【R18】京太郎「」おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」春「その4」ポリポリ (686)

○このスレは京太郎を主人公とする18禁SSのスレです。

○某ヒロインと似たような事は言っていますが、学園都市とは関係ありません。

○安価スレに慣れる為の実験作でもあるので、たまに安価を出しますが、基本、どれを選んでもBADにはなりません。

○エロ描写は書き溜めしてから投下するので数日空く事もざらにあります。申し訳ありません。

○割りとご都合主義です。エロネタ書きたいから仕方ないね。

○スレ主は風評被害があまり好きではありません。このスレではご遠慮下さい。

○スレ立て初めてです。色々と不慣れな事に苛立たせるかもしれませんが、アドバイスをお願いします。

○エロはファンタジーと割りきって、気楽にお楽しみください。

○小ネタは重大なミスをスレ主がした時や嬉しい事があった時のみ。1000はありません。ご了承ください。

○雑談はウェルカムです。だが、ネタバレと鬱ネタだけは止めろ(迫真)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1366387828

前スレー。

【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」和「SOA」
【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力か…」和「SOA」【安価 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362581171/)

【R18】京太郎「」おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」漫「その2」
【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」漫「その2」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1363712140/)

【R18】京太郎「」おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」小蒔「その3です!」
【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」小蒔「その3です!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364907441/)

>>前スレ1000
○小ネタは重大なミスをスレ主がした時や嬉しい事があった時のみ。1000はありません。ご了承ください(ニコッ

……あ



イッチスレタイミスってね?(ゲスガオ

さて、それじゃあようやくプロローグ終わってヒロイン出揃ったしな!!
このスレの安価方式説明すんぞお前らあああああ!!!
…いや、もうマジで安価説明まで一ヶ月以上掛かってるってマジで何なんだよ…(震え声)

>>前スレ997
勝手にそう思っただけだから気にしないで欲しいが、勝手に危惧して勝手に画策して勝手に失敗して勝手に釘さしたように見えたからついそう思ってしまっただけでつ
変に気を遣わせて申し訳ない

乙牌
霞さんはどの時点で二人に気付いたんだろう?行為の最中?


緑一色が倍満ででも点数は役満でつまりどういうことだ
二人麻雀は特別ルールだったり?

このスレは基本的に安価スレです。
安価スレったら安価スレですってば。
ただ、基本的に取るのは範囲のコンマ安価のみ。
それも直下から↓3までの三つを取ります。
その中で最も良いコンマを採用するという戦犯の出ない仕様となっております。
やったね皆!これで玄米…もといクロチャーを叩かずに済むよ!!
また結果出てから書き始めるので、どうなるかは書き始めないと分かりません。
なので、基本的には

00〜30

もうやだめげそう…;




このスレは基本的に安価スレです。
安価スレったら安価スレですってば。
ただ、基本的に取るのは範囲のコンマ安価のみ。
それも直下から↓3までの三つを取ります。
その中で最も良いコンマを採用するという戦犯の出ない仕様となっております。
やったね皆!これで玄米…もといクロチャーを叩かずに済むよ!!
また結果出てから書き始めるので、どうなるかは書き始めないと分かりません。
なので、基本的には

01〜30
31〜70
71〜00

という形で出すとおもいます。
基本的には↓に行くほどいい結果が出て、好感度や情報ピースを稼げる仕様となっております。

【情報ピースや好感度】

このスレは最初にヒロインを選択し、そのルート内で設定された攻略条件を満たす事でエロシーンへと行き着く事になっております。
その為に必要なのが好感度と情報ピース。。
これが足りないと中々、エロシーンに入れずにやきもきさせる事になります。
必死になって高安価狙って、これらを集めましょう。


またエロシーンは最初のを含めて、六回あります。
エロシーンの度に屈服刻印がレベルアップし、ヒロイン全員を最大の5へとアップするとエンディングです。
ただし、あげた順番に寄ってエンディングが変わったりはしません。
このスレはハーレムスレなので、最初からハーレムエンド確定だ。安心しろ。

大量更新乙乙〜
姫様の正妻気取りが今後どう崩されるかと思うと股ぐらがいきり立つね(ゲス顔)
いくら姫様が可愛いと言えどぽっと出で正妻になれると思ってはいけない

R-18じゃないのかハイフン入れてずっと探してた
今度こそ豊音・・・

誰にとって悪い結果が出るのか…

【ヒロインについて】

現在、長野にいるヒロインは姫様とのどっちだけです。
故に漫ちゃんはこちらから積極的に攻略していく事は出来ません。
しかし、他のヒロイン二人が同レベルになると自動的にデートイベントが発生し、エロシーンを見れます。
ある種、もう攻略終ってるキャラなので、山場も谷場もありません。
ただ、ひたすらイチャイチャするだけの癒しキャラです。
ただし、適当にいちゃつく安価はあるので気軽に参加して下さい。
つーか、参加してくれないと都合三回のデートイベントとかどう回せば良いのか分からん…(震え声)

これくらいかな?何か質問ある人ー?

>>7
うわあああああああ!?コピペ先ミスってたたああああ!?
咲ちゃん終わったら小ネタ安価出すから楽しみにしてろよ…(涙目)

>>11
霞さんが気づいたのは朝、姫様を起こしに行った時です。
霞さんはな!!!!

>>12
もうそういう事にしておいてください…。
うん、その…完全にミスなんだすまん…。

>>18
基本的に京ちゃんにとって悪い結果です。
俺がヒロイン傷つけられる訳ないだろ!!!
まぁ、京ちゃんがうまくいかない所為で、ヒロインが傷心したりするかもしれないけど
このスレは鬱とかそういうのないんで安心してつかぁさい。

>>9
でも、霞さんが居なかったらもっと悲惨な事になっていたのではなかろうか。
ていうか、多分、霞さんがいなかったら姫様が病んで拉致監禁ルート一直線だった事を思えば、霞さんはある種、京ちゃんの恩人である。
それでも展開上、色々とアレな役目を背負わしちゃったのはあると思う;
霞さんファンの人は申し訳ない。
別に霞さんが嫌いとかそういうんじゃないんだ…。

>>16
基本的にヒロイン同士が絡むことは殆どないので、正妻気取りは崩れないかもしれない。
でも、まぁ、山場の為には谷場も必要だよね(ニッコリ)

>>17
とよねえファンの人か。
最初は入れてたけど、文字数の都合で削除したんだ…すまぬ…。
とよねえは俺も書きたいから安価取ってくれるのを期待している。
後、×××と俺ってやらない夫スレもオススメだよ!!(ステマ)



んじゃ、質問もないみたいなんで次のヒロインルートどっちを選ぶか安価出すぞおおおおおおお
>>27!!君の意見を聞こう!!!

この熱いのどっち推し。
俺の姫様が不人気なのか、のどっちを不遇にしすぎたのか。
あ、後で後悔しても知らないからな…(震え声)
何はともあれ、のどっちルート了解。
明日、導入書いて試しに安価やってけるようにはするお。

トイレ行ってたら安価終わってた
>>25
先生豊音が見たいです・・・安価王なりたいです!

安価王になる方法とは、>>31自身がとよねえスレを立てる事だ…!
後、やっぱりのどっちを放置しすぎたんだな…色々とすまぬ。
ヒロイン三人出揃う前にのどっちに構い過ぎるともうルート確定しちゃって動かなくなっちゃうからって不遇にしすぎた。
今回もオチリリーフで申し訳ない。
その分、メインルートでは可愛いのどっちを見せられるように頑張るよ!!

後、前スレの小ネタと本編に関して聞きたいんだけど…
小ネタは今日投下した分の方が良かった?それとも昨日の方が良かった?
後、姫様のエロはちゃんとエロかっただろうか…?
構ってちゃん全開ですまんが…反応なくてちょい不安でな;;

レスが無ければ抜いてると思ってれば概ね間違い無いよ
エロ始まる前に緑一色親倍48000で首かしげはしたが

いや書き込んでる最中に反応するのって無粋かなーと・・・

>>38
自分でスレ立てたら安価取れないじゃないですかー
VIPと違って合いの手入れなくていいからつい魅入ってしまいますね後↑の理由とか

このスレはエロいから投下中静かになる。心配するなイッチ

>>40
いや、もう神様の数え方の間違い方も含めて、ホントごめんね…。
ちゃんと見なおしたはずなのに何であんな間違いしてるのか自分でも疑問です(吐血)
それはさておき、ありがとう!
だが、1000はねぇって言ってるだろうが!掘るぞ!!

>>41>>42>>43
あ、書き込んでる最中じゃなくて、投下終わった後な。
そのすぐ後に安価方式の説明やら次スレ以降やらやっちゃった俺が悪いんだけど、やっぱり気になって。
それはさておき、ありがとう!
そう言ってくれると大分、気が楽になったよ。
後、>>42は自分で安価取りに言っても良いんじゃよ…?(チラッ

姫様ボコられすぎィ!
全部、俺の見せ方が悪いんだ。
叩くのは俺にして、姫様を虐めるのは止めるのですボクたち!!
いや…本当、期待してくれていたであろう姫様ファンの皆はごめんね…。

後、今日はちょっと付き合いでお酒飲んじゃったんで小ネタも投下もなしにさせてくれ。
明日もちょっとどうなるか分からないから期待はするな!!

なんだよ、お前らツンデレだったのかよぉ。
つい不安になっちまったじゃないかよ!!
でも、嬉しかったから本編だけ投下しちゃう。
悔しい…でもビクンビクン














衣「ノノカ。お前…弱くなったな」














〜京太郎〜
その日は龍門渕高校との対外試合の日だった。
秋季大会前の調整を兼ねているとは言え、同じ予選地域の龍門渕との試合って良いのだろうか、と思わなくもない。
だが、既にこっちの手の内は殆どバレきっているし、逆も同じだ。
今更、対外試合の一つや二つ程度で、大きくバランスが崩れる事はない。
特に今回は永水女子が躍進した理由でもある小蒔が入部しているのだ。
こちらの手の内がバレてしまうよりも、麻雀部に入部した小蒔を何処に置けば良いかを考える方が先決だと染谷先輩も考えたのだろう。

京太郎「(まぁ…それに俺がついていけてるのが不思議なのだけれど)」

龍門渕は見事な女子高だ。
その内部で行われる対外試合は普通、男子禁制だろう。
しかし、染谷先輩は一年目に俺を雑用として使っていた事を気にしてか、一選手として一緒に連れて行ってくれた。
お陰で女子と打つ事になったけれど…龍門渕の選手は殆どがおもちの控えめな人たちである。
能力が発動する事もなく、ノビノビと打つ事が出来た。

京太郎「有難う…ございました」プシュー

しかし、かと言って、俺が勝てるかどうかというのは別問題である。
まだ麻雀を本格的に初めて数ヶ月も経っていない俺が太刀打ち出来るほど魔境長野を勝ち抜いた龍門渕の選手は甘くない。
面白いほどボッコボコにされ、殆ど和了る事も出来なかった。


京太郎「(でも…見えてくるものはあった…)」

数少ない俺の和了。
それは俺の中で朧気ながらも形になりつつある集中力の極地に片足を突っ込んだ時だった。
今の俺でも…『ゾーン』に入る事が出来れば、長野でも有数の実力者たちに太刀打ち出来ない訳じゃない。
勿論、地力の向上は必要不可欠ではあるが、『ゾーン』は俺の能力とは言わずとも武器にはなってくれる。
その手応えを得ながら、ふと横の卓を見れば、そこには天江選手の姿があった。

京太郎「うわぁ…」

そこは明らかに空気が違っていた。
ドス黒く渦巻き…波打つような荒々しい空気。
まるで嵐の中の海を彷彿とさせるそれは俺の卓には勿論、ない。
それは恐らく…その中心となっている天江選手がさっきの卓にいなかったからなのだろう。

京太郎「(魔物かぁ…言い得て妙だよなぁ…)」

人智を超えた『何か』を持つ圧倒的な存在。
素人に毛が生えたレベルの俺でもはっきりと分かるそれは、なるほど、確かに『魔物』と言う言葉が適切なのだろう。
しかし、俺はその言葉を素直に受け止める事が出来ない。
それはきっとそうやって『魔物』と呼ばれていた小蒔が、普通の少女だと知ってしまったからなのだろう。
幾ら『魔物』と言われても…彼女たちは普通の女の子で…普通に生きている。
ちょっと変わったところを持つかもしれないけれど…あくまでそれだけの女の子なのだ。
それを『魔物』と呼んで区別するというのは少し間違っている気がしなくもない。


京太郎「(それに…世の中には『魔物』と呼ばれる人にだって勝てる奴がいるんだ)」

それは…今、天江選手と同卓している和が筆頭に挙がるだろう。
どれだけ天江選手の能力が強くても、和には通用しない。
どんな時でも最高のポテンシャルを発揮するのが和の能力なのだから。
相性次第ではエースキラー、ジャイアントキリングも達成出来る清澄のジョーカー。
エースである咲とはまた違った和の能力ならば、天江選手にだって… ——

京太郎「…え?」

そう思って近づいた俺の目に見えたのは信じられない光景だった。
和の手が一向聴のまま立ち止まり…まったく聴牌へと進んでいる気配がない。
河の様子を見たけれど、どれもこれも外ればかりでろくな牌が入っていなかった。

京太郎「(嘘だろ…そんなはずない…)」

ついこの前も俺は龍門渕高校と何度も繰り返された対外試合の牌譜を整理していたのだ。
そこには天江選手の支配に打ち勝ち、何度も和了る和の姿があったのである。
しかし…今の和にはその気配がまったくない。
同卓している他の子と同じく一向聴のままだった。


ハギヨシ「…おかしいですね」
京太郎「ハギヨシさん…」

いつの間にか俺の隣に立っていたハギヨシさんはさっきからこの卓の様子を見ていたのだろう。
その手にはバインダーが挟まれ、手は休まずに動き続けている。
スラスラとよどみなく動くそれはどうやら三人分の牌譜をリアルタイムで作っているらしい。
一人分でもリアルタイムは厳しいと言うのにこの人は一体、何をやっているのか。
そんな呆れとも感心ともつかない感情を抱く俺の前で、ハギヨシさんはふっと口を開いた。

ハギヨシ「さっきからずっとあの様子で…手が進んでいないんですよ」
京太郎「え…?」

しかし、そんなハギヨシさんから紡がれた言葉はその感情を遥かに超えていた。
思わず聞き返しながら、ハギヨシさんの紙を覗き込めば…確かに和の手は進んでいない。
この局だけじゃなく…最初から…ずっとずっと一向聴地獄に陥っているままだ。

ハギヨシ「…今までこんな事ありませんでした。なのに…どうして…」

その声に微かに残念そうなものを混じらせるのは、きっと主人の事を思っての事なのだろう。
殆どの相手に完封勝ち出来る天江選手にとって、和は天敵と言っても良い存在だ。
しかし、だからこそ、全力で打てる相手だとして、その実力を認めていたのである。
下手をすれば咲よりも認めていたかもしれない好敵手。
その和が今、自分の支配に抗えないと知った天江選手の心境たるや一体、どれほどのものなのだろうか。
付き合いの浅い俺には分からないが、天敵に勝てる喜びを覚えている訳ではないのは、主人を第一に考えるこの人の表情を見ればよく分かった。


衣「ツモ。リーチ一発小三元海底ツモ。満貫となって4000オールだな」
和「はい…」

そう言って天江選手に点棒を手渡した和には…もう点数はなかった。
所謂…箱割れと呼ばれるそれは…この局でゲームが終了した事を意味している。
しかし…俺はそれを見ても、まだ信じられなかった。
だって…和なのだ。
あの強豪ひしめくインターハイでも決してその打ち方を崩さなかった和が…今、箱割れするほどボロ負けしている。
憧れて…何時かは追いつきたいと思っていた彼女がそこまで負けるなんて、俺は今まで想像もしていなかったのだ。

衣「……」

そして、それは天江選手も同じなのだろう。
和から点棒を受け取った顔は寂しさと悲しさを見せていた。
小柄で子どもっぽいその顔を辛そうな表情に染められると、見ているこっちの良心が痛むくらいである。
しかし、俯き加減になり、ぎゅっと手を握りしめた和には…その表情は見えていない。
今…誰よりも打ちのめされているのは…多分、天江選手ではなく、和の方なのだろうから。


衣「ノノカ。お前…弱くなったな」
和「っ!!!」

だからこそ、和にとっては、その言葉は残酷なものにしか思えなかったのだろう。
天江選手の辛そうな顔を知らない和にとって…それは自分の弱さを責められているものにしか思えなかったはずだ。
だからこそ…あの気丈な和が肩を震わせ、怯えるように震えている。
しかし、そんな和と親しい優希も咲も…今は別の卓で戦っている最中で気づいていない。
ならば、せめて…俺が声を掛けてやらなきゃいけないだろう。

京太郎「(だけど…本当に良いのか…?)」

あの日…和が駅まで迎えに来てくれた日から…俺達はろくに会話していなかった。
それは俺の近くに大体、小蒔が居た事もあるが、何より大きいのは俺が臆病だった所為だろう。
失望されたり軽蔑されるに足る事をやっていた俺に…和に話しかける資格があるのだろうか。
そう思うとつい…懐いてくれている小蒔の方へと逃げてしまっていた。
和もまたそんな俺に話しかける事はなく、ぎこちない関係のまま今日を迎えていたのである。

京太郎「(そんな俺が…今更、和を励まして良いのだろうか)」

勿論…何とかしたいと思う心に理由なんかない。
人を助ける為に必要な資格なんてきっとないんだろう。
しかし…それでもやっぱり…何処か遠慮してしまう。
下手な事をやって余計に軽蔑されるんじゃないだろうか。
また失望されて…嫌われるんじゃないだろうか。
そう思って…放つべき言葉を紡げなくなるのは…俺の中で和がやっぱり特別だからなのだろう。


和「〜〜〜っ!」
京太郎「っ…和!!」

しかし、そうしている間に和は卓から立ち上がり、ダッとそのまま駈け出した。
娯楽室を駆け抜けるようなそれに異常に気づいた何人かが和へと視線を向ける。
だが、それを止められるものは誰もおらず、俺もまた…呼びかけはするけれど、腕を伸ばす事が出来ない。
結局…誰も止める事が出来ないまま、彼女は娯楽室を飛び出してしまった。

京太郎「和…」

その悔しさにギュッと手を握り締めるのは自分に対する怒りだ。
俺があの時…何かを言う事が出来れば…あの和を逃げるほど追い詰める事はなかったかもしれない。
いや…本当ならば…俺はそうするべきだったのだろう。
けれど、うじうじと悩んでいる間に、あの気丈な和が…逃げるように去ってしまった。
それが悔しくて…でも、和を追うほどの勇気は出せなくて…俺はその場に立ち尽くしてしまう。

ハギヨシ「…須賀君、原村様を追ってあげなさい」
京太郎「ハギヨシさん…でも…」

そんな俺に優しく話しかけてくれるのは黒髪の執事だった。
何もかもを完璧にこなす彼がそう言うのならば…それが正解なのかもしれない。
だけど、俺は特別、和と親しい訳ではないのだ。
いや、それどころか最近は嫌われているような節さえ感じるのである。
丁度、近くにいて…タイミングが合っただけならばともかく…ここで追いかけて良いのだろうか。
そう思うと…どうしても決心がつかず、顔を俯かせてしまう。


ハギヨシ「あの時、原村様は須賀君を待っていたと思いますよ」
京太郎「…そんな訳…」
ハギヨシ「では、どうして原村様はすぐさまあの卓から離れなかったのでしょう?」

尋ねるように言うハギヨシさんの言葉に俺はふと和の様子を思い出す。
確かに和は天江選手の言葉に何も言い返せず、震えていた。
しかし、その後、和がこの部屋を出るまでには数十秒近い空白があったのである。
勿論、それは和が周囲の空気に耐え切れなかったから…と言う理由が一番、説得力のあるものなのだろう。

ハギヨシ「それは後ろに須賀君がいた事を知っていたからだとおもいますよ」

だが、それでもこの人がそう言うと…そんな気がして仕方がない。
確かに…そう思うと強引ではあるものの、辻褄が合わない訳じゃないのだ。
和は明らかに集中を崩されている様子だったし、俺達の声が聞こえていても不思議じゃない。
天江選手の言葉の後、その場に留まったのも…俺から声を掛けられるのを期待してなのかもしれない。
勿論、それは自意識過剰も甚だしい…俺にとって都合の良い解釈だ。
だけど…俺は… ——

ハギヨシ「そうでなくとも、須賀君は傷ついている学友を放っておけるような薄情な男なのですか?」
ハギヨシ「私が友人となった須賀京太郎は…そんな薄情な男ではなかったはずですよ」
京太郎「はは…ハギヨシさんは厳しいなぁ…」

優しげな、しかし、突き放すような口調で厳しい言葉をくれるハギヨシさん。
それに自嘲混じりの声を漏らしながらも…俺の心は固まった。
それは多分…間違っているのだろう。
あまりにも自分勝手な妄想に近い考えだ。
だけど…もし…1%でも、その可能性があるというのならば…俺はここで立ち止まっている訳にはいかない。
突然、飛び出した和に状況が飲み込めず、オロオロとしている咲や優希の為にも…動かなきゃいけないのだ。


京太郎「(それに…さっきのは俺らしい考えじゃなかった)」

もう俺は嫌われるに足る事を山ほどやってきてしまっているのだ。
それを今更、コレ以上、嫌われたくないだなんてムシが良いにもほどがある。
それよりは…俺の言葉が少しでも和の助けになることを願って動くのが…須賀京太郎だ。
自分でも忘れかけていたそれを取り戻すのを感じながら、俺はゆっくりと顔を上げ、ハギヨシさんへと向き合う。

京太郎「それじゃ…ちょっと和を追いかけて来ます」
ハギヨシ「えぇ。私は今の間に、テンパッてる衣様をあやしておきますので」

ニコリと笑うハギヨシさんの視線の先にはオロオロと落ち着きのない様子で周囲を見回す天江選手の姿があった。
思わず言ってしまった言葉が和を追い詰めてしまったのだと気づいたその姿は今にも泣きそうなものになっている。
そんな天江選手へと近づくハギヨシさんに…彼女は飛び込むように抱きついた。
そのまま胸でボソボソと会話を交わすその二人には主人と使用人と言う枠を超えた信頼を見て取れる。
いや、或いは…それはもう信頼というものすら超えているのかもしれない。
そんな風に思わせる微笑ましい光景から俺はそっと目を逸らし、床を蹴るようにして駈け出した。

京太郎「(考えるのは…後だ…!!)」

俺が慰めても迷惑なのかもしれないとか…そう言う不安はこの際、全部捨てておけば良い。
もし、そうだった時に受け止めてくれる人が俺には二人いるのだから。
しかし…今の和にはそんな人すらもいない。
ならば、まずはその助けになる事を考えるべきだ。
例え…そうなれずとも…後に続くであろう咲や優希たちの踏み台にでもなれれば良い。
そう思って俺が向かった駈け出した先にいたのは… ——



【少目標:和を探しだせ】
【攻略条件:和を元気づけろ】


コンマ判定↓1~3
01〜30
31〜70
71〜00

ツンデレというか……十人が十人肯定するなんてことあり得ないんだし好みが出ちゃうのはしゃーない、気にしすぎない方がいいよ
自分は>>1がキャラを可愛く(エロく)書こうってのを感じるし実際可愛いと思う

というわけで判定60となったところで今日の投下は終わりです(キリリッ
多分、明日や明後日もちょこちょこ安価取りながら進めていくかもしれないけど、期待はしないでね。
そして最後に凄く消し忘れっぽいのがあるけど気にするな(吐血)

>>100
可愛いと言ってくれてありがとう!
分かってはいるつもりなんだけど…思ったより評価がマイナス方面に傾いてるっぽくてびびってた。
もっと開き直らないとダメなのは分かってるんだけどねー;
他の皆も迷惑かけてすまんかった。
もっとヒロイン可愛く、そしてエロく書くから、完結まで付き合ってくれると嬉しい。

>>1のすばらな技量のせいで、
衣がハギヨシを妖艶で性的に攻める背徳的なキャラにみえた訴訟

執事を攻める幼女ってエロくね?

>>94
衣の手跳満じゃないの?



面白いんだけど一気に話が進んじゃってる感じだから、もうちょっと周りの反応とか見たいかな
鹿児島で姫様と年ごろになった後の霞ちゃん達や、転校初日の話や京太郎との関係に対する麻雀部の反応とか

>>108
リーチ1一発1小三元4海底1ツモ1で倍満

いや倍満だな

>>107
ころたんの愛は重いからね、ちかたないね。
でも、ころたんならマジでハギヨシ縛り付ける為にそれくらいやってもおかしくないイメージ。
逆に透華は純愛路線一直線っぽい。

>>108>>110>>112
ころたんのセリフ中途半端に直し忘れてました(吐血)
>>110の言う通り倍満で合ってます(白目)
つーか、最初に小三元を二で計算してた時点で何かがおかしい事に気づけよ自分(涙目)

>>109
展開についてはごめん。
ただ、あっちもこっちもって手を伸ばすと俺の処理速度の都合でマジで話が進まなくなるんだ…。
ただでさえ遅れ気味だから、ばっさり省いてるけど、姫様ルート選べばちゃんとその辺の事も触りだけ描写すると思う。
信じられるか?このスレ元々4月末には終わる予定だったんだぜ…?(震え声)

なんでサイレン方式やねんw

頼むイッチこのスレが終わったら貧乳ハーレムを書いてくれ!

小もちならともかく子持ちなら大変だな
ところで、このスレの能力って認識が重要なんだよね?
貧乳でも何らかの手段で巨乳だと錯覚すれば能力の対照になるんだよね
ということはニューハーフや性転換した人は対象になるんだろうか
全く意味のない仮定といってしまえばそれまでだけど

京太郎は巨乳が好き過ぎてこんなヘンテコな能力を得るに至った
つまり咲ちゃんや毒牙にかかった3人は「京太郎から和了と発情させる能力」を得る可能性が微レ存?

咲「んっあぁぁぁっ♥♥」

最初に感じたのはビリビリとした快感だった。
それが少しずつ熱や硬さと言ったものに分化し、形になっていく。
けれど、それは私にとってはもう慣れ親しんだものだ。
火傷しそうな熱も、グイグイと私のお肉を押し広げる硬さも…。
全部全部、京ちゃんの恋人である私にとってはいつも通りのもの。
そう思うと…お腹の底から安堵感が湧き上がり、蕩けていってしまう。

咲「(こんなに…凶悪なのにぃ…っ♪)」

最初の頃はそうやって挿入されるだけでも痛くて仕方がなかった。
でも、京ちゃんが私の事を求めてくれるのが嬉しくて、私は何度も恋人に身を捧げた訳である。
結果…京ちゃんの肉棒は恋人である私を覚えてくれたらしく、今では痛みなんてまったくない。
あの時から熱も硬さも衰えるどころか、寧ろ強くなっているけれど、それら全てを快感として受け止める事が出来る。
それは…別に私の身体がエッチになっちゃったとかそんなんじゃない。
あくまでも…覚えたのは京ちゃんのエッチな身体の方で、私はそうじゃないんだから。

咲「きゅぅぅぅッ♪♪」

そんな事を思っていたからだろうか。
京ちゃんの肉棒がズリズリと私のお腹を擦り上げる。
亀頭を押し付けるようなそれに私はゾクゾクと快感を走らせる。
だって…京ちゃんが執拗に責めているそこは…私のGスポットって言われる部分なんだもの。
普通に触れられるだけでもビリビリしちゃうのに、ゾリゾリって集中的に擦られて我慢出来るはずがない。、

咲「(それに…私まだ余韻がぁ…ぁ♥♥)」

京ちゃんの逞しいモノを押し込まれた私の身体はまださっきの絶頂から完全に回復していない。
神経には絶頂の余韻が駆け抜け、そこを敏感にさせているんだから。
その上…こうしてGスポットをグリグリされたら…何時も以上に感じてしまう。
感じて…お腹の奥からムズムズ感が沸き上がってきちゃうのだ。

咲「うひゅあ…あぁぁぁっ♪♪♪」

何処かおしっこにも似たムズムズ感。
けれど、それはおしっことはまた違った排泄欲求なのは分かっている。
今までだって…京ちゃんに何度も漏らされた…女の子の体液。
俗に言う潮が…私の中で解放の時を今か今かと待っている。

咲「(嘘ぉ…っ♪早すぎ…ぃぃ♥)」

性的絶頂を伴う事も少なくない淫らな排泄。
それをもう私の身体が求めているという感覚に私は困惑を覚えた。
今までこうしてGスポットを責められた事はあれど、こんなに早かった事なんて一度もなかったのである。
まだ挿入から一分も経っておらず、普段ならとっくの昔に届いているはずの亀頭も子宮口にさえ届いていない。
それはただ京ちゃんが何時もと責め方を変えているだけではなく…私の身体が敏感になっているからなのだろう。

咲「(あそこで…あそこであんなにイかされちゃったから…私…ぃっ♪♪)」

未だに私の身体に絡みつく快楽の余韻。
それが排泄の欲求を大きくしているのを感じながら、私は悔しさを感じる。
流石に挿入されて一分で…潮吹きだなんて…エッチにもほどがある有様だ。
どれだけエッチしたかったんだって言われても、おかしくはない状態だろう。
だけど…私はもう…その欲求を抑える事が出来ない。
そんな事無駄だって最初から分かっているし…それに…それはとっても気持ち良いんだから。

咲「(私…やっぱり勝てない…っ♪京ちゃんのオチンポに…勝てないよぉ…♥♥)」

今まで何だかんだ言いつつも折れては来なかった私の心。
しかし、それが…オチンポを挿入れられただけで…あっという間に蕩け、グチャグチャにされていく。
それは内心、望んでいた事とは言え、愛撫だけであればもうちょっと保った事だろう。
けれど、それが…こうして肉棒一つでひっくり返され…思考がメスへと傾いていく。
それすらも心地良い私の中で排泄欲求がグワリと大きくなり…外へと目指して押し出されていった。

咲「っきゅんんんんんんんんっっ♥♥」

ぶしゃああと凄まじい勢いで吹き出し、私と京ちゃんと穢す透明な汁。
その瞬間、ドロリとした快感が私の身体へとその手を伸ばし、私の内側を染めていく。
何処か背徳感混じりのそれは…きっと京ちゃんを穢している事への申し訳なさ混じりなのだろう。
そうは思いながらも…私の一度出てしまった私の潮は止まらない。
吹き出す度に背徳感と快感を撒き散らしながら、びゅるびゅると私達を濡らしていく。

京太郎「ん…随分、早いな」
咲「ふあ…あぁぁ…♪♪」

そうやって潮吹きした私の前で京ちゃんは意外そうにそう口を開いた。
多分、元々、潮吹きさせるつもりであったとは言え、ここまで早く私が潮を吹くとは思っていなかったのだろう。
そう思うと私の頬は恥ずかしさで赤くなり、ポカポカと京ちゃんの胸板を叩きたくなる。
しかし、今もなお、私のGスポットをゾリゾリと擦る肉棒がそれを許さず、私の腕は快楽に震えているだけだ。

京太郎「咲は相変わらずGスポット弱いなぁ…」
咲「きゅぅ…ぅぅ…♥♥」

からかうように言う京ちゃんの言葉を私は否定出来なかった。
流石にイッた訳ではないけれど…挿入から一分で潮吹きだなんて早すぎる。
ましてや…その最中、責められていたのはほぼGスポットだけで、奥にはまったく手を着けられていないのだ。
それなのにこうして潮吹きするだなんて…弱いと言われても仕方がない。

咲「京ちゃんが開発しらからでしょぉ…♪♪」

けれど、それは京ちゃんが私に色んな事を教えこんだからだ。
私と一杯、エッチしちゃったから…こうなってしまったっだけである。
本来の私はもうちょっとおしとやかで慎み深い子だったはずなのだ。

咲「(まぁ…それが過ぎて…最初は泣いちゃってたんだけれど…)」

今から思い返せば…それが色々とイけなかったのかもしれない。
京ちゃんが必死になってエッチの勉強をし始めたのは、丁度、その頃からなのだから。
私も気持ち良くなれるように、と…気遣ってくれていたのが多分、そのキッカケなんだろう。
…今ではそれが過ぎて気持ち良くなりすぎてるんだけど…京ちゃんはまだまだ勉強を止めるつもりはないようだ。

京太郎「あぁ…これからもっと開発していくからな」
咲「馬鹿ぁ…っ♥」

ウキウキと抑えきれない期待を浮かべて、京ちゃんはそんな事を言う。
勿論…私だって別に…エッチな事は嫌いじゃないから…本当に心から嫌って訳じゃない。
でも、それはあくまでも京ちゃんの性欲処理の為であって…私が感じたい訳じゃないのだ。
けれど…京ちゃんの所為で私はドンドン敏感に、そして淫らにされていく。
それが悔しくて、罵るような言葉を放つものの、京ちゃんの表情は変わらなかった。

京太郎「そうそう。俺は馬鹿だから一つ覚えってな…!」
咲「んひぃぃぃっ♥♥」

そのままグイッとGスポットを抉る京ちゃんの腰の動きに私は思わず淫らな声を放ってしまう。
微かに浮かび上がった背筋にはゾクゾクが止まず、子宮がキュンキュンってしちゃっていた。
その奥から持ち上がるドロドロとした熱は…私が再び絶頂しようとしているからなんだろう。

咲「(まだ挿入されきってもいないのに…ぃ♪♪)」

セックス開始から(恐らく)二回。
挿入からだと初めての絶頂は…さっきよりも遥かに大きいものだった。
予兆だけでさえ、私の身体をドロドロにしちゃうくらいの熱がそこには込められているのだから。
それが弾けた時、私はきっととっても気持ち良くなって…頭の中までうっとりしちゃうんだろう。
その心地好さを文字通り嫌というほど知っているけれど…だからといって不満はなくならなかった。

咲「(こんな…セックス…私を…感じさせる為のセックス…ぅ♥♥)」

勿論、そうやってイかされるのは嫌いじゃない。
身体がドロドロになっちゃうくらい気持ち良いし…うっとりするくらいに心地良いのだから。
しかし、だからと言って、それは京ちゃんも同じって訳じゃない。
殆ど挿入せず、また動かずに私をイかせようとするそれは…京ちゃんにとってはあまり気持ちの良いものとは言えないだろう。

咲「(我慢出来ないって言っていた癖に…馬鹿ぁ…♪♪)」

多分、それは私を辱める為だけではない。
勿論、その考えがないとは言い切れないけど…でも、それよりも大きな事は私を感じさせようとしてくれているのだろう。
京ちゃんなりに…あの手この手で私を開発して、痛みから無縁にしてくれようとしている。
それは分かるものの、やっぱりそうやって一方的に受け身にされるのは寂しい。

咲「(また一人でイくなんて嫌ぁ…っ♥嫌…なのにぃぃ…♪♪)」

恋人同士なんだから…もっと幸せで素敵なエッチがしたい。
京ちゃんにも私と同じくらい気持ち良くなって欲しい。
二人で絡み合うような…ドロドロの絶頂の方が良い。
しかし、どれだけ心の中でそう思っても…私の絶頂は止まらない。
さっき京ちゃんにクンニされた時と同じく…火が吐いてしまった身体は一方的にイかされるだけなのだから。


咲「ひぅ゛ぅぅぅぅぅうぅぅ♥♥」

そう思った瞬間、私の中にドロドロとした熱が弾け、全身を襲った。
あの時、クンニされた時よりも遥かに大きなそれに私の身体がブルブルと震える。
神経を荒れさせるようにさえ感じさせる激しいその快楽の波に指先までがビリビリしちゃう。
それを何とか堪えようと私の指先はベッドシーツを握ろうとするけれど…ふにゃふにゃになった指先にはそれさえも出来なかった。

咲「ふぅぅぅう゛ぅぅう゛んっっ♪♪」

しかし、それに悔しいと思う暇さえもなく、私の心にドロドロとした甘い熱が入り込む。
心をそのまま温めるようなそれは身体が感じる激しさとは無縁のものだ。
まるでなけなしの優しさをそこに集めたようなそれに…心の中が心地好さで満たされていく。
何処かうっとりとしたそれはクンニだけでは決して味わえない…セックス独特の感覚だろう。
それに京ちゃんと愛し合っている実感を高めた私の胸がブルリと震え、ブラの中で乳首の疼きが強くなった。

咲「ひあああぁああぁぁっ♥♥」

しかし、京ちゃんはそんな私にも勿論、容赦しない。
イッてる最中の私の腰を持ち上げるようにしながら、グイグイとGスポットをこすってくるのだ。
さっきとはまた違う角度で亀頭に擦られるそれに私の口から悲鳴のような声が漏れる。
しかし、それが悲鳴ではなく、嬌声である事は京ちゃんにはお見通しなのだろう。
私の前にのしかかる意地悪で優しい京ちゃんの顔には嗜虐的なものが浮かんだまま、揺るがなかった。

咲「京ちゃ…っ♥京ちゃあぁあああぁんっ♪♪」

エムッ気が芽生え始めた私にとって…ドキドキするその表情。
しかし、それでも気持ち良すぎる感覚に京ちゃんの名前を口にした瞬間、私の中で次の絶頂が目を覚ます。
勿論、未だに私の中の絶頂は終わらず、荒波に神経が揺さぶられているままだ。
そんな中、また次の絶頂に押し上げられたら、私は本格的にメスになっちゃう。

咲「(京ちゃんの恋人じゃなく…ただのメスにぃ…っ♪♪)」

そうなったら…もう終わりだ。
今日もまた京ちゃんに一方的にされちゃうだけされて…アヘアヘになっちゃう。
イき狂って、腰砕けになるまで犯されて…京ちゃんに何もお返し出来ないまま終わっちゃうんだ。
それが悔しくて悲しいけれど…でも、やっぱり私の絶頂は止まらない。
ドロドロになった神経を…さらにグチャグチャにかき混ぜようと…私は二度目の絶頂を迎えてしまうのだ。

咲「イっきゅぅぅぅぅぅぅんっ♪♪♪」

瞬間、ブワリと巻き上がったその熱に私は思わず絶頂を叫ぶ。
例え、それでも京ちゃんが止まらないと分かっていても…本能めいた叫び声をあげてしまったのだ。
そんな私に対して…京ちゃんが意地悪く笑いながら、激しく腰を揺さぶる。
円を描くような動きさえ加わったそれに私はすぐそこに三度目の絶頂がある事を悟った。

咲「(でも…ぉっ♪でも、これじゃあ…幸せになれないよぉ…♥♥)」

もうすぐそこに三度目の絶頂が見えるほどに敏感になってしまった私の身体。
中に流れる快感もやっぱり凄まじいものであり、それとは裏腹に心もうっとりとしている。
だけど…そこには幸福感はないのだ。
陶酔があるだけで…あの心から幸せだと思えるほどの充足感や満足感はない。
ただ、イかされるだけのそれでは得られないそれらに…私の心は満足する事が出来ず、陶酔の中で物足りなさを覚え始めていた。

京太郎「これどうだ…?結構、良い感じだろ…?」
咲「ひぅぅぅぅぅんっ♪♪」

けれど、それが京ちゃんには分かってくれないらしい。
感じる私を嬉しそうに見下ろしながら、腰を揺さぶり続ける。
その度に次の絶頂が近づくのを感じながら、物足りなさも強まっていった。

咲「(でも…身体だけは…ドンドン敏感に…っぃっ♪♪)」

絶頂が絶頂を呼び、また次の絶頂へとつながるイきっぱなしの状態。
それに片足を突っ込んだ私にとって、身体はもう敏感過ぎるくらいになっていた。
痛みすら曖昧になった身体は快楽しか受け取る事が出来ず、ただただ、気持ち良さに満たされていく。
それに自分の思考がケダモノへと近づくのを感じながら、私は力の入らない弱々しい腕で京ちゃんへとしがみついた。

京太郎「どうした?奥、疼いてるのか?」

そんな私に意地悪く尋ねる京ちゃんは色々と乙女心と言うか恋人心を分かっていない。
確かにGスポットばっかり弄られて…奥はさっきからキュンキュンって疼きっぱなしだ。
早く京ちゃんのオチンポが欲しいってもうメス全開で叫んでいるんだから。
でも、私が今、こうして京ちゃんにしがみついてるのは決してそういう訳じゃない。
勿論…それが欠片もないとは言えないけど…それよりも大きいのは…京ちゃんにも気持ち良くなって欲しいからだ。

咲「動いへ…ぇっ♥♥」
京太郎「へぇ…」

それを込めて漏らした私の言葉に京ちゃんの顔は意地悪なものを強くした。
きっと京ちゃんは私が我慢出来なくなってオネダリしちゃったと思っているんだろう。
でも、本当は違うのだ。
私はただ…入り口だけじゃなく奥まで京ちゃんに突いて貰って、気持ち良くなって欲しいだけで… ——

咲「(あ…れぇ…♥)」

しかし、こう言うと私がやっている事はオネダリも同然だ。
実際…私の奥はさっきから疼いて、止まらないのだから。
幾らイッても収まらないそれは私の思考をガンガン揺らしている。
それが私の想いを誘導したのか…それとも最初っからそうだったのか、もう私には分からない。
もう五回目の絶頂に片足を突っ込んでいる私にとって…思考の殆どは快楽に染まって役立たずになっていたのだから。

京太郎「俺はさっきからちゃんと動いてるし、咲の事を気持ち良くしてやってるだろ?」
咲「やぁぁっ♪♪奥ぅっ♥♥奥足りないからぁっ♪♪」

そんな私に意地悪く言ってくる京ちゃんに…私はそう返してしまった。
それは…紛れもなくメスになった自分を表に出した言葉である。
結局、私は…京ちゃんのオチンポに勝てず…また今日もメスへと堕ちてしまった。
恋人ではなく…ケダモノを選んで…快楽に負けてしまったのである。

京太郎「咲はスケベだなぁ…ぁ!」
咲「んああああああっ♪♪」

瞬間、グジュリと音を立てて、私の奥に何か硬いものが入ってくる。
今までずっと欲しくて、でも与えられなかったその甘美なオスの形。
それにぐじゅぐじゅになった私のメスが押しつぶされ、歓喜の声をあげる。
今までGスポットから感じていたそれよりも遥かに大きいそれに私は再び絶頂へと突き上げられ、顎をふっと浮かせた。

咲「ひぅっ〜〜〜〜〜〜〜っっ〜〜〜っっっ♥♥♥」

瞬間、ズンッと私の奥を襲った衝撃に私は声を飛ばしてしまう。
喉を震わせ、嬌声すら漏らす余裕のない感覚に、私は快感を走らせると同時に…充足感を覚えた。
だって、そこは…京ちゃんが特に念入りに開発してくれたボルチオなのである。
Gスポットなんかとは比べ物にならないくらい敏感でドロドロになっちゃう…私の子宮口なのだ。
そんな所に肉棒を突き刺すように押し当てられて…無事で済むはずがない。
顎をあげた私の視界がチカチカと点滅し、白く染まっていくのを感じるくらい…それは気持ちの良いものだった。

京太郎「咲はここ…好きだからなぁ」
咲「好きぃ…っ♥しきぅ…好きぃ…♥♥」

そんな私に告げられる京ちゃんの声に…私は蕩けた声で答えてしまう。
もう理性の色の欠片もないそれは…思考から紡がれたものではなく、本能から紡がれたものなのだろう。
もう快楽に堕ちた私に身体には理性が行き届く場所はなく、メラメラと欲求不満と絶頂を同時に感じる子宮からの指令に支配されていく。
表と裏が入れ替わっていくその独特の感覚に…しかし、身体のタガが外れるのを感じながら、私は確かに…悦んでいた。

咲「らからぁっ♪もっとじゅんじゅん来てぇ…♪京ちゃんのオチンポで…私を犯してぇ…♥♥」

そして、今なら…さっきは言えなかった淫らな言葉も平気で言えるようになる。
理性や面子といったものなんて、もう私の中には欠片も残っていなかったのだ。
そんなもの何度も繰り返された絶頂に蕩けさせられ、もうとっくに甘い汁へと変わっている。
京ちゃんの恋人である事さえも投げ捨ててしまった私の中にそんなものが残っているはずがないのだ。

京太郎「咲の頼みとあっちゃ…断れない…なぁ!」
咲「あ゛ぁぁっ♪♪♪」

そんな私の前で京ちゃんが小さく頷きながら、腰を揺する。
さっきとは違い、私から腰を離そうとするそれに私のアソコからジュルジュルと音がした。
まるで必死になって肉棒をしゃぶっているようなその音に私の興奮が高まる。
それに反応した肉襞がオチンポへと絡みつくけれど、京ちゃんは止まらない。
そうやって絡みついてくる肉襞をゴリゴリと引きずり出すように虐めながら、あっちこっちへと亀頭を押し付けるのだ。

