美希「さよなら…ハニー、未来は……何色…?」(322)

ガチャ…

美希「……」

美希「ハニー、おはよう。まだ傷治らないみたいだね」

美希「……」ナデ…ナデ…

美希「…ハニー……」

美希「あっ…そろそろ仕事入ってるから美希いくね…」

美希「じゃあねハニー」

ガチャ…

ガチャ…

美希「おはよう!ハニー、今日はいい天気だよ!」

美希「ほら!お日様ぽっかぽかなの」

美希「こんなぽかぽがだと美希眠くなって…あふぅ…」

美希「少しだけ…少しだけ…いいよね?」

美希「ハニー…おやすみ」

美希「ふぁ…いっけない!収録!」

美希「ごめん!ハニー、美希行かなくっちゃ!」

美希「あわわ…律子に怒られちゃうの!!」

美希「じゃあね!ハニーまたくるね!」

ガチャ…

ガチャ

美希「また来たよ!ハニー」

美希「もう怪我は治ったみたいだね…」

美希「顔色も前よりずっと良くなってよかったの」

美希「……」

美希「あっ…美希ね今日お花持ってきたんだ」

美希「ほら!美希の髪と同じ色のバラなの」

美希「あれ?花瓶どこだっけ」

美希「あったあった」

美希「窓際がいいよねー」

美希「ハニー…早く元気になってね…」

ガチャ…



ガチャ…

美希「おはよう…ハニー…」

美希「あのね…今日、ミュージカルの主役…決まったよ…」

美希「あはは…美希…落ちちゃった」

美希「でもでも!春香の演技すっごかったんだよ」

美希「あれじゃ…認めるしかないの…」

美希「ねぇ…ハニー…」

美希「今日は…泣いてもいいよね…」

美希「はー…少し泣いたらすっきりしたの…」

美希「えへへ…いきなり泣いてごめんね、ハニー」

美希「主役落ちたからってミュージカルが終わったわけじゃないの!」

美希「美希頑張るから!じゃあね!ハニー」

美希「またくるからー」

ガチャ…

ガチャ…

美希「…ハニー、美希…良くわからなくなっちゃた…」

美希「美希は…美希たちは…765プロのみんなは…」

美希「どう…なっちゃうのかな…ハニー…」

美希「…ハニー…こたえてよぉ…」

美希「ハニー……」

美希「どう…して…」

美希「どうして…目を覚ましてくれないの…ハニー…………」

美希「ご、ごめんね…」

美希「うん!ハニーも頑張ってるんだから」

美希「美希も…美希も頑張らなくっちゃね…」

美希「よし!美希もっともっと頑張ってくる!」

美希「じゃあね!ハニー」

ガチャ…

ガチャ…

美希「ハニー…うっ…うぅ、うわぁぁぁああ…」

美希「うぅうう…うっ…ぐす…あぁぁ…」

美希「もう…わかんないよ…ハニー…」

美希「春香が…春香が……」

美希「もう美希……どう…すれば…」

美希「おしえてよ…教えてよ…ハニー…」

美希「うっ…うぅ…はにぃぃ…」

美希「このままじゃ…みんな…ばらばらになっちゃうよ…ハニー」

美希「春香を…元気にするには…どう…すれば…」

美希「美希……なんだか…迷子に…なっちゃうみたいで…」

美希「…道が…もう見えないよ…」

美希「……ハニー…」

美希「ごめんね…」

美希「美希…仕事あるから…」

美希「もう行くよ…じゃあね…」

美希「…はやく元気になってね…ハニー…」

ガチャ…

ガチャ…

美希「おはよう、ハニー…」

美希「……」ナデナデ…

美希「髪…のびちゃったね…」

美希「今度美希が切ってあげるね…」

美希「あれ?花が変わってる…」

美希「小鳥かな…」

美希「あのね…ハニー」

美希「明日、ニューイヤーライブだよ…」

美希「…春香は…戻ってこなかったけど…」

美希「きっと…いいライブにして見せるから!」

美希「ねぇ…ハニー…」

美希「起きてよぉ……ハニー…このライブ一番楽しみにしてたよね…」

美希「起きて…『頑張れ』って…言ってよ…」

美希「ハニー……」

美希「……もうこんな時間か…」

