バズーカ女「バ、バーズバズバズ////」 演:小関麗奈

首領「ぷっ…ちょっと恥ずかしがってませんか?」クククク

アキエモン「おかしいな。改造によって羞恥心は取り除かれている筈ですが」スットボケ

バズーカ女「あ、アタシこそチッヒャー最強の改造アイドル、バズーカ女よ!
      首領、世界愚民化及びナンジョーの始末はこのアタシに任せておきなさい!」

首領「若干タメ口なのが気になりますが、頼もしい言葉だと受け取っておきましょう」

バズーカ女「アーッハッ…バーズバズバズバズ……ゲホゲホ」

首領「先行き不安ですねぇ……」

アキエモン「まあ実力は保障しますよ。咽ますが」

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