咲「きゅぅぅぅぅぅぅぅっ♪♪♪」

そのままズンっと再び子宮へと突撃するオチンポに私の全身は再び震える。
大きな淫核と言っても良い私のそこは肉棒が飛び込んでくる度に頭の奥まで痺れるような快楽を子宮へと伝えていたのだ。
まるで衝撃をそのまま快楽へと変換するようなそれに、子宮が耐え切れるはずがなく、あっさりと絶頂へと至る。
それにまた一つ敏感になった身体の中を京ちゃんの肉棒が蹂躙し…私を虐めてくれるのだ。

咲「(あぁ…っ♥幸せ…っ♪♪これ…幸せぇ…っ♥♥)」

ケダモノに堕ちて…エムッ気を本格的に顕にした私にとって、それは喜ばしい事だった。
オマンコ一杯に京ちゃんの事を感じて、奥を突かれる度にあっさりと絶頂してしまうのだから。
その上…目の前にある京ちゃんの顔が興奮だけでなく、欲情を強めるとなれば尚更だ。
エスッ気の強い京ちゃんも…こうして私を犯すセックスに満足してくれている。
そう思うと…恋人としての宮永咲も満足し、心置きなくその幸福感を楽しむことが出来た。

咲「京ちゃんっ♪私…幸せぇっ♥♥幸せだよぉ…っ♥♥」
京太郎「そうか。俺も…気持ち良い…ぞ…」

それを愛しい人に伝えようと口を開けば、京ちゃんもまた応えてくれる。
でも、その返事がちょっとズレているのは、ご愛嬌という奴なのかもしれない。
何だかんだ言って…Gスポット責めで京ちゃんだって欲求不満になっていたのだろう。
それを充足させるこのケダモノセックスに…京ちゃんもまた夢中になっているのだ。

京太郎「うお…!」

そう思った瞬間、私のアソコがキュンと締り、京ちゃんの肉棒をギリギリと締めあげた。
まるで歯車かなにかのようにオチンポと噛み合おうとする肉襞の群れに京ちゃんが声をあげる。
普段は上位者としての態度を崩さない京ちゃんの微かな乱れ。
それに思わず私の顔に笑みが漏れた瞬間、京ちゃんは悔しそうにその表情を変えた。

京太郎「咲の癖に生意気だぞ…!」
咲「ふあああああぁぁっ♪♪♪」

そのままズンと私の奥に来るその動きはさっきよりも少し違っていた。
私の中で円を描くようなそれに肉襞がゴリゴリと擦られていく。
まるで締め付ける肉穴を強引に押し広げようとするようなその腰の動きに私の口から甲高い声が漏れた。
愛しくも意地悪い人の淫らなその反撃に、私は二度三度とイキ狂い、その胸が陶酔を強める。

咲「グリグリぃっ♪♪グリグリピストンんっ♥♥」
京太郎「そうだな。咲の大好物…だろ…っ?」
咲「うんっ♪好きぃっ♥♥これ大好きぃっ♥♥これされるとすぐイくぅぅっ♪♪♪」

確かめるように紡ぐ京ちゃんに私は甘い叫び声で答える。
子宮だけでなく肉襞でも湧き上がる絶頂に私の身体はもう降りてくる事はなかった。
ほんの微かな刺激でさえも我慢出来ないとばかりに昂ぶり、絶頂の糧にしてしまう。
しかし、それでも私の意識は遠ざかる事はなく、快楽の波に身を委ねていた。
その言葉もはっきりとしているのは、理性を投げ捨てて本能を選んだが故なのだろう。
もう完全にケダモノに堕ちたが故に耐えられるその快楽の極地に私は肌を震えさせながら、イキ狂った。

京太郎「じゃあ、俺はどれくらい好きなんだ?」

でも、それが京ちゃんにとってはほんの少しだけ不満だったのだろう。
その口調は冗談めかしたものではあれど、その顔には微かに不満気なものが浮かんでいた。
私でも興奮と欲情に誤魔化されて見えなくなってしまいそうなほどの微かな感情。
それは拗ねるというほど大きなものではないにせよ、嫉妬の現れなのだろう。

咲「(可愛い…っ♥♥京ちゃん可愛い…っ♥♥)」

私を一方的に弄んでくれる絶対的上位者の意外な姿。
私が身悶えしているのは自分の一部だと言うのに…それさえも嫉妬してしまう感情に私は心を震わせる。
そうやって嫉妬しているだけでも可愛くてしかたがないのに…京ちゃんはそれを必死になって押し隠そうとしているのだ。
自分を取り繕いながらも…私のことが気になって仕方がないその様に私の胸で愛しさが弾けた。

咲「あはぁっ♥京ちゃんだから…だよ…っ♪♪私がこんなにエッチになるのは…京ちゃんだからぁぁっ♥♥」

その愛しさが導くように私の口から言葉が漏れる。
甘い陶酔とドロドロの欲情をまぶしたそれは京ちゃんにも届いたのだろう。
私の上で腰を振るい続ける彼の顔から不満がすぅっと消えていく。
でも…私はその程度で容赦するつもりはない。
今まで伝えたくても…恥ずかしくて言えなかった言葉は一杯あるんだから。
これを期に全部、吐き出してしまおう。
そう本能が思うがままに私の口は再び開き、その奥から言葉を紡いでいく。

咲「世界で…世界で一番だよぉ♥♥京ちゃんが…一番好きぃ…♥愛してるぅ…♥♥」

その言葉に一切の偽りはない。
例え、本能が紡いだ言葉であったとしても、私は世界で一番、京ちゃんの事を愛している。
確かにちょっぴり意地悪で鈍感で…エッチなところもあるけれど…それも私は京ちゃんの事が大好きだ。
京ちゃんの為ならば…家族も麻雀も…何もかも捨てて…彼だけのものになっても良い。
理性を投げ捨てた今ならば、心からそう思えるくらいに…私は京ちゃんを愛しているんだ。

咲「好きだから…エッチになっちゃうのぉっ♥♥京ちゃんが一杯愛してくれるからぁっ♪♪私もドロドロになって…エッチになってぇ…♥♥」
咲「でも…あんまり私ばっかは…やだぁ…♥♥京ちゃんも…気持ち良くなって欲しい…っ♪♪♪京ちゃんの事好きだから…私と同じになって欲しいのぉっ♥♥」
京太郎「咲…」

そんな私の告白に京ちゃんはふっとその腰をボルチオで留める。
密着したその腰の奥でオチンポに子宮口がチュッチュと吸い付き、肉襞も今までの仕返しだとばかりに絡みついた。
それだけでも私がイッちゃっているのに、京ちゃんの腰は動かない。
その表情もさっきの私の言葉を吟味するようなものを浮かべ、思考へと耽っているのが分かった。

京太郎「…ごめんな…俺、ちょっと調子に乗りすぎてたみたいだ」
京太郎「咲が感じてくれてるのが嬉しいからって咲の気持ちまで考えてなかった」
京太郎「…ごめんな」チュッ
咲「ふぁぁあ…っ♪♪♪」

そう言って京ちゃんは私の頬に優しくキスを落としてくれる。
唇だけでそっと触れるそれは興奮で真っ赤に染まった私の頬に安らぎをくれた。
しかし、それとは裏腹に…私の子宮は欲求不満を強め、早く動いて欲しいと訴えている。
ずっと思いながらも言えなかった言葉を言えたとしても、私の身体を支配しているのはやっぱり本能なのだろう。

京太郎「これからはちゃんと咲が何をして欲しいのか、気にするようにする。でも…今は…」
咲「あぁ…っ♪♪♪」

そう言って京ちゃんが手を伸ばしたのは私の胸だった。
未だブラに締め付けられたそこを京ちゃんの指先は器用に外し、そっとそれをベッドへと捨てる。
瞬間、顕になるのはほんのちょっとだけ突き出た私の小さな作らみと…そしてその真ん中にある乳首だ。
なだらかな丘にさえ届いていないその胸に不釣り合いなほど大きなそれはさっきから京ちゃんの視線を受けてピクピクと震えている。

京太郎「今は…咲の事を一杯、エロくしたい…!良いか…?」
咲「良い…よぉっ♥♥一杯…一杯エロくしてぇっ♪♪私の身体…京ちゃん好みに…京ちゃんだけの宮永咲に…してぇ…♥♥」

そんな乳首と私の顔を捉えながらの…京ちゃんの言葉。
それに甘く答えた瞬間、私の乳首に京ちゃんの指先が伸びた。
まるで堪えきれなかったように飛び出したそれが…ピンと突き出た桃色の部分をキュッと摘む。
それだけで絶頂を重ねた私の身体は驚いたように跳ね、快楽を全身に行き渡らせてしまうのだ。

咲「くぅ…ぅぅぅぅぅぅんんんっ♥♥」

乳首だけでイッてしまいそうな激しくも強い快楽。
それに声をあげる私の中を京ちゃんの腰が再び動き始めるのだ。
勿論、私の腰を固定していないそれはさっきに比べれば大分、弱いものである。
しかし、それでも一突きごとに私の気持ち良い部分をえぐろうとするそれに…私の口から甘い声が飛び出す。

咲「イくぅっ♪♪またイくんっ♥♥乳首と子宮でイくぅぅ…っ♪♪♪」
京太郎「俺も…もうそろそろイキそうだ…!」

そんな私に答える京ちゃんの声も大分、切羽詰まったものになっていた。
演技ではなく本当にイきそうな事を伝えるそれに私の中の幸福感がぐっと強くなる。
京ちゃんも私でちゃんと気持ち良くなってくれているのだという実感に、思わず胸の先っぽが震えるくらいだ。
それを抑える京ちゃんの指がクリクリと転がし、それを激しい快楽へと変えて私の中へと注ぎこむ。

京ちゃん「本当はずっと我慢してたんだぜ…咲の身体…気持ち良いし…さ…!」
咲「京ちゃぁ…ん…っ♥♥」

それはきっと本当の事なのだろう。
だって…京ちゃんのオチンポはさっきから私の中でビクンと跳ね始めているのだから。
まるで快楽に耐え切れないと言うようなそれは私がイく度に繰り返されている。
今まで殆ど感じたことのないそれは…きっと今まで京ちゃんが意図的に押さえてきたものなのだろう。
しかし、今、京ちゃんは自分から快楽へと身を委ね、気持ち良くなろうとしてくれている。
それに私の胸がキュンと締め付けられた瞬間、京ちゃんの指がキュッと私の乳首を押し込んだ。

咲「やぅうぅぅううぅっ♥♥」
京太郎「だから…責任取ってくれよな…!」

乳肉に押しこむようにしながらもクリクリと指を揺らすそれにお腹の奥がぼっと熱くなる。
流石にボルチオのそれとは比べ物にならないとは言え、その快楽は肉襞のそれと遜色ないものになってきていた。
勿論、ビリリと走る快感と、ドロドロとした快楽では方向性が違う為に単純な比較は出来ない。
しかし、甲乙つけがたいと思うほど膨れ上がったそれに私の子宮は新しい熱を得て、悦びに震えるのだ。

咲「うんっ♪責任取るぅっ♥♥取るからぁっ♪♪取るから…京ちゃんも…ぉっ♪♪♪」
京太郎「あぁ…!」

そう言って、京ちゃんの身体はぐっと私へと倒れてくる。
上体をそのまま私へと密着させるようなそれは、しかし、京ちゃん自身の手で阻まれてしまった。
しかし、それでも…愛しい愛しい彼の顔が視界のすぐ傍に広がる感覚は…とても心地良い。
まるで世界が京ちゃんだけで出来ているような感覚に…私の背筋は震え、陶酔を脳へと伝えてしまうのだ。

咲「京ちゃんキス…ぅ…っ♥♥キス…してぇ…♥♥」

未だ私の思考を揺らし続ける絶頂の波。
ただただ高まり続けるそれに負けないほどの陶酔に私の口はそんな言葉を放った。
勿論…今のままの姿勢じゃ京ちゃんとキスなんて出来ない。
最低でも乳首を弄られるのを止めなければ、キスなんて不可能だろう。
しかし、それでも今の私はキスが欲しかった。
疼いて疼いて仕方がなかった乳首への刺激より、京ちゃんの唇が欲しくて仕方がなかったのである。

京太郎「甘えん坊め…」チュッ
咲「ふにゃぁぁ…っ♥♥」

だけど、京ちゃんはそんな私の身体に腰を押し付けながら、強引にキスをしてくれる。
私の身体を猫のように丸めて、スペースを作ろうとするようなそれに身体が微かな窮屈感を訴えた。
しかし、それは京ちゃんに愛されている何よりの証なのである。
唇にバード・キスをしている今も私の中を緩やかに動くオチンポと同じく…とても愛しいものだ。

咲「あぁ…っ♪あぁぁ…っ♥♥」

そして、それは京ちゃんにキスされる度に、ドンドンと濃く、そして強くなっていく。
玄関先でやったように…ディープでも、特殊でもないただのキス。
唇を押し付けるだけのそれが堪らなく嬉しくて…私の心はドロドロになっていく。
愛しさを混ぜあわせたそれに私の心は多幸感と陶酔を撒き散らす。
何処か子宮の絶頂にも似たそれに私の身体が甘く感覚に包まれた瞬間、京ちゃんの手は胸からふっと離れた。

京太郎「咲…っ俺もう…!!」
咲「はう゛ぅぅんっ♪♪♪」

そう言いながら京ちゃんが腕を回したのは私の肩だった。
背中から×印を描くようなそれに私たちの身体が密着する。
興奮で汗まみれになった二つの身体がピチャと濡れた水音をかき鳴らし、お互いの興奮を伝えた。
その上…こうして密着すると京ちゃんの汗の匂いに包まれて…うっとりしちゃいそうになるのである。
ましてや…私の抱く腕の太さや胸板の硬さまでを全部一度に感じて、私が陶酔を深めないはずがない。
それだけで子宮の奥がイッちゃうくらい激しくて甘い情報たち。
それに包まれる感覚に意識が緩むのを感じた瞬間、京ちゃんの腰が激しさを増した。

咲「あひぃっ♪♪これ…ガンガン来るぅぅっ♥♥奥ズンズンされてるぅぅっ♪♪♪」

勿論、身体が密着している以上、そのピストンは決して大きな訳じゃない。
しかし、それでも一回一回に大きく腰を使って、力を込めるそれは子宮を激しく揺さぶるのだ。
京ちゃんが調子に乗っていた時と遜色ないその激しさに私の絶頂は休まずに湧き上がり続ける。
それに思わず声をあげた瞬間、私の唇を京ちゃんが塞いだ。

咲「んちゅぅ…っぅっ♥」

そのまま私の口へと入ってきて私の舌と絡み合うそれに私はようやく京ちゃんの意図を悟った。
京ちゃんは…私に種付けするつもりなのである。
決してメスを逃がさない姿勢で…否定の言葉も許さず、私に膣内射精しようとしている。
完全に欲望に支配されたその抽送に…メスである私も喜んでしまう。

咲「(孕ませて…ぇっ♥京ちゃんの子ども…私に頂戴…っ♥♥)」

勿論…私たちは学生の身の上だ。
まだ社会的に一人前でない以上、新しく生まれてくる命に責任を取る事は出来ない。
しかし、それでも…今の私は京ちゃんの子どもが欲しくて仕方がなかった。
愛しい愛しいオスとの間に…明確なつながりとなる子どもが欲しくて堪らなかったのである。

咲「ふゆぅ…♪ん…ふぁぁ…♥♥」

それを伝えようと私もまた自分から舌を動かし、京ちゃんへと絡みつく。
ペロペロとお互いに舌を舐め回すようなそれは技巧も何もない。
玄関の時であれば、私でも勝てちゃうくらいに拙いものだ。
しかし、それでも私にとってはそのキスは幸せで…堪らないものである。
それは京ちゃんに種付けを乞うているキスなのだから当然だろう。

京太郎「う…ぢゅる…!」

そんな私の前で京ちゃんが小さく声をあげた瞬間、ビクンと中で肉棒が大きくなった。
そのカリを広げるようなそれに肉襞が驚いたように跳ね、グイグイと押し広げられていく。
まるでその激しさを増した蹂躙者に気圧されているようなそれに、しかし、私の子宮は悦んでいた。
今にもそこから溶けてしまいそうな強い熱を宿し、今か今かと待ち望んでいるのである。

咲「(あぁ…ぁっ♪♪射精来る…っ♥京ちゃんの射精…来る…ぅぅ♥♥)」

それは勿論…京ちゃんのその変化が射精前独特のものだからだ。
オスがメスの一番奥で射精する為の淫らで力強いその反応。
それに私のメスが疼く感覚に…子宮が身悶えしているように感じる。
勿論、その間も京ちゃんのオチンポに何度となくイかされているけど…それじゃない。
今の私が欲しいのはお腹の奥まで焼きつくすような…あの激しい射精なのだから。

京太郎「う…ぉぉぉ!」

そんな私の口から声を漏らした京ちゃんがそのピストンをさらに激しくしていく。
一突きだけで腰が浮き上がっちゃいそうなそれに私の首がガクガクと揺れた。
しかし、それでもお互いに回した腕が離れる事を許さず、快楽だけを高めていく。
それに私の心が陶酔を強めた瞬間、京ちゃんの腰は限界一杯まで後ろへと下がり…そして一気に奥へと突き込まれた。

咲「んふゅぅぅぅぅぅぅ♪♪♪」

奥を揺するように突くのではなく、中腹から繰り出された強烈な一撃。
十分な助走距離と力が込められたそれに私の子宮が戦慄いた。
ともすれば子宮口がこじ開けられてしまいそうな激しいそれに私の身体は興奮と絶頂に熱くなる。
しかし、次の瞬間、それを押し流すような感覚が私の子宮で弾けた。

咲「(んっふぁぁぁ…っ♥♥出てるぅ…♪♪精液…出てるぅぅっ♥♥♥)」

ドピュドピュと…そんな激しい音さえも聞こえてしまいそうな射精。
オチンポを根本から脈動させて、腰全体で放つようなそれは全て密着した子宮口に吸い上げられている。
昨日も沢山、絞ったはずなのに変わらずに濃厚な精液に…私の心は強い甘さを感じた。
まるでこの世の甘味料全部を煮詰めて作ったようなその甘さは…きっと心の中での陶酔が極まった一つの証なのだろう。
錯覚が故に収まるところを知らないそれに私の子宮は身悶えするように悦んでいた。

咲「(これぇっ♪♪これ…欲しかったのっ♥♥ドピュドピュ欲しかったのぉっ♥♥)」

お腹の中から熱く、そして幸せにされる独特の感覚。
そこに今までとは一線を画するほどの多幸感を伴っているのは私がそれだけ京ちゃんの事を愛しているからなのだろう。
種付けされる悦びに惹かれて止まらないそれに…私の心も充足感に満たされる。
本当に…心から不満の一つもなく…満足出来るそれに私はようやく心から一息吐く事が出来た。

咲「(あぁぁ…しゅごい…っ♪♪気持ち…良いよぉぉ…♥♥)」

その上、そうやってオチンポが跳ねて射精する度に、敏感なボルチオや絡みついた肉襞が刺激されるのである。
度重なる絶頂と開発でもう感度が上がったそれらはその僅かな刺激にも絶頂し、幸福感を強めていた。
勿論、それはさっき犯されていた時とは比べ物にならないほど小さいものの、それでも気持ち良い事には変わりがない。
そして、また精液の甘さや熱に意識を向けたい私にとって、それは丁度良い快楽だったのだ。

咲「ふぁ…あぁぁ・・♥♥」

でも、そんな幸せな感覚も何時までも続かない。
数分もそれに浸った頃には甘い感覚も途切れ、熱がすっと引いていくのだ。
それでも気持ち良いし、幸せなのは確かだが、さっきのような満足感はない。
それに微かな不満を覚えるものの、身体は荒れて使い物にならなかった。
四肢はピクピクと痙攣を走らせ、視界さえも真っ白で目の前にある京ちゃんの顔すら見えない。
オマンコだけは元気に蠢いているけれど、それは精液をねだる反応に近い動きだ。
そんな状態で射精を乞う事なんて出来ず、私は大きな陶酔と満足感に挟まれながら大きく息を吐く。

咲「あ…ぁぁ…♥♥」

そんな私の頭にそっと触れたのは大きくて暖かなものだった。
微かに硬いそれはきっと…ううん、間違いなく京ちゃんの手なんだろう。
世界で一番、私の事を安心させてくれるそれに私の身体はもう完全に力を抜いてしまった。
ふっとベッドへと横たわるようになった私を、しかし、京ちゃんの身体はガッチリと掴んで逃がさない。
きっと…京ちゃんはまだ満足していないんだろう。
実際、私の中にある肉棒はまだ大きいままでまったく萎える気配がないんだから。
それでもこうしてインターバルを取って、私に優しくしようとしてくれている。
そんな京ちゃんに胸の奥が愛しさで震えるのを感じながら…私はこの人に恋をしてよかったと…心から思ったのだった。


………



……







咲「はぅ…ぅ」
京太郎「あ゛〜」

そうやって二人で声をあげるのは宮永家のお風呂だった。
アレから結局四回戦までやっちゃった私たちはクタクタになりながらもその身体を運び、こうして汗とか色んな物を流しに来ている訳である。
とは言え、それも殆ど終わって、現在は二人で浴槽に入った所。
お湯の暖かさに疲労感が溶けていくのを感じて二人で情けない声をあげた瞬間だった。

咲「あ…」
京太郎「どうした?」
咲「…京ちゃんの出てきちゃった…」

それに思わず笑みが零れそうになった瞬間、私の奥からトロリと粘液が漏れだしてしまう。
お湯の中でもはっきりと分かるその白濁したものは、私のお腹に収まりきらなかった京ちゃんの精液なのだろう。
そう思うと凄い勿体無い気もするが、私のお腹の中はもうたぷたぷするくらい一杯なのだ。
アレから四回戦まで全部、膣内射精決められちゃった私の中は京ちゃんで一杯になっちゃってるのである。

咲「…京ちゃんやりすぎ」
京太郎「でも、咲だって嫌がってなかっただろ」
咲「それは…そうだけど…」

確かにこうしてお腹に手を当てれば、その存在を感じるくらい京ちゃんで満たされるのは嬉しい。
と言うか、それが欲しくて後半は一杯、オネダリしちゃったくらいなんだから、私も人のことは言えないのかもしれない。
だけど、ケダモノになった時ならともかく、今の私は何処にでもいる普通の文学少女なのである。
それを容易く認める事は出来ず、背中を預ける愛しい人に八つ当たりしてしまった訳だ。

京太郎「まぁ、後で風呂掃除はしないといけないだろうけどな」
咲「後はお部屋の掃除もだね…」

頭の中までエッチになっている時は色々な事が吹っ飛んでいるけれど、後始末というのは重要なのだ。
京ちゃんはもうお父さんに義理の息子同然の扱いを受けているけれど、それだって婚前交渉 —— しかも、常に膣内射精 —— しているのを知って良い気はしない。
ましてや娘の部屋でやっていると知ったら、幾ら恋人相手であっても怒るだろう。
それを思えばお父さんが帰ってくるまでに色々と証拠を隠滅しなければいけない。
もう手慣れた事とは言え、やっぱり後ろ暗さを感じるのは事実だった。

京太郎「大学決まったら一人暮らししよっかなぁ…」
咲「え…?」

そんな私の気持ちが伝わったのだろうか。
私を後ろから抱きしめるような京ちゃんの口からそんな言葉が漏れた。
確かに…それは私も考えていた事である。
実家暮らしであれば、面倒な後始末の色々も一人暮らしをすれば全部解決のだから。
勿論、やらなければいけない時はやらなければいけないが、それでもお父さんに怯える必要はなくなるだろう。
それは後ろ暗さを抱える私にとっては中々に魅力的な条件であり、内心、考えていた事であったのだ。

咲「…それ以前に京ちゃん、大学に入れるの?」
京太郎「あ、言ったな!一応、これでもマジで考えてるんだぜ」

でも、それを素直に表に出す事が出来ないのは、あまりにもこうエッチ過ぎるからだ。
色々と理由はあるとはいえ、気兼ねなくエッチしたいから一人暮らししたいなんて言えない。
こうして恋人と身体を重ねるようになっても、文学少女は意外と恥ずかしがり屋な生き物なのだ。

京太郎「将来の事とかさ。咲のお荷物にはなりたくねぇし」
咲「京ちゃん…」

しかし、そんな私とは裏腹に、京ちゃんは本当に将来の事を見据えてくれているようだ。
それが嬉しい半面、心が痛いのは自分があんまりにも浅ましい考え方をしていたからか。
流石に胸が引き裂かれるほどではなくても、チクチクとした痛みを感じる。

京太郎「それにまぁ、咲とエッチもしやすくなるからなー」
咲「もう…京ちゃんったら…」

そんな私に気づいたのだろう。
次いで放たれた京ちゃんの言葉は冗談めかしたものだった。
それに呆れたように言いながらも、私の胸はトクンと跳ねる。
そうやって変なところで敏感で優しいからこそ、私は京ちゃんの事が好きになったんだから。
それを再び再認識させるような優しさを見せられて…我慢出来るはずないじゃない。

京太郎「あの…咲さん?」
咲「なぁに?」

そう言って私に京ちゃんが尋ねてくる理由は勿論、分かっている。
けれど、今まで京ちゃんは私にそうやって意地悪をしてきたのだ。
たまにくらいそれを仕返しする為にとぼけたってきっと誰も責められないだろう。

咲「(それに…京ちゃんも…喜んでるよね…♥)」

京ちゃんの股ぐらに腰を下ろした私の後ろ。
そこには今も尚、勃起したままの京ちゃんの肉棒がある。
ビキビキに張ったそれはまだ満足していないとばかりに熱を滾らせ、私の肌を焼いてくる。
勿論、それは私がお尻を押し付けるように動かした所為だって分かっているけど、それでもまだまだこんなに元気。
だったら…もう一回か二回くらい…お風呂場でしちゃっても問題ないんじゃないだろうか。

京太郎「咲の淫乱」
咲「べ、別にそんなんじゃないもん」

た、確かに誘っているのは私の方だけど、それは京ちゃんがまだ満足していない所為なんだから。
私だって幾ら何でももう限界だって人に対して誘ったりなんかしない。
それを少しお尻を押し付けたくらいで興奮しちゃう京ちゃんが悪いのであって、私は全然、エッチじゃない。
ごく普通の…何処にでもいる文学少女なのだ。

京太郎「まったく…後悔すんなよ!」
咲「きゃんっ♥♥」

そう言って、京ちゃんは私の身体を強引に抱き上げて、浴槽の縁へと座らせる。
そのままちゅっと首筋にキスしながら、私の下腹部にぐっと腰を押し付けた。
そして、未だに残る潤滑油と新しく湧きでた潤滑油を滑るようにして逞しいモノを押し入れて… ——




— そしてその日は結局、六回戦までやった所為で、夕飯も手を抜いたものになってしまい、お父さんに二人揃って怪訝そうに見られてしまったのだった。

まぁ、アレだ。一言言わせてくれ。
何で小ネタがこんなに長いんだよ…(震え声)
本編やってるのと殆ど変わらないじゃねぇか…(吐血)

まぁ、途中で京ちゃんがベッドヤクザ化しちゃったり、本来考えてた路線とは大きく離れた着地点だったけど、俺は悪くない。
さ、咲さんだったら京ちゃんが受けだったし?べ、ベッドヤクザになるのは咲さんの方だったし?(震え声)
安価取ってくれた人がこれで満足するかは分からないけど、流石にちょっと書きなおしは勘弁してつかぁさい。

んじゃ、小ネタ安価飛ばすぞオラァ
鬱不可
エロ可
エロの場合は二人まで
貧乳勢もおk
kskはなし
以上の事を把握した人は

>>198とれよオラァ

しずと山であおかん

>>120
どうあがいても(はるるが)絶望だからね、仕方ないね。

>>124
阿知賀の麻雀教室でギバードたちに囲まれてキャッキャウフフする京ちゃんがみたいと申したか。
あれ?意外とありな気がする。

>>126
京ちゃんの認識依存なので、ニューハーフや性転換した人も対象になるよ!
後、あくまでも京ちゃんの嗜好に依存するんで恋人とかいるとそっちに能力の対象が向くかも。
今回の場合は先に被害者出しちゃってるから無理だろうけど。
でも、それを書くことはない。ない(断言)

>>132
何故バレた…(プロットビリビリしながら)

>>198
あおかん了解。
ただ、よっぽど意味が分からなくなってるならともかく、付け加え認めちゃうと他の人とフェアじゃないからアコチャーの参戦はなしになると思う(多分、書いたとしてもその手前まで)
まぁ、朝から不意打ち安価飛ばしてる時点でフェアでもなんでもないんだけどな!!!!!

後、19:00から本編やるよー
本編も即興に入ったから、安価も増えたし、参加してくれると嬉しいお。

京ちゃんの性欲が(加齢などの理由で)少なくなったら能力も弱まったりする?

身を清めてくる

本編再開か

さて京太郎から純潔も麻雀も学業も日常も友情も心まで奪われて捨てられた和がどうなっていくのか
禁断症状で悶え苦しみながらじっと耐えている漫はどうなるのか
鬱展開バリバリな設定だがどうなるのか期待


……姫様?知らんがな

>>211
と言うより性欲減ったら能力消えるんじゃないだろうか。
あくまでも京ちゃんの人並み外れた性欲とおもちへの執着、そして高い潜在能力が結びついた結果だし。
ただ、このスレは京ちゃんに都合のいい世界なんで、恐らく性欲低下はまずない。

>>212
この前の紳士の人か。
たまにはケダモノになっちゃってもいいのよ?

>>213
こうやって要素列挙されるとすげぇ鬱スレに思えるな!!
最初はもっとこう明るくエロエロするつもりだったのにどうしてこうなった。
ただ、和から京ちゃんは友情は奪ってないし、捨ててもいないから!
ぶっちゃけ隠すようなことじゃないからはっきり言うとここの京ちゃんはまだのどちゃんの事が好きだよ!!
逆に好きすぎて距離を測りかねているだけで。

>>214
> ただ、和から京ちゃんは友情は奪ってないし、捨ててもいないから!

いや咲や優希と普通に会話できんだろ今の状況・……
それに自分のために解決策を探しに行くと行って婚約者連れて帰ってきたら普通捨てられたと思うよね

……この設定で白糸台イッチに書かせたらすごい事になるんだろうなあ

>>【判定値60】

京太郎「(このお屋敷は大雑把に【西館】【東館】と二つの館を渡り廊下で繋いでいる)」

京太郎「(ここは【西館】で…このままこの廊下をまっすぐ行けば【東館】だ)」

京太郎「(だけど…今の和はきっと誰にも会いたくないはずだ…!)」

京太郎「(それなら…和が行くのは多分…!!)」

京太郎「こっちか…っ!!」タッタッタ


………

一「(はぅー…ボクも女の子だし…掃除は嫌いじゃないけどさー)」

一「(流石にちょっとこのエントランス全部一人ではムリゲじゃないかなー…)」ヒロビロー

一「(まぁ、毎日、ハギヨシさんが掃除してくれてるからさっと拭くだけで良いんだろうけど…)」

一「(と言うか、あの人はホント、何者なんだろう…)」

一「(一人で十人分でも二十人分でも働いてるのにまったく辛くなさそうだし…)」

一「(たまに心配になるくらい凄いんだけど…でも…そんなところが…)」

京太郎「国広さん!!」

一「ひゃあ!?」

白糸台なら和は身体をウリマワッテ薬物死、漫は入水、姫様は拉致監禁で永水メンバーを総括していくってとこじゃね

一「な、なな、何!?べ、別にサボってなんかいないからね!!」

京太郎「いや、サボってたとしても別に良いんですけど」

京太郎「それより…国広さんは何時からここに?」

一「何時からって…」トケイチラッ

一「だいたい、一時間くらい前から?」

京太郎「じゃあ…こっちに和は来ませんでしたか?」

一「原村さん?いや…来てないけど…」

京太郎「そうですか!ありがとうございます!!」

一「あっちょ!!」

一「もう…なんなんだろう一体…」

京太郎「(国広さんが西館の入り口を見ててくれたんなら…和は外には行っていない…!)」

京太郎「(わざわざ東館にまで行けば、話は別だろうけど、そんな面倒な事は多分、しないはずだ…!)」

京太郎「(つまり…和は【この屋敷から外には出ていない】って事になる)」

京太郎「(だったら…何処だ?今の一人になりたいだろう和なら…何処に行く…?)」




【情報ピース:和は外に出ていない】を取得しました。



安価↓1~3
01〜30
31〜70
71〜00

>>215
流石にギクシャクはするだろうけど友情奪ったと言えるほどだろうか。
後、流石に会話してないとは言っても説明くらいはメールでしてるよ。
その辺は今回で説明しようと思ってたんだが、俺の展開ミスだな。
誤解させて申し訳ない。

>>217
>>215はセーフだが、貴様はアウトだ。
○雑談はウェルカムです。だが、ネタバレと鬱ネタだけは止めろ(迫真)
ここを百回読み返して風呂に入って身を清めてびっくりするほどユートピアを十三回繰り返してからPC再起動してこい。

【判定値88】

京太郎「(一人になれる場所つったら…女子トイレか…?)」

京太郎「(いや…でも、この屋敷だけでトイレなんてどれくらいあるんだよ…)」

京太郎「(それにメイドさんたちが多数、暮らしてるこのお屋敷は男子と女子に別れてるんだ…)」

京太郎「(そんな中、女子トイレにノックなんて出来るか…?)」

京太郎「(それだけでもう不審者確定だろ…無理に決まってる…)」

京太郎「(遊戯室から直近のトイレだけでも確かめてみるか?)」

京太郎「(いや…でも…あぁ…くっそ!!)」

京太郎「どうすりゃ良いんだ…」

純「アレ?須賀じゃねぇか?何やってんだ?」

京太郎「井上さん!?」

京太郎「良かった!井上さん女性ですよね!?」

純「何当たり前の事聞いてんだおい」

純「まさかお前もオレの事からかおうと…」ジトー

京太郎「ち、違いますって!」アセアセ

京太郎「ただ、ちょっと今、のっぴきならない訳でして…一つ井上さんにお願いが…」

純「…なんだよ、水臭いな」

純「急いでるんだろ?それくらいオレでも分かる」

純「事情も聞かないでおいてやるから何を頼みたいのか早く言えって」

京太郎「井上さん…ありがとうございます…!」

京太郎「と、とりあえず…遊戯室から一番近い女子トイレを確認してもらえます?」

純「…は?」


………


……







純「とりあえず言われた通り、近場のトイレ含めて全部見たけど、誰もいなかったぞ」

京太郎「そうですか…どうしよう…」

純「何だ?誰か探してるのか?」

京太郎「はい。和見ませんでした?」

純「原村?そういやさっきあいつらしい髪を見たような…」

京太郎「っ!!何処でですか!?」

純「落ち着けって。窓から見ただけだから、何とも言えねぇ」

純「でも…オレの見間違いじゃなかったら西館の三階にいたぞ」

純「悪いがそっから先は分からねぇよ」

京太郎「いえ…!それだけで十分です!ありがとうございます!!」ダッ

純「なんだか分からねぇけど…頑張れよ、須賀!」

京太郎「はい!!」





京太郎「(今のここは西館の二階…それでわざわざ上に上がったって事は…)」

京太郎「(和が目指すものは上にあるって事だ…!)」

京太郎「(三階は来客用のエリアで部屋が一杯あるけど…)」

京太郎「(でも、和は勝手に人の屋敷の部屋にはいるような奴じゃない…!)」

京太郎「(だったら…今の和が行こうとしているのは…たった一つ…!)」

京太郎「(三階のさらに上…屋上だ!!)」




【情報ピース:女子トイレにはいない】を取得しました。
【情報ピース:和は上に向かっている】を取得しました。

情報ピースが集まり、和の居場所が分かりました。
少目標達成です。

【屋上】

— ガチャキィィ

和「……」

京太郎「…やっぱり…ここに居たのか」

和「須賀君…」

京太郎「…いい景色だよな、俺もここ結構好きだぜ」

京太郎「夏の終わりに皆で花火やったりさ。他にもバーベキューとかやったよなぁ…」

京太郎「はは…まだ半年も経ってないってのにすげぇ昔の事みたいに思えるや…」

京太郎「ちゃんと思い出せるのは思い出せるんだけどさ」

京太郎「タコスがタコスを焼けとか色々と無茶言ったりしてたこともしっかり思い出せるんだけど…」

和「……」

和「私は……」

和「私は…その頃からずっと…分かっていたんです」

京太郎「…何をだ?」

和「私が…認めたくなかった事。麻雀に…オカルトめいた何かがあるって事を」

和「幾ら私でも…インターハイを戦って…様々な人と知りあえば…見聞も広がります」

和「インターミドルではあまりいなかったとは言え…インターハイ出場校ともなれば、能力を持っていない人の方が少ないくらいですから」

和「それでも…私はずっと認めませんでした」

和「だって…それを認めたら…私…」

和「勝てなく…なっちゃうじゃないですか…」

京太郎「…和…」

和「私だって…自分の強みと役割くらい分かってます…」

和「あそこで私が認めちゃったら…清澄はきっとあの激戦を勝ち抜けませんでした」

和「たった一人のミスで全部が崩れかねない…薄氷の上に…清澄の優勝はあったんですから」

和「だけど…ここで…皆で花火を打ち上げた時…私は終わったと思ったんです…」

和「あぁ…これで一つ肩の荷が降りるって…もう楽になって良いんだって…そんな風に…」

和「でも…インターハイを優勝した清澄に対する注目は強くて…学校でも秋季大会は優勝して当然みたいに言われて…」

和「皆もそれに向けて頑張ってて…だから…だから…私…もうちょっと頑張ってみようって…そう思ったんです…」

これだけ書いてて即興力ないとか片腹大激痛


じゃあ俺はどうなるんだ…(血涙)

和「だけど…私…私…無理でした…・」

和「認めたらダメだって分かっているのに…」

和「頭ではどれだけオカルトを否定しても…ダメなんです…」

和「もう…身体が…おかしくなっていて…今も…」

和「須賀君に…須賀君に…私…」ギュゥゥ

和「…抱きしめて欲しいって…そんな風に…思って…」

京太郎「…和」

和「来ないで下さい!」

京太郎「っ…!」

和「今来られたら…私…本当にダメになっちゃいます…」

和「分かるんです…私…もう…おかしくなっちゃったから…」

和「だから…来ないで…来ないで下さい…」

京太郎「…俺は……」



安価↓1〜3
01〜30
31〜70
71〜00

>>227
何処のスレの人かは知らないけど、もっとこう小ネタやってる時と同じくポンポンかけると思ってたんだ…。
正直、見通しが甘かった。
コンマ安価で三択なのにこんなに処理するのが難しいとは。
その分楽しいんだけどね!!
後、差し支えなかったらスレ教えてくれると見に行くぞ!!