美希「明日の準備もあるから美希もう行くね」

美希「ライブ…絶対成功させるよ…」

美希「ハニーの分まで…」

ガチャ…

ガチャ…

美希「おはよう、ハニー」

美希「昨日はライブ、成功したよ…」

美希「でもね…なんだか疲れちゃった…」

美希「なんていうか…胸のところにポカーンっって穴が開いちゃったみたい」

美希「こんなの美希らしくない―って美希自身も思っちゃうくらいに…」

美希「ファンのみんなは喜んでくれてたみたいだけど…」

美希「昨日の美希、本当にキラキラしてたかな…」

美希「……あはは…今日の美希どっかおかしいみたい…」

美希「ライブ明けでふわふわしちゃったかなぁ」

美希「だから…今は少しだけ…横で寝させてね…」

美希「ハニー…」

美希「すぅ…すぅ…」

美希「ん…あっ…えへへ…また寝過ごしちゃった…」

美希「明日からまた仕事だから」

美希「じゃあね、ハニー」

美希「おやすみなさい…」

ガチャ…

________________________

____________________

_________

美希「おはよう、ハニー!」

美希「ほら!見て、じゃーん!これなーんだ!」

美希「せ・い・か・い・はー」

美希「卒業証書なのー!」

美希「美希ね、今日中学卒業したよ…ハニー!」

美希「えへへー美希どんどん大人になっちゃうからね…」

美希「だから……いつまでも寝てないで美希の成長するところ見てよ…」

美希「ハニーったら美希よりお寝坊さんなの」

美希「あんまり美希のことほっとくと美希もハニーのとこからいなくなっちゃうよー!」

美希「……・嘘…そんな事できないよ…ハニー…」

美希「じゃ、じゃあこの報告だけだったから!」

美希「じゃあね!ハニー」

ガチャ…

ガチャ…

美希「ハニー!!!」

美希「ほら!見て見て!高校の制服!」

美希「ブレザーなの!可愛いよねー」

美希「あっ…別に制服が可愛いからこの高校じゃないんだよ!」

美希「ここら辺で一番いい進学校なんだよ!」

美希「…・ハニーならきっと」

美希「『美希が進学校!?』とか驚いてたのかな…」

美希「って失礼なの!」

美希「もー!ハニーのばか!!!」

美希「…あはは…美希何言ってんだろ…」

美希「…一人で…」

美希「と・に・か・く」

美希「今日から美希は高校生なのー!」

美希「っていっても授業初日から仕事だけどね~」

美希「ということで…また明日…ハニー」

ガチャ…

ガチャ…

美希「おはよ!ハニー!」

美希「今日もお仕事頑張ったよ!」

美希「今日の仕事はね、化粧品のCM撮影だったよ」

美希「………」

美希「懐かしいよね…」

美希「ハニーがお仕事とってきた所だよ…」

美希「あれからずっと使ってもらってるんだ…」

美希「ハニーのおかげだよ?」

美希「………」

美希「…あっ…」

美希「いや…なんでもないの…」

美希「美希いくよ…じゃあね」

美希「大好きだよ…ハニー」

ガチャ…

ガチャ…

美希「………ふぅ……」

美希「…………」

美希「……ハニー……」

美希「………」ナデナデ…

美希「………」ナデナデ…

美希「…あのね……」

美希「今日、事務所に春香が来たよ…」

美希「……すっごく痩せててね……すごく…」

美希「辛そうだった…」

美希「けど綺麗だったよ…大人って感じで」

美希「なんていうか儚い?みたいな」

美希「でも…美希は…前の春香の方が…」

美希「…春香がね…またアイドルやってくれるんだ…」

美希「美希…嬉しいよ…嬉しいけど…今の春香…見てられないの…」

美希「また…美希…どうすればいいか…わかんなくて…」

美希「………それ…だけじゃ…ないの…」

鬱エンドだけは許さない
支援

>>66
えっ…















えっ?

