(^p^)「僕は感情というものを失った」 (9)

(^p^)(いつからだろうか、僕は何も感じなくなった)

(^p^)(あんなに楽しかった日常は、もう戻らないのだろうか)

(^p^)(今日も、つまらない1日が始まる)

(^p^)(誰か僕を助けてくれ)

(^p^)「あうあうあ~wwwwぱしへろんだすwwwwwwww」

(^p^)「確かに障害者の意思というものは尊重され難い」

母「あら、たかしちゃんどうしたの」

(^p^)「障害者に対する健常者が抱く恐怖心というのは、大きな動物を見たときのものと同種ではないか」

母「たかしちゃん…?」

(^p^)「要するに障害者というものは現象であり、行為である」

母「あなた、たかしちゃんが…」

(^p^)「いわば健常者は原因である。理由にその行為の本質を見出す事がそれを裏付ける」

父「おい、たかしどうした」

(^p^)「対して障害者は結果である。何をしたかが重視され、理由というものに重きを置いてその存在を語られることはあまり無い」

(^p^)「つまり、お前たちは障害者を金のなる樹だと――」

父「黙れ!」

ドゴゥ

(^p^)「…あうあwwwwwwぱしへろんだすwwwwwww」

父「危ないところだった」

母「全くね」

(^p^)(感情……か、懐かしいな)


(^p^)(花が美しい…………な)

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