【判定値57】


京太郎「(確かに…俺はここにいない方が良いのかもしれない)」

京太郎「(和が能力のことを否定しきれなくなったのは…俺の所為なんだから)」

京太郎「(俺は和にとって加害者で…偉そうな事を言えるような身分じゃない)」

京太郎「(でも…俺の頭の中に…さっきのハギヨシさんの言葉が消えない)」

京太郎「(和も…俺のことを待ってくれているっていう…可能性)」

京太郎「(それは…多分、自意識過剰な…考え方なんだろう)」

京太郎「(だけど…和は来ないでって…そう言ったんだ)」

京太郎「(出て行けじゃない。顔を見せるな。じゃない)」

京太郎「(だったら…俺は拒絶されていないんじゃないだろう)」

京太郎「(それなら…ここで立ち去るべきじゃない)」

京太郎「(俺はまだ…俺に出来る事を何一つとしてやっていないんだから)」

京太郎「なぁ…和」

和「…何ですか?」

京太郎「麻雀は楽しいか?」

和「っ…!」

京太郎「さっきの話を聞いて…俺は思ったんだ」

京太郎「和はきっと…辛かったんだろうなって」

京太郎「自分を誤魔化して…麻雀打って…それで勝って…」

京太郎「また次の試合があって…それはとても苦しかったんだろうなって」

京太郎「でも…俺はそうやって和が辛いなら…麻雀なんて止めるべきだと思う」

和「っ!でも…!」

京太郎「清澄がなんだって言うんだよ。周りが何だって言うんだよ」

京太郎「そんなの和が無理するような理由じゃないだろ」

和「でも…私だけの責任じゃないんです!」

和「清澄はもう…日本を代表する一校になってしまったんです!」

和「衣さんだってそう…!私に…私達に期待してくれているんです!」

和「そんな人達の期待を全部裏切れって言うんですか!?」

京太郎「あぁ、そうだ」

京太郎「そんなもん…和に比べりゃゴミみたいなもんだ」

和「ゴミって…」

京太郎「だって、そうだろ?」

京太郎「大事なのは…和が麻雀を楽しめているかどうかだ」

和「私は……」

和「私は…そうは思えません…」

和「だって…だって…皆…頑張ってるじゃないですか」

和「また戦えるのを楽しみにしていてくれている人もいるんです…」

和「それに…皆だって優勝目指して頑張って…神代さんも入って団体戦が見えてきたのに…」

京太郎「じゃあ…そうやって和に期待してくれている人ってのは…和が無理して喜ぶような連中なのか?」

和「っ…」

京太郎「俺は咲じゃない。優希じゃない。部長でもなければ、天江選手でもない」

京太郎「だけど…きっと皆はそんな事を望んでいない」

京太郎「皆…和が麻雀を楽しんで打つ事を望んでいるはずだ」

和「だけど…負けたら…清澄の名前が…」

京太郎「負けりゃ良いじゃねぇか」

京太郎「部員一人を追い詰めなきゃ保てないような名前なら皆喜んで捨ててくれるさ」

京太郎「それに…負けるのだって結構、面白いもんだぜ?」

京太郎「誰よりも清澄の中で負け続けた俺が言うんだ、間違いない」キリリッ


和「…何ですか、それ」クスッ

京太郎「あ、ようやく笑ったな?」

和「あ…」カァ

京太郎「はは…まぁ、アレだよ」

京太郎「和はさ、責任感強いのが良い所でもあるんだけど、ちょっと考え過ぎだ」

京太郎「全国制覇したっつっても、小さい部活なんだ」

京太郎「もっと気楽に打って…んで、時には負けて…それで良いじゃねぇか」

京太郎「それでも勝ちたい。皆と一緒にまた全国に行きたいって言うんなら…」

京太郎「…俺が…俺が手伝うから」

和「…須賀君」

京太郎「勿論、俺に出来る事なんてたかが知れてるもんだと思う」

京太郎「俺みたいな初心者が和が強くなる手助けなんて出来るとは思えない」

京太郎「だけど、俺は…和の力になりたいんだ」

京太郎「和にその…色々としてしまったお詫びになるとは思っていない」

京太郎「だけど、俺は…俺は……」

京太郎「…いや、やっぱ良いや」

和「え…?」

京太郎「(幾ら何でも…このタイミングは卑怯過ぎるしなぁ…)」

京太郎「(それに…漫さんや小蒔に対してまだ答えも出せていないのに不誠実過ぎる)」

京太郎「(…まぁ、俺がただ単に臆病だってのもあると思うけどさ)」

京太郎「(でも…俺は…)」

和「…??」

京太郎「(…和の事が…やっぱり好きなんだよなぁ…)」

京太郎「と、とにかく!」

京太郎「和がどうするにせよ…そろそろ皆の所に戻ろうぜ?」

京太郎「きっと…皆、心配してるし…何よりここは寒いだろ」

和「…そう…ですね」

京太郎「あー…ちょっとまって。先に俺が出るから後で…」

和「もう…そんなに気を遣わなくて結構ですよ」クスッ

和「須賀君と話したお陰で大分、身体が楽になりましたから」

京太郎「そう…なのか?」

和「えぇ。やっぱり…日常的にコミュニケーションは取っておかないとダメみたいですね」

京太郎「いや…なんつーか…すまん」

和「あぁ…いえ…意地を張っていたのは私の方ですし…」

和「それに…咲さんやゆーきの前で須賀君と話しているとその…」

京太郎「?何でそこで咲や優希が出てくるんだ?」

和「…はぁ…これだから須賀君は…」

京太郎「???」

和「まぁ…二人共神代さんに気に入られてなし崩しに婚約者になったって言うのに納得してないって事ですよ」

和「ちゃんと詳しい経緯をメールで聞いてる私だって…正直、納得はしていないんですから」ジトー

京太郎「あ、あはは…その…すまん」

和「…別に良いですけれどね」

和「別に私は須賀君に嫉妬するような立場でもなんでもないですし」

和「将来の事を心配するような仲でもないですから」ジロー

京太郎「(その割には眼力が篭ってるのは気のせいですかね、和さん!?)」

和「まぁ…『部活仲間』』としての言わせて貰いますけど、誰彼かまわず手を出すのは止めたほうがいいと思いますよ」

和「じゃないと…将来的に須賀君が後ろから包丁でこうブスリと刺されかねません」

京太郎「そ、そんな事しないって。もう能力の発動する条件も分かってきたんだし」

京太郎「犠牲者をコレ以上、増やしたくないのは俺も同じなんだから」

和「そうだと良いんですけどね」フゥ

京太郎「の、和ぁ…」

和「もう…情けない声出さないでください」

和「さっき格好良かったのが嘘みたいじゃないですか…」

京太郎「えっ」

和「あっ…」カァ

京太郎「え…今、格好良かったって」

和「わ、わわわわ…忘れて下さい!!」

京太郎「い、いや…でも…」

和「そ、そんな事ないですから!ちょっぴりドキドキしたとかそんな事ないですから!!」

和「抱きついて甘えたくなったとかそんなんないですからあぁぁっ!!」ナミダメ

京太郎「お、おぉぉぉ落ち着け和!!」

京太郎「と、とりあえず深呼吸だ深呼吸っ」

和「うぅぅぅ…」マッカ

京太郎「え、えっと…その…とりあえず…だな」

京太郎「う、嬉しかった…ぞ?」

和「はぅぁ…ぁっ」プルプル

京太郎「あぁ!ごめん!ち、違うんだ!別に追い詰めようとした訳じゃなくって!!」

京太郎「そ、その本当に嬉しかったんだ!」

和「う…ぅうぅぅ…」モジモジ

京太郎「(やばい…和が顔を真っ赤にしてモジモジし始めた…)」

京太郎「(その上…期待するようにこっちをチラチラ見て…まるでご褒美をオネダリしているみたいだ…)」

京太郎「(いや…そんなはずないだろ、うん。そんなはずない)」

京太郎「(小蒔ならともかく、和に限って…そんな事ない…)」

京太郎「(でも…まぁ…ちょっとだけ…そう。冗談めかして…もうちょっとだけ…)」

京太郎「えっと…じゃあ…俺の胸の中に来る…か?」ウデヒロゲ

和「……」

京太郎「……」

和「……」ダッ

京太郎「うぉ!?」

和「な、何ですかそれ…ふ、ふざけてるんですか!!」

和「そんな事ないって言ったじゃないですか!言ったじゃないですか!!」

和「なのに…何でこんな…大丈夫だって言ったのに…迷惑だって思ったから言ったのにぃ…♪」

京太郎「あ、あの…和…?」

和「はぁ…はぁ…ぁっ♪」ギュゥゥ

和「あぁ…っ♥須賀君だ…ぁ♪須賀君の胸の中…ドキドキします…っ♪」

和「硬くて…強くて…匂いも…ふわぁ…ぁっ♥」スゥゥ

和「反則…です…っ♪こんなの…反則ですよぉ…♥」

和「こんなのずっと独り占めとか…神代さんズルいです…っ♥卑怯…ですよぉ…♪♪」

京太郎「の、和…?」

和「嫌…です…っ♥」

和「もう…もう46日ですよ…っ♪」

和「46日間も…私…ろくに須賀君と触れ合えなかったんです…っ♥」

和「ずっと他の人に邪魔されて…意地張って…ぇ♥」

和「だから…私…もう無理です…っ♪」

和「須賀君から…離れられません…っ♪」

和「須賀君が悪いから…ぁっ♪私…我慢してるのに…須賀君が…須賀君がぁ…♥」

京太郎「あー…ごめんな…」ギュッ

和「ふあ…ぁ…♪」

京太郎「そうだよな…かなり迂闊で…何より卑怯な言葉だった。悪い」

京太郎「和が無理してるってのは…分かってたのにホントごめんな…」

和「そぉ…ですよぉっ♥須賀君が…須賀君が悪いんです…っ♪」

和「だから…一杯、構ってくれないと…私…拗ねちゃいますから…っ♥♥」

和「今までの分…ちゃんと須賀君を感じさせてくれないと…私…ダメになっちゃうんですからね…っ♪」

のどっちはクンカーっぽいよな

あと即興でこれで書けてれば相当凄いと思うけど、納得いかないならシーン区切りでコンマ使ってるし、コンマパターン大まかに全部書いといて組み合わせるとか
負担がパネェけど

京太郎「えーと…感じさせるってその…」

和「お、女の子に…そういうこと言わせないでください…っ♪♪」

京太郎「わ、悪い。いや…でも…ここ龍門渕さんところの屋敷だしな…」

京太郎「それに一回は顔出しとかないと皆心配して…」

和「こ、こんな状態で皆の前に顔をだすとか…無理ですよぉ…♪」

和「もう須賀君から離れたくないのに…そんなの…修羅場になっちゃいます…っ♪」

京太郎「あー…手を繋いでても無理っぽい?」

和「ダメ…です…っ♪」

和「私もう…須賀君の匂いで…腕で…ぎゅってされないと…ダメなんです♪」

京太郎「…ぬあー…」

京太郎「(これ…完全に積んでねぇか?)」

京太郎「(だって…こうやって抱きしめられたら移動すらろくに出来ないぞ?)」

京太郎「(かと言って…流石に龍門渕の客室を借りてエロエロなんてしたら一発でバレるぞ…)」

京太郎「(ど、どうすりゃ良いんだ…?)」


コンマ安価1~3
01〜30
31〜70
71〜00

【判定値48】

京太郎「(仕方ないな…)」

京太郎「(こうなった以上、責任を取らなきゃいけないし…)」

京太郎「(何より…俺も和としたくなってる)」

京太郎「(だから…ここで選ぶべき道は…一つ…!)」

京太郎「和…しっかり捕まっててくれよ…!」ダキアゲッ

和「きゃん…っ♪」

和「え…これ…ぇ…♪」

京太郎「お姫様抱っこ…って奴?これなら動けるだろ?」

和「あぁ…♪す、須賀くぅん…♥」ギュゥゥ

京太郎「(う…耳元に和の熱い吐息が掛かって…思ったよりこれやばい…)」

京太郎「(さっき抱きつかれたのもあって…早くもムスコがスタンダップし始めた…)」

京太郎「(でも…でも…やるしかねぇよな…!)」

京太郎「(ここから一番近いラブホまで…約2km…!)」

京太郎「(その間を…お姫様抱っこで駆け抜ける…!!)」

京太郎「(連絡は途中の休憩で…メールを送ろう)」

京太郎「(勿論、怪しまれるだろうけど…龍門渕でヤるよりは幾らかマシなはずだ…)」

京太郎「(…願わくば、小蒔にだけは気づかれませんように…!!)」

体力凄すぎ

姫様も連れてけばベットヤクザで全て解決するのに・・・

という訳でエロ書き溜めに入りまする。
ちなみに今回は無難にラブホでエロルートでござる。
ちなみに高安価だったら、その場でアオカン調教だったよ!やったね!!
後、(ゾロ目でも)慈悲はない、低コンマ死すべき。

後、ここの姫様は綺麗な結婚や恋人ばかりを描いた創作しか与えられてこなかったので、
これらに多大な憧れを持っています。
まぁ、何が言いたいかと言うとバレると終わりだ。

>>278
流石に途中で休憩は入れるよー。
それよりやばいのは股間のもっこり具合がお姫様抱っこの怜は隠せないって事だ。

>>279
【今の状態で】そんな事したら、多分、アンラ・マンユ辺りが降りて日本の半分が地震で削れるんじゃないかな!?

っていうか死すべしじゃないか…何をやってるんだ…。
誰かカイシャクしてくれ、ハイクを読む。

やっぱり面倒くさいなぁ姫様

なまじ能力使う前に攻略してるんで困る 絶対他の二人は能力のせいで正気でないと思ってそうだ

本編投下中も誤字脱字消し忘れ頻発するし、もう俺はダメかも分からんね(吐血)
何もかんも怜が可愛いのが悪い。
って事で小ネタ。


【怜ちゃんとお姫様だっこ】

怜「最近、うちは気づいたんや」

京太郎「どうせろくでもないような事だと思いますが何をです?」

怜「京太郎君に運んでもらう場合、おんぶよりもお姫様抱っこの方がええんちゃうやろうかとな!」バーン

京太郎「いや…意味が分からないんですが…」

怜「お姫様抱っこ…ええやん?女の子の憧れやん?」

京太郎「まぁ、そりゃ分かりますけど…」

怜「でも、竜華にされても絵にならへんやん!」

京太郎「そこでまっさきに部長が出てくるのはどうかと思いますが、まぁ、そうですね」

京太郎「(別の意味で絵になると思ったのは黙っておこう)」

怜「だから、その次にうちを運ぶ事が多い京太郎君にお姫様抱っこしてもらおうとな…」

京太郎「いや、その理屈はおかしい」

京太郎「そもそもそう言うのは好きな人とするべきですって」

怜「えー…だからこそ、言うとるのに…」

京太郎「部長の次に出てくるような立場じゃ恐れ多くて出来ませんってば」ハハッ

怜「照れ隠しやのに…相変わらず鈍いなぁ…」ボソッ

京太郎「え…?」

怜「何でもあらへーん…もう…京太郎君の阿呆…」

なんで修羅場望む声があるんですかねぇ(震え声)
基本、ヒロインルートだと他のヒロインと絡むことは殆どないんで修羅場はありません。
だから、BADエンドはないよ!やったね!!


後、姫様が厄介なのは俺の設定の所為だから、叩くのは俺にしとけ。
ぶっちゃけ俺はこれくらい面倒くさい子でも可愛いと思ってるからそう設定してるんだ!!
嫌だったら姫様ルートは見なければ良いだけの話だしな!!
>>294にはエスパーで賞をあげよう。
いや、実際、和も漫ちゃんも能力補正かかりまくってるけどな。
多分、能力なかったらどっちも良いお友達で終わってたはずだし。

姫様の場合、充分に話し合って友達になればなんとかなるかも。
増やしすぎれば、「中に誰もいませんよ」になりそう。

今のところは「厄介…」じゃなくて「厄介ww」やから(震え声)

>>260
うーん…やっぱり大体の着地点だけじゃなくって判定文ちゃんと先に書いておいた方が良いのかなぁ…。
今日の誤字脱字が色々と酷かったから、次の姫様ルートはある程度、書き溜めしてからにしようかと思わなくもないんだが…。
しかし、それやると本編の速度が今まで以上に遅くなりそうで怖い。
何より実際に投下している最中に判定したくなったりもするしなぁ…ぬぐぐ。
何はともあれ、また考えてみるよ。
ありがとうね。

>>298
こ、コレ以上、ヒロインは増えないから(はるるの方を見ないようにしながら)

>>299
しかし、それが低コンマの所為で姫様が出張ってエロシーンが遠のいた時に「厄介…」になるとは海のリハクの目を持ってしても分からないのであった(後半へ続く)

>>300
書き溜めならともかく、即興で書いてるものに対して誤字とかをとやかく言う人はいないと思うよ(借金スレ除く)
速度に関しても十分早いレベルだし、読ませてもらってる立場だから俺はいくらでも待ちますわ
>>1が納得する方法が一番っすよ

 — それは一人の男の言葉から始まった。

京太郎「え?鹿児島に引越し?」
京太郎父「そうだ。急な話で悪いが…」

 — 訪れる別れ

咲「…行かないでよ…京ちゃん…」
京太郎「咲…ごめんな…」

 — そして出会い

小蒔「私が神代小蒔です!よろしくお願いします」
京太郎「俺は須賀京太郎です。よろしくおねがいします」

 — 真実。

京太郎「…え?」
霞「だから…君は私達の代わりに呼ばれたのよ」
霞「今年で…卒業しちゃう私達の代わりに…姫様と一緒にインターハイに行く為に」
 

 — 変異。

初美「これから京太郎君は京子ちゃんとなって、頑張るのですよー」
京太郎「い、いや!無理ですって!絶対無理ですって!!一発でバレますから」
巴「うーん…意外とお化粧ののりが良い…ちょっと悔しいわ…」

 — 怒り。

京太郎「おいこら糞オヤジ!!てめぇどういう事だ!!」
京太郎父「おいおい嘘は言ってないぞ、神代さんとこが親戚なのは本当だし、引越するのも事実だっただろ?」
京太郎父「ただし、お前だけで、俺は謝礼金をがっぽり貰って母さんと世界一周旅行中だがな!」
京太郎「ほぼ身売りじゃねぇかくそがあああああ!」
京太郎父「大丈夫だって。何か最近、お前女顔っぽいからなんとかなるって」

 — 諦観。

京太郎「…今日からお世話になります須賀京子です。よろしくおねがいします」ペコリ
モブ1「まぁ…なんて素敵なお方…」
モブ2「どことなく男性的で…私の胸もドキドキしてしまいますわ…」ウットリ
モブ3「お姉さま…いえ…京子姐様と言うのが良いかしら…」ドキドキ
京太郎(「うぅ…何言われてるんだろう)」

 — 試練

京太郎「(目立つな…絶対に目立つんじゃない…!目立ったら終わりだ…!!)」
淡「(コイツ…さっきからまったく私に振り込まない…!?)」
淡「(完全に狙い撃ちにしているはずなのに…どういう事…!?)」

 — そして審判の時

咲「京ちゃんもインターハイ出場決まったんだ!おめでとう!」
京太郎「あ、あぁ…」
咲「これでまた全国で会えるね!」
京太郎「そう…だな…」
咲「…京ちゃん?」
京太郎「いや…何でもない。…咲も頑張れよ」
京太郎「俺も…何とかやっていくからさ…」サメザメ





京太郎「明日から俺が須賀京子ちゃん…だって…?」
20013年春公開予定!!

淡ちゃん大勝利と聞いてふと思い浮かんだ小ネタ。
ヤリタカッタダケー。

>>303
ありがとー。
とりあえず最善でなくても今よりも改善出来るよう頑張っていくよ。
折角見てもらっているし、皆には出来るだけ面白いものを提供したいしね。

安価が朝早かったりするからこんな時間から確認にきちまったよwwwwww

>>329
ここの1にそれは無理や……

ねんがんの さき11かんを てにいれたぞ!!
単行本派にとっての冬の時代がようやく終わったんやな。
もう休載の度に、落ち込むことはないんやな(フラグ)

イメチェンメゲ原さんはネタバレで見るよりも可愛かったです!
ついでに霞さんは確かに永水で一番やばいな!!と言うか咲世界で一番やばいんじゃないかな!!(一部見つめながら)
まぁ、それはさておき…見返すと口調やらキャラの呼称やら間違いすぎてるね!!
酒が入っていたとは言え、確認していたはずなのに、なんで俺は「ノノカ」とカタカナで衣に言わせているのか。
後、代行の口調も全然、違ったよ!って言うかここまで語尾伸ばす人だったっけ!?

ちょっと原作から乖離しすぎてメゲそうなんでシズが終わった後にまた小ネタ安価二個位飛ばすよ(白目)

>>330
基本、安価取るのはその前の小ネタ終わってからだから安心しろww
ちょっと今は生活のリズムも崩れてるから小ネタ進めそうにないし、安価取るのはもうちょっと先になりそうだからな。

>>331
なんでや!咲ちゃんは正統派やったやろ!!
俺だってその気になれば正統派ラブコメだって書けるから…(震え声)

番外でいいから許されるなら、
ちょい前の衣を慰めるハギヨシで、
だんだん優しくしてくれるハギヨシへの要求が過激になってく衣とハギヨシの禁断のネチョがみたい。

主従関係の恋愛も正統派ラブストーリーだよね(にっこり

.>>335
衣「うぅ…ハギヨシぃ…ののかが…ののかがぁ…」ギュッ

ハギヨシ「大丈夫ですよ。衣様、須賀君なら何とかしてくれますから」

ハギヨシ「それよりほら…泣き止まないと皆が心配してしまいます」ナデナデトントン

衣「また子ども扱いして…ぇ…」グスッ

ハギヨシ「していませんよ。立派なレディーで、大事な方だからこそです」

衣「…本当か?」

ハギヨシ「えぇ。私が今まで衣様に嘘を吐いた事がありますか?」

衣「…ない」

ハギヨシ「だったら…私のこと、信じてくれますか?」

衣「…まだもうちょっと足りない…」

ハギヨシ「じゃあ…どうしましょう?」ナデナデ

衣「…今日のお菓子はハギヨシが作れ」

ハギヨシ「えぇ」

衣「後…もうちょっと強く抱いて…うん…そうだぞ…♪」ウットリ

ハギヨシ「お気に召しましたか?」

衣「うんっ♪…あ、いや…駄目だ…全然、満足出来ないぞ」

ハギヨシ「では…どうすれば?」

衣「今日は…ハギヨシが衣にアーンしてくれ」

ハギヨシ「はい」

衣「その後は二人っきりで映画を見るぞ」

ハギヨシ「分かりました」

衣「それが終わったら散歩して…一緒に月光浴をするんだ」

ハギヨシ「素敵そうですね」

衣「それからそれから…今日のお風呂はハギヨシと一緒に入る」

ハギヨシ「そ、それくらいなら…まぁ…」

衣「勿論、着替えもハギヨシの仕事だ」

ハギヨシ「せ、誠心誠意頑張らせて頂きます」

衣「そして…最後は添い寝の時間だぞ」

ハギヨシ「えっと…あの…衣様…?」

衣「一杯キスしてやる…♥」ボソッ

衣「ハギヨシの弱いところ沢山チュッチュってして…撫でて…舐めて…♪」

衣「衣の中で…いぃっぱい…愛してあげるから…♥」

衣「今日の夜…楽しみにしているんだぞ♪」チュッ

ハギヨシ「〜〜〜っ」カァァ

透華「(き、今日は私の日だったはずなのに…衣ったら…)」

透華「(満月が近いからって…流石にちょっとはしたなさすぎですわ…!)」

透華「(…途中で乱入しようかしら…いえ…でも…そんな事したら衣と一緒に…)」モンモン





龍門渕の家系の女は満月が近づくと発情するという本編ではまず使われない裏設定。

>>358
それじゃとーか加えてどこぞのネタじゃないですかやだー!

確かに京太郎スレでやる事じゃなかったな。
調子に乗りすぎたようだ、すまん。


>>359
ついでだし美穂子姉とタコス妹もいれよう(迫真)

小ネタでさえちゃんと消化出来てないのに、ここで別スレに手を出したらエターフラグだな!!
まぁ、ハギヨシ主役の話は書いてみたくはあるけれど、色々と難しそう。
完璧超人ってイメージが強いから、山も谷も作りづらそうだ。
まぁ、それなしでモンブチでイチャイチャする分には良さそうだけれど。


後、今度こそ口調の間違いとかなくす為に小ネタ前に阿知賀編読み直してるんだが、
やっぱりクロチャーとすばらは可愛いな!!
特にあの卓で最後まで笑顔だったすばらは全部終わった後、抱きしめて褒めてあげたい。

俺もすばら先輩によく頑張ったですね……と耳元で囁かれながら撫で撫でされたい

っていうか、一巻で衣が和の事を「ノノカ」って呼んでんじゃねぇかぁああ!!
その後、「ののか」になってるし、どっちなんだよマジで…(プルプル
後、五巻読んだけど、亦ニキあんま悪くないよね。
格上+対策済み+覚醒アラチャーとか勝つ方が難しいだろ。
それよりもどっちかっていうとメゲ原さんの方がげふげふ。

>>364
囁かれたいのかよwwwww
あぁ、でも、分かるわ…。
すばら先輩は後輩の面倒見も凄い良さそうな上に人の痛みをちゃんと分かってくれる良い先輩っぽいイメージがある。

高鴨穏乃は山が好きだ。
暇さえあれば山に登っているし、気分転換に向かうのも大抵、山である。
それは本格的に麻雀を始めた頃でも変わっていない。
幾らか頻度こそ下がったものの、穏乃にとっては山は変わらず心安らぐ場所だったのである。

穏乃「んん〜っ!」

そんな場所で穏乃はそっと背伸びをする。
時刻は朝の六時過ぎ。
日は登っているものの、まだ起きている人はそれほど多くない時刻だ。
しかし、赤土晴絵の扱きにも慣れ、元気が有り余る穏乃にとって、それはもう十二分に活動時間である。
早寝早起き美味しいご飯。
それが阿知賀の元気娘、高鴨穏乃の健康の秘訣だった。

穏乃「…良い景色」

そう言って穏乃が目を向けるのは眼下の光景だ。
朝の日差しを浴びて朝露がきらめく木々。
穏乃の好きな山の中でも頂上からでしか見えないその光景は彼女にとって宝物の一つだ。
これを見る為ならば、早起きも苦ではないと思えるようなキラキラと眩しい世界。
けれど、今の穏乃にはそれ以上に大事なものがあった。

京太郎「おーい…シズ〜!」
穏乃「あ〜…」

そんな『宝物』があげる声に穏乃は気まずい声を漏らした。
早く景色が見たくてついつい駈け出してしまったものの、今の穏乃は一人ではない。
その後ろに幼馴染であり…そして、つい最近、その一線を超えた大事な人がいるのだから。

京太郎「あぁ…やっぱここに居たのか」

そう言って、穏乃の後ろから現れたのは金髪の少年だった。
年の頃は中高生、青年への過渡期であり、日々成長を繰り返す年頃だろう。
有り余る元気をその小さな身体へと閉じ込める穏乃よりも二回り大きいその身体は力強く登山道を踏みしめながら、穏乃の隣に立った。

穏乃「あ、あははは〜…京ちゃん、ごめんね?」
京太郎「許さん」
穏乃「うひゃぅ!」

短いその言葉と共に、少年 —— 須賀京太郎は穏乃の頬に手を伸ばした。
そのままムニムニと左右に引っ張るその感触に京太郎が微かにその頬を緩ませる。
そんな京太郎の顔が穏乃は大好きだ。
まるで人懐っこい犬が見せる微笑みのようなそれは見ている穏乃も嬉しくなってしまうのだから。

穏乃「い〜ひゃ〜い〜」
京太郎「うるせぇ。毎回毎回、人のこと置いていきやがって。反省しろっての」

それでも痛いと訴えるのはそう言った京太郎のやり取りも穏乃は好きだからだろう。
じゃれあうようなそれはまさに長年、一緒にいる幼馴染が故だ。
お互いの距離感を分かっているが故に心地良く、そして気安いそれに穏乃は内心、安堵を覚える。

穏乃「(最初は…おっかなびっくりだったもんね…)」

もう一人の幼馴染である憧も疎遠になり、和も転校していなくなった阿知賀。
そこで穏乃の傍に変わらずに居てくれたのは京太郎だけだった。
そんな彼と急速に距離を縮め、恋に堕ちたのはある種、当然の事なのだろう。
しかし、お世辞にも恋愛上手と言えない穏乃と、気の多い京太郎の恋は遅々として進まなかったのである。

京太郎「何だ?いきなり遠い目してさ」
穏乃「ぅ〜…」

そんな穏乃の感情を読み取ったのだろう。
京太郎はパッと手を離して、穏乃の顔を覗き込む。
その顔立ちはどことなく中性的でありながらも、男らしさを感じさせるものだった。
少年から青年への過渡期だからこそ見せるアンバランスさ。
それに引き込まれるように感じるのは穏乃がそれだけ京太郎の事を好いているからなのだろう。

穏乃「…京ちゃんは優しすぎ」
京太郎「頬を摘まれて優しいとかお前…」
穏乃「ち、違うよ!そういう意味じゃないもん!」

そう言いながら、穏乃が脳裏に浮かべるのは決して少なくなかった恋の障害の事だ。
お調子者で口も上手く、人の輪に入るのも得意な京太郎。
彼は穏乃と同じくクラスの人気者の一人であり、中心人物だった。
そんな彼が突如として共学へと切り替えた阿知賀に入学するのだから、人気が出ないはずがない。
京太郎本人はまったく気づいていなかったが、穏乃はかなりやきもきしていたのである。

穏乃「(麻雀部に引き込んでよかった…)」

勿論、麻雀を本格的に始めたのは、また和と遊びたかったが故だ。
しかし、その麻雀部に京太郎を誘ったのは不安だったからである。
もし、自分が部活動をやっている間に京太郎を誰かに取られてしまったらどうしようかと思って気が気ではなかったからだ。
山の女は意外と嫉妬深い生き物なのである。

穏乃「(その分…雑用ばっかりになっちゃってるのは申し訳ないけど…)」

しかし、黒一点という過ごし辛い環境の中、京太郎はそれを一手に引き受けてくれている。
穏乃のワガママを受け止め、自分に出来る事を進んでやってくれているのだ。
それを申し訳なく思う反面、嬉しいのは穏乃自身もどうかと思う。
しかし、それでも…恋人が自分の為に頑張ってくれていると思うと胸踊らせてしまうのが恋する乙女なのだ。

京太郎「どうしたよ?」
穏乃「ん…京ちゃんはやっぱりイイ男だなぁって思って」
京太郎「なんだよ、惚れ直したのか?」
穏乃「そりゃあ…何時でも…ね」

そう言って穏乃はそっと横に立つ京太郎に頭を預ける。
ほんの少し重心を寄せるようなそれは京太郎に心地よい重さを与えた。
この元気そうに見えて意外と繊細な幼馴染が自分を頼っているという実感に、胸が震える。
しかし、それに身を任せていられない理由が京太郎にはあった。

京太郎「不安か?」
穏乃「…うん」

短く尋ねる京太郎の言葉に穏乃は微かに頷いた。
全国行きの切符を手にした阿知賀がインターハイに出場するまで後数日。
その間も他校との練習試合がみっちり詰まっているとは言え、やっぱり穏乃の中から不安は消えない。

穏乃「最初は…和と遊びたいだけだった。…でも、今は…」

奈良王者、晩成を破り、全国を手にした今、穏乃たちには強い期待が掛かっている。
後援会も出来たし、部費もふっと上がったのだから。
そんな期待に応えようと…応えなければいけないんだと…そんなプレッシャーがある。
そしてそれがまだ見ぬ強豪たちへの不安へと繋がり、穏乃の心に暗い影を落とした。

京太郎「…いきなり山に誘うから心配だったけど…やっぱりか」
穏乃「…ごめんね」

そう穏乃が謝罪するのは昨日、急に京太郎へと約束を取り付けたからだ。
麻雀をしている自分たちと同じかそれ以上に、雑用メインで働いている京太郎も疲れていると分かっているのに…不安がその背を押してどうしても止まれなかったのである。
結果、皆の前で誘ってしまい、冷やかされたのは穏乃も後悔している事だった。
特に…もう一人の幼馴染には謝っても謝りきれないものを感じる。

京太郎「気にすんなよ。俺もシズとこうして山登るのは嫌いじゃないしさ」

そう言いながら、京太郎は穏乃の頭をそっと撫でる。
自分へと微かに傾けられたそれを外から抱き込むようなそれに穏乃は安堵を覚えた。
子どもの頃は自分と同じくらいだった京太郎の手はすでに男のものへと変わっている。
ゴツゴツとしていてちょっぴり硬く…でも大きくて温かいそれは穏乃の知る手の中で一番優しくて…そして愛おしいものだった。

京太郎「それに…きっと何とかなるって」

気楽に言う京太郎の脳裏には県大会だった。
初戦で王者晩成を破った穏乃たちは文字通り快進撃と言っても良い勢いでインターハイ出場を決めたのだから。
かつて穏乃や憧たちと共に阿知賀子ども麻雀倶楽部に在籍していた京太郎にはその実力のほどが良く分かる。
かつて阿知賀のレジェンドと呼ばれたコーチの手によって、穏乃たちはメキメキと実力をつけているのだ。

京太郎「阿知賀には晴絵先生もいる。玄さんもいる。宥さんもいる。憧もいる。灼さんもいる」
京太郎「だからきっとシズが何とか出来なくても、他の人が何とかしてくれるさ」
京太郎「それでも何とかならなかったら…その時は一緒にごめんなさいしようぜ?」
穏乃「もう…なにそれ」

軽口めいた京太郎の言葉に穏乃は思わずクスリと笑う。
まるで子どものようなその口調に頬も微かに緩んだ。
それと同時に不安で凝り固まった心が溶けていくのを感じて…穏乃は小さくため息を吐く。

穏乃「やっぱり…京ちゃんは魔法使いだね」
京太郎「ん…?」
穏乃「何時だって…私の事を元気づけてくれる…優しい魔法使い」

そう言って穏乃が胸に手を当てれば、そこはトクンと暖かく脈打っていた。
そこにはもう不安の色はなく、ただただ優しいものだけで満ちている。
憧と疎遠になり、和も転校して…落ち込んでいた頃でも感じた優しいその感覚。
それは何時だって京太郎から齎されたものであった。

穏乃「(だから…私も京ちゃんの事…好きになっちゃったんだよね…)」

幼馴染だから、だけではない。
傍にいてくれたからだけでもない。
京太郎が優しくて暖かな人物だからだけでもない。
その三つがあったからこそ、穏乃は京太郎の事をこんなにも好きになる事が出来た。
その言葉一つでこんなにも元気付けられてしまうくらいに…穏乃は京太郎を愛しているのである。

京太郎「くっさぁ…」
穏乃「なっ…!」

しかし、そんな穏乃に対する返礼は呆れたような京太郎の言葉だった。
それに顔を真っ赤にさせながら、穏乃がきっと睨めば、そこには抑えきれないくらい紅潮した頬を見せる京太郎の姿があった。
紛れもなく羞恥を浮かべるその表情に、恥ずかしくて不機嫌になった穏乃の気持ちがすぅっと引いていく。

穏乃「…京ちゃん、もしかして照れてる?」
京太郎「…そんな訳ないだろ」
穏乃「でも、顔真っ赤だよ?」
京太郎「朝焼けの所為だろ」

そう言いながらも、京太郎は穏乃に目を合わせる事はない。
ずっと明後日の方向を見つめるままだ。
しかし、それでもその手は穏乃の頭を撫でるのを止めない。
結い上げた髪を崩さないように優しく撫で続けていた。

穏乃「…へへっ♪」
京太郎「…なんだよ?」
穏乃「京ちゃん、大好き…っ♥」


そう言って抱きついた穏乃の耳にトクンと暖かな鼓動が届く。
自分のものよりも力強く暖かな音。
それは紛れもなく目の前の京太郎から齎されたもので… ——

穏乃「…京ちゃん、興奮してる?」
京太郎「恋人と二人っきりならそりゃあドキドキするってなもんだろ」
穏乃「えへへ…♪」

恥ずかしそうに、しかしはっきりと『恋人』と口にする京太郎の言葉。
それに思わず頬が緩むのを感じながら、穏乃はクシクシと顔をこすり付ける。
硬い胸板に自分の匂いをつけようとするようなそれに穏乃は自分の身体が熱くなっていくのを感じた。
あの日…京太郎に初めてを捧げた時から…時たま感じる甘い熱。
興奮とはまた違ったそれがお腹の奥から沸き上がってくるのを感じながら、穏乃はゆっくりと口を開いた。

穏乃「ねぇ…京ちゃん♪」
京太郎「んー?」
穏乃「エッチ…しよ?」
京太郎「…は?」

唐突なその言葉に京太郎は口をあんぐりを開ける。
まるで信じられないようなものを聞いてしまったようなそれはいっそ間抜けにも思えるだろう。
しかし、京太郎に恋する穏乃にとって、それは間抜けどころか可愛く思えるものだった。

京太郎「ちょ…お、おま!?何言ってるんだよ!」
穏乃「え〜…だって…京ちゃん興奮してるでしょ?」
京太郎「それとこれとは話が別だろうが!」

慌てたように口にする京太郎にはそんなつもりはまったくなかった。
確かにドキドキしてはいたものの、それは恋人に対するそれであり、決して性的興奮を伴ったものじゃない。
それよりもこうもっとピュアで暖かなものであり、男子高校生特有のドロドロとしたものじゃない。
大きな胸が好きな割には意外と純情な京太郎にとって、それは譲れない違いであった。

穏乃「じゃあ…京ちゃんはしたくない?」
京太郎「ぅ…」

そう言って穏乃はそっと自分のジャージをたくしあげる。
その奥にあったのは程よく引き締まった穏乃の柔肌だ。
健康的な魅力を浮かべるそこには微かに汗が浮かび、艶やかに光っている。
健康的なはずのその肌を性的に見せるそれに京太郎は思わず生唾を飲み込んだ。

穏乃「私のこの奥で…一杯、射精したいよね…♥」
京太郎「そ、それは…」

そして穏乃の身体の淫らさを京太郎はもう何度も味わってきているのだ。
当然、その肉襞がどんな風に絡みつき、自分を気持ち良くしてくれるかも分かっている。
しかし、だからこそ、穏乃の誘惑には抗い難く、思わず言葉をつまらせる。
理性ではイケないと分かっているのに、ジャージの中でムクムクとムスコが大きくなり、恋人を求め始めてしまうのだ。

京太郎「そ、外は流石に拙いだろ…」
穏乃「こんな朝早くからこんな所には誰も来ないって。大声出しても…きっと気づかれないんじゃないかな?」

それでも何とか紡いだ言葉に穏乃はあっけらかんと返す。
勿論、穏乃も羞恥心がない訳ではないが、今の時間ならばリスクも殆ど無いのだから。
それならば…今はお腹の奥に宿った疼きを何とかして欲しい、と思うのは当然の思考なのかもしれない。
この辺、男よりも女の方が思い切りが良いのは万国共通なのだ。

穏乃「それに一度くらい京ちゃんと山でセックスしたいと思っていたし…♪」

大好きな場所で、大好きな人と愛を深める。
それは誰だって一度は夢見るシチュエーションだろう。
それが穏乃の場合、野外であったというだけで、思考そのものはそれほど外れたものではない。
とは言え、それを京太郎が理解し、受け入れる事は中々、出来なかった。

京太郎「このエロシズっ!」
穏乃「私がエロくなっちゃったのは京ちゃんの所為だしっ♪」
京太郎「知らねぇよ!くっそ!セックス覚えたての中学生か!」
穏乃「ついこないだまでそうだったよねっ♪」

京太郎がどれだけ言っても穏乃の顔に浮かぶ陶酔はなくならない。
完全に穏乃はスイッチが入り、その気になってしまっているのだ。
それに呆れたように肩を落としながらも、京太郎の肉棒もビキビキと張り始めた。
まるで目の前のメスを早く貪れと言うようなそれに京太郎自身も我慢が出来なくなってしまう。

京太郎「…一回だけだぞ?」
穏乃「えー」
京太郎「じゃないと遅刻するだろ」

そう釘をさしながらも、京太郎も一度で済むとは思っていなかった。
そもそも初体験の時から穏乃は性欲全開で途中から攻守逆転していたのだから。
それは今も変わらず、途中で穏乃に押し倒され、好き勝手に絞られるのである。
そうやって犯されるのも嫌いじゃないとは言え、今回ばかりは必ず一回で収めないといけない。
インターハイ出場を目前に控えた今の時期に下手にスキャンダルを作る訳にはいかないのだから。

京太郎「嫌なら良いんだぜ?」
穏乃「ぅ゛〜…♪」

京太郎の言葉に穏乃は物足りなさそうな声を漏らした。
実際、体力と性欲をもてあます穏乃にとって、それは中々に辛い言葉である。
最近はインターハイの関係上、こうして愛を深める事も中々、出来なかったのだ。
ようやくその機会を得たというのに一回だけなんて我慢出来るはずがない。

穏乃「(まぁ…なし崩し的に…どうにかなっちゃうよね…っ♥)」

そうやって疼いているのは別に穏乃だけではない。
変な所で律儀な京太郎もまた穏乃に操を立てて、自慰すらしていないのだ。
それを穏乃は知らないが、直感的に京太郎もまた溜まっている事を知る。
自分と同じくらいに性欲の強い京太郎が一度で止められるはずがない。
そう思いながら、穏乃はゆっくりと口を開く。

穏乃「分かった…っ♪一回だけ…ね…♥」
京太郎「本当に分かってるのかなぁ…」

そう言いながらも京太郎はそっと穏乃の柔肌に触れる。
そのままゆっくりと上へと手を這わせていくその目には強い欲情が宿り始めていた。
何だかんだ言いながらも京太郎もまた、野外で恋人と逢瀬を重ねるというシチュエーションに興奮しているのである。

穏乃「激しくしてね…♪」
京太郎「そこはせめて優しくしてね、だろ、エロシズ…」
穏乃「ぅん…っ♪」

そう言いながら、京太郎は穏乃の胸を優しく揉んだ。
小さいながらもしっかりとしたその膨らみはクニクニと形を変える。
その小さくてもはっきりと感じるその柔らかな感触に京太郎は興奮が強まるのを感じながらも、その手を止める事は出来ない。
まるで魅入られたようにムニムニと揉み、穏乃に性感を与えてしまう。

なんでもっとさらっとエロに入る予定だったのに、こんな長々とやっているんだろうね!!!
これも全部、俺に王道ラブストーリーが掛けないとか言った奴と安定しない衣の呼称が悪い!!
でも、代行の口調だけは弁解しようがない!ごめんね!!!

今日も今日とて京ちゃんつおいお

ぶっちゃけしずと幼馴染だったら恋愛感情とかわかなさそうなのは内緒。

ハギヨシ小ネタありがてぇありがてぇ。
これは別スレで思いっきりやろう(笑

リクしたみとしては書いてくれて多大な感謝を
反発でちゃった件はすいますん…
>>1の作風でどうしても読みたかったんや…

おつー
エロしずかわ!

>>382
でも、お前、何時も元気で明るい穏乃が和が転校して落ち込んでたら慰めるだろ?
元気づけるのに山一緒に登ったり、気晴らしにカラオケ行ったりするだろ?
その間に元気になって、少しずつ京太郎に甘えるようになるだろ?
二人っきりの時はべったりで部屋に入り浸ったりするだろ?
その内、穏乃も少しずつ二次性徴を迎えて女の子っぽくなるだろ?
無邪気に甘えられたり、抱きつかれる度にドキドキするだろ?
ほら、恋に堕ちる(暴論)

>>383
書いたのは俺だし、気にすんなー。
寧ろ、あんな短いのでちゃんと期待に答えられてるかびくついてたりですね!

>>384
シズはお猿さんだから、セックスの気持ち良さを知るとエロシズに進化するのだ!(乙ありの意)

呼称で悩んでる(?)ようだけどその辺は結構ブレたり変化してくものだからあんまり気にしすぎてもしゃーないんじゃない?

初期には京太郎が『優希ちゃん』呼びしてたり、タコスが敬語キャラっぽくなってるシーンもあったし

>>390
優希ちゃん呼び京太郎と敬語タコスの話が激しく見たくなった

まぁ、一言だけ言うとだ。
アコチャーの立ち位置とかはもうちゃんと考えてあるから、一々、ビッチ扱いがどうのこうのとか言うな。
このスレは風評被害止めろって書いてあるだろ!!!掘るぞ!!
後、ちっちゃいアコチャーも可愛いと思います(迫真)

>>390
つまり代行の口調も大人しめになったのは代行が成長した所為なんだな!!!!!!
いや、なんであんな風になってたのか思い返しても割りと理解できない俺がいてですね(吐血)
後、タコスが敬語キャラっぽかったのは冗談めかしてた時だけじゃなかったっけ?
部長に敬語使ってた所ははっきり覚えてるんだけどねー

可能性としては登場頻度が原作>>二次だからどこぞかの二次イメージに引っ張られたとかかな?
実際風評被害ネタ含めて二次ネタが下地になっちゃってるケースは多々ある気がするし

>>398
人が嫌がることをして行為を強要するとか、ホモの風上にも置けん奴だな

憧は可愛い(確信


それでええやないの

>>393
優希「京太郎君、お茶をいれてくれませんか?」

京太郎「はは、優希ちゃん。そう言うのは自分でやった方が良いぜ?」

優希「京太郎君にお仕事をあげようという私の優しさが分からないんですか?」

京太郎「俺も最近、重くなってきてる優希ちゃんの事を思って言ってやってるんだぜ?」

優希「そ、そういうセクハラは良くないと思います」

京太郎「優希ちゃんが毎回、俺に抱きついてくるのが悪い」

優希「だからと言って、一の体重の事を考えるのは良くないですよ」

優希「相手が私じゃなかったら訴訟ものですから!」

京太郎「訴訟になっても優希ちゃんには負ける気しねぇよ」

優希「い…き、京太郎君は随分と私に酷い事を言うんですね」

優希「私のことが嫌いなんですか?」ジッ

京太郎「…嫌いだったら一々、お前の悪乗りに付き合ってねぇよ、『優希』」

優希「ぅ…ぅ…ぅ…」ダッ

京太郎「おわ!?」

優希「えへへー。京太郎の負けだじぇ♪」

京太郎「ったく…殊勝な様子を見せたと思うとすぐこれだ」

京太郎「つーか、離れろよ。俺ら喧嘩中だろ」

優希「ふふーん♪今の私は機嫌が良いから許してやるじぇっ♪」

京太郎「あぁ、はいはい。そりゃあ有難うございます」

優希「…嬉しい?」

京太郎「別に嬉しくねぇよ」

優希「そんな事言って〜♪本当は嬉しいんだろ?顔赤いもんなっ♪」

京太郎「…夕焼けだっての」

優希「まだ夕方には早いじぇ〜♪このこのっ♪」

優希「それとも…そういうオネダリか?だったら私も…」

京太郎「それ以上調子に乗るようなら、また『優希ちゃん』呼びに戻すからな」

優希「うぅ…京太郎はイケズだじぇ…」

京太郎「お前の押しが強すぎるんだっての」

京太郎「…そう言うのはまた後でな。…俺ん家、今日誰もいねぇし」

優希「〜〜っ♪うんっ♪」

なんでこのネタでエロ路線に向かうのか。
それは誰にも分からない事であった、まる。

>>395
和とかならともかく代行が出るスレとか俺一つしか見てないはずなんだけどなぁ…。
しかも、そのスレでどんな口調だったかも既に思い出せない俺ガイル。
まぁ、咲は二次創作ネタが強いよね。
と言うかキャラの掘り下げが薄くて、自然、妄想力で補わないといけないと言うか。
文堂さんとか一年で風越レギュラー入りした化け物なんだから、もうちょっと出てもいいと思うんだけどなー…。

>>400ニキ…(キュン

>>401
アコチャーは可愛い+可愛いは正義=アコチャーは正義!!!
でも、この理論で言うと一番、正義なのは池田ァな気がする。

池田ァはあ………ないか

容姿は好きだがキャラが好きになれないどうすればいいかね。

というかイッチの姫様見てから姫様可愛過ぎて膝枕されたいんだよどうしてくれるんだ(迫真

穏乃「京ちゃんの手…ドキドキする…ぅ♥」
京太郎「俺も別の意味でドキドキしてるぜ」

穏乃の柔らかな声に京太郎は素っ気なく返す。
しかし、その内心は決してスリルだけに満ちている訳ではなかった。
何だかんだ言いながらも京太郎もまたこうやって穏乃と身体を重ねる事を望んでいるのだから。
その鼓動が早くなっているのは興奮の色合いもまた大きく作用している。

京太郎「(それに…コイツの肌スベスベなんだよ…)」

一所にじっとしているのが苦手な健康系美少女。
そんな穏乃の肌は弾けるような若さに満ちて、幾ら撫でていても飽きる事はない。
それどころか、撫でているだけでも妙な興奮を覚えてしまうくらいだ。
それを意識的に振り払いながら、京太郎は脇からすっと肉を集める。

穏乃「んふ…ぅ♪巨乳に…しちゃう?」
京太郎「どれだけ集めてもBが限界だろお前」

そうやって軽口を叩きながらも穏乃の肌は微かに震える。
健康系美少女は実は脇も結構な弱点なのだ。
普段は意識する事はないが、京太郎に触れられるとゾクリとしてしまう。
まるで自分の淫らなスイッチがそこにあるような感覚が穏乃は好きだ。
もっともっとそこを触って味わって欲しいと思うものの、羞恥心が邪魔して中々出来ない。
セックスを覚え、エロシズと呼ばれるようになっても、彼女は決して羞恥心を捨てた訳じゃないのだ。

穏乃「ひぅっ♪♪」
京太郎「(相変わらず脇弱いなぁ…)」

しかし、そんなもの京太郎にとってとっくの昔に見通していた事だった。
色恋沙汰には鈍いものの、彼は決して鈍感なタイプではないのだから。
こうして穏乃との逢瀬も三桁の大台が見えてきた今、その弱点はおおよそ把握している。
セックスにさえも積極的でドンドン押してくる恋人に負けじと色々とアンテナを張っているのだから尚更だ。

京太郎「(まぁ…それを言ってやるのは可哀想だよな)」

とは言え、それを変態だ淫乱だと言ってしまうと穏乃が凹むのは目に見えている。
元気いっぱいで鋼のメンタルを持っているように見えるが穏乃は人一倍繊細な少女だ。
寂しがり屋で甘えん坊で、そして笑顔が素敵な恋人なのである。
そんな笑顔を少しでも曇らせたくはない。
そう思ったのは何時からかは分からないが、しかし、それは京太郎にとって重要な決意であった。

穏乃「でも…京ちゃんに揉まれてるのに…中々、大きくならないね…♥」

穏乃のその言葉は冗談めかしながらも微かに残念そうな響きがあった。
穏乃とて黒一点であり幼馴染の性的嗜好くらい、ちゃんと把握しているのである。
本来、京太郎が持っていてはいけない類の本は全て巨乳ばかりで貧乳を描いたものは一つもない。
そもそも京太郎の初恋の人が部活仲間の松実玄であり、その次が原村和である事を知る穏乃にとって、それは割りと深刻な事だったのだ。

