れんげ「デスノート?」 (18)

夏海「れんちょん、おはよう」

れんげ「にゃんぱすー」

夏海「随分、渋いノート使ってるね」

れんげ「これな今朝家の前で拾ったのん」

夏海「そうなんだ、誰のだろうね?」

小鞠「これデスノートだよ!」

れんげ「デスノート?」

小鞠「知らないの?あの有名なデスノートだよ」

夏海「ああ、名前を書かれた人が死ぬノートか」

小鞠「危険だよ早く処分しないと」

夏海「アハハ、まさか本当にデスノートがあるとか信じてるの?」

小鞠「私もまさかとは思うけどもし本物だったら…」

れんげ「なぁーデスノートってなんなん?」

夏海「マンガだよマンガ、このノートに名前を書かれた人は死ぬって設定のね
   どうも、お姉ちゃんは虚構と現実を混同してるらしいね」

小鞠「だって表紙にデスノートって書いてあるし」

夏海「どうせ模造品だよ前に駄菓子屋で売ってるの見たことあるし」

小鞠「でも、道端に落ちてるなんて不自然だよ」

蛍「どうかしたんですか?」

夏海「聞いてよほたるんお姉ちゃんったら
  デスノートが本当にあるとか信じてるんだよ」

蛍「ああ、あの有名な」

小鞠「早く捨てようよ、そうだ先生に言って焼却炉で燃やして貰おうよ」

夏海「それは犯罪だよお姉ちゃん。
   人の物を勝手に燃やすなんて」

れんげ「うちもそれはよくないと思うんのんな」

小鞠「なんでこういう時だけ真面目なんだよ」

夏海「じゃあこうしよう学校が終わったら私とれんちょんで交番に届けるから
   それでいいでしょう。」

小鞠「いい?交番に届けるまで絶対になくさないようにね」

夏海「危ないから私が預かっとくよ」

れんげ「そうするん」

蛍「なにも起きなきゃいいんですけど」

夏海「あーやっと終わったよ。
   えーとデスノートはと…あれ?」

小鞠「なに探してるの?まさかデスノートを無くしたとか?」

夏海「おかしいなここに置いておいたはずなのにな」

小鞠「だからあれほど早く処分しろと言ったのに」

夏海「しょうがないじゃんたかがノート位で大げさだな」

小鞠「あれは、ただのノートじゃないんだよ
   本物のデスノートかもしれないのに」

夏海「どうせ模造品だって、本物なんてあるわけないでしょう」

小鞠「逆ぎれ!?」

夏海「いいよそのうち見つかるでしょう」

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