美希「最近…また、仕事が増え始めてて…」

美希「今までは律子…さんが一人で…全員分回してたんだけど…」

美希「それも…限界で……」

美希「プロデューサー…を新しく…雇うって」

美希「美希は………嫌だよ!」

美希「ただでさえ…最近ハニーのことみんな話題にしなくなった…」

美希「薄情だって…最初は思ったよ!」

美希「でも……分かったの…辛いままじゃ前に進めない…」

美希「だから、皆乗り越えようとしてるんだって!」

美希「わかったんだよ…でも………このままじゃ…」

美希「みんな…ハニーのこと……」

美希「忘れちゃうんじゃないかって……」

美希「それは…絶対に…嫌だよ……」

美希「………」

美希「美希も………いつか」

美希「…忘れちゃうのかな…」

美希「……ハニーのこと…」

美希「忘れたくない!!美希は……美希は…」

美希「ハニーのことが……」




美希「好き……大好きだよぉ……うわぁぁぁぁん……あぁ…」




美希「ハニー……起きてよぉ……」

美希「ハニー…ハニー…」

美希「…ハニー……」

美希「ハニーじゃなきゃ嫌だよ…」

美希「美希はハニーじゃなきゃ…」

美希「美希は…美希は…」

美希「………ハニー…………」

美希「起きて…」



美希「…んっ……」チュッ…




美希「ん…ん…ハニー…」チュッ…

美希「すき…はにー…」チュパ…

美希「はにー……」チュ

美希「うぅ……」

美希「ぷはぁ…ハニー…眼を開けてよ…」

美希「起きるわけ…ない…よね…」

美希「…きっとハニーは…嫌だったよね…」

美希「ごめんね…」

美希「ごめんね………」

バタン!!!!!!

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______

________

___________

______________

________________

美希「………久しぶり…ハニー…」

美希「…何か月ぶりだっけ…」

美希「顔色…前より良くなったね…」

美希「また…髪…のびてる…」

美希「また…黄色いバラ…見つけたよ…ハニー」

美希「………あのね…」

美希「美希ね…専属のプロデューサーがついたよ」

美希「………」

美希「……美希は…裏切り者だね…」

美希「………」

美希「………ごめんね…」

美希「何話せばいいか……」

美希「わかんないや…」

美希「……お元気で…」

ガチャ…

ガチャ…

美希「……久しぶり…ハニー…」

美希「最近ね…春香が元気になってきたよ……」

美希「それとね……」

美希「……事務所でハニーの名前……聞かなくなってきたよ」

美希「……これが…嫌だったのにね…」

美希「最初から…ハニーがいなかったみたいな…」

美希「そんな…空気…」

美希「……あっ…バラ…」

美希「枯れて…」

美希「黄色い…バラ…」

『美希「あっ…美希ね今日お花持ってきたんだ」

美希「ほら!美希の髪と同じ色のバラなの」

美希「あれ?花瓶どこだっけ」

美希「あったあった」

美希「窓際がいいよねー」

美希「ハニー…早く元気になってね…」』

美希「黄色いバラの花ことばって何だろう……」





美希「黄色い薔薇の花言葉は…『嫉妬』『別れ』」




美希「『薄れゆく愛』」






美希「あ……あ……」

美希「いや…いや…あ…」







美希「いやああああああああああああああああああああああああああああああ」










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__________

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?「もう…うちにはお金がないんです……」

?「そう…ですか…では……もう……これ以上の延命措置の方は…」

?「………」

美希「………また…来ちゃった…」

美希「ハニー…」

医師「では……もう……これ以上の延命措置の方は…中断しましょう…」

P母「はい…本当にいままで…ありが…」

美希「ちょ、ちょっと!!」

P母「貴方は…」

P母「また…お見舞いかしら…いつもありがとう」

美希「そうじゃなくて!今の!」

P母「………うちは…もう限界なんです…」

P母「夫が先立って…あの子を今まで養ってきて…もともとお金なんてなかったんです…」

P母「あの子のお金だってもう使ってしまった…」

美希「………じゃあ…」

P母「……」

美希「美希が…私が…お金は出します…」

P母「そんな事…」

美希「ハニ…あの人が死んじゃったら…美希は…私…は」

P母「お金で解決する問題じゃないんです!」

P母「私自身、自分のことで精いっぱいなのよ!」

P母「もう…無理なの…」

美希「あの人の世話も…私がやります…」

美希「だから……だから……」

美希「死なせちゃ…だめ……」

______
____
___

美希「おはよう、ハニー…」

美希「今日から美希が毎日ハニーのお世話することになったよ」

美希「………」

美希「………まだ…目をさまさないんだね…」

美希「…普通に寝てるだけに見えるのにね…」

美希「あのね……美希…」

美希「今日で…16歳だよ…」

美希「ハニー…言ったよね…結婚できる年になったら考えてやるって…」

美希「冗談だって分かってるんだけど…本当はどう思ってたのかな…」

美希「………」ナデナデ…

美希「ハニー……」

美希「今日は…一緒に寝ても…いいよね…」

_____
_____
____

美希「はぁ…はぁ…はぁ…面会時間ぎり…なの」

美希「ごめんね…ハニー、仕事で…」

____
______
____

美希「えっ…撮り直し!?」

美希(面会時間が…)

_____
______
_____

美希「急な仕事ー?」

美希(ハニー……)