穏乃「女性ホルモン…足りてないのかなぁ…♪」
京太郎「あー…」

自虐的な響きを見せる穏乃の思考を京太郎もまた察知する。
何だかんだで穏乃の胸も好きな京太郎にとって、正直、どうして恋人がそこまで落ち込んだりするのかは分からなかった。
それよりももっと深い部分で自分たちは繋がっていると思うのだが、穏乃にとってはそうではないらしい。

京太郎「…俺は確かに大きなおもちが好きだけどさ。でも…俺の恋人はシズだから」
穏乃「ん…っ♪」

その差を少しでも埋めてやろうと口にした言葉に穏乃の身体がピクンと動く。
まるでその言葉だけでも感じているような姿に京太郎は安堵を覚えた。
その顔が微かに綻んだのは自分の言葉が届いた結果なのだろう。
そう思いながら、集めた肉をふにふにと揉む指先に力を込めた。

穏乃「んく…ぅ♪乳輪…捕まっちゃったぁ…♥」

その指の間にあるのは穏乃のふっくらした乳輪だ。
鮮やかな桜色を興奮でサーモンピンクへと近づけるそれに穏乃の身体は快感を覚える。
乳首に程よく近いその場所は性感帯としても中々に優秀な場所なのだ。
そこを愛しい恋人の手で指を埋められ、突き出すような変形をさせられれば、背筋にゾクゾクとした快感を走らせるだろう。

京太郎「逃げるつもりだったのか?」
穏乃「えへ…♪もうそんな事考えられないくらい…捕まっちゃってるもん…♥」

それは決して今の物理的拘束ではない。
もっと深く、精神的な部分に根ざした結びつきだ。
穏乃にとってはもう京太郎は唯一無二であり、代替の効かない最高の恋人なのだから。
もう京太郎以外では満足出来ないと思うそれは穏乃にとっては心に着けられた鎖も同然だ。
しかし…彼女にとってその拘束が信じられないほど嬉しく、そして誇らしい。
世界でその鎖を持っているのが自分だけだと思うと、胸の中が陶酔で満ち溢れてしまう。

穏乃「(でも…独り占めは良くないよね…っ♥)」

そう思いながら、穏乃の手はそっとジャージをさらにあげる。
ぐわりと前を肌蹴させるそれに彼女の乳房が露出した。
脇から肉が集められ、普段よりも一回りほど大きくなった柔肉を真正面から掴まれるその姿。
それは穏乃からはジャージが邪魔して見えないものの、とても淫らなものである事だけは分かった。

穏乃「(だって…京ちゃん…興奮してくれてる…♥)」

そうやって胸を見せた瞬間、京太郎の口から漏れる熱い吐息。
朝の肌寒い空気を微かに白く染めるその吐息はそれだけ京太郎が興奮している証だ。
自分の貧相な胸で恋人が満足しているのだろうかという不安を思いっきり吹き飛ばすその姿。
それに穏乃が笑みを浮かべた瞬間、京太郎の手が乳輪を軽く引っ掻いた。

穏乃「ひあっ♪」

瞬間、ビリリと走った甘い痺れに穏乃は甘い声をあげる。
はっきりと快感混じりのそれは京太郎だけでなく、穏乃自身の興奮も高めた。
自分が意外とオンナをしているという事を知っているとは言え、そうやってオンナの声を漏らすとやっぱり興奮する。
お世辞にも女らしくない自分が京太郎の手でオンナにされていくと思うと…ゾクゾクしてしまうのである。

京太郎「相変わらずの敏感肌め…」
穏乃「京ちゃんに開発されちゃったから…ね…♪」
京太郎「俺は普通の事しかしてないはずなんだけどなぁ…」

京太郎は特にアブノーマルなプレイをした事はない。
あくまでも純粋に愛を深めるセックスしかした事がないのだ。
それを開発したとか何とか言われるのは割りと理不尽な気がしてならない。
それよりは野外プレイやら、拘束プレイやらをしたがる穏乃の方がよっぽど京太郎の事を開発しているだろう。

穏乃「それでも…女の子は男の子を覚えて…オンナになっちゃうものなんだよ…♥」
京太郎「じゃあ…今のシズはもうオンナな訳?」
穏乃「そりゃ…そうだよ…♪私…京ちゃんの事欲しくて堪らない…オンナになっちゃってる…♥」

京太郎の問いかけに穏乃は微かに笑いながら、身震いを走らせる。
自分の言葉で興奮するその様に京太郎の胸にも熱いものが浮かび上がってきた。
強く激しいそれは穏乃とは逆のオトコの衝動なのだろう。
それを自覚しながら、京太郎はそれを胸の奥底へと抑えこむ。
その強い衝動に身を任せるのはまだもうちょっと先だと自分を戒めて、京太郎は愛撫を続けた。

穏乃「今も…お腹の奥トロトロになって…もう愛液出ちゃってるんだよ…♪」
穏乃「乳首だけじゃなくって…クリトリスまで勃起して…もうピクピクしてる…ぅ♥」
穏乃「身体中全部…京ちゃんの事欲しくて堪らない…っ♥発情…しちゃってるよぉ…♪」
京太郎「ぅ…」

しかし、そんな京太郎の我慢を消し飛ばそうとするあのように穏乃の口から淫らな言葉が飛び出す。
それに理性が揺さぶられるのを感じて京太郎は微かに呻いた。
その奥底では興奮の色が強くなり、肉棒ももう痛いくらいに勃起している。
ジャージの柔らかな素材から今にもつきだしそうなその張りについつい腰を引いてしまうくらいだ。

京太郎「このエロシズ…少しは黙れよ…っ」
穏乃「んにゃ…ぁ♥」

そんな穏乃の口を京太郎は自身の唇で塞ぐ。
ちゅっと甘い音と共に繰り返されるそれは親愛を告げるバードキスだ。
文字通り口づけという表現がよく似合うそれに穏乃は蕩けた鳴き声を漏らす。
例え、それが自分の淫語を止める為であっても、恋人のキスというのは格別なのだ。
それだけで頭の奥が熱くなり、子宮が熱情を強くするくらいに。

穏乃「(あぁ…京ちゃんのキス…凄い…っ♥)」

触れただけでも自分を蕩けさせる京太郎のキス。
それはそれだけ自分が京太郎の事を愛している証なのだろう。
それを心ではなく身体で感じられる感覚が穏乃は大好きだ。
二人っきりでいる時に京太郎が隙を見せれば、その唇を奪ってしまうくらいに。

穏乃「(でも…私…もぉ…もっと凄いの知ってる…ぅ♥)」

平時であれば、穏乃はそれでも満足する事が出来ただろう。
そうやって愛を確かめるだけでも、満面の笑みを見せ、恥ずかしがる京太郎に勝ち誇る事が出来たはずだ。
しかし、今は愛を確かめるのではなく、愛を深める時である。
その口づけは甘美ではあるものの刺激が足りず、発情した穏乃はより強い快楽を求めてしまうのだ。

穏乃「んちゅ…っ♪」

それが最も顕著に現れたのは穏乃の舌だった。
興奮で唾液をドロドロにさせた口腔から伸びたそれが京太郎の唇を舐める。
ねっとりとしたその動きは愛撫と言うよりも相手を発情させようとする淫らな手つきに近い。
実際、穏乃にもその意図があるのだから、京太郎にとっては尚更そう思えるものだろう。

京太郎「ん…っ」チュ
穏乃「んふぁ…♥」

そんな穏乃に対して京太郎は緩やかに唇を開いた。
まるでそんな穏乃を受け入れようとするそれに、彼女は悦びの声をあげて舌を進ませる。
開いた唇の間から京太郎の中へと入った瞬間、穏乃の舌は甘い味覚を伝えてきた。
まるでそこがお菓子で満たされているようなその感覚に穏乃の頭はジィンと震え、甘い汁を漏らす。

穏乃「(もぉ…京ちゃん…反則だよぉ…♥)」

まだ何も触れていないというのに、甘くてドロドロンになっちゃいそうな口腔。
空気すらも甘く感じるそこは穏乃にとっては最高の場所も同然だ。
ついつい張り切って舌に力を込めて、ジュルジュルと京太郎の粘膜を舐め回してしまう。
右へ左へ上へ下へ。
縦横無尽に、そして好き勝手に動きまわるそれは山での穏乃と同じだろう。
一見、自分勝手に見えながらも、対象の事を深く思っているのだから。

穏乃「(ちゃんと…歯磨きしてあげるね…♪)」

勿論、京太郎とて恋人がいる身だ。
口臭には気を使っているし、日頃から歯のケアはちゃんとしている。
寧ろ、穏乃の方が京太郎にちゃんと出来ていないと怒られ、歯磨きさせられる事も少なくはない。
しかし、それでも根が献身的な穏乃は舌を伸ばして、彼の歯茎を丁寧に舐めていく。
例えそれが自分の欲望を大義名分を与えようとするものであったとしても、それは京太郎にとって気持ち良いものだった。

京太郎「(まったく…何時までも受け身でいると思ったら大間違いだぞ…!)」

その快感に身体が熱くなるのを感じながら、京太郎の手が動き出す。
それまで揉むだけであったその手がその範囲を縮め、乳輪を包囲するのだ。
勿論、それだけであれば今の穏乃を満足させる事は出来ない。
それを知る京太郎の手が穏乃のピンと張った乳首に伸びて、そこを指先で軽く弾きだしたのだ。

穏乃「ふゅわぅっ♪」

それに不可解な鳴き声を漏らすのは穏乃の身体に今まで以上の快感が走ったからだ。
交わりの際にまず間違いなく触られるであろう淫らなその突起。
それに与えられる今日はじめての快楽に穏乃の身体は対応出来ない。
ビリビリと素直に震えを走らせて、鳴き声を漏らしてしまうのだ。

穏乃「ふゅんっ♥はん…んっ♥」

しかし、そんな穏乃にも容赦せず、京太郎は指で乳首を弾き続ける。
ピピピンとリズミカルに両方の乳首を虐めるそれに穏乃はその度に甘い声を漏らしてしまった。
それでも尚、その舌の動きは鈍る気配がない。
まるで声を出す部分から、そこだけ切り離されたように器用に京太郎の中を泳ぎ、舌先で粘膜を嘗め尽くすのだ。

穏乃「(気持ち…良い…っ♪)」

そんな穏乃の中にあるのはうっとりとした陶酔だった。
お互いに気持ち良い部分を握り、相手に快感を与えようとするその中で穏乃は幸せを感じていたのである。
それは勿論、穏乃がこうしてセックスや快感に忌避感も禁忌も持っていないという事が関係しているのだろう。
しかし、それ以上に大きいのは穏乃がそれを愛を深める行為だと認識しているからだ。

穏乃「(キスも…おっぱいも…気持ち良くって…ポカポカしちゃう…♪)」

京太郎に快感を与えるのは嬉しいし、気持ち良い。
逆に京太郎に気持ち良くして貰うのも嬉しいし、気持ち良い。
それらが重なって二人の絆を強くするのだと思う穏乃にとって、それはとても心地良い感覚だった。
故に、それがもっと欲しいと身体が求め…さらに舌を突き出してしまう。

穏乃「ちゅるぅ…♥」

そんな穏乃が目指したのは京太郎の口腔の奥だ。
歯茎の向こうにいまだ眠る愛しいパートナーの舌を求めて、必死に舌を伸ばしている。
それを勿論、京太郎は無碍にはしない。
寧ろ、ようやく求めてくれたのかと嬉々とするものを混じらせ、穏乃の舌に絡むのだ。

穏乃「(は…ぁ…っ♪キス…恋人の…キス…ぅ♥)」

さっきまでのバードキスではなく、恋人以外には決してしないであろうディープなキス。
お互いに粘膜を絡ませ、愛を深める接吻の完成に穏乃の背筋は震えた。
その中に駆け抜ける快感は乳首からのものも合わせるとかなり大きくなっている。
最早、こうして直立で立っていられるのも時間の問題。
そう思いながらも穏乃はキスを止められず、ねっとりと舌を絡ませ、京太郎を味わってしまう。

穏乃「(美味しい…っ♥京ちゃんのキス…とっても甘くて美味しい…っ♥)」

勿論、そこにあるのはただの粘膜でしかなく、何か味を感じられるものじゃない。
しかし、穏乃の心が感じる甘さはそんなものなどお構いなしなのだ。
それが特別だと穏乃が思うだけで甘い陶酔を心に満たし、穏乃を満足させる。
歯茎を舐めている時よりもさらに大きなそれに彼女が思わず目を閉じてしまった瞬間、京太郎の手が一気に攻勢に出た。

穏乃「んひゅあぁっ♪♪」

今まで以上の大きな声を漏らす穏乃の乳首。
それを京太郎は指先でキュッと摘み、そのままクリクリと弄り始めた。
瞬間的な快感ではさっきのものに及ばないものの、断続的に繰り返されるその気持ち良さに穏乃は勝てない。
その腰までをブルリを震わせながら、足の軸を揺らしてしまう。

穏乃「(ダメ…まだ…ダメ…だよ…っ♪私…まだ…ぁ♥)」

そんな自分に穏乃が言い聞かせるものの、ガクガクと揺れる足は止まらない。
ビリビリと駆け抜ける快感も休まるところを知らず、その小さな乳房の奥を突き刺している。
心まで貫こうとするようなその強い快感に穏乃の興奮はドンドンと高まっていくのだ。
しかし、それに対して彼女の健脚からは力が抜けていき…ついに唇を離してしまう。

穏乃「…もぉダメ…♥私…立ってられない…ぃ♪」

震える声でそういう穏乃の足はもう生まれたての子鹿のようにプルプルと震えていた。
拠り所を持たない穏乃にとって、それはもう限界を示すものである。
京太郎への愛情という何よりの媚薬を内側に秘める穏乃にとって、それは健闘を讃えられてもおかしくないほどだった。
何せ、普段ならばバードキスだけで身体が蕩け、足元がふわふわとおぼつかなくなるのだから。
それから考えれば、これだけ立ち続けられたという事に自身で称賛を送りたいくらいだった。

京太郎「俺にもたれかかっても良かったのに」
穏乃「そしたら京ちゃん私の乳首、弄りづらいでしょ…ぉ♪」

それに元々、京太郎は慎重さが大きい穏乃に合せる為に腰を屈めてくれていたのだ。
それを思えばコレ以上、迷惑を掛ける事は出来ない。
意外と根が献身的な穏乃にとって、そう思うのは当然の事である。
しかし、その機微が分からない京太郎にとっては、何となく悔しい。
穏乃の軽い体一つくらいなら支えられるのに、と拗ねるように思ってしまうのである。

穏乃「それより…こっち…ね…♥」

そう言って、穏乃がジャージを脇で固定しながら、すっと腰に手を当てる。
そこにある黒いスパッツはもう様々な体液で蒸れてぐしょぐしょになっていた。
換気性の良いはずの素材から染み出すようなクチュクチュという音はそれだけ穏乃が興奮している証だろう。
それを感じ取った京太郎がゴクリと生唾を飲み込んだ瞬間、穏乃の手がそれをずり下げ、その奥を晒した。

穏乃「(私のアソコ…京ちゃんが見てる…ぅ♥)」」

陰毛一つ生えておらず、ぴっちりと大陰唇も閉じた子どものような秘所。
もう数え切れないほど肌を重ねているのに未だ変質が見えないその奥でサーモンピンクの粘膜はひくついていた。
ピクピクとオトコを求めるように蠢き、奥から愛液を染み出すそこを京太郎がじっと見つめる。
興奮混じりのその熱視線に肌の奥まで見られているように感じながら、穏乃はそっと頬を緩ませて口を開いた。

穏乃「私の…エッチなオマンコに…♪京ちゃんもオチンポ入れたいよね…♪」
京太郎「…あぁ」

そんな穏乃に対する返事は彼女が思っていた以上に素直なものだった。
穏乃ほど疼いている訳ではないとは言え、京太郎もまたキスと愛撫に強い興奮を得ているのである。
痛いくらいに張ったズボンの中ではもうカウパーが染みだして、早くメスを寄越せを訴えていた。
そんな中で晒された愛しい恋人のロリマンコを前にして、京太郎が我慢出来るはずがない。
力強く頷きながら、穏乃の身体から手を離し、彼女を開放する。

穏乃「それじゃあ…ね…♥」

そう言って穏乃は近くの木に向かって、その両手を突いた。
しかし、その距離は微かに長く、上体が微かに屈む。
自然、それはジャージとスパッツの間から漏れる穏乃のプリンとした臀部を強調した。
まるで京太郎へと突き出すようなその姿勢に彼もまた我慢出来ない。
ふらふらと吸い寄せられるように近づきながら、自身のズボンをずり下ろした。

穏乃「美味しく…食べてね…♥」

そんな京太郎へと振り返りながら、軽口のように言う穏乃。
しかし、その胸中は期待と興奮で今にも弾けそうなものへとなっていた。
今までのものはあくまでも前座であり、本番はこれからなのだから。
快楽も恋人としても…これからが本命であり、最高に気持ち良くて幸せなものが待っている。
そう思っただけで穏乃はもう我慢出来ず、その可愛らしいお尻を揺するように動かして、京太郎を誘ってしまうのだ。

京太郎「分かってる…!」

自分を誘惑するような穏乃に理性が削られる音をはっきりと聞きながら、京太郎は自身の肉棒を掴んだ。
もう下腹部へと届きそうなくらいに反り返ったそれを京太郎は濡れた穏乃の股間へと当てる。
そのままクチュクチュと愛液を絡ませながら、もう片方の手で穏乃の大陰唇を開いた。
瞬間、ドロリと溢れる愛液が自身の肉棒へと振りかかる感覚に京太郎の腰は震える。
早くそこへ突き入れろと訴えかけるそれに京太郎は我慢出来ず、一気に腰を進め、穏乃の肉穴へと男根を押し込んでいった。

終わりー。
シズは絶対にパイパンだと思う。
後、脇だけじゃなく太ももも弱い(断言)


なんでや!池田ァ可愛いやろ!!
決勝戦後のあの泣き顔にノックアウトされた奴は多いはずだ!!!
>>415は頑張り屋で、ちょっぴり泣き虫で、でも、へこたれなくて、最後は笑顔であの卓を抜けられたって+要素ばっかり考えてもいいと思うよ!!
後、アイツ姉だから意外と面倒見良いし、料理上手っぽい描写もある。
何より弄っても可愛い!(迫真)
後、姫様が可愛いのは大宇宙の真理で、神様が定めた法律だから仕方ないね。
責任とって明日(多分)投下してやるから大人しく待っとけ。
ただ、30からは友人が帰ってきて遊ぶ予定なんで、GW中の投下も書き溜めも難しいと思う。
進められるときには進めるつもりだけど、期待しないでくれ。

熱くて眠いのにお昼寝出来ないお…
でも、ここでクーラー入れると負けた気になるお…
だから、投下するお!!(今から始めますの意)


京太郎「う゛あー…」
和「きゃふっ♪」

そう俺が声をあげて飛び込んだのは桃色のベッドだった。
随分とカラフルなそこからは微かに甘い匂いがする。
甘ったるくなくふんわり香るそれは高級な柔軟剤以上の何かを感じさせる。
恐らく前の客の匂いなどを少しでも感じたりしないように、という工夫なのだろう。
それを嬉しいと思う反面、俺はそこから顔を動かす事が出来なかった。

京太郎「(腕は死んだ…っ!!)」

龍門渕から外へ出て、三十分。
公然といちゃつくバカップルを見るような目に耐えかねた俺はついにタクシーと言う禁じ手を使った訳である。
結果、大幅に時間は短縮され、こうして和と共に無事にラブホテルへと入る事が出来たのだ。
しかし、タクシーに乗っている間も、ずっと和を抱きかかえ続けていた腕はさっきからプルプルし続けている。
流石に何度か休憩しているとは言え、人一人を抱えて、走るのは無理があったのだろう。
こうしてベッドへと和を運んだ瞬間に腕の疲労がどっと湧き、当分蘇生出来ない事を俺に教えた。

京太郎「(財布持ってなきゃこれじゃすまなかっただろうな…)」

それもこれも全部、俺が日頃から財布を携帯しているようにしているからである。
それがなければ、俺はあの遊戯室へと足を運び、注目の中で自分と和の荷物を持たなければいけなかっただろう。
そうならなかったのは、子どもの頃にこうして癖を叩きこんでくれた両親のお陰である。
事前にある程度、事情を説明しているとは言え、婚約者として連れてきた小蒔に深くは聞かず、普通の女の子として接してくれているし、今度何かプレゼントでもするのが良いかもしれない。

和「須賀君…あの…大丈夫…ですか…?」
京太郎「おう。大丈夫大丈夫」

そんな事を考えながらも、好きな子を前にすると強がってしまうのが男の子の悲しい性という奴である。
いや、腕がプルプルと震えているのに強がっても無意味だという事は俺にだって分かっているのだ。
しかし、前のめりになった俺の下から心配そうに見上げてくる子に辛いだなんて言えるだろうか。
ましてや、相手は責任感が強く、頑固が故に色々と抱え込む傾向にある和なのだ。
例え、俺にとって和は特別でなくても、『大丈夫じゃない』とは口が裂けても言えないだろう。


京太郎「ただ…ちょっと休憩させてくれ…」
和「分かり…ましたぁ…♥」ギュッ

そう言って、和は俺の身体を抱きしめなおしてくれる。
お陰で俺は身体をひねる事も出来ず、結果、和の上から逃げられない。
勿論、胸に柔らかな膨らみがぐいぐいと押し当てられるので、心地良いと言えば良い感覚なのだ。
しかし、女の子を下敷きにしているというのはやっぱり大丈夫なのかという心配になってしまう。
結果、俺は素直にその魅惑的な感触に浸る事は出来ず、恐る恐ると口を開いた。

京太郎「…重いだろうし、適当に転がしても良いんだぜ?」
和「でも…須賀君は私をここまで運んでくれたじゃないですか…♥」
京太郎「まぁ…途中でタクシーも使ったけどな」

と言うか、今から思い返せば、もうちょっと早くタクシーを使えば良かったのだ。
和も俺もその方向性は違えども意外と目立つ容姿をしているし、ましてや俺達は今、注目を浴びている清澄の選手なのだから。
流石に高校麻雀程度でそこまで下衆な記事を書くとは思えないが、今はお互いに制服だし、変な噂になってもおかしくはない。
それをお金の節約を考えたり、男の意地だとか下らないものにこだわったから不必要なリスクを抱える羽目になってしまった。
それらを考えるとここまでやり遂げた、というよりは、寧ろ謝罪したい気持ちが強くなるのである。

和「もう…そう言う事は関係ないんですってば…♪」

そう言う和の口調は屋上の時より幾分、落ち着いたものになっていた。
漫さんや和本人が言っていたように俺を感じると禁断症状は幾らかマシになるらしい。
とは言え、それはマシになっただけであり、決してなくなった訳でも消えた訳でもないのは…その瞳を見れば分かった。
俺と抱き合っていた間、じっと俺を見上げ続けた…和の瞳。
そこには普段の強い理性の色や冷静さはなく、うっとりとした陶酔と欲情で潤んでいた。
まるで今にも泣きだしてしまいそうなそれは和が俺を求めてくれている証である。
それを嬉しく思いながらも、申し訳なく思うのは、それが和と想いを通わせたからではないからなのだろう。


和「私の為に…一杯、頑張ってくれた須賀君を労いたい。そう思うのは…イケナイ事ですか…?」
京太郎「ぅ…」

そのままスリスリと自分の身体を擦り付けるように押し付ける和の感触は堪らなく魅力的だった。
冬用の分厚い制服越しでさえはっきり感じるその身体の柔らかさは俺の堪え性のないオスの部分を刺激する。
元々、和のおもちを感じてムクムクと大きくなっていたそれが痛いくらいに張り始めた。
本格的にズボンを押すそれに和も気づいたのだろう。
その顔を欲情とはまた違うもので赤くしながら、俺からそっと視線を背けた。

和「…須賀君のエッチ…♪」
京太郎「いや、仕方ないだろこれは…」

ただでさえ、和とこうして性的行為を目的とした施設にいるだけでも興奮するのだ。
その上、その身体を擦り付けるように甘えられると誘われているとしか思えなくなる。
勿論、本人にその気はないのだろうが、その表情からしてオスを誘いまくっているのだ。
こうして俺が形ばかりの平静を保てているのも、和にそうさせているのが俺の能力の後遺症だからである。
ぶっちゃけ、それがなければ、俺は腕の疲労なんて気にせず、とっくの昔に和へと襲いかかっていただろう。

和「何が仕方ないんですか…ぁ♪こんな風にココをおおっきくして…もぉ…♥」
京太郎「そう言いながら、もぞもぞするの止めて貰えませんか?」
和「し、してませんよぉっ♪」

そう言いながらも、和はその身体をもぞもぞと揺するように動かし続ける。
一見、居心地悪そうなそれは、しかし、和の興奮の為なのだろう。
チラチラと俺の様子を伺うその視線からも、それははっきりと伝わってくる。
だって、その目には羞恥の色も浮かんでいるものの…それよりも遥かに強い劣情に満たされているんだから。


京太郎「…もしかして誘ってる?」
和「あ…ち、違います…わ、私…そんなにエッチじゃないです…っ♥」
京太郎「ほうほう…」

しかし、一瞬、和の目に浮かんだ歓喜の色を俺は決して見逃さなかった。
まるで自分が恥ずかしくて言えない事を言い当てて貰ったようなその歓喜。
それはすぐさま意地を張った言葉に隠れたものの、きっと俺の思いすごしではないだろう。
何せ、和の顔に浮かぶ興奮は俺の言葉で燃えるように強くなり、その吐息の粗さも屋上を彷彿とさせるものになってきたのだから。

京太郎「じゃあ…このまま時間一杯までホテルで抱き合っていようぜ?」
和「え…で、でも…ぉ♪」
京太郎「和はしたくないんだろ?だったら、別にこのままで良いじゃないか」

そんな和についつい意地悪したくなるのは俺の性と言う奴か。
どうしても性的な興奮を得ると嗜虐的になってしまうらしい俺の口からスラスラと言葉が出てくる。
勿論、龍門渕の屋上であんな事言われた以上、それらは今更にも程がある言葉だろう。
しかし、その白々しさが和を追い込み、その顔に迷いを浮かべるのを俺は見て取った。

和「で、でも…そのままじゃ須賀君も辛いですよね…?」
京太郎「あぁ、辛いな。でも、和に無理はさせたくない」

そう正直に言うのは和の心に言い訳を与える為だ。
幾ら俺だって和が言い訳なしで自分から求めてくれるだなんて思っていないのである。
勿論、このままずっと待ち続ければ可能なのかもしれないが、人一番理性的で恥ずかしがり屋な和に対してその賭けは中々に厳しい。
それにまだ二回目だと言うのに、そこまで求めるのは流石に酷な話だろう。
何れは心からそう言わせたいとは言え、今日のところは俺の方で言い訳を用意してあげる方がスムーズに行くはずだ。


和「わ、私も須賀君に無理はさせたくありませんし…だから…その…♥」
京太郎「でも、エロい事は嫌なんだろ?」
和「べ、別に…そういう訳じゃ…ぁ♪」
京太郎「じゃあ…好きなんだな?」
和「違います…ぅ♥」

平行線で交わることのないお互いの論調。
しかし、和の瞳に浮かぶ欲情の色はさっきよりも強くなっていった。
その否定の言葉も弱々しく、尻すぼみなものへと変わっていく。
それを確認した俺は一つ笑みを浮かべて、口を開いた。

京太郎「俺は和に無理をさせたくない。和は俺に無理をさせたくない。だったら…賢い和にはどうすれば良いのか分かるよな?」
和「で、でも…そんな事…私…♪」

俺の言葉に和は言い淀み、そのまま口を閉じる。
その顔に浮かぶ逡巡はきっと未だ思い切る事が出来ていないが故なのだろう。
しかし…和は気づいていない。
それがもう『俺が譲歩する』か、『和が譲歩するか』の問題ではなく、和が『言う』『言わない』の問題になっているという事に。
最早、その頭の中には俺が譲歩すると言う至極、真っ当な方向性へと舵を取る思考はないのだろう。
今の和が迷っているのは自分が『言う』か『言わないか』という二択の内、どちらを選ぶかという事なのだ。

京太郎「思い出してくれよ。和は一度…俺にオネダリしてるんだぜ?」
和「あ…っ♥」
京太郎「それにこのシチュエーション…あの時みたいでドキドキしないか?」
和「あ…あぁ…ぁっ♥」

あの時 —— 和を最初の犠牲者にしてしまった時も、丁度、俺達はこんな会話をしていた。
そしてまた…それが終わった後、俺は力尽きるように和へと倒れ込んでいたのである。
それを思い出させようとする言葉に和の肩がブルリと震えた。
まるで寒気を感じているようなそれを俺の腕は反射的に抱きしめたくなる。
しかし、俺の腕は一向に動く気配がなく、ただ疲労感に痺れているだけだ。
それにもどかしさを感じながらも、俺はそっと背筋に力を入れて、和の顔を覗き込む。


京太郎「あの時みたいに可愛い和の姿が俺は見たい。…ダメか?」

一見、対等な立場で懇願するような俺の言葉。
しかし、それはその実、和の完全降伏を求める残酷な言葉だった。
それに普段であれば、聡明な和は気づいた事だろう。
だが、目の前の彼女はそれに気づいた様子はない。
いや…俺の背中に回した手にぎゅっと力を込めた辺り、気づいていない振りをしているのか。
それは目の前でゆっくりと口を開いていく和の言葉を聞けば、分かる事だろう。

和「わ、私は…須賀君と…須賀君と…エッチしたい…です…っ♪」

俺の言葉を免罪符に、そして言い訳にして…紡がれた和の言葉。
それは欲情に塗れた甘いオネダリの言葉である。
そこには羞恥の色はなく、ただ欲情に押し流されたように淫らな言葉を口にする。
予想以上と言っても過言ではないその成果に俺が内心で笑みを浮かべた瞬間、和は再び口を開いた。

和「須賀君は意地悪です…変態です…スケベです…異常性欲者です…っ♪」
京太郎「はは…悪いな」

そう恥ずかしそうに口にするものの、理性から足を踏み外したのは和の意思だ。
理由…いや言い訳があり、また俺に乞われていたとは言え…今の彼女にはまだ理性が残っているのだから。
幾ら俺がそうなるように誘導したとは言え、決めたのは間違いなく、和のなのである。

和「私…46日も放置されてたんですよぉ…♪」
京太郎「知ってる」
和「部活も…友人も…投げ捨ててここにいるんですよ…っ♪」
京太郎「分かってる」
和「私は…須賀君に初めてを奪われちゃったんですよ…ぉ♪」
京太郎「申し訳なく思ってる」
和「だったら…もうちょっと優しくしてくれても良いじゃないですか…っ♥」

そうは言いながらも和の顔には甘い陶酔が浮かんでいた。
あの時、俺が思ったように和は意外とMっ気が強い方なのだろう。
こうやって軽く羞恥責めされる程度であれば、表層はどうであれ悦んでいる。
その実感が心の中で強くなるのを感じながら、俺は和の上で口を開いた。


京太郎「でも、こうやってエロい事言うのは興奮しないか?」
和「そ、それは…♪」

そこで言い淀む辺り、やっぱり和もオネダリする時にドキドキしていたのだろう。
勿論、そうだと分かっていて尋ねたとは言え、こうも予想通りの反応を返してくれると嬉しい。
無意味に増えていった性交渉の経験も無駄なだけではなかったと思える。
勿論、それは錯覚であり、俺が重ねた罪の大きさには何ら影響はないと分かっているが、この場に限っては有難く思えるのは事実だった。

京太郎「俺は和がそういうのが好きだと思ったから意地悪してしまったんだ。ごめんな」
和「ぅ〜〜っ♥」

謝罪と共に俺が告げるのは開き直りの言葉だ。
その責任を遠回しに和へと押し付ける最低な言葉である。
しかし、それでも今の興奮した和には効果的なのだろう。
それは微かに唸りながらも、俺を見上げる和の熱い視線からも感じ取る事が出来た。

和「もぉ…♪もぉ…許しませんからっ♪」
京太郎「うあ!?」

しかし、それに油断した瞬間、俺の視界は急変する。
グルリと重力が掛かる位置を変えるようなそれは和の腕が俺を浮かせ、横へと寝かせようとしているからなのだろう。
しかし、そう理解しても、突然の事で先手を奪われた俺の腕は疲労で動かない。
結果、ろくに抵抗出来ないまま、俺は和にベッドへと押し倒されるような形になってしまった。


和「須賀君は意地悪です…っ♪意地悪で変態で…エッチで仕方のない人です…っ♪」
京太郎「それはまぁ…男の性というか何というか…」

さっきとはまったく逆のそのシチュエーション。
それに俺がドキリと胸を跳ねさせた瞬間、俺に密着していた和の上体がすっと起き上がる。
そのまま、俺を見下す和の言葉は思った以上に力強いものだった。
どうやら調子に乗りすぎて和を怒らせてしまったらしい。
流石に本気で怒っている訳ではないにせよ、拗ねさせてしまったのは確実のようだ。
少なくとも、その勢いに気圧され、俺の語気が弱くなっていくくらいには。

和「だったら…ここから…その…アレを出しちゃえば…少しは何時もの須賀君に戻りますよね…?」
京太郎「ちょ!?」

そんな俺の股間をまさぐるように、和が後ろに腕を回した。
上半身をひねるようなその姿勢は決して器用に指先を動かせるものじゃない。
寧ろ、重心を後ろに倒したそれは何処かに手を突かなければ、そのまま倒れてしまいかねないアンバランスなものだ。

和「あぁ…♪凄い…です…♥もうこんな…ズボンの中パンパンにしちゃって…ぇ♪」
京太郎「うあ…」

しかし、それでもそのままズボン越しに触れる和の手に俺は堪らない興奮を感じた。
だって、相手は和なのだ。
そう言った事に嫌悪感を持っているとは言わずとも、消極的だろうと思っていた和なのである。
それがオネダリするだけじゃなく、こうして俺を積極的に求めてくれるだなんて想像もしていない。
和を自慰のネタに使った時だって、ここまでエロい妄想をしたことはなかったのである。


京太郎「(それが今…現実に…!)」

そう思っただけで俺の身体は興奮し、ムスコにもぐっと熱が集まっていく。
心臓から押し流されるようなそれはそこを硬く、そして敏感にしていった。
そんな場所を確かめるように撫でる和の手に俺の吐息は荒くなり、鼓動も力強くなっていく。

和「見ても…良い…ですよね…っ♪これ…須賀君の…ぉ♥」
京太郎「和がそうしたいなら別に…ってうおぉ!?」

俺の返事が言い終わるよりも先に、和が俺の上でクルリとその身体を反転させた。
俺に顔を向ける姿から、背中を向ける形へとなったそれに俺は微かな迫力を感じる。
だって、俺の胸辺りにデンとのしかかっているのは和の見事な安産型のお尻なのだ。
ふっくら大きくて、美味しそうなそれがこうして迫ってくる姿に思わず生唾を飲み込んでしまう。

和「はぁ…っ♪はぁぁ…♪」

そんな俺の上で和が甘い吐息を漏らす。
俺よりも遥かに荒いそれはまるで興奮を吐き散らしているようだ。
しかし、どれだけ興奮を吐いても、その身体は冷める事はない。
冬服越しでもはっきりと分かる和の体温は冷めるどころか、寧ろ、強くなっていっているのだから。

和「ひゃう…ぅ♪♪」

瞬間、和がそうやって声を漏らすのは俺の股間からブルリとムスコが飛び出したからなのだろう。
もう中で張り詰めるほどに大きくなった肉棒にとって、そこは窮屈過ぎる場所だったのだ。
まるで解放されるのが分かっていたかのようにズボンとトランクスの隙間からひょっこりと顔を出す。
真っ赤に腫れ上がったその粘膜はさっきから期待するようにヒクヒクと揺れて、刺激を待ち望んでいた。


和「これが…これが…須賀君の…ぉ♥」

何処かうっとりとしたように呟く和は、きっとそんな肉棒の姿を見ていなかったからなのだろう。
思い返せば、当時の和はイッたばかりでうっとりとしていて、ろくにムスコを見ていない。
お固い和がエロ動画なんて見たりはしないだろうから…きっとそれは初めて見る男のモノなのだろう。
そう思うと浅ましいと分かりながらも充実感が湧き上がり、和を自分のモノに出来たような錯覚を覚えてしまう。

和「すごい…匂い…っ♪ここまでクるくらい…オス臭くて…ドロドロしちゃって…♥」
和「それにピクピクって…♪あぁ…♪これ…凄い…♪凄い…です…っ♪」

それはきっと俺のチンポに魅入られたように和がそう口にするのも無関係ではないのだろう。
恐らく自分から言おうとしているのではないのだろううっとりとした言葉。
しかし、だからこそ、それは和の本心から漏れているようで、俺を興奮へと誘うのだ。
誰だって、内心、意識しまくっている女の子が自分のモノを見て、嬉しそうにしていたら同じようになるだろう。

和「触っても…触っても良いですよね…っ♪」
京太郎「うくぅ…」

和の声に返事を返すよりも先に、彼女の手は竿の部分へと触れる。
パンツとズボンの間からほんの少しだけ顔を出した薄黒いその部分はとても敏感だ。
おずおずとした和の触り方でもビリビリと快感を走らせ、俺に微かな声を漏らさせる。
それがどことなく悔しいものの、抵抗する気になれないのは、それだけ今の和が夢中になっているからか。
どうせ腕はまだ動きそうにないし、もう少しくらい好きにさせてやった方が和も喜ぶだろうと、俺は無抵抗を決め込んだ。


和「触れると熱いのに…余計にピクピクして…ちょっと可愛いです…♪」
京太郎「そりゃ何よりで…ぇっ」

そんな俺に向けられた可愛いというセリフに、ガラスのハートは傷ついた。
勿論、怯えて欲しいと思っている訳ではないとはいえ、その言葉には『小さい』というイメージが付随するものなのである。
それを男の尊厳の塊である肉棒に向けられると、ちょっぴり悔しい。
流石にその味を教えこんでやろうと思いはしないが、若干、拗ねるくらいには俺の機嫌を損ねていた。

和「私…もっと見たいです…♪須賀君のを…もっとぉ…っ♥」
京太郎「分かった。分かったから」

とは言え、それを表に出して、反撃しようと思うほど俺は子どもじゃない。
そもそも俺は満足に反撃できるような状態にないし、今は我慢の時だ。
そう言い聞かせながら、俺は自分の腰をそっと浮かせ、和が脱がせやすいようにする。

京太郎「でも、俺は腕を使えないから和がって…おい」
和「ふぇ…?」

俺が言い切るよりも先に和の手が俺のベルトを緩め始めていた。
まったく躊躇のないそれはついこの前まで俺が胸を見る度に冷たい視線をくれていた和とは思えないくらいである。
それに思わずツッコミを入れてしまったものの、和の手は止まらない。
カチャカチャという音と共に金具を緩め、俺のズボンとパンツを強引に引きずりおろしていく。


京太郎「ぅっ…!」

我慢出来ないと言わんばかりに強引に脱がされたズボン。
その合間から顔を出していた肉棒が強引にその姿勢を変えられる感覚に俺は小さな呻き声をあげる。
微かに苦痛混じりのそれは根本辺りからズボンを脱がされる瞬間、肉棒が金具に引っかかったからなのだろう。

和「ふぁぁ…ぁ♥」

しかし、そんな俺とは裏腹に和の口からは幸せそうな吐息が漏れていた。
その視線の先には天井を向くように反り返った俺の肉棒があるのだろう。
ズボンや下着と言った衣を剥がれ、その全貌を晒すムスコにはさっきから熱視線が注がれている。
ドロドロの欲望混じりのそれは根本から先っぽまでを行き渡り、まるで舐めるように俺のモノを見つめていた。

和「凄い…♪こんなに…大きいなんて…っ♪」

うっとりとしたその言葉にさっき傷ついた自尊心がムクムクと回復していく。
思った以上に現金だったらしい俺はさっきの拗ねるような感情をあっさりと引っ込めた。
そんな自分に自嘲混じりの笑みを向けながら、ふっと腰から力を抜いた俺の上で和がムスコに手を延ばす。

和「両手で掴んでも…まだ頭の方出ちゃってます…♥」

そのまま俺の肉棒を両手で包む和の小さな手。
大きさをじっくりと確かめるようなそれにムスコが快感を訴えてくる。
興奮で敏感になっている肉棒の殆どを握られて、気持ち良くないはずがないのだ。
勿論、その手はぎこちなく、触れるだけと言っても良いくらいだが、それでもその柔らかさと肌の滑らかさだけで十分過ぎる。
自分の手とはまったく違った魅力的なその感覚に俺の身体は確かに悦んでいた。


和「大きくて…熱くて…ピクピクしてて…触ってるだけで…興奮しちゃいます…っ♪」
和「これが…須賀君の…須賀君のなんですね…っ♪私の初めてを奪った人の…男性器…♥」
京太郎「っ…」

そんな俺に告げられる和の甘い声に俺の身体はさらに昂ぶる。
その事実は俺も知っているし、それを忘れたつもりもない。
だが、それでもやっぱり和から嬉しそうにそう言われると…やっぱり嬉しくなってしまうのだ。
和もまた俺のことを望んでくれていたのだと…そう錯覚を抱いて…興奮を強めてしまう。

京太郎「うぁ…っ」
和「こうすると…須賀君も気持ち良いんですよね…♪」

しかし、それに自嘲を感じるよりも先に和の手がゆっくりと動き出す。
俺のムスコを両手で包んだまま上下に扱くそれに皮が歪み、その奥の快楽神経を刺激された。
ビリビリと走るそれに思わず声をあげた瞬間、俺の耳に和の甘い声が届く。
何処か充実感さえ伴ったそれは自分の知識を試せているという嬉しさ混じりなのかもしれない。

京太郎「(或いは…それだけ俺の事が欲しくて堪らなかった…とかか)」

ついこの前までエッチな事は苦手オーラを出しまくっていた和の方からわざわざ誘うくらいに彼女は発情しているのだ。
それを思えば、こうして俺のムスコを嬉しそうに扱いているというのもある種、当然なのかもしれない。
しかし、幾ら当然だとしても、俺の興奮は下火になったりしなかった。
寧ろ、それほどまでに和が発情していると思うと、それだけで付け根から甘い痺れが沸き上がってしまう。


和「こうやって扱く度にピクピクが大きくなってますよ…♪ふふ…気持ち良くなってくれているんですね…♥」
京太郎「そりゃ…和の手がスベスベだからな…っ!」

実際、こうやって扱かれると余計に柔らかさと滑らかさを意識してしまう。
何の潤滑油もない肉棒の表面を包みながら動くその肌はまるで吸い付くように密着してくるのだから。
その上、その動きは俺が制御しているものではなく、勝手に注ぎ込まれていく。
チンポを扱いているのは自慰と同じはずなのに、全く違うその感覚に俺の身体は確かに昂っていった。

和「ふふ…♪まさか…こんな時に手を褒められるなんて思ってもみませんでした…♥」
京太郎「だって…手を繋いだ事もないんだから…仕方ないだろ…っ」

俺と和の手が触れる時なんて精々、点棒のやり取りをする時くらいなものなのだ。
そんな間柄の俺が和の手を褒めたら、それこそ部活内から総スカンを喰らうだろう。
恐らくあの優しい染谷先輩…もとい部長だって、俺のことを軽蔑するはずだ。
それを思えば、どれだけ魅力的だと思っても褒める機会などあろうはずもなく、今日までずっと言う事が出来なかったのである。

和「そう…ですね…♪手を繋ぐ前に…性交渉しちゃって…お姫様抱っこされて…こうして男性器扱いて…♥」
京太郎「(そもそも…キスもまだなんだけどなぁ…)」

とは言え、それを流石に口に出す事は出来ない。
幾ら、セックスに対して積極的になっているとは言え、和も女の子なのだ。
初体験は無理だとしても、ファーストキスくらいは好きな人に捧げたいだろう。
こうして身体を重ねる関係になったとは言え、俺達の行為に愛はない。
それを自覚しているだけに…キスを強請るようなセリフなんて到底言えず、俺は胸中で小さくため息を吐いた。


和「私…須賀君の所為で…すっごいエッチな子になっちゃったみたいです…♥」
京太郎「みたい…じゃなくて実際になってるだろ」
和「はぅ…ぅ…♪」

俺の言葉に和はブルリと肌を震わせた。
自分でも分かっていても、やっぱりそう言われるのは興奮するのだろう。
それは俺のムスコをキュッと握ったその指先からもはっきりと分かる。

