比奈「…」ギュ
比奈「…」ハー…
比奈「おぉ」
P「?」ガサ
P「なにしてんだ?」
比奈「あ、プロデューサー。ほら見てくださいっス!息が白いっス!」キャッキャッ
P(子どもか)
・比奈さーん
http://i.imgur.com/hsVozq0.jpg
http://i.imgur.com/2qTVnwV.jpg
・あんま意味はないけど一応シリーズです
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P「ごめん、待たせた」
比奈「いえいえ。それにしてもいろいろ買ったっスねぇ」ガサ
P「まあな。大して高いものは買えなかったけど」
比奈「ふふ、まあこういうのは気持ちでスから」
P「うん」
P「ありがとう。比奈が付き合ってくれて、助かった」
比奈「いえいえ」フルフル
比奈「ふふ、プロデューサー、一人で行かせるときっと分かりやすいものしか買って来なかったっスからねぇ。楓さんにはお酒、柚にはバドミントン関連で、仁奈ちゃんにはきぐるみかな」
P「う、仰る通りです…」スイマセン…
比奈「にへへっ。ま、冗談っスよっ♪」
比奈「ほら。プレゼントって気持ちでスから。たぶん。大事なのって」
P「そうだな」
比奈「ス」コク
比奈「それに私は一緒にお買い物できて楽しかったでスよ?」
P「それはよかった」
比奈「よかったでス」ニヘー
・・
比奈「それにしても、」ハー…
比奈「もうクリスマスっスかー……はぅ…なんだかいろいろあっという間でス」
P「そうだな」ガサ
比奈「じんぐるべーる」
P「ぼうよみだな」
比奈「さむいので」エヘヘ
P「すごい。すごいいまならどんなことにでも通用しそうな言い訳だ」
比奈「冬季限定っス!」フンス
P「そりゃそうだ」
比奈「さむいっス…」ブル…
P「はは」
パサ
比奈「?」
P「早いとこ事務所に戻って、こたつに入りたいな」
比奈「…えへへ」ギュ
比奈「そーっスね。それがいいと思いまス」ハイ
P「うん」
比奈「はい。…えへ…」ギュウ
比奈「あ、でも上着とかマフラー女の子に貸すのが格好いいのは“ただしイケメンに限る”んスよ?」
P「返せこのやろう」
比奈「いやっス!えへへっ」
比奈「♪」フフー
P「……」ハァ…
P「あ…そういえば、」
P「なあ。ジングルベルもいいけど」
比奈「?はい」
P「うん」
P「さっきはほら。あの歌。歌ってたけど」
比奈「……?」
比奈「…あ、かがーやくー…」
P「だからなぜ棒読みなんだ…」
比奈「は、恥ずかしいので……」
P「あ、それは失礼」
比奈「い、いえいえ」ポフポフ
P「比奈も歌ってみたいとか」
比奈「…あー…まぁ……それは、まあ」
比奈「えへへ。素敵な歌でスからね…」
P「そうだな」
比奈「はい」コク
比奈「……」
比奈「…まあ、けど」
P「?」
比奈「…えへへ」
比奈「いまはまあ、こうやって」
比奈「クリスマスのイルミネーションを眺めながら口ずさめれば十分でス。たぶんもう、ちゃんと魔法はかかってるから」ニコ
P「……」
比奈「…」
比奈「………」
比奈「…、な」
比奈「んて、あ、あはは。こ、こんなマンガみたいな台詞…うう、ま、また恥ずかしくなって来たっス…暑いっス…」アウアー…
P「お、おう。…まあ……冬だし。寒いから、すぐ冷めるだろ。うん」
比奈「う、うス」コクコク
P「…」
P「じゃあ、まあ、のんびり帰ろうか。冷ましつつ」
比奈「はいっス」ニコ
・・
ガサ
P「…買って来たプレゼントは空いてるロッカーに入れておけばいいか」
P「明かりもついてるし、たぶんまだだれかいるから、そーっと入ろう」
比奈「了解っス」
P「階段もしずかに」コソコソ
比奈(あ、これって子どもにプレゼントを買った親みたいな)コソ
比奈「……」オヤ…プロデューサートワタシガ…
比奈「……」オー…
P「?」
P「どうかしたか?」
比奈「え、あ、や」
P「なんでどもってんだ」
比奈「な、なんでもないっスよ!」
P「しー」
比奈「あう…」ス、スイマセン…//
比奈(あー…変な…ヘンな想像を……)アウア…
P(?なにをぶつぶつと…)
P「あ、そうだ」
P「比奈は付き合わせちゃったから、また今度な」
比奈「へ?」
P「クリスマスプレゼント。なにか欲しいものがあったら言ってくれ」
比奈「…あ」
比奈「そか。私にも……買って…くれるんスね」
P「そりゃもちろん。プロデューサーだからな」
比奈(プロデューサーってなんだっけ?)クス
比奈(…でも…ふふ)
比奈「ふふふ」
P「?」
比奈「なんでもないっスよ。へへ」
比奈「…へへ」ニヘ
P「お、おう。…まあ、なんでもないならいいけど…」
比奈「まぁ…私にはプロデューサー、魔法もかけてくれたし……」
比奈「ホントはもう十分っス!…なんて言いたいところでスけど。ふふ」ボソ
P「ん?」
比奈「いえいえなんでも」
比奈「それはそれで恥ずかしいし……ちょっと、やっぱり羨ましいというか」
P「??なんの話だ…?」
比奈「むずかしい話でス」
P「…あっなんか小馬鹿にされた気が」アレェ
比奈「ふふ」クス
比奈「えと、プレゼントなんでスけど」
P「おう」
比奈「…」エヘヘ
比奈「私もみんなみたいに、」
比奈「プロデューサーが、なにがいいかなって考えてくれたのが、いいな」
P「……」
P「……まあ、うん。そっか。それがいいなら、そうするけど」
比奈「それがいいでス」コクコク
P「…そっか」
比奈「はいっ」
P「じゃあまた、考えとくよ」
比奈「はい」
比奈「えへへ。クリスマス、楽しみっスね♪」
P「……あんまり期待しないでくれよ」
比奈「あ、プレゼントは二の次で。ほらライブとかパーティーとか♪」
P「ひどい」
比奈「冗談でスよー」エヘヘー
比奈「ライブもプレゼントも、ぜーんぶ楽しみっス!」
比奈「プロデューサーも楽しみにしてて欲しいっス!」
P「ん?」
比奈「ライブ。お返しに、――」
比奈「今度は私が魔法にかけちゃうっスよ♪なーんて」ニヘ
P「――…、……」
P「…おう。そっか。じゃあ、楽しみにしてる」
比奈「はい♪」
比奈「楽しみだなー」ヘヘー
P「そうだな」
・・・・おしまい
おわりん
比奈さんと「輝く世界の魔法」という単語の親和性は異常。個人的に
歌は柚に歌って欲しい。個人的に
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