ガチャ…

美希「………」

美希「………ただいま…ハニー…」

美希「………」

美希「………」

美希「……ねぇ…ハニー…美希ね…」

美希「なんだか疲れちゃった…」

美希「だからね…」






美希「美希…アイドルやめることにしたの…」





美希「ハニーのことは大丈夫だよ…」

美希「自分で言うのもなんだけどすごい人気だったんだよ」

美希「だから…大丈夫だよ…ハニー…」

美希「……ごめんね……」

美希「ごめんね…ハニー…美希を…アイドルにしてくれて…」

美希「ありがとう…ハニー…」

美希「本当に…ごめんね…」

______
_____
____

美希「おはよう…」

美希「美希…18歳になったよ…」

美希「それと…」

美希「おっぱいももうすぐで3ケタだよ」

美希「ハニー的にはそっちが大事かな?」

美希「ハニー…ハニーに伝え忘れてたんだけどね…」




美希「美希…卒業したら結婚しようと思うんだ…」




美希「その人ね…脳のお医者さんなの…」

美希「美希…ハニーのことが好きだけど……それでもいいって言われたの…」

美希「辛いことは分かち合おうって……」

美希「そう……いわれたんだ……」

美希「ハニー…怒るよね…」

美希「それとも…なんとも…おもわないのかな…」

新人看護婦「あの子毎日来てますね。あそこ空き部屋なのに」

看護婦「ああ、新人だから知らないのね」

看護婦「あの子が患者なのよ」

美希「でも…そんなの相手に悪いって思うから…」

美希「だから…これで…さよなら…」

美希「無責任でごめんね…」

美希「お世話は他の人に頼んであるから…」

美希「うぅ…はにー…お別れって…辛いね…うぅぅぅ…うっ…ぐすっ…」

美希「もう…起きてくれないのかな…ハニー…美希…もう…」

美希「待てないよ…ハニー…ぐすっ…」







美希「…さよなら…ハニー」













バタンッ












?「ツメ……タイ……」

?「………ア……メ?」

?「……ミ………」

?「キ………?…」










________

______

____

やよい「美希さん綺麗です…」

雪歩「本当……綺麗…」

美希「みんな…ありがとう…」

真「いやーまさか美希が結婚なんて勢いで仕事キャンセルしたからプロデューサーに怒られちゃったよ」

美希「あはは…真クンらしいの…」

美希「じゃあ…式が始まるから…」

千早「えぇ…じゃあまた後で…」

美希(春香は……来てくれなかったか……仕方ないよね…)

ワァァァァァァァア……


おめでとう

おめでとう

おめでとう

おめでとーう

ワァァァァァ…

真「ブーケとって次に幸せになるのはボクだよ」

あずさ「あらあら~真ちゃん今回は私に譲ってほしいわー」

小鳥「ブツブツブツブツ」

伊織「ふ、ふん!こんなの興味ないわ!」

美希「よーし!いくよー!!!」



えーい!!!







ぱさっ











美希「えっ………」


美希「は……に……い……」

美希「……ハニー…どうして…ここ…」

美希「なんで…起きて……」

P「春香に…聞いてな…自分はいけないから、せめて祝ってくれって…」

美希「……」

P「起きたのはお前のおかげだよ…美希」

美希「えっ…」

P「お前の旦那さん、お前が一番最初に俺のことを話した時から看ててくれたらしい」

美希「……えっ…」

P「それでもこんなに早く目覚めるのは奇跡に近いそうだが…」

美希「ハニー……美希は……美希は…」

P「……」フルフル

美希「ハニー……」

P「美希……俺からお前に言わなければいけないことがある」

美希「……なに…なんなの…ハニー」

P「美希…俺は…」

P「お前のことが好き…だった…」

美希「えっ…」

P「今まで本当に世話になった…」

美希「……はに…い…」






P「さよならだ…美希…お幸せに……」








美希「うん……さよなら…ハニー、未来は……何色…?」グスン










P「これからのお前の人生は……薔薇色だよ…じゃあな…」









美希「さようなら…おげんきで…………」




終わる

ED:ふるふるフューチャー

そして最後に皆さんに一言


俺でごめん



茂木健一郎「・・・美希、本当にこれでいいのかい?」

お前らつくづく酷いよな

>>1だよ
俺のSSでID変わるのはよくあること
始めにコテと酉つけ始めた理由はそれ
今は何の意味も成してないけど

あれ?ハッピーエンドだろこれ

SSのあとのこういう総評って
逆にみんなでやって欲しいわ

オールEでいいよ

地の文は俺には書けないのはすでに実証済みだよ
既に日本語おかしいにゃお

忘れてたけど今日普通に仕事じゃん

ぜんぜん眠れん;^^

アイマスキャラの名を借りたケータイ小説やな

P評価画面かよ

>>302そ           れ           だ 

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