和「は…ぁ…♪私…エッチですか…♥」
京太郎「男の上に跨って、チンポしごいてる時点でソレ以外にはあり得ないだろ」

多分、アレだけセックスに積極的な小蒔だって、きっとここまではしないだろう。
小蒔は小蒔でエロエロなんだけれど、基本的に小蒔は誘うだけで俺を押し倒したりはしない。
きっと小蒔の中で『女性はお淑やかに身を捧げるもの』みたいな拘りがあるのだ。
ある種、そんな小蒔以上に、積極的なその姿は誰がどう見たってエロいものだろう。

和「で、でも…これ…須賀君の性処理の為で…ぇ♪」
京太郎「その割りにはさっきから尻がもぞもぞしてるぞ?」
和「はぅ…♥」

そう言う俺の言葉に和はビクンとその膨らんだお尻を震わせる。
制服のスカートに包まれたそれは俺のムスコを扱きはじめた頃から、我慢できないとばかりにフルフルと左右に揺れていたのだ。
恐らく無意識的なものであろうそれは俺にとってはまるで誘われているようで、正直、堪らない。
俺の腕さえ動けばとっくの昔に和のお尻を鷲掴みにして、思いっきり揉みしだいていた事だろう。


和「あぁ…そんなぁ…♥私…っ♪」

そんな俺の前で甘く言葉を漏らしながら、和は背筋をブルリと震わせる。
恐らく自分でも自覚していなかった事を指摘されて、恥ずかしがっているのだろう。
露出した首筋までがカァと赤くなり、羞恥の色を強く表現していた。
しかし、それだけではないのは、一目瞭然だ。
だって、和のお尻は今も我慢出来ないとばかりに揺れて、俺にオネダリしているのだから。

京太郎「(さて…どうするべきかな…)」

勿論、ここで思いっきり和へとがっつくのは悪くない。
和もきっとそれを望んでいるし、俺の身体もそうしたがっている。
しかし、俺の腕は未だ疲労感がのしかかり、脂汗が染み出すような状態なのである。
そんな状態で和のお尻を十二分に味わう事なんて出来ない。
それよりは『それ』をご褒美にして、和に色々として貰った方が良いんじゃないだろうか。
そう思う気持ちが俺の中でムクムクと大きくなり、唇がゆっくりと開いていく。

京太郎「もっと気持ち良くしてくれたら…俺も和の事気持ち良くしてやるぜ」
和「そ、そんな事…っ♪」
京太郎「まぁまぁ。どの道、俺のことを気持ち良くしてくれるんだろ?だったらwin-winで良いじゃないか」
和「ぅ…ぅ♪」

和の言葉に被せるように言ったのは、その心を歪める為の言葉だ。
俺の為という大義名分を歪ませ、その奥に隠れているであろう欲望を強調する為の。
和自身が未だ目を背けているであろうそれを目覚めさせるような言葉に和が沈黙を作る。
何処か迷っているようなそれは、しかし、数秒ほどで霧散した。


和「す、須賀君が…勝手にするなら…すれば良いじゃないですか…っ♪」
京太郎「って事は気持ち良くして欲しいんだな?」
和「し、知りません♥もぉっ♪」

理性が薄れたとは言っても、羞恥や見栄と言ったものまで消えた訳ではないのだろう。
俺の確かめるような言葉に拗ねるように返しながら、和はぷいっと首を動かした。
そのふくよかなお尻の下敷きになっている俺にもはっきりと分かるその仕草に俺は思わず笑みを滲ませてしまう。
何処か子どもっぽくて微笑ましい和の姿に俺は我慢出来なくなってしまったのだ。

京太郎「うくっ…」
和「そ、その分…お仕置きですから…っ♪須賀君を…お仕置き…っ♥」

その瞬間、俺が声をあげてしまったのは和の指先にさらなる力が籠もり始めたからだ。
今までのようにおっかなびっくり混じりで包むようなそれではなく、明確に俺の肉竿を締めつける感覚。
それまでよりもはっきりと肌に滲んでくるようなその感覚に俺の背筋はブルリと震えた。

和「そうです…♪意地悪な須賀君が悪いんですから…だから…私は…エッチなんかじゃないんです…っ♥」

そう呟きながら、俺の肉棒を扱く和はどうやら大義名分をシフトする方向に落ち着いたらしい。
俺を元に戻すという事からお仕置きという路線へと切り替えたそれを俺は否定しようとした。
しかし、快感が染みこんでくる頭では良いアイデアが浮かばない。
元々、俺は頭が良い方ではなく、今までだって欲望任せに口にしていたのである。
思いつかない時は本当に思いつかず、腕が動かせないという状況も相まってアドバンテージを取られ続けてしまう。


和「あぁ…っ♥じわって…先っぽから透明なお汁が漏れて来てます…♥」

そんな俺の肉棒の先端からついにカウパーが染みだしてしまったらしい。
射精の前触れでもあるその先走りに和がうっとりと嬉しそうな声をあげた。
その声を聞く限り、到底、お仕置きをしているようには思えないのだが…まぁ、流石にそれを指摘するのは無粋か。
それよりも俺が考えるべきはもうカウパーを漏らしてしまうくらいに追い詰められているという事だ。

京太郎「(まだ余裕はあるだろうけど…でも…)」

別に先走りが出たからと言って、今すぐ射精するほど男の体は単純じゃない。
射精とカウパーの間には快楽の壁が幾つもあり、それを越えて行かなければいけないのだから。
しかし、和の手は予想以上に柔らかく、そして魅力的なのだろう。
正直、こんなにも早く先走りを漏らす事になるとは思っていなかった俺にとって、今の言葉は微かに驚きを覚える事態だった。

和「凄い…♪にちゃあって…私の指にくっついて…ぇ♪」
京太郎「お…ぅ…」

そんな俺の先走りに和も興味惹かれたのだろう。
その指先を亀頭にピトリと当てて、カウパーの感触を確かめようとしていた。
肉竿から手が離さずに鈴口をクチュクチュを弄るそれは思わず声が出てしまうほど気持ち良い。
普通にセックスしている時には中々、感じる事が出来ないそれに、俺はまったく耐性がなかったのだ。

和「ふふ…♪この先っぽ…敏感なんですね…♥」
京太郎「あぁ。だから、優しくしてくれよ?」
和「どうしましょうか…♪」

さっき意地悪く接していた俺への意趣返しのつもりなのだろう。
クスリと笑いながら、和は考えているような言葉を返す。
しかし、それでも一つ一つ確かめるようなその指先は優しく、穏やかなものだった。
それはただ和が不慣れなだけというだけではなく、根が優しい子だからなのだろう。


和「須賀君がして欲しい事を教えてくれるなら…私も優しくしてあげても良いですよ…♪」

そんな和が意地悪く口にするのは中々、面白い言葉だった。
一見すると自分優位を示そうとしているような言葉だが、それは交換条件にさえなっていない。
和の性格を考えれば無茶苦茶にするなんて出来ないし、何よりそんな知識なんて和にはないはずだ。
わざわざチンポの事を男性器だなんて堅苦しい呼び方をする和がそういった下世話なアレコレに目を通しているとは考えづらい。

京太郎「(だから…これはきっと白旗も同然なんだろう)」

つまり、和にはコレ以上、どうすれば良いのか分からないのだ。
流石に扱いて刺激すれば良い事くらいは分かっているものの、どうすれば射精に導けるかまでは知らない。
だからこそ、こうして上から目線であれど、俺がして欲しい事を尋ねてきている。
それならば自分の優位を維持しながらも、俺を射精に導けるのだとそう思って。

京太郎「(だけど…思い通りにしてやるのは癪だよな)」

本当ならそうやって和の思い通りにしてあげて、男としての度量を示すのが一番なのかもしれない。
しかし、俺は、どうやらかなり嗜虐的な性質の強い方なのだ。
普段は弄られても特に落ち込んだりはしないが、こうしてベッドの上だとかなり気が強くなるらしい。
そんな俺が例え、形だけの優位を演出する為であったとしても、和の思い通りになるのは癪だ、と心の中で告げていた。


京太郎「…じゃあ、良いや」
和「えっ…?」

その声に従って、俺は和の言葉を突き返す。
微かに意地を張ったそれは、まだこれが序盤だからこそ出来るものだ。
興奮して理性のタガも外れているものの、まだ俺は我慢出来なくはないレベルである。
和の提案は悪くはないが…札の切り方と俺の興奮を見誤った。
バキバキに勃起した肉棒だけを見て、俺がもう我慢出来ないのだと誤認したのが敗因だろう。

京太郎「(残念だけど、そういう自制心は割りと成長してきてるんだぜ?)」

これが和と最初にセックスした時ならば、話は別だっただろう。
しかし、俺は漫さんや小蒔と言った二人の女性と —— 不本意ながらではあったが —— 関係を結んだのである。
その合間合間に自制心を固めてきた俺にとって、これくらいは難しい事じゃない。
特に、俺は今も頻繁に小蒔と身体を重ねているのだ。
漫さんや和とはまた違ったそのキツイ締め付けの中でイくのを我慢するのに比べれば、これくらい容易いと言っても過言ではないだろう。

京太郎「いや、だって、恥ずかしいし…和の好きにしてくれよ?」
和「い、いや…でも…い、痛いかもしれないですよ?」
京太郎「大丈夫だって。和ならそんな事しないって信じてるから」
和「ぅ…」

信じる、とわざわざ口にした俺の言葉に和は明らかに気圧されていた。
自分の企みが根本から覆り、どうすれば良いのか分からなくなっているのだろう。
その声には逡巡の色が強く浮かび、指先からもふっと力が抜けた。
まるでここから先、どうすれば良いのか分からないと言うようなそれに俺は内心、笑みを浮かべる。
やっぱり俺の思った通りなのだと実感を得た俺は次に紡ぐべき言葉を脳内から模索した。


和「じゃ…じゃあ…その…します…よ…?」

そう言って和は再び俺のムスコを扱き始める。
本当はここで止めるという選択肢もあるのだが、和はそこまで思い至らないらしい。
それほどまでに欲情が強くなっているのか、或いは意図的に見ないようにしているのか。
どちらにせよ、その手はさっきよりもぎこちなく、初々しさを強く感じた。
その指先に力は篭っているものの、一回一回をどうすれば良いのか迷いながらのそれは我慢出来ないほどじゃない。
当然、気持ち良いのは確かだが、あくまでそれだけであって、理性で押さえ込めるレベルだ。

京太郎「それだけか?」
和「…あぅ…」

だからこそ、俺は努めて冷たく和にそう言う事が出来る。
和にしてもらっている側だと言うのに偉そうなそれは、しかし、彼女の心を冷たく刺したのだろう。
申し訳なさそうに声をあげながら、肩を落とした。
見るからに気落ちしているそれに良心が痛むが、しかし、容赦していたら先には進めない。
そう痛む胸に言い聞かせながら、俺はゆっくりと口を開いた。

京太郎「それだけじゃ、ご褒美なんてまだ先だな」
和「ふ…ぅ…♪」

俺の言葉にゾクリと背筋を震わせて、和が吐息を漏らす。
こうして離れている俺の耳にもはっきりと聞こえるそれは甘く、そして長いものだった。
まるで快感に押し出されているようなそれに和の身体が微かに熱くなっていくのを感じる。
きっと…今、和はまた一つ理性から足を踏み外そうとしているのだろう。
ならば、俺はそれを全力で歓迎し…それが気にならない場所まで和を堕としてやらなければいけない。
それがこうして和をさらなる欲望へと引きずり落とそうとしている俺の責任だ。
そう自分に言い聞かせる俺の前で和の震えがゆっくりと収まっていく。


和「どう…すれば…良い…ですか?」
京太郎「…何だって?」
和「ぁぁ…っ♪」

勿論、和の言葉は俺にもちゃんと聞こえていた。
この部屋には俺たちしかいないし、和の言葉を聞き漏らすまいと耳も敏感になっていたのだから。
それでも聞き返したのは、それが決して一過性のものではないと和に教える為だ。
つい漏らしてしまったと言い訳する隙を与えず、本当に自分の意思で告げる事を強要しているのである。
それに和が漏らした声は微かに震えており、そして、甘い媚が強いものだった。
この状況を和もまた悦んでいる事を俺に教えるようなそれに俺は胸中で嗜虐心を強める。

和「私に…私に教えてください…っ♥須賀君が気持ち良くなれる方法を…教えて欲しいんです…っ♪」

数秒後、和は吹っ切れたように俺に懇願を始め、甘い視線を俺へと向ける。
微かに振り返りながらのその表情は、もう我慢出来ないと言わんばかりに欲情で満ちていた。
今まで俺の顔を見ず、ひたすらムスコを見続けていたであろう和の蕩けた表情。
それに肉棒が跳ねそうになるのを全力で押さえつけながら、俺は再び口を開いた。

京太郎「おいおい、それくらい分かるだろ?」
和「わ、分かりません…っ♪私、本当にコレ以上、知らなくて…だから…ぁっ♥」

俺の言葉に微かに身震いを走らせながらの返事。
それは俺の思っていた通りのものであり、俺の胸に安堵をもたらした。
流石にここまでやって和が先の方法を知ってたら道化も良い所なのである。
普段の和の姿や、これまでの様子からもまずないと思っていたとは言え、少し肩の荷が降りたように感じた


京太郎「じゃあ、俺に言わなきゃいけない事、あるよな?」

それを表に出さないまま、俺は冷たく突き放すように言った。
勿論、それは普通であれば不必要な言葉である。
こうして和が完全に本心を吐露した今、追い込む必要など無いのだから。
しかし、そう思う反面…俺の中の嗜虐性は我慢出来ないとばかりに燃え盛っていた。
必要だからなどではなく…俺が和を屈服させたいからこそ紡いだ言葉。
ここが押し時だとばかりに放たれるそれに俺へと振り返った和の顔はカァっと羞恥の色を強くする。

京太郎「(でも、そこには悔しさはない)」

そこに浮かんでいたのは欲情と羞恥だけであり、悔しさのような感情はまったく見えなかった。
さっき拗ねて俺を押し倒し返した和からは想像も出来ないそれは、彼女の中で被虐性が育ちつつあるからなのだろう。
俺が植えつけたであろうそれはもう和の中で芽吹き始め、理性の奥で根を張りつつある。
それに歪んだ支配感と充実感を得ながら、俺は内心で笑みを漏らした。

和「ごめんなさい…私…調子に乗ってました…♪何にも分からないのに…偉ぶって強がっちゃったんです…ぅ♥」
京太郎「そうだな。和は悪い子だ」
和「あぁぁ…っ♪」

俺の言葉に和はその形の良い背筋をブルリと震わせる。
微かに逸らしたその中にはきっと快感が通り抜けているのだろう。
悪い子と詰られる事にさえ、悦ぶその淫らさはもう調教済みのマゾ奴隷にも見えた。
しかし、実際、和はまだ目覚め始めただけであり、本格的な調教にはまだ着手していない。
それなのに…こんなにも淫らな反応を返してくれる和が、これから先、どんな風になっていくのか。
それを想像しただけでムスコが熱くなるのを感じながら、俺はそっと口を開いた。


京太郎「でも、ちゃんと謝れたのは偉いぞ」
和「有難う…ございます…ぅ♪」

付け加えるような俺の言葉に和は媚を強めた言葉で返事を返す。
普段の丁寧な口調からは考えもつかないほどに淫らで甘いその言葉。
褒められている事に陶酔を感じている事がはっきりと分かるそれは俺の胸を熱くする。
そのまま和を押し倒して淫らなご褒美をあげたくなるくらいの強い感情を、俺は必死に宥める。
ここまで引っ張っておいて、自分の欲望を優先するような結果になれば、和から信頼して貰えなくなるだろう。
嗜虐的な俺が望むような関係を和と構築する為には、信頼は決して欠かせない。
そう言い聞かせて、俺は大きく胸を膨らませながら、酸素を吸い込み、昂った身体を落ち着かせようとする。

京太郎「和に扱かれるのは気持ち良いぞ。ただ…亀頭をもうちょっと刺激して欲しいな」
和「はぁい…っ♪」
京太郎「くっ…」

そのまま口にした俺の指示に、和は従順に従った。
片手で肉竿を扱きながら、亀頭へと人差し指を触れさせる。
そのまま鈴口をクリクリと弄るそれに俺のムスコは透明な粘液をじっとりと漏らした。
それをさっきと同じように指先でクチュクチュと弄るそれは文句なしに気持ち良い。
思わず噛み殺した声をあげるくらいに快感が身体の中を駆け抜けていく。

京太郎「そうだ…和は上手だな…」
和「えへ…ぇ…♪」

そんな俺の褒め言葉に和は甘い声を漏らしながら、肉棒へと向き直る。
まるで子どもへと戻ったような蕩けた笑い声はそれだけ和が興奮を覚えている証だ。
今の和にはもう面子を保とうとする思考すら残っていないのだろう。
あるのは俺を気持ち良くし、そして自分もまた気持ち良くして欲しいという欲望だけなのだ。


京太郎「(まぁ…その為にはセックスが一番っちゃ一番なんだろうけどな…)」

けれど、それは俺もまた同じだ。
健気で可愛い上に、俺の言葉に従順に従ってくれる和の姿に興奮を擽られまくっているのだから。
正直、さっき自分に言い聞かせたのを忘れて、その身体にムスコをねじ込みたくて仕方がない。
だが、ここで襲ってしまったら、さっきのやり取りが台無しになってしまう。
せめて俺が気持ち良くなれた証として射精まではアドバイスを続けなければいけないだろう。

京太郎「後は…唾液を垂らしたりとか…そう…上手いぞ…っ」
和「んふ…ぅ♪」

気を抜けば、欲望に負けそうになってしまう自分に言い聞かせながらの言葉。
それに和はすぐさま従い、ドロリと粘ついた唾液を垂らした。
ついさっきまで和の口の中に入っていたそれは俺のムスコに絡みつき、甘い熱を広げる。
何処か風邪の時の火照りを彷彿とさせる和の唾液はとても心地良く、血管を浮かばせる肌に染みこんでくるように感じた。

和「クチュクチュって…エッチな音してます…♥」
京太郎「凄いだろ、それは和の唾の音なんだぜ?」
和「これが…私の…っ♪」

けれど、それはただ絡みついてくるだけじゃない。
そうやって肉棒へと垂らされた唾液が、和の手で広げられる度にクチュクチュと淫らな音をかき鳴らすのである。
小蒔ほどではなくとも性的知識の少ない和でもはっきりと分かるその淫らさ。
その源が和の口から齎されたという事に、和は強い興奮を得ているのだろう。
うっとりとした声を漏らしながら、その肩が微かに震えたのが分かる。

和「は…ぁ…♪何でこんな…エッチなんですかぁ…♪」
京太郎「そりゃ…和がエロい…からだろ」

クチュクチュと唾液を潤滑油にする和の愛撫。
それは俺が何かを教えるよりも先に少しずつ激しくなっていっている。
まるで和の興奮を伝えるようなその変化に、俺は内心の笑みを深くした。
しかし、俺の身体はそうやって余裕を見せていられるような状況ではなくなり始めている。
亀頭と肉竿に与えられる刺激は緩やかなカーブを描いて大きくなり、快感はそれに比例してさらに大きくなっているのだから。
漏れそうになる快楽を押しとどめるのに意識を使い、言葉も途切れ途切れのものになってしまう。


京太郎「それより…和、一つ頼みがあるんだが…」

そう話を強引に途切れさせたのは、そんな自分の姿を和に気づかれたくなかったから…だけではない。
勿論、それが一番の理由であることには変わりはないが、俺は『和がエロい』という言葉に反論を許さず、そこで会話を区切ったのである。
それだけでどうこうなるほど人の心というのは軟ではない。
軟ではないが…それらが積み重なれば、心のハードルというものは下がっていく。
何れは和を心まで屈服させ、性奴隷にしたい俺にとって、それは… ——

京太郎「(…俺は…何を考えているんだ?」

そこまで考えた瞬間、俺はようやく自分の思考に疑問を呈した。
和を性的に積極的にさせるのであれば、まだ俺はその思考に疑問を投げかける事はなかっただろう。
そうしなければ和にまた我慢をさせ、辛い思いをさせるのは目に見えている話なのだから。
だが、…性的な愛玩奴隷として可愛がろうとするそれは決して普通じゃない。
性奴隷だなんてエロ本の中だけの世界だけであり、現実では殆どあり得ないものだ。
それよりは和と愛し愛される恋人同士の関係になりたい。
そう思う程度には男子高校生というのは純情な生き物なのである。

京太郎「(…だけど、今更…そんな関係になれるか?)」

それは恐らく…無理だ。
既に俺の能力は和にも多大な影響を与えており、今の交歓も『その禁断症状を解消する為のもの』に過ぎないのだから。
そして、それは漫さんや小蒔相手にも続けていけなければいけない事だ。
少なくとも後遺症がなくなるまでは…彼女たちの面倒を見るのが俺の責任だろう。
だが、それは何時まで続くかは俺にも分からず、また終わるのかさえ分からない。
例え終わったとしても、三人の女性と性的関係を持ち続けた不埒な男、という評価は覆らないだろう。
そんな俺を…能力という接点がなくなった被害者がどう思うか。
少なくとも…当時の事を思い返さない為にも、疎遠になる事は確実だろう。

京太郎「(だったら…俺は一人になる…のか…?)」

今まで見て見ぬふりをしていたその未来予想図に俺の背筋はゾクリとしたものを感じる。
勿論、それは能力が発動する前の状態に戻るだけの事だ。
しかし、俺はもう…三人の優しさや暖かさに触れ…そして甘えてしまっているのである。
そんな俺はもう以前のような状態には耐えられず…三人に見捨てられるという事を考えただけでも寒気を覚えてしまった。


和「須賀君…?」
京太郎「…あぁ、すまない。ちょっと…和のお尻に見とれてた」
和「もぉ…っ♪」

そんな俺を心配してくれたのだろう。
振り返る和の顔には伺うようなものが強く、声には欲情よりも心配する色の方が大きい。
それに思わず意地を張った俺の脇腹を和の足がぎゅっと締め付けた。
まるで自分の下から逃すまいとするような足は力が入っているはずなのに、俺へと柔らかく押し当てられる。
手と同じくぷにぷにとしたその感触に俺の中の寒気を吹き飛ばすように興奮が強くなっていった。

京太郎「それより…和が良ければ、チンポを舐めてみないか?」
和「な、舐める…ですか?これを…?」

その興奮に押し出されるように口にした俺の言葉。
それに信じられないように返しながらも、和の熱視線は再びムスコへと注がれる。
じっとその形状を見つめるようなその視線は、俺のモノを舐めるところを想像しているのだろう。
だが、それだけではなく、興奮しているのはその熱い視線だけではなく、シックな壁紙の中で漏れる白い吐息からも分かった。

京太郎「もし、やってくれるならご褒美をやるぜ?」
和「ご褒美…須賀君の…ご褒美…っ♪」

あともうひと押し。
そう思った俺の言葉に和がブルリと背筋を震わせる。
さっきまでのような欲情と興奮だけではなく、強い歓喜も感じさせるその反応。
それは微かに見える和の頬が緩み、その口に小さな笑みが浮かぶ事が見えたからなのだろう。


和「…上手には…出来ないですよぉ…♪」
京太郎「分かってる。その辺はちゃんと教えていくさ」

言い訳のように一つ口にしながら、和の上体はふっと俺の股ぐらの間に倒れていく。
緩やかに、しかし、確かに股間に顔を埋めようとするそれに俺の期待が高まっていった。
これまで漫さんや小蒔に色々な事をしているとは言え、流石にフェラチオをしてもらった事なんて一度もない。
そんな未知の愛撫を好きな女の子にしてもらおうとしていると思うだけでドキドキが止まず、指先にも力が入った。

和「ぺろぉ…っ♪」
京太郎「ぅ…」

瞬間、俺の亀頭に触れた感覚はねっとりとしたものだった。
指よりも熱く、粘液に満ちたそれが一瞬だが、確かに亀頭を通り過ぎる。
手とはまた違ったヌルヌルとしたその感触に俺は完全に不意を突かれてしまった。
予想外の快感に俺は思わず声を漏らし、腰を微かに引いてしまう。

和「ちょっぴり苦くて…塩っぽい感じ…です…ね…♥」

そんな俺の上で感想を告げながらも、和はペロペロと俺の亀頭を舐める。
二度三度と繰り返される暖かなそれは手コキよりもセックスのそれに近い。
流石にアレほど鮮烈で強烈な訳ではないが、抵抗する間もなく俺の中をドロドロにしていく。
見知った、けれど、何時もとは確かに違うその快感を俺は享受していた。


京太郎「美味し…いか?」
和「お、美味しい訳ないじゃないですか…っ♪」

勿論、そうやって舐めていると言っても、ムスコが美味しいはずなどない。
そもそもそれは味がするような場所ではないし、汗も拭いていないような状態なのだから。
苦いというのも塩っぽいというのも決して心地良いものではないのだろう。
しかし、そうと分かっていても尋ねたのは、繰り返す度に和の愛撫が粘っこくなっていっているからだ。
ただ、ぺろぺろと舐めるのではなく、舌を押し付けて味わおうとするようなその変化。
俺が教えずとも勝手に変化していくそれは不味いと思っているだけでは到底、出来ないものだろう。

和「臭くて…熱くて…苦くて…もう…最悪ですよ…ぉ♥」

しかし、それでも俺のムスコは和のお気に召さないらしい。
それどころか最悪と言い切りながら、和の舌はべったりと亀頭を舐め回す。
顔を傾けるようにして亀頭の隅々を舐め尽くそうとするそれは到底、そう思っているようには見えない。
その熱い吐息が亀頭へと掛かるのも構わず、和は舌を突き出すようにして舐めているのだから。

京太郎「その割には…夢中になってねぇか?」
和「そ、それは…ぁ…♪」

それを指摘する俺の言葉に和は愛撫を止めて、言葉を放つ。
微かに震えたそれは和が逡巡している事を俺に教えた。
しかし、一体、和が何に対して迷っているのかまでは分からない。
完全に顔を前へと倒した所為で今の俺には首筋も見えず、声と和のボディランゲージで判断するしかないのだから。
その細かい機微を感じ取るにはそれらは断片的すぎて、俺に和の感情を伝えきってはくれない。


和「だって…これ…最悪なのに…癖になっちゃうんです…っ♪」
和「臭いのに…苦いのに…っ♥舐めてると凄い興奮して…身体…熱くなっちゃって…っ♪」
和「舌からジィンって気持良くなって…♪ドンドン…好きになっちゃって…ぇ♥もう…私…ぃ♥」
京太郎「うくぅ」

それにもどかしさを感じた瞬間、紡がれる和の淫らな言葉。
それに和自身が耐え切れなくなったかのように再び俺のムスコへと舌を押し付ける。
口の奥に溜まった唾液を塗りつけるようなそれに俺の口から思わず声が漏れ出た。
しかし、和はそれに構わず、夢中になって肉棒を舐め回し続けていた。
勿論、その間も和の手は俺の肉竿を扱き続け、肌の奥の快楽神経を熱くさせる。

京太郎「だったら…ご褒美やらないと…な」
和「ふぁぁ…ぁ♥」

俺の言葉に和はブルリと腰を震わせ、甘い声を漏らす。
メスの媚を強くするそれは、まるで待ってましたと言っているようだ。
最初の方からその存在を示唆してきたご褒美を和は本当に心待ちにしていたのだろう。
最早、隠す気もないその反応に、俺は微かに笑みを浮かべながら、和の下でそっと口を開いた。

京太郎「もうちょっと腰をこっちに下ろせるか?俺の顔の上に来るくらいに」
和「んふゅぅ…♪」

恐らくそんな俺の言葉が恥ずかしいのだろう。
熱い吐息混じりのそれは何処か恥ずかしそうな音色を混じらせていた。
しかし、それでもご褒美の期待には敵わないのか、和の腰はじわりじわりと俺の顔へと近づき、太ももが肩へとのしかかる。
その何とも言えない魅惑的な重さに俺は興奮を強くした瞬間、ふわりと香る甘いに匂いに気づいた。


京太郎「…和の匂いだな」
和「ふぅぅっ♪♪」

つい口にしてしまったその言葉に和の太ももはキュッと締まった。
さっきの脇腹にされたものと同じく、俺を締め付けるそれに顔が圧迫感と窮屈感を感じる。
しかし、そんな暗く狭い空間の中で、俺が感じているのはむせ返るような甘い匂いだった。
あの日、和の胸の谷間から感じたそれを何倍にも濃縮したような和の体臭。
それはきっと発情したメスの匂いなのだろう。

京太郎「(だって…ここからすげぇ匂ってくるんだしな)」

そう言って、俺が目を向けたのは清澄の制服の奥だった。
重力に引かれて垂れたスカートの奥には勿論、和が身に着けているショーツがある。
フリルを多少あしらっただけの飾り気の無いそれは元々、白か何かだったのだろう。
しかし、そのクロッチ部分を塗らし、両脇から収まり切らない愛液が漏れているその下着にはもうその面影しか感じられない。
そして、俺の嗅覚へと漂う甘いメスの香りは明らかにそこから漂ってきているのだ。

京太郎「舐めてるだけなのに…随分と濡らしているじゃないか」

俺はまだ何も触れていない。
ただ和をここまで運んだだけなのだから。
しかし、和のアソコはもうやらしいくらいに濡れて、メスの匂いをまき散らしている。
それが堪らなく愛おしくて可愛く思えた俺の手が、そっと動き出した。

京太郎「(勿論、まだ筋張ってる感じはするけど…)」

だが、さっきまでのように動かせない程じゃない。
多少、ぎこちなさはあるが、普段とそれほど変わらない動作をする事が出来る。
それを確認した俺は、和のスカートにそっと手を掛けた。
このまま和のスカートの中で閉じ込められ、熟成されたメスの匂いを楽しむのも良いが、今回はそれがメインじゃない。
あくまでもご褒美をあげる為に、こうして姿勢を変えさせたのだから、それをまずは完遂するべきだ。


京太郎「よいしょ…と」
和「んん…♪」

そう心に決めながらスカートのホックを外していく俺に和は声を漏らす。
そこには抗議の色はまったくなく、驚きに近い感情が微かに見えるだけだ。
恐らく、今の和にはご褒美に対する期待はあれど、嫌がる気持ちはまったくないのだろう。
寧ろ、早く脱がしてと言わんばかりに腰を振る様はニンゲンというよりはメス犬か何かに近い。

京太郎「随分とオネダリ上手になったじゃないか。偉いぞ」

それを優しく褒めながら、俺はスカートを投げ捨てた。
瞬間、俺の目に入るのは真っ白い和の太ももと濡れたショーツである。
二度も俺の身体を締め付けたそのむっちりとした太ももは、スカートの中で見るよりも、電灯の下で見る方が鮮やかだ。
その雪のような白さは全体的にシックな空間の中でコントラストのように映える。
その上、ムンムンとメスの香りを漂わせるショーツがその奥にあるともなれば、生唾を飲み込んでもおかしくはないだろう。

京太郎「…脱がすぞ」

その興奮を言葉にはしないまま、俺は和の下着へと触れた。
そのまま端を持つようにしてスルスルと降ろした瞬間、俺の耳に『にちゃり♥』と言う音が届く。
まるで粘液が糸を引いて垂れ下がるようなそれに俺の頭が警告を発した。
しかし、それに従おうにも俺の顔は和の足に囲まれて逃げ場がなく、どうしようも出来ない。
そう思った瞬間、俺の顔にべたりと粘っこい液体が垂れ、肌に何とも言えない感覚を広げた。


京太郎「(…まぁ、仕方ないよな)」

そりゃ和の秘所が真上にある状態で下着を脱がせば、こうなるだろう。
ショーツから染み出すほどの愛液がクロッチ部分に溜まっている事なんて見れば分かる事なのだから。
それなのに不用意に脱がしてしまった俺が悪い。
しかし、そうは思いながらも、何となく悔しい気持ちは収まらなかった。

京太郎「ほら、膝をあげて…そう。上手いぞ」

それを悟られないように心の奥底へと押しこめながら、俺は和へと指示を飛ばす。
それに従順に従ってくれた和のお陰で、俺はあっという間に和から下着を脱がす事に成功する。
とは言え、俺はそれに安堵しているような暇などない。
寧ろ、本番はこれからであり、俺の仕返しもまだ始まってはいないのだから。

京太郎「和のオマンコ…ひくひくしてるな」
和「ひぅ…♪」

そう言いながら、俺がそっと触れたのは和の大陰唇の部分だ。
肌と見分けがつかないその柔らかい皮はさっきからたまにひくついている。
まるで我慢出来ないと言うようなその反応を俺は揶揄するように口にした。
それに和が微かに声をあげながら、腰をビクンと跳ねさせる。


京太郎「こら、逃げるんじゃないって。ご褒美、欲しいんだろ?」
和「ふあ…ぁ…♪」

俺の言葉に再びすっと降りてくる和のふっくらとした腰。
それに軽く笑みを浮かべながら、俺は再び大陰唇へと触れた。
そのまま左右へと開けば、『くぱぁ♥』という音と共に粘液が染みだし、俺の顔へと降り注ぐ。
しかし、二度目ともなれば色々と慣れてしまうようで、それに俺が動揺するような事はなかった。

京太郎「中はもう真っ赤だな。充血した粘膜がピクピクって…和が発情してるの一発で分かるぞ」
和「そ…そんなぁ…♪」

俺に反論するような言葉を漏らす和の手はもう完全に止まっていた。
さっきまでは微かに動いていた舌も言葉を放つ事に注力し、ムスコへと触れる事はない。
お陰でこうやって和を辱める事が出来るとは言え、やっぱりそうやって放置されるのは寂しいし悔しいのだ。
折角のシックスナインなのだから、和にも俺の事を味わって欲しい。

京太郎「ほら、手が休んでるぞ。ちゃんと気持ち良くしてくれなきゃご褒美止めるからな」
和「あぁぁ…っ♥」

そう思った俺の言葉に和は手を動かし、再び舌を這わせ始める。
しかし、それはさっきよりも何処かぎこちないのは、意識がこちらに向いている所為だろう。
まるで躾のなっていないメス犬のようなその姿は可愛らしいが、やっぱり何処となく物足りない。
今は良いにせよ…何時かはちゃんとご奉仕出来るような和に仕立てあげよう。
そう心の中で決めながら、俺は真っ赤に染まった粘膜に指を伸ばした。


和「ひんんんっ♪♪」

それが和の粘膜に触れた瞬間、彼女は上擦ったような声をあげた。
快楽を多分に混ぜたそれは空気と共に身体をブルリと震わせている。
明確に快感を得ている事を伝えるようなその反応。
だが、俺の指先はまだ微かに粘膜に触れただけであり、まだ何もしていないのだ。
それなのにここまで感じているという事は…やっぱり… ——

京太郎「…和、お前どれくらいオナニーした?」
和「んきゅぅ…っ♪」

ストレートに尋ねるその言葉は確信を持ってのものだった。
今の和は能力の影響を受けているとは言え、そこはあまりにも敏感過ぎる。
ともすれば、都合三回能力を受けた最初の時よりも遥かに敏感かもしれないのだ。
それは能力の影響だけでは到底、説明しきれないほどの感度の良さだろう。
能力の根深さと根強さを良く知る俺にとって、それは和が自己開発を行なっていたとしか思えない事だった。

京太郎「この分じゃ、結構、弄っただろ…?ほら、また奥から愛液出てる」

そして、俺の言葉に和が反応しているという事は最早、隠しようのないものだった。
何せ、開かれた大陰唇から顔出す赤い粘膜は嬉しそうにひくつき、愛液を滴らせるのだから。
ある種、口よりも雄弁なそのオマンコの姿に俺は思わず笑みを浮かべてしまう。
俺の顔に垂れ落ちてくるそれは、和が俺の言葉に興奮している証でもあるのだから当然だろう。


京太郎「もしかして毎日弄ってたのか?もし、そうなら和は淫乱だな」
和「はぅ…ぅ…ん♪」

そう自分勝手に言葉を紡ぐ俺は和の返事を期待していない。
そもそも今の和は俺に初歩的なフェラチオをしてる真っ最中であり、言葉を放つ余裕はあまりないのだから。
その上、俺が紡ぐ言葉が自分を辱めるものともなれば、口篭るのも当然だろう。
丁度、俺を感じさせなければいけないという大義名分もある事だし、よっぽど強く求めない限り、和がそれに答える事はない。

京太郎「一人でココをクチュクチュして…俺にされる事を想像してたのか?もしかして、チンポ突っ込まれるのを考えながら…指でも挿入れてた?」

しかし、それは俺が和を辱める手を緩める事を意味しない。
和が答えられないなら答えられないで、追い詰めるやり方は幾らでもあるのだ。
実際、そうやって矢継ぎ早に告げる俺の言葉に和の奥から愛液が止まない。
まるでそれが事実だと言うようにトロトロと俺の顔へと降り注ぐ。
それをぺろりと舐めた瞬間、果汁のようなすっきりとした甘さが俺の味覚へと伝わった。
ずっと舐めていても飽きないであろうそれを舌が求めるのを感じながらも、俺はゆっくりと口を開く。

京太郎「…そんなの寂しくなかったか?」
和「あ…う…ぅ♪」

そう。
俺の本命はあくまでもこっちだ。
勿論、ここまで和を辱めるのを楽しんでいなかったと言えば、嘘になってしまうが、それは副産物に過ぎない。
今日の俺の目的は、これまで放置し続けた和を満足させ、そして次は我慢しなくても良いのだと教えてやる事なのだから。
全ては次からはもっと積極的にオネダリしても良いのだと…そう和に思わせる為なのだ。
別に…別に和を性奴隷にしたいとか、そんな事までは考えちゃいない。
そう…そのはずだ。


京太郎「どうだ?俺の指、ずっと欲しかったんじゃないか?」
和「きゅぅ…ぅぅっ♪」

そう言いながら、俺の指は和の粘膜を撫でる。
微かにグイッと押しこむようなそれに和は押し殺したような声をあげた。
勿論、粘膜の奥からはまたトロリと愛液が漏れ、俺の目の前で可愛らしい粘膜がピクピクと揺れる。
触れた時よりも鮮烈なその反応は俺の愛撫を和が気に入ってくれている証なのだろう。

京太郎「一人でするよりずっと良いだろ?」

勿論、それが本当なのかは俺には分からない。
俺は和が自慰をしている所なんて見たことがないし、想像だって出来ないくらいなのだから。
しかし、今まで漫さんや小蒔とこうして身体を重ねた経験は、確信に近い推察を俺にくれていた。
つまり…俺でなければその身体の疼きは止まらず、そしてその感度は俺限定でおかしいほどに高まるという推論を。

京太郎「なぁ…どうなんだ?和っ」
和「ひああぁぁっ♪♪」

瞬間、俺の指がグチュリと和の肉穴へと突き刺さる。
愛液を滴らせるその淫らな穴は俺の指先を柔らかく包み、グニグニと締め付ける。
まるで俺の指を味わうようなそれにブルリと媚肉が震えるのは不満の所為か。
ムスコでない事に拗ねるようなその反応に、俺は嗜虐心を昂らせながら、それを奥へと挿入れていく。


和「んふぅ…ぅっ♥」
京太郎「和のマンコ…暖かいな。すげぇ潤んでドロドロになってる」

それに押し出されるようにして声を漏らす和。
その下で俺が口にするのは紛れもない本心だった。
外の粘膜も触れるだけでジンと伝わってくるくらいに熱かったが、中はさらに格別である。
こうして挿入っている指が今にも蕩けてしまいそうなくらいだ。
骨まで溶かすようなその淫らな熱は、早くここにチンポを突っ込みたいと本能に訴えさせる。

京太郎「指にも絡みついて来て…それでいて物欲しそうにひくついてるぞ?もうチンポ欲しくて堪らないって感じだな」
和「くぅ…ぅんっ♪」

それをねじ伏せながら指を動かせば、和が甘い鳴き声を漏らす。
円を描くようなそれは肉襞をクチュクチュと弄り、和の性感をこれでもかと刺激しているのだろう。
プルプルと耐え切れずに揺れる和の背中には興奮の汗が滲み出ていた。
しかし、それでも和が満足していないのは、強請るように腰が左右へと揺れるのを見れば良く分かる。

京太郎「こんなになっても…我慢するのか?和が舐めてるそれを…ここに突っ込んで欲しくないか?」
和「あ…あぁぁ…っ♥」

俺の言葉を肯定するような和の腰の動き。
それを見てみぬ振りをしながら、俺はそう言葉を放つ。
だが、その指先はさっきまでとは異なり、ピタリと動かなくなっていた。
それは勿論、和が返事をするまで動かないという事を告げる静止である。
それが和にはすぐさま分かったのだろう。
和は耐え切れないとばかりに声を漏らし、ぎゅっと俺のムスコを握る手に力を込めた。


和「欲しい…です…っ♥私…須賀君のが欲しいっ♪須賀君ので一杯そこをクチュクチュして欲しいんです…っ♥」
京太郎「おいおい、そんな不明瞭な言い方じゃ分からないって」
和「はぁ…ぁっ♪もう…意地悪です…っ♥」

そのまま漏らすように口にする和のオネダリ。
しかし、それに対する俺の返事は突き放したようなものだった。
勿論、そんな和に興奮しているのは確かだが、それで許してやるほど今の俺は優しくない。
初めてならばともかく…和とは二回目で、ましてや小蒔のように何も知らない訳でもないのだから。
わざわざ目の前で直接的な単語を使って表現までした分、和からしっかりと徴収しなければいけない。

和「……ポです…っ♥」
京太郎「何だって?」
和「〜〜っっ♪チンポですぅっ♥須賀君のチンポ欲しいのっ♥私のぉっ…私のオマンコもうダメになっちゃって…グチョグチョでぇっ♪チンポ欲しくて堪らないんですよぉっ♥」

そんな俺が聞き返した瞬間、和の口から堰を切ったように漏れる淫らな言葉。
ドロドロの欲情に塗れたそれらはきっと今まで言いたくて言えなかったものなのだろう。
塞いでいたのは羞恥か、或いは体面かは分からないものの、ソレが今、ドロドロと崩れ始めている。
それを感じさせる淫らな言葉に俺が内心で勝ち誇った瞬間、俺の耳に甘く蕩けた声が届いた。

和「だって…須賀君の指気持ち良いんですっ♪私の指と全然違う…っ♥指だけでも…こんなに違うなんて…卑怯です…よぉっ♥」
京太郎「和…」

そう告げる和の言葉はさっきの俺の問いへの返事なのだろう。
妙なところで律儀な和は、コレ幸いとばかりに俺へと答えてくれている。
健気と言っても良いその淫らで可愛らしい姿に俺のムスコもピクンと跳ねた。
しかし、和はそれを気にした様子はなく、再び甘い声を漏らす。


和「私…毎日オナニーして…ずっと頑張って来たのに…ぃ♪こんなの…ズルいじゃないですかぁっ♪」
和「指でもこんなに気持ち良いだなんて…もう…私…無理ですっ♥」
和「須賀君はもう…神代さんの婚約者なのに…私…我慢出来なくって…ぇっ♥♥」
和「須賀君のチンポが欲しくて…マンコがドロドロになっちゃったんですよぉっ♪♪」

瞬間、ブルリと和が背筋を震わせるのはきっと背徳感が故なのだろう。
俺が小蒔のモノだという意識があるからこそ、和はずっと堪えようとしてくれていたのだ。
しかし、それでも抑えつけられないほどに高まった興奮が、和を飲み込み…他人の男に身を捧げようとしている。
それに背徳感と快感を覚えながら、和はまた一つ理性から足を踏み外した。

京太郎「(本当は…ここからフェラへと持っていきたかったけれど…)」

俺が想定していたのはオネダリをした和の交換条件に射精を提示するルートだった。
本格的なフェラを教えながらも、時折、マンコを弄って和の邪魔をするそれは俺の嗜虐心を大いに満足させてくれるはずだったのである。
しかし、思ったよりも濃厚で、そして心疼くその告白に…嗜虐心が萎えていった。
代わりに俺の中に芽生えたのは、胸の中でずっと抱えていた申し訳なさである。

京太郎「…ごめんな、和」

そう謝罪の言葉を口にするのは、和に不要な我慢を押し付けていたからだ。
俺がもっとベッドの上のように図々しい男であれば、和がこんなになるまで我慢をさせる事はなかったのだろう。
しかし、俺は鈍感で…ヘタレで…結果的にここまで和を追い込んでしまった。
そんな自分の不甲斐なさにギュッと歯を噛み締めながら、俺は再び口を開く。


京太郎「でも…もう我慢なんてしなくて良いんだからな。俺は和のものでもあるんだから」
和「…私の…?」
京太郎「あぁ。俺は…ちゃんと和に対しても責任を取りたいんだ」

その言葉に偽りはない。
俺の今の立場は宙ぶらりんで…どっちつかずでみっともないものだ。
どう贔屓目に見ても、最低で最悪な男だろう。
しかし、それでも、俺は…和だけじゃなく、皆に対して責任を取りたい。
その果てでどうなるかはともかく…遠慮だけは絶対にして欲しくないのだ。

