れんげ「じっかいくいず……」
夏海「そいじゃあれんちょん、ピザって十回言ってみ」
れんげ「あ、ウチそれしってるん!! ひじのやつなのん!!」
夏海「お、知ってるのか。じゃあやってみよっか。はいスタート!」
れんげ「うん!! ぴざ、ぴざ、ぴざ、ぴざ、ぴざ、ぴざ、ぴざ、ぴざ、ぴざ、ぴざ、ぴざ!!」
夏海「じゃあここは?」
れんげ「……どこ?」
夏海「ここ、ここ。足首の付け根の、横っちょの、すこしふくらんだとこ」
れんげ「……ひざ?」
夏海「ぶぶー! 正解は『くるぶし』でしたー!」
れんげ「……なっつん、ものしりなのん……!」
夏海「へへへー、それほどでもー!」
れんげ「なっつん、もういっかい! もういっかい!!」
夏海「よーし!! じゃあ別のクイズやってみよっか!」
れんげ「うん!!」
夏海「じゃあここは?」ヌチョ
れんちょん「んっ…そこはおしっこする穴なのん」
夏海「ほいじゃあれんちょん、『みりん』って十回言ってみ!」
れんげ「みりん、みりん、みりん、みりん、みりん、みりん、みりん、みりん、みりん、みりん!!」
夏海「じゃあさ、尻尾の長い動物は?」
れんげ「き……らいおんさん!!」
夏海「ぶぶー」
れんげ「ぞうさん!!」
夏海「はずれー」
れんげ「……きりんさん?」
夏海「ちっちっち、正解は『オナガドリ』でしたー」
れんげ「……なんか、しっぽすごい長そうな名まえなのん!!」
夏海「ちなみに、これがそのオナガドリの写真ね」
【http://i.imgur.com/Bweh6v5.jpg】
れんげ「しっぽ長い……っ!!!」
夏海「どうだー、長いだろー。たぶんうちの姉ちゃんの背よりも長いぞー」
れんげ「こいつぁなっつん、自分のしっぽふんでこけちゃうのも時間のもんだいですのんなぁ!」
夏海「れんちょん、『シャンデリア』って十回言ってみて」
れんげ「しゃん、で、れ、ら?」
夏海「違う違う、しゃん、で、り、あ」
れんげ「しゃん、で、りあ!」
夏海「そうそう」
れんげ「しゃんでりあ! しゃんでりら!! しゃんでぃりら!! しゃんでれら!! しゃんでれりら!!」
夏海「……」
れんげ「しゃんでれらん!! しゃんれでらん!! しゃんでりらんらん!! しゃんでれり!! しゃんでれりんらん!!」
夏海「……」
れんげ「むふー……!」
夏海「よく言えたなー、凄い凄い」
れんげ「それほどでもないのん! ウチ、もう小学校一年生のお姉さんですし!!」
夏海「じゃあ次の問題行くかー」
れんげ「このペースでつぎのもんだいもせいかいするん!!」
夏海「そうだな、ファイトー、れんちょーん」
夏海「れんちょん、『ニシン』って十回言ってみー」
れんげ「にしん、にしん、にしん、にしん、にしん、にしん、にしん、にしん、にしん、にしん!!」
夏海「じゃあ、赤ちゃんが生まれるのは?」
れんげ「……」
夏海「……」
れんげ「……ん……と……」
夏海「……」
れんげ「誕生?」
夏海「……」
れんげ「……」
夏海「……いや、まぁ……うん、正解だけど……」
れんげ「なっつん、今のひっかけになってないん」
夏海「ごめん、次からは気を付けるよ」
手にガスを溜めてみるのん!
