モバP「うっそ!まじで!?」 (24)

みく「にゃ?Pチャンどうかしたのかにゃ?そんな変な声上げて」

P「みく……お前さ、俺に嘘ついてない?」

みく「う、嘘って……そんなのついてる訳ないよ。まず何の話にゃ」

P「この紙を見てほしい」

みく「これ、みくのプロフィール?別に嘘なんて、誕生日も血液型だって合ってるし…」

P「そこじゃない、スリーサイズだ」

みく「ス、スリーサイズ!?Pチャンみくのどこを見てるのにゃ!」フシャー

P「いや胸とか尻とかが問題じゃないんだ。問題はウエストだ」

P「お前、凛よりウエスト細かったの?」

みく「……え?」

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P「ほら凛のプロフィール見てみ」

渋谷凛  B 80.0 W 56.0   H 81.0

P「んでこれがお前のプロフィール」

前川みく B 85.0 W 55.0 H 81.0

P「な?」

みく「ほ、本当にゃ。凛チャンよりみくの方がWが1cm細いにゃ……」

P「それでみく、弁明は?」

みく「弁明って何にゃ!みくは嘘ついてないにゃ!」

P「パッと見る感じ凛の方が細く見えるし」

みく「それは全体的に凛ちゃんの方がスレンダーだからそう見えるだけにゃ!みくは自分を曲げないよ!」

P「そうは言ってもなぁ」

みく「そんなに言うならもう一度測ってみても!……待って今の無し」

P「無しってなんだよ……測り間違いかもしれないし、二年経ってるからプロフィール更新してもいいんだぞ?」

みく「いや、あの……この間かな子チャン達と……その、ケーキバイキングに……」

P「……また行ったのか」ハァ

みく「と、とにかく測るのはナシって方向にゃ!」

P「まぁそれでもいいけど、俺がお前に疑惑を持ち続けるのはやめないよ」

みく「だからそれは凛チャンがスレンダーで胸がみくよりちっちゃいからそう見えるだけにゃ!何度も言わせないでにゃ!」

凛「私がなんだって?」

みく「」ビクーン

P「お、凛おはよう」

凛「おはようプロデューサー。で、みくが私の胸がどうとか聞こえたんだけど?」

みく「あー、えーと……ごめんなさいにゃ……」

凛「はぁ、私よりみくの方がウエストが細い、と」

P「数値上ではな。実際今どうだかわからないけど」

凛「まぁ測りたくないって気持ちは分からなくもないけど、仕事に関係する数値だしもう一度測った方いいんじゃないの?」

みく「わ、分かったにゃ……まさかこんな辱めを受けるなんて……」オヨヨ

P「まぁ気づいてしまったものはちかたないね。それじゃ測るか」

みく「Pチャンが測るのかにゃ!?前と一緒でちひろさんじゃないのかにゃ!?」

P「今ちひろさん外出中だしな。服の上からサッと測るだけだ、そう言わんでくれ」

みく「う~……」

P「はーい、それじゃばんざーい」

みく「…」バンザーイ

P「……」

みく「ど、どうかにゃ?増えてないよね?」

P「……cmだ」

みく「え?」

P「59cmだ」

みく「え……?」

みく「そんにゃ……あれから4cmも……?」

凛「まぁそうなるよね。あんなにケーキバイキングでぱくぱく食べてたらそうなるよ」

みく「Pチャン!もっとぎゅっとメジャー引き絞って測って!」

P「それじゃ意味ないだろ……現実を見ような、みく」

みく「……!待ってPチャン!」

P「どしたよ」

みく「みくの格好を見て!」

P「よく着てるセーターだよな。似合ってるぞ」

みく「ありがとにゃ!ってそうじゃなくてこの生地のせいで多少太くなってるんじゃないかにゃ!?」

P「確かにそうかもしれないけど……」

みく「今から服めくるから直で測って!」

P「いやいやいや、いくらプロデューサー相手でもそれはちょっと」

凛「みく、もうちょっと羞恥心を持とう」

みく「こうなったら仕方ないのにゃ!早くそれで測ってにゃ!!」

P「んー……それじゃ凛、お前測ってくれないか?同姓だしそっちの方がいいだろ」

みく「凛チャンは今ウエストライバルなのにそんなことされたら詐称するかもしれないにゃ!」

凛「さっきから思ってたけど、みくの私への評価ひどくない?」

みく「元はと言えばPチャンがウエストのこと言い出したのが原因なんだから腹くくるにゃ!」

??「ウエストを測るだけに、腹をくくる……」フフッ

P「今誰か…?」

P「……分かったよ、測ってやるから」

みく「さぁ!どんと来いにゃ!」ハラダシー

P「……なぁみく」

みく「な、何?恥ずかしいから早く……」カオマッカ

P「お前腹綺麗だなぁ、って痛てぇ!」バチコーン

凛「みくにいつまでお腹出させてるの、早く測りなよ」ムスッ

P「あ、あぁ……」

みく「そ、それでPチャンどうかにゃ……?」

P「55.5cm、ちょっと大きくなったけどまぁ許容内だな」

みく「よ、良かったにゃ~」

P「良くは無いぞ、それでも若干太くなってるのは変わらないんだからな。ケーキバイキングとかそういうのは節制するように気をつけろよ?」

みく「う”っ……分かったにゃ」

P「ならよし、レッスンでしっかり引き絞れよ、ん?」チョイチョイ

凛「プロデューサー、私のも測って」

P「凛のもか?でもお前あんまり変わってないんじゃ……?」

凛「太くなったのを心配してるんじゃないよ、まだみくより太いと思われたくないだけ」

みく「ふんふ~ん凛チャンはやっぱり少し気にしてたんじゃにゃいか」

凛「みくは黙ってて、ほらプロデューサー早く測って」フクメクリー

P「ちょ、別にお前は脱がなくていいだろ!」

凛「着たままで向こうより数値が上だったら、めくった状態で測り直すから二度手間になるでしょ。いいから早く恥ずかしいんだから」マッカ

P「お、おう。んじゃ測るよ……」

凛(こうして服めくってる所にプロデューサーの顔が近いと、すごく恥ずかしい……)

P「55.4cmだな、少し締まったんじゃないか」

凛「よし!」ガッツポー

みく「そ、そんにゃ」

凛「残念だったねみく。あー私スレンダーだからなースレンダーだからなー」

みく「Pチャン!なんか悔しい!もう一回測って!」

P「えー……」

みく「早く!今度はもっとぎゅっとしてね!」

凛「プロデューサー、みくを測り直すなら私のももっとぎゅっとして測って!不公平になるじゃん!」

みく「Pチャンみくをギュッとして!」

凛「私も早く!」

「参ったなぁ、分かった順番的にみくから先に……ん?」チョイチョイ

ちひろ「女子高生に腹出させて『ギュッとして』と言わせるプレイですか?」

P「あ、いやちひろさんどうも、これは二人のウエストを測ってるだけで……」

ちひろ「ウエスト測るなら私にさせればいいじゃないですか?あと服の上からでもいいですよね?何か弁明は?」

P「色々と深い訳があるんですよ!今回は本当です!なぁ二人とも何か言ってくれ!」

早苗「うんうん、二人とも辛かったよねぇあの人にセクハラされたんでしょ?分かるよ私も婦警の時に結構されたからね、全員〆たけど」

P「」

早苗「二人に何があったとかは後で聞くよ、まずはP君を〆てから慰めてあげるからねっ!」

P「ほんまに違うんだー!!!」


終わり

みくのウエストが凛より細いと知って驚愕したSS

いやそれでも二人とも細いんだけどさ

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