京太郎「だから、もうちょっと俺に甘えて欲しい。俺に出来る事なら何でもするからさ」
和「須賀…君…♥」

そう思いながらの言葉が和にちゃんと届いているのかは分からない。
シックスナインの状態で身体を重ねている俺達に顔を見る手段はないのだから。
しかし…それがきっと悪いものではないと思うのは、和の声が陶酔混じりのものだったからなのだろう。
何処かうっとりとしたそれは聞いている俺が少し気恥ずかしくなるくらいだった。

京太郎「よいしょっと…」
和「あ…んっ♪」

それを誤魔化すように上体を持ち上げながら、俺はそっと和の身体をどかした。
その身体を優しくベッドへと横たえさせながらのそれに和が微かな声を漏らす。
それは俺の手が和の太ももや脇腹と言ったような敏感な場所に触れた所為か。
そう思うと身体の芯から熱くなり、ムスコにも甘い痺れが走る。


京太郎「とりあえず…和にオネダリさせた分の責任を取りたいんだけど…」
和「はい…っ♪一杯…責任を取って下さい…♥」

仰向けになった和はそう言って、俺に対して両腕を伸ばした。
臆病で最低な俺を受け入れようとしてくれているそれに胸の奥が締め付けられるような痛みを覚える。
まるで恋人同士のようなそれについつい誤解してしまいそうになるくらいだ。
そんな自分を歯を食い縛りながら抑え、俺はゆっくりと和に対して身体を近づけていく。

京太郎「(まずは…脱がさないとな…)」

お互いに下半身が露出した状態なので、このままセックスするのは簡単だ。
しかし、それをやってしまうと完全に制服へと匂いが付着してしまう。
手荷物も何もない状態で駆け込んでいる俺達には、着替えもまったくない。
それを考えれば、どれだけ欲望が身体を急かしていても、服を脱がさせるのが第一だろう。

京太郎「和…」
和「は…ぁ…♪」

そう思って制服を脱がせる度に和の肌が震える。
まるで抑えきれない期待と興奮を示すようなそれに見ている俺も昂ってしまう。
思わず衝動のまま襲いかかってしまいそうになるのを堪えながら、俺は制服を脱がせ、ブラを剥いだ。
瞬間、プルンと柔肉が揺れ、俺の目の前で勃起した乳首が震える。
肉穴に負けず劣らず…発情しきったメスの姿。
それに俺が思わず生唾を飲み込んだ瞬間、嗜虐心がまたメラメラと燃え上がり始めた。


京太郎「和…うつ伏せになってくれるか?」
和「…?」

嗜虐心に突き動かされた俺の言葉に和が首を傾げながらも従順に従ってくれる。
その下にある制服をどかしながら、和はコロンと身体をひっくり返す。
俺にお尻を向けるようなそれは何処か子どもっぽく、そして可愛らしい。
だが、そのまんまるとしたお尻がそれ以上に俺の興奮を擽り、ムスコの付け根を熱くする。

和「ひゃぅ…♪」

そんな和に後ろからのしかかった瞬間、彼女の口から小さな声が漏れる。
驚きを強く感じさせるそれは、きっとこの状態で挿入されるだなんて思ってもみなかったのだろう。
実際、普通の体位に比べれば、足を閉じたこの状態で挿入するのは中々に難しい。
しかし、これまで無意味に経験を積んだ俺にとっては不可能な事ではなく、その入口を容易く感じ取る事が出来た。

和「あ、あの…須賀君っ♪これ…っ♪」
京太郎「挿入れるぞ…!」
和「んっふぁぁあ…っ♪♪」

それに声をあげる和を無視しながら、俺は腰をグイと押し込んだ。
瞬間、和の声が途切れて、その口から吐息混じりの声が漏れる。
甘い陶酔に彩られたそれはずっ欲しくても与えられなかったものを感じているが故なのだろう。
実際、その中はとても熱く、今にも蕩けてしまいそうなくらいだったのだから。


京太郎「(指とは比べ物にならないな…!)」

指を挿入れた時とは比べ物にならないほどの熱さと窮屈さ。
それが挿入した分だけ感じられる感覚はとても心地良い。
じっとりと汗ばむような熱が満ち、ニチニチと音を鳴らすように肉が締め付けてくるのに…とても安心出来るのだ。
まるでここにムスコがあるのが当然だと思うようなそれに身体が微かに脱力する。
しかし、その中に駆け抜けていくのは寒気を伴った甘い痺れだった。

京太郎「(思ったより…すぐに出そうだ…!)」

指とは違い、ダイレクトに俺の性感を刺激する肉の穴。
愛液で満ち溢れたそこは和の拙いフェラとは比べ物にならない快感を俺にくれる。
こうして進めば進むだけ膨れ上がっていくそれに俺は早くも追い詰められ始めていた。
何だかんだ言って、和の愛撫は俺を昂らせていたのだろう。
流石に以前のように挿入即射精と言った情けない姿を晒す事はないが、それでもあまり長持ちするとは思えなかった。

和「ひぃ…うぅぅぅ♪♪」

それは和も同じなのだろう。
俺の下で掠れた声をあげる和の指先はぎゅっとベッドシーツを掴んでいた。
微かに震えるそれは決してそれだけ力が入っているから…ではない。
寧ろ、ダランと脱力した肘が和の身体に力が入ってない事を教える。
それでもこうして指先を震えさせるのはきっとそれだけ和が気持ち良いからだ。
そう思った瞬間、和の足がぎゅっと閉じ、その媚肉がムスコへと押し付けられる。


京太郎「うぉ…ぉ」

唐突過ぎるくらい唐突なその反応に俺は思わず声をあげてしまう。
それは何もムスコに押し付けられるプリプリとした肉の突起が気持ち良いからだけではない。
勿論、それも大きな理由である事は確かだが、それと同じくらいに驚きが強かったのだ。

京太郎「和…もうイッたのか?」
和「ふゅぅ…♪うぅぅ…♪」

思わず問いかける俺の言葉に和は恥ずかしそうな声を返す。
後ろにのしかかる俺にもはっきりと分かるくらい耳を真っ赤にするその姿は俺の言葉を肯定していた。
和が自発的にムスコを締め付ける業を持っているはずがないので…もしやと思ったが、どうやら本当にイッているらしい。
そう思った瞬間、嗜虐心の艶めきが強くなり、もっと和を追い詰めたくなってしまう。

京太郎「まだ挿入すら終わってないっつうのにイくなんて和はやっぱり淫乱なんだな」
和「ふああぁぁんぁっ♥」

詰るような俺の言葉に和は甘い声を漏らした。
甲高いそれは俺の胸に甘く突き刺さり、そこから興奮を広げてくる。
それが俺の指先に和の腰をぐっと掴ませた。
まるでベッドから逃すまいとするようなその指先から柔らかなウェストの感触が伝わる。
何処かぷにぷにとした心地良いそれにさらに興奮を煽られた俺はぐっと腰を進めた。


京太郎「今からイッてちゃ…この後、何回イくか分かんねぇ…ぞ…っ」
和「はぅぅ…っ♪」

そんな言葉にも和は感じているのだろう。
挿入された俺のチンポにキュッキュとリズミカルに絡みついてきた。
特に亀頭周辺を狙うようなそれはまるで早く奥まで来て欲しいとオネダリされているように感じる。

和「何回でも…イかせてくださいっ♥私…イきたいんですっ♪須賀君のチンポで…私…もっと…沢山…っ♪♪」
京太郎「の…どかぁ…っ」
和「ひあぁぁぁぁっ♪♪」

そう思った瞬間、和の口から告げられる淫らなオネダリ。
絶頂を乞うそれに俺の中で張り巡らされた我慢の糸が一本、ぷつりと切れた。
久しぶりだから手加減してやらないといけない、と自分を戒めていたその糸。
それがなくなった今、俺は和の最奥を目指して貪欲に進むケダモノになっていた。

和「ふ…ぅう゛…ぅぅぅう゛っ♪♪」

そんな俺のムスコが奥へとコツンと当たった瞬間、和の口から震えるような声が漏れる。
ぎゅっと歯を食いしばり、ベッドシーツに顔を埋めても尚、俺へと届くそれは絶頂のモノなのだろう。
何せ、さっきからムスコは歓迎されるようにキュンキュンと締め上げられ、密着したお尻もブルブルと震えているのだから。
その柔らかさを魅せつけるような淫らな反応は、見間違う余地がないくらいに俺に快楽を伝えていた。


京太郎「(しかも…それは多分、さっきよりも強い…)」

さっきイッた時はベッドシーツを掴んでいたとは言え、声を抑えようとはしていなかった。
しかし、今の和は呼吸が困難になるのも構わず、自分から顔を突っ込んでいる。
それは恐らくそんな余裕があったからではない。
そうしなければ、さっきよりも淫らになりそうだったからこそ、和は必死に声を堪えようとしたのだ。

京太郎「やっぱり和は此処が好きなんだな」
和「んっきゅぅぅぅ♪♪」

そう言いながら、亀頭をゾリリと奥へ押し付ければ、和の口から押し殺した声が漏れる。
さっきよりも上擦ったそれは噛み殺そうとしていなければ一体、どれほどのものになっていただろうか。
それに好奇心をそそられた俺は和の柔らかなお尻に密着した腰をグラインドさせ、奥を重点的に撫で上げる。

京太郎「さっきから子宮口が思いッきり吸い付いてきて離してくれねぇし…どれだけチンポ好きなんだよ、和」
和「ふぅん…んん゛っ♪♪」

しかし、そうやって後ろから囁くように言っても、腰で円を描いても、和の口は開かない。
キュッと閉じたまま、全身を震わせて、快楽を享受しているのだ。
ある意味で俺に抵抗しようとしているようなそれに嗜虐心がメラメラと燃え上がる。
一体、次はどんな風にして責めてやろうか。
そう思う俺の前にプルプルと真っ赤に染まった耳が見えた。


京太郎「……はむ」
和「くぅぅ…ぅぅっ♥」

それを口の中に含んだのは特に期待していたからじゃない。
耳が性感帯になるという事は俺も知っていたとは言え、それはうつ伏せになって責められない乳房ほどじゃないだろうと思っていたのである。
しかし、俺が和の耳を甘く食んだ瞬間、伝わってきた声は思った以上に切羽詰まったものだった。
もしかしたら、和はこういう部分も弱いのかもしれない。
そう思った俺が調子に乗るのも無理はない事だろう。

京太郎「はむはむぅ…」
和「ひん…っ♪」

そんな俺が次にやったのは和の耳を甘噛みする事だった。
歯と歯の間で軽く歯を挟み込むそれに和の背筋がブルリと震える。
思った以上のその反応に嬉しくなりながらも、俺の腰は止まらない。
あくまで本命はこっちなのだと和に教え込むようにズリズリと奥を擦り続けていた。

京太郎「(その間にも…何回イッてるんだろうな…)」

まるで俺のチンポで快楽の堰がぶっ壊れてしまったかのように和はイき続けている。
流石に本人じゃないから回数までは分からないとは言え、もう片手の指くらいは超えていてもおかしくはない。
勿論、敏感なところを重点的に責められているのだから当然と言えば当然だ。
しかし、それでも和は頑なに口を開こうとしない。
その意地を張った様子に嗜虐心がさらなる高まりを見せた俺はそっと耳たぶを手放し、耳の穴に舌を伸ばす。


和「きゅぅぅっ♪♪」

軽く跳ねるそれはいきなり過ぎて何をされたのか分からなかったのだろう。
そんな和が可愛いとは思うものの、今の俺に容赦も慈悲もない。
俺の前で我慢しようというその浅ましい考えを粉砕しようとするように和の耳に舌を入れていく。
勿論、和の小さな耳に俺の舌は大きすぎ、その殆どが入りはしない。
しかし、耳の穴を舐められるという異常なプレイに和が確かに興奮していた。

和「はんっ♪ふ…くぅ…ぅ♪♪」

その背筋をゾクゾクと震わせ、肩を縮まらせる和の奥。
密着した子宮口からはトロトロと本気汁が漏れだし、俺の肉棒へと絡みついてくる。
ネチャネチャとしたそれに肉棒もじっとりと熱くなり、殆ど動かないのに昂っていく。
その上、絶頂に合わせて、押し付けられた肉襞がジョリジョリと表面を擦って、また去っていくのだから尚更である。

京太郎「(でも…容赦はしないぜ…?)」
和「うひゅんっ♥」

それでもまだ口を開かない和に俺が手を伸ばしたのは押しつぶされた彼女のバストだ。
上から二人分の重さがのしかかっているそこはベッドの上で張り詰めている。
その表面をくすぐるように撫で回しながら、俺はゆっくりと頂点を目指していく。
途中からベッドとの間に挟まれ動きづらくなっても俺が目指したそこを、俺はキュっと優しく摘んだ。


和「ふああぁあ゛あぁぁぁっ♪♪」

瞬間、和の口が開き、その奥から甘い声が漏れる。
今までの分を一気に取り戻そうとするそれは長々しく、そして甘いものだった。
聞いている俺の耳にドロリと入り込んでくるようなメスの鳴き声に俺は勝利の実感を得る。
とは言え、ここでその手を止めてやるような道理は俺にはない。
俺の前で妙な意地を張った愚かしさを教える為にも…ここは一杯、感じさせてやるべきだろう。

和「やぁあああぁぁっ♪しゅがくんっっ♥須賀…くぅぅぅっ♪♪」

そう思って乳首をクリクリと指の間でこね回す俺の耳に届いたのは甘い和の呼びかけだった。
まるで何かを必死に伝えようとしているそれを今の俺は無視する。
どうせここはラブホテルなのだから…多少、何かあったところで俺達に不利益は生じない。
それよりも今は和を責める方が先だと、俺は和の耳を舐めまわし、その奥を抉り続けた。

和「はひぃ…♪♪ふあ…ぁぁぁ…っ♥」

そのまま数分もした頃には和の身体はもうふにゃふにゃになってしまっていた。
時折、ピクンと肌を震わせる以外は呼吸くらいしか出来ていない。
勿論、口元を拭う事など出来るはずもなく、その艶やかな唇から顎に掛けてドロドロになっている。
その上、瞳も虚ろで、快楽と欲情に濁っていた。
まるで生気が抜けてしまったようにトロトロになった和の姿。
しかし、俺にとってはそれが堪らなく可愛く…そして愛しく思えるのだ。


京太郎「和…さっき何を言いたかったんだ?」
和「あふぁ…ぁ…♪」

そんな和の耳元からそっと口を外して囁く。
それはもうろくに思考が働いているかさえ曖昧な和に聞くようなセリフではないだろう。
その口から漏れた吐息から聞こえているのは微かに分かるとは言え、今の和は間違いなく応えられるような状態じゃない。
しかし、俺は別に答えを期待していた訳じゃないのだ。
形式的に『聞いた』という形さえあれば、後で和を辱めるネタになる。
そう思っただけであり、本当に返事が帰ってくるとは思っていない。

和「そ…れは…ぁ…♥♥」

しかし、そんな俺の考えとは裏腹に和の口がゆっくりと動き出す。
こんなにもドロドロになっているのに、まだ言葉を紡ぐだけの余力があるらしい。
それに微かな驚きを感じながらも、止める理由は俺にはなかった。
こっちから尋ねたのに俺が中断するべきじゃないし、何より俺自身、さっきの和がどうしてアレだけ意地を張っていたのかも気になっている。
それが一部分でも判明するであろう和の言葉は寧ろ聞きたいと言っても過言ではないのだから。

和「わあし…幻滅…されたくなくて…っ♪」
京太郎「…幻滅?」

ポツリポツリと漏らす和の言葉に俺は腰を止めながらそう尋ね返した。
勿論、幾ら俺が馬鹿だと言っても、その言葉の意味くらいはちゃんと理解できている。
問題は一体、それがどうして和の口から出てくるのか、という事だ。
そもそも俺は自分から和っがそうなるように仕向けたし、幻滅などする余地がない。
寧ろ、これだけ無茶苦茶なやり方をしている俺の方が和に幻滅されかねないだろう。


和「こんにゃ…イきまくりの淫乱じゃ…♪♪須賀きゅんに…嫌われちゃいまふ…ぅ♥♥」
京太郎「和…」

しかし、和にとってはそうじゃないのは、その言葉を聞けば良く分かった。
思えば、途中でセックスが中断してしまった和は小蒔と違って、その辺りのフォローはしていない。
割りと潔癖の気がある和にとって、それは嫌われてもおかしくはない事なのだろう。
そして、だからこそ、和はそんな自分を必死に抑え、我慢しようとしていたのだ。

京太郎「(俺の…責任だよな…)」

俺が最初の時にあんな事を言ったから、そしてフォローもしなかったから…和はずっとそれを抱え続けてきたのだ。
自分に対する自己嫌悪と止まらない欲求に板挟みになり続けていたのである。
それが一体、どれだけ辛い事なのか…俺には分からない。
しかし…今、和がその目尻を濡らしているのはきっと快楽じゃないのだろう。
それくらいを見て取れるくらいには…俺は愚かでも鈍感でもなかった。

京太郎「そんなの…気にするなよ」
和「で…もぉ…♪♪」
京太郎「例え、和が淫乱でも…和が世界で一番、可愛いよ」
和「ふぇ…?」

そして、その罪を償う為に口にする言葉は…正直、自分でも恥ずかしいものだった。
だって、それは聞きように寄っては告白であり、そして、それはあながち間違っていないのだから。
どれだけ不誠実だと思えども…やっぱり俺の中の一番は漫さんでも小蒔でもなく、今も変わらず和なのだ。
それをストレートに伝えるのは正直、顔から火が出そうなくらいに恥ずかしい。
しかし、俺は和にもっと恥ずかしい事を言わせたり、したりしているのだ。
それを思えば…ここでヘタれている訳にはいかないだろう。


京太郎「和がどれだけ乱れても…俺の前だけなら…俺は世界で一番、嬉しい。和がどれだけエッチになっても俺の為なら俺は世界で一番、幸せだ」
和「須賀く…ん…っ♥」
京太郎「だから…そうやって我慢しなくて良いんだ。俺はそんな和も…一番だって思ってるんだからさ」

そう言いながら、俺はそっと和の目尻に浮かんだ涙を拭った。
微かに熱を残すそれを拭う資格はきっと俺にはないのだろう。
しかし、だからと言って、怯えて大事なものを取りこぼすような真似はしたくない。
今の俺の状況が割りと綱渡りに近い状態であるだけに…その気持ちはとても強いものだった。

京太郎「寧ろ…もっと和の淫乱な声を聞かせてくれよ。その方が…俺も嬉しい」
和「あぁ…ぁぁっ♥」

その言葉を皮切りに俺は腰を和から引き離す。
ゆっくりとしたその動きに肉襞がゾリゾリと絡みつき、俺のカリを圧迫した。
まるで行かないでと肉穴全部で訴えるようなそれに腰がゾクゾクとしたものを感じる。
しかし、それでも俺は腰の動きを止める訳にはいかない。
だって…そんな事をしたら俺は告白めいた事をした気恥ずかしさと向き合わなければいかなくなるのだから。

京太郎「(あぁ…くっそ…恥ずかしさで死にそうだ…!!)」

こんなものを…漫さんも小蒔もやり遂げたなんて信じられないくらいだ。
だが…どれだけそう思ったとしても…彼女たちの好意は嘘にも夢にもならない。
こんなに恥ずかしい事をやってくれたと思うと有難く、そしてその一方でまだ答えを出せない申し訳なさに押しつぶされそうになる。
それから目を背ける為にも俺は和の媚肉に没頭し、その中をムスコでかき回す。


和「須賀…く…ぅっ♥」

俺の名前を微かに呼ぶ和の声。
それに引きつけられるように俺の腰がグッと進んでいく。
中腹から挿入へと変わったそれに肉襞が嬉々として巻きついてきた。
ジュルリと音を立てるようなそれはまるでムスコをしゃぶられているみたいに思える。
そして、それを振り払うように腰を進めれば、今度は子宮口が俺の亀頭へと吸いついた。

和「ふわ…ぁあ゛あぁっ♪♪」
京太郎「くぅ…ぅ」

ぽってりとした肉厚の唇のような和の最奥はとても貪欲だ。
奥へと到達する度にブルリと震え、逃がすまいと肉襞を締め付けるのだから。
しゃぶられるような挿入時よりもはっきりと感じる快感に俺の口から思わず声が漏れた。

京太郎「相変わらず…和は名器だな…っ」
和「ぅ…ひゅんっ♪♪」

そんな子宮口からムスコを逃がしながら、俺は和の耳元でそう囁く。
それは俺自身、和を辱める為なのか、褒める為だったのか分からない。
ただ、そうやって囁かれた和が見せる震えは、決して悪いものではないのだろう。
そう思った瞬間、和はそっとシーツを手放し、俺へと振り返った。


和「す、須賀君のもぉっ♪須賀君のチンポも…ひもち良いれすぅっ♥私のイイトコ当たって…っ♪」

微かに首を回しながらのそれは俺に和の表情を見せた。
その綺麗なロングヘアの間から見える和の顔は…さっき後ろから垣間見たそれよりも蕩けている。
もう我慢も理性も意地も…何もかもなくしたようなその表情に俺の胸でボッと興奮が熱くなった。

和「にゃんで…こんなぁ…っ♪♪チンポ…良いんですかぁっ♥お腹の中ぁ…っ♪トロトロになるくらい気持ち良い…なんてぇ…っ♪♪」
京太郎「そりゃ…多分、俺の能力の所為だろ…!」

と言うか、それくらいしか考えられない。
幾ら俺がベッドの上では自信過剰なバカ男だと言っても、自分にテクがあると勘違いするほどじゃないのだ。
ムスコのサイズには多少、自信はあれど、それでまだ不慣れな和がこんなにも興奮するとは考えづらい。
結局のところ、俺は自分の能力を嫌いながらも…その恩恵だけはしっかりと享受しているんだろう。

和「卑怯…ですっ♥こんにゃに気持ち良くしゅるなんて…ひきょぉ…♪♪」
京太郎「あぁ…俺も…そう思うよ…!」

愛を交わした結果ならまだしも…俺は自分の能力の所為でなし崩し的に和とセックス出来ている訳である。
能力がなければ…お嬢様で男子の憧れの的であった和とこんな関係になるだなんて夢もまた夢だろう。
だが、それを悦ぶ反面、和の意思を曲げる自身の力を卑怯だと思う気持ちは俺の中にもあった。


和「こんにゃになったら…私…もうダメになりましゅ…♪♪須賀君なしじゃ…生きてけなくなるぅ…♥」
京太郎「和…」

こんなのは普通じゃなくて…出来るだけすぐに解消しなければいけない。
しかし、そう思う一方で…その和の声は俺の胸を揺さぶった。
だって…この力さえあれば、俺は和を自分のモノに出来るのだから。
高嶺の花で…内心、諦めていた和を…俺抜きでは生きていけなく出来る。
例え、そこに愛がなくったとしても…俺は和を… ——

京太郎「(何を…考えているんだ…俺は…っ!)」
和「ひああぁぁっ♥♥」

高まる興奮の所為で理性が薄れ…少しずつ露出しだす俺の自分勝手な思考。
それに一つ胸中で声をあげながら、俺は腰をグイッと突き込んだ。
和の柔肉を押しつぶすような激しいそれに子宮口がピクリと震え、和は四肢に痙攣を走らせる。
ピクピクと揺れるそれはもう十何度目かになる絶頂の結果なのだろう。
そう思うと無性に胸の奥が熱くなり、和をもっと自分の色に染めたくなる。

京太郎「和は…どうして欲しい…?」
和「ろうして…て…ぇ♪♪」
京太郎「さっき色々やっただろ?その中で…どれが気持ち良かった?」

そう尋ねるのが別に親切心からではなく、和を辱め、さらなる快楽を与える為だ。
そんな事は和も分かっているのだろう。
だからこそ、耳元で囁くような俺に我慢出来ないと言うように腰を左右に揺さぶっている。
お陰で挿入の度に肉襞があっちこっちに押し付けられて、快楽がその色を変えていく。
まるで万華鏡のように一瞬前とはまったく違うその熱に俺はぐっと足先に力を入れながら、口を開いた。


京太郎「ぷにぷにして美味しい耳たぶか…それとも狭くて可愛い耳の穴か…大っきくて揉み応え抜群の胸か…それとも…もうビンビンになった乳首か…どれが良かったんだ?」
和「わ…わらひ…はぁ…っ♥♥」

俺の言葉にブルリと震えながら、口を開く和の姿。
しかし、そこから先は中々、言葉にならず、熱い吐息が出入りを繰り返している。
はぁはぁと断続的なそれはきっと和なりに必死に考えているが故なのだろう。
そう思うと妙に可愛くて、俺はついつい和の頭を撫でたくなった。

和「おっぱいぃっ♪おっぱいが良かったれす…っ♥後ろからナデナデされて…キュってされると子宮がキュンキュンしてぇ…♥♥」」
京太郎「そうか…だったら…」
和「〜〜〜〜〜っ♪♪」

しかし、それよりも先に齎された言葉に、俺の手は和の頭ではなく乳房へと向けられる。
そのままぐいっと和の胸を掴みながら、持ち上げるそれに彼女の背筋が反り返った。
グイッとエビぞりになるそれは身体の凝りで悩んでいる和にとっては強烈なのだろう。
俺へと近づく和の顔は口をパクパクと開閉し、まるで言葉すら失っているようだった。

京太郎「ほら、和も腰を浮かせて…」
和「ふぁ…ふぁぁ…っ♪♪」

そんな状態でも俺の言葉は分かるのだろう。
甘く吐息を漏らしながら、和はゆっくりとベッドに膝を立てる。
しかし、その動作は何とも緩慢なもので、今にも倒れてしまいそうだ。
それでも何とか和が腰を浮かせて俺の腰へと合わせた瞬間、俺はムスコを再び動かす。


和「んひぃぃぃっ♪♪」

グジュリと蕩けた音をさせるその抽送はさっきよりも激しいものだった。
元々、あんな結合部が不安定な形では思いっきり腰を振る事なんて出来なかったのである。
しかし、こうしてしっかりとした後背位になった今、途中で抜ける心配もない。
気兼ねなく腰を振るう事が出来る姿勢に、俺の腰は少しずつ暴れ始めていた。

和「んあ゛ぁっ♪乳首ぃっ♥乳首クリクリぃっ♪♪」

勿論、その間も俺の手は和の乳房を揉み解し、乳首を責める。
親指と人差指を使って乳首を転がし、その他の指で柔肉を歪ませるそれは決して器用なものじゃないだろう。
俺の意識の殆どは結合部に向けられ、効率の良い腰の振るい方を優先しているのだから。
ちゃんと愛撫に集中出来る時とは比べ物にならないほどぎこちないもののはずだ。

和「しゅごいぃっ♪おっぱい気持ち良いんれすぅ♥ビリビリ来るぅっ♪♪背筋通っれ…しきぅに来りゅぅ…♥」

しかし、それでも今の発情しきった和にとっては効果が抜群だ。
俺の拙い愛撫にも背筋を震わせ、甘い声で快楽を伝えてくれる。
それはその太ももも同じで、さっきからプルプルと震えていた。
まるで生まれたての子鹿のようなその震えは和が早くも限界であることを俺に知らせる。
だが、それでも俺は容赦する事なく、思いっきり肉棒を突き入れた。


和「きゅふぅぅっ♪♪コレ…いひぃっ♥ぎゅってしゃれるの良いっ♥逃げ場にゃくて…須賀君に包まれ…へぇ…っ♪♪」
そんな俺の抽送を逃げす場所は何処にもない。
反った背筋をそのままに固定された和にとって、ピストンの衝撃は全て子宮へと注がれるものなのだ。
それは和の弱点である子宮口にとっても同じ事であり、彼女の身体が悦びに身悶えする。
お互いの身体に浮かんだ汗をふるい落とすようなそれに、しかし、俺の手も腰も離れない。
ぎゅっと和を掴んだまま、快楽を注ぎ続けるだけだ。

和「わらひ…これ…しゅがくんのモノになりゅ…♪♪ケダモノみたいに…犯されて…♥身体が…須賀君を覚えちゃう…ぅんっ♥♥」
京太郎「〜〜〜っ!!」

そんな俺の耳に届いたのは甘い和の声だった。
うっとりとした蕩けた声の中に幸福感を混じらせるそれは俺から言葉を奪い去る。
思わず歯を噛み締めなければどうにかなってしまいそうな興奮が俺の中で暴れまわっていたのだ。
反射的に身を固くしてそれを抑えようとするものの…その結果は到底、芳しいとは言えない。
そうやって抑えこもうとしても尚、欲望と興奮が俺の脳髄を焼き…その言葉を口にさせるのだ。

京太郎「だったら…俺のモノに…なるか…?」
和「…ぇ…っ?」

唐突なその言葉に和が疑問の声をあげる。
それも当然だろう。
そんなのこんな時に…しかも、ピストンを止めてまで言うような事じゃない。
だって…そんな事をしたら和は逆らえないのだ。
快楽で思考を崩し、もう淫らな告白する事にも抵抗のない今の和が耐え切れるはずがない。
しかし、そうと分かっていても、俺の言葉は止まらなかった。
どれだけ卑怯だと思いながらも…俺の我慢はもう限界だったのである。


京太郎「俺に一生、可愛がられて…愛されて…犯される…そんな愛玩奴隷に…なってくれるか…?」
和「あいがん…どれぇ…♥」

その言葉の響きに淫らなものを感じ取ったのだろう。
確認するように言い直す和の全身がブルリと震えた。
微かに絶頂を彷彿とさせるそれは、もしかしたら軽くイッているのかもしれない。
子宮口もさっきからキュンと疼いているのか、肉襞がムスコへとしがみついてくるくらいなのだから。

和「私で…良いんれすか…っ♪私…こんにゃ…淫乱で…変態…でぇ…♥♥」
京太郎「和が良いんだ。…いや、和じゃないと…ダメなんだ」

これが漫さんや小蒔であれば、俺はこんな事は言わなかったかもしれない。
形はどうであれ、二人共俺の事を好いてくれているし、小蒔に至っては婚約者なのだから。
しかし、和だけ…そうやって俺と結びつく何かがない。
能力の被害者であるという部分を除けば、ただの部活仲間であり、それ以上でもそれ以下でもないのだ。
だからこそ…俺はどれだけ自分勝手であると分かっていても…和との新しい繋がりを求めてしまう。

京太郎「どんな和でも…俺は大好きだ。だから…俺のモノになってくれ」
和「あぁ…あ…あぁあぁぁっ♥♥」

そんな囁きは…きっと反則なのだろう。
こんな場面での告白なんて…後で幾らでも誤魔化せるものなのだから。
きっと和も突っ込んで来ないと分かっているが故の…逃げるようで追い詰める為の言葉。
しかし、それでも…俺はそう言う事を抑えられなかった。
今までずっと言いたくて、けど勇気が出ずに伝えられなかったそれを…俺はもう自分の胸の内に留めておく事が出来なかったのである。


和「卑怯…ですっ♥♥そんな…そんにゃぁ…っ♪♪」
京太郎「分かってる…ごめんな」
和「分かって…分かってないれす…っ♥♥須賀君はじぇんじぇん…私の事分かってくれてませんっ♪♪」

拗ねるように口にする和に謝罪の言葉を口にするものの、彼女は許してはくれない。
甘えた声で怒りを顕にする声を紡ぎ、その手を俺の手に重ねた。
まるで俺の手を逃がすまいとしているようなそれはとても熱く、そして甘い。
ただ重ねられているだけなのに、それを取り払う事など考えられないような…甘くて幸せな拘束だった。

和「今のが…どれだけ…どれだけ嬉しかっらと思ってりゅんですかぁ…っ♥胸も…一杯…ドキドキしちゃって…お腹だって…さっきからキュンキュンってチンポ欲しがって止まんにゃいれすよぉ…♥♥」

そのまま和が口にする言葉は、許容の言葉だった。
どうやら和は本気で怒ってる訳ではないらしい。
それに微かに安堵を覚えながらも、俺のドキドキも止まらなかった。
断られるとは思っていなかったとは言え…喜ばれるだなんて欠片も思っていなかったのである。
正直、目の前の光景が夢か何かではないかと、そんな事さえ思うくらいだ。

和「だかりゃ…責任んっ♥しぇきにん…取ってくらしゃい…っ♪♪責任とって…♪一杯…私を可愛がって…♥愛して…ぇ♥♥そしへ…愛玩どれぇとして…犯して…くらしゃい…っ♪♪♪」
京太郎「和…っ」
和「きゅぅぅぅぅん゛んっ♪♪♪」

だが、それは決して夢じゃない。
それを教えるような和の言葉に俺の腰は再び動き出す。
潤んだ肉穴を抉るようなそこには最早、遠慮の二文字はない。
ただ、自分と和が気持ち良くなる為だけに力が込められている。
理性の手綱を離れ、ケダモノの領域へと片足を突っ込んだそれに和の全身が震えた。


和「に゛ゃぁ…ぁっ♥はんしょくぅっ♪♪急に動くの反則れすよぉっ♥♥」
京太郎「和が可愛すぎるのが悪いんだよ…っ!」

恐らくアクメへと突き上げられているであろう和の中を構わず抉りながら、俺はそう口にする。
俺だって出来る事なら前もって言ってやりたい気持ちはあるのだ。
しかし、俺の内側で暴れる衝動は脳髄すらも焼くほどに高まっている。
それほどの衝動を抑えこむなど出来るはずもなく、俺の身体は既に思考の手を離れ始めていた。

和「か…可愛いとか…言っちゃらめですぅっ♥」
京太郎「本当の事言って…何がダメなんだよ…っ」
和「だって…らってぇぇっ♪♪それ言われると身体が熱くなって…私…心でイくんです…っ…♥甘いドロドロの…絶頂しちゃうんですよぉ…♪♪」

それは和も同様…いや、ソレ以上なのだろう。
蕩けたその言葉は支離滅裂と言っても良いくらいだった。
だって、和はそうやってイく事を間違いなく望んでいるのだ。
媚肉はさっきからイきっぱなしになっているのか休まずに締め付けてくるし、その手も俺の手を乳房に押し付けたままである。
何より… ——


京太郎「自分から腰振ってる癖に…今更、何を言ってるんだよ…!」

そう。
和はさっきから自分から腰を突き出し、俺へとお尻を向けてくるのだ。
限られたスペースの中で最大限の快楽を手に入れようとするそれに俺の興奮はさらに昂ってしまう。
お陰で腰がさらにギアをあげ、一突き毎にスパンと柔肉が弾ける音がするくらいだ。
そして、その度に肉棒の内側が快楽で震え、肉が張り詰めていくのを感じる。

和「し…しひゃた…仕方ないんですっ♪♪私…どれぇだからっ♥♥愛玩奴隷だから…頑張らないと…ぉ♪♪」
京太郎「この…っ!健気で可愛いんだよ…っ!」

それはただの肉体の反応じゃなく、俺を気持ち良くしようと和なりに考えてくれた事らしい。
それを伝える和の言葉に熱くなった身体がさらに燃え上がるのを感じた。
最早、俺の身体では収まり切らないその強い熱情に俺は乱暴な言葉を紡ぐ。
いっそ怒り混じりにも思えるそれに、しかし、和はお尻まで震わせて悦んだ。
どうやら本当に可愛いと言われるだけでもイッているらしい。
それに笑みが深まるのを感じる俺の前で和がそっと口を開いた。

和「らめって…らめって言ったのに…♥またぁっ♪♪」
京太郎「エロ和が…可愛くて…っ健気で…っ…堪んないんだよ…っ!」
和「う゛ぁぁっ♪♪あぁっ♥♥ひゅぅぅっ♥♥んひぃぃぃぃっ♪♪♪」

その言葉に合わせてゴンと力強く奥を突いた四連撃。
それに合わせて喘ぎ声をあげる和の後ろから俺はぐっと腕に力を込める。
反り返った和の身体をさらに引き寄せるようなそれに俺たちの身体はさらに近づいた。
最早、これ以上ないほど密着しているのにも関わらず、まだ和が足りないと言うようなその反応。
そんな堪え性のない自分に苦笑めいた感情を向けながら、俺は和の耳元でそっと囁く。


京太郎「それに…イくのは嫌いじゃないだろ…?」
和「そぉ…れすけど…ぉっ♪♪でも…でもぉ…♥♥」

そこで言い淀みながら、和はブルリと肩を震わせた。
期待と不安を混ぜるようなそれは俺に和の複雑な心境を知らせる。
男である俺にはその違いが分からないのだが、どうやら身体で感じるものとはまったく別種のものらしい。
それに好奇心を唆られながらも、俺の腰はグチュグチュと和の中をかき回し、オスの絶頂を目指し続けていた。

和「可愛ひって言われると…ぉ♪んひゅぅっ♪♪わ…私…おかひくなるんでしゅぅ…っ♥♥心のにゃかまでドロドロになってっんあ゛あっ♥…べ、べちゅの私になっひゃうぅ…♥♥」

そんな俺の前で和は喘ぎ声混じりの声を漏らして、そう訴えてくる。
自身の変質を告げるそれは、しかし、俺の心には届かない。
和が一体、どんな風になるのか分からないが、しかし、それは俺にとって興味のある変化だったのだ。
こうして俺が完全に主導権を握っている以上、俺にとって反抗するようなものではないという確信もそこにはあったのだろう。
それに何より…俺は和にもっと気兼ねなく感じて欲しいし…イきまくって欲しい。

京太郎「言っただろ…俺は…どんな和でも一番だって…!だから…っ」
和「あ…ぁ…あぁぁ…ぁ゛っ♥♥」

だからこそ、紡いだ俺の言葉に和はブルブルと震えながら声を漏らす。
しかし、そこに浮かんでいたのは不安ではなく、期待だ。
何だかんだ言いながらも、こうして正直に俺に伝えたという事は和も期待していたのだろう。
だって、そんな事を言えば、嗜虐的な俺がより調子に乗る事くらい彼女も分かっているはずなのだから。
それでもこうして俺に変質を訴えたのは…それを期待していたからなのだろう。


京太郎「和は可愛い…っ!ふわふわの髪も…童顔っぽい顔も…っ!ほっそりした腕も…むちむちの太ももも…っ!」
京太郎「ふっくらしたお尻も…大きな胸も…っ!全部…全部…可愛い…っ!」
京太郎「意地を張る和が可愛いっ!実は甘えん坊な和が可愛いっ!冷静な和も可愛い…!拗ねた和も可愛い…!エロい和も…ドロドロになった和も…乱れる和も…素直な和も…全部…可愛い…!!」
和「ん゛っぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛っ♪♪♪」

鈍った思考の中で思いつく限りの要素を列挙する褒め殺し。
お互いに理性を削り、本能がむき出しになっていなければ到底、言えない甘い言葉に和がぎゅっと身を縮めようとする。
まるで俺から逃げようとするようなその仕草を、勿論、俺は許さない。
今にも崩れそうな和の身体をぐっと掴み、その姿勢を直立に近いものへと強引に変えていく。
そんな和を斜め下から突き上げる度に和の口から喘ぎ声が飛び出し、俺の嗜虐心を満足させてくれる。

和「キス…ぅ♪♪キスして…くだしゃい…♥♥」
京太郎「…良いのか?そんな事したら俺…もう本当に止まれなくなるぞ…?」

そんな俺に犯される和は振り返りながら、うっとりとその言葉を口にする。
それに躊躇の言葉を返したのは…なけなしの理性からだった。
今の状態でも俺のタガは外れがちで、和をこうして追い詰めているのである。
それなのにファーストキスまで奪ってしまったら、本当にどこまで調子に乗るか、俺自身にも分からない。
勝手に和も俺のことが好きだと勘違いして、何処までも暴走しかねないのだ。

和「もう…今更…れすよぉ…♪和を…こんなにエッチに…愛玩奴隷にしておいてぇ…♥…今更…れしゅぅ…♥♥」
京太郎「…分かった…っ!」

確かにここまで好き放題してキスだけ躊躇するというのもおかしな話だ。
心まで屈服させるような真似をして、和をおかしくしようとさえしているのだから。
それでも自分から積極的にするつもりはなかったが、和の方から求めてくれるなら俺も拒否する理由はない。
寧ろ…本当はずっとその唇まで俺のモノにしたかったのだ。


和「ちゅ…ふあぁ…♪♪」

その欲望を顕にするように口付けた和の唇。
そこはやっぱり艷やかでスベスベとしていた。
女性特有の艶やかさを滑らかさを感じさせる唇はおもちよりも遥かに柔らかい。
張りがない分、全部受け止めてくれるようなそれに俺はすぐさま夢中になってしまう。
それはきっと和も同じなのだろう。
キスの合間に漏れる吐息はとても熱く、そして満足気なものだった。

和「これで…和は…しゅがくんのモノに…なりましたぁ…♥あまぁいラブラブきしゅで…契約かんりょぉ…♥♥」
京太郎「〜〜っ!」

その吐息をもっと感じたくてバードキスを繰り返す俺たち。
それが十回を超え、二十回へと到達しそうに鳴った頃、和が緩やかに言葉を紡いだ。
うっとりとした声を漏らす和はとても幸せそうで…俺の胸がギュっと掴まれるように感じる。
それほどまでに強い感情が一体、何処から来ているのかまでは俺には分からない。
愛しさなのか、或いは嗜虐心なのか。
しかし、どちらにせよ…最後に残った俺のタガは完全にはじけ飛び、和を貪る事しか考えられなくなってしまう。

京太郎「須賀君…じゃないだろ…!」
和「ひぅ゛ぅぅぅっ♪♪♪」

そんな俺がグチュリと言う音と共に突いたのは和の最奥だ。
恐らく和の中で一番、敏感だろうそこをグリグリと抉る。
それだけでも和がイくには十分過ぎるだろうに、直立に近い今の姿勢では彼女の体重もプラスされるのだ。
文字通り突き刺さるようにも感じるだろう快楽に和の口から悲鳴のような喘ぎ声が漏れる。


京太郎「今の和は奴隷なんだ…だから…俺の呼び方もちゃんと考えないと…な…!」
和「は…はいぃっ♥♥考えましゅぅっ♥和ぁ一杯、考えましゅからぁ…っ♪♪らからぁぁっ♪♪」
京太郎「あぁ…その分…一杯、犯してやるよ…っ!!」

そう言って、俺の手がそっと和の胸から離れ、彼女の身体がべたりとベッドへと倒れていく。
それでも腰だけはクっと上がった状態なのは、きっと和も本能的に俺がする事を理解しているのだろう。
それに一つ笑みを浮かべながら、俺は再び和の腰を手にとった。
そのまま動かないようにぎゅっと両手で固定し、俺は背筋から跳ねるような抽送を行う。

和「チンポぉっ♥チンポしゅごぃぃっ♪♪和のにゃか暴れてぇっ♪ゴリゴリって跳ねりゅぅ…っ♥♥マンコ犯されてイきゅぅんんんっ♥♥」

そう甘い叫び声をあげる和の言う通り、俺のムスコはあっちこっちに押し当てられていた。
完全に和を貪る事しか考えられなくなった俺にとって、スムーズな挿入などあり得ない。
力任せの強引でケダモノじみたピストンしか出来ず、それが不規則な快楽となって俺達に襲いかかる。
それにムスコの付け根がぼっと熱くなり、堰を切ったように快楽が溢れだすのを感じた。

京太郎「誰の…チンポなんだ…?」

今まで以上に敏感になり、その先っぽまで蕩けそうなくらいに敏感になったムスコ。
そこにはグッと血液が流れ込み、また一つ大きくなったのを自覚する。
メスの奥から抜けまいとするそれは間違いなく射精前の昂ぶりだ。
しかし、それを出来るだけ出さないようにしながら、俺は和にそう尋ねる。


和「…じん…まのです…っ♪」
京太郎「ん…?」
和「…ご主人…様のですっ♥♥和の…意地悪で優しくてぇっ♪♪大好きな…ご主人様のチンポれ私イきまくりなんれすよぉっ♥♥」
京太郎「っ!!」

その言葉に俺の意識は完全に崩壊した。
脳が完全に興奮へと染まり、思考も真っ赤で何も分からなくなる。
俺の身体の内にあるのはただ快楽への希求とこの可愛い愛玩奴隷への愛しさだけで、他にはなにもない。
思考だけでなく、その心まで衝動に満たされた自分に羞恥を向ける余裕すらもなく、ただただ、腰を奮って和を犯し続ける。

京太郎「イくぞ…!もうイく…から…!和は…何処に出して欲しい…!?」
和「膣内れすぅっ♥和はぁご主人様のザーメンれぇっ♪にゃかいきしたいんですっ♥♥子宮アクメしらいんれすぅぅっ♥♥」

甘い和のオネダリに俺の腰はさらに激しくなった。
亀頭が今にも抜けそうな位置から子宮口を目指すようなそのピストンに愛液が飛び散る。
腰どころか背筋を限界まで酷使するそれに俺の根本からじわじわと何かが沸き上がってくるのを感じた。
そしてそれが頂点へと到達した瞬間、俺の奥から熱いものが弾け、まるで濁流のように精管を駆け上がっていく。