>>19
やめろ
俺「ゆたんぽって10回言ってみ?」
れんげ「ゆたんぽゆたんぽ……ゆたんぽ!」
俺「じゃあここは?」ボロンッ
れんげ「おち…ドリルなのん……」
夏海「えー、他ー、ほかー……」
れんげ「なっつんなっつん!! ウチの名まえ十回よんでみるのん!!!」
夏海「え、れんちょんの?」
れんげ「うん! 次はな、ウチが出す番なん!! ウチもな、クイズ出すん!!」
夏海「へへっ、よーっし! えーっと、れんちょんれんちょんれんちょんれんちょんれんちょんれんちょんれんちょんれんちょんれんちょんれんちょーん!」
れんげ「……何回も」
夏海「え?」
れんげ「何回もよばなくても、一回よばれれば聞こえてますからっ!!!」
夏海「……」
れんげ「……」
夏海「…………お、おぉう……定石崩し……」
れんげ「……ぴぴー! なっつん、イエローカード!」
夏海「反則一回か。気をつけなきゃ。
にしても、アクロバティックだなー、れんちょんの十回クイズはー」
わしゃわしゃ
れんげ「んふふー」
夏海「それじゃあれんちょん、ウチの名前十回呼んでみ」
れんげ「……なっつん!!」
夏海「……」
れんげ「……」
夏海「あと九回」
れんげ「……一回できこえなかったん?」
夏海「十回クイズだからね。ほら、あと九回」
れんげ「なっつん、なっつん、なっつん、なっつん、なっつん、なっつん、なっつん、なっつん、なっつん!」
夏海「えっ、私ですか? 私夏海ちゃんじゃないですよー、人っ違っいでっすよーん♪」
れんげ「……」
夏海「……」
れんげ「それはしつれいいたしました! なっつんに会ったらよろしくおねがいします!!」
夏海「お、れんちょん受け答え100点! さすがは一年生!」
れんげ「これくらい、ウチにかかればよゆうですし!」
小毬「……何やってんだ、あいつら……」
鞠「」
>>32
うっかりしてたん
>>33
いもむしがどーたらとか?
スレタイだけ見かけたけど見てなかったわ
夏こまちゃんって10回言って
がくる予感
>>35
それそれ
最後が胸糞
最後の一個手前でいい感じになったのに…
小鞠「ねぇねぇ、何やってんの?」
夏海「姉ちゃん姉ちゃん! ピザって十回言ってみ!!」
小鞠「は? えっ、と……ピザピザピザピザピザピじゃピザピザピザピザ」
れんげ「じゃあここは?」
小鞠「ひ……あ、足首! いや、くるぶし?」
れんげ「……おー」
夏海「……いやー、姉ちゃん惜しかった! 正解はね、ズボンと体の境目ー!」
小鞠「……は?」
夏海「イェーイ、れんちょんイェーイ!」
れんげ「いえーい、なっつんいえーい!」
ぱちんっ!
小鞠「い、いやいや今くるぶし指してたでしょ!?」
夏海「はぁ? 何言ってんの姉ちゃん、どっからどうみてもズボンと体の境目指してたっしょ!」
れんげ「こまちゃんおっちょこちょいなのん。ちゃんと見てれば分かったのに、もったいないん」
小鞠「……ぐ、ぐぬぬ」
夏海「悔しそうな姉ちゃんにチャレンジ問題ー! 『パン壁』って十回言ってみ!」
小鞠「パン、壁? ええっと、パン壁パン壁かんぱげぎゃんぱげ」
夏海「ぷぷぷ」
小鞠「ぱ、パン壁! パン壁パン壁、パン壁パンかげかんぎゃけきゃんぱげぱんきゃげぎゃんかぺぱんぱべ!!!!」
夏海「いやいや、きゃんぱげじゃなくてさ。ちゃんと『パン壁』って言ってよ」
小鞠「……あー、もう!! パン、壁! パン、壁、パン、壁、パン、壁!!