和「ひきゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ♥♥♥」

それが亀頭から飛び出そうとする瞬間、俺は何とかムスコを子宮口に押し付ける事に成功する。
それに安堵する暇もなく、俺は腰から背筋に這い上がってくる快楽に震えた。
ビクンと肉棒が跳ねる度に弾けるようなそれに俺は思わず歯を食いしばる。
しかし、身体を痺れさせるような快楽の波はそれでも尚、俺の意識が揺さぶるのだ。


京太郎「(くっそ…やばい…ぃ!)」

それは今まで俺がずっと射精を我慢してきたからだけではないのだろう。
寧ろ、ジュルジュルと音を立てるように絡みつく和の肉襞の方が大きい。
まるで一ヶ月ぶりの射精を悦ぶようなその締め付けは、俺のムスコを根本から引きずり込もうとしているように思えるくらいだ。
肉襞をしゃぶるように巻きつけるその脈動は射精を始めた肉棒には辛すぎる。
精液を根本から絞られるその蠢きに俺は抗えず、射精と絶頂を続けた。

和「あはぁっ♥♥来て…りゅぅ♪♪♪ご主人様の精液ぃっ♪♪和の…しきぅにぃぃっ♥♥中から焼けて…
イふぅ…ぅぅ…♪♪♪」

そしてそれは和も同じなのだろう。
甘く声を漏らすそれは快楽に震えて、微かに不明瞭でさえあった。
最早、コレ以上、蕩ける方が難しいと思うほどのそれに合わせて、肉穴が締まる。
子宮口もさっきから吸い付きっぱなしで放たれる精液を美味しそうに嚥下していた。
ゴクゴクと言う音が密着した身体から聞こえてきそうなその反応に俺のオスが悦ぶ。

京太郎「(俺…また和に…膣内射精して…!)」

ついこの間まで高嶺の花もいい所だった和への膣内射精。
しかも、それは和の方から乞われて放っているものなのである。
勿論、それはピルを日常的に服用しているからだろうが、それでも俺を受け入れてくれている事には違いない。
ほんの僅かでも妊娠のリスクがある膣内射精を…俺だけに許してくれているのだ。
その悦びだけで俺は幾らでも射精出来そうな気がする。


和「射精…良ひ…ぃ♥♥なからし…癖になりましゅぅ…♪♪幸しぇれ…ぽかぽかして…もう…らめぇ…♥♥♥」

そんな俺の精液を受け止める和の身体がついに崩れる。
膝を崩し、ドサリとベッドに横たわる和の顔はとても幸せそうなものだった。
絶頂の所為か目も胡乱で、口も半開きになっているが、汗の浮かんだその顔はうっとりとしている。
まるで幸せで堪らないと言わんばかりのその表情に俺の興奮はさらに高まり…その腰を動かしてしまうのだ。

和「おほぉぉお゛お゛ぉぉっ♥♥♥」

それに和がケダモノのような声を漏らしながら、その背筋をピクリと跳ねさせる。
しかし、オルガズムで脱力しきった和にはソレ以上の反応は出来ないのだろう。
再びジュプジュプとその中をかき混ぜる肉棒に四肢は痙攣を走らせるだけだ。
その肉穴だけが突如として動き出した俺の動きを止めようとするが、どうにもならない。
幾らキュンキュンと締め付けても、射精が続く敏感な肉棒一つ止められはしないのだ。

和「しゃせぇしにゃがらぁ♥♥せっくす…っせっくしゅぅ…♪♪♪」
京太郎「あぁ…っそうだぞ…!」

まるで頭から溢れそうな情報を言葉にして漏らすような和に俺は小さく頷いた。
未だ射精を続けるチンポで…絶頂終わらぬマンコで…俺達はセックスしているのである。
まだまだ和を貪り足りないと言わんばかりの貪欲なそれに、ベッドに伏した和が震えた。
それが快楽であるのか、恐怖であるのかまでは絶頂で思考が揺らぐ俺には分からない。
しかし、和の媚肉は俺を歓迎すれども、拒んではいなかった。
それなら…今はこの快楽に溺れよう。
射精の快楽止まぬ頭の中でそう思った俺は、大きく腰を振るって和を犯す。

京太郎「まだ…和も満足出来てないよな…!一ヶ月分…だもんな…!」
和「あ゛はぁ…っ♪♪ふぉ…ぉぉ…ぉっ♥♥♥」

そう尋ねる俺の言葉に和は答える事さえも出来ない。
しかし、それでも俺はもう止まれなかった。
大好きな和を、愛しい俺の奴隷を、貪る事しか考えられない。
思考も、身体も、心も、魂さえも、和で染まっていく感覚に俺は身を委ねて…



—— そしてそのまま数時間ほど和を犯し続けたのだった。








………



……








和「…で、何か弁解はありますか?」
京太郎「すみませんでした」

そう俺が土下座するのはさっきのラブホテルの一室だった。
とは言え、そこは入ってきた時とは多少、様変わりしている。
ベッドシーツはもうもみくしゃになり、お互いの体液で濡れて変色していない部分を探す方が難しいくらいだ。
部屋の中は性交の後の淫臭が漂い、ここで激しいセックスが行われていた事を感じさせる。
特にベッド周辺は微かなアンモニア臭も混じり、それはもうアレな事になっていたのだ。

和「…もう…やりすぎです」

そんな部屋の中、汗を流し、制服に着替えた和が俺のことを見下ろしている。
部屋の椅子に腰掛けながらのそれは、正直、かなりキツい。
流石に冷たい訳ではないとは言え、かなり怒っているのは事実なのだろう。
実際、和が潮を吹くどころかお漏らしをするまでヤッちゃったのだから、怒られても仕方がない。
と言うか、ひっぱたかれて絶縁を言い渡されないだけまだ御の字と言っても良いくらいだろう。

和「須賀君の変態性癖…異常性欲…サディスティックぅ…」グスッ
京太郎「おっしゃる通りでございます…」

しかし、それでも余談を許さない状況なのは、和の声が微かに涙ぐんでいる事からも分かるだろう。
幾ら発情しまくっていたとは言え、漏らすというのはこの歳にもなると恥ずかし過ぎるのだ。
特に和はそういう羞恥心や意地と言ったものが硬いタイプであるし、尚更だろう。
それを分かっていて責めていたのだし、今更、弁解も言い訳も出来ない。
俺に出来るのはただ和の言葉を受け入れて、謝罪を繰り返す事だけだった。


和「う゛ぅぅぅ〜っ!」

そう言いながら、和がぎゅっと手を握ったのが伏せた俺にも伝わってくる。
抑えきれない感情を込めるようなそれに俺の背中に冷や汗が浮かんだ。
もしかしたら、このまま絶縁を言い渡されるんじゃないか。
そう思うと背筋に冷たい刃を差し込まれたようにすぅっと冷えていくのである。

和「…反省…してますか?」
京太郎「してます」
和「…もうしませんか?」
京太郎「…善処します」

それでも和の言葉に良い返事を返す事が出来なかったのは、自分自身に自信が持てない所為である。
元々、俺は途中まであそこまで和を犯し続けるつもりはなかったのだ
もっと和に選択権を与えて、彼女が良いと言うところで止めるつもりだった。
しかし、途中で完全にタガが外れた俺は賢者タイムさえ迎える暇もなく、結局、俺は和を犯し続けてしまった訳である。
それを誰よりも知る俺にとって、二度目がないとは確約する事が出来ない事であった。

和「はぁ…もう…何処の政治家ですか…」
京太郎「玉虫色の返事って割りと便利だと思った」
和「…返事を許したつもりはありませんよ?」
京太郎「ごめんなさい」

思ったよりセメントで冷たいその反応に、俺は0.5秒で謝罪を返す。
雑談してくれる余地が出来たと思ったのだが、どうやらただの独り言であったらしい。
実際にはまだまだ和の感情は冷めていないようだ。
それに絨毯に額をこすり付けるものの、和からの言葉はない。
どうやらまだ当分はこの状態が続くのだろう。


和「…はぁ…しないって言ってくれたら…許す事も出来るのに…」
京太郎「……え?」
和「あ……」カァァ

そう思った瞬間、告げられた和の言葉に俺は思わず声をあげて、頭を動かしてしまう。
和を見上げるようなそれに俺は真っ赤に染まった彼女と目が合った。
その瞳に微かな歓喜を浮かばせて、頬を緩めるその姿は…到底、怒っているようには見えない。
寧ろ、喜んでいるように見えるそれに俺が魅入られた瞬間、真っ赤になった和の唇が動いた。

和「ち、ちちち違いますからね!別に最初から最後まで乱暴で凄かったとか!そんな事思ってませんから!!」
和「本当はまだもうちょっとして欲しいのに時間が足りなくて残念とか…まったく考えてませんし!!」
和「明日からおしっこする時に変な気分になっちゃいそうだから八つ当たりなんてまったくしてないんですよ!!」
京太郎「お、おぉ」

とりあえず和がテンパッている事だけははっきりと伝わってくるその言葉に俺は微かに頷いた。
それに和も満足したのか、羞恥の色を強くしながらも、そっと視線を背ける。
とりあえず俺が頷いた事に安堵しているらしい。
それは胸を撫で下ろすその可愛らしい仕草からもはっきりと伝わってきた。

京太郎「(…畜生、可愛いなぁ…)」

言わなくて良い事まで言ってしまうその姿に普段の冷静な和は感じ取れない。
しかし、だからこそ、そのギャップが俺の胸を掴んで、締め付けてくるのだ。
まるで俺を虜にするようなそれに心の中に悪態混じりの声が漏れる。
コレ以上、俺を好きにさせて一体、どうするつもりなのかと問いただしたくなるくらいだ。


和「と、ともかく…須賀君は反省すべきです」
京太郎「はい。反省してます」
和「…本当ですか?」
京太郎「はい。本当です」

しかし、それを口にするとまた和が拗ねるのは目に見えているのだ。
結果、俺に出来るのはさっきと同じように従順に和の言葉に頷くだけ。
だが、さっきと違うのは…和がそれに多少は満足したという事なのだろう。
俺の返事に和は小さく頷いて…そしてその腕をゆっくりと広げた。

和「…じゃあ、誠意を見せて下さい」
京太郎「…え?」

その顔を羞恥で真っ赤に染める和に俺は何をして良いのか分からない。
いや、それは俺でなくてもきっと理解する事は出来ないだろう。
誠意と言っても色々な形があり、時と場合に因るのだから。
その瞳に期待を浮かべて俺の顔をチラチラと見られても、正直、正解出来る自信はなかった。

京太郎「(でも…やらない訳にはいかないよなぁ…)」

ヒントはある。
こうして和が腕を広げているのは間違いなくそれであろう。
また…さっき和が微かに漏らした言葉も参考に出来るはずだ。
そして、その二つが重なる部分は…俺が思いつく限りでは一つしかない。
それは…まぁ、色々と大丈夫なのかと思うようなものではあるが、和が求めているのならば仕方がないだろう。
俺だってもうちょっと和と楽しみたい気持ちはあるし…渡りの船だと思わない訳ではないのだから。


京太郎「えっと…それじゃ…失礼して…」
和「え…?」

そう言って、立ち上がった俺が手を掛けたのは和の制服だった。
風呂を上がっても尚、ふにゃふにゃなままだった和に四苦八苦しながら着せたそれは脱がし方ももう心得ている。
流石にまだ他人の服を脱がせるのに慣れている訳ではないので、スムーズにはいかない。
しかし、それでもスルスルとボタンを三個外し、四個目を手に掛けたところで、和の手がそれを止めた。

和「な、なな…ナニ脱がそうとしてるんですか!!あ、アレだけ射精したのにまだ足りないんですか!?」
京太郎「あれ…?ち、違ったのか?」
和「あ、当たり前じゃないですか!須賀君の変態!!」

顔を真っ赤にする和の言葉に俺は思い違いをしていた事を悟った。
そんな俺を和は罵るものの、正直、まだ満足していないと言いながら、腕を広げられたら誰だって誤解すると思う。
と言うか、アレでセックス続行以外を思いつけって方が色々と無茶じゃなかろうか。
そう思うと今まで抑えられてきた嗜虐心が湧き上がり、和を辱めたくなってしまう。

京太郎「でも、和はまだ満足してないんだろ?」
和「あ…ぁ…♪」

強気な俺の言葉に和は顔を俯かせて、甘く言葉を漏らす。
まるで自分の中の欲望と戦っているようなそれに俺はそっと和の頬に手を当てた。
そのまま優しく撫でるようなそれに和の目は細まり、心地好さそうなものへと変わる。
さっき俺の前で意地を張っていた女の子と同じとは思えない…メスの表情。
それに俺は一つ笑みを浮かべて、和の唇にキスをした。


和「ふぁ…ぁ…っ♪」

それはさっきも数えきれないほどやったバードキスだ。
唇同士を触れ合せるだけの…優しい口づけ。
しかし、それでもまだ満足しきっていない和にとっては十分過ぎるものなのだろう。
その口からは陶酔混じりの甘い吐息が漏れ、腕がゆっくりと俺の背中へと回った。

京太郎「許して…くれるか?」
和「こ…こんな事されたら…許すしかないじゃないですか…もぉ…♥」

俺の言葉に和は拗ねるように言いながらも、うっとりと俺を見つめていた。
明白に欲情で潤んだその瞳に俺の興奮も強くなっていく。
あっという間にムスコが立ち上がり、下着の中で痛いほどに張り始めた。
とは言え、時間的にも金銭的にもそろそろ解散しなければいけないのは確かで…俺の胸に残念さが沸き起こる。

和「でも…代わりに…約束してくれますか?」
京太郎「ん…?」

そんな俺の前でゆっくりと口にする和の言葉に、俺は問い返しながらも頷いた。
一体、どんな約束かは知らないが、和がそれほど無茶なことを言い出すとは思えない。
それに俺が和に対して無茶苦茶な事をやったのは事実であり、その償いはしなければいけないのだ。
それが約束一つで出来るなら安いものだと俺は気安く頷いた訳である。


和「明日から…お昼は一緒で…良いですか?」
京太郎「おう。それくらいなら…」

そもそも二年の教室から小蒔が誘いに降りてきている時点で、既に教室の男子から俺が受けるヘイトはMAXなのである。
そこに和が加わったところで、その視線が多少、厳しくなる程度だろう。
これまでも咲や優希が加わっても何も言わなかったし、小蒔も一緒に食事するくらいなら、笑って許してくれるはずだ。
そう思って返事をしようとした俺よりも先に和が再び口を開く方が早かった。

和「後、一日三回はぎゅっとして下さい」
京太郎「あ、あぁ。でも、小蒔のいないところでないと厳しい…」
和「メールも…一日に一回は欲しいです」
京太郎「そ、それは俺もしたいけど…」
和「一日に十分は頭なでてくれないと嫌です…」
京太郎「わ、分かった…」

矢継ぎ早に告げられる和の言葉に俺はろくに返事も出来ないまま頷かされていく。
気づいた頃にはその項目は十を超え、二十が見えてくるほどになっていた。
流石にそれら全部を暗記するのは無理なので、後でメールにして送ってもらう事を約束する。
その後に新しい『約束』が出ない辺り、どうやら打ち止めになったのだろう。
それに安堵する俺の前で和は恥ずかしそうに視線を逸らした。

和「これらをちゃんと護ってくれないと…えっと…その…す、拗ねますから」
京太郎「拗ねるのか」

てっきり小蒔に言いつけるとかそういう洒落にならない方向だと思っていたが、和は意外と冷静だったらしい。
その言葉は気恥ずかしそうなものではあったが、とても可愛らしいものだった。
とは言え、それらを護らないと和を傷つける事は目に見えているので、やるつもりはない。
幾ら拗ねる和が可愛いとは言え、わざと約束を破るのは流石に下衆が過ぎる行為だろう。


和「だって…私は須賀君のあ…あ…あい…愛玩奴隷なん…ですよね?」
京太郎「お、おう」
和「…だったら、ご主人様を怒る訳にもいかないですし…それに…」

そこで言葉を区切る和の顔が俺へと向けられる。
甘い媚を浮かばせたその表情に俺の胸はドキリと跳ねた。
さっき和を犯していた時にも見せた…メスの表情にムスコも疼く。

和「須賀君…いえ…ご主人様なら…私を…和を一番、可愛がってくれるって…信じてますから…♥」

そんな俺の前で紡がれる和の言葉は一つ一つ区切るようなものだった。
まるで小さな子どもに言い聞かせるようなそれが俺の心の中へと染みこんでいく。
確かな信頼で結ばれている事を感じさせるそれに指先に力が入るのを感じた。
まるで今すぐ和を抱きしめて仕方がないと言わんばかりのそれを俺は何とか抑えつける。
流石にここでそんな事をしてしまうと本当に我慢が出来なくなってしまうのだ。

和「和をこんなにしたんですから…手放しちゃ嫌ですよ…?」
京太郎「今更…手放せるかよ」

そんな事が出来るような時期はもうとっくの昔に過ぎてしまったのだ。
和への愛執を捨てきれず、自分勝手に支配しようとしてしまった時点で…俺はもうそんなラインを超えている。
今の俺の脳裏にあるのは和を手放す事ではなく、どうやれば俺へともっと依存させる事が出来るかという事なのだから。
それがどれだけ自分勝手だと思いながらも、俺はもうその思考を止める事が出来ない。
自分の奥底にある怯えから目を背けるようにして…俺はその欲望を滾らせてしまうのである。


和「じゃあ…和は幸せです…♥ずっとずっと…幸せです…♪」
京太郎「…和…」

その自分勝手な欲望を和は知っているのか知らないのか…俺には分からない。
しかし、その言葉は俺を肯定してくれているような気がして…胸の奥が疼く。
俺の中に残る皆への申し訳なさを刺激するようなそれに俺は思わず和の名前を呼んだ。
そんな情けない俺に彼女は優しげな笑みを漏らしながら、俺の頬を撫でる。

和「だから…そんな辛そうな顔しないで下さい…ね♥」
京太郎「…そんな顔してたのか?」
和「今にも泣きそうなくらい…思いつめた顔をしてましたよ」
京太郎「ぁー」

優しいその手つきと真面目な声。
それに俺は自分の感情が思った以上に表情に出てしまっていた事を悟った。
しかし、それをリカバリーしようにも誤魔化す言葉は見当たらない。
どう言葉を紡いでも和の心配を強めるだけに終わるであろうそれに俺は肩を落としながら、口を開いた。

京太郎「…情けないご主人様でごめんな」
和「本当です…♪もう…和のご主人様なんですから…もっとしゃきっとして下さい…♥」

そんな俺の前で拗ねるように言いながらも、和は優しげに微笑んでくれた。
何処か母性めいたものさえ感じるその奥には確かな欲情が見え隠れしている。
セックスの時の呼び名を持ち出している和はもう完全にスイッチが入ってしまったのだろう。
そう思っただけで自分の中のタガが緩み、和の背中へと手が回った。
そのままお互いの身体を抱きしめるようなそれに欲望が堰を切ったように溢れるのを感じながら、俺は和の頬に口づけを落とす。


京太郎「どうやって償えば良い?」
和「ん…♪どうしましょう…か…♥」

そう迷うように言いながらも、近づいた和の瞳には欲情が強くなっていった。
俺から抱きしめ返すというシチュエーションに強い興奮を覚えているのだろう。
その言葉を途切れさせる甘い吐息を漏らし、身震いを走らせる。
そんな和を暖めるように抱きしめる俺の前で彼女はゆっくりと唇を開いた。

和「じゃあ…麻雀の特訓…付き合って下さい…♪」
京太郎「…そんなので良いのか?」

元々、言われずとも俺はそうするつもりだったのだ。
それが和から切り札を奪った俺の責任であるし、贖罪である。
その返事こそ貰えていなかったが、既に屋上で伝えているはずだ。
それなのに一体、どうしてここでそれを要求するのか。
理解できない俺の前で和がクスリと微笑んだ。

和「だって…その間は一緒に居られるじゃないですか…♪」
京太郎「和…っ!」
和「あふ…ぅ♪」

まるで俺と一緒に居られるだけで良いのだと言うような健気な言葉。
それに胸が締め付けられるのを感じた俺の腕がぎゅっと力を込めた。
和を逃がすまいとするようなそれに和は心地好さそうな声をあげる。
何処かうっとりとしたそれに拒まれていないのだと悟った俺の前で和の顔が俺の胸へと寄りかかった。


和「一杯…迷惑を掛けるかもしれません…でも…和は…頑張りますから…だから…」
京太郎「…分かってる。俺は絶対に和を見捨てたりなんてしない」

きっと…和は不安なのだろう。
だって、和はこれまで自分が築いてきたものを、半ば失ってしまった状態なのだから。
文字通り自らの半身をもがれたような今の状態は…周囲から向けられる失望への不安と恐怖を呼び起こすのには十分過ぎる。
そして…それは俺も良く分かるが故にそう言い切った。
その不安と恐怖は俺に対しては無縁なのだと、俺だけは絶対に和の傍にいるのだと…そう伝える為に。

京太郎「一緒に…頑張って行こう。和の新しい強みを見つけられるように…和が無理しなくて…麻雀を楽しめるような打ち方を」
和「…はい…♥」

そう言えるほど…俺は麻雀について詳しくはない。
しかし…こんなおかしな能力を手に入れた俺にだって、少しずつだけれど再び麻雀を楽しめるようになっているのだ。
それなら…俺よりももっと頑張ってきたであろう和が、それを手に入れられないはずがない。
そう心から信じる事が出来るが故に、俺は力強く言い切り…和の不安を解消しようとしたのである。

和「ご主人様が居てくれるなら…和は…きっと頑張れます…♥皆にも…きっと伝える事が出来ると思うんです…♪」
京太郎「…和は偉いな」
和「ふにゃ…ぁ…♥」

そう決意を伝える和の頭を撫でれば、まるで猫のような鳴き声が漏れる。
何処か幸せそうで甘いその声に俺の頬も緩んでしまった。
その顔には不安や恐怖がまったく見えないのだから、尚更である。
流石にそれらが完全に解消された訳ではないが、顔に浮かぶ程じゃない。
それくらいには持ち直してきている和に笑みを向けた瞬間、胸の中の彼女がブルリと震えた。


和「ご主人…様ぁ…♥」
京太郎「…延長…するか?」
和「ん…ご主人様が…したいなら…♪」

その言葉はきっと意地を張っただけではないのだろう。
カバンもなく、財布も持ってきてはいない和は俺に頼る事しか出来ない身の上なのだ。
フリータイムの存在で思ったより安くついたとは言え、ここまで時間がギリギリだと延長するしかない。
勿論、そのお金も俺の財布から捻出されるので、和はそれを気に病んでいるのだろう。

京太郎「…俺は…和としたい。和の事を…また一杯、犯したいんだ…」
和「あ…んぁ…ぁっ♪♪」

確かにその出費が安いものだとは言えない。
そもそも俺はもうすぐ漫さんに会いに行くために貯金をしてる身の上だし、何より、鹿児島行きでかなりの出費をしたのだから。
しかし、それでも俺は…我慢出来なかった。
和と同じように…俺もまた完全にスイッチが入ってしまい、和を貪る事しか考えられない。

和「…和も…ぉっ♪和も…したいです…っ♥ご主人様に虐められながら…セックスしたい…っ♥マゾレイプで…イきまくりたいんです…っ♥♥」

そんな俺に対する和の返事は誘惑と言っても過言ではないものだった。
俺の貪欲で嗜虐的な部分をこれでもかとばかりに刺激するそれに俺の背筋が戦慄く。
興奮と快感を駆け抜けさせるそれに俺の身体は突き動かされ、和を抱いたまま立ち上がった。
そのまま再びベッドへと移動しようとする俺に和は抵抗しない。
寧ろ甘い吐息を漏らしながら、俺へと抱きつき、その豊満な胸やお腹を押し付けてくるのだ。
それに我慢出来なくなった俺は倒れこむようにベッドへと和を押し倒し、その制服に手を掛ける。


和「えへ…♪さっきとは逆ですね…♥」
京太郎「そうだな。…こう言うのは嫌か?」
和「いえ…寧ろ…とっても…ドキドキします…♥」

脱がす俺の言葉に微笑みながら頷いて…和は微かに身動ぎを繰り返す。
俺が脱がしやすいように心掛けるようなそれのお陰でスルスルと作業は進んでいった。
しかし…そのお陰で再び晒される和の肌に俺の中の欲望を燃え上がる。
一気にこの部屋へと入った時と変わらないほどまで昂ったそれに俺は微かな不安を覚えた。

京太郎「(延長…一回で済むかな…)」

もしかしたら一回や二回じゃ終わらないかもしれない。
そう思う俺の前で和が濡れた瞳を俺へと向ける。
欲情と興奮で潤んだ…その瞳はまるで早くして、とオネダリしているようだ。
そう思った頃には俺の不安は消し飛び、和の身体へとのしかかる。
そしてそのままむしゃぶりついたその乳房の柔らかさを堪能しながら、俺は… ——




—— 結局、延長二回する羽目になり、予定外の出費に頭を悩ませる事になるのだった。






しえしえ

鞄で隠せば大丈夫!



【System】








攻略条件を達成し、原村和の屈服刻印がLv2になりました。
原村和の呼び方が変更されました。
原村和は……のようです。














【原村和ルート2リザルト】



     |   \ /ー/ ̄ ̄ ̄`¬: : : : : : : : : : :\

    r'   ー--イ  ト‐‐‐、   /: : /: : : : : : : : : \
    |     ,,,,ト-∧_     /:/: : : : : : : : : : : : : :\
    ト-┬‐‐'' / T\     「/: : : : : : : : : : : : : : : : : : ゙、

     /     |  \    | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :゙、
    ∠__    /    ヾ-イ: : : :/: : : :/|: : :i : : : : : : : : : ゙、
    Y : \  / ___    |: |: : : :/: : :/ / : /: : :| : : : : : i: i:゙、
    /: : : : : Y:::|_」:::::\_」:| : //: :/ ソ;,; /: : : / : : | : : :| :|: |
.   /: : : : : :/:/ :| : : :| : :| |: :/ | :/   /:/X; :/ /: :| : : :| :| :|
  /: : : : : :/: |:: :| : : : : : | ゙、/ .V _  '' /;;;;ノ  /: :/: : ::/:/: |
  /: : : : : :/ : |: : | : : :|: : |        ヾミ_�   /: :/.: : :/レ レ'
.../: / : : : : :./:|: : : : : : | : |           イ  ̄/: :./

/: /: : : : : :/: :|: : :|: : : :|: :|    ////////  (  レ         私が一番…ですよね、ご主人様♥
: /: : : : : :/: : :|: : :| : : : | :|             >
/: : : : : :/: : : :|: : :|: : : : | |           ,/
: : : : : :./: : : : | : : | : : : : |         ,√|
: : : : : :| : : : :/゙; : : ゙; : : : :.\/⌒ヽ ____/ | |

: : : : :./: : : :/::::゙; : : ゙; : : : : :.\: : :|     | |_
: : : : :|: : : /===〉: : ゙; : : : : : : \ |     |_√\_
: : : : :|: : /;;;;;;;;;;;;;| : : : ゙; : : : : : : : \   r「/ /.|´ ト、
: : : : :|: /     |: : : :゙; : : : : : : : : :゙,  | | し | .| |



          ↓        ↑




: : : : :/ : : : : : :| : : : :|.. : :. ゙、: . ゙、゙、. \
: : : : : |. : : : : :i |: : : :i:|. : : : ∧: :、.i. .i: : . ` 、
.: : : : : !: : : : : | |、: : :| | : : i | !: :|:| : |:、: : : : : : >
: : : : : :| : : |: i 「! ヽート!、: : リ  !: |ハ: ト : | ̄ ̄
.: : :,..-、|: : :i: :|: !゙、 _、!二゙、-| イ: リ ! |ヽ:|
: : / へ.゙、 :丶ヾヽ<´{::::i` ヽ! 1!|:/| :!ノ゙、リ

: :ヽ    \ : :!丶   ̄     Vイ:ハ |\:i    もう…後戻りは出来ない…よな…
.: : 丶    \゙、        `> リ  `
ヽ: : :`┬ 、  ヾ          /
  i: ;ィノ    U     ,....-ィ /
,,:‐レリ    _       ̄ /
゛=!_    \ `ー-、_  _/
::::::゛== 、 \   / ̄ヽ、
::::::::::::::::::::::゛===-、    >

終わりだぞコラァ
ぶっちゃけ色々と敗因はあるけど、69シーンに尺取り過ぎた気がすんぞオラァ
書きたいこと書ききれてないけど尺の都合でカットだッシャァ
ちなみに上ののどちゃんのAAは一番、可愛いと思うぞッシャンナラァ

>>525
股間と携帯。
両方隠さなきゃいけないのが電車の辛いところだな。
覚悟は出来てるか?俺は出来てない。

後、京ちゃんがベッドヤクザだベッドヤクザだって言われてるけど、これくらいやってようやくベッドヤクザだって思うよ!!
あ、後、シズの続きはやると思うけど、深夜から明け方にずれ込む可能性がある。
もし待ってる人がいたらあんまり期待しないでね。

須賀京太郎の肉棒は大きい。
慣れ親しんだ穏乃の中を押し広げるその感覚は彼女に圧迫感すら与えるくらいだ。
しかし、そこに痛みはないのは、穏乃がもう性交に慣れているからだろう。
そこにあるのは快感でしかなく、ゾクゾクとした痺れが子宮へと突き刺さった。

穏乃「(やっぱり…これ…イイ…っ♥)」

もう何度も咥え込んだ愛しいオスの形。
それに媚肉が歓喜に震えるのを感じながら、穏乃は心の中で甘い声をあげる。
まだ挿入されているのは亀頭の途中までしかないとは言え、それでも既に快感がお腹の中で渦巻いているのだから。
待ち望んだオスの感触に、身体が悦び、心が満たされるのも仕方のない事だろう。

穏乃「きゅぅぅぅっ♪♪」

しかし、そんな穏乃の口から漏れるような声が吐き出される。
胸中のうっとりとしたものからは考えられないくらいに切羽詰まったそれは絶頂が近いからだろう。
ただでさえ、立っていられないほどに愛撫された後にこうして大好きなオスの男根をねじ込まれているのだ。
潤んだ肉穴は乾いたスポンジのように快感を吸い込み、身体が絶頂へとひた走る。

京太郎「(相変わらず…キツイんだよ…)」

そんな穏乃と同じく、京太郎の絶頂もまた近づきつつあった。
流石に挿入後すぐに暴発するほどではないが、それでも理性がゴリゴリ削られるのを感じる。
それは穏乃の肉穴がとても狭く、そして淫らな反応を返すからだ。
ただでさえ小柄な上に日常的に鍛えられた穏乃の媚肉は狭く、そして力強い。
それが穏乃が感じる度にキュンキュンと締まってくるのだから、耐えられるはずがない。

京太郎「(持久戦は不利…だよな…!)」

元々、京太郎は人並み外れた性欲を持っている以外に特に秀でたところはない。
そのテクニックも穏乃限定のものでしかなければ、射精の調整だって出来はしないのだから。
性欲以外はただの男子高校生という枠組みから外れない彼が一秒ごとに快楽を注ぎ込んでくる穏乃に対して出来るのはたった一つ。
玉砕覚悟の特攻作戦のみである。

京太郎「く…ぉお!」
穏乃「んくぅぅぅんっ♪♪」

今まで何度となく辿り着いた結論に達した京太郎が声を上げながら、腰を突き入れる。
グイッと乱暴に穏乃の中を掘り進もうとするそれに彼女が甘い声を吐き出す。
そうやってオスを教えこむように強引に挿入されても穏乃が痛みを覚える事はない。
肉襞を強引に押し開かれるような感覚に両足を震わせて、快感に身悶えする。

穏乃「(あぁ…っ♪クる…よぉ…っ♥最初の波…来ちゃう…ぅ♥)」

その激しい快感に穏乃の中でドロドロとした熱の塊が産声をあげる。
微かに寒気を伴ったその熱い何かは快感を貪ってドンドンと大きくなっていくのだ。
その度に微かに快感を感じ、期待を穏乃へと与えるそれは絶頂の予兆だろう。
まだ小さく本格的なものではないにせよ、それは間違いなく快楽の極地への入り口なのだ。

穏乃「ひやぁあぁぁっ♪♪♪」

それが穏乃の中で弾けたのは京太郎の肉棒が最奥へと突き刺さった瞬間だ。
ズプリと穏乃の子宮口を後ろから押し上げるようなそれにその熱は一気に弾ける。
そのまま四肢へと飛び散り、快感を撒き散らすその波に穏乃のヒップはプルプルと震えた。
しかし、その場に崩れ落ちるような事はなく、真正面からその快楽を受けきっている。
それは穏乃にとって、それは強い快楽の波であれども、慣れ親しんだからだ。

穏乃「(最初は…これにもあたふたしてたっけ…♥)」

京太郎と愛を深めるまでは自慰すらして来なかった穏乃。
その恋を自覚した後も穏乃は怖くてイくまで自分を慰める事はなかった。
しかし、その恋が成就し、京太郎と身体を重ねるようになった今、それは穏乃にとって、怖いものでもなんでもなくなっている。
ただ、期待を湧きあがらせるオードブルのようなそれに穏乃の口はペロリと舌なめずりをする。
普段の野性味混じりの逞しさからは想像も出来ないくらいの『オンナ』の仕草。
しかし、それを後背位でつながる京太郎が見る事はなく、その奥を短く突くだけだ。

穏乃「えへ…♪一回…イっちゃった…ぁ♥」
京太郎「早すぎだろ…」

まるで自分の味を子宮口へと教えこむような小刻みの動き。
子宮口が弱点である穏乃にとって、それはオルガズムを鮮やかに彩る快感を与えてくれる。
腰を揺さぶるような緩やかなものなので、堪らないという程ではないが、しかし、背筋にピリリと快楽が走り抜ける。
それに笑みを浮かべながら告白する穏乃に京太郎は素っ気なく返した。

穏乃「仕方ない…じゃん…♪京ちゃんのチンポ気持ち良すぎなの…ぉ♥」

そう穏乃が口にするのは自慰と比べてだ。
絶頂への恐怖もなくなり、そこまで自分を追い立てるようになったものの、指では到底、京太郎には及ばない。
気になって通販で買ってみたオモチャは指よりも気持ち良いが、今の穏乃が感じる内側から蕩けるようなものは感じられないし、何よりすぐに飽きてしまう。
アクメ出来る事は出来るが、物足りないその感覚はイけばイくほど京太郎の事が欲しくなるくらいだ。
それから比べれば、今の感覚はとても幸せで満たされているように感じる。

京太郎「俺の所為かよ」
穏乃「うん…っ♥だって…京ちゃんは私の恋人なんだもん…♥」

それも全て京太郎が自分と想いを繋げてくれたからだ。
だからこそ、穏乃は京太郎に何もかもを捧げたい。
気持ち良い事も、幸せな事も…何もかもを京太郎に捧げて、幸せになって欲しい。
根が献身的で貪欲な山のオンナはイケナイと思いながらも、どうしてもそう思ってしまうのである。

穏乃「あぁ…っ♪ずっと…こうしてたい…なぁ…♥」
穏乃「ねぇ…♪繋がったまま…山を降りない…?」
京太郎「流石にそれは大騒ぎになるぞ」

そこまで飛び抜けて田舎ではないとはいえ、阿知賀は都会という訳でもない。
近所の人の顔と名前は一致するし、高校生になっても話しかけられる事は少なくないのだ。
そんな場所で繋がったまま山を降りれば、大騒ぎになる事は確実だろう。
そうでなくとも根が真面目な京太郎にとって、その選択肢は選べない。

穏乃「残念…っ♪ずっと京ちゃんとセックスしてたいのになぁ…♥」
京太郎「エロシズ…っ」
穏乃「ひゃんっ♥」

うっとりと、けれど残念そうに紡ぐ穏乃に京太郎は一つ我慢出来なくなってしまう。
何処か余裕めいたその顔を快楽で歪ませてやりたいと腰を振るい始めるのだ。
ジュルリと音を立てて、愛液と共に肉襞を引き剥がそうとするその動きに穏乃は思わず声をあげる。
しかし、それでも京太郎は腰を止める事はなく、ジュルジュルと愛液まみれの肉の穴から男根を引き抜いていく。

京太郎「(気持よすぎなのは…そっちの方だっての…!)」

そうやって引き抜かれるカリ首に穏乃の狭い肉穴が抱きついてくる。
その狭さを有効活用するようなそれに弱点が引っ掛かり、その度に腰が震えそうになるくらいだ。
頭の奥でチカチカと快楽が点滅するその感覚に京太郎は大きく息を吐く。
力強いその吐息は穏乃の身体へと降り注ぎ、プリンとむき出しになった臀部に熱い感覚をもたらした。

穏乃「あはぁっ♪京ちゃんんっ♪」

ジリジリと肌を焼く独特の感覚。
そこに肉棒が動く快感を加えられた穏乃は嬉しそうに恋人の名前を呼んだ。
そんな吐息を漏らすほどに京太郎が興奮してくれているのも嬉しいし、何よりその男根が動くのが嬉しくて堪らない。
ジュルジュルと音を立てて、動かれる度に肉襞が気持ち良さに震えて、また次の絶頂の準備を始めるのだから。

穏乃「私…またイキそう…っ♪♪京ちゃんに…イかされそうだよぉ…っ♥」

その身体の反応を穏乃はすぐさま声にして伝える。
それは勿論、そう告白した方が恥ずかしくて気持ち良いという事も無関係ではない。
だが、何よりも大きいのは、京太郎がその淫語に興奮してくれるという事だろう。

穏乃「(今だって…チンポピクンってなったぁ…♥♥)」

二度目の絶頂を伝えようとする穏乃の声に京太郎は呻き声一つあげはしなかった。
まるでそんな事聞いていないと言うかのように中腹からズンズンと子宮口を突いているのである。
しかし、その肉棒が一瞬だけピクンと反応したのを穏乃は見逃さない。
興奮と快楽が混じった血液が、確かに流れ込んでいるのを感じさせるそれに穏乃は笑みを浮かべてしまう。

穏乃「(可愛い…なぁ…♥)」

必死に快感を押し隠し、強がろうとする恋人の姿。
情けないところだけは見せまいとしながらもその一番弱い部分を震わせる京太郎の姿が穏乃は大好きだ。
セックスそのものも気持ち良くて幸せだけれど、そんな弱い京太郎が見たいからこそ、自分はこんなに積極的になるのだと思うくらいに。
流石にそれをそのまま口に出すと男のプライドを傷つけると知っているので、口にはしない。
だが、それでもトクンと脈打つような自身の反応をなくす事は出来ず、穏乃の身体は陶酔と共に絶頂へと踏み出した。

穏乃「ふぅ…ぅぅぅっ♪♪」

瞬間、ズプリと子宮口を突いた肉棒に穏乃は二度目のオルガズムを迎える。
一度目よりも甘く、そしてドロドロとしたそれが穏乃の内側にべったりとした甘い何かを塗りたくった。
まるで快楽で出来た媚薬のようなそれに穏乃の身体は熱く、そして敏感になる。
それは京太郎を迎え入れる肉穴も例外ではなく、その中でより激しい快楽がはじけ始めた。

穏乃「えへ…っ♪二回目…イっちゃった…ぁ♪京ちゃんに…アクメさせられちゃったよぉ…♥」
京太郎「っくぅ…!」

しかし、穏乃がそう甘く告げても京太郎の腰の動きは止まらない。
ジュプジュプと腰を動かし、オルガズムで締め付けが強くなる穏乃の肉穴をゴリゴリと抉るのだ。
勿論、それは京太郎が一度や二度のアクメでは穏乃が満足しないという事を知っているからである。
しかし、それよりも大きいのは…京太郎自身の理性がゴリゴリと音を立てて削られているからだ。

穏乃「私…イきながら犯されてるんっ♥イッてるのにチンポ止まってくれなぁいっ♪♪」

そんな京太郎を追い詰めるように穏乃の口から淫語が飛び出す。
時折、快楽で震えて、不明瞭なものへと近づくそれに京太郎の身体はどうしても興奮してしまう。
聞いてはいけないと、意識してはいけないと分かっているのに、身体はそれに従わない。
まるで恋人の声の方が絶対的な権限を持っているかのように京太郎はその一つ一つを咀嚼し、興奮の燃料へと変えてしまう。

穏乃「でも…それが良いよぉっ♪アクメマンコ犯されるの素敵ぃっ♥♥堪んない…よお…♪♪」

そう口にする穏乃の中で三度目の絶頂が湧き上がり始める。
よりスパンが短くなったその熱はそれだけ穏乃が興奮し、敏感になっている証だ。
そしてそれは京太郎が穏乃を犯す限りずっと続き、止まる事はない。
しかし、穏乃はそれに恐怖を得る事はなかった。
穏乃の中にあるのはただ恋人への愛しさと快楽、そしてそこから派生する陶酔と期待だけである。

穏乃「もっと…もっとイかせて…♪♪私を…イキ狂わせて…ぇ♥♥おかしくなっちゃうくらい…京ちゃんで染め上げて欲しいのっ♪♪」

それが穏乃の口から紡がせるのは淫らなオネダリだ。
自身がイッているのにも関わらず、さらなる極地を望むそれに穏乃自身も興奮する。
あぁ、自分はもうこんなにドロドロになっちゃってるんだと自覚して、胸を疼かせてしまうのだ。
しかし、例え自覚したところで穏乃はもう止まれない。
最初に京太郎を誘惑した時から彼女の心も身体も、既に発情してしまっているのだから。

穏乃「ひぃん゛んんんんっ♥♥」

そんな穏乃に対する返礼は京太郎の激しいピストンだった。
一突き毎に木へと押し付けられるような力強いそれは自身の力強さを誇っているようにも感じる。
ある種、自分勝手とも言えるだろうそれに、しかし、穏乃のメスは蕩けてしまう。
そうやって誇っているのが自分の愛しい恋人だと思うだけで穏乃の身体は悦ぶようになってしまっているのだ。

穏乃「奥ぅっ♪♪奥ズンって来たぁぁっ♪♪♪」

その上、そのピストンは穏乃の弱点である子宮口を押しつぶすような力強さを持っているのである。
その可動域ギリギリまで押し上げて、子宮へと入り込もうとしているようなそれに穏乃の口から甘い叫び声が漏れた。
微かに眼下で木霊するそれを穏乃はもう抑える事が出来ない。
もし、この声を誰かに聞かれたら一大事だと思う事もなく…ただその背徳感に侵食され始めていたのだ。

穏乃「セックス気持ち良い…っ♥山でのアオカン…最高だよぉおっ♥♥」

その背徳感が導くままに穏乃は再び叫び声を放つ。
山中に伝えようとするそれに穏乃の背筋が震えた。
もし、これを聞かれたら自分は終わりだというスリルに穏乃は次なるアクメを迎え、身体がそれを貪る。

穏乃「見られちゃう…ぅ♪私…イッてるところ…知られちゃうよぉっ♥京ちゃんのチンポで…メスイキしてるとこ…ぉ♥♥」
京太郎「〜〜っ!」
穏乃「あふぃぃっ♪♪」

穏乃も知らないスリルと背徳感の中、齎されるオルガズム。
そんな中で残り少ない理性をゴリゴリと削られるのを感じながら、穏乃はうっとりとそう紡ぐ。
まるでそうされたいのだと感じさせるような、淫らなそれに京太郎の腰は一瞬跳ねた。
ビクンと中を抉る唐突な反応に、穏乃は対応する事が出来ない。
力強い抽送の中に加わった別の色に思わず声を漏らし、身体をより熱くさせてしまう。

京太郎「だったら・・・少し黙れよ…!じゃないと…即終わりだぞ俺たち…!!」
穏乃「分かってる…ぅ♪分かってるけど…でもぉ♥♥」

言い聞かせるような京太郎の言葉に穏乃は首肯と共にそう返す。
そんな事は穏乃だって分かっているのだ。
アオカンに誘ったのは自分とは言え、それは決して痴態を誰かに見られたいからではない。
もし、見つかったらインターハイ出場取り消しだってあり得る事くらい分かっているのだ。
しかし、それでも穏乃は止まらない。
湧き上がる快楽への衝動は薄れた理性で止める事は出来ず、甘い声を漏らしてしまうのだ。

穏乃「お外でセックス…良すぎる…ぅ♥♥京ちゃんチンポ…ただでさえ凶悪なのにっ♪♪何時もよりゾクゾクしちゃって…私…ぃ♪♪」
京太郎「くっそ…!本当にエロ過ぎだぞシズ…!!」
穏乃「ん゛あぁぁっ♥♥」

そう言いながらも腰を止める事もなく、穏乃の口を塞ごうともしない。
そんな京太郎もまた強く興奮している事くらい穏乃も分かっていた。
京太郎も自分と同じようにアオカンセックスに負け始めている。
それに笑みを浮かべる暇もなく、より力強さを増したピストンに穏乃は淫らな鳴き声をあげた。
まるでいうことを聞かないメスをしつけようとするようなそれに穏乃の身体は震え、オルガズムが全身へと走る。