パン、壁、パン、壁、パン、壁、パン、壁、パン、壁、パン、壁!!! はい十回!!」
夏海「おー、お疲れさーん」
小鞠「……」
夏海「れんちょん『パン壁』十回言える? 結構難しいけど」
れんげ「うち、パンのかべとか見たことないからむりなん」
夏海「そっか。それじゃあしょうがいない。別のやるかなー」
小鞠「あ゙ー!! あ゙ー!!!」
夏海「うわっ、姉ちゃんが怒った!!」
れんげ「にげねば! にげねばっ!」
夏海「こまちゃんって10回言って」
れんげ「こまちゃんこまちゃんこまちゃんこまちゃんこまちゃんこまちゃんこまちゃんこまちゃんこまちゃんこまちゃん」
小鞠「こまちゃんって言うなぁー!」
ROMります
れんげ「なっつん、なんとかするのん!」
夏海「はい姉ちゃん!! 『シカ』って十回!!」
小鞠「し、シカぁ!? シカ、シカ、シカ、シカ、シカ、シカ、シカ、シカ、シカ、シカ!」
夏海「サンタクロースが乗ってるのは!?」
小鞠「シ……えっ? シカ…………あれ? し、シカ、だよね?」
れんげ「……」
夏海「えっ」
小鞠「え、だって……空飛んだり、鼻光ったりするけど……ツノが生えたシカでしょ、あれ」
れんげ「……」
夏海「……」
れんげ「なっつん、こまちゃんのゆめこわしちゃいけないから、あっちでつづきやるん」
夏海「そうだな。じゃあ姉ちゃん、ウチたちあっちにいるから!」
小鞠「えっ、ちょっと待ってよ!? えっ!? シ、シカでしょ!? シカだよね!?」
蛍「トナカイですよ!」
小鞠「えっ」
夏海「お、ほたるんいいところに!」
蛍「なにかやってたんですか?」
夏海「十回クイズ! ほたるんなんか知ってる?」
蛍「うーん……あ、一つ知ってます」
れんげ「やるのん! みんなでやるのん!!」
夏海「よっしゃあ!! 最初に正解言った人の優勝ね!!!
はいじゃあれんちょん、姉ちゃん、一列に並んで!」
れんげ「はーい!!」
小鞠「えっ、私もやるの!?」
夏海「よし、準備OK! ほたるん、カモぉン!!」
蛍「えっとー……まずは皆さん、『くし』って十回言ってみてください!」
夏海「よぉーし! くし、くし、くし」
れんげ「くし、くし、くし、くし」
小鞠「くし、くし、くし!」
蛍「それじゃあ、『乳を搾る動物』はなんでしょうか!」
夏海「はいはいはーい!!! 牛、牛ぃ!!!」
蛍「違います」
小鞠「えっ、違うの!? じゃ、じゃあ……ヤギ!?」
蛍「違います」
れんげ「……たぬき、たぬきなのん!!」
蛍「違います」
夏海「あっれー? あと乳搾れる動物ってなんか居たっけかー……?」
小鞠「……馬、羊? あれ、馬ってお乳出るんだっけ?」
れんげ「……ほたるん、答えなんなのん?」
蛍「正解は、『人間』です!」
夏海「……」
小鞠「……」
蛍「……あれ、二人とも、どうかしましたか?」
夏海「……いや、セクハラはウチ、ちょっとなぁ……」
小鞠「……蛍って、そういう冗談言うんだ……意外」
蛍「ちなみに、解説すると、皆さんが挙げてたのは『乳を搾られる側』の動物。
『乳を搾る側』の動物はいつだって人間なんです!」
夏海「……」
小鞠「あ、ああ、そういう……」
れんげ「おおー!! ほたるんすごいのん!!」
蛍「えへへ」
夏海「な、なぁんだ!! そういうことか!! もう、紛らわしいなぁ!!」
蛍「えっ……十回クイズって、そういうの、ですよね?」
夏海「いや、そりゃそうだけどさ!? なんていうか、問題の出し方が、ねぇ姉ちゃん?」
小鞠「わ、わ、わ、私は最初から分かってたし!!」
夏海「あ、姉ちゃん裏切りー!!」
れんげ「ほたるん、つぎの! つぎのー!!」
蛍「え、ええっ!? えっと、じゃあ……」
がらららっ
一穂「ほーい、授業始めるぞー。席に付けー」
夏海「ね、ね、兄ちゃん兄ちゃん、十回クイズって知ってる?」
卓「……」
夏海「あれ、知んないの? えっとさ、まずウチが『○○って十回言って』って言うから、兄ちゃんはウチの言った言葉を十回繰り返すの」
卓「……」
夏海「そんで、その後ウチが問題出すから、兄ちゃんはそれにこたえる! そんだけ!!」
卓「……」
夏海「どう、分かった?」
卓「……」
夏海「よし、そんじゃあやってみよう! 兄ちゃん、『スカート』って十回言ってみて!」
卓「……」 ぱくぱく
夏海「ん? どうかした?」
一穂「こーら、そこ。私語はいいけど遊ばなーい」
夏海「あ、見つかっちった。じゃあ次の休み時間ね!」
卓「……」
. -‐‐-ミ
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rーム/ ⌒Y⌒ヽ_〉ー┐ / /.:::/.:::/∧::::::.
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