穏乃「エロくて…ごめんねっ♪♪淫乱で…ごめんんっ♥♥でも…ぉっ♪でもぉぉ…っ♪♪」

その前の絶頂が収まらない中で再び湧き上がるアクメ。
それが待ち望んだ状態への入り口だと悟った穏乃の口から謝罪の言葉が漏れる。
しかし、それは穏乃が理性を取り戻したなんて事を意味しない。
寧ろ…それは消えゆく理性が最後に見せた最後の光だ。
自分がもうどうしようもない領域に身を置く事への申し訳なさが紡いだ最後の言葉だったのである。

穏乃「声…止まらないっ♪♪アオカンセックス凄すぎてぇっ♥頭の中ぁ…グチョグチョになって…てぇっ♥♥」

そう言いながら穏乃はぎゅっと手を握り締める。
木の皮を巻き込むようなそれは、しかし、その表面を軽く滑るだけに終わった。
もう穏乃には皮を引っ掻くような力も残されておらず、その指先には快楽が纏わりついている。
まるで力の代わりに快感を注ぎ込まれているようなそれは全身の何処でも起こっていた。
穏乃の身体にはもう自分で自由になる場所は殆どなく、ピンと張った足もフルフルと揺れ始めている。

穏乃「イくぅっ♥♥またイくんっ♪♪アオカンレイプで…イきっぱなしになるぅ…っ♥♥」

その言葉を皮切りに穏乃の中で再びオルガズムの熱が湧き上がる。
まるでその言葉で完全にスイッチが入ってしまったかのように穏乃の全身に絶頂の熱が行き渡る。
さっきのそれが引かないままのそれに穏乃の中がまたドロリと熱くなり、脱力感が幅を利かせた。
まるで波と波がぶつかって共鳴しあうようにそれは一気に高まり、穏乃の意識を揺さぶる。

穏乃「もっと…もっとしてぇっ♪♪京ちゃんにレイプされたいのっ♥お外でケダモノセックスして…私を京ちゃんのモノだって…皆に教えて…っ♥♥」
京太郎「う…あ…!」

そう言いながら穏乃の腰は左右へと動き出す。
まるで挿入する京太郎の肉棒をあちらこちらへと押し付けようとするそれに彼の口から声が漏れた。
ただでさえ、気持ち良い穏乃の膣内なのに、その上、自分でも予測できない動きをされれば、どうしようもない。
挿入の度に右へ左へと肉襞に押し付けられ、愛液で滑るようにして子宮へと到達する度、その背筋にゾクゾクとしたものが走るのだ。

穏乃「ひゃぅぅんっ♪♪京ちゃんのオスチンポ跳ねたぁっ♪」
穏乃「京ちゃんも…見られたいんだ…っ♥♥私とセックスしてるトコぉっ♥ケダモノレイプしてるのぉ…♪♪」
京太郎「馬鹿な事言うなよ…!」

確かにその瞬間、京太郎の肉棒は跳ねた。
しかし、それは穏乃の言葉を肯定するものではなく、ただの反応だったのである。
勿論、欠片も興味が無いとは言えないが、リスクの事を考えれば到底、そんな真似は出来ない。
だが、京太郎のそんな言葉はもう穏乃には届かないのだ。
愛しいオスとの青姦初体験に理性を消し飛ばした穏乃にとって、それはもう誤魔化しにしか思えないのだから。

穏乃「その割には…オスチンポバッキバキ…ぃ♥私の中で硬いまんまだよぉ…♪♪」
京太郎「ぅ…」

そう言って穏乃はキュッキュとリズミカルに媚肉を締め付け、肉棒を刺激する。
まるで硬い男根を確認しようとするようなそれに京太郎は思わず声をあげてしまった。
そうやって意識的に締め付けられるのは反応とはまた違って、絞られるように感じる。
その上、完全に図星を突かれて否定も出来ないともなれば、その反応は当然のものなのだろう。

穏乃「ぅふゅぅ…♪♪京ちゃんの意地っ張り…ぃ…♥♥」
京太郎「だから…それは誤解だって言ってるだろうが…っ」
穏乃「ひあぁぁっ♥♥」

それでも遅れながら否定の言葉を口にした京太郎。
そんな彼が手を伸ばしたのは穏乃の下腹部にある肉豆だった。
既に乳首と同じくらいに張ったそこは子宮口に勝るとも劣らないほど敏感な箇所である。
小指の先ほどの小さな部分に沢山の快楽神経を込めたそこを京太郎の指が押しつぶす。
皮があっても関係ないと言わんばかりのそれに穏乃は悲鳴めいた声をあげ、再び絶頂へと突き上げられた。

穏乃「クリぃ…♪クリそんなにしたらぁビリビリイくぅぅ…ぅぅ♥♥」
京太郎「まったく…ホントここ弱いのな」

一気にふにゃりと弱々しくなり、鳴き声も小さくなる穏乃。
それに安堵を抱きながら、京太郎は指を這わせる。
クリクリと包皮にクリトリスをこすり付けるようなそれに穏乃の腰はピクンと反応し、奥から愛液を滴らせる。
それが半脱ぎになったスパッツに零れ落ちるのを見ながら、京太郎は腰の動きを変える。

穏乃「ひぅっ♪うぅっ♪♪うぁぁぁっ♪♪♪」

こうして淫核を弄る為に上体を屈めた以上、さっきのように一突きで子宮を揺らすようなピストンは出来ない。
そう判断した京太郎は腰を軽く動かし、回数を重視し始める。
まるで軽いジャブを幾つも撃ちこむようなそれに穏乃の嬌声も途切れ途切れになっていく。
クリトリスへの刺激も合って弱々しくなったそれは最早、木霊を呼んでいない。
それにもう一つ安堵した京太郎の前で穏乃はゆっくりと口を開いた。

穏乃「二点責めは反則ぅ…♥♥一発で…レッドカードだよぉ…♪♪」
京太郎「残念だけど、セックスに一発退場はないんだよな」

悔しそうな穏乃の声に京太郎はそう返しながら、腰を揺する。
その度にクチュクチュという音が鳴り、穏乃が感じている事を彼に知らせた。
反則と言っても気持ち良いだけで決して辛い訳ではないのだろう。
実際、穏乃の中はさっきからオルガズムが鳴り響き、神経を揺さぶられているように思えるのだ。

穏乃「イきゅぅっ♥♥クリイきするぅっ♥子宮でもイくぅぅぅんっ♥♥」

休まずに次から次へと快感を注ぎ込まれ、アクメに満たされた穏乃の身体。
それはもう敏感過ぎるくらいに敏感で京太郎の愛撫やピストンにあっさりとイッてしまう。
それがちょっとだけ悔しいものの、それ以上に嬉しいのは自分が望んだものを京太郎がくれているからだろう。

穏乃「私…幸せ…ぇ♥♥京ちゃんにオスレイプされるの…幸せだよぉ…♥」

積み重なる絶頂の中で確かに強くなる幸福感と陶酔。
それを口にする穏乃の顔はもう蕩けきってしまっていた。
潤んだ瞳は欲情しか移さず、目尻からは快楽の涙が漏れている。
それが流れる頬は緩み、半開きになった口元からは唾液がこぼれ落ちていた。

穏乃「こんなところ見られたら…私…バレちゃう…♥♥京ちゃんのメスだって一発で知られちゃうよぉ…♪♪♪」
京太郎「っまだ言うか…!」
穏乃「ふに゛ゃあぁぁっ♥♥」

瞬間、激しくなった京太郎のピストンに穏乃のアクメは強くなる。
身体中の神経を滅茶苦茶にするようなそれはもう死んじゃいそうなくらいに激しく、強い。
既にもう十回を超えるほどイキ続け、全身が昂ぶっているのだから当然だろう。
しかし、貪欲な穏乃の本性はまだまだ満足していない。
気持ち良いのは確かだが、まだこの先がある事を穏乃は知っているのだ。
それを迎えるまで…穏乃の身体は冷める事はない。
寧ろ、疼きを強くしてより烈しく京太郎を求めてしまうのだ。

穏乃「京ちゃんっ♥♥京ちゃぁ…ん…っ♪♪♪」
京太郎「分かってる…!俺もそろそろ…限界だから…っ!」

その気持ちは京太郎に伝わったのだろう。
衝動のままに京太郎を呼ぶその意図を察して、京太郎の腰が大きく動いた。
密着した穏乃の中を入り口から奥まで抉るようなそれに彼女の中の陶酔が強くなる。
だって、それは理性に制御されたセックスではなく…本能めいたオスの抽送なのだ。
快楽を貪り、射精しか考えられなくなったオスのピストンなのである。

穏乃「京ちゃんもイきたいっ♥イきたいんだねっ♪♪」

さっきまでの何処か遠慮しがちなものではなく、本格的に自分を犯そうとしだす京太郎。
それを感じ取った穏乃の口から嬉しそうな声が漏れる。
何処か無邪気なそれは、しかし、陶酔まみれの淫らなものだ。
ギャップの強いその声に胸が震えるのを感じながら、京太郎もまた口を開く。

京太郎「つーか…我慢してるくらいだっての…!!」

ただでさえ、狭くて気持ち良い穏乃の中はクリトリスを弄る度に締め付けてくるのだ。
その上、絶頂の度に締め、そして奥を突く度に締めてくるそれは性器というよりは搾精器に近い。
オスの性感をこれでもかと刺激して、精液を絞り出そうとする魔性の肉穴だったのである。
そんな場所で抽送を繰り返して、京太郎が無事で済むはずがない。
意識して呼吸を整え、快楽をコントロールしようとしていなければ、もうとっくの昔に玉砕し、射精していた事だろう。

穏乃「我慢…なんてしなくて良いのに…ぃっ♥♥私は何時でも…京ちゃんの事待ってるんだから…ぁ♪♪」
京太郎「分かってるけど…男の意地ってもんがあるんだよ…!」

そう穏乃は受け入れるように言うものの、京太郎はそれを聞き入れられない。
何せ、挿入からまだそれほど時間が経ってはいないのだから。
幾ら穏乃がイきまくり、もう昂ぶりに昂ぶっている状態とは言え、あんまり早いと情けない。
それに何より…あまり早すぎると穏乃が一回では我慢出来ない可能性もあるのだ。
それを思えば、出来るだけ我慢するしかなく、京太郎は一人孤独な戦いを続けていたのである。

京太郎「でも…もう無理だから…射精…するからな…っ!」
穏乃「うんっ♥してぇ…射精…してっ♪♪種付けレイプで…満足させてぇ…♥♥」
京太郎「くぅ…ぅ…!」

その言葉に京太郎の身体が燃え上がり、歯を食いしばらせる。
恋人の甘い膣内射精のオネダリにもう京太郎の我慢は崩壊したのだ。
種付けというオスとして最高の射精を味わおうとその肉棒は大きくなる。
亀頭からカリ首までを一回り膨れ上がらせたそれがゴリゴリと穏乃の中を抉り、子宮から愛液を吐き出させた。

穏乃「あぁ…っ♪京ちゃんのオスチンポ…また大きくなってぇ…ぇ♥♥」

その愛液を掻きだすように、そして滑るように動く怒張。
オスの本能を詰め込んだその熱い塊に穏乃の全身が震える。
自分というメスの奥底で射精しようとするそれは最高に幸せで嬉しいものなのだ。
愛しいオスに孕まされる瞬間が目前に迫っているというだけで目元が白く染まり、視界が揺らぐくらいに素晴らしいものっだったのである。

穏乃「あはぁっ♪これ…レイプだぁ…♥♥本当に…レイプ…ぅ♪♪京ちゃんにケダモノみたいに犯されて…オマンコレイプアクメさせられてるぅ…♥♥」

穏乃がそういうのは決してこれが後背位という性交の為だけの姿勢だからではない。
大きくなった京太郎の肉棒は、もう激しいくらいに穏乃の中をえぐっているのである。
どれだけ締め付けてもお構いなしだと言わんばかりに中で暴れるその感触には被虐感すら感じた。
まるで自分が主人である事を教えこむようなそれに穏乃はもう我慢出来ない。
甘い声をあげながら、被虐的な絶頂を極め、怒張となったオスの塊に心までレイプされてしまう。

京太郎「何が…レイプだよ…!自分から腰…押し付けてる癖に…!!」

そんな穏乃の腰はいつの間にか左右に揺れるものではなく、前後に揺すられていた。
まるで自分から京太郎の肉棒をくわえ込もうとするそれは誰がどう見たってレイプされているようには思えない。
寧ろ、その顔が悦びにまみれ、快楽を訴えるその姿は京太郎にそれをオネダリしている姿にしか見えないだろう。

穏乃「だって…ぇっ♪♪京ちゃんのチンポ気持ち良いからぁっ♥♥アオカンセックス…最高だから…ぁっ♪私…調教されちゃってぇ…♥♥」
京太郎「自分から誘ったくせに何言ってるんだっての…!」
穏乃「ひゅぃぃぃぃぃぃっ♥♥♥」

瞬間、京太郎はズンと子宮を突きながら、空いたもう一方の手で乳首を摘む。
そのままぎゅっと下へと伸ばし、扱くようなそれに穏乃の口から陶酔混じりの鳴き声が漏れた。
しかし、彼女に負けず劣らず、快楽でいっぱいになっている京太郎は容赦しない。
そのままミルクを搾るようにして乳輪から扱きあげ、穏乃に快感を与えるのだ。

穏乃「三点はらめぇっ♥♥三点責めは…私…ぃぃっ♪♪♪」
京太郎「知るかよ…少しは反省しろよエロシズ…!!」

そう言って身悶えする穏乃の身体を京太郎は逃さない。
右手で腰をクリトリスを捕まえ、左手で乳房を脇を捕まえる。
その上、ズッポリと奥まで突き刺さった肉棒がトロトロになった穏乃の身体の抵抗をほぼ塞いだ。
最早、種付けの瞬間まで逃げ場はなく、喘ぐしかないその拘束。
それに穏乃の頭の中がジィンと蕩けた瞬間、京太郎の腰がラストスパートを迎えた。

穏乃「ひぃっくぅぅぅぅっ♪♪♪」

スパンスパンと肉が弾けるような音を鳴らしながらの抽送。
激しくも力強いそれに穏乃の腰も震えながら、突き出される。
ダメと言いながらも、自分から射精を強請るようなそれに京太郎は止まらない。
言葉もなく、ただ歯を噛み締めたまま腰を振るい、射精を目指し続ける。

穏乃「あ゛…あぁっ♪♪んひぃ…ぃぃ♥♥」

その抽送が十四回を超えた瞬間、京太郎の肉棒はブルリと震えた。
今までのものよりも遥かに強く、はっきりとしたそれは後数秒もしない内に射精が始める事を穏乃に教える。
その期待に穏乃が胸を震わせた瞬間、ズプリと引き離された腰が一気に打ち据えられ、穏乃の奥を揺さぶった。

穏乃「んんんっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ♥♥♥」

今までよりも一段上のそれに穏乃の思考はバチバチと弾けた。
まるで頭にそのまま電流を流されたような激しいそれは勿論、快楽である。
頭の中で処理出来るギリギリの情報量を流し込まれるようなその快感に頭の中が一杯になった。
しかし、それも長くは続かない。
そんな快感も…次にやってきた熱い感覚には到底、及ばないものなのだから。

穏乃「(射精てる…ぅぅっ♥♥熱いの…一杯…私の中ぁぁ…っ♥♥)」

そう穏乃が心の中で紡ぐのは決して恥ずかしいからなどではない。
そんなものは理性を捨てる時にはもうどこかへ言ってしまったし、探すつもりもないのだから。
それでも彼女が言葉を紡ぐ事が出来ないのは、偏にそれがあまりにも気持ち良すぎるからだ。
愛しいオスの精液をメスの一番大事な部分に注がれ…内側から蕩けさせられるその感覚に…穏乃はもう埋め尽くされているのだから。

穏乃「(ドロドロになって…混ざっちゃう…う…♥♥)」

身体の中を焼く肉棒の感覚とはまた違った蕩ける感覚。
それに身体中が満たされた穏乃にとって、体の感覚というものはとても曖昧なものだった。
意識が出来るのだが、そこが右腕なのか、あるいは脹脛なのかはまったく分からないのである。
まるで身体中の神経がごちゃごちゃに絡み合い、混線しているように…感覚が混ざっているのだ。

穏乃「(オマンコ…♥オマンコだけ…特別…っ♪♪)」

そんな中でもはっきりと感じられるのは肉穴と子宮の感覚だ。
まるでそこだけは特別だと言うようにはっきりと意識する事が出来る。
射精する度に跳ねるような肉棒の動きから、その表面に走る血管の血流まで分かるそれは敏感過ぎるくらいに敏感だ。
しかし、今の穏乃はそれに厭う事はなく、子宮が熱いものに満たされる感覚に身を委ねている。

穏乃「(幸せ…ぇ…♥♥)」

それは紛れもなく幸福感と言っても良いものだった。
セックスの時とはまた違った心地良いそれは微睡みにも近い。
暖かで緩やかで…そして優しいその感覚は思わず笑みが浮かぶくらいだ。
しかし、そんな中で湧き上がる快楽の波は決して穏やかとは言えず、穏乃の中を揺さぶっている。
その何とも言えないギャップにさえも興奮し、そして気持ちよくなりながら、穏乃はその目をそっと閉じて多幸感と快感を享受した。

穏乃「ふぁ…ぁ…♪ん…あぁぁ…♥」

しかし、数分もすれば、それも幾らか収まっていく。
それが悔しくて肉穴を締め付けるものの、もう京太郎の精液も出なかった。
出たとしてもカウパー混じりの薄いものばかりで、子宮の壁に張り付くようなドロドロとした粘っこさはない。
それに不満を覚えながらも、穏乃は大きく肩を上下させて酸素を求める。

穏乃「(次の為に…準備しないと…ぉ♥♥)」

それは決して自身の身体を冷やす為ではない。
そもそも穏乃の身体は未だ絶頂から降りては来られず、興奮しきったままなのだから。
それでもこうして酸素を求めるのは身体んまとわりつく倦怠感を少しでも排除しようとしている為だ。
それは勿論、これから山を降りる為に邪魔だから…などではない。
寧ろ、穏乃の思考にはこれかた山を降りるつもりなど一片足りともなかったのだかた。

穏乃「京ちゃん…っ♪♪」
京太郎「シズ…今はダメだって…」

そんな穏乃が腰を緩やかに動かせば、京太郎は小さくそう返した。
荒い吐息を漏らしながらのそれは、彼が限界であるように感じさせる。
しかし、穏乃は知っているのだ。
その肉棒が未だ萎える事はなく、自分の中で反り返っているのを。
それどころか、不満気にピクピクと震えて、早く次の射精を寄越せと訴えているのを、誰よりも知っているのだ。

穏乃「京ちゃんもしたいよね…っ♪私…頑張る…からぁ…♥♥」
京太郎「うあ…ぁ!」

そうやって動く穏乃の中に一度だけという約束はない。
あるのはただ自分と恋人の欲情をどう晴らすかという事だけで、それ以外は明後日の方向へと飛んでいってしまっているのだ。
そして…それは京太郎も同じである。
こうして穏乃が腰を揺さぶるのは気持ち良いが、かと言って射精のそれには敵わない。
寧ろ、どうにも物足りない感じで、ムクムクと興奮が膨れ上がってしまうのである。
それを抑えようとしても彼の肉棒は萎える事はなく、絶頂直後の敏感な神経で快楽を訴えてくるのだ。

京太郎「(くそ…俺が我慢しなきゃダメなのに…!)」

穏乃がこうなるのは予想済みの事であった。
だからこそ、京太郎は最初に釘を差したし、射精を果たして帰ってきた理性は今だって抵抗を試みているのである。
しかし、そんなものは無駄だと言わんばかりに…穏乃の腰は魅力的だ。
ぬチュぬチュと愛液を塗りつけるように動き、その柔肉を時折走る絶頂で震わせる。
その度に恋人の口から甘い鳴き声が飛び出すのを聞いて、京太郎もまた我慢の糸が切れてしまった。


京太郎「シズ…!」
穏乃「ひゃうぅぅっ♪♪」

その声と共に再び動き出した京太郎に穏乃は甘い声と笑みを漏らす。
恋人もまた欲望へと堕ちた事を確認するそれは何処か勝ち誇ったようにも見えるだろう。
しかし、それを見る唯一の男は、今、穏乃の身体に夢中になり、他の事など見えていない。
ただ、メスを貪るだけのケダモノと化したその愛しい姿に穏乃はぎゅっと肉穴を締め付ける。

京太郎「シズ…くそ…エロ過ぎなんだよ…このぉ…っ!!」

そんな穏乃の中を抉りながら、京太郎は穏乃を叱る。
しかし、その声は陶酔が強く、興奮している事をはっきりと感じさせた。
いっそ八つ当たりにも聞こえるであろうそれに、しかし、穏乃は喜んでいる。
そうやって八つ当たりしてくれるくらいに自分に興奮してくれているとなれば、喜ばないはずがなかった。

穏乃「(だから…一杯…愛してあげるね…♥)」

山の女の愛し方は情熱的でそして偏執的だ。
愛執という言葉が相応しいその愛の歪さを穏乃は自覚している。
しかし、それでも穏乃は京太郎から離れる事が出来ない。
優しくて、暖かくて…力強くて。
まるで太陽みたいな京太郎を自分なりのやり方で独占したくて堪らない。

穏乃「(それは決して普通じゃないけど…でも…)」

しかし、きっと京太郎も喜んでくれるはずだ。
エッチでスケベで…気の多い彼なら何だかんだ言って受け入れてくれるはずである。
そう思いながら…穏乃はそっとその思考を手放し、快楽へと没頭する。
何はともあれ…今はこの気持ち良さに身を委ねよう。
奇しくもそれは京太郎とまったく同じ思考であり…二人はそのまま愛欲の中へと落ちて行ったのだった。



………



……





憧「はぁ…はぁ…」

そう荒い息を吐きながら、新子憧が登っているのは登山道だった。
穏乃が良く利用するそこを憧は今、一人で登ってる。
時刻は朝の7:00前。
しかし、それでも憧はしっかりと化粧をし、その身だしなみも整えていた。
少なくとも穏乃のようにジャージ姿などではなく、軽装ながらも見栄えの良いものを着ている。

憧「…私、何をしてるんだろ…」

それでもそう呟くのは憧の額に汗が滲み出ているからだ。
子どもの頃は穏乃と付き合ってよく登ったこの山も、今の運動不足の憧には辛い。
流石に途中でギブアップするほどではないが、化粧が汗で崩れかけているのを感じる。
それくらい分かっていたはずだと思うものの、しかし、気持ちが萎えていくのは否定できなかった。

憧「(だって…私がしようとしているのは…覗き見だし…)」

これがまだ正当な理由があれば、憧も頑張れただろう。
しかし、今、憧がこうして山の頂上を目指しているのは、幼馴染二人の姿を覗く為だ。
昨日、いきなり京太郎を山へと誘った穏乃とその恋人を監視する為である。

憧「(だって…しずはズルい…)」

そう憧が思うのは、穏乃の恋人の存在である。
須賀京太郎と言う名前の彼に憧は仄かな恋心を抱いていた。
それこそまだ京太郎がチームメイトである松実玄に初恋をしていた頃から芽生えていたそれを憧はとても大事にしていたのである。

憧「(だから…お洒落だって…化粧だって頑張った)」

憧がそれを自覚した頃、京太郎は原村和に恋をしていた。
玄のような憧れ混じりのそれではなく、はっきりとしたその恋慕。
しかし、それを知っても尚、憧は諦めきれず、姉や母に聞いて化粧を覚えたのだ。
阿知賀周辺では中々、見ない垢抜けた和の雰囲気に近づく為に…京太郎に振り向いてもらう為に。

憧「(それに…そもそも…京は阿太中に入るはずだったのに…)」

阿知賀子ども麻雀倶楽部にて、玄に次いで二位の地位に居た京太郎。
彼もまた憧と同じように、将来は晩成入学を目指し、阿太峯中学へと入るはずだったのだ。
しかし、何の因果か彼は突如、その進路を変え、阿太峯ではなく、共学になった阿知賀へと入学したのである。

憧「(お陰で…京は麻雀から遠ざかっちゃった…)」

京太郎は元々、才能ある打ち手だった。
穏乃や憧が所属していた阿知賀子ども麻雀倶楽部で二人を抑えてNo2に居た事からもその実力は伺えるだろう。
しかし、それは全て阿知賀へと進学した事で狂ってしまった。
そう思うのは…二年前のインターミドルの試合で京太郎がボコボコにされ、麻雀をやめてしまったからだろう。

憧「(阿太中ならそんな事はなかった…なかったのに…)」

勿論、それは『もしも』の話でしかない。
しかし、ろくに相手もおらず、独学で頑張るしか無い阿知賀中学よりはマシな環境だった事は確かだ。
少なくとも憧が県ベスト14に入れたのだから、京太郎ももっと上にいけてもおかしくはない。
実際、インターミドルに個人戦で出場していたのだから、独学でもかなり努力したのだろう。
しかし、憧はそれが京太郎の限界ではないと思うのである。

憧「(なのに…なのに…しずは…京太郎を麻雀部に誘って…)」

ただ誘うだけならば、憧はそれほど強く反発は覚えなかっただろう。
しかし、今の京太郎のポジションは雑用ばかりで滅多に打つ事はしない。
阿知賀へと帰ってきた赤土晴絵に誘われても、気まずそうに首を横に振るだけである。

憧「(分かってる…こんなの八つ当たりだって…でも…)」

そんな彼に憧も甘えて色々としてもらっているだけに何も言えない。
そもそも…これは京太郎の恋人という立場を手に入れた穏乃への嫉妬なのだということは憧自身も理解している。
謂れの無い…ただの言いがかりなのだと彼女も分かっているのだ。
だからこそ、普段はそれを抑え、普通に幼馴染として接してる。

憧「(でも…でも…もし…もし…京が阿太中に来てくれていたら…)」

その隣に居たのは…もしかしたら自分だったかもしれない。
京太郎の為にずっと努力してきた憧に…振り向いてくれていたかもしれない。
穏乃ではなく…自分の事を選んでくれたかもしれない。
そう思うとやるせなさが湧き上がり…時たま、無性に悲しくなる。
そして、そうやって穏乃に八つ当たりしている自分が酷い女に思えて…とても惨めに思えるのだ。

憧「(でも…私…京太郎を嫌えない…嫌え…ないよぉ…)」

長野から引っ越してきた京太郎と最初に出会ったのは憧だった。
金髪で、元気で、少しだけ意地悪で…そして優しい彼にませていた憧は少しずつ惹かれていったのである。
それは三人で遊んでいた時に蜂に襲われた憧を庇ってくれたからなのかもしれない。
穏乃や京太郎に比べて足が遅い憧をよく振り返って気にしてくれていたからなのかもしれない。
もう好きになった経緯なんて思い出せず、そしてまた思い出す必要がないくらい憧の胸は思い出に溢れている。
それほどまでに好きになった京太郎の事を…数ヶ月程度で忘れられるはずがなかった。

憧「(だから…こんな風に二人の後をつけたりして…女々しいを通り越して…惨めだ…)」

そうやってデートする二人の後をつけた所で自分が惨めになる事くらい分かっていた。
それはただのストーカーであり、犯罪行為なのだと憧も理解している。
しかし…それでも京太郎を求める心は止まらず、ついこうして足が山へと向かってしまう。
会ったら終わりだというのに…わざわざ化粧をして…小奇麗な格好をしてまで…憧は追いかけてしまう。

憧「あ…」

それに胸の奥が押しつぶされそうな痛みを覚えた瞬間、憧の視界がすっと開けた。
登山道ではなく、頂上の展望エリアに足を踏み入れた事を感じながら、憧はそっと肩を落とした。
ここに頻繁に来ていたのは子どもの頃だったが故に、頂上まで後どれくらいかなんてうろ覚えでしかなかったのである。
しかし、こうして体力が限界に達する前に何とか登り切る事が出来た。
それに安堵の吐息を漏らしながら、憧はそっと周囲を見渡す。

穏乃「ひあぁっ♪♪しょこぉっ♥♥しょこ…良ひぃっ♥♥」
憧「っ!?」

瞬間、聞こえていた声は聞き慣れた、しかし、聞き覚えのないものだった。
蕩けて舌足らずになったそれは憧が聞いたことのない感情に染まっているものの、彼女が嫉妬する高鴨穏乃の声なのだろう。
そう思った瞬間、憧の頭に一つの考えが浮かび、その頬を赤く染めた。

憧「(も、もしかして…)」

憧とて人並みに性的知識はある。
と言うかファッション雑誌を熱心に読むようになった彼女は数カ月前の穏乃よりも耳年増だと言っても良い。
そんな彼女にとって、その声から連想するものは一つしかなく、思わず顔に熱が集まる。
羞恥とも興奮とも言えないそれに頬を抑えるが、その熱が引く様子はない。
それどころか足は声の元へと向けて惹かれるように歩き出す度に、強くなるように思えるのだ。

憧「(行っちゃダメ…行っちゃ…ダメだってば…)」

もし、自分の予想が正しければ、今までにないくらいに打ちのめされる。
もう再起不能になるくらいに…傷つき…二人の前で泣きだしてしまうかもしれない。
しかし、どれだけそう言っても憧の足は止まらなかった。
ふらふらと夢遊病のような足つきで声へと近づき、茂みの中へと入っていくのである。

穏乃「子宮しゅごいぃっ♥♥揺れるぅっ♪♪アクメで揺れて…イくぅぅっ♥♥」
京太郎「くぅ…ぅぅ…!」
憧「〜〜っ…!」

その先にあったのは…憧が予想していたよりも凄まじい光景だった。
聞いたこともないほど淫らな声をあげながら、四つん這いになった穏乃が腰を振るう。
前後左右へと不規則なそれは後ろにいるオスを感じさせる為のものなのだろう。
実際、その後ろにいる京太郎も気持ち良さそうに声をあげ、激しく腰を振るっていた。
一突き毎にパンと小気味良い音を鳴らすそれは穏乃のお尻を震わせ、彼女に甘い声を漏らさせている。

憧「(こ、こんなところで…何をしているの…?)」

勿論、それは憧にも分かっている事だった。
二人はここで…朝の山でセックスをしているのである。
誰かに見られるかもしれないリスクを背負って…秘すべき睦事を繰り返し、愛を深めているのだ。

憧「(あ、あんな…ケダモノみたいに…)」

お互いに好き勝手に腰を振るう二人には理性の色など欠片もなかった。
ただ、お互いを貪る事しか考えられないと言わんばかりに動いているのである。
快楽を隠す事もしないその様は、経験のない憧にとっては異常で…そして魅入られるものであった。

穏乃「あひぃぃっ♪♪頭の中ドロドロぉっ♥♥イくのでかき回されて…ふにゅぅぅっ♪♪♪」
憧「(そんなに…気持ち良いの…?)」

穏乃の甘い告白に憧も思わず生唾を飲み込んでしまう。
ファッション雑誌の過激なコラムに目を通した事もあるとはいえ、憧は自慰も苦手だ。
京太郎と身体を重ねるところを想像した事もあるが、その殆どは妄想で、途中で虚しくなってしまう。
そんな彼女にとって穏乃の言葉は未体験過ぎるものであり、胸の奥が熱くなるのを感じた。

憧「はぁ…はぁ…ぁ♥」
穏乃「京ちゃんはぁっ♥♥京ちゃんはどぉっ♪♪私で…イきそぉっ♪♪」
京太郎「もうイキそうなくらいだっての…!」
憧「(京…イキそう…なんだ…)」

そう思った瞬間、憧の手は自然と下腹部へと伸びてしまう。
そのままスカートをたくし上げ、奥の下着へと手を触れた。
何時、京太郎とそういう仲になってもおかしくはないようにじっくり選んだ勝負下着。
しかし、それを見て欲しい人は今、自分ではなく、もう一人の幼馴染に夢中になっている。

憧「(嫌…だよ…ぉ…♪京…こっち見て…よぉ…♪)」

その胸の痛みを誤魔化すように憧の手が、下着の中へと潜り込む。
そのまま秘所をそっと撫でれば、クチュリと言う感触が伝わってきた。
一人でしている時には滅多に感じないそれに憧の心が異常を訴える。
しかし、目の前の淫蕩な光景に魅入られた憧の手は止まらず、そのまま大陰唇を割り、中の粘膜へと触れた。

憧「(そっちじゃない…っ♪私はここに居るのに…私は…ここ…なのにぃ…♪)」

しかし、二人の交配を横から見つめる憧に二人は気づかない。
それどころかお互いに愛の言葉を交し、そのセックスをエスカレートさせていく。
その置いてけぼり感に憧の手も激しくなり、充血した粘膜を撫で回した。
そこにはかつて自慰を苦手だと思った少女の姿は何処にもなく、一心不乱に快楽を求めるオンナの姿がある。

京太郎「イく…ぞ!シズ…またイくから…な…!」
穏乃「うんっ♥うんん♥♥ちょうらいっ♪私に京ちゃんのせぇし頂戴っ♪♪一杯…中出し…ぃ♥♥ザーメンアクメ…欲しいのっ♥♥」
憧「(嘘…ぉ♥膣内射精まで…させちゃうの…?)」

外でセックスしているだけでも軽いカルチャーショックなのに、膣内射精まで許す穏乃の姿。
しかも、その二人の下には白いものが混じった水たまりが出来、既にそれが何度か繰り返されている事を憧に教えた。
それでも尚、大好きな幼馴染の精液を欲しがる穏乃の淫らな姿に憧の胸で嫉妬が燃え上がる。

憧「(酷い…よ…♥もう…そんなに貰ってるのに…まだ独り占めなんて…しず…ズルい…ぃ♪♪)」

その嫉妬を胸に憧の手はさらに激しくなる。
その手は粘膜だけではなく、未発達なクリトリスを弄り、もう片方の手は上半身を弄った。
そのままブラをずらして乳首を弄る憧にビリビリとした快感が駆け抜ける。
かつては嫌ったそれを憧は喜んで受け入れながらも、しかし、その胸の寂しさは否定出来なかった。

憧「(京は私のモノだったはずなのに…♪私の…傍にいてくれるはずだったのに…ぃ♪♪)」

ちょっとした事でずれてしまった歯車。
しかし、それから三年経った今、それは勝者と敗者という形で明暗をはっきり分けさせていた。
それが…憧にとっては辛く、そして苦しい。
京太郎が元々の予定通り、阿太峯にさえ進学していれば…そこにいたのは自分だったはずなのに。
こうして二人のセックスを見て、オナニーしているのは穏乃の方だったのに。
そんなもしもが溢れて止まらず…憧の目尻から涙を漏らさせる。

京太郎「射精…るぅぅ…!」
穏乃「おほぉぉぉぉおぉおぉぉっ♥♥♥」

瞬間、京太郎の呻き声と共に、穏乃が情けない声を漏らす。
お互いにその全身を痙攣させるそれは経験のな憧にも二人が絶頂している事が分かった。
それに見られて憧が全身を激しく弄るが、彼女の身体には絶頂は来ない。
元々、未発達な性感ではこんな短期間で絶頂に至る事なんて難しいのだ。

憧「うぅ…ぅ…うぅぅぅぅ…っ」

それが悔しくて、悲しくて…憧は本格的に涙を漏らす。
京太郎の為に覚えた化粧が堕ちるのも構わず、嗚咽をあげて泣きじゃくった。
そこにはもう二人に気づかれてしまうかもしれないという思考はなく…ただ恋破れた実感に悲しむ一人の少女だけがいる。

憧「(私も…私も…京が…欲しい…っ♪欲しい…よお…♪)」

もう止まらないその感情に憧は涙を漏らす。
欲情と愛しさと…悔しさと悲しさと。
それらが混ざってグチャグチャになって、思考が崩れていく。
自分が今、何をしようとしてるのかさえ定かではなくなった憧がゆっくりと足を前へと踏み出した。


—— ガサッ


京太郎「」ビクッ

瞬間、茂みをかき分ける音に京太郎がその身体を固くしながら、自身のジャージを脱いだ。
そのまま震える穏乃へとかぶせ、隠そうとするその姿に憧は彼の優しさを見る。
何時もであれば…それを微笑ましく、そしてちょっとだけ羨ましく見えていたであろうそれ。
しかし、今の憧にとって、それは悔しくて…そして自身を追い詰めるものでしかなかった。

京太郎「あ、憧…?」
憧「京…」

そんな京太郎と目が合った瞬間、憧の胸で歓喜が爆ぜる。
だって、今、京太郎が見ているのは穏乃ではなく、憧の方なのだ。
恋人であり、あんなに一杯精液を独り占めした穏乃ではなく、乱入者である憧の方。
たったそれだけで湧き上がる歓喜に…憧はもう我慢が出来ない。
もっとそれが欲しいと…そう心が訴えるままに、そっとそのスカートをたくしあげていく。

憧「私も…見て…っ♪一杯…して…ぇ♥」
京太郎「あ、ああぁ…憧ぉ!?」

それに困惑する声をあげるのは京太郎だ。
根が鈍感な彼からすれば、いきなり憧が交歓の場に現れたと思ったら、スカートをたくしあげたのだから。
しかも、その奥には秘所ギリギリまでを晒すような薄いレースの下着があれば驚くのも不思議ではない。
今まで憧がどれほど追い詰められ、我慢してきたかなど知らない京太郎にとって、それは驚天動地に等しい事だったのだ。

京太郎「ま、待ってくれ。色々と意味が…んぐっ!!」

まったく事情を理解できない京太郎がそう言葉を紡いだ瞬間、憧がだっと駈け出して彼へと抱きつく。
そのままの勢いで唇を合せるその姿に京太郎の困惑はさらに膨れ上がった。
しかし、憧はそんな京太郎に一切、容赦しない。
ファッション雑誌の過激なコラムに書いてあったとおりにその舌を突き入れ、京太郎の中を味あうのだ。

憧「(甘い…っ♪♪)」

憧の初めてのキスは陶酔混じりの甘いものだった。
舌ではなく、心で感じるそのドロドロとした甘さに憧はあっという間に夢中になってしまう。
今まで夢見ていたものの、決して手に入らなかったものが…想像以上に素晴らしかったのだ。
それも当然と言えるだろう。

京太郎「(何…これ…?何?何なんだ!?)」

初めてのキスでうっとりとする憧とは違い、京太郎にはそれを感じる余裕はなかった。
穏乃のそれとはまた違ったぎこちなくて、何処か遠慮を残すそれは憧らしくて可愛らしい。
しかし、それが霞むくらいに今の京太郎はパニックになっていたのだ。
一体、何が起こって、どうなろうとしているのか。
あまりにもいきなり過ぎてわけが分からなくなった京太郎の下でもぞりと穏乃が動き出し… —— 

終わりだこらあああああああああ!!!!
誰だよアコチャー参戦とか言い出した奴!!
予想以上に長くなったじゃねぇかくそ!!!!眠い!!!寝たい!!でも、安価飛ばさないといけない!!!

あ、ちなみに阿知賀編の京太郎は7.8.9の9種が手元に来やすい能力者でスピード和了が得意。
その能力でオカルト不慣れな中学生たち相手に無双してたけどすこやんの麻雀教室の子に対策取られてフルボッコにされました。
お陰でリベンジを期待していた灼には失望され、今でも二人っきりになると気まずい感じになります。
実力的にはIH前のシズたちよりも強く、準決勝前よりも弱い感じで、麻雀やってないからさらに弱体化中。
今はリハビリついでに雑用やっているものの、阿知賀の活躍を見て、少しずつ麻雀をまた始めようかと思っている真っ最中です。
と、阿知賀編で小ネタ取られないと使わない設定。
阿知賀子ども麻雀倶楽部所属+雑用とかそんな属性つけちゃったからつじつま合わせにこんな設定が必要にですね(吐血)
もっと後先考えてから書けばいいと思いました(小並感)

んじゃ、次の小ネタ安価飛ばすぞオラァ
>>585

絶倫松実姉妹からは逃げられない

ヒャッハー!!ついに松美姉妹が来たぜー!!!!
絶倫って事はエロシーン込みって事?
シチュとかは何か指定ある?

つーか、お前ら潜みすぎだwwwwwww

ヨロシクニキー、小並感wwwwwwンゴンゴニキー、ぐう震え声wwwwww
ンゴンゴwwwwゴンゴンwwww(ぐう畜ぐうかわ)アンド(ぐう聖)
日ハム内川「(川ンゴ児ゥ)いかんの茶〜!?」wwwwwwwwwwwwww
臭い!うんこやんけ! (その顔は優しかった)
う〜んこのホッモなカッス(お、察し)(あ、察し)あっ…(迫真)
なおわいはイライラの模様・・・(ニッコリニキ
ポロチーン(大合唱) ←チーンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
大松「お!(お客様ニキンゴ)?よろしくニキファル川GG児WWWW?????W」
お茶茶茶茶茶ッ茶wwwwwwwwwwwwwwww(オカン)
あのさぁぁ!あくホリデイ(憤怒)←(適当ニキ)
↑ああ〜^^これは教育開始だろなあ^^(指圧)
ちょwwwWADAに草生える可能性がBIRESON!?www(迫真ニキ

ずっと放置しててごめんね!
明日から色々と本気出す!
その代わりもしかしたら今日本編投下あるかもだっぜ!!

後、アコチャーの出番が色々と急ぎ足でごめんね。
今から見返すとちょっと展開早すぎだろとオモタ
でも、書きなおすのはちょっと無理なんじゃ。
申し訳ない…。

色々、遅れてごめん。
今、見直しと修正中だから、日付変わった後くらいに投下出来ると思うお。
後、ちょっと今日は肌寒いから紳士STYLEもほどほどにしとくんじゃぞ。


【休み時間】

小蒔「京太郎様〜♪」

京太郎「こ、小蒔…次の準備とか大丈夫なのか?」

小蒔「えへ…♪そんな事よりも…私、京太郎様に会いたくって…」

小蒔「ここまで…一生懸命に走ってきちゃいました…っ」グッ

京太郎「つっても会えるのなんて数分もないぞ?」

小蒔「それでも構いません。私は京太郎様のお顔が見れるだけで…また一時間頑張れるようになるんですから」グッ

小蒔「その為ならちょっと走るくらい何でもないです…!」

京太郎「あー…もう…ホント、可愛いな、小蒔は」ナデナデ

京太郎「でも、廊下は走っちゃダメだぞ。危ないからさ」

小蒔「えへ…はぁい…♪」

京太郎「後…そんなに我慢出来ないんなら、俺からも会いに行くから」

小蒔「え…?良い…んですか…?」キュン

京太郎「良いっていうか…まぁ、その…」チラッ

モブ男「転校生で童顔巨乳美少女巫女でおっとり天然系お嬢様の神代さんと婚約者になったでは飽きたらず…」ガタッ

モブ夫「毎時間、わざわざ二階から会いに来てくれているだと…!!」グッ

モブ助「これは教育やろなぁ、ワイは詳しいんや」スブリ

京太郎「…お、俺の命の為にもそうしないと拙いっていうか」

小蒔「???」

京太郎「何でもない。ともあれ…小蒔ばっかりに負担を掛けるのは嫌だから…さ」

小蒔「えへへ…♪嬉しいです…っ」


【昼休み】

小蒔「京太郎様〜♪」ガラガラ

京太郎「あぁ、小蒔」

小蒔「お弁当、作って参りましたから一緒に食べましょうっ♪」

京太郎「あぁ。何時も悪いな」ナデナデ

小蒔「いえ…婚約者として当然の事ですから…」テレテレ

小蒔「それに…何れは私の料理が京太郎様の家庭の味になるんです」

小蒔「少しずつ京太郎様の味覚に合わせていかないといけませんし」ニッコリ

京太郎「小蒔は頑張り屋さんだなぁ」ナデナデ

小蒔「京太郎様の為なら…私、一杯、頑張っちゃいます…っ」グッ

京太郎「はは、でも、頑張り過ぎて無理しないようにな」

京太郎「小蒔が無理して倒れたりしたら、俺は石戸さんに顔向け出来ないし」

小蒔「…でも、その時は京太郎様が助けてくださいますよね?」

京太郎「当たり前だろ」

小蒔「えへへ…♪だから…私は大丈夫ですよっ!」

京太郎「まったく…危なっかしくて目が離せないじゃないか」

小蒔「ふふ…♪それならずっと私だけを見ていてくださいね…♥」

小蒔「私の目は何時だって…京太郎様に向いておりますから…♪」

京太郎「んじゃ…ついでに弁当箱と一緒にその手も向けてもらおうかな」ギュッ

小蒔「はい…っ♪」

モブ男「(もう良いからとっとと何時ものトコロ行けよ…)」ナミダメ

モブ夫「(何で一々、教室でイチャついてるんだよ、糞が…!!)」ケツルイ

モブ助「(ついこの間まで俺らと同じ(モブ)枠だったのに…何でアイツあんなに好かれてるんやろうか…)」サメザメ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom